JPH08268128A - 調整機構付シート装置 - Google Patents
調整機構付シート装置Info
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- JPH08268128A JPH08268128A JP9434895A JP9434895A JPH08268128A JP H08268128 A JPH08268128 A JP H08268128A JP 9434895 A JP9434895 A JP 9434895A JP 9434895 A JP9434895 A JP 9434895A JP H08268128 A JPH08268128 A JP H08268128A
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- Japan
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- seat
- adjusting mechanism
- reclining
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- seat device
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- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 様々な体型の人が着座しても通常姿勢及びリ
ラックスした姿勢が直ちに自動選択出来て、着座者の疲
労が軽減出来る調節機構付シート装置を得る。 【構成】 リクライニング機構に連動したシートのチル
ト調節機構及び/又はシートの高さ方向の上下調節機構
に連動したシートの奥行調節機構をシート装置に配設す
る。
ラックスした姿勢が直ちに自動選択出来て、着座者の疲
労が軽減出来る調節機構付シート装置を得る。 【構成】 リクライニング機構に連動したシートのチル
ト調節機構及び/又はシートの高さ方向の上下調節機構
に連動したシートの奥行調節機構をシート装置に配設す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄道車輌、又はレジャー
向けカーの後部シート等に用いて好適な調節機構付シー
ト装置に関する。
向けカーの後部シート等に用いて好適な調節機構付シー
ト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道、航空機、或はレジャー向けカー等
の乗物に於いて使用されるシートは着座者の好みや、安
楽な姿勢をとるためにシートバックの角度調節を自由に
行えるリクライニングシートが広く利用されている。
の乗物に於いて使用されるシートは着座者の好みや、安
楽な姿勢をとるためにシートバックの角度調節を自由に
行えるリクライニングシートが広く利用されている。
【0003】この様なリクライニング機構を有するシー
トとしては種々の形態の機構が提案されているが、一般
的には図7に示されているような構成である。
トとしては種々の形態の機構が提案されているが、一般
的には図7に示されているような構成である。
【0004】図7でシート装置1は取付台2上に配設さ
れた座盤台3上に設置されたシート4及びこのシート4
の後方にリクライニング回転枢軸5を中心に前後に傾斜
角度を変えることの出来るシートバック6が設けられて
いる。尚、7は肘掛部である。
れた座盤台3上に設置されたシート4及びこのシート4
の後方にリクライニング回転枢軸5を中心に前後に傾斜
角度を変えることの出来るシートバック6が設けられて
いる。尚、7は肘掛部である。
【0005】この様なリクライニング機構を有するシー
ト装置1では着座者のヒップポイント8から、かなり離
れた位置にリクライニング回転枢軸5を有するためリク
ライニング調節機構によってシートバック6を所定角度
傾斜させると着座者の腰椎支持位置や頭部を載置するレ
スト位置がずれてしまう問題があった。この様な結果リ
クライニング調節機構を調節してシートバック6を倒し
た状態とシートバック6を起した状態では座り心地に大
幅な差を生ずる欠点があった。然し、この構成のリクラ
イニング調節機構では構成が簡単な上に極めて安価に製
作可能で広く一般に利用されている。
ト装置1では着座者のヒップポイント8から、かなり離
れた位置にリクライニング回転枢軸5を有するためリク
ライニング調節機構によってシートバック6を所定角度
傾斜させると着座者の腰椎支持位置や頭部を載置するレ
スト位置がずれてしまう問題があった。この様な結果リ
クライニング調節機構を調節してシートバック6を倒し
た状態とシートバック6を起した状態では座り心地に大
幅な差を生ずる欠点があった。然し、この構成のリクラ
イニング調節機構では構成が簡単な上に極めて安価に製
作可能で広く一般に利用されている。
【0006】上述のようなリクライニング調節機構の欠
点を補うべく、主に鉄道車輌等のシートとして広く利用
されているものにスライドリクライニングシート装置が
ある。
点を補うべく、主に鉄道車輌等のシートとして広く利用
されているものにスライドリクライニングシート装置が
ある。
【0007】このスライドリクライニングシート装置は
図8に示されている様に、リクライニング調節機構の操
作に応じてシートバック6を傾斜させると共にこの操作
と連動してシート部分をスライドさせる様に成したもの
である。
図8に示されている様に、リクライニング調節機構の操
作に応じてシートバック6を傾斜させると共にこの操作
と連動してシート部分をスライドさせる様に成したもの
である。
【0008】即ち、図8に於いて、図7との対応部分に
は同一符号を付して重複説明を省略するが、この構成で
は座盤台3上のスライド台9上にシート4が載置されL
字状のアームから成るリンク機構100の一端がスライ
ド台9に枢着され、他端がリクライニング回転枢軸5に
枢着されているのでリクライニング調節機構を操作して
シートバック6を傾斜させるとシート4が仮想線で示す
様に前方にスライドされる様に成されている。
は同一符号を付して重複説明を省略するが、この構成で
は座盤台3上のスライド台9上にシート4が載置されL
字状のアームから成るリンク機構100の一端がスライ
ド台9に枢着され、他端がリクライニング回転枢軸5に
枢着されているのでリクライニング調節機構を操作して
シートバック6を傾斜させるとシート4が仮想線で示す
様に前方にスライドされる様に成されている。
【0009】この構成のシート装置では図7のシート装
置に比べて着座者のヒップポイント8とシートバック6
の回転中心のずれは小さく、座り心地も改善されるが機
構が複雑で高価となる。
置に比べて着座者のヒップポイント8とシートバック6
の回転中心のずれは小さく、座り心地も改善されるが機
構が複雑で高価となる。
【0010】又、シートに上下動調節機構を設ける様に
成したシート装置として平行四辺形のリンクを取付台と
シートを載置する座盤台間に設けた構成が実公昭50−
17536号公報、実公昭46−16895号公報に開
示され、また、X状のリンク機構を設けたものが実開昭
57−122426号公報に開示されている。
成したシート装置として平行四辺形のリンクを取付台と
シートを載置する座盤台間に設けた構成が実公昭50−
17536号公報、実公昭46−16895号公報に開
示され、また、X状のリンク機構を設けたものが実開昭
57−122426号公報に開示されている。
【0011】又、シートの傾斜角度を調節するチルト調
節機構や、シートを奥行方向に移動することの出来る奥
行調節機構を単独に有するシート装置も良く知られてい
る。
節機構や、シートを奥行方向に移動することの出来る奥
行調節機構を単独に有するシート装置も良く知られてい
る。
【0012】更に、実開平4−3049号公報にはリク
ライニングシートの傾斜角度に応じて、シート前方に置
かれた足置部を上下に連動させる様に成したシート装置
が開示されている。
ライニングシートの傾斜角度に応じて、シート前方に置
かれた足置部を上下に連動させる様に成したシート装置
が開示されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来構成で説明
した各シート装置は、上下調節機構、奥行調節機構、チ
ルト調節機構並びにリクライニング調節機構を個別に動
作させるか、リクライニング動作とシートの奥行調節機
構(スライド機構)を連動させるか、或はリクライニン
グシートの傾斜角度に応じてシート前方に置かれた足置
部を上下に連動させる様に成したものであるが、上述の
リクライニングとスライド機構を連動させた構成では通
常の姿勢とリラックス時の姿勢ではシートの前ずれが発
生し、着座時に着座者の体型によってシートの奥行が深
すぎたり、浅すぎたりすると共に踵も床から浮き上った
り、余りすぎたりする弊害があった。
した各シート装置は、上下調節機構、奥行調節機構、チ
ルト調節機構並びにリクライニング調節機構を個別に動
作させるか、リクライニング動作とシートの奥行調節機
構(スライド機構)を連動させるか、或はリクライニン
グシートの傾斜角度に応じてシート前方に置かれた足置
部を上下に連動させる様に成したものであるが、上述の
リクライニングとスライド機構を連動させた構成では通
常の姿勢とリラックス時の姿勢ではシートの前ずれが発
生し、着座時に着座者の体型によってシートの奥行が深
すぎたり、浅すぎたりすると共に踵も床から浮き上った
り、余りすぎたりする弊害があった。
【0014】本発明は上述の弊害をなくす様に成したも
ので、その目的とするところは様々の体型の人が着座し
ても通常姿勢及びリラックスした姿勢が直ちに選択出
来、着座者の疲労が軽減出来る調節機構付シート装置を
提供するものである。
ので、その目的とするところは様々の体型の人が着座し
ても通常姿勢及びリラックスした姿勢が直ちに選択出
来、着座者の疲労が軽減出来る調節機構付シート装置を
提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の本発明の調節機構
付シート装置は、取付台と座盤台間に設けたリンク機構
により、座盤台上のシートを上下動させる上下調節機構
を有する調節機構付シート装置に於いて、上記上下調節
機構と連動するシートの奥行調節機構を具備して成るも
のである。
付シート装置は、取付台と座盤台間に設けたリンク機構
により、座盤台上のシートを上下動させる上下調節機構
を有する調節機構付シート装置に於いて、上記上下調節
機構と連動するシートの奥行調節機構を具備して成るも
のである。
【0016】第2の本発明の調節機構付シート装置は、
座盤台上に配設されたシートと、このシートの後部に回
動自在に枢着されたシートバックをリクライニングする
リクライニング機構を有する調節機構付シート装置に於
いて、上記リクライニング機構の操作に連動して上記シ
ートの傾斜角度を調節するチルト調節機構を具備して成
るものである。
座盤台上に配設されたシートと、このシートの後部に回
動自在に枢着されたシートバックをリクライニングする
リクライニング機構を有する調節機構付シート装置に於
いて、上記リクライニング機構の操作に連動して上記シ
ートの傾斜角度を調節するチルト調節機構を具備して成
るものである。
【0017】第3の本発明の調節機構付シート装置は、
上下調節機構に連動するシートの奥行調節機構及びリク
ライニング調節機構に連動するチルト調節機構を具備し
て成るものである。
上下調節機構に連動するシートの奥行調節機構及びリク
ライニング調節機構に連動するチルト調節機構を具備し
て成るものである。
【0018】
【作用】本発明の調節機構付シート装置は、リクライニ
ング始動位置からシートバックを傾斜させるとこのリク
ライニング動作と連動してシート前端部をチルトアップ
させる。又、上下調節機構を操作させると、シートが上
下動する動作に連動してシートが前後にスライドする奥
行調整機構が動作する。
ング始動位置からシートバックを傾斜させるとこのリク
ライニング動作と連動してシート前端部をチルトアップ
させる。又、上下調節機構を操作させると、シートが上
下動する動作に連動してシートが前後にスライドする奥
行調整機構が動作する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の調節機構付シート装置の実施
例を図面によって詳記する。図1は本発明の調節機構付
シート装置としてリクライニング機構とチルト機構を連
動させた構成を示す側面図、図2はチルト機構の平面図
を示すものである。
例を図面によって詳記する。図1は本発明の調節機構付
シート装置としてリクライニング機構とチルト機構を連
動させた構成を示す側面図、図2はチルト機構の平面図
を示すものである。
【0020】図1及び図2に於いて、シート装置1は取
付台2及びシート4が載置された座盤台3並びにシート
バック6から構成されている。取付台2は直方体状の箱
型と成され、この取付台2に同じく箱型の座盤台3が覆
せられ、この座盤台3上にシート4及びシートバック6
が取付けられ、シートバック6はリクライニング機構に
よって所定角度傾斜させることが出来る様に成されてい
る。
付台2及びシート4が載置された座盤台3並びにシート
バック6から構成されている。取付台2は直方体状の箱
型と成され、この取付台2に同じく箱型の座盤台3が覆
せられ、この座盤台3上にシート4及びシートバック6
が取付けられ、シートバック6はリクライニング機構に
よって所定角度傾斜させることが出来る様に成されてい
る。
【0021】上述の座盤台3は取付台2の高さ方向に沿
って摺動自在と成されている。取付台2の上面板10に
はリンク受け金具11が固定されている。
って摺動自在と成されている。取付台2の上面板10に
はリンク受け金具11が固定されている。
【0022】リクライニング機構を構成するリクライニ
ング用リンクアーム12はその一端がシートバック6の
リクライニング回転枢軸5に枢着され、このリクライニ
ング用リンクアーム12の他端は連結アーム13に回動
自在に枢着されている。
ング用リンクアーム12はその一端がシートバック6の
リクライニング回転枢軸5に枢着され、このリクライニ
ング用リンクアーム12の他端は連結アーム13に回動
自在に枢着されている。
【0023】連結アーム13の上記枢着点には楕円孔1
4が穿たれ、ピン15を介して枢軸点が楕円孔の長軸方
向に移動可能に枢着されている。
4が穿たれ、ピン15を介して枢軸点が楕円孔の長軸方
向に移動可能に枢着されている。
【0024】連結アーム13は略中間位置に於いて、上
述の上面板10に固定されたリンク受け金具11に軸1
6を介して揺動自在に枢着され、この連結アーム13の
楕円孔14が穿たれた端部とは反対側に軸17Rを介し
てロッド18を回転自在に枢着する。
述の上面板10に固定されたリンク受け金具11に軸1
6を介して揺動自在に枢着され、この連結アーム13の
楕円孔14が穿たれた端部とは反対側に軸17Rを介し
てロッド18を回転自在に枢着する。
【0025】ロッド18の両端には枢着金具19L及び
19Rが嵌着され、この枢着金具に軸17L及び17R
が設けられている。
19Rが嵌着され、この枢着金具に軸17L及び17R
が設けられている。
【0026】この枢着金具19Lの軸17Lには回転力
伝達リンクアーム20が回動自在に枢着されている。こ
の回転力伝達リンクアーム20の他端はシートチルトリ
ンク機構を構成する軸21に溶接等で固定されている。
このシートチルトリンク機構のA方向からみた平面図が
図2に示されている。
伝達リンクアーム20が回動自在に枢着されている。こ
の回転力伝達リンクアーム20の他端はシートチルトリ
ンク機構を構成する軸21に溶接等で固定されている。
このシートチルトリンク機構のA方向からみた平面図が
図2に示されている。
【0027】シートチルトリンク機構を図1及び図2に
よって説明する。取付台2の上面板10のリンク受け金
具11と反対側の左側壁23に固定した逆U字状金具2
2から突出させたL字状のブラケット24及び24間に
軸21が回動自在に枢着され、この軸21の略々中間位
置に回転力伝達リンクアーム20が固着されている。従
って、ロッド18を図2で矢印B方向に移動させると軸
21はブラケット24及び24間で図1で反時計方向に
回動する。
よって説明する。取付台2の上面板10のリンク受け金
具11と反対側の左側壁23に固定した逆U字状金具2
2から突出させたL字状のブラケット24及び24間に
軸21が回動自在に枢着され、この軸21の略々中間位
置に回転力伝達リンクアーム20が固着されている。従
って、ロッド18を図2で矢印B方向に移動させると軸
21はブラケット24及び24間で図1で反時計方向に
回動する。
【0028】軸21の両端にはシート4の前方部分をチ
ルトさせるチルトリンク25及び25が溶接等で軸21
に固定されてれいる。これらチルトリンク25及び25
の先端部には螺子26及び26にスペーサ27及び27
を介してローラ28及び28が回動自在に枢着されてい
る。
ルトさせるチルトリンク25及び25が溶接等で軸21
に固定されてれいる。これらチルトリンク25及び25
の先端部には螺子26及び26にスペーサ27及び27
を介してローラ28及び28が回動自在に枢着されてい
る。
【0029】ローラ28及び28のローラ面はシート4
の下端に配設したローラ受け板29に当接する構造と成
されている。ローラ受け板29はシート4の後部に設け
た軸30を中心に片持支持されている。
の下端に配設したローラ受け板29に当接する構造と成
されている。ローラ受け板29はシート4の後部に設け
た軸30を中心に片持支持されている。
【0030】上述のシート装置構成ではリクライニング
機構とチルト機構が連動した構造のため、着座したとき
の作業時の姿勢とリラックス時の姿勢に調整可能な調節
機構付シート装置が得られ、特にシートバック6のリク
ライニング時にシート4の前ずれがチルト機構によって
補償され、着座者の最適姿勢が保持されるものが得られ
る。
機構とチルト機構が連動した構造のため、着座したとき
の作業時の姿勢とリラックス時の姿勢に調整可能な調節
機構付シート装置が得られ、特にシートバック6のリク
ライニング時にシート4の前ずれがチルト機構によって
補償され、着座者の最適姿勢が保持されるものが得られ
る。
【0031】上述の構成の動作を説明すると、先ず、リ
クライニングされていない通常状態からシートバック6
をリクライニング操作してシートバック6を仮想線で示
す様に後方に傾斜させると、その回転力はリクライニン
グ回転枢軸5を中心に図1で時計方向に回転し、リクラ
イニング用リンクアーム12はリクライニング回転枢軸
5を中心に仮想線の様に時計方向に回動する。
クライニングされていない通常状態からシートバック6
をリクライニング操作してシートバック6を仮想線で示
す様に後方に傾斜させると、その回転力はリクライニン
グ回転枢軸5を中心に図1で時計方向に回転し、リクラ
イニング用リンクアーム12はリクライニング回転枢軸
5を中心に仮想線の様に時計方向に回動する。
【0032】この時、楕円孔14内をピン15が摺動し
ながら連結アーム13を軸16を中心に起立させる様な
反時計方向の回動力が与えられる。従って連結アーム1
3の軸17R側は軸16を中心に反時計方向(B方向)
に回動して、ロッド18を矢印B方向に引っ張る。
ながら連結アーム13を軸16を中心に起立させる様な
反時計方向の回動力が与えられる。従って連結アーム1
3の軸17R側は軸16を中心に反時計方向(B方向)
に回動して、ロッド18を矢印B方向に引っ張る。
【0033】ロッド18の他端に軸17Lを介して回転
力伝達リンク20がシートチルトリンク機構を構成する
軸21をブラケット24及び24を回転中心として反時
計方向に回転する。従って、チルトリンク25及び25
の先端に回動自在に枢着したローラ28及び28がシー
ト4の裏側に配設したローラ受け板29に沿って回転し
ながら軸21を中心に反時計方向に回動してローラ受け
板29は片持ち支持軸30を中心に前方側が上動して、
いわゆる、チルトアップする。
力伝達リンク20がシートチルトリンク機構を構成する
軸21をブラケット24及び24を回転中心として反時
計方向に回転する。従って、チルトリンク25及び25
の先端に回動自在に枢着したローラ28及び28がシー
ト4の裏側に配設したローラ受け板29に沿って回転し
ながら軸21を中心に反時計方向に回動してローラ受け
板29は片持ち支持軸30を中心に前方側が上動して、
いわゆる、チルトアップする。
【0034】後方に傾斜したシートバック6を前方に復
帰させる場合は上述の動作と逆の動作となり、チルトア
ップされたローラ受け板29の前方は降下して、シート
4がもとの状態に復帰する様に成される。
帰させる場合は上述の動作と逆の動作となり、チルトア
ップされたローラ受け板29の前方は降下して、シート
4がもとの状態に復帰する様に成される。
【0035】次に図3によってシートの高さを調節する
高さ調節機構に連動してシートがスライドする奥行調節
機構を説明する。図3では図1及び図2で説明したリク
ライニング機構に連動するチルト機構を付加した構成と
して示すが、本例では高さ調節機構に連動した奥行調節
機構についてのみ説明する。
高さ調節機構に連動してシートがスライドする奥行調節
機構を説明する。図3では図1及び図2で説明したリク
ライニング機構に連動するチルト機構を付加した構成と
して示すが、本例では高さ調節機構に連動した奥行調節
機構についてのみ説明する。
【0036】尚、図3は側面図で図1及び図2とその対
応部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
応部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0037】即ち、高さ調節機構としてはX状に形成し
た2本のリンク40及び41をX型リンク機構として取
付台2と座盤台3間に介在されている。
た2本のリンク40及び41をX型リンク機構として取
付台2と座盤台3間に介在されている。
【0038】第1のリンク40の前端部は取付台2の底
板から植立させたブラケット42に枢軸43で回動自在
に枢着されている。また、第2のリンク41の前端部
は、座盤台3の側壁等に軸44で回動自在に枢着されて
いる。
板から植立させたブラケット42に枢軸43で回動自在
に枢着されている。また、第2のリンク41の前端部
は、座盤台3の側壁等に軸44で回動自在に枢着されて
いる。
【0039】第1のリンク40の他端は、シート4の後
部の座盤台3の側壁に形成した楕円孔45Aに沿って軸
46Aが摺動可能に枢着され、該軸46Aにはローラ4
7Aが回動自在に枢着されている。そして、ローラ47
Aは座盤台3の裏面のリンク受け部48と転接して、シ
ート4を前後及び上下方向に移動可能と成されている。
この層にシート4の裏側に配設されたローラ受け板29
を支える枠体49と軸46は支持板50で連結されてい
る。
部の座盤台3の側壁に形成した楕円孔45Aに沿って軸
46Aが摺動可能に枢着され、該軸46Aにはローラ4
7Aが回動自在に枢着されている。そして、ローラ47
Aは座盤台3の裏面のリンク受け部48と転接して、シ
ート4を前後及び上下方向に移動可能と成されている。
この層にシート4の裏側に配設されたローラ受け板29
を支える枠体49と軸46は支持板50で連結されてい
る。
【0040】第2のリンク41の他端はシート4の後部
の取付台2の側壁等に穿った楕円孔45Bに沿って軸4
6Bが摺動可能に枢着され、該軸46Bにはローラ47
Bが回動可能に枢着されている。そして、ローラ47B
は取付台2の上面に配したリンク受け51に転接して、
シート4を前後方向に移動させて奥行調節すると共にシ
ート4を上下方向に移動させて高さ調節が連動して行わ
れる。
の取付台2の側壁等に穿った楕円孔45Bに沿って軸4
6Bが摺動可能に枢着され、該軸46Bにはローラ47
Bが回動可能に枢着されている。そして、ローラ47B
は取付台2の上面に配したリンク受け51に転接して、
シート4を前後方向に移動させて奥行調節すると共にシ
ート4を上下方向に移動させて高さ調節が連動して行わ
れる。
【0041】図3のC方向矢視図の平面図を図4に示
す。この図4及び図3に於いて、取付台2側の回転軸4
6Bの左右にある第2のリンク41及び41間は連結部
材52で連結されている。該連結部材52の中間位置に
はX型リンク機構作動用モータ53のモータ軸54にカ
ップリング55を介して結合した台形螺子56の回転力
を受けるナット等の雌螺子57を固定した受け台58を
有する。この受け台58は連結部材52の軸中心に対し
回転自在に枢着されている。又、台形螺子56はブラケ
ット60及び61間に回動可能に軸支されている。
す。この図4及び図3に於いて、取付台2側の回転軸4
6Bの左右にある第2のリンク41及び41間は連結部
材52で連結されている。該連結部材52の中間位置に
はX型リンク機構作動用モータ53のモータ軸54にカ
ップリング55を介して結合した台形螺子56の回転力
を受けるナット等の雌螺子57を固定した受け台58を
有する。この受け台58は連結部材52の軸中心に対し
回転自在に枢着されている。又、台形螺子56はブラケ
ット60及び61間に回動可能に軸支されている。
【0042】上述のシート装置ではシートの高さ調節機
構に連動してシートをスライドさせて奥行調節が自動的
に行われる様に成されているので体型、特に着座者の身
長の違いに応じた着座姿勢をシート高さとシートの奥行
を連動させてモータにより適切に自動調節することが出
来る。
構に連動してシートをスライドさせて奥行調節が自動的
に行われる様に成されているので体型、特に着座者の身
長の違いに応じた着座姿勢をシート高さとシートの奥行
を連動させてモータにより適切に自動調節することが出
来る。
【0043】上述のシート高さ調節機構に連動したシー
トの奥行調節機構の動作を説明すると、先ず肘掛け7等
に取り付けられているモータ駆動用スイッチを押圧操作
すると、取付台2上のモータ53が駆動して、モータ軸
54に直結した台形螺子56を回転させる。この台形螺
子56回転力を受けて、ナット等の雌螺子57は台形螺
子56の軸方向に移動する。
トの奥行調節機構の動作を説明すると、先ず肘掛け7等
に取り付けられているモータ駆動用スイッチを押圧操作
すると、取付台2上のモータ53が駆動して、モータ軸
54に直結した台形螺子56を回転させる。この台形螺
子56回転力を受けて、ナット等の雌螺子57は台形螺
子56の軸方向に移動する。
【0044】雌螺子57はシートの後部のX型リンクの
第2のリンク41の下方に取り付けられているので雌螺
子57の台形螺子56の軸方向移動に連動して、第2の
リンク41のローラ47Bは楕円孔45Bに沿ってシー
ト4の前方に移動する。第1及び第2のリンク40及び
41はX型にクロスされた交点で枢軸62で枢着されて
いるので、第1のリンク40のローラ47Aも楕円孔4
5Aに沿ってシート4の前方向に移動する。
第2のリンク41の下方に取り付けられているので雌螺
子57の台形螺子56の軸方向移動に連動して、第2の
リンク41のローラ47Bは楕円孔45Bに沿ってシー
ト4の前方に移動する。第1及び第2のリンク40及び
41はX型にクロスされた交点で枢軸62で枢着されて
いるので、第1のリンク40のローラ47Aも楕円孔4
5Aに沿ってシート4の前方向に移動する。
【0045】雌螺子57の移動量は楕円孔45A及び4
5Bの長手方向の長さ分だけ移動可能であり、この楕円
孔45A及び45Bの有効長さに応じて高さ方向にシー
ト4を上下動可能となる。
5Bの長手方向の長さ分だけ移動可能であり、この楕円
孔45A及び45Bの有効長さに応じて高さ方向にシー
ト4を上下動可能となる。
【0046】勿論、この楕円孔45A及び45Bの有効
長さ分だけシート4もシート装置1の前方向に移動する
のでシートの奥行き寸法を調節可能となる。
長さ分だけシート4もシート装置1の前方向に移動する
のでシートの奥行き寸法を調節可能となる。
【0047】この場合、シート4の高さが高くなるほど
シートの奥行寸法も前方に移動する移動量が比例して増
大して、寸法が大きくなる様に成される。
シートの奥行寸法も前方に移動する移動量が比例して増
大して、寸法が大きくなる様に成される。
【0048】シート4の位置が高い方から下がる方向に
モータ53を逆回転させれば上述の動作と逆の動作によ
って最も低い位置まで降下し、シート4は最も奥に移動
することになる。
モータ53を逆回転させれば上述の動作と逆の動作によ
って最も低い位置まで降下し、シート4は最も奥に移動
することになる。
【0049】尚、上述の実施例ではリクライニング調節
機構に連動するチルト調節機構を有するシート装置と、
シートの高さ調節の上下調節機構とシートの奥行機構を
有するシート装置を説明したが、これら連動した調節機
構、即ち、リクライニング調節機構に連動するチルト調
節機構並びにシートの高さ調節の上下調節機構とシート
の奥行機構とを1つのシート装置に集約させた図3の如
き構成とすることで本発明の効果をより顕著にすること
が出来る。
機構に連動するチルト調節機構を有するシート装置と、
シートの高さ調節の上下調節機構とシートの奥行機構を
有するシート装置を説明したが、これら連動した調節機
構、即ち、リクライニング調節機構に連動するチルト調
節機構並びにシートの高さ調節の上下調節機構とシート
の奥行機構とを1つのシート装置に集約させた図3の如
き構成とすることで本発明の効果をより顕著にすること
が出来る。
【0050】本発明の調節機構付シート装置によると、
様々の体型の人が着座した場合に、図5及び図6に示す
様に実に90%の人が着座しても、その人の体型に見合
った作業時の姿勢、或いはリラックスした時の姿勢が自
動的に選択可能なものが得られた。
様々の体型の人が着座した場合に、図5及び図6に示す
様に実に90%の人が着座しても、その人の体型に見合
った作業時の姿勢、或いはリラックスした時の姿勢が自
動的に選択可能なものが得られた。
【0051】即ち、身長、体重が5パーセンタイル(pe
rcentile:百分位数で変位の分布を百の部分に等分した
ときの分割量) の小柄な人65が着座した場合は、通常
のシート装置では5%の人が着座時にシートの奥行が深
すぎて腰椎部分の支持が得られない。また、踵も床面か
ら浮いてしまって、長時間の着座には不向きである。こ
れに対し、本例の様にリクライニング機構に連動するチ
ルト機構並びに上下調節機構に連動する奥行調節機構付
きのシート装置では5パーセンタイルの人でも奥行きも
適正でシートバックに腰椎部が支持されて、踵も図5に
示す様に浮き上りも見られずに着座が可能で長時間着座
しても疲労を感じないシート装置が得られた。
rcentile:百分位数で変位の分布を百の部分に等分した
ときの分割量) の小柄な人65が着座した場合は、通常
のシート装置では5%の人が着座時にシートの奥行が深
すぎて腰椎部分の支持が得られない。また、踵も床面か
ら浮いてしまって、長時間の着座には不向きである。こ
れに対し、本例の様にリクライニング機構に連動するチ
ルト機構並びに上下調節機構に連動する奥行調節機構付
きのシート装置では5パーセンタイルの人でも奥行きも
適正でシートバックに腰椎部が支持されて、踵も図5に
示す様に浮き上りも見られずに着座が可能で長時間着座
しても疲労を感じないシート装置が得られた。
【0052】又、95パーセンタイルの大柄の人66が
着座した場合は、通常のシート装置では95%の人でシ
ートの高さ、奥行共に不足して窮屈な感じとなるが、本
発明では95パーセンタイルの人でも図6に示す様に窮
屈感を解消して疲労軽減可能なシート装置となる。
着座した場合は、通常のシート装置では95%の人でシ
ートの高さ、奥行共に不足して窮屈な感じとなるが、本
発明では95パーセンタイルの人でも図6に示す様に窮
屈感を解消して疲労軽減可能なシート装置となる。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り、本発明による
と5パーセンタイルの人から95パーセンタイルの人ま
での実に90%もの人が着座時に窮屈感や踵の浮きなど
の疲労原因が解消された調節機構付シート装置が得られ
る。しかも、様々の体型の人が着座しても通常姿勢及び
リラックスした姿勢等が直ちに選択できる。
と5パーセンタイルの人から95パーセンタイルの人ま
での実に90%もの人が着座時に窮屈感や踵の浮きなど
の疲労原因が解消された調節機構付シート装置が得られ
る。しかも、様々の体型の人が着座しても通常姿勢及び
リラックスした姿勢等が直ちに選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の調節機構付シート装置の一実施例を示
す略線的側面図である。
す略線的側面図である。
【図2】本発明の調節機構付シート装置の図1のA方向
から視た平面図である。
から視た平面図である。
【図3】本発明の調節機構付シート装置の他の実施例を
示す略線的側面図である。
示す略線的側面図である。
【図4】本発明の調節機構付シート装置の図2のB方向
から視た平面図である。
から視た平面図である。
【図5】本発明の調節機構付シート装置の5パーセンタ
イルの人の着座時の効果を説明するための側面図であ
る。
イルの人の着座時の効果を説明するための側面図であ
る。
【図6】本発明の調節機構付のシート装置の95パーセ
ンタイルの人の着座時の効果を説明するための側面図で
ある。
ンタイルの人の着座時の効果を説明するための側面図で
ある。
【図7】従来のリクライニング機構を有するシート装置
の側面図である。
の側面図である。
【図8】従来のリクライニングに連動してシートがスラ
イドするシート装置の側面図である。
イドするシート装置の側面図である。
1 シート装置 2 取付台 3 座盤台 6 シートバック 15 連結アーム 18 ロッド 28 ローラ 40,41 リンク 45A,45B 楕円孔 47A,47B ローラ 56 台形螺子 57 雌螺子(ナット)
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月17日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 調整機構付シート装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄道車輌、又はレジャー
向けカーの後部シート等に用いて好適な調整機構付シー
ト装置に関する。
向けカーの後部シート等に用いて好適な調整機構付シー
ト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道、航空機、或はレジャー向けカー等
の乗物に於いて使用されるシートは着座者の好みや、安
楽な姿勢をとるためにシートバックの角度調節を自由に
行えるリクライニングシートが広く利用されている。
の乗物に於いて使用されるシートは着座者の好みや、安
楽な姿勢をとるためにシートバックの角度調節を自由に
行えるリクライニングシートが広く利用されている。
【0003】この様なリクライニング機構を有するシー
トとしては種々の形態の機構が提案されているが、一般
的には図7に示されているような構成である。
トとしては種々の形態の機構が提案されているが、一般
的には図7に示されているような構成である。
【0004】図7でシート装置1は取付台2上に配設さ
れた座盤台3上に設置されたシート4及びこのシート4
の後方にリクライニング回転枢軸5を中心に前後に傾斜
角度を変えることの出来るシートバック6が設けられて
いる。尚、7は肘掛部である。
れた座盤台3上に設置されたシート4及びこのシート4
の後方にリクライニング回転枢軸5を中心に前後に傾斜
角度を変えることの出来るシートバック6が設けられて
いる。尚、7は肘掛部である。
【0005】この様なリクライニング機構を有するシー
ト装置1では着座者のヒップポイント8から、かなり離
れた位置にリクライニング回転枢軸5を有するためリク
ライニング調節機構によってシートバック6を所定角度
傾斜させると着座者の腰椎支持位置や頭部を載置するレ
スト位置がずれてしまう問題があった。この様な結果リ
クライニング調節機構を調節してシートバック6を倒し
た状態とシートバック6を起した状態では座り心地に大
幅な差を生ずる欠点があった。然し、この構成のリクラ
イニング調節機構では構成が簡単な上に極めて安価に製
作可能で広く一般に利用されている。
ト装置1では着座者のヒップポイント8から、かなり離
れた位置にリクライニング回転枢軸5を有するためリク
ライニング調節機構によってシートバック6を所定角度
傾斜させると着座者の腰椎支持位置や頭部を載置するレ
スト位置がずれてしまう問題があった。この様な結果リ
クライニング調節機構を調節してシートバック6を倒し
た状態とシートバック6を起した状態では座り心地に大
幅な差を生ずる欠点があった。然し、この構成のリクラ
イニング調節機構では構成が簡単な上に極めて安価に製
作可能で広く一般に利用されている。
【0006】上述のようなリクライニング調節機構の欠
点を補うべく、主に鉄道車輌等のシートとして広く利用
されているものにスライドリクライニングシート装置が
ある。
点を補うべく、主に鉄道車輌等のシートとして広く利用
されているものにスライドリクライニングシート装置が
ある。
【0007】このスライドリクライニングシート装置は
図8に示されている様に、リクライニング調節機構の操
作に応じてシートバック6を傾斜させると共にこの操作
と連動してシート部分をスライドさせる様に成したもの
である。
図8に示されている様に、リクライニング調節機構の操
作に応じてシートバック6を傾斜させると共にこの操作
と連動してシート部分をスライドさせる様に成したもの
である。
【0008】即ち、図8に於いて、図7との対応部分に
は同一符号を付して重複説明を省略するが、この構成で
は座盤台3上のスライド台9上にシート4が載置されL
字状のアームから成るリンク機構100の一端がスライ
ド台9に枢着され、他端がリクライニング回転枢軸5に
枢着されているのでリクライニング調節機構を操作して
シートバック6を傾斜させるとシート4が仮想線で示す
様に前方にスライドされる様に成されている。
は同一符号を付して重複説明を省略するが、この構成で
は座盤台3上のスライド台9上にシート4が載置されL
字状のアームから成るリンク機構100の一端がスライ
ド台9に枢着され、他端がリクライニング回転枢軸5に
枢着されているのでリクライニング調節機構を操作して
シートバック6を傾斜させるとシート4が仮想線で示す
様に前方にスライドされる様に成されている。
【0009】この構成のシート装置では図7のシート装
置に比べて着座者のヒップポイント8とシートバック6
の回転中心のずれは小さく、座り心地も改善されるが機
構が複雑で高価となる。
置に比べて着座者のヒップポイント8とシートバック6
の回転中心のずれは小さく、座り心地も改善されるが機
構が複雑で高価となる。
【0010】又、シートに上下動調節機構を設ける様に
成したシート装置として平行四辺形のリンクを取付台と
シートを載置する座盤台間に設けた構成が実公昭50−
17536号公報、実公昭46−16895号公報に開
示され、また、X状のリンク機構を設けたものが実開昭
57−122426号公報に開示されている。
成したシート装置として平行四辺形のリンクを取付台と
シートを載置する座盤台間に設けた構成が実公昭50−
17536号公報、実公昭46−16895号公報に開
示され、また、X状のリンク機構を設けたものが実開昭
57−122426号公報に開示されている。
【0011】又、シートの傾斜角度を調節するチルト調
節機構や、シートを奥行方向に移動することの出来る奥
行調節機構を単独に有するシート装置も良く知られてい
る。
節機構や、シートを奥行方向に移動することの出来る奥
行調節機構を単独に有するシート装置も良く知られてい
る。
【0012】更に、実開平4−3049号公報にはリク
ライニングシートの傾斜角度に応じて、シート前方に置
かれた足置部を上下に連動させる様に成したシート装置
が開示されている。
ライニングシートの傾斜角度に応じて、シート前方に置
かれた足置部を上下に連動させる様に成したシート装置
が開示されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来構成で説明
した各シート装置は、上下調節機構、奥行調節機構、チ
ルト調節機構並びにリクライニング調節機構を個別に動
作させるか、リクライニング動作とシートの奥行調節機
構(スライド機構)を連動させるか、或はリクライニン
グシートの傾斜角度に応じてシート前方に置かれた足置
部を上下に連動させる様に成したものであるが、上述の
リクライニングとスライド機構を連動させた構成では通
常の姿勢とリラックス時の姿勢ではシートの前ずれが発
生し、着座時に着座者の体型によってシートの奥行が深
すぎたり、浅すぎたりすると共に踵も床から浮き上った
り、余りすぎたりする弊害があった。
した各シート装置は、上下調節機構、奥行調節機構、チ
ルト調節機構並びにリクライニング調節機構を個別に動
作させるか、リクライニング動作とシートの奥行調節機
構(スライド機構)を連動させるか、或はリクライニン
グシートの傾斜角度に応じてシート前方に置かれた足置
部を上下に連動させる様に成したものであるが、上述の
リクライニングとスライド機構を連動させた構成では通
常の姿勢とリラックス時の姿勢ではシートの前ずれが発
生し、着座時に着座者の体型によってシートの奥行が深
すぎたり、浅すぎたりすると共に踵も床から浮き上った
り、余りすぎたりする弊害があった。
【0014】本発明は上述の弊害をなくす様に成したも
ので、その目的とするところは様々の体型の人が着座し
ても通常姿勢及びリラックスした姿勢が直ちに選択出
来、着座者の疲労が軽減出来る調整機構付シート装置を
提供するものである。
ので、その目的とするところは様々の体型の人が着座し
ても通常姿勢及びリラックスした姿勢が直ちに選択出
来、着座者の疲労が軽減出来る調整機構付シート装置を
提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の本発明の調整機構
付シート装置は、取付台と座盤台間に設けたリンク機構
により、座盤台上のシートを上下動させる上下調節機構
を有する調整機構付シート装置に於いて、上記上下調節
機構と連動するシートの奥行調節機構を具備して成るも
のである。
付シート装置は、取付台と座盤台間に設けたリンク機構
により、座盤台上のシートを上下動させる上下調節機構
を有する調整機構付シート装置に於いて、上記上下調節
機構と連動するシートの奥行調節機構を具備して成るも
のである。
【0016】第2の本発明の調整機構付シート装置は、
座盤台上に配設されたシートと、このシートの後部に回
動自在に枢着されたシートバックをリクライニングする
リクライニング機構を有する調整機構付シート装置に於
いて、上記リクライニング機構の操作に連動して上記シ
ートの傾斜角度を調節するチルト調節機構を具備して成
るものである。
座盤台上に配設されたシートと、このシートの後部に回
動自在に枢着されたシートバックをリクライニングする
リクライニング機構を有する調整機構付シート装置に於
いて、上記リクライニング機構の操作に連動して上記シ
ートの傾斜角度を調節するチルト調節機構を具備して成
るものである。
【0017】第3の本発明の調整機構付シート装置は、
上下調節機構に連動するシートの奥行調節機構及びリク
ライニング調節機構に連動するチルト調節機構を具備し
て成るものである。
上下調節機構に連動するシートの奥行調節機構及びリク
ライニング調節機構に連動するチルト調節機構を具備し
て成るものである。
【0018】
【作用】本発明の調整機構付シート装置は、リクライニ
ング始動位置からシートバックを傾斜させるとこのリク
ライニング動作と連動してシート前端部をチルトアップ
させる。又、上下調節機構を操作させると、シートが上
下動する動作に連動してシートが前後にスライドする奥
行調節機構が動作する。
ング始動位置からシートバックを傾斜させるとこのリク
ライニング動作と連動してシート前端部をチルトアップ
させる。又、上下調節機構を操作させると、シートが上
下動する動作に連動してシートが前後にスライドする奥
行調節機構が動作する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の調整機構付シート装置の実施
例を図面によって詳記する。図1は本発明の調整機構付
シート装置としてリクライニング機構とチルト機構を連
動させた構成を示す側面図、図2はチルト機構の平面図
を示すものである。
例を図面によって詳記する。図1は本発明の調整機構付
シート装置としてリクライニング機構とチルト機構を連
動させた構成を示す側面図、図2はチルト機構の平面図
を示すものである。
【0020】図1及び図2に於いて、シート装置1は取
付台2及びシート4が載置された座盤台3並びにシート
バック6から構成されている。取付台2は直方体状の箱
型と成され、この取付台2に同じく箱型の座盤台3が覆
せられ、この座盤台3上にシート4及びシートバック6
が取付けられ、シートバック6はリクライニング機構に
よって所定角度傾斜させることが出来る様に成されてい
る。
付台2及びシート4が載置された座盤台3並びにシート
バック6から構成されている。取付台2は直方体状の箱
型と成され、この取付台2に同じく箱型の座盤台3が覆
せられ、この座盤台3上にシート4及びシートバック6
が取付けられ、シートバック6はリクライニング機構に
よって所定角度傾斜させることが出来る様に成されてい
る。
【0021】上述の座盤台3は取付台2の高さ方向に沿
って摺動自在と成されている。取付台2の上面板10に
はリンク受け金具11が固定されている。
って摺動自在と成されている。取付台2の上面板10に
はリンク受け金具11が固定されている。
【0022】リクライニング機構を構成するリクライニ
ング用リンクアーム12はその一端がシートバック6の
リクライニング回転枢軸5に枢着され、このリクライニ
ング用リンクアーム12の他端は連結アーム13に回動
自在に枢着されている。
ング用リンクアーム12はその一端がシートバック6の
リクライニング回転枢軸5に枢着され、このリクライニ
ング用リンクアーム12の他端は連結アーム13に回動
自在に枢着されている。
【0023】連結アーム13の上記枢着点には楕円孔1
4が穿たれ、ピン15を介して枢軸点が楕円孔の長軸方
向に移動可能に枢着されている。
4が穿たれ、ピン15を介して枢軸点が楕円孔の長軸方
向に移動可能に枢着されている。
【0024】連結アーム13は略中間位置に於いて、上
述の上面板10に固定されたリンク受け金具11に軸1
6を介して揺動自在に枢着され、この連結アーム13の
楕円孔14が穿たれた端部とは反対側に軸17Rを介し
てロッド18を回転自在に枢着する。
述の上面板10に固定されたリンク受け金具11に軸1
6を介して揺動自在に枢着され、この連結アーム13の
楕円孔14が穿たれた端部とは反対側に軸17Rを介し
てロッド18を回転自在に枢着する。
【0025】ロッド18の両端には枢着金具19L及び
19Rが嵌着され、この枢着金具に軸17L及び17R
が設けられている。
19Rが嵌着され、この枢着金具に軸17L及び17R
が設けられている。
【0026】この枢着金具19Lの軸17Lには回転力
伝達リンクアーム20が回動自在に枢着されている。こ
の回転力伝達リンクアーム20の他端はシートチルトリ
ンク機構を構成する軸21に溶接等で固定されている。
このシートチルトリンク機構のA方向からみた平面図が
図2に示されている。
伝達リンクアーム20が回動自在に枢着されている。こ
の回転力伝達リンクアーム20の他端はシートチルトリ
ンク機構を構成する軸21に溶接等で固定されている。
このシートチルトリンク機構のA方向からみた平面図が
図2に示されている。
【0027】シートチルトリンク機構を図1及び図2に
よって説明する。取付台2の上面板10のリンク受け金
具11と反対側の左側壁23に固定した逆U字状金具2
2から突出させたL字状のブラケット24及び24間に
軸21が回動自在に枢着され、この軸21の略々中間位
置に回転力伝達リンクアーム20が固着されている。従
って、ロッド18を図2で矢印B方向に移動させると軸
21はブラケット24及び24間で図1で反時計方向に
回動する。
よって説明する。取付台2の上面板10のリンク受け金
具11と反対側の左側壁23に固定した逆U字状金具2
2から突出させたL字状のブラケット24及び24間に
軸21が回動自在に枢着され、この軸21の略々中間位
置に回転力伝達リンクアーム20が固着されている。従
って、ロッド18を図2で矢印B方向に移動させると軸
21はブラケット24及び24間で図1で反時計方向に
回動する。
【0028】軸21の両端にはシート4の前方部分をチ
ルトさせるチルトリンク25及び25が溶接等で軸21
に固定されてれいる。これらチルトリンク25及び25
の先端部には螺子26及び26にスペーサ27及び27
を介してローラ28及び28が回動自在に枢着されてい
る。
ルトさせるチルトリンク25及び25が溶接等で軸21
に固定されてれいる。これらチルトリンク25及び25
の先端部には螺子26及び26にスペーサ27及び27
を介してローラ28及び28が回動自在に枢着されてい
る。
【0029】ローラ28及び28のローラ面はシート4
の下端に配設したローラ受け板29に当接する構造と成
されている。ローラ受け板29はシート4の後部に設け
た軸30を中心に片持支持されている。
の下端に配設したローラ受け板29に当接する構造と成
されている。ローラ受け板29はシート4の後部に設け
た軸30を中心に片持支持されている。
【0030】上述のシート装置構成ではリクライニング
調節機構とチルト調節機構が連動した構造のため、着座
したときの作業時の姿勢とリラックス時の姿勢に調整可
能な調節機構付シート装置が得られ、特にシートバック
6のリクライニング時にシート4の前ずれがチルト機構
によって補償され、着座者の最適姿勢が保持されるもの
が得られる。
調節機構とチルト調節機構が連動した構造のため、着座
したときの作業時の姿勢とリラックス時の姿勢に調整可
能な調節機構付シート装置が得られ、特にシートバック
6のリクライニング時にシート4の前ずれがチルト機構
によって補償され、着座者の最適姿勢が保持されるもの
が得られる。
【0031】上述の構成の動作を説明すると、先ず、リ
クライニングされていない通常状態からシートバック6
をリクライニング操作してシートバック6を仮想線で示
す様に後方に傾斜させると、その回転力はリクライニン
グ回転枢軸5を中心に図1で時計方向に回転し、リクラ
イニング用リンクアーム12はリクライニング回転枢軸
5を中心に仮想線の様に時計方向に回動する。
クライニングされていない通常状態からシートバック6
をリクライニング操作してシートバック6を仮想線で示
す様に後方に傾斜させると、その回転力はリクライニン
グ回転枢軸5を中心に図1で時計方向に回転し、リクラ
イニング用リンクアーム12はリクライニング回転枢軸
5を中心に仮想線の様に時計方向に回動する。
【0032】この時、楕円孔14内をピン15が摺動し
ながら連結アーム13を軸16を中心に起立させる様な
反時計方向の回動力が与えられる。従って連結アーム1
3の軸17R側は軸16を中心に反時計方向(B方向)
に回動して、ロッド18を矢印B方向に引っ張る。
ながら連結アーム13を軸16を中心に起立させる様な
反時計方向の回動力が与えられる。従って連結アーム1
3の軸17R側は軸16を中心に反時計方向(B方向)
に回動して、ロッド18を矢印B方向に引っ張る。
【0033】ロッド18の他端に軸17Lを介して回転
力伝達リンク20がシートチルトリンク機構を構成する
軸21をブラケット24及び24を回転中心として反時
計方向に回転する。従って、チルトリンク25及び25
の先端に回動自在に枢着したローラ28及び28がシー
ト4の裏側に配設したローラ受け板29に沿って回転し
ながら軸21を中心に反時計方向に回動してローラ受け
板29は片持ち支持軸30を中心に前方側が上動して、
いわゆる、チルトアップする。
力伝達リンク20がシートチルトリンク機構を構成する
軸21をブラケット24及び24を回転中心として反時
計方向に回転する。従って、チルトリンク25及び25
の先端に回動自在に枢着したローラ28及び28がシー
ト4の裏側に配設したローラ受け板29に沿って回転し
ながら軸21を中心に反時計方向に回動してローラ受け
板29は片持ち支持軸30を中心に前方側が上動して、
いわゆる、チルトアップする。
【0034】後方に傾斜したシートバック6を前方に復
帰させる場合は上述の動作と逆の動作となり、チルトア
ップされたローラ受け板29の前方は降下して、シート
4がもとの状態に復帰する様に成される。
帰させる場合は上述の動作と逆の動作となり、チルトア
ップされたローラ受け板29の前方は降下して、シート
4がもとの状態に復帰する様に成される。
【0035】次に図3によってシートの高さを調節する
高さ調節機構に連動してシートがスライドする奥行調節
機構を説明する。図3では図1及び図2で説明したリク
ライニング機構に連動するチルト機構を付加した構成と
して示すが、本例では高さ調節機構に連動した奥行調節
機構についてのみ説明する。
高さ調節機構に連動してシートがスライドする奥行調節
機構を説明する。図3では図1及び図2で説明したリク
ライニング機構に連動するチルト機構を付加した構成と
して示すが、本例では高さ調節機構に連動した奥行調節
機構についてのみ説明する。
【0036】尚、図3は側面図で図1及び図2とその対
応部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
応部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0037】即ち、高さ調節機構としてはX状に形成し
た2本のリンク40及び41をX型リンク機構として取
付台2と座盤台3間に介在されている。
た2本のリンク40及び41をX型リンク機構として取
付台2と座盤台3間に介在されている。
【0038】第1のリンク40の前端部は取付台2の底
板から植立させたブラケット42に枢軸43で回動自在
に枢着されている。また、第2のリンク41の前端部
は、座盤台3の側壁等に軸44で回動自在に枢着されて
いる。
板から植立させたブラケット42に枢軸43で回動自在
に枢着されている。また、第2のリンク41の前端部
は、座盤台3の側壁等に軸44で回動自在に枢着されて
いる。
【0039】第1のリンク40の他端は、シート4の後
部の座盤台3の側壁に形成した楕円孔45Aに沿って軸
46Aが摺動可能に枢着され、該軸46Aにはローラ4
7Aが回動自在に枢着されている。そして、ローラ47
Aは座盤台3の裏面のリンク受け部48と転接して、シ
ート4を前後及び上下方向に移動可能と成されている。
この層にシート4の裏側に配設されたローラ受け板29
を支える枠体49と軸46は支持板50で連結されてい
る。
部の座盤台3の側壁に形成した楕円孔45Aに沿って軸
46Aが摺動可能に枢着され、該軸46Aにはローラ4
7Aが回動自在に枢着されている。そして、ローラ47
Aは座盤台3の裏面のリンク受け部48と転接して、シ
ート4を前後及び上下方向に移動可能と成されている。
この層にシート4の裏側に配設されたローラ受け板29
を支える枠体49と軸46は支持板50で連結されてい
る。
【0040】第2のリンク41の他端はシート4の後部
の取付台2の側壁等に穿った楕円孔45Bに沿って軸4
6Bが摺動可能に枢着され、該軸46Bにはローラ47
Bが回動可能に枢着されている。そして、ローラ47B
は取付台2の上面に配したリンク受け51に転接して、
シート4を前後方向に移動させて奥行調節すると共にシ
ート4を上下方向に移動させて高さ調節が連動して行わ
れる。
の取付台2の側壁等に穿った楕円孔45Bに沿って軸4
6Bが摺動可能に枢着され、該軸46Bにはローラ47
Bが回動可能に枢着されている。そして、ローラ47B
は取付台2の上面に配したリンク受け51に転接して、
シート4を前後方向に移動させて奥行調節すると共にシ
ート4を上下方向に移動させて高さ調節が連動して行わ
れる。
【0041】図3のC方向矢視図の平面図を図4に示
す。この図4及び図3に於いて、取付台2側の回転軸4
6Bの左右にある第2のリンク41及び41間は連結部
材52で連結されている。該連結部材52の中間位置に
はX型リンク機構作動用モータ53のモータ軸54にカ
ップリング55を介して結合した台形螺子56の回転力
を受けるナット等の雌螺子57を固定した受け台58を
有する。この受け台58は連結部材52の軸中心に対し
回転自在に枢着されている。又、台形螺子56はブラケ
ット60及び61間に回動可能に軸支されている。
す。この図4及び図3に於いて、取付台2側の回転軸4
6Bの左右にある第2のリンク41及び41間は連結部
材52で連結されている。該連結部材52の中間位置に
はX型リンク機構作動用モータ53のモータ軸54にカ
ップリング55を介して結合した台形螺子56の回転力
を受けるナット等の雌螺子57を固定した受け台58を
有する。この受け台58は連結部材52の軸中心に対し
回転自在に枢着されている。又、台形螺子56はブラケ
ット60及び61間に回動可能に軸支されている。
【0042】上述のシート装置ではシートの高さ調節機
構に連動してシートをスライドさせて奥行調節が自動的
に行われる様に成されているので体型、特に着座者の身
長の違いに応じた着座姿勢をシート高さとシートの奥行
を連動させてモータにより適切に自動調節することが出
来る。
構に連動してシートをスライドさせて奥行調節が自動的
に行われる様に成されているので体型、特に着座者の身
長の違いに応じた着座姿勢をシート高さとシートの奥行
を連動させてモータにより適切に自動調節することが出
来る。
【0043】上述のシート高さ調節機構に連動したシー
トの奥行調節機構の動作を説明すると、先ず肘掛け7等
に取り付けられているモータ駆動用スイッチを押圧操作
すると、取付台2上のモータ53が駆動して、モータ軸
54に直結した台形螺子56を回転させる。この台形螺
子56回転力を受けて、ナット等の雌螺子57は台形螺
子56の軸方向に移動する。
トの奥行調節機構の動作を説明すると、先ず肘掛け7等
に取り付けられているモータ駆動用スイッチを押圧操作
すると、取付台2上のモータ53が駆動して、モータ軸
54に直結した台形螺子56を回転させる。この台形螺
子56回転力を受けて、ナット等の雌螺子57は台形螺
子56の軸方向に移動する。
【0044】雌螺子57はシートの後部のX型リンクの
第2のリンク41の下方に取り付けられているので雌螺
子57の台形螺子56の軸方向移動に連動して、第2の
リンク41のローラ47Bは楕円孔45Bに沿ってシー
ト4の前方に移動する。第1及び第2のリンク40及び
41はX型にクロスされた交点で枢軸62で枢着されて
いるので、第1のリンク40のローラ47Aも楕円孔4
5Aに沿ってシート4の前方向に移動する。
第2のリンク41の下方に取り付けられているので雌螺
子57の台形螺子56の軸方向移動に連動して、第2の
リンク41のローラ47Bは楕円孔45Bに沿ってシー
ト4の前方に移動する。第1及び第2のリンク40及び
41はX型にクロスされた交点で枢軸62で枢着されて
いるので、第1のリンク40のローラ47Aも楕円孔4
5Aに沿ってシート4の前方向に移動する。
【0045】雌螺子57の移動量は楕円孔45A及び4
5Bの長手方向の長さ分だけ移動可能であり、この楕円
孔45A及び45Bの有効長さに応じて高さ方向にシー
ト4を上下動可能となる。
5Bの長手方向の長さ分だけ移動可能であり、この楕円
孔45A及び45Bの有効長さに応じて高さ方向にシー
ト4を上下動可能となる。
【0046】勿論、この楕円孔45A及び45Bの有効
長さ分だけシート4もシート装置1の前方向に移動する
のでシートの奥行き寸法を調節可能となる。
長さ分だけシート4もシート装置1の前方向に移動する
のでシートの奥行き寸法を調節可能となる。
【0047】この場合、シート4の高さが高くなるほど
シートの奥行寸法も前方に移動する移動量が比例して増
大して、寸法が大きくなる様に成される。
シートの奥行寸法も前方に移動する移動量が比例して増
大して、寸法が大きくなる様に成される。
【0048】シート4の位置が高い方から下がる方向に
モータ53を逆回転させれば上述の動作と逆の動作によ
って最も低い位置まで降下し、シート4は最も奥に移動
することになる。
モータ53を逆回転させれば上述の動作と逆の動作によ
って最も低い位置まで降下し、シート4は最も奥に移動
することになる。
【0049】尚、上述の実施例ではリクライニング調節
機構に連動するチルト調節機構を有するシート装置と、
シートの高さ調節の上下調節機構とシートの奥行調節機
構を有するシート装置を説明したが、これら連動した調
節機構、即ち、リクライニング調節機構に連動するチル
ト調節機構並びにシートの高さ調節の上下調節機構とシ
ートの奥行調節機構とを1つのシート装置に集約させた
図3の如き構成とすることで本発明の効果をより顕著に
することが出来る。
機構に連動するチルト調節機構を有するシート装置と、
シートの高さ調節の上下調節機構とシートの奥行調節機
構を有するシート装置を説明したが、これら連動した調
節機構、即ち、リクライニング調節機構に連動するチル
ト調節機構並びにシートの高さ調節の上下調節機構とシ
ートの奥行調節機構とを1つのシート装置に集約させた
図3の如き構成とすることで本発明の効果をより顕著に
することが出来る。
【0050】本発明の調整機構付シート装置によると、
様々の体型の人が着座した場合に、図5及び図6に示す
様に実に90%の人が着座しても、その人の体型に見合
った作業時の姿勢、或いはリラックスした時の姿勢が自
動的に選択可能なものが得られた。
様々の体型の人が着座した場合に、図5及び図6に示す
様に実に90%の人が着座しても、その人の体型に見合
った作業時の姿勢、或いはリラックスした時の姿勢が自
動的に選択可能なものが得られた。
【0051】即ち、身長、体重が5パーセンタイル(p
ercentile:百分位数で変位の分布を百の部分
に等分したときの分割量)の小柄な人65が着座した場
合は、通常のシート装置では5%の人が着座時にシート
の奥行が深すぎて腰椎部分の支持が得られない。また、
踵も床面から浮いてしまって、長時間の着座には不向き
である。これに対し、本例の様にリクライニング調節機
構に連動するチルト調節機構並びに上下調節機構に連動
する奥行調節機構付きのシート装置では5パーセンタイ
ルの人でも奥行きも適正でシートバックに腰椎部が支持
されて、踵も図5に示す様に浮き上りも見られずに着座
が可能で長時間着座しても疲労を感じないシート装置が
得られた。
ercentile:百分位数で変位の分布を百の部分
に等分したときの分割量)の小柄な人65が着座した場
合は、通常のシート装置では5%の人が着座時にシート
の奥行が深すぎて腰椎部分の支持が得られない。また、
踵も床面から浮いてしまって、長時間の着座には不向き
である。これに対し、本例の様にリクライニング調節機
構に連動するチルト調節機構並びに上下調節機構に連動
する奥行調節機構付きのシート装置では5パーセンタイ
ルの人でも奥行きも適正でシートバックに腰椎部が支持
されて、踵も図5に示す様に浮き上りも見られずに着座
が可能で長時間着座しても疲労を感じないシート装置が
得られた。
【0052】又、95パーセンタイルの大柄の人66が
着座した場合は、通常のシート装置では95%の人でシ
ートの高さ、奥行共に不足して窮屈な感じとなるが、本
発明では95パーセンタイルの人でも図6に示す様に窮
屈感を解消して疲労軽減可能なシート装置となる。
着座した場合は、通常のシート装置では95%の人でシ
ートの高さ、奥行共に不足して窮屈な感じとなるが、本
発明では95パーセンタイルの人でも図6に示す様に窮
屈感を解消して疲労軽減可能なシート装置となる。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り、本発明による
と5パーセンタイルの人から95パーセンタイルの人ま
での実に90%もの人が着座時に窮屈感や踵の浮きなど
の疲労原因が解消された調整機構付シート装置が得られ
る。しかも、様々の体型の人が着座しても通常姿勢及び
リラックスした姿勢等が直ちに選択できる。
と5パーセンタイルの人から95パーセンタイルの人ま
での実に90%もの人が着座時に窮屈感や踵の浮きなど
の疲労原因が解消された調整機構付シート装置が得られ
る。しかも、様々の体型の人が着座しても通常姿勢及び
リラックスした姿勢等が直ちに選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の調整機構付シート装置の一実施例を示
す略線的側面図である。
す略線的側面図である。
【図2】本発明の調整機構付シート装置の図1のA方向
から視た平面図である。
から視た平面図である。
【図3】本発明の調整機構付シート装置の他の実施例を
示す略線的側面図である。
示す略線的側面図である。
【図4】本発明の調整機構付シート装置の図2のB方向
から視た平面図である。
から視た平面図である。
【図5】本発明の調整機構付シート装置の5パーセンタ
イルの人の着座時の効果を説明するための側面図であ
る。
イルの人の着座時の効果を説明するための側面図であ
る。
【図6】本発明の調整機構付シート装置の95パーセン
タイルの人の着座時の効果を説明するための側面図であ
る。
タイルの人の着座時の効果を説明するための側面図であ
る。
【図7】従来のリクライニング機構を有するシート装置
の側面図である。
の側面図である。
【図8】従来のリクライニングに連動してシートがスラ
イドするシート装置の側面図である。
イドするシート装置の側面図である。
【符号の説明】 1 シート装置 2 取付台 3 座盤台 6 シートバック 15 連結アーム 18 ロッド 28 ローラ 40,41 リンク 45A,45B 楕円孔 47A,47B ローラ 56 台形螺子 57 雌螺子(ナット)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐 々 木 顕 神奈川県横浜市金沢区福浦3丁目10番地 日本発条株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 取付台と座盤台間に設けたリンク機構に
より、該座盤台上のシートを上下動させる上下調節機構
を有する調節機構付シート装置に於いて、 上記上下調節機構と連動する上記シートの奥行調節機構
を具備して成ることを特徴とする調節機構付シート装
置。 - 【請求項2】 座盤台上に配設されたシートと、該シー
トの後部に回動自在に枢着されたシートバックをリクラ
イニングするリクライニング機構を有する調節機構付シ
ート装置に於いて、 上記リクライニング機構の操作に連動して上記シートの
傾斜角度を調節するチルト調節機構を具備して成ること
を特徴とする調節機構付シート装置。 - 【請求項3】 上下調節機構に連動するシートの奥行調
節機構及びリクライニング調節機構に連動するチルト調
節機構を具備して成ることを特徴とする調節機構付シー
ト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9434895A JPH08268128A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 調整機構付シート装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9434895A JPH08268128A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 調整機構付シート装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08268128A true JPH08268128A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=14107787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9434895A Pending JPH08268128A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 調整機構付シート装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08268128A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005250227A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Sony Corp | 撮像レンズ、撮像ユニット及び撮像装置 |
| JP2007176476A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-07-12 | Delta Tooling Co Ltd | 座席構造 |
| WO2007086466A1 (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | シート |
| WO2007086467A1 (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | シート |
| WO2007086465A1 (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | シート |
| WO2007086468A1 (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | シート |
-
1995
- 1995-03-28 JP JP9434895A patent/JPH08268128A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005250227A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Sony Corp | 撮像レンズ、撮像ユニット及び撮像装置 |
| JP2007176476A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-07-12 | Delta Tooling Co Ltd | 座席構造 |
| WO2007086466A1 (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | シート |
| WO2007086467A1 (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | シート |
| WO2007086465A1 (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | シート |
| WO2007086468A1 (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | シート |
| US7862121B2 (en) | 2006-01-27 | 2011-01-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Seat |
| US7938490B2 (en) | 2006-01-27 | 2011-05-10 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Seat |
| US7959229B2 (en) | 2006-01-27 | 2011-06-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Adjustable seat including operating members |
| CN101374690B (zh) | 2006-01-27 | 2012-04-04 | 丰田自动车株式会社 | 座椅 |
| US8162404B2 (en) | 2006-01-27 | 2012-04-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Seat |
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