JPH08291431A - 捺染絣調紡績糸 - Google Patents
捺染絣調紡績糸Info
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- JPH08291431A JPH08291431A JP9560395A JP9560395A JPH08291431A JP H08291431 A JPH08291431 A JP H08291431A JP 9560395 A JP9560395 A JP 9560395A JP 9560395 A JP9560395 A JP 9560395A JP H08291431 A JPH08291431 A JP H08291431A
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Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Decoration Of Textiles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 糸の長手方向に対して異色部分がランダムに
配置された、色彩豊かな捺染絣調紡績糸を提供する。 【構成】 捲縮状態のベース繊維Aと、該ベース繊維A
に対して2〜5倍で且つ相互に同一または異なった捲縮
数を有すると共に、該ベース繊維Aと異なり且つ相互に
同一または異なった色を有する少なくとも2種類の繊維
B(但し、捲縮数および色の両方が同一である場合を除
く)を含有する捺染絣調紡績糸である。
配置された、色彩豊かな捺染絣調紡績糸を提供する。 【構成】 捲縮状態のベース繊維Aと、該ベース繊維A
に対して2〜5倍で且つ相互に同一または異なった捲縮
数を有すると共に、該ベース繊維Aと異なり且つ相互に
同一または異なった色を有する少なくとも2種類の繊維
B(但し、捲縮数および色の両方が同一である場合を除
く)を含有する捺染絣調紡績糸である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カーテン、椅子張地、
壁装材等のインテリアや車両分野;手編、セーター、ジ
ャケット等の衣料分野等に幅広く使用される捺染絣調の
外観を有する紡績糸に関するものである。なお、本発明
の捺染絣調紡績糸とは、糸の長手方向に対して数〜十色
程度の異色部分がランダムに配置されたものを意味し、
外観的には、従来の濃淡差を基調とする絣模様とは異な
り、豊かな彩りを有するものである。
壁装材等のインテリアや車両分野;手編、セーター、ジ
ャケット等の衣料分野等に幅広く使用される捺染絣調の
外観を有する紡績糸に関するものである。なお、本発明
の捺染絣調紡績糸とは、糸の長手方向に対して数〜十色
程度の異色部分がランダムに配置されたものを意味し、
外観的には、従来の濃淡差を基調とする絣模様とは異な
り、豊かな彩りを有するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、絣調紡績糸を製造するに当たって
は、以下の2通りの方法が主に用いられていた。 綛状糸を平面上に並べ、その上方から、内部が幾つか
の枠で仕切られた型枠で押さえる。この型枠の各枠内
に、色の異なる染色液を少なくとも2種類注入した後、
下方から吸引することにより、綛の内部まで染色液を浸
透させてから、加熱固着・洗浄・乾燥工程を経て絣調の
糸を得る方法。 各々、異なる色の染色液を配した数個のローラーの表
面上を、糸が間欠的に接触して走行することにより、糸
の長手方向に数種類の色を付着させた後、加熱固着・洗
浄・乾燥工程を経て絣調の糸を得る方法。
は、以下の2通りの方法が主に用いられていた。 綛状糸を平面上に並べ、その上方から、内部が幾つか
の枠で仕切られた型枠で押さえる。この型枠の各枠内
に、色の異なる染色液を少なくとも2種類注入した後、
下方から吸引することにより、綛の内部まで染色液を浸
透させてから、加熱固着・洗浄・乾燥工程を経て絣調の
糸を得る方法。 各々、異なる色の染色液を配した数個のローラーの表
面上を、糸が間欠的に接触して走行することにより、糸
の長手方向に数種類の色を付着させた後、加熱固着・洗
浄・乾燥工程を経て絣調の糸を得る方法。
【0003】しかしながら、これら従来の方法では、そ
れぞれ以下の様な問題を抱えている。例えば、上記の
方法では、通常はチーズやコーン状となっている糸巻形
状をわざわざ綛状に変更することが必要であり、捺染絣
調糸を得るまでの製造工程が複雑であること、更に固定
式の台の上に綛状糸を平面上に並べているためバッチ式
の着色工程を採用せざるを得ず、生産性が極めて低い等
の問題がある。
れぞれ以下の様な問題を抱えている。例えば、上記の
方法では、通常はチーズやコーン状となっている糸巻形
状をわざわざ綛状に変更することが必要であり、捺染絣
調糸を得るまでの製造工程が複雑であること、更に固定
式の台の上に綛状糸を平面上に並べているためバッチ式
の着色工程を採用せざるを得ず、生産性が極めて低い等
の問題がある。
【0004】これに対して上記の方法では、染色液を
配した数個のローラーの表面上を、糸が間欠的に接触し
て走行することから連続方式の着色工程を採用し得る
が、ローラー表面上に並べる糸の数に制限があるので生
産性が低く、その製造工程が複雑であり、極めて太い糸
にしか適用できない等の欠点がある。
配した数個のローラーの表面上を、糸が間欠的に接触し
て走行することから連続方式の着色工程を採用し得る
が、ローラー表面上に並べる糸の数に制限があるので生
産性が低く、その製造工程が複雑であり、極めて太い糸
にしか適用できない等の欠点がある。
【0005】この様に上述した従来の方法では、いずれ
も製造工程上、様々な制約があって生産性が低下する
他、製造工程が複雑でコストが非常に高くなっているの
が現状である。そこで最近では、原料となる糸の特性や
加工条件を適宜選択することによって捺染絣調加工糸を
効率よく得る方法が検討されている。
も製造工程上、様々な制約があって生産性が低下する
他、製造工程が複雑でコストが非常に高くなっているの
が現状である。そこで最近では、原料となる糸の特性や
加工条件を適宜選択することによって捺染絣調加工糸を
効率よく得る方法が検討されている。
【0006】例えば特開昭57−47929号には、供
給するポリエステル系未延伸糸条の複屈折率を特定する
と共に、仮撚加工条件(仮撚数、熱セット時間および冷
却条件)を制御することによって、低仮撚捲縮糸状の特
殊捲縮糸を製造する方法が開示されている。そして、こ
の様にして得られた布帛は短いピッチで濃淡が表れるい
わゆる絣状の外観を有している。また特開昭57−17
1737号は、熱可塑性合成繊維マルチフィラメント糸
条を特定温度(軟化点以上融点以下の温度)で仮撚加工
して得た未解撚部分と、過解撚部分を有する仮撚捲縮加
工糸を用い、他のマルチフィラメント糸条に対して特定
方向に施撚を行う方法である。この様にして得られた布
帛の外観は、シック部とシン部のコントラストが顕著で
製品外観上、風合の優れたものである。また特開昭62
−177242号には、特に熱収縮時の弛緩率を大きく
することによって1本のマルチフィラメント糸に3種以
上の染着濃淡差と捲縮差を付与し、絣調の柄模様を形成
する加工糸の製造方法が開示されている。更に特開昭6
4−33226号は、糸条の長手方向に濃染性部と淡染
性部を有するポリアミド系マルチフィラメントの絣調加
工糸およびその製造方法に関し、具体的には、上記濃染
性部と淡染性部を構成する各フィラメントの位相が揃っ
たマルチフィラメントを用いるものである。
給するポリエステル系未延伸糸条の複屈折率を特定する
と共に、仮撚加工条件(仮撚数、熱セット時間および冷
却条件)を制御することによって、低仮撚捲縮糸状の特
殊捲縮糸を製造する方法が開示されている。そして、こ
の様にして得られた布帛は短いピッチで濃淡が表れるい
わゆる絣状の外観を有している。また特開昭57−17
1737号は、熱可塑性合成繊維マルチフィラメント糸
条を特定温度(軟化点以上融点以下の温度)で仮撚加工
して得た未解撚部分と、過解撚部分を有する仮撚捲縮加
工糸を用い、他のマルチフィラメント糸条に対して特定
方向に施撚を行う方法である。この様にして得られた布
帛の外観は、シック部とシン部のコントラストが顕著で
製品外観上、風合の優れたものである。また特開昭62
−177242号には、特に熱収縮時の弛緩率を大きく
することによって1本のマルチフィラメント糸に3種以
上の染着濃淡差と捲縮差を付与し、絣調の柄模様を形成
する加工糸の製造方法が開示されている。更に特開昭6
4−33226号は、糸条の長手方向に濃染性部と淡染
性部を有するポリアミド系マルチフィラメントの絣調加
工糸およびその製造方法に関し、具体的には、上記濃染
性部と淡染性部を構成する各フィラメントの位相が揃っ
たマルチフィラメントを用いるものである。
【0007】上記公報に開示された加工糸は、いずれも
加工性が良好で独特の風合を有するものではあるが、色
彩的には、あくまでも染着濃淡差による絣調模様が得ら
れるに過ぎず、捺染絣の如き糸束に種々の色が捺染され
た色彩豊かな絣調模様を表現するには至っていない。
加工性が良好で独特の風合を有するものではあるが、色
彩的には、あくまでも染着濃淡差による絣調模様が得ら
れるに過ぎず、捺染絣の如き糸束に種々の色が捺染され
た色彩豊かな絣調模様を表現するには至っていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
着目してなされたものであり、その目的は、糸の長手方
向に対して数〜十色程度の異色部分がランダムに配置さ
れた色彩豊かな捺染絣調紡績糸を提供することにある。
着目してなされたものであり、その目的は、糸の長手方
向に対して数〜十色程度の異色部分がランダムに配置さ
れた色彩豊かな捺染絣調紡績糸を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し得た本
発明の捺染絣調紡績糸は、捲縮状態のベース繊維Aと、
該ベース繊維Aに対して2〜5倍で且つ相互に同一また
は異なった捲縮数を有すると共に、該ベース繊維Aと異
なり且つ相互に同一または異なった色を有する少なくと
も2種類の繊維B(但し、捲縮数および色の両方が同一
である場合を除く)を含有する点に要旨を有するもので
ある。
発明の捺染絣調紡績糸は、捲縮状態のベース繊維Aと、
該ベース繊維Aに対して2〜5倍で且つ相互に同一また
は異なった捲縮数を有すると共に、該ベース繊維Aと異
なり且つ相互に同一または異なった色を有する少なくと
も2種類の繊維B(但し、捲縮数および色の両方が同一
である場合を除く)を含有する点に要旨を有するもので
ある。
【0010】ここで上記繊維Bとして先染め加工された
もの、および捲縮加工糸を用いることは本発明の好まし
い実施態様である。また、これら繊維の配合割合につい
ては、紡績糸全重量に対して、少なくとも2種類の繊維
Bを合計で5〜50重量%含有する(より好ましくは1
0〜30重量%含有する)ことが好ましい。更に、本発
明の捺染絣調紡績糸は、紡毛方式によって紡績すること
が好ましい。
もの、および捲縮加工糸を用いることは本発明の好まし
い実施態様である。また、これら繊維の配合割合につい
ては、紡績糸全重量に対して、少なくとも2種類の繊維
Bを合計で5〜50重量%含有する(より好ましくは1
0〜30重量%含有する)ことが好ましい。更に、本発
明の捺染絣調紡績糸は、紡毛方式によって紡績すること
が好ましい。
【0011】
【作用】上記課題を達成するために本発明者が鋭意検討
したところ、本発明で目的とするところの色彩豊かな捺
染絣調の色を得るに当たっては、要するに、糸の長手方
向に対して、数色〜十色程度の異色部分をランダムに配
置させれば良いのであって、従来行われていた様に糸断
面の全周囲を必ずしも同一色にしなくても良いことを見
出し、本発明を完成したのである。
したところ、本発明で目的とするところの色彩豊かな捺
染絣調の色を得るに当たっては、要するに、糸の長手方
向に対して、数色〜十色程度の異色部分をランダムに配
置させれば良いのであって、従来行われていた様に糸断
面の全周囲を必ずしも同一色にしなくても良いことを見
出し、本発明を完成したのである。
【0012】以下、本発明の構成要件について説明して
いく。まず本発明の紡績糸は、捲縮状態のベース繊維A
と、捺染絣調表現を発揮することのできる繊維Bを含有
するものである。このうち繊維Bは、得られた紡績糸の
長手方向に対して、少なくとも2種類以上の異色部分を
発現するのに必要な繊維であり、そのためには以下の構
成要件及びを満足する繊維を少なくとも2種類用い
ることが必要である。
いく。まず本発明の紡績糸は、捲縮状態のベース繊維A
と、捺染絣調表現を発揮することのできる繊維Bを含有
するものである。このうち繊維Bは、得られた紡績糸の
長手方向に対して、少なくとも2種類以上の異色部分を
発現するのに必要な繊維であり、そのためには以下の構
成要件及びを満足する繊維を少なくとも2種類用い
ることが必要である。
【0013】ベース繊維Aに対して2〜5倍で且つ相
互に同一または異なった捲縮数を有する。 上記ベース繊維Aと異なり且つ相互に同一または異な
った色を有する繊維を有する。(但し、捲縮数および色
の両方が同一である場合は、所望の色調が得られないた
め除く)
互に同一または異なった捲縮数を有する。 上記ベース繊維Aと異なり且つ相互に同一または異な
った色を有する繊維を有する。(但し、捲縮数および色
の両方が同一である場合は、所望の色調が得られないた
め除く)
【0014】まず、上記構成要件の限定理由について
説明する。本発明の目的である色彩豊かな捺染絣調紡績
糸を得るには、上述した様に糸の長手方向に対して異色
部分をランダムに配置させることが必要であるが、その
ためには、原料の繊維同士が均一に混合しないことが重
要である。一般に、繊維を混合して紡績を行う場合、繊
維本来の特性(ヤング率、捲縮特性等)、太さ、繊維長
等によって、あるいは紡績過程の何れの工程で混合する
かによって、混合の程度が異なることは知られている。
本発明者らは、これらの混合の均一性に影響を及ぼす因
子について、種々の繊維を用いて鋭意検討した結果、特
に捲縮特性を制御することが有効であり、この捲縮数を
特定範囲に設定することにより、紡績工程中に繊維同士
が異なる動的挙動を示して、不均一に混合することを見
出したのである。
説明する。本発明の目的である色彩豊かな捺染絣調紡績
糸を得るには、上述した様に糸の長手方向に対して異色
部分をランダムに配置させることが必要であるが、その
ためには、原料の繊維同士が均一に混合しないことが重
要である。一般に、繊維を混合して紡績を行う場合、繊
維本来の特性(ヤング率、捲縮特性等)、太さ、繊維長
等によって、あるいは紡績過程の何れの工程で混合する
かによって、混合の程度が異なることは知られている。
本発明者らは、これらの混合の均一性に影響を及ぼす因
子について、種々の繊維を用いて鋭意検討した結果、特
に捲縮特性を制御することが有効であり、この捲縮数を
特定範囲に設定することにより、紡績工程中に繊維同士
が異なる動的挙動を示して、不均一に混合することを見
出したのである。
【0015】即ち、紡績工程における最大の解繊工程で
あるカーディングにおいて、ある繊維(本発明における
繊維Bに相当)の捲縮数が他の繊維(本発明におけるベ
ース繊維Aに相当)に比べて特定範囲内で大きい場合に
は、充分な解繊(梳綿)が行われずに塊状となり、他の
繊維(繊維Aに相当)と均一に混合せずに移行するた
め、紡績後においてもベース繊維Aの色と混合すること
なく、繊維Bの色を有効に発揮させることができるので
ある。
あるカーディングにおいて、ある繊維(本発明における
繊維Bに相当)の捲縮数が他の繊維(本発明におけるベ
ース繊維Aに相当)に比べて特定範囲内で大きい場合に
は、充分な解繊(梳綿)が行われずに塊状となり、他の
繊維(繊維Aに相当)と均一に混合せずに移行するた
め、紡績後においてもベース繊維Aの色と混合すること
なく、繊維Bの色を有効に発揮させることができるので
ある。
【0016】ここで、繊維Bの捲縮数はベース繊維Aに
対して2〜5倍の捲縮数を有することが必要である。捲
縮倍数が2より小さいと、紡績工程中にベース繊維Aと
均一に混合してしまい、本発明の目的とする捺染絣調模
様を得ることができない。捲縮倍率の下限値として好ま
しいのは3倍である。一方、この捲縮倍率が5倍より大
きいと、紡績工程の通過性に支障が出てくる他、ネップ
が発生しやすい等の問題がある。その上限値として好ま
しいのは4倍である。なお、捲縮数とは25mm間の捲
縮の山数で表わされるものである。具体的には、上記繊
維Bは少なくとも2種類以上用いられるのであるが、そ
れぞれの捲縮数は上記範囲を満足するものであれば同じ
でも良いし、あるいは異なっていても構わない。
対して2〜5倍の捲縮数を有することが必要である。捲
縮倍数が2より小さいと、紡績工程中にベース繊維Aと
均一に混合してしまい、本発明の目的とする捺染絣調模
様を得ることができない。捲縮倍率の下限値として好ま
しいのは3倍である。一方、この捲縮倍率が5倍より大
きいと、紡績工程の通過性に支障が出てくる他、ネップ
が発生しやすい等の問題がある。その上限値として好ま
しいのは4倍である。なお、捲縮数とは25mm間の捲
縮の山数で表わされるものである。具体的には、上記繊
維Bは少なくとも2種類以上用いられるのであるが、そ
れぞれの捲縮数は上記範囲を満足するものであれば同じ
でも良いし、あるいは異なっていても構わない。
【0017】次に上記構成要件についてであるが、繊
維Bの色は全てベース繊維Aとは異なることが必要であ
る。繊維Bの色は、相互に同一であっても良いし、ある
いは異なっていても良いが、本発明の作用を最大限に発
揮させるためには、相互に異なる色を用いることが推奨
される。好ましいのは2種類以上であり、より好ましい
のは4種類以上である。その上限は特に規定されない
が、あまり多くの繊維Bを用いても、逆に多種類の色が
混合しあって目的の色調が得られない。その上限は10
色が好ましく、より好ましいのは7色である。
維Bの色は全てベース繊維Aとは異なることが必要であ
る。繊維Bの色は、相互に同一であっても良いし、ある
いは異なっていても良いが、本発明の作用を最大限に発
揮させるためには、相互に異なる色を用いることが推奨
される。好ましいのは2種類以上であり、より好ましい
のは4種類以上である。その上限は特に規定されない
が、あまり多くの繊維Bを用いても、逆に多種類の色が
混合しあって目的の色調が得られない。その上限は10
色が好ましく、より好ましいのは7色である。
【0018】この様に繊維Bは本発明で目的とするとこ
ろの捺染絣調の色彩を表現するのに有効であるが、どの
様な色を配合させるかによっても得られる色調が異な
り、更にその色調によって印象度(例えば高級感、質感
等)も微妙に異なってくる。従って、本発明に用いられ
る繊維Bの色の組合わせは、所望の色調が得られる様、
適宜色を選択することが好ましい。具体的には、後述す
るベース繊維Aがもともと有する色(代表的には白また
はベージュ)との兼ね合いから、好ましい配合色例はオ
レンジ、パープル、グリーン、イエロー、ブルーであ
る。
ろの捺染絣調の色彩を表現するのに有効であるが、どの
様な色を配合させるかによっても得られる色調が異な
り、更にその色調によって印象度(例えば高級感、質感
等)も微妙に異なってくる。従って、本発明に用いられ
る繊維Bの色の組合わせは、所望の色調が得られる様、
適宜色を選択することが好ましい。具体的には、後述す
るベース繊維Aがもともと有する色(代表的には白また
はベージュ)との兼ね合いから、好ましい配合色例はオ
レンジ、パープル、グリーン、イエロー、ブルーであ
る。
【0019】ベース繊維Aと繊維Bは異なる色を有する
ことは上述した通りであるが、その染色方法としては、
紡績の前に所望の色に染色しておく先染め加工を施すこ
とが好ましい。この先染め加工は、染色し易く、所定の
色に必要な色数だけ自由に染め分けることができるので
特に有用な方法であるが、本発明はこれに限定されるも
のではない。即ち、本発明では紡績糸とした場合に異な
る色彩が表現できれば良いのであるから、紡績後に所望
の色を発揮する様に染色する後染め加工を施すことも勿
論可能である。具体的には、繊維Aとして例えば通常の
ポリエステル繊維を用い、繊維Bとして例えば羊毛およ
び100℃でカチオン可染性のポリエステル繊維を用
い、これらを紡績糸とした後、糸染または製布帛を行
い、ピース染色工程にて分散染料と酸性染料を用いて1
00℃で染色を施す方法等が挙げられる。
ことは上述した通りであるが、その染色方法としては、
紡績の前に所望の色に染色しておく先染め加工を施すこ
とが好ましい。この先染め加工は、染色し易く、所定の
色に必要な色数だけ自由に染め分けることができるので
特に有用な方法であるが、本発明はこれに限定されるも
のではない。即ち、本発明では紡績糸とした場合に異な
る色彩が表現できれば良いのであるから、紡績後に所望
の色を発揮する様に染色する後染め加工を施すことも勿
論可能である。具体的には、繊維Aとして例えば通常の
ポリエステル繊維を用い、繊維Bとして例えば羊毛およ
び100℃でカチオン可染性のポリエステル繊維を用
い、これらを紡績糸とした後、糸染または製布帛を行
い、ピース染色工程にて分散染料と酸性染料を用いて1
00℃で染色を施す方法等が挙げられる。
【0020】本発明は上記構成要件およびを満足す
る繊維AおよびBを含有する点に特徴を有するものであ
り、その他の要件については特に規定するものではない
が、以下に他の構成要件について好ましい例を記載す
る。
る繊維AおよびBを含有する点に特徴を有するものであ
り、その他の要件については特に規定するものではない
が、以下に他の構成要件について好ましい例を記載す
る。
【0021】まず、本発明に用いられる繊維の種類とし
ては、上記繊維AおよびBを問わず、基本的には紡績工
程を通過することのできるものであって且つ捲縮数をほ
ぼ任意に制御することのできる捲縮状態のものであれば
特に限定されず、例えば天然繊維(綿、麻、羊毛等)、
半合成繊維(レーヨン糸等)、合成繊維(ナイロン、ア
クリル、ポリエステル等)等が用いられ、これらの任意
の組合わせを用いることが可能である。このうち、繊維
Bは本発明で規定する捲縮条件を満足することが必要で
あるが、例えば羊毛は捲縮数がもともと非常に高い(1
2〜35コ/25mm)ので、特別の捲縮処理を施さな
くても良いという理由により、特に好適に用いられるも
のである。
ては、上記繊維AおよびBを問わず、基本的には紡績工
程を通過することのできるものであって且つ捲縮数をほ
ぼ任意に制御することのできる捲縮状態のものであれば
特に限定されず、例えば天然繊維(綿、麻、羊毛等)、
半合成繊維(レーヨン糸等)、合成繊維(ナイロン、ア
クリル、ポリエステル等)等が用いられ、これらの任意
の組合わせを用いることが可能である。このうち、繊維
Bは本発明で規定する捲縮条件を満足することが必要で
あるが、例えば羊毛は捲縮数がもともと非常に高い(1
2〜35コ/25mm)ので、特別の捲縮処理を施さな
くても良いという理由により、特に好適に用いられるも
のである。
【0022】この様に繊維Bの場合、もともと本発明で
規定する捲縮条件を満足する繊維であればそのための特
別な処理を施す必要はないが、繊維の捲縮数は上記捲縮
条件よりも小さいことが多い。その場合には、通常の捲
縮処理を施してこの条件を満足する様に捲縮加工した糸
(捲縮加工糸)が用いられる。この捲縮付与方法として
は、例えば異成分ポリマー同士を組合わせるコンジュゲ
ート法;押込み法、仮撚法、擦過法、賦形法等の機械的
捲縮法等が挙げられ、この様な方法によって捲縮処理さ
れた加工糸を、後述する好適な繊維長にカットして用い
ることが推奨される。
規定する捲縮条件を満足する繊維であればそのための特
別な処理を施す必要はないが、繊維の捲縮数は上記捲縮
条件よりも小さいことが多い。その場合には、通常の捲
縮処理を施してこの条件を満足する様に捲縮加工した糸
(捲縮加工糸)が用いられる。この捲縮付与方法として
は、例えば異成分ポリマー同士を組合わせるコンジュゲ
ート法;押込み法、仮撚法、擦過法、賦形法等の機械的
捲縮法等が挙げられ、この様な方法によって捲縮処理さ
れた加工糸を、後述する好適な繊維長にカットして用い
ることが推奨される。
【0023】次に、本発明に用いられるベース繊維Aの
色は、白、ベージュ等の如き生地の色をそのまま使用す
るが、淡色であれば他の色であっても良い。特に、ベー
ス繊維Aとして白およびベージュを併用すると、繊維B
の色と微妙に混合しあって高級感が増す等の好印象を付
与することができる。
色は、白、ベージュ等の如き生地の色をそのまま使用す
るが、淡色であれば他の色であっても良い。特に、ベー
ス繊維Aとして白およびベージュを併用すると、繊維B
の色と微妙に混合しあって高級感が増す等の好印象を付
与することができる。
【0024】ベース繊維Aと繊維Bの混合率は、紡績糸
全重量に対して繊維Bを合計で5〜50重量%含有する
ことが好ましく、より好ましくは10〜30重量%含有
する。この上限値を上回ると繊維Bの相互の色相が干渉
して高級感のある捺染絣調色彩が表現できず、その下限
値を下回った場合においても捺染絣調色彩が表現できな
い。
全重量に対して繊維Bを合計で5〜50重量%含有する
ことが好ましく、より好ましくは10〜30重量%含有
する。この上限値を上回ると繊維Bの相互の色相が干渉
して高級感のある捺染絣調色彩が表現できず、その下限
値を下回った場合においても捺染絣調色彩が表現できな
い。
【0025】また、これら繊維AおよびBの繊維長につ
いては特に規定されないが、不均一混合を図って本発明
の目的を達成するためには、繊維Bの長さはベース繊維
Aよりも5〜50mmの範囲内で短い方が好ましい。具
体的には、繊維Bの長さは38〜76mmであり、これ
に対してベース繊維Aの長さは51〜103mmであ
る。
いては特に規定されないが、不均一混合を図って本発明
の目的を達成するためには、繊維Bの長さはベース繊維
Aよりも5〜50mmの範囲内で短い方が好ましい。具
体的には、繊維Bの長さは38〜76mmであり、これ
に対してベース繊維Aの長さは51〜103mmであ
る。
【0026】上述した必須要件および好ましい構成要件
を満足し得るベース繊維Aと繊維Bを用い、紡績糸を製
造する方法としては特に限定されないが、均一混合を防
ぐことにより所望の捺染絣調色彩を得るための有効な紡
績方法としては、紡毛方式を採用することが推奨され
る。この紡毛方式は、通常2山ローラーカードと精紡工
程からなるものであり、工程が非常に短い。これに対し
て、通常の紡績方法は、上記工程の中間に糸を細くする
為の種々の工程が設けられていて工程数が非常に長いも
のであり、この様な工程を経ることによって、原料繊維
同士を均一に混合できるという利点が得られるのであ
る。しかしながら、本発明の目的を達成する場合には上
記利点は逆に不利になることから、工程数が短い紡毛方
式が推奨されるのである。
を満足し得るベース繊維Aと繊維Bを用い、紡績糸を製
造する方法としては特に限定されないが、均一混合を防
ぐことにより所望の捺染絣調色彩を得るための有効な紡
績方法としては、紡毛方式を採用することが推奨され
る。この紡毛方式は、通常2山ローラーカードと精紡工
程からなるものであり、工程が非常に短い。これに対し
て、通常の紡績方法は、上記工程の中間に糸を細くする
為の種々の工程が設けられていて工程数が非常に長いも
のであり、この様な工程を経ることによって、原料繊維
同士を均一に混合できるという利点が得られるのであ
る。しかしながら、本発明の目的を達成する場合には上
記利点は逆に不利になることから、工程数が短い紡毛方
式が推奨されるのである。
【0027】以下実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、下記実施例は本発明を制限するものではな
く、前・後記の趣旨を逸脱しない範囲で変更実施するこ
とは全て本発明の技術的範囲に包含される。なお、以下
の実施例において「%」とは全て重量%を意味する。
説明するが、下記実施例は本発明を制限するものではな
く、前・後記の趣旨を逸脱しない範囲で変更実施するこ
とは全て本発明の技術的範囲に包含される。なお、以下
の実施例において「%」とは全て重量%を意味する。
【0028】
【実施例】実施例1 [ベース繊維A]下記及びのポリエステル綿(3d
×76〜103mm)を使用 白色,捲縮数:15コ/25mm,混合率60% ベージュ、捲縮数:15コ/25mm,混合率25% [繊維B]オレンジ、パープル、グリーン、イエローお
よびブルーからなる5種類のポリエステル綿(各3d×
51mm、捲縮数は全て38コ/25mm)をそれぞれ
3%ずつ合計15%使用
×76〜103mm)を使用 白色,捲縮数:15コ/25mm,混合率60% ベージュ、捲縮数:15コ/25mm,混合率25% [繊維B]オレンジ、パープル、グリーン、イエローお
よびブルーからなる5種類のポリエステル綿(各3d×
51mm、捲縮数は全て38コ/25mm)をそれぞれ
3%ずつ合計15%使用
【0029】上記原綿を調合室で均一に混合した後、通
常の紡毛工程(2山ローラーカードと精紡工程)を行う
ことによって、1/5Nmの糸を紡出した。この様にし
て得られた紡績糸は、全体としては淡ベージュ色であ
り、詳細には、糸の長手方向にオレンジ、パープル、グ
リーン、イエローおよびブルーの色がランダムに配置さ
れた捺染絣調の色彩を有し、極めて良好な外観を有する
ものであった。
常の紡毛工程(2山ローラーカードと精紡工程)を行う
ことによって、1/5Nmの糸を紡出した。この様にし
て得られた紡績糸は、全体としては淡ベージュ色であ
り、詳細には、糸の長手方向にオレンジ、パープル、グ
リーン、イエローおよびブルーの色がランダムに配置さ
れた捺染絣調の色彩を有し、極めて良好な外観を有する
ものであった。
【0030】実施例2 繊維Bとして羊毛(2.4d×76mm,捲縮数:34
コ/25mm、色の種類および混合率は全て実施例1と
同じ)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、1/
5Nmの糸を紡出した。この様にして得られた紡績糸
は、実施例1と同様の捺染絣調を有し、極めて良好な外
観を有するものであった。
コ/25mm、色の種類および混合率は全て実施例1と
同じ)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、1/
5Nmの糸を紡出した。この様にして得られた紡績糸
は、実施例1と同様の捺染絣調を有し、極めて良好な外
観を有するものであった。
【0031】実施例3 繊維Bとして捲縮数60コ/25mmのポリエステル綿
(捲縮加工糸を51mmにカットしたもの、3.1d、
色の種類および混合率は全て実施例1と同じ)を用いた
こと以外は実施例1と同様にして、1/5Nmの糸を紡
出した。この様にして得られた紡績糸は、実施例1と同
様の捺染絣調を有し、極めて良好な外観を有するもので
あった。
(捲縮加工糸を51mmにカットしたもの、3.1d、
色の種類および混合率は全て実施例1と同じ)を用いた
こと以外は実施例1と同様にして、1/5Nmの糸を紡
出した。この様にして得られた紡績糸は、実施例1と同
様の捺染絣調を有し、極めて良好な外観を有するもので
あった。
【0032】実施例4 実施例1で用いた繊維Bの他に、更に繊維Bの構成要件
を満足するものとして捲縮数60コ/25mmのポリエ
ステル綿(捲縮加工糸を51mmにカットしたもの、
3.1d、赤および茶の2種類をそれぞれ5%ずつ用い
る)を用い、実施例1におけるベース繊維Aの(白
色、捲縮数15コ/25mm)の混合率を50%とした
こと以外は実施例1と同様にして1/5Nmの糸を紡出
した。
を満足するものとして捲縮数60コ/25mmのポリエ
ステル綿(捲縮加工糸を51mmにカットしたもの、
3.1d、赤および茶の2種類をそれぞれ5%ずつ用い
る)を用い、実施例1におけるベース繊維Aの(白
色、捲縮数15コ/25mm)の混合率を50%とした
こと以外は実施例1と同様にして1/5Nmの糸を紡出
した。
【0033】この様にして得られた紡績糸は、実施例1
と同様、糸の長手方向にオレンジ、パープル、グリー
ン、イエローおよびブルーの色がランダムに配置される
と共に、更に赤および茶が強調された色調となってお
り、極めて良好な外観を有するものであった。
と同様、糸の長手方向にオレンジ、パープル、グリー
ン、イエローおよびブルーの色がランダムに配置される
と共に、更に赤および茶が強調された色調となってお
り、極めて良好な外観を有するものであった。
【0034】実施例5 ベース繊維Aとして実施例1で用いたポリエステル綿
およびをそれぞれ20%ずつ用いたこと、および繊維
Bとして、捲縮数34コ/25mmのポリエステル綿
(色の種類は、実施例1で用いた色の他、赤、茶、黒、
紺、ローズ、グレー、アイボリーの合計12色を使用す
る)をそれぞれ5%ずつ合計60%用いたこと以外は実
施例1と同様にして、1/5Nmの糸を紡出した。
およびをそれぞれ20%ずつ用いたこと、および繊維
Bとして、捲縮数34コ/25mmのポリエステル綿
(色の種類は、実施例1で用いた色の他、赤、茶、黒、
紺、ローズ、グレー、アイボリーの合計12色を使用す
る)をそれぞれ5%ずつ合計60%用いたこと以外は実
施例1と同様にして、1/5Nmの糸を紡出した。
【0035】本実施例では、繊維Bの捲縮数は本発明で
規定する要件を満足するが色の数が12色と若干多く、
繊維Bの占める割合も高くなっている。そのため、紡績
過程でベース繊維Aと均一に混合してしまう部分および
繊維Bの相互の色同士が干渉し合う部分が若干生じてし
まい、本実施例の紡績糸は、部分的に捺染絣調模様が得
られたに留まったが、全体としては良好な外観を有して
いた。
規定する要件を満足するが色の数が12色と若干多く、
繊維Bの占める割合も高くなっている。そのため、紡績
過程でベース繊維Aと均一に混合してしまう部分および
繊維Bの相互の色同士が干渉し合う部分が若干生じてし
まい、本実施例の紡績糸は、部分的に捺染絣調模様が得
られたに留まったが、全体としては良好な外観を有して
いた。
【0036】比較例1 繊維Bとして、捲縮数20コ/25mmのポリエステル
綿を用いたこと以外は実施例1と同様にして、1/5N
mの糸を紡出した。この様にして得られた紡績糸は、繊
維Bの捲縮数が本発明で規定する範囲を下回るために、
紡績過程でベース繊維Aの色(白・ベージュ)と均一に
混合してしまい、所望とする捺染絣調の色彩は得られな
かった。
綿を用いたこと以外は実施例1と同様にして、1/5N
mの糸を紡出した。この様にして得られた紡績糸は、繊
維Bの捲縮数が本発明で規定する範囲を下回るために、
紡績過程でベース繊維Aの色(白・ベージュ)と均一に
混合してしまい、所望とする捺染絣調の色彩は得られな
かった。
【0037】
【発明の効果】本発明の捺染絣調紡績糸は、上記の様に
構成されているので、糸の長手方向に対して異色部分が
ランダムに配置された、色彩豊かな捺染絣調紡績糸が得
られる。
構成されているので、糸の長手方向に対して異色部分が
ランダムに配置された、色彩豊かな捺染絣調紡績糸が得
られる。
Claims (6)
- 【請求項1】 捲縮状態のベース繊維Aと、 該ベース繊維Aに対して2〜5倍で且つ相互に同一また
は異なった捲縮数を有すると共に、該ベース繊維Aと異
なり且つ相互に同一または異なった色を有する少なくと
も2種類の繊維B(但し、捲縮数および色の両方が同一
である場合を除く)を含有することを特徴とする捺染絣
調紡績糸。 - 【請求項2】 前記繊維Bは、先染め加工されたもので
ある請求項1に記載の捺染絣調紡績糸。 - 【請求項3】 紡績糸全重量に対して、前記少なくとも
2種類の繊維Bを合計で5〜50重量%含有する請求項
1または2に記載の捺染絣調紡績糸。 - 【請求項4】 紡績糸全重量に対して、前記少なくとも
2種類の繊維Bを合計で10〜30重量%含有する請求
項3に記載の捺染絣調紡績糸。 - 【請求項5】 前記繊維Bは、捲縮加工糸を用いるもの
である請求項1〜4のいずれかに記載の捺染絣調紡績
糸。 - 【請求項6】 紡毛方式によって紡績されたものである
請求項1〜5のいずれかに記載の捺染絣調紡績糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9560395A JPH08291431A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 捺染絣調紡績糸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9560395A JPH08291431A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 捺染絣調紡績糸 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08291431A true JPH08291431A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=14142136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9560395A Withdrawn JPH08291431A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 捺染絣調紡績糸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08291431A (ja) |
-
1995
- 1995-04-20 JP JP9560395A patent/JPH08291431A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020702 |