JPH08248520A - マイクロフィルムリーダおよびその検索方法 - Google Patents

マイクロフィルムリーダおよびその検索方法

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JPH08248520A
JPH08248520A JP7246395A JP7246395A JPH08248520A JP H08248520 A JPH08248520 A JP H08248520A JP 7246395 A JP7246395 A JP 7246395A JP 7246395 A JP7246395 A JP 7246395A JP H08248520 A JPH08248520 A JP H08248520A
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blip
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JP7246395A
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English (en)
Inventor
Yoichi Yamato
洋一 大和
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロフィルムのブリップをブリップセン
サで検出して検索し、このブリップを設定停止位置に停
止させて目標コマの画像をイメージセンサで読取る場合
に、コマ位置に対するブリップ位置が変化しても、コマ
位置を常に適正にして見易い画像を得られるようにす
る。 【構成】 イメージセンサの出力により黒枠およびブリ
ップを検出し、黒枠およびブリップをイメージセンサで
検出し、コマとブリップとの相対位置ずれ量を検出し、
この相対位置ずれ量に一定値を加算または減算すること
によりプリップの設定停止位置を修正し、コマの停止位
置を修正できるようにした。コマの停止位置を修正する
代わりに、イメージセンサによる画像読取り範囲を修正
してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブリップを付したマイ
クロフィルムからブリップを検出し、このブリップを設
定位置に停止させて、目標コマの画像をイメージセンサ
で読取り、CRTやプリンタなどに出力するマイクロフ
ィルムリーダとその検索方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロフィルムから目標コマを検索
し、その画像をラインセンサなどのイメージセンサを用
いて読取るようにしたマイクロフィルムスキャナが提案
されている。このマイクロフィルムスキャナを、CRT
やプリンタなどの出力手段と組合せたマイクロフィルム
リーダも提案されている。
【0003】このように画像をイメージセンサで読取る
ことにより、デジタル画像信号として画像処理を行った
り、CRTや液晶表示板などに表示したり、プリンタに
出力し易くなるだけでなく、光磁気ディスクなどにメモ
リしたり、他の画像処理装置へ転送したりすることが容
易になる。このため読取った画像の利用範囲が著しく広
がるものである。
【0004】マイクロフィルムの検索方法としては、ブ
リップ方式(ドキュメントマーク方式)が公知である。
この方法はマイクロフィルムの各コマごとにブリップ
(長方形のマーク)を写し込んでおき、このブリップを
ブリップリーダで読取ってカウントすることによりコマ
のアドレスを判別し、目標とするコマを検索するもので
ある。
【0005】この場合、読取ったブリップの位置を、予
め定めた設定位置に停止させることにより、コマの画像
位置を決めている。すなわちブリップリーダでブリップ
を検出してからフィルムを一定量送ることにより目標コ
マが読取り範囲内の適切な位置に停止させるようにして
いる。
【0006】
【従来技術の問題点】しかしコマに対するブリップの相
対位置は一定でない。例えばブリップをコマの一方の縁
に揃えるもの、ブリップをコマの一方の縁から一定距離
離したものがある。またフィルムによってはブリップ位
置が設定位置からずれているものもある。
【0007】このような場合には、従来は画像をCRT
やスクリーンに表示し、この表示画面上でコマの位置を
確認し、コマ位置が不適当ならコマ位置を手動で移動さ
せてこの位置を新しい設定位置としていた。しかしこの
場合表示画面に画像を出力させたり、コマ位置を手動操
作で移動する必要があるため、操作が面倒であった。
【0008】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、ブリップのコマに対する相対位置が変化し
ても、コマの画像を読取り範囲内の適切な位置に自動で
設定できるようにして、操作を簡単にしたマイクロフィ
ルムリーダの検索方法を提供することを目的とする。ま
たこの方法の実施に直接使用するマイクロフィルムリー
ダを提供することを他の目的とする。
【0009】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、マイクロフ
ィルムのブリップをブリップセンサで検出して検索を行
い、前記ブリップを設定停止位置に停止させて目標コマ
の画像をイメージセンサで読取り出力するマイクロフィ
ルムリーダの検索方法において、前記マイクロフィルム
の画像に含まれる黒枠およびブリップを前記イメージセ
ンサにより検出し、前記目標コマとブリップとの相対位
置ずれ量を検出し、この相対位置ずれ量に一定値を加算
・減算することによりコマの停止位置を修正可能にした
ことを特徴とするマイクロフィルムリーダの検索方法、
により達成される。
【0010】フィルム位置を修正してコマの画像が読取
り範囲の適正位置に入るようにするのに代えて、イメー
ジセンサの読取り範囲を修正するようにしてもよい。す
なわちコマとブリップとの相対位置ずれ量を検出し、ブ
リップ位置を基準にして読取る範囲(イメージセンサの
スキャン範囲)を修正するものである。
【0011】また他の目的は、マイクロフィルムのブリ
ップを検出して検索を行い、目標コマの画像をイメージ
センサで読取り出力するマイクロフィルムリーダにおい
て、前記ブリップを検出するブリップセンサと、検出し
たブリップを基準にしたフィルム送り量を検出する送り
量検出手段と、前記イメージセンサの出力を用いて画像
の黒枠およびブリップを検出する黒枠・ブリップ検出手
段と、検出した黒枠とブリップの相対位置ずれ量を求め
る相対位置検出手段と、求めた相対位置ずれ量に一定数
を加・減算することによりブリップ停止位置を求める停
止位置設定手段と、前記一定数を修正する修正手段と、
前記フィルム送り量を前記ブリップ停止位置に一致させ
てフィルムを停止させる送り制御手段とを備えることを
特徴とするマイクロフィルムリーダ、により達成され
る。
【0012】
【実施態様】図1は本発明の実施に用いるマイクロフィ
ルムリーダを示す図、図2はここに用いるスキャナの内
部を透視した斜視図、図3は制御系統を簡略化して示す
ブロック図、図4は画像読取り領域を示す図、図5は黒
枠検出の概念説明図でありラインセンサ上の画素の間引
き原理を説明するものである。また図6は黒枠検出の動
作流れ図である。
【0013】
【装置の概要】図1において符号10はコンピュータ本
体であり、CPUなどを内蔵する。12はCRTや液晶
板などの表示手段、14はキーボードであり、これらは
机16に載せられている。18はこの机16の下に収納
されたスキャナ、20は机16の横に置かれたプリンタ
である。
【0014】スキャナ18はその前面上部にカートリッ
ジ挿入口22を持ち、ここに挿入されたカートリッジ2
4(図2、3参照)に入っているマイクロフィルム26
の画像を読取る。読取った画像はコンピュータ本体10
内のCPUなどにより所定の画像処理を施され、またブ
リップや黒枠の画像を消した後、表示装置12に表示さ
れ、またプリンタ20にプリント出力されたり、光磁気
ディスクなどにメモリされたり、外部処理装置へ転送さ
れる。
【0015】スキャナ18は縦長の筐体28を持ち、こ
の筐体28内の前部上方に供給側リール駆動部30が、
前部下方に巻取り側リール駆動部32が配設されてい
る。供給側リール駆動部30は、カートリッジ挿入口2
2にカートリッジ24が挿入されると、カートリッジ2
4を自動的に移動させて回転軸にリールを係合させる。
またフィルム26の先頭を引き出して下方へ送り、巻取
り側リール駆動部32の巻取りリール34に導く。
【0016】ここにフィルム26は、図2、3に示すよ
うに、各リール駆動部30、32の間隙の後側すなわち
筐体28の前からみて奥側を通る。従ってこの間隙と筐
体28の正面パネルとの間に空間が形成され、ここに光
源ランプ36、コンデンサーレンズ38、反射板40が
収容される。
【0017】巻取り側リール駆動部32は、図3に示す
ようにリール32Aに接触して走行するドライブベルト
40を持つ。このドライブベルト40はガイドローラ4
2、44、駆動ローラ46、エンコーダ48、テンショ
ンローラ50に巻掛けられ、駆動ローラ46によりフィ
ルム巻取り方向(矢印方向)に走行駆動される。駆動ロ
ーラ46はモータ52により駆動される。
【0018】次にラインセンサ駆動部54を説明する。
ラインセンサ駆動部54は投影レンズ56と一体化され
ている。すなわち図2に示すように、ラインセンサ駆動
部54のフレームには、投影レンズ56を保持する筒部
58が一体形成されている。この筒部58に保持される
投影レンズ56は固定焦点で約2倍の倍率を持つ。
【0019】フレームには、図2、3に示すように筒部
58と反対の面に可動台60が取付られている。すなわ
ちこの可動台60は一対のガイドロッドに摺動自在に保
持され、筒部58の開口付近を光軸62に直交する方向
へ往復動可能である。フレームには可動台60の往復方
向と平行に、プーリ64、66に巻き掛けたベルト68
が設けられ、このベルト68に可動台60の一側が固定
されている。また一方のプーリ66にはサーボモータ7
0の回転がベルト72(図2)を介して伝えられる。こ
の結果サーボモータ70を正逆転させることによって、
可動台60を光軸62に直交する平面上で往復動させる
ことができる。
【0020】可動台60には、ガイドロッドに直交する
方向、すなわち可動台60の往復方向に直交する方向
に、CCDラインセンサ74が固定されている。CCD
ラインセンサ74の受光面は、投影レンズ56の投影画
像の結像面に一致させるのは勿論である。
【0021】コンピュータ本体10に内蔵されたCPU
100は、全体を制御する制御手段となるものである
が、図3に示すような種々の機能を持つ。これらの機能
はソフトウェアで形成されるが、図3ではこれらを便宜
的にブロックで示すものである。
【0022】ここに用いるマイクロフィルム26には、
図4に示すように各コマの下にブリップ76が写し込ま
れている。ブリップ76は上下の両方に設けてもよい。
なおこの図4ではフィルム26に対して領域78がライ
ンセンサ74の画像読取り領域となっている。なおこの
フィルム26はネガフィルムであり、ポジ画像として出
力した時には、コマ80およびブリップ76以外の斜線
領域82は黒枠となる。
【0023】検索制御手段102(図3)は、フィルム
26に予め付された検索用のブリップ76(図4)を用
いて目標のコマを検出する。すなわちブリップの走行軌
跡を挟んでフィルム26の一側に発光素子104aを、
また他側に受光素子からなるブリップセンサ104bを
配置し、ブリップセンサ104bの出力をアドレス検出
手段106でカウントするものである。一方、巻取り側
リール駆動部32のモータ52および供給側リール駆動
部30のモータ(図示せず)を送り制御手段108で制
御して、目標とするコマを求めるものである。
【0024】検索制御手段102は、フィルム送り量検
出手段110を備え、ここではアドレス検出手段10で
検出したブリップ位置と、ロータリエンコーダ48で検
出したフィルム送り量とから、ブリップ76を基準にし
たフィルム送り量L(現在位置を示す)を求める。送り
制御手段108は、停止位置設定手段112で設定され
るブリップ停止位置L0 にこのフィルム送り量Lを一致
させるようにフィルム26を送り停止させる。
【0025】なおこのブリップ停止位置L0 は以下に説
明するようにして決められる。その方法は概略すると、
画像をラインセンサ74で読取り、黒枠82とブリップ
76を検出し、図9に示すようにコマ80の左縁からブ
リップ76までの距離(ブリップ76とコマ80の相対
位置ずれ量)aを求め、このaに一定数bを加算するこ
とにより停止位置L0 (=a+b)を求めるものであ
る。
【0026】ここに一定数bは、コマ80が最適位置と
なるためのコマ80の左縁と読取り範囲78との距離で
ある。この一定数bは定数として予め設定されるが、こ
の定数bをキーボード14から変更することによりブリ
ップ76の停止位置から変えられ、従ってコマ80の停
止位置が変えられる。
【0027】114はスキャン制御手段であり、目標コ
マが光軸62を含む投影範囲の所定位置に入ると、ライ
ンセンサ駆動部54を作動させる。すなわちモータ70
を作動させ、ラインセンサ62を画像の結像面上で平行
移動させて投影画像の読取りを行う。なおこのスキャン
の間は光源のランプ36を点灯させる。
【0028】116は切換スイッチであり、1つのコマ
に対して黒枠82やブリップ76を検出するためのスキ
ャン(以下予備スキャンという)の時に図3のA側に接
続され、出力用の画像を読取る本スキャン時にB側に切
換えられる。118は黒枠・ブリップ検出手段であり、
黒枠検出手段120とブリップ検出手段122とを持
つ。
【0029】黒枠検出手段120は切換スイッチ116
がA側に接続されている時にラインセンサ74のスキャ
ンによる画像信号を読込んで黒枠82を検出する。ブリ
ップ検出手段122は求めたこの黒枠82からブリップ
76の位置を検出する。なおこの実施例では、黒枠82
とブリップ76とを消去して画像出力する。
【0030】
【黒枠検出】ここでこの黒枠検出の方法を図4〜6を用
いて説明する。この実施例ではこの予備スキャン時に
は、データを間引いて処理速度を上げている。まずライ
ンセンサ74を読取り領域78に導き入れて1回目の主
走査を行う(図6、ステップ200)。ラインセンサ7
4は例えば30cmの長さで5000dotの画素密度
を持ち、この場合、出力画像上で約400dpi(do
t/inch)に相当する画素密度を持つことになる。
【0031】一主走査により得た各画素の濃度は、例え
ば256階調で読取られ、一度メモリされる。黒枠検出
手段120は、この濃度のヒストグラムを用いて二値化
しきい値を求める(ステップ202)。このしきい値を
用いて先に読取った濃度データを二値化する(ステップ
204)。この二値化したデータすなわち白黒を示すデ
ータは、図5に示すようにして間引きされる(ステップ
206)。
【0032】この図5で74Aはラインセンサ74の各
画素を示し、黒の画素は黒丸で、白の画素を白丸で示し
ている。この間引き処理では、全画素74Aを4個の連
続する画素74Aのグループ74Gに分け、各グループ
74G内で2画素以上が黒ならそのグループ74Gを黒
とし、2画素以上が白ならそのグループ74Gを白とす
る。
【0033】次にこれらグループ74Gの連続する一定
数N(例えば160)を1つのクラス74Cとし、この
クラス74C内の一定数n(30〜70の範囲が好まし
い)が黒か白かを判定する。1グループ74Gずつずら
して以上の判定を行い、その結果が白から黒あるいは黒
から白に変化する位置を求め、このクラス74Cの中央
などを黒枠82の縁と判定するものである(ステップ2
08)。この結果はメモリされる(ステップ210)。
【0034】なおラインセンサ74の一主走査の途中で
はコマ80の画像も横断するから、以上の方法で黒枠を
検出すると、複数回黒枠の縁が検出され得る。従って最
初と最後に検出された縁だけをメモリすることにより、
このような不都合を回避することができる。
【0035】ラインセンサ74が読取り範囲78の最後
でなければ(ステップ212)、ラインセンサ74を複
数走査線分飛ばして(間引きして)、次の主走査を行う
(ステップ214)。例えば副走査方向に走査線16本
分離れた位置で主走査する。このように主走査方向だけ
でなく副走査方向にも間引きすることにより、処理速度
を一層上げることができる。以上の処理を読取り範囲7
8全体に対して繰り返えすことにより、メモリに黒枠を
記憶することができる。
【0036】以上のようにして黒枠が検出されると、そ
の結果を用いてブリップ検出手段122によりブリップ
76を検出する。この検出アルゴリズムは種々考えられ
る。
【0037】
【ブリップ検出1】1つの方法は図7、8に示すもので
ある。図7は黒枠検出手段120で求めた結果であり、
ここではラインセンサ74上で最初と最後に検出される
縁だけが有効とされるから、ブリップ76とコマ80の
画像が区別できず、連続した領域として検出されてい
る。図8はこの方法の動作流れ図である。
【0038】まず1回目の黒枠検出操作により図7に示
す結果を得る(ステップ250)。この図7で太線70
a、70b、70c、70dは検出した黒枠の縁を示
す。この太線すなわち縁70a〜70dのうち、短かい
もの70bがブリップ76に対応するものと判定し、ブ
リップ76の位置を検出する(ステップ252)。
【0039】ブリップ76の幅は既知であり、そのデー
タは予め入力されているものとする。従ってこのデータ
を、縁70bの位置に組合せることにより、ブリップ7
6の領域が求められる。このブリップ76の領域を黒枠
82Aと同色(同濃度)に変換して(ステップ25
4)、2回目の黒枠検出を行う(ステップ256)。
【0040】従って2回目の黒枠検出ではこのブリップ
76は検出されず、コマ80の領域だけを正確に検出す
ることができる(ステップ258)。換言すれば、黒枠
82Aとブリップ76とを含むマスク領域を求めること
ができる。このマスク領域はメモリに記憶される。以下
この結果を用いてマスキングしながら画像読取り(本ス
キャン)が行われ(ステップ260)、画像処理手段1
26で画像処理された後(ステップ262)、CRTや
プリンタ等に出力されるものであるが(ステップ26
4)、この点については後記する。
【0041】
【ブリップ停止位置設定】以上のようにして黒枠82と
ブリップ76が検出されると、相対位置検出手段124
は図9に示すようにコマ80の左縁からブリップ76ま
での距離(相対距離すなわち相対位置ずれ量)aを求め
る。
【0042】一方読取り範囲78の左縁とコマ80の画
像の左縁との距離(一定値)bは予め設定されている。
前記停止位置設定手段112はこの相対位置ずれ量aと
一定値bとの和L0 (=a+b)を計算し、この和を読
取り範囲78の左縁を基準とするブリップ停止位置とす
る。前記送り制御手段108はこのブリップ位置L0
ブリップ76の現在位置Lを一致させるようにフィルム
26を送り停止させる。
【0043】この結果コマ80の画像は読取り範囲78
の左縁から距離bだけ離れた適切な位置に停止すること
になる。すなわちフィルム26によってコマ80とブリ
ップ76との相対位置ずれ量aが変化しても、コマ80
の画像は読取り範囲78の左縁から常に一定の距離bだ
け離れた位置に停止することになる。なお一定の距離b
をキーボード14により変化させれば、コマ80の画像
の位置すなわち読取り範囲78の左縁から画像までの距
離を変えることができる。
【0044】
【傾き修正】前記のように黒枠を検出する際には、画像
の傾きも容易に検出することができる。従ってブリップ
検出の前あるいはCRTやプリンタに出力する画像を読
取る前に画像の傾きを修正しておくのが望ましい。
【0045】例えば図6の動作により黒枠を検出した後
に(この状態ではブリップ66は未だ分離されていな
い)、画像の傾きを求め、画像を回転したり、ラインセ
ンサ74を回転させたりして、黒枠の縁の一辺がフィル
ム長さ方向に平行となるように傾きを修正しておくこと
ができる。
【0046】
【画像読取り】以上のようにしてブリップ76を読取り
範囲78の所定位置に停止させ、またこのブリップ76
および黒枠82をマスキングするためのマスクが得られ
ると、切換えスイッチ116をB側に接続して本スキャ
ンを行う。この本スキャンにはCRT表示用の低密度画
質による読取りと、プリンタ出力用の高密度画質による
読取りの2種がある。
【0047】まず低密度での読取りを行い、画像処理手
段126(図3)で所定の画像処理を行う。そしてCR
T表示手段12に画像を表示する。この画像処理では、
前記のように求めたマスクを用いて黒枠やブリップを消
去するためのマスキング処理、画像強調、画像反転、画
像拡大・縮小、空間フィルタリング処理、トリミング等
を行う。
【0048】オペレータはCRT表示手段12の画面を
見て、出力が必要な画像であればキーボード14から出
力を指示する。するとラインセンサ62は低速で移動し
て高密度で画像を読取る。その画像は所定の画像処理を
受けてプリンタ20に出力される。また光ディスクなど
にメモリされたり、他の外部機器に出力される。
【0049】なおCRT表示手段12に表示された画像
を見て、コマ80の画像位置を変更する必要があればキ
ーボード14から前記一定値bを入力する。すると送り
制御手段108は新しいブリップ停止位置L0 にブリッ
プ76の位置(現在位置)Lを移動させる。
【0050】
【動作】次に全体の動作の流れを図10を用いてまとめ
て説明する。まずキーボード14や他の装置により検索
するコマのアドレスを入力する(図10、ステップ30
0)。すると送り制御手段108はフィルム26を送
り、その間アドレス検出手段106がブリップ76をカ
ウントする。
【0051】アドレスに対応する目標コマが検索される
と(ステップ302)、ブリップ76を予め設定された
ブリップ停止位置L0 に停止させることによりコマの画
像を適切な位置に停止させる。そしてその画像をライン
センサ74で低密度画像として読取り、CRT表示手段
12に表示する(ステップ304)。
【0052】オペレータはこの画面を見て、コマ画像の
位置を変更する必要がなく(ステップ306)、プリン
トするのであれば(ステップ308)、プリント指示を
キーボード14から入力してプリントさせる(ステップ
310)。プリント出力する必要が無く(ステップ30
8)、他に検索するものがあれば(ステップ312)、
新しいコマのアドレスを入力し(ステップ300)、以
上の動作を繰り返す。
【0053】CRT表示手段304に表示された画像を
見て、コマの画像の位置が好ましくなく変更を必要とす
る場合には(ステップ306)、ブリップ停止位置L0
の設定を変える。この場合には、表示画像の黒枠82を
検出し(ステップ314)、ブリップ76を検出して
(ステップ316)、ブリップ76とコマ80との相対
位置ずれ量aを求める(ステップ318)。
【0054】そして一定値bすなわち読取り範囲78の
左縁とコマ80の画像との距離bをキーボード14から
新たに設定し(ステップ320)、新しいブリップ停止
位置L0 =a+bを求める(ステップ322)。そして
再び送り制御手段108がフィルム26を移動させ、フ
ィルム26のブリップ76をこの新しいブリップ停止位
置L0 に停止させる(ステップ302)。
【0055】なお以上説明した実施例では、ブリップ停
止位置L0 は、読取り範囲78の左縁を基準にしている
ので、a+bをこの位置L0 とした。しかしブリップ停
止位置L0 を読取り範囲78の右縁を基準とする場合、
一定値bを読取り範囲78の右縁からコマまでの距離と
する場合、などのように基準の決め方は変えることがで
きる。従って本発明のブリップ停止位置L0 は、L0
a+bに限られるものではない。
【0056】以上の実施例はコマとブリップの相対位置
ずれ量aを検出して、コマの画像が読取り範囲の適正位
置に来るようにフィルム停止位置を修正している。従っ
てフィルムの拡大画像をスクリーンに投影するマイクロ
フィルムリーダに適用する場合には、常にコマの画像を
スクリーンの適正位置に表示できることになるので、特
に効果がある。
【0057】しかし前記の実施例のようにCRT表示手
段12に表示する場合には、フィルム位置を修正するの
に代えてラインセンサ74による画像読取り範囲を修正
することが可能である。すなわちラインセンサの画像読
取り可能な範囲を十分広く設定しておき、コマの画像位
置に対応してラインセンサのスキャン範囲を修正し、こ
のスキャン範囲内の適正位置にコマの画像が来るように
するものである。このようにすればフィルム停止位置を
修正する必要が無くなるので、制御が一層速くなる。
【0058】なおマイクロフィルムでは、通常光源部5
2と投影レンズ66の配置がこの実施例とは逆であるか
ら、このような従来の装置に用いるマイクロフィルムを
本実施例で用いた場合には投影画像は裏返えした画像に
なる。この場合には画像処理により正しい像に電気的に
変換すればよく、このような処理は容易である。
【0059】以上の実施例では、スキャナの投影レンズ
44は固定焦点としているが、本発明はこれに限定され
ない。例えば自動焦点合せ機構(オートフォーカス機
構)を備えてもよいのは勿論である。この場合この自動
焦点合せ処理を予備的処理に含めることができる。
【0060】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、イメー
ジセンサで黒枠およびブリップを検出し、目標コマとブ
リップとの相対位置ずれ量を検出し、ブリップの設定停
止位置を修正することによりコマの停止位置を修正でき
るようにしたので、ブリップとコマの相対位置ずれ量が
変化してもコマの画像は読取り範囲内の適切な位置にす
ることができる。このため画像位置を手動で変える必要
がなくなり、操作が簡単になる。
【0061】フィルムの停止位置を修正するのに代え
て、イメージセンサにより読取る範囲を修正してもよい
(請求項2)。すなわち相対位置ずれ量に基づき、コマ
の画像が適正位置に入るように読取り範囲を決めるもの
である。また請求項2の発明によればこの方法の実施に
直接使用するマイクロフィルムリーダが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するためのマイクロフィルムリー
ダの使用状態を示す図
【図2】ここに用いるスキャナの透視斜視図
【図3】同じく制御系統のブロック図
【図4】画像読取り領域を示す図
【図5】黒枠検出の概念説明図
【図6】黒枠検出の動作流れ図
【図7】ブリップ検出方法の一例の概念説明図
【図8】その動作流れ図
【図9】ブリップ停止位置L0 の説明図
【図10】本実施例の動作流れ図
【符号の説明】
10 コンピュータ本体 12 表示手段の一例としてのCRT 14 修正手段としてのキーボード 18 スキャナ 20 プリンタ 24 カートリッジ 26 マイクロフィルム 54 ラインセンサ駆動部 56 投影レンズ 70 ラインセンサ送り用のステッピング・モータ 74 CCDラインセンサ 100 CPU 102 検索制御手段 104b ブリップセンサ 108 送り制御手段 110 送り量検出手段 112 ブリップ停止位置設定手段 114 スキャン制御手段 118 黒枠・ブリップ検出手段 120 黒枠検出手段 122 ブリップ検出手段 124 相対位置検出手段 126 画像処理手段 a 相対位置ずれ量 b 一定値 L0 ブリップ設定停止位置 L ブリップ位置(現在位置)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロフィルムのブリップをブリップ
    センサで検出して検索を行い、前記ブリップを設定停止
    位置に停止させて目標コマの画像をイメージセンサで読
    取り出力するマイクロフィルムリーダの検索方法におい
    て、前記マイクロフィルムの画像に含まれる黒枠および
    ブリップを前記イメージセンサにより検出し、前記目標
    コマとブリップとの相対位置ずれ量を検出し、この相対
    位置ずれ量に一定値を加算・減算することにより前記ブ
    リップの設定停止位置を修正し、目標コマの停止位置を
    修正可能にしたことを特徴とするマイクロフィルムリー
    ダの検索方法。
  2. 【請求項2】 マイクロフィルムのブリップをブリップ
    センサで検出して検索を行い、前記ブリップを設定停止
    位置に停止させて目標コマの画像をイメージセンサで読
    取り出力するマイクロフィルムリーダの検索方法におい
    て、前記マイクロフィルムの画像に含まれる黒枠および
    ブリップを前記イメージセンサにより検出し、前記目標
    コマとブリップとの相対位置ずれ量を検出し、目標コマ
    の画像がイメージセンサによる画像読取り範囲内の適正
    位置に入るように前記相対位置ずれ量に基づいて前記画
    像読取り範囲を修正可能にしたことを特徴とするマイク
    ロフィルムリーダの検索方法。
  3. 【請求項3】 マイクロフィルムのブリップを検出して
    検索を行い、目標コマの画像をイメージセンサで読取り
    出力するマイクロフィルムリーダにおいて、前記ブリッ
    プを検出するブリップセンサと、検出したブリップを基
    準にしたフィルム送り量を検出する送り量検出手段と、
    前記イメージセンサの出力を用いて画像の黒枠およびブ
    リップを検出する黒枠・ブリップ検出手段と、検出した
    黒枠とブリップの相対位置ずれ量を求める相対位置検出
    手段と、求めた相対位置ずれ量に一定数を加・減算する
    ことによりブリップ停止位置を求める停止位置設定手段
    と、前記一定数を修正する修正手段と、前記フィルム送
    り量を前記ブリップ停止位置に一致させてフィルムを停
    止させる送り制御手段とを備えることを特徴とするマイ
    クロフィルムリーダ。
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