JPH08254111A - 自動車エンジンの遮音装置 - Google Patents
自動車エンジンの遮音装置Info
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- JPH08254111A JPH08254111A JP8621395A JP8621395A JPH08254111A JP H08254111 A JPH08254111 A JP H08254111A JP 8621395 A JP8621395 A JP 8621395A JP 8621395 A JP8621395 A JP 8621395A JP H08254111 A JPH08254111 A JP H08254111A
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- Japan
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- sound insulation
- oil pan
- engine
- sound
- bottom portion
- Prior art date
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 深底部2bの左右両側面を遮音カバー5によ
り覆うことによって、オイルパン2から自動車の外部に
漏れる騒音を減少させると共に、開放状態とした浅底部
2aからオイルパン2を放熱させることにより簡単な構
成でエンジンオイルの劣化を防止する遮音装置を提供す
る。 【構成】 浅底部2aと深底部2bとを有するエンジン
1のオイルパン2から発生する騒音を遮断するように、
浅底部2aを開放状態とする一方、深底部2bの少なく
とも車体左右側の側面を覆う遮音カバー5を有してい
る。
り覆うことによって、オイルパン2から自動車の外部に
漏れる騒音を減少させると共に、開放状態とした浅底部
2aからオイルパン2を放熱させることにより簡単な構
成でエンジンオイルの劣化を防止する遮音装置を提供す
る。 【構成】 浅底部2aと深底部2bとを有するエンジン
1のオイルパン2から発生する騒音を遮断するように、
浅底部2aを開放状態とする一方、深底部2bの少なく
とも車体左右側の側面を覆う遮音カバー5を有してい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンのオイルパン
から発生する騒音を遮断する自動車エンジンの遮音装置
に関するものである。
から発生する騒音を遮断する自動車エンジンの遮音装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、トラック等の自動車は、図10に
示すように、クロスメンバ51をエンジン52の下方に
位置する図示しないシャーシ間に設けることにより前輪
を支持するようになっている。クロスメンバ51および
エンジン52の取り付け位置は、略固定されており、エ
ンジン52の下部に配置されたオイルパン53は、エン
ジンオイルの収容量を確保するため、クロスメンバ51
の上方に位置する一方側を浅底部53aとし、他方側を
深底部53bとした形状に形成されている。
示すように、クロスメンバ51をエンジン52の下方に
位置する図示しないシャーシ間に設けることにより前輪
を支持するようになっている。クロスメンバ51および
エンジン52の取り付け位置は、略固定されており、エ
ンジン52の下部に配置されたオイルパン53は、エン
ジンオイルの収容量を確保するため、クロスメンバ51
の上方に位置する一方側を浅底部53aとし、他方側を
深底部53bとした形状に形成されている。
【0003】上記のオイルパン53は、エンジン本体5
4の振動が伝達されるため、自動車の外部に漏れる騒音
の要因となっている。特に、運転席の下方にエンジン5
2を配置した構成を有する自動車の場合には、自動車の
側面にオイルパン53が露出する状態となるため、側方
への騒音の漏洩が顕著となり、最近においては、この側
方に漏洩する騒音を所定の環境基準値内に収める対策を
施すことが必要になっている。従って、従来は、オイル
パン53の全体を覆うように形成された遮音カバー55
をエンジン本体54に取り付けることによって、オイル
パン53から自動車の外部に漏れる騒音を減少させるよ
うになっている。
4の振動が伝達されるため、自動車の外部に漏れる騒音
の要因となっている。特に、運転席の下方にエンジン5
2を配置した構成を有する自動車の場合には、自動車の
側面にオイルパン53が露出する状態となるため、側方
への騒音の漏洩が顕著となり、最近においては、この側
方に漏洩する騒音を所定の環境基準値内に収める対策を
施すことが必要になっている。従って、従来は、オイル
パン53の全体を覆うように形成された遮音カバー55
をエンジン本体54に取り付けることによって、オイル
パン53から自動車の外部に漏れる騒音を減少させるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、遮音カバー55がオイルパン53を完全
に覆うようになっているため、オイルパン53の放熱が
不十分となり、エンジンオイルの過熱による劣化が促進
されることになる。従って、遮音カバー55内にオイル
パン53を冷却する手段を設けることが必要となり、結
果として構造の複雑化およびコストアップを生じること
になっている。
来の構成では、遮音カバー55がオイルパン53を完全
に覆うようになっているため、オイルパン53の放熱が
不十分となり、エンジンオイルの過熱による劣化が促進
されることになる。従って、遮音カバー55内にオイル
パン53を冷却する手段を設けることが必要となり、結
果として構造の複雑化およびコストアップを生じること
になっている。
【0005】本発明は、オイルパン53から自動車の外
部に漏れる騒音を減少させると共に、オイルパン53の
放熱を充分に行うことができる自動車エンジンの遮音カ
バーを提供しようとするものである。
部に漏れる騒音を減少させると共に、オイルパン53の
放熱を充分に行うことができる自動車エンジンの遮音カ
バーを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、浅底部と深底部とを有するエンジンのオイルパンか
ら発生する騒音を遮断する自動車エンジンの遮音装置で
あり、下記の特徴を有している。即ち、遮音装置は、浅
底部を開放状態とする一方、深底部の少なくとも車体左
右側の側面を覆う遮音カバー手段を有していることを特
徴としている。
に、浅底部と深底部とを有するエンジンのオイルパンか
ら発生する騒音を遮断する自動車エンジンの遮音装置で
あり、下記の特徴を有している。即ち、遮音装置は、浅
底部を開放状態とする一方、深底部の少なくとも車体左
右側の側面を覆う遮音カバー手段を有していることを特
徴としている。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、騒音の要因の大部分を占
める深底部の左右両側面を遮音カバー手段により覆うた
め、オイルパンから自動車の外部に漏れる騒音を減少さ
せることが可能になっていると共に、開放状態とした浅
底部からオイルパンの放熱を充分に行うことができるた
め、簡単な構成でエンジンオイルの劣化を防止すること
ができるようになっている。
める深底部の左右両側面を遮音カバー手段により覆うた
め、オイルパンから自動車の外部に漏れる騒音を減少さ
せることが可能になっていると共に、開放状態とした浅
底部からオイルパンの放熱を充分に行うことができるた
め、簡単な構成でエンジンオイルの劣化を防止すること
ができるようになっている。
【0008】
〔実施例1〕本発明の一実施例を図1ないし図9を用い
て説明する。本実施例の遮音装置は、図1および図2に
示すように、オイルパン2から自動車の外部に漏洩する
騒音を遮断する遮音カバー5・5を有しており、運転席
の下方に設けられたエンジン1の下部に備えられてい
る。上記のオイルパン2は、エンジン1の下方に位置す
るクロスメンバ3を避けるように形成されており、具体
的には、クロスメンバ3の上面よりも上方に底面が位置
するように形成された浅底部2aと、クロスメンバ3の
上面よりも底面が下方に位置するように形成された深底
部2bとを有している。
て説明する。本実施例の遮音装置は、図1および図2に
示すように、オイルパン2から自動車の外部に漏洩する
騒音を遮断する遮音カバー5・5を有しており、運転席
の下方に設けられたエンジン1の下部に備えられてい
る。上記のオイルパン2は、エンジン1の下方に位置す
るクロスメンバ3を避けるように形成されており、具体
的には、クロスメンバ3の上面よりも上方に底面が位置
するように形成された浅底部2aと、クロスメンバ3の
上面よりも底面が下方に位置するように形成された深底
部2bとを有している。
【0009】上記のオイルパン2は、エンジン本体4の
下面に固設されている。また、エンジン本体4の車体左
右側の両側面には、オイルパン2から発生する騒音を遮
断する遮音カバー5・5がそれぞれ設けられている。こ
れらの遮音カバー5・5は、制振鋼板により形成されて
おり、遮音カバー5・5とエンジン本体4との間には、
ゴム板等の振動吸収部材10が介装されている。これに
より、エンジン本体4から伝達された振動を減衰させる
ようになっている。
下面に固設されている。また、エンジン本体4の車体左
右側の両側面には、オイルパン2から発生する騒音を遮
断する遮音カバー5・5がそれぞれ設けられている。こ
れらの遮音カバー5・5は、制振鋼板により形成されて
おり、遮音カバー5・5とエンジン本体4との間には、
ゴム板等の振動吸収部材10が介装されている。これに
より、エンジン本体4から伝達された振動を減衰させる
ようになっている。
【0010】上記の遮音カバー5・5は、オイルパン2
の深底部2bの車体左右側の両側面が車外に露出しない
ように、自動車の側方から見た形状が長方形状に形成さ
れている。一方、遮音カバー5・5を自動車の前方から
見た形状は、図3に示すように、エンジン本体4の側面
に上端部が固設され、オイルパン2の深底部2bの側面
に沿って立ち下げられた後、下端部が深底部2bの底面
の下方に位置するように曲折されている。
の深底部2bの車体左右側の両側面が車外に露出しない
ように、自動車の側方から見た形状が長方形状に形成さ
れている。一方、遮音カバー5・5を自動車の前方から
見た形状は、図3に示すように、エンジン本体4の側面
に上端部が固設され、オイルパン2の深底部2bの側面
に沿って立ち下げられた後、下端部が深底部2bの底面
の下方に位置するように曲折されている。
【0011】上記の構成において、遮音カバー5・5の
動作について説明する。エンジン1が始動されると、エ
ンジン本体4の振動がオイルパン2に伝達されることに
なると共に、遮音カバー5・5に伝達されることにな
る。この際、エンジン本体4と遮音カバー5・5との間
には、振動遮断部材が介装されているため、エンジン本
体4から遮音カバー5・5への振動の伝達は、減少され
ることになる。さらに、遮音カバー5・5に伝達された
振動は、遮音カバー5・5の材質である制振鋼板により
吸収されることになる。これにより、エンジン本体4か
ら伝達されることによる遮音カバー5・5の振動は、極
めて小さなものになり、遮音カバー5・5が騒音の要因
となることがない。
動作について説明する。エンジン1が始動されると、エ
ンジン本体4の振動がオイルパン2に伝達されることに
なると共に、遮音カバー5・5に伝達されることにな
る。この際、エンジン本体4と遮音カバー5・5との間
には、振動遮断部材が介装されているため、エンジン本
体4から遮音カバー5・5への振動の伝達は、減少され
ることになる。さらに、遮音カバー5・5に伝達された
振動は、遮音カバー5・5の材質である制振鋼板により
吸収されることになる。これにより、エンジン本体4か
ら伝達されることによる遮音カバー5・5の振動は、極
めて小さなものになり、遮音カバー5・5が騒音の要因
となることがない。
【0012】一方、エンジン本体4からオイルパン2に
伝達された振動は、オイルパン2の壁面を振動させるこ
とになり、この壁面から騒音を発生させることになる。
この際、壁面から発生した騒音は、大部分が壁面に対し
て直角方向に進行することになる。従って、深底部2b
の車体左右側の両側面から発生した騒音は、大部分が遮
音カバー5・5により遮断されるため、自動車の側方へ
の漏洩量が減少したものになる。
伝達された振動は、オイルパン2の壁面を振動させるこ
とになり、この壁面から騒音を発生させることになる。
この際、壁面から発生した騒音は、大部分が壁面に対し
て直角方向に進行することになる。従って、深底部2b
の車体左右側の両側面から発生した騒音は、大部分が遮
音カバー5・5により遮断されるため、自動車の側方へ
の漏洩量が減少したものになる。
【0013】また、エンジン本体4の熱がオイルパン2
に伝達されると、この熱は、遮音カバー5・5が覆われ
ていない浅底部2aや深底部2bの底面および前後面か
ら放熱することになる。これにより、オイルパン2に収
容されたエンジンオイルは、オイルパン2の放熱により
過熱することがなく、劣化が防止されることになる。特
に、本実施例の場合には、深底部2bの前方側が開放さ
れているため、自動車が進行した場合に、空気流により
放熱が促進されることになり、冷却能力が極めて高いも
のになっている。
に伝達されると、この熱は、遮音カバー5・5が覆われ
ていない浅底部2aや深底部2bの底面および前後面か
ら放熱することになる。これにより、オイルパン2に収
容されたエンジンオイルは、オイルパン2の放熱により
過熱することがなく、劣化が防止されることになる。特
に、本実施例の場合には、深底部2bの前方側が開放さ
れているため、自動車が進行した場合に、空気流により
放熱が促進されることになり、冷却能力が極めて高いも
のになっている。
【0014】次に、本実施例の遮音カバー5・5による
遮音効果を確認するため、下記の試験を行った。即ち、
先ず、自動車の側方の7.5m離れた位置に、音量測定
器を配置し、遮音カバー5・5を外した状態でエンジン
1を所定の回転数で作動させたとき、オイルパン2から
放射される騒音を分離して音圧レベル(dB)を測定し
た。次いで、本実施例の遮音カバー5・5(サイドカバ
ー)を取り付けた後、上記と同様の条件でエンジン1を
作動させたときの音圧レベル(dB)を測定した。さら
に、オイルパン2の全体を覆うように遮音カバー(フル
カバー)を取り付け、上記と同様の条件でエンジン1を
作動させたときの音圧レベル(dB)を測定した。これ
らの測定結果を表1に示す。
遮音効果を確認するため、下記の試験を行った。即ち、
先ず、自動車の側方の7.5m離れた位置に、音量測定
器を配置し、遮音カバー5・5を外した状態でエンジン
1を所定の回転数で作動させたとき、オイルパン2から
放射される騒音を分離して音圧レベル(dB)を測定し
た。次いで、本実施例の遮音カバー5・5(サイドカバ
ー)を取り付けた後、上記と同様の条件でエンジン1を
作動させたときの音圧レベル(dB)を測定した。さら
に、オイルパン2の全体を覆うように遮音カバー(フル
カバー)を取り付け、上記と同様の条件でエンジン1を
作動させたときの音圧レベル(dB)を測定した。これ
らの測定結果を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】上記の測定結果から、遮音カバー無しの状
態でエンジン1を作動させたときの音圧レベル(73.
6dB)から、遮音カバー5・5(サイドカバー)を取
り付けた場合の音圧レベル(67.9dB)と、遮音カ
バー(フルカバー)を取り付けた場合の音圧レベル(6
7.7dB)とをそれぞれ減算することによって、5.
7dBおよび5.9dBの遮音効果を得た。これによ
り、本実施例の遮音カバー5・5とオイルパン2を完全
に覆う構成の遮音カバー(フルカバー)とは、遮音効果
の差が極めて僅かであることが確認された。
態でエンジン1を作動させたときの音圧レベル(73.
6dB)から、遮音カバー5・5(サイドカバー)を取
り付けた場合の音圧レベル(67.9dB)と、遮音カ
バー(フルカバー)を取り付けた場合の音圧レベル(6
7.7dB)とをそれぞれ減算することによって、5.
7dBおよび5.9dBの遮音効果を得た。これによ
り、本実施例の遮音カバー5・5とオイルパン2を完全
に覆う構成の遮音カバー(フルカバー)とは、遮音効果
の差が極めて僅かであることが確認された。
【0017】尚、本実施例においては、深底部2bの側
面と遮音カバー5・5との間に間隙が存在しており、こ
の間隙がオイルパン2の深底部2bの側面から発生した
騒音を矢符方向に漏洩させ、車外の側方への騒音を増加
させることになっている。そこで、図4に示すように、
深底部2bの底面とオイルパン2の下端部との間に、合
成樹脂等からなるシール部材6・6を設けることにより
漏洩を防止するようになっていても良い。また、図5に
示すように、深底部2bとオイルパン2との間に、グラ
スウール等からなる吸音材7・7を設けることにより漏
洩を防止するようになっていても良い。さらに、遮音カ
バー5・5の全体または下端部をオイルパン2の側面に
密接させることにより漏洩を防止するようになっていて
も良い。
面と遮音カバー5・5との間に間隙が存在しており、こ
の間隙がオイルパン2の深底部2bの側面から発生した
騒音を矢符方向に漏洩させ、車外の側方への騒音を増加
させることになっている。そこで、図4に示すように、
深底部2bの底面とオイルパン2の下端部との間に、合
成樹脂等からなるシール部材6・6を設けることにより
漏洩を防止するようになっていても良い。また、図5に
示すように、深底部2bとオイルパン2との間に、グラ
スウール等からなる吸音材7・7を設けることにより漏
洩を防止するようになっていても良い。さらに、遮音カ
バー5・5の全体または下端部をオイルパン2の側面に
密接させることにより漏洩を防止するようになっていて
も良い。
【0018】また、本実施例においては、2枚の遮音カ
バー5・5により深底部2bの両側面を覆うようになっ
ているが、少なくとも深底部2bの両側面を覆うように
形成されていれば、これに限定されることはない。即
ち、図6に示すように、底面に開口部9aが形成された
長方体形状の遮音カバー9であっても良いし、図7およ
び図8に示すように、開口部9aが底面に形成されてい
ると共に、前面または後面が開口されたものであって良
い。
バー5・5により深底部2bの両側面を覆うようになっ
ているが、少なくとも深底部2bの両側面を覆うように
形成されていれば、これに限定されることはない。即
ち、図6に示すように、底面に開口部9aが形成された
長方体形状の遮音カバー9であっても良いし、図7およ
び図8に示すように、開口部9aが底面に形成されてい
ると共に、前面または後面が開口されたものであって良
い。
【0019】さらに、本実施例においては、図2に示す
ように、遮音カバー5がエンジン本体4に固設されるこ
とにより取り付けられているが、これに限定されること
もない。即ち、図9に示すように、例えば図6の長方体
形状の遮音カバー9の前面に支持部材8の一端を固設
し、支持部材8の他端をクロスメンバ3に固設すること
によって、遮音カバー9を取り付けるようになっていて
も良い。
ように、遮音カバー5がエンジン本体4に固設されるこ
とにより取り付けられているが、これに限定されること
もない。即ち、図9に示すように、例えば図6の長方体
形状の遮音カバー9の前面に支持部材8の一端を固設
し、支持部材8の他端をクロスメンバ3に固設すること
によって、遮音カバー9を取り付けるようになっていて
も良い。
【0020】このように、本実施例の遮音装置は、車体
の左右方向(7.5m地点)におけるオイルパン2の各
面の騒音百分率が、浅底部2aが4%、深底部2bの底
面が1%、深底部2bの左右両側面が90%、深底部2
bの前後面が5%であることに着目し、下記の構成とし
たことを特徴としている。
の左右方向(7.5m地点)におけるオイルパン2の各
面の騒音百分率が、浅底部2aが4%、深底部2bの底
面が1%、深底部2bの左右両側面が90%、深底部2
bの前後面が5%であることに着目し、下記の構成とし
たことを特徴としている。
【0021】即ち、遮音装置は、浅底部2aと深底部2
bとを有するエンジンのオイルパンから発生する騒音を
遮断するものであり、浅底部2aを開放状態とする一
方、深底部2bの少なくとも車体左右側の側面を覆う遮
音カバー手段(遮音カバー5・9)を有していることを
第1の特徴としている。
bとを有するエンジンのオイルパンから発生する騒音を
遮断するものであり、浅底部2aを開放状態とする一
方、深底部2bの少なくとも車体左右側の側面を覆う遮
音カバー手段(遮音カバー5・9)を有していることを
第1の特徴としている。
【0022】これにより、騒音百分率が90%を占める
深底部2bの左右両側面を遮音カバー手段(遮音カバー
5・9)により覆うため、オイルパン2から自動車の外
部に漏れる騒音を減少させることが可能になっていると
共に、開放状態とした浅底部2aからオイルパン2の放
熱を充分に行うことができるため、簡単な構成でエンジ
ンオイルの劣化を防止することができる。
深底部2bの左右両側面を遮音カバー手段(遮音カバー
5・9)により覆うため、オイルパン2から自動車の外
部に漏れる騒音を減少させることが可能になっていると
共に、開放状態とした浅底部2aからオイルパン2の放
熱を充分に行うことができるため、簡単な構成でエンジ
ンオイルの劣化を防止することができる。
【0023】また、上記の遮音カバー手段は、底面が開
口されていることを第2の特徴としている。これによ
り、オイルパン2の放熱がさらに促進されてエンジンオ
イルの劣化が防止されることになる。
口されていることを第2の特徴としている。これによ
り、オイルパン2の放熱がさらに促進されてエンジンオ
イルの劣化が防止されることになる。
【0024】また、上記の遮音カバー手段は、車体前後
側の一方または両方の側面が開口されていることを第3
の特徴としている。これにより、自動車の進行により強
制的にオイルパン2が冷却されることになり、オイルパ
ン2の放熱がさらに促進されてエンジンオイルの劣化が
防止されることになる。
側の一方または両方の側面が開口されていることを第3
の特徴としている。これにより、自動車の進行により強
制的にオイルパン2が冷却されることになり、オイルパ
ン2の放熱がさらに促進されてエンジンオイルの劣化が
防止されることになる。
【0025】また、上記の遮音カバー手段とオイルパン
2との間隙に、漏音防止部材(シール部材6、吸音材
7)を設けたことを第4の特徴としている。これによ
り、漏音防止部材により遮音カバー手段とオイルパン2
との間から漏洩する騒音が遮断されるため、騒音をさら
に低減することができる。
2との間隙に、漏音防止部材(シール部材6、吸音材
7)を設けたことを第4の特徴としている。これによ
り、漏音防止部材により遮音カバー手段とオイルパン2
との間から漏洩する騒音が遮断されるため、騒音をさら
に低減することができる。
【0026】また、上記の遮音カバー手段が、支持部材
8を介してクロスメンバ3に固定されていることを第5
の特徴としている。これにより、取り付けの自由度が拡
大するため、車体設計の効率化が可能になる。
8を介してクロスメンバ3に固定されていることを第5
の特徴としている。これにより、取り付けの自由度が拡
大するため、車体設計の効率化が可能になる。
【0027】また、上記の遮音カバー手段が、エンジン
1のエンジン本体4に振動吸収部材10を介して固定さ
れることにより取り付けられていることを第6の特徴と
している。これにより、エンジン本体4から遮音カバー
手段に伝達される振動が振動吸収部材10により低減さ
れるため、遮音カバー手段による騒音の防止の効果がさ
らに顕著なものになる。
1のエンジン本体4に振動吸収部材10を介して固定さ
れることにより取り付けられていることを第6の特徴と
している。これにより、エンジン本体4から遮音カバー
手段に伝達される振動が振動吸収部材10により低減さ
れるため、遮音カバー手段による騒音の防止の効果がさ
らに顕著なものになる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上のように、浅底部と深底
部とを有するエンジンのオイルパンから発生する騒音を
遮断するものであり、浅底部を開放状態とする一方、深
底部の少なくとも車体左右側の側面を覆う遮音カバー手
段を有している構成である。
部とを有するエンジンのオイルパンから発生する騒音を
遮断するものであり、浅底部を開放状態とする一方、深
底部の少なくとも車体左右側の側面を覆う遮音カバー手
段を有している構成である。
【0029】これにより、騒音の要因の大部分を占める
深底部の左右両側面を遮音カバー手段により覆うため、
オイルパンから自動車の外部に漏れる騒音を減少させる
ことが可能になっていると共に、開放状態とした浅底部
からオイルパンの放熱を充分に行うことができるため、
簡単な構成でエンジンオイルの劣化を防止することがで
きるという効果を奏する。
深底部の左右両側面を遮音カバー手段により覆うため、
オイルパンから自動車の外部に漏れる騒音を減少させる
ことが可能になっていると共に、開放状態とした浅底部
からオイルパンの放熱を充分に行うことができるため、
簡単な構成でエンジンオイルの劣化を防止することがで
きるという効果を奏する。
【図1】遮音カバーが取り付けられた状態を示す説明図
である。
である。
【図2】遮音カバーが取り付けられた状態を示す説明図
である。
である。
【図3】遮音カバーとオイルパンとの間隙から騒音が漏
洩する状態を示す説明図である。
洩する状態を示す説明図である。
【図4】遮音カバーとオイルパンとの間隙にシール部材
が設けられた状態を示す説明図である。
が設けられた状態を示す説明図である。
【図5】遮音カバーとオイルパンとの間隙に吸音材が設
けられた状態を示す説明図である。
けられた状態を示す説明図である。
【図6】遮音カバーおよびオイルパンの斜視図である。
【図7】遮音カバーおよびオイルパンの斜視図である。
【図8】遮音カバーおよびオイルパンの斜視図である。
【図9】遮音カバーが取り付けられた状態を示す説明図
である。
である。
【図10】遮音カバーの取り付けられた状態を示す説明
図である。
図である。
1 エンジン 2 オイルパン 2a 浅底部 2b 深底部 3 クロスメンバ 4 エンジン本体 5 遮音カバー 6 シール部材 7 吸音材 8 支持部材 9 遮音カバー 10 振動吸収部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 喜雄 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 寺田 郁夫 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車 株式会社藤沢工場内 (72)発明者 矢口 岳人 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車 株式会社藤沢工場内
Claims (6)
- 【請求項1】 浅底部と深底部とを有するエンジンのオ
イルパンから発生する騒音を遮断する自動車エンジンの
遮音装置であって、 上記浅底部を開放状態とする一方、上記深底部の少なく
とも車体左右側の側面を近接して覆う遮音カバー手段を
有していることを特徴とする自動車エンジンの遮音装
置。 - 【請求項2】 上記遮音カバー手段は、底面が開口され
ていることを特徴とする請求項1の自動車エンジンの遮
音装置。 - 【請求項3】 上記遮音カバー手段は、車体前後側の一
方または両方の側面が開口されていることを特徴とする
請求項1の自動車エンジンの遮音装置。 - 【請求項4】 上記遮音カバー手段と上記オイルパンと
の間隙に漏音防止部材を設けたことを特徴とする請求項
1の自動車エンジンの遮音装置。 - 【請求項5】 上記遮音カバー手段が支持部材を介して
クロスメンバに固定されることにより取り付けられてい
ることを特徴とする請求項1の自動車エンジンの遮音装
置。 - 【請求項6】 上記遮音カバー手段が上記エンジンのエ
ンジン本体に振動吸収部材を介して固定されることによ
り取り付けられていることを特徴とする請求項1の自動
車エンジンの遮音装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8621395A JPH08254111A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 自動車エンジンの遮音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8621395A JPH08254111A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 自動車エンジンの遮音装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08254111A true JPH08254111A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13880508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8621395A Pending JPH08254111A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 自動車エンジンの遮音装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08254111A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011256857A (ja) * | 2010-05-11 | 2011-12-22 | Kobe Steel Ltd | 遮音構造 |
| CN108661798A (zh) * | 2018-06-29 | 2018-10-16 | 江苏科彤车业科技有限公司 | 一种便于拆装的发动机隔音罩 |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP8621395A patent/JPH08254111A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011256857A (ja) * | 2010-05-11 | 2011-12-22 | Kobe Steel Ltd | 遮音構造 |
| CN108661798A (zh) * | 2018-06-29 | 2018-10-16 | 江苏科彤车业科技有限公司 | 一种便于拆装的发动机隔音罩 |
| CN108661798B (zh) * | 2018-06-29 | 2024-02-13 | 江苏科彤车业科技有限公司 | 一种便于拆装的发动机隔音罩 |
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