JPH0826932B2 - 無段変速機の変速制御装置 - Google Patents

無段変速機の変速制御装置

Info

Publication number
JPH0826932B2
JPH0826932B2 JP62172492A JP17249287A JPH0826932B2 JP H0826932 B2 JPH0826932 B2 JP H0826932B2 JP 62172492 A JP62172492 A JP 62172492A JP 17249287 A JP17249287 A JP 17249287A JP H0826932 B2 JPH0826932 B2 JP H0826932B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine speed
integrator
continuously variable
variable transmission
target engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62172492A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6416444A (en
Inventor
孝二 北野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP62172492A priority Critical patent/JPH0826932B2/ja
Publication of JPS6416444A publication Critical patent/JPS6416444A/ja
Publication of JPH0826932B2 publication Critical patent/JPH0826932B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無段変速機の変速制御装置、特に実際のエン
ジン回転数と目標エンジン回転数との偏差をPIまたはPI
D動作手段によって補正する無段変速機の変速制御装置
に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来、Vベルト式無段変速機やトロイダル形無段変速
機など種々の無段変速機が提案されており、その変速制
御方法としてエンジン回転数や変速比を制御量とし、こ
れをPID動作手段を用いてフィードバック制御を行うも
のが知られている。
PID動作手段とは、比例動作(P動作)における目標値
に対して定常偏差や位相遅れが残るという不具合を解消
するために用いられ、フィードバック信号として系の出
力に比例した信号のほかに、系の出力を積分した信号と
微分した信号とを加え合わせたものである。
ところが、PID動作手段を用いて無段変速機の変速制
御、特にキックダウンを行った場合に応答の遅れやオー
バーシュートが生じやすい。例えば、制御量をエンジン
回転数とした場合、キックダウン前におけるエンジン回
転数がその目標値より高い場合には、PID動作手段の積
分器がエンジン回転数の降下成分を持つので、この状態
からキックダウンを行うと、キックダウン後の目標値に
対するエンジン回転数の立ち上がりが遅くなり、応答の
遅れとなる。逆に、キックダウン前におけるエンジン回
転数がその目標値より低い場合には、積分器がエンジン
回転数の上昇成分を持つので、キックダウン後の目標値
に対するエンジン回転数のオーバーシュートを起こしや
すい。
〔発明の目的〕
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目
的は、キックダウンのような大きな状態変化があった場
合に、応答の遅れやオーバーシュートを防止できる無段
変速機の変速制御装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するために、本発明は、実際のエンジ
ン回転数と目標エンジン回転数との偏差をPIまたはPID
動作手段によって補正し、実際のエンジン回転数が目標
エンジン回転数に近づくようにフィードバック制御する
無段変速機の変速制御装置において、目標エンジン回転
数の上昇速度を検出する手段と、PIまたはPID動作手段
の積分器をクリアするためのリセット信号を発する積分
器リセット手段とを設け、該積分器リセット手段は目標
エンジン回転数の上昇速度が設定値を越えた時にリセッ
ト信号を発することを特徴とするものである。
即ち、キックダウン時のように目標エンジン回転数の
上昇速度が設定値を越えた時にはPIまたはPID動作手段
の積分器をクリアする、換言すればキックダウン前の情
報を反映させないようにすることにより、応答性を向上
させオーバーシュートを防止するものである。
なお、PID動作手段とは、公知のように、入力に比例
した信号を出力するP動作手段と、入力を時間積分した
信号を出力するI動作手段と、入力を時間微分した信号
を出力するD動作手段とを合わせて用いたフィードバッ
ク制御手段のことであり、PI動作手段とは、PID動作手
段におけるD動作手段を含まないフィードバック制御手
段のことである。
〔実施例の説明〕
第1図は本発明にかかる無段変速機の一例であるVベ
ルト式無段変速機の概略構造を示し、エンジン1のクラ
ンク軸2はダンパ機構3を介して入力軸4に接続されて
いる。入力軸4の端部には外歯ギヤ5が固定されてお
り、この外歯ギヤ5は無段変速装置10の駆動軸11に固定
された内歯ギヤ6と噛み合い、入力軸4の動力を減速し
て駆動軸11に伝達している。
無段変速装置10の駆動軸11に設けた駆動側プーリ12
と、駆動軸13に設けた従動側プーリ14と、両プーリ間に
巻き掛けたVベルト15とで構成されている。駆動側プー
リ12は固定シーブ12aと可動シーブ12bとを有しており、
可動シーブ12bの背後にはトルクカム装置16と圧縮スプ
リング17とが設けられている。上記トルクカム装置16は
入力トルクに比例した推力を発生し、圧縮スプリング17
はVベルト15が弛まないだけの初期推力を発生し、これ
ら推力によりVベルト15にトルク伝達に必要なベルト張
力を付与している。一方、従動側プーリ14も駆動側プー
リ12と同様に、固定シーブ14aと可動シーブ14bとを有し
ており、可動シーブ14bの背後には変速比制御用の油圧
室18が設けられている。この油圧室18への油圧は後述す
るプーリ制御弁43にて制御される。
従動軸13の外周には中空軸19が回転自在に支持されて
おり、従動軸13と中空軸19とは湿式多板クラッチからな
る発進クラッチ20によって断続される。発進クラッチ20
への油圧は後述する発進制御弁45によって制御される。
中空軸19には前進用ギヤ21と後進用ギヤ22とが回転自在
に支持されており、前後進切換用ドッグクラッチ23によ
って前進用ギヤ21又は後進用ギヤ22のいずれか一方を中
空軸19と連結するようになっている。後進用アイドラ軸
24には後進用ギヤ22に噛み合う後進用アイドラギヤ25
と、別の後進用アイドラギヤ26とが固定されている。ま
た、カウンタ軸27には上記前進用ギヤ21と後進用アイド
ラギヤ26とに同時に噛み合うカウンタギヤ28と、終減速
ギヤ29とが固定されており、終減速ギヤ29はデファレン
シャル装置30のリングギヤ31に噛み合い、動力を出力軸
32に伝達している。
調圧弁40は油溜41からオイルポンプ42によって吐出さ
れた油圧を調圧し、ライン圧としてプーリ制御弁43及び
発進制御弁45に出力している。プーリ制御弁43及び発進
制御弁45は電子制御装置60から出力される制御信号(例
えばデューテイ制御信号)によりソレノイド44,46を作
動させ、ライン圧を調圧して各々従動側プーリ14の油圧
室18と発進クラッチ20とにそれぞれ制御油圧を出力して
いる。したがって、電子制御装置60からソレノイド44,4
6への制御信号のみによって、無段変速装置10の変速比
および発進クラッチ20のトルク伝達容量を自在に制御で
きる。
第2図は電子制御装置60の構造図を示し、図中、61は
エンジン回転数Nin(入力軸4の回転数)を検出するセ
ンサ、62は車速V(出力軸32の回転数)を検出するセン
サ、63は従動軸13の回転数Nout(発進クラッチ20の入力
回転数又は従動側プーリ14の回転数)を検出するセン
サ、64はP,R,N,D,Lの各シフト位置を検出するセンサ、6
5はスロットル開度を検出するセンサであり、上記セン
サ61〜64の信号は入力インターフェース66に入力され、
センサ65の信号はA/D変換器67でデジタル信号に変換さ
れる。68は中央演算処理装置(CPU)、69はプーリ制御
用ソレノイド44と発進制御用ソレノイド46を制御するた
めのプログラムやデータが格納されたリードオンリメモ
リ(ROM)、70は各センサから送られた信号やパラメー
タを一時的に格納するランダムアクセスメモリ(RA
M)、71は出力インターフェースであり、これらCPU68、
ROM69、RAM70、出力インターフェース71、入力インター
フェース66及びA/D変換器67はバス72によって相互に連
絡されている。出力インターフェース71の出力は、出力
ドライバ73を介して上記プーリ制御用ソレノイド44と発
進制御用ソレノイド46とに信号制御として出力されてい
る。
第3図は上記電子制御装置60の変速制御系のブロック
図を示し、80は目標エンジン回転数決定手段であり、ス
ロットル開度、車速、レンジ信号などによって目標エン
ジン回転数を決定している。82はゲインKpの比較器、83
はゲインKdの微分器、84はゲインKIの積分器であり、こ
れら比例器82,微分器83,積分器84によってPID動作手段8
1を構成している。なお、sはラプラス演算子である。
上記比例器は、周知のように、入力である目標エンジ
ン回転数と実際のエンジン回転数との偏差に比例した信
号を出力し、微分器83は偏差を微分した信号を出力し、
積分器84は偏差を積分した信号を出力する。上記比例器
82はゲイン調整する機能を持ち、微分器83は応答性を上
げる機能を持ち、積分器84は定常偏差を無くす機能を持
つ。PID動作手段81の各出力信号は加算されて操作部で
ある制御弁43に入力され、制御弁43は入力信号に応じた
制御油圧を無段変速装置(CVT)10に与え、無段変速装
置10によって変速制御された後のエンジン回転数が目標
エンジン回転数へと負帰還される。
85は目標エンジン回転数の時間変化率を演算する手
段、86は積分器リセット手段であり、積分器リセット手
段86は目標エンジン回転数の上昇速度が設定値を越えた
時にPID動作手段81の積分器84をクリアするためのリセ
ット信号を発する。
上記構成の変速制御系において、第4a図に示すように
目標エンジン回転数が変化した場合、時間変化率演算手
段85により演算された目標エンジン回転数の上昇速度が
設定値を越えた時、積分器リセット手段86は第4b図のよ
うなリセット信号を出力する。即ち、キックダウン時に
は目標エンジン回転数の上昇速度が必ず設定値を越える
ので、リセット信号はキックダウン時と対応することに
なる。PID動作手段81の積分器84はリセット信号により
クリアされるので、キックダウン時にはキックダウン前
の情報が消去される。
第5図はキックダウン時において、積分器84をクリア
した場合とクリアしない場合との目標エンジン回転数に
対する応答比較図である。即ち、目標エンジン回転数N1
より高いA点で走行中にキックダウンを行ったとする
と、積分器84をクリアしない場合には、積分器84が第5
図斜線部分に対応するエンジン回転数降下成分を有する
ので、破線で示すようにエンジン回転数はキックダウン
後の目標エンジン回転数N2へ即座に上昇できず、応答遅
れとなる。これに対し、積分器84をクリアするとキック
ダウン前の情報が全く反映されないので、実線のように
エンジン回転数はキックダウン後の目標エンジン回転数
N2へと即座に上昇し始め、優れた応答性が得られる。
また、第5図では目標エンジン回転数N1よりやや高い
A点で走行中にキックダウンを行った場合について説明
したが、A点とは逆に目標エンジン回転数N1より低い点
で走行中にキックダウンを行った場合には、積分器84が
エンジン回転数上昇成分を有するため、キックダウン後
の目標エンジン回転数N2に対してオーバーシュートを起
こしやすいが、本発明のように積分器84をクリアすれば
オーバーシュートを低減できる。
なお、本発明では積分器をクリアする条件を、スロッ
トル開度の上昇速度ではなく、目標エンジン回転数の上
昇速度としたのは、Lレンジのようにスロットル開度の
変化に対する目標エンジン回転数の変化量が小さい場合
には、スロットル開度の上昇速度が設定値を越えた時に
積分器をクリアすると、Lレンジでは目標エンジン回転
数に対する偏差が残る傾向があるからである。
また、上記実施例ではPID動作手段を使用した変速制
御装置について説明したが、PI動作手段を使用した場合
にも同様に適用できる。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように、本発明によればPIまた
はPID動作手段の積分器をクリアするためのリセット信
号を発する積分器リセット手段を設け、この積分器リセ
ット手段が目標エンジン回転数の上昇速度が設定値を越
えた時にリセット信号を発するようにしたので、キック
ダウン時にキックダウン前の情報を反映させず、目標エ
ンジン回転数へ速やかに到達でき、しかもオーバーシュ
ートを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるVベルト式無段変速機の概
略図、第2図は電子制御装置の構成図、第3図は電子制
御装置の変速制御系のブロック図、第4a図,第4b図は目
標エンジン回転数とリセット信号との時間変化図、第5
図は積分器をクリアした場合とクリアしない場合との目
標エンジン回転数に対する応答比較図である。 1…エンジン、10…無段変速装置、42…プーリ制御弁、
44…プーリ制御用ソレノイド、60…電子制御装置、80…
目標エンジン回転数決定手段、81…PID動作手段、82…
比例器、83…微分器、84…積分器、85…時間変化率演算
手段、86…積分器リセット手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実際のエンジン回転数と目標エンジン回転
    数との偏差をPIまたはPID動作手段によって補正し、実
    際のエンジン回転数が目標エンジン回転数へ近づくよう
    にフィードバック制御する無段変速機の変速制御装置に
    おいて、 目標エンジン回転数の上昇速度を検出する手段と、PIま
    たはPID動作手段の積分器をクリアするためのリセット
    信号を発する積分器リセット手段とを設け、該積分器リ
    セット手段は目標エンジン回転数の上昇速度が設定値を
    越えた時にリセット信号を発することを特徴とする無段
    変速機の変速制御装置。
JP62172492A 1987-07-10 1987-07-10 無段変速機の変速制御装置 Expired - Fee Related JPH0826932B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62172492A JPH0826932B2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10 無段変速機の変速制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62172492A JPH0826932B2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10 無段変速機の変速制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6416444A JPS6416444A (en) 1989-01-19
JPH0826932B2 true JPH0826932B2 (ja) 1996-03-21

Family

ID=15942980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62172492A Expired - Fee Related JPH0826932B2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10 無段変速機の変速制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0826932B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3056773A4 (en) 2013-10-08 2017-01-25 Jatco Ltd Control device for continuously variable transmission equipped with auxiliary transmission
CN117553117A (zh) * 2022-08-05 2024-02-13 上海汽车集团股份有限公司 无极变速器的速比积分控制方法和相关装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60249759A (ja) * 1984-05-23 1985-12-10 Nissan Motor Co Ltd 無段変速機の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6416444A (en) 1989-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3358419B2 (ja) 無段自動変速機の変速制御装置
US4718012A (en) Control system for drive train including continuously variable transmission
JP3168951B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置
JP2605840B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置
JP2663673B2 (ja) ロックアップクラッチの制御装置
JPH03121357A (ja) 無段変速機の変速制御装置
JPH0765666B2 (ja) 無段変速機の制御装置
JP3695230B2 (ja) 車両用無段変速機の変速制御装置及び変速制御方法
US7066855B2 (en) Line pressure control apparatus for continuously variable transmission
JPH0674847B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置
JPH0686190B2 (ja) 自動発進クラッチの制御装置
JPH01164632A (ja) Vベルト式無段変速機の変速制御装置
JP2805148B2 (ja) トルクコンバータのスリップ制御装置
JP2910325B2 (ja) ロックアップ装置の制御装置
JPH01116365A (ja) Vベルト式無段変速機の変速制御装置
JPH01279155A (ja) Vベルト式無段変速機の制御装置
JPH0481646B2 (ja)
JPH0672625B2 (ja) 自動発進クラツチの制御方法
JPH01215635A (ja) 無段変速機の変速制御装置
JPS63162343A (ja) 自動発進クラツチの制御装置
JP2883721B2 (ja) 流体継手の締結力制御装置
JPH061089B2 (ja) 自動変速機の発進クラツチ制御方法
JPH01108454A (ja) Vベルト式無段変速機の変速制御装置
JPS63149231A (ja) 自動発進クラツチの制御装置
JPH0672626B2 (ja) 自動発進クラツチの制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees