JPH0826716B2 - 抽斗のラッチ機構 - Google Patents
抽斗のラッチ機構Info
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- JPH0826716B2 JPH0826716B2 JP63237503A JP23750388A JPH0826716B2 JP H0826716 B2 JPH0826716 B2 JP H0826716B2 JP 63237503 A JP63237503 A JP 63237503A JP 23750388 A JP23750388 A JP 23750388A JP H0826716 B2 JPH0826716 B2 JP H0826716B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、ファイリングキャビネットなどにおける抽斗
のラッチ機構に関する。
のラッチ機構に関する。
従来の技術 従来、ファイリングキャビネットなどにおける抽斗に
おいて、地震など外部振動により抽斗が不用意に飛び出
さないように、抽斗の収納状態で、これをキャビネット
に固定するラッチ機構は、例えば実公昭59−22856号公
報或いは実開昭61−67371号公報などにおいて公知であ
り、その構成は引手部材内に配置された操作部材の傾動
により回動する水平状の回動杆の一端に、直角状に折曲
する作動部を設け、かつ、上端に、前記作動部に当接す
る当接部をL字状に有した垂直状の従動杆の下端部に、
常時一方向に弾圧付勢された状態で保持枠に水平回転可
能に保持されたラッチレバーを設けて、前記操作部材の
傾動操作により、従動杆を回動してラッチレバーとラッ
チストッパーとの係止状態を解除するように構成したも
のである。
おいて、地震など外部振動により抽斗が不用意に飛び出
さないように、抽斗の収納状態で、これをキャビネット
に固定するラッチ機構は、例えば実公昭59−22856号公
報或いは実開昭61−67371号公報などにおいて公知であ
り、その構成は引手部材内に配置された操作部材の傾動
により回動する水平状の回動杆の一端に、直角状に折曲
する作動部を設け、かつ、上端に、前記作動部に当接す
る当接部をL字状に有した垂直状の従動杆の下端部に、
常時一方向に弾圧付勢された状態で保持枠に水平回転可
能に保持されたラッチレバーを設けて、前記操作部材の
傾動操作により、従動杆を回動してラッチレバーとラッ
チストッパーとの係止状態を解除するように構成したも
のである。
発明が解決しようとする課題 ところが、上記した従来の構成によれば、従動杆の下
端に設けた角軸部を、ラッチレバーに設けた上下方向で
貫通する角状の軸孔に係挿して成ると共に、回動杆の垂
直状の作動部と、従動杆の水平状の当接部との圧接部に
は、操作部材の傾動作用に伴い、当接部に回動力のほか
に上向きの分力が作用し従って稀にではあるが、長期の
使用において、従動杆の下端部がラッチレバーの軸孔よ
り抜脱する惧れを有する。
端に設けた角軸部を、ラッチレバーに設けた上下方向で
貫通する角状の軸孔に係挿して成ると共に、回動杆の垂
直状の作動部と、従動杆の水平状の当接部との圧接部に
は、操作部材の傾動作用に伴い、当接部に回動力のほか
に上向きの分力が作用し従って稀にではあるが、長期の
使用において、従動杆の下端部がラッチレバーの軸孔よ
り抜脱する惧れを有する。
そこで本願は、このような惧れを防止することを目的
としたものである。
としたものである。
課題を解決するための手段 本願は上記した目的を達成するために、引手部材内に
配置された操作部材の傾動により回動する水平状の回動
杆の一端に、直角状に折曲する作動部を設け、かつ、上
端に、前記作動部に当接する当接部をL字状に有した垂
直状の従動杆の下端部に、常時一方向に弾圧付勢された
状態で保持枠に水平回転可能に保持されたラッチレバー
に設けた軸孔に回転可能に係挿して、前記操作部材の傾
動操作により、従動杆を回動してラッチレバーとラッチ
ストッパーとの係止状態を解除するように構成した抽斗
のラッチ機構において、前記保持枠に、前記回動杆の作
動部を係合する案内溝を有した案内部材を一体に設ける
と共に、この案内溝部の下面に、前記当接部が当接する
ように配置したことを特徴とするものであり、また上記
構成において、案内溝の位置に、これと直交する係合溝
を設けてこの係合溝内に従動杆の当接部を摺動可能に係
合せしめて成り、また製作を容易にするために、引手部
材に、回動杆を回動自在に支承する軸承部を一体に設け
て成るものである。
配置された操作部材の傾動により回動する水平状の回動
杆の一端に、直角状に折曲する作動部を設け、かつ、上
端に、前記作動部に当接する当接部をL字状に有した垂
直状の従動杆の下端部に、常時一方向に弾圧付勢された
状態で保持枠に水平回転可能に保持されたラッチレバー
に設けた軸孔に回転可能に係挿して、前記操作部材の傾
動操作により、従動杆を回動してラッチレバーとラッチ
ストッパーとの係止状態を解除するように構成した抽斗
のラッチ機構において、前記保持枠に、前記回動杆の作
動部を係合する案内溝を有した案内部材を一体に設ける
と共に、この案内溝部の下面に、前記当接部が当接する
ように配置したことを特徴とするものであり、また上記
構成において、案内溝の位置に、これと直交する係合溝
を設けてこの係合溝内に従動杆の当接部を摺動可能に係
合せしめて成り、また製作を容易にするために、引手部
材に、回動杆を回動自在に支承する軸承部を一体に設け
て成るものである。
作用 しかして、操作部材を手前方向に傾動すると、これを
支持している回動杆を回動して、作動部が前方に傾動す
るので、これと圧接している当接部が、前方に押圧され
て、従動杆と共にラッチレバーが付勢力に抗して水平回
動し、この回動により、ラッチレバーは、キャビネット
の内側面に設けたラッチストッパーから離脱する。
支持している回動杆を回動して、作動部が前方に傾動す
るので、これと圧接している当接部が、前方に押圧され
て、従動杆と共にラッチレバーが付勢力に抗して水平回
動し、この回動により、ラッチレバーは、キャビネット
の内側面に設けたラッチストッパーから離脱する。
そして上記において、当接部に作用する上向き分力に
よって従動杆が上昇しようとしても、当接部は案内溝部
の下面または係合溝によって、その上昇は阻止される。
よって従動杆が上昇しようとしても、当接部は案内溝部
の下面または係合溝によって、その上昇は阻止される。
なお上記において、引手部材に、回動杆を回動自在に
支承する軸承部を一体に設けて成るときは、軸承部に回
動杆を支承した状態で引手部材が抽斗の裏板に装着され
る。
支承する軸承部を一体に設けて成るときは、軸承部に回
動杆を支承した状態で引手部材が抽斗の裏板に装着され
る。
実施例 以下図面にもとづいて、本願の実施例を詳述すると、
第1図は抽斗(1)の前面部の縦断側面図でこの抽斗
(1)は、容体(2)の前面に、裏板(3)が垂直状に
設けてあると共に、その前面に、表面板(4)が取り付
けてあり、この表面板(4)の中央位置には、周辺に内
向きの係合リブ(5)を有した引手口部(6)が設けて
ある。
第1図は抽斗(1)の前面部の縦断側面図でこの抽斗
(1)は、容体(2)の前面に、裏板(3)が垂直状に
設けてあると共に、その前面に、表面板(4)が取り付
けてあり、この表面板(4)の中央位置には、周辺に内
向きの係合リブ(5)を有した引手口部(6)が設けて
ある。
前記裏板(3)は、上縁及び左右側縁に、それから夫
々前方に折曲して水平に突出し、その突出長さの中間位
置に沿って段部(7)を有した鍔片(8)が、また下縁
にも、同様に水平状に突出し、その突出長さの中間位置
に沿って下向きの凸条部(9)を有した鍔片(10)が夫
々一体に設けてある。
々前方に折曲して水平に突出し、その突出長さの中間位
置に沿って段部(7)を有した鍔片(8)が、また下縁
にも、同様に水平状に突出し、その突出長さの中間位置
に沿って下向きの凸条部(9)を有した鍔片(10)が夫
々一体に設けてある。
前記表面板(4)は、その上縁及び左右側縁に、それ
から夫々後方に折曲して水平に突出し、その先縁に沿っ
て前記鍔片(8)の段部(7)と係合する下向きの係合
片(11)を有した前記鍔片(8)と重合する覆片(12)
が、また下縁にも同様に、後方に折曲して水平に突出
し、その突出長さの中間位置に沿って上向きの凸条部
(13)を形成すると共に、この凸条部(13)の位置で、
前記鍔片(10)に止着される取付片(14)が夫々一体に
設けてある。第4乃至6図は、引手部材(15)を示して
おり、この引手部材(15)は、底板と背板と左右側板と
を有し、その左右側板の上部前縁間に、下部に段落部
(16)′を形成した横桟(16)を横架した横長の枠体
(17)と、この枠体(17)の底板の前縁から左右側板の
前縁一部に沿って設けられた段落部(18)と、一方の側
板上面に起立状に設けられ、これに後述の回動杆(30)
の一端を回転可能に支承する支承孔(19)を有した一方
の軸承部(20)と、他方の側板上面に設けられ、後述す
る回動杆(30)を前方から挟持して回転可能に支承する
他方の軸承部(21)と、一方の側板外面の背面よりに設
けられ、これに一方の取付孔(22)を有した取付部(2
3)と、前記取付孔(22)と対向する他方の側板に設け
られた取付孔(24)とから構成されており、この引手部
材(15)は合成樹脂により成型される。
から夫々後方に折曲して水平に突出し、その先縁に沿っ
て前記鍔片(8)の段部(7)と係合する下向きの係合
片(11)を有した前記鍔片(8)と重合する覆片(12)
が、また下縁にも同様に、後方に折曲して水平に突出
し、その突出長さの中間位置に沿って上向きの凸条部
(13)を形成すると共に、この凸条部(13)の位置で、
前記鍔片(10)に止着される取付片(14)が夫々一体に
設けてある。第4乃至6図は、引手部材(15)を示して
おり、この引手部材(15)は、底板と背板と左右側板と
を有し、その左右側板の上部前縁間に、下部に段落部
(16)′を形成した横桟(16)を横架した横長の枠体
(17)と、この枠体(17)の底板の前縁から左右側板の
前縁一部に沿って設けられた段落部(18)と、一方の側
板上面に起立状に設けられ、これに後述の回動杆(30)
の一端を回転可能に支承する支承孔(19)を有した一方
の軸承部(20)と、他方の側板上面に設けられ、後述す
る回動杆(30)を前方から挟持して回転可能に支承する
他方の軸承部(21)と、一方の側板外面の背面よりに設
けられ、これに一方の取付孔(22)を有した取付部(2
3)と、前記取付孔(22)と対向する他方の側板に設け
られた取付孔(24)とから構成されており、この引手部
材(15)は合成樹脂により成型される。
第7図は、前記引手部材(15)内に介在される操作部
材(27)を示しており、この操作部材(27)は、上部
に、前面が開放した縦長の嵌合孔部(28)を、下部に、
前方に傾斜する傾斜部(29)を一体に形成した横長の合
成樹脂板から構成されている。
材(27)を示しており、この操作部材(27)は、上部
に、前面が開放した縦長の嵌合孔部(28)を、下部に、
前方に傾斜する傾斜部(29)を一体に形成した横長の合
成樹脂板から構成されている。
第8図は、回動杆(30)を示しており、長尺な水平部
(31)の一端に、直角状に屈曲する短尺の作動部(32)
を有して成り、前記水平部(31)の一部に、2個のV字
状の屈曲部(33),(33)が形成してある。
(31)の一端に、直角状に屈曲する短尺の作動部(32)
を有して成り、前記水平部(31)の一部に、2個のV字
状の屈曲部(33),(33)が形成してある。
以上のように構成された引手部材(15)と、操作部材
(27)と、回動杆(30)は、先ず操作部材(27)の嵌合
孔部(28)内にその前面から回動杆(30)の水平部(3
1)の屈曲部(33),(33)の位置に圧入して、回動杆
(30)の操作部材(27)を支持したのち、操作部材(2
7)が、枠体(17)内に介入するように、回動杆(30)
の水平部(31)を左右の軸承部(20),(21)に夫々回
転可能に支承した後、取付孔(22),(24)を介して引
手部材(15)を裏板(3)の前面に止ネジなどにより装
着する。前記回動杆(30)の回動作用が伝達される従動
杆(35)は、その上部に、L字状に屈曲して前記作動部
(32)と当接する当接部(36)を設け、また下部に例え
ば角軸部と角孔との係挿により、ラッチレバー(38)の
後端部を回転方向で共動するように取り付けてあり、こ
のラッチレバー(38)はスプリング(図示せず)により
一方向に弾圧付勢された状態で、背面が開口した縦長方
形状の保持枠(40)に水平回動可能に保持さている。こ
の保持枠(40)は、第9図で示すように、裏板(3)の
側部に有した方形状の取付孔に嵌め込んで装着できるよ
うに、背面の長手2辺には裏板(3)の厚味に相当して
一段低く成る受リブ(41)が、その下辺には裏板(3)
の厚味に相当して下向きL字状に突出する突片(42)
が、また上面には2本の平行する切溝(43)により遊離
された弾性力を保有し、かつ、先縁に係止突部(44)を
有した係止片(45)が夫々設けられていると共に、その
一方の外側面に、上方に屈曲して延び、かつ、上端部背
面に前記当接部(36)を下面で受ける一対の対向する垂
片により上下及び前面で開口する案内溝(46)を有した
案内部片(47)が一体に設けてある。
(27)と、回動杆(30)は、先ず操作部材(27)の嵌合
孔部(28)内にその前面から回動杆(30)の水平部(3
1)の屈曲部(33),(33)の位置に圧入して、回動杆
(30)の操作部材(27)を支持したのち、操作部材(2
7)が、枠体(17)内に介入するように、回動杆(30)
の水平部(31)を左右の軸承部(20),(21)に夫々回
転可能に支承した後、取付孔(22),(24)を介して引
手部材(15)を裏板(3)の前面に止ネジなどにより装
着する。前記回動杆(30)の回動作用が伝達される従動
杆(35)は、その上部に、L字状に屈曲して前記作動部
(32)と当接する当接部(36)を設け、また下部に例え
ば角軸部と角孔との係挿により、ラッチレバー(38)の
後端部を回転方向で共動するように取り付けてあり、こ
のラッチレバー(38)はスプリング(図示せず)により
一方向に弾圧付勢された状態で、背面が開口した縦長方
形状の保持枠(40)に水平回動可能に保持さている。こ
の保持枠(40)は、第9図で示すように、裏板(3)の
側部に有した方形状の取付孔に嵌め込んで装着できるよ
うに、背面の長手2辺には裏板(3)の厚味に相当して
一段低く成る受リブ(41)が、その下辺には裏板(3)
の厚味に相当して下向きL字状に突出する突片(42)
が、また上面には2本の平行する切溝(43)により遊離
された弾性力を保有し、かつ、先縁に係止突部(44)を
有した係止片(45)が夫々設けられていると共に、その
一方の外側面に、上方に屈曲して延び、かつ、上端部背
面に前記当接部(36)を下面で受ける一対の対向する垂
片により上下及び前面で開口する案内溝(46)を有した
案内部片(47)が一体に設けてある。
そしてこのように構成された保持枠(40)は、裏板
(3)の側部に開設した取付孔に装着されると共に、案
内部片(47)の案内溝(46)に前記回動杆(30)の作動
部(32)を係合して回動杆(30)の横方向の移動を規制
し、かつ、ラッチレバー(38)に作用する付勢力によ
り、従動杆(35)の当接部(36)が回動杆(30)の作動
部(32)の下部に圧接する。
(3)の側部に開設した取付孔に装着されると共に、案
内部片(47)の案内溝(46)に前記回動杆(30)の作動
部(32)を係合して回動杆(30)の横方向の移動を規制
し、かつ、ラッチレバー(38)に作用する付勢力によ
り、従動杆(35)の当接部(36)が回動杆(30)の作動
部(32)の下部に圧接する。
このように、裏板(3)に、回動杆(30)と操作部材
(27)を備えた引手部材(15)及び従動杆(35)とラッ
チレバー(38)を備えた保持枠(40)を夫々装着したの
ち、裏板(3)の鍔片(8)に、表面板(4)の覆片
(12)を重合して、段部(7)に係合片(11)を係合
し、かつ、引手口部(6)に設けた係合リブ(5)を、
枠体(7)の段落部(16)′と(18)とに夫々係合する
と共に鍔片(10)に取付片(14)を重合して例えば止ネ
ジにより止着することにより、裏板(3)に表面板
(4)が取り付けられる。
(27)を備えた引手部材(15)及び従動杆(35)とラッ
チレバー(38)を備えた保持枠(40)を夫々装着したの
ち、裏板(3)の鍔片(8)に、表面板(4)の覆片
(12)を重合して、段部(7)に係合片(11)を係合
し、かつ、引手口部(6)に設けた係合リブ(5)を、
枠体(7)の段落部(16)′と(18)とに夫々係合する
と共に鍔片(10)に取付片(14)を重合して例えば止ネ
ジにより止着することにより、裏板(3)に表面板
(4)が取り付けられる。
しかして、常態においては、ラッチレバー(38)が、
一方向に回動付勢されていることにより、第3図で示す
ように、キャビネット(48)の内側壁に突設したラッチ
ストッパー(49)と係止して、抽斗(1)はキャビネッ
ト(48)に収納した状態でラッチされる。このラッチ状
態から、抽斗(1)を引き出すべく引手口部(6)から
引手部材(15)内に手を挿入して、垂直状態にある操作
部材(27)を手前方向に引くと、操作部材(27)の傾動
により、回動杆(30)の作動部(32)も手前方向に傾動
し、この作動部(32)と圧接している当接部(36)が、
手前方向に押圧されて、従動杆(35)と共に、ラッチレ
バー(38)が弾圧付勢力に抗して水平回動し、ラッチレ
バー(38)がラッチストッパー(49)から離脱して、抽
斗(1)のラッチ状態は解除され、この状態で抽斗
(1)は手前方向に引き出される。
一方向に回動付勢されていることにより、第3図で示す
ように、キャビネット(48)の内側壁に突設したラッチ
ストッパー(49)と係止して、抽斗(1)はキャビネッ
ト(48)に収納した状態でラッチされる。このラッチ状
態から、抽斗(1)を引き出すべく引手口部(6)から
引手部材(15)内に手を挿入して、垂直状態にある操作
部材(27)を手前方向に引くと、操作部材(27)の傾動
により、回動杆(30)の作動部(32)も手前方向に傾動
し、この作動部(32)と圧接している当接部(36)が、
手前方向に押圧されて、従動杆(35)と共に、ラッチレ
バー(38)が弾圧付勢力に抗して水平回動し、ラッチレ
バー(38)がラッチストッパー(49)から離脱して、抽
斗(1)のラッチ状態は解除され、この状態で抽斗
(1)は手前方向に引き出される。
また抽斗(1)が引き出され、かつ、ラッチレバー
(38)が弾圧付勢された状態から、抽斗(1)をキャビ
ネット(48)内に押し込むと、ラッチレバー(38)の先
端がラッチストッパー(38)の傾斜面を登りながら、弾
圧付勢力に抗して傾動したのち、ラッチストッパー(3
8)に自動的に係止する。
(38)が弾圧付勢された状態から、抽斗(1)をキャビ
ネット(48)内に押し込むと、ラッチレバー(38)の先
端がラッチストッパー(38)の傾斜面を登りながら、弾
圧付勢力に抗して傾動したのち、ラッチストッパー(3
8)に自動的に係止する。
そして上記において、作動部(32)の回動により、こ
れと圧接している従動杆(35)の当接部(36)に上向き
の分力が作用して、従動杆(35)が上昇しようとして
も、前記当接部(36)が、前記案内溝(46)の下面に当
接して、その上昇作用は阻止される。第10図は上記構成
において、案内溝(46)を形成する左右一対の垂片に、
それと直交して前面で開口する係合溝(50)を設け、こ
の係合溝(50)に、従動杆(35)の当接部(36)を摺動
可能に係合した場合の他の実施例を示しており、その作
用は前記第1実施例の場合と相違するところはない。
れと圧接している従動杆(35)の当接部(36)に上向き
の分力が作用して、従動杆(35)が上昇しようとして
も、前記当接部(36)が、前記案内溝(46)の下面に当
接して、その上昇作用は阻止される。第10図は上記構成
において、案内溝(46)を形成する左右一対の垂片に、
それと直交して前面で開口する係合溝(50)を設け、こ
の係合溝(50)に、従動杆(35)の当接部(36)を摺動
可能に係合した場合の他の実施例を示しており、その作
用は前記第1実施例の場合と相違するところはない。
発明の効果 本願は、叙上のように構成されるものであるから、頻
度にかつ長期の使用においても、ラッチレバーに係挿し
た従動杆がラッチレバーから抜脱する惧れはなく、長期
使用に有効であると共に、構成も極めて簡単であり、ま
た保持枠に、前記回動杆の作動部を係合する案内部材を
設けたので、案内部材を別途抽斗の裏板に装着する必要
がなくなると共に、抽斗の横幅寸法の異なるキャビネッ
トを製作するために、長さの異なる回動杆を使用した場
合でも、案内部材を有した保持枠が、共用できるという
利点を有し、さらに、本願によれば、引手部材に、回動
杆を支承する軸承部を一体に設けたので、引手部材と操
作部材との一体性が得られ、それらの位置関係の調整な
どに便利であり、さらにまた案内溝の位置に、これと直
交する係合溝を設けてこの係合溝内に従動杆の当接部を
摺動可能に係合せしめて成るときは、従動杆の上部が係
合溝により支承されて従動杆の円滑な回動作用が得ら
れ、特に抽斗が深く従動杆を長く必要とする場合に有効
であり、かつ、従動杆の下部に例えば角状部のような加
工を施すことなく、従動杆として角棒を使用することも
できるなどの利点を有する。
度にかつ長期の使用においても、ラッチレバーに係挿し
た従動杆がラッチレバーから抜脱する惧れはなく、長期
使用に有効であると共に、構成も極めて簡単であり、ま
た保持枠に、前記回動杆の作動部を係合する案内部材を
設けたので、案内部材を別途抽斗の裏板に装着する必要
がなくなると共に、抽斗の横幅寸法の異なるキャビネッ
トを製作するために、長さの異なる回動杆を使用した場
合でも、案内部材を有した保持枠が、共用できるという
利点を有し、さらに、本願によれば、引手部材に、回動
杆を支承する軸承部を一体に設けたので、引手部材と操
作部材との一体性が得られ、それらの位置関係の調整な
どに便利であり、さらにまた案内溝の位置に、これと直
交する係合溝を設けてこの係合溝内に従動杆の当接部を
摺動可能に係合せしめて成るときは、従動杆の上部が係
合溝により支承されて従動杆の円滑な回動作用が得ら
れ、特に抽斗が深く従動杆を長く必要とする場合に有効
であり、かつ、従動杆の下部に例えば角状部のような加
工を施すことなく、従動杆として角棒を使用することも
できるなどの利点を有する。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はラッチ機構
を備えた縦断側面図、第2図は一部省略した正面図、第
3図は一部省略した上面図、第4図は引手部材の斜視
図、第5図は引手部材の正面図、第6図はその縦断面
図、第7図は操作部材の斜視図、第8図は回動杆の斜視
図、第9図は従動杆と、ラッチレバーと、案内部材とを
備えた保持枠の斜視図、第10図は第9図に対応する他の
実施例図である。 図中、(1)は抽斗、(3)は裏板、(4)は表面板、
(15)は引手部材、(20),(21)は軸承部、(27)は
操作部材、(30)は回動杆、(32)は作動部、(35)は
従動杆、(36)は当接部、(38)はラッチレバー、(4
0)は保持枠、(46)は案内溝、(47)は案内部材、(4
8)はキャビネット、(49)はラッチストッパー、(5
0)は係合溝である。
を備えた縦断側面図、第2図は一部省略した正面図、第
3図は一部省略した上面図、第4図は引手部材の斜視
図、第5図は引手部材の正面図、第6図はその縦断面
図、第7図は操作部材の斜視図、第8図は回動杆の斜視
図、第9図は従動杆と、ラッチレバーと、案内部材とを
備えた保持枠の斜視図、第10図は第9図に対応する他の
実施例図である。 図中、(1)は抽斗、(3)は裏板、(4)は表面板、
(15)は引手部材、(20),(21)は軸承部、(27)は
操作部材、(30)は回動杆、(32)は作動部、(35)は
従動杆、(36)は当接部、(38)はラッチレバー、(4
0)は保持枠、(46)は案内溝、(47)は案内部材、(4
8)はキャビネット、(49)はラッチストッパー、(5
0)は係合溝である。
Claims (4)
- 【請求項1】引手部材内に配置された操作部材の傾動に
より回動する水平状の回動杆の一端に、直角状に折曲す
る作動部を設け、かつ、上端に、前記作動部に当接する
当接部をL字状に有した垂直状の従動杆の下端部を、常
時一方向に弾圧付勢された状態で保持枠に水平回転可能
に保持されたラッチレバーに設けた軸孔に回転不能に係
挿して、前記操作部材の傾動操作により、従動杆を回動
してラッチレバーとラッチストッパーとの係止状態を解
除するように構成した抽斗のラッチ機構において、前記
保持枠に、前記回動杆の作動部を係合する案内溝を有し
た案内部材を一体に設けると共に、この案内溝部の下面
に、前記当接部が当接するように配置したことを特徴と
する抽斗のラッチ機構。 - 【請求項2】案内溝の位置に、これと直交する係合溝を
設けてこの係合溝に、従動杆の当接部を摺動可能に係合
せしめて成る請求項1記載の抽斗のラッチ機構。 - 【請求項3】案内溝を、案内部材の上端部に一対の垂片
を対設することにより形成した請求項1または2記載の
抽斗のラッチ機構。 - 【請求項4】引手部材に、回動杆を回動自在に支承する
支承部を一体に設けて成る請求項1,2または3記載の抽
斗のラッチ機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63237503A JPH0826716B2 (ja) | 1988-09-24 | 1988-09-24 | 抽斗のラッチ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63237503A JPH0826716B2 (ja) | 1988-09-24 | 1988-09-24 | 抽斗のラッチ機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0288869A JPH0288869A (ja) | 1990-03-29 |
| JPH0826716B2 true JPH0826716B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=17016282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63237503A Expired - Fee Related JPH0826716B2 (ja) | 1988-09-24 | 1988-09-24 | 抽斗のラッチ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0826716B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0411108Y2 (ja) * | 1985-12-19 | 1992-03-18 |
-
1988
- 1988-09-24 JP JP63237503A patent/JPH0826716B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0288869A (ja) | 1990-03-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |