JPH08280239A - 生葉管理装置のサンプリング装置 - Google Patents

生葉管理装置のサンプリング装置

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JPH08280239A
JPH08280239A JP11649895A JP11649895A JPH08280239A JP H08280239 A JPH08280239 A JP H08280239A JP 11649895 A JP11649895 A JP 11649895A JP 11649895 A JP11649895 A JP 11649895A JP H08280239 A JPH08280239 A JP H08280239A
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太山 内山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生葉のサンプリングに人為的な要素の関与を
なくし得ると共に、搬入作業の作業効率を向上させ得
る、生葉管理装置のサンプリング装置を提供する。 【構成】 生葉を一時貯留コンテナを介して製茶工程へ
搬送する生葉管理装置において、一時貯留コンテナの搬
送方向に沿う両側壁の、一方の側壁側から他方に側壁側
に向けて配設され、一方の側壁側から投入される生葉を
採取して他方の側壁側まで搬送する搬送コンベヤを具備
し、搬送コンベヤは、ベルトの外側面が仕切板によって
区画され、この区画内に生葉が採取される。搬送コンベ
ヤの下流側には、例えば貯留箱が配置され、また、搬送
コンベヤは、例えば一時貯留コンテナの搬送方向に移動
可能に配設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生葉管理装置内の生葉
を、品質チェックのためにサンプリングする、生葉管理
装置のサンプリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、茶園から摘採された生葉は、
例えば20〜30キログラム毎に摘採袋に収容された状
態で、トラック等で製茶工場に搬入され、品質チェック
後に各工程に送られる。この品質チェックは、搬入の際
に、受け入れ側の査定員によって、摘採袋から手等で生
葉が適量採取され、この生葉の葉の色、茎の混入度合等
を、予め定めた判定基準に基づいて判定することによっ
て行われ、荷口(ロット)の生葉の格付けが行われる。
ところで、この査定員の生葉の採取による品質チェック
では、生葉のサンプリングに人為的な要素が関与し易
く、生葉の正確な品質チェックが困難であるという問題
点があった。
【0003】そこで、本出願人は、このような問題点を
解決するサンプリング装置として、特願平5−2083
69号(特開平7−39244号参照)を出願した。こ
のサンプリング装置は、一時貯留コンテナの最上流側に
設けられた投入シュートの下方に、複数個のダンパを配
設すると共に、ダンパの下方に水平コンベヤを配設す
る。そして、ダンパを開くことにより、投入シュートか
ら投入される生葉を水平コンベヤ上に採取し、この生葉
を垂直コンベヤを介して、床面上に配置されている貯留
箱に貯留することにより、生葉がサンプリングされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このサ
ンプリング装置にあっては、正確な品質チェックは行え
るものの、生葉の一時貯留コンテナへの搬入作業の作業
効率が劣るという問題点が明らかとなった。すなわち、
生葉が、一時貯留コンテナの搬送方向の一端側である、
最上流側の投入シュートから投入されるため、コンテナ
の幅(搬送方向と直交する方向の寸法)等の制約から、
投入作業を複数人で同時に行うことが難しい。その結
果、搬入作業の作業効率が劣ることになり、特に、多数
の荷口の生葉を大量に処理しなければならない摘採が重
なる最盛時に、搬入作業現場で生葉の停滞が発生し易く
なり、改善が望まれているのが実状である。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、生葉のサンプリングに人為的な
要素の関与をなくし得ると共に、搬入作業の作業効率を
向上させ得る、生葉管理装置のサンプリング装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、請求項1記載の生葉管理装置のサンプリング装置
は、生葉を一時貯留コンテナを介して製茶工程へ搬送す
る生葉管理装置において、一時貯留コンテナの搬送方向
に沿う両側壁の、一方の側壁側から他方の側壁側に向け
て配設され、一方の側壁側から投入される生葉を採取し
て他方の側壁側まで搬送し得る搬送コンベヤを具備し、
搬送コンベヤは、ベルトの外側面が仕切板によって区画
され、この区画内に前記生葉が採取されることを特徴と
する。
【0007】また、請求項2記載の生葉管理装置のサン
プリング装置は、生葉を一時貯留コンテナを介して製茶
工程へ搬送する生葉管理装置において、一時貯留コンテ
ナの搬送方向に沿う両側壁の、一方の側壁側から他方の
側壁側に向けて配設され、一方の側壁側から投入される
生葉を採取して他方の側壁側まで搬送し得る搬送コンベ
ヤと、搬送コンベヤの下流側下部に配置され、搬送コン
ベヤで搬送されてくる生葉を貯留する貯留箱と、を具備
することを特徴とする。
【0008】また、請求項3記載のサンプリング装置
は、搬送コンベヤが、一時貯留コンテナの搬送方向に移
動可能に配設されていることを特徴とする。また、請求
項4記載のサンプリング装置は、搬送コンベヤが、一時
貯留コンテナの搬送方向に沿う両側壁の、一方の側壁側
から他方の側壁側の上方に向けて配設された第1の搬送
コンベヤと、第1の搬送コンベヤの下流側下部に配設さ
れた逆転可能な第2の搬送コンベヤとを具備することを
特徴とする。
【0009】
【作用】まず、請求項1記載の生葉管理装置のサンプリ
ング装置によれば、茶園から摘採されて搬入されてくる
生葉は、一時貯留コンテナの搬送方向に沿う一方の側壁
側から、投入作業者によってコンテナ内に投入される。
この生葉は、コンテナによって一時貯留されつつ適宜搬
送され、例えば蒸機以降の次工程(製茶工程という)に
送られる。
【0010】生葉は、コンテナへの投入時に、搬送コン
ベヤの上流側の区画内に採取されて、下流側に例えば1
ステップづつ搬送される。この各区画内の生葉が搬送コ
ンベヤで搬送され、例えば、搬送コンベヤで搬送され貯
留箱内に所定量貯留された生葉によって、あるいは査定
員によって適量づつ採取された各区画内の生葉によっ
て、品質チェックが行われる。そのため、生葉のサンプ
リングに人為的な要素の関与がなくなり、正確な品質チ
ェックが可能になる。生葉の投入作業は、長さの長いコ
ンテナの一方の側壁側から、複数人同時に行うことがで
きて、搬入作業の作業効率が向上する。
【0011】また、請求項2記載の生葉管理装置のサン
プリング装置によれば、コンテナの一方の側壁側からの
コンテナ内に投入される生葉が、搬送コンベヤの上流側
で採取され、これが下流側に搬送されて、下流側下端に
配置された貯留箱に貯留される。この貯留箱内の生葉
が、査定員によって品質チェックされるため、生葉のサ
ンプリングに人為的な要素の関与がなくなると共に、生
葉をコンテナの側壁側から投入することができ、搬入作
業の作業効率が向上する。
【0012】また、請求項3記載のサンプリング装置に
よれば、搬送コンベヤを一時貯留コンテナの搬送方向に
移動させることにより、生葉の投入位置を、例えばコン
テナ内の生葉の貯留状況や搬入トラックの停止位置に応
じて適宜に設定することができ、搬入効率の一層の向上
が図れる。また、請求項4記載のサンプリング装置によ
れば、生葉が第1の搬送コンベヤの上流側で採取されて
その下流側に搬送され、第2の搬送コンベヤ上に収容さ
れる。この第2の搬送コンベヤ上の生葉が、サンプリン
グ時には、該コンベヤで搬送されて、例えば貯留箱に貯
留され、非サンプリング時には、該コンベヤを逆転させ
ることによって、一時貯留コンテナ内に自動的に戻され
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1及び図2は、本発明に係わるサンプ
リング装置を装備した生葉管理装置の一部、すなわち受
入れ側の生葉管理装置を示し、図1はその一部を破断し
た平面図、図2は図1のA−A線矢視断面図である。図
において、生葉管理装置1は、生葉Tを一時貯留及び搬
送する一時貯留コンテナ2(以下、単にコンテナ2とい
う)と、3つのサンプリング装置3を有している。
【0014】コンテナ2は、搬送方向(コンテナ2の長
手方向で図1の矢印イ方向)に沿う側壁4a、4b及び
搬送方向と直交する両端壁4c、4d等からなる機枠4
と、この機枠4内の下部に配設された搬送コンベヤ5を
有し、機枠4の側壁4aの外側には、図1に示すよう
に、複数台の送風加湿機6が配設されている。搬送コン
ベヤ5は、通気用の細かい孔(図示せず)が穿設された
多数の通気板7で構成され、その下流側には、かき落と
し装置8が設けられている。
【0015】また、搬送コンベヤ5は、図示しないモー
タに連結され、このモータの回転によって、通気板7が
搬送方向である矢印イ方向に移動する。なお、コンテナ
2は両端壁4d側を除き、その上端が床面9と略同一に
なる如く埋設されており、その幅は、例えば1500〜
4000mm程度に設定され、長さは必要に応じて増設
することにより調整され得る構成になっている。
【0016】サンプリング装置3は、搬送コンベヤ10
と、この搬送コンベヤ10の下流側端縁の下方に配置さ
れた貯留箱11を有している。搬送コンベヤ10は、2
つのベルトコンベヤ12、13で構成され、図2に示す
ように、一方のベルトコンベヤ12は、テンションロー
ラ14a、14b及び駆動ローラ14c間に巻回された
無端状の平ベルト15を有している。また、ベルトコン
ベヤ12は、その上流側12aがブラケット16を介し
てコンテナ2の側壁4a上端(もしくは床面9)に固定
され、下流側12bがブラケット17を介して側壁4b
上端(もしくは床面9)に固定されている。
【0017】このベルトコンベヤ12の平ベルト15の
外側面には、複数個の仕切板19が一定間隔で固定さ
れ、この各仕切板19間に区画部Kが形成されている。
また、ベルトコンベヤ12は、その上流側12aの上面
が床面9と略面一となる如く設定されると共に、上流側
12aが低く下流側12bが高くなる如く傾斜した状態
で、コンテナ2の側壁4a側から側壁4b側に向けて配
設されている。そして、ベルトコンベヤ12は、駆動ロ
ーラ14cに連結されたモータ18がステップ状に回転
することにより、平ベルト15が図2の矢印ロ方向に1
ステップづつ移動する。
【0018】一方、ベルトコンベヤ13は、テンション
ローラ20a、20b及び駆動ローラ20c間に巻回さ
れた無端状の平ベルト21を有し、その一端側13aが
ブラケット22を介してコンテナ2の側壁4b(もしく
は床面9)に固定されると共に、他端側13bがブラケ
ット23を介して床面9上に固定(もしくは載置)され
ている。このベルトコンベヤ13は、その略中央部分が
ベルトコンベヤ12の下流側12b下方に位置すると共
に、その一端側13aがコンテナ2の側壁4b側端縁上
方に位置して略水平状態で配設されている。ベルトコン
ベヤ13は、駆動ローラ20cに連結された逆転可能な
モータ24によって、平ベルト21が図2の矢印ハもし
くは矢印ニ方向に移動する。
【0019】そして、各サンプリング装置3のベルトコ
ンベヤ12、13のモータ18、24は、各ベルトコン
ベヤ13に設けられた操作盤S(図1参照)のスイッチ
(図示せず)を、査定員が操作することによって、オ
ン、オフあるいは正転、逆転される。また、モータ24
は、操作盤Sに設けられた図示しないタイマーによっ
て、正転から逆転に切り替わるように構成されている。
なお、この操作盤Sは、一箇所に集中して設けることも
勿論可能である。
【0020】ところで、上記実施例におけるベルトコン
ベヤ13は、その長さを略半分に設定すると共に、床面
9に対して図2の矢印ホ及び矢印ヘ方向に移動可能に配
設しても良い。この場合、生葉Tのサンプリング時に
は、ベルトコンベヤ13を矢印ヘ方向に移動させて、そ
の一端側13aをベルトコンベヤ12の下流側12b下
方に位置させ、生葉Tのコンテナ2への戻し時には、ベ
ルトコンベヤ13を矢印ホ方向に移動させて、一端側1
3aをコンテナ2上に位置させる。
【0021】この2つのベルトコンベヤ12、13から
なる3つの搬送コンベヤ10が、コンテナ2の搬送方向
に所定間隔で並設されることにより、3つのサンプリン
グ装置3が所定位置に配設されている。この各サンプリ
ング装置3の貯留箱11は、ベルトコンベヤ13の他端
側13b下方の床面9上に置かれており、平面視長方形
状に形成されて、例えば生葉Tが1〜2キログラム収容
され得る大きさに設定されている。
【0022】次に、このサンプリング装置3の動作につ
いて説明する。まず、図2に示すように、コンテナ2の
側壁4a側の各サンプリング装置3に対応する位置に、
摘採袋Fが積載されたトラックtを停止させ、投入作業
者によって摘採袋Fを荷台上から降ろして開封する。そ
して、査定員の操作盤Sの操作によって、ベルトコンベ
ヤ12が所定位置に停止され、ベルトコンベヤ13が作
動させられると共に、モータ24用のタイマーが所定時
間に設定された状態で、投入作業者が、開封された摘採
袋Fの開口部を、コンテナ2の側壁4a側からコンテナ
2内に向け、摘採袋F内の生葉Tをコンテナ2内に投入
する。この投入作業は、例えば各サンプリング装置3に
対応した3カ所で同時に行うことができる。
【0023】生葉Tがコンテナ2内に投入されると、摘
採袋F内の生葉Tの一部が、ベルトコンベヤ12の上流
側12aの平ベルト15上に載置されて採取される。こ
の時、生葉Tは平ベルト15の最上流側に位置する区画
部K内に山盛り状態、すなわち、区画部K内の搬送方向
ロと平行な両側が低く中央部分が高い状態で採取され
る。これにより、第1の摘採袋F内の生葉Tが、区画部
Kの大きさに応じて一定量採取される。
【0024】そして、第1の摘採袋Fの生葉Tの投入が
終了すると、査定員が操作盤Sを操作して、ベルトコン
ベヤ12のモータ18を1ステップ回転させ、ベルトコ
ンベヤ12の平ベルト15を1ステップ移動させる。こ
れにより、区画部K内に採取された生葉Tは、下流側1
2b方向に所定距離搬送される。その後、第2の摘採袋
Fの生葉Tを投入すると、次の区画部K内に生葉Tが同
様に一定量採取され、これを繰り返すことによって、複
数個の摘採袋Fからなる荷口の生葉Tが、摘採袋F毎に
ベルトコンベヤ12上に採取されることになる。
【0025】このベルトコンベヤ12上に採取された生
葉Tは、ステップ状に下流側12bに搬送させられ、下
流側12b端縁から下方に落下して、ベルトコンベヤ1
3の平ベルト21上の略中央部分に収容される。この生
葉Tは、正転方向(矢印ハ方向)に回転している平ベル
ト21によって、ベルトコンベヤ13の他端側13bに
搬送され、他端側13b端縁から貯留箱11内に落下収
容される。
【0026】そして、ベルトコンベヤ13の始動から所
定時間経過すると、操作盤Sのタイマーによってモータ
24が逆転し、ベルトコンベヤ13が逆方向(矢印ニ方
向)に回転する。これにより、ベルトコンベヤ12で搬
送されてくる生葉Tが、ベルトコンベヤ13でその一端
側13a方向に搬送されてコンテナ2内に戻され、生葉
Tの貯留箱11内への落下がなくなり、貯留箱11内に
所定量の生葉Tが収容されてサンプリングされる。
【0027】この状態で、貯留箱11をベルトコンベヤ
12の下方から取り出し、サンプリングした生葉Tの品
質チェックを行う。なお、ベルトコンベヤ12、13
は、荷口の生葉Tの投入が完了するまで作動し、投入時
にベルトコンベヤ12で採取される生葉Tが、ベルトコ
ンベヤ13を介してコンテナ2内に戻されることにな
る。生葉Tが品質チェックによって格付けされたら、査
定員は貯留箱11を元の位置に戻し、次のサンプリング
装置3の貯留箱11内の生葉Tの品質チェックを同様に
行う。
【0028】そして、投入作業者によって摘採袋Fから
コンテナ2内に順次投入され、所定高さに堆積された生
葉Tは、適宜回転される搬送コンベヤ5によって、かき
落し装置8方向に搬送される。この間に、コンテナ2内
の生葉Tは、送風加湿機6によって加湿送風されつつ一
時貯留される。また、かき落し装置8の位置まで搬送さ
れた生葉Tは、必要に応じて回転するかき落し装置8に
よって振動コンベヤ26(図1参照)内に落下し、垂直
コンベヤ27もしくは他の適宜の輸送機を介して、例え
ば生葉管理装置を構成する次のコンテナ(図示せず)に
供給される。
【0029】なお、この実施例において、搬送コンベヤ
10として、例えば図3に示すように、ベルトコンベヤ
12のみを使用し、このベルトコンベヤ12の下流側1
2bの下方の床面9上に、貯留箱11を直接配置するよ
うにしても良い。この場合、貯留箱11に所定量の生葉
Tが収容されてサンプリングされたら、貯留箱11をベ
ルトコンベヤ12の下方から取り除くと共に、この取り
除いた位置に傾斜台28を配置する。この傾斜台28の
傾斜面によって、ベルトコンベヤ12で搬送されてくる
生葉Tがコンテナ2内に戻される。
【0030】このように、上記実施例によれば、コンテ
ナ2の搬送方向に沿う一方の側壁4a側の各サンプリン
グ装置3に対応した位置で、生葉Tをコンテナ2内に投
入すれば、ベルトコンベヤ12の平ベルト15に形成さ
れた区画部K内に生葉Tが自動的に採取され、これがベ
ルトコンベヤ12、13で搬送されて貯留箱11に貯留
されるため、査定員による生葉Tのサンプリング作業が
不要になる。その結果、サンプリングに人為的な要素の
関与をなくすことができ、荷口の生葉Tの正確な品質チ
ェックが可能になる。
【0031】特に、ベルトコンベヤ12に設けられた区
画部Kによって、複数個の摘採袋Fからの生葉Tの均一
採取が可能になり、偏った摘採袋Fからのサンプリング
が防止されると共に、貯留箱11が設置される位置と生
葉Tの投入作業の位置とが、コンテナ2を挟んだ状態で
明確に区分けされ、搬入者(トラックtの位置)とサン
プリング装置3を、1対1に対応させることができ、か
つベルトコンベヤ12、13を作動させる操作盤Sが、
反投入作業側である貯留箱11側に設けられ、投入作業
者による操作が防止されること等から、査定員の意志に
基づく、荷口の生葉Tの、より的確かつ公正なサンプリ
ングが可能になる。
【0032】また、3つのサンプリング装置3を、コン
テナ2の側壁4a側から側壁4b側に向け、コンテナ2
の搬送方向に所定間隔で併設しているため、3台のトラ
ックtで搬入された生葉Tを、コンテナ2内に同時に投
入することができて、搬入作業の作業効率を向上させる
ことができる。その結果、摘採が重なる最盛時であって
も、生葉Tの搬入場所での停滞が確実に防止される。さ
らに、ベルトコンベヤ12の上流側12aの上面が、床
面9と面一に設定されているため、投入作業時に、トラ
ックtの荷台から降ろした重量のある摘採袋Fを持ち上
げる必要もなくなり、投入作業を容易かつ楽に行うこと
ができる。
【0033】また、搬送コンベヤ10は、ベルトコンベ
ヤ13のモータ24を逆転させることにより、あるいは
傾斜台28を配置することにより、ベルトコンベヤ12
で搬送されてくる生葉Tをコンテナ2内に戻すことがで
き、貯留箱11を取り除いた後の、生葉Tの床面9への
飛散等が確実に防止される。またさらに、サンプリング
装置3は、搬送コンベヤ10をコンテナ2の機枠4の両
側壁4a、4b間に掛け渡す状態で設置するだけで良
く、既設のコンテナ2にも、大きな改造をすることなく
容易に付設することができると共に、搬送コンベヤ10
として市販されているベルトコンベヤ12、13を使用
し得る等、構成簡易にしてサンプリング装置3を安価に
構成することができる。
【0034】図4及び図5は、本発明に係わるサンプリ
ング装置の他の実施例を示し、図4はその要部の平面
図、図5は図4のB−B線矢視断面図である。なお、上
記実施例と同一箇所には同一符号を付し、その詳細な説
明は省略する。この実施例の特徴は、サンプリング装置
3の搬送コンベヤ10を、一つのベルトコンベヤ12で
構成し、このベルトコンベヤ12を、コンテナ2の搬送
方向に移動可能に配設した点にある。すなわち、ベルト
コンベヤ12は、その上流側12aの端縁にレール部材
30が固定されると共に、下流側12bに床面9上に配
置し得るブラケット31が固定され、レール部材30
は、コンテナ2の側壁4a内面の上端に固定されたレー
ル32に嵌入している。
【0035】そして、この搬送コンベヤ10は、ベルト
コンベヤ12のレール部材30を、図5に示す如くコン
テナ2のレール32に嵌入させた状態で、下流側12b
をブラケット31と共に矢印ト方向に手で持ち上げ、ベ
ルトコンベヤ12をレール32の長手方向にスライド移
動させ、ブラケット31を床面9上に置く。これによ
り、ベルトコンベヤ12が、図4の二点鎖線で示す如
く、コンテナ2の搬送方向に所定距離移動し、適宜位置
に設置される。
【0036】なお、この実施例においては、搬送コンベ
ヤ10を1つ配設した場合について説明したが、複数の
搬送コンベヤ10をそれぞれ移動可能に配設しても良い
し、床面9上にもレール(図示せず)を設け、このレー
ルにブラケット31の下端を嵌入させ、ベルトコンベヤ
12を持ち上げることなく移動し得るように構成しても
良い。また、ベルトコンベヤ12の上流側12a及びブ
ラケット31の下端に、モータで回転可能なローラ(共
に図示せず)を取付け、このローラをレール内で回転さ
せることにより、ベルトコンベヤ12を自動的に移動さ
せ得るように構成しても良いし、搬送コンベヤ10とし
て、上記実施例と同様、2つのベルトコンベヤ12、1
3を使用することも勿論可能である。
【0037】この実施例によれば、上記実施例の作用効
果の他に、サンプリング装置3の搬送コンベヤ10を、
生葉Tの投入位置(トラックtの停止位置)に合わせる
ことができると共に、コンテナ2内に貯留されている生
葉Tの貯留状況に応じて、投入位置を変更することがで
きるため、搬入作業をより一層効率的に行うことができ
ると共に、コンテナ2内における生葉Tの貯留高さを均
一化し得るという作用効果が得られる。
【0038】なお、上記各実施例においては、ベルトコ
ンベヤ12に仕切板19を設けて区画部Kを形成した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、仕切板1
9のない一般的な平ベルト15を使用することもでき
る。この場合は、ベルトコンベヤ12を作動させるモー
タ18は、ステップ状に回転させるのではなく、連続的
に回転させることになる。また、上記実施例において
は、ベルトコンベヤ12の区画部Kで採取された生葉T
を、貯留箱11内に貯留し、この貯留箱11内の生葉T
を品質チェックするようにしたが、例えばベルトコンベ
ヤ12でステップ状に搬送されてくる各区画部K内の生
葉Tを、査定員がベルトコンベヤ12の下流側12bで
適量づつ採取し、この生葉によって品質チェックを行う
ようにしても良い。
【0039】また、上記実施例における、各ベルトコン
ベヤの作動及び停止は、操作盤Sによる操作に限らず、
例えば各ベルトコンベヤのモータを、生葉管理装置全体
を制御する図示しない操作盤に接続し、この操作盤上で
査定員が、他の装置と関連して制御したり、あるいはコ
ンテナに生葉の投入を検知するセンサ(図示せず)を設
け、このセンサの検知信号に基づいて適宜のベルトコン
ベヤを作動させることもできる。さらに、生葉のコンテ
ナへの戻しも、上記のベルトコンベヤ及び傾斜台に限る
ものではなく、例えば露取り機に接続する等、他の適宜
の構造を採用し得る。
【0040】また、上記実施例においては、サンプリン
グ装置を、受入れ側の生葉管理装置に装備した場合につ
いて説明したが、例えば蒸機に連結された排出側の生葉
管理装置等にも装備できる。また、上記実施例における
コンテナの構成、搬送コンベヤ、ベルトコンベヤの構
成、個数及びコンテナへの取付構造、取付位置、貯留箱
の形状及び大きさ等は一例であって、本発明の要旨を逸
脱しない範囲において、種々変更可能であることは言う
までもない。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の生葉管理
装置のサンプリング装置によれば、生葉のサンプリング
に人為的な要素の関与がなくなり、正確な品質チェック
が可能になると共に、生葉をコンテナの搬送方向に沿う
長さの長い一方の側壁側から投入することができ、複数
人による同時作業が可能になって、搬入作業の作業効率
を向上させることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるサンプリング装置を装備した生
葉管理装置の一部を破断した平面図
【図2】同図1のA−A線矢視断面図
【図3】同傾斜台を使用した場合の変形例を示す要部の
断面図
【図4】本発明に係わる他のサンプリング装置を装備し
た生葉管理装置の要部の平面図
【図5】同図4のB−B線矢視断面図
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・生葉管理装置 2・・・・・・・・・・一時貯留コンテナ 3・・・・・・・・・・サンプリング装置 4・・・・・・・・・・機枠 4a、4b・・・・・・側壁 10・・・・・・・・・搬送コンベヤ 11・・・・・・・・・貯留箱 12、13・・・・・・ベルトコンベヤ 15、21・・・・・・平ベルト 18、24・・・・・・モータ 19・・・・・・・・・仕切板 28・・・・・・・・・傾斜台 30・・・・・・・・・レール部材 31・・・・・・・・・ブラケット 32・・・・・・・・・レール F・・・・・・・・・・摘採袋 T・・・・・・・・・・生葉 K・・・・・・・・・・区画部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生葉を一時貯留コンテナを介して製茶工程
    へ搬送する生葉管理装置において、前記一時貯留コンテ
    ナの搬送方向に沿う両側壁の、一方の側壁側から他方の
    側壁側に向けて配設され、一方の側壁側から投入される
    生葉を採取して他方の側壁側まで搬送し得る搬送コンベ
    ヤを具備し、該搬送コンベヤは、ベルトの外側面が仕切
    板によって区画され、この区画内に前記生葉が採取され
    ることを特徴とする生葉管理装置のサンプリング装置。
  2. 【請求項2】生葉を一時貯留コンテナを介して製茶工程
    へ搬送する生葉管理装置において、前記一時貯留コンテ
    ナの搬送方向に沿う両側壁の、一方の側壁側から他方の
    側壁側に向けて配設され、一方の側壁側から投入される
    生葉を採取して他方の側壁側まで搬送し得る搬送コンベ
    ヤと、該搬送コンベヤの下流側下部に配置され、搬送コ
    ンベヤで搬送されてくる生葉を貯留する貯留箱と、を具
    備することを特徴とする生葉管理装置のサンプリング装
    置。
  3. 【請求項3】前記搬送コンベヤが、前記一時貯留コンテ
    ナの搬送方向に移動可能に配設されていることを特徴と
    する、請求項1もしくは請求項2記載の生葉管理装置の
    サンプリング装置。
  4. 【請求項4】前記搬送コンベヤが、前記一時貯留コンテ
    ナの搬送方向に沿う両側壁の、一方の側壁側から他方の
    側壁側の上方に向けて配設された第1の搬送コンベヤ
    と、該第1の搬送コンベヤの下流側下部に配設された逆
    転可能な第2の搬送コンベヤとを具備することを特徴と
    する、請求項1もしくは請求項2もしくは請求項3記載
    の生葉管理装置のサンプリング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101596907B1 (ko) * 2015-07-31 2016-03-07 주식회사 다인식품 닭고기용 가공장치
JP2018173325A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 前田建設工業株式会社 粒状混合物搬送装置
CN108946026A (zh) * 2018-08-28 2018-12-07 河南省德耀节能科技股份有限公司 物料输送系统及其自动取样装置

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