JPH08269436A - 膨潤性止水材 - Google Patents
膨潤性止水材Info
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- JPH08269436A JPH08269436A JP11220295A JP11220295A JPH08269436A JP H08269436 A JPH08269436 A JP H08269436A JP 11220295 A JP11220295 A JP 11220295A JP 11220295 A JP11220295 A JP 11220295A JP H08269436 A JPH08269436 A JP H08269436A
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- JP
- Japan
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- water
- swellable
- stopping
- fiber
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は被止水材面が粗面であっても、段差
があっても、十字重ね目地止水並びに止水材の繋ぎがあ
っても完全に止水ができ作業性も良く、しかも膨潤性繊
維の繰り返し膨潤性によって例え止水隙間が変化しても
完全止水ができる乾式止水材を提供する。 【構成】 水吸収倍率36倍以上、水吸収量が1700
g/m2以上、並びに見掛け密度が0.01g/cm3
〜0.20g/cm3の範囲にある膨潤性繊維を使用す
る。
があっても、十字重ね目地止水並びに止水材の繋ぎがあ
っても完全に止水ができ作業性も良く、しかも膨潤性繊
維の繰り返し膨潤性によって例え止水隙間が変化しても
完全止水ができる乾式止水材を提供する。 【構成】 水吸収倍率36倍以上、水吸収量が1700
g/m2以上、並びに見掛け密度が0.01g/cm3
〜0.20g/cm3の範囲にある膨潤性繊維を使用す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被止水材面が粗面、段
差、止水材同士の繋ぎ部並びに止水材の十字重ね目地部
位に特に有効な止水材に関するものである。更に詳しく
は土木止水、住宅の壁材等のALC板、プレキャストコ
ンクリート板、木材、木片セメント、レンガ、石材、コ
ルゲート管、ヒューム管等の粗面部材の隙間止水あるい
は塗装鋼板の繋ぎ部等の段差部位の止水あるいは止水材
同士の繋ぎ部位の止水あるいはた縦目地並びに横目地の
交差する十字重ね部位の止水に有効でしかも耐久性を有
する止水材に関するものである。
差、止水材同士の繋ぎ部並びに止水材の十字重ね目地部
位に特に有効な止水材に関するものである。更に詳しく
は土木止水、住宅の壁材等のALC板、プレキャストコ
ンクリート板、木材、木片セメント、レンガ、石材、コ
ルゲート管、ヒューム管等の粗面部材の隙間止水あるい
は塗装鋼板の繋ぎ部等の段差部位の止水あるいは止水材
同士の繋ぎ部位の止水あるいはた縦目地並びに横目地の
交差する十字重ね部位の止水に有効でしかも耐久性を有
する止水材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】産業界では各種部位に各種止水材が使用
されているが、特に完全止水が困難な部位としては被止
水材面が粗面である場合、あるいは被止水材面が平滑で
なく段差がある場合、あるいは止水材を止水隙間に固定
後隙間間隔が変化する場合、あるいは住宅のように長期
間の止水を必要とする場合である。また縦目地と横目地
が交差する十字重ね目地部位の止水もある。これらの部
位には定形止水材ではなく不定形の液状止水剤たとえば
チオコール系、ポリウレタン系、ブチル系、アルキッド
系等の止水剤が使用されてきた。しかしながら液状止水
剤は現場作業を必要とすると同時に特殊の技術経験を有
する職人が必要である。しかも液状止水剤も施行時には
止水は良好であるが、建物の変化で止水隙間が変化して
も隙間に追従できる硬化した液状止水剤の耐久性がせい
ぜい10年程度である欠点を有する。これは液状止水剤
は複雑な隙間に対応できるが長期の経時で止水材面から
止水剤が剥離を起こし、止水材としての作用をなさない
ためである。また液状止水剤は再度塗布することができ
るが定形止水材は取り替えることができずしかも長期間
の止水に耐えられるものがなかったことから住宅、土木
等の部位には使用されていなかった。
されているが、特に完全止水が困難な部位としては被止
水材面が粗面である場合、あるいは被止水材面が平滑で
なく段差がある場合、あるいは止水材を止水隙間に固定
後隙間間隔が変化する場合、あるいは住宅のように長期
間の止水を必要とする場合である。また縦目地と横目地
が交差する十字重ね目地部位の止水もある。これらの部
位には定形止水材ではなく不定形の液状止水剤たとえば
チオコール系、ポリウレタン系、ブチル系、アルキッド
系等の止水剤が使用されてきた。しかしながら液状止水
剤は現場作業を必要とすると同時に特殊の技術経験を有
する職人が必要である。しかも液状止水剤も施行時には
止水は良好であるが、建物の変化で止水隙間が変化して
も隙間に追従できる硬化した液状止水剤の耐久性がせい
ぜい10年程度である欠点を有する。これは液状止水剤
は複雑な隙間に対応できるが長期の経時で止水材面から
止水剤が剥離を起こし、止水材としての作用をなさない
ためである。また液状止水剤は再度塗布することができ
るが定形止水材は取り替えることができずしかも長期間
の止水に耐えられるものがなかったことから住宅、土木
等の部位には使用されていなかった。
【0003】これらの欠点を解決すべく液状止水剤でな
く定形止水材を使用する試みがなされている。このため
に定形止水材も非発泡体から発泡体へと、即ち使用する
止水材が被止水材面に追従すべく変形しやすくする努力
がなされている。また発泡体であっても低硬度化、高伸
度化、高発泡化が進められ更に独立気泡体から止水性を
有する連続気泡体へと低硬度化、高追従性化が計られて
きた。しかしながらこれらの発泡体も被止水材面への止
水材の追従を要求され低硬度、高伸度が要求されるが、
追従によって必ず応力が発生十分に追従できず、もしも
追従を十分にすると強度が低下して未だ十分に実用に供
されるものがない状況である。
く定形止水材を使用する試みがなされている。このため
に定形止水材も非発泡体から発泡体へと、即ち使用する
止水材が被止水材面に追従すべく変形しやすくする努力
がなされている。また発泡体であっても低硬度化、高伸
度化、高発泡化が進められ更に独立気泡体から止水性を
有する連続気泡体へと低硬度化、高追従性化が計られて
きた。しかしながらこれらの発泡体も被止水材面への止
水材の追従を要求され低硬度、高伸度が要求されるが、
追従によって必ず応力が発生十分に追従できず、もしも
追従を十分にすると強度が低下して未だ十分に実用に供
されるものがない状況である。
【0004】また住宅の外装パネルの縦目地、横目地の
交差する十字重ね目地部位に定形止水材を使用すると縦
目地止水材と横目地止水材が重なって止水材の厚さから
くる段差隙間が発生する。これらの部位については現在
定形止水材での対応が不十分であり未だ液状止水剤が主
流となっている。
交差する十字重ね目地部位に定形止水材を使用すると縦
目地止水材と横目地止水材が重なって止水材の厚さから
くる段差隙間が発生する。これらの部位については現在
定形止水材での対応が不十分であり未だ液状止水剤が主
流となっている。
【0005】また塗装鋼板同士の繋ぎ部位の段差や各種
部材の集合部位の部材間の寸法並びに厚さ等による段差
に対応できる定形止水材はなく、未加硫ブチルと定形止
水材との接着複合材等で対応しているが十分のものは未
だ無い。
部材の集合部位の部材間の寸法並びに厚さ等による段差
に対応できる定形止水材はなく、未加硫ブチルと定形止
水材との接着複合材等で対応しているが十分のものは未
だ無い。
【0006】また定形止水材と定形止水材とを繋げる場
合、止水材を二重に上から重ねるのが無駄がなく好まし
いが、止水材同士の厚さからくる段差隙間を生じて漏水
する。従って繋ぎの無い状態での使用に限定され、繋ぎ
を必要とする時は新しい止水材に変え残りは廃棄されて
いた。また長期間の使用に対しては使用止水材の強度等
の耐久性以外に建物の変化に対しても止水材が追従して
新しい隙間を埋める必要があるが、このようなことはゴ
ムあるいはプラスチックでは応力緩和を起こし複元力が
なくなって不可能のことであった。
合、止水材を二重に上から重ねるのが無駄がなく好まし
いが、止水材同士の厚さからくる段差隙間を生じて漏水
する。従って繋ぎの無い状態での使用に限定され、繋ぎ
を必要とする時は新しい止水材に変え残りは廃棄されて
いた。また長期間の使用に対しては使用止水材の強度等
の耐久性以外に建物の変化に対しても止水材が追従して
新しい隙間を埋める必要があるが、このようなことはゴ
ムあるいはプラスチックでは応力緩和を起こし複元力が
なくなって不可能のことであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
に鑑みてなされたものであり第一の目的は被止水材面が
粗面であっても低圧縮、低圧縮荷重で高止水する能力を
有する止水材を提供するものである。また他の目的は特
殊の技能者でなくても止水作業が可能な定形止水材を提
供することにある。また他の目的は止水材が交差する十
字重ね目地部位に対して低圧縮、低圧縮荷重で十分に適
応性のある止水材を提供することにある。また他の目的
は塗装鋼板同士の繋ぎ部位の段差並びに多くの部材の集
合部の段差に低圧縮、低圧縮荷重で十分対応できる止水
材を提供することにある。また他の目的は止水材同士の
重ね繋ぎが可能な止水材を提供することにある。また他
の目的は長期間の止水隙間圧縮によって止水材歪が発
生、しかも建物等の変化によって止水隙間の寸法が変化
して止水材と被止水材との間に隙間を生じても、自己の
吸水による自己膨張によって繰り返し隙間を密閉できる
長期に渡っても止水可能な止水材を提供することにあ
る。
に鑑みてなされたものであり第一の目的は被止水材面が
粗面であっても低圧縮、低圧縮荷重で高止水する能力を
有する止水材を提供するものである。また他の目的は特
殊の技能者でなくても止水作業が可能な定形止水材を提
供することにある。また他の目的は止水材が交差する十
字重ね目地部位に対して低圧縮、低圧縮荷重で十分に適
応性のある止水材を提供することにある。また他の目的
は塗装鋼板同士の繋ぎ部位の段差並びに多くの部材の集
合部の段差に低圧縮、低圧縮荷重で十分対応できる止水
材を提供することにある。また他の目的は止水材同士の
重ね繋ぎが可能な止水材を提供することにある。また他
の目的は長期間の止水隙間圧縮によって止水材歪が発
生、しかも建物等の変化によって止水隙間の寸法が変化
して止水材と被止水材との間に隙間を生じても、自己の
吸水による自己膨張によって繰り返し隙間を密閉できる
長期に渡っても止水可能な止水材を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前述の課題
を解決すべく鋭意検討した結果、最も変形自由度の大き
い特殊条件を具備する水膨潤繊維によって問題を解決す
ることを見い出し本発明を完成した。本発明は水膨潤性
繊維単独の水吸水倍率が36倍以上、水吸水量が170
0g/m2(片面)以上、並びに見掛け比重が0.01
g/cm3から0.20g/cm3(ゴムまたは軟質プ
ラスチック発泡体を除く)の範囲にある水膨潤性繊維を
使用することにある。
を解決すべく鋭意検討した結果、最も変形自由度の大き
い特殊条件を具備する水膨潤繊維によって問題を解決す
ることを見い出し本発明を完成した。本発明は水膨潤性
繊維単独の水吸水倍率が36倍以上、水吸水量が170
0g/m2(片面)以上、並びに見掛け比重が0.01
g/cm3から0.20g/cm3(ゴムまたは軟質プ
ラスチック発泡体を除く)の範囲にある水膨潤性繊維を
使用することにある。
【0009】また好ましくは水膨潤性繊維が非膨潤性繊
維を表面より膨潤化変性処理を施したものである。また
更に好ましくは水膨潤性繊維が内層部と外層部とから成
り立ち、外層部がアクリロニトリル系重合体、且つ −
C00X(X:アルカリ金属またはNH4)で示される
塩型カルボキシ基を有するする水膨潤性繊維を使用する
ことにある。
維を表面より膨潤化変性処理を施したものである。また
更に好ましくは水膨潤性繊維が内層部と外層部とから成
り立ち、外層部がアクリロニトリル系重合体、且つ −
C00X(X:アルカリ金属またはNH4)で示される
塩型カルボキシ基を有するする水膨潤性繊維を使用する
ことにある。
【0010】本発明は特に従来の定形止水材で十分に止
水を達成できなかった部位並びに長期止水耐久性を達成
できなかった部位に対して特定の性能を有する水膨潤性
繊維を用いることによって、例え止水施工後止水隙間が
変化しても、自己で膨張して止水十分に止水能力を有す
る止水材を提供するものである。即ち本発明は被止水材
面が粗面であっても、十分に止水する能力を有する止水
材を提供する。また止水材同士が交差する特に縦目地と
横目地が交差する住宅等の十字重ね目地部位に対して適
合性のある止水材を提供する。また建物等が長期間の経
年変化を受け、しかも止水材の複元力がなくても止水隙
間を生じても可逆的な自己吸水膨張によって長期に渡っ
て止水能力が低下しない止水材を提供するこにある。ま
た被止水材面が平滑でなく段差のある状態でも十分に止
水能力を発揮できる止水材を提供することにある。また
止水材同士の重ね繋ぎが可能な止水材を提供することに
ある。
水を達成できなかった部位並びに長期止水耐久性を達成
できなかった部位に対して特定の性能を有する水膨潤性
繊維を用いることによって、例え止水施工後止水隙間が
変化しても、自己で膨張して止水十分に止水能力を有す
る止水材を提供するものである。即ち本発明は被止水材
面が粗面であっても、十分に止水する能力を有する止水
材を提供する。また止水材同士が交差する特に縦目地と
横目地が交差する住宅等の十字重ね目地部位に対して適
合性のある止水材を提供する。また建物等が長期間の経
年変化を受け、しかも止水材の複元力がなくても止水隙
間を生じても可逆的な自己吸水膨張によって長期に渡っ
て止水能力が低下しない止水材を提供するこにある。ま
た被止水材面が平滑でなく段差のある状態でも十分に止
水能力を発揮できる止水材を提供することにある。また
止水材同士の重ね繋ぎが可能な止水材を提供することに
ある。
【0011】本発明について更に詳細に説明する。本発
明に使用することのできる水膨潤性繊維としては水吸収
倍率が36倍以上、更に好ましくは40倍以上、水吸収
量が1700g/m2以上、並びに見掛け密度が0.0
1g/cm3〜0.20g/cm3の条件を満たす必要
がある。特に見掛け密度は0.01g/cm3〜0.1
g/cm3が特に好ましい。水吸収倍率並びに水吸収量
は以下のごとくとして測定された値である。JIS−Z
−8703に従う標準状態下で縦200mm、横50m
mのサンプルを切り出してその重さ(W)を秤量する。
次ぎに本サンプルをサンプル上面が水面下10mmに位
置するようにして純水中に30分間浸漬した後、80メ
ツシマの金網上に5分間放置して重量(W1)を測定す
る。もしもサンプルサイズが異なる場合には前記測定方
法に準拠して測定並びに補正されれば良い。 見掛け密度はJIS−Z−8703に従う標準状態でし
かも無圧縮条件下で体積(V)及び重量を(W2)を測
定、下式より算出する。但し厚さの測定についてはマイ
クロゲージを用いて場所を変えて五点正確に測定して平
均する。
明に使用することのできる水膨潤性繊維としては水吸収
倍率が36倍以上、更に好ましくは40倍以上、水吸収
量が1700g/m2以上、並びに見掛け密度が0.0
1g/cm3〜0.20g/cm3の条件を満たす必要
がある。特に見掛け密度は0.01g/cm3〜0.1
g/cm3が特に好ましい。水吸収倍率並びに水吸収量
は以下のごとくとして測定された値である。JIS−Z
−8703に従う標準状態下で縦200mm、横50m
mのサンプルを切り出してその重さ(W)を秤量する。
次ぎに本サンプルをサンプル上面が水面下10mmに位
置するようにして純水中に30分間浸漬した後、80メ
ツシマの金網上に5分間放置して重量(W1)を測定す
る。もしもサンプルサイズが異なる場合には前記測定方
法に準拠して測定並びに補正されれば良い。 見掛け密度はJIS−Z−8703に従う標準状態でし
かも無圧縮条件下で体積(V)及び重量を(W2)を測
定、下式より算出する。但し厚さの測定についてはマイ
クロゲージを用いて場所を変えて五点正確に測定して平
均する。
【0012】水吸収倍率が36倍以下於いては止水力が
小さく実用に供することはできない。また水吸収量が1
700g/m2以下に於いても全体としての止水するた
めの膨潤量が少なく実用に供することはできない。また
見掛け比重が0.01g/cm3以下では綿の様な状態
であり止水材の厚さが厚くなって圧縮代が大きくなって
作業上好ましくない。更に見掛け比重が0.20g/c
m3以上となると繊維密度が高くなって繊維の自由変形
ができなくなって本発明の主たる目的である被止水物の
粗面並びに段差等の適応性が無くなり好ましくない。即
ち本発明はゴムまたはプラスチック発泡体と違って各繊
維一本一本の自由変形性を活かして相手基材表面に追従
させ、更に水を吸収し膨潤して密閉止水する。
小さく実用に供することはできない。また水吸収量が1
700g/m2以下に於いても全体としての止水するた
めの膨潤量が少なく実用に供することはできない。また
見掛け比重が0.01g/cm3以下では綿の様な状態
であり止水材の厚さが厚くなって圧縮代が大きくなって
作業上好ましくない。更に見掛け比重が0.20g/c
m3以上となると繊維密度が高くなって繊維の自由変形
ができなくなって本発明の主たる目的である被止水物の
粗面並びに段差等の適応性が無くなり好ましくない。即
ち本発明はゴムまたはプラスチック発泡体と違って各繊
維一本一本の自由変形性を活かして相手基材表面に追従
させ、更に水を吸収し膨潤して密閉止水する。
【0013】次ぎに本発明に使用する水膨潤性繊維とし
ては第一に繊維基材に吸水性モノマーを付着重合させた
水膨潤性繊維、第二に非膨潤性繊維全体を膨潤化変性処
理を施した水膨潤性繊維、第三に非水膨潤性繊維の外層
部を選択的に吸水膨潤化変性処理を施した水膨潤性繊維
等がある。また先に第一として示した水膨潤性繊維とし
ては特開昭63−28639、特開平7−1634等に
示されているように、例えばポリエチレン系繊維にエチ
レン性不飽和モノマーを付着した後重合させたものであ
り第二に示した水膨潤性繊維としては特開昭56−15
458、特公昭52−42916等に示されているカル
ボキンアルキリ化セルロース繊維並びにアクリロニトル
系繊維等である。第三に示した水膨潤性繊維としては特
公昭58−10508、特開昭57−21549に示さ
れている繊維外層部が水膨潤性のC00X(X:アルカ
リ金属又はNH4)基を有するアクリロニトリル系繊維
等である。しかしながら最も好ましくは第三に示した外
層部を膨潤化変性処理したアクリロニトリル系吸水膨潤
性繊維である。第一の吸水性モノマーを付着重合させた
水膨潤性繊維は非水膨潤性繊維の表面に不定形に吸水性
モノマーを重合させたものであり繊維としての柔軟性に
劣り被止水材面への適応性に劣る。第二のカルボキシア
ルキル化セルロース繊維、アクリロニトリル系繊維は吸
水性モノマーを付着重合させたものではなく水酸化ナト
リウム等で繊維中のCOOH基やCN基を親水化させた
ものであり、繊維としての柔軟性に優れていること、並
びに吸水性モノマーを付着重合させた水膨潤性繊維のよ
うな脱落が無い点で好ましいが繊維全体が膨潤する為、
吸水すると繊維強度が大幅に低下すること並びに繊維の
長さ方向にも膨潤するため膨張力が厚さ方向に限定され
ず止水圧が大きくならないこと、更に止水材が長さや幅
方向に吸水膨張してとびだす為、止水後の外観が悪いな
どの問題点を有している。第三に説明した水膨潤性繊維
はアクリロニトリル系の非吸水膨潤性繊維の外層部外層
部のみを選択的にアルカリ等で親水化させたもの等であ
り、吸水性モノマーの場合の様な脱落も全くなく繊維本
来の柔軟性を有しており吸水時の強度低下も内層部が非
膨潤性であるため小さく、しかも繊維の長さ方向の膨潤
も全くなく耐久性を有するため本発明に最も適してい
る。本発明に使用する水膨潤性繊維は繊維フイラメント
の状態で水膨潤性繊維化するか、あるいは定形の繊維物
とした後水膨潤性繊維化しても良い。本発明に使用する
水膨潤性繊維の形態としては織布、不織布、編地等があ
るが望ましくは方向性の無い不織布が本発明には最も適
してる。
ては第一に繊維基材に吸水性モノマーを付着重合させた
水膨潤性繊維、第二に非膨潤性繊維全体を膨潤化変性処
理を施した水膨潤性繊維、第三に非水膨潤性繊維の外層
部を選択的に吸水膨潤化変性処理を施した水膨潤性繊維
等がある。また先に第一として示した水膨潤性繊維とし
ては特開昭63−28639、特開平7−1634等に
示されているように、例えばポリエチレン系繊維にエチ
レン性不飽和モノマーを付着した後重合させたものであ
り第二に示した水膨潤性繊維としては特開昭56−15
458、特公昭52−42916等に示されているカル
ボキンアルキリ化セルロース繊維並びにアクリロニトル
系繊維等である。第三に示した水膨潤性繊維としては特
公昭58−10508、特開昭57−21549に示さ
れている繊維外層部が水膨潤性のC00X(X:アルカ
リ金属又はNH4)基を有するアクリロニトリル系繊維
等である。しかしながら最も好ましくは第三に示した外
層部を膨潤化変性処理したアクリロニトリル系吸水膨潤
性繊維である。第一の吸水性モノマーを付着重合させた
水膨潤性繊維は非水膨潤性繊維の表面に不定形に吸水性
モノマーを重合させたものであり繊維としての柔軟性に
劣り被止水材面への適応性に劣る。第二のカルボキシア
ルキル化セルロース繊維、アクリロニトリル系繊維は吸
水性モノマーを付着重合させたものではなく水酸化ナト
リウム等で繊維中のCOOH基やCN基を親水化させた
ものであり、繊維としての柔軟性に優れていること、並
びに吸水性モノマーを付着重合させた水膨潤性繊維のよ
うな脱落が無い点で好ましいが繊維全体が膨潤する為、
吸水すると繊維強度が大幅に低下すること並びに繊維の
長さ方向にも膨潤するため膨張力が厚さ方向に限定され
ず止水圧が大きくならないこと、更に止水材が長さや幅
方向に吸水膨張してとびだす為、止水後の外観が悪いな
どの問題点を有している。第三に説明した水膨潤性繊維
はアクリロニトリル系の非吸水膨潤性繊維の外層部外層
部のみを選択的にアルカリ等で親水化させたもの等であ
り、吸水性モノマーの場合の様な脱落も全くなく繊維本
来の柔軟性を有しており吸水時の強度低下も内層部が非
膨潤性であるため小さく、しかも繊維の長さ方向の膨潤
も全くなく耐久性を有するため本発明に最も適してい
る。本発明に使用する水膨潤性繊維は繊維フイラメント
の状態で水膨潤性繊維化するか、あるいは定形の繊維物
とした後水膨潤性繊維化しても良い。本発明に使用する
水膨潤性繊維の形態としては織布、不織布、編地等があ
るが望ましくは方向性の無い不織布が本発明には最も適
してる。
【0014】不織布は前もって不織布を作成しておいて
後工程で反応吸水膨潤性繊維化する方法あるいは短繊維
の状態で反応吸水膨潤性繊維化を行い、この吸水膨潤性
繊維を後工程で不織布にする方法等が用いられる。後工
程で織布あるいは不織布とする方法に於いては接着強度
を向上させる目的あるいは強度を向上する目的等で他の
非吸水膨潤性繊維を混合することも可能である。またこ
のことによって膨潤性を変化させることができる。また
繊維の太さについては特に限定はないが15デニール以
下、好ましくは0.2デニールから10デニールの範囲
である。繊維の太さが15デニール以上となると粗面へ
の追従性、段差面への追従性がなく本発明には使用でき
ない。また0・2デニール以下になると特に第三の水膨
潤性繊維、即ち非水膨潤繊維の外層部に選択的に膨潤化
変性処理をおこなうことが困難となる。また繊維の長さ
については特に限定されず短繊維であっても長繊維であ
っても本発明に使用することができる。またゴムまたは
プラスチック発泡体の面に配する水膨潤性繊維の目付量
は40g/m2から2000g/m2、好ましくは50
g/m2から600g/m2である。
後工程で反応吸水膨潤性繊維化する方法あるいは短繊維
の状態で反応吸水膨潤性繊維化を行い、この吸水膨潤性
繊維を後工程で不織布にする方法等が用いられる。後工
程で織布あるいは不織布とする方法に於いては接着強度
を向上させる目的あるいは強度を向上する目的等で他の
非吸水膨潤性繊維を混合することも可能である。またこ
のことによって膨潤性を変化させることができる。また
繊維の太さについては特に限定はないが15デニール以
下、好ましくは0.2デニールから10デニールの範囲
である。繊維の太さが15デニール以上となると粗面へ
の追従性、段差面への追従性がなく本発明には使用でき
ない。また0・2デニール以下になると特に第三の水膨
潤性繊維、即ち非水膨潤繊維の外層部に選択的に膨潤化
変性処理をおこなうことが困難となる。また繊維の長さ
については特に限定されず短繊維であっても長繊維であ
っても本発明に使用することができる。またゴムまたは
プラスチック発泡体の面に配する水膨潤性繊維の目付量
は40g/m2から2000g/m2、好ましくは50
g/m2から600g/m2である。
【0015】また本発明に使用できる水膨潤性繊維につ
いて更に詳細に説明する。先述の第一として示した非水
膨潤性繊維に吸水性モノマーを付着、重合させて水膨潤
性繊維を製造するには基材となる繊維が必要でありポリ
エステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミ
ド、ポリ塩化ビニル、アクリル等の単独あるいは混紡繊
維や複合繊維がある。その他綿、レーヨン等を加えても
良い。吸水性モノマーとしては重合後、吸水ポリマーに
変換できるものも含めたエチレン性不飽和モノマーであ
り、官能基としてはカルボン酸又はその塩、スルホン酸
又はその塩、ヒドロキシ基、アミド基等を有するエチレ
ン性不飽和モノマーがある。例えばアクリル酸並びにそ
の塩、メタアクリル酸並びにその塩、ヒドロキシアルキ
ルクリレート並びにその塩、アクリルアミド等がある。
いて更に詳細に説明する。先述の第一として示した非水
膨潤性繊維に吸水性モノマーを付着、重合させて水膨潤
性繊維を製造するには基材となる繊維が必要でありポリ
エステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミ
ド、ポリ塩化ビニル、アクリル等の単独あるいは混紡繊
維や複合繊維がある。その他綿、レーヨン等を加えても
良い。吸水性モノマーとしては重合後、吸水ポリマーに
変換できるものも含めたエチレン性不飽和モノマーであ
り、官能基としてはカルボン酸又はその塩、スルホン酸
又はその塩、ヒドロキシ基、アミド基等を有するエチレ
ン性不飽和モノマーがある。例えばアクリル酸並びにそ
の塩、メタアクリル酸並びにその塩、ヒドロキシアルキ
ルクリレート並びにその塩、アクリルアミド等がある。
【0016】つぎに第二として示した非水膨潤性繊維を
すべて内部まで膨潤化変性処理を行って吸水膨潤性繊維
とする繊維の例としては特公昭52−42916に示さ
れているようにアクリロニトリル系繊維を加水分解さ
せ、生成したカルボキシル基をナトリウム塩とする方法
並びに特開昭56−15458に示されているようにセ
ルロース繊維をアルカリセルロース化させ、これに2−
プロパノールの存在下にモノクロル酢酸を作用させCM
C−Na塩化させた後架橋剤を用いて架橋させるか前も
って架橋処理されたセルロース繊維をCMC−Na塩化
する方法で等の一般的方法で製造される。
すべて内部まで膨潤化変性処理を行って吸水膨潤性繊維
とする繊維の例としては特公昭52−42916に示さ
れているようにアクリロニトリル系繊維を加水分解さ
せ、生成したカルボキシル基をナトリウム塩とする方法
並びに特開昭56−15458に示されているようにセ
ルロース繊維をアルカリセルロース化させ、これに2−
プロパノールの存在下にモノクロル酢酸を作用させCM
C−Na塩化させた後架橋剤を用いて架橋させるか前も
って架橋処理されたセルロース繊維をCMC−Na塩化
する方法で等の一般的方法で製造される。
【0017】つぎに第三と示した特公昭58−1050
8、特開昭57−21549に示されているようにアク
ルロニトリル繊維の外層部を特定の濃度のアルカリ金属
水酸化物の水溶液で処理することによって製造される。
この場合内層部は同一のアクリロニトリル繊維であって
も他の共重合体であっても他の重合体であっても良い。
本水膨潤性繊維は一本の繊維の外層部が水膨潤性であ
り、しかも内層部の非水膨潤層と一体となっている。こ
のため従来膨潤性止水材として使用されているゴムまた
はプラスチックの中に別種の膨潤性樹脂を混入、あるい
は溶入させた膨潤性止水材の様に溶出することがなく繰
り返し膨潤並びに乾燥を起こす土木、住宅関連の止水材
として好ましい。
8、特開昭57−21549に示されているようにアク
ルロニトリル繊維の外層部を特定の濃度のアルカリ金属
水酸化物の水溶液で処理することによって製造される。
この場合内層部は同一のアクリロニトリル繊維であって
も他の共重合体であっても他の重合体であっても良い。
本水膨潤性繊維は一本の繊維の外層部が水膨潤性であ
り、しかも内層部の非水膨潤層と一体となっている。こ
のため従来膨潤性止水材として使用されているゴムまた
はプラスチックの中に別種の膨潤性樹脂を混入、あるい
は溶入させた膨潤性止水材の様に溶出することがなく繰
り返し膨潤並びに乾燥を起こす土木、住宅関連の止水材
として好ましい。
【0018】本発明の止水材を被止水材面に固定する方
法としては接着剤、粘着剤あるいは溶解、溶融あるいは
ホチキス等で固定する場合と単に挟み合うことによって
達成される。
法としては接着剤、粘着剤あるいは溶解、溶融あるいは
ホチキス等で固定する場合と単に挟み合うことによって
達成される。
【0019】
【作用】従来のゴムまたは軟質プラスチックあるいはそ
の発泡体等の定形止水材は粗面止水性、段差止水性、十
字重ね目地止水性、繋ぎ止水性に劣り完全止水は不可能
なものと考えられてきた。また建物等の径年変化で止水
隙間が変形して新しい隙間を生じても、ゴムまたは軟質
プラスチックは永久歪みを起こして複元力が無くこの新
しい隙間を密閉する力ができず漏水することから長期耐
久性が無い。また例え長期径年で止水隙間が変形しなか
ったとしても応力緩和を起こし、へたりを生じて止水材
の反発力はゼロとなって、その止水材を被止水材との界
面より漏水する欠点があった。以上の問題点からこれら
ゴムまたは軟質プラスチック発泡体を主体とする止水材
は長期の耐久性を必要としない自動車、弱電等には幅広
く用いられているが長期の耐久性を必要とする住宅並び
に土木分野に於いては未だ液状止水剤(不定形止水材)
が主流となっている。本発明は水吸収量が1700g/
m2以上、見掛け密度が0.01g/cm3〜0.20
g/cm3並びに水吸収倍率が36倍以上の条件を満た
す水膨潤性繊維を用いることによって前述の問題点を解
決する。即ち水吸収量が1700g/m2以下では止水
面を止水するだけの止水力を生じない。また見掛け密度
が0.01g/cm3以下では繊維物が嵩ばって、しか
も剛性がなく取扱いにくいのみならず止水する隙間に厚
い止水材を入れられるよう大きく設計する必要があり、
圧縮固定のための「締め代」が大きくなって好ましくな
い。また見掛け密度が0.20g/cm3以上になると
繊維一本一本の自由変形どが小さくなって粗面止水性、
段差止水性、十字重ね目地止水性、繋ぎ止水性が満たさ
れない。また水吸収倍率が36倍以下では水を吸収する
ことができても膨潤によって隙間を完全に密閉すること
ができずしかも止水力も生じない。本発明に使用する水
膨潤性繊維は可逆的に水を吸収して膨張したりする性質
を有することから止水施行後、新しい隙間が発生しても
膨潤して新しい隙間を密閉止水することができる。即ち
本止水材は限定された水吸収率、見掛け密度、水吸収倍
率を設定することによって、これまで不可能とされてき
た粗面止水性、段差止水性、十字重ね目地止水性、繋ぎ
止水性並びに長期耐久性に関する止水を可能のものとす
ることができる。
の発泡体等の定形止水材は粗面止水性、段差止水性、十
字重ね目地止水性、繋ぎ止水性に劣り完全止水は不可能
なものと考えられてきた。また建物等の径年変化で止水
隙間が変形して新しい隙間を生じても、ゴムまたは軟質
プラスチックは永久歪みを起こして複元力が無くこの新
しい隙間を密閉する力ができず漏水することから長期耐
久性が無い。また例え長期径年で止水隙間が変形しなか
ったとしても応力緩和を起こし、へたりを生じて止水材
の反発力はゼロとなって、その止水材を被止水材との界
面より漏水する欠点があった。以上の問題点からこれら
ゴムまたは軟質プラスチック発泡体を主体とする止水材
は長期の耐久性を必要としない自動車、弱電等には幅広
く用いられているが長期の耐久性を必要とする住宅並び
に土木分野に於いては未だ液状止水剤(不定形止水材)
が主流となっている。本発明は水吸収量が1700g/
m2以上、見掛け密度が0.01g/cm3〜0.20
g/cm3並びに水吸収倍率が36倍以上の条件を満た
す水膨潤性繊維を用いることによって前述の問題点を解
決する。即ち水吸収量が1700g/m2以下では止水
面を止水するだけの止水力を生じない。また見掛け密度
が0.01g/cm3以下では繊維物が嵩ばって、しか
も剛性がなく取扱いにくいのみならず止水する隙間に厚
い止水材を入れられるよう大きく設計する必要があり、
圧縮固定のための「締め代」が大きくなって好ましくな
い。また見掛け密度が0.20g/cm3以上になると
繊維一本一本の自由変形どが小さくなって粗面止水性、
段差止水性、十字重ね目地止水性、繋ぎ止水性が満たさ
れない。また水吸収倍率が36倍以下では水を吸収する
ことができても膨潤によって隙間を完全に密閉すること
ができずしかも止水力も生じない。本発明に使用する水
膨潤性繊維は可逆的に水を吸収して膨張したりする性質
を有することから止水施行後、新しい隙間が発生しても
膨潤して新しい隙間を密閉止水することができる。即ち
本止水材は限定された水吸収率、見掛け密度、水吸収倍
率を設定することによって、これまで不可能とされてき
た粗面止水性、段差止水性、十字重ね目地止水性、繋ぎ
止水性並びに長期耐久性に関する止水を可能のものとす
ることができる。
【0020】水膨潤性繊維は生理用品、おむつ、土壌改
良材、結露防止材、ドリップ吸収材等には大量に使用さ
れているが、止水材としては長年に渡って使用が提案さ
れてきたが、せいぜい実用化されているのは被覆ゴム内
に使用した電話ケーブルの例であり被覆ゴムの破損時の
緊急止水に使用されている程度である。このことは一般
の自動車や弱電等の止水材用途では粗面止水性、段差止
水性、十字重ね目地止水性、繋ぎ止水性、長期耐久性を
要求されないためゴムまたは軟質プラスチック発泡体と
較べて止水性並びに作業性も特に優れていないことにな
るためと考えられる。
良材、結露防止材、ドリップ吸収材等には大量に使用さ
れているが、止水材としては長年に渡って使用が提案さ
れてきたが、せいぜい実用化されているのは被覆ゴム内
に使用した電話ケーブルの例であり被覆ゴムの破損時の
緊急止水に使用されている程度である。このことは一般
の自動車や弱電等の止水材用途では粗面止水性、段差止
水性、十字重ね目地止水性、繋ぎ止水性、長期耐久性を
要求されないためゴムまたは軟質プラスチック発泡体と
較べて止水性並びに作業性も特に優れていないことにな
るためと考えられる。
【0021】本発明の膨潤性止水材は部材面で従来の疎
水性の止水材で止水が困難であった親水性材料例えばコ
ンクリート面の止水から、レンガ面、タイル面、石材
面、木材面等への止水に特に適すると共に凹凸面への止
水性が特に優れている。これらの被止水材料は親水性材
料であるため従来の疎水性止水材を使用した場合、疎水
性止水材と被止水材面には毛細管現象が働き漏水する。
こらに対して本発明の止水材は親水性であるため吸水に
よって止水圧を高めることから完全に被止水材面を圧し
て漏水しないものと考えられる。
水性の止水材で止水が困難であった親水性材料例えばコ
ンクリート面の止水から、レンガ面、タイル面、石材
面、木材面等への止水に特に適すると共に凹凸面への止
水性が特に優れている。これらの被止水材料は親水性材
料であるため従来の疎水性止水材を使用した場合、疎水
性止水材と被止水材面には毛細管現象が働き漏水する。
こらに対して本発明の止水材は親水性であるため吸水に
よって止水圧を高めることから完全に被止水材面を圧し
て漏水しないものと考えられる。
【0022】本発明の膨潤性止水材の用途は住宅関係の
壁パネル隙間、上下階間のジョイント屋根部材間の隙間
止水や土木等のコルゲート管等ジョイント、ヒューム管
ジョイント、ボックスカルバートジョイント、マンホー
ルジョイント等の止水材である。特に土木に於いてはコ
ルゲート管のジョイント止水材、ヒューム管ジョイトト
止水材、住宅では外壁パネル間の隙間シールに最適であ
る。
壁パネル隙間、上下階間のジョイント屋根部材間の隙間
止水や土木等のコルゲート管等ジョイント、ヒューム管
ジョイント、ボックスカルバートジョイント、マンホー
ルジョイント等の止水材である。特に土木に於いてはコ
ルゲート管のジョイント止水材、ヒューム管ジョイトト
止水材、住宅では外壁パネル間の隙間シールに最適であ
る。
【0023】
【実施例1】3デニールのアクリロニトリル繊維の外層
部を特定濃度のアルカリで処理して外層部をCOO−N
a化させた繊維に他の非吸水膨潤性の繊維を混紡させ不
織布を作成した。特性並び止水性を第一表に示す。止水
性は内径30mm、外径90mmのドーナッツ形状にテ
ストサンプルを打ち抜き厚さ30mmの2枚のポリカー
ボネイト板にサンドイッチして、ドーナツ状形状サンプ
ルの中央部穴から水圧をかけ1日以上に渡ってて止水で
きた水圧を測定する。段差止水は厚さ1.0mm、幅1
0mmのステンレス製スペーサーをテストサンプル上に
中心に向かって、テストサンプルを跨いで交差して乗せ
止水テストを行う。本表より明らかの様に本発明の膨潤
性止水材は、低圧縮、低圧縮荷重で段差無し止水性能も
段差有りの止水性能も特に優れている。また本膨潤止水
材の各圧縮率での硬さはJISK6767に準拠して測
定した。
部を特定濃度のアルカリで処理して外層部をCOO−N
a化させた繊維に他の非吸水膨潤性の繊維を混紡させ不
織布を作成した。特性並び止水性を第一表に示す。止水
性は内径30mm、外径90mmのドーナッツ形状にテ
ストサンプルを打ち抜き厚さ30mmの2枚のポリカー
ボネイト板にサンドイッチして、ドーナツ状形状サンプ
ルの中央部穴から水圧をかけ1日以上に渡ってて止水で
きた水圧を測定する。段差止水は厚さ1.0mm、幅1
0mmのステンレス製スペーサーをテストサンプル上に
中心に向かって、テストサンプルを跨いで交差して乗せ
止水テストを行う。本表より明らかの様に本発明の膨潤
性止水材は、低圧縮、低圧縮荷重で段差無し止水性能も
段差有りの止水性能も特に優れている。また本膨潤止水
材の各圧縮率での硬さはJISK6767に準拠して測
定した。
【0024】
【比較例1】比較例1はクロロプレンゴムスポンジ単独
での止水結果であり表1に示す。止水テストは実施例と
同様にしておこなった。以上の結果よりクロロプレンゴ
ムスポンジは特に高圧縮しても特に段差止水性が劣ると
同時に高圧縮荷重となって被止水材が変形しやすいこと
がわかる。
での止水結果であり表1に示す。止水テストは実施例と
同様にしておこなった。以上の結果よりクロロプレンゴ
ムスポンジは特に高圧縮しても特に段差止水性が劣ると
同時に高圧縮荷重となって被止水材が変形しやすいこと
がわかる。
【0025】
【発明の効果】本発明により被止水材面が粗面、段差、
十字重ね目地止水あるいは繋ぎがあっても完全なる止水
ができる。また長期止水に関する耐久性についても例え
止水隙間が変化しても、膨潤性繊維の吸水による繰り返
し膨潤によって隙間を密閉することができる。このこと
によって従来住宅、ビル、土木分野で液状シーリング材
を現場施行していた箇所が本発明の膨潤性止水材によっ
て代替することができ従って効率性の良い工場生産が可
能となると共に特殊の技能者を必要としない。
十字重ね目地止水あるいは繋ぎがあっても完全なる止水
ができる。また長期止水に関する耐久性についても例え
止水隙間が変化しても、膨潤性繊維の吸水による繰り返
し膨潤によって隙間を密閉することができる。このこと
によって従来住宅、ビル、土木分野で液状シーリング材
を現場施行していた箇所が本発明の膨潤性止水材によっ
て代替することができ従って効率性の良い工場生産が可
能となると共に特殊の技能者を必要としない。
【0026】
【第1表】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】本発明について更に詳細に説明する。本発
明に使用することのできる水膨潤性繊維としては水吸収
倍率が36倍以上、更に好ましくは40倍以上、水吸収
量が1700g/m2以上、並びに見掛け密度が0.0
1g/cm3〜0.20g/cm3の条件を満たす必要
がある。特に見掛け密度は0.01g/cm3〜0.1
g/cm3が特に好ましい。水吸水倍率並びに水吸収量
は以下のごとくとして測定された値である。JIS−Z
−8703に従う標準状態下で縦200mm、横50m
mのサンプルを切り出してその重さ(W)を秤量する。
次に本サンプルをサンプル上面が水面下10mmに位置
するようにして純水中に30分間浸漬した後、80メツ
シマの金網上に5分間放置して重量(W1)を測定す
る。もしもサンプルサイズが異なる場合には前記測定方
法に準拠して測定並びに補正されれば良い。 見掛け密度はJIS−Z−8703に従う標準状態で、
しかも無圧縮条件下で体積(V)及び重量を(W2)を
測定、下式より算出する。但し厚さの測定についてはマ
イクロゲージを用いて平均的に場所を変えて五点正確に
測定して平均する。
明に使用することのできる水膨潤性繊維としては水吸収
倍率が36倍以上、更に好ましくは40倍以上、水吸収
量が1700g/m2以上、並びに見掛け密度が0.0
1g/cm3〜0.20g/cm3の条件を満たす必要
がある。特に見掛け密度は0.01g/cm3〜0.1
g/cm3が特に好ましい。水吸水倍率並びに水吸収量
は以下のごとくとして測定された値である。JIS−Z
−8703に従う標準状態下で縦200mm、横50m
mのサンプルを切り出してその重さ(W)を秤量する。
次に本サンプルをサンプル上面が水面下10mmに位置
するようにして純水中に30分間浸漬した後、80メツ
シマの金網上に5分間放置して重量(W1)を測定す
る。もしもサンプルサイズが異なる場合には前記測定方
法に準拠して測定並びに補正されれば良い。 見掛け密度はJIS−Z−8703に従う標準状態で、
しかも無圧縮条件下で体積(V)及び重量を(W2)を
測定、下式より算出する。但し厚さの測定についてはマ
イクロゲージを用いて平均的に場所を変えて五点正確に
測定して平均する。
Claims (5)
- 【請求項1】 水膨潤性繊維の水吸収倍率が36倍以上
(本文中で定義)、水吸収量が1700g/m2以上
(本文中で定義)並びに見掛け密度が0.01g/cm
3〜0.20g/cm3(本文中で定義)の範囲にある
膨潤性止水材 - 【請求項2】 水膨潤性繊維が既に出来上がっている非
水膨潤性繊維を表面より膨潤化変性処理を施してなる請
求項1記載の膨潤性止水材 - 【請求項3】 水膨潤性繊維が内層部と外層部とから成
り立ち、外層部がアクリロニトル系重合体、かつCOO
X(X:アルカリ金属またはNH4)で示される塩型カ
ルボキシ基を有する請求項2記載の膨潤性止水材 - 【請求項4】 用途がコルゲート管並びにヒューム管ジ
ョイントシールである請求項1あるいは2、3いずれか
記載の膨潤性止水材 - 【請求項5】 用途が住宅の外壁パネル間の隙間シール
である請求項1あるいは2、3いずれか記載の膨潤性止
水材
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11220295A JPH08269436A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 膨潤性止水材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11220295A JPH08269436A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 膨潤性止水材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08269436A true JPH08269436A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=14580822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11220295A Pending JPH08269436A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 膨潤性止水材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08269436A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003073655A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Toyobo Co Ltd | 止水材並びに止水方法 |
-
1995
- 1995-04-03 JP JP11220295A patent/JPH08269436A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003073655A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Toyobo Co Ltd | 止水材並びに止水方法 |
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