JPH08254149A - ディーゼル機関の燃料噴射量制御装置 - Google Patents
ディーゼル機関の燃料噴射量制御装置Info
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- JPH08254149A JPH08254149A JP7057777A JP5777795A JPH08254149A JP H08254149 A JPH08254149 A JP H08254149A JP 7057777 A JP7057777 A JP 7057777A JP 5777795 A JP5777795 A JP 5777795A JP H08254149 A JPH08254149 A JP H08254149A
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- fuel injection
- fuel
- spill valve
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は電磁スピル弁を用いて燃料噴射量制御
を行うディーゼル機関の燃料噴射量制御装置に関し、回
転角パルス発生手段に異常が発生している時においても
精度の高い燃料噴射量制御を実施することを目的とす
る。 【構成】所定の回転角度毎に回転角パルスを発生させる
回転角センサ35を有すると共に、回転角パルスに基づ
き少なくとも燃料噴射終了時期を制御する電磁スピル弁
式燃料噴射ポンプ1を備えたディーゼル機関の燃料噴射
量制御装置において、燃料噴射ポンプ1に配設されたプ
ランジャ12と電磁スピル弁23との間に形成されたス
ピル通路22の燃料圧を検出する燃料圧検出センサ79
と、回転角センサ35の異常を検出する異常検出手段
と、回転角センサ35に異常が発生していると検出され
た時に、燃料圧検出センサ79が出力する燃料圧信号に
基づきスピル弁開弁時間を設定し電磁スピル弁23の開
弁制御を行う。
を行うディーゼル機関の燃料噴射量制御装置に関し、回
転角パルス発生手段に異常が発生している時においても
精度の高い燃料噴射量制御を実施することを目的とす
る。 【構成】所定の回転角度毎に回転角パルスを発生させる
回転角センサ35を有すると共に、回転角パルスに基づ
き少なくとも燃料噴射終了時期を制御する電磁スピル弁
式燃料噴射ポンプ1を備えたディーゼル機関の燃料噴射
量制御装置において、燃料噴射ポンプ1に配設されたプ
ランジャ12と電磁スピル弁23との間に形成されたス
ピル通路22の燃料圧を検出する燃料圧検出センサ79
と、回転角センサ35の異常を検出する異常検出手段
と、回転角センサ35に異常が発生していると検出され
た時に、燃料圧検出センサ79が出力する燃料圧信号に
基づきスピル弁開弁時間を設定し電磁スピル弁23の開
弁制御を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼル機関の燃料噴
射量制御装置に係り、特に電磁スピル弁を用いて燃料噴
射量制御を行うディーゼル機関の燃料噴射量制御装置に
関する。
射量制御装置に係り、特に電磁スピル弁を用いて燃料噴
射量制御を行うディーゼル機関の燃料噴射量制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディーゼル機関の燃料噴射ポンプ
に電磁弁として構成される電磁スピル弁を組み込み、こ
の電磁スピル弁を電子的に制御することにより燃料噴射
量を制御する燃料噴射量制御装置が実用化されている。
この電磁スピル弁は、プランジャにより加圧された燃料
を低圧の燃料室に連通させるスピル通路に配設されてい
る。
に電磁弁として構成される電磁スピル弁を組み込み、こ
の電磁スピル弁を電子的に制御することにより燃料噴射
量を制御する燃料噴射量制御装置が実用化されている。
この電磁スピル弁は、プランジャにより加圧された燃料
を低圧の燃料室に連通させるスピル通路に配設されてい
る。
【0003】そして、電磁スピル弁が閉弁(ON)され
ることによりスピルポートは閉塞されてプランジャによ
り加圧された燃料はディーゼル機関に圧送され燃料噴射
が行われ、また電磁スピル弁が開弁(OFF)されるこ
とによりスピルポートは開放されプランジャにより加圧
された燃料は低圧の燃料室に流入し、よってディーゼル
機関への燃料圧送は停止され燃料噴射は停止される構成
となってる。
ることによりスピルポートは閉塞されてプランジャによ
り加圧された燃料はディーゼル機関に圧送され燃料噴射
が行われ、また電磁スピル弁が開弁(OFF)されるこ
とによりスピルポートは開放されプランジャにより加圧
された燃料は低圧の燃料室に流入し、よってディーゼル
機関への燃料圧送は停止され燃料噴射は停止される構成
となってる。
【0004】また、燃料噴射ポンプはディーゼル機関の
出力軸と同期して回転するパルサと、このパルスの回転
に伴い所定の回転角度毎に回転角パルスを発生させる回
転角センサとを有している。マイクロコンピュータとし
て構成される燃料噴射量制御装置は、この回転角センサ
が発生する回転角パルスに基づき電磁スピル弁の開弁時
期及び閉弁時期を制御する構成とされている。
出力軸と同期して回転するパルサと、このパルスの回転
に伴い所定の回転角度毎に回転角パルスを発生させる回
転角センサとを有している。マイクロコンピュータとし
て構成される燃料噴射量制御装置は、この回転角センサ
が発生する回転角パルスに基づき電磁スピル弁の開弁時
期及び閉弁時期を制御する構成とされている。
【0005】従って、回転角センサと燃料噴射量制御装
置とを接続する配線に断線が発生すること等により、燃
料噴射量制御装置が回転角センサから出力される回転角
パルスを入力することができなくなる(以下、この状態
を回転角パルスフェイル状態という)と、電磁スピル弁
の開弁時期及び閉弁時期の制御が不能となり、ディーゼ
ル機関の運転を適正に行うことが出来なくなる。
置とを接続する配線に断線が発生すること等により、燃
料噴射量制御装置が回転角センサから出力される回転角
パルスを入力することができなくなる(以下、この状態
を回転角パルスフェイル状態という)と、電磁スピル弁
の開弁時期及び閉弁時期の制御が不能となり、ディーゼ
ル機関の運転を適正に行うことが出来なくなる。
【0006】上記の問題点を解決する方法として、例え
ば特開昭60−228734号公報に開示された燃料噴
射量制御装置が提案されている。同公報に開示された燃
料噴射量制御装置は、回転角センサと別個にTDC(上
死点)位置を検出するTDCセンサを有しており、回転
角パルスフェイル状態となると、回転角パルスに代えて
TDCセンサが出力するTDC信号を基準として電磁ス
ピル弁の開弁時期及び閉弁時期を制御する構成とされて
いる。この構成とすることにより、回転角パルスフェイ
ル状態において電磁スピル弁の制御が全く行うことがで
きなくなることを防止することができる。
ば特開昭60−228734号公報に開示された燃料噴
射量制御装置が提案されている。同公報に開示された燃
料噴射量制御装置は、回転角センサと別個にTDC(上
死点)位置を検出するTDCセンサを有しており、回転
角パルスフェイル状態となると、回転角パルスに代えて
TDCセンサが出力するTDC信号を基準として電磁ス
ピル弁の開弁時期及び閉弁時期を制御する構成とされて
いる。この構成とすることにより、回転角パルスフェイ
ル状態において電磁スピル弁の制御が全く行うことがで
きなくなることを防止することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、TDCセン
サから出力されるTDC信号は例えば360°CAに1
回の割合で出力される構成とされている。従って、上記
公報に開示された燃料噴射量制御装置では、回転角パル
スフェイル状態において電磁スピル弁の開弁及び閉弁の
基準となる基準位置は360°CA毎となる。これに対
し、4気筒のディーゼル機関の場合、燃料噴射は180
°CA毎(以下、1サイクル期間という)に行われ、各
1サイクル期間毎に電磁スピル弁の開弁時期及び閉弁時
期を設定する必要がある。
サから出力されるTDC信号は例えば360°CAに1
回の割合で出力される構成とされている。従って、上記
公報に開示された燃料噴射量制御装置では、回転角パル
スフェイル状態において電磁スピル弁の開弁及び閉弁の
基準となる基準位置は360°CA毎となる。これに対
し、4気筒のディーゼル機関の場合、燃料噴射は180
°CA毎(以下、1サイクル期間という)に行われ、各
1サイクル期間毎に電磁スピル弁の開弁時期及び閉弁時
期を設定する必要がある。
【0008】よって、360°CAに1回しか出力され
ないTDC信号に基づき電磁スピル弁の開閉制御を行う
構成では、前回TDC信号の出力時と今回TDC信号の
出力時との間が長く、精度の高い燃料噴射量制御を行う
ことができないという問題点があった。
ないTDC信号に基づき電磁スピル弁の開閉制御を行う
構成では、前回TDC信号の出力時と今回TDC信号の
出力時との間が長く、精度の高い燃料噴射量制御を行う
ことができないという問題点があった。
【0009】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、回転角パルス発生手段に異常が発生している時に
は、プランジャにより加圧される燃料の燃料圧を燃料圧
検出手段により検出し、この燃料圧変化に基づき電磁ス
ピル弁の開弁制御を行うことにより、回転角パルス発生
手段に異常が発生している時においても精度の高い燃料
噴射量制御を実施することを可能としたディーゼル機関
の燃料噴射量制御装置を提供することを目的とする。
あり、回転角パルス発生手段に異常が発生している時に
は、プランジャにより加圧される燃料の燃料圧を燃料圧
検出手段により検出し、この燃料圧変化に基づき電磁ス
ピル弁の開弁制御を行うことにより、回転角パルス発生
手段に異常が発生している時においても精度の高い燃料
噴射量制御を実施することを可能としたディーゼル機関
の燃料噴射量制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、ディーゼル機関の出力軸と同期して回転
するパルサを用い所定の回転角度毎に回転角パルスを発
生させる回転角パルス発生手段を有すると共に、前記回
転角パルスに基づき少なくとも燃料噴射終了時期を制御
する電磁スピル弁式燃料噴射ポンプを備えたディーゼル
機関の燃料噴射量制御装置において、前記燃料噴射ポン
プに配設されたプランジャと前記電磁スピル弁との間に
形成された燃料経路内の燃料圧を検出する燃料圧検出手
段と、前記回転角パルス発生手段の異常を検出する異常
検出手段と、前記異常検出手段により前記回転角パルス
発生手段に異常が発生していると検出された時に、前記
燃料圧検出手段が出力する燃料圧信号に基づきスピル弁
開弁時間を設定し前記電磁スピル弁の開弁制御を行う異
常時制御手段とを設けたことを特徴とするものである。
に本発明では、ディーゼル機関の出力軸と同期して回転
するパルサを用い所定の回転角度毎に回転角パルスを発
生させる回転角パルス発生手段を有すると共に、前記回
転角パルスに基づき少なくとも燃料噴射終了時期を制御
する電磁スピル弁式燃料噴射ポンプを備えたディーゼル
機関の燃料噴射量制御装置において、前記燃料噴射ポン
プに配設されたプランジャと前記電磁スピル弁との間に
形成された燃料経路内の燃料圧を検出する燃料圧検出手
段と、前記回転角パルス発生手段の異常を検出する異常
検出手段と、前記異常検出手段により前記回転角パルス
発生手段に異常が発生していると検出された時に、前記
燃料圧検出手段が出力する燃料圧信号に基づきスピル弁
開弁時間を設定し前記電磁スピル弁の開弁制御を行う異
常時制御手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】上記構成とされたディーゼル機関の燃料噴射量
制御装置では、例えば回転角パルス発生手段が断線等に
より回転角パルスを出力できなくなる状態(回転角パル
スフェイル状態)となると、異常検出手段がこの異常発
生を検知する。
制御装置では、例えば回転角パルス発生手段が断線等に
より回転角パルスを出力できなくなる状態(回転角パル
スフェイル状態)となると、異常検出手段がこの異常発
生を検知する。
【0012】また、異常検出手段により回転角パルスフ
ェイル状態が発生したと判断されると、異常時制御手段
は燃料圧検出手段が検出する燃料圧変化から燃料圧送開
始時期を判断し、この燃料圧送開始時期に基づき設定さ
れるスピル弁開弁時間とにより電磁スピル弁の開弁制御
を行う。即ち、回転角パルスフェイル状態においては、
電磁スピル弁の開弁制御は燃料圧検出手段が検出する燃
料圧に基づき実施される。
ェイル状態が発生したと判断されると、異常時制御手段
は燃料圧検出手段が検出する燃料圧変化から燃料圧送開
始時期を判断し、この燃料圧送開始時期に基づき設定さ
れるスピル弁開弁時間とにより電磁スピル弁の開弁制御
を行う。即ち、回転角パルスフェイル状態においては、
電磁スピル弁の開弁制御は燃料圧検出手段が検出する燃
料圧に基づき実施される。
【0013】また、燃料圧検出手段は、燃料噴射ポンプ
に配設されたプランジャと電磁スピル弁との間に形成さ
れた燃料経路内の燃料圧を検出する構成とされている。
よって、燃料圧検出手段から出力される燃料圧信号は、
実際のプランジャによる燃料加圧状態を反映した信号と
なっている。
に配設されたプランジャと電磁スピル弁との間に形成さ
れた燃料経路内の燃料圧を検出する構成とされている。
よって、燃料圧検出手段から出力される燃料圧信号は、
実際のプランジャによる燃料加圧状態を反映した信号と
なっている。
【0014】また、プランジャは燃料噴射ポンプのドラ
イブシャフトに設けられたカムにより駆動されるもので
あり、よってプランジャのカムリフト状態(即ち、プラ
ンジャによる燃料加圧状態)は、燃料噴射ポンプの回転
状態を反映している。更に、プランジャによる燃料の加
圧は、ディーゼル機関の各サイクル毎に実施されるた
め、例えば4気筒ディーゼル機関の場合には180°C
A毎に出力される。
イブシャフトに設けられたカムにより駆動されるもので
あり、よってプランジャのカムリフト状態(即ち、プラ
ンジャによる燃料加圧状態)は、燃料噴射ポンプの回転
状態を反映している。更に、プランジャによる燃料の加
圧は、ディーゼル機関の各サイクル毎に実施されるた
め、例えば4気筒ディーゼル機関の場合には180°C
A毎に出力される。
【0015】異常時制御手段は、上記のように燃料噴射
ポンプの回転状態を反映しかつディーゼル機関の各サイ
クル毎に定期的に発生する燃料圧信号に基づき、スピル
弁開弁時間を設定して電磁スピル弁の開弁制御を行う。
このため、回転角パルスフェイル状態においても機関状
態を反映した精度の高い燃料噴射量制御を行うことが可
能となる。
ポンプの回転状態を反映しかつディーゼル機関の各サイ
クル毎に定期的に発生する燃料圧信号に基づき、スピル
弁開弁時間を設定して電磁スピル弁の開弁制御を行う。
このため、回転角パルスフェイル状態においても機関状
態を反映した精度の高い燃料噴射量制御を行うことが可
能となる。
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例について図面と共に説明
する。図1は本実施例における過給機付ディーゼルエン
ジンの燃料噴射量制御装置を示す概略構成図であり、図
2はその分配型燃料噴射ポンプ1を拡大して示す断面図
である。
する。図1は本実施例における過給機付ディーゼルエン
ジンの燃料噴射量制御装置を示す概略構成図であり、図
2はその分配型燃料噴射ポンプ1を拡大して示す断面図
である。
【0017】燃料噴射ポンプ1はディーゼルエンジン2
のクランク軸40にベルト等を介して駆動連結されたド
ライブプーリ3を備えている。そして、そのドライブプ
ーリ3の回転によって燃料噴射ポンプ1が駆動され、デ
ィーゼルエンジン2の各気筒(この場合は4気筒)毎に
設けられた各燃料噴射ノズル4に燃料が圧送されて燃料
噴射を行う。
のクランク軸40にベルト等を介して駆動連結されたド
ライブプーリ3を備えている。そして、そのドライブプ
ーリ3の回転によって燃料噴射ポンプ1が駆動され、デ
ィーゼルエンジン2の各気筒(この場合は4気筒)毎に
設けられた各燃料噴射ノズル4に燃料が圧送されて燃料
噴射を行う。
【0018】燃料噴射ポンプ1において、ドライブプー
リ3はドライブシャフト5の先端に取付けられている。
又、そのドライブシャフト5の途中には、ベーン式ポン
プよりなる燃料フィードポンプ(この図では90度展開
されている)6が設けられている。
リ3はドライブシャフト5の先端に取付けられている。
又、そのドライブシャフト5の途中には、ベーン式ポン
プよりなる燃料フィードポンプ(この図では90度展開
されている)6が設けられている。
【0019】更に、ドライブシャフト5の基端側には円
板状のパルサ7が取付けられている。このパルサ7の外
周面には、ディーゼルエンジン2の気筒数と同数の、即
ち本実施例の場合4個の切歯が等角度間隔で形成され、
更に各切歯の間にはクランク角度にして、例えば7.5 °
CA毎に突起(歯)が等角度間隔で形成されている。そ
して、ドライブシャフト5の基端部は図示しないカップ
リングを介してカムプレート8に接続されている。
板状のパルサ7が取付けられている。このパルサ7の外
周面には、ディーゼルエンジン2の気筒数と同数の、即
ち本実施例の場合4個の切歯が等角度間隔で形成され、
更に各切歯の間にはクランク角度にして、例えば7.5 °
CA毎に突起(歯)が等角度間隔で形成されている。そ
して、ドライブシャフト5の基端部は図示しないカップ
リングを介してカムプレート8に接続されている。
【0020】パルサ7とカムプレート8との間には、ロ
ーラリング9が設けられ、同ローラリング9の円周に沿
ってカムプレート8のカムフェイス8aに対向する複数
のカムローラ10が取付けられている。カムフェイス8
aはディーゼルエンジン2の気筒数と同数だけ設けられ
ている。又、カムプレート8はスプリング11によって
常にカムローラ10に付勢係合されている。
ーラリング9が設けられ、同ローラリング9の円周に沿
ってカムプレート8のカムフェイス8aに対向する複数
のカムローラ10が取付けられている。カムフェイス8
aはディーゼルエンジン2の気筒数と同数だけ設けられ
ている。又、カムプレート8はスプリング11によって
常にカムローラ10に付勢係合されている。
【0021】パルサ7とカムプレート8との間には、ロ
ーラリング9が設けられ、同ローラリング9の円周に沿
ってカムプレート8のカムフェイス8aに対向する複数
のカムローラ10が取付けられている。カムフェイス8
aはディーゼルエンジン2の気筒数と同数だけ設けられ
ている。又、カムプレート8はスプリング11によって
常にカムローラ10に付勢係合されている。
ーラリング9が設けられ、同ローラリング9の円周に沿
ってカムプレート8のカムフェイス8aに対向する複数
のカムローラ10が取付けられている。カムフェイス8
aはディーゼルエンジン2の気筒数と同数だけ設けられ
ている。又、カムプレート8はスプリング11によって
常にカムローラ10に付勢係合されている。
【0022】カムプレート8には燃料加圧用プランジャ
12の基端が一体回転可能に取付けられ、それらカムプ
レート8及びプランジャ12がドライブシャフト5の回
転に連動して回転される。即ち、ドライブシャフト5の
回転力がカップリングを介してカムプレート8に伝達さ
れることにより、カムプレート8が回転しながらカムロ
ーラ10に係合して、気筒数と同数だけ図中左右方向へ
往復駆動される。又、この往復運動に伴ってプランジャ
12が回転しながら同方向へ往復駆動される。
12の基端が一体回転可能に取付けられ、それらカムプ
レート8及びプランジャ12がドライブシャフト5の回
転に連動して回転される。即ち、ドライブシャフト5の
回転力がカップリングを介してカムプレート8に伝達さ
れることにより、カムプレート8が回転しながらカムロ
ーラ10に係合して、気筒数と同数だけ図中左右方向へ
往復駆動される。又、この往復運動に伴ってプランジャ
12が回転しながら同方向へ往復駆動される。
【0023】つまり、カムプレート8のカムフェイス8
aがローラリング9のカムローラ10に乗り上げる過程
でプランジャ12が往動(リフト)され、その逆にカム
フェイス8aがカムローラ10を乗り下げる過程でプラ
ンジャ12が復動される。プランジャ12はポンプハウ
ジング13に形成されたシリンダ14に嵌挿されてお
り、プランジャ12の先端面とシリンダ14の底面との
間が高圧室15となっている。又、プランジャ12の先
端側外周には、ディーゼルエンジン2の気筒数と同数の
吸入溝16と分配ポート17が形成されている。又、そ
れら吸入溝16及び分配ポート17に対応して、ポンプ
ハウジング13には分配通路18及び吸入ポート19が
形成されている。
aがローラリング9のカムローラ10に乗り上げる過程
でプランジャ12が往動(リフト)され、その逆にカム
フェイス8aがカムローラ10を乗り下げる過程でプラ
ンジャ12が復動される。プランジャ12はポンプハウ
ジング13に形成されたシリンダ14に嵌挿されてお
り、プランジャ12の先端面とシリンダ14の底面との
間が高圧室15となっている。又、プランジャ12の先
端側外周には、ディーゼルエンジン2の気筒数と同数の
吸入溝16と分配ポート17が形成されている。又、そ
れら吸入溝16及び分配ポート17に対応して、ポンプ
ハウジング13には分配通路18及び吸入ポート19が
形成されている。
【0024】そして、ドライブシャフト5が回転されて
燃料フィードポンプ6が駆動されることにより、図示し
ない燃料タンクから燃料供給ポート20を介して燃料室
21内へ燃料が供給される。又、プランジャ12が復動
されて高圧室15が減圧される吸入行程中に、吸入溝1
6の一つが吸入ポート19に連通することにより、燃料
室21から高圧室15へと燃料が導入される。一方、プ
ランジャ12が往動されて高圧室15が加圧される圧縮
行程中に、分配通路18から各気筒毎の燃料噴射ノズル
4へ燃料が圧送されて噴射される。
燃料フィードポンプ6が駆動されることにより、図示し
ない燃料タンクから燃料供給ポート20を介して燃料室
21内へ燃料が供給される。又、プランジャ12が復動
されて高圧室15が減圧される吸入行程中に、吸入溝1
6の一つが吸入ポート19に連通することにより、燃料
室21から高圧室15へと燃料が導入される。一方、プ
ランジャ12が往動されて高圧室15が加圧される圧縮
行程中に、分配通路18から各気筒毎の燃料噴射ノズル
4へ燃料が圧送されて噴射される。
【0025】ポンプハウジング13には、高圧室15と
燃料室21とを連通させる燃料溢流(スピル)用のスピ
ル通路22(燃料経路)が形成されている。このスピル
通路22の途中には、高圧室15からの燃料スピルを調
整する溢流調整弁としての電磁スピル弁23が設けられ
ている。
燃料室21とを連通させる燃料溢流(スピル)用のスピ
ル通路22(燃料経路)が形成されている。このスピル
通路22の途中には、高圧室15からの燃料スピルを調
整する溢流調整弁としての電磁スピル弁23が設けられ
ている。
【0026】この電磁スピル弁23は常開型の弁であ
り、コイル24が無通電(SPV off)の状態では
弁体25が開放されて高圧室15内の燃料が燃料室21
へスピルされる。又、コイル24が通電(SPV o
n)されることにより、弁体25が閉鎖されて高圧室1
5から燃料室21への燃料のスピルが止められる。
り、コイル24が無通電(SPV off)の状態では
弁体25が開放されて高圧室15内の燃料が燃料室21
へスピルされる。又、コイル24が通電(SPV o
n)されることにより、弁体25が閉鎖されて高圧室1
5から燃料室21への燃料のスピルが止められる。
【0027】従って、電磁スピル弁23の通電時間を制
御することにより、同弁23が閉弁・開弁制御され、高
圧室15から燃料室21への燃料のスピル調量が行われ
る。そして、プランジャ12の圧縮行程中に電磁スピル
弁23を開弁させることにより、高圧室15内における
燃料が減圧されて、燃料噴射ノズル4からの燃料噴射が
停止される。
御することにより、同弁23が閉弁・開弁制御され、高
圧室15から燃料室21への燃料のスピル調量が行われ
る。そして、プランジャ12の圧縮行程中に電磁スピル
弁23を開弁させることにより、高圧室15内における
燃料が減圧されて、燃料噴射ノズル4からの燃料噴射が
停止される。
【0028】つまり、プランジャ12が往動しても、電
磁スピル弁23が開弁している間は高圧室15内の燃料
圧力が上昇せず、燃料噴射ノズル4からの燃料噴射が行
われない。又、プランジャ12の往動中に、電磁スピル
弁23の閉弁・開弁の時期を制御することにより、燃料
噴射ノズル4からの燃料噴射量が制御される。
磁スピル弁23が開弁している間は高圧室15内の燃料
圧力が上昇せず、燃料噴射ノズル4からの燃料噴射が行
われない。又、プランジャ12の往動中に、電磁スピル
弁23の閉弁・開弁の時期を制御することにより、燃料
噴射ノズル4からの燃料噴射量が制御される。
【0029】ポンプハウジング13の下側には、燃料噴
射時期を調整するためのタイマ装置(この図では90度
展開されている)26が設けられている。このタイマ装
置26は、ドライブシャフト5の回転方向に対するロー
ラリング9の位置を変更することにより、カムフェイス
8aがカムローラ10に係合する時期、即ちカムプレー
ト8及びプランジャ12の往復駆動時期を変更するため
のものである。
射時期を調整するためのタイマ装置(この図では90度
展開されている)26が設けられている。このタイマ装
置26は、ドライブシャフト5の回転方向に対するロー
ラリング9の位置を変更することにより、カムフェイス
8aがカムローラ10に係合する時期、即ちカムプレー
ト8及びプランジャ12の往復駆動時期を変更するため
のものである。
【0030】このタイマ装置26は油圧により駆動され
るものであり、タイマハウジング27と、同ハウジング
27内に嵌装されたタイマピストン28と、同じくタイ
マハウジング27内一側の低圧室29にてタイマピスト
ン28を他側の加圧室30へ押圧付勢するタイマスプリ
ング31等とから構成されている。そして、タイマピス
トン28はスライドピン32を介してローラリング9に
接続されている。
るものであり、タイマハウジング27と、同ハウジング
27内に嵌装されたタイマピストン28と、同じくタイ
マハウジング27内一側の低圧室29にてタイマピスト
ン28を他側の加圧室30へ押圧付勢するタイマスプリ
ング31等とから構成されている。そして、タイマピス
トン28はスライドピン32を介してローラリング9に
接続されている。
【0031】タイマハウジング27の加圧室30には、
燃料フィードポンプ6により加圧された燃料が導入され
るようになっている。そして、その燃料圧力とタイマス
プリング31の付勢力との釣り合い関係によってタイマ
ピストン28の位置が決定される。又、タイマピストン
28の位置が決定されることにより、ローラリング9の
位置が決定され、カムプレート8を介してプランジャ1
2の往復動タイミングが決定される。
燃料フィードポンプ6により加圧された燃料が導入され
るようになっている。そして、その燃料圧力とタイマス
プリング31の付勢力との釣り合い関係によってタイマ
ピストン28の位置が決定される。又、タイマピストン
28の位置が決定されることにより、ローラリング9の
位置が決定され、カムプレート8を介してプランジャ1
2の往復動タイミングが決定される。
【0032】タイマ装置26の燃料圧力、即ち制御油圧
を調整するために、タイマ装置26にはタイミングコン
トロールバルブ33が設けられている。即ち、タイマハ
ウジング27の加圧室30と低圧室29とは連通路34
によって連通されており、同連通路34の途中にタイミ
ングコントロールバルブ33が設けられている。このタ
イミングコントロールバルブ33は、デューティ制御さ
れた通電信号によって開閉制御される電磁弁であり、同
タイミングコントロールバルブ33の開閉制御によって
加圧室30内の燃料圧力が調整される。そして、その燃
料圧力調整によって、プランジャ12のリフトタイミン
グが制御され、各燃料噴射ノズル4からの燃料噴射時期
が調整される。
を調整するために、タイマ装置26にはタイミングコン
トロールバルブ33が設けられている。即ち、タイマハ
ウジング27の加圧室30と低圧室29とは連通路34
によって連通されており、同連通路34の途中にタイミ
ングコントロールバルブ33が設けられている。このタ
イミングコントロールバルブ33は、デューティ制御さ
れた通電信号によって開閉制御される電磁弁であり、同
タイミングコントロールバルブ33の開閉制御によって
加圧室30内の燃料圧力が調整される。そして、その燃
料圧力調整によって、プランジャ12のリフトタイミン
グが制御され、各燃料噴射ノズル4からの燃料噴射時期
が調整される。
【0033】ローラリング9の上部には、電磁ピックア
ップコイルよりなるエンジン回転検出手段としての回転
角センサ35がパルサ7の外周面に対向して取付けられ
ている。この回転角センサ35は、パルサ7の突起等が
横切る際に変化する磁束の変化を検出してエンジン回転
数NEに相当するタイミング信号、即ち所定のクランク
角度毎の回転角度信号としてのエンジン回転パルスを出
力する。又、更に、この回転角センサ35は、ローラリ
ング9と一体であるため、タイマ装置26の制御動作に
関わりなく、プランジャリフトに対して一定のタイミン
グで基準となるタイミング信号を出力する。
ップコイルよりなるエンジン回転検出手段としての回転
角センサ35がパルサ7の外周面に対向して取付けられ
ている。この回転角センサ35は、パルサ7の突起等が
横切る際に変化する磁束の変化を検出してエンジン回転
数NEに相当するタイミング信号、即ち所定のクランク
角度毎の回転角度信号としてのエンジン回転パルスを出
力する。又、更に、この回転角センサ35は、ローラリ
ング9と一体であるため、タイマ装置26の制御動作に
関わりなく、プランジャリフトに対して一定のタイミン
グで基準となるタイミング信号を出力する。
【0034】次に、ディーゼルエンジン2について説明
する。このディーゼルエンジン2ではシリンダ41、ピ
ストン42及びシリンダヘッド43によって各気筒毎に
対応する主燃焼室44がそれぞれ形成されている。又、
それら各主燃焼室44が、同じく各気筒毎に対応して設
けられた副燃料室45に連設されている。そして、各副
燃焼室45に各燃料噴射ノズル4から噴射される燃料が
供給される。又、各副燃焼室45には、始動補助装置と
しての周知のグロープラグ46がそれぞれ取付けらてい
る。
する。このディーゼルエンジン2ではシリンダ41、ピ
ストン42及びシリンダヘッド43によって各気筒毎に
対応する主燃焼室44がそれぞれ形成されている。又、
それら各主燃焼室44が、同じく各気筒毎に対応して設
けられた副燃料室45に連設されている。そして、各副
燃焼室45に各燃料噴射ノズル4から噴射される燃料が
供給される。又、各副燃焼室45には、始動補助装置と
しての周知のグロープラグ46がそれぞれ取付けらてい
る。
【0035】ディーゼルエンジン2には、吸気管47及
び排気管50がそれぞれ設けられ、その吸気管47には
過給機を構成するターボチャージャ48のコンプレッサ
49が設けられ、排気管50にはターボチャージ48の
タービン51が設けられている。又、排気管50には、
過給圧力PIMを調節するウェイストゲートバルブ52
が設けられている。
び排気管50がそれぞれ設けられ、その吸気管47には
過給機を構成するターボチャージャ48のコンプレッサ
49が設けられ、排気管50にはターボチャージ48の
タービン51が設けられている。又、排気管50には、
過給圧力PIMを調節するウェイストゲートバルブ52
が設けられている。
【0036】周知のようにこのターボチャージャ48
は、排気ガスのエネルギーを利用してタービン51を回
転させ、その同軸上にあるコンプレンサ49を回転させ
て吸入空気を昇圧させる。これによって、密度の高い混
合気を主燃焼室44へ送り込んで燃料を多量に燃焼さ
せ、ディーゼルエンジン2の出力を増大させるようにな
っている。
は、排気ガスのエネルギーを利用してタービン51を回
転させ、その同軸上にあるコンプレンサ49を回転させ
て吸入空気を昇圧させる。これによって、密度の高い混
合気を主燃焼室44へ送り込んで燃料を多量に燃焼さ
せ、ディーゼルエンジン2の出力を増大させるようにな
っている。
【0037】又、ディーゼルエンジン2には、排気管5
0内の排気の一部を吸気管47の吸入ポート53へ還流
させる還流管54が設けられている。そして、その還流
管54の途中には排気の還流量を調節するエキゾースト
ガスリサキュレイションバルブ(EGRバルブ)55が
設けられている。このEGRバルブ55はバキュームス
イッチングバルブ(VSV)56の制御によって開閉制
御される。
0内の排気の一部を吸気管47の吸入ポート53へ還流
させる還流管54が設けられている。そして、その還流
管54の途中には排気の還流量を調節するエキゾースト
ガスリサキュレイションバルブ(EGRバルブ)55が
設けられている。このEGRバルブ55はバキュームス
イッチングバルブ(VSV)56の制御によって開閉制
御される。
【0038】更に、吸気管47の途中には、アクセルペ
ダル57の踏込量に連動して開閉される吸気絞り弁58
が設けられている。又、その吸気絞り弁58に平行して
バイパス路59が設けられ、同バイパス路59にはバイ
パス絞り弁60が設けられている。
ダル57の踏込量に連動して開閉される吸気絞り弁58
が設けられている。又、その吸気絞り弁58に平行して
バイパス路59が設けられ、同バイパス路59にはバイ
パス絞り弁60が設けられている。
【0039】このバイパス絞り弁60は、二つのVSV
61,62の制御によって駆動される二段のダイヤフラ
ム室を有するアクチュエータ63によって開閉制御され
る。このバイパス絞り弁60は各種運転状態に応じて開
閉制御されるものである。例えば、アイドル運転時には
騒音振動等の低減のために半開状態に制御され、通常運
転時には全開状態に制御され、更に運転停止時には円滑
な停止のために全閉状態に制御される。
61,62の制御によって駆動される二段のダイヤフラ
ム室を有するアクチュエータ63によって開閉制御され
る。このバイパス絞り弁60は各種運転状態に応じて開
閉制御されるものである。例えば、アイドル運転時には
騒音振動等の低減のために半開状態に制御され、通常運
転時には全開状態に制御され、更に運転停止時には円滑
な停止のために全閉状態に制御される。
【0040】そして、上記のように燃料噴射ポンプ1及
びディーゼルエンジン2に設けられた電磁スピル弁2
3、タイミングコントロールバルブ33、グロープラグ
46及び各VSV56,61,62は電子制御装置(以
下単に「ECU」という)71にそれぞれ電気的に接続
され、このECU71によってそれらの駆動タイミング
が制御される。
びディーゼルエンジン2に設けられた電磁スピル弁2
3、タイミングコントロールバルブ33、グロープラグ
46及び各VSV56,61,62は電子制御装置(以
下単に「ECU」という)71にそれぞれ電気的に接続
され、このECU71によってそれらの駆動タイミング
が制御される。
【0041】運転状態を検出するセンサとしては、回転
角センサ35に加えて以下の各種センサが設けられてい
る。即ち、吸気管47にはエアクリーナ64の近傍にお
ける吸気温度THAを検出する吸気温センサ72が設け
られている。又、ディーゼルエンジン2の負荷に相当す
るアクセル開度ACCPを検出するアクセル開度センサ
73が設けられている。吸入ポート53の近傍には、タ
ーボチャージャ48によって過給された後の吸入空気圧
力、即ち過給圧力PIMを検出する吸気圧センサ74が
設けられている。
角センサ35に加えて以下の各種センサが設けられてい
る。即ち、吸気管47にはエアクリーナ64の近傍にお
ける吸気温度THAを検出する吸気温センサ72が設け
られている。又、ディーゼルエンジン2の負荷に相当す
るアクセル開度ACCPを検出するアクセル開度センサ
73が設けられている。吸入ポート53の近傍には、タ
ーボチャージャ48によって過給された後の吸入空気圧
力、即ち過給圧力PIMを検出する吸気圧センサ74が
設けられている。
【0042】また、ディーゼルエンジン2の冷却水温T
HWを検出する水温センサ75、及びディーゼルエンジ
ン2の始動時及び停止時に操作されるイグニションスイ
ッチ78が設けられている。また、ディーゼルエンジン
2のクランク軸40の回転基準位置、例えば特定気筒の
上死点に対するクランク軸40の回転位置を検出するク
ランク角センサ76が設けられている。また、図示しな
いトランスミッションには、そのギアの回転によって回
されるマグネット77aによりリードスイッチ77bを
オン・オフさせて車両速度(車速)SPを検出する車速
センサ77が設けられている。
HWを検出する水温センサ75、及びディーゼルエンジ
ン2の始動時及び停止時に操作されるイグニションスイ
ッチ78が設けられている。また、ディーゼルエンジン
2のクランク軸40の回転基準位置、例えば特定気筒の
上死点に対するクランク軸40の回転位置を検出するク
ランク角センサ76が設けられている。また、図示しな
いトランスミッションには、そのギアの回転によって回
されるマグネット77aによりリードスイッチ77bを
オン・オフさせて車両速度(車速)SPを検出する車速
センサ77が設けられている。
【0043】更に、前記したスピル通路22には、燃料
圧検出手段となる燃料圧検出センサ79が配設されてい
る。この燃料圧検出センサ79のスピル通路22におけ
る配設位置は、プランジャ12と電磁スピル弁23との
間に選定されている。即ち、プランジャ12によって加
圧され分配通路18へ分配されるまでの間の実質的な燃
料加圧室に配置される。また、燃料圧検出センサ79は
例えば圧電素子等の圧電変換素子であり、スピル通路2
2内の燃料圧力を検出して燃料圧信号を発生する構成と
なっている。
圧検出手段となる燃料圧検出センサ79が配設されてい
る。この燃料圧検出センサ79のスピル通路22におけ
る配設位置は、プランジャ12と電磁スピル弁23との
間に選定されている。即ち、プランジャ12によって加
圧され分配通路18へ分配されるまでの間の実質的な燃
料加圧室に配置される。また、燃料圧検出センサ79は
例えば圧電素子等の圧電変換素子であり、スピル通路2
2内の燃料圧力を検出して燃料圧信号を発生する構成と
なっている。
【0044】上記のように、燃料圧検出センサ79はス
ピル通路22のプランジャ12と電磁スピル弁23との
間、即ちポンプ内の実質的な燃料加圧室に配設されてい
るため、プランジャ12がカムプレート8により往動さ
れて高圧室15内の燃料が加圧されると、この燃料圧は
燃料圧検出センサ79により検出される。また、ポンプ
内の燃料加圧室系にセンサを設けることにより、センサ
が1個で済み、各気筒の燃料配管に1個づつ設ける場合
に比べてコストの低減を図ることができる。
ピル通路22のプランジャ12と電磁スピル弁23との
間、即ちポンプ内の実質的な燃料加圧室に配設されてい
るため、プランジャ12がカムプレート8により往動さ
れて高圧室15内の燃料が加圧されると、この燃料圧は
燃料圧検出センサ79により検出される。また、ポンプ
内の燃料加圧室系にセンサを設けることにより、センサ
が1個で済み、各気筒の燃料配管に1個づつ設ける場合
に比べてコストの低減を図ることができる。
【0045】上述した各センサ及びスイッチ35,72
〜79は、ECU71にそれぞれ接続されている。EC
U71は、上記の各センサ及びスイッチ35,72〜7
9から出力される信号に基づいて電磁スピル弁23、タ
イミングコントロールバルブ33、グロープラグ46及
びVSV56,61,62等を好適に制御する。
〜79は、ECU71にそれぞれ接続されている。EC
U71は、上記の各センサ及びスイッチ35,72〜7
9から出力される信号に基づいて電磁スピル弁23、タ
イミングコントロールバルブ33、グロープラグ46及
びVSV56,61,62等を好適に制御する。
【0046】次に、前述したECU71の構成につい
て、図3のブロック図に従って説明する。ECU71は
中央処理装置(CPU)81、所定の制御プログラム及
びマップ等を予め記憶した読み出し専用メモリ(RO
M)82、CPU81の演算結果等を一時記憶するラン
ダムアクセスメモリ(RAM)83、予め記憶されたデ
ータを保存するバックアップRAM84、所定のクロッ
ク信号を生成するクロック92等と、これら各部と入力
ポート85及び出力ポート86等とをバス87によって
接続した論理演算回路として構成されている。
て、図3のブロック図に従って説明する。ECU71は
中央処理装置(CPU)81、所定の制御プログラム及
びマップ等を予め記憶した読み出し専用メモリ(RO
M)82、CPU81の演算結果等を一時記憶するラン
ダムアクセスメモリ(RAM)83、予め記憶されたデ
ータを保存するバックアップRAM84、所定のクロッ
ク信号を生成するクロック92等と、これら各部と入力
ポート85及び出力ポート86等とをバス87によって
接続した論理演算回路として構成されている。
【0047】入力ポート85には、前述した吸気温セン
サ72、アクセル角度センサ73、吸気圧センサ74及
び水温センサ75が、各バッファ88,89,90,9
1、マルチプレクサ93及びA/D変換器94を介して
接続されている。同じく、入力ポート85には、前述し
た回転角センサ35、クランク角センサ76、車速セン
サ77及び燃料圧検出センサ79が、波形整形回路95
を介して接続されている。また、イグニションスイッチ
78も入力ポート85に接続されている。
サ72、アクセル角度センサ73、吸気圧センサ74及
び水温センサ75が、各バッファ88,89,90,9
1、マルチプレクサ93及びA/D変換器94を介して
接続されている。同じく、入力ポート85には、前述し
た回転角センサ35、クランク角センサ76、車速セン
サ77及び燃料圧検出センサ79が、波形整形回路95
を介して接続されている。また、イグニションスイッチ
78も入力ポート85に接続されている。
【0048】そして、CPU81は入力ポート85を介
して入力される各センサ及びスイッチ35,72〜79
等の検出信号を入力値として読み込む。又、出力ポート
86には各駆動回路96,97,98,99,100,
101を介して電磁スピル弁23、タイミングコントロ
ールバルブ33、グロープラグ46及びVSV56,6
1,62等が接続されている。
して入力される各センサ及びスイッチ35,72〜79
等の検出信号を入力値として読み込む。又、出力ポート
86には各駆動回路96,97,98,99,100,
101を介して電磁スピル弁23、タイミングコントロ
ールバルブ33、グロープラグ46及びVSV56,6
1,62等が接続されている。
【0049】そして、CPU81は各センサ及びスイッ
チ35,72〜79から読み込んだ入力値に基づき、電
磁スピル弁23、タイミングコントロールバルブ33、
グロープラグ46及びVSV56,61,62等を好適
に制御する。次に、前述したECU71により実行され
る燃料噴射量制御処理について図4乃至図9を用いて説
明する。図4乃至図7は燃料噴射量制御処理を示すフロ
ーチャートであり、図8は回転角センサ35が出力する
エンジン回転パルス,電磁スピル弁23の駆動信号(図
にはSPVと示す),燃料圧検出センサ79の出力信
号,ポンプカムリフトのカム線図を夫々示すタイミング
チャートである。
チ35,72〜79から読み込んだ入力値に基づき、電
磁スピル弁23、タイミングコントロールバルブ33、
グロープラグ46及びVSV56,61,62等を好適
に制御する。次に、前述したECU71により実行され
る燃料噴射量制御処理について図4乃至図9を用いて説
明する。図4乃至図7は燃料噴射量制御処理を示すフロ
ーチャートであり、図8は回転角センサ35が出力する
エンジン回転パルス,電磁スピル弁23の駆動信号(図
にはSPVと示す),燃料圧検出センサ79の出力信
号,ポンプカムリフトのカム線図を夫々示すタイミング
チャートである。
【0050】まず、図8を用いて本実施例の基本的な原
理について説明する。回転角センサ35とECU71と
を接続する配線に断線等の異常が発生しておらず、よっ
て回転角センサ35が発生するエンジン回転パルス信号
(以下、NE信号という)をECU71に供給できる状
態(以下、通常状態という)においては、ECU71は
回転角センサ35が発生するNE信号に基づき電磁スピ
ル弁23の開弁時期及び閉弁時期を制御する構成とされ
ている(以下、通常状態においてECU71が実行する
制御処理を通常処理という)。
理について説明する。回転角センサ35とECU71と
を接続する配線に断線等の異常が発生しておらず、よっ
て回転角センサ35が発生するエンジン回転パルス信号
(以下、NE信号という)をECU71に供給できる状
態(以下、通常状態という)においては、ECU71は
回転角センサ35が発生するNE信号に基づき電磁スピ
ル弁23の開弁時期及び閉弁時期を制御する構成とされ
ている(以下、通常状態においてECU71が実行する
制御処理を通常処理という)。
【0051】しかるに、図8(A)に矢印で示す時刻に
おいて断線等の異常が発生したとすると、同図に示され
るように異常発生後はECU71に対しNE信号は入力
されなくなり、従ってNE信号に基づき電磁スピル弁2
3の開弁時期及び閉弁時期を行うことは不可能となる。
おいて断線等の異常が発生したとすると、同図に示され
るように異常発生後はECU71に対しNE信号は入力
されなくなり、従ってNE信号に基づき電磁スピル弁2
3の開弁時期及び閉弁時期を行うことは不可能となる。
【0052】ここで、図8(C)に示される燃料圧検出
センサ79が出力する燃料圧信号と、図8(D)に示さ
れるポンプカムリフトに注目する。上記のように、燃料
圧検出センサ79はスピル通路22のプランジャ12と
電磁スピル弁23との間に配設されているため、プラン
ジャ12により高圧室15内で加圧された燃料の燃料圧
は燃料圧検出センサ79により検出することができる。
即ち、燃料圧検出センサ79から出力される燃料圧信号
は、実際のプランジャ12による燃料加圧状態を反映し
た信号となっている。
センサ79が出力する燃料圧信号と、図8(D)に示さ
れるポンプカムリフトに注目する。上記のように、燃料
圧検出センサ79はスピル通路22のプランジャ12と
電磁スピル弁23との間に配設されているため、プラン
ジャ12により高圧室15内で加圧された燃料の燃料圧
は燃料圧検出センサ79により検出することができる。
即ち、燃料圧検出センサ79から出力される燃料圧信号
は、実際のプランジャ12による燃料加圧状態を反映し
た信号となっている。
【0053】また、プランジャ12は燃料噴射ポンプ1
のドライブシャフト5に設けられたカムプレート8によ
り駆動されるものであり、よってプランジャ12のカム
リフト状態(即ち、プランジャ12による燃料加圧状
態)は、ドライブシャフト5の回転状態を反映してい
る。この点は、図8(C)に示される燃料圧検出センサ
79の出力時期と、図8(D)に示されるポンプカムリ
フト量が上昇する時期とが同期していることからも理解
される。
のドライブシャフト5に設けられたカムプレート8によ
り駆動されるものであり、よってプランジャ12のカム
リフト状態(即ち、プランジャ12による燃料加圧状
態)は、ドライブシャフト5の回転状態を反映してい
る。この点は、図8(C)に示される燃料圧検出センサ
79の出力時期と、図8(D)に示されるポンプカムリ
フト量が上昇する時期とが同期していることからも理解
される。
【0054】上記の説明から明らかなように、燃料圧検
出センサ79から出力される燃料圧信号は、ドライブシ
ャフト5の回転状態を反映している信号である。従っ
て、この燃料圧検出センサ79から出力される燃料圧信
号に基づき電磁スピル弁23の開弁及び閉弁制御を行う
ことにより、回転角パルスフェイル状態においても機関
状態を反映した精度の高い燃料噴射量制御を行うことが
可能となる。
出センサ79から出力される燃料圧信号は、ドライブシ
ャフト5の回転状態を反映している信号である。従っ
て、この燃料圧検出センサ79から出力される燃料圧信
号に基づき電磁スピル弁23の開弁及び閉弁制御を行う
ことにより、回転角パルスフェイル状態においても機関
状態を反映した精度の高い燃料噴射量制御を行うことが
可能となる。
【0055】本実施例においては、燃料圧検出センサ7
9から出力される燃料圧信号の立ち上がり時期を基準と
して電磁スピル弁23の開弁時期及び閉弁時期を設定す
る構成としている。また、プランジャ12による燃料の
加圧はディーゼルエンジン2の各サイクル毎に実施され
るため、本実施例の場合には180°CA毎に出力され
る。従って、燃料圧検出センサ79から出力される燃料
圧信号も180°CA毎に出力される。よって、電磁ス
ピル弁23の開弁時期及び閉弁時期を設定する基準とな
る燃料圧信号が比較的短いクランク角度毎に出力される
ため、エンジン回転変動の影響が電磁スピル弁23の開
弁時期及び閉弁時期の設定に影響を及ぼすことを抑制す
ることができ、これによっても精度の高い燃料噴射量制
御を行うことが可能となる。
9から出力される燃料圧信号の立ち上がり時期を基準と
して電磁スピル弁23の開弁時期及び閉弁時期を設定す
る構成としている。また、プランジャ12による燃料の
加圧はディーゼルエンジン2の各サイクル毎に実施され
るため、本実施例の場合には180°CA毎に出力され
る。従って、燃料圧検出センサ79から出力される燃料
圧信号も180°CA毎に出力される。よって、電磁ス
ピル弁23の開弁時期及び閉弁時期を設定する基準とな
る燃料圧信号が比較的短いクランク角度毎に出力される
ため、エンジン回転変動の影響が電磁スピル弁23の開
弁時期及び閉弁時期の設定に影響を及ぼすことを抑制す
ることができ、これによっても精度の高い燃料噴射量制
御を行うことが可能となる。
【0056】続いて、上記した基本原理に基づきECU
71により実行される燃料噴射量制御処理について図4
乃至図7を用いて説明する。先ず、図4に示すフローチ
ャートについて説明する。同図に示される処理は、回転
角センサ35がNEパルスを出力する毎に割り込み処理
(NE割り込み処理)されるものである。
71により実行される燃料噴射量制御処理について図4
乃至図7を用いて説明する。先ず、図4に示すフローチ
ャートについて説明する。同図に示される処理は、回転
角センサ35がNEパルスを出力する毎に割り込み処理
(NE割り込み処理)されるものである。
【0057】同図に示す燃料噴射量制御処理が起動する
と、先ずステップ100においてECU71は回転角セ
ンサ35が発生するNE信号に基づきNEパルス間隔T
NINTを演算すると共に、NE割込カウンタCNIR
Qのインクリメントを行う。ここで、NEパルス間隔T
NINTとは前回のNEパルスが入力された時刻から今
回のNEパルスが入力された時刻までの間隔(時間)で
あり、またNE割込カウンタCNIRQは欠歯検出後に
回転角センサ35により検出されたNEパルスの数を示
すものである(NE割込カウンタCNIRQは欠歯の入
力によりクリアされる)。
と、先ずステップ100においてECU71は回転角セ
ンサ35が発生するNE信号に基づきNEパルス間隔T
NINTを演算すると共に、NE割込カウンタCNIR
Qのインクリメントを行う。ここで、NEパルス間隔T
NINTとは前回のNEパルスが入力された時刻から今
回のNEパルスが入力された時刻までの間隔(時間)で
あり、またNE割込カウンタCNIRQは欠歯検出後に
回転角センサ35により検出されたNEパルスの数を示
すものである(NE割込カウンタCNIRQは欠歯の入
力によりクリアされる)。
【0058】また、ステップ100では、NEフェイル
カウンタCNEFをクリアする(CNEF=0)。この
NEフェイルカウンタCNEFは、所定の時間毎(例え
ば4ms毎)に自動的にインクリメントされるカウンタ
である。ステップ100に示されるように、このNEフ
ェイルカウンタCNEFはNE信号の発生毎にクリアさ
れるため、NEフェイルカウンタCNEFはNE信号が
入力された後の経過時間として定義することができる。
カウンタCNEFをクリアする(CNEF=0)。この
NEフェイルカウンタCNEFは、所定の時間毎(例え
ば4ms毎)に自動的にインクリメントされるカウンタ
である。ステップ100に示されるように、このNEフ
ェイルカウンタCNEFはNE信号の発生毎にクリアさ
れるため、NEフェイルカウンタCNEFはNE信号が
入力された後の経過時間として定義することができる。
【0059】続くステップ102では、欠歯判定が正常
に行われたかどうかを判断することにより、回転角セン
サ35に異常が発生しているかどうか(即ち、回転角パ
ルスフェイル状態であるかどうか)を判定する。前記し
たように、パルサ7には気筒数に対応した数の欠歯が設
けられており、隣接する欠歯の間には所定数(7.5°CA
間隔で形成される場合は21個)の歯が形成されてい
る。従って、通常状態においては1サイクルにおいて回
転角センサ35からは21個のNEパルス(CNIRQ
=0〜20)が出力される。しかるに、断線等の異常が
回転角センサ35に発生した場合には、回転角センサ3
5からNEパルスの出力が行われなくなる。
に行われたかどうかを判断することにより、回転角セン
サ35に異常が発生しているかどうか(即ち、回転角パ
ルスフェイル状態であるかどうか)を判定する。前記し
たように、パルサ7には気筒数に対応した数の欠歯が設
けられており、隣接する欠歯の間には所定数(7.5°CA
間隔で形成される場合は21個)の歯が形成されてい
る。従って、通常状態においては1サイクルにおいて回
転角センサ35からは21個のNEパルス(CNIRQ
=0〜20)が出力される。しかるに、断線等の異常が
回転角センサ35に発生した場合には、回転角センサ3
5からNEパルスの出力が行われなくなる。
【0060】よって、ステップ102では、ステップ1
00で算出されるNEパルス間隔TNINTが所定の時
間となっているかどうか、また欠歯が入力される前のル
ーチン処理におけるNE割込カウンタCNIRQの値が
CNIRQ=20であったかどうか等を判定する。
00で算出されるNEパルス間隔TNINTが所定の時
間となっているかどうか、また欠歯が入力される前のル
ーチン処理におけるNE割込カウンタCNIRQの値が
CNIRQ=20であったかどうか等を判定する。
【0061】即ち、回転角パルスフェイル状態において
は、欠歯は検出されても欠歯間にいわゆるパルス抜けが
発生している場合があり、このパルス抜けが発生してい
る時にはNEパルス間隔TNINTが所定の時間より長
くなり、また1サイクルにおける最終のNE割込カウン
タCNIRQの値が20未満となる(パルス抜け部分は
カウントされないため)。従って、NEパルス間隔TN
INT及びNE割込カウンタCNIRQの値から回転角
センサ35に異常が発生したかどうかを判断することが
できる。
は、欠歯は検出されても欠歯間にいわゆるパルス抜けが
発生している場合があり、このパルス抜けが発生してい
る時にはNEパルス間隔TNINTが所定の時間より長
くなり、また1サイクルにおける最終のNE割込カウン
タCNIRQの値が20未満となる(パルス抜け部分は
カウントされないため)。従って、NEパルス間隔TN
INT及びNE割込カウンタCNIRQの値から回転角
センサ35に異常が発生したかどうかを判断することが
できる。
【0062】ステップ102において回転角センサ35
に異常が発生していると判断され場合には、処理はステ
ップ104に進み、回転角センサ35に異常が発生して
いること(回転角パルスフェイル状態)を示すフェイル
フラグXFNEをセット(XFNE=ON)し、処理を
終了する。
に異常が発生していると判断され場合には、処理はステ
ップ104に進み、回転角センサ35に異常が発生して
いること(回転角パルスフェイル状態)を示すフェイル
フラグXFNEをセット(XFNE=ON)し、処理を
終了する。
【0063】一方、ステップ102において回転角セン
サ35に異常が発生していないと判断され場合には、処
理はステップ106に進み、回転角センサ35が出力す
るNEパルスに基づき電磁スピル弁23の開閉制御を行
う通常処理を実施、同図に示すNE割り込み処理を終了
する。
サ35に異常が発生していないと判断され場合には、処
理はステップ106に進み、回転角センサ35が出力す
るNEパルスに基づき電磁スピル弁23の開閉制御を行
う通常処理を実施、同図に示すNE割り込み処理を終了
する。
【0064】続いて、図5に示すフローチャートについ
て説明する。同図に示される処理は、燃料噴射量制御処
理のメインルーチンである。同図に示す燃料噴射量制御
処理が起動すると、先ずステップ200において機関状
態がクランキング状態であるかどうかが判断される。具
体的には、イグニションスイッチ78から出力される始
動信号が入力されたかどうかを判断する。
て説明する。同図に示される処理は、燃料噴射量制御処
理のメインルーチンである。同図に示す燃料噴射量制御
処理が起動すると、先ずステップ200において機関状
態がクランキング状態であるかどうかが判断される。具
体的には、イグニションスイッチ78から出力される始
動信号が入力されたかどうかを判断する。
【0065】そして、ステップ200において、イグニ
ションスイッチ78の始動信号がオン(STA ON)
であると判断すると、処理はステップ202に進み、前
記した図4のステップ100で説明したNEフェイルカ
ウンタCNEFが2sec 以上であるかどうかが判断され
る。
ションスイッチ78の始動信号がオン(STA ON)
であると判断すると、処理はステップ202に進み、前
記した図4のステップ100で説明したNEフェイルカ
ウンタCNEFが2sec 以上であるかどうかが判断され
る。
【0066】前記したように、NEフェイルカウンタC
NEFはNEパルスが入力することによりクリアされる
カウンタであるため、NEフェイルカウンタCNEFの
値が大きい場合(即ち、所定時間内にクリアされない場
合)には、回転角センサ35に異常が発生しNEパルス
が入力されない状態(回転角パルスフェイル状態)であ
ると判断し、ステップ206にてフェイルフラグXFN
Eをセット(XFNE=ON)し、処理をステップ20
8に進める。また、ステップ202でNEフェイルカウ
ンタCNEFが2sec 未満であると判断された場合に
は、ステップ206の処理を行うことなく処理をステッ
プ208に進める。
NEFはNEパルスが入力することによりクリアされる
カウンタであるため、NEフェイルカウンタCNEFの
値が大きい場合(即ち、所定時間内にクリアされない場
合)には、回転角センサ35に異常が発生しNEパルス
が入力されない状態(回転角パルスフェイル状態)であ
ると判断し、ステップ206にてフェイルフラグXFN
Eをセット(XFNE=ON)し、処理をステップ20
8に進める。また、ステップ202でNEフェイルカウ
ンタCNEFが2sec 未満であると判断された場合に
は、ステップ206の処理を行うことなく処理をステッ
プ208に進める。
【0067】一方、ステップ200において、イグニシ
ョンスイッチ78の始動信号がオフ(STA OFF)
であると判断すると、処理はステップ204に進み、N
EフェイルカウンタCNEFが0.1sec以上であるかどう
かが判断される。そして、NEフェイルカウンタCNE
Fの値が0.1sec以上である場合には、回転角センサ35
に異常が発生しNEパルスが入力されない状態(回転角
パルスフェイル状態)であると判断し、ステップ206
にてフェイルフラグXFNEをセット(XFNE=O
N)し、処理をステップ208に進める。また、ステッ
プ204でNEフェイルカウンタCNEFが0.1sec未満
であると判断された場合には、ステップ206の処理を
行うことなく処理をステップ208に進める。
ョンスイッチ78の始動信号がオフ(STA OFF)
であると判断すると、処理はステップ204に進み、N
EフェイルカウンタCNEFが0.1sec以上であるかどう
かが判断される。そして、NEフェイルカウンタCNE
Fの値が0.1sec以上である場合には、回転角センサ35
に異常が発生しNEパルスが入力されない状態(回転角
パルスフェイル状態)であると判断し、ステップ206
にてフェイルフラグXFNEをセット(XFNE=O
N)し、処理をステップ208に進める。また、ステッ
プ204でNEフェイルカウンタCNEFが0.1sec未満
であると判断された場合には、ステップ206の処理を
行うことなく処理をステップ208に進める。
【0068】上記のステップ200〜ステップ206の
処理において、機関状態がクランキング状態であるかど
うかにより回転角パルスフェイル状態を判断する時間を
変えたのは、機関状態がクランキング状態である場合に
はドライブシャフト5の回転が遅くよってNEパルスの
出力間隔が長くなり、また機関状態がクランキング状態
でない場合(エンジンが運転中の場合)にはドライブシ
ャフト5の回転はクランキング時よりも早く、よってN
Eパルスの出力間隔が短くなるからである。
処理において、機関状態がクランキング状態であるかど
うかにより回転角パルスフェイル状態を判断する時間を
変えたのは、機関状態がクランキング状態である場合に
はドライブシャフト5の回転が遅くよってNEパルスの
出力間隔が長くなり、また機関状態がクランキング状態
でない場合(エンジンが運転中の場合)にはドライブシ
ャフト5の回転はクランキング時よりも早く、よってN
Eパルスの出力間隔が短くなるからである。
【0069】尚、上記した図4に示されるステップ10
2及びステップ104、図5に示されるステップ200
〜ステップ206は、異常検出手段を構成する。ステッ
プ208では、ステップ104及びステップ206で設
定されるフェイルフラグXFNEがセットされているか
どうか、即ち回転角センサ35に異常が発生しているか
どうかが判断される。そして、ステップ208におい
て、回転角センサ35に異常が発生しており、現在の機
関状態が回転角パルスフェイル状態であると判断される
と、処理はステップ210に進む。
2及びステップ104、図5に示されるステップ200
〜ステップ206は、異常検出手段を構成する。ステッ
プ208では、ステップ104及びステップ206で設
定されるフェイルフラグXFNEがセットされているか
どうか、即ち回転角センサ35に異常が発生しているか
どうかが判断される。そして、ステップ208におい
て、回転角センサ35に異常が発生しており、現在の機
関状態が回転角パルスフェイル状態であると判断される
と、処理はステップ210に進む。
【0070】ステップ210では、後述する図6のステ
ップ300において算出されるフェイル処理用エンジン
回転数NESUBと、アクセル開度ACCPFとによ
り、電磁スピル弁23を開弁するスピル弁開弁時間TS
PNEF1を計算する。ここでフェイル処理用エンジン
回転数NESUBとは、燃料圧検出センサ79から出力
される前回の燃料圧信号の立ち上がり時刻と、今回の燃
料圧信号の立ち上がり時刻との間の時間に基づき演算さ
れたエンジン回転数である。また、スピル弁開弁時間T
SPNEF1は、図9に示すフェイル処理用エンジン回
転数NESUBとアクセル開度ACCPFとをパラメー
タとする2次元マップにより求めることができる。尚、
ステップ210で求められるスピル弁開弁時間TSPN
EF1は、燃料圧信号の立ち上がり時刻から電磁スピル
弁23を開弁する時刻までの時間である。
ップ300において算出されるフェイル処理用エンジン
回転数NESUBと、アクセル開度ACCPFとによ
り、電磁スピル弁23を開弁するスピル弁開弁時間TS
PNEF1を計算する。ここでフェイル処理用エンジン
回転数NESUBとは、燃料圧検出センサ79から出力
される前回の燃料圧信号の立ち上がり時刻と、今回の燃
料圧信号の立ち上がり時刻との間の時間に基づき演算さ
れたエンジン回転数である。また、スピル弁開弁時間T
SPNEF1は、図9に示すフェイル処理用エンジン回
転数NESUBとアクセル開度ACCPFとをパラメー
タとする2次元マップにより求めることができる。尚、
ステップ210で求められるスピル弁開弁時間TSPN
EF1は、燃料圧信号の立ち上がり時刻から電磁スピル
弁23を開弁する時刻までの時間である。
【0071】上記のようにステップ210においてスピ
ル弁開弁時間TSPNEF1が求められると、またステ
ップ208でフェイルフラグXFNEがセットされてい
ないと(即ち、回転角パルスフェイル状態ではないと)
判断された場合には、図5に示した燃料噴射量制御処理
を終了する。
ル弁開弁時間TSPNEF1が求められると、またステ
ップ208でフェイルフラグXFNEがセットされてい
ないと(即ち、回転角パルスフェイル状態ではないと)
判断された場合には、図5に示した燃料噴射量制御処理
を終了する。
【0072】続いて、図6に示すフローチャートについ
て説明する。同図に示される処理は、燃料圧検出センサ
79が発生する燃料圧信号が立ち上がった時点で割り込
みされる処理である。同図に示す燃料噴射量制御処理が
起動すると、先ずステップ300においてフェイル処理
用エンジン回転数NESUBが算出される。このフェイ
ル処理用エンジン回転数NESUBは、前述したよう
に、燃料圧検出センサ79から出力される前回の燃料圧
信号の立ち上がり時刻と、今回の燃料圧信号の立ち上が
り時刻との間の時間(図8にTで示す)に基づき演算さ
れたエンジン回転数である。前記したように、燃料圧信
号は1サイクルにおいて1回出力されるため、この時間
Tは1サイクルに要する時間と略等しい時間であリ、よ
って時間Tよりエンジン回転数を推定することができ
る。
て説明する。同図に示される処理は、燃料圧検出センサ
79が発生する燃料圧信号が立ち上がった時点で割り込
みされる処理である。同図に示す燃料噴射量制御処理が
起動すると、先ずステップ300においてフェイル処理
用エンジン回転数NESUBが算出される。このフェイ
ル処理用エンジン回転数NESUBは、前述したよう
に、燃料圧検出センサ79から出力される前回の燃料圧
信号の立ち上がり時刻と、今回の燃料圧信号の立ち上が
り時刻との間の時間(図8にTで示す)に基づき演算さ
れたエンジン回転数である。前記したように、燃料圧信
号は1サイクルにおいて1回出力されるため、この時間
Tは1サイクルに要する時間と略等しい時間であリ、よ
って時間Tよりエンジン回転数を推定することができ
る。
【0073】続くステップ302では、フェイルフラグ
XFNEがセットされているかどうか(即ち、回転角パ
ルスフェイル状態であるかどうか)が判断される。ステ
ップ302において、現在回転角パルスフェイル状態で
あると判断された場合には、処理はステップ304に進
み、図5に示される処理のステップ210で計算された
スピル弁開弁時間TSPNEF1が経過するのを待って
電磁スピル弁23を開弁(SPV off)する。これ
により、燃料噴射は停止される。
XFNEがセットされているかどうか(即ち、回転角パ
ルスフェイル状態であるかどうか)が判断される。ステ
ップ302において、現在回転角パルスフェイル状態で
あると判断された場合には、処理はステップ304に進
み、図5に示される処理のステップ210で計算された
スピル弁開弁時間TSPNEF1が経過するのを待って
電磁スピル弁23を開弁(SPV off)する。これ
により、燃料噴射は停止される。
【0074】前記したように、スピル弁開弁時間TSP
NEF1は燃料圧信号の立ち上がり時刻から電磁スピル
弁23を開弁する時刻までの時間ある。また、図6の処
理は燃料圧信号が立ち上がった時点で割り込み処理され
る。従って、スピル弁開弁時間TSPNEF1が経過す
るのを待って電磁スピル弁23を開弁(SPV of
f)することにより、目標燃料噴射量に極めて近い量の
燃料噴射を行うことができる。ステップ304の処理が
終了すると、或いはステップ302において現在回転角
パルスフェイル状態ではないと判断された場合は、図6
に示した燃料噴射量制御処理を終了する。
NEF1は燃料圧信号の立ち上がり時刻から電磁スピル
弁23を開弁する時刻までの時間ある。また、図6の処
理は燃料圧信号が立ち上がった時点で割り込み処理され
る。従って、スピル弁開弁時間TSPNEF1が経過す
るのを待って電磁スピル弁23を開弁(SPV of
f)することにより、目標燃料噴射量に極めて近い量の
燃料噴射を行うことができる。ステップ304の処理が
終了すると、或いはステップ302において現在回転角
パルスフェイル状態ではないと判断された場合は、図6
に示した燃料噴射量制御処理を終了する。
【0075】続いて、図7に示すフローチャートについ
て説明する。同図に示される処理は、電磁スピル弁23
が開弁(SPV off)された時点、或いは電磁スピ
ル弁23が閉弁(SPV on)された時点で割り込み
される処理である。同図に示す燃料噴射量制御処理が起
動すると、先ずステップ400において、現在が電磁ス
ピル弁23を開弁(SPV off)する時期であるか
どうかが判断される。そして、ステップ400で現在が
電磁スピル弁23を開弁(SPVoff)する時期であ
ると判断されると、処理はステップ402に進み、図6
に示すステップ300で算出されるフェイル処理用エン
ジン回転数NESUBに基づき電磁スピル弁23を閉弁
(SPV on)するスピル弁開弁時間TSPNEF2
を計算する。
て説明する。同図に示される処理は、電磁スピル弁23
が開弁(SPV off)された時点、或いは電磁スピ
ル弁23が閉弁(SPV on)された時点で割り込み
される処理である。同図に示す燃料噴射量制御処理が起
動すると、先ずステップ400において、現在が電磁ス
ピル弁23を開弁(SPV off)する時期であるか
どうかが判断される。そして、ステップ400で現在が
電磁スピル弁23を開弁(SPVoff)する時期であ
ると判断されると、処理はステップ402に進み、図6
に示すステップ300で算出されるフェイル処理用エン
ジン回転数NESUBに基づき電磁スピル弁23を閉弁
(SPV on)するスピル弁開弁時間TSPNEF2
を計算する。
【0076】一般に、電磁スピル弁23を閉弁(SPV
on)する時期はカムによる燃料の圧送が開始される
前であればよいため、電磁スピル弁23を閉弁(SPV o
n) するタイミングは電磁スピル弁23を開弁するタイ
ミングに比べて低い精度でよい。このため、本実施例で
は、電磁スピル弁23を閉弁(SPV on)する時期
は、フェイル処理用エンジン回転数NESUBをパラメ
ータとする1次元マップ(図示せず)により求める構成
としている。
on)する時期はカムによる燃料の圧送が開始される
前であればよいため、電磁スピル弁23を閉弁(SPV o
n) するタイミングは電磁スピル弁23を開弁するタイ
ミングに比べて低い精度でよい。このため、本実施例で
は、電磁スピル弁23を閉弁(SPV on)する時期
は、フェイル処理用エンジン回転数NESUBをパラメ
ータとする1次元マップ(図示せず)により求める構成
としている。
【0077】ステップ402においてスピル弁開弁時間
TSPNEF2が求められると、処理はステップ404
に進みスピル弁開弁時間TSPNEF2が経過するのを
待って電磁スピル弁23を閉弁(SPV on)する。
これにより、燃料噴射が開始される。
TSPNEF2が求められると、処理はステップ404
に進みスピル弁開弁時間TSPNEF2が経過するのを
待って電磁スピル弁23を閉弁(SPV on)する。
これにより、燃料噴射が開始される。
【0078】尚、図5に示されるステップ208,21
0、及び図6及び図7に示す処理は異常時制御手段を構
成する。上記のように本実施例によれば、燃料噴射ポン
プ1の回転状態を反映しかつディーゼルエンジン2の各
サイクル毎に定期的に発生する燃料圧信号に基づき、ス
ピル弁開弁時間TSPNEF1及びスピル弁閉弁時間T
SPNEF2を設定して電磁スピル弁23の制御を行う
ため、回転角パルスフェイル状態においても機関状態を
反映した精度の高い燃料噴射量制御を行うことが可能と
なる。
0、及び図6及び図7に示す処理は異常時制御手段を構
成する。上記のように本実施例によれば、燃料噴射ポン
プ1の回転状態を反映しかつディーゼルエンジン2の各
サイクル毎に定期的に発生する燃料圧信号に基づき、ス
ピル弁開弁時間TSPNEF1及びスピル弁閉弁時間T
SPNEF2を設定して電磁スピル弁23の制御を行う
ため、回転角パルスフェイル状態においても機関状態を
反映した精度の高い燃料噴射量制御を行うことが可能と
なる。
【0079】尚、上記した実施例においては、回転角パ
ルスフェイル状態では燃料圧検出センサ79から出力さ
れる燃料圧信号に基づき電磁スピル弁23の制御を行う
構成とした。しかるに、燃料圧検出センサ79に代えて
プランジャ12のリフト状態を検出しうるリフトセンサ
を設け、このリフトセンサの出力に基づき電磁スピル弁
23の制御を行う構成としても、上記した実施例と同様
の効果を実現することができる。
ルスフェイル状態では燃料圧検出センサ79から出力さ
れる燃料圧信号に基づき電磁スピル弁23の制御を行う
構成とした。しかるに、燃料圧検出センサ79に代えて
プランジャ12のリフト状態を検出しうるリフトセンサ
を設け、このリフトセンサの出力に基づき電磁スピル弁
23の制御を行う構成としても、上記した実施例と同様
の効果を実現することができる。
【0080】また、燃料圧検出センサ79に代えて燃料
噴射ノズルに設けられたノズルのリフト状態をノズルリ
フトセンサを用いることも考えられる。しかるにこの構
成では、全気筒にノズルリフトセンサを配設せねばなら
ずコストが上昇してしまう。また、燃料噴射ポンプ1と
エンジン2との間に配設される噴射配管が長いことに起
因して、燃料圧の立ち上がるタイミングに対してノズル
リフトセンサが出力する信号の立ち上がりが遅れ、精度
の高い制御を行うことができなくなってしまう。よっ
て、ノズルリフトセンサを用いる構成よりも、本実施例
の如く燃料圧検出センサ79を用いる構成の方が利益が
大であると思われる。
噴射ノズルに設けられたノズルのリフト状態をノズルリ
フトセンサを用いることも考えられる。しかるにこの構
成では、全気筒にノズルリフトセンサを配設せねばなら
ずコストが上昇してしまう。また、燃料噴射ポンプ1と
エンジン2との間に配設される噴射配管が長いことに起
因して、燃料圧の立ち上がるタイミングに対してノズル
リフトセンサが出力する信号の立ち上がりが遅れ、精度
の高い制御を行うことができなくなってしまう。よっ
て、ノズルリフトセンサを用いる構成よりも、本実施例
の如く燃料圧検出センサ79を用いる構成の方が利益が
大であると思われる。
【0081】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、回転角パル
ス発生手段に異常が発生している時においても精度の高
い燃料噴射量制御を実施することができる等の特長を有
する。
ス発生手段に異常が発生している時においても精度の高
い燃料噴射量制御を実施することができる等の特長を有
する。
【図1】本発明の一実施例である過給付ディーゼルエン
ジンの燃料噴射量制御装置を説明する概略構成図であ
る。
ジンの燃料噴射量制御装置を説明する概略構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施例における燃料噴射ポンプを拡
大して示す断面図である。
大して示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例におけるECUの構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】ECUにより実行される燃料噴射制御処理(N
E割り込み処理)を示すフローチャートである。
E割り込み処理)を示すフローチャートである。
【図5】ECUにより実行される燃料噴射制御処理(メ
インルーチン)を示すフローチャートである。
インルーチン)を示すフローチャートである。
【図6】ECUにより実行される燃料噴射制御処理(燃
料圧信号立ち上がり割り込み処理)を示すフローチャー
トである。
料圧信号立ち上がり割り込み処理)を示すフローチャー
トである。
【図7】ECUにより実行される燃料噴射制御処理(電
磁スピル弁開弁及び閉弁時割り込み処理)を示すフロー
チャートである。
磁スピル弁開弁及び閉弁時割り込み処理)を示すフロー
チャートである。
【図8】本実施例の制御原理を説明するためのタイミン
グチャートである。
グチャートである。
【図9】スピル弁開弁時間TSPNEF1を求める際用
いられるマップを示す図である。
いられるマップを示す図である。
1 燃料噴射ポンプ 2 ディーゼルエンジン 4 燃料噴射ノズル 6 燃料フィードポンプ 7 パルサ 8 カムプレート 9 ローラリング 10 カムローラ 12 燃料加圧用プランジャ 21 燃焼室 22 スピル通路 23 電磁スピル弁 26 タイマ装置 35 回転角センサ 40 クランク軸 41 シリンダ 42 ピストン 48 ターボチャージャ 57 アクセルペダル 58 吸気絞り弁 71 ECU 73 アクセル開度センサ 76 クランク角センサ 79 燃料圧検出センサ 81 CPU 82 ROM 83 RAM
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 41/12 310 F02M 41/12 310Z 350 350A
Claims (1)
- 【請求項1】 ディーゼル機関の出力軸と同期して回転
するパルサを用い所定の回転角度毎に回転角パルスを発
生させる回転角パルス発生手段を有すると共に、前記回
転角パルスに基づき少なくとも燃料噴射終了時期を制御
する電磁スピル弁式燃料噴射ポンプを備えたディーゼル
機関の燃料噴射量制御装置において、 前記燃料噴射ポンプに配設されたプランジャと前記電磁
スピル弁との間に形成された燃料経路内の燃料圧を検出
する燃料圧検出手段と、 前記回転角パルス発生手段の異常を検出する異常検出手
段と、 前記異常検出手段により前記回転角パルス発生手段に異
常が発生していると検出された時に、前記燃料圧検出手
段が出力する燃料圧信号に基づきスピル弁開弁時間を設
定し前記電磁スピル弁の開弁制御を行う異常時制御手段
とを具備することを特徴とするディーゼル機関の燃料噴
射量制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7057777A JPH08254149A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | ディーゼル機関の燃料噴射量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7057777A JPH08254149A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | ディーゼル機関の燃料噴射量制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08254149A true JPH08254149A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13065307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7057777A Pending JPH08254149A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | ディーゼル機関の燃料噴射量制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08254149A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014034942A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
-
1995
- 1995-03-16 JP JP7057777A patent/JPH08254149A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014034942A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
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