JPH08265087A - 弾性表面波フィルタ - Google Patents

弾性表面波フィルタ

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JPH08265087A
JPH08265087A JP7062923A JP6292395A JPH08265087A JP H08265087 A JPH08265087 A JP H08265087A JP 7062923 A JP7062923 A JP 7062923A JP 6292395 A JP6292395 A JP 6292395A JP H08265087 A JPH08265087 A JP H08265087A
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Japan
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surface acoustic
acoustic wave
idt
terminal
input
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JP7062923A
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Koji Murai
康治 村井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic elements; Electromechanical resonators
    • H03H9/46Filters
    • H03H9/64Filters using surface acoustic waves
    • H03H9/6423Means for obtaining a particular transfer characteristic
    • H03H9/6433Coupled resonator filters
    • H03H9/6436Coupled resonator filters having one acoustic track only
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic elements; Electromechanical resonators
    • H03H9/25Constructional features of resonators using surface acoustic waves
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic elements; Electromechanical resonators
    • H03H9/46Filters
    • H03H9/64Filters using surface acoustic waves
    • H03H9/6489Compensation of undesirable effects
    • H03H9/6493Side lobe suppression

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】通過帯域内の挿入損失を小さく、通過帯域外の
減衰量を大きくするとともに通過帯域幅の設計を容易に
した弾性表面波フィルタを得ることを目的とする。 【構成】すだれ状の構造を持つ複数の電極指で構成した
IDTを入力端子が接続する入力IDTと出力端子が接
続する出力IDTとで構成し、これらIDTをIDTが
励振または受信する弾性表面波の伝搬方向に沿って圧電
基板上に配置し、さらにその両側に反射器を設けた弾性
表面波フィルタにおいて、圧電基板として36゜Yカッ
トーX方向伝搬のLiTaO3 圧電基板等を用い、ID
Tの個数を4個以上とし、各IDTが互いに対面する最
内側電極指の中心間距離が励振される弾性表面波の波長
λにたいして、0.625λ〜1.25λとしたもので
ある。また、入力端子または出力端子のうち少なくとも
一方の端子が、この端子に直列接続または並列接続した
共振器を介して入力IDTまたは出力IDTに接続した
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば移動体通信装
置の高周波回路等に用いられる、弾性表面波の伝搬特性
を利用した弾性表面波フィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は例えば特開平5ー267990
号公報に示された、従来の弾性表面波フィルタの構成を
示したものである。図16において、1は64゜Yカッ
トーX方向伝搬のLiNbO3 圧電基板、2はこの圧電
基板上に弾性表面波の伝搬方向に沿って配置されたイン
ターディジタルトランスデューサ電極(以下IDTと略
称する)群であり、すだれ状の電極指を組み合わせてな
る、入力端子3が接続される中央に位置する1個の入力
IDT21と、出力端子4が接続される前記入力IDT
21の両側に位置する2個の出力IDT22とで構成さ
れている。5は前記IDT群2の両側に設けられた、弾
性表面波をIDT群2内に閉じ込めるための2個の反射
器である。
【0003】次に動作について説明する。入力端子3か
ら入力された高周波電気信号は入力IDT21に伝えら
れ、圧電基板1を振動させる。その結果、弾性表面波が
励振され、この弾性表面波は前記圧電基板1上を入力I
DT21からその両側に位置する反射器5、5に向かっ
て伝搬する。この弾性表面波は反射器5、5で反射され
るため、2個の反射器5、5の間で多重反射が発生し、
これによって特定の周波数(共振周波数)において共振
が起こる。共振した弾性表面波の一部は出力IDT2
2、22で受信された後、再び高周波電気信号に変換さ
れ出力端子4から出力される。
【0004】図17は図16に示した弾性表面波フィル
タの共振周波数における弾性表面波伝搬方向の各位置
(左側反射器の左端を原点0として、右方向に座標Xを
とる。以下の説明にても同様。)の弾性表面波の振幅分
布を示したものであるが、図示のとおり実線で示す1次
対称モードと、破線で示す3次対称モードとが生じる。
この2つのモードの共振周波数は異なった値をもってお
り、この共振周波数の差を所要の値にすることにより、
帯域通過特性を有する弾性表面波フィルタが得られる。
この具体的な設計の手法については、よく知られている
ので、ここでの説明は省略する。
【0005】図18は図16に示した弾性表面波フィル
タの通過特性を模式的に示したものである。通過帯域の
近傍(A)では、通過帯域よりやや高域側に減衰量の小
さな部分が生じている。これは通過帯域よりやや高い周
波数で、前記の2つのモードとは異なるモードの弾性表
面波の多重反射が発生し、これによって起こった共振が
スプリアスとなって現れたためである。一方、通過帯域
から離れた周波数帯域(B)では、入力IDT21にて
弾性表面波が十分励振されないため、前者(A)に比べ
ると大きな減衰量が得られるものの、例えば移動体通信
装置にて要求される仕様に対しては十分でない場合があ
る。以上説明した通過帯域外の減衰量をさらに大きくす
るために、図16に示した弾性表面波フィルタを複数個
縱続接続して段数を増すことが考えられる。しかしこの
策では同時に通過帯域内の挿入損失が増加することにな
り、得策とはいえない。
【0006】ところで、従来の低挿入損失を指向した弾
性表面波フィルタでは、本従来例でも示したように、圧
電基板1として電気機械結合係数(以下「結合係数」と
いう)の大きいLiNbO3 圧電基板が主に用いられて
きたが、このLiNbO3 圧電基板は、基板音速vの温
度係数k(以下「温度係数」という)が比較的大きい。
基板音速vは、弾性表面波フィルタの周波数をf、弾性
表面波の波長をλとしたとき v=f×λ の関係がある
ため、周波数fの変化Δfは基板音速vの変化Δvに比
例する。つまりΔv=Δf×λとなる。またΔvは温度
変化をΔTとすると上記温度係数kを用いて、Δv=k
×v×ΔTと表せる。以上よりΔf=k×f×ΔTとな
る。いま通過帯域の下限値をFl、上限値をFu(通過
帯域幅はFu−Flとなる)及び温度の下限値をTl、
上限値をTu(常温をToとし、Tl<To<Tuとす
る)とすると、上記の内容により温度の下限値Tlでは
通過帯域の下限値はFlよりk×Fl×(To−Tl)
小さくなり、一方温度の上限値Tuでは通過帯域の上限
値はFuよりk×Fu×(Tu−To)大きくなる。そ
のため、弾性表面波フィルタを用いる装置例えば携帯電
話が、使用温度範囲全域で装置の通過帯域幅の仕様値
(以下「通過帯域幅仕様値」という)を満足するために
は、弾性表面波フィルタの通過帯域幅の設計値(以下
「通過帯域幅設計値」という)を通過帯域幅仕様値より
も、十分広く設定する必要があった。また、この広くす
る程度は、装置の使用周波数が高周波化されるほど大き
くなる。
【0007】これを1.5GHz帯携帯電話装置を例に
説明する。図19に1.5GHz帯携帯電話装置のフィ
ルタ設計に係わる要求仕様値を示す。フィルタは受信用
及び送信用の2種類があり、それぞれについてフィルタ
の使用温度範囲、中心周波数、通過帯域の仕様値を示し
てある。図19より受信の通過帯域幅仕様値は常温(通
常25℃〜30℃)で24MHz(1477MHz〜1
501MHz)であり、この仕様値を使用温度範囲ー2
0℃〜+75℃で満足する必要がある。いま、圧電基板
としてLiNbO3 圧電基板を用いるとその温度係数は
+70PPMであるため、フィルタの通過帯域の下限値
は5MHz( =1477MHz×70PPM×(30
℃ー(ー20℃)) )小さくなり、上限値は5MHz
( =1501MHz×70PPM×(75℃ー30
℃) )大きくなる(何れの計算でも常温を30℃とし
た。以下同様。)。従ってフィルタの通過帯域幅設計値
は34MHz(1472MHz〜1506MHz)とな
り、通過帯域幅仕様値に対し10MHz広くする必要が
ある。さらに通過帯域幅を広くするとフィルタのスカー
ト特性が緩やかになるため、通過帯域近傍の帯域外減衰
量を十分とることが難しくなる。送信用のフィルタにつ
いても上記内容と同様のことがいえる。図20にLiN
bO3 圧電基板を用いたときのフィルタ目標設計値を示
す。受信用、送信用のそれぞれについてフィルタの使用
温度範囲、中心周波数、通過帯域、挿入損失、帯域外減
衰量の目標設計値を示してある。図中、受信用のフィル
タにおいて、通過帯域近傍(1424〜1458MHz
(送信の通過帯域に相当))での、帯域外減衰量の目標
設計値は前述のごとく、通過帯域幅が広がりスカート特
性が緩やかになったことにより、5dB程度しかとれな
い。また通過帯域から離れた周波数帯域(1602〜1
637MHz)でも20dB程度しかとれない。送信用
のフィルタにおいても同様である。図21に、前記図2
0の目標設計値をもとに製作された、従来の弾性表面波
フィルタの通過特性の測定結果を示す。64゜Yカット
ーX方向伝搬のLiNbO3 圧電基板上に、3個のID
Tを形成し、その両側に片側250本の電極指で構成し
た反射器を設けてある。(a)は通過帯域内の特性、
(b)は通過帯域外の特性を示す。通過帯域が広いた
め、スカート特性が緩やかになっている様子がわかる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような、従来の構
成による弾性表面波フィルタでは、通過帯域外の減衰量
が小さくなるという問題があった。また通過帯域外の減
衰量を大きくするために弾性表面波フィルタを、複数個
縦続接続して段数を増やすと、通過帯域内の挿入損失が
大きくなるという問題があった。さらに、弾性表面波フ
ィルタが使用される使用温度範囲全域で通過帯域幅仕様
値を満足させるために、広帯域化を余儀なくされ、通過
帯域幅の設計が困難になるという問題があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、通過帯域内の挿入損失を小さ
く、通過帯域外の減衰量を大きくするとともに通過帯域
幅の設計を容易にした弾性表面波フィルタを得ることを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる、弾性
表面波フィルタにおいては、すだれ状の電極指を組み合
わせてなる、入力端子が接続される入力IDTと出力端
子が接続される出力IDTとを圧電基板上に弾性表面波
の伝搬方向に沿って4個以上交互に配置するとともにこ
れらIDT群の両側に反射器を設け、各IDT間の互い
に対面する最内側に位置する対面電極指間の距離を、弾
性表面波の波長λにたいして、0.625λ〜1.25
λとしたものである。
【0011】また、IDT群を5個以上の奇数個とした
ものである。
【0012】また、入力端子または出力端子のうち少な
くとも一方の端子を、この端子に直列接続した共振器を
介して入力IDTまたは出力IDTに接続したものであ
る。
【0013】また、入力端子または出力端子のうち少な
くとも一方の端子を、この端子に並列接続した共振器を
介して入力IDTまたは出力IDTに接続したものであ
る。
【0014】また、入力端子をこの端子に並列接続した
共振器を介して入力IDTに、かつ出力端子をこの端子
に直列接続した共振器を介して出力IDTに接続したも
のである。
【0015】また、入力端子をこの端子に直列接続した
共振器を介して入力IDTに、かつ出力端子をこの端子
に並列接続した共振器を介して出力IDTに接続したも
のである。
【0016】また、共振器を前記圧電基板上に設けたI
DTとこのIDTの両側に設けた反射器とで構成したも
のである。
【0017】また、圧電基板を36゜YカットーX方向
伝搬のLiTaO3 圧電基板としたものである。
【0018】
【作用】上記のように構成された弾性表面波フィルタに
おいては、IDTの個数を4個以上とすることにより、
電気信号と弾性表面波との相互の変換効率が向上すると
ともに、各IDT間の対面電極指間の距離を弾性表面波
の波長λにたいして、0.625λ〜1.25λとする
ことにより、弾性表面波フィルタの入力及び出力インピ
ーダンスを、ほぼ50Ωとする。
【0019】また、IDTの個数を5個以上の奇数個と
することにより、電気信号と弾性表面波との相互の変換
効率が向上する。
【0020】また、入力端子または出力端子のうち少な
くとも一方の端子を、この端子に直列接続した共振器を
介して入力IDTまたは出力IDTに接続することによ
り、共振器の減衰極の位置がフィルタ本体の通過帯域の
高域側に存在するサイドローブの位置に重なる。
【0021】また、入力端子または出力端子のうち少な
くとも一方の端子を、この端子に並列接続した共振器を
介して入力IDTまたは出力IDTに接続することによ
り、共振器の減衰極の位置がフィルタ本体の通過帯域の
低域側に存在するサイドローブの位置に重なる。
【0022】また、入力端子をこの端子に並列接続した
共振器を介して入力IDTに、かつ出力端子をこの端子
に直列接続した共振器を介して出力IDTに接続するこ
とにより、共振器の減衰極の位置がフィルタ本体の通過
帯域の低域側及び高域側にそれぞれ存在するサイドロー
ブの位置に重なる。
【0023】また、入力端子をこの端子に直列接続した
共振器を介して入力IDTに、かつ出力端子をこの端子
に並列接続した共振器を介して出力IDTに接続するこ
とにより、共振器の減衰極の位置がフィルタ本体の通過
帯域の低域側及び高域側にそれぞれ存在するサイドロー
ブの位置に重なる。
【0024】また、共振器を前記圧電基板上に設けたI
DTとこのIDTの両側に設けた反射器とで構成するこ
とにより、同一の圧電基板上にフィルタ本体と共振器と
を設けることができる。
【0025】また、圧電基板を36゜YカットーX方向
伝搬のLiTaO3 圧電基板とすることにより、弾性表
面波フィルタの周波数の変化が小さくなる。
【0026】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図にもとづいて説
明する。図1は本発明による弾性表面波フィルタの一実
施例の構成を示したものである。図1において、1は3
6゜YカットX方向伝搬のLiTaO3 圧電基板、2は
入力端子3が接続される中央及び最外側に位置する3個
の入力IDT21と、出力端子4が接続される入力ID
T21の間に位置する2個の出力IDT22とからなる
合計5個のIDT群であり、各IDTはそれぞれすだれ
状の電極指を組み合わせて構成され、かつ入力IDT2
1と出力IDT22とは弾性表面波の伝搬方向に沿って
前記圧電基板1上に交互に配置されている。5は前記I
DT群2の両側に設けられた、弾性表面波をIDT群2
内に閉じ込めるための2個の反射器である。6は前記各
IDT間の互いに対面する最内側に位置する入力IDT
21側の対面電極指、7は同じく出力IDT22側の対
面電極指、Lはこれら両対面電極指6、7間の距離であ
る。
【0027】本実施例では、IDT群2を5個のIDT
で構成しており、従来例の3個に比べ増数している。こ
れは、本実施例で用いているLiTaO3 圧電基板の結
合係数が従来例のLiNbO3 圧電基板の結合係数に比
べ小さいため、結合係数が小さいことによる挿入損失の
増加をIDTの個数を増すことによって補償するためで
ある。
【0028】本実施例のように構成された弾性表面波フ
ィルタにおいても、基本的な弾性表面波の励振及び受信
に関する動作は、図16を用いて示した従来の弾性表面
波フィルタにおける動作と同じであるので、ここではそ
の説明は省略する。
【0029】図2は図1に示した弾性表面波フィルタの
共振周波数における弾性表面波伝搬方向の各位置の弾性
表面波の振幅分布を示したものであり、この実施例によ
れば図に示すとおり、実線で示す1次対称モードと、破
線で示す5次対称モードとが生じる。この2つのモード
の共振周波数は異なった値をもっており、この共振周波
数の差を所要の値にすることにより、帯域通過特性を有
する弾性表面波フィルタが得られる。
【0030】図3はLiTaO3 圧電基板を用いたとき
のフィルタ目標設計値を示す。受信用、送信用のそれぞ
れについてフィルタの使用温度範囲、中心周波数、通過
帯域、挿入損失、帯域外減衰量の目標設計値を示してあ
る。LiTaO3 圧電基板の温度係数は+28PPmで
あるため、LiNbO3 圧電基板に比べ、周波数の変化
が小さく、フィルタの通過帯域幅設計値はLiNbO3
圧電基板に比べ狭くてすむ。例えば、受信用のフィルタ
の通過帯域幅設計値を従来例にならって計算すると、使
用温度範囲がー20℃〜+75℃であることから、フィ
ルタの通過帯域の下限値は2MHz( =1477MH
z×28PPM×(30℃ー(ー20℃)) )小さく
なり、上限値は2MHz( =1501MHz×28P
PM×(75℃ー30℃) )大きくなる。従ってフィ
ルタの通過帯域幅設計値は28MHz(1475MHz
〜1503MHz)となり、通過帯域幅仕様値に対し4
MHz広くする必要があるものの、LiNbO3 圧電基
板の場合の34MHzに比べ6MHz狭くてよい。従っ
てスカート特性も急峻となるため、帯域外減衰量を大き
くとることができる。以上のことは送信用のフィルタに
おいても同様である。
【0031】図4は図1に示した弾性表面波フィルタの
IDTの構成の一部を拡大して示したものである。本発
明の弾性表面波フィルタにおいては、図4に示すように
対面電極指6、7間の距離Lを弾性表面波の波長λに対
して、0.625λ〜1.25λとしている。これは図
1に示す弾性表面波フィルタを、前記Lのみを変化させ
て数種類試作し、その挿入損失及び通過帯域幅を測定し
決定した。前記Lの範囲では、弾性表面波フィルタの入
出力インピーダンスが50Ωに近づいたことにより、挿
入損失が比較的小さくなっている。一方、Lが前記範囲
をはずれた場合は、入出力インピーダンスが50Ωから
離れるため、挿入損失が大きくなる。一般にUHF帯以
上のマイクロ波帯の装置では特性インピーダンスが50
Ωであることから、図4に示すIDTの構成にすること
により、外部回路とのインピーダンス整合のとれた弾性
表面波フィルタが実現できる。
【0032】以上の結果をもとに、前記図3の目標設計
値をもとにした本実施例にもとずく弾性表面波フィルタ
の試作を行った。36゜YカットーX方向伝搬のLiT
aO3 圧電基板上に、5個のIDTを形成し、その両側
に片側100本の電極指で構成した反射器を設けた。図
5はこの試作した本発明の一実施例による弾性表面波フ
ィルタの通過特性の測定結果を示したものである。
(a)は通過帯域内の特性、(b)は通過帯域外の特性
を示す。本発明によるものの方が、図21に示した従来
例のものより通過帯域内の挿入損失が小さく、通過帯域
外の減衰量が大きいことがわかる。これは従来に比べI
DTを増数すると共に、通過帯域幅設計値を狭くし、ス
カート特性を急峻にしたことによるものである。
【0033】実施例2.図6は本発明の他の実施例に係
わる弾性表面波フィルタの構成を示したものである。図
6において1〜5、21および22は図1と同様のもの
である。図において36°YカットーX方向伝搬のLi
TaO3 圧電基板1上に、上記した本発明の実施例1の
弾性表面波フィルタに相当するフィルタ本体10を配置
し、その入力端子3側及び出力端子4側を、中央のID
T23とこのIDT23の両側に設けた反射器5とで構
成した一端子対弾性表面波共振器8、8を介してそれぞ
れ前記フィルタ本体10の入力IDT21及び出力ID
T22に直列接続している。
【0034】次に動作について説明する。図6における
一端子対弾性表面波共振器8は図7のように直列に接続
して二端子対回路とすれば、入力端子3に入力した電気
信号は、共振周波数frでは全て出力端子4に通過し、
反共振周波数faでは全く通過せず減衰極が生じる。即
ち図8(a)のような通過特性を示す。
【0035】一方、図6におけるフィルタ本体10は実
施例1にて説明した図5の通過特性と同じく、通過帯域
の高域側にサイドローブfs1を持つ、図8(b)のよ
うな通過特性を示す。
【0036】ここで、図8(a)の減衰極faと図8
(b)のサイドローブfs1がほぼ等しくなるように、
前記一端子対弾性表面波共振器8とフィルタ本体10と
を構成すると、前記一端子対弾性表面波共振器8とフィ
ルタ本体10とは直列接続されているので、フィルタ本
体10のサイドローブfs1が、前記一端子対弾性表面
波共振器8の減衰極faによって抑圧され、弾性表面波
フィルタの帯域外減衰量を大きくできる。
【0037】さらにこのとき、フィルタ本体10の通過
帯域と、前記一端子対弾性表面波共振器8の共振周波数
frとをほぼ等しくできるので、フィルタ本体10の挿
入損失の増加は小さい。従って、フィルタ本体10を多
段に接続した場合に比べ、挿入損失を小さくできる。以
上より、本実施例の構成による弾性表面波フィルタによ
れば図8(c)のような通過特性を得ることができる。
【0038】図9は本実施例にもとずいて試作した弾性
表面波フィルタの通過特性の測定結果を示したものであ
り、フィルタ本体10の諸元は実施例1のものと同じで
ある。共振器8は、中央のIDT23を161本の電極
指で、反射器5、5を片側100本の電極指で構成し
た。1535MHzの所に減衰極がくるように設計され
ている。図5とほぼ同じ挿入損失で、1535MHz近
傍で帯域外減衰量が大きくなっている。
【0039】以上のように、この発明の実施例2によれ
ば、低損失で帯域外減衰量の大きい弾性表面波装置が得
られる。
【0040】実施例3.図10は本発明の他の実施例に
係わる弾性表面波フィルタの構成を示したものである。
図10において1〜5、21および22は図1と同様の
ものである。図において36°YカットーX方向伝搬の
LiTaO3 圧電基板1上に、本発明の実施例1の弾性
表面波フィルタに相当するフィルタ本体10を配置し、
その入力端子3側及び出力端子4側を、中央のIDT2
3とこのIDT23の両側に設けた反射器5とで構成し
た一端子対弾性表面波共振器8を介してそれぞれ前記フ
ィルタ本体10の入力IDT21及び出力IDT22に
並列接続している。
【0041】次に動作について説明する。図10におけ
る一端子対弾性表面波共振器8は図11のように並列に
接続して二端子対回路とすれば、入力端子3に入力した
電気信号は、反共振周波数faでは全て出力端子4に通
過し、共振周波数frでは全く通過せず減衰極が生じ
る。即ち図12(a)のような通過特性を示す。
【0042】一方、図10におけるフィルタ本体10は
実施例1にて説明した図5の通過特性と同じく、通過帯
域の低域側にサイドローブfs2を持つ、図12(b)
のような通過特性を示す。
【0043】ここで、図12(a)の減衰極frと図1
2(b)のサイドローブfs2がほぼ等しくなるよう
に、前記一端子対弾性表面波共振器8とフィルタ本体1
0とを構成すると、前記一端子対弾性表面波共振器8と
フィルタ本体10とは並列接続されているので、フィル
タ本体10のサイドローブfs2が、前記一端子対弾性
表面波共振器8の減衰極frによって抑圧され、弾性表
面波フィルタの帯域外減衰量を大きくできる。
【0044】さらにこのとき、フィルタ本体10の通過
帯域と、前記一端子対弾性表面波共振器8の反共振周波
数faとをほぼ等しくできるので、フィルタ本体10の
挿入損失の増加は小さい。従って、フィルタ本体10を
多段に接続した場合に比べ、挿入損失を小さくできる。
以上より、本実施例の構成による弾性表面波フィルタに
よれば図12(c)のような通過特性を得ることができ
る。
【0045】以上のように、この発明の実施例3によれ
ば、低損失で帯域外減衰量の大きい弾性表面波装置が得
られる。
【0046】実施例4.図13は本発明の他の実施例に
係わる弾性表面波フィルタの構成を示したものである。
図13において1〜5、21および22は図1と同様の
ものである。図において36°YカットーX方向伝搬の
LiTaO3 圧電基板1上に、本発明の実施例1の弾性
表面波フィルタに相当するフィルタ本体10を配置し、
その入力端子3側を、中央のIDT23とこのIDT2
3の両側に設けた反射器5とで構成した一端子対弾性表
面波共振器8を介して前記フィルタ本体10の入力ID
T21に直列接続し、かつ出力端子4側を、同じく一端
子対弾性表面波共振器8を介して前記フィルタ本体10
の出力IDT22に並列接続している。
【0047】次に動作について説明する。図13におけ
るフィルタ本体10の入力IDT21側に直列接続して
いる一端子対弾性表面波共振器8は、実施例2での説明
のとおり、図8(a)のような通過特性を示す。またフ
ィルタ本体10の出力IDT22側に並列接続している
一端子対弾性表面波共振器8は、実施例3での説明のと
おり、図12(a)のような通過特性を示す。
【0048】一方、図13におけるフィルタ本体10は
実施例1にて説明した図5の通過特性と同じく、通過帯
域の高域側にサイドローブfs1を持ち、低域側にサイ
ドローブfs2を持つ、図14(a)のような通過特性
を示す。
【0049】ここで、実施例2にて説明したように、図
8(a)の減衰極faと図14(a)のサイドローブf
s1がほぼ等しくなるように、かつ実施例3にて説明し
たように、図12(a)の減衰極frと図14(a)の
サイドローブfs2がほぼ等しくなるように、前記一端
子対弾性表面波共振器8とフィルタ本体10とを構成す
ると、前記一端子対弾性表面波共振器8とフィルタ本体
10の入力IDT21側とは直列接続され、前記一端子
対弾性表面波共振器8とフィルタ本体10の出力IDT
22側とは並列接続されているので、フィルタ本体10
のサイドローブfs1とfs2が、前記一端子対弾性表
面波共振器8の減衰極faとfrによって抑圧され、弾
性表面波フィルタの帯域外減衰量を大きくできる。
【0050】さらにこのとき、フィルタ本体10の通過
帯域と、前記入力IDT21に直列接続された一端子対
弾性表面波共振器8の共振周波数fr及び前記出力ID
T22に並列接続された一端子対弾性表面波共振器8の
反共振周波数faとをほぼ等しくできるので、フィルタ
本体10の挿入損失の増加は小さい。従って、フィルタ
本体10を多段に接続した場合に比べ、挿入損失を小さ
くできる。以上より、本実施例の構成による弾性表面波
フィルタは図14(b)のような通過特性を得ることが
できる。
【0051】以上のように、この発明の実施例4によれ
ば、本発明の実施例2、及び実施例3と同様に低損失で
帯域外減衰量の大きい弾性表面波装置が得られる。
【0052】実施例5.図15は本発明の他の実施例に
係わる弾性表面波フィルタの構成を示したものである。
図15において1〜5、21および22は図1と同様の
ものである。図において36°YカットーX方向伝搬の
LiTaO3 圧電基板1上に、本発明の実施例1の弾性
表面波フィルタに相当するフィルタ本体10を配置し、
その入力端子3側を、中央のIDT23とこのIDT2
3の両側に設けた反射器5とで構成した一端子対弾性表
面波共振器8を介して前記フィルタ本体10の入力ID
T21に並列接続し、かつ出力端子4側を、同じく一端
子対弾性表面波共振器8を介して前記フィルタ本体10
の出力IDT22に直列接続している。
【0053】次に動作について説明する。図15におけ
るフィルタ本体10の入力IDT21側に並列接続して
いる一端子対弾性表面波共振器8は、実施例3での説明
のとおり、図12(a)のような通過特性を示す。また
フィルタ本体10の出力IDT22側に直列接続してい
る一端子対弾性表面波共振器8は、実施例2での説明の
とおり、図8(a)のような通過特性を示す。
【0054】一方、図15におけるフィルタ本体10は
実施例1にて説明した図5の通過特性と同じく、通過帯
域の高域側にサイドローブfs1を持ち、低域側にサイ
ドローブfs2を持つ、図14(a)のような通過特性
を示す。
【0055】ここで、実施例3にて説明したように、図
12(a)の減衰極frと図14(a)のサイドローブ
fs2がほぼ等しくなるように、かつ実施例2にて説明
したように、図8(a)の減衰極faと図14(a)の
サイドローブfs1がほぼ等しくなるように、前記一端
子対弾性表面波共振器8とフィルタ本体10とを構成す
ると、前記一端子対弾性表面波共振器8とフィルタ本体
10の入力IDT21側とは並列接続され、前記一端子
対弾性表面波共振器8とフィルタ本体10の出力IDT
22側とは直列接続されているので、フィルタ本体10
のサイドローブfs2とfs1が、前記一端子対弾性表
面波共振器8の減衰極frとfaによって抑圧され、弾
性表面波フィルタの帯域外減衰量を大きくできる。
【0056】さらにこのとき、フィルタ本体10の通過
帯域と、前記入力IDT21に並列接続された一端子対
弾性表面波共振器8の反共振周波数fa及び前記出力I
DT22に直列接続された一端子対弾性表面波共振器8
の共振周波数frとをほぼ等しくできるので、フィルタ
本体10の挿入損失の増加は小さい。従って、フィルタ
本体10を多段に接続した場合に比べ、挿入損失を小さ
くできる。以上より、本実施例の構成による弾性表面波
フィルタは図14(b)のような通過特性を得ることが
できる。
【0057】以上のように、この発明の実施例5によれ
ば、本発明の実施例4と同様に低損失で帯域外減衰量の
大きい弾性表面波装置が得られる。
【0058】実施例6.なお、上記各実施例において
は、圧電基板として36°YカットーX方向伝搬のLi
TaO3 圧電基板を用いた実施例を以て説明したが、フ
ィルタの使用温度範囲が狭く、圧電基板の温度係数に対
する要求が厳しくない用途においては、前記特定の圧電
基板のみならずその他の圧電基板を用いた場合について
もこの発明が適用できることはいうまでもない。
【0059】実施例7.また、上記各実施例において
は、フィルタ本体10のIDT個数を5個として説明し
たが、従来IDT個数が3個であることに鑑み、IDT
個数を4個以上とすれば従来に比べ通過帯域内の挿入損
失を低減することができる。
【0060】実施例8.また、上記各実施例において、
弾性表面波フィルタの入力と出力との関係を逆にして
も、元の弾性表面波フィルタの特性が保たれることは言
うまでもない。
【0061】実施例9.また、上記各実施例において
は、一端子対弾性表面波共振器8はフィルタ本体10と
同一の圧電基板上に構成されているとして説明したが、
別の圧電基板上に構成または共振器としての機能を持つ
ディスクリートな部品として構成し、フィルタ本体と接
続してもよい。
【0062】実施例10.また、上記実施例において
は、外部回路のインピーダンスを50Ωとして設計した
が、これ以外のインピーダンス値として設計してもよ
い。
【0063】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に示すような効果を奏する。
【0064】IDTの個数を4個以上とするので、電気
信号と弾性表面波との相互の変換効率が向上し、さらに
各IDT間の互いに対面する最内側に位置する対面電極
指間の距離を弾性表面波の波長λにたいして、0.62
5λ〜1.25λとすることにしたので、弾性表面波フ
ィルタの入力及び出力インピーダンスが、ほぼ50Ωと
なり、通過帯域内の挿入損失を小さくすることができ
る。
【0065】IDTの個数を5個以上の奇数個とするこ
とにより、電気信号と弾性表面波との相互の変換効率が
向上するので、通過帯域内の挿入損失を一層小さくする
ことができる。また、中央のIDTを中心にIDT群の
構造が左右対称となるので、フィルタ設計の自由度が増
し、設計が容易になる。
【0066】また、入力端子または出力端子のうち少な
くとも一方の端子を、この端子に直列接続した共振器を
介して入力IDTまたは出力IDTに接続することによ
り、共振器の減衰極の位置がフィルタ本体の通過帯域の
高域側に存在するサイドローブの位置に重なるので、通
過帯域外の減衰量を大きくすることができる。
【0067】また、入力端子または出力端子のうち少な
くとも一方の端子を、この端子に並列接続した共振器を
介して入力IDTまたは出力IDTに接続することによ
り、共振器の減衰極の位置がフィルタ本体の通過帯域の
低域側に存在するサイドローブの位置に重なるので、通
過帯域外の減衰量を大きくすることができる。
【0068】また、入力端子をこの端子に並列接続した
共振器を介して入力IDTに、かつ出力端子をこの端子
に直列接続した共振器を介して出力IDTに接続するこ
とにより、共振器の減衰極の位置がフィルタ本体の通過
帯域の低域側及び高域側にそれぞれ存在するサイドロー
ブの位置に重なるので、通過帯域外の減衰量を大きくす
ることができる。
【0069】また、入力端子をこの端子に直列接続した
共振器を介して入力IDTに、かつ出力端子をこの端子
に並列接続した共振器を介して出力IDTに接続するこ
とにより、共振器の減衰極の位置がフィルタ本体の通過
帯域の低域側及び高域側にそれぞれ存在するサイドロー
ブの位置に重なるので、通過帯域外の減衰量を大きくす
ることができる。
【0070】また、共振器を圧電基板上に設けたIDT
とこのIDTの両側に設けた反射器とで構成したことに
より、同一の圧電基板上にフィルタ本体と共振器とを設
けることができるので、小型の弾性表面波フィルタを得
ることができる。
【0071】また、圧電基板を36゜YカットーX方向
伝搬のLiTaO3 圧電基板としたことにより、弾性表
面はフィルタの周波数の変化が小さくなるので、通過帯
域幅の設計が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による弾性表面波フィル
タを示す構成図である。
【図2】 この発明の一実施例による弾性表面波フィル
タの動作を説明する図である。
【図3】 この発明の一実施例による弾性表面波フィル
タの設計値を説明する図である。
【図4】 この発明の一実施例による弾性表面波フィル
タの電極指の構成図である。
【図5】 この発明の一実施例による弾性表面波フィル
タの通過特性を説明する図であって、(a)は通過帯域
内の特性、(b)は通過帯域外の特性を示す。
【図6】 この発明の他の実施例による弾性表面波フィ
ルタを示す構成図である。
【図7】 この発明の他の実施例による弾性表面波フィ
ルタの共振器を説明する図である。
【図8】 この発明の他の実施例による弾性表面波フィ
ルタの動作を説明する図であって、(a)は共振器の特
性、(b)はフィルタ本体の特性、(c)は弾性表面波
フィルタ全体の特性を示す。
【図9】 この発明の他の実施例による弾性表面波フィ
ルタの通過特性を説明する図であって、(a)は通過帯
域内の特性、(b)は通過帯域外の特性を示す。
【図10】 この発明のさらに他の実施例による弾性表
面波フィルタを示す構成図である。
【図11】 この発明のさらに他の実施例による弾性表
面波フィルタの共振器を説明する図である。
【図12】 この発明のさらに他の実施例による弾性表
面波フィルタの動作を説明する図であって、(a)は共
振器の特性、(b)はフィルタ本体の特性、(c)は弾
性表面波フィルタ全体の特性を示す。
【図13】 この発明のさらに他の実施例による弾性表
面波フィルタを示す構成図である。
【図14】 この発明のさらに他の実施例による弾性表
面波フィルタの動作を説明する図であって、(a)はフ
ィルタ本体の特性、(b)は弾性表面波フィルタ全体の
特性を示す。
【図15】 この発明のさらに他の実施例による弾性表
面波フィルタを示す構成図である。
【図16】 従来の弾性表面波フィルタを示す構成図で
ある。
【図17】 従来の弾性表面波フィルタの動作を説明す
る図である。
【図18】 従来の弾性表面波フィルタの動作を説明す
る図である。
【図19】 携帯電話装置のフィルタ設計に係わる要求
仕様の一例を説明する図である。
【図20】 従来の弾性表面波フィルタの設計値を説明
する図である。
【図21】 従来の弾性表面波フィルタの通過特性を説
明する図であって、(a)は通過帯域内の特性、(b)
は通過帯域外の特性を示す。
【符号の説明】
1 圧電基板 2 IDT群 3 入力端子 4 出力端子 5 反射器 6、7 対面電極指 8 一端子対弾性表面波共振器 10 フィルタ本体 21 入力IDT 22 出力IDT 23 IDT

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 すだれ状の電極指を組み合わせてなる、
    入力端子が接続される入力インターディジタルトランス
    デューサ電極(IDT)と出力端子が接続される出力I
    DTとを、圧電基板上に弾性表面波の伝搬方向に沿って
    交互に配置するとともに、これらIDT群の両側に反射
    器を設けてなる弾性表面波フィルタにおいて、上記ID
    T群を4個以上のIDTで構成し、かつ各IDT間の互
    いに対面する最内側に位置する対面電極指間の距離を、
    弾性表面波の波長λに対して、0.625λ〜1.25
    λとしたことを特徴とする弾性表面波フィルタ。
  2. 【請求項2】 IDT群を5個以上の奇数個のIDTで
    構成したことを特徴とする請求項1に記載の弾性表面波
    フィルタ。
  3. 【請求項3】 入力端子または出力端子のうち少なくと
    も一方の端子が、この端子に直列接続された共振器を介
    して入力IDTまたは出力IDTに接続されていること
    を特徴とする請求項1または2のいずれか1つに記載の
    弾性表面波フィルタ。
  4. 【請求項4】 入力端子または出力端子のうち少なくと
    も一方の端子が、この端子に並列接続された共振器を介
    して入力IDTまたは出力IDTに接続されていること
    を特徴とする請求項1または2のいずれか1つに記載の
    弾性表面波フィルタ。
  5. 【請求項5】 入力端子がこの端子に並列接続された共
    振器を介して入力IDTに、かつ出力端子がこの端子に
    直列接続された共振器を介して出力IDTに接続されて
    いることを特徴とする請求項1または2のいずれか1つ
    に記載の弾性表面波フィルタ。
  6. 【請求項6】 入力端子がこの端子に直列接続された共
    振器を介して入力IDTに、かつ出力端子がこの端子に
    並列接続された共振器を介して出力IDTに接続されて
    いることを特徴とする請求項1または2のいずれか1つ
    に記載の弾性表面波フィルタ。
  7. 【請求項7】 共振器を圧電基板上に配置されたIDT
    とこのIDTの両側に設けた反射器とで構成したことを
    特徴とする請求項3〜6のいずれか1つに記載の弾性表
    面波フィルタ。
  8. 【請求項8】 圧電基板を36゜YカットーX方向伝搬
    のLiTaO3 圧電基板としたことを特徴とする請求項
    1〜7のいずれか1つに記載の弾性表面波フィルタ。
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