JPH0825660A - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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JPH0825660A
JPH0825660A JP15981294A JP15981294A JPH0825660A JP H0825660 A JPH0825660 A JP H0825660A JP 15981294 A JP15981294 A JP 15981294A JP 15981294 A JP15981294 A JP 15981294A JP H0825660 A JPH0825660 A JP H0825660A
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paper
ink
recorded
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JP15981294A
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Takeyuki Nomura
岳之 能村
Osamu Hattori
修 服部
Makoto Shiraki
信 白木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】受容層の形成されていない記録紙に対して受容
層を複数回重ねて記録し、色材の記録を安定して行な
う。 【構成】システムコントローラ301は受容層の形成さ
れていない記録紙801にインク紙701に設けられた
受容層を複数層記録、転写する。受容層を複数層記録し
た後、インク紙701の色材を記録、転写し、中間調記
録を行なう。 【効果】受容層記録、転写時に発生するピンホールを低
減し、表面を平滑化するので、インク紙の色材を安定し
て記録紙へ記録、転写できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオプリンタおよび
感熱プリンタなど、昇華性染料インクを用いて中間階調
濃度をもつ画像を受容層の形成されていない記録紙へ記
録する熱転写記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昇華性染料インクを用いた熱転写記録装
置においては、あらかじめ受容層の形成された専用の記
録紙を使用しなければならない。これに対して受容層が
形成されていない一般の記録紙に記録するものとして、
例えば特開平5−69568号公報が開示されている。
この発明では、昇華性染料インクが定着するための受容
層が設けられたインク紙において、受容層転写時の用紙
搬送密度を大きくする搬送密度制御手段を有し、受容層
をインク層転写時より高密度に記録するものである。ま
た、サーマルヘッドを制御する熱エネルギー可変手段を
有し、受容層の転写時にインク層の転写時よりも大きい
転写熱エネルギーで記録するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、受容
層の設けられたインク紙を用いて、受容層の形成されて
いない記録紙に対してまず最初に受容層を記録、転写す
るので、昇華性染料インクの記録、転写が行なえるとい
うものである。また、受容層の記録、転写をインク層の
記録、転写より高密度で、あるいは大きい転写熱エネル
ギーで行なうので、受容層の表面平滑性が向上するとい
うものであるが、画像を構成するドットサイズよりも小
さな転写抜け(以下、ピンホールと記す)については考
慮がなされておらず、このため、インク層を記録、転写
した時にピンホール部分ではインクが転写されず、画質
が劣化してしまうという問題があった。
【0004】本発明の目的は、かかる問題点を解消し、
受容層の形成されていない記録紙への受容層の記録、転
写を最適化し、ピンホールの発生を抑え、表面を平滑化
し、常に良好な記録を可能とした熱転写記録装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、受容層の記録手段として受容層を複数回
重ねて記録、転写する重ね記録手段を設け、受容層の設
けられていない記録紙に対して略同一部分に受容層を複
数層重ねて記録、転写する。
【0006】また、インク紙の各インクの上流側に透明
な受容層を設け、各インクの記録に先立って透明受容層
を記録、転写する記録手段を設け、該透明受容層を重ね
て記録、転写していく。
【0007】さらに、受容層の次にベースフィルムのみ
の透明部分を設け、受容層を記録、転写した後、該透明
部分で受容層を加熱、圧接する、再加熱手段を設ける。
さらには、受容層記録、転写後のインク紙を巻き戻し、
受容層の抜けた跡のインク紙のベースフィルムで受容層
を加熱、圧接する。あるいは、受容層記録、転写後のイ
ンク紙の下流側に熱ローラー等の加熱圧接手段を設け、
受容層の抜けた跡のインク紙のベースフィルムで受容層
を加熱、圧接する。
【0008】さらには、表面の平滑性が低い記録紙に対
して記録前に記録紙の記録面を平滑化する平滑処理手段
を設け、記録面を平滑化した後に受容層を記録、転写す
る。
【0009】
【作用】インク面の記録に先立って受容層を複数層重ね
て記録、転写するので、第1層目に発生したピンホール
を低減し、さらに表面を平滑化することができる。
【0010】また、インク紙の各インクの記録に先立っ
て透明受容層を重ねて記録、転写するので、第1層目に
発生したピンホールを低減し、さらに表面を平滑化する
ことができる。
【0011】さらに、受容層記録、転写直後に再度加
熱、圧接するので、記録紙に転写された受容層を再溶融
させ、記録紙になじませるとともにピンホールを低減
し、表面を平滑化することができる。
【0012】さらには、表面の平滑性が低い記録紙に対
しても記録前に記録紙の記録面を平滑化処理するので、
受容層記録が安定して行なわれるので、ピンホールを低
減し、受容層を平滑化することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。
【0014】図1は、本発明による熱転写記録装置の第
1の実施例を示すブロック図であって、101は画像
源、201は画像メモリ、301はシステムコントロー
ラ、401は中間調制御部、501は通電データ格納
部、601はサーマルヘッド、701はインク紙、80
1は記録紙、901はドラム、1001は受容層重ね記
録モードへの切替手段である。以下、受容層重ね記録動
作について説明する。
【0015】画像メモリ201には記録前に画像源10
1から取り込まれた画像データが書き込まれている。切
替手段1001により受容層重ね記録モードが指定され
て記録命令が出されるとシステムコントローラ301は
通電データ格納部501から受容層を記録するためのサ
ーマルヘッド601への通電時間データを受け取る。中
間調制御部401ではシステムコントローラ301から
通電時間データを受け取り、サーマルヘッド601にこ
の通電時間に応じた時間幅のストローブ信号を送る。サ
ーマルヘッド601は入力されたストローブ信号の時間
幅だけ発熱体に電流を流し、これに応じて発熱体が発熱
する。
【0016】ドラム901の周面上には受容層の形成さ
れていない記録紙801が巻き付けられ、所定の記録開
始位置まで搬送された後、インク紙701が重ねられサ
ーマルヘッド601により押しつけられる。中間調制御
部401によって指定された通電時間に従って発熱体が
発熱し、発熱量に応じて受容層がインク紙701から記
録紙801に記録、転写される。なお、本実施例では受
容層記録の記録ライン数は通常の略半分の記録ライン
数、即ち通常記録画サイズの略半分のサイズに設定さ
れ、記録範囲全面を均一階調で記録(以下、べた記録と
記す)する。
【0017】受容層1層目を記録後、システムコントロ
ーラ301はサーマルヘッド601を離間し、記録紙8
01を再び所定の記録開始位置まで搬送した後、サーマ
ルヘッド601を圧接し、1層目と同様に2層目の受容
層のべた記録を行なう。以上のようにして、受容層の形
成されていない記録紙801に対して、受容層が2層重
ねて記録される。
【0018】受容層記録に引き続き、1色目のインクを
記録する前に、システムコントローラ301はインク紙
701を1色目のインクの位置まで搬送すると同時に、
通電データ格納部501から1色目の通電時間データを
受け取り、中間調制御部401に出力する。中間調制御
部401は画像メモリ201から画像データを読みだす
と同時に通電時間に応じた時間幅のストローブ信号をサ
ーマルヘッド601に送る。中間調制御部401によっ
て指定された通電時間に従って発熱体の発熱量が変化
し、発熱量に応じたインクがインク紙701から受容層
が記録、転写された記録紙801に記録、転写され中間
調記録が行なわれる。以下、2色目以降も同様にして記
録が行なわれる。
【0019】図2(a)は、第1の実施例における受容
層部分を持つインク紙701の一例で、701Rは受容
層、701YはYe、701MはMg、701CはCy
であって、記録は受容層701R、Ye701Y、Mg
701M、Cy701Cの順に行なう。なお、図2
(a)ではYe、Mg、Cyの3色の場合について示し
たが、これに黒を加えた4色インクでもかまわない。
【0020】図2(b)は、受容層1層目記録後のイン
ク紙701であって、受容層701RのA部分が1層目
の記録跡である。A部分のサイズは前述のように、通常
の記録画サイズの略半分のサイズとなっている。
【0021】図2(c)は、受容層2層目記録後のイン
ク紙701であって、受容層701RのB部分が2層目
の記録跡である。B部分のサイズはA部分と同様、通常
の記録画サイズの略半分のサイズとなっている。
【0022】図3は、受容層を2層重ねて記録、転写し
た記録紙801の断面図であって、Cが1層目の受容
層、Dが2層目の受容層である。
【0023】図4は、本実施例で実現される記録画の一
例であって、E部分が受容層が2層重ね記録、転写され
た部分で、通常記録画サイズの略半分のサイズとなって
いる。本実施例のような構成では、記録範囲以外の部分
には受容層が記録されないので、筆記も可能であり、ま
たシステムコントローラ301により記録位置を記録紙
801の任意の位置に設定することも可能である。
【0024】以上のように、本実施例によれば、受容層
を2層重ねて記録、転写するので、1層目の受容層記
録、転写時に発生するピンホールを低減するとともに、
表面を平滑化できる。なお、本実施例では受容層を2層
重ねて記録、転写する場合について説明したが、記録画
サイズを変えることにより3層以上重ねても良い。ま
た、インク紙701の受容層701R部分のサイズを大
きくして、通常の記録画サイズで受容層を複数層重ねて
記録、転写しても良い。
【0025】図5は、本発明による熱転写記録装置の第
2の実施例を示すブロック図であって、102は画像
源、202は画像メモリ、302はシステムコントロー
ラ、402は中間調制御部、502は通電データ格納
部、602はサーマルヘッド、702はインク紙、80
2は記録紙、902はドラム、1002は各色受容層記
録モードへの切替手段である。以下、記録動作について
説明する。
【0026】画像メモリ202には記録前に画像源10
2から取り込まれた画像データが書き込まれている。切
替手段1002により各色受容層記録モードが指定され
て記録命令が出されるとシステムコントローラ302は
通電データ格納部502から第1の受容層を記録するた
めのサーマルヘッド602への通電時間データを受け取
る。中間調制御部402ではシステムコントローラ30
2から通電時間データを受け取り、サーマルヘッド60
2にこの通電時間に応じた時間幅のストローブ信号を送
る。サーマルヘッド602は入力されたストローブ信号
の時間幅だけ発熱体に電流を流し、これに応じて発熱体
が発熱する。
【0027】ドラム902の周面上には受容層の形成さ
れていない記録紙802が巻き付けられ、所定の記録開
始位置まで搬送された後、インク紙702が重ねられサ
ーマルヘッド602により押しつけられる。中間調制御
部402によって指定された通電時間に従って発熱体が
発熱し、発熱量に応じて第1の受容層がインク紙702
から記録紙802にべた記録される。
【0028】第1の受容層記録、転写後、1色目のイン
クを記録する前に、システムコントローラ302はイン
ク紙702を1色目のインクの位置まで搬送すると同時
に、通電データ格納部502から1色目の通電時間デー
タを受け取り、中間調制御部402に出力する。中間調
制御部402は画像メモリ202から画像データを読み
だすと同時に通電時間に応じた時間幅のストローブ信号
をサーマルヘッド602に送る。中間調制御部402に
よって指定された通電時間に従って発熱体の発熱量が変
化し、発熱量に応じたインクがインク紙702から第1
の受容層が記録、転写された記録紙802に記録、転写
され中間調記録が行なわれる。
【0029】次に、システムコントローラ302はイン
ク紙702を第2の受容層位置まで搬送し、サーマルヘ
ッド602を圧接する。中間調制御部402によって指
定された第2の受容層を記録するための通電時間に従っ
て発熱体が発熱し、発熱量に応じて第2の受容層がイン
ク紙702から記録紙802にべた記録される。
【0030】第2の受容層記録、転写後、2色目のイン
クを記録する前に、システムコントローラ302はイン
ク紙702を2色目のインクの位置まで搬送すると同時
に、通電データ格納部502から2色目の通電時間デー
タを受け取り、中間調制御部402に出力する。中間調
制御部402は画像メモリ202から画像データを読み
だすと同時に通電時間に応じた時間幅のストローブ信号
をサーマルヘッド602に送る。中間調制御部402に
よって指定された通電時間に従って発熱体の発熱量が変
化し、発熱量に応じたインクがインク紙702から第2
の受容層が記録、転写された記録紙802に記録、転写
され中間調記録が行なわれる。以下、第3の受容層、3
色目のインクも同様にして記録が行なわれる。
【0031】図6は、第2の実施例における受容層部分
を持つインク紙702の一例で、702R1は第1の受
容層、702YはYe、702R2は第2の受容層、7
02MはMg、702R3は第3の受容層、702Cは
Cyであって、記録は第1の受容層702R1、Ye7
01Y、第2の受容層702R2、Mg701M、第3
の受容層702R3、Cy701Cの順に行なう。第2
の受容層702R2および第3の受容層702R3は透
明な受容層で構成されている。第1の受容層702R1
は透明でも不透明であっても良い。なお、図6ではY
e、Mg、Cyの3色の場合について示したが、これに
黒を加えた4色インクでもかまわない。
【0032】以上のように、本実施例によれば、インク
紙702の各インクごとに受容層を記録、転写するの
で、1層目の受容層記録、転写時に発生するピンホール
を低減するとともに、表面を平滑化できる。
【0033】図7は、本発明による熱転写記録装置の第
3の実施例を示すブロック図であって、103は画像
源、203は画像メモリ、303はシステムコントロー
ラ、403は中間調制御部、503は通電データ格納
部、603はサーマルヘッド、703はインク紙、80
3は記録紙、903はドラム、1003は受容層加熱、
圧接モードへの切替手段である。以下、受容層記録およ
び受容層加熱、圧接動作について説明する。
【0034】画像メモリ203には記録前に画像源10
3から取り込まれた画像データが書き込まれている。切
替手段1003により受容層加熱、圧接モードが指定さ
れて記録命令が出されるとシステムコントローラ303
は通電データ格納部503から受容層部分を記録するた
めのサーマルヘッド603への通電時間データを受け取
る。中間調制御部403ではシステムコントローラ30
3から通電時間データを受け取り、サーマルヘッド60
3にこの通電時間に応じた時間幅のストローブ信号を送
る。サーマルヘッド603は入力されたストローブ信号
の時間幅だけ発熱体に電流を流し、これに応じて発熱体
が発熱する。
【0035】ドラム903の周面上には受容層の形成さ
れていない記録紙803が巻き付けられ、所定の記録開
始位置まで搬送された後、インク紙703が重ねられサ
ーマルヘッド603により押しつけられる。中間調制御
部403によって指定された通電時間に従って発熱体が
発熱し、発熱量に応じて受容層がインク紙703から記
録紙803にべた記録される。
【0036】受容層を記録後、システムコントローラ3
03はサーマルヘッド603を離間し、記録紙803を
再び所定の記録開始位置まで搬送すると同時にインク紙
703をベースフィルムのみの部分まで搬送する。シス
テムコントローラ303は通電データ格納部503から
ベースフィルム部分を記録するためのサーマルヘッド6
03への通電時間データを受け取る。中間調制御部40
3ではシステムコントローラ303から通電時間データ
を受け取り、サーマルヘッド603にこの通電時間に応
じた時間幅のストローブ信号を送り、ベースフィルムの
みのインク紙703でべた記録を行なう。なお、ベース
フィルムのべた記録では記録サイズを受容層記録サイズ
と略同一もしくは受容層記録サイズより大きめに設定し
てある。
【0037】受容層記録に引き続き、1色目のインクを
記録する前に、システムコントローラ303はインク紙
703を1色目のインクの位置まで搬送すると同時に、
通電データ格納部503から1色目の通電時間データを
受け取り、中間調制御部403に出力する。中間調制御
部403は画像メモリ203から画像データを読みだす
と同時に通電時間に応じた時間幅のストローブ信号をサ
ーマルヘッド603に送る。中間調制御部403によっ
て指定された通電時間に従って発熱体の発熱量が変化
し、発熱量に応じたインクがインク紙703から受容層
が記録、転写された記録紙803に記録、転写され中間
調記録が行なわれる。以下、2色目以降も同様にして記
録が行なわれる。
【0038】図8は、第3の実施例における受容層部分
とベースフィルムのみの部分とを持つインク紙703の
一例で、703Rは受容層、703Bはベースフィルム
のみの部分、703YはYe、703MはMg、703
CはCyであって、記録は受容層703R、ベースフィ
ルム703B、Ye703Y、Mg703M、Cy70
3Cの順に行なう。
【0039】以上のように、本実施例によれば、記録紙
803に記録、転写された受容層に対して、再度加熱、
圧接し、受容層を再溶融させ、記録紙803になじませ
てピンホールを低減するとともに、表面を平滑化でき
る。
【0040】図9は、本発明による熱転写記録装置の第
4の実施例を示すブロック図であって、104は画像
源、204は画像メモリ、304はシステムコントロー
ラ、404は中間調制御部、504は通電データ格納
部、604はサーマルヘッド、704はインク紙、80
4は記録紙、904はドラム、1004は受容層加熱、
圧接モードへの切替手段である。以下、受容層記録およ
び受容層加熱、圧接動作について説明する。
【0041】画像メモリ204には記録前に画像源10
4から取り込まれた画像データが書き込まれている。切
替手段1004により受容層加熱、圧接モードが指定さ
れて記録命令が出されるとシステムコントローラ304
は通電データ格納部504から受容層部分を記録するた
めのサーマルヘッド604への通電時間データを受け取
る。中間調制御部404ではシステムコントローラ30
4から通電時間データを受け取り、サーマルヘッド60
4にこの通電時間に応じた時間幅のストローブ信号を送
る。サーマルヘッド604は入力されたストローブ信号
の時間幅だけ発熱体に電流を流し、これに応じて発熱体
が発熱する。
【0042】ドラム904の周面上には受容層の形成さ
れていない記録紙804が巻き付けられ、所定の記録開
始位置まで搬送された後、インク紙704が重ねられサ
ーマルヘッド604により押しつけられる。中間調制御
部404によって指定された通電時間に従って発熱体が
発熱し、発熱量に応じて受容層がインク紙704から記
録紙804にべた記録される。
【0043】受容層を記録後、システムコントローラ3
04はサーマルヘッド604を離間し、記録紙804を
再び所定の記録開始位置まで搬送すると同時にインク紙
704を受容層が抜けてベースフィルムのみとなった部
分まで巻き戻す。システムコントローラ304は通電デ
ータ格納部504からベースフィルム部分を記録するた
めのサーマルヘッド604への通電時間データを受け取
る。中間調制御部404ではシステムコントローラ30
4から通電時間データを受け取り、サーマルヘッド60
4にこの通電時間に応じた時間幅のストローブ信号を送
り、受容層が抜けてベースフィルムのみとなったインク
紙704でべた記録を行なう。なお、受容層の抜けた跡
のベースフィルムでのべた記録では記録サイズを受容層
記録サイズと略同一もしくは受容層記録サイズより小さ
めに設定してある。
【0044】受容層記録に引き続き、1色目のインクを
記録する前に、システムコントローラ304はインク紙
704を1色目のインクの位置まで搬送すると同時に、
通電データ格納部504から1色目の通電時間データを
受け取り、中間調制御部404に出力する。中間調制御
部404は画像メモリ204から画像データを読みだす
と同時に通電時間に応じた時間幅のストローブ信号をサ
ーマルヘッド604に送る。中間調制御部404によっ
て指定された通電時間に従って発熱体の発熱量が変化
し、発熱量に応じたインクがインク紙704から受容層
が記録、転写された記録紙804に記録、転写され中間
調記録が行なわれる。以下、2色目以降も同様にして記
録が行なわれる。
【0045】図10(a)は、第4の実施例における受
容層部分を持つインク紙704の一例であって、704
Rは受容層、704YはYe、704MはMg、704
CはCyである。
【0046】図10(b)は、受容層記録後のインク紙
704であって、受容層704RのF部分が受容層の記
録跡でベースフィルムのみとなっている。
【0047】以上のように、本実施例によれば、記録紙
804に記録、転写された受容層に対して、再度加熱、
圧接し、受容層を再溶融させ、記録紙804になじませ
てピンホールを低減するとともに、表面を平滑化でき
る。
【0048】図11は、本発明による熱転写記録装置の
第5の実施例を示すブロック図であって、105は画像
源、205は画像メモリ、305はシステムコントロー
ラ、405は中間調制御部、505は通電データ格納
部、605はサーマルヘッド、705はインク紙、80
5は記録紙、905はドラム、1005は熱ローラーで
ある。以下、受容層記録および熱ローラー1005によ
る熱処理動作について説明する。
【0049】画像メモリ205には記録前に画像源10
5から取り込まれた画像データが書き込まれている。受
容層記録モードが指定されて記録命令が出されるとシス
テムコントローラ305は通電データ格納部505から
受容層部分を記録するためのサーマルヘッド605への
通電時間データを受け取る。中間調制御部405ではシ
ステムコントローラ305から通電時間データを受け取
り、サーマルヘッド605にこの通電時間に応じた時間
幅のストローブ信号を送る。サーマルヘッド605は入
力されたストローブ信号の時間幅だけ発熱体に電流を流
し、これに応じて発熱体が発熱する。
【0050】ドラム905の周面上には受容層の形成さ
れていない記録紙805が巻き付けられ、所定の記録開
始位置まで搬送された後、インク紙705が重ねられサ
ーマルヘッド605により押しつけられる。中間調制御
部405によって指定された通電時間に従って発熱体が
発熱し、発熱量に応じて受容層がインク紙705から記
録紙805にべた記録される。
【0051】受容層記録に引き続き、記録紙805がサ
ーマルヘッド605の下流にある熱ローラー1005の
ある位置まで搬送されると、加熱された熱ローラー10
05が記録紙805に圧接される。ドラム905の回動
に同期して受容層が記録、転写された記録紙805を加
熱、圧接しながら熱ローラー1005も回動する。熱ロ
ーラー1005での受容層加熱、圧接処理が終了する
と、システムコントローラ305は熱ローラー1005
を記録紙805から離間するとともに、熱ローラー10
05の加熱制御を停止する。なお、熱ローラー1005
は加熱、圧接中は略均一温度になるように制御されてお
り、記録紙805の幅と略同一長さになっている。
【0052】受容層記録および熱ローラー1005によ
る熱処理に引き続き、1色目のインクを記録する前に、
システムコントローラ305はインク紙705を1色目
のインクの位置まで搬送すると同時に、通電データ格納
部505から1色目の通電時間データを受け取り、中間
調制御部405に出力する。中間調制御部405は画像
メモリ205から画像データを読みだすと同時に通電時
間に応じた時間幅のストローブ信号をサーマルヘッド6
05に送る。中間調制御部405によって指定された通
電時間に従って発熱体の発熱量が変化し、発熱量に応じ
たインクがインク紙705から受容層が記録、転写され
た記録紙805に記録、転写され中間調記録が行なわれ
る。以下、2色目以降も同様にして記録が行なわれる。
【0053】以上のように、本実施例によれば、記録紙
805に記録、転写された受容層に対して、熱ローラー
1005により再度加熱、圧接し、受容層を再溶融さ
せ、記録紙805になじませてピンホールを低減すると
ともに、表面を平滑化できる。
【0054】図12は、本発明による熱転写記録装置の
第6の実施例を示すブロック図であって、106は画像
源、206は画像メモリ、306はシステムコントロー
ラ、406は中間調制御部、506は通電データ格納
部、606はサーマルヘッド、706はインク紙、80
6は記録紙、906はドラム、1006は記録紙表面を
平滑化処理する平滑手段である。以下、受容層記録につ
いて説明する。
【0055】画像メモリ206には記録前に画像源10
6から取り込まれた画像データが書き込まれている。記
録命令が出されると平滑手段1006により後述のよう
に記録紙806の記録面側が平滑化処理され、給紙され
る。システムコントローラ306は通電データ格納部5
06から受容層部分を記録するためのサーマルヘッド6
06への通電時間データを受け取る。中間調制御部40
6ではシステムコントローラ306から通電時間データ
を受け取り、サーマルヘッド606にこの通電時間に応
じた時間幅のストローブ信号を送る。サーマルヘッド6
06は入力されたストローブ信号の時間幅だけ発熱体に
電流を流し、これに応じて発熱体が発熱する。
【0056】ドラム906の周面上には受容層の形成さ
れていない、表面を平滑化処理された記録紙806が巻
き付けられ、所定の記録開始位置まで搬送された後、イ
ンク紙706が重ねられサーマルヘッド606により押
しつけられる。中間調制御部406によって指定された
通電時間に従って発熱体が発熱し、発熱量に応じて受容
層がインク紙706から記録紙806にべた記録され
る。受容層記録に引き続き、インク紙706のインク部
分が記録、転写され、中間調記録が行なわれる。
【0057】図13は、第6の実施例における平滑処理
部の概略図であって、1007は前送りローラー、10
08は後送りローラー、1009は平滑ローラー、10
10は保持ローラー、1011は記録紙806の先端を
検出する前センサー、1012は記録紙806の後端を
検出する後センサーである。以下、平滑処理部での記録
紙表面の平滑化処理について説明する。
【0058】図示しない給紙トレイから搬送されてきた
記録紙806は、まず前送りローラー1007で保持、
搬送され、さらに後送りローラーで保持、搬送される。
前センサー1011により記録紙806の先端が検出さ
れると、システムコントローラ306は前送りローラー
1007と後送りローラー1008の回動を停止する。
次にシステムコントローラ306は平滑ローラー100
9を移動させ、記録紙806の記録面側から保持ローラ
ー1010方向へ圧接させる。平滑ローラー1009を
圧接した後、前送りローラー1007、保持ローラー1
010および後送りローラー1008が回動し、記録紙
806を記録部へ搬送すると同時に、平滑ローラー10
09は記録紙806の搬送方向とは逆方向に回動し始め
る。平滑ローラー1009は搬送されてくる記録紙80
6の記録面を圧接し、こすりながら回動する。後センサ
ー1012により記録紙806の後端が検出されると、
システムコントローラ306は平滑ローラー1009を
離間し、平滑化処理を終了する。以後、記録紙806は
記録部に搬送され、受容層記録、および各インク部分が
記録、転写され、中間調記録が行なわれる。なお、平滑
ローラー1009としては、金属、弾性体(例えば、ク
ロロプレンゴム)、あるいは金属のヤスリ状のもので構
成されている。
【0059】以上のように、本実施例によれば、記録面
の平滑性が低い記録紙806に対しても記録前に記録紙
806の記録面を平滑化処理するので、受容層記録が安
定して行なわれ、ピンホールを低減するとともに、表面
を平滑化することができる。
【0060】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
以下の効果がある。
【0061】受容層の形成されていない記録紙に対し
て、色材を定着させる受容層を略同一範囲に複数層重ね
て記録、転写するので、第1層目に発生したピンホール
を低減し、さらに表面を平滑化することができる。
【0062】また、インク紙の色材の記録に先立って透
明な受容層を重ねて記録、転写するので、第1層目に発
生したピンホールを低減し、さらに表面を平滑化するこ
とができる。
【0063】さらに、受容層記録、転写後に再度加熱、
圧接するので、記録紙に転写された受容層を再溶融さ
せ、記録紙になじませるとともにピンホールを低減し、
表面を平滑化することができる。
【0064】さらには、記録面の平滑性が低い記録紙に
対しても記録前に記録紙の記録面を平滑化処理するの
で、受容層記録が安定して行なわれるので、ピンホール
を低減し、受容層を平滑化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例を示すブロック図。
【図2】第1の実施例におけるインク紙の一例。
【図3】第1の実施例における記録紙の断面図。
【図4】第1の実施例における記録例。
【図5】本発明による第2の実施例を示すブロック図。
【図6】第2の実施例におけるインク紙の一例。
【図7】本発明による第3の実施例を示すブロック図。
【図8】第3の実施例におけるインク紙の一例。
【図9】本発明による第4の実施例を示すブロック図。
【図10】第4の実施例におけるインク紙の一例。
【図11】本発明による第5の実施例を示すブロック
図。
【図12】本発明による第6の実施例を示すブロック
図。
【図13】第6の実施例における平滑処理部分概略図。
【符号の説明】
301…システムコントローラ、401…中間調制御
部、601…サーマルヘッド、701…インク紙、80
1…記録紙、1001…切替手段、1005…熱ローラ
ー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 3/20 115 D 117 C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受容層の形成されていない記録紙と、色材
    を定着させる受容層と色材とが面順次に構成されるイン
    ク紙と、複数の発熱体を有するサーマルヘッドとからな
    り、通電によって前記サーマルヘッドの発熱体を発熱さ
    せ、印加熱量を変化させることにより前記記録紙に前記
    インク紙の受容層および色材を転写して階調記録を行な
    うようにした熱転写記録装置において、前記インク紙の
    色材の記録に先立って、前記インク紙の受容層を同一位
    置に複数回重ねて記録することを特徴とする熱転写記録
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、色材を定着させる受容
    層と色材とが交互に面順次に構成されるインク紙からな
    り、前記インク紙の各色材の記録に先立って、前記イン
    ク紙の受容層を記録することを特徴とする熱転写記録装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記インク紙の色材の
    記録に先立って、前記記録紙に記録、転写された受容層
    を再度加熱、圧接することを特徴とする熱転写記録装
    置。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記インク紙の色材の
    記録に先立って、前記記録紙に記録、転写された受容層
    を前記インク紙のベースフィルムを介して再度加熱、圧
    接することを特徴とする熱転写記録装置。
  5. 【請求項5】請求項3において、前記記録紙に記録、転
    写された受容層を前記サーマルヘッドで再度加熱、圧接
    することを特徴とする熱転写記録装置。
  6. 【請求項6】請求項3において、前記インク紙の色材の
    記録に先立って、前記サーマルヘッド以外に前記記録紙
    に記録、転写された受容層を再度加熱、圧接する熱処理
    手段を有することを特徴とする熱転写記録装置。
  7. 【請求項7】請求項1または2において、色材を定着さ
    せる受容層が透明であることを特徴とする熱転写記録装
    置。
  8. 【請求項8】請求項1において、前記記録紙の記録面を
    平滑化する平滑化手段を設け、受容層の記録前に記録紙
    の記録面を平滑化した後、受容層を記録、転写すること
    を特徴とする熱転写記録装置。
JP15981294A 1994-07-12 1994-07-12 熱転写記録装置 Pending JPH0825660A (ja)

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