JPH08249088A - 冷却設備の運転制御装置 - Google Patents

冷却設備の運転制御装置

Info

Publication number
JPH08249088A
JPH08249088A JP7051205A JP5120595A JPH08249088A JP H08249088 A JPH08249088 A JP H08249088A JP 7051205 A JP7051205 A JP 7051205A JP 5120595 A JP5120595 A JP 5120595A JP H08249088 A JPH08249088 A JP H08249088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
external cooling
external
air conditioner
devices
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7051205A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Kuribayashi
暢彦 栗林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP7051205A priority Critical patent/JPH08249088A/ja
Publication of JPH08249088A publication Critical patent/JPH08249088A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】外部冷却装置または空調装置の故障時に、環境
異常を検出しても、冷却能力と発熱量とを比較し、シス
テムが稼働可能な限り、冷却設備を適切に制御して、シ
ステムの環境異常割り込みに基づくシステムダウンを回
避する。 【構成】運用制御処理部33は、外部冷却装置群11お
よび空調装置20等の冷却設備による冷却能力が、コン
ピュータ15内の発熱部の発熱量を上回ったときに環境
異常割込によりコンピュータ15のシステムシャットダ
ウン処理を行って、システムをパワーオフさせる。判定
部24、25は、外部冷却装置および空調機の故障時
に、空調装置20について:(空冷冷却能力≧発熱量)
外部冷却装置群11について:(水冷冷却能力≧発熱
量)を求め、これらの条件を満足している場合は、環境
異常割り込みを抑止し、必要に応じて冷却設備を制御し
て、コンピュータ15の運転を継続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
等の対象装置を冷却する冷却設備の運転制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンピュータシステムを冷却す
る従来の一般的な冷却システムについて、図15を参照
して説明する。
【0003】図15において外部冷却装置群141は、
複数のヒートポンプ型冷却装置であり、外部冷却媒体で
ある外部冷却水を空気によって冷却(空冷)するもので
ある。
【0004】ポンプ(P)142は、外部冷却装置群1
41によって冷却された外部冷却水をタンク150に循
環させる。タンク150は、外部冷却水を一旦収容す
る。
【0005】ポンプ(P)151は、タンク150に蓄
えられた外部冷却水をコンピュータ143内の冷却装置
(CDU)群144に循環して供給する。コンピュータ
143は、対象装置すなわち冷却の対象となる装置であ
る。
【0006】冷却装置(CDU)群144は、外部冷却
装置群141によって冷却され、タンク150に蓄えら
れた外部冷却水を熱交換器144aに循環させ、内部冷
却水を冷却する。
【0007】電子回路部145は、コンピュータ143
を構成する電子回路であり、冷却装置(CDU)群14
4によって冷却され、ポンプ(P)144bにより循環
される内部冷却水によって、熱を取り去って冷却する対
象である。
【0008】外部冷却装置群141は、各外部冷却装置
毎に故障時の故障信号を発生し、これら故障信号群はオ
ア回路(OR)152に供給される。空調機群153
は、コンピュータ143が設置された部屋を冷房する複
数の空気調和機すなわち空調機であり、各空調機毎に故
障時の故障信号を発生し、これら故障信号群もオア回路
(OR)152に供給される。
【0009】オア回路(OR)152は、外部冷却装置
群141および空調機群153からの故障信号群のオア
(論理和)をとり、いずれかに故障信号が発生するとそ
れを環境異常割込部154に与える。
【0010】環境異常割込部154は、故障信号が与え
られると、コンピュータ143内に設けられる運用制御
処理部155に割込信号を与える。運用制御処理部15
5は、コンピュータ143のシステム運用を制御する。
この運用制御処理部155は、環境異常割込部154か
ら割込信号が与えられると、環境異常割込を発生させ、
コンピュータ143の全システムのシャットダウン処理
を実行して、コンピュータ143を停止させ、システム
をパワーオフさせる。
【0011】次に、具体的な動作を説明する。 (1) 外部冷却装置群141において、空気(大気)
により冷却された外部冷却水、すなわちヒートポンプ型
の空気冷却によって空冷された外部冷却水を、ポンプ
(P)142によってタンク150に送り、タンク15
0に蓄える。タンク150に蓄えられた外部冷却水をポ
ンプ(P)151によって対象装置であるコンピュータ
143の冷却装置(CDU)群144に送出する。
【0012】(2) 冷却装置(CDU)群144は、
外部冷却水を熱交換器144aに流入させ、冷却対象の
電子回路部145などによって温められた内部冷却水を
冷却する。
【0013】(3) 冷却装置(CDU)群144によ
って冷却された内部冷却水は、ポンプ(P)で循環され
て電子回路部145などの冷却対象を冷却し、発熱によ
る破壊を防止し、コンピュータ143を正常に動作させ
る。
【0014】(4) 外部冷却装置群141および空調
機群153のいずれかに故障が発生したときには、オア
回路(OR)152および環境異常割込部154を介し
て、運用制御処理部155に環境異常割込を発生させ、
運用制御処理部155は、コンピュータ143の全シス
テムのシャットダウン処理を実行して、コンピュータ1
43を停止させ、システムをパワーオフさせる。
【0015】図16に、図15に示した従来のシステム
のより具体的な構成を示す。図16のシステムは、冷却
設備として、空調機を備えていない。外部冷却装置群1
41は、複数の外部冷却装置すなわちチラー0、チラー
1…により構成され、それぞれ外部冷却水を空気によっ
て冷却(空冷)する。
【0016】冷却装置群144は、冷却装置(CDU
0)〜冷却装置(CDUN)は、外部冷却装置群141
からの外部冷却水によって内部冷却水を冷却する。プロ
セッサエレメントPE1〜PEn、PEn+1〜PE2n
は、ネットワークNWにより互いに結合されており、プ
ログラムに従って各種業務処理を行う。
【0017】コントロールプロセッサCP0およびCP
1は、プロセッサエレメントPE1…等を統括制御す
る。コントロールプロセッサCP0およびCP1が運用
制御処理部155を含んでいる。
【0018】これらプロセッサエレメントPE1…およ
びコントロールプロセッサCP0…がコンピュータ14
3内の冷却対象となる電子回路部145である。サービ
スプロセッサSVPは、コンピュータ143の全体の起
動・停止などの運用を統括制御するものである。
【0019】プロセッサエレメントPE1…、ネットワ
ークNW、コントロールプロセッサCP0…およびサー
ビスプロセッサSVPがコンピュータ143を構成す
る。設備制御盤146は、外部冷却装置群141などを
制御するための操作盤であり、外部冷却装置群141か
らの故障信号を受ける。
【0020】自動電源制御装置(ARC)147は、各
装置の電源のオン/オフなどを制御するものであり、外
部冷却装置群141の故障時には、故障信号をサービス
プロセッサSVPに与えるとともに、環境異常割込によ
りコントロールプロセッサCP0…が行う全システムの
シャットダウン処理により、各装置の電源をオフとす
る。
【0021】図17に、図15に示した従来のシステム
のより具体的な他の構成を示す。図16のシステムは、
外部冷却装置群141と共に、例えばコンピュータを設
置した室内の温度調整を行う複数の空調機すなわちエア
ーコンディショナからなる空調装置148を備えてい
る。
【0022】外部冷却装置141、冷却装置(CDU)
144、設備制御盤146、自動電源制御装置(AR
C)147、プロセッサエレメントPE1…、ネットワ
ークNWなどは図16の場合とほぼ同様であるので、説
明を省略する。
【0023】図17において、空調装置148は、コン
ピュータ143(プロセッサエレメントPE群、コント
ロールプロセッサCP0,CP1、ネットワークNW、
冷却装置(CDU0〜N)、サービスプロセッサSV
P、インタフェースSCI等)が設置された室内などの
温度調整を行う。この場合、空調装置148の各空調機
の故障信号も設備制御盤146に与えられる。自動電源
制御装置(ARC)147は、外部冷却装置群141お
よび空調装置148のいずれかの故障時には、故障信号
をサービスプロセッサSVPに与えるとともに、環境異
常割込によりコントロールプロセッサCP0…が行う全
システムのシャットダウン処理により、各装置の電源を
オフとする。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のシステ
ムにおいては、外部冷却装置141または空調装置14
8が故障の場合の処理においては、コンピュータ143
内の構成による発熱量や、外部周囲温度は考慮されてい
なかった。
【0025】したがって、外部冷却装置141または空
調装置148の故障時には、一律に環境異常割り込みを
発生させて、全システムのシャットダウン処理を行って
しまい、システムをパワーオフとしてしまう。
【0026】そのため、図16に示すように、複数のプ
ロセッサエレメントPE1…が、ネットワークNWで結
合されたシステムでは、複数の外部冷却装置141のう
ちのいずれか1つが故障した場合、システム内のコント
ロールプロセッサCP0…に環境異常割込が発生して、
全システムのシャットダウン処理を行ってしまい、故障
していない外部冷却装置141等の動作可能な冷却設備
を活かした柔軟な対応を行うことができないという問題
があった。
【0027】また、図17に示すように、図16の構成
に加えてさらに空調装置148を設けたシステムでは、
空調装置148を構成する複数の空調機のうちのいずれ
か1つが故障した場合も、システム内のコントロールプ
ロセッサCP0…に環境異常割込が発生して、全システ
ムのシャットダウン処理を行ってしまい、故障していな
い空調機等の動作可能な冷却設備を活かした柔軟な対応
を行うことができないという問題があった。
【0028】本発明は、これらの問題を解決するために
なされたもので、外部冷却装置または空調装置の故障時
に、環境異常を検出しても、冷却能力と発熱量とを比較
し、システムが稼働可能な限り、冷却設備を適切に制御
して、システムの環境異常割り込みに基づくシャットダ
ウン処理によるシステムパワーオフ等のシステムダウン
を回避し、システムの信頼度を向上させることを可能と
する冷却設備の運転制御装置を提供することを目的とし
ている。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の冷却
設備の運転制御装置は、外部冷却媒体を冷却する複数の
外部冷却装置と、前記外部冷却装置によって冷却された
外部冷却媒体を収容するタンクと、前記タンクから循環
して供給される前記外部冷却媒体により熱交換して内部
冷却媒体を冷却し、該内部冷却媒体により対象装置を冷
却する複数の冷却装置と、前記対象装置の運転/停止を
指示制御する運用制御処理部と、前記外部冷却装置の周
囲外気温度を計測する温度計測手段と、前記外部冷却装
置のうちの動作可能な外部冷却装置の台数を求める台数
算定手段と、前記周囲外気温度と前記動作可能な外部冷
却装置の台数とに基づいて前記外部冷却装置の冷却能力
を求める冷却能力算出手段と、前記外部冷却装置の故障
時に、前記冷却能力と前記対象装置の運用構成に基づく
前記対象装置の発熱量とを比較して、前記冷却能力が前
記発熱量未満であれば環境異常割り込みを前記運用制御
処理部に与えて前記対象装置を停止させ且つ前記冷却能
力が前記発熱量以上であれば前記環境異常割り込みを抑
止する判定制御手段とを具備することを特徴としている
〔請求項1〕。
【0030】本発明に係る第2の冷却設備の運転制御装
置は、対象装置が設置された個所の空気を冷却する複数
の空調装置と、前記対象装置の運転/停止を指示制御す
る運用制御処理部と、前記空調装置の周囲外気温度を計
測する温度計測手段と、前記空調装置のうちの動作可能
な空調装置の台数を求める台数算定手段と、前記周囲外
気温度と前記動作可能な空調装置の台数とに基づいて前
記空調装置の冷却能力を求める冷却能力算出手段と、前
記空調装置の故障時に、前記冷却能力と前記対象装置の
運用構成に基づく前記対象装置の発熱量とを比較して、
前記冷却能力が前記発熱量未満であれば環境異常割り込
みを前記運用制御処理部に与えて前記対象装置を停止さ
せ且つ前記冷却能力が発熱量以上であれば前記環境異常
割り込みを抑止する判定制御手段とを具備することを特
徴としている〔請求項2〕。
【0031】本発明に係る第3の冷却設備の運転制御装
置は、外部冷却媒体を冷却する複数の外部冷却装置と、
前記外部冷却装置によって冷却された外部冷却媒体を収
容するタンクと、前記タンクから循環して供給される前
記外部冷却媒体により熱交換して内部冷却媒体を冷却
し、該内部冷却媒体により対象装置を冷却する複数の冷
却装置と、対象装置が設置された個所の空気を冷却する
複数の空調装置と、前記対象装置の運転/停止を指示制
御する運用制御処理部と、前記外部冷却装置の周囲外気
温度を計測する第1の温度計測手段と、前記外部冷却装
置のうちの動作可能な外部冷却装置の台数を求める第1
の台数算定手段と、前記周囲外気温度と前記動作可能な
外部冷却装置の台数とに基づいて前記外部冷却装置の冷
却能力を求める第1の冷却能力算出手段と、前記空調装
置の周囲外気温度を計測する第2の温度計測手段と、前
記空調装置のうちの動作可能な空調装置の台数を求める
第2の台数算定手段と、前記周囲外気温度と前記動作可
能な空調装置の台数とに基づいて前記空調装置の冷却能
力を求める第2の冷却能力算出手段と、前記外部冷却装
置および空調装置の少なくとも一方の故障時に、前記外
部冷却装置および空調装置の冷却能力と前記対象装置の
運用構成に基づく前記対象装置の発熱量とを比較して、
前記外部冷却装置および空調装置の冷却能力が前記発熱
量未満であれば環境異常割り込みを前記運用制御処理部
に与えて前記対象装置を停止させ且つ前記外部冷却装置
および空調装置の冷却能力が共に前記発熱量以上であれ
ば前記環境異常割り込みを抑止する判定制御手段とを具
備することを特徴としている〔請求項3〕。
【0032】本発明に係る第4の冷却設備の運転制御装
置は、冷却設備の初期構成を設定する初期構成設定手段
と、前記冷却設備により冷却される対象装置の運用構成
を監視し、運用構成が変化し且つその状態が所定時間維
持されれば対象装置の構成が変更されたと認識する構成
監視手段と、前記冷却設備および対象装置の初期電源投
入時には、前記冷却設備の設定された初期構成の内容に
従って前記冷却設備を起動させ、前記構成監視手段によ
り対象装置の構成変更が認識された時には、構成変更内
容に応じて前記冷却設備の構成を変化させて、前記対象
装置を冷却させる設備制御手段とを具備することを特徴
としている〔請求項4〕。
【0033】本発明に係る第5の冷却設備の運転制御装
置は、冷却設備により冷却される対象装置の運用構成を
監視し、運用構成が変化し且つその状態が所定時間維持
されれば対象装置の構成が変更されたと認識する構成監
視手段と、前記対象装置の電源切断時には、前記構成監
視手段により対象装置の構成情報が零となることによ
り、前記対象装置を冷却する冷却設備の電源を切断する
設備制御手段とを具備することを特徴としている〔請求
項5〕。
【0034】本発明に係る第6の冷却設備の運転制御装
置は、外部冷却媒体を冷却する複数の外部冷却装置と、
前記外部冷却装置によって冷却された外部冷却媒体を収
容するタンクと、前記タンクから循環して供給される前
記外部冷却媒体により熱交換して内部冷却媒体を冷却
し、該内部冷却媒体により対象装置を冷却する複数の冷
却装置と、前記対象装置の運転/停止を指示制御する運
用制御処理部と、前記外部冷却装置の周囲外気温度を計
測する温度計測手段と、前記外部冷却装置のうちの動作
可能な外部冷却装置の台数を求める台数算定手段と、前
記周囲外気温度と前記動作可能な外部冷却装置の台数と
に基づいて前記外部冷却装置の冷却能力を求める冷却能
力算出手段と、前記外部冷却装置の故障時に、前記冷却
能力と前記対象装置の運用構成に基づく前記対象装置の
発熱量とを比較して、前記冷却能力が前記発熱量未満で
且つ休止中の外部冷却装置が存在すれば、該休止中の外
部冷却装置を作動させる判定制御手段とを具備すること
を特徴としている〔請求項6〕。
【0035】本発明に係る第7の冷却設備の運転制御装
置は、対象装置が設置された個所の空気を冷却する複数
の空調装置と、前記対象装置の運転/停止を指示制御す
る運用制御処理部と、前記空調装置の周囲外気温度を計
測する温度計測手段と、前記空調装置のうちの動作可能
な空調装置の台数を求める台数算定手段と、前記周囲外
気温度と前記動作可能な空調装置の台数とに基づいて前
記空調装置の冷却能力を求める冷却能力算出手段と、前
記空調装置の故障時に、前記冷却能力と前記対象装置の
運用構成に基づく前記対象装置の発熱量とを比較して、
前記冷却能力が前記発熱量未満で且つ休止中の空調装置
が存在すれば、該休止中の空調装置を作動させる判定制
御手段とを具備することを特徴としている〔請求項
7〕。
【0036】本発明に係る第8の冷却設備の運転制御装
置は、外部冷却媒体を冷却する複数の外部冷却装置と、
前記外部冷却装置によって冷却された外部冷却媒体を収
容するタンクと、前記タンクから循環して供給される前
記外部冷却媒体により熱交換して内部冷却媒体を冷却
し、該内部冷却媒体により対象装置を冷却する複数の冷
却装置と、対象装置が設置された個所の空気を冷却する
複数の空調装置と、前記対象装置の運転/停止を指示制
御する運用制御処理部と、前記外部冷却装置の周囲外気
温度を計測する第1の温度計測手段と、前記外部冷却装
置のうちの動作可能な外部冷却装置の台数を求める第1
の台数算定手段と、前記周囲外気温度と前記動作可能な
外部冷却装置の台数とに基づいて前記外部冷却装置の冷
却能力を求める第1の冷却能力算出手段と、前記空調装
置の周囲外気温度を計測する第2の温度計測手段と、前
記空調装置のうちの動作可能な空調装置の台数を求める
第2の台数算定手段と、前記周囲外気温度と前記動作可
能な空調装置の台数とに基づいて前記空調装置の冷却能
力を求める第2の冷却能力算出手段と、前記外部冷却装
置および空調装置の少なくとも一方の故障時に、前記外
部冷却装置および空調装置の冷却能力と前記対象装置の
運用構成に基づく前記対象装置の発熱量とを比較して、
前記外部冷却装置および空調装置の冷却能力が前記発熱
量未満で且つ休止中の外部冷却装置および空調装置の少
なくとも一方が存在すれば、該休止中の外部冷却装置お
よび空調装置のいずれかを作動させる判定制御手段とを
具備することを特徴としている〔請求項8〕。
【0037】本発明に係る第9の冷却設備の運転制御装
置は、外部冷却媒体を冷却する複数の外部冷却装置と、
前記複数の外部冷却装置によって冷却された外部冷却媒
体を収容する複数のタンクと、前記複数のタンクから循
環して供給される前記外部冷却媒体により熱交換して内
部冷却媒体を冷却し、該内部冷却媒体により複数の対象
装置を冷却する複数の冷却装置と、前記複数の対象装置
の運転/停止を指示制御する運用制御処理部と、前記複
数の外部冷却装置の周囲外気温度を計測する温度計測手
段と、前記複数の外部冷却装置のうちの動作可能な外部
冷却装置の台数を求める台数算定手段と、前記周囲外気
温度と前記動作可能な外部冷却装置の台数とに基づいて
前記外部冷却装置の冷却能力を求める冷却能力算出手段
と、前記外部冷却装置の故障時に、前記冷却能力と前記
対象装置の運用構成に基づく前記対象装置の発熱量とを
比較して、前記冷却能力が前記発熱量未満であれば、前
記複数のタンク間を結合し、前記外部冷却媒体をタンク
間で流通させる結合制御手段とを具備することを特徴と
している〔請求項9〕。
【0038】本発明に係る第10の冷却設備の運転制御
装置は、外部冷却媒体を冷却する複数の外部冷却装置
と、前記複数の外部冷却装置によって冷却された外部冷
却媒体を収容する複数のタンクと、前記複数のタンクか
ら循環して供給される前記外部冷却媒体により熱交換し
て内部冷却媒体を冷却し、該内部冷却媒体により複数の
対象装置を冷却する複数の冷却装置と、前記複数の対象
装置の運転/停止を指示制御する運用制御処理部と、前
記複数のタンク間の結合/切離を行い、前記外部冷却媒
体を流通/遮断させる結合制御手段と、前記複数の外部
冷却装置の周囲外気温度を計測する温度計測手段と、前
記複数の外部冷却装置のうちの動作可能な外部冷却装置
の台数を求める台数算定手段と、前記周囲外気温度と前
記動作可能な外部冷却装置の台数とに基づいて前記外部
冷却装置の冷却能力を求める冷却能力算出手段と、前記
結合制御手段により複数のタンク間が結合されている状
態で且つ前記外部冷却装置の故障時に、前記冷却能力と
前記対象装置の運用構成に基づく前記対象装置の発熱量
とを比較して、前記冷却能力が前記発熱量未満であれば
環境異常割り込みを前記運用制御処理部に与えて前記対
象装置を停止させ且つ前記冷却能力が前記発熱量以上で
あれば前記環境異常割り込みを抑止する判定制御手段と
を具備することを特徴としている〔請求項10〕。
【0039】本発明に係る第11の冷却設備の運転制御
装置は、外部冷却媒体を冷却する複数の外部冷却装置
と、前記複数の外部冷却装置によって冷却された外部冷
却媒体を収容する複数のタンクと、前記複数のタンクか
ら循環して供給される前記外部冷却媒体により熱交換し
て内部冷却媒体を冷却し、該内部冷却媒体により複数の
対象装置を冷却する複数の冷却装置と、前記複数の対象
装置の運転/停止を指示制御する運用制御処理部と、前
記複数のタンク間の結合/切離を行い、前記外部冷却媒
体を流通/遮断させる結合制御手段と、前記複数の外部
冷却装置の周囲外気温度を計測する温度計測手段と、前
記複数の外部冷却装置のうちの動作可能な外部冷却装置
の台数を求める台数算定手段と、前記周囲外気温度と前
記動作可能な外部冷却装置の台数とに基づいて前記外部
冷却装置の冷却能力を求める冷却能力算出手段と、前記
結合制御手段により複数のタンク間が結合されている状
態で且つ前記外部冷却装置の故障時に、前記冷却能力と
前記対象装置の運用構成に基づく前記対象装置の発熱量
とを比較して、前記冷却能力が前記発熱量未満で且つ休
止中の外部冷却装置が存在すれば、該休止中の外部冷却
装置を作動させる判定制御手段とを具備することを特徴
としている〔請求項11〕。
【0040】
【作用】本発明による冷却設備の運転制御装置では、対
象装置、例えばコンピュータ内部の運用構成に基づき発
熱量を求めるとともに、外部冷却装置および空調装置少
なくとも一方の冷却能力を周囲外気温度を計測すること
により求めて、外部冷却装置または空調機の故障時に、
前記冷却能力と発熱量との比較により、冷却能力が発熱
量以上である限り、環境異常割り込みを抑止して、シス
テムのシャットダウン処理を回避する。
【0041】さらに、本発明による他の冷却設備の運転
制御装置では、冷却能力が発熱量以上でなくとも、休止
中の外部冷却装置および空調装置の少なくとも一方が存
在する場合に、冷却能力が発熱量以上となるように外部
冷却装置および空調装置を動作させる。
【0042】また、本発明によるその他の冷却設備の運
転制御装置では、外部冷却装置が冷却媒体のタンクを複
数持つシステムである場合は、冷却能力が発熱量未満と
なった場合、タンク間を結合し、論理的に1つのタンク
として動作させて、冷却装置を共用化して冷却すること
によりシステムダウンを防止する。
【0043】
【実施例】以下、本発明に係る冷却設備の運転制御装の
具体的な実施例を図面を参照して説明する。
【0044】〔実施例1〕図1は本発明の第1の実施例
による原理的な冷却設備の運転制御装置が組み込まれた
コンピュータシステムの構成を示している。
【0045】図1のシステムは、外部冷却装置群11、
第1のポンプ(P)12、タンク13、第2のポンプ
(P)14、コンピュータ15、構成制御レジスタ1
6、第1のセンサ17、稼働外部冷却装置数検知部1
8、水冷部能力検出部19、空調装置20、第2のセン
サ21、稼働空調機数検出部22、空冷部能力検出部2
3、第1の判定部24および第2の判定部25を備えて
いる。
【0046】さらに、コンピュータ15は、内部冷却装
置(CDU)(以下、単に「CDU」と称する)群3
1、電子回路部32および運用制御処理部33を有す
る。CDU群31の各CDUは、それぞれ熱交換器31
aおよびポンプ(P)31bを有している。
【0047】外部冷却装置群11、第1のポンプ(P)
12、タンク13、第2のポンプ(P)14、コンピュ
ータ15、空調装置20、CDU群31、電子回路部3
2、運用制御処理部33、熱交換器31aおよびポンプ
(P)31bは、それぞれ図15の従来のシステムにお
ける外部冷却装置群141、ポンプ(P)142、タン
ク150、ポンプ(P)151、コンピュータ143、
空調機群153、CDU群144、電子回路部145、
運用制御処理部155、熱交換器144aおよびポンプ
(P)144bにほぼ相当する。
【0048】外部冷却装置群11は、複数の外部冷却装
置で構成され、各々、例えば水からなる外部冷却媒体を
ヒートポンプ型の空冷方式にて冷却する。タンク13
は、外部冷却装置群11によって冷却された外部冷却媒
体である水を蓄える。外部冷却装置群11によって冷却
された外部冷却媒体は、例えば各冷却装置毎にポンプ1
2によってタンク13と外部冷却装置群11との間で循
環される。タンク13に蓄えられた外部冷却媒体は、例
えば各CDU毎にポンプ14によりコンピュータ15の
CDU群31内の熱交換器31aに循環される。
【0049】タンク13を設けたことにより、外部冷却
装置群11に故障および停電が発生して、外部冷却装置
群11に故障や停電が発生しても、タンク13からポン
プ14によって外部冷却媒体をCDU群31に供給する
ことができ、タンク13に収容された外部冷却媒体の熱
容量分だけ、冷却を継続することができる。
【0050】コンピュータ15は、冷却される対象装置
であり、各種の処理を行うものである。コンピュータ1
5のCDU群31は、タンク13から循環供給される外
部冷却媒体が与えられる熱交換器31aによって、例え
ば水からなる内部冷却媒体を冷却する。熱交換器31a
で冷却された内部冷却媒体は、ポンプ31bによって、
コンピュータ15を構成する電子回路部32を循環冷却
する。冷却される電子回路部32は、例えばプロセッサ
エレメントPE等のように作動により発熱する回路部分
である。
【0051】運用制御処理部33は、コンピュータ15
内で、通常の場合、ファームウェアまたはアプリケーシ
ョンプログラム等のソフトウェアによる機能として実現
され、外部冷却装置群11および空調装置20等の冷却
設備による冷却能力が、コンピュータ15内の発熱部の
発熱量を上回ったときに環境異常割込によりコンピュー
タ15のシステムシャットダウン処理を行って、システ
ムをパワーオフさせる。
【0052】空調装置20は、複数の空調機からなり、
コンピュータ15を設置した部屋の空気を冷却して所定
温度、例えば18℃に保持する。空調装置20は、コン
ピュータ15を設置した部屋の空気が所定温度、例えば
18℃を保つように、室内の空気を冷却し、熱を室外へ
放熱するとともに、電子回路部32の放熱板等にその部
屋の冷却された内部の空気をファン等により、吹きつけ
て冷却を行う。
【0053】構成制御レジスタ16は、コンピュータ1
5内の電子回路部32における運用構成、例えば稼働中
のプロセッサエレメントPE等の構成が格納されてい
る。第1のセンサ17は、外部冷却装置群11の周囲外
気温度を計測する。稼働外部冷却装置数検知部18は、
外部冷却装置群11の各外部冷却装置から与えられる稼
働中を示す稼働信号群および故障中を示す故障信号群に
基づき、動作可能な外部冷却装置の台数を求める。水冷
部能力検出部19は、第1のセンサ17で計測される周
囲外気温度と、稼働外部冷却装置数検知部18で求めら
れる動作可能な外部冷却装置台数とに基づいて、水冷部
である外部冷却装置群11による冷却能力を求める。第
2のセンサ21は、空調装置20の周囲外気温度を計測
する。稼働空調機数検出部22は、空調装置20を構成
する各空調機から与えられる稼働中を示す稼働信号群お
よび故障中を示す故障信号群に基づき、動作可能な空調
機の台数を求める。空冷部能力検出部23は、第2のセ
ンサ21で計測される周囲外気温度とに基づいて、空冷
部である空調装置20による冷却能力を求める。
【0054】第1の判定部24は、外部冷却装置群11
を構成する外部冷却装置の故障時に、構成制御レジスタ
16に格納されているコンピュータ15内の電子回路部
32における稼働中のプロセッサエレメントPE等の運
用構成に基づくコンピュータ15の発熱量を求めるとと
もに、水冷部である外部冷却装置群11の冷却能力と稼
働中の電子回路部32等に基づくコンピュータ15の発
熱量とを比較して、前記冷却能力が前記発熱量未満であ
れば環境異常割り込みを運用制御処理部33に与えて、
コンピュータ15を停止させ且つ前記水冷部の冷却能力
が前記発熱量以上であれば前記環境異常割り込みを抑止
する。
【0055】第2の判定部25は、空調装置20を構成
する空調機の故障時に、構成制御レジスタ16に格納さ
れているコンピュータ15内の電子回路部32における
稼働中のプロセッサエレメントPE等の運用構成に基づ
くコンピュータ15の発熱量を求めるとともに、空冷部
である空調装置20の冷却能力と稼働中の電子回路部3
2等に基づくコンピュータ15の発熱量とを比較して、
前記冷却能力が前記発熱量未満であれば環境異常割り込
みを運用制御処理部33に与えて、コンピュータ15を
停止させ且つ前記空冷部の冷却能力が前記発熱量以上で
あれば前記環境異常割り込みを抑止する。
【0056】このように、図1の構成では、外部冷却装
置および空調機の故障時に、空調装置20による空冷に
ついて: 空冷冷却能力≧発熱量 外部冷却装置群11による水冷について: 水冷冷却能力≧発熱量 を求め、上述の条件を満足していない場合は、環境異常
割り込みを発生して、コンピュータ15にシステムシャ
ットダウン処理を行わせて、システムを停止させ、上述
の条件を満足している場合は、環境異常割り込みを抑止
し、必要に応じて冷却設備を制御して、コンピュータ1
5の運転を継続させる。
【0057】〔実施例2〕図2は本発明の第2の実施例
による冷却設備の運転制御装置が組み込まれたコンピュ
ータシステムの具体的な構成を示している。図2のコン
ピュータシステムにおける冷却設備は、複数のチラー
(外部冷却装置)からなる外部冷却装置群11と複数の
CDUからなるCDU群(内部冷却装置群)31とを用
いた冷却設備を備えている。
【0058】図2のシステムは、外部冷却装置群11、
第1のポンプ群12、タンク13、第2のポンプ群1
4、CDU群(内部冷却装置群)31、自動電源制御装
置(ARC)41、設備制御盤42、初期電源投入構成
スイッチ(以下、「初期電源投入構成SW」と称する)
43、カレント設備構成レジスタ44、切り替え部4
5、プロセッサエレメントPE1〜PEn、PEn+1〜P
2n、PE2n+1…、コントロールプロセッサCP0、C
P1、ネットワークNWおよびサービスプロセッサSV
Pを備えている。
【0059】外部冷却装置群11は、複数の外部冷却装
置であるチラー0、チラー1、チラー2…で構成され、
CDU群(内部冷却装置群)31は、複数の内部冷却装
置であるCDU0、CDU1、CDU2…CDUNで構
成される。
【0060】プロセッサエレメントPE1〜PEn、PE
n+1〜PE2n、PE2n+1…、コントロールプロセッサC
P0、CP1およびネットワークNWは、いわゆる並列
プロセッサからなるコンピュータ(図1におけるコンピ
ュータ15に相当する)の主要部分を構成し、コンピュ
ータ内の発熱する電子回路部(図1における電子回路部
32に相当する)は主としてプロセッサエレメントPE
1〜PEn、PEn+1〜PE2n、PE2n+1…、コントロー
ルプロセッサCP0およびCP1である。
【0061】運用制御処理部33は、コントロールプロ
セッサCP0およびCP1内に例えばファームウェアま
たはアプリケーションプログラム等の形で実質的に内蔵
される。運用制御処理部33は、実質的に図1に示した
第1の判定部24を含む。
【0062】サービスプロセッサSVPは、コンピュー
タに付設され、構成制御レジスタ16をインタフェース
部(SCI)に内蔵する。チラー0…は、ヒートポンプ
型の冷却装置であり、外部冷却媒体である水すなわち外
部冷却水を冷却する。チラー0…の各々に結合されたポ
ンプからなるポンプ群12は、チラー0…によって冷却
された外部冷却水をそれぞれタンク13に供給し、外部
冷却水をチラー0…とタンク13との間で循環させる。
【0063】冷却装置群31を構成するCDU0〜CD
UNとタンク13との間に設けられたポンプ群14は、
タンク13に蓄えられた外部冷却水をCDU0〜CDU
Nに供給して循環させる。CDU0〜CDUNは、それ
ぞれ熱交換器およびポンプを内蔵し、熱交換器に供給さ
れる外部冷却水により内部冷却媒体である内部冷却水を
冷却し、ポンプでプロセッサエレメントPE1…に供給
する。例えば、CDU0は、プロセッサエレメントPE
1〜PEnに内部冷却水を供給して循環させ、CDU1
は、ロセッサエレメントPEn+1〜PE2nに内部冷却水
を供給して循環させる。
【0064】ネットワークNWは、複数のプロセッサエ
レメントPE1…を相互に結合する。コントロールプロ
セッサCP0およびCP1は、マスタコントロールプロ
セッサCP0とスレーブコントロールプロセッサCP1
とからなり、複数のプロセッサエレメントPE1…を統
括制御する。コントロールプロセッサCP0およびCP
1内にファームウェアまたはアプリケーションプログラ
ム等のプログラムの形で実質的に内蔵される運用制御処
理部33は、複数のプロセッサエレメントPE 1…の運
用を制御する。
【0065】設備制御盤42は、外部冷却装置群11の
チラー0…、およびポンプ群12等を制御する。自動電
源制御装置(ARC)41は、各装置の電源のオン/オ
フを制御する。
【0066】サービスプロセッサSVPは、プロセッサ
エレメントPE1…、コントロールプロセッサCP0…
を制御する。サービスプロセッサSVPに設けられたイ
ンタフェースSCIは、サービスプロセッサSVPと自
動電源制御装置(ARC)41との間で情報の授受を行
ったり、サービスプロセッサSVPとコントロールプロ
セッサCP0、CP1、プロセッサエレメントPE1
およびCDU群31との間で情報の授受を行ったりす
る。サービスプロセッサSVPのインタフェースSCI
は、装置の運用構成情報を保持するための構成制御レジ
スタ16を内蔵している。構成制御レジスタ16の内容
のうちの設備オンを指示する情報が設備オン信号として
インタフェースSCIを介して設備制御盤42に供給さ
れる。
【0067】初期電源投入構成SW43は、初期の電源
投入時のシステムの運用構成を規定するためのスイッチ
であり、この初期電源投入構成SW43により初期の電
源投入時の冷却設備の運用構成を予め設定しておくこと
ができる。カレント設備構成レジスタ44は、随時その
時点での設備構成が登録される。切り替え部45は、設
備制御盤42により制御され、初期電源投入構成SW4
3およびカレント設備構成レジスタ44のいずれの登録
内容を設備制御盤42に与えるかを選択的に切り替え
る。
【0068】次に、図2のシステムの動作について具体
的に説明する。 〔外部冷却装置故障時〕まず、図2のシステムにおいて
外部冷却装置が故障した場合の制御動作について、図3
に示す制御フロー説明図を参照して説明する。
【0069】図3は、外部冷却装置、水タンク、冷却装
置、空調機、本体装置、SVP(サービスプロセッ
サ)、ARC(自動電源制御装置)および設備制御盤の
それぞれについて、動作を時間および情報の流れに関連
付けて説明している。外部冷却装置は、外部冷却装置群
11を構成するチラー0…である。水タンクはタンク1
3であり、冷却装置はCDU群31を構成するCDU0
…である。空調機は、コンピュータを設置した部屋を冷
却する空調装置を構成する空調機であるが、図2のシス
テムには存在しない。この空調機については、他の実施
例に関連して説明する。本体装置は、コンピュータのシ
ステム自体の発熱する部分であり、プロセッサエレメン
トPE1…およびコントロールプロセッサCP0…であ
る。サービスプロセッサ(SVP)は、構成制御レジス
タ16を含むインタフェースSCIを備えている。自動
電源制御装置(ARC)および設備制御盤は、それぞれ
自動電源制御装置41および設備制御盤42である。
【0070】正常運転時は、外部冷却装置群11のチラ
ー0…からタンク13に外部冷却水が供給され、さらに
CDU群31のCDU…に外部冷却水が供給される。C
DU群31では、熱交換により内部冷却水が冷却され、
冷却された内部冷却水がコンピュータのプロセッサエレ
メントPE1…およびコントロールプロセッサCP0…
を冷却する。
【0071】外部冷却装置群11の各チラー0…は周囲
温度を計測するセンサを備えており、計測された周囲温
度は設備制御盤42に与えられ、サービスプロセッサS
VPを介して、コンピュータ内のコントロールプロセッ
サCP0…の運用制御処理部33に与えられる。
【0072】外部冷却装置群11のうちの1つのチラー
例えばチラー1が故障した場合、チラー1の異常発生に
より、チラー1からタンク13への外部冷却水の供給が
停止する。タンク13には、その他のチラー0および2
〜5より外部冷却水が供給されるので、タンク13から
はCDU群31の各CDUに外部冷却水が供給され、熱
交換により内部冷却水が冷却され、コンピュータのプロ
セッサエレメントPE1…およびコントロールプロセッ
サCP0…の冷却が一応行われる。
【0073】チラー1の故障により、チラー1から設備
制御盤42に故障信号が与えられ、この故障信号の情報
が、サービスプロセッサSVPを介してコンピュータ内
のコントロールプロセッサCP0…の運用制御処理部3
3に与えられる。
【0074】運用制御処理部33は、上述の周囲温度と
稼働し得るチラー台数とに基づき、外部冷却装置群11
の冷却能力を算出する(ステップS11)。次に、サー
ビスプロセッサSVPの構成制御レジスタ16の構成情
報に基づいてコンピュータの稼働中のプロセッサエレメ
ントPE1…およびコントロールプロセッサCP0…等
の電子回路部の発熱量を算出する(ステップS12)。
【0075】ステップS11およびS12で求められた
冷却能力と発熱量とを比較し、 水冷冷却能力≧発熱量 を満足するか否かが判定される(ステップS13)。
【0076】ステップS13で、水冷冷却能力≧発熱量
であると判定された場合は、通常動作が可能であるの
で、そのまま処理を終了して、通常動作を継続する。ス
テップS13で、水冷冷却能力≧発熱量でない、すなわ
ち水冷冷却能力<発熱量であると判定された場合、運転
可能であって且つ休止中であるチラーがあるか否かを判
定し(ステップS14)、休止中のチラーがない場合
は、故障等の異常の発生したチラーに対応するプロセッ
サエレメントに対するOS(オペレーティングシステ
ム)のシャットダウン処理を行って、該プロセッサエレ
メントに対するパワーオフ処理を行った後に、動作を継
続する(ステップS15)。
【0077】なお、チラー0…とプロセッサエレメント
PE1…との対応関係は、システムの物理的な構成に応
じて、適宜予め定義しておく。ステップS14で、休止
中のチラーがあると判定された場合は、休止中のチラー
を追加起動して、通常動作を継続する(ステップS1
6)。
【0078】〔電源投入時〕図2のシステムにおける電
源投入時の制御動作について、図4に示すタイムチャー
トおよび図5に示す制御フロー説明図を参照して説明す
る。
【0079】図4は、チラーおよび空調機等に関連する
設備電源のオン/オフ、コンピュータの本体電源のオン
/オフおよびサービスプロセッサSVPから設備制御盤
42に与えられる設備オン信号のタイミング関係を示し
ている。
【0080】図5は、図3の場合と同様に、外部冷却装
置、水タンク、冷却装置、空調機、本体装置、SVP
(サービスプロセッサ)、ARC(自動電源制御装置)
および設備制御盤のそれぞれについて、動作を時間およ
び情報の流れに関連付けて説明している。
【0081】電源投入時は、自動電源制御装置(AR
C)41において、電源投入スイッチ等が操作され、電
源投入が開始されると、設備制御盤42に切り替え部4
5を介して与えられている初期電源投入構成SW43を
参照して、外部冷却装置群11を構成するチラー0…お
よびタンク13に結合されたポンプ群12等の電源が投
入され、起動される。タンク13内の外部冷却水の水温
が正常値になると、設備制御盤42において、設備電源
の投入完了が認識され、自動電源制御装置41により、
コンピュータの本体電源の投入が開始される。まず、サ
ービスプロセッサSVPの電源が投入され、次に設備制
御盤42を介して与えられている初期電源投入構成SW
43の設定に従って、CDU群31およびコンピュータ
本体のプロセッサエレメントPE1…およびコントロー
ルプロセッサCP0…に電源が投入される。図2では空
調装置は存在しないが、空調装置が存在する場合は、同
時に空調機群の電源も投入される。
【0082】コンピュータ内のコントロールプロセッサ
CP0…の運用制御処理部33の動作により、OSのI
PL(イニシャルプログラムローダ)が起動され、OS
が立ち上がり、設備オン信号が設備制御盤42に送出さ
れる。設備制御盤42では、期間Tsにおいて設備オン
信号をサンプリングして、設備オン信号の内容を初期電
源投入構成SW43の設定内容(例えばK1とする)と
比較し、同じ値であれば、構成の変更は生じていないの
で、直ちに(制御開始までの期間Tk=0で)通常動作
となる。このとき、設備制御盤42は、初期電源投入構
成SW43の設定内容K1をカレント設備構成レジスタ
44にセットして、切り替え部45によりカレント設備
構成レジスタ44を選択する。
【0083】〔電源オフ時〕図2のシステムにおける電
源切断時の制御動作について、図6に示すタイムチャー
トおよび図7に示す制御フロー説明図を参照して説明す
る。
【0084】図6も、図4と同様に、チラーおよび空調
機等に関連する設備電源のオン/オフ、コンピュータの
本体電源のオン/オフおよびサービスプロセッサSVP
から設備制御盤42に与えられる設備オン信号のタイミ
ング関係を示している。
【0085】図7は、図3および図5等の場合と同様
に、外部冷却装置、水タンク、冷却装置、空調機、本体
装置、SVP(サービスプロセッサ)、ARC(自動電
源制御装置)および設備制御盤のそれぞれについて、動
作を時間および情報の流れに関連付けて説明している。
【0086】電源切断時は、プロセッサエレメントPE
1…およびコントロールプロセッサCP0…等のコンピ
ュータの本体装置において、電源切断操作が行われ、電
源切断が開始されると、OSのシャットダウン処理が行
われ、コンピュータ内部の電源の切断が開始される。サ
ービスプロセッサSVPの電源切断動作により、CDU
群31が全て休止され、且つコンピュータの全ての電源
が切断される。この電源オフにより、設備オン信号が全
てオフになる。
【0087】設備制御盤42は、後述の構成変更動作と
同様に、設備オン信号を所定時間監視し、設備オン信号
が全てオフとなって所定時間経過すると、全ての設備電
源を切断する。すなわち、外部冷却装置群11について
は稼働中のチラーを全て停止させ、且つタンク13のポ
ンプ12および14を全て停止させる。図2のシステム
では、空調装置は存在しないが、空調装置が存在する場
合、稼働中の空調機があれば全て停止させる。
【0088】〔構成変更時(拡張時)〕図2のシステム
において構成を拡張するような構成変更が行われた場合
の制御動作について、図4に示すタイムチャートおよび
図8に示す制御フロー説明図を参照して説明する。
【0089】図8は、図3、図5および図7等の場合と
同様に、外部冷却装置、水タンク、冷却装置、空調機、
本体装置、SVP(サービスプロセッサ)、ARC(自
動電源制御装置)および設備制御盤のそれぞれについ
て、動作を時間および情報の流れに関連付けて説明して
いる。
【0090】電源投入が行われ、正常動作している状態
で、コンピュータの本体装置が設備拡張を開始すると、
サービスプロセッサSVPが設備制御盤42に設備拡張
を指示する。設備制御盤42は、設備拡張に応じた設備
オン信号と切り替え部45を介して与えられているカレ
ント設備構成レジスタ44の内容K1とを比較し、変更
部分を検出して、該変更部分が所定のサンプリング時間
Tsの間一定であれば、構成変更とみなし、拡張すべき
設備構成に対応する設備電源を投入するとともに、カレ
ント設備構成レジスタ44の内容を変更された内容K2
にセットする。拡張すべき設備構成に対応する設備電源
の投入にあたり、設備制御盤42は、変更部分に対応し
て、外部冷却装置群11に休止中のチラーがあればその
休止中のチラーを起動し、ポンプ群12の該当するポン
プを起動し、タンク13の水温が正常になるのを待つ。
図2では空調装置は存在しないが、空調装置が存在し休
止中の空調機が存在する場合は、必要に応じて休止中の
空調機も起動され、空調機の温度が正常になるのを待
つ。
【0091】タンク13の水温が正常になれば、設備制
御盤42は、それを検知して、サービスプロセッサSV
Pに水温正常を通知する。サービスプロセッサSVP
は、コンピュータの本体構成の拡張を開始し、CDU群
31の休止中のCDUを起動し、さらにコンピュータ内
の休止中のプロセッサエレメント(PE)の電源をオン
とし、初期化処理を行う。
【0092】〔構成変更時(縮退時)〕図2のシステム
において構成を縮退するような構成変更が行われた場合
の制御動作について、図4に示すタイムチャートおよび
図9に示す制御フロー説明図を参照して説明する。
【0093】図9は、図8の場合と同様に、外部冷却装
置、水タンク、冷却装置、空調機、本体装置、SVP
(サービスプロセッサ)、ARC(自動電源制御装置)
および設備制御盤のそれぞれについて、動作を時間およ
び情報の流れに関連付けて説明している。
【0094】電源投入が行われ、正常動作している状態
で、コンピュータの本体装置が設備縮退を開始すると、
サービスプロセッサSVPは、コンピュータの本体構成
の縮退を開始し、CDU群31のCDUの少なくとも一
部を指定して休止させ、さらにコンピュータ内のプロセ
ッサエレメント(PE)の少なくとも一部を指定して電
源をオフとする。それに伴って、コンピュータからサー
ビスプロセッサSVPを介して、設備制御盤42に設備
縮退開始が指示される。設備制御盤42は、設備縮退に
応じた設備オン信号と切り替え部45を介して与えられ
ているカレント設備構成レジスタ44の内容K1とを比
較して、変更部分を検出し、該変更部分が所定のサンプ
リング時間Tsの間一定であれば、構成変更とみなし
て、設備構成の縮退を行うとともに、カレント設備構成
レジスタ44の内容を変更された内容K2にセットす
る。
【0095】設備構成の縮退にあたり、設備制御盤42
は、変更部分に対応して、外部冷却装置群11の稼働中
のチラーのうちの所要のチラーを休止し、ポンプ群12
の該当するポンプを休止する。図2では空調装置は存在
しないが、空調装置が存在する場合は、必要に応じて稼
働中の空調機も休止される。
【0096】上述したように、外部冷却装置群11のチ
ラーが故障した場合、故障信号が、設備制御盤42か
ら、設備制御盤42→インタフェースSCI→サービス
プロセッサSVP→コントロールプロセッサCP0、C
P1という経路で、コントロールプロセッサCP0、C
P1へと伝わり、コントロールプロセッサCP0、CP
1の運用アプリケーションプログラムによる運用制御処
理部33で故障内容が管理される。
【0097】チラーの周囲温度は、インタフェースSC
IからサービスプロセッサSVP経由で、コントロール
プロセッサCP0、CP1上の運用制御処理部33へ通
知される。
【0098】運用制御処理部33内には、チラーの周囲
温度および冷却能力のテーブルを持っており、そのテー
ブルからチラー1台あたりの動作能力がわかり、チラー
の稼働数の情報より冷却能力が算出される。また、コン
トロールプロセッサCP0、CP1は、プロセッサエレ
メントPE1…の動作を制御している構成制御レジスタ
16の情報をサービスプロセッサSVP経由で読み取る
ことができ、稼働中のプロセッサエレメントPE1…の
数を検知することができる。プロセッサエレメントPE
1…の1台あたりの水冷にかかわる水冷発熱量は、ほぼ
固定値であるので、計算により水冷発熱量を求めること
ができる。
【0099】運用制御処理部33は、以下の式を満足し
ているかどうか判定する。 水冷冷却能力≧水冷発熱量 チェックする契機は、チラーの故障の発生時またはプロ
セッサエレメントPE 1…の構成変更時である。
【0100】上述の式を満足している場合は、環境異常
と判断せずにシステム正常動作と判断する。上述の式を
満足していなかった場合で且つ休止中のチラーがあった
場合、サービスプロセッサSVPのインタフェイスSC
Iを介して休止中のチラーの必要部分を動作させる。
【0101】上述の式を満足せず且つ休止中のチラーも
ない場合には、コントロールプロセッサCP0、CP1
は、OSのシャットダウン処理を行い、コンピュータの
電源をオフとし、さらに冷却設備の電源をオフとする。
【0102】〔実施例3〕図10は本発明の第3の実施
例による冷却設備の運転制御装置が組み込まれたコンピ
ュータシステムの具体的な構成を示している。図3のコ
ンピュータシステムにおける冷却設備は、複数の空調機
からなる空調装置20および空冷式の内部冷却装置(C
DU)群31を用いた冷却設備を備えている。
【0103】図10のシステムは、空調装置20、CD
U群(内部冷却装置群)31、自動電源制御装置(AR
C)41、設備制御盤42、プロセッサエレメントPE
1〜PEn、PEn+1〜PE2n、PE2n+1…、コントロー
ルプロセッサCP0、CP1、ネットワークNWおよび
サービスプロセッサSVPを備えている。なお、図10
では明示していないが、図2と同様の初期電源投入構成
SW43、カレント設備構成レジスタ44および切り替
え部45も設けられている。
【0104】空調装置20は、複数の空調機からなる空
調機群として構成され、CDU群(内部冷却装置群)3
1は、複数の空冷式の内部冷却装置であるCDU0、C
DU1、CDU2…CDUNで構成される。
【0105】プロセッサエレメントPE1〜PEn、PE
n+1〜PE2n、PE2n+1…、コントロールプロセッサC
P0、CP1およびネットワークNWは、いわゆる並列
プロセッサからなるコンピュータ(図1におけるコンピ
ュータ15)の主要部分を構成し、コンピュータ内の発
熱する電子回路部(図1における電子回路部32)は主
としてプロセッサエレメントPE1〜PEn、PEn+1
PE2n、PE2n+1…、コントロールプロセッサCP0お
よびCP1である。
【0106】コントロールプロセッサCP0およびCP
1内には、図10には明示していないが、図2と同様に
運用制御処理部33が、例えばファームウェア等の形で
実質的に内蔵されている。運用制御処理部33は、実質
的に図1に示した第2の判定部25を含む。
【0107】サービスプロセッサSVPは、コンピュー
タに付設され、図2と同様に構成制御レジスタ16(図
10には示していない)を内蔵する。この場合、冷却装
置群31を構成するCDU0〜CDUNは、それぞれ熱
交換器およびポンプを内蔵し、熱交換器において周囲の
空気により内部冷却媒体である内部冷却水を冷却し、ポ
ンプでプロセッサエレメントPE1…に供給する。例え
ば、CDU0は、プロセッサエレメントPE1〜PEn
内部冷却水を供給して循環させ、CDU1は、ロセッサ
エレメントPEn+1〜PE2nに内部冷却水を供給して循
環させる。
【0108】ネットワークNWは、複数のプロセッサエ
レメントPE1…を相互に結合する。コントロールプロ
セッサCP0およびCP1は、マスタコントロールプロ
セッサCP0とスレーブコントロールプロセッサCP1
とからなり、複数のプロセッサエレメントPE1…を統
括制御する。コントロールプロセッサCP0およびCP
1内にファームウェア等のプログラムの形で実質的に内
蔵される運用制御処理部33は、複数のプロセッサエレ
メントPE1…の運用を制御する。
【0109】設備制御盤42は、空調装置20の各空調
機を制御する。自動電源制御装置(ARC)41は、各
装置の電源のオン/オフを制御する。サービスプロセッ
サSVPは、プロセッサエレメントPE1…、コントロ
ールプロセッサCP0…を制御する。サービスプロセッ
サSVPに設けられたインタフェースSCIは、サービ
スプロセッサSVPと自動電源制御装置(ARC)41
との間で情報の授受を行ったり、サービスプロセッサS
VPとコントロールプロセッサCP0、CP1、プロセ
ッサエレメントPE1…およびCDU群31との間で情
報の授受を行ったりする。サービスプロセッサSVPの
インタフェースSCIは、図10には明確には図示して
いないが、装置の運用構成情報を保持するための構成制
御レジスタ16を内蔵している。
【0110】次に、図10のシステムの動作について具
体的に説明する。 〔空調機故障時〕まず、図10のシステムにおいて空調
機が故障した場合の制御動作について、図11に示す制
御フロー説明図を参照して説明する。
【0111】図11は、外部冷却装置、水タンク、冷却
装置、空調機、本体装置、SVP(サービスプロセッ
サ)、ARC(自動電源制御装置)および設備制御盤の
それぞれについて、動作を時間および情報の流れに関連
付けて説明している。ただし、図10では外部冷却装置
および水タンクは存在しない。冷却装置はこの場合、内
部冷却水を空冷するCDU群31を構成するCDU0…
である。空調機は、コンピュータを設置した部屋を冷却
する空調装置20を構成する空調機群である。本体装置
は、コンピュータのシステム自体の発熱する部分であ
り、プロセッサエレメントPE1…およびコントロール
プロセッサCP0…である。サービスプロセッサ(SV
P)は、構成制御レジスタ16を含むインタフェースS
CIを備えたサービスプロセッサSVPである。自動電
源制御装置(ARC)および設備制御盤は、それぞれ自
動電源制御装置41および設備制御盤42である。
【0112】正常運転時は、図11には明示していない
が、空冷式のCDU群31から冷却された内部冷却水お
よび空調装置20の空調機により、コンピュータのプロ
セッサエレメントPE1…およびコントロールプロセッ
サCP0…を冷却する。
【0113】空調装置20の各空調機は周囲温度を計測
するセンサを備えており、計測された周囲温度は設備制
御盤42に与えられ、サービスプロセッサSVPを介し
て、コンピュータ内のコントロールプロセッサCP0…
の運用制御処理部33に与えられる。
【0114】空調装置20を構成する空調機のうちの1
つが故障した場合、空調機(例えば「空調機1」とす
る)の異常発生により、空調機1の故障情報が設備制御
盤42に与えられ、この故障情報が、サービスプロセッ
サSVPを介してコンピュータ内のコントロールプロセ
ッサCP0…の運用制御処理部33に与えられる。
【0115】このとき、CDU群31の各CDUにより
空冷された内部冷却水によるコンピュータのプロセッサ
エレメントPE1…およびコントロールプロセッサCP
0…の冷却は一応行われている。
【0116】運用制御処理部33は、上述の周囲温度と
CDU群31および稼働し得る空調機台数とに基づき、
空調装置20およびCDU群31の冷却能力を算出する
(ステップS21)。次に、サービスプロセッサSVP
の構成情報(構成制御レジスタ16)に基づいてコンピ
ュータの稼働中のプロセッサエレメントPE1…および
コントロールプロセッサCP0…等の電子回路部の発熱
量を算出する(ステップS22)。
【0117】ステップS21およびS22で求められた
冷却能力と発熱量とを比較し、 空冷冷却能力≧発熱量 を満足するか否かが判定される(ステップS23)。
【0118】ステップS23で、空冷冷却能力≧発熱量
であると判定された場合は、通常動作が可能であるの
で、そのまま処理を終了して、通常動作を継続する。ス
テップS23で、空冷冷却能力≧発熱量でない、すなわ
ち空冷冷却能力<発熱量であると判定された場合、運転
可能であって且つ休止中である空調機があるか否かを判
定し(ステップS24)、休止中の空調機がない場合
は、故障等の異常の発生した空調機に対応するプロセッ
サエレメントに対するOS(オペレーティングシステ
ム)のシャットダウン処理を行って、該プロセッサエレ
メントに対するパワーオフ処理を行った後に、動作を継
続する(ステップS25)。
【0119】なお、空調機とプロセッサエレメントPE
1…との対応関係は、システムの物理的な構成に応じ
て、適宜予め定義しておく。ステップS24で、休止中
の空調機があると判定された場合は、休止中の空調機を
追加起動して、通常動作を継続する(ステップS2
6)。
【0120】〔電源投入時〕図10のシステムにおける
電源投入時の制御動作について、図4に示すタイムチャ
ートおよび図5に示す制御フロー説明図を参照して説明
する。
【0121】既に述べたように、図4は、チラーおよび
空調機等に関連する設備電源のオン/オフ、コンピュー
タの本体電源のオン/オフおよびサービスプロセッサS
VPから設備制御盤42に与えられる設備オン信号のタ
イミング関係を示しており、図5は、外部冷却装置、水
タンク、冷却装置、空調機、本体装置、SVP(サービ
スプロセッサ)、ARC(自動電源制御装置)および設
備制御盤のそれぞれについて、動作を時間および情報の
流れに関連付けて説明している。
【0122】電源投入時は、自動電源制御装置(AR
C)41において、電源投入スイッチ等が操作され、電
源投入が開始されると、設備制御盤42により、(初期
電源投入構成SW43による)初期電源投入構成情報を
参照し、自動電源制御装置41を介して、コンピュータ
の本体電源の投入が開始される。まず、サービスプロセ
ッサSVPの電源が投入され、次に前記初期電源投入構
成情報に従って、CDU群31、空調装置20の空調機
群およびコンピュータ本体のプロセッサエレメントPE
1…およびコントロールプロセッサCP0…に電源が投
入される。
【0123】コンピュータ内のコントロールプロセッサ
CP0…の運用制御処理部33の動作により、OSのI
PLが起動されて、OSが立ち上がり、設備オン信号が
設備制御盤42に送出される。設備制御盤42では、期
間Tsにおいて設備オン信号をサンプリングして、設備
オン信号の内容を初期電源投入構成情報の設定内容(例
えばK1とする)と比較し、同じ値であれば、構成の変
更は生じていないので、直ちに(制御開始までの期間T
k=0で)通常動作となる。このとき、設備制御盤42
は、初期電源投入構成情報の設定内容K1をカレント設
備構成情報(カレント設備構成レジスタ44の内容)と
する。
【0124】〔電源オフ時〕図10のシステムにおける
電源切断時の制御動作について、図6に示すタイムチャ
ートおよび図7に示す制御フロー説明図を参照して説明
する。
【0125】図6も、チラーおよび空調機等に関連する
設備電源のオン/オフ、コンピュータの本体電源のオン
/オフおよびサービスプロセッサSVPから設備制御盤
42に与えられる設備オン信号のタイミング関係を示し
ている。
【0126】図7は、外部冷却装置、水タンク、冷却装
置、空調機、本体装置、SVP(サービスプロセッ
サ)、ARC(自動電源制御装置)および設備制御盤の
それぞれについて、動作を時間および情報の流れに関連
付けて説明している。
【0127】電源切断時は、プロセッサエレメントPE
1…およびコントロールプロセッサCP0…等のコンピ
ュータの本体装置において、電源切断操作が行われ、電
源切断が開始されると、OSのシャットダウン処理が行
われ、コンピュータ内部の電源の切断が開始される。サ
ービスプロセッサSVPの電源切断動作により、CDU
群31が全て休止され、且つコンピュータの全ての電源
が切断される。この電源オフにより、設備オン信号が全
てオフになる。
【0128】設備制御盤42は、設備オン信号を所定時
間監視し、設備オン信号が全てオフとなって所定時間経
過すると、全ての設備電源を切断する。すなわち、空調
装置20については稼働中の空調機を全て停止させる。
【0129】〔構成変更時(拡張時)〕図10のシステ
ムにおいて構成を拡張するような構成変更が行われた場
合の制御動作について、図4に示すタイムチャートおよ
び図8に示す制御フロー説明図を参照して説明する。
【0130】図8は、外部冷却装置、水タンク、冷却装
置、空調機、本体装置、SVP(サービスプロセッ
サ)、ARC(自動電源制御装置)および設備制御盤の
それぞれについて、動作を時間および情報の流れに関連
付けて説明している。
【0131】電源投入が行われ、正常動作している状態
で、コンピュータの本体装置が設備拡張を開始すると、
サービスプロセッサSVPが設備制御盤42に設備拡張
を指示する。設備制御盤42は、設備拡張に応じた設備
オン信号とカレント設備構成情報の設定内容K1とを比
較し、変更部分を検出して、該変更部分が所定のサンプ
リング時間Tsの間一定であれば、構成変更とみなし、
拡張すべき設備構成に対応する設備電源を投入するとと
もに、カレント設備構成情報の内容を変更された内容K
2にセットする。拡張すべき設備構成に対応する設備電
源の投入にあたり、設備制御盤42は、変更部分に対応
して、空調装置20に休止中の空調機が存在する場合
は、必要に応じて休止中の空調機が起動され、空調機の
温度が正常になるのを待つ。
【0132】空調装置20の空調機の温度が正常になれ
ば、設備制御盤42は、それを検知して、サービスプロ
セッサSVPに温度正常を通知する。サービスプロセッ
サSVPは、コンピュータの本体構成の拡張を開始し、
CDU群31の休止中のCDUを起動し、さらにコンピ
ュータ内の休止中のプロセッサエレメント(PE)の電
源をオンとし、初期化処理を行う。
【0133】〔構成変更時(縮退時)〕図10のシステ
ムにおいて構成を縮退するような構成変更が行われた場
合の制御動作について、図4に示すタイムチャートおよ
び図9に示す制御フロー説明図を参照して説明する。
【0134】図9は、外部冷却装置、水タンク、冷却装
置、空調機、本体装置、SVP(サービスプロセッ
サ)、ARC(自動電源制御装置)および設備制御盤の
それぞれについて、動作を時間および情報の流れに関連
付けて説明している。
【0135】電源投入が行われ、正常動作している状態
で、コンピュータの本体装置が設備縮退を開始すると、
サービスプロセッサSVPは、コンピュータの本体構成
の縮退を開始し、コンピュータ内のプロセッサエレメン
ト(PE)の一部を指定して電源をオフとする。さらに
CDU群31のCDUの一部を指定して休止させ、その
後、コンピュータからサービスプロセッサSVPを介し
て、設備制御盤42に設備縮退開始が指示される。設備
制御盤42は、設備縮退に応じた設備オン信号とカレン
ト設備構成情報の内容K1とを比較して、変更部分を検
出し、該変更部分が所定のサンプリング時間Tsの間一
定であれば、構成変更とみなして、設備構成の縮退を行
うとともに、カレント設備構成情報の設定内容を変更さ
れた内容K2にセットする。設備構成の縮退にあたり、
設備制御盤42は、変更部分に対応して、空調装置20
の稼働中の空調機のうちの所要の空調機を休止する。
【0136】上述したように、空調装置20の空調機が
故障した場合、故障信号が、設備制御盤42から、設備
制御盤42→インタフェースSCI→サービスプロセッ
サSVP→コントロールプロセッサCP0、CP1とい
う経路で、コントロールプロセッサCP0、CP1へと
伝わり、コントロールプロセッサCP0、CP1の運用
アプリケーションプログラムによる運用制御処理部33
で故障内容が管理される。
【0137】空調機の周囲温度は、インタフェースSC
IからサービスプロセッサSVP経由で、コントロール
プロセッサCP0、CP1上の運用制御処理部33へ通
知される。
【0138】運用制御処理部33内には、空調機の周囲
温度および冷却能力のテーブルを持っており、そのテー
ブルから空調機1台あたりの動作能力がわかり、空調機
の稼働数の情報より冷却能力が算出される。また、コン
トロールプロセッサCP0、CP1は、プロセッサエレ
メントPE1…の動作を制御している構成制御情報(構
成制御レジスタ16)をサービスプロセッサSVP経由
で読み取ることができ、稼働中のプロセッサエレメント
PE1…の数を検知することができる。プロセッサエレ
メントPE1…の1台あたりの空冷にかかわる空冷発熱
量は、ほぼ固定値であるので、計算により空冷発熱量を
求めることができる。
【0139】運用制御処理部33は、以下の式を満足し
ているかどうか判定する。 空冷冷却能力≧空冷発熱量 チェックする契機は、空調機の故障の発生時またはプロ
セッサエレメントPE 1…の構成変更時である。
【0140】上述の式を満足している場合は、環境異常
と判断せずにシステム正常動作と判断する。上述の式を
満足していなかった場合で且つ休止中の空調機があった
場合、サービスプロセッサSVPのインタフェイスSC
Iを介して休止中の空調機の必要部分を動作させる。
【0141】上述の式を満足せず且つ休止中の空調機も
ない場合には、コントロールプロセッサCP0、CP1
は、OSのシャットダウン処理を行い、コンピュータの
電源をオフとし、さらに冷却設備の電源をオフとする。
【0142】〔実施例4〕図12は本発明の第4の実施
例による冷却設備の運転制御装置が組み込まれたコンピ
ュータシステムの具体的な構成を示している。図12の
コンピュータシステムにおける冷却設備は、複数のチラ
ー(外部冷却装置)からなる外部冷却装置群11と複数
のCDUからなるCDU群(内部冷却装置群)31と複
数の空調機からなる空調装置20とを用いた冷却設備を
備えている。図12のシステムは、外部冷却装置群1
1、第1のポンプ群12、タンク13、第2のポンプ群
14、空調装置(空調機群)20、CDU群(内部冷却
装置群)31、自動電源制御装置(ARC)41、設備
制御盤42、プロセッサエレメントPE1〜PEn、PE
n+1〜PE2n、PE2n+1…、コントロールプロセッサC
P0、CP1、ネットワークNWおよびサービスプロセ
ッサSVPを備えている。なお、図10では明示してい
ないが、図2と同様の初期電源投入構成SW43、カレ
ント設備構成レジスタ44および切り替え部45も設け
られている。
【0143】外部冷却装置群11は、複数の外部冷却装
置であるチラー0、チラー1、チラー2…で構成され、
CDU群(内部冷却装置群)31は、複数の水冷式の内
部冷却装置であるCDU0、CDU1、CDU2…CD
UNで構成される。空調装置20は、複数の空調機から
なる空調機群として構成される。
【0144】プロセッサエレメントPE1〜PEn、PE
n+1〜PE2n、PE2n+1…、コントロールプロセッサC
P0、CP1およびネットワークNWは、いわゆる並列
プロセッサからなるコンピュータ(図1におけるコンピ
ュータ15)の主要部分を構成し、コンピュータ内の発
熱する電子回路部(図1における電子回路部32)は主
としてプロセッサエレメントPE1〜PEn、PEn+1
PE2n、PE2n+1…、コントロールプロセッサCP0お
よびCP1である。
【0145】コントロールプロセッサCP0およびCP
1内には、図12には明示していないが、図2と同様に
運用制御処理部33が、例えばファームウェア等の形で
実質的に内蔵されている。運用制御処理部33は、実質
的に図1に示した第1および第2の判定部24および2
5を含む。
【0146】サービスプロセッサSVPは、コンピュー
タに付設され、図2と同様に構成制御レジスタ16(図
12には示していない)を内蔵する。チラー0…は、ヒ
ートポンプ型の冷却装置であり、外部冷却媒体である水
すなわち外部冷却水を冷却する。チラー0…の各々に結
合されたポンプからなるポンプ群12は、チラー0…に
よって冷却された外部冷却水をそれぞれタンク13に供
給し、外部冷却水をチラー0…とタンク13との間で循
環させる。
【0147】冷却装置群31を構成するCDU0〜CD
UNとタンク13との間に設けられたポンプ群14は、
タンク13に蓄えられた外部冷却水をCDU0〜CDU
Nに供給して循環させる。CDU0〜CDUNは、それ
ぞれ熱交換器およびポンプを内蔵し、熱交換器に供給さ
れる外部冷却水により内部冷却媒体である内部冷却水を
冷却し、ポンプでプロセッサエレメントPE1…に供給
する。例えば、CDU0は、プロセッサエレメントPE
1〜PEnに内部冷却水を供給して循環させ、CDU1
は、ロセッサエレメントPEn+1〜PE2nに内部冷却水
を供給して循環させる。
【0148】ネットワークNWは、複数のプロセッサエ
レメントPE1…を相互に結合する。コントロールプロ
セッサCP0およびCP1は、マスタコントロールプロ
セッサCP0とスレーブコントロールプロセッサCP1
とからなり、複数のプロセッサエレメントPE1…を統
括制御する。コントロールプロセッサCP0およびCP
1内にファームウェア等のプログラムの形で実質的に内
蔵される運用制御処理部33は、複数のプロセッサエレ
メントPE1…の運用を制御する。
【0149】設備制御盤42は、外部冷却装置群11の
チラー0…、ポンプ群12および空調装置20等を制御
する。自動電源制御装置(ARC)41は、各装置の電
源のオン/オフを制御する。
【0150】サービスプロセッサSVPは、プロセッサ
エレメントPE1…、コントロールプロセッサCP0…
を制御する。サービスプロセッサSVPに設けられたイ
ンタフェースSCIは、サービスプロセッサSVPと自
動電源制御装置(ARC)41との間で情報の授受を行
ったり、サービスプロセッサSVPとコントロールプロ
セッサCP0、CP1、プロセッサエレメントPE1
およびCDU群31との間で情報の授受を行ったりす
る。サービスプロセッサSVPのインタフェースSCI
は、装置の運用構成情報を保持するための構成制御レジ
スタ16を内蔵している。
【0151】次に、図12のシステムの動作について具
体的に説明する。 〔外部冷却装置故障時〕まず、図12のシステムにおい
て外部冷却装置が故障した場合の制御動作については、
図3に示す制御フロー説明図に従い、図1に示した第2
の実施例の場合と全く同様に行われるので、ここでは具
体的な説明を省略する。
【0152】〔空調機故障時〕次に、図12のシステム
において空調機が故障した場合の制御動作について、図
11に示す制御フロー説明図を参照して説明する。
【0153】図11は、外部冷却装置、水タンク、冷却
装置、空調機、本体装置、SVP(サービスプロセッ
サ)、ARC(自動電源制御装置)および設備制御盤の
それぞれについて、動作を時間および情報の流れに関連
付けて説明している。外部冷却装置は、外部冷却装置群
11を構成するチラー0…である。水タンクはタンク1
3であり、冷却装置はCDU群31を構成するCDU0
…である。空調機は、コンピュータを設置した部屋を冷
却する空調装置20を構成する空調機群である。本体装
置は、コンピュータのシステム自体の発熱する部分であ
り、プロセッサエレメントPE1…およびコントロール
プロセッサCP0…である。サービスプロセッサ(SV
P)は、構成制御レジスタ16を含むインタフェースS
CIを備えたサービスプロセッサSVPである。自動電
源制御装置(ARC)および設備制御盤は、それぞれ自
動電源制御装置41および設備制御盤42である。
【0154】正常運転時は、外部冷却装置群11のチラ
ー0…からタンク13に外部冷却水が供給され、さらに
CDU群31のCDU…に外部冷却水が供給される。C
DU群31では、熱交換により内部冷却水が冷却され、
冷却された内部冷却水がコンピュータのプロセッサエレ
メントPE1…およびコントロールプロセッサCP0…
を冷却する。同時に、空調装置20の空調機により、コ
ンピュータが設置された部屋が、コンピュータのプロセ
ッサエレメントPE1…およびコントロールプロセッサ
CP0…を冷却する。
【0155】空調装置20の各空調機は周囲温度を計測
するセンサを備えており、計測された周囲温度は設備制
御盤42に与えられ、サービスプロセッサSVPを介し
て、コンピュータ内のコントロールプロセッサCP0…
の運用制御処理部33に与えられる。
【0156】空調装置20を構成する空調機のうちの1
つが故障した場合、空調機(例えば「空調機1」とす
る)の異常発生により、空調機1の故障情報が設備制御
盤42に与えられ、この故障情報が、サービスプロセッ
サSVPを介してコンピュータ内のコントロールプロセ
ッサCP0…の運用制御処理部33に与えられる。
【0157】このとき、CDU群31の各CDUにより
冷却された内部冷却水によるコンピュータのプロセッサ
エレメントPE1…およびコントロールプロセッサCP
0…の冷却は継続して行われている。
【0158】運用制御処理部33は、上述の周囲温度と
CDU群31および稼働し得る空調機台数とに基づき、
空調装置20およびCDU群31の冷却能力を算出する
(ステップS21)。次に、サービスプロセッサSVP
の構成情報(構成制御レジスタ16)に基づいてコンピ
ュータの稼働中のプロセッサエレメントPE1…および
コントロールプロセッサCP0…等の電子回路部の発熱
量を算出する(ステップS22)。
【0159】ステップS21およびS22で求められた
冷却能力と発熱量とを比較し、 冷却能力≧発熱量 を満足するか否かが判定される(ステップS23)。
【0160】ステップS23で、冷却能力≧発熱量であ
ると判定された場合は、通常動作が可能であるので、そ
のまま処理を終了して、通常動作を継続する。ステップ
S23で、冷却能力≧発熱量でない、すなわち冷却能力
<発熱量であると判定された場合、運転可能であって且
つ休止中である空調機があるか否かを判定し(ステップ
S24)、休止中の空調機がない場合は、故障等の異常
の発生した空調機に対応するプロセッサエレメントに対
するOS(オペレーティングシステム)のシャットダウ
ン処理を行って、該プロセッサエレメントに対するパワ
ーオフ処理を行った後に、動作を継続する(ステップS
25)。
【0161】なお、空調機とプロセッサエレメントPE
1…との対応関係は、システムの物理的な構成に応じ
て、適宜予め定義しておく。ステップS24で、休止中
の空調機があると判定された場合は、休止中の空調機を
追加起動して、通常動作を継続する(ステップS2
6)。
【0162】〔電源投入時〕図12のシステムにおける
電源投入時の制御動作について、図4に示すタイムチャ
ートおよび図5に示す制御フロー説明図を参照して説明
する。
【0163】図4は、チラーおよび空調機等に関連する
設備電源のオン/オフ、コンピュータの本体電源のオン
/オフおよびサービスプロセッサSVPから設備制御盤
42に与えられる設備オン信号のタイミング関係を示し
ている。
【0164】図5は、外部冷却装置、水タンク、冷却装
置、空調機、本体装置、SVP(サービスプロセッ
サ)、ARC(自動電源制御装置)および設備制御盤の
それぞれについて、動作を時間および情報の流れに関連
付けて説明している。
【0165】電源投入時は、自動電源制御装置(AR
C)41において、電源投入スイッチ等が操作され、電
源投入が開始されると、設備制御盤42に切り替え部4
5を介して与えられている初期電源投入構成SW43を
参照して、外部冷却装置群11を構成するチラー0…お
よびタンク13に結合されたポンプ群12等の電源が投
入され、起動される。
【0166】タンク13内の外部冷却水の水温が正常値
になると、設備制御盤42において、設備電源の投入完
了が認識され、自動電源制御装置41により、コンピュ
ータの本体電源の投入が開始される。まず、サービスプ
ロセッサSVPの電源が投入され、次に設備制御盤42
を介して与えられている初期電源投入構成SW43の設
定に従って、CDU群31、空調装置20の空調機群お
よびコンピュータ本体のプロセッサエレメントPE1…
およびコントロールプロセッサCP0…に電源が投入さ
れる。
【0167】コンピュータ内のコントロールプロセッサ
CP0…の運用制御処理部33の動作により、OSのI
PLが起動され、OSが立ち上がり、設備オン信号が設
備制御盤42に送出される。設備制御盤42では、期間
Tsにおいて設備オン信号をサンプリングして、設備オ
ン信号の内容を初期電源投入構成情報の設定内容(例え
ばK1とする)と比較し、同じ値であれば、構成の変更
は生じていないので、直ちに(制御開始までの期間Tk
=0で)通常動作となる。このとき、設備制御盤42
は、初期電源投入構成情報の設定内容K1をカレント設
備構成情報(カレント設備構成レジスタ44の内容)と
する。
【0168】〔電源オフ時〕図12のシステムにおける
電源切断時の制御動作について、図6に示すタイムチャ
ートおよび図7に示す制御フロー説明図を参照して説明
する。
【0169】図6は、チラーおよび空調機等に関連する
設備電源のオン/オフ、コンピュータの本体電源のオン
/オフおよびサービスプロセッサSVPから設備制御盤
42に与えられる設備オン信号のタイミング関係を示し
ている。
【0170】図7は、外部冷却装置、水タンク、冷却装
置、空調機、本体装置、SVP(サービスプロセッ
サ)、ARC(自動電源制御装置)および設備制御盤の
それぞれについて、動作を時間および情報の流れに関連
付けて説明している。
【0171】電源切断時は、プロセッサエレメントPE
1…およびコントロールプロセッサCP0…等のコンピ
ュータの本体装置において、電源切断操作が行われ、電
源切断が開始されると、OSのシャットダウン処理が行
われ、コンピュータ内部の電源の切断が開始される。サ
ービスプロセッサSVPの電源切断動作により、CDU
群31が全て休止され、且つコンピュータの全ての電源
が切断される。この電源オフにより、設備オン信号が全
てオフになる。
【0172】設備制御盤42は、設備オン信号を所定時
間監視し、設備オン信号が全てオフとなって所定時間経
過すると、全ての設備電源を切断する。すなわち、外部
冷却装置群11については稼働中のチラーを全て停止さ
せ、タンク13のポンプ12および14を全て停止さ
せ、且つ空調装置20については稼働中の空調機を全て
停止させる。
【0173】〔構成変更時(拡張時)〕図12のシステ
ムにおいて構成を拡張するような構成変更が行われた場
合の制御動作について、図4に示すタイムチャートおよ
び図8に示す制御フロー説明図を参照して説明する。
【0174】図8は、外部冷却装置、水タンク、冷却装
置、空調機、本体装置、SVP(サービスプロセッ
サ)、ARC(自動電源制御装置)および設備制御盤の
それぞれについて、動作を時間および情報の流れに関連
付けて説明している。
【0175】電源投入が行われ、正常動作している状態
で、コンピュータの本体装置が設備拡張を開始すると、
サービスプロセッサSVPが設備制御盤42に設備拡張
を指示する。設備制御盤42は、設備拡張に応じた設備
オン信号と切り替え部45を介して与えられているカレ
ント設備構成情報の内容K1とを比較し、変更部分を検
出して、該変更部分が所定のサンプリング時間Tsの間
一定であれば、構成変更とみなし、拡張すべき設備構成
に対応する設備電源を投入するとともに、カレント設備
構成情報の内容を変更された内容K2にセットする。拡
張すべき設備構成に対応する設備電源の投入にあたり、
設備制御盤42は、変更部分に対応して、外部冷却装置
群11に休止中のチラーがあれば、必要に応じて休止中
のチラーを起動し、ポンプ群12の該当するポンプを起
動し、空調装置20に休止中の空調機があれば、必要に
応じて休止中の空調機を起動して、タンク13の水温お
よび空調機の温度が正常になるのを待つ。
【0176】タンク13の水温および空調機の温度が正
常になれば、設備制御盤42は、それを検知して、サー
ビスプロセッサSVPに温度正常を通知する。サービス
プロセッサSVPは、コンピュータの本体構成の拡張を
開始し、CDU群31の休止中のCDUを起動し、さら
にコンピュータ内の休止中のプロセッサエレメント(P
E)の電源をオンとし、初期化処理を行う。
【0177】〔構成変更時(縮退時)〕図12のシステ
ムにおいて構成を縮退するような構成変更が行われた場
合の制御動作について、図4に示すタイムチャートおよ
び図9に示す制御フロー説明図を参照して説明する。
【0178】図9は、外部冷却装置、水タンク、冷却装
置、空調機、本体装置、SVP(サービスプロセッ
サ)、ARC(自動電源制御装置)および設備制御盤の
それぞれについて、動作を時間および情報の流れに関連
付けて説明している。
【0179】電源投入が行われ、正常動作している状態
で、コンピュータの本体装置が設備縮退を開始すると、
サービスプロセッサSVPは、コンピュータの本体構成
の縮退を開始し、CDU群31のCDUの少なくとも一
部を指定して休止させ、さらにコンピュータ内のプロセ
ッサエレメント(PE)の少なくとも一部を指定して電
源をオフとする。それに伴って、コンピュータからサー
ビスプロセッサSVPを介して、設備制御盤42に設備
縮退開始が指示される。設備制御盤42は、設備縮退に
応じた設備オン信号とカレント設備構成情報の内容K1
とを比較して、変更部分を検出し、該変更部分が所定の
サンプリング時間Tsの間一定であれば、構成変更とみ
なして、設備構成の縮退を行うとともに、カレント設備
構成情報の内容を変更された内容K2にセットする。
【0180】設備構成の縮退にあたり、設備制御盤42
は、変更部分に対応して、外部冷却装置群11の稼働中
のチラーのうちの所要のチラーを休止し、ポンプ群12
の該当するポンプを休止し、空調装置20の稼働中の空
調機のうちの所要の空調機を休止する。
【0181】上述したように、外部冷却装置群11のチ
ラーまたは空調装置20の空調機が故障した場合、故障
信号が、設備制御盤42から、設備制御盤42→インタ
フェースSCI→サービスプロセッサSVP→コントロ
ールプロセッサCP0、CP1という経路で、コントロ
ールプロセッサCP0、CP1へと伝わり、コントロー
ルプロセッサCP0、CP1の運用アプリケーションプ
ログラムによる運用制御処理部33で故障内容が管理さ
れる。
【0182】チラーまたは空調機の周囲温度は、インタ
フェースSCIからサービスプロセッサSVP経由で、
コントロールプロセッサCP0、CP1上の運用制御処
理部33へ通知される。
【0183】運用制御処理部33内には、チラーおよび
空調機の周囲温度および冷却能力のテーブルを持ってお
り、そのテーブルからチラーまたは空調機1台あたりの
動作能力がわかり、チラーまたは空調機の稼働数の情報
より冷却能力が算出される。また、コントロールプロセ
ッサCP0、CP1は、プロセッサエレメントPE1
の動作を制御している構成制御レジスタ16の情報をサ
ービスプロセッサSVP経由で読み取ることができ、稼
働中のプロセッサエレメントPE1…の数を検知するこ
とができる。プロセッサエレメントPE1…の1台あた
りの水冷にかかわる水冷発熱量および空冷にかかわる空
冷発熱量は、ほぼ固定値であるので、計算により水冷発
熱量および空冷発熱量を求めることができる。
【0184】運用制御処理部33は、以下の式を満足し
ているかどうか判定する。 水冷冷却能力≧水冷発熱量 空冷冷却能力≧空冷発熱量 チェックする契機は、チラーの故障の発生時またはプロ
セッサエレメントPE 1…の構成変更時である。
【0185】上述の式を満足している場合は、環境異常
と判断せずにシステム正常動作と判断する。上述の式を
満足していなかった場合で且つ休止中のチラーまたは空
調機があった場合、サービスプロセッサSVPのインタ
フェイスSCIを介して休止中のチラーまたは空調機の
必要部分を動作させる。
【0186】上述の式を満足せず且つ休止中のチラーお
よび空調機もない場合には、コントロールプロセッサC
P0、CP1は、OSのシャットダウン処理を行い、コ
ンピュータの電源をオフとし、さらに冷却設備の電源を
オフとする。
【0187】〔実施例5〕図13は本発明の第5の実施
例による冷却設備の運転制御装置が組み込まれたコンピ
ュータシステムの具体的な構成を示している。図13の
コンピュータシステムにおける冷却設備は、複数のチラ
ー(外部冷却装置)からなる外部冷却装置群11と複数
のCDUからなるCDU群(内部冷却装置群)31とを
用いた冷却設備を備えている。
【0188】図13のシステムは、外部冷却装置群1
1、第1のポンプ群12、第1のタンク13A、第2の
タンク13B、第2のポンプ群14、CDU群(内部冷
却装置群)31、自動電源制御装置(ARC)41、設
備制御盤42、プロセッサエレメントPE1〜PEn、P
n+1〜PE2n、PE2n+1…、コントロールプロセッサ
CP0、CP1、ネットワークNWおよびサービスプロ
セッサSVPを備えている。なお、図13では明示して
いないが、図2と同様の初期電源投入構成SW43、カ
レント設備構成レジスタ44および切り替え部45も設
けられている。
【0189】外部冷却装置群11は、複数の外部冷却装
置であるチラー0、チラー1、チラー2…で構成され、
CDU群(内部冷却装置群)31は、複数の内部冷却装
置であるCDU0、CDU1、CDU2…CDUNで構
成される。
【0190】プロセッサエレメントPE1〜PEn、PE
n+1〜PE2n、PE2n+1…、コントロールプロセッサC
P0、CP1およびネットワークNWは、いわゆる並列
プロセッサからなるコンピュータ(図1におけるコンピ
ュータ15)の主要部分を構成し、コンピュータ内の発
熱する電子回路部(図1における電子回路部32)は主
としてプロセッサエレメントPE1〜PEn、PEn+1
PE2n、PE2n+1…、コントロールプロセッサCP0お
よびCP1である。
【0191】コントロールプロセッサCP0およびCP
1内には、図13には明示していないが、図2と同様に
運用制御処理部33が、例えばファームウェア等の形で
実質的に内蔵されている。運用制御処理部33は、実質
的に図1に示した第1および第2の判定部24および2
5を含む。
【0192】サービスプロセッサSVPは、コンピュー
タに付設され、図2と同様に構成制御レジスタ16(図
13には示していない)を内蔵する。チラー0…は、ヒ
ートポンプ型の冷却装置であり、外部冷却媒体である水
すなわち外部冷却水を冷却する。チラー0…の各々に結
合されたポンプからなるポンプ群12は、チラー0…に
よって冷却された外部冷却水をそれぞれタンク13Aお
よび13Bに供給し、外部冷却水をチラー0…とタンク
13および13Bとの間で循環させる。例えば、チラー
0〜2によって冷却された外部冷却水は、第1のタンク
13Aに供給され、チラー3〜5によって冷却された外
部冷却水は、第2のタンク13Bに供給される。
【0193】第1のタンク13Aと第2のタンク13B
とは、ポンプ(P)およびバルブを備えた連通路51で
結合されており、連通路51は、バルブによる開閉およ
びポンプによる外部冷却水の流通が可能となっている。
【0194】冷却装置群31を構成するCDU0〜CD
UNとタンク13A、13Bとの間に設けられたポンプ
群14は、タンク13A、13Bに蓄えられた外部冷却
水をCDU0〜CDUNに供給して循環させる。CDU
0〜CDUNは、それぞれ熱交換器およびポンプを内蔵
し、熱交換器に供給される外部冷却水により内部冷却媒
体である内部冷却水を冷却し、ポンプでプロセッサエレ
メントPE1…に供給する。例えば、CDU0は、プロ
セッサエレメントPE1〜PEnに内部冷却水を供給して
循環させ、CDU1は、ロセッサエレメントPEn+1
PE2nに内部冷却水を供給して循環させる。
【0195】ネットワークNWは、複数のプロセッサエ
レメントPE1…を相互に結合する。コントロールプロ
セッサCP0およびCP1は、マスタコントロールプロ
セッサCP0とスレーブコントロールプロセッサCP1
とからなり、複数のプロセッサエレメントPE1…を統
括制御する。コントロールプロセッサCP0およびCP
1内にファームウェア等のプログラムの形で実質的に内
蔵される運用制御処理部33は、複数のプロセッサエレ
メントPE1…の運用を制御する。
【0196】設備制御盤42は、外部冷却装置群11の
チラー0…、およびポンプ群12等を制御する。自動電
源制御装置(ARC)41は、各装置の電源のオン/オ
フを制御する。
【0197】サービスプロセッサSVPは、プロセッサ
エレメントPE1…、コントロールプロセッサCP0…
を制御する。サービスプロセッサSVPに設けられたイ
ンタフェースSCIは、サービスプロセッサSVPと自
動電源制御装置(ARC)41との間で情報の授受を行
ったり、サービスプロセッサSVPとコントロールプロ
セッサCP0、CP1、プロセッサエレメントPE1
およびCDU群31との間で情報の授受を行ったりす
る。サービスプロセッサSVPのインタフェースSCI
は、装置の運用構成情報を保持するための構成制御レジ
スタ16を内蔵している。
【0198】次に、図13のシステムの動作について具
体的に説明する。 〔外部冷却装置故障時〕まず、図13のシステムにおい
て外部冷却装置が故障した場合の制御動作について、図
14に示す制御フロー説明図を参照して説明する。
【0199】図14は、外部冷却装置、水タンク、冷却
装置、空調機、本体装置、SVP(サービスプロセッ
サ)、ARC(自動電源制御装置)および設備制御盤の
それぞれについて、動作を時間および情報の流れに関連
付けて説明している。外部冷却装置は、外部冷却装置群
11を構成するチラー0…である。水タンクはタンク1
3Aおよび13Bであり、冷却装置はCDU群31を構
成するCDU0…である。本体装置は、コンピュータの
システム自体の発熱する部分であり、プロセッサエレメ
ントPE1…およびコントロールプロセッサCP0…で
ある。サービスプロセッサ(SVP)は、構成制御レジ
スタ16を含むインタフェースSCIを備えたサービス
プロセッサSVPである。自動電源制御装置(ARC)
および設備制御盤は、それぞれ自動電源制御装置41お
よび設備制御盤42である。
【0200】正常運転時は、外部冷却装置群11のチラ
ー0…からタンク13Aおよび13Bに外部冷却水が供
給され、さらにCDU群31のCDU…に外部冷却水が
供給される。CDU群31では、熱交換により内部冷却
水が冷却され、冷却された内部冷却水がコンピュータの
プロセッサエレメントPE1…およびコントロールプロ
セッサCP0…を冷却する。なお、タンク13Aおよび
13Bとそれぞれに結合されたチラー群とは、コンピュ
ータの運用構成に応じて、一方または両方が用いられ
る。
【0201】外部冷却装置群11の各チラー0…は周囲
温度を計測するセンサを備えており、計測された周囲温
度は設備制御盤42に与えられ、サービスプロセッサS
VPを介して、コンピュータ内のコントロールプロセッ
サCP0…の運用制御処理部33に与えられる。
【0202】外部冷却装置群11のうちの1つのチラー
例えばチラー1が故障した場合、チラー1の異常発生に
より、チラー1からタンク13Aおよび13Bへの外部
冷却水の供給が停止する。タンク13Aおよび13Bに
は、その他のチラー0および2〜5より外部冷却水が供
給されるので、タンク13Aおよび13BからはCDU
群31の各CDUに外部冷却水が供給され、熱交換によ
り内部冷却水が冷却され、コンピュータのプロセッサエ
レメントPE1…およびコントロールプロセッサCP0
…の冷却が一応行われる。
【0203】チラー1の故障により、チラー1から設備
制御盤42に故障信号が与えられ、この故障信号の情報
が、サービスプロセッサSVPを介してコンピュータ内
のコントロールプロセッサCP0…の運用制御処理部3
3に与えられる。
【0204】運用制御処理部33は、上述の周囲温度と
稼働し得るチラー台数とに基づき、外部冷却装置群11
の冷却能力を算出する(ステップS31)。次に、サー
ビスプロセッサSVPの構成制御レジスタ16の構成情
報に基づいてコンピュータの稼働中のプロセッサエレメ
ントPE1…およびコントロールプロセッサCP0…等
の電子回路部の発熱量を算出する(ステップS32)。
【0205】ステップS31およびS32で求められた
冷却能力と発熱量とを比較し、 水冷冷却能力≧発熱量 を満足するか否かが判定される(ステップS33)。
【0206】ステップS33で、水冷冷却能力≧発熱量
であると判定された場合は、通常動作が可能であるの
で、そのまま処理を終了して、通常動作を継続する。ス
テップS33で、水冷冷却能力≧発熱量でない、すなわ
ち水冷冷却能力<発熱量であると判定された場合、運転
可能であって且つ休止中であるタンク13Aまたは13
Bおよびそれに対応するチラー群があるか否かを判定し
(ステップS34)、休止中のタンクおよびチラー群が
ない場合は、故障等の異常の発生したチラーに対応する
プロセッサエレメントに対するOS(オペレーティング
システム)のシャットダウン処理を行って、該プロセッ
サエレメントに対するパワーオフ処理を行った後に、動
作を継続する(ステップS35)。
【0207】なお、チラー0…とプロセッサエレメント
PE1…との対応関係は、システムの物理的な構成に応
じて、適宜予め定義しておく。ステップS34で、休止
中のタンクおよびチラー群があると判定された場合は、
休止中のチラー群を追加起動するとともに(ステップS
36)、タンク13Aとタンク13Bとの間の連通路5
1のバルブを開放し、ポンプを起動して(ステップS3
7)、通常動作を継続する。
【0208】なお、ステップS33で、水冷冷却能力≧
発熱量であると判定された場合、タンク13Aとタンク
13Bとの間の連通路51のバルブを開放して、処理を
終了するようにしてもよい。
【0209】〔電源投入時〕図13のシステムにおける
電源投入時の制御動作は、外部冷却装置群11を構成す
るチラー群0…、タンク13A、13Bに結合されたポ
ンプ群12等の電源が投入され、起動される際に、初期
電源投入構成情報に応じて、タンク13Aおよび13B
の少なくとも一方とそれに関連するチラー群およびポン
プ群とが起動される点を除き、図2のシステムの場合と
同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0210】〔電源オフ時〕図13のシステムにおける
電源切断時の制御動作は、設備制御盤42が、設備電源
を切断する際に、タンク13Aおよび13Bのポンプ1
2および14を全て停止させ点を除き、図2のシステム
の場合と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0211】〔構成変更時(拡張時)〕図13のシステ
ムにおいて構成を拡張するような構成変更が行われた場
合の制御動作は、設備制御盤42が、拡張すべき設備構
成に対応する設備電源の投入にあたり、変更部分に対応
して、休止中のタンクおよびチラー群があればその休止
中のチラー群を起動し、休止中のタンクに対応するポン
プを起動し、タンク13Aおよび13Bの水温が正常に
なるのを待つ点を除き、図2のシステムの場合と同様で
あるので、詳細な説明は省略する。
【0212】〔構成変更時(縮退時)〕図13のシステ
ムにおいて構成を拡張するような構成変更が行われた場
合の制御動作は、設備制御盤42が、設備構成の縮退に
あたり、変更部分に対応して、外部冷却装置群11の稼
働中のチラーのうちの所要のチラーを休止すると同時
に、結果として休止するチラーがタンク13Aおよび1
3Bのいずれか一方に対応する全てのチラーとなる場合
には、該当するタンクを休止して、対応するポンプを休
止する点を除き、図2のシステムの場合と同様であるの
で、詳細な説明は省略する。
【0213】上述したように、複数のタンクを有するシ
ステムででは、各タンクに接続される構成のみで運転す
る場合は、各タンクはそれぞれ独立して運転され、様々
な構成で運転される場合は、タンク間のバルブを開い
て、タンク相互間で冷水を送り合うことにより、論理的
に1つのタンクとして使用することができ、チラーの効
率的な制御が可能となる。
【0214】図13では、冷却設備として、チラー群か
らなる外部冷却装置11のみを用いた構成について説明
したが、さらに空調機群からなる空調装置を加えた構成
としても上述とほぼ同様にして実施することができる。
【0215】なお、上述の各実施例では、冷却対象を並
列プロセッサ等のコンピュータシステムとして説明した
が、本発明による冷却設備の運転制御装置は、コンピュ
ータシステム以外の冷却対象についても上述とほぼ同様
にして実施することができる。
【0216】また、外部冷却装置等としても、冷却媒体
を水とする水冷式の冷却装置に限らず、他の冷却媒体液
を用いた液冷式の冷却装置を用いることができる。
【0217】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
対象装置、例えばコンピュータ内部の運用構成に基づき
発熱量を求めるとともに、外部冷却装置および空調装置
少なくとも一方の冷却能力を周囲外気温度を計測するこ
とにより求めて、外部冷却装置または空調装置の故障時
に、環境異常を検出しても、冷却能力と発熱量とを比較
し、システムが稼働可能な限り、冷却設備を適切に制御
して、システムの環境異常割り込みに基づくシャットダ
ウン処理によるシステムパワーオフ等のシステムダウン
を回避し、システムの信頼度を向上させることを可能と
する冷却設備の運転制御装置を提供することができる。
【0218】また、本発明による冷却設備の運転制御装
置では、冷却能力が発熱量以上でなくとも、休止中の外
部冷却装置および空調装置の少なくとも一方が存在する
場合に、冷却能力が発熱量以上となるように外部冷却装
置および空調装置を動作させることができる。
【0219】さらに、本発明による冷却設備の運転制御
装置では、外部冷却装置が冷却媒体のタンクを複数持つ
システムである場合は、冷却能力が発熱量未満となった
場合、タンク間を結合し、論理的に1つのタンクとして
動作させて、冷却装置を共用化して冷却することにより
システムダウンを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷却設備の運転制御装置が適用さ
れたコンピュータシステムの原理的な第1の実施例の構
成を示すシステムブロック図である。
【図2】本発明に係る冷却設備の運転制御装置が適用さ
れたコンピュータシステムの第2の実施例の構成を示す
システムブロック図である。
【図3】本発明による冷却設備の運転制御装置を適用し
たシステムにおける外部冷却装置故障時の制御動作を説
明するためのフロー説明図である。
【図4】本発明による冷却設備の運転制御装置を適用し
たシステムにおける初期電源投入/構成変更時の制御動
作を説明するためのタイムチャートである。
【図5】本発明による冷却設備の運転制御装置を適用し
たシステムにおける電源投入時の制御動作を説明するた
めのフロー説明図である。
【図6】本発明による冷却設備の運転制御装置を適用し
たシステムにおける電源切断時の制御動作を説明するた
めのタイムチャートである。
【図7】本発明による冷却設備の運転制御装置を適用し
たシステムにおける電源オフ時の制御動作を説明するた
めのフロー説明図である。
【図8】本発明による冷却設備の運転制御装置を適用し
たシステムにおける構成変更時、特に構成を拡張する場
合の制御動作を説明するためのフロー説明図である。
【図9】本発明による冷却設備の運転制御装置を適用し
たシステムにおける構成変更時、特に構成を拡張する場
合の制御動作を説明するためのフロー説明図である。
【図10】本発明に係る冷却設備の運転制御装置が適用
されたコンピュータシステムの第3の実施例の構成を示
すシステムブロック図である。
【図11】図10に示した本発明による冷却設備の運転
制御装置を適用したシステムにおける空調機故障時の制
御動作を説明するためのフロー説明図である。
【図12】本発明に係る冷却設備の運転制御装置が適用
されたコンピュータシステムの第4の実施例の構成を示
すシステムブロック図である。
【図13】本発明に係る冷却設備の運転制御装置が適用
されたコンピュータシステムの第5の実施例の構成を示
すシステムブロック図である。
【図14】図13に示した本発明による冷却設備の運転
制御装置を適用したシステムにおける外部冷却装置故障
時の制御動作を説明するためのフロー説明図である。
【図15】従来のコンピュータシステムにおける冷却設
備の運転制御装置を説明するためのシステムブロック図
である。
【図16】従来の他のコンピュータシステムにおける冷
却設備の運転制御装置を説明するためのシステムブロッ
ク図である。
【図17】従来のその他のコンピュータシステムにおけ
る冷却設備の運転制御装置を説明するためのシステムブ
ロック図である。
【符号の説明】
11…外部冷却装置(チラー)群 12,14,31b…ポンプ 13,13A,13B…タンク 15…コンピュータ 16…構成制御レジスタ 17,21…センサ 18…稼働外部冷却装置数 19…水冷部能力検出部 20…空調装置 22…稼働空調機数検出部 23…空冷部能力検出部 24,25…判定部 31…内部冷却装置(CDU) 32…電子回路部 33…運用制御処理部 41…自動電源制御装置(ARC) 42…設備制御盤 43…初期電源投入構成スイッチ(初期電源投入構成S
W) 44…カレント設備構成レジスタ 45…切り替え部 51…連通路 NW…ネットワーク PE1〜PEn,PEn+1〜PE2n,PE2n+1…プロセッ
サエレメント CP0,CP1…コントロールプロセッサ SVP…サービスプロセッサ SCI…インタフェース

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部冷却媒体を冷却する複数の外部冷却
    装置と、 前記外部冷却装置によって冷却された外部冷却媒体を収
    容するタンクと、 前記タンクから循環して供給される前記外部冷却媒体に
    より熱交換して内部冷却媒体を冷却し、該内部冷却媒体
    により対象装置を冷却する複数の冷却装置と、 前記対象装置の運転/停止を指示制御する運用制御処理
    部と、 前記外部冷却装置の周囲外気温度を計測する温度計測手
    段と、 前記外部冷却装置のうちの動作可能な外部冷却装置の台
    数を求める台数算定手段と、 前記周囲外気温度と前記動作可能な外部冷却装置の台数
    とに基づいて前記外部冷却装置の冷却能力を求める冷却
    能力算出手段と、 前記外部冷却装置の故障時に、前記冷却能力と前記対象
    装置の運用構成に基づく前記対象装置の発熱量とを比較
    して、前記冷却能力が前記発熱量未満であれば環境異常
    割り込みを前記運用制御処理部に与えて前記対象装置を
    停止させ且つ前記冷却能力が前記発熱量以上であれば前
    記環境異常割り込みを抑止する判定制御手段とを具備す
    ることを特徴とする冷却設備の運転制御装置。
  2. 【請求項2】 対象装置が設置された個所の空気を冷却
    する複数の空調装置と、 前記対象装置の運転/停止を指示制御する運用制御処理
    部と、 前記空調装置の周囲外気温度を計測する温度計測手段
    と、 前記空調装置のうちの動作可能な空調装置の台数を求め
    る台数算定手段と、 前記周囲外気温度と前記動作可能な空調装置の台数とに
    基づいて前記空調装置の冷却能力を求める冷却能力算出
    手段と、 前記空調装置の故障時に、前記冷却能力と前記対象装置
    の運用構成に基づく前記対象装置の発熱量とを比較し
    て、前記冷却能力が前記発熱量未満であれば環境異常割
    り込みを前記運用制御処理部に与えて前記対象装置を停
    止させ且つ前記冷却能力が発熱量以上であれば前記環境
    異常割り込みを抑止する判定制御手段とを具備すること
    を特徴とする冷却設備の運転制御装置。
  3. 【請求項3】 外部冷却媒体を冷却する複数の外部冷却
    装置と、 前記外部冷却装置によって冷却された外部冷却媒体を収
    容するタンクと、 前記タンクから循環して供給される前記外部冷却媒体に
    より熱交換して内部冷却媒体を冷却し、該内部冷却媒体
    により対象装置を冷却する複数の冷却装置と、 対象装置が設置された個所の空気を冷却する複数の空調
    装置と、 前記対象装置の運転/停止を指示制御する運用制御処理
    部と、 前記外部冷却装置の周囲外気温度を計測する第1の温度
    計測手段と、 前記外部冷却装置のうちの動作可能な外部冷却装置の台
    数を求める第1の台数算定手段と、 前記周囲外気温度と前記動作可能な外部冷却装置の台数
    とに基づいて前記外部冷却装置の冷却能力を求める第1
    の冷却能力算出手段と、 前記空調装置の周囲外気温度を計測する第2の温度計測
    手段と、 前記空調装置のうちの動作可能な空調装置の台数を求め
    る第2の台数算定手段と、 前記周囲外気温度と前記動作可能な空調装置の台数とに
    基づいて前記空調装置の冷却能力を求める第2の冷却能
    力算出手段と、 前記外部冷却装置および空調装置の少なくとも一方の故
    障時に、前記外部冷却装置および空調装置の冷却能力と
    前記対象装置の運用構成に基づく前記対象装置の発熱量
    とを比較して、前記外部冷却装置および空調装置の冷却
    能力が前記発熱量未満であれば環境異常割り込みを前記
    運用制御処理部に与えて前記対象装置を停止させ且つ前
    記外部冷却装置および空調装置の冷却能力が共に前記発
    熱量以上であれば前記環境異常割り込みを抑止する判定
    制御手段とを具備することを特徴とする冷却設備の運転
    制御装置。
  4. 【請求項4】 冷却設備の初期構成を設定する初期構成
    設定手段と、 前記冷却設備により冷却される対象装置の運用構成を監
    視し、運用構成が変化し且つその状態が所定時間維持さ
    れれば対象装置の構成が変更されたと認識する構成監視
    手段と、 前記冷却設備および対象装置の初期電源投入時には、前
    記冷却設備の設定された初期構成の内容に従って前記冷
    却設備を起動させ、前記構成監視手段により対象装置の
    構成変更が認識された時には、構成変更内容に応じて前
    記冷却設備の構成を変化させて、前記対象装置を冷却さ
    せる設備制御手段とを具備することを特徴とする冷却設
    備の運転制御装置。
  5. 【請求項5】冷却設備により冷却される対象装置の運用
    構成を監視し、運用構成が変化し且つその状態が所定時
    間維持されれば対象装置の構成が変更されたと認識する
    構成監視手段と、 前記対象装置の電源切断時には、前記構成監視手段によ
    り対象装置の構成情報が零となることにより、前記対象
    装置を冷却する冷却設備の電源を切断する設備制御手段
    とを具備することを特徴とする冷却設備の運転制御装
    置。
  6. 【請求項6】 外部冷却媒体を冷却する複数の外部冷却
    装置と、 前記外部冷却装置によって冷却された外部冷却媒体を収
    容するタンクと、 前記タンクから循環して供給される前記外部冷却媒体に
    より熱交換して内部冷却媒体を冷却し、該内部冷却媒体
    により対象装置を冷却する複数の冷却装置と、 前記対象装置の運転/停止を指示制御する運用制御処理
    部と、 前記外部冷却装置の周囲外気温度を計測する温度計測手
    段と、 前記外部冷却装置のうちの動作可能な外部冷却装置の台
    数を求める台数算定手段と、 前記周囲外気温度と前記動作可能な外部冷却装置の台数
    とに基づいて前記外部冷却装置の冷却能力を求める冷却
    能力算出手段と、 前記外部冷却装置の故障時に、前記冷却能力と前記対象
    装置の運用構成に基づく前記対象装置の発熱量とを比較
    して、前記冷却能力が前記発熱量未満で且つ休止中の外
    部冷却装置が存在すれば、該休止中の外部冷却装置を作
    動させる判定制御手段とを具備することを特徴とする冷
    却設備の運転制御装置。
  7. 【請求項7】 対象装置が設置された個所の空気を冷却
    する複数の空調装置と、 前記対象装置の運転/停止を指示制御する運用制御処理
    部と、 前記空調装置の周囲外気温度を計測する温度計測手段
    と、 前記空調装置のうちの動作可能な空調装置の台数を求め
    る台数算定手段と、 前記周囲外気温度と前記動作可能な空調装置の台数とに
    基づいて前記空調装置の冷却能力を求める冷却能力算出
    手段と、 前記空調装置の故障時に、前記冷却能力と前記対象装置
    の運用構成に基づく前記対象装置の発熱量とを比較し
    て、前記冷却能力が前記発熱量未満で且つ休止中の空調
    装置が存在すれば、該休止中の空調装置を作動させる判
    定制御手段とを具備することを特徴とする冷却設備の運
    転制御装置。
  8. 【請求項8】 外部冷却媒体を冷却する複数の外部冷却
    装置と、 前記外部冷却装置によって冷却された外部冷却媒体を収
    容するタンクと、 前記タンクから循環して供給される前記外部冷却媒体に
    より熱交換して内部冷却媒体を冷却し、該内部冷却媒体
    により対象装置を冷却する複数の冷却装置と、 対象装置が設置された個所の空気を冷却する複数の空調
    装置と、 前記対象装置の運転/停止を指示制御する運用制御処理
    部と、 前記外部冷却装置の周囲外気温度を計測する第1の温度
    計測手段と、 前記外部冷却装置のうちの動作可能な外部冷却装置の台
    数を求める第1の台数算定手段と、 前記周囲外気温度と前記動作可能な外部冷却装置の台数
    とに基づいて前記外部冷却装置の冷却能力を求める第1
    の冷却能力算出手段と、 前記空調装置の周囲外気温度を計測する第2の温度計測
    手段と、 前記空調装置のうちの動作可能な空調装置の台数を求め
    る第2の台数算定手段と、 前記周囲外気温度と前記動作可能な空調装置の台数とに
    基づいて前記空調装置の冷却能力を求める第2の冷却能
    力算出手段と、 前記外部冷却装置および空調装置の少なくとも一方の故
    障時に、前記外部冷却装置および空調装置の冷却能力と
    前記対象装置の運用構成に基づく前記対象装置の発熱量
    とを比較して、前記外部冷却装置および空調装置の冷却
    能力が前記発熱量未満で且つ休止中の外部冷却装置およ
    び空調装置の少なくとも一方が存在すれば、該休止中の
    外部冷却装置および空調装置のいずれかを作動させる判
    定制御手段とを具備することを特徴とする冷却設備の運
    転制御装置。
  9. 【請求項9】 外部冷却媒体を冷却する複数の外部冷却
    装置と、 前記複数の外部冷却装置によって冷却された外部冷却媒
    体を収容する複数のタンクと、 前記複数のタンクから循環して供給される前記外部冷却
    媒体により熱交換して内部冷却媒体を冷却し、該内部冷
    却媒体により複数の対象装置を冷却する複数の冷却装置
    と、 前記複数の対象装置の運転/停止を指示制御する運用制
    御処理部と、 前記複数の外部冷却装置の周囲外気温度を計測する温度
    計測手段と、 前記複数の外部冷却装置のうちの動作可能な外部冷却装
    置の台数を求める台数算定手段と、 前記周囲外気温度と前記動作可能な外部冷却装置の台数
    とに基づいて前記外部冷却装置の冷却能力を求める冷却
    能力算出手段と、 前記外部冷却装置の故障時に、前記冷却能力と前記対象
    装置の運用構成に基づく前記対象装置の発熱量とを比較
    して、前記冷却能力が前記発熱量未満であれば、前記複
    数のタンク間を結合し、前記外部冷却媒体をタンク間で
    流通させる結合制御手段とを具備することを特徴とする
    冷却設備の運転制御装置。
  10. 【請求項10】 外部冷却媒体を冷却する複数の外部冷
    却装置と、 前記複数の外部冷却装置によって冷却された外部冷却媒
    体を収容する複数のタンクと、 前記複数のタンクから循環して供給される前記外部冷却
    媒体により熱交換して内部冷却媒体を冷却し、該内部冷
    却媒体により複数の対象装置を冷却する複数の冷却装置
    と、 前記複数の対象装置の運転/停止を指示制御する運用制
    御処理部と、 前記複数のタンク間の結合/切離を行い、前記外部冷却
    媒体を流通/遮断させる結合制御手段と、 前記複数の外部冷却装置の周囲外気温度を計測する温度
    計測手段と、 前記複数の外部冷却装置のうちの動作可能な外部冷却装
    置の台数を求める台数算定手段と、 前記周囲外気温度と前記動作可能な外部冷却装置の台数
    とに基づいて前記外部冷却装置の冷却能力を求める冷却
    能力算出手段と、 前記結合制御手段により複数のタンク間が結合されてい
    る状態で且つ前記外部冷却装置の故障時に、前記冷却能
    力と前記対象装置の運用構成に基づく前記対象装置の発
    熱量とを比較して、前記冷却能力が前記発熱量未満であ
    れば環境異常割り込みを前記運用制御処理部に与えて前
    記対象装置を停止させ且つ前記冷却能力が前記発熱量以
    上であれば前記環境異常割り込みを抑止する判定制御手
    段とを具備することを特徴とする冷却設備の運転制御装
    置。
  11. 【請求項11】 外部冷却媒体を冷却する複数の外部冷
    却装置と、 前記複数の外部冷却装置によって冷却された外部冷却媒
    体を収容する複数のタンクと、 前記複数のタンクから循環して供給される前記外部冷却
    媒体により熱交換して内部冷却媒体を冷却し、該内部冷
    却媒体により複数の対象装置を冷却する複数の冷却装置
    と、 前記複数の対象装置の運転/停止を指示制御する運用制
    御処理部と、 前記複数のタンク間の結合/切離を行い、前記外部冷却
    媒体を流通/遮断させる結合制御手段と、 前記複数の外部冷却装置の周囲外気温度を計測する温度
    計測手段と、 前記複数の外部冷却装置のうちの動作可能な外部冷却装
    置の台数を求める台数算定手段と、 前記周囲外気温度と前記動作可能な外部冷却装置の台数
    とに基づいて前記外部冷却装置の冷却能力を求める冷却
    能力算出手段と、 前記結合制御手段により複数のタンク間が結合されてい
    る状態で且つ前記外部冷却装置の故障時に、前記冷却能
    力と前記対象装置の運用構成に基づく前記対象装置の発
    熱量とを比較して、前記冷却能力が前記発熱量未満で且
    つ休止中の外部冷却装置が存在すれば、該休止中の外部
    冷却装置を作動させる判定制御手段とを具備することを
    特徴とする冷却設備の運転制御装置。
JP7051205A 1995-03-10 1995-03-10 冷却設備の運転制御装置 Pending JPH08249088A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7051205A JPH08249088A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 冷却設備の運転制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7051205A JPH08249088A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 冷却設備の運転制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08249088A true JPH08249088A (ja) 1996-09-27

Family

ID=12880406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7051205A Pending JPH08249088A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 冷却設備の運転制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08249088A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007018483A (ja) * 2005-06-08 2007-01-25 Hitachi Ltd 記憶システム
JP2009174851A (ja) * 2009-05-11 2009-08-06 Ntt Facilities Inc 空調機監視システム、および空調機監視方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007018483A (ja) * 2005-06-08 2007-01-25 Hitachi Ltd 記憶システム
US8125726B2 (en) 2005-06-08 2012-02-28 Hitachi, Ltd. Storage system controlling power supply module and fan
JP2009174851A (ja) * 2009-05-11 2009-08-06 Ntt Facilities Inc 空調機監視システム、および空調機監視方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6182742B1 (en) Cooling apparatus for use in an electronic system
US6698218B2 (en) Method for controlling multiple refrigeration units
JP2516601B2 (ja) 冷房システムにおいて故障した検知器を発見するための診断装置
EP1980797B1 (en) Outdoor unit for air conditioner and method of controlling the same
JP2003150280A (ja) バックアップ管理システムおよび方法
JP2019045948A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム
JP2003150279A (ja) コンピュータ・システムにおける管理システム及びバックアップ管理方法
JP5474016B2 (ja) 空調システム
JPH08249088A (ja) 冷却設備の運転制御装置
JP2011069581A (ja) 空調システム、その制御装置
JP2009237758A (ja) サーバシステム、サーバ管理方法、およびそのプログラム
JPH04299720A (ja) 稼動環境保全機能付き電子計算機
JPH10307635A (ja) コンピュータシステム及び同システムに適用する温度監視方法
JP3473336B2 (ja) 空気調和装置
JP2007148572A (ja) 電子機器、温度制御装置および温度制御方法
CN115788920A (zh) 多水泵的切换方法、设备及计算机可读存储介质
JP3165001B2 (ja) マルチプロセッサー型電子装置
US7003377B2 (en) Controlling cooling air intake for air cooled equipment
JP2021144661A (ja) 構成識別装置、情報処理システム及び構成識別方法
JP3444928B2 (ja) 冷却装置の運転制御システム
JPH0816280A (ja) 冷却制御方式
JP2941286B2 (ja) 電源制御方式
KR20180082239A (ko) 공기조화기 시스템
JPS61125634A (ja) 異常監視制御方式
JP2541473B2 (ja) 空冷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040406