JPH08253462A - N−ビニルオキサゾリドン類の製造方法 - Google Patents

N−ビニルオキサゾリドン類の製造方法

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JPH08253462A
JPH08253462A JP7057876A JP5787695A JPH08253462A JP H08253462 A JPH08253462 A JP H08253462A JP 7057876 A JP7057876 A JP 7057876A JP 5787695 A JP5787695 A JP 5787695A JP H08253462 A JPH08253462 A JP H08253462A
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oxazolidone
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Yoshiharu Shimazaki
由治 嶋崎
Hideyuki Kanbe
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は、リンを含有して成る固体酸化物で
あることを特徴とする、N−(1−アルキルオキシアル
キル)−2−オキサゾリドン類を気相分子内脱アルコー
ル反応させ、直接一段反応でN−ビニル−2−オキサゾ
リドン類に転化する際に用いる、N−(1−アルキルオ
キシアルキル)−2−オキサゾリドン類の気相分子内脱
アルコール反応用触媒、および該触媒を用いるN−ビニ
ル−2−オキサゾリドン類の製造方法である。 【効果】 本発明の触媒を用いれば、溶媒や副原料を一
切用いること無くN−(1−アルキルオキシアルキル)
−2−オキサゾリドン類から直接一段反応で連続的にN
−ビニル−2−オキサゾリドン類を製造でき、副原料由
来の廃棄物の発生もなく、簡便かつ安全なN−ビニル−
2−オキサゾリドン類の製造が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、N−(1−アルキルオ
キシアルキル)−2−オキサゾリドン類をN−ビニル−
2−オキサゾリドン類に転化する際に用いる、N−(1
−アルキルオキシアルキル)−2−オキサゾリドン類の
気相分子内脱アルコール反応用触媒、およびその触媒を
用いるN−ビニル−2−オキサゾリドン類の製造方法に
関する。
【0002】N−ビニル−2−オキサゾリドン類は、単
独あるいは他のモノマーとの共重合によりポリマーとす
ることで、コンプレックス化剤、接着剤、繊維改質剤、
染色助剤、樹脂添加剤等の原料となるポリN−ビニル−
2−オキサゾリドン類およびその共重合体の原料モノマ
ーとして有用な化合物である。
【0003】
【従来の技術】N−ビニル−2−オキサゾリドン類の製
造方法として、米国特許第676443号に、ルテニウ
ム触媒を用いる2−オキサゾリドンとカルボン酸ビニル
エステルとの液相エステル交換反応による方法が開示さ
れている。この方法は、触媒が高価であること、原料2
−オキサゾリドンと当量の副原料(カルボン酸ビニルエ
ステル)を要する上に、副原料由来のカルボン酸が多量
に副生する等の問題がある。
【0004】また、米国特許第303829号には、水
銀系触媒を用いる2−オキサゾリドンとアルキルビニル
エーテルとの液相エーテル交換反応による方法が開示さ
れている。この方法は、原料に高価なアルキルビニルエ
ーテルを用いること、アセタールの副生が多いこと、触
媒が毒物である等の問題がある。
【0005】上記のような交換反応によらない方法とし
ては、N−(2−クロロエチル)−2−オキサゾリドン
をアルカリを用いて脱塩酸する方法(ドイツ特許第97
2304号およびJ.Org.Chem.,vol.2
2,849−51,1957)や、N−(2−アセトキ
シエチル)−2−オキサゾリドンを高温で脱酢酸する方
法(J.Org.Chem.,vol.26,346
5,1961)等があるが、前者は低収率でしかも塩酸
塩が多量に副生するという問題があり、後者は非常に高
温(580℃)で行うため、2−オキサゾリドン環が熱
分解し低収率となる等の問題がある。
【0006】また、特開昭58−157766号公報で
は、ジエタノールアミンと炭酸ジエチルから合成した炭
酸N−2−オキサゾリジノイルエチルエチルを、NaO
H存在下に熱分解する方法が開示されている。この方法
は、原料の炭酸N−2−オキサゾリジノイルエチルエチ
ルを製造するために高価な炭酸ジエチルを多量に用いる
必要があり経済性が低い。
【0007】他方、米国特許第2905690号には、
2−オキサゾリドンとアセチレンとの付加反応による方
法が開示されているが、この方法は高圧でアセチレンを
取り扱うためアセチレンの分解爆発の危険性が伴う。
【0008】以上に述べた従来方法に比べ改善された方
法として、米国特許第4831153号では、N−(1
−ヒドロキシアルキル)−2−オキサゾリドンまたはN
−(1−ヒドロキシカルビルオキシアルキル)−2−オ
キサゾリドンを気相で熱分解する方法が提案されてい
る。この方法では、弱酸およびその金属塩類が触媒に用
いられており、H3BO4,Na2SO4,K2SO4,Cu
SO4等が好適とされている。しかしながら、この方法
を工業的に実施するには目的N−ビニル−2−オキサゾ
リドンの収率が十分でなく、また触媒寿命について全く
検討されておらず、実用的技術とは言い難い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、N−
(1−アルキルオキシアルキル)−2−オキサゾリドン
類を反応原料とし、副原料や溶媒を一切用いずに、気相
において直接一段でN−ビニル−2−オキサゾリドン類
に高転化率で、極めて高選択的に転化できるN−(1−
アルキルオキシアルキル)−2−オキサゾリドン類の気
相分子内脱アルコール反応用触媒を提供することにあ
る。
【0010】また本発明の他の目的は、N−(1−アル
キルオキシアルキル)−2−オキサゾリドン類を反応原
料とし、副原料や溶媒を一切用いずに、気相において直
接一段でN−ビニル−2−オキサゾリドン類に高転化率
で、極めて高選択的に転化するN−ビニル−2−オキサ
ゾリドン類の製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、N−(1
−アルキルオキシアルキル)−2−オキサゾリドン類を
気相において直接一段で脱アルコール反応させ得る方法
およびそれに用いる触媒について鋭意検討する中で、リ
ンを含有して成る固体酸化物を触媒に用いると、N−
(1−アルキルオキシアルキル)−2−オキサゾリドン
類が、従来になく高転化率で高選択的に長期にわたり安
定的に、N−ビニル−2−オキサゾリドン類に転化でき
ることを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0012】すなわち、本発明の触媒は、N−(1−ア
ルキルオキシアルキル)−2−オキサゾリドン類をN−
ビニル−2−オキサゾリドン類に転化する際に用いる触
媒であって、該触媒が、リンを含有して成る固体酸化物
であることを特徴とする、N−(1−アルキルオキシア
ルキル)−2−オキサゾリドン類の気相分子内脱アルコ
ール反応用触媒である。
【0013】前記触媒は、さらにアルカリ金属元素およ
びアルカリ土類金属元素からなる群より選ばれる一種以
上の元素を含有してなる固体酸化物であることが好まし
いものである。
【0014】前記触媒は、Ti,Zr,Nb,B,Al
およびSiからなる群より選ばれる1種以上の元素を含
有してなる固体酸化物であることがさらに好ましいもの
である。
【0015】さらには前記触媒が、下記一般式(1)
【0016】
【化4】
【0017】(式中、Pはリン、Xはアルカリ金属元素
およびアルカリ土類金属元素からなる群より選ばれる一
種以上の元素、YはTi,Zr,Nb,B,Alおよび
Siからなる群より選ばれる1種以上の元素であり、O
は酸素である。また添字a,b,c,dは、それぞれの
元素の原子比を表し、a=1のときb=0〜5、c=1
〜500の範囲をとり、dはa、b、cの値および各種
構成元素の結合状態により定まる数値である。)で表さ
れる固体酸化物であることが好ましいものである。
【0018】なお本発明における固体酸化物には、その
組成中にプロトンを含有するものも含むものである また本発明の製造方法は、N−(1−アルキルオキシア
ルキル)−2−オキサゾリドン類をN−ビニル−2−オ
キサゾリドン類に転化する際に、前記気相分子内脱アル
コール反応用触媒を用いることを特徴とするものであ
る。
【0019】特に前記N−(1−アルキルオキシアルキ
ル)−2−オキサゾリドン類が下記一般式(2)
【0020】
【化5】
【0021】(式中、R1は独立して水素、メチル基お
よびエチル基からなる群より選ばれる1種であり、R2
はメチル基、エチル基、プロピル基およびブチル基から
なる群より選ばれる1種である。)で表される化合物で
あり、N−ビニル−2−オキサゾリドン類が下記一般式
(3)
【0022】
【化6】
【0023】(式中、R1は前記一般式(2)と同じで
ある。)で表される化合物である際に特に有用である。
【0024】
【作用】以下に本発明を詳しく説明する。
【0025】本発明の触媒は、例えば下記一般式(4)
【0026】
【化7】
【0027】(式中、Rは独立して水素、またはアルキ
ル基であり、R’はアルキル基を表わす。)で表される
N−(1−アルキルオキシアルキル)−2−オキサゾリ
ドン類のN−ビニル−2−オキサゾリドン類への気相分
子内脱アルコール反応に有効に作用する。なかでも、前
記一般式(4)中のRが、独立して水素、メチル基およ
びエチル基からなる群より選ばれる1種であり、R’が
メチル基、エチル基、プロピル基およびブチル基からな
る群より選ばれる1種である反応に、極めて有効に作用
する。
【0028】本発明の触媒の触媒活性は、長時間連続で
反応しても殆ど低下しない。また仮に、コーキング等で
劣化しても、空気を通しコークを燃焼すれば活性は回復
するものである。
【0029】本発明の触媒は、リンを含有して成る固体
酸化物である。好ましくは、さらにアルカリ金属元素お
よびアルカリ土類金属元素からなる群より選ばれる1種
以上の元素を含有してなる固体酸化物である。また、リ
ンの他にTi,Zr,Nb,B,AlおよびSiよりな
る群から選ばれる1種以上の元素を含有してなる固体酸
化物であることが好ましい。それら構成元素の原子比に
ついては特に限定されないが、特に下記一般式(1)
【0030】
【化8】
【0031】(式中、Pはリン、Xはアルカリ金属元素
およびアルカリ土類金属元素からなる群より選ばれる一
種以上の元素、YはTi,Zr,Nb,B,Alおよび
Siからなる群より選ばれる1種以上の元素であり、O
は酸素である。また添字a,b,c,dは、それぞれの
元素の原子比を表し、a=1のときb=0〜5、c=1
〜500の範囲をとり、dはa、b、cの値および各種
構成元素の結合状態により定まる数値である。)で表さ
れる固体酸化物が好ましく、更に好ましくは、リンと、
アルカリ金属元素および/またはアルカリ土類金属元素
と、Ti,Zr,Nb,B,AlおよびSiからなる群
より選ばれる1種以上の元素とを複合して成る固体酸化
物である。
【0032】触媒調製法としては、特に限定されるもの
ではなく、従来公知のあらゆる方法が適用できる。触媒
の必須成分であるリンは、その原料として五塩化リン、
リン酸、リン酸塩類、リン酸エステル類、およびその他
の有機リン化合物等が用いられる。
【0033】また、アルカリ金属元素および/またはア
ルカリ土類金属元素は、その原料として、酸化物、水酸
化物、ハロゲン化物、塩類(炭酸塩、硝酸塩、カルボン
酸塩、リン酸塩、硫酸塩等)および金属などが用いられ
る。
【0034】その他の成分(好ましくはTi,Zr,N
b,B,AlおよびSiからなる群より選ばれる1種以
上の元素)は、その原料として酸化物、水酸化物、ハロ
ゲン化物、塩類および金属等が用いられる。
【0035】本発明の触媒の調製法例を挙げれば、
(1)リン酸塩類単独、またはそれとアルカリ金属元素
および/またはアルカリ土類金属元素源を、その他の成
分元素源と共に適当な成型助剤(水、アルコール等)を
加え成型後、乾燥、焼成を経て触媒とする方法、(2)
リン酸あるいはリン酸塩類の水溶液を、その他の成分元
素の酸化物に含浸または混合し成型後、乾燥、焼成を経
て触媒とする方法、(3)リン酸あるいはリン酸塩類の
水溶液を、その他の成分元素の酸化物の成型体(球状、
円柱状、リング状等)に含浸し、乾燥、焼成を経て触媒
とする方法、(4)リン源単独または、それとアルカリ
金属元素および/またはアルカリ土類金属元素源を、そ
の他の成分元素源と共に水中に溶解もしくは懸濁させ、
かくはん下加熱濃縮し、乾燥後成型し、焼成を経て触媒
とする方法等がある。
【0036】本発明の触媒の焼成温度は、用いる触媒原
料の種類にもよるが、300〜1000℃の広い範囲を
とれ、好ましくは400〜800℃の範囲である。
【0037】また本発明の製造方法は、N−(1−アル
キルオキシアルキル)−2−オキサゾリドン類をN−ビ
ニル−2−オキサゾリドン類に転化する際に、前記気相
分子内脱アルコール反応用触媒を前述のごとく用いるも
のである。
【0038】本発明の製造方法が用いられる反応は、例
えば前記一般式(4)で示されるが、なかでも、前記一
般式(4)中のRが、独立して水素、メチル基およびエ
チル基からなる群より選ばれる1種であり、R’がメチ
ル基、エチル基、プロピル基およびブチル基からなる群
より選ばれる1種である場合の反応に、極めて有用であ
る。
【0039】本発明の実施にあたり反応器は、固定床流
通型および流動床型のいずれでも使用できる。
【0040】反応は、原料のN−(1−アルキルオキシ
アルキル)−2−オキサゾリドン類が、気相状態を維持
し得る反応温度および反応圧力下で行う。反応圧力は通
常、常圧または減圧であるが、加圧も可能である。反応
温度は、他の反応条件によっても異なるが、200〜4
00℃、好ましくは250〜350℃の範囲が適当であ
る。反応温度が200℃より低いと原料N−(1−アル
キルオキシアルキル)−2−オキサゾリドン類の転化率
が大幅に低下し、400℃より高いと目的N−ビニル−
2−オキサゾリドン類の選択率が著しく低下する。
【0041】原料のN−(1−アルキルオキシアルキ
ル)−2−オキサゾリドン類は、窒素、ヘリウム、アル
ゴン、炭化水素等の、目的反応に不活性な物質による希
釈および/または減圧により、N−(1−アルキルオキ
シアルキル)−2−オキサゾリドン類の分圧を5〜60
0mmHgとして触媒層に供給する。原料N−(1−ア
ルキルオキシアルキル)−2−オキサゾリドン類の空間
速度(GHSV)は、他の反応条件によっても異なり、
通常1〜1000h-1、好ましくは10〜500h-1
範囲である。
【0042】
【実施例】以下、実施例により、本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらにより何等限定されるものでは
ない。
【0043】なお、実施例中の転化率、選択率、および
単流収率は、次の定義に従う。
【0044】・転化率(モル%)=(消費したN−(1
−アルキルオキシアルキル)−2−オキサゾリドンのモ
ル数/供給したN−(1−アルキルオキシアルキル)−
2−オキサゾリドンのモル数)×100 ・選択率(モル%)=(生成したN−ビニル−2−オキ
サゾリドンのモル数/消費したN−(1−アルキルオキ
シアルキル)−2−オキサゾリドンのモル数)×100 ・単流収率(モル%)=(生成したN−ビニル−2−オ
キサゾリドンのモル数/供給したN−(1−アルキルオ
キシアルキル)−2−オキサゾリドンのモル数)×10
0 実施例1 (触媒調製)85%リン酸水溶液0.12gを水80g
に加えた溶液に球状シリカゲル(5−10メッシュ)3
0.0gを5時間浸した後、加熱かくはんしながら水を
蒸発し、内容物を乾固させた。次いで、空気中120℃
で20時間乾燥し、空気中500℃で2時間焼成して、
酸素を除く原子比でP1Si500なる組成の触媒を調製し
た。
【0045】(反応)この触媒5mlを、内径10mm
のステンレス製反応管に充填した後、270℃の溶融塩
浴に浸漬し、該反応管内にN−(1−メトキシエチル)
−2−オキサゾリドンを、その分圧が76mmHgとな
るまで窒素で希釈した原料ガスを、N−(1−メトキシ
エチル)−2−オキサゾリドンの空間速度200h-1
で供給し、常圧で反応を行った。供給開始1時間後の反
応管出口ガスをメタノールに捕集し、ガスクロマトグラ
フにより分析した結果、N−(1−メトキシエチル)−
2−オキサゾリドンの転化率、N−ビニル−2−オキサ
ゾリドンの選択率および単流収率は、それぞれ99.5
モル%,96.8モル%,96.3モル%であった。
【0046】比較例1 (触媒調製)球状シリカゲル(5−10メッシュ)3
0.0gを、空気中120℃で20時間乾燥後、空気中
500℃で2時間焼成して、触媒とした。
【0047】(反応)この触媒を用いて、実施例1と同
様にして反応を行った。供給開始1時間後の、N−(1
−メトキシエチル)−2−オキサゾリドンの転化率、N
−ビニル−2−オキサゾリドンの選択率および単流収率
は、それぞれ69.0モル%,97.9モル%,67.
6モル%であった。
【0048】実施例2 (触媒調製)リン酸水素二アンモニウム13.2gを水
50gに溶かした溶液を、硝酸アルミニウム(9水和
物)37.5gを水100gに溶かした溶液にかくはん
しながら加えた後、加熱かくはんしながら水を蒸発し、
内容物を乾固させた。次いで、空気中120℃で20時
間乾燥し、9−16メッシュに破砕後、空気中700℃
で2時間焼成して、酸素を除く原子比でP1Al1なる組
成の触媒を調製した。
【0049】(反応)この触媒を用いて、実施例1と同
じ反応を行った。供給開始1時間後のN−(1−メトキ
シエチル)−2−オキサゾリドンの転化率、N−ビニル
−2−オキサゾリドンの選択率および単流収率は、それ
ぞれ98.9モル%,97.0モル%,95.9モル%
であった。
【0050】実施例3 (触媒調製)85%リン酸水溶液23.1gを水100
gに加えた溶液に、酸化ジルコニウム24.6gを加え
た後、加熱かくはんしながら水を蒸発し、内容物を乾固
させた。次いで、空気中120℃で20時間乾燥し、9
−16メッシュに破砕後、空気中700℃で2時間焼成
して、酸素を除く原子比でP1Zr1なる組成の触媒を調
製した。
【0051】(反応)この触媒を用いて、反応原料をN
−(1−プロピルオキシエチル)−2−オキサゾリドン
に変更した他は、実施例1と同様にして反応を行った。
供給開始1時間後のN−(1−プロピルオキシエチル)
−2−オキサゾリドンの転化率、N−ビニル−2−オキ
サゾリドンの選択率および単流収率は、それぞれ95.
2モル%,90.6モル%,86.3モル%であった。
【0052】実施例4 (触媒調製)85%リン酸水溶液34.6gを水200
gに加えた溶液に、ホウ酸18.5gを加え3時間かく
はんした後、加熱かくはんしながら水を蒸発し、内容物
を乾固させた。次いで、空気中120℃で20時間乾燥
し、9−16メッシュに破砕後、空気中500℃で2時
間焼成して、酸素を除く原子比でP11なる組成の触媒
を調製した。
【0053】(反応)この触媒を用いて、実施例3と同
じ反応を行った。供給開始1時間後のN−(1−プロピ
ルオキシエチル)−2−オキサゾリドンの転化率、N−
ビニル−2−オキサゾリドンの選択率および単流収率
は、それぞれ98.8モル%,90.5モル%,89.
4モル%であった。
【0054】実施例5 (触媒調製)酸化ケイ素30gに、85%リン酸水溶液
1.15gを水50gに加えた溶液を加えて乳鉢中で十
分に混練した。次いで、空気中120℃で20時間乾燥
し、9−16メッシュに破砕後、空気中700℃で3時
間焼成して、酸素を除く原子比でP1Si50なる組成の
触媒を調製した。
【0055】(反応)この触媒を用いて、反応原料をN
−(1−メトキシエチル)−5−メチル−2−オキサゾ
リドンに変更した他は実施例1と同様にして反応を行っ
た。供給開始1時間後のN−(1−メトキシエチル)−
5−メチル−2−オキサゾリドンの転化率、N−ビニル
−5−メチル−2−オキサゾリドンの選択率および単流
収率は、それぞれ99.8モル%,97.0モル%,9
6.8モル%であった。
【0056】実施例6 (触媒調製)リン酸水素二アンモニウム13.2gを水
50gに溶かした溶液を、水酸化リチウム(1水和物)
4.2gを水50gに溶かした溶液に加え、そこに酸化
ケイ素30.0gを加えて、加熱かくはんしながら水を
蒸発し、内容物を乾固させた。次いで、空気中120℃
で20時間乾燥し、9−16メッシュに破砕後、空気中
600℃で2時間焼成して、酸素を除く原子比でP1
1Si5なる組成の触媒を調製した。
【0057】(反応)この触媒を用いて、実施例1と同
じ反応を行った。供給開始1時間後のN−(1−メトキ
シエチル)−2−オキサゾリドンの転化率、N−ビニル
−2−オキサゾリドンの選択率および単流収率は、それ
ぞれ99.0モル%,98.0モル%,97.0モル%
であった。
【0058】実施例7 (触媒調製)実施例6において、水酸化リチウムを水酸
化ナトリウム4.0gに変えた他は同様にして、酸素を
除く原子比でP1Na1Si5なる組成の触媒を調製し
た。
【0059】(反応)この触媒を用いて、実施例1と同
じ反応を行った。供給開始1時間後のN−(1−メトキ
シエチル)−2−オキサゾリドンの転化率、N−ビニル
−2−オキサゾリドンの選択率および単流収率は、それ
ぞれ98.5モル%,97.8モル%,96.3モル%
であった。
【0060】実施例8 (触媒調製)実施例6において、水酸化リチウムを水酸
化カリウム5.6gに変えた他は同様にして、酸素を除
く原子比でP11Si5なる組成の触媒を調製した。
【0061】(反応)この触媒を用いて、実施例1と同
じ反応を行った。供給開始1時間後のN−(1−メトキ
シエチル)−2−オキサゾリドンの転化率、N−ビニル
−2−オキサゾリドンの選択率および単流収率は、それ
ぞれ98.0モル%,98.9モル%,96.9モル%
であった。
【0062】実施例9 (触媒調製)リン酸水素二アンモニウム13.2gを水
50gに溶かした溶液を、水酸化リチウム(1水和物)
3.4gおよび水酸化セシウム3.0gを水50gに溶
かした液に加え、そこに酸化ケイ素30.0gを加え
て、加熱かくはんしながら水を蒸発し、内容物を乾固さ
せた。次いで、空気中120℃で20時間乾燥し、9−
16メッシュに破砕後、空気中600℃で2時間焼成し
て、酸素を除く原子比でP1Li0.8Cs0.2Si5なる組
成の触媒を調製した。
【0063】(反応)この触媒を用いて、実施例3と同
じ反応を行った。供給開始1時間後のN−(1−プロピ
ルオキシエチル)−2−オキサゾリドンの転化率、N−
ビニル−2−オキサゾリドンの選択率および単流収率
は、それぞれ99.6モル%,99.2モル%,98.
8モル%であった。
【0064】実施例10 (触媒調製)リン酸水素二アンモニウム2.64gを水
30gに溶かした溶液を、水酸化リチウム(1水和物)
0.84gを水30gに溶かした液に加え、そこに五酸
化ニオブ26.6gを加えて、加熱かくはんしながら水
を蒸発し、内容物を乾固させた。次いで、空気中120
℃で20時間乾燥し、9−16メッシュに破砕後、空気
中500℃で2時間焼成して、酸素を除く原子比でP1
Li1Nb10なる組成の触媒を調製した。
【0065】(反応)この触媒を用いて、実施例5と同
じ反応を行った。供給開始1時間後のN−(1−メトキ
シエチル)−5−メチル−2−オキサゾリドンの転化
率、N−ビニル−5−メチル−2−オキサゾリドンの選
択率および単流収率は、それぞれ97.6モル%,9
8.7モル%,96.3モル%であった。
【0066】実施例11 (触媒調製)リン酸水素二アンモニウム6.6gを水5
0gに溶かした溶液を、水酸化リチウム(1水和物)
2.1gを水50gに溶かした液に加え、そこにケイ酸
ジルコニウム46.2gを加えて、加熱かくはんしなが
ら水を蒸発し、内容物を乾固させた。次いで、空気中1
20℃で20時間乾燥し、9−16メッシュに破砕後、
空気中500℃で2時間焼成して、酸素を除く原子比で
1Li1Zr5Si5なる組成の触媒を調製した。
【0067】(反応)この触媒を用いて、反応原料をN
−(1−プロピルオキシエチル)−5−メチル−2−オ
キサゾリドンに変更した他は実施例1と同様にして反応
を行った。供給開始1時間後のN−(1−プロピルオキ
シエチル)−5−メチル−2−オキサゾリドンの転化
率、N−ビニル−5−メチル−2−オキサゾリドンの選
択率および単流収率は、それぞれ97.3モル%,9
9.3モル%,96.6モル%であった。
【0068】実施例12 (触媒調製)リン酸二水素ナトリウム(2水和物)1
5.6gを水50gに溶かした溶液に二酸化チタン4
0.0gを加えて、加熱かくはんしながら水を蒸発し、
内容物を乾固させた。次いで、空気中120℃で20時
間乾燥し、9−16メッシュに破砕後、空気中500℃
で2時間焼成して、酸素を除く原子比でP1Na1Ti5
なる組成の触媒を調製した。
【0069】(反応)この触媒を用いて、反応原料をN
−(1−メトキシエチル)−5−エチル−2−オキサゾ
リドンに変更した他は実施例1と同様にして反応を行っ
た。供給開始1時間後のN−(1−メトキシエチル)−
5−エチル−2−オキサゾリドンの転化率、N−ビニル
−5−エチル−2−オキサゾリドンの選択率および単流
収率は、それぞれ97.1モル%,98.7モル%,9
5.8モル%であった。
【0070】実施例13 (触媒調製)リン酸水素マグネシウム(3水和物)1
7.4gと酸化ケイ素30.0gを、水50gを加え
て、乳鉢中で混練した。次いで、空気中120℃で20
時間乾燥し、9−16メッシュに破砕後、空気中500
℃で2時間焼成して、酸素を除く原子比でP1Mg1Si
5なる組成の触媒を調製した。
【0071】(反応)この触媒を用いて、反応温度を2
50℃、原料分圧を38mmHg、原料空間速度を10
0hr-1に変更した他は実施例1と同様にして反応を行
った。供給開始1時間後のN−(1−メトキシエチル)
−2−オキサゾリドンの転化率、N−ビニル−2−オキ
サゾリドンの選択率および単流収率は、それぞれ93.
1モル%,98.2モル%,91.4モル%であった。
【0072】実施例14 (触媒調製)実施例13において、リン酸水素マグネシ
ウムをリン酸水素カルシウム(2水和物)17.2gに
変えた他は同様にして、酸素を除く原子比でP1Ca1
5なる組成の触媒を調製した。
【0073】(反応)この触媒を用いて、反応温度を2
50℃、原料分圧を38mmHg、原料空間速度を10
0hr-1に変更した他は実施例1と同様にして反応を行
った。供給開始1時間後のN−(1−メトキシエチル)
−2−オキサゾリドンの転化率、N−ビニル−2−オキ
サゾリドンの選択率および単流収率は、それぞれ92.
9モル%,98.6モル%,91.6モル%であった。
【0074】実施例15 (触媒調製)実施例13において、リン酸水素マグネシ
ウムをリン酸水素バリウム23.3gに変えた他は同様
にして、酸素を除く原子比でP1Ba1Si5なる組成の
触媒を調製した。
【0075】(反応)この触媒を用いて、反応温度を2
00℃、原料分圧を38mmHg、原料空間速度を10
0hr-1に変更した他は実施例1と同様にして反応を行
った。供給開始1時間後のN−(1−メトキシエチル)
−2−オキサゾリドンの転化率、N−ビニル−2−オキ
サゾリドンの選択率および単流収率は、それぞれ96.
7モル%,96.6モル%,93.4モル%であった。
【0076】実施例16 (触媒調製)リン酸水素二アンモニウム13.2gを水
40gに溶かした溶液に、水酸化リチウム(1水和物)
5.2gを水50gに溶かした液に加えた後、酸化ケイ
素30.0gを加えて、加熱かくはんしながら水を蒸発
し、内容物を乾固させた。次いで、空気中120℃で2
0時間乾燥し、9−16メッシュに破砕後、空気中70
0℃で2時間焼成して、酸素を除く原子比でP1Li
1.25Si5なる組成の触媒を調製した。
【0077】(反応)この触媒を用いて、実施例1と同
じ反応を行った。供給開始1時間後のN−(1−メトキ
シエチル)−2−オキサゾリドンの転化率、N−ビニル
−2−オキサゾリドンの選択率および単流収率は、それ
ぞれ99.5モル%,99.5モル%,99.0モル%
であった。
【0078】実施例17 実施例16において、反応原料をN−(1−メトキシエ
チル)−2−オキサゾリドンの代わりに、N−(1−メ
トキシエチル)−5−メチル−2−オキサゾリドンに変
更した他は、同様の反応条件で、50時間連続して反応
を行った。反応開始1時間後のN−(1−メトキシエチ
ル)−5−メチル−2−オキサゾリドンの転化率、N−
ビニル−5−メチル−2−オキサゾリドンの選択率およ
び単流収率は、それぞれ99.6モル%,98.8モル
%,98.4モル%であり、50時間後では、それぞれ
98.9モル%,99.1モル%,98.0モル%であ
った。
【0079】実施例18 (触媒調製)リン酸水素二アンモニウム13.2gを水
40gに溶かした溶液に、水酸化リチウム(1水和物)
8.4gを水100gに溶かした液に加えた後、酸化ケ
イ素30.0gを加えて、加熱かくはんしながら水を蒸
発し、内容物を乾固させた。次いで、空気中120℃で
20時間乾燥し、9−16メッシュに破砕後、空気中7
00℃で2時間焼成して、酸素を除く原子比でP1Li2
Si5なる組成の触媒を調製した。
【0080】(反応)この触媒を用いて、反応温度を3
00℃に変更した他は実施例1と同様にして反応を行っ
た。供給開始1時間後のN−(1−メトキシエチル)−
2−オキサゾリドンの転化率、N−ビニル−2−オキサ
ゾリドンの選択率および単流収率は、それぞれ99.1
モル%,97.8モル%,96.9モル%であった。
【0081】実施例19 (触媒調製)85%リン酸水溶液57.6gを水200
gに溶かした液を、水酸化リチウム(1水和物)21.
0gおよび水酸化アルミニウム7.8gを水200gに
溶かした液に加えた後、酸化ケイ素12.0gを加え
て、加熱かくはんしながら水を蒸発し、内容物を乾固さ
せた。次いで、空気中120℃で20時間乾燥し、9−
16メッシュに破砕後、空気中500℃で2時間焼成し
て、酸素を除く原子比でP1Li1Al0.2Si0.4なる組
成の触媒を調製した。
【0082】(反応)この触媒を用いて、反応温度を2
50℃に変更した他は実施例1と同様にして反応を行っ
た。供給開始1時間後のN−(1−メトキシエチル)−
2−オキサゾリドンの転化率、N−ビニル−2−オキサ
ゾリドンの選択率および単流収率は、それぞれ95.9
モル%,98.6モル%,94.6モル%であった。
【0083】実施例20 (触媒調製)85%リン酸水溶液57.6gを水200
gに溶かした液を、水酸化リチウム(1水和物)21.
0gおよび水酸化マグネシウム14.5gを水200g
に懸濁させた液に加えた後、加熱かくはんしながら水を
蒸発し、内容物を乾固させた。次いで、空気中120℃
で20時間乾燥し、9−16メッシュに破砕後、空気中
500℃で2時間焼成して、酸素を除く原子比でP1
1Mg0.5なる組成の触媒を調製した。
【0084】(反応)この触媒を用いて、反応温度を2
50℃に変更した他は実施例1と同様にして反応を行っ
た。供給開始1時間後のN−(1−メトキシエチル)−
2−オキサゾリドンの転化率、N−ビニル−2−オキサ
ゾリドンの選択率および単流収率は、それぞれ90.1
モル%,97.9モル%,88.2モル%であった。
【0085】実施例21 (反応)実施例16で調製された触媒5mlをステンレ
ス製反応管に充填した後、270℃の溶融塩浴に浸し
た。次いで、該反応管内を真空ポンプで減圧し、N−
(1−メトキシエチル)−2−オキサゾリドンを出口圧
38mmHg、空間速度100hr-1の条件で供給し
た。反応を50時間連続して行った後、原料供給を停止
し、窒素を導入して解圧し、次いで24時間空気を流通
し触媒に析出した炭素状物質を燃焼することにより触媒
を再生した。その後、再び前述の反応条件に戻し、50
時間連続反応を行った。供給開始1時間、20時間、5
0時間後および再生後1時間、20時間、50時間後の
N−(1−メトキシエチル)−2−オキサゾリドンの転
化率、N−ビニル−2−オキサゾリドンの選択率および
単流収率を表1に示した。
【0086】
【表1】
【0087】
【発明の効果】本発明の触媒を用いれば、溶媒や副原料
を一切用いること無く、N−(1−アルキルオキシアル
キル)−2−オキサゾリドン類から直接一段反応で連続
的にN−ビニル−2−オキサゾリドン類を高転化率で高
選択的に、長期にわたり安定的に製造でき、副原料由来
の廃棄物の発生もなく、簡便かつ安全なN−ビニル−2
−オキサゾリドン類の製造が可能となる。
【0088】また本発明の触媒は、その触媒活性が長時
間連続で反応しても殆ど低下せず、仮にコーキング等で
活性が劣化しても、空気を通しコークを燃焼すれば活性
は回復する特徴を有し、触媒寿命が長く工業上極めて有
利な触媒である。
【0089】本発明の製造方法を用いれば、溶媒や副原
料を一切用いること無く、N−(1−アルキルオキシア
ルキル)−2−オキサゾリドン類から直接一段反応で連
続的にN−ビニル−2−オキサゾリドン類を高転化率で
高選択的に、長期にわたり安定的に製造でき、副原料由
来の廃棄物の発生もなく、簡便かつ安全なN−ビニル−
2−オキサゾリドン類の製造が可能となる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N−(1−アルキルオキシアルキル)−
    2−オキサゾリドン類をN−ビニル−2−オキサゾリド
    ン類に転化する際に用いる触媒であって、該触媒が、リ
    ンを含有して成る固体酸化物であることを特徴とする、
    N−(1−アルキルオキシアルキル)−2−オキサゾリ
    ドン類の気相分子内脱アルコール反応用触媒。
  2. 【請求項2】 前記触媒が、さらにアルカリ金属元素お
    よびアルカリ土類金属元素からなる群より選ばれる1種
    以上の元素を含有してなる固体酸化物であることを特徴
    とする請求項1に記載の触媒。
  3. 【請求項3】 前記触媒が、Ti,Zr,Nb,B,A
    lおよびSiからなる群より選ばれる1種以上の元素を
    含有してなる固体酸化物であることを特徴とする請求項
    1または2記載の触媒。
  4. 【請求項4】 前記触媒が、下記一般式(1) 【化1】 (式中、Pはリン、Xはアルカリ金属元素およびアルカ
    リ土類金属元素からなる群より選ばれる一種以上の元
    素、YはTi,Zr,Nb,B,AlおよびSiからな
    る群より選ばれる1種以上の元素であり、Oは酸素であ
    る。また添字a,b,c,dは、それぞれの元素の原子
    比を表し、a=1のときb=0〜5、c=1〜500の
    範囲をとり、dはa、b、cの値および各種構成元素の
    結合状態により定まる数値である。)で表される固体酸
    化物である請求項1に記載の触媒。
  5. 【請求項5】 N−(1−アルキルオキシアルキル)−
    2−オキサゾリドン類をN−ビニル−2−オキサゾリド
    ン類に転化する際に、請求項1から4のいずれかに記載
    の触媒を用いることを特徴とするN−ビニル−2−オキ
    サゾリドン類の製造方法。
  6. 【請求項6】 N−(1−アルキルオキシアルキル)−
    2−オキサゾリドン類が下記一般式(2) 【化2】 (式中、R1は独立して水素、メチル基およびエチル基
    からなる群より選ばれる1種であり、R2はメチル基、
    エチル基、プロピル基およびブチル基からなる群より選
    ばれる1種である。)で表される化合物であり、N−ビ
    ニル−2−オキサゾリドン類が下記一般式(3) 【化3】 (式中、R1は前記一般式(2)と同じである。)で表
    される化合物である請求項5に記載の製造方法。
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