JPH08258293A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH08258293A
JPH08258293A JP6241995A JP6241995A JPH08258293A JP H08258293 A JPH08258293 A JP H08258293A JP 6241995 A JP6241995 A JP 6241995A JP 6241995 A JP6241995 A JP 6241995A JP H08258293 A JPH08258293 A JP H08258293A
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Hidetoshi Watanabe
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドット印字装置の印字ユニットにおけるバネ
体7とアーム9と固着部分8の耐久性向上を目的とす
る。 【構成】 外部からの信号に応じて変位する圧電素子3
が設けられたフレーム部材2と、圧電素子3の変位に応
じて回動するバネ体7と、そのバネ体7の上端部に固着
され、バネ体7の回動に対応して印字ワイヤ10を前進
あるいは、後退させるアーム9とを備えた印字装置に、
板部材13によってバネ体7とアーム9との固着部分8
を補強保護すると共にバネ体7とアーム9とを抵抗溶接
によって2個所の接合点4で固着してバネ体7とアーム
9との接合面積を増やす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字装置に関し、特に
ワイヤによるドット印字装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のドット印字装置の印字ユニット1
00の構成について図5を参照して説明する。
【0003】印字ユニット100は、U字型を形成し先
端部の一方に当接部112を備えたフレーム部材102
と、フレーム部材102の中央部に設けられた隙間に後
端部が固着された圧電セラミックスを積層してなる圧電
素子103と、圧電素子103の前端に固着されている
可動子104と、可動子104とフレーム部材102に
固着されたリンク機構部材105と、第1一端部が可動
子104にロウ付けされ、第2一端部がフレーム部材1
02にロウ付けされ、他端部がアーム109に固着され
たバネ体106と、バネ体106の他端部側の固着部分
108に抵抗溶接により1点の接合点114で接合され
たアーム109と、アーム109の先端部109bにロ
ウ付けされた印字ワイヤ110と、アーム109の中央
下端部に固着されたストッパ部材111とから構成され
ている。
【0004】次に、従来のドット印字装置の印字ユニッ
ト100の動作について説明すると、電圧の印加により
圧電素子103および可動子104が矢印A方向に伸長
するとき、リンク機構部材105は、可動子104が圧
電素子103の延びる方向に平行に移動するように可動
子104を案内しながら、バネ体106の他端部側の固
着部分108が矢印B方向に回転変位する。この結果、
アーム109の先端部の印字ワイヤ110は矢印Cの方
向に進む。そして、印字ワイヤ110の矢印C方向への
移動、つまり前進により印字用紙113に印字が行われ
る。
【0005】圧電素子103への電圧印加を止めると、
印字ワイヤ110は、圧電素子103が元の状態に戻る
伸縮力と、バネ体106の弾性復元力とにより、矢印C
方向とは反対方向に進む。
【0006】印字ワイヤ110が後退して、印字ワイヤ
110が所定の位置よりもフレーム部材102側に停止
すると、印字ワイヤ110の次の打点開始が遅れる。こ
れを防止するために、アーム109の中央下端部にはス
トッパ部材111が設けられ、フレーム部材102の前
端部には、当接部112が設けられ、ストッパ部材が1
11当接部112に当接して、印字ワイヤ110が所定
の位置で停止するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては、印字ワイヤ110から印字用紙113
までのギャップが通常ギャップから、さらに広げた異常
ギャップに変更されると、印字ワイヤ110の移動量が
慣性により大きくなるため、印字ワイヤ110が後退し
て所定の位置に停止する時、つまり、アーム109の中
央下端部に固着されたストッパ部材111が当接部11
2に衝突する際、アーム109の戻り速度が速くなって
いるためアーム109とバネ体106の固着部分108
の接合点114にかかる応力が通常ギャップ時より高く
なる。更に、バネ体106の固着された位置精度などの
影響によりストッパ部材111と当接部112との接触
状態を安定して面接触状態を形成するのは難しく、図6
のように線もしくは、点接触であるため、アーム109
の中央下端部に固着されたストッパ部材111が当接部
112に衝突する際、矢印Dの方向にアーム109がね
じれるためアーム109とバネ体の連結部108の接合
点114に引張り応力が加わり、その結果、アーム10
9が折れたり、接合点114が剥がれる等の問題点があ
る。
【0008】更に、従来の装置においては、バネ体10
6とアーム109との接合打点数が1点であるため上述
の不具合の発生頻度が高くなっている。
【0009】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、故障の少ない品質の安定し
た印字装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の印字装置は、外部からの信
号に応じて変位する駆動部材が設けられたフレーム部材
と、駆動部材に一端が固着され駆動部材の変位に応じて
駆動するバネ体と、そのバネ体の他端に固着されバネ体
の駆動に対応して印字ワイヤを前進叉は後退させるアー
ムとを備えた印字装置において、アームの他端とバネ体
との固着部分に、その固着を補強保護するための保護手
段を設けている。
【0011】また、請求項2記載の印字装置は、保護手
段が固着部分に固定される板部材によって構成されてい
る。
【0012】更に、請求項3記載の印字装置は、保護手
段がバネ体の固着部分とによってアームを挟み込むよう
に配置されている。
【0013】そして、請求項4記載の印字装置は、外部
からの信号に応じて変位する駆動部材が設けられたフレ
ーム部材と、駆動部材に一端が固着され駆動部材の変位
に応じて駆動するバネ体と、そのバネ体の他端に固着さ
れバネ体の駆動に対応して印字ワイヤを前進叉は後退さ
せるアームとを備えた印字装置において、アームとバネ
体との固着部分の板厚をその他の部分に比べて厚くし
た。
【0014】また、請求項5記載の印字装置は、アーム
の固着部分の板厚がその他の部分の板厚の1.5倍以上
及び3倍以下とした。
【0015】更に、請求項6記載の印字装置は、外部か
らの信号に応じて変位する駆動部材が設けられたフレー
ム部材と、駆動部材に一端が固着され駆動部材の変位に
応じて駆動するバネ体と、そのバネ体の他端に固着され
バネ体の駆動に対応して印字ワイヤを前進叉は後退させ
るアームとを備えた印字装置において、バネ体とアーム
とを複数の接合点で接合した。
【0016】
【作用】上記の構成を有する本発明の請求項1記載の印
字装置においては、保護手段が印字ワイヤを前進叉は後
退させるアームとバネ体との固着部分の固着を補強保護
する。
【0017】また、請求項2記載の印字装置において
は、板部材が固着部分に固定されて固着を補強保護す
る。
【0018】更に、請求項3記載の印字装置において
は、保護手段とバネ体の固着部分とがアームを挟み込
む。
【0019】そして、請求項4記載の印字装置において
は、アームの板厚の厚い固着部分がばね体と固着され
る。
【0020】また、請求項5記載の印字装置において
は、アームの他の部分の板厚の1.5倍以上及び3倍以
下の固着部分がばね体と固着される。
【0021】更に、請求項6記載の印字装置において
は、複数の接合点でバネ体とアームとを接合した。
【0022】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面を参
考にして説明する。
【0023】図1及び図2は、本発明の第1実施例の印
字ユニットの構成を表わした図であり、その基本的構成
及び動作は従来の印字ユニットと同一のためその詳細な
説明は省略する。
【0024】図1に示すように、圧電素子3の上端には
可動子6が取り付けられており、この両者が駆動部材を
構成している。そして、バネ体7はその下端部が2股形
状に形成されており、その下端部の一方(第1一端部)
は、可動子6にロウ付けされ、他方(第2一端部)はフ
レーム部材2にロウ付けされている。また、バネ体7の
上端部(他端部)はアーム9の基端部9aの上端近傍ま
で延びるように形成され、その固着部分8において、抵
抗溶接によって2つの接合点で固着されている。そし
て、その固着部分8において、保護手段に相当する鉄板
からなる板部材13がバネ体7とアーム9を挟み込むよ
うに抵抗溶接によって2個所の接合点4で固着されてい
る。即ち、バネ体7及びアーム9と板部材13とをこの
順番にて重ね合わせた後、同時に抵抗溶接によって2個
所の接合点4で固着されるのである。
【0025】また、板部材13の厚さは、図2に示すよ
うにアーム9の厚さの略2倍程度であるため、バネ体7
との同時溶接を容易に行うことができると共に固着部分
8を十分に補強保護することができる。尚、板部材13
の厚さをアーム9の厚さの略2倍以上にすれば、より強
力に固着部分8を補強保護することができるが、全体の
厚さが厚くなりすぎてバネ体7との同時溶接を容易に行
うことができなくなるが、この場合は、別々に溶接する
か、板部材13を接着剤にてアーム9に接着する。
【0026】この様に、本実施例においては、板部材1
3によってバネ体7とアーム9との固着部分8を補強保
護すると共にバネ体7とアーム9とを抵抗溶接によって
2個所の接合点4で固着してバネ体7とアーム9との接
合面積を増やすように構成しているため、印字ワイヤ1
0による印字後フレーム部材2の当接部12にストッパ
部材11が衝突した時の衝撃を十分に吸収することがで
き、アーム9が折れたり、アーム9がバネ体7から剥が
れることを防止し、耐久性を向上することができる。
【0027】図3及び図4は、本発明の第2実施例の印
字ユニットの構成を表わした図であり、第1実施例と同
一の構成要件については同一の符号を付しその説明を省
略する。
【0028】アーム19は、その基端部19aと先端部
19bとから構成されており、先端部19bには印字ワ
イヤ10が取り付けられ、基端部19aの固着部分8に
はバネ体7が抵抗溶接によって2つの接合点4で固着さ
れている。また、アーム19は、その先端部19bの厚
さが約0.2mmであるのに対し、基端部19aの厚さ
を約0.4mmと約2倍の厚さにしているため、アーム
19の先端部19bから伝わる衝撃をR部19cにて緩
和及び吸収するため、直接その衝撃が基端部19a即ち
固着部分8に伝わらないため、その固着部分8を保護で
きるのである。尚、このアーム19の基端部19aの厚
さは、0.3mm乃至0.6mm程度(先端部19bの
1.5倍乃至3倍程度)が望ましい。
【0029】この様に、本実施例においては、アーム1
9の基端部19aの厚さを厚くしてバネ体7とアーム1
9とを頑丈に固着すると共にバネ体7とアーム19とを
抵抗溶接によって2個所の接合点4で固着してバネ体7
とアーム19との接合面積を増やすように構成している
ため、印字ワイヤ10による印字後フレーム部材2の当
接部12にストッパ部材11が衝突した時の衝撃を十分
に吸収することができ、アーム19が折れたり、アーム
19がバネ体7から剥がれることを防止し、耐久性を向
上することができる。
【0030】尚、上記各実施例においては、バネ体7と
アーム9、19とを抵抗溶接によって2個所の接合点4
で固着してバネ体7とアーム9、19との接合面積を増
やすように構成しているが、3個所以上の接合点で接合
するようにしてもよい。また、本発明においては、必ず
しも保護手段を設けたり、アームの固着部分の板厚を厚
くする必要はなく、場合によっては複数の接合点でバネ
体とアームとを接合するだけでもよい。
【0031】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明の印字装置
においては、バネ体とアームとの接合部分を強化したた
め、故障が少なくすることができ製品の品質を安定させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例の印字ユニットの正
面図である。
【図2】図2は上記印字ユニットの上面図である。
【図3】図3は本発明の第2実施例の印字ユニットの正
面図である。
【図4】図4は上記印字ユニットの上面図である。
【図5】図5は従来技術の印字ユニットの正面図であ
る。
【図6】図6は従来技術での不具合状態を説明するため
の説明側面図である。
【符号の説明】
2 フレーム部材 3 圧電素子 4 接合点 6 可動子 7 バネ体 8 固着部分 9 アーム 10 印字ワイヤ 11 ストッパ部材 12 当接部 13 板部材 19 アーム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの信号に応じて変位する駆動部
    材が設けられたフレーム部材と、前記駆動部材に一端が
    固着され駆動部材の変位に応じて駆動するバネ体と、そ
    のバネ体の他端に固着されバネ体の駆動に対応して印字
    ワイヤを前進叉は後退させるアームとを備えた印字装置
    において、 前記アームと前記バネ体との固着部分に、その固着を補
    強保護するための保護手段を設けたことを特徴とする印
    字装置。
  2. 【請求項2】 前記保護手段は、前記固着部分に固定さ
    れる板部材によって構成されていることを特徴とする請
    求項1記載の印字装置。
  3. 【請求項3】 前記保護手段は、前記バネ体の固着部分
    とによって前記アームを挟み込むように配置されている
    ことを特徴とする請求項1叉は2記載の印字装置。
  4. 【請求項4】 外部からの信号に応じて変位する駆動部
    材が設けられたフレーム部材と、前記駆動部材に一端が
    固着され駆動部材の変位に応じて駆動するバネ体と、そ
    のバネ体の他端に固着されバネ体の駆動に対応して印字
    ワイヤを前進叉は後退させるアームとを備えた印字装置
    において、 前記アームと前記バネ体との固着部分の板厚をその他の
    部分に比べて厚くしたことを特徴とする印字装置。
  5. 【請求項5】 前記アームの固着部分の板厚がその他の
    部分の板厚の1.5倍以上及び3倍以下であることを特
    徴とする請求項4記載の印字装置。
  6. 【請求項6】 外部からの信号に応じて変位する駆動部
    材が設けられたフレーム部材と、前記駆動部材に一端が
    固着され駆動部材の変位に応じて駆動するバネ体と、そ
    のバネ体の他端に固着されバネ体の駆動に対応して印字
    ワイヤを前進叉は後退させるアームとを備えた印字装置
    において、 前記バネ体と前記アームとを複数の接合点で接合したこ
    とを特徴とする印字装置。
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