JPH0825996A - 歩行型管理機 - Google Patents

歩行型管理機

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Publication number
JPH0825996A
JPH0825996A JP6162211A JP16221194A JPH0825996A JP H0825996 A JPH0825996 A JP H0825996A JP 6162211 A JP6162211 A JP 6162211A JP 16221194 A JP16221194 A JP 16221194A JP H0825996 A JPH0825996 A JP H0825996A
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JP
Japan
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case
axle
gear
output shaft
shaft
Prior art date
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Application number
JP6162211A
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English (en)
Inventor
Masakata Takimoto
真鋼 瀧本
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JPH0825996A publication Critical patent/JPH0825996A/ja
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一輪走行形態と二輪走行形態とを選択使用す
ることができるとともに、各形態での機体バランスを良
好なものにして使用できるようにする。 【構成】 ミッションケース2の横一側に走行系出力軸
10を突設し、この走行系出力軸10からの動力をミッ
シヨンケース2の横一側に配備した第1車軸ケース11
に伝達して、該第1車軸ケース11の下端一側面から機
体中心C側に向けて片突出状態に装備した車軸38を駆
動する一輪走行形態と、前記走行系出力軸10からの動
力をミッションケース2の横一側に配備した中間伝達ケ
ース12を介して機体中心Cに位置する第2車軸ケース
13に伝達して、該第2車軸ケース13の下端左右に貫
通支持した車軸64を駆動する二輪駆動形態とを選択可
能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、畑地での各種中間管理
作業を行う歩行型管理機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、歩行型管理機では狭い畝間や溝内
を走行するのに適した一輪走行型のものと、安定性に優
れた二輪走行型のものとがあり、作業に応じてこれらを
使い分けている。また、一台で両走行形態を選択使用で
きるものとして、例えば実公昭50‐5763号公報に
示されるように、機体の横一側に偏位して車軸ケースを
配備するとともに、この車輪ケースの下端に片突出状に
筒状車軸を装備し、筒状車軸の突出端に機体中心に位置
する単一の車輪を取り付けることで一輪走行形態とし、
また、前記筒状車軸に長い車軸を貫通装着してその両端
に車輪をそれぞれ取り付けることで二輪走行形態にする
技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例は、一輪走
行形態と二輪走行形態とを選択使用することができて便
利ではあるが、基本的には一輪走行形態に合わせて機体
の横一側に偏位して車軸ケースを配備した構成であるた
めに、二輪走行形態の場合に機体中心に対して左右車輪
を等距離に配備するためには、一方の車輪を車軸ケース
の一側に近接配備するとともに、他方に車輪を車軸ケー
スから離して配備する必要があり、その結果、左右車輪
の間隔が大きいものとなり、狭い溝底や狭い畝上を走行
することができなくなる場合があった。また、左右車輪
をそれぞれ車軸ケースの左右両側に近接配備して車輪間
隔を小さくすると、機体の左右バランスが崩れてしまう
ことになって二輪走行形態の良さが損なわれてしまうも
のであった。本発明は、このような点に着目してなされ
たものであって、一輪走行形態と二輪走行形態とを選択
使用することができるとともに、各形態での機体バラン
スを良好なものにして使用できるようにすることを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下のような構成をとる。すなわち、請求
項1に係る発明は、ミッションケースに連結したフレー
ムにエンジンを搭載し、ミッションケースの横一側に走
行系出力軸を突設し、前記走行系出力軸からの動力をミ
ッションケースの横一側に配備した第1車軸ケースに伝
達して、該第1車軸ケースの下端一側面から機体中心側
に向けて片突出状態に装備した車軸を駆動する一輪走行
形態と、前記走行系出力軸からの動力をミッションケー
スの横一側に配備した中間伝達ケースを介して機体左右
中心に位置する第2車軸ケースに伝達して、該第2車軸
ケースの下端左右に貫通支持した車軸を駆動する二輪駆
動形態とを選択可能に構成してあることを特徴とする。
【0005】また、請求項2に係る発明は、ミッション
ケースに連結したフレームにエンジンを搭載し、ミッシ
ョンケースの横一側に走行系出力軸を突設し、前記走行
系出力軸からの動力をミッションケースの横一側に配備
した第1車軸ケースに伝達して、該第1車軸ケースの下
端一側面から機体中心側に向けて片突出状態に装備した
車軸を駆動する一輪走行形態と、前記走行系出力軸から
の動力をミッションケースの横一側に配備した中間伝達
ケースを介して機体左右中心に位置する第2車軸ケース
に伝達して、該第2車軸ケースの下端左右に貫通支持し
た車軸を駆動する二輪駆動形態とを選択可能に構成し、
前記中間伝達ケースの出力側端部および第2車軸ケース
の入力側端部を支持するケース支持部を前記ミッション
ケースに一体形成してあることを特徴とする。
【0006】また、請求項3に係る発明は、請求項2に
係る発明において、前記ケース支持部に中間支軸を左右
に貫通支承し、この中間支軸の両端に前記中間伝達ケー
スの出力側端部と前記第2車軸ケースの入力側端部とを
連動連結してあることを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1の構成によると、ミッションケースの
横一側に第1車軸ケースを配備して、この第1車軸ケー
スの下端一側面から機体中心側に向けて片突出状態に装
備した車軸に車輪を装着することで、単一の車輪を機体
中心に位置させた一輪走行形態が得られる。また、ミッ
ションケースの横一側に第1車軸ケースに代えて中間伝
達ケースを配備するとともに、この中間伝達ケースの機
体内側に第2車軸ケースを配備することで、該第2車軸
ケースを機体中心に位置させて配備できる。このように
第2車軸ケースが機体中心に位置すると、この第2車軸
ケースの下端左右に貫通支持した車軸の両端にそれぞれ
車輪を第2車軸ケースに近接して装備することで、左右
車輪の間隔を小さくしながら左右バランスのとれた走行
が可能な二輪走行形態が得られる。もちろん、車軸への
車輪取り付け位置の選択によって左右車輪の間隔を任意
に広げることも可能である。
【0008】請求項2の構成によると、上記のように一
輪走行形態と二輪走行形態を選択できるとともに、特
に、二輪走行形態にする場合、予めミッションケースに
備えたケース支持部に中間伝達ケースの出力側端部およ
び第2車軸ケースの入力側端部を支持させるので、中間
伝達ケースの出力側端部および第2車軸ケースの入力側
端部の位置決めが確実容易となる。
【0009】請求項3の構成によると、ケース支持部に
装備した中間支軸が、中間伝達ケースの出力側端部およ
び第2車軸ケースの入力側端部での動力伝達を行うとと
もに、両ケースの連動連結部での位置決めを行うことに
なる。
【0010】
【発明の効果】従って、本発明によると次のような効果
が期待できる。すなわち、請求項1の発明によると、機
体中心に単一の車輪を配備した一輪走行形態と、機体中
心近くに左右の車輪を配備した二輪走行形態を容易に選
択して利用することができ、各形態で機体を安定良く接
地させて軽快に走行させることができるようになった。
【0011】また、請求項2の発明によると、上記請求
項1の発明による効果を発揮するとともに、特に中間伝
達ケースと第2車軸ケースとを利用する二輪走行形態に
おけるケース間での位置決めを、ミッションケースに備
えたケース支持部を用いて確実に行うことができ、走行
形態変更時の取扱い性に優れたものとなる。
【0012】また、請求項3の発明によると、請求項2
の発明において、ケース支持部を用いて中間伝達ケース
と第2車軸ケースとを位置決めする当たり、ケース支持
部の中間支軸を位置決め部材としても利用するので、構
造簡単でありながら動力伝達とケース間の位置決めを行
うことができ、実用上の利点が大きいものである。
【0013】
【実施例】図1および図2に、本発明に係る歩行型管理
機の一輪走行形態での全体側面が、また、図3に、二輪
走行形態での全体側面がそれぞれ示されている。この歩
行型管理機は、エンジン1、ミッションケース2、車輪
3、ロータリー耕耘装置4、操縦ハンドル5、等を備え
ており、前記エンジン1は、ミッションケース2から前
方に延出された板金製のフレーム6に搭載連結され、エ
ンジン1の左横側に突設した出力軸7とミッションケー
ス2の入力軸8とがベルト伝動機構9で連動連結されて
いる。ミッションケース2の右横側には走行系出力軸1
0が突設され、一輪走行形態では、図4(イ)に示すよ
うに、走行系出力軸10の出力がミッションケース2の
右横側に配備した第1車軸ケース11に伝達されて、こ
の第1車軸ケース11の下端左横側に軸支した単一の車
輪3が駆動され、また、二輪走行形態では、図4(ロ)
に示すように、走行系出力軸10の出力がミッションケ
ース2の右横側に配備した中間伝動ケース12を介して
第2車軸ケース13に伝達されて、この第2車軸ケース
13の下端両横側に軸支した左右一対の車輪3,3が駆
動されるようになっている。また、ミッションケース2
の後部には動力取出しケース部2aが延出されて、その
右横側にPTO軸14が突設されるとともに、この動力
取出しケース部2aに前記ロータリー耕耘装置4のロー
タリーケース4aが連結されて、PTO軸14から爪軸
4bへの動力伝達が行われるようになっている。
【0014】本発明に係る歩行型管理機に基本構成は以
上のようであり、以下に各部の構成を詳細に説明する。
【0015】前記ベルト伝動機構9には、テンション式
の主クラッチ15が備えられ、これを操作するグリップ
レバー式の主クラッチレバー16が前記操縦ハンドル5
の左側握り部5aに備えられ、主クラッチレバー16の
握り込みによって主クラッチ15が切り操作され、放す
と主クラッチ15が入るようになっている。
【0016】図5に示すように、ミッションケース2に
は、前記入力軸8、走行系出力軸10、中間変速軸1
7、PTO系の中間軸18、および、PTO軸14が備
えられ、かつ、ケース内の左半部にはPTO系ギヤ変速
機構20が組み込まれているとともに、ケース内の右半
部には走行系ギヤ変速機構21が組み込まれている。
【0017】PTO系ギヤ変速機構20は、入力軸8に
シフト可能にスプライン外嵌された一体のシフトギヤG
1 ,G2 、中間変速軸17にシフト可能にスプライン外
嵌された一体のシフトギヤG3 ,G4 、走行系出力軸1
0に遊嵌された一対のギヤG 5 ,G6 、からなり、広幅
に形成されたシフトギヤG2 とシフトギヤG4 とは常時
咬合されている。また、前記ギヤG6 に咬合するギヤG
7 が中間軸18に備えられるとともに、このギヤG7
PTO軸14に遊嵌されたギヤG8 とが咬合され、さら
に、ギヤG8 とPTO軸14とが噛合い式のPTOクラ
ッチ22を介して連動連結されている。
【0018】従って、シフトギヤG1 を左方にシフトし
てギヤG5 に咬合させることで正転1速で動力取出し軸
14を駆動することができ、シフトギヤG2 を右方にシ
フトしてギヤG6 に咬合させることで正転2速でPTO
軸14を駆動することができる。また、シフトギヤG3
を左方にシフトしてギヤG5 に咬合させることで逆転1
速でPTO軸14を駆動することができ、シフトギヤG
4 を右方にシフトしてギヤG6 に咬合させることで逆転
2速でPTO軸14を駆動することができるのである。
【0019】なお、前記シフトギヤG1 ,G2 およびシ
フトギヤG3 ,G4 に係合された同一仕様のシフトフォ
ーク23a,24aにおける各操作軸23,24がミッ
ションケース2の上部に装備され、ケース外に突出され
た操作軸23,24の右端がPTO変速レバー25によ
って選択されて押し引き操作されるようになっている。
そして、両操作軸23,24は両軸間に介在した二重噛
み合い防止機構26によって同時シフト操作不能に牽制
されるとともに、各操作軸23,24ごとにボールデテ
ント機構23b,24bが備えられ、かつ、このボール
デテント機構23b,24bの組み込み孔が互いに直行
する方向から加工されている。
【0020】また、図11に示すように、前記PTOク
ラッチ22のクラッチ部材22aは、操作軸27の回転
に伴う傾斜カム溝28aと係合ピン28bとのカム作用
によってシフト操作されるシフトフォーク28に係合さ
れており、前記操縦ハンドル5の右側握り部5bに備え
られたブリップ式のPTOクラッチレバー29に握り操
作によってクラッチ切り操作されるようになっている。
【0021】走行系ギヤ変速機構21は、入力軸8に一
体化されたギヤG9 、入力軸8に遊嵌されたギヤG10
このギヤG10のボス部にシフト可能にスプライン外嵌さ
れた一体のシフトギヤG11,G12、中間変速軸17に一
体化されたギヤG13、中間変速軸17にスプライン外嵌
された一対の変速ギヤG14,G15、中間変速軸17に遊
嵌された一対のギヤG16,G17、走行系出力軸10に一
体化されたギヤG18、走行系出力軸10に遊嵌されたギ
ヤG19、ギヤG19のボス部にシフト可能にスプライン外
嵌されたシフトギヤG20、からなり、ギヤG10とギヤG
16、ギヤG16とギヤG19、ギヤG17とギヤG18がそれぞ
れ常時咬合されている。
【0022】この構成によると、上記のようにシフトギ
ヤG2 とシフトギヤG4 とが常時咬合されているため
に、PTO系ギヤ変速機構20がどのような変速状態に
あっても入力軸8の動力がシフトギヤG2 ,G4 を介し
て中間変速軸17に伝達されており、入力軸8と中間変
速軸17は互いに反対方向に常に駆動されている。この
状態で、シフトギヤG11,G12またはシフトギヤG20
操作することで以下のような前進3段、後進1段の走行
変速が可能となる。
【0023】<前進1速>シフトギヤG20を左方にシフ
トしてギヤG13に咬合させると、入力軸8の動力は、シ
フトギヤG2 →シフトギヤG4 →中間変速軸17→ギヤ
13→シフトギヤG20→ギヤG19→ギヤG16→ギヤG17
→ギヤG18→走行系出力軸10の順に咬合伝達され、前
進1速として走行系出力軸10から取り出される。
【0024】<前進2速>シフトギヤG11を右方にシフ
トして変速ギヤG15に咬合させると、入力軸8の動力
は、シフトギヤG2 →シフトギヤG4 →中間変速軸17
→ギヤG15→シフトギヤG11→ギヤG10→ギヤG16→ギ
ヤG17→ギヤG18→走行系出力軸10の順に咬合伝達さ
れ前進2速として走行系出力軸10から取り出される。
【0025】<前進3速>シフトギヤG12を左方にシフ
トして変速ギヤG14に咬合させると、入力軸8の動力
は、シフトギヤG2 →シフトギヤG4 →中間変速軸17
→変速ギヤG14→シフトギヤG12→ギヤG10→ギヤG16
→ギヤG17→ギヤG18→走行系出力軸10の順に咬合伝
達され前進2速として走行系出力軸10から取り出され
る。
【0026】<後進1速>シフトギヤG20を右方にシフ
トしてギヤG9 に咬合させると、入力軸8の動力は、ギ
ヤG9 →シフトギヤG20→ギヤG19→ギヤG16→ギヤG
17→ギヤG18→走行系出力軸10の順に咬合伝達され、
後進1速として走行系出力軸10から取り出される。
【0027】なお、「前進1速−後進1速」の切り換え
を行う前記シフトギヤG20、および「前進2速−前進3
速」の切り換えを行う前記シフトギヤG11,G12にそれ
ぞれ係合されたシフトフォーク31a,32aの各操作
軸31,32はミッションケース2の上方後部に装備さ
れ、ケース外に突出された操作軸31,32の左端が走
行変速レバー33によって選択されて押し引き操作され
るようになっている。そして、両操作軸31,32は二
重噛み合い防止機構34によって同時シフト操作不能に
牽制されるとともに、各操作軸31,32ごとにボール
デテント機構31b,32bが備えられ、かつ、このボ
ールデテント機構31b,32bの組み込み孔が、前記
PTO系ギヤ変速機構20における前記ボールデテント
機構23b,24bの組み込み孔の加工方向と一致する
ように互いに直行する方向から加工されており、これら
の各孔加工時におけるワーク(ミッションケース)の向
き設定を容易に行えるように考慮されている。
【0028】次に、一輪走行形態と二輪走行形態との選
択構造について説明する。 〔一輪走行形態〕この走行形態では、図4(イ)および
図6に示すように、前記第1車軸ケース11がミッショ
ンケース2の右側面に直接ボルト連結される。この第1
車軸ケース11は板金製の合わせケースに構成されて、
その上端内部に入力スプロケット37が遊転可能に位置
決め支持されるとともに、ケース下端部に機体中心C側
に片突出させた車軸38が支持され、車軸38に固着し
た出力スプロケット39と前記入力スプロケット37に
亘ってチェーン40が巻回装着されている。そして、こ
の第1車軸ケース11がミッションケース2に連結され
ることで、前記走行系出力軸10が入力スプロケット3
7にスプライン内嵌されて車軸38への動力伝達が可能
となり、機体中心Cに位置させて車軸38に取り付けた
単一の車輪3が任意の変速状態で駆動されるのである。
【0029】なお、ミッションケース2から第1車軸ケ
ース11が取り外された状態では、前記入力スプロケッ
ト37のボス部両端が、ケース内奥に設けられた浅い円
筒容器状の軸受け部材41とケース側面に形成された開
口42に係止されて、ケース内に落ち込むことなく支持
されている。また、軸受け部材41の内奥にはスラスト
座金43が配備され、走行系出力軸10にスプライン連
結された入力スプロケット37のケース内方へのスラス
ト荷重を受けるよう構成されている。
【0030】〔二輪走行形態〕この走行形態では、図4
(ロ)および図7に示すように、ミッションケース2か
らの走行出力が、ミッションケース2の右側面に2点で
ボルト連結した中間伝動ケース12を介して前記第2車
軸ケース11に伝達される。
【0031】前記中間伝動ケース12は板金製の合わせ
ケースに構成されて、その両端内部に入力側スプロケッ
ト50と出力側スプロケット51が、上記第1車軸ケー
ス11の入力スプロケット37と同様に、スラスト座金
52,53を組み込んだ軸受け部材54,55とケース
開口56,57を用いて遊転可能に位置決め支持される
とともに、両スプロケット50,51に亘ってチェーン
58が巻回装着されている。
【0032】第2車軸ケース11は板金製の合わせケー
スに構成されて、その上端内部に入力スプロケット60
が、上記第1車軸ケース11の入力スプロケット37と
同様に、スラスト座金61を組み込んだ軸受け部材62
とケース開口63を用いて遊転可能に位置決め支持され
るとともに、ケース下端部に左右に貫通突出させた車軸
64が支持され、車軸64に固着した出力スプロケット
65と前記入力スプロケット60に亘ってチェーン66
が巻回装着されている。
【0033】上記構成の中間伝動ケース12の出力側端
部と第2車軸ケース11の入力側端部は、ミッションケ
ース2から前方に延出したケース支持部2bを介して以
下のように位置決め連結される。つまり、このケース支
持部2bには、別部品に構成された軸受け部材67がイ
ンロウ部68を介して位置決めされてボルト連結される
とともに、軸受け部材67に中間支軸69が左右貫通し
て支承されている。そして、中間伝動ケース12をミッ
ションケース2の右側面に連結することで、その入力側
スプロケット50が走行系出力軸10にスプライン外嵌
されるとともに、出力側スプロケット51が前記中間支
軸69の右端にスプライン外嵌され、かつ、ケース支持
部2bの左側面に沿わせて第2車軸ケース11を連結す
ることで、第2車軸ケース11が機体中心C上に配備さ
れるとともに、その入力スプロケット60が前記中間支
軸69の左端にスプライン外嵌される。従って、上記の
ように中間伝動ケース12と第2車軸ケース11とを組
付けることで走行系出力軸10から車軸64への動力伝
達が可能となり、車軸64の左右に装着した一対の車輪
3,3を駆動することが可能となるのである。この場
合、第2車軸ケース11が機体中心C上に配備されてい
るので、左右車輪3,3は間隔を小さくしながらも機体
中心Cから左右に振り分け配置でき、狭い畝底や溝底で
も安定良く二輪走行することができる。なお、機体中心
C上に配備される第2車軸ケース11は、前フレーム6
に形成されている開口70を貫通して組付けられ、か
つ、開口70の縁はバーリング加工により補強されてい
る。
【0034】〔別実施例〕本発明は、以下のような形態
で実施することもできる。 中間伝動ケース12における入力側スプロケット5
0と出力側スプロケット51の径を異なったものに設定
するとともに、両スプロケット50,51をそれぞれ走
行系出力軸10と中間支軸69に差し替え可能に構成し
て、中間伝動ケース12の入出力端を反転して装着でき
るようにすると、この中間伝動ケース12を減速ケース
あるいは増速ケースに使い分けすることができ、走行変
速幅を一層拡大することが可能となる。 実施例は専らロータリ耕耘作業を行うものとしてい
るが、畝立て器やプラウ等の非駆動型の作業装置を連結
するヒッチを装備した形態にして実施することもでき
る。
【0035】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一輪走行形態における左側面図
【図2】一輪走行形態における右側面図
【図3】二輪走行形態における右側面図
【図4】両走行形態を示す概略平面図
【図5】ミッションケース内部の展開横断面図
【図6】一輪走行形態における走行系を示す展開横断面
【図7】二輪走行形態における走行系を示す展開横断面
【図8】ミッションケースの縦断側面図
【図9】ミッションケースの展開横断面図
【図10】変速操作部の縦断側面図
【図11】PTOクラッチの横断面図
【符号の説明】
1 エンジン 2 ミッションケース 2b ケース支持部 3 車輪 6 フレーム 10 走行系出力軸 11 第1車軸ケース 12 中間伝動ケース 13 第2車軸ケース 38 車軸 64 車軸 C 機体中心

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミッションケース(2)に連結したフレ
    ーム(6)にエンジン(1)を搭載し、ミッションケー
    ス(2)の横一側に走行系出力軸(10)を突設し、 前記走行系出力軸(10)からの動力をミッションケー
    ス(2)の横一側に配備した第1車軸ケース(11)に
    伝達して、該第1車軸ケース(11)の下端一側面から
    機体中心(C)側に向けて片突出状態に装備した車軸
    (38)を駆動する一輪走行形態と、 前記走行系出力軸(10)からの動力をミッションケー
    ス(2)の横一側に配備した中間伝達ケース(12)を
    介して機体中心(C)に位置する第2車軸ケース(1
    3)に伝達して、該第2車軸ケース(13)の下端左右
    に貫通支持した車軸(64)を駆動する二輪駆動形態と
    を選択可能に構成してあることを特徴とする歩行型管理
    機。
  2. 【請求項2】 ミッションケース(2)に連結したフレ
    ーム(6)にエンジン(1)を搭載し、ミッションケー
    ス(2)の横一側に走行系出力軸(10)を突設し、 前記走行系出力軸(10)からの動力をミッションケー
    ス(2)の横一側に配備した第1車軸ケース(11)に
    伝達して、該第1車軸ケース(11)の下端一側面から
    機体中心(C)側に向けて片突出状態に装備した車軸
    (38)を駆動する一輪走行形態と、 前記走行系出力軸(10)からの動力をミッションケー
    ス(2)の横一側に配備した中間伝達ケース(12)を
    介して機体中心(C)に位置する第2車軸ケース(1
    3)に伝達して、該第2車軸ケース(13)の下端左右
    に貫通支持した車軸(64)を駆動する二輪駆動形態と
    を選択可能に構成し、 前記中間伝達ケース(12)の出力側端部および第2車
    軸ケース(13)の入力側端部を支持するケース支持部
    (2b)を前記ミッションケース(2)に一体形成して
    あることを特徴とする歩行型管理機。
  3. 【請求項3】 前記ケース支持部(2b)に中間支軸
    (69)を左右に貫通支承し、この中間支軸(69)の
    両端に前記中間伝達ケース(12)の出力側端部と前記
    第2車軸ケース(13)の入力側端部とを連動連結して
    あることを特徴とする請求項2記載の歩行型管理機。
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