JPH0825169B2 - 集成材およびその製造方法 - Google Patents

集成材およびその製造方法

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JPH0825169B2
JPH0825169B2 JP62199942A JP19994287A JPH0825169B2 JP H0825169 B2 JPH0825169 B2 JP H0825169B2 JP 62199942 A JP62199942 A JP 62199942A JP 19994287 A JP19994287 A JP 19994287A JP H0825169 B2 JPH0825169 B2 JP H0825169B2
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  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は害虫忌避剤を混入された接着剤により接着さ
れた集成材に関する。
〔従来技術とその問題点〕
一般に集成材はひき板または小角材等の基材を縦つぎ
して、所要の長さとした基板とし、その基板の木口に接
着剤を塗布し、この基板をその繊維方向を互いにほぼ平
行に厚さ方向あるいは幅方向または長さ方向に該接着剤
を介して集成積層した後、 圧締接着して構成するものである。
集成材は造作材用として階段、手すり、笠木、カウン
タ、パネルの芯材、壁材、長押、敷居、鴨居、框、幅
木、廻縁、開口枠などまた面材として壁、床、天井用材
などとして用いられる。
しかし、それらにおいては何等薬剤処理はなされてい
ない。
一般生活の中でゴキブリを中心とした蚊、ブヨ、ア
ブ、ハエ、ダニ、ノミ、ナンキンムシなど生活害虫は、
不衛生であるばかりか人をかむ、刺すなどし、その部分
がはれたり、かゆくなったりするなど環境衛生上、好ま
しくなく、生活者に不快感を与えるものであった。
また、それら生活害虫に対しては、はたき、殺虫剤を
用い、殺したり捕虫器で捕獲したりするなどをしてい
た。
しかし、そのいずれの場合においても事後の処理に手
間を必要とし不快感を伴なうものであった。
更に、家具、荷物などの隅部、奥部また内部など事後
の処理ができない所で死んだ生活害虫の死骸が新たにカ
ビを発生したり、生活害虫の餌となり繁殖するなど問題
点を有していた。
最近さらに、家屋の床上に敷設したカーペット、ジュ
ータンなどがダニの温床となり、該ダニまたダニの死
骸、フンを原因とする子供のゼンソクの発生が大きな社
会問題となっている。
〔問題点を解決するための手段とその作用〕
本発明は上記従来の集成材の問題点を解決するため次
のような構成をとったものである。すなわち本発明の集
成材はひき板または小角材などの基材1aを縦つぎして基
板として用いるか、あるいは基材1aを基板として用い、
この基板をマイクロカプセルタイプの害虫忌避剤を混入
した接着剤層を介して接着積層し、仮接着積層体を形成
し、さらにこの仮接着積層体を圧締接着して求むる集成
材を構成したものである。
本発明はこのような構成をとることにより、接着剤中
のマイクロカプセルタイプの害虫忌避剤が時間経過とと
もに発散し、生活害虫を集成材に寄せつけないようにし
たものである。
〔実施例の説明〕
以下本発明の実施例について説明する。
厚木あるいは予じめ荒挽きされたフリッチをリツプソ
ー、ギャングリッパーなどを小割り機に挿入し、任意寸
法に切断されたひき板または小角材等の基材1aを得る
柱、梁、わん曲アーチ、桁など構造用の集成材の場合は
大型サイズのひき板または角材などを基材として得る。
基材は必要に応じてその2面また4面をプレーナー、
むら取り鉋盤などを用い平削りを行なう。
基材1aはその木口面をスカーフッジョインター、フィ
ンガージョインターを用い木口加工した後、接着剤2を
塗布し、基材同志を嵌合圧着し加圧接着、高周波加熱接
着してスカーフジョイント、フィンガージョイントなど
縦つぎ加工を行ない、所要長さの基板1とする。
また木口部を横切り加工のみを行ない、その木口面に
接着剤2を塗布し、上記と同様にして接着を行なうバッ
トジョイントによる縦つぎ加工を行なって基板1を得る
場合もある。
基材1aが長く得られる場合、製品となる集成材のサイ
ズが小さい場合この縦つぎ加工を行なわないでそのまま
基板1として用いる場合もある。
縦つぎ加工に用いる接着剤2に必要に応じマイクロカ
プセルタイプの害虫忌避剤を添加し用いてもよい。
得られた基板1はスプレッダー、スプレーなど塗布装
置を用いてその厚さ方向あるいは幅方向の木口部にマイ
クロカプセルタイプの害虫忌避剤の混入された接着剤3
を塗布する。
糊付けされた基板1は、その繊維方向を互いにほぼ平
行方向に厚さ方向あるいは幅方向に複数層を積層し、仮
接着積層体を得る。この仮接着積層体は、単体であるい
は複数体をまとめターンバックル、コールドプレス、ホ
ットプレスを用いた冷圧あるいは熱圧により圧締接着を
行ない集成材を得る。
高周波加熱プレスまたターンバックル締めしたものを
高周波加熱して圧締接着する場合もある。
集成材は小割り、平削りなどをして製品とする。
このようにして得た集成材はその接着剤層3内部にマ
イクロカプセルタイプの害虫忌避剤が内蔵され、該害虫
忌避剤が徐々に外部に発散する。したがって、長期間効
力が保持される。
害虫忌避剤がマイクロカプセルに封入されているため
害虫忌避剤自体がその使用前、保存する時また接着剤に
混合し使用するまでの間に大気中に発散することがなく
その効果を低下することがない。
マイクロカプセルは圧締接着する時点でその外殻が破
壊され接着剤層に混入浸透し徐々に外部に発散されてそ
の効果が発揮される。
害虫忌避剤としては下記構造よりなるトリアミド系害
虫忌避剤が好ましい。
但し、R1,R2:H CH3 C2H5 C3H7 C4H9 C5H11 C6H13 C7H15 C8H17 C9H19 C10H21 たとえばその害虫忌避剤一例として、大和化学工業株式
会社製、商品名“アニンセンC−EM"“アニンセンC−1
40"、吉富製薬株式会社製の商品名“レッバーDET"など
である。
またそれらは化学名“N,N−ジエチル−m−トルイミ
ド”である。
以上の如くして害虫忌避剤が内蔵された集成材を得、
該集成材には生活害虫は寄りつかなくなる。
集成材はそのまま使用しても化粧シート状物貼り、突
板貼り、着色あるいは透明塗装など任意化粧をまたモル
ダー、鉋盤、溝切機などを用いモールド加工、溝付け加
工など化粧加工を施して用いても良い。
〔発明の効果〕
集成材を用いることにより、接着剤層に内蔵された害
虫忌避剤が大気中に発散され、該集成材を用いた室内、
家具はもちろん天井裏、床下、壁内での生活害虫に対す
る忌避がなされるとともにその忌避効果は長期間にわた
って発揮され、快適環境下での生活を営める。
【図面の簡単な説明】
第1図:スカーフジョイントで基材1aを縦つぎして得た
基板1の斜視図、 第2図:基板1を幅方向、長さ方向に集成接着した集成
材の平面図、 第3図:基板1を厚み方向に集成接着した集成材の斜視
図、 1:基板、1a:基材、2:縦つぎ部の接着剤または接着剤
層、3:基板相互の接着部の接着剤または接着剤層。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ひき板または小角材などの基材1aを繊維方
    向を互いにほぼ平行に縦つぎして基板を形成するか、あ
    るいは基材1aをそのまま基板1として用い、 この基板1を繊維方向を互いにほぼ平行にして厚さ方向
    あるいは幅方向または長さ方向に集成接着してなる集成
    材において、 基板1をマイクロカプセルタイプの害虫忌避剤を混入さ
    れた接着剤層3を介して接着積層されてなる、ことを特
    徴とする集成材。
  2. 【請求項2】任意寸法に切削されたひき板または小角材
    などの基材1aを縦つぎして基板1とするかあるいは基材
    1aをそのまま基板1として用い、 この基板1を必要に応じてプレーナー加工した後、その
    任意木口部にマイクロカプセルタイプの害虫忌避剤の混
    入された接着剤を塗布し、 この基板1を幅方向および/あるいは長さ方向および/
    あるいは厚み方向に複数枚積層して仮接着積層体を形成
    した後、 この仮接着積層体を圧締接着する、 ことを特徴とする集成材の製造方法。
  3. 【請求項3】基材1aを縦つぎする接着剤層2中にマイク
    ロカプセルタイプの害虫忌避剤を混入することを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載の集成材の製造方法。
JP62199942A 1987-08-12 1987-08-12 集成材およびその製造方法 Expired - Fee Related JPH0825169B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5969201U (ja) * 1982-10-28 1984-05-10 大建工業株式会社 木製枕木
JPS60142906U (ja) * 1984-03-01 1985-09-21 フクビ化学工業株式会社 防腐・防蟻集成木材

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JPS6444704A (en) 1989-02-17

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