JPH08269030A - プロピレンオキシドの製法 - Google Patents
プロピレンオキシドの製法Info
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- JPH08269030A JPH08269030A JP7071454A JP7145495A JPH08269030A JP H08269030 A JPH08269030 A JP H08269030A JP 7071454 A JP7071454 A JP 7071454A JP 7145495 A JP7145495 A JP 7145495A JP H08269030 A JPH08269030 A JP H08269030A
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
法を提供する。 【構成】 酸素と水素によりプロピレンを直接酸化して
プロピレンオキシドを製造する方法において、周期律表
第VIII族の貴金属をチタノシリケートに担持した触
媒の存在下に、酸素と水素によりプロピレンを直接酸化
する反応において、反応温度を0〜40℃にする。
Description
製造する新規な方法に関する。本発明で得られるプロピ
レンオキシドは、プロピレングリコールやポリプロピレ
ングリコール等の原料として極めて有用な化合物であ
る。
ロピレンからクロルヒドリンを経由するクロルヒドリン
法が知られている。また、t−ブチルハイドロパ−オキ
シドあるいはエチルベンゼンハイドロパ−オキシドを酸
化剤としてプロピレンを酸化するハルコン法や過酢酸を
酸化剤とする過酢酸法が知られている。
プロピレンから二段以上の工程を必要としたり、またク
ロルヒドリンを石灰乳で脱塩化水素するため多量に塩化
カルシウムが副生し、この副生品の処理が問題となる。
また、ハルコン法や過酢酸法は、酸化剤を製造する工程
を併設する必要があり、さらにt−ブタノールや酢酸等
を併産するためこの併産品の市場確保が必要となる。
おいて、副生品の処理や併産品の市場確保を必要としな
いプロセスで、しかもプロピレンオキシドをプロピレン
から一段で得ようとするいくつかの試みがなされてい
る。
は、チタノシリケートを触媒に用いて、プロピレンを過
酸化水素で直接酸化する方法が開示されている。
周期律表第VIII族の貴金属とチタノシリケートより
なる触媒を用いて、酸素と水素によりプロピレンを直接
酸化してプロピレンオキシドを製造する方法が開示され
ている。
59−51273号公報に記載の方法では、生成するプ
ロピレンオキシドに対して高価な過酸化水素を等モル以
上必要とし、経済性の面で問題がある。
の方法は高価な過酸化水素を用いない点で優れている
が、プロピレンオキシドの選択性が酸化反応時の原料ガ
ス組成により変動したり、触媒の調製条件により変動す
る等、工業的な製造方法としては十分なものではなかっ
た。
であり、その目的は、酸素と水素によりプロピレンを直
接酸化する反応において前述の如き問題点がなく、しか
も高選択的にプロピレンオキシドを製造する方法を提供
することである。
オキシドの製造方法について鋭意検討した。その結果、
周期律表第VIII族の貴金属をチタノシリケートに担
持した触媒の存在下に酸素と水素によりプロピレンを直
接酸化してプロピレンオキシドを製造する方法におい
て、特定の範囲の反応温度で反応を行うと原料ガス組成
や触媒調製条件の影響を受けずに高選択的にプロピレン
オキシドを得ることができることを見出し、本発明を完
成するに至った。
金属をチタノシリケートに担持した触媒の存在下に、酸
素と水素によりプロピレンを直接酸化する反応におい
て、反応温度を0〜40℃にすることを特徴とするプロ
ピレンオキシドの製法である。
る。
I族の貴金属をチタノシリケートに担持した触媒が用い
られる。
ライト構造を有する結晶性SiO2(シリカライトと称
される)の結晶格子を形成するケイ素の一部をチタニウ
ムで置き換えた下記一般式 nSiO2・(1−n)TiO2 で表される合成ゼオライト物質であって、該合成ゼオラ
イト物質がペンタシル型構造のX線回折パターンを示す
チタノシリケ−トを意味する。一般式中、nは通常0.
8〜0.999である。
トの合成法に特に限定するものではなく、公知の方法、
例えば特開昭56−96720号公報や特開昭60−1
27217号公報等に挙げられる方法で合成すればよ
い。
チタノシリケートはテトラアルキルオルトシリケートと
テトラアルキルオルトチタネートを水酸化テトラアルキ
ルアンモニウム水溶液で加水分解し、次いで水熱合成し
て合成される。
リケートとしては特に限定するものではないが、例え
ば、テトラメチルオルトシリケート、テトラエチルオル
トシリケート、テトラプロピルオルトシリケート、テト
ラブチルオルトシリケート、テトラペンチルオルトシリ
ケート、テトラヘキシルオルトシリケート、テトラヘプ
チルオルトシリケート、テトラオクチルオルトシリケー
ト、トリメチルエチルシリケート、ジメチルジエチルシ
リケート、メチルトリエチルシリケート、ジメチルジプ
ロピルシリケート及びエチルトリプロピルシリケート等
が挙げられる。これらのうち入手の容易さからテトラエ
チルオルトシリケートが好ましく用いられる。
チタネートとしては特に限定するものではないが、例え
ば、テトラメチルオルトチタネート、テトラエチルオル
トチタネート、テトラプロピルオルトチタネート、テト
ラブチルオルトチタネート、テトラオクチルオルトチタ
ネート、トリメチルエチルチタネート、ジメチルジエチ
ルチタネート、メチルトリエチルチタネート、ジメチル
ジプロピルチタネート及びエチルトリプロピルチタネー
ト等が挙げられる。これらのうち入手の容易さからテト
ラエチルオルトチタネートやテトラブチルオルトチタネ
ートが好ましく用いられる。
キルアンモニウムとしては特に限定するものではない
が、例えば水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化テ
トラエチルアンモニウム、水酸化テトラプロピルアンモ
ニウム、水酸化テトラブチルアンモニウム等が挙げられ
る。これらのうち入手の容易さから水酸化テトラプロピ
ルアンモニウムが好ましく用いられる。
する際のこれら反応原料の仕込比率は特に限定するもの
ではないが、以下の通りにすることが好ましい。テトラ
アルキルオルトシリケートの使用量は、テトラアルキル
オルトチタネート1モルに対して通常1〜100当量で
あり、好ましくは5〜35当量である。水酸化テトラア
ルキルアンモニウムの使用量は、テトラアルキルオルト
シリケート1モルに対して通常0.1〜1当量であり、
好ましくは0.2〜0.6当量である。また、水酸化テ
トラアルキルアンモニウム水溶液の濃度は、通常3〜5
0重量%であり、好ましくは5〜40重量%である。
する際の加水分解の温度は特に限定するものではない
が、通常−20〜60℃、好ましくは−10〜40℃で
ある。反応時間は特に限定するものではないが、通常1
0分〜100時間、好ましくは30分〜50時間であ
る。また加水分解時に必要ならば溶媒を用いることがで
きる。溶媒としては特に限定するものではないが、例え
ば、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノー
ル、オクタノール等のアルコール類、アセトンやメチル
エチルケトン等のケトン類、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類等を挙
げることができる。
得ることができれば、テトラアルキルオルトシリケー
ト、テトラアルキルオルトチタネート及び水酸化テトラ
アルキルアンモニウム水溶液の反応原料の混合順序と混
合方法は特に限定するものではない。例えば、前記化合
物の全てを一度に混合しても良いし、テトラアルキルオ
ルトシリケートとテトラアルキルオルトチタネートの混
合物に水酸化アルキルアンモニウム水溶液を滴下しても
よい。また、テトラアルキルオルトシリケートに水酸化
アルキルアンモニウム水溶液を、次いでテトラアルキル
オルトチタネートを加えても良い。また、加水分解によ
って副生したアルコールは、必ずしも除去する必要はな
いが、予め加熱によってその量を減ずることが好まし
い。
は必要に応じて水を添加して水熱合成に付される。水熱
合成に使用する水量は、加水分解反応時に添加した水と
合わせ、ケイ素原子1モルに対して通常15〜100当
量であり、好ましくは25〜80当量となるように調整
する。水熱合成反応は、この混合液を密閉容器内にて通
常60〜300℃、好ましくは100〜200℃の温度
条件下に加熱し、通常1〜100時間、好ましくは6〜
50時間、この温度を保持することによって実施され
る。この際、圧力は自圧もしくは加圧下のいずれかの方
法で行うことができるが、通常は自圧下で行える。反応
系の攪拌は必ずしも行う必要はなく、静置状態でも結晶
化は十分進行する。
体粉末は、イオン交換水で十分に洗浄後、焼成処理に付
される。焼成処理の温度は通常300〜700℃であ
り、好ましくは350〜600℃である。焼成時間は特
に限定するものではないが、通常1〜50時間、好まし
くは2〜20時間焼成処理をすることにより、チタノシ
リケートを製造することができる。
下記一般式 nSiO2・(1−n)TiO2 (式中、n=0.8〜0.99)で表される合成ゼオラ
イト物質であって、該合成ゼオライト物質がMFI型構
造のX線回折パターンを示し、かつ赤外吸収スペクトル
において960cm-1付近の吸収を示し、さらにMFI
型ゼオライトが本来有する5〜6オングストロームの間
の直径の細孔とは別に10〜20オングストロームの間
に細孔を有するチタノシリケートを使用できる。
富んだMFI型構造を有するチタノシリケートであり、
MFI型ゼオライトが本来有する5〜6オングストロー
ムの間の直径の細孔とは別に10〜20オングストロー
ムの間に細孔を有するので、拡散律速の影響を受けるこ
となく、比較的大きな分子サイズを有する化合物に対し
ても高い触媒活性をもち、本発明のチタノシリケートと
して好適なものである。
ルオルトシリケート、テトラアルキルオルトチタネート
及び水酸化テトラアルキルアンモニウム水溶液を下記の
モル比 SiO2/TiO2=1.0〜7.0 RN+/SiO2=0.1〜1.0 (式中、RN+は水酸化テトラアルキルアンモニウムを
表す) H2O/SiO2=10〜100 となるように混合し、この混合物を温度100〜250
℃で30分〜5日の間、水熱合成することにより合成さ
れる。
要ならば、ホウ素、アルミニウム、リン、カルシウム、
バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケ
ル、銅、亜鉛、ガリウム又はジルコニウム等が含まれて
もよく、これら金属の酸化物源を加えて、異元素含有チ
タノシリケートを合成することができる。
は、そのまま使用してもよく、成型して使用してもよ
い。成型して使用する場合には、一般に、バインダーを
用いるが、バインダーの種類には特に制限はなく、例え
ばシリカ、アルミナ等が用いられる。
される周期律表第VIII族の貴金属としては特に限定
するものではないが、例えば、ルテニウム、ロジウム、
パラジウム、イリジウム及び白金等を挙げることができ
る。これらのうち触媒活性の点からパラジウムや白金が
好ましく用いられる。また前記の貴金属は、それぞれ単
独で使用し得るのみならず、二種以上を混合して使用し
てもよい。
としては、硝酸塩、硫酸塩、ハロゲン化物、無機錯塩、
有機酸塩等の各種の無機化合物又は有機化合物を用いる
ことができ、これらのうち無機錯塩やハロゲン化物が好
ましい。例えば、パラジウムの場合、硝酸パラジウム、
硫酸パラジウム等の無機酸塩、塩化パラジウム等のハロ
ゲン化物、テトラアンミンジクロロパラジウム等の無機
錯塩、酢酸パラジウム等の有機酸塩等が挙げられる。こ
れらのうち、テトラアンミンジクロロパラジウムや塩化
パラジウムがより好ましく用いられる。
リケートへの担持方法は特に限定するものではなく、前
述の原料を用いて、公知の方法、例えば含浸法、沈澱
法、混練法、沈着法等で担持することができる。これら
のうち、担持方法の容易さから含浸法がより好ましい。
そしてチタノシリケートに担持された前記貴金属化合物
は、次に乾燥され、さらに所望ならば焼成される。
された周期律表第VIII族の貴金属は、金属状態であ
ることが必要である。この為、上記のチタノシリケート
に担持された貴金属化合物は、使用前に還元処理が施さ
れる。この還元処理は、触媒調製工程で行っても、反応
系中で還元しても差し支えない。この還元方法は特に限
定するものではないが、触媒調製工程で行う場合は、通
常の方法、例えばギ酸ナトリウム、ホルムアルデヒドや
ヒドラジン等の溶液中で行う湿式還元法、又は水素や一
酸化炭素等を窒素やヘリウム等の不活性ガスで希釈した
還元性ガスにより気相で行う乾式還元法を用いることが
できる。また酸化反応系中で還元を行う場合には酸化反
応に用いる溶媒に貴金属化合物を担持したチタノシリケ
ートを懸濁させ、その懸濁液に前記の還元性ガスを流通
させればよい。その懸濁液はそのまま触媒懸濁液とな
り、原料ガスの供給とともに酸化反応を開始することが
できる。
00℃であり、好ましくは5〜160℃、さらに好まし
くは10〜90℃である。還元処理温度が0℃より低い
と貴金属化合物は金属状態まで十分に還元されず、触媒
活性が実質的に低くなることがある。一方、還元処理温
度が500℃を越えると担持した貴金属の分散度が低く
なることがあり、プロピレンオキシドの選択率が低下す
ることがある。還元処理時間は、貴金属化合物の還元が
十分に進めば特に制限はされないが、通常5分〜24時
間である。
は、反応速度の向上及び経済性のため、全触媒重量に対
し、金属として通常0.01〜10重量%であり、好ま
しくは0.05〜5重量%である。
具体的には溶媒を用いて行われる。溶媒としては特に限
定するものではないが、例えば、メタノール、エタノー
ル、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、ヘプタ
ノール及びオクタノール等の脂肪族アルコール類、エチ
レングリコ−ルやプロピレングリコール等のグリコール
類、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類、エチレン
グリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエ
ーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリ
コールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノ
プロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエ
ーテル等のグリコールエーテル類、アセトン、メチルエ
チルケトン及びメチルイソブチルケトン等のケトン類、
酢酸等のカルボン酸類又は水等が挙げられる。これらの
うち取扱い易さの点から水が好ましく用いられる。前記
の溶媒は、それぞれ単独で使用し得るのならず、二種以
上を混合して使用することもできる。
貴金属を担持したチタノシリケート触媒の使用量は反応
形式によって異なり、例えば、固定床連続流通式で行う
場合には、反応速度や熱収支により決定されるため、特
に限定するものではない。また懸濁床の回分式、半回分
式又は連続流通式で反応を行う場合には、触媒の使用量
は溶媒に対して通常0.01〜30重量%、好ましくは
0.05〜20重量%であり、この範囲より多く用いる
と触媒懸濁液の攪拌に支障をきたす場合がある。
プロピレンを直接酸化する際の反応温度は0〜40℃で
あるが、反応速度の向上及び副反応の抑制のため、好ま
しくは10〜35℃である。反応温度が0℃より低いと
反応速度が遅くなり、一方、反応温度が40℃を越える
と副反応が増大する傾向にあり、プロピレンオキシド選
択率が低くなることがある。また反応圧力は、通常、常
圧〜200kg/cm2、好ましくは常圧〜50kg/
cm2である。
又は液体のいずれの状態で用いてもよい。液体状態で用
いる場合には、加圧下での反応を行えばよい。
及び水素ガスは、窒素、ヘリウム、アルゴン、二酸化炭
素及びこれら混合ガス等の不活性ガスで希釈されていて
も構わない。酸素は空気中の酸素を利用することもでき
る。酸素の供給量は、反応方法や反応条件により変化す
るため、特に限定するものではないが、生産性及び酸素
の転化率を向上させるには、触媒単位重量(g)当りの
酸素供給量は通常0.01ml/min〜1000ml
/min、好ましくは0.1ml/min〜500ml
/minで行われる。原料ガスの割合には特に制限はな
く任意に変えることができるが、以下の通りにすること
が好ましい。水素/酸素(モル比)は好ましくは0.0
1〜10である。またプロピレン/酸素(モル比)は好
ましくは0.1〜10である。
体積時間空間速度(GHSV)は、プロピレンオキシド
の収率を向上させるためには、通常1000〜5000
0hr-1であり、好ましくは2000〜40000hr
-1である。ここでGHSVとは20℃における単位時
間、単位触媒体積当たりに供給したプロピレン、酸素、
水素及び不活性ガスの供給量を表す。
く、原料であるプロピレン、酸素、水素、触媒及び溶媒
を一度に反応装置に仕込む回分式、反応装置にプロピレ
ン、酸素及び水素を連続的に吹き込む半回分式、プロピ
レン、酸素及び水素を連続的に供給するとともに、未反
応ガス及び反応液を連続的に抜き出す固定床又は懸濁床
の連続式のいずれでも実施できる。
反応混合物を順次蒸留するなど公知の方法により容易に
分離可能である。
説明するが、これらの実施例は本発明の概要を示すもの
で、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。 実施例1 温度計及び攪拌装置を備えた内容積1000mlの四つ
口フラスコにテトラエチルオルトチタネート43.9
g、次いでテトラエチルオルトシリケート198gを窒
素気流下で入れ混合した。この混合溶液を0℃に冷却
後、25重量%水酸化テトラプロピルアンモニウム水溶
液347gをフィードポンプを用いて1時間かけて滴下
した。さらにこの液を室温で1時間攪拌して熟成処理を
行った。攪拌後、混合物は均一溶液になった。この四つ
口フラスコを油浴で約90℃に加熱し、加水分解によっ
て生じたエタノール及び水を蒸留除去(262ml)し
た。
6gを加えた後、その450mlを温度計及び攪拌装置
を備えた内容積500mlのハステロイ製耐圧反応容器
に入れ、自圧下、170℃まで2時間で昇温させ、48
時間攪拌して水熱合成を行った。オートクレーブの内容
物を遠心分離し、65℃のイオン交換水で十分洗浄し
た。得られた白色粉末を90℃で15時間乾燥後、55
0℃にて5時間焼成してチタノシリケート21.5gを
得た。X線回折(XRD)による主要ピーク及び各ピー
クの強度比を表1に示す。この結晶構造はMFI型構造
を示した。
ペクトル測定の結果960cm-1付近に特徴的な吸収を
示し(図1)、さらにN2吸着法により測定した細孔分
布は10〜20オングストロームに特徴的な細孔の存在
を示した(図2)。
ンパラジウム(II)水溶液をチタノシリケートに対し
て、パラジウム原子の重量が0.5重量%になるように
加え、室温下で1時間攪拌混合した。この懸濁液を蒸発
乾固したのち、150℃で1時間、窒素で希釈した17
体積%水素流通下で気相還元してPd担持チタノシリケ
ート触媒を得た。
えた内容積100mlのガラス製常圧半回分式反応装置
に、触媒として調製例で得られたPd担持チタノシリケ
ートを0.5g、溶媒として水を60mlを入れ攪拌し
た。ここにプロピレン、酸素、水素及び窒素をそれぞれ
30mmol/hr、80mmol/hr、20mmo
l/hr、303mmol/hrで供給し、温度を26
℃に保ちプロピレンのエポキシ化反応を行った。出口ガ
スを氷浴中のn−ブタノールトラップに導き、同伴する
プロピレンオキシドをそのトラップに補集した。反応生
成物をガスクロマトグラフにより分析した。反応開始1
1時間後の結果を表2に示す。
してプロピレンのエポキシ化反応を行った。結果を表2
に合わせて示す。
してプロピレンのエポキシ化反応を行った。結果を表2
に合わせて示す。
施例1と同様にしてプロピレンのエポキシ化反応を行っ
た。結果を表2に合わせて示す。
を45℃としたこと以外は、実施例1と同様にしてプロ
ピレンのエポキシ化反応を行った。結果を表2に合わせ
て示す。
施例1と同様にしてプロピレンのエポキシ化反応を行っ
た。結果を表2に合わせて示す。
を45℃としたこと以外は、実施例1と同様にしてプロ
ピレンのエポキシ化反応を行った。結果を表2に合わせ
て示す。
を45℃としたこと以外は、実施例1と同様にしてプロ
ピレンのエポキシ化反応を行った。結果を表2に合わせ
て示す。
様にしてPd担持チタノシリケート触媒を調製し、さら
に実施例1と同様にしてプロピレンのエポキシ化反応を
行った。結果を表3に示す。
l/hrとし、さらに反応温度を45℃としたこと以外
は、実施例1と同様にしてPd担持チタノシリケート触
媒を調製し、さらに実施例1と同様にしてプロピレンの
エポキシ化反応を行った。結果を表3に合わせて示す。
してPd担持チタノシリケート触媒を調製し、さらに実
施例1と同様にしてプロピレンのエポキシ化反応を行っ
た。結果を表3に合わせて示す。
してPd担持チタノシリケート触媒を調製し、さらに実
施例1と同様にしてプロピレンのエポキシ化反応を行っ
た。結果を表3に合わせて示す。
口フラスコにテトラエチルオルトチタネート44.8
g、次いでテトラエチルオルトシリケート195gを窒
素気流下で入れ混合した。この混合溶液を20℃に保持
した後、25%重量水酸化テトラプロピルアンモニウム
水溶液346gをフィードポンプを用いて1時間かけて
滴下した。さらにこの液を室温で1時間攪拌して熟成処
理を行った。この四つ口フラスコを油浴で約90℃に加
熱し、加水分解によって生じたエタノール及び水を蒸留
除去(255ml)した。
0gを加えた後、その450mlを温度計及び攪拌装置
を備えた内容積500mlのハステロイ製耐圧反応容器
に入れ、自圧下、170℃まで2時間で昇温させ、12
時間攪拌して水熱合成を行った。オートクレーブの内容
物を遠心分離し、65℃のイオン交換水で十分洗浄し
た。得られた白色粉末を90℃で15時間乾燥後、55
0℃にて5時間焼成してチタノシリケート25.6gを
得た。
ンパラジウム(II)水溶液をチタノシリケートに対し
て、パラジウム原子の重量が0.5重量%になるように
加え、室温下で1時間攪拌混合した。この懸濁液を蒸発
乾固したのち、150℃で1時間、窒素で希釈した17
体積%水素流通下で気相還元してPd担持チタノシリケ
ート触媒を得た。温度計、攪拌装置及びガス吹き込み口
を備えた内容積100mlのガラス製常圧半回分式反応
装置に、触媒としてPd担持チタノシリケートを0.5
g、溶媒として水を60mlを入れ攪拌した。ここにプ
ロピレン、酸素、水素及び窒素をそれぞれ30mmol
/hr、80mmol/hr、20mmol/hr、3
03mmol/hrで供給し、温度を26℃に保ちプロ
ピレンのエポキシ化反応を行った。結果を表3に合わせ
て示す。
の貴金属をチタノシリケートに担持した触媒の存在下
に、酸素と水素によりプロピレンを直接酸化してプロピ
レンオキシドを製造する方法において、反応温度を0〜
40℃にすることにより、原料ガス組成や触媒調製条件
の影響を受けずに高選択的にプロピレンオキシドを製造
することができる。
シリケートの赤外吸収スペクトルを示す図である。
シリケートの細孔分布を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 周期律表第VIII族の貴金属をチタノ
シリケートに担持した触媒の存在下に酸素と水素により
プロピレンを直接酸化してプロピレンオキシドを製造す
る方法において、反応温度を0〜40℃にすることを特
徴とするプロピレンオキシドの製法。 - 【請求項2】 チタノシリケ−トとして、下記一般式 nSiO2・(1−n)TiO2 (式中、n=0.8〜0.999)で表される合成ゼオ
ライト物質であって、該合成ゼオライト物質がペンタシ
ル型構造のX線回折パターンを示すチタノシリケ−トを
使用することを特徴とする請求項1に記載のプロピレン
オキシドの製法。 - 【請求項3】 チタノシリケートとして、下記一般式 nSiO2・(1−n)TiO2 (式中、n=0.8〜0.99)で表される合成ゼオラ
イト物質であって、該合成ゼオライト物質がMFI型構
造のX線回折パターンを示し、かつ赤外吸収スペクトル
において960cm-1付近の吸収を示し、さらにMFI
型ゼオライトが本来有する5〜6オングストロームの間
の直径の細孔とは別に10〜20オングストロームの間
に細孔を有するチタノシリケートを使用することを特徴
とする請求項1に記載のプロピレンオキシドの製法。 - 【請求項4】 チタノシリケートとして、テトラアルキ
ルオルトシリケート、テトラアルキルオルトチタネート
及び水酸化テトラアルキルアンモニウム水溶液を下記の
モル比 SiO2/TiO2=1.0〜7.0 RN+/SiO2=0.1〜1.0 (式中、RN+は水酸化テトラアルキルアンモニウムを
表す) H2O/SiO2=10〜100 となるように混合し、この混合物を温度100〜250
℃で30分〜5日の間、水熱合成することにより合成さ
れるチタノシリケートを使用することを特徴とする請求
項1に記載のプロピレンオキシドの製法。
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| JP07145495A JP3837751B2 (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | プロピレンオキシドの製法 |
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