JPH08279833A - 逐次復号装置 - Google Patents

逐次復号装置

Info

Publication number
JPH08279833A
JPH08279833A JP10822795A JP10822795A JPH08279833A JP H08279833 A JPH08279833 A JP H08279833A JP 10822795 A JP10822795 A JP 10822795A JP 10822795 A JP10822795 A JP 10822795A JP H08279833 A JPH08279833 A JP H08279833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decoding
signal
received signal
storage means
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10822795A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Yagi
敏晴 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP10822795A priority Critical patent/JPH08279833A/ja
Publication of JPH08279833A publication Critical patent/JPH08279833A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】短時間で同期を確立し、また同期確立までに大
量のデータ誤りを発生させない逐次復号装置の提供。 【構成】受信信号を記憶するRAM1と、復号信号を記
憶するRAM2と、4相位相不確定性による復調基準位
相の食い違いを除去すべく論理操作を行う位相転換回路
と、RAM1より受信信号を読出して逐次復号処理を施
した後RAM2に格納する逐次復号処理回路と、を備
え、オーバーフローが発生し逐次復号処理回路が復調基
準位相の食い違いが生じていると判断したとき、RAM
1と逐次復号回路との間に挿入されている位相転換回路
を操作して逐次復号回路に入力される受信信号の位相を
転換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は逐次復号装置に関し、特
に直交変調方式の伝送路で伝送された畳み込み符号を誤
り訂正復号する逐次復号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】データの伝送誤りを検出して訂正するた
めに、データをいくつかの情報シンボルに区切り、誤り
訂正符号器で畳み込み符号化して符号シンボルにし、伝
送された符号シンボルを誤り訂正復号器(以下「復号
器」という)でファノアルゴリズムを用いて逐次復号す
ることが行われている。
【0003】かかる誤り訂正符号器は、状態保持回路と
関数発生回路とを備えている。状態保持回路は、例えば
シフトレジスタで構成され、内部状態を保持し、情報シ
ンボルの入力によって内部状態を変更する。関数発生器
は内部状態を入力して符号シンボルを発生する。
【0004】復号器が1符号シンボルに対応して受け取
る受信信号(の硬判定)は、伝送誤りにより、送られた
符号シンボルとは必ずしも一致しない。
【0005】復号器は、符号シンボル単位に復号を進め
るとすると、対応する誤り訂正符号器と同一の機能を有
する回路(以下「符号器複製」という)をもっており、
1符号シンボルに対応する受信信号を受取る毎に、可能
な全ての情報シンボルを符号器複製にそれぞれ入力した
ときの符号器複製が出力する符号シンボルのそれぞれを
受取った受信信号と比較し、受信信号に最も近い符号シ
ンボルを与える情報シンボルを送られた情報シンボルで
あると推定する。
【0006】近さの尺度として、ファノ尤度と呼ばれる
尤度が用いられる。ファノアルゴリズムでは、基本的に
はファノ尤度の累積尤度が最も大きくなる情報シンボル
列を送られた情報シンボル列であると判定していく。
【0007】もっとも、伝送誤りが多発すると、間違っ
た情報シンボルを送られた情報シンボルであると判定す
る可能性がある。一旦誤った判定をすると、それ以後の
符号器複製の内部状態が誤り訂正符号器の内部状態と食
い違い、それ以後はファノ尤度の大きな情報シンボルを
見付けようとしても見付けられなくなるので、過去にお
いて誤った判定したことが検出できる。
【0008】誤った判定したことを検出すると、符号器
複製の内部状態を過去の状態に戻した後、過去において
選んだ情報シンボルの次にファノ尤度の大きな情報シン
ボルを送られた情報シンボルであると判定して復号をや
り直す。
【0009】ファノ尤度が次に大きな情報シンボルを見
付けようとしても既に探索済みで見付けることができな
ければ、もう一つ過去の状態に戻って同様な操作を行
う。このように試行錯誤を繰り返して復号を行い、一旦
出力した復号結果を後で変更する可能性があるので、復
号器は入力した受信信号のバッファおよび復号結果のバ
ッファを必要とする。
【0010】以上で説明したファノアルゴリズムは、米
国人ファノ(R. M. Fano)が考案したもので、文献IEEE
Transactions on information Theory, IT-9 (1963)
(米)P.64-74に記載されている。また、上記のような
誤り訂正符号器および復号器は、例えば米国人ジョージ
・デビッド・フォーニィ・ジュニア(George David For
ney, Jr.)の米国特許第3,665,396に記載されている回
路で実現できる。
【0011】さて、ディジタルマイクロ波通信システム
のように搬送波帯でのスペクトル幅の制限が厳しい伝送
システムでは、4相位相変調、16値直交振幅変調等の
直交変調方式を用いることが多い。
【0012】直交変調方式を用いる伝送システムで符号
シンボルを伝送する場合、符号シンボルを構成する各ビ
ットを2分し、それぞれのビット群Tp, Tqを直交変調
信号の各直交成分に対応させる。
【0013】直交変調信号の復調には周知の4相位相不
確定性があり、復調器の基準搬送波の位相(復調基準位
相)が変調器の搬送波の位相と90度おきに食違って、
伝送誤りがなくとも復調器の出力する2つのビット群
(の硬判定)Rp, Rqがビット群Tp, Tqと一致しない
ことがある。
【0014】(Rp, Rq)は、(Tp, Tq)または( ̄
q, Tp)または( ̄Tp,  ̄Tq)または(Tq,  ̄
p)のいずれかとなる。そのため、(Rp, Rq)が
(Tp, Tq)に一致しないとき、そのことを検出し復調
基準位相を90度おきに回転するのと等価な論理操作を
行う位相転換回路を用いてRp, RqをTp, Tqに一致さ
せる必要がある。
【0015】Rp, RqがTp, Tqに一致していなけれ
ば、受信信号(の硬判定)である(Rp, Rq)は極めて
大きい確率で誤りを含み、復号器において復号が進まず
受信信号のバッファがオーバーフローするので、不一致
を検出できる。
【0016】以下、図面を参照して、従来装置について
説明する。
【0017】図2は従来の逐次復号装置(特開平1-1988
46号公報参照)の構成例を示すブロック図である。
【0018】図2に示す従来例は、符号化率が3/4で
あり1符号シンボルが4ビットからなる畳み込み符号シ
ンボルが16値直交振幅変調方式の伝送システムで伝送
され、受端の復調器(図示せず)が出力する硬判定であ
るそれぞれ2ビット並列の受信信号Dp1,Dq1を復号す
る逐次復号装置である。1対の受信信号Dp1,Dq1から
なる並列4ビットの受信信号が1符号シンボルに対応す
る。
【0019】図2において、1は位相転換回路であり、
制御信号B1に制御されて、受信信号Dp1,Dq1をその
まま受信信号Dp2,Dq2として出力するか、または復調
器の復調基準位相が90度、180度もしくは270度
回転したのと等価に受信信号Dp1,Dq1を論理操作し受
信信号Dp2,Dq2として出力する。2は受信信号のバッ
ファ用のRAM(ランダムアクセスメモリ)であり、例
えば4ビット×nワードの記憶容量を持つ。3は復号結
果のバッファ用のRAMであり、3ビット×nワードの
記憶容量を持つ。4は復号処理部であり、RAM2に書
込まれた受信信号を読み出して逐次復号し、復号結果を
RAM3に書込む。
【0020】復号処理部4は、カウンタ41および4
2、セレクタ43、制御回路44ならびに復号回路45
により構成されている。
【0021】カウンタ41は、クロック信号CLを計数
するn進カウンタであり、計数出力であるアドレス信号
A1および制御信号B5を出力する。カウンタ42も同
様なカウンタであり、アドレス信号A2および制御信号
B7を出力する。
【0022】セレクタ43は、制御信号B6の制御によ
りアドレス信号A1とA2のいずれか一方を選択し、R
AM2、RAM3へ出力する。
【0023】制御回路44は、制御信号B1によって位
相転換回路1の論理操作を制御し、またセレクタ43の
出力と制御信号B2、B3とによってRAM2、3の書
込みおよび読み出しを制御する。復号回路45は、制御
信号B4に従って受信信号の復号処理を行う。なお、カ
ウンタ41に入力するクロック信号CLは受信信号
p1,Dq1(ならびにDp2,Dq2)と同期したクロック
である。
【0024】位相転換された受信信号が入力されるとカ
ウンタ41は、クロック信号CLを計数してアドレス信
号A1が一つ増大する。このとき、制御回路44はカウ
ンタ41からの制御信号B5に応答し、制御信号B2、
B3およびB6を出力する。
【0025】セレクタ43は、セレクタ43の選択信号
として作用する制御信号B6に応答しアドレス信号A1
を出力する。RAM2は制御信号B2に応答し、アドレ
スA1に受信信号Dp2,Dp2を書込み、RAM3は制御
信号B3に応答し、アドレスA1に書込まれている復号
結果Eを読み出して外部へ出力する。
【0026】一方、アドレス信号A2は、復号回路45
が現在復号している受信信号が書込まれているRAM2
のアドレスを示している。復号回路45は、直前にRA
M2から読み出した受信信号D1の復号が完了すると復
号終了を知らせる制御信号B4を出力する。
【0027】制御回路44は、復号終了を知らせる制御
信号B4に応答し、制御信号B2、B3、B6およびB
7を出力する。
【0028】セレクタ43は、制御信号B6に応答して
アドレス信号A2を出力する。復号結果D2は、制御信
号B3の制御によりRAM3のアドレスA2に書込まれ
る。
【0029】カウンタ42は、制御回路44よりの制御
信号B7に応答し、アドレス信号A2を一つ増大する。
そして、セレクタ43は制御信号B6に応答し、直前に
1コ増大されたアドレスA2を出力する。さらに、復号
回路45は制御信号B2の制御によりRAM2の一つ増
大したアドレスA2から次の受信信号を新しく読み出
し、この受信信号の復号を行う。
【0030】復号の処理周期はクロック信号CLの周期
より十分短いので、復号が順調に進むとアドレスA2が
アドレスA1に追付き、RAM2に書込んだ最新の受信
信号の復号をするようになってそれ以上読出すべき受信
信号がなくなるため、アドレス信号A2の値がアドレス
信号A1の値に等しくなると制御回路44は、制御回路
B4を出力する。
【0031】そして、復号回路45は制御信号B4に応
答し、復号処理を一時停止する。復号を後退させると
き、制御回路44は制御信号B2、B3、B6およびB
7を出力する。
【0032】カウンタ42は制御信号B7に応答し、ア
ドレス信号A2を一つ減少させる。セレクタ43は制御
信号B6に応答し、直前に減少したアドレスA2を出力
する。復号回路45は制御信号B2、B3に応答し、R
AM2、3のアドレスA2から(以前に復号したことの
ある)受信信号、復号結果を読み出して復号をやり直
す。このようにして、復号回路45は受信信号を逐次復
号していく。
【0033】直前にRAM2から読み出した受信信号
(RAM2におけるアドレスはA2)のすぐ前に書込ま
れている受信信号(アドレスはA2−1)が、新しく入
力した受信信号(この書込みアドレスはA1)によって
書き直されるまでに、言いかえればA2−1=A1にな
るまでに復号が遅れると、次に新しく入力する受信信号
によって復号が完了していない受信信号が書き直されて
しまうことになる。
【0034】そのため、制御回路44はA2−1=A1
になったとき、RAM2がオーバーフローしたと判定す
る。
【0035】制御回路44は、オーバーフローの発生に
より復調器の復調基準位置が食違っていると判断した場
合、制御信号B1およびB7を出力する。位相転換回路
1は制御信号B1に応答し、今までの受信信号Dp1,D
q1と受信信号Dp2,Dq2との相対位相関係を90度進め
るように論理操作をリセットする。例えば、今まで受信
信号Dp2,Dq2が受信信号Dp1,Dq1と等しかったとす
ると、今後は復調基準位相を90度進めるのと等価な論
理操作をさせ、今まで復調基準位相を270度進めるの
と等価な論理操作をしていたとすると、今後は受信信号
p1,Dq1をそのまま受信信号Dp2,Dq2として出力さ
せる。
【0036】この論理操作のやり直しの後、カウンタ4
2は制御信号B7に応答し、アドレス信号A2の値をア
ドレス信号A1の値にリセットする。復号回路45は新
しくRAM2に書込まれた受信信号を読み出して復号を
再開する。
【0037】位相転換回路1の論理操作およびアドレス
信号A2の上記のリセットを行った後、アドレス信号A
2がアドレス信号A1より値n1だけ小さくなるまでに
復号が遅れると、制御回路44は復調基準位相にまだ食
い違いがあると判断して上記のリセットを再度行う。
【0038】このようにして最大3回のリセットを繰返
せば、必ず復調基準位相の食い違いを除去できる。復調
基準位相の食い違いが除去されれば復号は進むはずであ
るから、リセット後に復号が完了した受信信号の数を計
数し、この計数値が値n2に達すると制御回路44は、
復調基準位相の食い違いは除去されたと判断し、以降は
RAM2がオーバーフローするまでリセットは行わな
い。
【0039】復調基準位相が食い違っていれば復号は急
速に遅れるので、値n2を適当に設定することによっ
て、値n1をRAM2のアドレスの個数nより相当に小
さく設定しても最初のリセット後の復調基準位相の食い
違いを正確に検出できる。
【0040】2回目以降のリセットは、最初のリセット
の後RAM2のアドレスの個数を(n1+1)個に縮小
し、この縮小したRAM2がオーバーフローしたらリセ
ットするのと等価である。
【0041】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の逐次復号装置は、復調基準位相の食い違いを除去
する際、最初のバッファオーバーフローが発生したらバ
ッファに蓄積されている受信データを全て廃棄してい
る。このため、同期確立までに長い時間を要し、また大
量のデータ誤りを発生するという問題がある。
【0042】従って、本発明の目的は、上記問題点を解
消し、短時間で同期を確立し、また同期確立までに大量
のデータ誤りを発生させない逐次復号装置を提供するこ
とにある。
【0043】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、畳み込み符号の符号シンボルで直交変調
した変調信号を伝送し復調して得た受信信号を記憶する
受信信号記憶手段と、復号信号を記憶する復号結果記憶
手段と、4相位相不確定性による復調基準位相の食い違
いを除去すべく前記受信信号記憶手段より読み出された
前記受信信号に対し所定の論理操作を施し、論理操作結
果を第2の受信信号として出力する復調位相転換手段
と、前記第2の受信信号を読出して逐次復号処理を施し
た後前記復号結果記憶手段に格納する逐次復号処理手段
と、を備え、前記受信信号記憶手段にオーバーフローが
発生し前記逐次復号処理手段が復調基準位相の食い違い
が生じていると判断したとき、前記受信信号記憶手段と
前記逐次復号処理手段との間に挿入されている前記復調
位相転換手段の前記論理操作を変更し、前記逐次復号処
理手段に入力される前記第2の受信信号の位相を転換す
ることを特徴とする逐次復号装置を提供する。
【0044】また、本発明は、畳み込み符号の符号シン
ボルで直交変調した変調信号を伝送し、復調して得た受
信信号を予め定めた第1の数だけ記憶し得る受信信号記
憶手段と、4相位相不確定性による復調基準位相の食い
違いを除去すべく、前記受信信号記憶手段より読み出さ
れた前記受信信号に対し、逐次復号処理手段より送られ
る制御信号によって論理操作を施し、論理操作結果を第
2の受信信号として出力する復調位相転換手段と、逐次
復号処理手段により出力された、前記第2の受信信号の
復号結果を前記第一の数だけ記憶しうる復号結果記憶手
段と、前記受信信号を前記受信信号記憶手段に順次書き
込むと同時に、前記復号結果記憶手段から既に書き込ま
れている前記復号結果を順次読み出して外部に出力し、
前記受信信号記憶手段から読み出した前記受信信号に対
応する前記第2の受信信号の復号が完了すると前記復号
結果を前記復号結果記憶手段に書き込むと同時に、前記
受信記憶手段から今復号が完了した前記受信信号の次に
書き込まれている前記受信信号を読み出して対応する前
記第2の受信信号の復号を試み、以前の復号に誤りの可
能性があるとして復号を後退させる時は、前記受信信号
記憶手段から直前に読み出された前記受信信号の前に書
き込まれている前記受信信号を読み出すと同時に、今読
み出す前記受信信号に対応する前記第2の受信信号を以
前に復号完了したときに前記復号結果記憶手段に書き込
んだ前記復号結果を読み戻して復号をやり直し、前記受
信信号記憶手段に書き込まれている最も古い前記受信信
号に対応する前記第2の受信信号の復号が出来ないまで
に復号が遅れ、前記復調基準位相転換手段の論理操作に
誤りがあると判断すると前記制御信号を出力し、前記復
調基準位相転換手段を制御して前記論理操作を変更し、
その後に前記受信信号記憶手段に書き込んだ最新の前記
受信信号より予め定めた、第1の数未満の第2の数だけ
以前に書き込んだ前記受信信号を読み出して、対応する
前記第2の受信信号の復号を試みるリセット動作を繰り
返す逐次復号処理手段と、を備えることを特徴とする逐
次復号装置を提供する。
【0045】
【作用】上記構成のもと、本発明は、受信信号のバッフ
ァがオーバーフローし、復調基準位相の食い違いがある
と判断して同期確立を図る際に、その時より一定の回数
以前に受信信号のバッファに書込んだ受信信号から復号
処理を再開するようにして同期のやり直しの繰り返し周
期を短くしたものである。このため、本発明によれば、
復調基準位相の食い違いを短時間で除去することを可能
とし、リセットの際に捨てる受信信号の数も少なくでき
る。これに対して、前記従来例では、位相転換回路1が
RAM1の入力側に配置されていたため、位相転換回路
1の位相を変化させた後、RAM1のデータを全て廃棄
しなければならなかった。すなわち、本発明によれば、
RAM1のデータを廃棄せずに済み、同期確立時間、バ
ーストエラー時間を向上している。
【0046】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を以下に説
明する。
【0047】図1は本発明の逐次復号装置の実施例を示
すブロック図である。以下では図2を参照して説明した
前記従来例と同一部分の説明は省略し、相違点のみを説
明する。
【0048】図1を参照して、本実施例と図2の前記従
来例との相違点は、復号処理部14の制御回路144よ
り出力される制御信号B11に応答して受信信号の位相
を0、90、180、270度変化させるのと等価な論
理操作をする位相転換回路11が受信信号系列を蓄積す
るRAM12の出力側に配置されたことである。これに
対して、前記従来例では位相転換回路1はRAM12の
入力側に配置されている。
【0049】本実施例の動作もオーバーフロー発生時の
処理を除いて前記従来例と同一である。
【0050】以下では図面を参照して、本発明のバッフ
ァオーバーフロー発生時の処理について説明する。
【0051】直前にRAM12から読み出した受信信号
(RAM12におけるアドレスは、A2)のすぐ前に書
込まれている受信信号(アドレスは、A2−1)が新し
く入力した受信信号(この書込みアドレスは、A1)に
よって書き直されるまでに、すなわちA2−1=A1に
なるまでに復号が遅れると、次に新しく入力する受信信
号によって復号が完了していない受信信号が書き直され
てしまうことになる。そのため、制御回路144はA2
−1=A1になったとき、RAM12がオーバーフロー
したと判定する。
【0052】制御回路144は、オーバーフローの発生
により復調期の復調基準位置が食違っていると判断した
場合、制御信号B11およびB17を出力する。
【0053】位相転換回路11は、制御信号B11に応
答し、今までの受信信号Dp1,Dq1と受信信号Dp2,D
q2との相対位相関係を90度進めるように論理操作をリ
セットする。
【0054】例えば、今まで受信信号Dp2,Dq2が受信
信号Dp1,Dq1と等しかったとすると、今後は復調基準
位相を90度進めるのと等価な論理操作をさせ、今まで
復調基準位相を270度進めるのと等価な論理操作をし
ていたとすると、今後は受信信号Dp1,Dq1をそのまま
受信信号Dp2,Dq2として出力させる。
【0055】この論理操作のやり直しの後、カウンタ1
42は、制御信号B17に応答し、アドレス信号A2の
値を現在の値よりm(m<n、但しnはRAM12のア
ドレス個数)だけ進ませた値にリセットする。
【0056】復号回路145は、制御信号B12により
RAM12の(リセットした)アドレスA2から受信信
号を読み出し、復号を再開する。言い換えれば、復号処
理部14は現在復号しているアドレス値からmアドレス
分の受信信号に対する復号を放棄して、復号を再開する
ことになる。
【0057】この位相転換、およびアドレス信号A2の
リセット(これらを「リセット動作」という)によって
も同期確立せず、RAM12が再度オーバーフローすれ
ばリセット動作を再度行う。このようにして最大3回の
リセット動作を繰り返せば、必ず復調基準位相の食い違
いを除去できる。復調基準位相の食い違いが除去されれ
ば復号は急速に進むので、mをnより相当小さくしても
RAM12は、もはやオーバーフローしないであろうこ
とが期待できる。
【0058】以上、本発明を上記実施例に即して説明し
たが、本発明は上記態様にのみ限定されるものでなく、
本発明の原理に準ずる各種態様を含むことは勿論であ
る。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の逐次復号
装置は、受信信号のバッファがオーバーフローし、復調
基準位相の食い違いがあると判断して同期確立を図る
際、その時より一定の回数以前に受信信号のバッファに
書込んだ受信信号から復号処理を再開するようにして同
期のやり直しの繰り返し周期を短くしたことにより、復
調基準位相の食い違いを短時間で除去することを可能と
し、リセットの際に捨てる受信信号の数も少なくできる
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の逐次復号装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】従来の逐次復号装置の構成例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1、11 位相転換回路 2、3、12、13 RAM 4、14 復号処理部 41、42、141、142 カウンタ 43、143 セレクタ 44、144 制御回路 45、145 復号回路 121、122 RAMユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】畳み込み符号の符号シンボルで直交変調し
    た変調信号を伝送し復調して得た受信信号を記憶する受
    信信号記憶手段と、 復号信号を記憶する復号結果記憶手段と、 4相位相不確定性による復調基準位相の食い違いを除去
    すべく前記受信信号記憶手段より読み出された前記受信
    信号に対し所定の論理操作を施し、論理操作結果を第2
    の受信信号として出力する復調位相転換手段と、 前記第2の受信信号を読出して逐次復号処理を施した後
    前記復号結果記憶手段に格納する逐次復号処理手段と、 を備え、 前記受信信号記憶手段にオーバーフローが発生し前記逐
    次復号処理手段が復調基準位相の食い違いが生じている
    と判断したとき、前記受信信号記憶手段と前記逐次復号
    処理手段との間に挿入されている前記復調位相転換手段
    の前記論理操作を変更し、前記逐次復号処理手段に入力
    される前記第2の受信信号の位相を転換することを特徴
    とする逐次復号装置。
  2. 【請求項2】前記オーバーフロー発生時、前記復調位相
    転換手段が前記論理操作を変化した後、前記逐次復号処
    理手段が、前記受信信号処理手段のアドレス信号を所定
    値分進ませた値にリセットし第2の受信信号を読み出し
    復号処理を再開することを特徴とする請求項1記載の逐
    次復号装置。
  3. 【請求項3】畳み込み符号の符号シンボルで直交変調し
    た変調信号を伝送し、復調して得た受信信号を予め定め
    た第1の数だけ記憶し得る受信信号記憶手段と、 4相位相不確定性による復調基準位相の食い違いを除去
    すべく、前記受信信号記憶手段より読み出された前記受
    信信号に対し、逐次復号処理手段より送られる制御信号
    によって論理操作を施し、論理操作結果を第2の受信信
    号として出力する復調位相転換手段と、 逐次復号処理手段により出力された、前記第2の受信信
    号の復号結果を前記第一の数だけ記憶しうる復号結果記
    憶手段と、 前記受信信号を前記受信信号記憶手段に順次書き込むと
    同時に、前記復号結果記憶手段から既に書き込まれてい
    る前記復号結果を順次読み出して外部に出力し、 前記受信信号記憶手段から読み出した前記受信信号に対
    応する前記第2の受信信号の復号が完了すると前記復号
    結果を前記復号結果記憶手段に書き込むと同時に、前記
    受信記憶手段から今復号が完了した前記受信信号の次に
    書き込まれている前記受信信号を読み出して対応する前
    記第2の受信信号の復号を試み、 以前の復号に誤りの可能性があるとして復号を後退させ
    る時は、前記受信信号記憶手段から直前に読み出された
    前記受信信号の前に書き込まれている前記受信信号を読
    み出すと同時に、今読み出す前記受信信号に対応する前
    記第2の受信信号を以前に復号完了したときに前記復号
    結果記憶手段に書き込んだ前記復号結果を読み戻して復
    号をやり直し、 前記受信信号記憶手段に書き込まれている最も古い前記
    受信信号に対応する前記第2の受信信号の復号が出来な
    いまでに復号が遅れ、前記復調基準位相転換手段の論理
    操作に誤りがあると判断すると前記制御信号を出力し、
    前記復調基準位相転換手段を制御して前記論理操作を変
    更し、その後に前記受信信号記憶手段に書き込んだ最新
    の前記受信信号より予め定めた、第1の数未満の第2の
    数だけ以前に書き込んだ前記受信信号を読み出して、対
    応する前記第2の受信信号の復号を試みるリセット動作
    を繰り返す逐次復号処理手段と、 を備えることを特徴とする逐次復号装置。
JP10822795A 1995-04-07 1995-04-07 逐次復号装置 Pending JPH08279833A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10822795A JPH08279833A (ja) 1995-04-07 1995-04-07 逐次復号装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10822795A JPH08279833A (ja) 1995-04-07 1995-04-07 逐次復号装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08279833A true JPH08279833A (ja) 1996-10-22

Family

ID=14479282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10822795A Pending JPH08279833A (ja) 1995-04-07 1995-04-07 逐次復号装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08279833A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0234558B1 (en) Path trace viterbi decoder
US6049903A (en) Digital data error detection and correction system
EP0669732B1 (en) A method and apparatus for deriving a phase difference and a digital filter circuit
US5014275A (en) Sequential decoder
JPH0810879B2 (ja) 復調装置
US5878060A (en) Viterbi decoding apparatus and viterbe decoding method
JPH0445017B2 (ja)
JPH08279833A (ja) 逐次復号装置
US6084925A (en) Method and apparatus for discriminating synchronous or asynchronous states of Viterbi decoded data
JP3562441B2 (ja) クロック同期補正方法及び同期クロック生成装置
US5710785A (en) Sequential decoder having short synchronization recovery time
JPH01132241A (ja) 逐次複号装置
JPH0683185B2 (ja) 逐次復号装置
US5642369A (en) Quick resynchronization receiver for sequential decoding of convolutional codes
JP2621582B2 (ja) 逐次復号装置
GB2253974A (en) Convolutional coding
JPS61137447A (ja) 多相psk信号の復号装置
US7814376B2 (en) Method and apparatus for frame delineation
JP2803627B2 (ja) 畳込み復号化回路
JP2891190B2 (ja) 逐次復号装置
JP2871140B2 (ja) 復調基準位相曖昧度除去システムおよびその受信装置
JPH0234508B2 (ja)
JPH0653843A (ja) 逐次復号装置
JPH04238431A (ja) 誤り訂正回路
JP2003258649A (ja) 復号装置及びその復号方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990119