JPH0826728B2 - 移動間仕切装置 - Google Patents

移動間仕切装置

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JPH0826728B2
JPH0826728B2 JP1312560A JP31256089A JPH0826728B2 JP H0826728 B2 JPH0826728 B2 JP H0826728B2 JP 1312560 A JP1312560 A JP 1312560A JP 31256089 A JP31256089 A JP 31256089A JP H0826728 B2 JPH0826728 B2 JP H0826728B2
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rail
moving
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ceiling
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進 中島
洋治 中道
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ホテルやオフィス等のフロアーを必要に応
じて仕切る場合に使用される移動間仕切装置に関するも
のである。
[従来の技術] 移動間仕切装置は、ホテルやオフィス等のフロアー空
間を必要に応じて間仕切ることで、様々な区画を形成し
多様な使用態様を実現するものである。このため、建物
の天井には使用位置から収納位置に亘って天井レールが
はり巡らしてあり、その天井レールに移動壁を懸吊支持
させてスライド移動させ、使用位置又は収納位置に配設
することができるようにしている。
一方、近時において、その移動を電動により行うこと
が考えられている。電動化できれば、人為的な労力を不
要又は軽減でき、移動壁に手垢などもつき難くでき、移
動壁が暖簾的に傾動して作動不良を起こすようなことも
防止できる。電動化するためには、少なくとも各移動壁
を相互に独立して移動/配設するための複数のモータ駆
動部と、これらのモータ駆動部に対する適時適切な給電
を行うための駆動回路と、この駆動回路に対する外部入
力用の操作端とが必要であり、操作端は駆動回路の一部
とともに制御盤に組み込んで平面等の操作し易い部位に
取付固定しておくことが通常手法として考えられる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、この種の移動間仕切装置では、背丈が7m程
度の大形の移動壁を扱う場合があり、標準の移動壁で
も、かなり重量を有したものが多い。このため、移動作
業に際しては、各部が適切に作動しているかどうか、或
いは、移動壁の通路に人通りや障害物がないかどうか等
に細心の注意を払わなければならない。しかし、制御盤
を一定の位置に取付固定すると、必ずしも操作者がその
位置から周囲をくまなく監視できるとは限らず、大形の
ものほど視認性が低下することが予想される。したがっ
て、操作時に適切な作動を確保し、或いは異常が生じた
場合に即座に緊急停止して見落としによる人災等を有効
に回避するためには、操作者の他に各部を監視して回れ
る者を必ず1人は待機させ、連絡をとり合う中で作業を
進めることが肝要になると思われる。しかし、連絡を介
してなされる監視には操作遅れや連絡ミスなどの入り込
む余地があり、万全を期すためには、状況を察知した者
が即座に操作できるようにしておくことが望ましい。
本発明は、このような着眼点にたってなされたもので
あって、作動時の操作性と安全性を飛躍的に高めた電動
式の移動間仕切装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、かかる目的を達成するために、次のような
構成を採用したものである。
すなわち、本発明に係る移動間仕切装置は、移動壁の
収納位置から使用位置に亘って天井面に配設され、その
底壁中央に懸吊杆が通過する連続した開口部を有すると
ともに、その底壁の上面における開口部を挟む部位にレ
ール面を形成し、それら両レール面の外縁側に、外側が
高くなる段部をそれぞれ形成してなる天井レールと、前
記段部に案内されつつレール面上を転動する車輪を四隅
に備える走行体及び懸吊杆を介してそれぞれ前記天井レ
ールに懸吊支持された複数の移動壁と、前記天井レール
に沿って各移動壁を相互に独立して移動/配設するため
の複数のモータ駆動部からなる電動駆動機構と、駆動回
路及び受信器を備え受信器に受信される信号に応じて駆
動回路が前記電動駆動機構の各モータ駆動部に対する所
定の給電切換動作を実行するように構成された制御手段
と、発信器及び外部入力用の操作端を備え操作端に加え
られる操作に応じて予め前記受信器との関係において設
定した弁別可能な信号を発信器から発信し得るように構
成された遠隔操作手段とを具備してなることを特徴とす
る。
[作用] このような構成により、遠隔操作手段の操作端に特定
の操作が加えられると、加えられた操作に対応する信号
がその遠隔操作手段に内蔵されている発信器から発信さ
れる。一方、制御手段の駆動回路には受信器を通じて前
記遠隔操作手段から発信された信号が取り込まれ、予め
その信号に対して設定されている給電切換動作が実行さ
れる。
このため、遠隔操作手段が制御手段に対して離間し、
いかなる位置にあっても、その間が受信器と受信器によ
る実質的な伝送能力の距離範囲内であれば、入力操作に
適確に呼応して所期の給電切換動作が実行されることに
なる。
しかも、遠隔操作手段により遠隔操作されて移動壁が
移動される場合、天井レールの底壁の開口部を挟む部位
にレール面を形成し、それら両レール面の外縁側に段部
を形成した形状にし、走行体の車輪を、両側から段部に
より案内しつつレール面上を転動させるようにしている
ので、各走行体が蛇行することが防止される。このた
め、遠隔操作で移動壁を移動していても、移動壁に揺れ
が生じることなく、目的とする移動位置まで円滑に移動
壁を移動させることができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
この実施例の移動間仕切装置は、第1図に示すよう
に、ホテル等のフロアFにおいて壁面W間に設定された
使用位置Aと、この使用位置Aに対して離間した部位に
設定された収納位置Bと、これら使用位置A及び収納位
置Bを連絡する通路Cとにそれぞれ天井レール11、12
13が配設されている。そして、これらの天井レール11
13に沿って第2図に示す移動壁2を自走させ、収納位置
Bから使用位置Aへ、或いは使用位置Aから収納位置B
へそれぞれ自動的に移動させることができるようにして
いる。
具体的に説明すると、各天井レール11〜13の横断面形
状は、第7図に示すように、天壁11と、側壁12と、底壁
13とを一体的に有したもので、底壁13間に開口部13aが
形成されている。そして、この底壁13の上面における開
口部13aを挟む部位にレール面13bをそれぞれ形成し、そ
れら両レール面13bの外縁側に、外側が高くなる段部13c
をそれぞれ形成している。また、底壁13上面のレール面
13b上を転動する車輪14cを四隅に備える走行体14を転動
可能に配設し、該走行体14から開口部13aを挿通して垂
下させた懸吊杆15に移動壁2の左右両縁近傍部をそれぞ
れ懸吊支持させている。そして、この状態で走行体14を
走行駆動部3により駆動するようにしている。
走行駆動部3は、第2図及び第3図に示すように、天
井レール11〜13の側壁内面に固設したチェーン31と、こ
のチェーン31に噛合されたスプロケット32と、上端にこ
のスプロケット32が固設され懸吊杆15の外周に回転可能
に外装された回転スリーブ33と、移動壁2内に収容され
この回転スリーブ33の下端部を回転駆動する電動モータ
34とを具備してなる。詳述すれば、前記スプロケット32
と前記回転スリーブ33とは一体に作られており、走行体
14を貫通するようにして懸吊杆15の外周に回転可能に外
装してある。このスプロケット32と前記懸吊杆15の係止
鍔15aとの間、及び、スプロケット32と走行体14との間
には、スラストベアリング35、36がそれぞれ介設してあ
る。また、回転スリーブ33の下端外周には、従動ギヤ37
を固設し、この従動ギヤ37に上下寸法の大きな駆動ギヤ
38を噛合させている。駆動ギヤ38は、移動壁2内に取着
された減速機39に支持されたもので、電動モータ34の動
力をこの減速機39を介して駆動ギヤ38に伝送させること
によって、前記回転スリーブ33及びスプロケット32を回
転駆動し得るようになっている。
また、第1図に示すように、天井レール11と天井レー
ル13との交叉部分、及び、天井レール12と天井レール13
との交叉部分に、それぞれターンテーブル41、42を配設
している。ターンテーブル41、42は、第4図及び第5図
に示すように、天井面Cに埋設され中央に円環状の開口
部41aを形成した固定フレーム41と、この固定フレーム4
1に支持された状態で開口部41aに回転可能に配設された
可動レール42とからなる。可動レール42は第7図に示し
た天井レール11〜13と同一の横断面形状を有しており、
また、その側壁内面には前記走行体14のスプロケット32
と噛合するチェーンを同様に固設している(図示省
略)。そして、これらのターンテーブル41、42を、それ
ぞれテーブル駆動部5、6によって駆動するようにして
いる。
テーブル駆動部5は、第4図に示すように、ターンテ
ーブル41に隣接した回動アーム51と、この回動アーム51
を水平回動可能に保持するギヤボックス52と、このギヤ
ボックス52内のギヤ及び減速機53を介して前記回動アー
ム51を回動させる電動モータ54と、前記回動アーム51の
回動端を前記可動レール42に固定した台座部42aに接続
するリンク棒55とを具備してなるもので、前記回動アー
ム51を180°回動させることにより、前記ターンテーブ
ル41の可動レール42が90°旋回するように構成してあ
る。すなわち、回動アーム51をターンテーブル41側の始
端aに位置させた場合には、可動レール42の一端が天井
レール11の端部に合致し、回動アームを180°回動させ
て終端bに位置させた場合には、前記可動レール42の他
端が天井レール13の端部に合致するようになっている。
また、テーブル駆動部6は、第5図及び第6図に示す
ように、両ターンテーブル42、42間に配設した回動アー
ム61と、この回動アーム61を水平回動可能に保持するギ
ヤボックス62と、このギヤボックス62内のギヤ及び減速
機63を介して前記回動アーム61を回動させる電動モータ
64と、前記両可動レール42に固定した台座部62aの先端
同士を連結する第1リンク棒65と、この第1リンク棒65
に前記回動アーム61の回動端を連結する第2リンク棒66
とを具備してなるもので、前記回動アーム61を180°回
動させることにより、前記両ターンテーブル42の可動レ
ール42が動機して90°旋回するように構成してある。す
なわち、回動アーム61を始端cに位置させた場合には、
第5図に示すように両可動レール42の一端が対応する各
天井レール12の端部に合致し、回動アーム61を180°回
動させて回動端dに位置させた場合には、第6図に示す
ように前記両可動レール42が天井レール13の欠落部分を
補って一直線の天井レールを形成するようにしてある。
さらに、前記移動壁2には、第2図に示すように上縁
開口部に上密接部材71を突没可能に収容するとともに、
下縁開口部に下密接部材72を突没可能に収容している。
これらの密接部材71、72は、それぞれ天井面C又は床面
Fに密着して遮音および遮光の効果を上げるための弾性
材製のプロフィル7aを有したもので、密接駆動部8によ
って駆動されるようにしている。
密接駆動部8は、相互に逆ねじとなる2種類のねじ部
81a、81bを有してなる水平な操作軸81と、この操作軸81
の各ねじ部81a、81bに螺合させた対をなすナット82と、
リンクメンバ83a〜83dを菱形に枢結してなり左・右の枢
結点83eを前記各ナット82に枢着した4点リンク83と、
この4点リンク83の上・下の枢結点83f、83gと前記上、
下密接部材71、72とをそれぞれ接続する上・下の昇降シ
ャフト84、85とを具備してなり、前記操作軸81を、移動
壁2に対して昇降可能に設けた遊動枠86に支持させてい
る。そして、操作軸81の一端をヘリカルギヤ等を内蔵し
たギヤボックス87を介して電動モータ88に接続し、この
電動モータ88の回転力により該操作軸81を回転操作する
ことができるようにしてある。
さらにまた、移動壁2のうち使用位置Aに最後に配設
される移動壁2xには、第8図に示すように側縁開口部に
テレスコープ材9aを突没可能に収容している。このテレ
スコープ材9aは、使用位置において突出させることによ
り、壁面Wに当接した際の反力で他の移動壁2を側方に
押圧し、それらの隣接隙間をなくして相互に固定させる
ためのものであり、テレスコープ駆動部9によって駆動
されるようにしている。
テレスコープ駆動部9は、テレスコープ材9aから水平
に突設されたロッド91と、このロッド91に転動しつつこ
れを水平に保持すべく移動壁2に軸着されたローラ92
と、前記テレスコープ材9aから水平に突設された一対の
ラック93と、これらのラック93に噛合して操作軸94の回
転力をラック93の進退力に変換するピニオン部95と、前
記操作軸94の中央部にヘリカルギヤ等を内蔵したギヤボ
ックス96を介して接続された電動モータ97とからなり、
この電動モータ97の回転力により該操作軸94を回転操作
することができるようにしてある。
しかして、以上のように構成される電動駆動機構99を
模式的に示すと、第9図のようになる。そして、これら
各モータ駆動部3、5、6、8、9の電動モータ34、5
4、64、88、97に対して、入力操作に応じて所定の給電
を行うべく、駆動回路101及び受信器111からなる制御手
段101を接続している。
駆動回路101は、第9図及び第10図に示すように、マ
イクロコンピュータ102、ドライバ103、送配電線104a、
104b、コントローラ105等より構成されている。マイク
ロコンピュータ102は、CPU102a、メモリ102b、インター
フェース102cを備えた周知のもので、メモリ102b内には
CPU102aを制御するシーケンス制御系のプログラム(仮
にP1、P2、P3の3種類のプログラムとする)が格納され
ている。CPU102aは後述する人為的な入力操作が行われ
た時に適切なプログラムを選択し、そのプログラムに沿
って作動状況に応じて逐次実行すべき給電状態を決定
し、インターフェース102c及びドライバ103を介して相
応の出力を信号線104a及び電力線104bに伝えるべく作動
する。信号線104aに対してなされる出力は、少なくとも
作動させるべき1又は2以上の移動壁2を特定し(或い
は作動されるべきテーブル駆動部5及び/又は6を特定
し)、特定された移動壁2に対して作動させるべきモー
タ駆動部3、8、9をその作動方向とともに指定する
(或いはテーブル駆動部5、6の駆動方向を指定する)
ことができるものである。また、電力線104bは図外の電
源装置に接続され、各モータ駆動部3、5、6、8、9
に対して過不足を生じない電力を送り込み得る状態にな
っている。そして、信号線104a及び電力線104bを、第3
図及び第7図に示すように天井レール11〜13(及び可動
レール42)の天壁内面側に絶縁材1aを介して架設した複
数本の導電線1bに接続している(各導電線1bは、信号線
104a又は電力線104bの何れかとして機能する)。
一方、各走行体14には、第7図に示すように前記各導
電線1bに摺接する複数のブラシ14aを絶縁状態で保持す
る集電体14bが搭載してある。そして、これらのブラシ1
4aを通じて、導電線1bを伝わる電力及び信号を天井レー
ル11〜13(又は可動レール42)の任意の位置において取
り出すことができるようにしている。また、前記各ブラ
シ14aからは図示しない電力線と信号線が引出してあ
り、それらの引出端を前記懸吊杆15の軸心中空部15bに
挿入するとともに、懸吊杆15の下端近傍部に開口させた
線材取出口15cより取出して、第9図に示すように、移
動壁2内に配置したコントローラ105の入力端に接続し
てある。
コントローラ105では、その出力端が左右の走行駆動
用モータ34、34、密接駆動用モータ88並びにテレスコー
プ駆動用モータ97に接続されている。そして、コントロ
ーラ内部において、特定のモータ駆動部に係る始動信号
が入力された場合に、そのモータ駆動部に給電を開始す
るための切換動作が行われるようになっている。また、
テーブル駆動用モータ54、64には、ドライバ103から出
た電力線104bの一部が導電線1bを介して接続され、マイ
クロコンピュータ102において直接切換動作が行われる
ようになっている。
そして、これら各モータ駆動部34、54、64、88、97の
駆動後における停止条件を、随所に配設したリミットス
イッチや位置センサ等の各種センサによって与えられる
ようにしてある。第1図及び第9図は簡単なためにリミ
ットスイッチLS1〜LS9のみを表記してあり、第9図にお
いて、LS1は移動壁2の側縁部が他の移動壁2等に当接
したか否かを検出するものであり、LS2(LS3)はテーブ
ル駆動部41(42)の可動レール42が始端a又は終端b
(始端c又は終端d)に達したことを検出するためのも
のであり、LS4は上、下密接部材71、72が所定の突出位
置又は没入位置に達したことを検出するためのものであ
り、LS5はテレスコープ材9aが所定の突出位置又は没入
位置に達したことを検出するためのものである。また、
第1図において、LS6は使用位置Aに最初に搬入された
移動壁2の前縁部が壁面Wに当接したことを検出するた
めのものであり、LS7は収納位置Bに最初に引き込まれ
る移動壁2が天井レール12のレール端部に達したことを
検出するためのものであり、LS8(LS9)はターンテーブ
ル41(42)の各可動レール42に走行体14が完全に進入し
たことを検出するためのものである。これらの検出信号
や図示しないセンサからの検出信号は、適宜マイクロコ
ンピュータ102又はコントローラ105に入力されるように
なっている。また、上述した停止条件は、次のステップ
に遷移するための条件としても随所に利用される。
また、第10図に示す受信器111は、図示しない同期回
路や周波数弁別回路などを備えた一般的な構成からなる
もので、次に述べる発信器121から発信される電磁波を
受信して、これに対応する信号をインターフェース102c
に入力できるようにしている。すなわち、発信器121は
入力操作端122とともに遠隔操作手段たるリモコン120に
内蔵されており、該発振器121が発振回路や変調回路な
どの一般的な構成要素からなるとともに、入力操作端12
2には予め定めた数種類の電磁波を入力操作に応じて出
力すべく「起動」、「使用」、「収納」、「非常停止」
の各押圧操作ボタン122a〜122dが装着されている。そし
て、「使用」→「起動」なる操作(以下、使用操作と称
する)がなされた時に発信器121から電磁波U1が出力さ
れ、「収納」→「起動」なる操作(以下、収納操作と称
する)がなされた時に発信器121から電磁波U2が出力さ
れ、「非常停止」が押圧操作された時に発信器121から
電磁波U3が出力されるように構成されている。一方、前
記受信器111がこれらの電磁波U1(U2、U3)を受信する
と、これらに対応した信号S1(S2、S3)がインターフェ
ース102cに入力されるようにしてあり、そして、CPU102
aがそれらを取り込むと、各々に対応してプログラムP1
(P2、P3)を即座に開始できるようにしてある。なお、
制御手段100には前記リモコン120と同様の外部入力用の
操作端105が設けてあり、この操作端105を通じて前記と
同様の押圧操作を行っても信号S1〜S3をインターフェー
ス102cに入力することができるようにしてある。この操
作端105は壁面等の操作し易い部位に配設しておく。
次にメモリ102b内に格納されている各プログラムP1
P2、P3に関し、各々が実行すべきシーケンス制御の概要
について説明する。プログラムP1では、収納位置Bの天
井レール12、12間に懸吊支持されている移動壁2に対
し、その走行駆動部3を順次一定間隔で起動させるとと
もに、各々の移動壁2がターンテーブル42に近付く毎
に、テーブル駆動部6を起動して左右の走行体14、14を
同時に可動レール42、42に乗せ、これらの可動レール4
2、42を回転して天井レール13上に導く。次に、それら
の移動壁2がターンテーブル41に近付くと、その都度テ
ーブル駆動部5を起動して各走行体14を順次に可動レー
ル42に乗せ、該可動レール42を回転して、天井レール11
上に導く、(この場合、前・後各一対の走行体14、14の
うちターンテーブル41に近い側の走行体14のみを駆動す
ることによって、円滑な作動を得る)。そして、各移動
壁2の前縁部が壁面W又は前方の移動壁2に当接した
ら、その移動壁2の走行駆動部3を停止させる。このよ
うにして全ての移動壁2が使用位置Aに搬入されたら、
移動壁2xのテレスコープ駆動部9を起動して各移動壁2
を左右両壁面W−W間に固定し、最後に、密接駆動部8
を起動して密接部材71、72をそれぞれ天井面C及び床面
Fに密着させてプログラムを完了する。また、プログラ
ムP2では、使用位置Aから先ず密接駆動部8を起動して
天井面C及び床面Fに対する密接部材71、72密着状態を
解除するとともに、テレスコープ駆動部9を起動して各
移動壁2の壁面Wに対する拘束を解く。次に、移動壁2
の走行駆動部3を順次一定間隔で起動させるとともに、
各々の移動壁2がターンテーブル41に近付く毎に、テー
ブル駆動部5を起動して順次に各走行体14を可動レール
42に乗せ、該可動レール42を回転して、天井レール13
に導く。さらに、それらの移動壁2がテーブル駆動部
41、41の手前に来ると、テーブル駆動部6を起動して左
右の走行体14、14を同時に可動レール42、42に乗せ、こ
れらの可動レール42、42を回転して天井レール12上に導
く。最後に、全ての移動壁2が天井レール12、12間の所
定の位置に収納されたらプログラムを完了する。さら
に、プログラムP3では、プログラムがスタートするや否
や上記プログラムP1、P2に対する割り込み処理によっ
て、全てのモータ駆動部3、5、6、8、9に対する給
電を即座に中断する。この場合、再び使用操作又は収納
操作が行われると、プログラムP1、P2は割り込み前に係
属していたステップから再開し、そこから目標達成まで
の制御が遂行される。
このため、この実施例の移動間仕切装置によると、リ
モコン120を携帯した操作者は比較的自由な位置から移
動壁2を操作することができることになり、操作中に状
況を監視して回り、危険を察知した場合は速やかにかつ
確実に緊急停止を行い得ることになる。また、このよう
なリモコン120を複数個用意すれば、数人で監視し各々
が緊急停止操作を行うこと等もできため、大形の移動壁
を扱う場合には特に、操作時の安全性を飛躍的に高める
ことが可能となる。
また、移動壁2を移動させるに際して、各走行体14の
車輪14cは、両側から段部13cにより案内されつつレール
面13b上を転動するため、各走行体14が蛇行するのを有
効に防止することができる。このように各走行体14の蛇
行を防止できるので、各走行体14の走行速度を早くする
ことが可能になる。さらに、ターンテーブル41、42の可
動レール42は、前述したように天井レール12、13と同一
の断面形状をなしており、その底壁のレール面の外縁側
には段部が形成されているため、可動レール42内におい
ても、走行体14の車輪14cが、可動レール42と直交する
方向にずれ動くのを防止することができる。すなわち、
ターンテーブル41、42の回転開始時や停止時には、移動
壁2に作用する慣性力により、各走行体14には走行方向
と直交する方向の力が働くことになり、その力はターン
テーブル41、42を高速で作用させるほど大きくなる。し
かるに、前述のような段部を設けておけば、これら段部
によって走行体14の車輪14cを両側から案内することが
でき、これら車輪14cが横ずれするのを防止することが
できる。そのため、各走行体14が可動レール42に対して
位置ずれを起こしたりその向きが不当に変化するという
不具合を招くことなしに、ターンテーブル41、42の作動
を高速化することが可能となる。
なお、電磁波U1〜U3は、雑音や混信を防ぐための対策
を施しておくことが望ましい。このために、電界強度の
強い搬送波に操作に応じ明らかに周波数域を異ならせた
信号を乗せて送ったり、各操作に対応する信号が2種類
以上の周波数の組み合わせによって特定されるような性
質のものに変調するなどの工夫を凝らせば、同期・弁別
性を有効に高めることができる。また、電磁波以外に
も、赤外線などの光や音波なども利用可能である。但
し、それらによってなされる発信が指向性の強いもので
あるとアンテナ等の方向によっては受信しない恐れがあ
るため、信号は球面液状に放射される性質のものである
ことが望ましく、また、移動壁や人通りなどによって遮
蔽されないものである必要がある。その他、マイクロコ
ンピュータに代えて通常のシーケンサを用いる等、本発
明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
[発明の効果] 本発明は、以上述べたように、遠隔操作手段を通じて
比較的自由な位置から適時適切に電動駆動機構を駆動で
きるため、操作と監視を同時に行いながら作業を進める
ことで作動時の操作性と安全性を飛躍的に高め得る電動
式の移動間仕切装置を提供することができる。
その上、天井レールのレール面の外縁側に段部を設け
て走行体の車輪を両側から案内するようにしているの
で、左右の車輪の回転抵抗の差や天井レールの幅方向に
おける取付歪み等が存在しても、それらにより走行体が
左右に振られることがなく、よって走行体の蛇行を効果
的に防止することができ、蛇行により移動壁が揺れるこ
とがないので、円滑に、かつより一層安全に遠隔操作に
より移動できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は天井レールの
レイアウトを示す模式図、第2図は移動壁の正断面図、
第3図は走行駆動部の詳細を示す部分拡大正断面図、第
4図〜第6図はターンテーブル部分をテーブル駆動部の
作用とともに示す平断面図、第7図は天井レールの横断
面図、第8図は使用位置に最後に配設される移動壁の正
断面図、第9図は電動駆動機構を示す模式図、第10図は
制御手段を示す構成概念図、第11図は操作端の概略正面
図である。 11〜13…天井レール 2、2x…移動壁 3…モータ駆動部(走行駆動部) 5…モータ駆動部(テーブル駆動部) 6…モータ駆動部(テーブル駆動部) 8…モータ駆動部(密接駆動部) 9…モータ駆動部(テレスコープ駆動部) 13…底壁、13a…開口部 13b…レール面、13c…段部 14…走行体、14c…車輪 15…懸吊杆 99…電動駆動機構、100…制御手段 101…駆動回路、111…受信器 120…遠隔操作手段、121…発信器 122…操作端、A…使用位置 B…収納位置、C…天井面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井レールと、移動壁と、電動駆動機構
    と、制御手段と、遠隔操作手段とを具備してなる移動間
    仕切装置であって、 天井レールは、移動壁の収納位置から使用位置に亘って
    天井面に配設されており、その底壁中央に懸吊杆が通過
    する連続した開口部を有するとともに、その底壁の上面
    における開口部を挟む部位にレール面を形成し、それら
    両レール面の外縁側に、外側が高くなる段部をそれぞれ
    形成してなるものであり、 複数の移動壁は、前記段部に案内されつつレール面上を
    転動する車輪を四隅に備える走行体及び懸吊杆を介して
    天井レールにそれぞれ懸吊支持されており、 電動駆動機構は、前記天井レールに沿って各移動壁を相
    互に独立して移動/配設するために複数のモータ駆動部
    からなり、 制御手段は、駆動回路及び受信器を備え、受信器に受信
    される信号に応じて駆動回路が前記電動駆動機構の各モ
    ータ駆動部に対する所定の給電切換動作を実行するよう
    に構成されており、 遠隔操作手段は、発信器及び外部入力用の操作端を備
    え、操作端に加えられる操作に応じて予め前記受信器と
    の関係において設定した弁別可能な信号を発信器から発
    信し得るように構成されていることを特徴とする移動間
    仕切装置。
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