JPH08261711A - 計測装置及び計測方法 - Google Patents
計測装置及び計測方法Info
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- JPH08261711A JPH08261711A JP7063011A JP6301195A JPH08261711A JP H08261711 A JPH08261711 A JP H08261711A JP 7063011 A JP7063011 A JP 7063011A JP 6301195 A JP6301195 A JP 6301195A JP H08261711 A JPH08261711 A JP H08261711A
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims abstract description 106
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Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 X軸のロストモーションの影響を受けないこ
とにより、計測時の誤差要因を最小限にした高精度な計
測装置及び計測方法を提供する。 【構成】 センサ本体12に軸受け4により長手方向に
移動自在に支持された軸3が、圧縮バネ7によってタッ
チセンサ前面フタ13に押し付けられている。軸3の先
端には測定子1が嵌着され、測定子1が加工物に接触す
ると軸3が押されてスイッチ9の接触子9aを押す。タ
ッチセンサ後部フタ14内には電磁ソレノイド8が組み
込まれ、電磁ソレノイド励磁用電線11を介して励磁電
流を流すと、軸3は磁力により圧縮バネ7に打勝つ力で
引寄せられるが、加工物の他方の測定面に測定子1が当
接すると、電磁ソレノイド8の吸引力に対して軸3を下
方に引っ張る力の方が増大する。次に、測定子1を加工
物から離れる方向、即ち一方の測定面の計測方向と同じ
方向に移動させ、接触子9aが押されスイッチ9内の電
導回路が閉じた点を他方の測定面の位置と計測する。
とにより、計測時の誤差要因を最小限にした高精度な計
測装置及び計測方法を提供する。 【構成】 センサ本体12に軸受け4により長手方向に
移動自在に支持された軸3が、圧縮バネ7によってタッ
チセンサ前面フタ13に押し付けられている。軸3の先
端には測定子1が嵌着され、測定子1が加工物に接触す
ると軸3が押されてスイッチ9の接触子9aを押す。タ
ッチセンサ後部フタ14内には電磁ソレノイド8が組み
込まれ、電磁ソレノイド励磁用電線11を介して励磁電
流を流すと、軸3は磁力により圧縮バネ7に打勝つ力で
引寄せられるが、加工物の他方の測定面に測定子1が当
接すると、電磁ソレノイド8の吸引力に対して軸3を下
方に引っ張る力の方が増大する。次に、測定子1を加工
物から離れる方向、即ち一方の測定面の計測方向と同じ
方向に移動させ、接触子9aが押されスイッチ9内の電
導回路が閉じた点を他方の測定面の位置と計測する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NC旋盤等の工作機械
において、加工物の寸法を測定する計測装置及び計測方
法に関し、特に測定時に、タッチセンサ駆動軸サーボ系
およびタッチセンサ内部機構のロストモーションの影響
を抑えることにより、高精度に計測することを特徴とす
る計測装置に関するものである。
において、加工物の寸法を測定する計測装置及び計測方
法に関し、特に測定時に、タッチセンサ駆動軸サーボ系
およびタッチセンサ内部機構のロストモーションの影響
を抑えることにより、高精度に計測することを特徴とす
る計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】NC旋盤において、加工完了後の加工物
の寸法を、チャックに把握した状態で、機械内で計測を
行なう場合、刃物台にタッチセンサを取り付け、刃物台
駆動軸の動きを利用してタッチセンサを加工物に接触さ
せ、感応信号を得た時の刃物台駆動軸の指令値を演算し
寸法値を求める方法が一般的である。図17は従来、機
械内にて加工物の寸法計測の為に用いられているタッチ
センサの一例を示す概略構成図である。図17に示すよ
うに、センサ本体52にスタイラス42が軸51を中心
として回転可能に支持されており、スタイラス42の先
端には測定子41が嵌着されている。また、センサ本体
内には、軸受44により長手方向に移動自在に支持され
た軸43が、圧縮バネ47によってカラー45を介して
スタイラス42に押し付けられている。測定子41が被
測定物である加工物に接触するとスタイラス42が回転
し、スタイラス42に設けられている斜面42aによ
り、軸43が押されて移動し、センサ後部フタ48に嵌
着されているスイッチ49の接触子49aを押すことに
よりスイッチ49内の電導回路が閉じ、感応信号が発生
する。図18は、このタッチセンサを用いて被測定物
(以下「加工物」という)の外形寸法計測を行なう時の
動作説明図である。まず、刃物台待避位置から、タッチ
センサをX,Zのサーボ駆動軸によりA点に位置決めす
る。次に測定子が加工物に接触し、感応信号が発生する
まで、X軸の微小送りにより測定子を加工物に接近させ
る。感応信号が出たときのX軸指令位置を記憶し、これ
をX1とする。次にタッチセンサをX,Zのサーボ駆動
軸によりB点に位置決めする。次に測定子が加工物に接
触し、感応信号が発生するまで、X軸の微小送りにより
測定子を加工物に接近させる。感応信号が出たときのX
軸指令位置を記憶し、これをX2とする。そして、X1
とX2の値の差を求めることにより加工物の外形寸法が
求められる。
の寸法を、チャックに把握した状態で、機械内で計測を
行なう場合、刃物台にタッチセンサを取り付け、刃物台
駆動軸の動きを利用してタッチセンサを加工物に接触さ
せ、感応信号を得た時の刃物台駆動軸の指令値を演算し
寸法値を求める方法が一般的である。図17は従来、機
械内にて加工物の寸法計測の為に用いられているタッチ
センサの一例を示す概略構成図である。図17に示すよ
うに、センサ本体52にスタイラス42が軸51を中心
として回転可能に支持されており、スタイラス42の先
端には測定子41が嵌着されている。また、センサ本体
内には、軸受44により長手方向に移動自在に支持され
た軸43が、圧縮バネ47によってカラー45を介して
スタイラス42に押し付けられている。測定子41が被
測定物である加工物に接触するとスタイラス42が回転
し、スタイラス42に設けられている斜面42aによ
り、軸43が押されて移動し、センサ後部フタ48に嵌
着されているスイッチ49の接触子49aを押すことに
よりスイッチ49内の電導回路が閉じ、感応信号が発生
する。図18は、このタッチセンサを用いて被測定物
(以下「加工物」という)の外形寸法計測を行なう時の
動作説明図である。まず、刃物台待避位置から、タッチ
センサをX,Zのサーボ駆動軸によりA点に位置決めす
る。次に測定子が加工物に接触し、感応信号が発生する
まで、X軸の微小送りにより測定子を加工物に接近させ
る。感応信号が出たときのX軸指令位置を記憶し、これ
をX1とする。次にタッチセンサをX,Zのサーボ駆動
軸によりB点に位置決めする。次に測定子が加工物に接
触し、感応信号が発生するまで、X軸の微小送りにより
測定子を加工物に接近させる。感応信号が出たときのX
軸指令位置を記憶し、これをX2とする。そして、X1
とX2の値の差を求めることにより加工物の外形寸法が
求められる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の機構のタッチセ
ンサを用いた計測方法では、A点測定時のX軸送り方向
と、B点でのX軸送り方向が相反する方向であり、その
ためにX軸のロストモーションによる誤差が、寸法計測
精度の誤差要因となっている。また、測定子が加工物に
接触し、スタイラスが回転する方向もA点とB点では相
反する方向であり、この事も誤差要因のひとつである。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、その目的
は、タッチセンサの内部機構の動きをA,B点計測時に
同じ動きをさせる機構および、X軸のロストモーション
に影響されない計測装置及び計測方法を提供することに
ある。
ンサを用いた計測方法では、A点測定時のX軸送り方向
と、B点でのX軸送り方向が相反する方向であり、その
ためにX軸のロストモーションによる誤差が、寸法計測
精度の誤差要因となっている。また、測定子が加工物に
接触し、スタイラスが回転する方向もA点とB点では相
反する方向であり、この事も誤差要因のひとつである。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、その目的
は、タッチセンサの内部機構の動きをA,B点計測時に
同じ動きをさせる機構および、X軸のロストモーション
に影響されない計測装置及び計測方法を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明に係る計測装置及び計測方法は、以
下の特徴を有する。 (1)被測定物の2点間の寸法を測定する測定装置にお
いて、前記被測定物の測定面に接触する測定子と、前記
測定子が被測定物の測定面に接触したことを検知し、接
触信号を発生する信号発生手段と、前記測定子を一方の
測定面に押動する押動手段と、前記信号発生手段を接触
信号発生状態にするように前記測定子を引き寄せる測定
子引き寄せ手段と、前記測定子を引き寄せた状態で他方
の測定面に押動した後、前記測定子を他方の測定面から
離れる方向に移動させる移動手段と、を有する。 (2)上記(1)に記載の計測装置を用いて、前記測定
子を被測定物の一方の測定面に接触する方向に移動さ
せ、前記信号発生手段からの出力により一方の測定面の
位置を記憶し、前記信号発生手段を接触信号発生状態に
するように前記測定子を引き寄せ、前記測定子を引き寄
せた状態で他方の測定面に接触する方向に移動させ、前
記測定子が他方の測定面に当接し前記信号発生手段が非
接触状態になると、前記測定子を他方の測定面から離れ
る方向に移動させ、前記信号発生手段が接触を検知する
ことによって他方の測定面の位置を記憶し、前記一方の
測定面の位置と他方の測定面の位置との差を算出し、被
測定物の2点間の寸法を計測する。 (3)上記(1)に記載の計測装置を用いて、前記測定
子を被測定物の一方の測定面に接触する方向に移動さ
せ、前記信号発生手段からの出力により一方の測定面の
位置を記憶し、前記測定子を他方の測定面近傍へ移動さ
せ、前記測定子を信号発生手段方向へ引き寄せ、信号発
生手段が非接触状態で測定子を被測定物に接触させた後
前記測定子を他方の測定面から離れる方向に移動させ、
前記信号発生手段が接触を検知することによって他方の
測定面の位置を記憶し、前記一方の測定面の位置と他方
の測定面の位置との差を算出し、被測定物の2点間の寸
法を計測する。 (4)被測定物の測定面に接触する測定子と、前記測定
子の動きを連続的に検出し検出信号を発生させる信号発
生手段と、前記測定子を定位置に保持するための測定方
向に付勢する第1付勢手段と、前記信号発生手段方向に
付勢する第2付勢手段と、前記測定子の動きを連続的に
検出した検出信号から接触状態を判定するための判定値
を記憶する判定値記憶手段とを備える測定装置を用い
て、前記測定子を一方の測定面に前記信号発生手段の検
出値が第1設定値に達するまで移動させ、前記信号発生
手段の検出値が第1設定値に達した位置を一方の測定面
の位置として記憶し、前記測定子を他方の測定面に前記
信号発生手段の検出値が第2設定値を越えるまで移動さ
せ、前記信号発生手段の検出値が第2設定値を越える
と、前記測定子を他方の測定面から離れる方向に移動さ
せ、前記信号発生手段の検出値が第2設定値に達した位
置を他方の測定面の位置として記憶し、両測定面の位置
の差から第1設定値と第2設定値との差を減算し、被測
定物の2点間の寸法を計測する。
するために、本発明に係る計測装置及び計測方法は、以
下の特徴を有する。 (1)被測定物の2点間の寸法を測定する測定装置にお
いて、前記被測定物の測定面に接触する測定子と、前記
測定子が被測定物の測定面に接触したことを検知し、接
触信号を発生する信号発生手段と、前記測定子を一方の
測定面に押動する押動手段と、前記信号発生手段を接触
信号発生状態にするように前記測定子を引き寄せる測定
子引き寄せ手段と、前記測定子を引き寄せた状態で他方
の測定面に押動した後、前記測定子を他方の測定面から
離れる方向に移動させる移動手段と、を有する。 (2)上記(1)に記載の計測装置を用いて、前記測定
子を被測定物の一方の測定面に接触する方向に移動さ
せ、前記信号発生手段からの出力により一方の測定面の
位置を記憶し、前記信号発生手段を接触信号発生状態に
するように前記測定子を引き寄せ、前記測定子を引き寄
せた状態で他方の測定面に接触する方向に移動させ、前
記測定子が他方の測定面に当接し前記信号発生手段が非
接触状態になると、前記測定子を他方の測定面から離れ
る方向に移動させ、前記信号発生手段が接触を検知する
ことによって他方の測定面の位置を記憶し、前記一方の
測定面の位置と他方の測定面の位置との差を算出し、被
測定物の2点間の寸法を計測する。 (3)上記(1)に記載の計測装置を用いて、前記測定
子を被測定物の一方の測定面に接触する方向に移動さ
せ、前記信号発生手段からの出力により一方の測定面の
位置を記憶し、前記測定子を他方の測定面近傍へ移動さ
せ、前記測定子を信号発生手段方向へ引き寄せ、信号発
生手段が非接触状態で測定子を被測定物に接触させた後
前記測定子を他方の測定面から離れる方向に移動させ、
前記信号発生手段が接触を検知することによって他方の
測定面の位置を記憶し、前記一方の測定面の位置と他方
の測定面の位置との差を算出し、被測定物の2点間の寸
法を計測する。 (4)被測定物の測定面に接触する測定子と、前記測定
子の動きを連続的に検出し検出信号を発生させる信号発
生手段と、前記測定子を定位置に保持するための測定方
向に付勢する第1付勢手段と、前記信号発生手段方向に
付勢する第2付勢手段と、前記測定子の動きを連続的に
検出した検出信号から接触状態を判定するための判定値
を記憶する判定値記憶手段とを備える測定装置を用い
て、前記測定子を一方の測定面に前記信号発生手段の検
出値が第1設定値に達するまで移動させ、前記信号発生
手段の検出値が第1設定値に達した位置を一方の測定面
の位置として記憶し、前記測定子を他方の測定面に前記
信号発生手段の検出値が第2設定値を越えるまで移動さ
せ、前記信号発生手段の検出値が第2設定値を越える
と、前記測定子を他方の測定面から離れる方向に移動さ
せ、前記信号発生手段の検出値が第2設定値に達した位
置を他方の測定面の位置として記憶し、両測定面の位置
の差から第1設定値と第2設定値との差を減算し、被測
定物の2点間の寸法を計測する。
【0005】
【作用】以上のように構成された本発明に係る計測装置
によれば、一方の測定面(A点)の計測は、従来の計測
と同様であるが、信号発生手段を接触信号発生状態にす
るように測定子を引き寄せる測定子引き寄せ手段と、測
定子を他方の測定面に引き寄せた状態で押動した後、他
方の測定面から離れる方向に測定子を移動させる移動手
段と、を有するので、他方の測定面(B点)の計測で
は、測定子を一旦B点に接触させ、次にA点を測定する
ときの方向と同じ方向に、接触を検知するまでX軸方向
に移動させてB点を計測することができる。これによ
り、X軸のロストモーションの影響を防止し高精度の計
測が行える。また、本発明に係る計測方法は、一方の測
定面の位置を計測後、信号発生手段で接触信号発生状態
になるように測定子を引き寄せ、測定子を引き寄せた状
態で他方の測定面に接触させ、信号発生手段が非接触状
態になると、他方の測定面に当接したことを感知し、そ
の時点から測定子を他方の測定面から離れる方向に移動
させて、信号発生手段が接触信号発生状態となることに
よって他方の測定面の位置を計測する。このため、他方
の測定面(B点)の位置計測の際も、一方の測定面(A
点)の位置計測時と同様の方向から計測が行える。従っ
て、X軸のロストモーションの影響を防止し高精度の計
測が行える。更に、本発明に係る他の計測方法は、一方
の測定面の位置を計測後、測定子を他方の測定面近傍へ
移動させ測定子を信号発生手段方向へ引き寄せ、信号発
生手段が非接触状態で測定子を被測定物に接触させた後
測定子を他方の測定面から離れる方向に移動させ、信号
発生手段が接触信号発生状態となることによって他方の
測定面の位置計測をする。このため、他方の測定面(B
点)の位置計測の際も、一方の測定面(A点)の位置計
測時と同様の方向から計測が行える。従って、X軸のロ
ストモーションの影響を防止し高精度の計測が行える。
また、本発明に係る他の計測方法は、判定値記憶手段に
2つの設定値を予め設定し、測定子を一方の測定面に信
号発生手段の検出値が第1設定値に達するまで移動さ
せ、信号発生手段の検出値が第1設定値に達した位置を
一方の測定面の位置と計測する。その後測定子を他方の
測定面に信号発生手段の検出値が第2の設定値を越える
まで移動させ、信号発生手段の検出値が第2設定値を越
えると測定子を他方の測定面から離れる方向に移動さ
せ、信号発生手段の検出値が再び第2設定値に達した位
置を他方の測定面の位置と計測し、両測定値の位置の差
から第1の設定値と第2の設定値との差を減算し、被測
定物の2点間の寸法を測定する。従って、X軸のロスト
モーションの影響を防止し高精度の計測が行える。予め
任意の2つの設定値が設定して検出信号の変化を見てい
るので、測定子を高速で被測定物に接近させた後、測定
子が被測定物の測定面に接触し検出信号が変化した時点
では低速送りすることができる。このため、計測時間が
短縮される。更に、検出信号がほぼ設定値に近付いた時
点で測定子を被測定物に対して微小な送り速度で接近さ
せることができるので、更に計測精度が高精度になる。
によれば、一方の測定面(A点)の計測は、従来の計測
と同様であるが、信号発生手段を接触信号発生状態にす
るように測定子を引き寄せる測定子引き寄せ手段と、測
定子を他方の測定面に引き寄せた状態で押動した後、他
方の測定面から離れる方向に測定子を移動させる移動手
段と、を有するので、他方の測定面(B点)の計測で
は、測定子を一旦B点に接触させ、次にA点を測定する
ときの方向と同じ方向に、接触を検知するまでX軸方向
に移動させてB点を計測することができる。これによ
り、X軸のロストモーションの影響を防止し高精度の計
測が行える。また、本発明に係る計測方法は、一方の測
定面の位置を計測後、信号発生手段で接触信号発生状態
になるように測定子を引き寄せ、測定子を引き寄せた状
態で他方の測定面に接触させ、信号発生手段が非接触状
態になると、他方の測定面に当接したことを感知し、そ
の時点から測定子を他方の測定面から離れる方向に移動
させて、信号発生手段が接触信号発生状態となることに
よって他方の測定面の位置を計測する。このため、他方
の測定面(B点)の位置計測の際も、一方の測定面(A
点)の位置計測時と同様の方向から計測が行える。従っ
て、X軸のロストモーションの影響を防止し高精度の計
測が行える。更に、本発明に係る他の計測方法は、一方
の測定面の位置を計測後、測定子を他方の測定面近傍へ
移動させ測定子を信号発生手段方向へ引き寄せ、信号発
生手段が非接触状態で測定子を被測定物に接触させた後
測定子を他方の測定面から離れる方向に移動させ、信号
発生手段が接触信号発生状態となることによって他方の
測定面の位置計測をする。このため、他方の測定面(B
点)の位置計測の際も、一方の測定面(A点)の位置計
測時と同様の方向から計測が行える。従って、X軸のロ
ストモーションの影響を防止し高精度の計測が行える。
また、本発明に係る他の計測方法は、判定値記憶手段に
2つの設定値を予め設定し、測定子を一方の測定面に信
号発生手段の検出値が第1設定値に達するまで移動さ
せ、信号発生手段の検出値が第1設定値に達した位置を
一方の測定面の位置と計測する。その後測定子を他方の
測定面に信号発生手段の検出値が第2の設定値を越える
まで移動させ、信号発生手段の検出値が第2設定値を越
えると測定子を他方の測定面から離れる方向に移動さ
せ、信号発生手段の検出値が再び第2設定値に達した位
置を他方の測定面の位置と計測し、両測定値の位置の差
から第1の設定値と第2の設定値との差を減算し、被測
定物の2点間の寸法を測定する。従って、X軸のロスト
モーションの影響を防止し高精度の計測が行える。予め
任意の2つの設定値が設定して検出信号の変化を見てい
るので、測定子を高速で被測定物に接近させた後、測定
子が被測定物の測定面に接触し検出信号が変化した時点
では低速送りすることができる。このため、計測時間が
短縮される。更に、検出信号がほぼ設定値に近付いた時
点で測定子を被測定物に対して微小な送り速度で接近さ
せることができるので、更に計測精度が高精度になる。
【0006】
【実施例】以下実施例について図面を参照して説明す
る。 実施例1.図1は、本発明に係る計測装置に含まれるタ
ッチセンサの一実施例を示す概略構成図である。図1に
示すように、センサ本体12に、軸受け4により長手方
向に移動自在に支持された軸3が、圧縮バネ7によって
カラー5を介してタッチセンサ前面フタ13に押し付け
られている。軸3の先端には測定子1が嵌着されてい
る。測定子1が被測定物である加工物に接触すると、軸
3が押されて移動し、タッチセンサ後部フタ14に嵌着
されているスイッチ9の接触子9aを押す。これによ
り、スイッチ9内の電導回路が閉じ、感応信号が発生す
る。また、タッチセンサ後部フタ14内には電磁ソレノ
イド8が組み込まれ、電磁ソレノイド励磁用電線11を
介して励磁電流を流すと、軸3は磁力により圧縮バネ7
に打ち勝つ力で引き寄せられる。従って、接触子9aが
押され、スイッチ9内の電導回路が閉じ、感応信号が発
生する。次に、本実施例に係る計測装置の制御について
説明する。図2には、本発明に係る計測装置の概略構成
が示されている。測定子25をワーク24に接触させる
べくセンサ本体26が取付けられた刃物台27をX軸方
向及びZ軸方向に位置決めするサーボモータ28及び3
1と、サーボモータ28及び31を制御し駆動するサー
ボプロセッサ34及びパワー増幅器35と、測定子25
がワーク24に接触したことを示す接触信号が発生した
ときのX軸座標値をサーボプロセッサ34から受け取り
記憶する測定座標値記憶部38と、2点の測定座標値か
らワーク径を算出するワーク径算出部39と、測定子2
5をワーク24に接触させるべき座標位置に刃物台27
が位置決めされた事を認識し、測定子25をワーク24
に接触させる為の電磁ソレノイドを励磁する指令を出す
励磁座標値演算部37と、励磁座標値演算部37からの
指令を受け、励磁ON、OFF信号を電磁ソレノイドに
送るリレー回路36とにより構成される。尚、自動計測
を行う場合には、図2に示すような構成で測定子の位置
検出を行うことができるが、本発明はこれに限るもので
はなく、例えば手動計測の場合、オペレータが座標値か
ら測定子の現在位置を読取りオペレータ自身でワークの
寸法を計算しても良い。次に、本実施例における計測装
置のタッチセンサを用いた被測定物(以下「加工物」と
いう)の外形寸法計測を行なう時の計測方法について説
明する。図3は、本実施例の計測装置のタッチセンサを
用いた計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう時
の動作説明図である。また、図4は、本実施例の計測装
置のタッチセンサを用いた計測方法により加工物の外形
寸法計測を行なう時の流れを示すフローチャートであ
る。図3及び図4に示すように、まず、刃物台待避位置
から、タッチセンサをX,Zのサーボ駆動軸により一方
の測定面、すなわちA点に位置決めする(S1)。次に
測定子が加工物に接触し、感応信号が発生するまで、X
軸の微小送りにより測定子を加工物に接近させる(S
2)。タッチセンサのスイッチがONになり感応信号が
出たとき(S3)のX軸指令位置を記憶し、これをX1
とする(S4)。次に、タッチセンサ内の電磁ソレノイ
ドに励磁電流を流し、測定子を引き寄せた状態にすると
共に、タッチセンサから感応信号が発生した状態、すな
わちタッチセンサのスイッチをONに保つ(S5)。そ
して、X,Zのサーボ駆動軸によりタッチセンサを他方
の測定面、すなわちB点に位置決めする(S6)。測定
子が加工物に接触し、更に測定子が加工物の測定面に当
接したままタッチセンサ本体が図3に示すようにX軸の
矢印方向に移動していくと、測定子を嵌着した軸を電磁
ソレノイドの磁力による吸引力に対してこの軸を下方に
引っ張る力の方が増大する。これにより、タッチセンサ
のスイッチがOFFされ、タッチセンサからの感応信号
が解除される(S7、S8)。感応信号が解除されたこ
とにより、B点に測定子が当接したことが分かる。この
時、X軸の微小送りにより測定子を加工物の測定面に接
近させる。そして、感応信号が解除されたことを確認し
た後に、次にX軸の微小送りにより測定子を加工物から
離れる方向に移動させる(S9)。そして、タッチセン
サのスイッチがONとなり(S10)、再度感応信号が
出たときのX軸指令位置を記憶し、これをX2とする
(S11)。その後、X1とX2の値の差を求めること
により加工物の外形寸法が求められる(S12)。外形
寸法を求めた後、センサ内の電磁ソレノイドの励磁電流
を切り、測定子を加工物外周から離し(S13)、X,
Z軸送りによりタッチセンサを待避位置に移動させるこ
とにより計測動作を終了する(S14)。上記計測装置
を用いて上述の計測方法で加工物を計測すると、他方の
測定面(B点)の計測において、測定子を一旦B点に接
触させたのち、次にA点を測定するときの方向と同じ方
向にタッチセンサのスイッチがONするまでX軸方向に
移動させてB点の位置を計測することができる。これに
より、X軸のロストモーションの影響を防止し高精度の
計測が行える。 実施例2.上述した図1に示す計測装置のタッチセンサ
を用いた加工物の外形寸法計測を行うときの、他の計測
方法について説明する。図5は、図1に示す本実施例の
計測装置のタッチセンサを用いた加工物の外形寸法計測
を行なう時の他の動作説明図である。また、図6は、図
1に示す本実施例の計測装置のタッチセンサを用いて他
の計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう時の流
れを示す他のフローチャートである。図5及び図6に示
すように、まず、刃物台待避位置から、タッチセンサを
X,Zのサーボ駆動軸によりA点に位置決めする(S2
1)。次に測定子が加工物に接触し、感応信号が発生す
るまで、X軸の微小送りにより測定子を加工物に接近さ
せる(S22)。タッチセンサのスイッチがONになり
感応信号が出たときの(S23)X軸指令位置を記憶
し、これをX1とする(S24)。次に、予め設定され
ている加工物の平均外形寸法と先のA点の位置X1より
B点の位置を計算し、X,Zのサーボ駆動軸によりタッ
チセンサをB点に位置決めする(S25)。その後、タ
ッチセンサ内の電磁ソレノイドに励磁電流を流し、タッ
チセンサのスイッチはOFFの状態のままで測定子を引
き寄せて加工物に接触した状態にする(S26)。次
に、タッチセンサから感応信号が出るまで、X軸の微小
送りにより測定子を加工物から離れる方向に移動させる
(S27)。そして、タッチセンサのスイッチがONし
感応信号が出たとき(S28)のX軸指令位置を記憶
し、これをX2とする(S29)。その後、X1とX2
の値の差を求めることにより加工物の外形寸法が求めら
れる(S30)。外形寸法を求めた後、タッチセンサ内
の電磁ソレノイドの励磁電流を切り、測定子を加工物外
周から離し(S31)、X,Z軸送りによりタッチセン
サを待避位置に移動させることにより計測動作を終了す
る(S32)。上記計測装置を用いて上述の計測方法で
加工物を計測すると、他方の測定面(B点)の計測にお
いて、測定子を一旦B点に接触させたのち、次にA点を
測定するときの方向と同じ方向にタッチセンサのスイッ
チがONするまでX軸方向に移動させてB点の位置を計
測することができる。これにより、X軸のロストモーシ
ョンの影響を防止し高精度の計測が行える。 実施例3.図7は、本発明に係る計測装置に含まれるタ
ッチセンサの他の実施例を示す概略構成図である。図7
に示すように、センサ本体72に、軸受け64により長
手方向に移動自在に支持された軸63が、圧縮バネ67
によってカラー65を介して前面フタ73に押し付けら
れている。測定子61が加工物に接触すると、軸63が
押されて移動し、センサ後部フタ74に嵌着されている
非接触センサ69に近づくことにより連続的な信号であ
るアナログ信号が変化する。例えば、軸63の動きをフ
ォトエンコーダ等のパルス列等の出力やインダクタンス
形変換器の出力によって連続的に監視してもよい。例え
ば、パルス波をカウントすることによって原点位置から
現在位置を算出できる。また、センサ後部フタ74内に
は電磁ソレノイド68が組み込まれ、電線71を介して
励磁電流を流すと、軸63は磁力により圧縮バネ67に
打ち勝つ力で非接触センサ69の方向に引き寄せられ、
非接触センサ69からのアナログ信号が変化する。次
に、本実施例における計測装置のタッチセンサを用いた
加工物の外形寸法計測を行なう時の計測方法について説
明する。図8は、本実施例の計測装置のタッチセンサを
用いた計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう時
の動作説明図である。また、図9は、本実施例の計測装
置のタッチセンサを用いた計測方法により加工物の外形
寸法計測を行なう時の流れを示すフローチャートであ
る。図8及び図9に示すように、まず、刃物台待避位置
から、タッチセンサをX,Zのサーボ駆動軸によりA点
に位置決めする(S41)。次に測定子が加工物に接触
し、アナログ信号が変化するまで、X軸の微小送りによ
り測定子を加工物に接近させる(S42)。アナログ信
号が予め設定した任意のある設定値に達したとき(S4
3)、そのX軸指令位置を記憶し、これをX1とする
(S44)。次にタッチセンサ内の電磁ソレノイドに励
磁電流を流し、測定子を引き寄せた状態にする。この時
アナログ信号は設定値を越えて変化するものとする(S
45)。次にX,Zのサーボ駆動軸によりタッチセンサ
をB点に位置決めする(S46)。次に測定子が加工物
に接触し、アナログ信号が設定値を越えて、測定子が下
方に移動するまで、X軸の微小送りにより測定子を加工
物に接近させる(S47、S48)。そして、アナログ
信号が設定値を越えたことを確認した後に、すなわちB
点に測定子が当接したことを感知した後、X軸の微小送
りにより測定子を加工物から離れる方向に移動させる
(S49)。そして再度アナログ信号が設定値に達した
とき(S50)、そのX軸指令位置を記憶し、これをX
2とする(S51)。そして、X1とX2の値の差を求
めることにより加工物の外形寸法が求められる(S5
2)。外形寸法を求めた後、タッチセンサ内の電磁ソレ
ノイドの励磁電流を切り、測定子を加工物外周から離し
(S53)、X,Z軸送りによりタッチセンサを待避位
置に移動させる事により計測動作を終了する(S5
4)。上記計測装置を用いて上述の計測方法で加工物を
計測すると、実施例1と同様の効果に加え、更に図16
に示すように、測定子を高速で被測定物に接近させたの
ち、測定子が被測定物の測定面に接触し検出信号が変化
した時点では低速送りすることができる。このため、計
測時間が短縮される。更に、検出信号がほぼ設定値に近
付いた時点で測定子を被測定物に対して微小な送り速度
で接近させることができるので、更に計測精度が高精度
になる。 実施例4.上述した図7に示す計測装置のタッチセンサ
を用いた加工物の外形寸法計測を行うときの、他の計測
方法について説明する。図10は、図7に示す本実施例
の計測装置のタッチセンサを用いた加工物の外形寸法計
測を行なう時の他の動作説明図である。また、図11
は、図7に示す本実施例の計測装置のタッチセンサを用
いて他の計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう
時の流れを示すフローチャートである。図10及び図1
1に示すように、まず、刃物台待避位置から、タッチセ
ンサをX,Zのサーボ駆動軸によりA点に位置決めする
(S61)。次に測定子が加工物に接触し、アナログ信
号が変化するまで、X軸の微小送りにより測定子を加工
物に接近させる(S62)。アナログ信号が予め設定し
た任意のある設定値に達したとき(S63)、そのX軸
指令位置を記憶し、これをX1とする(S64)。次
に、予め設定されている加工物の平均外形寸法と先のA
点の位置X1よりB点の位置を計算し、X,Zのサーボ
駆動軸によりタッチセンサをB点に位置決めする(S6
5)。次に、センサ内の電磁ソレノイドに励磁電流を流
し測定子を引き寄せアナログ信号が設定値を越えない状
態で測定子を加工物外周に接触させる。(S66)。次
に、X軸の微小送りにより測定子を加工物から離れる方
向に移動させる(S67)。そしてアナログ信号が設定
値に達したとき(S68)、そのX軸指令位置を記憶
し、これをX2とする(S69)。そして、X1とX2
の値の差を求めることにより加工物の外形寸法が求めら
れる(S70)。外形寸法を求めた後、タッチセンサ内
の電磁ソレノイドの励磁電流を切り、測定子を加工物外
周から離し(S71)、X,Z軸送りによりタッチセン
サを待避位置に移動させることにより計測動作を終了す
る(S72)。上記計測装置を用いて上述の計測方法で
加工物を計測すると、実施例1と同様の効果に加え、更
に図16に示すように、測定子を高速で被測定物に接近
させたのち、測定子が被測定物の測定面に接触し検出信
号が変化した時点では低速送りすることができる。この
ため、計測時間が短縮される。更に、検出信号がほぼ設
定値に近付いた時点で測定子を被測定物に対して微小な
送り速度で接近させることができるので、更に計測精度
が高精度になる。 実施例5.図12は、本発明に係る計測方法を実現する
ためのタッチセンサの他の実施例を示す概略構成図であ
る。図12に示すように、センサ本体92に、軸受け8
4により長手方向に移動自在に支持された軸83が、軸
83の先端に嵌着された測定子81の方向に付勢する圧
縮バネ87aおよびセンサ後部フタ94に嵌着されてい
る非接触センサ89の方向に付勢する圧縮バネ87bに
よってある位置に保持されている。測定子81が加工物
に接触すると、軸83が押されて移動し、非接触センサ
89に近づくことによりアナログ信号が変化する。例え
ば、軸83の動きをフォトエンコーダ等のパルス列等の
出力やインダクタンス形変換器の出力によって連続的に
監視してもよい。例えば、パルス波をカウントすること
によって、原点位置から現在位置を算出できる。次に、
上記したタッチセンサを用いた加工物の外形寸法計測を
行なう時の計測方法について説明する。図13及び図1
5は、上記したタッチセンサを用いた計測方法により加
工物の外形寸法計測を行なう時の動作説明図である。ま
た、図14は、上記したタッチセンサを用いた計測方法
により加工物の外形寸法計測を行なう時の流れを示すフ
ローチャートである。図13、図14及び図15に示す
ように、まず、刃物台待避位置から、タッチセンサを
X,Zのサーボ駆動軸によりA点に位置決めする(S8
1)。次に測定子が加工物に接触し、アナログ信号が変
化するまで、X軸の微小送りにより測定子を加工物に接
近させる(S82)。アナログ信号がある設定値T1に
達したとき(S83)、そのX軸指令位置を記憶し、こ
れをX1とする(S84)。ここで、本実施例において
は予め2つアナログ信号の設定値が設定されており、設
定値T1は設定値T2に比べ、軸が非接触センサに近接
した状態でのアナログ信号の値として設定されている。
次にX,Zのサーボ駆動軸によりタッチセンサをB点に
位置決めする(S85)。次に測定子が加工物に接触
し、アナログ信号が設定値T2を越えるまで、X軸の微
小送りにより測定子を加工物に接近させる(S86)。
アナログ信号が設定値T2を越えたことによって、測定
子がB点に当接したことが分かる。そして、アナログ信
号が設定値T2を越えたことを確認した後に、次にX軸
の微小送りにより測定子を加工物から離れる方向に移動
させる(S87、S88)。そして、再度アナログ信号
が設定値T2に達したとき(S89)、そのX軸指令位
置を記憶し、これをX2とする(S90)。次に、X1
とX2の値の差をX3とし、T1とT2の値の差をT3
とし、X3とT3との差を求めることにより加工物の外
形寸法が求められる(S91)。外形寸法を求めた後、
測定子を加工物外周から離し、X,Z軸送りによりタッ
チセンサを待避位置に移動させる事により計測動作を終
了する(S92、S93)。上記したタッチセンサを用
いて上述の計測方法で加工物を計測すると、実施例3と
同様の効果を得ることができる。なお、本発明におい
て、アナログ信号としては、純粋なアナログ信号あるい
はパルス列の位置信号等の、種々位置検出信号でも可能
である。また、上記実施例の機構に限定るものではな
く、請求項にて表現された内容を満足するものであれ
ば、測定子引き寄せ手段の変更等も可能である。また、
制御装置への計測信号の伝達については有線式、無線式
等が考えられる。
る。 実施例1.図1は、本発明に係る計測装置に含まれるタ
ッチセンサの一実施例を示す概略構成図である。図1に
示すように、センサ本体12に、軸受け4により長手方
向に移動自在に支持された軸3が、圧縮バネ7によって
カラー5を介してタッチセンサ前面フタ13に押し付け
られている。軸3の先端には測定子1が嵌着されてい
る。測定子1が被測定物である加工物に接触すると、軸
3が押されて移動し、タッチセンサ後部フタ14に嵌着
されているスイッチ9の接触子9aを押す。これによ
り、スイッチ9内の電導回路が閉じ、感応信号が発生す
る。また、タッチセンサ後部フタ14内には電磁ソレノ
イド8が組み込まれ、電磁ソレノイド励磁用電線11を
介して励磁電流を流すと、軸3は磁力により圧縮バネ7
に打ち勝つ力で引き寄せられる。従って、接触子9aが
押され、スイッチ9内の電導回路が閉じ、感応信号が発
生する。次に、本実施例に係る計測装置の制御について
説明する。図2には、本発明に係る計測装置の概略構成
が示されている。測定子25をワーク24に接触させる
べくセンサ本体26が取付けられた刃物台27をX軸方
向及びZ軸方向に位置決めするサーボモータ28及び3
1と、サーボモータ28及び31を制御し駆動するサー
ボプロセッサ34及びパワー増幅器35と、測定子25
がワーク24に接触したことを示す接触信号が発生した
ときのX軸座標値をサーボプロセッサ34から受け取り
記憶する測定座標値記憶部38と、2点の測定座標値か
らワーク径を算出するワーク径算出部39と、測定子2
5をワーク24に接触させるべき座標位置に刃物台27
が位置決めされた事を認識し、測定子25をワーク24
に接触させる為の電磁ソレノイドを励磁する指令を出す
励磁座標値演算部37と、励磁座標値演算部37からの
指令を受け、励磁ON、OFF信号を電磁ソレノイドに
送るリレー回路36とにより構成される。尚、自動計測
を行う場合には、図2に示すような構成で測定子の位置
検出を行うことができるが、本発明はこれに限るもので
はなく、例えば手動計測の場合、オペレータが座標値か
ら測定子の現在位置を読取りオペレータ自身でワークの
寸法を計算しても良い。次に、本実施例における計測装
置のタッチセンサを用いた被測定物(以下「加工物」と
いう)の外形寸法計測を行なう時の計測方法について説
明する。図3は、本実施例の計測装置のタッチセンサを
用いた計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう時
の動作説明図である。また、図4は、本実施例の計測装
置のタッチセンサを用いた計測方法により加工物の外形
寸法計測を行なう時の流れを示すフローチャートであ
る。図3及び図4に示すように、まず、刃物台待避位置
から、タッチセンサをX,Zのサーボ駆動軸により一方
の測定面、すなわちA点に位置決めする(S1)。次に
測定子が加工物に接触し、感応信号が発生するまで、X
軸の微小送りにより測定子を加工物に接近させる(S
2)。タッチセンサのスイッチがONになり感応信号が
出たとき(S3)のX軸指令位置を記憶し、これをX1
とする(S4)。次に、タッチセンサ内の電磁ソレノイ
ドに励磁電流を流し、測定子を引き寄せた状態にすると
共に、タッチセンサから感応信号が発生した状態、すな
わちタッチセンサのスイッチをONに保つ(S5)。そ
して、X,Zのサーボ駆動軸によりタッチセンサを他方
の測定面、すなわちB点に位置決めする(S6)。測定
子が加工物に接触し、更に測定子が加工物の測定面に当
接したままタッチセンサ本体が図3に示すようにX軸の
矢印方向に移動していくと、測定子を嵌着した軸を電磁
ソレノイドの磁力による吸引力に対してこの軸を下方に
引っ張る力の方が増大する。これにより、タッチセンサ
のスイッチがOFFされ、タッチセンサからの感応信号
が解除される(S7、S8)。感応信号が解除されたこ
とにより、B点に測定子が当接したことが分かる。この
時、X軸の微小送りにより測定子を加工物の測定面に接
近させる。そして、感応信号が解除されたことを確認し
た後に、次にX軸の微小送りにより測定子を加工物から
離れる方向に移動させる(S9)。そして、タッチセン
サのスイッチがONとなり(S10)、再度感応信号が
出たときのX軸指令位置を記憶し、これをX2とする
(S11)。その後、X1とX2の値の差を求めること
により加工物の外形寸法が求められる(S12)。外形
寸法を求めた後、センサ内の電磁ソレノイドの励磁電流
を切り、測定子を加工物外周から離し(S13)、X,
Z軸送りによりタッチセンサを待避位置に移動させるこ
とにより計測動作を終了する(S14)。上記計測装置
を用いて上述の計測方法で加工物を計測すると、他方の
測定面(B点)の計測において、測定子を一旦B点に接
触させたのち、次にA点を測定するときの方向と同じ方
向にタッチセンサのスイッチがONするまでX軸方向に
移動させてB点の位置を計測することができる。これに
より、X軸のロストモーションの影響を防止し高精度の
計測が行える。 実施例2.上述した図1に示す計測装置のタッチセンサ
を用いた加工物の外形寸法計測を行うときの、他の計測
方法について説明する。図5は、図1に示す本実施例の
計測装置のタッチセンサを用いた加工物の外形寸法計測
を行なう時の他の動作説明図である。また、図6は、図
1に示す本実施例の計測装置のタッチセンサを用いて他
の計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう時の流
れを示す他のフローチャートである。図5及び図6に示
すように、まず、刃物台待避位置から、タッチセンサを
X,Zのサーボ駆動軸によりA点に位置決めする(S2
1)。次に測定子が加工物に接触し、感応信号が発生す
るまで、X軸の微小送りにより測定子を加工物に接近さ
せる(S22)。タッチセンサのスイッチがONになり
感応信号が出たときの(S23)X軸指令位置を記憶
し、これをX1とする(S24)。次に、予め設定され
ている加工物の平均外形寸法と先のA点の位置X1より
B点の位置を計算し、X,Zのサーボ駆動軸によりタッ
チセンサをB点に位置決めする(S25)。その後、タ
ッチセンサ内の電磁ソレノイドに励磁電流を流し、タッ
チセンサのスイッチはOFFの状態のままで測定子を引
き寄せて加工物に接触した状態にする(S26)。次
に、タッチセンサから感応信号が出るまで、X軸の微小
送りにより測定子を加工物から離れる方向に移動させる
(S27)。そして、タッチセンサのスイッチがONし
感応信号が出たとき(S28)のX軸指令位置を記憶
し、これをX2とする(S29)。その後、X1とX2
の値の差を求めることにより加工物の外形寸法が求めら
れる(S30)。外形寸法を求めた後、タッチセンサ内
の電磁ソレノイドの励磁電流を切り、測定子を加工物外
周から離し(S31)、X,Z軸送りによりタッチセン
サを待避位置に移動させることにより計測動作を終了す
る(S32)。上記計測装置を用いて上述の計測方法で
加工物を計測すると、他方の測定面(B点)の計測にお
いて、測定子を一旦B点に接触させたのち、次にA点を
測定するときの方向と同じ方向にタッチセンサのスイッ
チがONするまでX軸方向に移動させてB点の位置を計
測することができる。これにより、X軸のロストモーシ
ョンの影響を防止し高精度の計測が行える。 実施例3.図7は、本発明に係る計測装置に含まれるタ
ッチセンサの他の実施例を示す概略構成図である。図7
に示すように、センサ本体72に、軸受け64により長
手方向に移動自在に支持された軸63が、圧縮バネ67
によってカラー65を介して前面フタ73に押し付けら
れている。測定子61が加工物に接触すると、軸63が
押されて移動し、センサ後部フタ74に嵌着されている
非接触センサ69に近づくことにより連続的な信号であ
るアナログ信号が変化する。例えば、軸63の動きをフ
ォトエンコーダ等のパルス列等の出力やインダクタンス
形変換器の出力によって連続的に監視してもよい。例え
ば、パルス波をカウントすることによって原点位置から
現在位置を算出できる。また、センサ後部フタ74内に
は電磁ソレノイド68が組み込まれ、電線71を介して
励磁電流を流すと、軸63は磁力により圧縮バネ67に
打ち勝つ力で非接触センサ69の方向に引き寄せられ、
非接触センサ69からのアナログ信号が変化する。次
に、本実施例における計測装置のタッチセンサを用いた
加工物の外形寸法計測を行なう時の計測方法について説
明する。図8は、本実施例の計測装置のタッチセンサを
用いた計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう時
の動作説明図である。また、図9は、本実施例の計測装
置のタッチセンサを用いた計測方法により加工物の外形
寸法計測を行なう時の流れを示すフローチャートであ
る。図8及び図9に示すように、まず、刃物台待避位置
から、タッチセンサをX,Zのサーボ駆動軸によりA点
に位置決めする(S41)。次に測定子が加工物に接触
し、アナログ信号が変化するまで、X軸の微小送りによ
り測定子を加工物に接近させる(S42)。アナログ信
号が予め設定した任意のある設定値に達したとき(S4
3)、そのX軸指令位置を記憶し、これをX1とする
(S44)。次にタッチセンサ内の電磁ソレノイドに励
磁電流を流し、測定子を引き寄せた状態にする。この時
アナログ信号は設定値を越えて変化するものとする(S
45)。次にX,Zのサーボ駆動軸によりタッチセンサ
をB点に位置決めする(S46)。次に測定子が加工物
に接触し、アナログ信号が設定値を越えて、測定子が下
方に移動するまで、X軸の微小送りにより測定子を加工
物に接近させる(S47、S48)。そして、アナログ
信号が設定値を越えたことを確認した後に、すなわちB
点に測定子が当接したことを感知した後、X軸の微小送
りにより測定子を加工物から離れる方向に移動させる
(S49)。そして再度アナログ信号が設定値に達した
とき(S50)、そのX軸指令位置を記憶し、これをX
2とする(S51)。そして、X1とX2の値の差を求
めることにより加工物の外形寸法が求められる(S5
2)。外形寸法を求めた後、タッチセンサ内の電磁ソレ
ノイドの励磁電流を切り、測定子を加工物外周から離し
(S53)、X,Z軸送りによりタッチセンサを待避位
置に移動させる事により計測動作を終了する(S5
4)。上記計測装置を用いて上述の計測方法で加工物を
計測すると、実施例1と同様の効果に加え、更に図16
に示すように、測定子を高速で被測定物に接近させたの
ち、測定子が被測定物の測定面に接触し検出信号が変化
した時点では低速送りすることができる。このため、計
測時間が短縮される。更に、検出信号がほぼ設定値に近
付いた時点で測定子を被測定物に対して微小な送り速度
で接近させることができるので、更に計測精度が高精度
になる。 実施例4.上述した図7に示す計測装置のタッチセンサ
を用いた加工物の外形寸法計測を行うときの、他の計測
方法について説明する。図10は、図7に示す本実施例
の計測装置のタッチセンサを用いた加工物の外形寸法計
測を行なう時の他の動作説明図である。また、図11
は、図7に示す本実施例の計測装置のタッチセンサを用
いて他の計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう
時の流れを示すフローチャートである。図10及び図1
1に示すように、まず、刃物台待避位置から、タッチセ
ンサをX,Zのサーボ駆動軸によりA点に位置決めする
(S61)。次に測定子が加工物に接触し、アナログ信
号が変化するまで、X軸の微小送りにより測定子を加工
物に接近させる(S62)。アナログ信号が予め設定し
た任意のある設定値に達したとき(S63)、そのX軸
指令位置を記憶し、これをX1とする(S64)。次
に、予め設定されている加工物の平均外形寸法と先のA
点の位置X1よりB点の位置を計算し、X,Zのサーボ
駆動軸によりタッチセンサをB点に位置決めする(S6
5)。次に、センサ内の電磁ソレノイドに励磁電流を流
し測定子を引き寄せアナログ信号が設定値を越えない状
態で測定子を加工物外周に接触させる。(S66)。次
に、X軸の微小送りにより測定子を加工物から離れる方
向に移動させる(S67)。そしてアナログ信号が設定
値に達したとき(S68)、そのX軸指令位置を記憶
し、これをX2とする(S69)。そして、X1とX2
の値の差を求めることにより加工物の外形寸法が求めら
れる(S70)。外形寸法を求めた後、タッチセンサ内
の電磁ソレノイドの励磁電流を切り、測定子を加工物外
周から離し(S71)、X,Z軸送りによりタッチセン
サを待避位置に移動させることにより計測動作を終了す
る(S72)。上記計測装置を用いて上述の計測方法で
加工物を計測すると、実施例1と同様の効果に加え、更
に図16に示すように、測定子を高速で被測定物に接近
させたのち、測定子が被測定物の測定面に接触し検出信
号が変化した時点では低速送りすることができる。この
ため、計測時間が短縮される。更に、検出信号がほぼ設
定値に近付いた時点で測定子を被測定物に対して微小な
送り速度で接近させることができるので、更に計測精度
が高精度になる。 実施例5.図12は、本発明に係る計測方法を実現する
ためのタッチセンサの他の実施例を示す概略構成図であ
る。図12に示すように、センサ本体92に、軸受け8
4により長手方向に移動自在に支持された軸83が、軸
83の先端に嵌着された測定子81の方向に付勢する圧
縮バネ87aおよびセンサ後部フタ94に嵌着されてい
る非接触センサ89の方向に付勢する圧縮バネ87bに
よってある位置に保持されている。測定子81が加工物
に接触すると、軸83が押されて移動し、非接触センサ
89に近づくことによりアナログ信号が変化する。例え
ば、軸83の動きをフォトエンコーダ等のパルス列等の
出力やインダクタンス形変換器の出力によって連続的に
監視してもよい。例えば、パルス波をカウントすること
によって、原点位置から現在位置を算出できる。次に、
上記したタッチセンサを用いた加工物の外形寸法計測を
行なう時の計測方法について説明する。図13及び図1
5は、上記したタッチセンサを用いた計測方法により加
工物の外形寸法計測を行なう時の動作説明図である。ま
た、図14は、上記したタッチセンサを用いた計測方法
により加工物の外形寸法計測を行なう時の流れを示すフ
ローチャートである。図13、図14及び図15に示す
ように、まず、刃物台待避位置から、タッチセンサを
X,Zのサーボ駆動軸によりA点に位置決めする(S8
1)。次に測定子が加工物に接触し、アナログ信号が変
化するまで、X軸の微小送りにより測定子を加工物に接
近させる(S82)。アナログ信号がある設定値T1に
達したとき(S83)、そのX軸指令位置を記憶し、こ
れをX1とする(S84)。ここで、本実施例において
は予め2つアナログ信号の設定値が設定されており、設
定値T1は設定値T2に比べ、軸が非接触センサに近接
した状態でのアナログ信号の値として設定されている。
次にX,Zのサーボ駆動軸によりタッチセンサをB点に
位置決めする(S85)。次に測定子が加工物に接触
し、アナログ信号が設定値T2を越えるまで、X軸の微
小送りにより測定子を加工物に接近させる(S86)。
アナログ信号が設定値T2を越えたことによって、測定
子がB点に当接したことが分かる。そして、アナログ信
号が設定値T2を越えたことを確認した後に、次にX軸
の微小送りにより測定子を加工物から離れる方向に移動
させる(S87、S88)。そして、再度アナログ信号
が設定値T2に達したとき(S89)、そのX軸指令位
置を記憶し、これをX2とする(S90)。次に、X1
とX2の値の差をX3とし、T1とT2の値の差をT3
とし、X3とT3との差を求めることにより加工物の外
形寸法が求められる(S91)。外形寸法を求めた後、
測定子を加工物外周から離し、X,Z軸送りによりタッ
チセンサを待避位置に移動させる事により計測動作を終
了する(S92、S93)。上記したタッチセンサを用
いて上述の計測方法で加工物を計測すると、実施例3と
同様の効果を得ることができる。なお、本発明におい
て、アナログ信号としては、純粋なアナログ信号あるい
はパルス列の位置信号等の、種々位置検出信号でも可能
である。また、上記実施例の機構に限定るものではな
く、請求項にて表現された内容を満足するものであれ
ば、測定子引き寄せ手段の変更等も可能である。また、
制御装置への計測信号の伝達については有線式、無線式
等が考えられる。
【発明の効果】以上、説明したとおり、本発明によれ
ば、タッチセンサの内部機構の動きがA,B点計測時に
同じ動きをすることと、A,B点測定時のX軸の動作方
向が同じであることからX軸のロストモーションの影響
を受けないことにより、計測時の誤差要因を最小限にし
た高精度な計測方法を提供できる。また、測定子と加工
物との接触を検出するスイッチをON/OFF式の接点
型のものに代えて、スイッチをアナログ式のもの、すな
わち測定子の動きを連続的に検出信号として出力するも
のに置き換えたことにより、以下に示す特徴を付加する
ことができる。 (1)測定子を加工物に高速で接近させ、接触子が加工
物に接触し検出信号値が変化した時点で低速送りとする
ことができ、接点型のものと比較し計測時間の短縮が図
れる(図16参照)。 (2)測定子と加工物との接近速度を、検出信号が設定
値(測定基準値)にほぼ近づいた時点で極めて微小な送
り速度とすることにより、接点型のものと比較し計測精
度の高精度化が図れる。 (3)接点型のものはヒステリシス的な検出誤差要因を
持っている。即ち、非接触センサと軸との距離は、温度
変化によって微妙に変化する。しかし、アナログ式には
そのようなヒステリシス的な検出誤差要因は無く、アナ
ログ式での温度による誤差要因も、本発明の計測方法に
よれば排除できる。
ば、タッチセンサの内部機構の動きがA,B点計測時に
同じ動きをすることと、A,B点測定時のX軸の動作方
向が同じであることからX軸のロストモーションの影響
を受けないことにより、計測時の誤差要因を最小限にし
た高精度な計測方法を提供できる。また、測定子と加工
物との接触を検出するスイッチをON/OFF式の接点
型のものに代えて、スイッチをアナログ式のもの、すな
わち測定子の動きを連続的に検出信号として出力するも
のに置き換えたことにより、以下に示す特徴を付加する
ことができる。 (1)測定子を加工物に高速で接近させ、接触子が加工
物に接触し検出信号値が変化した時点で低速送りとする
ことができ、接点型のものと比較し計測時間の短縮が図
れる(図16参照)。 (2)測定子と加工物との接近速度を、検出信号が設定
値(測定基準値)にほぼ近づいた時点で極めて微小な送
り速度とすることにより、接点型のものと比較し計測精
度の高精度化が図れる。 (3)接点型のものはヒステリシス的な検出誤差要因を
持っている。即ち、非接触センサと軸との距離は、温度
変化によって微妙に変化する。しかし、アナログ式には
そのようなヒステリシス的な検出誤差要因は無く、アナ
ログ式での温度による誤差要因も、本発明の計測方法に
よれば排除できる。
【図1】 本発明に係る計測装置に含まれるタッチセン
サの一実施例を示す概略構成図である。
サの一実施例を示す概略構成図である。
【図2】 本発明に係る計測装置の概略構成を示す説明
図である。
図である。
【図3】 図1に示す計測装置のタッチセンサを用いた
計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう時の動作
説明図である。
計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう時の動作
説明図である。
【図4】 図1に示す計測装置のタッチセンサを用いた
計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう時の流れ
を示すフローチャート図である。
計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう時の流れ
を示すフローチャート図である。
【図5】 図1に示す計測装置のタッチセンサを用いた
加工物の外形寸法計測を行なう時の他の動作説明図であ
る。
加工物の外形寸法計測を行なう時の他の動作説明図であ
る。
【図6】 図1に示す計測装置のタッチセンサを用いて
他の計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう時の
他の流れを示すフローチャート図である。
他の計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう時の
他の流れを示すフローチャート図である。
【図7】 本発明に係る計測装置を含むタッチセンサの
他の実施例を示す概略構成図である。
他の実施例を示す概略構成図である。
【図8】 図7に示す計測装置のタッチセンサを用いた
計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう時の動作
説明図である。
計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう時の動作
説明図である。
【図9】 図7に示す本実施例の計測装置のタッチセン
サを用いた計測方法により加工物の外形寸法計測を行な
う時の流れを示すフローチャート図である。
サを用いた計測方法により加工物の外形寸法計測を行な
う時の流れを示すフローチャート図である。
【図10】 図7に示す計測装置のタッチセンサを用い
た加工物の外形寸法計測を行なう時の他の動作説明図で
ある。
た加工物の外形寸法計測を行なう時の他の動作説明図で
ある。
【図11】 図7に示す本実施例の計測装置のタッチセ
ンサを用いて他の計測方法により加工物の外形寸法計測
を行なう時の流れを示すフローチャート図である。
ンサを用いて他の計測方法により加工物の外形寸法計測
を行なう時の流れを示すフローチャート図である。
【図12】 本発明に係る計測装置を含むタッチセンサ
の他の実施例を示す概略構成図である。
の他の実施例を示す概略構成図である。
【図13】 図12に示す計測装置のタッチセンサを用
いた計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう時の
動作説明図である。
いた計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう時の
動作説明図である。
【図14】 図12に示す計測装置のタッチセンサを用
いた計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう時の
流れを示すフローチャート図である。
いた計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう時の
流れを示すフローチャート図である。
【図15】 図12に示す計測装置のタッチセンサを用
いた計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう時の
部分動作説明図である。
いた計測方法により加工物の外形寸法計測を行なう時の
部分動作説明図である。
【図16】 接触子の動きをアナログ式スイッチにて検
出信号に変換し出力する場合の計測動作説明図である。
出信号に変換し出力する場合の計測動作説明図である。
【図17】 従来の技術の計測装置の断面図である。
【図18】 従来の技術の計測方法についての動作説明
図である。
図である。
1 測定子、2 回り止めキー、3 軸、4 軸受け、
5 カラー、6 止め輪、7 圧縮バネ、8 電磁ソレ
ノイド、9 スイッチ、9a 接触子、10感応信号伝
達用電線、11 電磁ソレノイド励磁用電線、12 タ
ッチセンサ本体、13 タッチセンサ前面フタ、14
タッチセンサ後部フタ。
5 カラー、6 止め輪、7 圧縮バネ、8 電磁ソレ
ノイド、9 スイッチ、9a 接触子、10感応信号伝
達用電線、11 電磁ソレノイド励磁用電線、12 タ
ッチセンサ本体、13 タッチセンサ前面フタ、14
タッチセンサ後部フタ。
Claims (4)
- 【請求項1】 被測定物の2点間の寸法を測定する測定
装置において、 前記被測定物の測定面に接触する測定子と、 前記測定子が被測定物の測定面に接触したことを検知
し、接触信号を発生する信号発生手段と、 前記測定子を一方の測定面に押動する押動手段と、 前記信号発生手段を接触信号発生状態にするように前記
測定子を引き寄せる測定子引き寄せ手段と、 前記測定子を引き寄せた状態で他方の測定面に押動した
後、前記測定子を他方の測定面から離れる方向に移動さ
せる移動手段と、 を有することを特徴とする計測装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の計測装置を用いて、 前記測定子を被測定物の一方の測定面に接触する方向に
移動させ、 前記信号発生手段からの出力により一方の測定面の位置
を記憶し、 前記信号発生手段を接触信号発生状態にするように前記
測定子を引寄せ、 前記測定子を引き寄せた状態で他方の測定面に接触する
方向に移動させ、 前記測定子が他方の測定面に当接し前記信号発生手段が
非接触状態になると、前記測定子を他方の測定面から離
れる方向に移動させ、 前記信号発生手段が接触を検知することによって他方の
測定面の位置を記憶し、 前記一方の測定面の位置と他方の測定面の位置との差を
算出し、 被測定物の2点間の寸法を測定することを特徴とする計
測方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の計測装置を用いて、 前記測定子を被測定物の一方の測定面に接触する方向に
移動させ、 前記信号発生手段からの出力により一方の測定面の位置
を記憶し、 前記測定子を他方の測定面近傍へ移動させ、前記測定子
を信号発生手段方向へ引き寄せ、 信号発生手段が非接触状態で測定子を被測定物に接触さ
せた後前記測定子を他方の測定面から離れる方向に移動
させ、 前記信号発生手段が接触を検知することによって他方の
測定面の位置を記憶し、 前記一方の測定面の位置と他方の測定面の位置との差を
算出し、 被測定物の2点間の寸法を測定することを特徴とする計
測方法。 - 【請求項4】 被測定物の測定面に接触する測定子と、 前記測定子の動きを連続的に検出し検出信号を発生させ
る信号発生手段と、 前記測定子を定位置に保持するための測定方向に付勢す
る第1付勢手段と、 前記信号発生手段方向に付勢する第2付勢手段と、 前記測定子の動きを連続的に検出した検出信号から接触
状態を判定するための判定値を記憶する判定値記憶手段
とを備える計測装置を用いて、 前記測定子を一方の測定面に前記信号発生手段の検出値
が第1設定値に達するまで移動させ、 前記信号発生手段の検出値が第1設定値に達した位置を
一方の測定面の位置として記憶し、 前記測定子を他方の測定面に前記信号発生手段の検出値
が第2設定値を越えるまで移動させ、 前記信号発生手段の検出値が第2設定値を越えると、前
記測定子を他方の測定面から離れる方向に移動させ、 前記信号発生手段の検出値が再び第2設定値に達した位
置を他方の測定面の位置として記憶し、 両測定面の位置の差から第1設定値と第2設定値との差
を減算し、 被測定物の2点間の寸法を測定することを特徴とする計
測方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06301195A JP3150870B2 (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 計測装置及び計測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06301195A JP3150870B2 (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 計測装置及び計測方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08261711A true JPH08261711A (ja) | 1996-10-11 |
| JP3150870B2 JP3150870B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=13216962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06301195A Expired - Fee Related JP3150870B2 (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 計測装置及び計測方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3150870B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106225655A (zh) * | 2016-07-04 | 2016-12-14 | 上海应用技术学院 | 基于电涡流传感器的测量转接装置 |
| JP2017061012A (ja) * | 2015-09-24 | 2017-03-30 | オークマ株式会社 | 工作機械の幾何誤差同定方法及び幾何誤差同定プログラム |
| JP2021074807A (ja) * | 2019-11-06 | 2021-05-20 | オークマ株式会社 | 工作機械の誤差補正方法及び工作機械 |
-
1995
- 1995-03-22 JP JP06301195A patent/JP3150870B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017061012A (ja) * | 2015-09-24 | 2017-03-30 | オークマ株式会社 | 工作機械の幾何誤差同定方法及び幾何誤差同定プログラム |
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| JP2021074807A (ja) * | 2019-11-06 | 2021-05-20 | オークマ株式会社 | 工作機械の誤差補正方法及び工作機械 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3150870B2 (ja) | 2001-03-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110119 Year of fee payment: 10 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |