JPH08276048A - パチンコ機の電動式打球装置 - Google Patents

パチンコ機の電動式打球装置

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JPH08276048A
JPH08276048A JP10477995A JP10477995A JPH08276048A JP H08276048 A JPH08276048 A JP H08276048A JP 10477995 A JP10477995 A JP 10477995A JP 10477995 A JP10477995 A JP 10477995A JP H08276048 A JPH08276048 A JP H08276048A
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magnetic pole
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Katsuumi Nakamura
勝海 中村
Mutsuaki Seki
睦明 関
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Towa Corp
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TOWA KK
Towa Corp
Asama Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気の反発力を回動初期から回動完了時まで
効率的に利用することにより、小型化可能で、安定した
飛距離及び方向を有する打球を得ることのできるパチン
コ機の電動式打球装置を実現する。 【構成】 支持板1に固着されたステータ2には、動径
方向に突出した巻芯部21,22,23に電磁コイル2
4,25,26が巻回されている。各巻芯部の間の中間
位置には鉤状部27a,28a,29aを備えた補助磁
芯27,28,29が突出形成されている。一方、アウ
タロータ3は軸芯30に固着され、その外枠部35Cに
は磁極部21a,22a,23aに対向する永久磁石3
6A,36B,36Cが取付けられる。電磁コイルに通
電すると磁極部に永久磁石と同極性の磁極が発生し、軸
芯30に固定された打球アームは、アウタロータ3の回
転に伴って時計方向に回動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパチンコ機の電動式打球
装置に係り、特に、電磁力に基づいて打球アームに回動
力を付与するように構成された打球装置の構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来からパチンコ機の電動式打球装置に
は、モータの出力にカムを介してカムフォロアに連結さ
れた打球アームを間欠的に駆動するもの、ロータリーソ
レノイドによって直接打球アームを駆動させるもの、プ
ランジャーソレノイドの吸引力により打球アームを牽引
して回動させるもの等がある。これらの電動式打球装置
では、駆動源にカム機構を介在させて打球アームを駆動
する場合には、カム機構におけるエネルギー損失や磨耗
が発生するという問題点がある。ロータリーソレノイド
又はプランジャーソレノイドを用いた場合には、打球ア
ームの回動ストローク初期における駆動力が弱いため、
打球アームの回動速度が安定せず、打球の飛距離や方向
が定まらないという問題点がある。
【0003】これらの問題点を解決するために、特開昭
5−76650号には、発射杆と一体的に回動可能に取
付けた永久磁石と、これに対向する電磁石とを設け、対
向する永久磁石の磁極と電磁石の磁極とが同磁極となる
ように配線し、電磁石に給電したときに生ずる永久磁石
と電磁石との反発力により発射杆を回動させるように構
成した電動式打球装置が記載されている。この装置によ
れば、エネルギー損失や磨耗の問題もなく、しかも永久
磁石と電磁石との反発力を利用することにより発射杆の
回動ストローク初期においてトルクが大きいために、打
球の飛距離や方向が安定すると記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭5−76650号に記載された従来の電動式打球装
置では、永久磁石、電磁石共に磁気回路の構成が不完全
であり、効率が悪く、強い打球を発射するためには、大
きな永久磁石及び電磁石を必要とするという問題点があ
る。また、この装置においては、一対の磁極間の反発力
のみを利用するために、ストローク初期の回動トルクは
大きくなるが、ストロークの初期位置及び最終位置が安
定しにくく、回動速度のばらつきも大きく、打球の飛距
離や方向が不安定になる場合がある。
【0005】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、磁気の反発力を回動初期から回動
完了時まで効率的に利用することにより、小型化可能
で、安定した飛距離及び方向を有する打球を得ることの
できる新規の電動式打球装置を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに講じた手段は、回転軸に軸支されたロータと、該ロ
ータに対向するステータと、前記ロータに接続され、パ
チンコ玉を打撃するように構成された打球アームとを有
し、前記ロータと前記ステータとの間の電磁力に基づい
て前記ロータを回転させることにより前記打球アームを
回動させるパチンコ機の電動式打球装置であって、前記
ロータと前記ステータの対向部分にはそれぞれ対応する
複数の同極性の磁極を形成し、前記複数の磁極の間隔を
前記打球アームの回動ストロークの2倍よりやや大きく
設定し、前記ロータと前記ステータのいずれか一方には
前記磁極を他方の磁極と同極性に励磁する電磁コイルを
設け、この励磁状態における前記ロータの磁力中立点を
前記ロータの回転方向とは逆側に所定量ずらすように構
成した補助磁芯を設けたことを特徴とする。
【0007】ここで、前記補助磁芯を、前記磁力中立点
よりも前記ロータの回転方向とは逆側に磁気的重心をず
らして形成することが望ましい。
【0008】また、前記補助磁芯を、前記ロータ若しく
は前記ステータに形成された前記磁極とは逆の極性を具
備するように構成することが好ましい。
【0009】さらに、前記補助磁芯には、前記ロータ若
しくは前記ステータの動径方向に伸び、前記ステータ若
しくは前記ロータの磁極に対向する先端部を設け、加え
て、該先端部において前記ロータの回転方向とは逆側に
向いた突出部を設けることが好ましい。
【0010】
【作用】請求項1によれば、ロータ及びステータに形成
された複数の磁極の間隔を打球アームの回動ストローク
の2倍よりやや大きく形成し、ロータとステータの一方
の磁極を他方の磁極と同極性に励磁する電磁コイルを設
け、この励磁状態におけるロータの磁力中立点をロータ
の回転方向とは逆側に所定量ずらすように形成された補
助磁芯を設けることによって、電磁コイルの励磁が無い
場合でも、補助磁極の存在によりロータの初期位置は所
定の回転方向にずれるため、電磁コイルの励磁によりロ
ータの磁極とステータの磁極との間に磁気反発力が発生
した際に、ロータは所定の回転方向にスムーズに回転を
始める。この後、ロータは磁力中立点まで回転するが、
このとき、補助磁芯によって磁力中立点は反回転方向に
ずれているので、電磁コイルの励磁を断つと、ロータは
反回転方向へスムーズに復帰する。したがって、ロータ
の初期位置及び最終位置が変化しにくく、ロータの回転
速度も安定するので、打球の飛距離及び方向のばらつき
が低減される。
【0011】請求項2によれば、補助磁芯の磁気的重心
を反回転方向にずらして形成することにより、簡易な方
法で磁力中立点をずらすことができる。
【0012】請求項3によれば、補助磁芯をロータ及び
ステータの磁極とは逆の極性を具備するように構成する
ことにより、磁気中立点へのロータの回転が加速される
とともにロータの回転速度が安定し、さらに磁力中立点
におけるロータの安定性も増すので、打球の飛距離及び
方向のばらつきをさらに低減することができる。
【0013】請求項4によれば、補助磁極の形状とし
て、動径方向に伸び、ステータ若しくはロータの磁極に
対向する先端部を設けるとともに先端部においてロータ
の回転方向とは逆側に向いた突出部を設けることによ
り、突出部が磁極に対向した先端部に設けられているた
め、突出部のわずかな突出により大きな磁力中立点のず
れを得ることができる。
【0014】
【実施例】次に、本発明に係るパチンコ機の電動式打球
装置の実施例を説明する。この実施例の駆動機構は、図
1及び図3に示すように、打球機構部の基板に取付けら
れる円盤状の支持板1に固着されたステータ2と、この
ステータ2に対して回転自在に軸支されたアウタロータ
3とから構成される。
【0015】ステータ2には、支持板1に設けられた軸
管部10の外周に固着されたリング部20と、このリン
グ部20からその動径方向に等角度間隔に突出した3本
の巻軸部21,22,23と、各巻軸部に巻回された電
磁コイル24,25,26とが設けられている。巻軸部
21,22,23の先端には磁極部21a,22a,2
3aが設けられている。上記リング部20における隣接
する巻軸部間の中間点からは、外側へ突出する補助磁芯
27,28,29が一体的に形成され、これらの補助磁
芯27,28,29の先端部には、反時計方向に突出す
る鉤状部27a,28a,29aがそれぞれ形成されて
いる。
【0016】アウタロータ3には、軸形状に形成された
軸芯30と、この軸芯30の外側に軸受を介して回転自
在に取付けられ、軸管部10の内部に嵌合される軸受部
32と、軸芯30に連結されたキャリッジ35と、キャ
リッジ35に取付けられた永久磁石36A,36B,3
6Cとが設けられている。キャリッジ35には、軸芯3
0に固着された芯枠部35Aと、芯枠部35Aから外側
へ伸びるように等角度間隔で形成された3本の支持脚部
35Bと、支持脚部35Bに接続されたリング状の外枠
部35Cとから構成される。外枠部35Cには、等角度
間隔にやや外方へ膨らむように形成された取付部35
a,35b,35cが設けられ、この内側にそれぞれ永
久磁石36A,36B,36Cが接着固定されている。
なお、キャリッジ35には上記のように支持脚部を設け
ずに、キャリッジそのものをカップ状に形成してもよ
い。
【0017】図2は本実施例を図1とは表裏を逆にして
見た様子を示す。支持板1は、3個のネジ孔11により
基板40に固定される。軸芯30には、パチンコ玉42
を打撃するための弾発部41aを先端に備えた打球アー
ム41が取付固定されている。基板40には、打球アー
ム41の回動範囲を規制するための弾性ゴム等からなる
初期位置ストッパ43及び最終位置ストッパ44とが設
けられている。図示しない玉供給装置から供給されるパ
チンコ玉42は、ガイド部材45に沿って打球位置に供
給され、打球アーム41の弾発部41aにヒットされた
後に、ガイドレール46に沿ってパチンコ台の盤面内に
打ち込まれる。
【0018】上記永久磁石36A,36B,36Cは、
図1に示すように、内側に同極性の磁極(例えばN極)
を向けて固着されており、これらに対向する磁極部21
a,22a,23aは、永久磁石36A,36B,36
Cの内側の磁極と同極性(即ちN極)の磁極が発生する
ように電磁コイル24,25,26に流れる電流方向が
予め設定されている。図4は打球アーム41を取り外し
た場合の、上記実施例のステータ2及びアウタロータ3
の概略構造を示すものであり、(a)は電磁コイル2
4,25,26に電流を流さない場合のアウタロータ3
の停止位置を示し、(b)は電磁コイル24,25,2
6に電流を流した場合のアウタロータ3の停止位置を示
している。
【0019】電磁コイル24,25,26に電流を流さ
ない状態では磁極部21a,22a,23aには磁極が
発生していないが、永久磁石36A,36B,36Cは
最も大きな磁性体で構成された磁極部21a,22a,
23aに引き付けられる。ここで、磁極部21a,22
a,23aの両側に配置された補助磁芯27,28,2
9には鉤状部27a,28a,29aがそれぞれ形成さ
れているので、磁性体としてのバランスが反時計方向に
ズレているため、図4(a)に示すように、永久磁石3
6A,36B,36Cの中心位置は磁極部21a,22
a,23aの軸線から角度θだけずれたものとなる。
【0020】この状態で、電磁コイル24,25,26
に電流を流すと、磁極部21a,22a,23aには永
久磁石36A,36B,36Cと同一の磁極が発生し、
磁気反発力によってアウタロータ3が時計方向に回転す
る。ここで、永久磁石36A,36B,36Cの初期位
置は磁極部21a,21b,21cより時計方向にずれ
ているため、確実に時計方向に回転させることができ
る。
【0021】アウタロータ3は、永久磁石36A,36
B,36Cが当初対向していた磁極部と隣接する磁極部
との中間点に近づくまで回転する。永久磁石36A,3
6B,36Cが中間点に近づくと、隣接する磁極部から
の磁力によってアウタロータ3の回転速度は次第に低下
し、中間点の近傍で停止する。このとき、アウタロータ
3の停止位置は、図4(b)に示すように、補助磁芯2
7,28,29の形成されている中間点の位置よりも角
度φだけ手前の位置になる。これは、補助磁芯27,2
8,29の先端部には永久磁石36A,36B,36C
の内側磁極とは逆極性の磁極が発生しており、しかもそ
の先端に鉤状部27a,28a,29aが形成されてい
るために、磁気力のバランスがやや反時計方向にずれて
いるためである。
【0022】このようにして、アウタロータ3は、電磁
コイル24,25,26への通電により磁極部からやや
時計方向にずれた初期位置から磁極部間の中間点よりも
やや反時計方向にずれた最終位置まで回転する。実際に
は、アウタロータ3は高速に回転するため、永久磁石3
6A,36B,36Cの位置は磁極部の中間位置よりも
オーバーランするが、隣接する磁極部の反発力により直
ちに反時計方向に復帰して再び元の磁極部より反発力を
受け、これを交互に繰り返すことによりしばらく振動す
る。しかし、この振動状態にあってもその振幅は迅速に
収束するので、永久磁石36A,36B,36Cの中心
位置はすぐに磁極間の中間位置よりも反時計側の範囲内
に収まる。
【0023】このようにして、図4(b)に示す最終位
置では、永久磁石36A,36B,36Cの位置は磁極
部27a,28a,29aの間の中間位置よりも反時計
側に偏っているため、電磁コイル24,25,26の通
電を断つと、確実に反時計方向に回転して、図4(a)
に示す初期位置に復帰する。
【0024】実際には、図2に示すように、アウタロー
タ3の軸芯30に打球アーム41が接続され、打球アー
ム41は初期位置ストッパ43と最終位置ストッパ44
によってその回動範囲が制限されているため、上記図4
(a)に示す初期位置と図4(b)に示す最終位置との
間より外に回動することはない。上記実施例では、磁極
部間の角度は120度、磁極部と中間位置との間の角度
は60度であるが、打球アーム41の回動角度として使
用できる最大値は(60−θ−φ)度になる。角度θ=
φ=5〜15度程度にすると、打球アーム41の回動角
度の最大値は30〜50度であり、好ましくはθ=φ=
約10度、最大値は約40度である。回動角度を上記最
大値よりも小さく設定することも可能である。
【0025】本実施例では、電磁コイルへの通電をしな
い場合の初期位置と、電磁コイルへの通電をした場合の
最終位置(磁力中立点)との近傍にそれぞれ打球アーム
41の初期位置と最終位置とを設定したため、最終的な
回動速度に対しては補助磁芯の引力と隣接する磁極部の
反発力が大きく作用する。特に本実施例の場合には磁極
部とは逆極性に励磁される補助磁芯に起因して、アウタ
ロータ3の磁力中立点における保持ポテンシャルが高く
なっている。したがって、打球アーム41の振動により
通電前の打球アーム41の位置に多少のずれがあっても
打球アーム41の回動速度の変化は少なく、打球の飛距
離や方向の狂いが少ない。
【0026】打球アーム41の回動角はパチンコ台の設
計によって変動するが、本実施例においては、補助磁芯
27,28,29の形状や形成位置によって磁力中立点
を変更することができるので、打球アーム41の回動角
に容易に対応できる。また、補助磁芯の形成によって永
久磁石と電磁石の磁極部との間の磁極位置のずれ量を予
め設定することができるので、従来のように、永久磁石
と電磁石との位置ずれ量の調整が不要であり、位置ずれ
量を強制的に保持する機構も不要になる。
【0027】本実施例では、アウタロータによって打球
アームを回動駆動するため、イナーシャを大きくするこ
とが容易であり、パチンコ玉の打力を大きくとることが
できる。また、ロータを外周側に配置できることによっ
て組立や調整も容易になり、製造工程におけるコスト及
び品質保持の観点から見ても好ましい。
【0028】電磁石を励磁した場合には、初期位置から
中間位置よりずれた磁気中立点に向けてアウタロータ3
は回転するが、電磁石を消磁した場合には、中間位置よ
りずれた磁気中立点は元の磁極への復帰動作を誘起させ
るので、より迅速かつ確実に復帰動作を起こすことがで
きる。したがって、打球アームの復帰のために電磁コイ
ルに逆方向の電流を流す必要がない。特に、頻繁に打球
を送り出さなければならない場合には、このような復帰
動作の確実性は、打球の安定性及び送球の確実性を高め
るために重要である。
【0029】上記実施例においては、内側に形成された
ステータ2とアウタロータ3とからなる駆動系を設けて
いるが、本発明はステータとロータの位置関係、形状、
構造には特に限定されず、ロータのイナーシャは小さく
なるものの、より小型化の容易なインナロータ形として
も良い。また、上記条件を満たすならば、磁極の極数も
3極には限定されず、他の極数でもよい。しかし一般に
打球アームの回動角度は39〜45度程度であるので、
3極乃至は4極が最も好ましい。
【0030】補助磁芯の形状は任意であり、また、補助
磁芯をロータ側に取付けて同様の機能を持たせることも
可能である。補助磁芯により磁力中立点をずらす方法と
しては、上記実施例のように補助磁芯の先端部に反回転
方向に伸びる突出部を設ける方法以外にも、補助磁芯の
形成位置そのものを反回転方向にずらす方法、補助磁芯
の延伸方向を傾斜させる方法等がある。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下の効果を奏する。
【0032】請求項1によれば、ロータ及びステータに
形成された複数の磁極の間隔を打球アームの回動ストロ
ークの2倍よりやや大きく形成し、ロータとステータの
一方の磁極を他方の磁極と同極性に励磁する電磁コイル
を設け、この励磁状態におけるロータの磁力中立点をロ
ータの回転方向とは逆側に所定量ずらすように形成され
た補助磁芯を設けることによって、電磁コイルの励磁が
無い場合でも、補助磁極の存在によりロータの初期位置
は所定の回転方向にずれるため、電磁コイルの励磁によ
りロータの磁極とステータの磁極との間に磁気反発力が
発生した際に、ロータは所定の回転方向にスムーズに回
転を始める。この後、ロータは磁力中立点まで回転する
が、このとき、補助磁芯によって磁力中立点は反回転方
向にずれているので、電磁コイルの励磁を断つと、ロー
タは反回転方向へスムーズに復帰する。したがって、ロ
ータの初期位置及び最終位置が変化しにくく、ロータの
回転速度も安定するので、打球の飛距離及び方向のばら
つきが低減される。
【0033】請求項2によれば、補助磁芯の磁気的重心
を反回転方向にずらして形成することにより、簡易な方
法で磁力中立点をずらすことができる。
【0034】請求項3によれば、補助磁芯をロータ及び
ステータの磁極とは逆の極性を具備するように構成する
ことにより、磁気中立点へのロータの回転が加速される
とともにロータの回転速度が安定し、さらに磁力中立点
におけるロータの安定性も増すので、打球の飛距離及び
方向のばらつきをさらに低減することができる。
【0035】請求項4によれば、補助磁極の形状とし
て、動径方向に伸び、ステータ若しくはロータの磁極に
対向する先端部を設けるとともに先端部においてロータ
の回転方向とは逆側に向いた突出部を設けることによ
り、突出部が磁極に対向した先端部に設けられているた
め、突出部のわずかな突出により大きな磁力中立点のず
れを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ機の電動式打球装置の実
施例における駆動部分の構造を示す要部背面図である。
【図2】同実施例の全体構成を示す正面図である。
【図3】同実施例の全体構成を示す縦断面図である。
【図4】同実施例の要部の状態を示す要部背面図であ
り、(a)は通電なしの場合の初期位置を、(b)は通
電してアウタロータを回転させた最終位置をそれぞれ示
すものである。
【符号の説明】
1 支持板 2 ステータ 3 アウタロータ 21,22,23 巻枠部 21a,22a,23a 磁極部 24,25,26 電磁コイル 27,28,29 補助磁芯 36A,36B,36C 永久磁石

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に軸支されたロータと、該ロータ
    に対向するステータと、前記ロータに接続され、パチン
    コ玉を打撃するように構成された打球アームとを有し、
    前記ロータと前記ステータとの間の電磁力に基づいて前
    記ロータを回転させることにより前記打球アームを回動
    させるパチンコ機の電動式打球装置であって、 前記ロータと前記ステータの対向部分にはそれぞれ対応
    する複数の同極性の磁極を形成し、前記複数の磁極の間
    隔を前記打球アームの回動ストロークの2倍よりやや大
    きく設定し、前記ロータと前記ステータのいずれか一方
    には前記磁極を他方の磁極と同極性に励磁する電磁コイ
    ルを設け、この励磁状態における前記ロータの磁力中立
    点を前記ロータの回転方向とは逆側に所定量ずらすよう
    に構成した補助磁芯を設けたことを特徴とするパチンコ
    機の電動式打球装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記補助磁芯は、前
    記磁力中立点よりも前記ロータの回転方向とは逆側に磁
    気的重心をずらして形成されていることを特徴とするパ
    チンコ機の電動式打球装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記補助磁芯は、前
    記ロータ若しくは前記ステータに形成された前記磁極と
    は逆の極性を具備するように構成されていることを特徴
    とするパチンコ機の電動式打球装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記補助磁芯は、前
    記ロータ若しくは前記ステータの動径方向に伸び、前記
    ステータ若しくは前記ロータの磁極に対向する先端部を
    備え、該先端部において前記ロータの回転方向とは逆側
    に向いた突出部を設けて成ることを特徴とするパチンコ
    機の電動式打球装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011045671A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ発射装置及びそのパチンコ発射装置を備えた遊技機

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JP2707429B2 (ja) 1998-01-28

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