JPH08267372A - 筒状ワーク圧入方法および同装置 - Google Patents
筒状ワーク圧入方法および同装置Info
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- JPH08267372A JPH08267372A JP10296695A JP10296695A JPH08267372A JP H08267372 A JPH08267372 A JP H08267372A JP 10296695 A JP10296695 A JP 10296695A JP 10296695 A JP10296695 A JP 10296695A JP H08267372 A JPH08267372 A JP H08267372A
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- shaft
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複写機等に使用されるベアリング等を組み立
てる際、浮き上がり等のトラブルなく筒状ワーク(ベア
リング内輪)を受納ワーク(ベアリング外輪)に圧入す
る方法を提供する。 【構成】 下部にシャフト9を突出した圧入ピン部1を
筒状ワーク22の上に下降させて、筒状ワーク22を保
持した後に引き上げ、その圧入ピン部1を、押し板14
を押し後退させながら受納ワーク22の上方に移動し、
前記圧入ピン部1を下降して筒状ワーク22を受納ワー
ク21に圧入するとともに、シャフト9を抜き取りシャ
フトサポート5に収納し、圧入ピン部1を上方に引き上
げると同時にシャフト9をシャフトサポート5より突出
させる。
てる際、浮き上がり等のトラブルなく筒状ワーク(ベア
リング内輪)を受納ワーク(ベアリング外輪)に圧入す
る方法を提供する。 【構成】 下部にシャフト9を突出した圧入ピン部1を
筒状ワーク22の上に下降させて、筒状ワーク22を保
持した後に引き上げ、その圧入ピン部1を、押し板14
を押し後退させながら受納ワーク22の上方に移動し、
前記圧入ピン部1を下降して筒状ワーク22を受納ワー
ク21に圧入するとともに、シャフト9を抜き取りシャ
フトサポート5に収納し、圧入ピン部1を上方に引き上
げると同時にシャフト9をシャフトサポート5より突出
させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンターや電子複写
機などに使用されるローラのベアリングとして使用され
る含油軸受け等を組み立てる際に、筒状ワーク(例え
ば、含油樹脂等のベアリング内輪)を受納ワーク(例え
ば、金属等のベアリング外輪)に圧入する方法および同
装置に関する。
機などに使用されるローラのベアリングとして使用され
る含油軸受け等を組み立てる際に、筒状ワーク(例え
ば、含油樹脂等のベアリング内輪)を受納ワーク(例え
ば、金属等のベアリング外輪)に圧入する方法および同
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、この従来の方法および本発明の実
施例の圧入方法により扱われるワークは、例えば電子複
写機の現像ローラに使用される軸受けであって、図4に
示すように、受納ワーク21の凹部24に筒状ワーク2
2を圧入し、中心に現像ローラのシャフト(図示せず)
を支持する一個の軸受けに形成されている。その筒状ワ
ーク22は含油樹脂成形品であり、図4(c・d)に示す
ようなリング状で、受納ワーク21は金属製筒状であっ
て、上部に筒状ワーク22を受納する凹部24が形設さ
れている(図4(a・b))。なお、筒状ワーク22の中
空部23は、現像ローラの軸を支持すると共に、後述す
る圧入ピン部1のシャフト9(図2参照)を挿入する中
空部となる。
施例の圧入方法により扱われるワークは、例えば電子複
写機の現像ローラに使用される軸受けであって、図4に
示すように、受納ワーク21の凹部24に筒状ワーク2
2を圧入し、中心に現像ローラのシャフト(図示せず)
を支持する一個の軸受けに形成されている。その筒状ワ
ーク22は含油樹脂成形品であり、図4(c・d)に示す
ようなリング状で、受納ワーク21は金属製筒状であっ
て、上部に筒状ワーク22を受納する凹部24が形設さ
れている(図4(a・b))。なお、筒状ワーク22の中
空部23は、現像ローラの軸を支持すると共に、後述す
る圧入ピン部1のシャフト9(図2参照)を挿入する中
空部となる。
【0003】従来の一般的な筒状ワーク圧入方法は、図
5に示すように、受納ワーク21および筒状ワーク22
を、それぞれ所定の位置に載置し、筒状ワーク22の上
方よりワーク圧入ピン20(本発明の圧入ピン部に相当
する)を下降させて、シャフト9’を筒状ワーク22の
中空部23に挿入保持する。ワーク圧入ピン20を上昇
すると、筒状ワーク22はシャフト9’に嵌合したまま
持ち上げられる(図5(b))。シャフト9’の外径と筒
状ワーク22の中空部23の内径との寸法精度と、筒状
ワーク22の弾性によって嵌合保持される。ワーク圧入
ピン20は、受納ワーク21の上方に移動した後に下降
させて、筒状ワーク22を受納ワーク21の凹部24に
圧入する(図5(c))。ワーク圧入ピン20を引き上げ
ると、筒状ワーク22は受納ワーク21に装着され、一
工程が終了する(図5(d))。筒状ワーク22を受納ワ
ーク21に装着できるのは、前記寸法精度と筒状ワーク
22の弾性にもよるが、筒状ワーク22の外周長さと内
周長さの寸法差にもよると考えられる。
5に示すように、受納ワーク21および筒状ワーク22
を、それぞれ所定の位置に載置し、筒状ワーク22の上
方よりワーク圧入ピン20(本発明の圧入ピン部に相当
する)を下降させて、シャフト9’を筒状ワーク22の
中空部23に挿入保持する。ワーク圧入ピン20を上昇
すると、筒状ワーク22はシャフト9’に嵌合したまま
持ち上げられる(図5(b))。シャフト9’の外径と筒
状ワーク22の中空部23の内径との寸法精度と、筒状
ワーク22の弾性によって嵌合保持される。ワーク圧入
ピン20は、受納ワーク21の上方に移動した後に下降
させて、筒状ワーク22を受納ワーク21の凹部24に
圧入する(図5(c))。ワーク圧入ピン20を引き上げ
ると、筒状ワーク22は受納ワーク21に装着され、一
工程が終了する(図5(d))。筒状ワーク22を受納ワ
ーク21に装着できるのは、前記寸法精度と筒状ワーク
22の弾性にもよるが、筒状ワーク22の外周長さと内
周長さの寸法差にもよると考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の筒
状ワークの圧入方法においては、筒状ワークの内周面と
シャフトの外周面との嵌合力と、筒状ワークの外周面と
受納ワークの内周面との嵌合力との差により、筒状ワー
クは受納ワークに装着できる。従って、原則的には、後
者(筒状ワークと受納ワークの間)の接触面積が、前者
(シャフトと筒状ワークとの間)のそれより大きいため
に、筒状ワークは受納ワークに装着されてシャフトのみ
を引き上げることができる。しかし、嵌合力は、接触面
積とともに寸法精度にも影響され、上記後者(筒状ワー
クと受納ワークとの間)の寸法精度が、前者(シャフト
と筒状ワークとの間)の寸法精度より悪い場合(後者の
隙間が、前者の隙間より大きい場合)には、筒状ワーク
を受納ワークに圧入後ワーク圧入ピンを引き上げると
き、筒状ワーク22がシャフトに装着されたまま引き上
げられ(図6(a))、又は、途中まで引き上げられ浮
き上がった状態で筒状ワークが残されることがある(図
6(b))。この場合、装置を停止して作業者の手作業
により正常な位置に修正する必要がある。
状ワークの圧入方法においては、筒状ワークの内周面と
シャフトの外周面との嵌合力と、筒状ワークの外周面と
受納ワークの内周面との嵌合力との差により、筒状ワー
クは受納ワークに装着できる。従って、原則的には、後
者(筒状ワークと受納ワークの間)の接触面積が、前者
(シャフトと筒状ワークとの間)のそれより大きいため
に、筒状ワークは受納ワークに装着されてシャフトのみ
を引き上げることができる。しかし、嵌合力は、接触面
積とともに寸法精度にも影響され、上記後者(筒状ワー
クと受納ワークとの間)の寸法精度が、前者(シャフト
と筒状ワークとの間)の寸法精度より悪い場合(後者の
隙間が、前者の隙間より大きい場合)には、筒状ワーク
を受納ワークに圧入後ワーク圧入ピンを引き上げると
き、筒状ワーク22がシャフトに装着されたまま引き上
げられ(図6(a))、又は、途中まで引き上げられ浮
き上がった状態で筒状ワークが残されることがある(図
6(b))。この場合、装置を停止して作業者の手作業
により正常な位置に修正する必要がある。
【0005】本発明は上述の点に鑑みなされたもので、
上記した浮き上がり等のトラブルをなくすることができ
るワーク圧入方法および装置を提供することを目的とし
ている。
上記した浮き上がり等のトラブルをなくすることができ
るワーク圧入方法および装置を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の筒状ワーク圧入方法は、1)下部にシャフト
を突出した圧入ピン部を筒状ワークの上方より下降さ
せ、その筒状ワークをシャフトに保持した後に引き上
げ、2)前記筒状ワークを保持した圧入ピン部を受納ワー
クの上方に移動するとともに、その圧入ピン部により押
し板を押して後退させ、3)前記筒状ワークを保持した圧
入ピン部を下降して、前記筒状ワークを前記受納ワーク
に圧入するとともに、前記シャフトを前記筒状ワークよ
り抜き取りシャフトサポートに収納し、4)前記圧入ピン
部を引き上げるとともに前記押し板により前記シャフト
を前記シャフトサポートより突出させた後、前記圧入ピ
ン部を次の筒状ワークの上方に移動する。
めに本発明の筒状ワーク圧入方法は、1)下部にシャフト
を突出した圧入ピン部を筒状ワークの上方より下降さ
せ、その筒状ワークをシャフトに保持した後に引き上
げ、2)前記筒状ワークを保持した圧入ピン部を受納ワー
クの上方に移動するとともに、その圧入ピン部により押
し板を押して後退させ、3)前記筒状ワークを保持した圧
入ピン部を下降して、前記筒状ワークを前記受納ワーク
に圧入するとともに、前記シャフトを前記筒状ワークよ
り抜き取りシャフトサポートに収納し、4)前記圧入ピン
部を引き上げるとともに前記押し板により前記シャフト
を前記シャフトサポートより突出させた後、前記圧入ピ
ン部を次の筒状ワークの上方に移動する。
【0007】上記の目的を達成するために本発明の筒状
ワーク圧入装置は、a)フレームに垂直方向に摺動可能に
支持され、下端にベアリングを取り付けた上下動作シャ
フト、および、そのベアリングに水平方向に摺動可能に
取り付けた動作ユニットを有するピック&プレス機と、
b)前記フレームに取り付けられた押し板支持具に、垂直
方向に旋回自在に取り付けた押し板と、c)前記動作ユニ
ットの先端に垂直に取り付けられ、シャフト並びにその
シャフトを出し入れするシャフトサポートおよび圧入ピ
ン支持具を有する圧入ピン部とを備えている。
ワーク圧入装置は、a)フレームに垂直方向に摺動可能に
支持され、下端にベアリングを取り付けた上下動作シャ
フト、および、そのベアリングに水平方向に摺動可能に
取り付けた動作ユニットを有するピック&プレス機と、
b)前記フレームに取り付けられた押し板支持具に、垂直
方向に旋回自在に取り付けた押し板と、c)前記動作ユニ
ットの先端に垂直に取り付けられ、シャフト並びにその
シャフトを出し入れするシャフトサポートおよび圧入ピ
ン支持具を有する圧入ピン部とを備えている。
【0008】請求項3記載の圧入装置は、d)前記圧入ピ
ン部が、その中央にシャフトを垂直方向に摺動可能に支
持するシャフトサポートおよび圧入ピン支持具を備え、
e)前記シャフトは、上部に当たり部を有し、下部は筒状
ワークの内径に嵌合する先端部を有し、その中間に圧縮
コイルバネに支えられたドグを取り付けており、f)前記
シャフトサポートは、前記シャフトの下部外周に位置す
る筒形状で、その内部に備えたリニアブッシュにより前
記シャフトおよび前記圧縮コイルバネを支持し、g)前記
圧入ピン支持具は、筒形状であって下部を前記シャフト
サポートの上部に接合し、上部に前記シャフトの突出口
を有し、側面に前記動作ユニットに連結する突起部を取
付け、更に前記シャフトのドグに対応する位置の内面に
ピンを突出するスプリングプランジャーを設けている。
ン部が、その中央にシャフトを垂直方向に摺動可能に支
持するシャフトサポートおよび圧入ピン支持具を備え、
e)前記シャフトは、上部に当たり部を有し、下部は筒状
ワークの内径に嵌合する先端部を有し、その中間に圧縮
コイルバネに支えられたドグを取り付けており、f)前記
シャフトサポートは、前記シャフトの下部外周に位置す
る筒形状で、その内部に備えたリニアブッシュにより前
記シャフトおよび前記圧縮コイルバネを支持し、g)前記
圧入ピン支持具は、筒形状であって下部を前記シャフト
サポートの上部に接合し、上部に前記シャフトの突出口
を有し、側面に前記動作ユニットに連結する突起部を取
付け、更に前記シャフトのドグに対応する位置の内面に
ピンを突出するスプリングプランジャーを設けている。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明の筒状ワークの圧入
方法によれば、まず、下部にシャフトを突出した圧入ピ
ン部を筒状ワークの上に下降させ、その筒状ワークの中
空部にシャフトを挿入する。従来の技術の欄で説明した
とおり、シャフトの外径と筒状ワークの内径の嵌合によ
り筒状ワークは容易にシャフトに保持される。
方法によれば、まず、下部にシャフトを突出した圧入ピ
ン部を筒状ワークの上に下降させ、その筒状ワークの中
空部にシャフトを挿入する。従来の技術の欄で説明した
とおり、シャフトの外径と筒状ワークの内径の嵌合によ
り筒状ワークは容易にシャフトに保持される。
【0010】筒状ワークを保持した圧入ピン部を上昇さ
せ受納ワークの上方位置まで水平方向に移動する。この
時圧入ピン部は、後で説明する押し板を水平方向に押し
て後退させる。押し板は、後で説明するシャフトをシャ
フトサポートより突き出すために、受納ワークの上方に
圧入ピン部の当たり部(シャフトの上端)より低く取り
付けられているからである。
せ受納ワークの上方位置まで水平方向に移動する。この
時圧入ピン部は、後で説明する押し板を水平方向に押し
て後退させる。押し板は、後で説明するシャフトをシャ
フトサポートより突き出すために、受納ワークの上方に
圧入ピン部の当たり部(シャフトの上端)より低く取り
付けられているからである。
【0011】圧入ピン部を下降し、受納ワークの凹部に
筒状ワークを圧入するとともにシャフトを筒状ワークよ
り抜き取りシャフトサポートに収納する。筒状ワークを
受納ワークの上に下降すると、まず、受納ワークの凹部
に筒状ワークの下端部が勘合し、つづけて圧入ピン部を
下降するとシャフトサポートにより筒状ワークを押し下
げ筒状ワークは受納ワークに圧入される。この状態でシ
ャフトにのみ上方向の力をかけて、シャフトのみを筒状
ワークより抜き取りシャフトサポートに収納する。これ
により筒状ワークは、シャフトから完全に解放され、確
実に受納ワークに装着されるので、圧入ピン部を引き上
げる際に筒状ワークが動く(浮き上がる)ことがない。
筒状ワークを圧入するとともにシャフトを筒状ワークよ
り抜き取りシャフトサポートに収納する。筒状ワークを
受納ワークの上に下降すると、まず、受納ワークの凹部
に筒状ワークの下端部が勘合し、つづけて圧入ピン部を
下降するとシャフトサポートにより筒状ワークを押し下
げ筒状ワークは受納ワークに圧入される。この状態でシ
ャフトにのみ上方向の力をかけて、シャフトのみを筒状
ワークより抜き取りシャフトサポートに収納する。これ
により筒状ワークは、シャフトから完全に解放され、確
実に受納ワークに装着されるので、圧入ピン部を引き上
げる際に筒状ワークが動く(浮き上がる)ことがない。
【0012】圧入ピン部を上昇させると、その上方に位
置する押し板に圧入ピン部の当たり部が突き当たり、更
に上昇させるとシャフトがシャフトサポートより下方に
突出する。これにより次の筒状ワークを保持できる状態
となる。この状態で圧入ピン部を次の筒状ワークの上方
に移動し、その圧入作業に入る。
置する押し板に圧入ピン部の当たり部が突き当たり、更
に上昇させるとシャフトがシャフトサポートより下方に
突出する。これにより次の筒状ワークを保持できる状態
となる。この状態で圧入ピン部を次の筒状ワークの上方
に移動し、その圧入作業に入る。
【0013】請求項2記載の本発明の圧入装置は、フレ
ームに垂直方向に摺動可能に支持され、下端にベアリン
グを取り付けた上下動作シャフト、および、そのベアリ
ングに水平方向に摺動可能に取り付けた動作ユニットを
有するピック&プレス機を備える。動作ユニットは、上
下動作シャフトの上下方向への摺動に従って上下に移動
し、また、ベアリングに支持され水平方向に摺動できる
ので、端部に取り付けた圧入ピン部を、筒状ワークのピ
ックアップ位置と圧入位置との間を上下および水平方向
に移動させることができる。
ームに垂直方向に摺動可能に支持され、下端にベアリン
グを取り付けた上下動作シャフト、および、そのベアリ
ングに水平方向に摺動可能に取り付けた動作ユニットを
有するピック&プレス機を備える。動作ユニットは、上
下動作シャフトの上下方向への摺動に従って上下に移動
し、また、ベアリングに支持され水平方向に摺動できる
ので、端部に取り付けた圧入ピン部を、筒状ワークのピ
ックアップ位置と圧入位置との間を上下および水平方向
に移動させることができる。
【0014】この動作ユニットおよび上下動作シャフト
はそれぞれ、一端を回転するカムに当接し中間部をフレ
ームに旋回可能に取り付けられているアームの端部に連
結されている。予定する圧入ピン部の動きに従って設計
されたカムを、所定の速度で回転することにより、動作
ユニットは、水平および上下方向に移動できる。
はそれぞれ、一端を回転するカムに当接し中間部をフレ
ームに旋回可能に取り付けられているアームの端部に連
結されている。予定する圧入ピン部の動きに従って設計
されたカムを、所定の速度で回転することにより、動作
ユニットは、水平および上下方向に移動できる。
【0015】押し板支持具には、押し板が垂直方向に旋
回自在に、かつ、その押し部(押し板の下部、圧入ピン
部のシャフトの上端と当接する部分)は自重で常に下方
に向くように取り付けられている。その押し部は、圧入
ピン部が筒状ワークを保持して受納ワークの上方に移動
する時は、一時的に圧入ピン部の上端(当たり部)で押
し退けられるが、圧入ピン部が下降すると自動的に下方
に旋回し押し板の役割を果たす。押し板はL字形で下部
の押し部が突起を形成しているからである。
回自在に、かつ、その押し部(押し板の下部、圧入ピン
部のシャフトの上端と当接する部分)は自重で常に下方
に向くように取り付けられている。その押し部は、圧入
ピン部が筒状ワークを保持して受納ワークの上方に移動
する時は、一時的に圧入ピン部の上端(当たり部)で押
し退けられるが、圧入ピン部が下降すると自動的に下方
に旋回し押し板の役割を果たす。押し板はL字形で下部
の押し部が突起を形成しているからである。
【0016】圧入ピン部は動作ユニットに垂直に取り付
けられているので、上下移動することにより、その下端
に備えたシャフトの先端部により筒状ワークを保持する
ことができる。また、その圧入ピン部はシャフトを出し
入れできるシャフトサポートを有し、そのシャフトサポ
ートは、筒状ワークを受納ワークに圧入するとき、筒状
ワークに加圧圧入する役割とともに、シャフトをシャフ
トサポートより抜き取るとき受納ワークを押さえておく
役割を果たす。圧入ピン支持具はシャフトを動作ユニッ
トに垂直に取り付けるとともに、後で説明するシャフト
をシャフトサポートより出し入れを可能とする機構を有
する。
けられているので、上下移動することにより、その下端
に備えたシャフトの先端部により筒状ワークを保持する
ことができる。また、その圧入ピン部はシャフトを出し
入れできるシャフトサポートを有し、そのシャフトサポ
ートは、筒状ワークを受納ワークに圧入するとき、筒状
ワークに加圧圧入する役割とともに、シャフトをシャフ
トサポートより抜き取るとき受納ワークを押さえておく
役割を果たす。圧入ピン支持具はシャフトを動作ユニッ
トに垂直に取り付けるとともに、後で説明するシャフト
をシャフトサポートより出し入れを可能とする機構を有
する。
【0017】請求項3記載の圧入装置は、圧入ピン部
が、シャフトと、シャフトサポートと圧入ピン支持具と
を備えている。シャフトは、圧入ピン部の中心部に垂直
方向に摺動可能に支持される。そのシャフトの上端には
当たり部を形成し、筒状ワークを受納ワークに圧入後、
圧入ピン部を引き上げる際に、前記押し板に突き当た
り、シャフトをシャフトサポートより下方に押し出す。
そのシャフトの下端は筒状ワークの内方に嵌合する先端
部を有しているので、その寸法精度により、筒状ワーク
台上の筒状ワークを保持できる。更に、そのシャフトの
中央近傍には、下部を圧縮コイルバネに支持されたドグ
を備えており、後で説明する圧入ピン支持具に備えたピ
ンにより支持されている。
が、シャフトと、シャフトサポートと圧入ピン支持具と
を備えている。シャフトは、圧入ピン部の中心部に垂直
方向に摺動可能に支持される。そのシャフトの上端には
当たり部を形成し、筒状ワークを受納ワークに圧入後、
圧入ピン部を引き上げる際に、前記押し板に突き当た
り、シャフトをシャフトサポートより下方に押し出す。
そのシャフトの下端は筒状ワークの内方に嵌合する先端
部を有しているので、その寸法精度により、筒状ワーク
台上の筒状ワークを保持できる。更に、そのシャフトの
中央近傍には、下部を圧縮コイルバネに支持されたドグ
を備えており、後で説明する圧入ピン支持具に備えたピ
ンにより支持されている。
【0018】シャフトサポートは筒形状であって前記シ
ャフトの下部に位置し、内部にリニアブッシュを備え
て、前記シャフトを垂直方向に摺動可能に支持する。ま
た、シャフトサポートは、シャフトに保持した筒状ワー
クを受納ワークに圧入する際に、筒状ワークを加圧する
とともに、シャフトを抜き取る間筒状ワークを抑えてい
る働きをし、更に引き抜いたシャフトを収納する。
ャフトの下部に位置し、内部にリニアブッシュを備え
て、前記シャフトを垂直方向に摺動可能に支持する。ま
た、シャフトサポートは、シャフトに保持した筒状ワー
クを受納ワークに圧入する際に、筒状ワークを加圧する
とともに、シャフトを抜き取る間筒状ワークを抑えてい
る働きをし、更に引き抜いたシャフトを収納する。
【0019】圧入ピン支持具は、前記動作ユニットの先
端に取り付けられ、筒形状であって内部に前記シャフト
を垂直に通し、下部にシャフトサポートを連結する。更
に、前記シャフトに取り付けられたドグの位置に対応す
る側面に、スプリングプランジャーを備えている。な
お、前記ドグは、その下部をシャフトサポートの上部で
支持された圧縮コイルバネで所定の力で上方向に押し上
げられている。
端に取り付けられ、筒形状であって内部に前記シャフト
を垂直に通し、下部にシャフトサポートを連結する。更
に、前記シャフトに取り付けられたドグの位置に対応す
る側面に、スプリングプランジャーを備えている。な
お、前記ドグは、その下部をシャフトサポートの上部で
支持された圧縮コイルバネで所定の力で上方向に押し上
げられている。
【0020】この構成においてドグの作用を検討する。
作業開始前、シャフトをシャフトサポートより下方に突
出した状態において、ドグは、前記ピンの下部に当接す
るように設定する。ドグの位置は、前記スプリングプラ
ンジャーの強さ(A)と、前記圧縮コイルバネの強さ
(B)およびシャフトに外部より掛ける力(C)とのバ
ランスにより定まる。即ち、筒状ワークにシャフトを挿
入するときは、Aは(B+C)より大きくシャフトは動
かない。筒状ワークを受納ワークに圧入しシャフトを筒
状ワークより抜き取るときは、(B+C)はAより大き
くなり、ドグはピンを越えてピンの上部に移動する。更
に、圧入完了後圧入ピン部を上昇する際、押さえ板によ
りシャフトをシャフトサポートより突き出すときは(C
−B)はAより大きくなり、ドグは再びピンの下部に移
動する。
作業開始前、シャフトをシャフトサポートより下方に突
出した状態において、ドグは、前記ピンの下部に当接す
るように設定する。ドグの位置は、前記スプリングプラ
ンジャーの強さ(A)と、前記圧縮コイルバネの強さ
(B)およびシャフトに外部より掛ける力(C)とのバ
ランスにより定まる。即ち、筒状ワークにシャフトを挿
入するときは、Aは(B+C)より大きくシャフトは動
かない。筒状ワークを受納ワークに圧入しシャフトを筒
状ワークより抜き取るときは、(B+C)はAより大き
くなり、ドグはピンを越えてピンの上部に移動する。更
に、圧入完了後圧入ピン部を上昇する際、押さえ板によ
りシャフトをシャフトサポートより突き出すときは(C
−B)はAより大きくなり、ドグは再びピンの下部に移
動する。
【0021】少し詳しく述べると、筒状ワークをシャフ
ト装着するときは、ドグはピンの下部に当接した状態の
ままで挿入する。筒状ワークを受納ワークに圧入する時
シャフトに上方向の強い力を掛かけるとドグはピンを越
えて上方に移動し、圧縮コイルバネの力で更に上方にシ
ャフトを移動することによりシャフト全体をシャフトサ
ポートに収納する。筒状ワークを受納ワークに圧入完了
後、圧入ピン部を上方に引き上げる際、シャフトの上端
(当たり部)は、押し板の押し部に当たり相対的にシャ
フトを下方に強く抑えることになり、ドグは前記ピンを
下方に越えてその下部に当接する状態となり、シャフト
の下端はシャフトサポートより下方に突出され、つぎの
筒状ワークを保持することができる状態となる。
ト装着するときは、ドグはピンの下部に当接した状態の
ままで挿入する。筒状ワークを受納ワークに圧入する時
シャフトに上方向の強い力を掛かけるとドグはピンを越
えて上方に移動し、圧縮コイルバネの力で更に上方にシ
ャフトを移動することによりシャフト全体をシャフトサ
ポートに収納する。筒状ワークを受納ワークに圧入完了
後、圧入ピン部を上方に引き上げる際、シャフトの上端
(当たり部)は、押し板の押し部に当たり相対的にシャ
フトを下方に強く抑えることになり、ドグは前記ピンを
下方に越えてその下部に当接する状態となり、シャフト
の下端はシャフトサポートより下方に突出され、つぎの
筒状ワークを保持することができる状態となる。
【0022】なお、圧縮コイルバネの強さは、それのみ
ではシャフトのドグを上記ピンを越えて押し上げること
はできないが、筒状ワークを受納ワークに圧入する際の
作動ユニットの押し下げ力によりドグがピンを越えた時
は、そのバネの力でシャフトを筒状ワークより引き抜く
ことができるように設計されている。
ではシャフトのドグを上記ピンを越えて押し上げること
はできないが、筒状ワークを受納ワークに圧入する際の
作動ユニットの押し下げ力によりドグがピンを越えた時
は、そのバネの力でシャフトを筒状ワークより引き抜く
ことができるように設計されている。
【0023】
【実施例】以下、この発明の筒状ワーク圧入方法および
装置の実施例を図1〜4により説明する。
装置の実施例を図1〜4により説明する。
【0024】図1は本発明の筒状ワーク圧入装置の実施
例の概要を示す全体側面図である。図2は本発明の主要
部の一つである圧入ピン部を示す図面で、図2(a)は図
2(b)のX−X線断面図、図2(b)は図1の圧入ピン部
の左側面図である。図3(a)〜(d)はそれぞれ圧入ピン
部とその操作するための押し板の作用を順に示す説明図
である。図4は本実施例の圧入装置で取り扱う筒状ワー
クおよび受納ワークを示す図面で、図4(a)は受納ワー
クの平面図、図4(b)は図4(a)のA−A線断面図、図
4(c)は筒状ワークの平面図、図4(d)は図4(c)のB
−B線断面図である。
例の概要を示す全体側面図である。図2は本発明の主要
部の一つである圧入ピン部を示す図面で、図2(a)は図
2(b)のX−X線断面図、図2(b)は図1の圧入ピン部
の左側面図である。図3(a)〜(d)はそれぞれ圧入ピン
部とその操作するための押し板の作用を順に示す説明図
である。図4は本実施例の圧入装置で取り扱う筒状ワー
クおよび受納ワークを示す図面で、図4(a)は受納ワー
クの平面図、図4(b)は図4(a)のA−A線断面図、図
4(c)は筒状ワークの平面図、図4(d)は図4(c)のB
−B線断面図である。
【0025】本発明の圧入装置は、図1に示すようにピ
ック&プレス機30と、押し板14を支持する押し板支
持具13と圧入ピン部1とを有する。ピック&プレス機
30のフレーム32に押し板支持具13を取付け、その
押し板支持具13には、垂直方向に旋回自由に押し板1
4を支点16に取り付けている。駆動源33には、図示
しないカムが備えられ、左右駆動アーム34を介して動
作ユニット31を水平方向(図面矢印X)に移動し、上
下駆動アーム35を介して上下動作シャフト36を垂直
方向(図面矢印Y)に移動させる。上下動作シャフト3
6は、ベアリング37によりフレーム32に上下に摺動
可能に取り付けられ、その下端に動作ユニット31を水
平方向に摺動可能に支持するベアリング38を備えてい
る。これらにより駆動源33を駆動することにより、動
作ユニット31の端部に取り付けた圧入ピン部1を上下
左右に移動することができる。本実施例に使用するピッ
ク&プレス機30としては、例えばマシネンジニアリン
グ株式会社製のゲートモーションローダー・レフトキャ
リー「スタンダードタイプ」X6061が好ましく使用
される。
ック&プレス機30と、押し板14を支持する押し板支
持具13と圧入ピン部1とを有する。ピック&プレス機
30のフレーム32に押し板支持具13を取付け、その
押し板支持具13には、垂直方向に旋回自由に押し板1
4を支点16に取り付けている。駆動源33には、図示
しないカムが備えられ、左右駆動アーム34を介して動
作ユニット31を水平方向(図面矢印X)に移動し、上
下駆動アーム35を介して上下動作シャフト36を垂直
方向(図面矢印Y)に移動させる。上下動作シャフト3
6は、ベアリング37によりフレーム32に上下に摺動
可能に取り付けられ、その下端に動作ユニット31を水
平方向に摺動可能に支持するベアリング38を備えてい
る。これらにより駆動源33を駆動することにより、動
作ユニット31の端部に取り付けた圧入ピン部1を上下
左右に移動することができる。本実施例に使用するピッ
ク&プレス機30としては、例えばマシネンジニアリン
グ株式会社製のゲートモーションローダー・レフトキャ
リー「スタンダードタイプ」X6061が好ましく使用
される。
【0026】本実施例では前記動作ユニット31の端部
に圧入ピン部1が取り付けられ、圧入ピン部1をピック
アップ位置41と圧入位置40との間を水平方向に移動
でき、また、それぞれの位置において筒状ワーク台26
または受納ワーク台25の位置まで下降することができ
る(図1矢印Z参照)。
に圧入ピン部1が取り付けられ、圧入ピン部1をピック
アップ位置41と圧入位置40との間を水平方向に移動
でき、また、それぞれの位置において筒状ワーク台26
または受納ワーク台25の位置まで下降することができ
る(図1矢印Z参照)。
【0027】ここで本実施例の全体の動きを簡単に説明
する。まず作業開始時は、動作ユニット31を図面右方
向に移動させ、圧入ピン部1を仮想線の位置(ピックア
ップ位置41)に移動した後、下降させてその下部に突
出させたシャフト9にて、筒状ワーク台26にシュート
28より供給された筒状ワーク(図示せず)をピックア
ップする。筒状ワーク22を保持した圧入ピン部1を上
昇し水平方向に移動して圧入位置40へ移動し、下降さ
せて受納ワーク台25に載置された受納ワーク21に筒
状ワーク22を圧入する。この圧入と同時にシャフト9
を筒状ワーク22より引き抜きシャフトサポート5に収
納する。圧入完了後、圧入ピン部1を上昇させるとき、
シャフト9の上端(当たり部11)を押し板14の押し
部15に押し当てて、シャフト9の先端部をシャフトサ
ポート5より下方に突出させ作業開始の状態に復帰す
る。
する。まず作業開始時は、動作ユニット31を図面右方
向に移動させ、圧入ピン部1を仮想線の位置(ピックア
ップ位置41)に移動した後、下降させてその下部に突
出させたシャフト9にて、筒状ワーク台26にシュート
28より供給された筒状ワーク(図示せず)をピックア
ップする。筒状ワーク22を保持した圧入ピン部1を上
昇し水平方向に移動して圧入位置40へ移動し、下降さ
せて受納ワーク台25に載置された受納ワーク21に筒
状ワーク22を圧入する。この圧入と同時にシャフト9
を筒状ワーク22より引き抜きシャフトサポート5に収
納する。圧入完了後、圧入ピン部1を上昇させるとき、
シャフト9の上端(当たり部11)を押し板14の押し
部15に押し当てて、シャフト9の先端部をシャフトサ
ポート5より下方に突出させ作業開始の状態に復帰す
る。
【0028】なお、図1の圧入ピン部1は、シャフト9
に筒状ワーク22を保持した後、圧入位置40に移動し
た状態を表し、押し板14が圧入ピン部1の当たり部1
1により図面左方向に押し退けられた状態を示す。圧入
ピン部1が下方に下降すると押し板14は、自重で押し
部15が下方となるように旋回する。
に筒状ワーク22を保持した後、圧入位置40に移動し
た状態を表し、押し板14が圧入ピン部1の当たり部1
1により図面左方向に押し退けられた状態を示す。圧入
ピン部1が下方に下降すると押し板14は、自重で押し
部15が下方となるように旋回する。
【0029】続いて図3により、上記の押し板14と圧
入ピン部1との関係を詳細に説明する。図3(a)は圧入
ピン部1が、そのシャフト9に筒状ワーク22を保持し
て上昇した状態を示し、圧入ピン部1はつづけて矢印A
の方向に移動する。図3(b)は圧入ピン部1が圧入位置
40(図1参照)に移動した状態を示し、圧入ピン部1
の当たり部11により押し板14の押し部15を図面左
方向に押して、押し板14は支点16を中心として矢印
Eの方向に旋回退避する。この当たり部11の高さは、
押し板支持具13に取り付けられた押し板14の押し部
15の位置より高く設計されおり(理由は後で説明す
る)、かつ、その押し板14は、押し板支持具13に垂
直方向に旋回自在に取り付けられているからである。つ
づけて圧入ピン部1を矢印Bの方向に下降させる。
入ピン部1との関係を詳細に説明する。図3(a)は圧入
ピン部1が、そのシャフト9に筒状ワーク22を保持し
て上昇した状態を示し、圧入ピン部1はつづけて矢印A
の方向に移動する。図3(b)は圧入ピン部1が圧入位置
40(図1参照)に移動した状態を示し、圧入ピン部1
の当たり部11により押し板14の押し部15を図面左
方向に押して、押し板14は支点16を中心として矢印
Eの方向に旋回退避する。この当たり部11の高さは、
押し板支持具13に取り付けられた押し板14の押し部
15の位置より高く設計されおり(理由は後で説明す
る)、かつ、その押し板14は、押し板支持具13に垂
直方向に旋回自在に取り付けられているからである。つ
づけて圧入ピン部1を矢印Bの方向に下降させる。
【0030】図3(c)は圧入ピン部1を下降させ筒状ワ
ーク22を受納ワーク21に圧入すると同時にシャフト
9をシャフトサポート5に収納した状態(詳細を後で説
明する)を示し、押し板14は押し部15が下方に旋回
した状態を示している。圧入ピン部1を下降させると、
押し板14は当たり部11より解放されて押し部15が
下方になるように旋回する。押し板14の押し部15
は、押し板14の下部をL字型に屈曲させて作られてい
るため、一定の面積と重さを有するからである。つづけ
て圧入ピン部1は矢印Cの方向に上昇する。
ーク22を受納ワーク21に圧入すると同時にシャフト
9をシャフトサポート5に収納した状態(詳細を後で説
明する)を示し、押し板14は押し部15が下方に旋回
した状態を示している。圧入ピン部1を下降させると、
押し板14は当たり部11より解放されて押し部15が
下方になるように旋回する。押し板14の押し部15
は、押し板14の下部をL字型に屈曲させて作られてい
るため、一定の面積と重さを有するからである。つづけ
て圧入ピン部1は矢印Cの方向に上昇する。
【0031】図3(d)は図3(c)の状態より圧入ピン部
1を引き上げた状態を示し、上昇する際に当たり部11
は、押し板14の押し部15に当たり相対的に押し下げ
られてシャフト9をシャフトサポート5の下部に突出す
る。つづけて右方向(矢印D)に移動して、次の筒状ワ
ーク22のピックアップの態勢に入る。
1を引き上げた状態を示し、上昇する際に当たり部11
は、押し板14の押し部15に当たり相対的に押し下げ
られてシャフト9をシャフトサポート5の下部に突出す
る。つづけて右方向(矢印D)に移動して、次の筒状ワ
ーク22のピックアップの態勢に入る。
【0032】図2(a)に示すように圧入ピン部1は、中
央にシャフト9を、鉛直方向に摺動可能にシャフトサポ
ート5および圧入ピン支持具3により支持する。そのシ
ャフト9は、上部に当たり部11を、下部に筒状ワーク
22を着脱する先端部を有し、その中間に圧縮コイルバ
ネ12に支えられたドグ10を有する。その圧縮コイル
バネ12はシャフトサポート5の内面に備えたリニアブ
ッシュ7の上部に支持されている。前記当たり部11の
上面を水平平面に形成しているので、押し板14が旋回
自在に取り付けられていても、圧入ピン部1が上昇する
ときに押し板14が旋回退避することない(当たり部1
1を抑えることができる)。
央にシャフト9を、鉛直方向に摺動可能にシャフトサポ
ート5および圧入ピン支持具3により支持する。そのシ
ャフト9は、上部に当たり部11を、下部に筒状ワーク
22を着脱する先端部を有し、その中間に圧縮コイルバ
ネ12に支えられたドグ10を有する。その圧縮コイル
バネ12はシャフトサポート5の内面に備えたリニアブ
ッシュ7の上部に支持されている。前記当たり部11の
上面を水平平面に形成しているので、押し板14が旋回
自在に取り付けられていても、圧入ピン部1が上昇する
ときに押し板14が旋回退避することない(当たり部1
1を抑えることができる)。
【0033】シャフトサポート5は筒形状であってシャ
フト9の下部周辺に取り付けられ、内部に前記シャフト
9を支持するリニアブッシュ7とカラー17を有してい
る。前記シャフト9を垂直方向に摺動可能に支持する働
きを有する。圧入ピン支持具3は筒形状であって、内部
にシャフト9を保持し、下部を前記シャフトサポート5
の上部と接合し、上部に前記シャフト9を突出する突出
口を有する。その圧入ピン支持具3の側面には、前記動
作ユニット31に連結する突起部18を有し、更に、前
記シャフト9のドグ10に対応する位置の内面にピン8
を突出するスプリングプランジャー6を備えたプランジ
ャー受台4を取り付けている。
フト9の下部周辺に取り付けられ、内部に前記シャフト
9を支持するリニアブッシュ7とカラー17を有してい
る。前記シャフト9を垂直方向に摺動可能に支持する働
きを有する。圧入ピン支持具3は筒形状であって、内部
にシャフト9を保持し、下部を前記シャフトサポート5
の上部と接合し、上部に前記シャフト9を突出する突出
口を有する。その圧入ピン支持具3の側面には、前記動
作ユニット31に連結する突起部18を有し、更に、前
記シャフト9のドグ10に対応する位置の内面にピン8
を突出するスプリングプランジャー6を備えたプランジ
ャー受台4を取り付けている。
【0034】このピン8の位置とスプリングプランジャ
ー6および圧縮コイルバネ12の強さ、更にシャフト9
の先端部と筒状ワーク22の中空部との勘合の強さ等は
相互に関連して作動する。即ち、既に作用の欄で記載し
たがこれを具体的に示すと、シャフト9と筒状ワーク2
2との勘合する力は、筒状ワーク22を保持して持ち上
げる強さが必要であるとともに、筒状ワーク22を受納
ワーク21に圧入する(ドグ10がピン8の上方に越え
る)とき、圧縮コイルバネ12の力でシャフト9を筒状
ワーク22より引き抜くことができなければならない。
言い替えれば、スプリングプランジャー6の強さは、圧
縮コイルバネ12の力のみではドグ10がピン8を越え
ないが、筒状ワーク22を受納ワーク21に圧入すると
きには、圧入ピン部1を下降させる力によりドグ10を
ピン8の上方に越えさせ得る強さとする。また、圧入ピ
ン部1を上昇するときには、押し部15にシャフト9の
当たり部11を押し付ける力(引き上げる力)により、
ドグ10をピン8の下方に越えさせることができるよう
調整される。
ー6および圧縮コイルバネ12の強さ、更にシャフト9
の先端部と筒状ワーク22の中空部との勘合の強さ等は
相互に関連して作動する。即ち、既に作用の欄で記載し
たがこれを具体的に示すと、シャフト9と筒状ワーク2
2との勘合する力は、筒状ワーク22を保持して持ち上
げる強さが必要であるとともに、筒状ワーク22を受納
ワーク21に圧入する(ドグ10がピン8の上方に越え
る)とき、圧縮コイルバネ12の力でシャフト9を筒状
ワーク22より引き抜くことができなければならない。
言い替えれば、スプリングプランジャー6の強さは、圧
縮コイルバネ12の力のみではドグ10がピン8を越え
ないが、筒状ワーク22を受納ワーク21に圧入すると
きには、圧入ピン部1を下降させる力によりドグ10を
ピン8の上方に越えさせ得る強さとする。また、圧入ピ
ン部1を上昇するときには、押し部15にシャフト9の
当たり部11を押し付ける力(引き上げる力)により、
ドグ10をピン8の下方に越えさせることができるよう
調整される。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明の筒状ワーク
の圧入方法によれば、筒状ワークを受納ワークに圧入す
るとき、シャフトを筒状ワークより完全に抜き取ること
ができる。これにより筒状ワークがシャフトと一緒に引
き上げられることも受納ワークより浮き上がることもな
い。従って、シャフト、筒状ワークおよび受納ワークの
寸法精度(外径、内法)に多少のバラツキがあっても受
納ワークの浮き上がり等トラブルもなく圧入作業を進め
ることができる。
の圧入方法によれば、筒状ワークを受納ワークに圧入す
るとき、シャフトを筒状ワークより完全に抜き取ること
ができる。これにより筒状ワークがシャフトと一緒に引
き上げられることも受納ワークより浮き上がることもな
い。従って、シャフト、筒状ワークおよび受納ワークの
寸法精度(外径、内法)に多少のバラツキがあっても受
納ワークの浮き上がり等トラブルもなく圧入作業を進め
ることができる。
【0036】また請求項2の圧入装置では、ピック&プ
レス機に押し板支持具、動作ユニット等を組み合わせ
て、圧入ピン部のシャフトを工程の進捗(筒状ワークの
ピックアップ、移動、圧入、復帰)に合わせてシャフト
サポートより突出させまたは収納させる。即ち、圧入時
にはシャフトサポートにより筒状ワークを押さえること
により、筒状ワークを動かすことなくシャフトを筒状ワ
ークより抜き取ることができる。また、圧入ピン部を引
き上げるとき、同時にシャフトを下方に突出し、そのま
ま作業を継続できる。これにより請求項1のワーク圧入
方法を容易に実施でき、浮き上がり等のトラブルがな
い。
レス機に押し板支持具、動作ユニット等を組み合わせ
て、圧入ピン部のシャフトを工程の進捗(筒状ワークの
ピックアップ、移動、圧入、復帰)に合わせてシャフト
サポートより突出させまたは収納させる。即ち、圧入時
にはシャフトサポートにより筒状ワークを押さえること
により、筒状ワークを動かすことなくシャフトを筒状ワ
ークより抜き取ることができる。また、圧入ピン部を引
き上げるとき、同時にシャフトを下方に突出し、そのま
ま作業を継続できる。これにより請求項1のワーク圧入
方法を容易に実施でき、浮き上がり等のトラブルがな
い。
【0037】請求項3の筒状ワーク圧入装置では、シャ
フトに取り付けたドグと圧入ピン支持具の内部に突出す
るピンと、それらを支持する圧縮コイルバネおよびスプ
リングプランジャーの強さの関係を調整し、圧入ピン部
の上下する力を利用してシャフトをシャフトサポートよ
り出し入れを自動的に行うことができる。また圧入後、
シャフトは筒状ワークより完全に抜き取ることにより筒
状ワーク圧入時に浮き上がり等のトラブルが生じない。
フトに取り付けたドグと圧入ピン支持具の内部に突出す
るピンと、それらを支持する圧縮コイルバネおよびスプ
リングプランジャーの強さの関係を調整し、圧入ピン部
の上下する力を利用してシャフトをシャフトサポートよ
り出し入れを自動的に行うことができる。また圧入後、
シャフトは筒状ワークより完全に抜き取ることにより筒
状ワーク圧入時に浮き上がり等のトラブルが生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の筒状ワーク圧入装置の実施例の概要を
示す全体側面図である。想像線は作業開始前の圧入ピン
部の位置を表している。
示す全体側面図である。想像線は作業開始前の圧入ピン
部の位置を表している。
【図2】本発明の主要部の一つである圧入ピン部を示す
図面で、図2(a)は図2(b)のX−X線断面図、図2
(b)は図1の圧入ピン部の左側面図である。
図面で、図2(a)は図2(b)のX−X線断面図、図2
(b)は図1の圧入ピン部の左側面図である。
【図3】図3(a)〜(d)はそれぞれ圧入ピン部とその操
作するための押し板の作用を順に示す説明図である。
作するための押し板の作用を順に示す説明図である。
【図4】本実施例の圧入装置で取り扱う筒状ワークおよ
び受納ワークを示す図面で、図4(a)は受納ワークの平
面図、図4(b)は図4(a)のA−A線断面図、図4(c)
は筒状ワークの平面図、図4(d)は図4(c)のB−B線
断面図である。
び受納ワークを示す図面で、図4(a)は受納ワークの平
面図、図4(b)は図4(a)のA−A線断面図、図4(c)
は筒状ワークの平面図、図4(d)は図4(c)のB−B線
断面図である。
【図5】図5(a)〜(d)は従来のワーク圧入装置を使用
して筒状ワークを受納ワークに圧入する手順を示す図面
で、圧入ピンの正面図とワークの正面視断面図である。
して筒状ワークを受納ワークに圧入する手順を示す図面
で、圧入ピンの正面図とワークの正面視断面図である。
【図6】図6(a)は従来のワーク圧入装置を使用した圧
入前の状態を示し、図6(b)は従来のワーク圧入装置を
使用して筒状ワークを圧入したときに発生する筒状ワー
ク浮き上がり状態を示すもので、圧入ピンの正面図とワ
ークの正面視断面図である。
入前の状態を示し、図6(b)は従来のワーク圧入装置を
使用して筒状ワークを圧入したときに発生する筒状ワー
ク浮き上がり状態を示すもので、圧入ピンの正面図とワ
ークの正面視断面図である。
1:圧入ピン部 3:圧入ピン支持具 5:シャフトサポート 6:スプリングプランジャー 7:リニアブッシュ 8:ピン 9:シャフト 10:ドグ 11:当たり部 12:圧縮コイルバネ 13:押し板支持具 15:押し板 20:ワーク圧入ピン 21:受納ワーク 22:筒状ワーク 30:ピック&プレス機 31:動作ユニット 32:フレーム 36:上下動作シャフト 37、38:ベアリング
Claims (3)
- 【請求項1】 筒状ワークを受納ワークに圧入する方法
において、 下部にシャフトを突出した圧入ピン部を筒状ワークの上
方より下降させ、その筒状ワークをシャフトに保持した
後に引き上げ、 前記筒状ワークを保持した圧入ピン部を受納ワークの上
方に移動するとともに、その圧入ピン部により押し板を
押して後退させ、 前記筒状ワークを保持した圧入ピン部を下降して、前記
筒状ワークを前記受納ワークに圧入するとともに、前記
シャフトを前記筒状ワークより抜き取りシャフトサポー
トに収納し、 前記圧入ピン部を引き上げるとともに、前記押し板によ
り前記シャフトを前記シャフトサポートより突出させた
後、前記圧入ピン部を次の筒状ワークの上方に移動する
ことを特徴とする筒状ワーク圧入方法。 - 【請求項2】 筒状ワークを受納ワークに圧入する装置
において、 フレームに垂直方向に摺動可能に支持され、下端にベア
リングを取り付けた上下動作シャフト、および、そのベ
アリングに水平方向に摺動可能に取り付けた動作ユニッ
トを有するピック&プレス機と、 前記フレームに取り付けられた押し板支持具に、垂直方
向に旋回自在に取り付けられた押し板と、 前記動作ユニットの先端に垂直に取り付けられ、シャフ
ト並びにそのシャフトを出し入れするシャフトサポート
および圧入ピン支持具を有する圧入ピン部とを備えたこ
とを特徴とする筒状ワーク圧入装置。 - 【請求項3】 前記圧入ピン部が、その中央にシャフト
を垂直方向に摺動可能に支持するシャフトサポートおよ
び圧入ピン支持具を備え、 前記シャフトは、上部に当たり部を有し、下部に筒状ワ
ークの内径に嵌合する先端部を有し、その中間に圧縮コ
イルバネに支えられたドグを取り付けており、 前記シャフトサポートは、前記シャフトの下部外周に位
置する筒形状で、その内部に備えたリニアブッシュによ
り前記シャフトおよび前記圧縮コイルバネを支持し、 前記圧入ピン支持具は、筒形状であって下部を前記シャ
フトサポートの上部に接合し、上部に前記シャフトの突
出口を有し、側面に前記動作ユニットに連結する突起部
を取付け、更に前記シャフトのドグに対応する位置の内
面にピンを突出するスプリングプランジャーを設けた請
求項2記載の筒状ワーク圧入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10296695A JPH08267372A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 筒状ワーク圧入方法および同装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10296695A JPH08267372A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 筒状ワーク圧入方法および同装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08267372A true JPH08267372A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=14341528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10296695A Pending JPH08267372A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 筒状ワーク圧入方法および同装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08267372A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104148920A (zh) * | 2014-08-08 | 2014-11-19 | 杭州沃镭科技有限公司 | 转向节轴承料压装生产线 |
| CN104400384A (zh) * | 2014-11-20 | 2015-03-11 | 南车长江车辆有限公司 | Cjc型弹性旁承侧板固定装置及cjc型弹性旁承压装方法 |
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