JPH082861Y2 - テープリール - Google Patents
テープリールInfo
- Publication number
- JPH082861Y2 JPH082861Y2 JP13402089U JP13402089U JPH082861Y2 JP H082861 Y2 JPH082861 Y2 JP H082861Y2 JP 13402089 U JP13402089 U JP 13402089U JP 13402089 U JP13402089 U JP 13402089U JP H082861 Y2 JPH082861 Y2 JP H082861Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- screw shaft
- tape reel
- hub
- hardness metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、テープカートリッジに内蔵されるテープ巻
回用のテープリールであって、ハブの上下端面に一対の
フランジがねじ締結されたテープリールに関し、ねじ締
結部の構造に改良を加えたものである。
回用のテープリールであって、ハブの上下端面に一対の
フランジがねじ締結されたテープリールに関し、ねじ締
結部の構造に改良を加えたものである。
この種のテープリールにおいて、第3図に示すように
一対のねじ軸を締結要素としてフランジ1とハブ2の三
者を共締め固定するものがある。
一対のねじ軸を締結要素としてフランジ1とハブ2の三
者を共締め固定するものがある。
詳しくは、ハブ2を間に挟んで一対のフランジ1を対
向配置し、ハブ2の円周方向の3箇所に設けた一対のね
じ軸で前記三者を締結固定している。そのねじ軸は皿ビ
ス状の雄ねじ軸5と、筒軸の内面にねじ穴6が形成され
た雌ねじ軸7とからなる。
向配置し、ハブ2の円周方向の3箇所に設けた一対のね
じ軸で前記三者を締結固定している。そのねじ軸は皿ビ
ス状の雄ねじ軸5と、筒軸の内面にねじ穴6が形成され
た雌ねじ軸7とからなる。
ねじ締結は、必要時に分解できる利点を持つ反面、外
力を受けて弛みが生じるところに難がある。とくに、テ
ープが満巻された状態では、テープリールの取扱に伴う
衝撃や振動でねじ弛みを生じやすく、最悪の場合にはテ
ープリールの高速回転時にねじが弛んで、フランジ間隔
が広がったりフランジの脱落を招く。
力を受けて弛みが生じるところに難がある。とくに、テ
ープが満巻された状態では、テープリールの取扱に伴う
衝撃や振動でねじ弛みを生じやすく、最悪の場合にはテ
ープリールの高速回転時にねじが弛んで、フランジ間隔
が広がったりフランジの脱落を招く。
こうしたねじの弛みを防ぐには、ねじロック剤をねじ
山に塗布して、ねじの弛み止めを図ることが考えられる
が、これでは組立作業性が悪くなり、生産コストが増加
すること、あるいはねじロック剤の塗布量を一定にする
ことが困難な点などになお問題がある。
山に塗布して、ねじの弛み止めを図ることが考えられる
が、これでは組立作業性が悪くなり、生産コストが増加
すること、あるいはねじロック剤の塗布量を一定にする
ことが困難な点などになお問題がある。
また、雌ねじ軸7にねじ下穴のみを形成しておき、雄
ねじ軸5をタッピンねじ化することも考えられるが、こ
れでは雌ねじ軸7を金属材で形成する場合に締付トルク
が異常に大きくなり、組立作業性に劣る。雌ねじ軸7を
プラスチック材で形成する場合は締付トルクを低減でき
るが、耐熱性に問題があること、締付トルクの許容ばら
つき幅が小さく締め過ぎを生じやすいこと、などの不利
がある。
ねじ軸5をタッピンねじ化することも考えられるが、こ
れでは雌ねじ軸7を金属材で形成する場合に締付トルク
が異常に大きくなり、組立作業性に劣る。雌ねじ軸7を
プラスチック材で形成する場合は締付トルクを低減でき
るが、耐熱性に問題があること、締付トルクの許容ばら
つき幅が小さく締め過ぎを生じやすいこと、などの不利
がある。
そこで本考案の目的は、ねじ軸の螺合構造を改良する
ことにより、コスト増を伴わずにねじの弛みを解消し、
テープリールの使用上の信頼性と組立時の作業性を向上
するにある。
ことにより、コスト増を伴わずにねじの弛みを解消し、
テープリールの使用上の信頼性と組立時の作業性を向上
するにある。
本考案の基本原理は、三角ねじからなる一対のねじ軸
5・7のいずれか一方のねじ山に、タッピンねじのねじ
山に似た刃部10を設け、この刃部10を対応する谷部に喰
い込ませてねじの弛み止めを図るにある。
5・7のいずれか一方のねじ山に、タッピンねじのねじ
山に似た刃部10を設け、この刃部10を対応する谷部に喰
い込ませてねじの弛み止めを図るにある。
具体的には雄ねじ軸5と、雌ねじ軸7とのいずれか一
方を低硬度金属で、他方を高硬度金属でそれぞれ形成す
る。そして高硬度金属で形成される側のねじ軸5のねじ
山先端寄りに、対応するねじ軸7の谷部に喰い込む断面
三角形状の刃部10を形成したものである。
方を低硬度金属で、他方を高硬度金属でそれぞれ形成す
る。そして高硬度金属で形成される側のねじ軸5のねじ
山先端寄りに、対応するねじ軸7の谷部に喰い込む断面
三角形状の刃部10を形成したものである。
ここで、低硬度金属および高硬度金属とは、金属固有
の硬さの大小を意味せず、対応する金属材を比べた場合
の相対的な硬度の大小を意味する。例えば、雌ねじ軸7
を銅合金で形成し、雄ねじ軸5を鋼材で形成する場合
は、より硬い側を高硬度金属となり、他方を低硬度金属
となる。
の硬さの大小を意味せず、対応する金属材を比べた場合
の相対的な硬度の大小を意味する。例えば、雌ねじ軸7
を銅合金で形成し、雄ねじ軸5を鋼材で形成する場合
は、より硬い側を高硬度金属となり、他方を低硬度金属
となる。
一対のねじ軸5・7を螺合することにより、高硬度金
属側の刃部10が低硬度金属側の谷部に喰い込み、この喰
い込み面の摩擦力で両ねじ軸5・7の弛みを阻止する。
刃部10はねじ山の先端寄りに限って設けられているの
で、対応する谷部に面する肉壁にのみ喰い込む。そのた
め、刃部10を谷部に喰い込ませるのに要する締付トルク
は小さい。
属側の刃部10が低硬度金属側の谷部に喰い込み、この喰
い込み面の摩擦力で両ねじ軸5・7の弛みを阻止する。
刃部10はねじ山の先端寄りに限って設けられているの
で、対応する谷部に面する肉壁にのみ喰い込む。そのた
め、刃部10を谷部に喰い込ませるのに要する締付トルク
は小さい。
一対のねじ軸5・7のうち高硬度金属側のねじ山に刃
部10を設け、これを対応する低硬度金属側の谷部に喰い
込ませてねじの弛みを防止するので、両ねじ軸5・7を
金属材で形成するについて、締付トルクが過大になるこ
とを回避しながら弛み止め機能を付加することができ、
その加工や組み立てに要するコストの増加を伴うことな
く組み立て時の作業性を向上し、しかもテープリールの
構造上の信頼性を向上できる。
部10を設け、これを対応する低硬度金属側の谷部に喰い
込ませてねじの弛みを防止するので、両ねじ軸5・7を
金属材で形成するについて、締付トルクが過大になるこ
とを回避しながら弛み止め機能を付加することができ、
その加工や組み立てに要するコストの増加を伴うことな
く組み立て時の作業性を向上し、しかもテープリールの
構造上の信頼性を向上できる。
〔第1実施例〕 第2図において、テープリールは上下一対のフランジ
1と、両フランジ1間に挟み固定される円筒状のハブ2
とからなる。ハブ2は中央に上下貫通状のハブ穴3を有
し、円周方向の3等分点位置が両フランジ1を固定する
ためのねじ締結箇所に設定されている。
1と、両フランジ1間に挟み固定される円筒状のハブ2
とからなる。ハブ2は中央に上下貫通状のハブ穴3を有
し、円周方向の3等分点位置が両フランジ1を固定する
ためのねじ締結箇所に設定されている。
フランジ2はアルミニウム板材を打ち抜き形成したも
のであり、第3図に示すごとく前記ねじ締結箇所に対応
してテーパー状の締結座4が貫通状に形成されている。
ハブ2はアルミニウムあるいは複合プラスチック材を素
材にして成形されている。
のであり、第3図に示すごとく前記ねじ締結箇所に対応
してテーパー状の締結座4が貫通状に形成されている。
ハブ2はアルミニウムあるいは複合プラスチック材を素
材にして成形されている。
第3図において、一対のフランジ1とハブ2の三者を
締結するねじは、皿ビス状の雄ねじ軸5と、筒軸の内面
にねじ穴6が形成された雌ねじ軸7とからなる。各ねじ
軸5・7の操作頭部8・9は締結座4に沈み込む状態で
ねじ込まれる。各操作頭部8・9には、十文字状あるい
は一文字状の操作溝12・11を有する。
締結するねじは、皿ビス状の雄ねじ軸5と、筒軸の内面
にねじ穴6が形成された雌ねじ軸7とからなる。各ねじ
軸5・7の操作頭部8・9は締結座4に沈み込む状態で
ねじ込まれる。各操作頭部8・9には、十文字状あるい
は一文字状の操作溝12・11を有する。
両ねじ軸5・7のうち、雄ねじ軸5は一般構造用鋼材
を素材にして形成した。雌ねじ軸7は黄銅またはアルミ
ニウム合金を素材にして形成した。つまり高硬度金属で
雄ねじ軸5を形成し、低硬度金属で雌ねじ軸7を形成す
る。
を素材にして形成した。雌ねじ軸7は黄銅またはアルミ
ニウム合金を素材にして形成した。つまり高硬度金属で
雄ねじ軸5を形成し、低硬度金属で雌ねじ軸7を形成す
る。
第1図において、雌ねじ軸7にはねじ山角αを60度と
する規定通りの三角ねじが形成されている。また、雄ね
じ軸5には、ねじ山角αを60度とする基本ねじ山9を形
成し、さらにそのねじ山先端寄りに挟み角βが30度の刃
部10を形成した。刃部10の外直径Dは雌ねじ軸7の谷部
直径dより大きく設定してあり、両ねじ軸5・7を螺合
したとき刃部10が対応する谷部に喰い込む。
する規定通りの三角ねじが形成されている。また、雄ね
じ軸5には、ねじ山角αを60度とする基本ねじ山9を形
成し、さらにそのねじ山先端寄りに挟み角βが30度の刃
部10を形成した。刃部10の外直径Dは雌ねじ軸7の谷部
直径dより大きく設定してあり、両ねじ軸5・7を螺合
したとき刃部10が対応する谷部に喰い込む。
なお、両ねじ軸5・7にはメッキあるいは酸化処理に
よって表面処理膜が必要に応じて形成される。
よって表面処理膜が必要に応じて形成される。
これら一対のねじ軸5・7を螺合すると、それぞれの
ねじ山が互いに噛み合い、さらに刃部10が低硬度金属か
らなる谷部に喰い込む。この喰い込み面の摩擦力で両ね
じ軸5・7が弛むことを防止できる。
ねじ山が互いに噛み合い、さらに刃部10が低硬度金属か
らなる谷部に喰い込む。この喰い込み面の摩擦力で両ね
じ軸5・7が弛むことを防止できる。
刃部10を谷部に喰い込ませるのに伴って締付トルクが
増加する。しかし、刃部10は基本ねじ山9の先端寄りに
限って成形されており、しかも刃部10が谷部にのみ喰い
込むようその基端部幅Bを設定してあるので、例えばね
じ山の少なくとも半分以上が下穴に喰い込むタッピンね
じに比べると、十分に小さな締付トルクで両ねじ軸5・
7をねじ込める。
増加する。しかし、刃部10は基本ねじ山9の先端寄りに
限って成形されており、しかも刃部10が谷部にのみ喰い
込むようその基端部幅Bを設定してあるので、例えばね
じ山の少なくとも半分以上が下穴に喰い込むタッピンね
じに比べると、十分に小さな締付トルクで両ねじ軸5・
7をねじ込める。
〔第2実施例〕 第4図は両ねじ軸5・7の螺合部の構造を変更した本
考案の第2実施例を示しており、雄ねじ軸5を低硬度金
属で形成し、雌ねじ軸7のねじ側に刃部10を設けた。
考案の第2実施例を示しており、雄ねじ軸5を低硬度金
属で形成し、雌ねじ軸7のねじ側に刃部10を設けた。
この場合は、刃部10の内直径eを対応する谷部直径E
より小さく設定することになる。なお、第1実施例と同
等の部材には同じ符号を付してその説明を省略した。
より小さく設定することになる。なお、第1実施例と同
等の部材には同じ符号を付してその説明を省略した。
刃部10は、基本ねじ山9の全長にわたって連続形成し
てある必要はなく、一定間隔おきに形成してあってもよ
い。刃部10の挟み角βは、その突出長に応じて変更され
るので、図示例の30度に限定されない。
てある必要はなく、一定間隔おきに形成してあってもよ
い。刃部10の挟み角βは、その突出長に応じて変更され
るので、図示例の30度に限定されない。
高硬度金属としては合金銅やチタン、あるいは硬質の
銅合金等を適用でき、低硬度金属としては亜鉛や軟質の
銅合金等を適用できる。
銅合金等を適用でき、低硬度金属としては亜鉛や軟質の
銅合金等を適用できる。
第1図ないし第3図は本考案に係るテープリールの第1
実施例を示しており、 第1図はねじ部の拡大断面図、 第2図は全体の平面図、 第3図は第2図におけるA−A線断面図である。 第4図は本考案に係るテープリールの第2実施例を示す
ねじ部の断面図である。 1……フランジ、2……ハブ、5……雄ねじ軸、7……
雌ねじ軸、10……刃部。
実施例を示しており、 第1図はねじ部の拡大断面図、 第2図は全体の平面図、 第3図は第2図におけるA−A線断面図である。 第4図は本考案に係るテープリールの第2実施例を示す
ねじ部の断面図である。 1……フランジ、2……ハブ、5……雄ねじ軸、7……
雌ねじ軸、10……刃部。
Claims (1)
- 【請求項1】対向配置される一対のフランジ(1)と、
両フランジ(1)間に配置されるハブ(2)との三者
が、三角ねじからなる雄ねじ軸(5)と雌ねじ軸(7)
とで共締め固定されたテープリールであって、 両ねじ軸(5・7)の一方が低硬度金属で、他方が高硬
度金属でそれぞれ形成されていること、 高硬度金属で形成される側のねじ軸(5)のねじ山先端
寄りに、対応するねじ軸(7)の谷部に喰い込む断面三
角形状の刃部(10)が形成されていることを特徴とする
テープリール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13402089U JPH082861Y2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | テープリール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13402089U JPH082861Y2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | テープリール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0376280U JPH0376280U (ja) | 1991-07-31 |
| JPH082861Y2 true JPH082861Y2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=31681391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13402089U Expired - Lifetime JPH082861Y2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | テープリール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082861Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007223611A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Tds Corporation:Kk | 荷崩れ防止用ベルトと荷崩れ防止用締め具 |
-
1989
- 1989-11-17 JP JP13402089U patent/JPH082861Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0376280U (ja) | 1991-07-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |