JPH08261B2 - 金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する装置 - Google Patents
金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する装置Info
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- JPH08261B2 JPH08261B2 JP60049422A JP4942285A JPH08261B2 JP H08261 B2 JPH08261 B2 JP H08261B2 JP 60049422 A JP60049422 A JP 60049422A JP 4942285 A JP4942285 A JP 4942285A JP H08261 B2 JPH08261 B2 JP H08261B2
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Description
本発明は、金属製円筒管の管壁に螺旋状の波形を所定
の全範囲に亘って所望形状に形成させることのできる金
属製円筒管に螺旋状の波形を形成する装置に関するもの
である。
の全範囲に亘って所望形状に形成させることのできる金
属製円筒管に螺旋状の波形を形成する装置に関するもの
である。
金属製円筒管の管壁に螺旋状の波形を形成させたもの
は、管内外の熱交換を行う場合の熱伝達率を向上せし
め、剛性を向上させて強度を増し、軸方向の多少の伸縮
にも対応でき、更には装飾的にも面白い等の種々な効果
を有するため、近年広く使用されるようになってきた。 従来、このように金属製円筒管の管壁に螺旋状の波形
を形成させる方法はいくつか知られている。 例えば特公昭53−25830号公報には、金属製円筒管の
一端を回転不能に固定し、位置固定された突起体により
管壁に半径方向の局部的圧力を加えた状態で金属製円筒
管の他端を捩ることにより、形成される溝を螺旋通路に
沿って軸線方向に生長させる方法が示されている。しか
しながらこの方法によれば螺旋状の波形の形成は突起体
により管壁に局部的圧力を生ぜしめられた箇所及びそれ
らの中間箇所にそれぞれ生じる山と谷とが元となって形
成されることになるので、形成開始の箇所に近い範囲で
は螺旋状の波形はほぼ整った形状に形成されるが、遠去
かるにしたがって不均一な波形となり易く、金属製円筒
管の全長に亘って形状の良いほぼ均一な波形を形成させ
るには金属製円筒管の材質として硬度,伸び等の値が極
めて狭い範囲に限定されていたので実施し難い欠点があ
った。 また、米国特許第3,606,780号明細書には、波形が表
面に形成されている芯金を材料円筒管に挿入して挿入組
を構成し、この芯金の螺旋状のうね,溝にそれぞれ向か
い合う溝,うねの波形を表面に有する形成ローラに近接
して前記挿入組をセットし、材料円筒管が芯金の波形と
形成ローラの波形とのクリヤランス内に挾まれた状態で
形成ローラを強力に回転させて材料円筒管を芯金と共に
回転させながら通過させることによって芯金表面の波形
に対応する波形をこの材料円筒管に形成させる方法が示
されている。しかしながらこの方法によると、金属製円
筒管の径が少しでも違ったり、或いは形状の異なる波形
を形成させるときは、その都度芯金や形成ローラを適合
するものに取り替えたり新たに製作する必要があって多
種小量の生産には不適であり、また形成装置が高価につ
く等の問題点があった。
は、管内外の熱交換を行う場合の熱伝達率を向上せし
め、剛性を向上させて強度を増し、軸方向の多少の伸縮
にも対応でき、更には装飾的にも面白い等の種々な効果
を有するため、近年広く使用されるようになってきた。 従来、このように金属製円筒管の管壁に螺旋状の波形
を形成させる方法はいくつか知られている。 例えば特公昭53−25830号公報には、金属製円筒管の
一端を回転不能に固定し、位置固定された突起体により
管壁に半径方向の局部的圧力を加えた状態で金属製円筒
管の他端を捩ることにより、形成される溝を螺旋通路に
沿って軸線方向に生長させる方法が示されている。しか
しながらこの方法によれば螺旋状の波形の形成は突起体
により管壁に局部的圧力を生ぜしめられた箇所及びそれ
らの中間箇所にそれぞれ生じる山と谷とが元となって形
成されることになるので、形成開始の箇所に近い範囲で
は螺旋状の波形はほぼ整った形状に形成されるが、遠去
かるにしたがって不均一な波形となり易く、金属製円筒
管の全長に亘って形状の良いほぼ均一な波形を形成させ
るには金属製円筒管の材質として硬度,伸び等の値が極
めて狭い範囲に限定されていたので実施し難い欠点があ
った。 また、米国特許第3,606,780号明細書には、波形が表
面に形成されている芯金を材料円筒管に挿入して挿入組
を構成し、この芯金の螺旋状のうね,溝にそれぞれ向か
い合う溝,うねの波形を表面に有する形成ローラに近接
して前記挿入組をセットし、材料円筒管が芯金の波形と
形成ローラの波形とのクリヤランス内に挾まれた状態で
形成ローラを強力に回転させて材料円筒管を芯金と共に
回転させながら通過させることによって芯金表面の波形
に対応する波形をこの材料円筒管に形成させる方法が示
されている。しかしながらこの方法によると、金属製円
筒管の径が少しでも違ったり、或いは形状の異なる波形
を形成させるときは、その都度芯金や形成ローラを適合
するものに取り替えたり新たに製作する必要があって多
種小量の生産には不適であり、また形成装置が高価につ
く等の問題点があった。
本発明は上記従来技術の問題点を解決するための装置
を提供するものである。 第1の本発明は、位置固定された主軸ヘッドに動力に
より回転せしめられる主軸が装着されており、加工され
る金属製円筒管を該主軸の延長上に保持して回転せしめ
るための円筒管保持用チャックが該主軸の一端に設けら
れており、前記主軸の円筒管保持用チャック側延長上に
加工される金属製円筒管を貫通させる円筒管貫通孔を有
する移動台が該延長線に沿って動力により移動可能に設
置されており、前記主軸の円筒管保持用チャックに保持
され前記円筒管貫通孔を貫通している金属製円筒管の管
壁を加圧して凹ませる回転自在な加圧回転体が前記円筒
管貫通孔の開口部に近接して前記移動台に設けられてい
ることを特徴とする金属製円筒管に螺旋状の波形を形成
する装置に関するものである。 第2の本発明は、第1の本発明において、加工される
金属製円筒管を該主軸の延長上に保持して回転せしめる
ための円筒管保持用チャックが主軸の一端に設けられて
いると共に少なくとも該円筒管保持用チャック位置に前
記金属製円筒管を該円筒管保持用チャックとの間で挾持
する保持用スリーブが設けられているものである。 第3の本発明は、第1の本発明において、位置固定さ
れた主軸ヘッドに設けられており動力により回転せしめ
られる主軸が、加工される金属製円筒管の内径よりも小
さい外径のマンドレルを貫挿せしめられているマンドレ
ル貫通孔を有する中空管から成るものである。 第4の本発明は、第1の本発明において、主軸の円筒
管保持用チャック側延長上に加工される金属製円筒管を
貫通させる円筒管貫通孔を有する移動台に更に該円筒管
貫通孔内で前記金属製円筒管の内周面を当接摺動せしめ
得る支持用スリーブが設けられているものである。 以下、本発明に係る金属製円筒管に螺旋状の波形を形
成する装置を図面によって詳細に説明する。 第1図は本発明装置によって金属製円筒管の管壁に螺
旋状の波形が形成されている状態を簡略に示す説明図、
第2図は各本発明装置を説明するための全体説明図、第
3図は第1の本発明装置の場合における第2図中のA−
A線断面図、第4図は第2の本発明装置の場合における
第2図中のA−A線断面図、第5図は第3の本発明装置
の場合における第2図中のA−A線断面図、第6図は第
3の本発明装置の場合における第2図中のB−B線端面
図、第7図は第4の本発明装置の場合における第6図に
相当する端面図、第8図はマンドレルの移動台側を位置
決めした状態及び支持用スリーブの端部を固定した状態
をそれぞれ示す断面説明図、第9図は第2図中のC−C
線端面図である。 第1の本発明装置は次のように構成されている。すな
わち、第2図に示す如く、例えばベッド16上に位置固定
された主軸ヘッド3にモータ7による動力が減速機(図
示せず)を経由して伝えられることにより回転せしめら
れる主軸4が装着されており、加工される金属製円筒管
2を主軸4の延長上に保持して回転せしめるための円筒
管保持用チャック5が主軸4の一端に設けられている。
そして主軸4の円筒管保持用チャック5側延長上に加工
される金属製円筒管2を貫通させる円筒管貫通孔9を有
する移動台8がその延長線に沿って例えばモータ10の動
力により移動可能に設置されており、主軸4の円筒管保
持用チャック5に保持され円筒管貫通孔9を貫通してい
る金属製円筒管2の管壁を加圧して凹ませる回転自在な
加圧回転体1が円筒管貫通孔9の開口部に近接して移動
台8に設けられているのである。 円筒管保持用チャック5としては通常使用されるもの
が使用でき、例えば第3図に示すものは、チャックの爪
5bが油圧又はネジにより金属製円筒管2の外面に強く圧
接してこれを保持することができるようにチャック本体
5aに取り付けられて成るものである。 移動台8の円筒管貫通孔9は第2図に示す装置におい
ては移動台8の本体のみでなく後記する加圧回転体アー
ム保持用チャック12をも貫通して設けられている。この
円筒管貫通孔9は第2図及び第6図に示す如く径の大き
い貫通孔の少なくとも加圧回転体1が設けられている側
の開口部からの一部が金属製円筒管2の外周面を当接摺
動せしめ得る案内スリーブ11を嵌挿固定することにより
形成されたものであっても良い。 加圧回転体1が移動台8の円筒管貫通孔9の開口部に
近接して設けられている状態は第2図に示されている。
すなわち、金属製円筒管2が貫通される移動台8の側端
に加圧回転体アーム保持用チャック12が設けられていて
円筒管貫通孔9が移動台8の本体からこの加圧回転アー
ム保持用チャック12にまで貫通して設けられており、加
圧回転体1を装着された加圧回転体アーム13の1個又は
複数個が円筒管貫通孔9の開口部に近接してその加圧回
転体1が円筒管貫通項9を貫通している金属製円筒管2
を加圧することができる位置に且つ油圧又はネジにより
加圧量を調節可能に加圧回転体アーム保持用チャック12
に取り付けられている。加圧回転体1が複数個の場合は
それらが金属製円筒管2の同一横断面上に均等な間隔で
配置されるように加圧回転体アーム13が取り付けられて
いる。各加圧回転体1が加圧回転体アーム13に装着され
る態様には2通りある。1つは回転面が所定方向すなわ
ち予め設計されたリード角βと一致する方向に固定され
ている態様である。この場合、回転面の方向を変更する
場合は一旦固定状態を解除して方向を調整してから固定
し直すことができるようになっている。他の1つは回転
面が方向変化自在に例えばキャスター様に装着されてい
る態様である。第2図では加圧回転体1は移動台8の主
軸ヘッド3側に設けられているが、反対側に設けられて
いてもよい。 移動台8を主軸4の延長線に沿って移動させる装置と
しては、例えば第2図の如く、ラック14を主軸4の延長
線と平行にベッド16上に固定してこのラック14と噛合す
るピニオン15を円筒管貫通孔9が主軸4の延長上に来る
ように移動台8に取り付け、モータ10の動力を減速機
(図示せず)を介してピニオン15に伝えるようにすれば
良い。 第2の本発明装置は、第1の本発明装置において、加
工される金属製円筒管2を主軸4の延長上に保持して回
転せしめるための円筒管保持用チャック5が主軸4の一
端に設けられていると共に、第4図に示す如く少なくと
も円筒管保持用チャック5の位置に金属製円筒管2を円
筒管保持用チャック5との間で挾持する保持用スリーブ
6が設けられているものである。 この保持用スリーブ6は、主軸4が中空管である場合
には円筒管保持用チャック5の部分から主軸4の中空部
にまで挿入されていても良く、また主軸4に固定しない
でおいてその都度金属製円筒管2の保持箇所に内嵌して
も良い。 第3の本発明装置は、第1の本発明装置において、位
置固定された主軸ヘッド3に設けられており動力により
回転せしめられる主軸4が、第2図に示すように、加工
される金属製円筒管2の内径よりも小さい外径のマンド
レル17を貫挿せしめられるマンドレル貫通孔18を有する
中空管から成るものである。このマンドレル17は、第2
図及び第5図に示す如く、移動台8の円筒管貫通孔9を
貫通して円筒管保持用チャック5に保持された加工され
る金属製円筒管2にマンドレル貫通孔18を経て貫通さ
れ、加圧回転体1により金属製円筒管2の管壁が凹まさ
れるときの深さ、すなわち第9図に示す如く螺旋状の波
形の溝の底径を一定に規制するものである。マンドレル
17には金属製円筒管2等への挿入,抜去操作を容易にす
るための握り部17aが設けられていることが好ましい。
保持用スリーブ6を使用する場合は第5図に示す如く保
持用スリーブ6の内径がマンドレル17の外径以上のもの
を使用する。主軸4のマンドレル貫通孔18にはマンドレ
ル17をその軸芯が上記の如くセットされた状態の金属製
円筒管2の管軸Xと一致するように位置決めするための
支持部(図示せず)が設けられている。この支持部は、
主軸4が中空管であって保持用スリーブ6が円筒管保持
用チャック5の位置から主軸4内にまで挿入される場合
における主軸4内の挿入部分以外の少なくとも一部のマ
ンドレル貫通孔18の径をマンドレル17の外径に合わせて
摺動自在に該当位置に構成しても良い。マンドレル17の
軸芯を上記の如く金属製円筒管2の管軸Xに一致させる
ために移動台8側にも支持部を設けることは、加圧回転
体1が複数個の場合は必ずしも必要ではないが、加圧回
転体1が1個の場合そして好ましくは複数個の場合で
も、移動台8の加圧回転体1とは反対側の外側に例えば
第8図に示す如くマンドレル17を貫通して摺動させる位
置決め孔19aを穿設された位置決めフレーム19を設けて
おくことが好ましい。 第4の本発明装置は、第1の本発明装置において、第
7図に示す如く移動台8に更に円筒管貫通孔9内で金属
製円筒管2の内周面を当接摺動せしめ得る支持用スリー
ブ20が設けられているものである。この場合、支持用ス
リーブ20の主軸ヘッド3から遠い方の端部は、螺旋状の
波形の形成開始時における加圧回転体1から金属製円筒
管2の波形形成側の末端の位置よりも更に離れた移動台
8の外側の箇所で例えば第8図に示す如く支持フレーム
21により位置固定して支持される。この装置では支持用
スリーブ20の内径以下のマンドレル17を使用する。そし
て支持フレーム21は、マンドレル17が支持用スリーブ20
に挿入されている関係上、位置決めフレーム19よりも移
動台8側に位置することになる。支持用スリーブ20の全
体位置を決めるための他箇所での支持は加圧回転体1が
複数個の場合は必ずしも必要ではないが、1個の場合は
そして好ましくは複数個の場合でも、同じ目的を果たす
ものとして円筒管貫通孔9に貫通された金属製円筒管2
の外側を支持する支持装置(図示せず)を例えば円筒管
貫通孔9の加圧回転体1側の開口部を近くに設けておく
ことが好ましい。 以上の各本発明装置においては、円筒管貫通孔9の径
を大き目にしておくと共に保持用スリーブ6,案内スリー
ブ11,支持用スリーブ20が設けられるときはそれぞれ外
径,内径,外径の異なる種々なものを準備しておくこと
により、加工される金属製円筒管2の径が変っても対処
できるようにしておく。又、マンドレル17を使用する装
置においては、マンドレル貫通孔18の径をやゝ大き目に
しておくと共に径の異なる種々なマンドレル17を準備し
ておき、螺旋状の波形を種々な深さに形成する場合に備
えておけばよい。 なお、上記第2〜4の本発明装置は第1の本発明装置
にそれぞれ付加構成要素が付加されたものであるが、本
発明装置の応用として、これらの付加構成要素の一部又
は全部が第1の本発明装置に付加されたものであっても
良い。 また、加工される金属製円筒管2としては、通常の金
属製円筒管の他、表面をプラスチックフィルムで被覆さ
れた金属製円筒管を使用することができる。例えば熱収
縮率40〜50%程度の熱収縮性ビニールチューブ(例えば
三菱樹脂社製,商品名:ヒシチューブ)を通常の金属製
円筒管に被せて100℃前後で加熱して充分収縮させたも
のを使用することができる。
を提供するものである。 第1の本発明は、位置固定された主軸ヘッドに動力に
より回転せしめられる主軸が装着されており、加工され
る金属製円筒管を該主軸の延長上に保持して回転せしめ
るための円筒管保持用チャックが該主軸の一端に設けら
れており、前記主軸の円筒管保持用チャック側延長上に
加工される金属製円筒管を貫通させる円筒管貫通孔を有
する移動台が該延長線に沿って動力により移動可能に設
置されており、前記主軸の円筒管保持用チャックに保持
され前記円筒管貫通孔を貫通している金属製円筒管の管
壁を加圧して凹ませる回転自在な加圧回転体が前記円筒
管貫通孔の開口部に近接して前記移動台に設けられてい
ることを特徴とする金属製円筒管に螺旋状の波形を形成
する装置に関するものである。 第2の本発明は、第1の本発明において、加工される
金属製円筒管を該主軸の延長上に保持して回転せしめる
ための円筒管保持用チャックが主軸の一端に設けられて
いると共に少なくとも該円筒管保持用チャック位置に前
記金属製円筒管を該円筒管保持用チャックとの間で挾持
する保持用スリーブが設けられているものである。 第3の本発明は、第1の本発明において、位置固定さ
れた主軸ヘッドに設けられており動力により回転せしめ
られる主軸が、加工される金属製円筒管の内径よりも小
さい外径のマンドレルを貫挿せしめられているマンドレ
ル貫通孔を有する中空管から成るものである。 第4の本発明は、第1の本発明において、主軸の円筒
管保持用チャック側延長上に加工される金属製円筒管を
貫通させる円筒管貫通孔を有する移動台に更に該円筒管
貫通孔内で前記金属製円筒管の内周面を当接摺動せしめ
得る支持用スリーブが設けられているものである。 以下、本発明に係る金属製円筒管に螺旋状の波形を形
成する装置を図面によって詳細に説明する。 第1図は本発明装置によって金属製円筒管の管壁に螺
旋状の波形が形成されている状態を簡略に示す説明図、
第2図は各本発明装置を説明するための全体説明図、第
3図は第1の本発明装置の場合における第2図中のA−
A線断面図、第4図は第2の本発明装置の場合における
第2図中のA−A線断面図、第5図は第3の本発明装置
の場合における第2図中のA−A線断面図、第6図は第
3の本発明装置の場合における第2図中のB−B線端面
図、第7図は第4の本発明装置の場合における第6図に
相当する端面図、第8図はマンドレルの移動台側を位置
決めした状態及び支持用スリーブの端部を固定した状態
をそれぞれ示す断面説明図、第9図は第2図中のC−C
線端面図である。 第1の本発明装置は次のように構成されている。すな
わち、第2図に示す如く、例えばベッド16上に位置固定
された主軸ヘッド3にモータ7による動力が減速機(図
示せず)を経由して伝えられることにより回転せしめら
れる主軸4が装着されており、加工される金属製円筒管
2を主軸4の延長上に保持して回転せしめるための円筒
管保持用チャック5が主軸4の一端に設けられている。
そして主軸4の円筒管保持用チャック5側延長上に加工
される金属製円筒管2を貫通させる円筒管貫通孔9を有
する移動台8がその延長線に沿って例えばモータ10の動
力により移動可能に設置されており、主軸4の円筒管保
持用チャック5に保持され円筒管貫通孔9を貫通してい
る金属製円筒管2の管壁を加圧して凹ませる回転自在な
加圧回転体1が円筒管貫通孔9の開口部に近接して移動
台8に設けられているのである。 円筒管保持用チャック5としては通常使用されるもの
が使用でき、例えば第3図に示すものは、チャックの爪
5bが油圧又はネジにより金属製円筒管2の外面に強く圧
接してこれを保持することができるようにチャック本体
5aに取り付けられて成るものである。 移動台8の円筒管貫通孔9は第2図に示す装置におい
ては移動台8の本体のみでなく後記する加圧回転体アー
ム保持用チャック12をも貫通して設けられている。この
円筒管貫通孔9は第2図及び第6図に示す如く径の大き
い貫通孔の少なくとも加圧回転体1が設けられている側
の開口部からの一部が金属製円筒管2の外周面を当接摺
動せしめ得る案内スリーブ11を嵌挿固定することにより
形成されたものであっても良い。 加圧回転体1が移動台8の円筒管貫通孔9の開口部に
近接して設けられている状態は第2図に示されている。
すなわち、金属製円筒管2が貫通される移動台8の側端
に加圧回転体アーム保持用チャック12が設けられていて
円筒管貫通孔9が移動台8の本体からこの加圧回転アー
ム保持用チャック12にまで貫通して設けられており、加
圧回転体1を装着された加圧回転体アーム13の1個又は
複数個が円筒管貫通孔9の開口部に近接してその加圧回
転体1が円筒管貫通項9を貫通している金属製円筒管2
を加圧することができる位置に且つ油圧又はネジにより
加圧量を調節可能に加圧回転体アーム保持用チャック12
に取り付けられている。加圧回転体1が複数個の場合は
それらが金属製円筒管2の同一横断面上に均等な間隔で
配置されるように加圧回転体アーム13が取り付けられて
いる。各加圧回転体1が加圧回転体アーム13に装着され
る態様には2通りある。1つは回転面が所定方向すなわ
ち予め設計されたリード角βと一致する方向に固定され
ている態様である。この場合、回転面の方向を変更する
場合は一旦固定状態を解除して方向を調整してから固定
し直すことができるようになっている。他の1つは回転
面が方向変化自在に例えばキャスター様に装着されてい
る態様である。第2図では加圧回転体1は移動台8の主
軸ヘッド3側に設けられているが、反対側に設けられて
いてもよい。 移動台8を主軸4の延長線に沿って移動させる装置と
しては、例えば第2図の如く、ラック14を主軸4の延長
線と平行にベッド16上に固定してこのラック14と噛合す
るピニオン15を円筒管貫通孔9が主軸4の延長上に来る
ように移動台8に取り付け、モータ10の動力を減速機
(図示せず)を介してピニオン15に伝えるようにすれば
良い。 第2の本発明装置は、第1の本発明装置において、加
工される金属製円筒管2を主軸4の延長上に保持して回
転せしめるための円筒管保持用チャック5が主軸4の一
端に設けられていると共に、第4図に示す如く少なくと
も円筒管保持用チャック5の位置に金属製円筒管2を円
筒管保持用チャック5との間で挾持する保持用スリーブ
6が設けられているものである。 この保持用スリーブ6は、主軸4が中空管である場合
には円筒管保持用チャック5の部分から主軸4の中空部
にまで挿入されていても良く、また主軸4に固定しない
でおいてその都度金属製円筒管2の保持箇所に内嵌して
も良い。 第3の本発明装置は、第1の本発明装置において、位
置固定された主軸ヘッド3に設けられており動力により
回転せしめられる主軸4が、第2図に示すように、加工
される金属製円筒管2の内径よりも小さい外径のマンド
レル17を貫挿せしめられるマンドレル貫通孔18を有する
中空管から成るものである。このマンドレル17は、第2
図及び第5図に示す如く、移動台8の円筒管貫通孔9を
貫通して円筒管保持用チャック5に保持された加工され
る金属製円筒管2にマンドレル貫通孔18を経て貫通さ
れ、加圧回転体1により金属製円筒管2の管壁が凹まさ
れるときの深さ、すなわち第9図に示す如く螺旋状の波
形の溝の底径を一定に規制するものである。マンドレル
17には金属製円筒管2等への挿入,抜去操作を容易にす
るための握り部17aが設けられていることが好ましい。
保持用スリーブ6を使用する場合は第5図に示す如く保
持用スリーブ6の内径がマンドレル17の外径以上のもの
を使用する。主軸4のマンドレル貫通孔18にはマンドレ
ル17をその軸芯が上記の如くセットされた状態の金属製
円筒管2の管軸Xと一致するように位置決めするための
支持部(図示せず)が設けられている。この支持部は、
主軸4が中空管であって保持用スリーブ6が円筒管保持
用チャック5の位置から主軸4内にまで挿入される場合
における主軸4内の挿入部分以外の少なくとも一部のマ
ンドレル貫通孔18の径をマンドレル17の外径に合わせて
摺動自在に該当位置に構成しても良い。マンドレル17の
軸芯を上記の如く金属製円筒管2の管軸Xに一致させる
ために移動台8側にも支持部を設けることは、加圧回転
体1が複数個の場合は必ずしも必要ではないが、加圧回
転体1が1個の場合そして好ましくは複数個の場合で
も、移動台8の加圧回転体1とは反対側の外側に例えば
第8図に示す如くマンドレル17を貫通して摺動させる位
置決め孔19aを穿設された位置決めフレーム19を設けて
おくことが好ましい。 第4の本発明装置は、第1の本発明装置において、第
7図に示す如く移動台8に更に円筒管貫通孔9内で金属
製円筒管2の内周面を当接摺動せしめ得る支持用スリー
ブ20が設けられているものである。この場合、支持用ス
リーブ20の主軸ヘッド3から遠い方の端部は、螺旋状の
波形の形成開始時における加圧回転体1から金属製円筒
管2の波形形成側の末端の位置よりも更に離れた移動台
8の外側の箇所で例えば第8図に示す如く支持フレーム
21により位置固定して支持される。この装置では支持用
スリーブ20の内径以下のマンドレル17を使用する。そし
て支持フレーム21は、マンドレル17が支持用スリーブ20
に挿入されている関係上、位置決めフレーム19よりも移
動台8側に位置することになる。支持用スリーブ20の全
体位置を決めるための他箇所での支持は加圧回転体1が
複数個の場合は必ずしも必要ではないが、1個の場合は
そして好ましくは複数個の場合でも、同じ目的を果たす
ものとして円筒管貫通孔9に貫通された金属製円筒管2
の外側を支持する支持装置(図示せず)を例えば円筒管
貫通孔9の加圧回転体1側の開口部を近くに設けておく
ことが好ましい。 以上の各本発明装置においては、円筒管貫通孔9の径
を大き目にしておくと共に保持用スリーブ6,案内スリー
ブ11,支持用スリーブ20が設けられるときはそれぞれ外
径,内径,外径の異なる種々なものを準備しておくこと
により、加工される金属製円筒管2の径が変っても対処
できるようにしておく。又、マンドレル17を使用する装
置においては、マンドレル貫通孔18の径をやゝ大き目に
しておくと共に径の異なる種々なマンドレル17を準備し
ておき、螺旋状の波形を種々な深さに形成する場合に備
えておけばよい。 なお、上記第2〜4の本発明装置は第1の本発明装置
にそれぞれ付加構成要素が付加されたものであるが、本
発明装置の応用として、これらの付加構成要素の一部又
は全部が第1の本発明装置に付加されたものであっても
良い。 また、加工される金属製円筒管2としては、通常の金
属製円筒管の他、表面をプラスチックフィルムで被覆さ
れた金属製円筒管を使用することができる。例えば熱収
縮率40〜50%程度の熱収縮性ビニールチューブ(例えば
三菱樹脂社製,商品名:ヒシチューブ)を通常の金属製
円筒管に被せて100℃前後で加熱して充分収縮させたも
のを使用することができる。
前述したような構造の本発明装置を使用して金属製円
筒管2に螺旋状の波形を形成するには、先ず移動台8を
主軸ヘッド3側から充分離して加工される金属製円筒管
2を主軸4の延長上に位置せしめ、円筒管保持用チャッ
ク5で保持する。保持用スリーブ6のあるときはこれを
金属製円筒管2内に嵌入してから上記の如く保持するこ
とにより、円筒管保持用チャック5の圧力により金属製
円筒管2の変形又は損傷を防止することができる。次い
で、移動台8では予め加圧回転体1を金属製円筒管2に
接触しない位置に離しておいてから、移動台8を主軸ヘ
ッド3側に移動せしめて金属製円筒管2を円筒管貫通孔
9に貫通せしめる。 このとき、円筒管貫通孔9が案内スリーブ11で形成さ
れているときは金属製円筒管2はこの案内スリーブ11を
摺動して貫通することにより、金属製円筒管2は主軸4
の延長上の位置に正確に位置決めされることになる。
又、支持用スリーブ20が設けられているときは金属製円
筒管2はこの支持用スリーブ20を外嵌した状態で貫通す
ることにより上記と同様に位置決めされると共に、後記
する如く加圧回転体1の加圧による金属製円筒管2の異
状な変形を防止することができる。 主軸ヘッド3にマンドレル貫通孔18を有する装置の場
合は、マンドレル17を円筒管保持用チャック5と反対側
からマンドレル貫通孔18に挿入してマンドレル17を金属
製円筒管2の管軸Xに一致するように位置決めするため
の支持部を経て金属製円筒管2を貫通せしめる。位置決
めフレーム19が設けられている場合は、その位置決め孔
19aにマンドレル17の先端を貫通せしめることにより、
マンドレル17はその軸芯が金属製円筒管2の管軸Xと一
致する位置に正確に保持され、後記する螺旋状の波形形
成時の溝の深さを一層正確に均等にすることができる。 このようにして金属製円筒管2のセットが終れば、次
いで移動台8を主軸ヘッド3側に近付けて加圧回転体1
を金属製円筒管2の螺旋状の波形形成予定区域の始点に
位置せしめ、油圧弁又はネジを操作し調節して加圧回転
体1で金属製円筒管2を加圧して所定深さに凹ませる。
マンドレル17を使用している場合は加圧回転体1の加圧
力を過剰にしても凹部の深さすなわち螺旋状の波形の溝
の深さはマンドレル17によって限定されているから、加
圧力を過剰範囲に設定することによりその調節は容易で
ある。金属製円筒管2を支持用スリーブ20に外嵌させて
支持している場合は、支持用スリーブ20の直ぐ近くで金
属製円筒管2の管壁を加圧回転体1により加圧しても支
持部の異状な変形を防止することができる。 次いで上記の如く加圧回転体1で金属製円筒管2を加
圧した状態でモータ7を作動せしめて金属製円筒管2を
所定の回転速度nで回転させると共に、モータ10を作動
せしめて移動台8を所定の移動速度vで主軸4の延長上
を主軸ヘッド3から遠去かる方向に移動せしめることに
より、第1図に示すように金属製円筒管2の管壁に所定
のピッチp及びリード角βの螺旋状の波形を形成するこ
とができるのである。 上記所定のピッチ及びリード角は次の式によって表わさ
れる。すなわち、 ここで p:ピッチ β:リード角 v:移動台の移動速度 i:加圧回転体の個数 n:金属製円筒管の回転速度 d:金属製円筒管の外径 を示す。 リードはピッチpのi倍であるから、加圧回転体1が
1個のときはリードとピッチpとは同じになって一条の
波形が形成されるが、加圧回転体1が複数個の場合はそ
の数だけの複数条の波形が形成される。第9図に示す波
形は3個の加圧回転体1により3条の波形が形成された
場合である。 螺旋状の波形は溝の深さについてもマンドレル17を使
用する場合は所定の深さに形成することができ、マンド
レル17を使用しない場合もほヾそれに近く形成すること
ができる。螺旋状の波形が金属製円筒管2の所定範囲に
形成されたら、金属製円筒管2の回転と移動台8の移動
とを停止し、加圧回転体1の加圧状態を解除して金属製
円筒管2から離し、マンドレル17を使用している場合に
はマンドレル17を抜去し、移動台8を更に移動せしめ円
筒管保持用チャック5を弛めて螺旋状の波形の形成され
た金属製円筒管2を取り出す。マンドレル17の抜去操作
を容易にさせるためには、予めマンドレル17の外面に潤
滑剤を塗布しておくのが好ましい。 外径又は内径の異なる金属製円筒管2を使用する場合
は、保持用スリーブ6,案内スリーブ11,支持用スリーブ2
0を使用する装置においては、それぞれ外径,内径,外
径が金属製円筒管2に合うものに取り替えれば良い、
又、螺旋状の波形のピッチp,リード角β,溝の深さを変
えるときは、前2者については金属製円筒管2の回転速
度nや移動台8の移動速度vを変えれば良く、後者につ
いては加圧回転体1の加圧力を調節し、更にマンドレル
17を使用する装置においては溝の深さに合う径のマンド
レル17に取り替えれば良い。
筒管2に螺旋状の波形を形成するには、先ず移動台8を
主軸ヘッド3側から充分離して加工される金属製円筒管
2を主軸4の延長上に位置せしめ、円筒管保持用チャッ
ク5で保持する。保持用スリーブ6のあるときはこれを
金属製円筒管2内に嵌入してから上記の如く保持するこ
とにより、円筒管保持用チャック5の圧力により金属製
円筒管2の変形又は損傷を防止することができる。次い
で、移動台8では予め加圧回転体1を金属製円筒管2に
接触しない位置に離しておいてから、移動台8を主軸ヘ
ッド3側に移動せしめて金属製円筒管2を円筒管貫通孔
9に貫通せしめる。 このとき、円筒管貫通孔9が案内スリーブ11で形成さ
れているときは金属製円筒管2はこの案内スリーブ11を
摺動して貫通することにより、金属製円筒管2は主軸4
の延長上の位置に正確に位置決めされることになる。
又、支持用スリーブ20が設けられているときは金属製円
筒管2はこの支持用スリーブ20を外嵌した状態で貫通す
ることにより上記と同様に位置決めされると共に、後記
する如く加圧回転体1の加圧による金属製円筒管2の異
状な変形を防止することができる。 主軸ヘッド3にマンドレル貫通孔18を有する装置の場
合は、マンドレル17を円筒管保持用チャック5と反対側
からマンドレル貫通孔18に挿入してマンドレル17を金属
製円筒管2の管軸Xに一致するように位置決めするため
の支持部を経て金属製円筒管2を貫通せしめる。位置決
めフレーム19が設けられている場合は、その位置決め孔
19aにマンドレル17の先端を貫通せしめることにより、
マンドレル17はその軸芯が金属製円筒管2の管軸Xと一
致する位置に正確に保持され、後記する螺旋状の波形形
成時の溝の深さを一層正確に均等にすることができる。 このようにして金属製円筒管2のセットが終れば、次
いで移動台8を主軸ヘッド3側に近付けて加圧回転体1
を金属製円筒管2の螺旋状の波形形成予定区域の始点に
位置せしめ、油圧弁又はネジを操作し調節して加圧回転
体1で金属製円筒管2を加圧して所定深さに凹ませる。
マンドレル17を使用している場合は加圧回転体1の加圧
力を過剰にしても凹部の深さすなわち螺旋状の波形の溝
の深さはマンドレル17によって限定されているから、加
圧力を過剰範囲に設定することによりその調節は容易で
ある。金属製円筒管2を支持用スリーブ20に外嵌させて
支持している場合は、支持用スリーブ20の直ぐ近くで金
属製円筒管2の管壁を加圧回転体1により加圧しても支
持部の異状な変形を防止することができる。 次いで上記の如く加圧回転体1で金属製円筒管2を加
圧した状態でモータ7を作動せしめて金属製円筒管2を
所定の回転速度nで回転させると共に、モータ10を作動
せしめて移動台8を所定の移動速度vで主軸4の延長上
を主軸ヘッド3から遠去かる方向に移動せしめることに
より、第1図に示すように金属製円筒管2の管壁に所定
のピッチp及びリード角βの螺旋状の波形を形成するこ
とができるのである。 上記所定のピッチ及びリード角は次の式によって表わさ
れる。すなわち、 ここで p:ピッチ β:リード角 v:移動台の移動速度 i:加圧回転体の個数 n:金属製円筒管の回転速度 d:金属製円筒管の外径 を示す。 リードはピッチpのi倍であるから、加圧回転体1が
1個のときはリードとピッチpとは同じになって一条の
波形が形成されるが、加圧回転体1が複数個の場合はそ
の数だけの複数条の波形が形成される。第9図に示す波
形は3個の加圧回転体1により3条の波形が形成された
場合である。 螺旋状の波形は溝の深さについてもマンドレル17を使
用する場合は所定の深さに形成することができ、マンド
レル17を使用しない場合もほヾそれに近く形成すること
ができる。螺旋状の波形が金属製円筒管2の所定範囲に
形成されたら、金属製円筒管2の回転と移動台8の移動
とを停止し、加圧回転体1の加圧状態を解除して金属製
円筒管2から離し、マンドレル17を使用している場合に
はマンドレル17を抜去し、移動台8を更に移動せしめ円
筒管保持用チャック5を弛めて螺旋状の波形の形成され
た金属製円筒管2を取り出す。マンドレル17の抜去操作
を容易にさせるためには、予めマンドレル17の外面に潤
滑剤を塗布しておくのが好ましい。 外径又は内径の異なる金属製円筒管2を使用する場合
は、保持用スリーブ6,案内スリーブ11,支持用スリーブ2
0を使用する装置においては、それぞれ外径,内径,外
径が金属製円筒管2に合うものに取り替えれば良い、
又、螺旋状の波形のピッチp,リード角β,溝の深さを変
えるときは、前2者については金属製円筒管2の回転速
度nや移動台8の移動速度vを変えれば良く、後者につ
いては加圧回転体1の加圧力を調節し、更にマンドレル
17を使用する装置においては溝の深さに合う径のマンド
レル17に取り替えれば良い。
以上の如く、本発明装置によれば、加工される金属製
円筒管の管壁を回転自在な加圧回転体により凹ませた状
態で主軸に設けられた円筒管保持用チャックに保持され
た金属製円筒管を回転させながら移動台に設けられた加
圧回転体が管軸に沿って一定速度で移動せしめられるこ
とにより、金属製円筒管の回転速度や加圧回転体の移動
速度を調節して、更には径の異なるマンドレルを取り替
えて使用して、種々な形状の螺旋状の波形を所定の全範
囲に所望の形状通りに形成することは極めて容易であ
る。又、外径,内径の異なる種々な金属製円筒管を使用
する場合も、必要に応じて保持用スリーブ,案内スリー
ブ,支持用スリーブを軽費で用意できる他の径のものに
取り替えることにより、同じ装置を使用することができ
て極めて経済的である。
円筒管の管壁を回転自在な加圧回転体により凹ませた状
態で主軸に設けられた円筒管保持用チャックに保持され
た金属製円筒管を回転させながら移動台に設けられた加
圧回転体が管軸に沿って一定速度で移動せしめられるこ
とにより、金属製円筒管の回転速度や加圧回転体の移動
速度を調節して、更には径の異なるマンドレルを取り替
えて使用して、種々な形状の螺旋状の波形を所定の全範
囲に所望の形状通りに形成することは極めて容易であ
る。又、外径,内径の異なる種々な金属製円筒管を使用
する場合も、必要に応じて保持用スリーブ,案内スリー
ブ,支持用スリーブを軽費で用意できる他の径のものに
取り替えることにより、同じ装置を使用することができ
て極めて経済的である。
第1図は本発明装置によって金属製円筒管の管壁に螺旋
状の波形が形成されている状態を簡略に示す説明図、第
2図は各本発明装置を説明するための全体説明図、第3
図は第1の本発明装置の場合における第2図中のA−A
線断面図、第4図は第2の本発明装置の場合における第
2図中のA−A線断面図、第5図は第3の本発明装置の
場合における第2図中のA−A線断面図、第6図は第3
の本発明装置の場合における第2図中のB−B線端面
図、第7図は第4の本発明装置の場合における第6図に
相当する端面図、第8図はマンドレルの移動台側を位置
決めした状態及び支持用スリーブの端部を固定した状態
をそれぞれ示す断面説明図、第9図は第2図中のC−C
線端面図である。 図面中 1……加圧回転体 2……金属製円筒管 3……主軸ヘッド 4……主軸 5……円筒管保持用チャック 5a……チャック本体 5b……チャックの爪 6……保持用スリーブ 7……モータ 8……移動台 9……円筒管貫通孔 10……モータ 11……案内スリーブ 12……加圧回転体アーム保持用チャック 13……加圧回転体アーム 14……ラック 15……ピニオン 16……ベット 17……マンドレル 17a……マンドレル握り部 18……マンドレル貫通孔 19……位置決めフレーム 19a……位置決め孔 20……支持用スリーブ 21……支持フレーム X……管軸
状の波形が形成されている状態を簡略に示す説明図、第
2図は各本発明装置を説明するための全体説明図、第3
図は第1の本発明装置の場合における第2図中のA−A
線断面図、第4図は第2の本発明装置の場合における第
2図中のA−A線断面図、第5図は第3の本発明装置の
場合における第2図中のA−A線断面図、第6図は第3
の本発明装置の場合における第2図中のB−B線端面
図、第7図は第4の本発明装置の場合における第6図に
相当する端面図、第8図はマンドレルの移動台側を位置
決めした状態及び支持用スリーブの端部を固定した状態
をそれぞれ示す断面説明図、第9図は第2図中のC−C
線端面図である。 図面中 1……加圧回転体 2……金属製円筒管 3……主軸ヘッド 4……主軸 5……円筒管保持用チャック 5a……チャック本体 5b……チャックの爪 6……保持用スリーブ 7……モータ 8……移動台 9……円筒管貫通孔 10……モータ 11……案内スリーブ 12……加圧回転体アーム保持用チャック 13……加圧回転体アーム 14……ラック 15……ピニオン 16……ベット 17……マンドレル 17a……マンドレル握り部 18……マンドレル貫通孔 19……位置決めフレーム 19a……位置決め孔 20……支持用スリーブ 21……支持フレーム X……管軸
フロントページの続き (72)発明者 小林 幸治 長野県長野市大字富竹460 (56)参考文献 実公 昭49−14750(JP,Y1)
Claims (23)
- 【請求項1】位置固定された主軸ヘッドに動力により回
転せしめられる主軸が装着されており、加工される金属
製円筒管を該主軸の延長上に保持して回転せしめるため
の円筒管保持用チャックが該主軸の一端に設けられてお
り、前記主軸の円筒管保持用チャック側延長上に加工さ
れる金属製円筒管を貫通させる円筒管貫通孔を有する移
動台が該延長線に沿って動力により移動可能に設置され
ており、前記主軸の円筒管保持用チャックに保持され前
記円筒管貫通孔を貫通している金属製円筒管の管壁を加
圧して凹ませる回転自在な加圧回転体が前記円筒管貫通
孔の開口部に近接して前記移動台に設けられていること
を特徴とする金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する装
置。 - 【請求項2】加圧回転体が1個である特許請求の範囲第
1項の記載の金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する装
置。 - 【請求項3】加圧回転体が金属製円筒管の同一横断面上
に配置されている複数個である特許請求の範囲第1項に
記載の金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する装置。 - 【請求項4】加圧回転体の回転面が所定方向に固定され
ている特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか
1項に記載の金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する装
置。 - 【請求項5】加圧回転体の回転面が方向自在である特許
請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記載
の金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する装置。 - 【請求項6】円筒管貫通孔の少なくとも加圧回転体設置
側開口部からの一部が金属製円筒管の外周を当接摺動せ
しめ得る案内スリーブにより形成されている特許請求の
範囲第1項から第5項までのいずれか1項に記載の金属
製円筒管に螺旋状の波形を形成する装置。 - 【請求項7】位置固定された主軸ヘッドに動力により回
転せしめられる主軸が装着されており、加工される金属
製円筒管を該主軸の延長上に保持して回転せしめるため
の円筒管保持用チャックが該主軸の一端に設けられてい
ると共に少なくとも該円筒管保持用チャック位置に該金
属製円筒管を該円筒管保持用チャックとの間で挾持する
保持用スリーブが設けられており、前記主軸の円筒管保
持用チャック側延長上に加工される金属製円筒管を貫通
させる円筒管貫通孔を有する移動台が該延長線に沿って
動力により移動可能に設置されており、前記主軸の円筒
管保持用チャックに保持され前記円筒管貫通孔を貫通し
ている金属製円筒管の管壁を加圧して凹ませる回転自在
な加圧回転体が前記円筒管貫通孔の開口部に近接して前
記移動台に設けられていることを特徴とする金属製円筒
管に螺旋状の波形を形成する装置。 - 【請求項8】加圧回転体が1個である特許請求の範囲第
7項に記載の金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する装
置。 - 【請求項9】加圧回転体が金属製円筒管の同一横断面上
に配置されている複数個である特許請求の範囲第7項に
記載の金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する装置。 - 【請求項10】加圧回転体の回転面が所定方向に固定さ
れている特許請求の範囲第7項から第9項までのいずれ
か1項に記載の金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する
装置。 - 【請求項11】加圧回転体の回転面が方向自在である特
許請求の範囲第7項から第9項までのいずれか1項に記
載の金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する装置。 - 【請求項12】円筒管貫通孔の少なくとも加圧回転体設
置側開口部からの一部が金属製円筒管の外周を当接摺動
せしめ得る案内スリーブにより形成されている特許請求
の範囲第7項から第11項までのいずれか1項に記載の金
属製円筒管に螺旋状の波形を形成する装置。 - 【請求項13】位置固定された主軸ヘッドに加工される
金属製円筒管の内径よりも小さい外径のマンドレルを貫
挿せしめられているマンドレル貫通孔を有する中空管か
ら成り且つ動力により回転せしめられる主軸が装着され
ており、加工される金属製円筒管を該主軸の延長上に保
持して回転せしめるための円筒管保持用チャックが該主
軸の一端に設けられており、前記主軸の円筒管保持用チ
ャック側延長上に加工される金属製円筒管を貫通させる
円筒管貫通孔を有する移動台が該延長線に沿って動力に
より移動可能に設置されており、前記主軸の円筒管保持
用チャックに保持され前記円筒管貫通孔を貫通している
金属製円筒管の管壁を加圧して凹ませる回転自在な加圧
回転体が前記円筒管貫通孔の開口部に近接して前記移動
台に設けられていることを特徴とする金属製円筒管に螺
旋状の波形を形成する装置。 - 【請求項14】加圧回転体が1個である特許請求の範囲
第13項に記載の金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する
装置。 - 【請求項15】加圧回転体が金属製円筒管の同一横断面
上に配置されている複数個である特許請求の範囲第13項
に記載の金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する装置。 - 【請求項16】加圧回転体の回転面が所定方向に固定さ
れている特許請求の範囲第13項から第15項までのいずれ
か1項に記載の金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する
装置。 - 【請求項17】加圧回転体の回転面が方向自在である特
許請求の範囲第13項から第15項までのいずれか1項に記
載の金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する装置。 - 【請求項18】円筒管貫通孔の少なくとも加圧回転体設
置側開口部からの一部が金属製円筒管の外周を当接摺動
せしめ得る案内スリーブにより形成されている特許請求
の範囲第13項から第17項までのいずれか1項に記載の金
属製円筒管に螺旋状の波形を形成する装置。 - 【請求項19】位置固定された主軸ヘッドに動力により
回転せしめられる主軸が装着されており、加工される金
属製円筒管を該主軸の延長上に保持して回転せしめるた
めの円筒管保持用チャックが該主軸の一端に設けられて
おり、前記主軸の円筒管保持用チャック側延長上に加工
される金属製円筒管を貫通させる円筒管貫通孔を有し且
つ該円筒管貫通孔内で前記金属製円筒管の内周面を当接
摺動せしめ得る支持用スリーブが設けられている移動台
が該延長線に沿って動力により移動可能に設置されてお
り、前記主軸の円筒管保持用チャックに保持され前記円
筒管貫通孔を貫通している金属製円筒管の管壁を加圧し
て凹ませる回転自在な加圧回転体が前記円筒管貫通孔の
開口部に近接して前記移動台の設けられていることを特
徴とする金属製円筒管の螺旋状の波形を形成する装置。 - 【請求項20】加圧回転体が1個である特許請求の範囲
第19項に記載の金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する
装置。 - 【請求項21】加圧回転体が金属製円筒管の同一横断面
上に配置されている複数個である特許請求の範囲第19項
に記載の金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する装置。 - 【請求項22】加圧回転体の回転面が所定方向に固定さ
れている特許請求の範囲第19項から第21項までのいずれ
か1項に記載の金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する
装置。 - 【請求項23】加圧回転体の回転面が方向自在である特
許請求の範囲第19項から第21項までのいずれか1項に記
載の金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60049422A JPH08261B2 (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60049422A JPH08261B2 (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 金属製円筒管に螺旋状の波形を形成する装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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1985
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| JPS61209729A (ja) | 1986-09-18 |
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