JPH08268232A - 車両用ウィンドウの水滴除去装置 - Google Patents
車両用ウィンドウの水滴除去装置Info
- Publication number
- JPH08268232A JPH08268232A JP7073630A JP7363095A JPH08268232A JP H08268232 A JPH08268232 A JP H08268232A JP 7073630 A JP7073630 A JP 7073630A JP 7363095 A JP7363095 A JP 7363095A JP H08268232 A JPH08268232 A JP H08268232A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- window glass
- water repellent
- removing device
- piezoelectric vibrator
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】撥水処理を施したウィンドシールドにおけるジ
ャダーを防止するとともに撥水処理層の保護を図った自
動車等の車両用水滴除去装置を提供する。 【構成】車体フレーム1に圧電振動子2が固定される。
この圧電振動子2を介して、接着剤3により窓ガラス4
が車体フレーム1に取付けられる。窓ガラス4には前述
の撥水処理が施されている。雨天走行時には、圧電振動
子2に高周波電源より駆動電圧を印加し所定の周波数で
撥水処理された窓ガラス4を振動させる。これにより、
窓ガラス面上の水滴がガラス面を滑って落下する。この
場合、振動によりガラス面上の小水滴が寄せ集められ水
滴が大きくなって自重により落下作用が促進される。
ャダーを防止するとともに撥水処理層の保護を図った自
動車等の車両用水滴除去装置を提供する。 【構成】車体フレーム1に圧電振動子2が固定される。
この圧電振動子2を介して、接着剤3により窓ガラス4
が車体フレーム1に取付けられる。窓ガラス4には前述
の撥水処理が施されている。雨天走行時には、圧電振動
子2に高周波電源より駆動電圧を印加し所定の周波数で
撥水処理された窓ガラス4を振動させる。これにより、
窓ガラス面上の水滴がガラス面を滑って落下する。この
場合、振動によりガラス面上の小水滴が寄せ集められ水
滴が大きくなって自重により落下作用が促進される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両用ウィ
ンドウの水滴除去装置に関し、特に撥水処理を施したウ
ィンドウに適用する水滴除去装置に関するものである。
ンドウの水滴除去装置に関し、特に撥水処理を施したウ
ィンドウに適用する水滴除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のウィンドシールドには雨天運転
時にガラス面の雨水を除去するためにワイパー装置が設
けられている。このような従来のワイパー装置は、ワイ
パーアーム先端に取付けたブレードを一定圧力でガラス
面に押し付けながら移動させガラス面を払拭するもので
ある。
時にガラス面の雨水を除去するためにワイパー装置が設
けられている。このような従来のワイパー装置は、ワイ
パーアーム先端に取付けたブレードを一定圧力でガラス
面に押し付けながら移動させガラス面を払拭するもので
ある。
【0003】図2は、従来のワイパー装置のブレード断
面を示す。ゴム等の弾性材料からなるブレード15の先
端15aを、窓ガラス(図示しない)に対し一定圧力で
押し付けた状態で窓ガラス面上を摺動し、ガラス表面を
擦りながら表面の雨水を払拭して除去する。この場合、
通常のガラス表面には水膜が形成されるため、この水膜
がブレードの摩擦力を減少させワイパー動作が円滑に行
われる。
面を示す。ゴム等の弾性材料からなるブレード15の先
端15aを、窓ガラス(図示しない)に対し一定圧力で
押し付けた状態で窓ガラス面上を摺動し、ガラス表面を
擦りながら表面の雨水を払拭して除去する。この場合、
通常のガラス表面には水膜が形成されるため、この水膜
がブレードの摩擦力を減少させワイパー動作が円滑に行
われる。
【0004】一方、自動車の窓ガラスに撥水処理を施し
たウィンドシールドが従来から用いられている。この撥
水処理としては、例えばポリジメチルシロキサンと室温
で液状の炭化水素とからなる溶液中に無機ガラスを浸漬
し、ディッピング法により塗布した後、これを焼き付け
て形成する方法や、ポリフルオロアルキル基含有シラン
化合物あるいはその他のフッ素系撥水処理剤をガラス面
に塗布する方法等が用いられている。このような撥水処
理を施すことにより、ガラス面上の雨水がはじかれて水
滴を形成しガラス面上での水膜形成が防止され、ガラス
面を濡らす面積が減って視界が良好に保たれる。
たウィンドシールドが従来から用いられている。この撥
水処理としては、例えばポリジメチルシロキサンと室温
で液状の炭化水素とからなる溶液中に無機ガラスを浸漬
し、ディッピング法により塗布した後、これを焼き付け
て形成する方法や、ポリフルオロアルキル基含有シラン
化合物あるいはその他のフッ素系撥水処理剤をガラス面
に塗布する方法等が用いられている。このような撥水処
理を施すことにより、ガラス面上の雨水がはじかれて水
滴を形成しガラス面上での水膜形成が防止され、ガラス
面を濡らす面積が減って視界が良好に保たれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、撥水処
理を施したウィンドシールドのガラス表面には撥水処理
のため水膜ができず、従って、雨天走行時にウィンドシ
ールドの水滴を除去するためにワイパーを動作させる
と、ワイパーのブレードとガラス面が直接擦れ合う状態
となるため、摩擦係数が大きくなりブレードの移動に伴
いこれが脈動(ジャダー)を起こし、不快騒音を発生し
たり雨水による水滴の円滑な除去ができなくなるという
問題を生ずる。また、ブレードが撥水処理面上を大きな
摩擦力で摺動するため、撥水処理剤が剥げ落ちたり撥水
効果の低下や撥水層としての使用寿命の短縮という問題
を生じていた。
理を施したウィンドシールドのガラス表面には撥水処理
のため水膜ができず、従って、雨天走行時にウィンドシ
ールドの水滴を除去するためにワイパーを動作させる
と、ワイパーのブレードとガラス面が直接擦れ合う状態
となるため、摩擦係数が大きくなりブレードの移動に伴
いこれが脈動(ジャダー)を起こし、不快騒音を発生し
たり雨水による水滴の円滑な除去ができなくなるという
問題を生ずる。また、ブレードが撥水処理面上を大きな
摩擦力で摺動するため、撥水処理剤が剥げ落ちたり撥水
効果の低下や撥水層としての使用寿命の短縮という問題
を生じていた。
【0006】本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされ
たものであって、ウィンドシールドにおけるワイパーに
よるジャダーを防止し得る自動車等の車両用水滴除去装
置の提供を目的とする。
たものであって、ウィンドシールドにおけるワイパーに
よるジャダーを防止し得る自動車等の車両用水滴除去装
置の提供を目的とする。
【0007】本発明はまた、撥水処理を施したウィンド
シールドにおけるワイパーによるジャダーを防止すると
ともに撥水処理層の保護を図った自動車等の車両用水滴
除去装置の提供を目的とする。
シールドにおけるワイパーによるジャダーを防止すると
ともに撥水処理層の保護を図った自動車等の車両用水滴
除去装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、窓ガラスと車体フレームとの間に高周
波振動手段を設けたことを特徴とする車両用ウィンドウ
の水滴除去装置を提供する。
め、本発明では、窓ガラスと車体フレームとの間に高周
波振動手段を設けたことを特徴とする車両用ウィンドウ
の水滴除去装置を提供する。
【0009】好ましい実施例においては、前記高周波振
動手段は圧電振動子からなることを特徴としている。
動手段は圧電振動子からなることを特徴としている。
【0010】前記窓ガラスは、撥水処理が施された窓ガ
ラスであると特に好ましい。
ラスであると特に好ましい。
【0011】
【作用】ウィンドウの高周波振動(超音波振動)により
ガラス面上の小水滴が寄せ集められ比較的大きな水滴と
なって自重によりガラス面上を滑って落下する。
ガラス面上の小水滴が寄せ集められ比較的大きな水滴と
なって自重によりガラス面上を滑って落下する。
【0012】
【実施例】図1は本発明の実施例に係る水滴除去装置の
要部構成図である。車体フレーム1に圧電振動子2が固
定される。この圧電振動子2を介して、接着剤3により
窓ガラス4が車体フレーム1に取付けられる。窓ガラス
4には前述の撥水処理が施されている。5は、雨水侵入
防止および装飾用のモールである。雨天走行時には、圧
電振動子2に高周波電源(図示しない)より駆動電圧を
印加し所定の周波数で撥水処理された窓ガラス4を振動
させる。これにより、窓ガラス面上の水滴がガラス面を
滑って落下する。この場合、振動によりガラス面上の小
水滴が寄せ集められ水滴が大きくなって自重による落下
作用が促進される。
要部構成図である。車体フレーム1に圧電振動子2が固
定される。この圧電振動子2を介して、接着剤3により
窓ガラス4が車体フレーム1に取付けられる。窓ガラス
4には前述の撥水処理が施されている。5は、雨水侵入
防止および装飾用のモールである。雨天走行時には、圧
電振動子2に高周波電源(図示しない)より駆動電圧を
印加し所定の周波数で撥水処理された窓ガラス4を振動
させる。これにより、窓ガラス面上の水滴がガラス面を
滑って落下する。この場合、振動によりガラス面上の小
水滴が寄せ集められ水滴が大きくなって自重による落下
作用が促進される。
【0013】窓ガラス4を振動させる場合、その振動が
人間の目の視認性にほとんど影響を与えない周波数帯域
を用いることが好ましい。このような周波数帯域の高周
波電源を用いることにより、雨天走行時のウィンドシー
ルドの振動が運転者の視認性を低下させることはなく安
全運転が確保される。
人間の目の視認性にほとんど影響を与えない周波数帯域
を用いることが好ましい。このような周波数帯域の高周
波電源を用いることにより、雨天走行時のウィンドシー
ルドの振動が運転者の視認性を低下させることはなく安
全運転が確保される。
【0014】また、ウィンドシールド上の汚れの除去の
ため、従来からある通常のワイパー装置を併用すること
も好ましい。
ため、従来からある通常のワイパー装置を併用すること
も好ましい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、圧電振動子等を用いてウィンドシールドのガラス自
体を振動させてその表面の水滴を除去しているため、従
来のワイパーのように摩擦接触によるジャダーがなくな
り、特に撥水処理されたガラス面の水滴を効果的に円滑
に除去することができ、雨天走行時の視界を良好に保
ち、視認性の向上が図られ事故防止に寄与することがで
きる。また、従来のようにブレードがガラス面に摺接し
ないため撥水処理層が擦られることがなく、撥水機能の
低下が防止され長期にわたって撥水効果を持続させるこ
とができる。
は、圧電振動子等を用いてウィンドシールドのガラス自
体を振動させてその表面の水滴を除去しているため、従
来のワイパーのように摩擦接触によるジャダーがなくな
り、特に撥水処理されたガラス面の水滴を効果的に円滑
に除去することができ、雨天走行時の視界を良好に保
ち、視認性の向上が図られ事故防止に寄与することがで
きる。また、従来のようにブレードがガラス面に摺接し
ないため撥水処理層が擦られることがなく、撥水機能の
低下が防止され長期にわたって撥水効果を持続させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る水滴除去装置の要部構成
図。
図。
【図2】従来のワイパーの断面図。
1:車体フレーム 2:圧電振動子 3:接着剤 4:窓ガラス 5:モール
Claims (3)
- 【請求項1】窓ガラスと車体フレームとの間に高周波振
動手段を設けたことを特徴とする車両用ウィンドウの水
滴除去装置。 - 【請求項2】前記高周波振動手段は圧電振動子からなる
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用ウィンドウの
水滴除去装置。 - 【請求項3】前記窓ガラスは、撥水処理が施された窓ガ
ラスであることを特徴とする請求項1または2に記載の
車両用ウィンドウの水滴除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7073630A JPH08268232A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 車両用ウィンドウの水滴除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7073630A JPH08268232A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 車両用ウィンドウの水滴除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08268232A true JPH08268232A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=13523830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7073630A Pending JPH08268232A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 車両用ウィンドウの水滴除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08268232A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009060413A2 (en) | 2007-11-09 | 2009-05-14 | Fioravanti S.R.L. | An automobile vehicle with a wiperless cleaning system for glazed surfaces and the like |
| JP2020157892A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 株式会社Subaru | 付着物除去装置 |
| DE112022005456T5 (de) | 2021-11-15 | 2024-08-29 | AGC Inc. | Fahrzeugfensterscheibe mit angebrachter Vibrationsvorrichtung und Fahrzeugfensterscheibensystem mit angebrachter Vibrationsvorrichtung |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP7073630A patent/JPH08268232A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009060413A2 (en) | 2007-11-09 | 2009-05-14 | Fioravanti S.R.L. | An automobile vehicle with a wiperless cleaning system for glazed surfaces and the like |
| US8322776B2 (en) | 2007-11-09 | 2012-12-04 | Fioravanti Srl | Automobile vehicle with a wiperless cleaning system for glazed surfaces and the like |
| JP2020157892A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 株式会社Subaru | 付着物除去装置 |
| US11370395B2 (en) | 2019-03-26 | 2022-06-28 | Subaru Corporation | Adhering substance removing device |
| DE112022005456T5 (de) | 2021-11-15 | 2024-08-29 | AGC Inc. | Fahrzeugfensterscheibe mit angebrachter Vibrationsvorrichtung und Fahrzeugfensterscheibensystem mit angebrachter Vibrationsvorrichtung |
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