JPH08248475A - カメラのシャッタ機構 - Google Patents

カメラのシャッタ機構

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Publication number
JPH08248475A
JPH08248475A JP5266695A JP5266695A JPH08248475A JP H08248475 A JPH08248475 A JP H08248475A JP 5266695 A JP5266695 A JP 5266695A JP 5266695 A JP5266695 A JP 5266695A JP H08248475 A JPH08248475 A JP H08248475A
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JP
Japan
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shutter
shutter blade
blade
state
opening
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5266695A
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English (en)
Inventor
Toshimasa Akagi
利正 赤木
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、シャッタチャージ作動を行なう際
のシャッタ羽根と駆動部材との間に生じる干渉を、簡単
な機構によって回避し、安価なカメラのシャッタ機構を
提供する。 【構成】 回転軸4fを中心に回動自在に支持され、か
つ、撮影用開口部4hを閉状態に維持しながら回転軸4
fに対し摺動自在に設けられており、回動することで撮
影用開口部4hを開閉するシャッタ羽根111と、往復
自在に設けられ、その作動軌跡上にてシャッタ羽根11
1と係合し、このシャッタ羽根111を駆動する駆動部
材108とを有し、往復動作を行なう駆動部材108の
一方向への作動の際は、シャッタ羽根111を回動さ
せ、また、駆動部材108の他方向への作動の際は、シ
ャッタ羽根111を撮影用開口部4hの閉状態を維持し
ながら回転軸4fに対して摺動させて係合を解除するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カメラのシャッタ機
構、詳しくは簡易型カメラのシャッタ機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】写真撮影等を行なうための簡易型カメ
ラ、例えば、レンズ付きフィルムユニット等に適用され
るシャッタ機構として、例えば、一枚のシャッタ羽根を
バネ等の弾性部材によって付勢し、この弾性部材の付勢
力に抗して、シャッタ羽根の突起部と係合する駆動部材
を一方向へと作動させて(蹴飛ばして)、シャッタ羽根
の開動作を行なうと共に、上記弾性部材の付勢力によっ
てシャッタ羽根の閉動作を行なうようにしたものが、従
来より種々提案され、また、一般的に実用化されてい
る。
【0003】このような一枚のシャッタ羽根からなるシ
ャッタ機構においては、次の撮影駒の写真撮影等を行な
うために、上記駆動部材を初期位置(チャージ位置)に
復帰させる動作、即ち、シャッタチャージ動作を行なう
必要があるが、上記シャッタ機構において、シャッタ羽
根の開閉動作を行なうために設けられている突起部が、
シャッタチャージ動作を阻害してしまう場合が考えられ
る。従って、上記駆動部材を初期位置(チャージ位置)
に復帰させる動作を行なう際に、撮影用開口部のシャッ
タ羽根による閉状態を維持しながらシャッタ羽根の突起
部が、上記駆動部材から退避するようにする工夫が必要
となり、このようなシャッタ機構等についての種々の提
案がなされている。
【0004】例えば、実開昭63−160536号公報
によって開示されているシャッタは、シャッタチャージ
動作が行なわれる際には、シャッタ羽根を作動させる駆
動部材(シャッタ開放板)を撓むようにすることで、撮
影用開口部のシャッタ羽根による閉状態を維持しなが
ら、駆動部材(シャッタ開放板)がシャッタ羽根の突起
部(先端部)より退避するようにしたものである。
【0005】また、特開平5−210154号公報によ
って開示されているレンズ付フィルムユニットにおける
シャッタ機構は、シャッタチャージ動作が行なわれる際
には、シャッタ羽根(セクタ)を作動させる駆動部材
(セクタレバー)のセクタ駆動ピンが、シャッタ羽根
(セクタ)をその閉位置から動かすことなくシャッタ羽
根(セクタ)の突起部に設けられた二叉内を摺動するこ
とによって、チャージレバーの作動によって駆動部材
(セクターレバー)がシャッタ羽根(セクタ)の突起部
より退避するようにしたものである。
【0006】そして、先に本出願人によって提案された
特願平7−23623号においては、複数の部材からな
るシャッタ機構部材を合成樹脂等によって一体的に形成
したシャッタ機構を提案している。これは、シャッタチ
ャージ作動の際に、シャッタ羽根の突起部から駆動部材
を退避させるために、この駆動部材を撓むようにしたも
のである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記実開昭
63−160536号公報に開示されている手段や、先
に本出願人が提案した上記特願平7−23623号によ
る手段によれば、シャッタ羽根を作動させる駆動部材に
ついて、充分な撓み量を得るためにスパンの長い部材が
必要となるので、カメラ内におけるシャッタ機構の配置
について制約が生じてしまうと共に、機構自体が大型化
してしまうという問題点がある。
【0008】また、上記特開平5−210154号公報
に開示されている手段によれば、シャッタ機構を配置す
る上での制約は少ない反面、シャッタ機構に係る部材が
増加するために、機構自体の複雑化、大型化してしまう
と共に、製造コストが上昇してしまうという問題点があ
る。
【0009】本発明の目的は、上記従来の問題点を解消
し、簡易型カメラ等のシャッタ機構において、シャッタ
チャージ作動を行なう際のシャッタ羽根と駆動部材との
間に生じる干渉を、簡単な機構によって回避し、安価な
カメラのシャッタ機構を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるカメラのシ
ャッタ機構は、回動することにより撮影用開口部を開閉
自在に支持され、かつ、上記撮影用開口部を閉状態に維
持しながら移動自在に設けられたシャッタ羽根と、往復
自在に設けられ、その作動軌跡上にて上記シャッタ羽根
と係合し、このシャッタ羽根を駆動する駆動部材とを有
し、往復動作を行なう上記駆動部材の一方向への作動の
際は、上記シャッタ羽根を回動させ、また、上記駆動部
材の他方向への作動の際は、上記シャッタ羽根を撮影用
開口部の閉状態を維持しながら移動させて上記係合を解
除することを特徴とする。
【0011】また、上記シャッタ羽根は回転軸を中心に
回動自在に支持されていて、上記シャッタ羽根に設けら
れ、このシャッタ羽根が上記駆動部材の作動軌跡上から
退避する方向へ摺動自在となるように上記回転軸に嵌入
する長孔と、上記長孔の一端が上記回転軸に当接する方
向に付勢し、かつ、上記シャッタ羽根を閉方向に付勢す
る付勢手段と、上記駆動部材の他方向への作動の際に、
上記シャッタ羽根を上記長孔の他端方向への摺動のみを
許容するようシャッタ羽根の回動を規制するストッパ手
段とを具備することを特徴とする。
【0012】そして、回転軸を中心に回動自在に支持さ
れ、回動することで撮影用開口部を開閉する回動動作
と、上記撮影用開口部の閉状態を維持しながら上記回転
軸に対して行われる摺動動作とが可能に設けられたシャ
ッタ羽根と、上記シャッタ羽根がチャージされている状
態にある第1の位置と、上記シャッタ羽根が上記撮影用
開口部の開閉動作を完了した状態にある第2の位置との
間を往復自在に設けられ、その作動軌跡上にて上記シャ
ッタ羽根と係合し、このシャッタ羽根を回動または摺動
させる駆動部材と、上記シャッタ羽根を、上記回動動作
については閉方向に付勢し、かつ、上記摺動動作につい
ては上記駆動部材と係合する方向へと付勢する付勢手段
と、上記シャッタ羽根が上記摺動動作を行なう際に、上
記シャッタ羽根の閉状態を維持するように案内するスト
ッパ手段とを有し、上記駆動部材が第1の位置から第2
の位置へと移動する際には、上記シャッタ羽根を開閉す
るよう回動させ、上記駆動部材が第2の位置から第1の
位置へと移動する際には、上記シャッタ羽根を摺動させ
て上記駆動部材と上記シャッタ羽根との係合を解除する
ことを特徴とする。
【0013】
【作用】駆動部材の一方向への作動の際には、シャッタ
羽根を回動させることにより撮影用開口部を開閉させる
一方、駆動部材の他方向への作動の際には、撮影用開口
部の閉状態を維持しながらシャッタ羽根を移動させ、駆
動部材とシャッタ羽根との係合を解除する。
【0014】また、駆動部材の一方向への作動の際に
は、シャッタ羽根は、付勢手段によって長孔の一端が回
転軸に当接する方向に付勢され、かつ、シャッタ羽根を
閉方向に付勢される一方、駆動部材の他方向への作動の
際には、シャッタ羽根は、ストッパ手段によって長孔の
他端方向への摺動のみ許容され、シャッタ羽根の回動は
規制されるので、シャッタ羽根が駆動部材の作動軌跡上
から退避する方向へと摺動する。
【0015】そして、駆動部材が、シャッタ羽根がチャ
ージされている状態にある第1の位置から、シャッタ羽
根が撮影用開口部の開閉動作を完了した状態にある第2
の位置へと移動する際には、シャッタ羽根を開閉するよ
う回動させる一方、駆動部材が第2の位置から第1の位
置へと移動する際には、シャッタ羽根を摺動させて駆動
部材とシャッタ羽根との係合を解除する。
【0016】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
る。図1は、本発明の第1実施例のシャッタ機構が適用
された簡易型カメラの概略構成を示す分解斜視図であ
る。なお、この第1実施例においては、例えば、レンズ
付きフィルムユニット等に適用した場合を例示するが、
これに限らず一般的な簡易型カメラに対して適用しても
同様である。
【0017】図1に示すように、この第1実施例の簡易
型カメラは、カメラ本体部1、前カバー部2、後カバー
部3等によって構成されている。
【0018】上記カメラ本体部1は、その内部における
一端側に、フィルムパトローネ5を装填するパトローネ
室1aと、その他端側に、フィルム巻取軸1caが回動
自在に軸支されているフイルム巻取室1cが配設されて
おり、上記パトローネ室1aと上記フィルム巻取室1c
との間に挟まれるようにして、上記カメラ本体部1の略
中央部には露光室1b等が配設されている。そして、上
記パトローネ室1a、フィルム巻取室1c、露光室1b
が一体的に形成されてカメラ本体4を構成している。
【0019】上記パトローネ室1aの内部においては、
フィルムパトローネ5が装填され、このフィルムパトロ
ーネ5内から、あらかじめ引き出された未露光のロール
状のフィルム6が、上記フィルム巻取室1c内に回動自
在に軸支されているフィルム巻取軸1caに巻回されて
いる。そして、写真撮影等により露光が行なわれた露光
済みのフィルム6は、順次フィルムパトローネ5内に巻
回されて収納されるようになっている。
【0020】上述のように、上記カメラ本体4内に、上
記フィルムパトローネ5およびフィルム6が装填された
状態において、上記後カバー部3が上記カメラ本体部1
の後方より光密的に嵌合されるようになっている。
【0021】上記後カバー部3の底部においては、上記
パトローネ室1aに対応する位置に、その一端部を開閉
自在に配設された底蓋部3aが設けられており、この底
蓋部3aを開状態とすることで、写真撮影等を終了した
露光済みのフィルム6が収納されているフィルムパトロ
ーネ5を取り出すことができるようになっている。
【0022】また、上記後カバー部3の上部において
は、その一端側に巻上げノブ13(後述する。)に対応
する位置に孔部3bが穿設されており、この孔部3bよ
り、上記巻上げノブ13の一部を突出させて、この巻上
げノブ13を回動操作を行なうことができるようになっ
ている。そして、上記後カバー部3の上部他端側には、
ファインダ部15(後述する。)に対応する位置にファ
インダ窓部(接眼側)3cが穿設されている。
【0023】一方、上記カメラ本体4の露光室1bの近
傍、つまり、カメラ本体4の正面側中央部および上面部
において、シャッター機構部7(詳細は後述する。図
2、図3参照。)等が配設されており、さらに、その前
方側には、撮影レンズ11を保持し、上記シャッタ機構
部7を保護するシャッタカバー12等が配設されてい
る。
【0024】また、上記カメラ本体4の上面部において
は、その一端部に巻上げノブ13が配設されている。こ
の巻上げノブ13は、その回転中心において、その下方
に向けて配設されている回転軸13aが、カメラ本体4
の上面に設けられた孔部4aと嵌合することで回動自在
に軸支されており、上記回転軸13aの先端部は、カメ
ラ本体4内の上記パトローネ室1a内に突出するように
なっている。
【0025】そして、この回転軸13aの先端部は、上
記フィルムパトローネ5のパトローネ軸5aと係合する
ようになっている。従って、上記巻上げノブ13を回動
操作することにより、上記フィルムパトローネ5のパト
ローネ軸5aを回動させて、上記フィルム6を上記フィ
ルムパトローネ5内へと巻き上げ、収納することができ
るようになっている。
【0026】また、上記カメラ本体4の上面他端部に
は、ファインダ部15が配設されている。このファイン
ダ部15は、カメラ本体ボディ4の上面部のレンズ装着
用凹部4bにおいて、このカメラ本体4の前方に対物レ
ンズ15a、後方に接眼レンズ15b等がそれぞれ配置
されている、いわゆる、逆ガリレオ式ファインダを構成
している。
【0027】他方、上記前カバー部2の上面部には、レ
リーズボタン16と、フィルムカウンタ窓2a等が設け
られている。上記レリーズボタン16は、これを押圧す
ることにより、上記シャッタ機構部7を作動させるボタ
ンであり、レリーズボタン16の下面の突部(図示せ
ず)が後述する係止レバー107の斜面107fと当接
して係止レバー107を反時計方向に回動する。上記フ
ィルムカウンタ窓2aは、カメラ本体部1のシャッタ機
構部7上に設けられ、上記巻上げノブ13等と連動し
て、カメラ本体4内に装填されているフィルム6の未露
光駒の駒数、もしくは、露光済み駒数等を表示する駒数
計(フィルムカウンタ)4cの表示を行なうものであ
る。
【0028】また、上記前カバー部2の前面側の略中央
部には、上記撮影レンズ11と対応する位置に孔部2b
が穿設されており、また、上記前カバー部2の前面上部
には、上記ファインダ部15に対応する位置に、ファイ
ンダ窓部(対物側)2cが設けられている。
【0029】そして、上述のように、光密的に嵌合され
ている上記カメラ本体部1と上記後カバー部3の前面側
より、カメラ本体部1の全体を覆うようにして、上記前
カバー部2が嵌合されている。
【0030】このように構成された上記レンズ付きフィ
ルムユニット等の簡易型カメラは、その外面側の一部に
おいて、例えば、商品名、簡単な使用説明等を表示した
厚紙等によって包装処理がなされている(図示せず)
が、この厚紙等の包装処理は、上記簡易型カメラの操作
を行なう上で支障のないようになっており、また、上記
簡易型カメラの各操作部材等が対応する位置には孔部等
が設けられ、各操作部材等が外部に露出するような処理
が施されている。
【0031】次に、上記第1実施例のシャッタ機構部7
について、その詳細な構成を以下に説明する。
【0032】図2、図3は、上記第1実施例のシャッタ
機構部7の要部を示す分解斜視図であって、図2は、シ
ャッタ羽根が撮影用開口部の開閉動作を完了した状態
(写真撮影動作完了後の状態)であり、次の撮影駒のフ
ィルム6の巻き上げ動作の待機状態を示し、図3は、シ
ャッタチャージ完了後の状態であり、シャッタレリーズ
操作の待機状態、即ち、写真撮影動作の待機状態を示し
ている。(以下、図3に示す状態を第1の状態と、図2
に示す状態を第2の状態というものとし、また、それぞ
れの状態にあるときのシャッタ羽根および駆動レバーの
位置を、それぞれ第1の位置、第2の位置というものと
する。)なお、この図2、図3においては、図面の繁雑
化を避けるため、上記シャッタ機構部7に関する部材の
みを図示することとし、他の部材については一部省略し
て図示するものとする。
【0033】図2、図3に示すように、上記シャッタ機
構7の係止レバー107は、その略中央部の支点におい
て、上記カメラ本体4の上面に突出するように固設され
ている軸4dに対して回動自在に設けられている。
【0034】上記係止レバー107の一端部には、係止
部107aが鉤状に形成されており、この係止部107
aは、チャージカム106の外周部に設けられた凹部で
ある巻止め係止部106bと係脱自在となるように配設
されている。
【0035】また、駆動部材である駆動レバー108
は、カメラ本体4の上面部に突出して固設された軸4e
に対して回動自在に設けられており、その腕部中程に
は、上記チャージカム106のカム面106dに当接す
るようにカムフォロワ部108aが突出して配設されて
いる。そして、このカムフォロワ部108aの先端部
が、上記駆動レバー108の回動動作に伴って、上記カ
ム面106dに沿って当接し、摺動するようになってい
る。
【0036】上記駆動レバー108の一端部に設けられ
た交互係止部108bと、上記係止レバー107の略中
央部より上方に向けて配設されている交互係止部107
bとは、チャージバネ109の付勢力によって当接する
ようになっており、また、互いに係合するようになって
いる。
【0037】つまり、上記係止レバー107の他端部
に、その下方に向けて設けられているバネ掛け部107
cと、上記駆動レバー108の交互係止部108bにお
いて、その下方に向けて配設されているバネ掛け部10
8cとの間に、引っ張りコイルバネ等からなるチャージ
バネ109が張架されており、上記係止レバー107の
交互係止部107bと、上記駆動レバー108の交互係
止部108bとを、互いに当接し合うように付勢してい
る。
【0038】これによって、上記チャージカム106の
カム面106dと、上記駆動レバー108のカムフォロ
ワ部108aとが当接していない場合において、上記係
止レバー107の交互係止部107bと上記駆動レバー
108の交互係止部108bとが当接するようになって
いる。
【0039】なお、図2、図3において、上記チャージ
カム106は説明の都合上、分離させて図示している
が、実際には、カメラ本体4に回動自在に軸支されてお
り、上述のように、上記カム面106dと、上記駆動レ
バー108のカムフォロワ部108aとが接触するよう
に配置されている。
【0040】さらに、上述したように、上記チャージカ
ム106の下部においては、上記巻止め係止部106b
が、係止レバー107の係止部107aと係脱自在に設
けられている。また、上記チャージカム106の回転中
心軸における下面側には、楕円形状の軸部106cが設
けられていて、この軸部106cは、スプロケット11
8の回転中心に設けられた長孔形状の孔部113aと嵌
合するようになっている。
【0041】上記スプロケット113の外周上に設けら
れている8つの爪部は、上記露光室1bの近傍、即ち、
フィルム給送路(図示せず)上において、カメラ本体4
の後側に向けて突出するようにして配置されており、上
記爪部が上記フィルム6のパーフォレーション6aと係
合されるようになっている。
【0042】これによって、上記巻上げノブ13の回動
動作に連動して上記スプロケット113が回動し、フィ
ルム6の巻き上げ動作が行なわれるようになっている。
このとき、上記フィルム6の1駒分(パーフォレーショ
ン6aの8個分)が送られる毎に、上記スプロケット1
13と、これに連動して回転する上記チャージカム10
6は、それぞれ1回転するようになっている。
【0043】なお、後述するように、上記巻上げノブ1
3の巻上げ動作(回動動作)が行なわれると同時に、シ
ャッタチャージ動作が行なわれるようになっているが、
上記巻上げノブ13のラチェット歯13bが、図3に示
すように、上記係止レバー107の先端部における係止
部107dによって係止されることによって、巻上げ操
作が終了するようになっている。
【0044】一方、シャッタ羽根111は、カメラ本体
4の前面側に固設されている軸4fにおいて、その回動
中心に設けられた長孔111aが嵌合されて配設されて
おり、この長孔111aの範囲内において上記軸4fに
沿って上下方向に摺動されるようになっている。
【0045】また、上記シャッタ羽根111の円弧状突
起部111dのバネ掛け部111bには、付勢手段であ
りバネ部材であるシャッタバネ112の一端部が係止さ
れており、このシャッタバネ112の他端部は、カメラ
本体4の前面側に向けて固設されている軸4jに係止さ
れている。
【0046】そして、上記シャッタ羽根111は、シャ
ッタバネ112の付勢力を受けることによって、図2、
図3において反時計方向に付勢されており、これによ
り、上記長孔111aの下端部が軸4fに当接した状態
となっている。
【0047】また、上記シャッタ羽根111の後方に向
けて配設されているストッパ手段であるストッパ部11
1cが、カメラ本体4内に設けられた摺動手段である固
定部材4gに、上記シャッタバネ112の付勢力による
シャッタ羽根111の回動によって当接し、上記シャッ
タ羽根111を上記長孔111aに沿って摺動させるよ
うになっていると共に、上記シャッタバネ112の付勢
力によるシャッタ羽根111の回動を規制するようにも
なっている。
【0048】そして、上記シャッタ羽根111の円弧状
突起部111dは、上記駆動レバー108の先端部の台
形突起部108dと係脱自在に配設されており、これに
よって、シャッタの開閉動作が行なわれるようになって
いる(詳細は後述する。図4〜図7参照。)。
【0049】なお、図2、図3においては、図面の繁雑
化を避けるために上記駆動レバー108の先端部の上記
台形突起部108dを、一部省略して図示している。
【0050】他方、カメラ本体4の略中央部の露光室1
bの前側部に配設されている撮影用開口部4hは、上記
シャッタ羽根111の後方に位置するように設けられて
おり、通常の状態において、上記撮影用開口部4hは、
シャッタ羽根111によって遮蔽されることにより、上
記露光室1bは遮光状態となっている。
【0051】つまり、後述するように、上記シャッタ羽
根111が、駆動レバー108の台形突起部108dの
往復運動によって、図2、図3において時計方向に回動
されたときにのみ、上記露光室1bの遮光状態を解除し
て、さらにその前方に配設されている撮影レンズ11を
透過し入射する光線を通すようになっている。
【0052】なお、上記駆動レバー108がシャッタチ
ャージ動作を行なう際には、上記シャッタ羽根111の
長孔111aが、カメラ本体4の軸4fに沿って上下方
向に摺動するようになっているが、このとき、上記撮影
用開口部4hは閉状態に維持され、上記露光室1bは遮
光状態となっている。
【0053】このように構成された上記第1実施例のシ
ャッタ機構部7において、シャッタ開閉動作が行なわれ
る際の作用を、以下に説明する。
【0054】図4〜図7は、シャッタ機構部7の要部を
示す正面図であって、図4は、シャッタチャージ動作完
了後であって写真撮影動作開始直後の状態(第1の状
態;第1の位置)を、図5は、シャッタ羽根111の開
閉動作中の状態を、図6は、シャッタ羽根111の開閉
動作終了状態(第2の状態;第2の位置)を、図7は、
写真撮影動作完了後であって、シャッタチャージ動作中
の状態を、それぞれ示している。なお、この図7に示す
状態、即ち、付勢力に抗して撮影用開口部の閉鎖を維持
する状態を第3の状態というものとする。
【0055】まず、図3、図4に示す第1の状態とし、
写真撮影を行なうための準備としてのシャッタチャージ
動作が行なわれる。このシャッタチャージ動作は、フィ
ルム6の巻上げ動作に連動して行なわれる。
【0056】即ち、上記巻上げノブ13をフィルム巻上
げ方向に回動することによって、上記フィルム6をフィ
ルムパトローネ5内に巻き上げる。上述したように、上
記フィルム6のパーフォレーション6aには、上記スプ
ロケット113の外周上に設けられている爪部が係合し
ているので、このスプロケット113は、上記巻上げノ
ブ13の回動動作に連動して回動する。
【0057】そして、上記フィルム6の1駒分(パーフ
ォレーション6aの8個分)が送られて、上記スプロケ
ット113が1回転すると、これと係合している上記チ
ャージカム106もまた1回転することとなり、1駒分
のフィルム巻上げ動作が終了する。
【0058】なお、ここで、上記巻上げノブ13のフィ
ルム巻上げ方向は、図3において反時計方向となってい
る。従って、上記スプロケット113およびチャージカ
ム106も、図3において反時計方向に回転することと
なる。
【0059】このように、1駒分のフィルム巻上げ動作
が行なわれる際において、これと同時にシャッタチャー
ジ動作が行なわれることとなる。
【0060】つまり、上記チャージカム106の反時計
方向への回動動作によって、このチャージカム106の
カム面106d上を、上記駆動レバー108のカムフォ
ロワ部108aが当接しながら摺動し、上記駆動レバー
108は、上記チャージバネ109の付勢力に抗して時
計方向に回動する。
【0061】そして、上記駆動レバー108は、その交
互係止部108bが、上記係止レバー107の交互係止
部107bによって係止されるまで回動する。また、こ
のとき、上記チャージバネ109は蓄勢されていること
となる。
【0062】一方、上記駆動レバー108が、図3にお
いて時計方向に回動すると、上記駆動レバー108の台
形突起部108dは、図7に示すように矢印B方向に移
動することとなる。これによって、上記シャッタ羽根1
11の円弧状突起部111dは、矢印B方向に押し動か
されることとなるが、上記台形突起部108dの先端部
は傾斜形状となっており、上記シャッタ羽根111が、
その長孔111aにおいてカメラ本体4上の軸4fに沿
って下方向に摺動するようになっているので、上記円弧
状突起部111dは、上記シャッタバネ112の付勢力
に抗して図7において下方向に摺動し、上記台形突起部
108dの先端部から退避するようになっている。
【0063】そして、上記駆動レバー108の台形突起
部108dが、上記シャッタ羽根111の円弧状突起部
111dを通り過ぎた時点において、この円弧状突起部
111dは、上記シャッタバネ112の付勢力によって
上方に摺動されるので、上記シャッタ羽根111は、最
終的に、図4に示す第1の位置に復帰することとなる。
なお、この間においては、カメラ本体4の撮影用開口部
4hは、上記シャッタ羽根111によって閉状態が維持
され、露光室1bは遮光状態となっている。
【0064】さらに、上記巻上げノブ13がフィルム巻
上げ方向に回動されることで、上記フィルム6がさらに
巻き上げられ、上記係止レバー107の係止部107a
とチャージカム106の巻止め係止部106bとが係合
すると共に、上記係止レバー107の係止部107d
が、上記巻上げノブ13のラチェット歯13bを係止す
る。
【0065】これによって、上記巻上げノブ13の回動
動作は係止され、フィルム巻上げ動作が終了すると共
に、シャッタチャージ動作が完了し、写真撮影動作の待
機状態となる。なお、このときの状態が図3、図4に示
す状態であり、シャッタチャージ完了後の状態であっ
て、シャッタ羽根111および駆動レバー108の第1
の状態である。
【0066】次に、例えば、レリーズボタン16等が押
されることによって、写真撮影動作が開始される。即
ち、上述のようにシャッタチャージ動作が完了した時点
において、上記レリーズボタン16が押圧されると、上
記シャッタ機構部7が作動することにより、写真撮影が
行なわれる。
【0067】まず、上記レリーズボタン16が押圧され
ると、上記係止レバー107が、図3において反時計方
向に回動する。すると、上記係止レバー107の交互係
止部107bと上記駆動レバー108の交互係止部10
8bとの係合が外れるので、これによって、上記駆動レ
バー108は上記チャージバネ109の蓄勢された付勢
力によって、図3において反時計方向に回動される。
【0068】上記駆動レバー108の反時計方向への回
動動作によって、この駆動レバー108の台形突起部1
08dの先端部は、上記シャッタバネ112の付勢力に
抗して、図4において矢印A方向に移動することとな
る。
【0069】そして、図5に示すように、上記台形突起
部108dの先端部が、上記シャッタ羽根111の円弧
状突起部111dに当接した時点より、上記シャッタ羽
根111の開放動作が開始される。
【0070】上記台形突起部108dの移動によって、
上記円弧状突起部111dは、図5において矢印A方向
へとさらに移動し、これに伴って、上記シャッタ羽根1
11はカメラ本体4の軸4fを中心として時計方向に回
動する。これによって、上記シャッタ羽根111は、上
記撮影用開口部4hを開放状態とすることとなる。従っ
て、上記撮影レンズ11を透過した光は、上記撮影用開
口部4hを透過して、フィルム6上への露光がなされ
る。
【0071】そして、上記駆動レバー108の台形突起
部108dが、シャッタ羽根111の円弧状突起部11
1dを通り過ぎた時点において、上記シャッタ羽根11
1は、シャッタバネ112の付勢力によって復帰するこ
ととなる。つまり、上記シャッタ羽根111は、図6に
示すように、上記撮影用開口部4hを遮蔽する位置に戻
り、写真撮影動作が終了し、上記シャッタ羽根111お
よび駆動レバー108の第2の位置にある状態となる。
【0072】そしてまた、上述のように、次の撮影駒の
ためのフィルム巻上げ動作、および、これに連動するシ
ャッタチャージ動作が行なわれることによって、図7に
示すように、上記台形突起部108dの先端部が、図7
において矢印B方向に移動して、上記シャッタ羽根11
1の円弧状突起部111dを通り過ぎて、シャッタチャ
ージ動作が完了し、上記シャッタ羽根111および駆動
レバー108は第1の位置にある状態となる。
【0073】以上説明したように上記第1実施例によれ
ば、シャッタ羽根111の円弧状突起部111dを、駆
動レバー108の台形突起部108dの一方向の作動に
よって、シャッタ羽根111をその回転軸4fを中心に
回動させて開閉動作を行なう一方、駆動レバー108の
台形突起部108dの他方向の作動、即ち、シャッタチ
ャージ動作時においては、シャッタ羽根111を撮影用
開口部4hは閉状態を維持され、露光室1bの遮光状態
を維持しながらシャッタ羽根111の回転軸4fに沿っ
て摺動させて、駆動レバー108の台形突起部108d
とシャッタ羽根111の円弧上突起部111dとの係合
を解除し、シャッタチャージ動作を、容易に行なうこと
ができる。
【0074】図8は、本発明の第2実施例のシャッタ機
構が適用された簡易型カメラの概略構成を示す分解斜視
図である。この第2実施例においても、例えば、レンズ
付きフィルムユニット等に適用した場合を例示するもの
とするが、上述の第1実施例と同様に、一般的な簡易型
カメラに対して適用しても同様である。
【0075】なお、この第2実施例のカメラの構成につ
いては、上述の第1実施例とほぼ同様のものであり、シ
ャッタ機構部7Aの構成が異なるのみである。従って、
カメラ全体の構成についての詳しい説明は省略するもの
とする。
【0076】また、図8においては、図面の繁雑化を避
けるために、上記第2実施例の簡易型カメラを構成する
前カバー部および後カバー部を省略して、カメラ本体部
1Aのみを図示するものとする。
【0077】上記カメラ本体部1Aは、上述の第1実施
例と同様に、カメラ本体204と、このカメラ本体20
4の外面部に配設された各部材、例えば、シャッタ機構
部7A、巻上げノブ214、ファインダ部215等によ
って構成されている。
【0078】上記シャッタ機構部7Aは、各構成部材を
形成する地板205が、上記カメラ本体204の上面部
においてビス202によって、また、上記カメラ本体2
04の前面部においてビス203によってカメラ本体2
04に固定されるようになっている。
【0079】そして、上記シャッタ羽根209の前方に
は、シャッタカバー12(図示せず)が配設されてお
り、このシャッタカバー12には、撮影レンズ11が保
持されるようになっている。
【0080】次に、上記第2実施例のシャッタ機構部7
Aについて、その詳細な構成を以下に説明する。なお、
この第2実施例のシャッタ機構部7Aを形成する地板2
05は、遮光性を備えた合成樹脂等の部材、例えば、ポ
リプロピレン、ポリスチロール等を適用し、これを射出
成形等によって形成し、かつ、各構成部材は一体ヒンジ
等によって一体的に形成されるようになっている。
【0081】図9は、上記第2実施例のシャッタ機構部
7Aの要部を示す斜視図であって、地板205の成形上
がりの状態を示している。また、図10は、上記第2実
施例のシャッタ機構部7Aの要部を示す分解斜視図であ
って、このシャッタ機構部7Aの組み上がった状態を示
している。
【0082】図9に示すように、上記シャッタ機構部7
Aを形成する地板205は、各構成部材同士を直線状の
薄肉部で構成されたヒンジ部によって、分けることがで
きるようになっており、このヒンジ部において折曲げ加
工することにより、上記シャッタ機構部7Aが組み上げ
られるようになっている。
【0083】即ち、上記地板205は、上部地板205
bと前部地板205cとに分けられるようになってお
り、図10に示すように、上記ヒンジ部205aにおい
て直角に折り曲げることで、上記カメラ本体204の上
面部および前面部に配設されるようになっている。そし
て、上述のように、上記上部地板205bはカメラ本体
4の上面部においてビス202によって、また、上記前
部地板205cはカメラ本体4の前面部においてビス2
03によって、それぞれ固定されるようになっている。
【0084】また、上記上部地板205bと係止レバー
206は、ヒンジ部205dにおいて、上記上部地板2
05bと駆動部材である駆動レバー207は、ヒンジ部
205eにおいて、それぞれ接続されるようになってい
る。
【0085】さらに、上記前部地板205cとリンク部
材であるリンク部210は、ヒンジ部205fにおい
て、上記リンク部210とシャッタ羽根209は、ヒン
ジ部205gにおいて、それぞれ接続されるようになっ
ている。
【0086】なお、図11は、上記シャッタ機構部7A
を形成する地板205の各構成部材の接続部である上記
ヒンジ部205a,205d,205e,205f,2
05gにおいて、その断面構造の概略を示す模式図であ
る。従って、ここでは、各構成部材をA部材221およ
びB部材222とし、また、ヒンジ部223として説明
を行なうものとする。
【0087】図11に示すように、各構成部材であるA
部材221とB部材222との間には、直線状の薄肉部
であるヒンジ部223が設けられている。
【0088】このように、上記地板205は、直線状の
薄肉部であるヒンジ部223によって、各構成部材を接
続した形で一体的に射出成形が行なわれるようになって
おり、容易に製造および加工を行なうことができるよう
になっている。
【0089】なお、上記ヒンジ部223において、各構
成部材がそれぞれ円滑な作動を行なうことができるよう
にするためには、肉厚t=0.2mm以下が適当であ
る。
【0090】一方、図9に示すように、上記係止レバー
206には交互係止部206a、バネ掛け部206bが
設けられており、また、上記駆動レバー207には交互
係止部207a、バネ掛け部207bが設けられてい
る。
【0091】そして、図10に示すように、上記シャッ
タ機構部7Aの組立て時においては、上記両バネ掛け部
206b,207bにそれぞれ張架されているチャージ
バネ208によって互いに付勢されるようになってい
る。つまり、このチャージバネ208の付勢力によっ
て、上記両交互係止部206a,207aが交互に係止
されるようになっている。
【0092】また、上記係止レバー206のバネ掛け部
206bの基部206eは、円錐形状となっており、写
真撮影を行なう際のレリーズボタン等が押された際に、
このレリーズボタン等の突起部が上記基部206eを押
圧するようになっている。
【0093】また、チャージカム212は、上記地板2
05の孔部205iに回動自在に嵌合して配設されてい
る。そして、上記チャージカム212のカム部212a
は、上記駆動レバー207のカムフォロワ部207cと
当接するようになっており、また、上記チャージカム2
12の下部に配設されている巻止め用切欠部212b
は、上記係止レバー206の巻止め部206cと係脱自
在となるようになっている。
【0094】そして、上記チャージカム212の下端部
には、楕円形状の軸部212cが設けられていて、スプ
ロケット211の回転中心に設けられている長孔形状の
孔部211aと係合するようになっている。
【0095】さらに、上記チャージカム212の上端部
には、一歯歯車212dが設けられており、駒数計21
3(図8参照)の外周側に設けられている歯と噛合され
ている。そして、上記チャージカム212の1回転に対
して、駒数計213を1歯分だけ回転させる機構であ
る、いわゆる、ゼネバ機構を構成している。
【0096】これによって、上記巻上げノブ214のフ
ィルム巻上げ動作に連動して、フィルム6のパーフォレ
ーション6aと係合する上記スプロケット211は、フ
ィルムの1駒分の巻上げ毎に1回転するようになってお
り、これと同時に、上記チャージカム212も1回転す
るようになっている。
【0097】他方、図9、図10に示すように、上記シ
ャッタ羽根209の一端部(上部)には、円弧状突起部
209aが設けられており、上述の第1実施例と同様
に、上記駆動レバー207の台形突起部207dと連携
することによって、上記シャッタ羽根209の開閉動作
を行なうようになっている。
【0098】また、上記シャッタ羽根209の円弧状突
起部209aは、上記前部地板205cにおいて一体的
に設けられている付勢手段でありバネ部材である板バネ
部205hに当接するようになっており、この板バネ部
205hは、その付勢力によって上記シャッタ羽根20
9を、上記ヒンジ部205gを回動中心として、図10
において反時計方向に付勢している。
【0099】そして、上記シャッタ羽根209の中程に
は、その後方に向けて軸状のストッパ手段であるストッ
パ軸部209cが設けられており、このストッパ軸部2
09cがカメラ本体204の摺動手段である固定部材2
04gに当接すると共に、上記リンク部210がカメラ
本体204の固定部材204iに当接することによっ
て、上記板バネ部205hの付勢力によるシャッタ羽根
209の回動動作を規制するようになっている。
【0100】このように構成された上記第2実施例のシ
ャッタ機構部7Aにおいて、シャッタ開閉動作が行なわ
れる際の作用を、以下に説明する。
【0101】図12〜図15は、上記シャッタ機構部7
Aの要部を示す正面図であって、図12は、シャッタチ
ャージ動作完了後であって写真撮影動作開始直後の状態
(第1の状態;第1の位置)を、図13は、シャッタ羽
根209の開閉動作中の状態を、図14は、シャッタ羽
根209の開閉動作終了状態(第2の位置;第2の状
態)を、図15は、写真撮影動作完了後のシャッタチャ
ージ動作中の状態を、それぞれ示している。なお、この
図15に示す状態、即ち、付勢力に抗して4dにおいて
撮影用開口部の閉鎖を維持する状態を第3の状態という
ものとする。
【0102】なお、この図12〜図15は、それぞれ上
述の第1実施例において説明した図4〜図7に対応する
ものである。
【0103】まず、シャッタチャージ動作は、フィルム
の巻上げ動作に連動して行なわれることとなるが、この
フィルム巻上げ動作については、上述の第1実施例にお
いて説明したので、その詳しい説明は省略する。
【0104】フィルム巻上げ動作が行なわれると同時
に、上記チャージカム212の回動動作によって、この
チャージカム212のカム面212a上を、上記駆動レ
バー207のカムフォロワ部207cが当接しながら摺
動し、上記駆動レバー207は、上記チャージバネ20
8の付勢力に抗して時計方向に回動する。
【0105】そして、上記駆動レバー207は、その交
互係止部207aが、上記係止レバー206の交互係止
部206aによって係止されるまで回動する。また、こ
のとき、上記チャージバネ208は蓄勢されていること
となる。
【0106】一方、上記駆動レバー207が、図10に
おいて時計方向に回動すると、上記駆動レバー207の
台形突起部207aは、図15に示すように矢印B方向
に移動することとなる。これによって、上記シャッタ羽
根209の円弧状突起部209aは、矢印B方向に押し
動かされることとなる。
【0107】このとき、上記台形突起部207dの先端
部は傾斜形状となっているので、上記シャッタ羽根20
9の円弧状突起部209aは、これと当接している上記
板バネ部205hの付勢力に抗して、この板バネ部20
5hを下方に押圧する。従って、上記板バネ部205h
は、その弾性力によって下方に向けてわずかに撓むこと
となる。
【0108】また、これと同時に、上記シャッタ羽根2
09は、上記リンク210に支持されながら、上記ヒン
ジ部205f,205gにおいてわずかに回動し、上記
カメラ本体204の固定部材204gに沿って下方向に
移動することとなる。これによって、上記シャッタ羽根
209は、上記台形突起部108dの先端部から退避す
る。
【0109】そして、上記駆動レバー207の台形突起
部207dが、上記シャッタ羽根209の円弧状突起部
209aを通り過ぎた時点において、この円弧状突起部
209aは、上記板バネ部205hの付勢力によって上
方に移動し、最終的には図12に示す初期位置(チャー
ジ位置)に復帰することとなる。
【0110】なお、この間においては、上記カメラ本体
4の撮影用開口部204hは、上記シャッタ羽根209
によって閉状態は維持され、露光室1bは遮光状態とな
っている。
【0111】さらに、上記巻上げノブ214がフィルム
巻上げ方向に回動されることで、フィルムはさらに巻き
上げられ、上記係止レバー206の係止部206cとチ
ャージカム212の巻止め係止部212bが係合すると
共に、上記係止レバー206の係止部206dが、上記
巻上げノブ214の歯204aを係止する。
【0112】これによって、上記巻上げノブ214の回
動動作は係止され、フィルム巻上げ動作が終了すると共
に、シャッタチャージ動作が完了し、写真撮影動作の待
機状態となる。なお、このときの状態が図12に示す状
態であり、シャッタチャージ完了後の状態であって、シ
ャッタ羽根209および駆動レバー207の第1の位置
にある状態となる。
【0113】次に、例えば、レリーズボタン等が押され
ることによって、写真撮影動作が開始される。即ち、上
述のようにシャッタチャージ動作が完了した時点におい
て、レリーズボタンが押圧されると、上記シャッタ機構
部7Aが作動することにより、写真撮影が行なわれる。
【0114】まず、上記レリーズボタン等が押圧される
ことで、上記係止レバー206の円錐状の基部206e
が押圧されて、上記係止レバー206が、図10におい
て反時計方向に回動する。すると、上記係止レバー20
6の交互係止部206aと上記駆動レバー207の交互
係止部207aとの係合が外れるので、これによって、
上記駆動レバー207は上記チャージバネ208の蓄勢
された付勢力によって、図10において反時計方向に回
動される。
【0115】上記駆動レバー207の反時計方向への回
動動作によって、この駆動レバー207の台形突起部2
07dの先端部は、上記板バネ部205hの付勢力に抗
して、図12において矢印A方向に移動することとな
る。
【0116】そして、図13に示すように、上記台形突
起部207dの先端部が、上記シャッタ羽根209の円
弧状突起部209aに当接した時点より、上記シャッタ
羽根209の開放動作が開始される。
【0117】上記台形突起部207dの移動によって、
上記円弧状突起部209aは、図13において矢印A方
向へとさらに移動し、これに伴って、上記シャッタ羽根
209はリンク部210とのヒンジ部205gを中心と
して時計方向に回動する。これによって、上記シャッタ
羽根209は、上記撮影用開口部204hを開放するこ
ととなる。従って、上記撮影レンズ11を透過した光
は、上記撮影用開口部204hを透過してフィルム上へ
の露光がなされる。
【0118】そして、上記駆動レバー207の台形突起
部207dが、シャッタ羽根209の円弧状突起部20
9aを通り過ぎた時点において、上記シャッタ羽根20
9は、板バネ部205hの付勢力によって復帰すること
となる。これによって、上記シャッタ羽根209は、図
14に示すように、上記撮影用開口部204hを遮蔽す
る位置に戻り、写真撮影動作が終了し、シャッタ羽根2
09および駆動レバー207の第2の位置にある状態と
なる。
【0119】そしてまた、上述のように、次の撮影駒の
ためのフィルム巻上げ動作、および、これに連動するシ
ャッタチャージ動作が行なわれることによって、図15
に示すように、上記台形突起部207dの先端部が、図
15において矢印B方向に移動して、上記シャッタ羽根
209の円弧状突起部209aを通り過ぎて、シャッタ
チャージ動作が完了し、上記シャッタ羽根209および
駆動レバー207は第1の位置にある状態となる。
【0120】以上説明したように上記第2実施例によれ
ば、上記シャッタ機構部7Aを形成する地板205を、
遮光性を備えた合成樹脂等の部材、例えば、ポリプロピ
レン、ポリスチロール等によって射出成形することで形
成し、かつ、各構成部材を一体ヒンジによって一体的に
形成するようにしたので、製造コストの削減に寄与する
ことができると共に、各構成部材の部品数を減少させる
ことができ、これによって、機構を簡単に構成すること
ができる。
【0121】また、シャッタ羽根209の開閉動作を行
なう板バネ部205hを、上記前部地板205bと一体
的に形成するようにして、部材自体の撓みによる弾性力
を利用して、上記駆動レバー207をシャッタ羽根20
9より退避するようにしたので、構成部材の減少に寄与
することができる。
【0122】なお、この第2実施例のカメラのシャッタ
機構においては、上述のように、シャッタ羽根、リンク
部材等の各構成部材を合成樹脂等からなる一体ヒンジで
軸支されるようにしているが、これを一般的な軸、軸受
け等を適用することによって構成しても、同様の効果を
得ることができる。
【0123】[付記] (1) シャッタ羽根がチャージされている状態にある
第1の位置と、シャッタ羽根が撮影用開口部の開閉動作
を完了した状態にある第2の位置との間を往復自在に設
けられた駆動部材と、回動することにより撮影用開口部
を開閉自在に、かつ、撮影用開口部を閉状態に維持しな
がら移動可能に支持されていて、上記駆動部材とその作
動軌跡上にて係脱自在に設けられたシャッタ羽根とを有
し、上記駆動部材の第1の位置から第2の位置への移動
の際は、上記シャッタ羽根を回動させ、また、上記駆動
部材の第2の位置から第1の位置への移動の際は、上記
シャッタ羽根を撮影用開口部の閉状態に維持しながら移
動させて上記係合を解除するカメラのシャッタ機構。
【0124】(2) 付記第1に記載のカメラのシャッ
タ機構において、上記シャッタ羽根は回転軸を中心に回
動自在に支持されており、上記回転軸に嵌入するように
上記シャッタ羽根に設けられ、上記シャッタ羽根を上記
駆動部材の作動軌跡上から退避する方向へ摺動自在にす
る長孔と、上記駆動部材の第1の位置から第2の位置へ
の作動の際は、上記シャッタ羽根を上記長孔方向へのみ
摺動を許容するようにシャッタ羽根の回動を規制するス
トッパ手段と、を具備するカメラのシャッタ機構。
【0125】(3) シャッタ羽根がチャージされてい
る状態にある第1の位置と、シャッタ羽根が撮影用開口
部の開閉動作を完了した状態にある第2の位置との間を
作動するように設けられた駆動部材と、この駆動部材の
作動軌跡上において該駆動部材と一時係合可能となるよ
うに回転軸を中心に回動自在に支持され、回動すること
で撮影用開口部を開閉するシャッタ羽根とを有するカメ
ラのシャッタ機構において、上記シャッタ羽根を、撮影
用開口部の閉状態に維持しながら上記駆動部材の作動軌
跡上から退避可能に摺動させる摺動手段と、上記駆動部
材の第1の位置から第2の位置への作動の際は、上記シ
ャッタ羽根を回動させ、また、上記駆動部材の第2の位
置から第1の位置への作動の際は、上記シャッタ羽根を
撮影用開口部の閉状態に維持しながら上記回転軸に対し
て移動させて上記係合を解除するカメラのシャッタ機
構。
【0126】(4) 往復自在に設けられた駆動部材
と、上記駆動部材の作動軌跡上で上記駆動部材と係合自
在に配設されており、回転軸を中心に回動自在に支持さ
れ、かつ、撮影用開口部を閉状態に維持しながら上記駆
動部材の作動軌跡上から退避する方向へ摺動自在に設け
られていて、回動することで撮影用開口部を開閉するシ
ャッタ羽根と、上記シャッタ羽根を常に閉方向へ付勢
し、かつ、上記回転軸に対し摺動させ上記駆動部材と係
合する方向へと付勢する付勢手段と、上記シャッタ羽根
が上記回転軸に対し移動する際、撮影用開口部を閉状態
に維持するように案内するストッパ部材とを有し、上記
駆動部材の一方向への作動の際は、上記シャッタ羽根を
回動させ、また、上記駆動部材の他方向への作動の際
は、上記シャッタ羽根を撮影用開口部の閉状態に維持し
ながら上記回転軸に対して移動させて上記係合を解除す
るカメラのシャッタ機構。
【0127】(5) 付記第4に記載のカメラのシャッ
タ機構において、上記付勢手段は、上記シャッタ羽根を
回動および摺動方向へ付勢するバネ部材であるカメラの
シャッタ機構。
【0128】(6) シャッタ羽根がチャージされてい
る状態にある第1の位置と、シャッタ羽根が撮影用開口
部の開閉動作を完了した状態にある第2の位置との間で
往復する駆動部材と、上記駆動部材と係脱自在に設けら
れ、通常は撮影用開口部を閉鎖する第1の状態に付勢さ
れ、外力によって付勢力に抗して撮影用開口部を開放す
る第2の状態に、または、付勢力に抗しながら撮影用開
口部の閉鎖を維持する第3の状態に移動自在に設けられ
たシャッタ羽根とを備え、上記シャッタ羽根は、上記駆
動部材の第1の位置から第2の位置にいたる移動に連動
して、上記第1の状態から付勢力に抗して第2の状態に
移動し、引き続き付勢力によって上記第1の状態に復帰
するように構成されると共に、上記駆動部材の第2の状
態から第1の状態にいたる移動に連動して、上記第1の
状態から付勢力に抗して上記第3の状態に移動し、引き
続き付勢力によって上記第1の状態に復帰するように構
成されたカメラのシャッタ機構。
【0129】(7) 付記第6に記載のカメラのシャッ
タ機構において、上記シャッタ羽根に設けられ、上記駆
動部材の作動軌跡の略直交する長孔と、カメラ本体に固
設され、上記長孔に嵌入する軸と、上記長孔の一端が上
記軸に当接する方向に付勢し、かつ、上記シャッタ羽根
を上記第1の状態に復帰させる方向に付勢する付勢部材
と、上記シャッタ羽根が、上記第1の状態から上記第3
の状態に移動する過程で上記シャッタ羽根との当接を維
持するストッパ部材と、を具備するカメラのシャッタ機
構。
【0130】(8) 付記第6に記載のカメラのシャッ
タ機構において、一端がカメラ本体に回動自在に軸支さ
れ、かつ、他端が上記シャッタ羽根と回動自在に軸支さ
れ、上記シャッタ羽根の回転中心を上記駆動部材の作動
軌跡に略直交する方向で回動自在に支持するリンク部材
と、上記シャッタ羽根を上記第1の状態に付勢する付勢
手段と、上記シャッタ羽根が、上記第1の状態から第3
の状態に移動する過程で上記シャッタ羽根との当接を維
持するストッパ部材と、を具備するカメラのシャッタ機
構。
【0131】(9) 付記第8に記載のカメラのシャッ
タ機構において、上記シャッタ羽根と上記リンク部材は
合成樹脂からなる基部と一体で形成され、かつ、直線状
の薄肉部で構成された一体ヒンジにより接続され、この
一体ヒンジを回転中心として回動自在に構成されたカメ
ラのシャッタ機構。
【0132】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、簡易
型カメラ等のシャッタ機構において、シャッタチャージ
作動を行なう際のシャッタ羽根と駆動部材との間に生じ
る干渉を、簡単な機構によって回避するようにした、安
価なカメラのシャッタ機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のシャッタ機構が適用され
た簡易型カメラの概略構成を示す分解斜視図。
【図2】上記図1のシャッタ機構部の要部を示す分解斜
視図であり、シャッタ羽根が撮影用開口部の開閉動作を
完了した状態(写真撮影動作完了後の状態)であり、次
の撮影駒のフィルムの巻き上げ動作の待機状態を示す
図。
【図3】上記図1のシャッタ機構部の要部を示す分解斜
視図であり、シャッタチャージ完了後の状態であり、シ
ャッタレリーズ操作の待機状態、即ち、写真撮影動作の
待機状態を示す図。
【図4】上記図1のシャッタ機構部の要部を示す正面図
であって、シャッタチャージ動作完了後であって写真撮
影動作開始直後の状態を示す図。
【図5】上記図1のシャッタ機構部の要部を示す正面図
であって、シャッタ羽根の開閉動作中の状態を示す図。
【図6】上記図1のシャッタ機構部の要部を示す正面図
であって、シャッタ羽根の開閉動作終了状態を示す図。
【図7】上記図1のシャッタ機構部の要部を示す正面図
であって、写真撮影動作完了後であって、シャッタチャ
ージ動作中の状態を示す図。
【図8】本発明の第2実施例のシャッタ機構が適用され
た簡易型カメラの概略構成を示す分解斜視図。
【図9】上記図8のシャッタ機構部の要部を示す斜視図
であって、地板の成形上がりの状態を示す図。
【図10】上記図8のシャッタ機構部の要部を示す分解
斜視図であって、シャッタ機構部の組み上がった状態を
示す図。
【図11】上記図10のシャッタ機構部を形成する地板
の各構成部材の接続部であるヒンジ部における断面構造
の概略を示す模式図。
【図12】上記図10のシャッタ機構部の要部を示す正
面図であって、シャッタチャージ動作完了後であって写
真撮影動作開始直後の状態を示す図。
【図13】上記図10のシャッタ機構部の要部を示す正
面図であって、シャッタ羽根の開閉動作中の状態を示す
図。
【図14】上記図10のシャッタ機構部の要部を示す正
面図であって、シャッタ羽根の開閉動作終了状態を示す
図。
【図15】上記図10のシャッタ機構部の要部を示す正
面図であって、写真撮影動作完了後のシャッタチャージ
動作中の状態を示す図。
【符号の説明】
4f……回転軸 4h,204h……撮影用開口部 108,207……駆動レバー(駆動部材) 111,209……シャッタ羽根 111a……長孔 112……シャッタバネ(付勢手段) 205h……板バネ部(付勢手段) 111c,209c……ストッパ軸部(ストッパ手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動することにより撮影用開口部を開
    閉自在に支持され、かつ、上記撮影用開口部を閉状態に
    維持しながら移動自在に設けられたシャッタ羽根と、 往復自在に設けられ、その作動軌跡上にて上記シャッタ
    羽根と係合し、このシャッタ羽根を駆動する駆動部材と
    を有し、 往復動作を行なう上記駆動部材の一方向への作動の際
    は、上記シャッタ羽根を回動させ、また、上記駆動部材
    の他方向への作動の際は、上記シャッタ羽根を撮影用開
    口部の閉状態を維持しながら移動させて上記係合を解除
    することを特徴とするカメラのシャッタ機構。
  2. 【請求項2】 上記シャッタ羽根は回転軸を中心に回
    動自在に支持されていて、上記シャッタ羽根に設けら
    れ、このシャッタ羽根が上記駆動部材の作動軌跡上から
    退避する方向へ摺動自在となるように上記回転軸に嵌入
    する長孔と、 上記長孔の一端が上記回転軸に当接する方向に付勢し、
    かつ、上記シャッタ羽根を閉方向に付勢する付勢手段
    と、 上記駆動部材の他方向への作動の際に、上記シャッタ羽
    根を上記長孔の他端方向への摺動のみを許容するようシ
    ャッタ羽根の回動を規制するストッパ手段と、を具備す
    ることを特徴とする請求項1に記載のカメラのシャッタ
    機構。
  3. 【請求項3】 回転軸を中心に回動自在に支持され、
    回動することで撮影用開口部を開閉する回動動作と、上
    記撮影用開口部の閉状態を維持しながら上記回転軸に対
    して行われる摺動動作とが可能に設けられたシャッタ羽
    根と、 上記シャッタ羽根がチャージされている状態にある第1
    の位置と、上記シャッタ羽根が上記撮影用開口部の開閉
    動作を完了した状態にある第2の位置との間を往復自在
    に設けられ、その作動軌跡上にて上記シャッタ羽根と係
    合し、このシャッタ羽根を回動または摺動させる駆動部
    材と、 上記シャッタ羽根を、上記回動動作については閉方向に
    付勢し、かつ、上記摺動動作については上記駆動部材と
    係合する方向へと付勢する付勢手段と、 上記シャッタ羽根が上記摺動動作を行なう際に、上記シ
    ャッタ羽根の閉状態を維持するように案内するストッパ
    手段とを有し、 上記駆動部材が第1の位置から第2の位置へと移動する
    際には、上記シャッタ羽根を開閉するよう回動させ、上
    記駆動部材が第2の位置から第1の位置へと移動する際
    には、上記シャッタ羽根を摺動させて上記駆動部材と上
    記シャッタ羽根との係合を解除することを特徴とするカ
    メラのシャッタ機構。
JP5266695A 1995-03-13 1995-03-13 カメラのシャッタ機構 Withdrawn JPH08248475A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12613453B2 (en) 2024-07-31 2026-04-28 Eagle Technology, Llc Optical shutter system

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