JPH08262740A - 平版印刷版処理装置 - Google Patents

平版印刷版処理装置

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Publication number
JPH08262740A
JPH08262740A JP6553295A JP6553295A JPH08262740A JP H08262740 A JPH08262740 A JP H08262740A JP 6553295 A JP6553295 A JP 6553295A JP 6553295 A JP6553295 A JP 6553295A JP H08262740 A JPH08262740 A JP H08262740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
printing plate
liquid
processing apparatus
lithographic printing
Prior art date
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Pending
Application number
JP6553295A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Eguchi
博美 江口
Yuji Takagami
裕二 高上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP6553295A priority Critical patent/JPH08262740A/ja
Publication of JPH08262740A publication Critical patent/JPH08262740A/ja
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 装置機能低下を防止して長期に亙って安定し
た処理を可能にする平版印刷版処理装置を提供する。 【構成】 平版印刷版1にアルカリ性処理液6を供給し
た後に、溶解或は可溶化した非画像部画像形成層成分を
ブレード44により掻き取り除去する平版印刷版処理装
置であって、少なくとも搬送中の印刷版1を検出するセ
ンサ40、ブレード44に対して略垂直下方に位置し印
刷版1の搬送を補助するバックアップロール14、ブレ
ード44がバックアップロール14に対し非接触位置或
いは接触位置に移動自在となるブレード脱着手段62、
センサ40からの信号を基にブレード脱着手段62を動
作させる制御部を有する平版印刷版処理装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平版印刷版画像形成面
にアルカリ性処理液を供給して非画像部を溶解除去して
印刷版を作製する平版印刷版処理装置に関し、製版不良
の発生がなく長期に亙って安定した品位の処理が行なえ
る平版印刷版処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】非画像部アルカリ除去型平版印刷版は、
親水性支持体上にインク受理性の画像形成層を設けてな
り、画像露光等の操作により最終印刷物に於ける画像部
に対応する部分より非画像部に対応する部分の相対的ア
ルカリ溶解性を高め、これにより非画像部画像形成層を
アルカリ性処理液によって溶解し、清浄液(リンス液)
を供給して版面を清浄した後、通常保護ガム処理され
る。これらの処理は通常自動機を用いて行われるが、従
来これらの平版印刷版を製版処理する装置に採用されて
いる処理方式としては、液循環再利用方式、新液使い捨
て処理方式、及び処理過程計量残存液廃棄方式に大別さ
れる。
【0003】最初の液循環再利用方式は、版面に過剰量
の処理液を接触させた後、溶解した非画像部を含む処理
液を版上から全て除去して循環再利用する方式であり、
液供給方法としてはロール挟持して搬送する印刷版上に
スプレー及びシャワー等から処理液を直接に、或いはロ
ールや整流板等を介して供給する方法の他、特開平2−
2569号公報等に開示の様に液中シャワーやブラシに
より処理液を対流させた処理液槽中を液中ガイドロール
等によって印刷版を湾曲浸漬(ディップ方式)させて処
理する方法、実開平1−160443号公報に開示の様
に印刷版を対向面に多数の突起を有する斜傾保持された
一対のガイド板間を搬送し、ガイド板搬送方向上方端面
から液供給する方法等、多数枚製版による液性劣化を抑
制するための補充液補充方法と共に、従来から種々の応
用例が開示されている。
【0004】二番目の新液使い捨て処理方式は、特開昭
62−238564号公報等に開示の様に、液供給スリ
ットのギャップやワイヤバーのワイヤ径等の調整によっ
て、版面に処理液を供給する前に必要最低量を前計量し
て一版毎に新液を供給し、場合に応じて処理促進手段を
処理過程で施した後、処理済みの疲労処理液は溶解した
非画像部と共に除去して廃棄する方式である。
【0005】最後の処理過程計量残存液廃棄方式は、特
公平5−78826号及び特開平5−19540号公報
等に開示の様に、一旦過剰量の処理液を供給した後に処
理液を版上で一定量に計量して計量除去液は循環再使用
し、計量後の版上の処理液は処理完了後に溶解した非画
像部成分と共に廃棄する方式で、特公平5−60854
号公報には版先頭部の製版不良を改善するため、液計量
後更に版先頭部に液計量時に除去した処理液を循環再供
給する方式である。
【0006】これらの方式の内、液循環再利用方式では
余剰液を循環再使用するので、見掛けの廃液量は少ない
が、製版に従って循環処理液への非画像部成分の蓄積に
より処理液は漸次疲労し、やがては処理不良を誘発す
る。また、循環処理液に液補充等を行なうことで循環液
自体は所期の処理特性を保持していても、流入した画像
形成層成分を多く含有する処理液では液循環系や槽内搬
送系等に液固着が起こり易くなり、液供給量の低下や液
供給スプレーの液吐出孔の目詰まり等種々の悪影響を及
ぼすばかりか、画像形成層成分の印刷版支持体上への再
付着による印刷汚れを誘引する残膜をもたらす場合があ
る。
【0007】一方、新液使い捨て処理方式では処理液の
繰返し使用による処理変動を防止出来る反面、液循環再
使用方式に比してより多量の処理液を必要とするし、必
然的に多量の廃液を出す結果となる。また、必要最低量
を供給しようとして液量を絞ると、応々にして処理液が
版全面を均一に被覆しない給液ムラが誘発し、特にその
傾向は版先頭部に強く発現して結果として処理欠陥とな
る。
【0008】そこで、両者欠点を解消し長所を合せ持つ
処理方式が上記の処理過程計量残存液廃棄方式である。
この方式では、計量により除去したアルカリ性処理液は
非画像部の溶解に関与していないので循環再使用し、更
にこの循環液に補充液を補充することで、実質的に液使
い捨て方式と同様に常にほぼ新液状態で製版が出来、処
理液循環再利用方式の様な経時的影響を受け難い。ま
た、処理液は過剰に版上に供給し、しかも液計量により
少なくとも1回は版上で処理液の攪乱が起こるから、新
液使い捨て処理方式よりも給液ムラによる処理欠陥がな
い。
【0009】従って上記処理方式を採れば、少量のアル
カリ性処理液の消費で比較的長期に亙って安定して行な
えるが、新液使い捨て処理方式にも共通する問題とし
て、アルカリ処理後に除去廃棄する溶解した画像形成層
成分及び版上に残存するアルカリ性処理液の除去効率如
何では、次工程の処理に多大な影響を及ぼして液交換を
早めるばかりか、経時的要因を加味すれば製版及び印刷
品位の降落を招く恐れさえある。則ち、非画像部除去効
率の低下は次工程以降の処理液への除去物の混入量の増
大をもたらし、処理液としての性能低下を招く。また、
除去手段により差異が生ずるとしても、処理装置の経時
的断続使用が除去手段への除去物の固着を促進し、装置
上のトラブルを招く結果となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、平版印刷版
画像形成面にアルカリ性処理液を供給して非画像部を溶
解除去して印刷版を作製する平版印刷版処理装置に関
し、除去手段に付着する除去物の固着堆積を防止して非
画像部除去効率を保持し、製版不良の発生がなく長期に
亙って安定した処理が行なえる平版印刷版処理装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
検討を重ねた結果、以下の発明によって達成されること
を見いだした。則ち、第1の発明は、平版印刷版を搬送
しながら、印刷版の版面にアルカリ性処理液を供給した
後に、溶解或いは可溶化した非画像部画像形成層成分を
ブレードにより掻き取り除去する平版印刷版処理装置で
あって、少なくとも搬送中の印刷版を検出するセンサ、
ブレードに対して略垂直下方に位置し印刷版の搬送を補
助するバックアップロール、ブレードがバックアップロ
ールに対し非接触位置或いは接触位置に移動自在となる
ブレード脱着手段、センサからの信号を基にブレード脱
着手段を動作させる制御部を有することを特徴とする平
版印刷版処理装置である。
【0012】第2の発明は、上記ブレード脱着手段が、
ブレードを支持するブレード支持部を中心に回転可能で
ある回転軸を有するブレード支持部と、回転軸を支持す
る軸受け部と、支持部の回転をブレードがバックアップ
ロールと接触する回転位置を含む任意の回転位置で固定
可能な手段と、回転動作を制御する制御部と、制御部か
らの信号により回転軸を回転させる手段を有することを
特徴としている。
【0013】第3の発明は、上記ブレード脱着手段が、
ブレードを支持するブレード支持部と、ブレード支持部
に連結され、上下動可能である手段を有することを特徴
としている。
【0014】第4の発明は、上記第1〜3何れかの発明
の処理装置の制御部に於いて、平版印刷版の先頭がブレ
ードを通過一定時間後にブレード脱着手段を動作させて
接触位置とし、平版印刷版の後端が通過一定時間後に非
接触位置となる制御を行うことを特徴としている。
【0015】第5の発明は、上記第1〜4何れかの発明
の処理装置の制御部に於いて、平版印刷版の後端がブレ
ードを通過一定時間後に非接触位置となった後に、一定
回数ブレード脱着動作を実施する制御を行うことを特徴
としている。
【0016】
【作用】上記第1の発明によれば、アルカリ性処理液供
給工程に於いてアルカリ性処理液供給機構により印刷版
画像形成面にアルカリ性処理液を供給し、非画像部除去
工程に於いて溶解した画像形成層成分と版上のアルカリ
性処理液とを非画像部除去手段であるブレードによって
掻き取り除去し、ブレード除去物は好ましくは廃棄す
る。溶解した非画像部画像形成層成分の除去手段とし
て、ブレードはその他の一般的除去手段よりも除去性に
優れるものの、版材のカール等があった場合に搬送不良
を招いたり、除去物がブレード掻き取り部位に残ると掻
き取り効率の低下や次製版物への除去物転写が発生し、
リンス不良を招き易い。そこで、ブレード脱着手段によ
り、版材通過に伴うセンサからの信号を基にブレードが
バックアップロールに対し非接触位置或いは接触位置に
脱着動作させることで、安定した通版が可能となると供
にブレードに付着する除去物を除去でき、除去物除去効
率の低下及び除去物の再転写等の掻き取り不良を防止し
て、長期に亙って安定した製版が可能になる。
【0017】上記第2の発明によれば、ブレードを支持
するブレード支持部を中心に任意の回転位置で固定可能
で、ブレード脱着を回転動作により制御する。
【0018】上記第3の発明によれば、ブレードを支持
するブレード支持部が上下動可能で、ブレード脱着を上
下動作により制御する。
【0019】上記第4の発明によれば、平版印刷版の先
頭がブレードを通過一定時間後にブレード脱着手段を動
作させて接触位置とし、平版印刷版の後端が通過一定時
間後に非接触位置となる制御を行うので、平版印刷版の
先頭がブレードに引っ掛かることによる搬送不良を防止
し、ブレードがバックアップロールに接触することによ
る摩耗が軽減され、摩耗が原因となる掻き取り不良の発
生を抑制できる。
【0020】上記第5の発明によれば、平版印刷版の後
端がブレードを通過一定時間後に非接触位置とした後
に、一定回数ブレード脱着動作を実施する制御を行うの
で、ブレードに付着した除去物の脱離を促進するため、
確実に除去することが可能となる。また、ブレード脱着
動作の回数が増えるに従い除去物除去効率は更に高くな
る。
【0021】
【実施例】
実施例1 以下、図1に例示する処理装置を基にして、本発明に係
わる平版印刷版処理装置に於ける各工程を説明しながら
それらに具有或いは志向する作用の詳細について説明す
る。尚、本発明はその主旨を越えない限り、本説明及び
実施例に何ら制限されるものではない。
【0022】図示しない画像形成装置を経てアルカリ性
処理液にレジストある画像部が設けられた画像形成済み
平版印刷版(以下、印刷版と略記)1は、搬送手段によ
って図1矢印方向に搬送され、アルカリ性処理液供給工
程及び非画像部除去工程を経て非画像部が除去され、更
に図示しないリンス処理工程及び保護ガム液塗布乾燥工
程を経て製版される。
【0023】アルカリ性処理液供給工程は、搬送行程に
従ってアルカリ性処理液の供給を実施する処理液供給手
段を含む処理液供給機構からなるアルカリ性処理液供給
部、及びアルカリ性処理液の計量を実施する処理液計量
手段を含むアルカリ性処理液計量部の順に構成されてい
る。アルカリ性処理液は、これらの下方に具備された循
環アルカリ性処理液貯液槽3から供給される様になって
おり、アルカリ性処理液供給部で計量除去された余剰の
アルカリ性処理液は、処理液供給機構を構成する循環手
段により再び処理液供給手段に循環供給される様になっ
ている。
【0024】印刷版1は、図示しない搬送手段によりア
ルカリ性処理液供給部に搬送され、アルカリ性処理液の
供給を促すアルカリ性処理液供給ロール10a及び下部
ガイドロール10b、更にもう一対のアルカリ性処理液
供給ロール11a及び下部ガイドロール11bで挟持さ
れて、アルカリ性処理液計量部搬送ガイドロール12を
経て非画像部除去工程へ搬出される。アルカリ性処理液
供給部はアルカリ性処理液供給ロール10a及び11
a、下部ガイドロール10b及び11b、及びアルカリ
性処理液供給ロール10a及び11aそれぞれの搬送後
方斜め上方に配置された整流板41及び42、処理液供
給手段であるアルカリ性処理液供給管30及び31から
構成されている。
【0025】アルカリ性処理液供給ロール10a及び1
1a、及び下部ガイドロール10b及び11bは、図示
しない一対の側板に軸支されて軸受けによって保持さ
れ、軸受け上部の図示しない加圧機構によって、ロール
両端が加圧されている。整流板41及び42は搬送方向
断面が鉤状でアルカリ性供給ロール10a及び11aに
平行に設置してある。この整流板41及び42に沿って
アルカリ性処理液供給管30及び31が配置されてお
り、アルカリ性処理液供給管30及び31には軸方向に
複数の吐出孔が一定間隔に設けられ、整流板41及び4
2の開口と逆方向に開孔している。版幅方向のアルカリ
性処理液被覆厚の均一化を図ると共にアルカリ性処理液
供給量の最終調整を行うため、整流板41及び42に於
ける液流下先端とアルカリ性処理液供給ロール10a及
び11aとのそれぞれの隙間を0.3〜1.5mmに調
整し、アルカリ性処理液6を過剰に供給して整流板41
及び42、とアルカリ性処理液供給ロール10a及び1
1a、の間に液溜まりが形成される様になっている。
【0026】アルカリ性処理液6は循環アルカリ性処理
液貯液槽3に貯留されており、循環アルカリ性処理液貯
液槽3底部と連通した管路88から分岐されて、送液ポ
ンプ70の作動により、フィルタ(図示せず)、配管8
2、バルブ50及び51、及びアルカリ性処理液供給管
30及び31を経て整流板41及び42にそれぞれ供給
され、整流されてアルカリ性処理液供給ロール10a及
び11aを介して印刷版1に供給される様になってい
る。アルカリ性処理液供給ロール10a及び11aにて
アルカリ性処理液6を供給されて搬送される印刷版1
は、図示しない駆動手段により駆動力を伝達された下部
ガイドロール10b及び11b、及び串型ロール20及
び21を経てアルカリ性処理液計量部に到るまでの処理
域に於いて、非画像部画像形成層が溶解される様設定さ
れている。
【0027】非画像部画像形成層の溶解が完遂された印
刷版1は、処理液計量手段である液計量具25及び図示
しない駆動手段により駆動力を伝達された搬送ガイドロ
ール12から構成されるアルカリ性処理液計量部に到
り、液計量具25と接触しながら版上の過剰のアルカリ
性処理液は版上で一定量に計量され、次工程へと搬送さ
れる様になっている。液計量具25は図示しない一対の
側板に軸支されて軸受けによって保持され、搬送ガイド
ロール12によって或は並進する印刷版1との摺接によ
って回転駆動が伝達される様になっている。液計量具2
5としては、版表面に対し回転方向全てに均一に接触
し、液計量時は溶解した画像形成層成分の摺接剥離を抑
制防止する形状を有するものであって、計量液量の調整
及び取扱いの簡便さや液計量精度等からワイヤバーが好
適に使用される。
【0028】アルカリ性処理液供給工程に於いて過剰に
供給されたアルカリ性処理液6の一部は、アルカリ性処
理液計量部に到る非画像部画像形成層溶解過程に於いて
印刷版1の両端から循環アルカリ性処理液貯液槽3へ流
下する。液計量前に流下した余剰液及び計量除去液は殆
どアルカリ性処理疲労を被っておらず、貯液されている
アルカリ性処理液6と混合されて、循環して再使用され
る。
【0029】循環アルカリ性処理液貯液槽3に貯留され
ているアルカリ性処理液6の製版使用減量分は循環アル
カリ性処理液貯液槽3内に装着されたレベルセンサ46
により感知して、図示しない補充液補充制御機構の制御
により補充液貯液槽7に貯液された補充アルカリ性処理
液8が補充ポンプ72、バルブ52、及び配管87を経
て循環アルカリ性処理液貯液槽3に補充される様になっ
ており、混合されてアルカリ性処理液として循環再使用
に供される。
【0030】循環アルカリ性処理液貯液槽3に貯留され
ているアルカリ性処理液6は、循環ポンプ71の作動に
より循環アルカリ性処理液貯液槽3底部から管路80を
経て貯留液面より下方に配置した吐出口に吐出して、循
環アルカリ性処理液貯液槽3内を循環させながらヒータ
47によって特定温度に加温される様になっている。循
環アルカリ性処理液貯液槽3底部には管路88から分岐
した管路81に連結されたバルブ53が配置されてお
り、循環アルカリ性処理液貯液槽3の液交換清掃等で槽
内のアルカリ性処理液6等を排出する場合には、バルブ
53の解放によって除去廃液二次貯留槽9に廃棄される
様になっている。
【0031】アルカリ性処理液計量部から搬出された印
刷版1は非画像部除去工程に搬送され、非画像部除去手
段により非画像部が除去される。非画像部除去工程は、
印刷版搬送上流から順に、処理液供給ノズル32、液計
量ロール26、及び給液ロール13aからなる除去前処
理液供給部、除去手段であるブレード44、バックアッ
プロール14、及びバックアップロール清浄ブレード4
5からなる非画像部除去部、ブレード44を洗浄するた
めの洗浄除去液供給ノズル43を含む洗浄除去液供給手
段、処理液供給ノズル33、液計量ロール27、及び給
液ロール15aからなる除去後処理液供給部、及び除去
廃液一次貯留槽4で構成される。
【0032】ブレード44による掻き取り除去に先立っ
て、版面に処理液を供給する除去前処理液供給部は、図
示しない処理液貯液源から管路100、バルブ54、管
路84、処理液供給ノズル32、及び液計量ロール26
を経て供給され、給液ロール13aを介して印刷版1に
供給される様になっている。給液ロール13aにて処理
液を供給された印刷版1は、図示しない駆動手段により
駆動力を伝達された下部搬送ガイドロール13bを経て
非画像部除去部に搬送される様になっている。
【0033】同様に、除去後処理液供給部は、図示しな
い処理液貯液源から管路101、バルブ55、及び管路
85、処理液供給ノズル33、及び液計量ロール27を
経て処理液が供給され、給液ロール15aを介して、非
画像部が除去された印刷版1に供給される様になってい
る。給液ロール15aにて処理液を供給された印刷版1
は、図示しない駆動手段により駆動力を伝達された下部
搬送ガイドロール15bを経て、図示しないリンス処理
工程に搬送される様になっている。
【0034】非画像部除去部は、溶解した非画像部を除
去するブレード44、ブレード44を保持するブレード
保持具64、図示しない駆動手段により駆動力を伝達さ
れたバックアップロール14、及びバックアップロール
清浄ブレード45で構成されている。ブレード44は、
ブレード保持具64によって挟持固定されている。ブレ
ード44は、弾性材で構成されており、バックアップロ
ール14周面に接触させ搬送される版面とブレード44
とを摺接させることにより、溶解した非画像部が除去さ
れる様になっている。バックアップロール14は、ブレ
ード44の接触押圧で変形しない滑らかな金属ロールで
あって、交換洗浄等の作業性の向上等のため中空ロール
になっている。
【0035】バックアップロール14周面に付着した、
溶解した非画像部画像形成層を清浄するために、バック
アップロール14周面とバックアップロール清浄ブレー
ド45とを摺接させる様になっている。バックアップロ
ール14を駆動させる図示しない駆動力発生体は、版搬
送速度以上の周速でバックアップロール14を単独駆動
させる様になっている。
【0036】ブレード44を洗浄するための洗浄除去液
供給ノズル43を含む洗浄除去液供給手段は、ブレード
44の直前方には図示しない保持機構によってブレード
44に平行に固定されたノズル走査手段65が配置され
ており、その可動部分に洗浄除去液供給ノズル43が固
定されている。ブレード44の掻き取り部位の洗浄はノ
ズル走査手段65によって洗浄除去液供給ノズル43を
ブレード44に平行に走査しながら、図示しない貯液源
から管路102、バルブ56、及び管路86を経て洗浄
除去液供給ノズル43先端からブレード44とバックア
ップロール14との接触部に処理液を供給し、ブレード
44及びバックアップロール14が洗浄される様になっ
ている。
【0037】図2及び図3に示される様に、ブレード脱
着手段は、ブレード脱着機構62、ブレード44を挟持
固定したブレード保持具64、ブレード保持具64をブ
レード脱着機構62に連結支持する回転軸60a、及び
連結材66から構成されている。また、ブレード44を
任意の位置で固定可能な位置決めボルト61、及び位置
決めボルト61を固定する固定板63が配置されてい
る。
【0038】ブレード保持具64は、回転軸60a及び
回転軸60bに連結されており、回転軸60aは側板6
8aに保持され、回転軸60bは側板68bに軸支され
て軸受け部67によって保持されている。ブレード脱着
機構62は、側板68aに保持され、伸縮動作により回
転軸60を支点にして、連結材66を回転運動させ、回
転軸60を回転させることによりブレード44の脱着を
行う様になっている。尚、ブレード脱着動作は印刷版通
過検出センサ40と設定された搬送速度とから図示しな
い制御部によりブレード44下を印刷版1先端が通過一
定時間後にブレード脱着手段を動作させて、ブレード4
4と印刷版1が接触位置とし、ブレード44下を印刷版
1後端が通過一定時間後にブレード脱着手段を動作させ
て、ブレード44と印刷版1が非接触位置となる制御を
行う様になっている。
【0039】ブレード44と印刷版1との接触押圧を任
意に設定するために、位置決めボルト61の締め付け具
合により接触押圧調整が可能であり、固定板63に位置
決めボルト61が突き当てられてブレード44と印刷版
1が接触位置となる様になっている。
【0040】また、図示しない制御部に於いて、印刷版
通過検出センサ40からの信号を基に、印刷版1後端が
ブレード44下を通過一定時間後に、ブレード44とバ
ックアップロール14とが非接触位置とした後に、一定
回数ブレード脱着動作を実施する制御を行うことによ
り、ブレード44に付着した除去物の脱離が促進され、
除去が容易となる。ブレード脱着動作の回数は、印刷版
の処理(通版)間隔時間にもよるが、2〜10回が好ま
しい。また、ブレード脱着動作の回数が増えるに従い除
去物除去効率は更に高くなる。
【0041】実施例2 実施例1で用いた処理装置に於いて、ブレード脱着手段
を図4及び図5に示されるブレード上下動による脱着に
変更した例について説明する。ブレード44を上下動さ
せて脱着する手段は、ブレード昇降機構92、ブレード
44を挟持固定したブレード保持具64、ブレード保持
具64をブレード昇降機構92に連結支持する支持軸9
0、支持軸90を昇降させる保持具91、及び昇降位置
決めボルト93が、それぞれ側板68a、68b(図示
せず)、に対して各1個ずつ設置されて構成されてい
る。
【0042】ブレード昇降機構92は、保持具91を昇
降させ、ブレード保持具64に連結支持された支持軸9
0を昇降させることにより、ブレード44と印刷版1が
接触位置或いは非接触位置となる様になっている。尚、
ブレード上下動作は印刷版通過検出センサ40と設定さ
れた搬送速度とから図示しない制御部によりブレード4
4下を印刷版1先端が通過一定時間後に、ブレード昇降
動機構92を動作させて、ブレード44と印刷版1が接
触位置とし、ブレード44下を印刷版1後端が通過一定
時間後にブレード昇降機構92を動作し上昇させて、ブ
レード44と印刷版1が非接触位置となる制御を行う様
になっている。
【0043】本実施例装置では、ブレード44と印刷版
1との接触押圧を任意に設定するために、昇降位置決め
ボルト93の締め付け具合により接触押圧調整が可能で
あり、昇降位置決めボルト93を締め付けると、ブレー
ド44と印刷版1との接触押圧は弱くなり、逆に昇降位
置決めボルト93を緩めると、ブレード44と印刷版1
との接触押圧は強くなる様になっている。
【0044】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の平版印刷版
処理装置はアルカリ性処理液により溶解した非画像部画
像形成層成分の除去工程に於いて、除去手段に付着する
除去物の固着堆積を防止して非画像部除去効率を保持
し、製版処理不良の発生がなく、印刷に於ても地汚れ発
生のない良好な印刷版が得られる等、長期に亙って安定
した製版処理が可能となる秀逸なる効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された平版印刷版処理装置の実施
例を示す縦断面概略構成図。
【図2】実施例1で用いたブレード脱着機構の側面概略
構成図。
【図3】実施例1で用いたブレード脱着機構の上面概略
構成図。
【図4】実施例2で用いたブレード昇降機構の側面概略
構成図。
【図5】実施例2で用いたブレード昇降機構の正面概略
部分構成図。
【符号の説明】
1 平版印刷版 3 循環アルカリ性処理液貯液槽 4 除去廃液一次貯留槽 6 アルカリ性処理液 10a、11a、13a、15a 給液ロール 14 バックアップロール 25 液計量具 26、27 液計量ロール 32、33 処理液供給ノズル 44 ブレード 45 バックアップロール清浄ブレード 62 ブレード脱着機構 64 ブレード保持具 92 ブレード昇降機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平版印刷版を搬送しながら、印刷版の版
    面にアルカリ性処理液を供給した後に、溶解或いは可溶
    化した非画像部画像形成層成分をブレードにより掻き取
    り除去する平版印刷版処理装置であって、少なくとも搬
    送中の印刷版を検出するセンサ、ブレードに対して略垂
    直下方に位置し印刷版の搬送を補助するバックアップロ
    ール、ブレードがバックアップロールに対し非接触位置
    或いは接触位置に移動自在となるブレード脱着手段、セ
    ンサからの信号を基にブレード脱着手段を動作させる制
    御部を有することを特徴とする平版印刷版処理装置。
  2. 【請求項2】 上記ブレード脱着手段が、ブレードを支
    持するブレード支持部を中心に回転可能である回転軸を
    有するブレード支持部と、回転軸を支持する軸受け部
    と、支持部の回転をブレードがバックアップロールと接
    触する回転位置を含む任意の回転位置で固定可能な手段
    と、回転動作を制御する制御部と、制御部からの信号に
    より回転軸を回転させる手段を有することを特徴とする
    請求項1記載の平版印刷版処理装置。
  3. 【請求項3】 上記ブレード脱着手段が、ブレードを支
    持するブレード支持部と、ブレード支持部に連結され、
    上下動可能である手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の平版印刷版処理装置。
  4. 【請求項4】 上記制御部に於いて、平版印刷版の先頭
    がブレードを通過一定時間後にブレード脱着手段を動作
    させて接触位置とし、平版印刷版の後端が通過一定時間
    後に非接触位置となる制御を行える様にしたことを特徴
    とする請求項1〜3何れか記載の平版印刷版処理装置。
  5. 【請求項5】 上記制御部に於いて、平版印刷版の後端
    がブレードを通過一定時間後に非接触位置となった後
    に、一定回数ブレード脱着動作を実施する制御を行える
    様にしたことを特徴とする請求項1〜4何れか記載の平
    版印刷版処理装置。
JP6553295A 1995-03-24 1995-03-24 平版印刷版処理装置 Pending JPH08262740A (ja)

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