JPH08275637A - 苗植付機構 - Google Patents

苗植付機構

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JPH08275637A
JPH08275637A JP7852595A JP7852595A JPH08275637A JP H08275637 A JPH08275637 A JP H08275637A JP 7852595 A JP7852595 A JP 7852595A JP 7852595 A JP7852595 A JP 7852595A JP H08275637 A JPH08275637 A JP H08275637A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転ケースの回転姿勢に拘わらず他方の苗植
付爪に妨げられずに植付爪支持体のフランジ連結部の着
脱を可能にする。 【構成】 回転ケースの2箇所に回動自在に苗植付爪1
2を有する一対の植付爪支持体13を軸支し、回転ケー
スの回転に伴って各苗植付爪12の先端部が、側面視で
ほぼ重複する略楕円軌跡を描くよう相対回動手段を備
え、又、植付爪支持体13と、各支持軸とを、連結固定
するフランジ連結部27の夫々を側面視において、反対
側に位置する苗植付爪12の先端の軌跡Fの外方側に位
置させて配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、植付伝動ケースに対し
て横軸芯周りで回転自在に支持された回転ケースにおけ
る、前記横軸芯から互いに反対方向に偏芯した2箇所の
夫々に、前記横軸芯と平行な軸芯周りで相対回動自在
に、苗植付爪が取付けられた一対の植付爪支持体を軸支
し、前記各植付爪支持体を一体的に回動する状態で軸支
する各支持軸と、前記植付伝動ケースとの間に、前記回
転ケースの回転に伴って、前記各苗植付爪の先端部が、
側面視でほぼ重複する略楕円軌跡を描くように、前記各
支持軸を前記回転ケースに対してその回転方向と逆方向
に相対回動駆動させる相対回動手段を介装し、前記各植
付爪支持体と、前記各支持軸とを、夫々、フランジ連結
させて固定してある苗植付機構に関し、詳しくは、植付
爪支持体と支持軸との連結固定構造の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のように構成された苗植付機
構として特公平6‐20371号公報に示されるものが
存在し、この従来例では、支持軸(公報中、植付ケース
支持部材37)に一体形成されたフランジ連結部(同、
フランジ37a)に対して、植付爪支持体(同、植付爪
ケース38)に一体形成したフランジ連結部(同、基部
38a)をボルトで連結固定する構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例の構造では植付
爪支持体と支持軸とを連結する際には、図面から判断し
て夫々のフランジ連結部を重ねた状態でボルトを挿通
し、ボックスレンチ等で締め付ける操作を行うものとな
る。又、点検保守の目的でこの部位を分離する場合に
も、ボックスレンチ等を用いてボルトを緩め操作し、人
為的にボルトを抜取る操作を行うものとなる。しかし、
この従来例に限らず、従来からの苗植付機構ではフラン
ジが形成された部位が他方の植付爪支持体の苗植付爪の
先端の軌跡と重複する位置にあるので、回転ケース(公
報中、駆動ケース28)の回転が停止した姿勢によって
は、側面視(支持軸の軸芯と沿う方向視)で苗植付爪
(同、植付爪45)、あるいは、植付爪支持体の先端部
がフランジ連結部と重なり合う位置関係となり、苗植付
爪がボックスレンチの挿入を妨げる等、フランジ連結部
の着脱が阻害されることもあり改善の余地がある。
【0004】尚、この種の苗植付機構では回転ケースが
1回転すると、植付爪支持体が逆方向に1回転する作動
を行うものであり、この作動形態を考慮すると、例えば
従来例の第2図の構成では、一方の植付爪支持体が回転
ケースに対して1回転する際の苗植付爪の先端の円形軌
跡が他方の植付爪支持体の回転軸芯(カム軸32の軸
芯)と大きく重複することから(コンパスを用いて作図
すると理解できる)、前述したように回転ケースに対す
る植付爪支持体の姿勢によってはフランジ連結部と苗植
付爪とが重複することを説明できる。
【0005】本発明の目的は、回転ケースに対する植付
爪支持体の姿勢に拘わらず植付爪支持体と支持軸との連
結、及び、分離を容易に行える苗植付機構を合理的に構
成する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は冒頭に記
したように、植付伝動ケースに支持された回転ケースの
2箇所の夫々に苗植付爪を有する植付爪支持体を軸支
し、各植付爪支持体を一体的に回動状態で軸支する各支
持軸と植付伝動ケースとの間に、回転ケースの回転に伴
って各苗植付爪の先端部が側面視でほぼ重複する略楕円
軌跡を描くよう各支持軸を回転ケースに対して逆方向に
相対回動駆動させる相対回動手段を介装し、各植付爪支
持体と各支持軸とを、夫々、フランジ連結させて固定し
てある苗植付機構において、前記各植付爪支持体と、前
記各支持軸とを、夫々連結させるフランジ連結部の夫々
を、側面視において、反対側に位置する苗植付爪の先端
軌跡の外方側に位置させる状態で配置してある点にあ
り、その作用、及び、効果は次の通りである。
【0007】
【作用】上記特徴によると、側面視において夫々のフラ
ンジ連結部が苗植付爪の先端軌跡の外方側に位置するの
で、一方の植付爪支持体と支持軸とをフランジ連結部位
で連結する場合、分離する場合には回転ケースの回転姿
勢に拘わらず、苗植付爪、あるいは、植付爪支持体の先
端部位がフランジ連結部と重複することが無く、このフ
ランジ連結部を連結するボルト等の操作を行う際にもボ
ックスレンチ等の挿入を妨げられずに行えるものとな
る。
【0008】
【発明の効果】従って、回転ケースに対する植付爪支持
体の姿勢に拘わらず植付爪支持体と支持軸との連結、及
び、分離を容易に行える苗植付機構が合理的に構成され
たのである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に走行機体に備えられた苗植付装置を示して
いる。この苗植付装置は、角パイプ状のメインフレーム
1を機体横幅方向に沿って配置し、このメインフレーム
1の横幅方向ほぼ中央部に機体側からの動力が伝えられ
るフィードケース2を取付けると共に、横幅方向に適宜
間隔をあけて複数の植付伝動ケース3を後方に向けて延
出する状態で取付けてあり、これらによって、フレーム
体が構成されている。そして、機体横幅方向に一定スト
ロークで往復移動する苗のせ台4をフレーム体に支持さ
せ、この苗のせ台4上に載置されたマット苗の一部を切
り出して、圃場に植付ける複数の苗植付機構5を、前記
各植付伝動ケース3の後部の左右両側に夫々配設してあ
る。
【0010】次に、前記各苗植付機構5の構成について
説明する。図2に示すように、フィードケース2から伝
動チェーン(図示せず)を介して回転動力が伝えられる
駆動軸8が、植付伝動ケース3の後部において、横方向
外方に突出する状態で回動自在にベアリング9にて支持
され、この駆動軸8の外方突出部に、一体的に回動する
状態で回転ケース10を取付けてある。つまり、駆動軸
8の突出側端部の外周部の一部に切欠kを形成してあ
り、回転ケース10の軸承部10aに、駆動軸8軸芯と
直交する方向にテーパピン11が前記切欠kに圧接する
状態で打ち込み圧入され、駆動軸8と回転ケース10と
が一体回転すると共に、回転ケース10の外方への抜け
外れを阻止するようにしている。
【0011】この回転ケース10には、駆動軸8の軸芯
X1に対して180度の回転位相差を有する、2つの平
行な軸芯X2,X3周りで相対回動自在に、夫々、苗植
付爪12が取付けられた一対の植付爪支持体としての植
付爪支持ケース13を各別に支持軸14によって軸支し
てある。
【0012】図2乃至図4に示すように、前記各植付爪
支持ケース13には、苗植付爪12が取付け支持される
と共に、苗植付け作動に伴って苗植付爪12により保持
されている苗を圃場に押し出す苗押し出し具15が設け
られている。植付爪支持ケース13内に、支持軸14の
軸芯の延長上に位置するカム軸16が相対回動自在にベ
アリング支持され、このカム軸16には、苗押し出し具
15を押し出し作動させるカム17が形成されている。
カム軸16は、他方側のカム軸16と共に、それらにわ
たって架設された連結杆18にボルト連結され、回転ケ
ース10の回転に伴って一体的に回動するようになって
いる。
【0013】苗押し出し具15にはリンク19を介して
天秤アーム20が枢支され、この天秤アーム20の反対
側端部には前記カム17に作用するカムフォロア21を
備えてあり、しかも、カムフォロア21がカム17に押
圧する方向に天秤アーム20を揺動付勢する戻しバネ2
2を備えてある。後述するように、植付爪支持ケース1
3は回転ケース10に対して相対的に回動することにな
るので、植付爪支持ケース13とカム軸16とは所定回
動範囲で相対回動することになる。従って、この相対回
動に伴って、カム軸16に設けられたカム17の作用に
よって、戻しバネ22の戻し付勢力に抗して苗押し出し
具15が植付け作動に伴って相対的に苗押し出し方向に
移動するように構成されている。
【0014】回転ケース10の回転に伴って、苗植付爪
12の先端部が側面視で略楕円軌跡を描くように、植付
爪支持ケース13と回転ケース10とを相対回動駆動さ
せるギヤ式の相対回動手段Sが備えられている。
【0015】詳述すると、回転ケース10の内部には、
植付伝動ケース3における駆動軸8の軸承用ボス部3a
に対して噛み合い部Aを介して駆動軸8の軸芯方向に噛
み合うことによって回転が阻止された状態で、円形の太
陽ギヤ23が駆動軸8に遊転外嵌されており、又、植付
爪支持ケース13を支持する支持軸14が、回転ケース
10の内部において左右両側のベアリング24,25に
より両持ち支持状態で回転自在に支持されている。そし
て、この支持軸14が、植付伝動ケース3と反対側外方
に向けて回転ケース10から外方突出させてあり、この
支持軸14の外方突出部に一体的に形成されたフランジ
連結部26に、植付爪支持ケース13に形成されたフラ
ンジ連結部27を一対のボルト28,28で締付け連結
すると共に、支持軸14のフランジ連結部26よりも外
端側の軸部を植付爪支持ケース13の挿通孔29に嵌合
装着させて植付爪支持ケース13を位置決め状態で支持
するように構成してある。
【0016】回転ケース10に備えた夫々の植付爪支持
ケース13,13は、後述するように回転ケース10が
軸芯X1周りで1回転する際に、軸芯X2,X3周りで
逆方向に1回転するものであり、この回転の際には、側
面視において一方の植付爪支持ケース13の苗植付爪1
2の先端部が回転ケース10に対して回転する際の軌跡
F(円形の軌跡になる、図4を参照)の外方側に、他方
の植付爪支持ケース13の両フランジ連結部26,27
が位置するよう両フランジ連結部26,27を成形し、
又、相対位置関係を設定して、ボルト28をボックスレ
ンチ等で回動操作する際、人為的にボルト28を操作す
る際に他方の苗植付爪12、あるいは、植付爪支持ケー
ス13が妨げにならないように構成されている。
【0017】図5に示すように、このフランジ連結部2
6にはアーム部26Aが一体形成され、このアーム部2
6Aと植付爪支持ケース13の突出部13Aとの間に
は、突出部13Aに螺合するネジ部材46、及び、ロッ
クナット47を有した調節機構を備えて、支持軸14の
軸芯(軸芯X2若しくは軸芯X3)周りでのフランジ連
結部26と植付爪支持ケース13との相対回動姿勢を調
節できるよう構成されている。
【0018】回転ケース10内において、支持軸14に
一体回転自在に円形の遊星ギヤ30がスプライン外嵌さ
れ、この遊星ギヤ30と、前記太陽ギヤ23との間の中
間伝動部に、夫々の回転軸芯が変位する円形の第1中間
ギヤ31と円形の第2中間ギヤ32とを不等速状態で回
動させる偏芯クランク式の回動伝達機構Dを備えてあ
る。第1中間ギヤ31は、太陽ギヤ23に噛み合うと共
に、その太陽ギヤ23と同一歯数になるように形成さ
れ、第2中間ギヤ32は前記遊星ギヤ30に噛み合うと
共に、その遊星ギヤ30と同一歯数になるように形成さ
れ、第1中間ギヤ31の回転軸芯X4が第2中間ギヤ3
2の回転軸芯X5よりも太陽ギヤ23から離間する側に
偏芯した状態で、夫々の回転支軸33,34が回転ケー
ス10にベアリング支持されている。各回転支軸33,
34は、夫々の中間ギヤ31,32に対して互いに逆向
きに横一側方に突出する状態で設けられ、各中間ギヤ3
1,32は回転ケース10に対して片持ち状に軸支され
ている。
【0019】そして、前記第2中間ギヤ32における回
転支軸34と反対側、つまり、第1中間ギヤ31に対向
する側であってその回転軸芯から偏芯した箇所に、一体
的に伝動部としてのクランクローラ35が設けられてい
る。図6に示すように、このクランクローラ35は、耐
磨耗性の材質からなり、第2中間ギヤ32の側面に一体
的に突設させたピン36に回動自在に外嵌させてある。
又、第1中間ギヤ31における回転支軸33と反対側、
つまり、第2中間ギヤ32に対向する側には、前記クラ
ンクローラ35が係合すると共に、クランクローラ35
が径方向に位置ずれすることを許容しながら回転力を伝
える伝動部としての溝部38を形成する一対の突条3
9,39を形成してある。
【0020】前記各中間ギヤ31,32は、回転ケース
10内に組付けられた状態において、互いに対向する端
面同士、即ち、前記突条39の対向側端面と、第2中間
ギヤ32の対向側の側面とを接当させる状態で配置して
ある。このようにして、回転ケース10に対して片持ち
状に軸支される構成に起因して発生する苗植付け作動に
伴う駆動反力によって、ギヤが傾斜することを互いに接
当支持することで未然に防止できる構成としている。
【0021】このように構成することで、回転ケース1
0の回転に伴って第1中間ギヤ31が太陽ギヤ23に対
する噛み合い状態を維持しながら、駆動軸8の軸芯周り
で1回転公転すると、植付爪支持ケース13が回転ケー
ス10に対して逆方向に1回転自転することになる。こ
こで、この第1中間ギヤ31に対して遊星ギヤ30が噛
み合う状態であれば、遊星ギヤ30が第1中間ギヤ31
に対して逆向きに1回転自転するから、相対的に自転し
ない状態と同じになる。
【0022】しかし、上述したような相対回動手段Sが
設けられることで、第1中間ギヤ31に設けられた突条
39によって回動操作されるクランクローラ35が設け
られる第2中間ギヤ32は、回転軸芯が偏芯しているこ
とによって、回転ケース10の1回転に対して1回の変
動周期で相対回動周速度が変化することになる。
【0023】その結果、円形ギヤのみを用いたものであ
り乍ら、回転ケース10の回転に応じて遊星ギヤ30の
自転角度が図7に示すように周期的に変動することにな
り、苗植付爪12の先端部の軌跡が図1に示すように、
側面視で略楕円軌跡を描きながら、苗植付爪12が相対
的に上下に首振り運動が実行され、適切な苗植付け作動
が実行される。しかも、植付爪支持ケース13を支持す
る支持軸14は、回転ケース10内において左右両側で
両持ち状態でベアリング支持され、強固に支持すること
ができる。
【0024】前記苗植付爪12が、苗のせ台4上の苗に
突入する際、回転ケース10の回転方向と逆方向に向け
て強い衝撃反力を受けるが、この衝撃反力を受ける方向
は、遊星ギヤ30の駆動回動方向と同じであることか
ら、ギヤ噛み合い部のバックラッシュに相当するガタツ
キ分だけ、苗植付爪12の移動方向(回転ケース10の
回転方向)と反対方向に移動するおそれがあり、その結
果、円滑な苗取り出しが行えないおそれがある。そこ
で、このようなガタツキを少なくさせるためのガタ取り
機構が設けられている。
【0025】つまり、図8、図9に示すように、前記第
2中間ギヤ32の横側部位に、ギヤ歯先よりも径方向外
方に突出する2個の操作部40aが形成された操作部材
40を一体回動自在に設けると共に、前記支持軸14に
おける前記操作部材40に対応する箇所に、先端部がギ
ヤピッチ円とほぼ一致する2個の接当部41aが形成さ
れた先行回動部材41を、支持軸14に遊転自在に外嵌
する状態で設けてある。前記先行回動部材41は、遊星
ギヤ30の側面に立設したピン42により接当されて回
動するように構成され、ギヤ噛み合いによる回動に伴っ
て接当部41aが少しだけ操作部40aよりも先行して
回動すると共に、この接当部41aに対してギヤ歯先よ
りも突出した操作部40aが接当操作して、ギヤ噛み合
いによる回動よりも少しだけ先行させた状態で、先行回
動部材41を先行させて回動させるように構成してあ
る。
【0026】そして、先行回動部材41の側面に立設し
たピン43と、遊星ギヤ30の側面に立設したピン42
とにわたって先行回動部材41のボス部41bにループ
状に巻回された板バネ44を張設してあり、上述したよ
うな接当操作による先行回動に伴ってこの板バネ44の
バネ付勢力により遊星ギヤ30が連動して先行回動する
ように構成されている。その結果、苗取り出し作動時に
おいて、図10(イ),(ロ)に示すように、操作部4
0aがギヤ部よりも大径に設けられる結果、わずかにギ
ヤ部に先行して、接当部41aを回動させ、第2中間ギ
ヤ32に対して遊星ギヤ30が少しだけ先行する状態で
回動することになり、植付爪支持ケース13が予め後退
した状態で苗取り出しが実行されることになり、バック
ラッシュによるガタつきが解消された状態で、苗取り出
し作用が行われることになる。尚、図10の(イ)は接
当開始時、(ロ)は先行回動作動中、(ハ)は接当作用
終了時を夫々示している。
【0027】尚、前記接当部41a及び操作部40aが
夫々所定ピッチをあけて一対設けられ、苗の取り出し作
動時だけでなく圃場への植付け作動時におけるガタツキ
も防止するように構成してある。
【0028】〔別実施例〕本発明は上記実施例以外に、
図11及び図12に示すように、相対回動手段Sを、前
記実施例における太陽ギヤ23と遊星ギヤ30とを直接
咬合させると共に、遊星ギヤ30で駆動される軸51か
らの動力を、該軸51に備えたサイドギヤ52を介して
デフケース53に支承された一対のピニオンギヤ54に
伝え、更に、このピニオンギヤ54に咬合する他方側の
サイドギヤ52を介して、支持軸14に動力を伝えるよ
うに伝動系を形成し、又、太陽ギヤ23と一体形成した
偏芯カム55に遊嵌するリング56とデフケース53の
アーム53Aとをロッド57を介して連係することで、
回転ケース10が1回転すると支持軸14を逆方向に1
回転させると同時に、この回転時にデフケース53が軸
芯X2周りに揺動操作されることで支持軸14の角速度
を前記実施例と同様に変化させるよう構成することが可
能であり、この相対回動手段Sを備えた系に本発明の構
成を附加して実施することも可能である。この別実施例
では実施例と共通する部材に実施例と同じ番号符号を附
している。
【0029】又、本発明は相対回動手段Sに楕円ギヤ等
の非円形ギヤを用いたものに適用することも可能であ
る。
【0030】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗植付装置の側面図
【図2】苗植付機構の横断平面図
【図3】回転ケースの縦断側面図
【図4】植付爪支持ケース及びフランジ連結部を表す縦
断側面図
【図5】フランジ連結部の調節構造の側面図
【図6】回転伝動機構の分解斜視図
【図7】植付爪支持ケースの相対揺動角変化を示す図
【図8】非作用姿勢のガタ取り機構の側面図
【図9】作用姿勢のガタ取り機構の側面図
【図10】(イ)はガタ取り機構の非作用姿勢でのギヤ
の接当状態を表す拡大図 (ロ)はガタ取り機構の作用姿勢でのギヤの接当状態を
表す拡大図 (ハ)はガタ取り機構の作用が解除された直後のギヤの
接当状態を表す拡大図
【図11】別実施例の回転ケースの横断平面図
【図12】別実施例の偏芯カムとデフケースの連係を表
す側面図
【符号の説明】
3 植付伝動ケース 10 回転ケース 12 苗植付爪 13 植付爪支持体 14 支持軸 26,27 フランジ連結部 F 先端軌跡 S 相対回動手段 X1 横軸芯 X2,X3 軸芯

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植付伝動ケース(3)に対して横軸芯
    (X1)周りで回転自在に支持された回転ケース(1
    0)における、前記横軸芯(X1)から互いに反対方向
    に偏芯した2箇所の夫々に、 前記横軸芯(X1)と平行な軸芯(X2),(X3)周
    りで相対回動自在に、苗植付爪(12),(12)が取
    付けられた一対の植付爪支持体(13),(13)を軸
    支し、 前記各植付爪支持体(13),(13)を一体的に回動
    する状態で軸支する各支持軸(14),(14)と、前
    記植付伝動ケース(3)との間に、 前記回転ケース(10)の回転に伴って、前記各苗植付
    爪(12),(12)の先端部が、側面視でほぼ重複す
    る略楕円軌跡を描くように、前記各支持軸(14),
    (14)を前記回転ケース(10)に対してその回転方
    向と逆方向に相対回動駆動させる相対回動手段(S),
    (S)を介装し、 前記各植付爪支持体(13),(13)と、前記各支持
    軸(14),(14)とを、夫々、フランジ連結させて
    固定してある苗植付機構であって、 前記各植付爪支持体(13),(13)と、前記各支持
    軸(14),(14)とを、夫々連結させるフランジ連
    結部(26),(27)の夫々を、 側面視において、反対側に位置する苗植付爪(12)の
    先端軌跡(F)の外方側に位置させる状態で配置してあ
    る苗植付機構。
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