JPH08251U - 複合型磁気ヘッド - Google Patents
複合型磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JPH08251U JPH08251U JP5866592U JP5866592U JPH08251U JP H08251 U JPH08251 U JP H08251U JP 5866592 U JP5866592 U JP 5866592U JP 5866592 U JP5866592 U JP 5866592U JP H08251 U JPH08251 U JP H08251U
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- magnetic head
- ferrite
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- core halves
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案は、磁気テープがコア半体の磁性フェラ
イトに直接に当接しないようにして、磁性フェライトに
対する摺動ノイズを排除するようにした、複合型磁気ヘ
ッドを提供することを目的とする。 【構成】一対の磁性フェライトから成るコア半体11,
12を互いに突き合わせることにより、ギャップ部17
を画成するように、構成された複合型磁気ヘッド10に
おいて、該コア半体11,12の磁気テープが当接せし
められる上面領域11a,12aが、非磁性体により形
成されているように、複合型磁気ヘッド10を構成す
る。
イトに直接に当接しないようにして、磁性フェライトに
対する摺動ノイズを排除するようにした、複合型磁気ヘ
ッドを提供することを目的とする。 【構成】一対の磁性フェライトから成るコア半体11,
12を互いに突き合わせることにより、ギャップ部17
を画成するように、構成された複合型磁気ヘッド10に
おいて、該コア半体11,12の磁気テープが当接せし
められる上面領域11a,12aが、非磁性体により形
成されているように、複合型磁気ヘッド10を構成す
る。
Description
【0001】
本考案は、例えば高密度記録用VTR装置,デジタルオーディオテープレコー ダの磁気ヘッドに関するものである。
【0002】
従来、このような磁気ヘッドは、例えば図3に示すように構成されている。即 ち、図3において、磁気ヘッド1は、磁性フェライトから成る一対のコア半体2 ,3とから構成されており、該コア半体2,3の突き合わせ面4,5には、それ ぞれギャップ形成部4a,5aと、後部接合部4b,5bが形成されている。
【0003】 さらに、上記コア半体2,3の突き合わせ面4,5は、その表面に、それぞれ Fe,Al,Si等の強磁性体である金属製の磁性薄膜6,7が成膜されること により、互いに突き合わせ状態に接合されたとき、金属磁性膜6,7を備えたギ ャップ部8が構成され得るようになっている。
【0004】 また、一方のコア半体2は、その突き合わせ面4側に、巻線が巻回されるべき 溝部4cを備えており、この溝部4cが、他方のコア半体3と接合されたときに 、巻線窓9を画成することにより、該巻線窓9を通って、コア半体2の溝部4c にコイル巻線(図示せず)が巻回され得るようになっている。
【0005】 このように構成された磁気ヘッド1によれば、コア半体2,3のギャップ形成 部4a,5aにより画成されたギャップ部8が、比較的高飽和磁束密度を有する 磁性薄膜6,7の存在によって、高保磁力媒体に対応せしめられ得ることになる 。
【0006】 従って、該磁気ヘッド1の各コア2,3の全体として湾曲して形成された上面 に沿って、磁気テープ(図示せず)が摺動することにより、該磁気テープに磁気 記録されたデータ等がコイル巻線によって電気信号に変換され、再生され得るこ とになる。
【0007】
しかしながら、このように構成された磁気ヘッド1においては、磁気テープに 記録されたデータ等を再生する場合、該磁気テープは、磁気ヘッド1のコア半体 2,3の上面に沿って、摺動することになり、その際、該コア半体2,3の上面 に対して摩擦が生ずることになる。
【0008】 このため、該磁気テープが、コア半体2,3を構成する磁性フェライトに対し て摺動する際に、摺動ノイズが発生することになり、これによって高周波領域に て、C/N比(キャリア/ノイズ比)が低下してしまい、広帯域の再生が困難に なってしまうという問題があった。
【0009】 また、該磁気テープは、ギャップ部8の領域においては、強磁性合金から成る 磁性薄膜6,7の表面に当接することになり、他の領域では、磁性フェライトか ら成るコア半体2,3に当接することになるため、強度の違いから、偏摩耗する ことになり、磁気テープが、確実にコア半体2,3の表面に当接し得なくなって しまうという問題もあった。
【0010】 本考案は、以上の点に鑑み、磁気テープがコア半体の磁性フェライトに直接に 当接しないようにして、磁性フェライトに対する摺動ノイズを排除するようにし た、複合型磁気ヘッドを提供することを目的としている。
【0011】
上記目的は、本考案によれば、一対の磁性フェライトから成るコア半体を互い に突き合わせることにより、ギャップ部を画成するように、構成された複合型磁 気ヘッドにおいて、該コア半体の磁気テープが当接せしめられる表面領域が、非 磁性体により形成されていることを特徴とする、複合型磁気ヘッドにより、達成 される。
【0012】
上記構成によれば、コア半体の磁気テープが当接されるべき表面が、非磁性体 により覆われていることから、磁気テープは、コア半体の表面に直接には接触せ ず、該非磁性体を介して、接触することになるので、該コア半体を構成する磁性 フェライトに接触しないことから、該磁性フェライトに対して摺動摩擦が生ずる ことなく、従って摺動ノイズが排除され得ることになる。
【0013】
以下、図面に示した実施例に基づいて、本考案を詳細に説明する。 図1は、本考案による磁気ヘッドの一実施例を示している。
【0014】 磁気ヘッド10は、磁性フェライトから成る一対のコア半体11,12とから 構成されており、該コア半体11,12の突き合わせ面13,14には、それぞ れギャップ形成部13a,14aと、後部接合部13b,14bが形成されてい る。
【0015】 さらに、上記コア半体11,12の突き合わせ面13,14は、その表面に、 それぞれFe−Al−Si合金等の強磁性体である金属製の磁性薄膜15,16 が成膜されることにより、互いに突き合わせ状態に接合されたとき、金属磁性膜 15,16を備えたギャップ部17が構成され得るようになっている。
【0016】 また、一方のコア半体11は、その突き合わせ面13側に、巻線が巻回される べき溝部13cを備えており、この溝部13cが、他方のコア半体12と接合さ れたときに、巻線窓18を画成することにより、該巻線窓18を通って、コア半 体11の溝部13cにコイル巻線(図示せず)が巻回され得るようになっている 。
【0017】 以上の構成は、図2に示した従来の磁気ヘッド1と同様の構成であるが、本考 案による磁気ヘッド10においては、上記コア半体11,12は、その磁気テー プが当接すべき上面領域11a,12aが、磁性フェライトではなく、例えば非 磁性フェライト,弱磁性フェライト,ガラスセラミック等の非磁性体材料から成 る、所謂複合基板として構成されている。
【0018】 ここで、上記磁気ヘッド10は、図2に示すように製造されるようになってい る。即ち、先づ図2(A)に示すように、基板20は、フェライトから成る磁性 基板21と非磁性フェライト等から成る非磁性基板22とをガラス材(図示せず )により接合することにより、構成される。その後、図2(B)に示すように、 該基板20は、上記接合部分に沿ってトラック溝23及び補強溝24が加工され 、図面にて上方の接合面20aが研磨された後、該接合面20aに磁性薄膜25 が形成され(図2(C)参照)、続いて該トラック溝23及び補強溝24内に、 接合用ガラス26が充填された後、該接合面20aが再び研磨される(図2(D )参照)。
【0019】 その後、該基板20の接合面20a及びこれに対向する下面に、巻線溝27が 加工されて(図2(E)参照)、残った接合面20aの領域に対して、SiO2 等のギャップ材28が形成され、図2(F)に示すように、複数個のコア半体が 一体に並んでいるコア半体ブロック29が完成する。
【0020】 このようにして形成された二つのコア半体ブロック29が、図2(G)に示す ように、互いに接合面20aが対向するように接合され、上記トラック溝23が 露出しているテープ摺動面20bが、図2(H)に示すように、円筒状に研磨さ れた後に、図2(I)に点線で示すように、長手方向に沿ってスライス加工され ることにより、個々の磁気ヘッド10が完成する(図2(J)参照)。
【0021】 本考案による磁気ヘッド10は、以上のように構成されており、コア半体11 ,12のギャップ形成部13a,14aにより画成されたギャップ部17が、比 較的高飽和磁束密度を有する磁性薄膜15,16の存在によって、高保磁力媒体 に対応せしめられ得ることになる。
【0022】 これにより、該磁気ヘッド10の各コア11,12の全体として湾曲して形成 された表面に沿って、磁気テープ(図示せず)が摺動することにより、該磁気テ ープに磁気記録されたデータ等がコイル巻線によって電気信号に変換され、再生 され得ることになる。
【0023】 さらに、本磁気ヘッド10によれば、該コア半体11,12の表面領域11a ,12aが、非磁性体材料から構成されているので、磁気テープが当接されるべ き表面が、非磁性体により覆われていることになり、磁気テープは、コア半体1 1,12の表面に直接には接触せず、該非磁性体を介して、接触することになる 。
【0024】 従って、該磁気テープは、該コア半体11,12を構成する磁性フェライトに 直接に接触して摺動しないことにより、該磁性フェライトに対して摺動摩擦が生 ずるようなく、摺動ノイズが排除され得ることになる。
【0025】 かくして、高周波帯域におけるC/N比が改善され得ることになり、広帯域の 再生が可能になる。
【0026】 このとき、非磁性体材料として、磁性薄膜15,16と同じ程度の耐摩耗性を 有する材料を選定しておけば、該磁性薄膜15,16とコア半体11,12の上 面が、磁気テープの摺動によって、偏摩耗するようなことがなく、従って安定し た磁気テープの接触状態が保時され得ることになる。
【0027】
以上述べたように、本考案によれば、磁気テープがコア半体の磁性フェライト に直接に当接しないようにして、磁性フェライトに対する摺動ノイズを排除する ようにした、極めて優れた複合型磁気ヘッドが提供され得ることになる。
【図1】本考案による磁気ヘッドの一実施例を示す概略
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1の磁気ヘッドの製造工程を順次に示す工程
図である。
図である。
【図3】従来の磁気ヘッドの一例を示す概略斜視図であ
る。
る。
10 磁気ヘッド 11,12 コア半体 11a,12a 表面領域 13,14 突き合わせ面 13a,14a ギャップ形成部 13b,14b 後部接合部 13c 溝部 15,16,25 磁性薄膜 17 ギャップ部 18 巻線窓 20 基板 21 磁性基板 22 非磁性基板 23 トラック溝 24 補強溝 26 接合用ガラス 27 巻線溝 28 ギャップ材 29 コア半体ブロック
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図3】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による磁気ヘッドの一実施例を示す概略
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1の磁気ヘッドの製造工程を順次に示す工程
図である。
図である。
【図3】図1の磁気ヘッドの製造工程を順次に示す工程
図である。
図である。
【図4】従来の磁気ヘッドの一例を示す概略斜視図であ
る。
る。
【符号の説明】 10 磁気ヘッド 11,12 コア半体 11a,12a 表面領域 13,14 突き合わせ面 13a,14a ギャップ形成部 13b,14b 後部接合部 13c 溝部 15,16,25 磁性薄膜 17 ギャップ部 18 巻線窓 20 基板 21 磁性基板 22 非磁性基板 23 トラック溝 24 補強溝 26 接合用ガラス 27 巻線溝 28 ギャップ材 29 コア半体ブロック
Claims (1)
- 【請求項1】 一対の磁性フェライトから成るコア半体
を互いに突き合わせることにより、ギャップ部を画成す
るように、構成された複合型磁気ヘッドにおいて、 該コア半体の磁気テープが当接せしめられる表面領域
が、非磁性体により形成されていることを特徴とする、
複合型磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5866592U JPH08251U (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 複合型磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5866592U JPH08251U (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 複合型磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08251U true JPH08251U (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=13090887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5866592U Pending JPH08251U (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 複合型磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08251U (ja) |
-
1992
- 1992-07-29 JP JP5866592U patent/JPH08251U/ja active Pending
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