JPH08276554A - ドライラミネート装置 - Google Patents

ドライラミネート装置

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JPH08276554A
JPH08276554A JP7082143A JP8214395A JPH08276554A JP H08276554 A JPH08276554 A JP H08276554A JP 7082143 A JP7082143 A JP 7082143A JP 8214395 A JP8214395 A JP 8214395A JP H08276554 A JPH08276554 A JP H08276554A
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adhesive transfer
roll
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Takeya Kawano
剛也 川野
Tsutomu Matsumura
勉 松村
Yasushi Yumiya
泰 弓矢
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Fuji Kikai Kogyo Co Ltd
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Fuji Kikai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接着剤中の溶剤の揮発を抑制して環境を良好
に維持しつつ、製品の透明度が低下するのを効果的に防
止する。 【構成】 基材に接着剤を転写する接着剤転写ロール3
と、転写された接着剤を乾燥させる乾燥部と、上記基材
とラミネート材とを接着するピンチロールとを備えたド
ライラミネート装置において、密閉空間9を有する接着
剤塗布部材4を上記接着剤転写ロール3に沿って設置す
るとともに、上記接着剤塗布部材4の密閉空間部9内に
接着剤を供給する供給ポンプ5と、上記接着剤転写ロー
ル3を基材1の搬送方向と逆方向に回転駆動する回転駆
動部7とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基材とラミネート材と
を接着剤によって接着するドライラミネート装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ドライラミネート装置は、図5に示すよ
うに、透明フイルム等からなる基材1に接着剤を転写す
る接着剤転写ロール3と、転写された接着剤を乾燥させ
る乾燥部31と、上記基材1とラミネート材32とを接
着するピンチロール33とを有している。上記接着剤転
写ロール3は、図6に示すように、接着剤が収容された
容器34内に下端部が浸漬された版胴からなり、圧胴2
に沿って搬送される基材1の搬送方向と同方向に回転駆
動されつつ、上記容器34内の接着剤を汲み上げるよう
に構成されている。
【0003】そして、上記接着剤転写ロール3によって
汲み上げられた余分な接着剤をドクター刃35によって
除去した後、上記圧胴2と接着剤転写ロール3との間に
形成された転写部において、上記接着剤転写ロール3の
周面に付着した接着剤を基材1に転写するとともに、基
材1の搬送方向と逆方向に回転駆動されるスムージング
ロール36によって基材1上の接着剤を平滑化すること
が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記ドライラミネート
装置に使用される接着剤は、一般に溶剤型であり、多量
の溶剤が揮発することによって環境に悪影響が与えられ
るのを防止するとともに、基材上に溶剤が残留するのを
防止するには、接着剤中の樹脂成分の割合を多くした高
濃度の接着剤を使用することが望ましい。しかし、上記
高濃度の溶剤型接着剤は粘度が高いため、上記接着剤転
写ロール3が基材1から離間する際に、この接着剤転写
ロール3側に基材1上の接着剤が引っ張られて、いわゆ
る糸引き現象が発生し、これによって製品の透明度が著
しく低下するという問題がある。
【0005】なお、図7に示すように、圧胴2と接着剤
転写ロール3との間にオフセットロール37を配設し、
このオフセットロール37と上記圧胴2との周速を異な
らせることによって上記糸引き現象の発生を防止するこ
とが行われているが、このように構成した場合には、上
記接着剤転写ロール3によって汲み上げられた接着剤が
オフセットロール37を経て基材1に転写される過程
で、接着剤中の溶剤が揮発し易いために、接着剤の粘度
が変動して基材1上に転写される接着剤量を一定に維持
することが困難であるという問題がある。
【0006】また、溶剤が揮発することによって環境に
悪影響が与えられるのを防止するとともに、基材上に溶
剤が残留した場合においても支障がないように、上記接
着剤として水溶性の接着剤を使用することも行われてい
るが、この水溶性の接着剤は膜厚を均一化することが困
難であり、基材の接着剤転写面に縦筋が形成されて製品
の透明度が低下し易いという問題がある。
【0007】しかも、上記水溶性の接着剤は発泡し易い
という性質があり、上記接着剤転写ロール3の回転速度
を早くすると容器7内において大量の泡が発生すること
になるため、上記容器7内の接着剤6中に消泡剤を添加
する必要があり、この消泡剤の存在によって接着剤の透
明度が低下するという問題があった。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、接着剤中の溶剤の揮発を抑制して環
境を良好に維持しつつ、製品の透明度が低下するのを効
果的に防止できるドライラミネート装置を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
基材に接着剤を転写する接着剤転写ロールと、転写され
た接着剤を乾燥させる乾燥部と、上記基材とラミネート
材とを接着するピンチロールとを備えたドライラミネー
ト装置において、密閉空間を有する接着剤塗布部材を上
記接着剤転写ロールに沿って設置するとともに、上記接
着剤塗布部材の密閉空間部内に接着剤を供給する供給ポ
ンプと、上記接着剤転写ロールを基材の搬送方向と逆方
向に回転駆動する回転駆動部とを設けたものである。
【0010】請求項2に係る発明は、上記請求項1記載
のドライラミネート装置において、接着剤転写ロールの
回転速度を制御する制御手段を設けたものである。
【0011】請求項3に係る発明は、上記請求項1また
は2記載のドライラミネート装置において、接着剤中の
樹脂成分の割合が45〜55%程度に設定された高濃度
の溶剤型接着剤を接着剤塗布部材の密閉空間部内に供給
するように構成したものである。
【0012】請求項4に係る発明は、上記請求項1また
は2記載のドライラミネート装置において、水溶性接着
剤を接着剤塗布部材の密閉空間部内に供給するように構
成したものである。
【0013】
【作用】上記請求項1記載の発明によれば、供給ポンプ
によって接着剤塗布部材の密閉空間内に充填された接着
剤が接着剤転写ロールの周面に付着し、この接着剤転写
ロール上の接着剤が基材に沿って摺動しつつ、基材側に
転写されることになる。
【0014】上記請求項2記載の発明によれば、制御手
段によって接着剤転写ロールの回転速度を変化させるこ
とにより、基材上に転写される接着剤量が調節されるこ
とになる。
【0015】上記請求項3記載の発明によれば、高濃度
の溶剤型接着剤が密閉状態で接着剤塗布部材に供給さ
れ、この接着剤中の溶剤が揮発することが抑制されつ
つ、上記高濃度の溶剤型接着剤が接着剤転写ロールから
基材に効果的に転写されることになる。
【0016】上記請求項4記載の発明によれば、水溶性
の接着剤を接着剤塗布部に供給する供給路を密閉状態と
することにより、上記接着剤中に消泡剤等を添加するこ
となく上記接着剤の発泡が抑制されることになる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明に係るドライラミネート装置
の実施例を示している。このドライラミネート装置は、
透明のプラスチックフイルム等からなる基材1を搬送す
る圧胴2と、上記基材1に接着剤を転写する接着剤転写
ロール3と、この接着剤転写ロール3に沿って設置され
た接着剤塗布部材4と、この接着剤塗布部材4に接着剤
を供給する供給ポンプ5と、接着剤の収容タンク6と、
上記基材1の搬送方向と逆方向、つまり上記圧胴2の回
転方向と逆方向に接着剤転写ロール3を回転駆動する回
転駆動部7とを有している。
【0018】上記接着剤塗布部材4は、圧胴2と接着剤
転写ロール3との間に形成された転写部の近傍において
接着剤転写ロール3の回転方向の上流側部に配設された
チャンバー本体8と、このチャンバー本体8に形成され
た凹部9からなる密閉空間の前面上端部、つまり上記接
着剤転写ロール3の回転方向の下流側部に設置されたス
テンレス板または鋼板材等からなるドクター刃10と、
上記チャンバー本体8の前面下端部、つまり上記接着剤
転写ロール3の回転方向の上流側部に設置されたプラス
チック板等からなるシールプレート11とを有してい
る。
【0019】上記ドクター刃10は、接着剤転写ロール
3の回転方向に対向して設置され、このドクター刃10
の先端部が接着剤転写ロール3の周面に圧接されること
により、上記凹部9の前面上端部がシールされるととも
に、接着剤転写ロール3の回転に応じてその周面に付着
した余分な接着剤が上記ドクター刃10によって掻き取
られるようになっている。また、上記シールプレート1
1は、接着剤転写ロール3の回転方向に沿って設置さ
れ、このシールプレート11の先端部が接着剤転写ロー
ル3の周面に圧接されることにより、上記凹部9の前面
下端部がシールされている。
【0020】上記チャンバー本体8の後面上方部には、
供給ポンプ5から吐出された接着剤を上記凹部9に導入
する接着剤供給管12が接続されるとともに、その後面
下方部には、凹部9に導入された接着剤を収容タンク6
に導出する接着剤排出管13が接続されている。また、
上記チャンバー本体8に形成された凹部9の壁面には、
テフロンコート層が形成され、あるいはメッキ処理が施
される等により、接着剤の付着を防止するための被覆層
が形成されている。さらに上記接着剤転写ロール3およ
び接着剤塗布部材4の設置部の下方には、接着剤の転写
部を保護するカバー14が設置されている。
【0021】上記チャンバー本体8の側辺部には、図2
および図3に示すように、上記凹部9の側端部を覆う側
壁板15が設けられ、この側壁板15には、合成ゴムま
たは発泡プラスチック材等の弾性体からなるシール部材
16が取り付けられている。上記接着剤転写ロール3
は、周面に接着剤の付着効率を向上させるために多数の
溝部3aが所定間隔で形成された版胴からなり、その左
右両側端部の周面に平滑面17が形成され、この平滑面
17に上記シール部材16が圧接されるように構成され
ている。
【0022】上記収容タンク6内には、接着剤中の樹脂
成分の割合が45〜55%程度に設定された高濃度の溶
剤型接着剤、例えばポリウレタン樹脂とポリイソシアネ
ート樹脂とを主成分とする二液硬化型ポリウレタン系接
着剤等が収容されている。この接着剤は、上記接着剤供
給管12を通って接着剤塗布部材4の凹部9内に供給さ
れた後、上記接着剤排出管13を通って収容タンク6に
導出されることにより、外気と接触することなく収容タ
ンク6と上記凹部9との間を循環するように構成されて
いる。
【0023】上記構成において、供給ポンプ5を作動さ
せて収容タンク6内の接着剤を上記接着剤塗布部材4の
凹部9に供給しつつ、上記回転駆動部7によって接着剤
転写ロール3を回転駆動することにより、上記凹部9内
に充填された接着剤を接着剤転写ロール3の周面に接触
させて塗布するとともに、この接着剤転写ロール3の周
面に付着した余分な接着剤をドクター刃10によって掻
き取った後、上記接着剤転写ロール3の回転に応じて上
記接着剤を、圧胴2と接着剤転写ロール3との間の転写
部に搬送する。
【0024】そして、上記接着剤転写ロール3の周面に
塗布された接着剤を、上記転写部において圧胴2に支持
された基材1の下面に転写させた後、図外の乾燥部を経
てピンチロールの設置部に搬送し、このピンチロールの
設置部において上記基材1とラミネート材とを上記接着
剤によって接着する。
【0025】このように上記ドクター刃10およびシー
ルプレート11によってシールされた接着剤塗布部材4
の凹部9からなる密閉空間内に接着剤を供給し、この接
着剤を接着剤転写ロール3の周面に塗布するように構成
したため、供給ポンプ5によって収容タンク6から接着
剤供給管12を介して上記接着剤塗布部材4に接着剤を
供給する接着剤の供給部と、上記接着剤排出管13を介
して収容タンク6内に接着剤を排出する接着剤の排出部
とを密閉状態とし、上記接着剤を外気に触れさせること
なく給排することができる。
【0026】したがって、開放状態の容器34に収容さ
れた接着剤中に接着剤転写ロール3を浸漬した状態で、
この接着剤転写ロール3を回転させることによって転写
部に接着剤を汲み上げるように構成された図6に示す従
来装置のように、汲み上げられた接着剤が外部に飛散し
たり、接着剤中の溶剤が揮発したりするという問題を生
じることなく、基材1に対する接着剤の転写を行うこと
ができ、これによって環境汚染の発生を効果的に防止す
ることができる。
【0027】さらに、上記接着剤中の溶剤が揮発するの
を効果的に抑制できるため、この接着剤として上記高濃
度の溶剤型接着剤を使用した場合においても、上記溶剤
の揮発に起因する接着剤の粘度変化が生じることがな
く、基材1上に転写される接着剤量を一定に維持するこ
とができる。しかも、上記接着剤転写ロール3を浸漬さ
せる容器34を設けた場合のように、この容器34中に
大量の接着剤を収容させる必要がないので、接着剤の使
用量を必要最小限度に抑えることができる。
【0028】そして、上記接着剤転写ロール3を基材1
の搬送方向と逆方向に回転駆動するように構成したた
め、接着剤転写ロール3の周面に塗布された接着剤が基
材1の下面に沿って摺動しつつこの基材1に転写され、
この接着剤が接着剤転写ロール3側に引っ張られること
に起因した糸引き現象の発生を防止することができると
ともに、基材1上に形成された接着剤層の厚さを均一に
形成することができる。
【0029】すなわち、圧胴2と接着剤転写ロール3と
を同方向に回転させるようにした従来装置の構成による
と、接着剤転写ロール3が基材1から徐々に離間するた
め、基材1に転写された接着剤の一部が接着剤転写ロー
ル3側に引っ張られることによる糸引き現象が発生する
のを防止できないのに対し、上記のように圧胴2と接着
剤転写ロール3とを逆方向に回転させるように構成した
場合には、接着剤転写ロール3が基材1から離間する際
に、基材1に転写された接着剤に剪断力が付与されてこ
の接着剤から接着剤転写ロール3が瞬時に離間されるた
め、上記糸引き現象の発生を効果的に防止することがで
きる。
【0030】また、接着剤転写ロール3の周面が基材1
の搬送方向と逆方向に移動する際に、基材1上に転写さ
れた接着剤の表面が平滑に均されるため、スムージング
ロール等を設けることなく接着剤層の膜厚を均一に設定
し、接着剤層の厚みにばらつきが生じることに起因した
縞模様等の生成を効果的に防止することができる。
【0031】上記実施例では、接着剤転写ロール3の回
転方向の下流側部に設置されたドクター刃10を接着剤
転写ロール3の回転方向に対向させて設置するととも
に、接着剤転写ロール3の回転方向の上流側部に設置さ
れたシールプレート11を接着剤転写ロール3の回転方
向に沿わせて設置したため、上記ドクター刃10および
シールプレート11を接着剤転写ロール3の周面に圧接
させる方向に、上記凹部9に供給された接着剤の圧力を
作用させることができ、これによって上記凹部9のシー
ル性を効果的に向上させることができる。
【0032】また、上記接着剤を変更する場合には、洗
浄剤を接着剤塗布部材4の凹部9内に供給することによ
り、接着剤塗布部材4の内部と接着剤転写ロール3の周
面とを同時に効率よく洗浄することができるとともに、
この洗浄作業時に上記洗浄剤が飛散することを確実に防
止することができる。そして、上記洗浄剤の供給部と、
この洗浄剤の廃液が排出される排出部との間を密閉状態
とすることにより、洗浄剤の揮発および流失を抑制して
環境の悪化を防止することができる。
【0033】また、上記実施例では、接着剤塗布部材4
の側壁板15に弾性体からなるシール部材16を設け、
このシール部材16を接着剤転写ロール3の側端部周面
に圧接させるように構成したため、簡単な構成で上記接
着剤塗布部材4の側辺部を確実にシールすることができ
る。さらに、上記シール部材16が圧接される接着剤転
写ロール3の側端部周面を平滑面17に形成した場合に
は、接着剤転写ロール3の回転に伴って上記シール部材
16と接着剤転写ロール3との間に作用する摩擦抵抗を
小さくすることにより、シール部材16の摩耗を効果的
に抑制できるという利点がある。
【0034】また、上記のようにチャンバー本体8に形
成された凹部9の内壁面に、接着剤の付着を防止するた
めの被覆層を形成した場合には、上記チャンバー本体8
内に供給される接着剤および洗浄剤が上記内壁面に付着
することを防止して、接着剤転写ロール3に対する接着
剤の付着効率および洗浄剤による洗浄効率を効果的に向
上させることができる。
【0035】なお、上記実施例では、溶剤の揮発量を抑
制するとともに、基材1上に溶剤が残留することを極力
防止するために接着剤中の樹脂成分の割合が45〜55
%程度に設定された高濃度の溶剤型接着剤を使用した例
について説明したが、上記樹脂成分の割合が25%以下
に設定された通常の溶剤型の接着剤を使用するドライラ
ミネート装置について、本発明の構成を採用できること
は勿論である。
【0036】また、溶剤が揮発することによって環境に
悪影響が与えられることがなく、かつ基材上に溶剤が残
留した場合において何ら支障のない水溶性の接着剤、例
えば水分散ポリウレタンエマルジョンからなる主剤と無
溶剤型硬化剤とを有する二液型接着剤、またはアクリル
系エマルジョン型水溶性接着剤等を使用するドライラミ
ネート装置についても、本発明の構成を採用することが
できる。
【0037】すなわち、収容タンク6内に収容された水
溶性接着剤を供給ポンプ5によって接着剤塗布部材4の
凹部9内に供給し、この水溶性接着剤を接着剤転写ロー
ル3の周面に付着させた状態で、この接着剤転写ロール
3を基材1の搬送方向と逆方向に回転駆動することによ
り、上記水溶性接着剤を基材1に転写させるように構成
してもよい。
【0038】上記のように構成した場合には、水溶性接
着剤の給排路を密閉状態とすることにより、消泡剤等を
使用することなく、上記水溶性接着剤が発泡するのを防
止することができるとともに、接着剤転写ロール3の周
面に付着した水溶性接着剤を基材1の下面に沿って摺動
させることにより、この水溶性接着剤を均一な厚みで基
材1に転写することができる。
【0039】したがって、上記水溶性接着剤中に消泡剤
が混入されたり、基材1に形成された接着剤層の厚さが
不揃いになったりすることに起因して製品の透明度が低
下することを効果的に防止することができ、上記基材1
と図外のラミネート材とを接合することによって形成さ
れた積層フィルム製品の外観を良好状態に維持すること
ができる。
【0040】また、図4に示すように、基材1に形成さ
れる接着剤層の厚みの目標値を入力する入力手段18
と、この入力手段18によって入力された接着剤層の厚
みに対応した接着剤転写ロール3の回転速度を設定する
速度設定手段19と、この速度設定手段19によって設
定された回転速度に応じて上記接着剤転写ロール3の回
転駆動部7を駆動する駆動回路20とを有する制御手段
21を設けた構造としてもよい。
【0041】上記構成によれば、制御手段21によって
接着剤転写ロール3の回転速度を制御し、この接着剤転
写ロール3と、上記圧胴2に沿って搬送される基材1と
の相対速度を変化させることにより、基材1に転写され
る接着剤の厚みを調節することができる。例えば、上記
接着剤転写ロール3の回転速度を上昇させて、その周面
と、基材1との接触時間を短縮することにより、基材1
に転写される接着剤の厚みを低減することができ、また
接着剤転写ロール3の回転速度を低下させて、その周面
と、基材1との接触時間を延長することにより、基材1
に転写される接着剤の厚みを増大させることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、密閉空
間を有する接着剤塗布部材を上記接着剤転写ロールに沿
って設置するとともに、上記接着剤塗布部材の密閉空間
部内に供給された接着剤を上記接着剤転写ロールの周面
に付着させた状態で、この接着剤転写ロールを基材の搬
送方向と逆方向に回転駆動するように構成したため、上
記接着剤の給排部を密閉状態とし、上記接着剤を外気に
触れさせることなく接着剤の塗布部に給排することがで
きる。
【0043】したがって、接着剤中の溶剤が揮発するこ
とによる環境汚染の発生を効果的に防止することができ
るとともに、この接着剤として上記高濃度の溶剤型接着
剤を使用した場合においても、上記溶剤の揮発に起因し
た接着剤の粘度の変動を生じることがなく、基材上に転
写される接着剤量を一定に維持することができる。
【0044】しかも、上記接着剤転写ロールを基材の搬
送方向と逆方向に回転駆動して接着剤転写ロールの周面
に付着した接着剤を基材の下面に沿って摺動させること
により、基材上に転写された接着剤が接着剤転写ロール
側に引っ張られることに起因した糸引き現象の発生を防
止し、基材上の接着剤層を均一な厚みに形成できるとい
う利点がある。
【0045】また、発泡し易いとともに膜厚を均一化す
ることが困難な水溶性の接着剤を使用た場合において
も、この水溶性接着剤の給排路を上記のように密閉状態
とすることにより、水溶性接着剤の発泡を効果的に抑制
できるとともに、接着剤転写ロールの周面に付着した水
溶性接着剤を基材の下面に沿って摺動させることによ
り、この水溶性接着剤を均一な厚みで基材に転写するこ
とができる。
【0046】したがって、溶剤が揮発することによって
環境に悪影響が与えられることがなく、かつ基材上に溶
剤が残留したとしても何ら支障のない水溶性接着剤を使
用することにより、環境の悪化等を効果的に防止するこ
とができる。そして、消泡剤等を使用することなく接着
剤の発泡を抑制できるため、上記水溶性接着剤中に消泡
剤が混入されることに起因して接着剤層の透明度が低下
することを効果的に防止し、これによって上記基材とラ
ミネート材とを接合することによって形成された積層フ
ィルム製品の外観を良好状態に維持できるという利点が
ある。
【0047】また、上記接着剤転写ロールの回転速度を
制御する制御手段を設け、この制御手段によって接着剤
転写ロールと基材との相対速度を変化させるように構成
した場合には、接着剤転写ロールの回転速度を上昇させ
てこの接着剤転写ロールと、上記圧胴に沿って搬送され
る基材との相対速度を大きくすることにより、基材に転
写される接着剤の厚みを低減し、あるいは接着剤転写ロ
ールの回転速度を低下させて、この接着剤転写ロール
と、上記基材との相対速度を小さくすることにより、基
材に転写される接着剤の厚みを増大させることができ、
接着剤層の厚みを容易かつ適正に調節することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るドライラミネート装置の
要部を示す説明図である。
【図2】接着剤塗布部材の内部構造を示す平面断面図で
ある。
【図3】図2のA−A線矢視図である。
【図4】接着剤転写ロールの制御手段の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】ドライラミネート装置の全体構造を示す説明図
である。
【図6】接着剤転写部の従来構造を示す説明図である。
【図7】接着剤転写部の従来構造の変形例を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 基材 3 接着剤転写ロール 4 接着剤塗布部材 5 供給ポンプ 7 回転駆動部 9 凹部(密閉空間) 21 制御手段 31 乾燥部 32 ラミネート材 33 ピンチロール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材に接着剤を転写する接着剤転写ロー
    ルと、転写された接着剤を乾燥させる乾燥部と、上記基
    材とラミネート材とを接着するピンチロールとを備えた
    ドライラミネート装置において、密閉空間を有する接着
    剤塗布部材を上記接着剤転写ロールに沿って設置すると
    ともに、上記接着剤塗布部材の密閉空間部内に接着剤を
    供給する供給ポンプと、上記接着剤転写ロールを基材の
    搬送方向と逆方向に回転駆動する回転駆動部とを設けた
    ことを特徴とするドライラミネート装置。
  2. 【請求項2】 接着剤転写ロールの回転速度を制御する
    制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のドラ
    イラミネート装置。
  3. 【請求項3】 接着剤中の樹脂成分の割合が45〜55
    %程度に設定された高濃度の溶剤型接着剤を接着剤塗布
    部材の密閉空間部内に供給するように構成したことを特
    徴とする請求項1または2記載のドライラミネート装
    置。
  4. 【請求項4】 水溶性接着剤を接着剤塗布部材の密閉空
    間部内に供給するように構成したことを特徴とする請求
    項1または2記載のドライラミネート装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016002999A1 (ko) * 2014-07-04 2016-01-07 김도영 트림용 우드 포일 및 그의 제조방법

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