JPH0829376A - 溶融金属中の水素溶解量測定用センサ - Google Patents
溶融金属中の水素溶解量測定用センサInfo
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- JPH0829376A JPH0829376A JP6160337A JP16033794A JPH0829376A JP H0829376 A JPH0829376 A JP H0829376A JP 6160337 A JP6160337 A JP 6160337A JP 16033794 A JP16033794 A JP 16033794A JP H0829376 A JPH0829376 A JP H0829376A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 固体電解質部材の表面に絶縁性酸化物膜が形
成されることを回避できると共に、初期応答時間が短い
溶融金属中の水素溶解量測定用センサを提供する。 【構成】 固体電解質部材1はプロトン導電性セラミッ
クス又はガラスにより一端が閉塞された管状に形成され
ている。この固体電解質部材1の内面及び外面には、夫
々測定極及び基準極として多孔質電極2a,2bが設け
られている。この固体電解質部材1の閉塞端側にはセラ
ミックス製パイプ4が嵌合しており、このパイプ4の内
側には金属製パイプ9がその先端部を多孔質電極2bに
接触させて配設されている。また、固体電解質部材1の
開放端側にはセラミックス製スリーブ3が嵌合してお
り、このスリーブ3内には、0.01乃至30重量%の
カーボン粉末を含有し残部がセラミックスの粉末又はフ
ァイバーからなる充填材12が40重量%以上の充填率
で充填されている。
成されることを回避できると共に、初期応答時間が短い
溶融金属中の水素溶解量測定用センサを提供する。 【構成】 固体電解質部材1はプロトン導電性セラミッ
クス又はガラスにより一端が閉塞された管状に形成され
ている。この固体電解質部材1の内面及び外面には、夫
々測定極及び基準極として多孔質電極2a,2bが設け
られている。この固体電解質部材1の閉塞端側にはセラ
ミックス製パイプ4が嵌合しており、このパイプ4の内
側には金属製パイプ9がその先端部を多孔質電極2bに
接触させて配設されている。また、固体電解質部材1の
開放端側にはセラミックス製スリーブ3が嵌合してお
り、このスリーブ3内には、0.01乃至30重量%の
カーボン粉末を含有し残部がセラミックスの粉末又はフ
ァイバーからなる充填材12が40重量%以上の充填率
で充填されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロトン導電性を有す
る固体電解質部材を使用して溶融金属中の水素濃度を測
定する溶融金属中の水素溶解量測定用センサに関する。
る固体電解質部材を使用して溶融金属中の水素濃度を測
定する溶融金属中の水素溶解量測定用センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、溶融金属中の水素濃度を測定する
方法としては、以下に示す方法がある。
方法としては、以下に示す方法がある。
【0003】イニシャルバブル法 先ず、溶融金属をサンプリングし、この溶融金属をヒー
ターを内蔵した測定室内に配置する。その後、前記測定
室内を減圧状態にして溶融金属の表面から最初に気泡が
発生したときの測定室内の温度及び圧力から水素量を算
出する。
ターを内蔵した測定室内に配置する。その後、前記測定
室内を減圧状態にして溶融金属の表面から最初に気泡が
発生したときの測定室内の温度及び圧力から水素量を算
出する。
【0004】減圧凝固法 サンプリングした溶融金属を減圧下で凝固させ、凝固後
の試料内の気泡の状態観察、標準試料の比重との比較及
び試料断面の気泡の状態から水素ガス量を求める。
の試料内の気泡の状態観察、標準試料の比重との比較及
び試料断面の気泡の状態から水素ガス量を求める。
【0005】分圧平衡法 少量の不活性ガスを溶湯に注入しこれを循環させて、水
素ガスが不活性ガス中に拡散し平衡状態になったところ
で前記不活性ガスを回収し、熱伝導度式検出器、ガスク
ロマトグラフ又は質量分析器等で不活性ガス中の水素濃
度を分析し、その分析結果及び溶融金属の温度から溶融
金属中の水素濃度を求める。
素ガスが不活性ガス中に拡散し平衡状態になったところ
で前記不活性ガスを回収し、熱伝導度式検出器、ガスク
ロマトグラフ又は質量分析器等で不活性ガス中の水素濃
度を分析し、その分析結果及び溶融金属の温度から溶融
金属中の水素濃度を求める。
【0006】真空抽出法 溶融金属をサンプリングし、急冷して凝固させた試料を
真空中で加熱して、試料から放出される水素ガスの量を
熱伝導度式検出器、ガスクロマトグラフ、質量分析器又
は赤外線分析器等を用いて定量する。
真空中で加熱して、試料から放出される水素ガスの量を
熱伝導度式検出器、ガスクロマトグラフ、質量分析器又
は赤外線分析器等を用いて定量する。
【0007】しかし、これらの従来の溶融金属中の水素
濃度測定方法においては、測定に長時間を要するという
欠点、測定精度が悪いという欠点又は高価な測定装置が
必要であるという欠点等があり、いずれも実際の鋳造現
場での水素溶解量の測定には適していない。
濃度測定方法においては、測定に長時間を要するという
欠点、測定精度が悪いという欠点又は高価な測定装置が
必要であるという欠点等があり、いずれも実際の鋳造現
場での水素溶解量の測定には適していない。
【0008】これらの問題点を解決すべく開発された測
定方法に、プロトン導電性固体電解質を用いたガス濃淡
電池式の水素センサがある。この種のセンサは、プロト
ン導電性を有する固体電解質からなる部材の一方の面側
に多孔性導電体からなる基準極及びこの基準極に接触し
濃淡電池の起電力の基準となる基準物質を配設し、他方
の面(測定極)を溶融金属に接触させて、基準極側の水
素分圧と溶融金属中の水素濃度との間の水素活量の差に
よって生じる起電力から溶融金属中の水素濃度を検出す
るものである。このセンサは、溶融金属中の水素濃度を
直接測定することが可能であり、応答速度が速く、高い
精度を得ることができるという利点を有している。
定方法に、プロトン導電性固体電解質を用いたガス濃淡
電池式の水素センサがある。この種のセンサは、プロト
ン導電性を有する固体電解質からなる部材の一方の面側
に多孔性導電体からなる基準極及びこの基準極に接触し
濃淡電池の起電力の基準となる基準物質を配設し、他方
の面(測定極)を溶融金属に接触させて、基準極側の水
素分圧と溶融金属中の水素濃度との間の水素活量の差に
よって生じる起電力から溶融金属中の水素濃度を検出す
るものである。このセンサは、溶融金属中の水素濃度を
直接測定することが可能であり、応答速度が速く、高い
精度を得ることができるという利点を有している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のプロトン導電性固体電解質を用いたセンサは、
溶融金属との接触により固体電解質が還元されて固体電
解質と溶融金属との界面に絶縁性の酸化物膜が形成され
てしまうため、長時間の測定が困難であるという難点が
ある。
た従来のプロトン導電性固体電解質を用いたセンサは、
溶融金属との接触により固体電解質が還元されて固体電
解質と溶融金属との界面に絶縁性の酸化物膜が形成され
てしまうため、長時間の測定が困難であるという難点が
ある。
【0010】固体電解質部材と溶融金属との間に気相が
介在するようにガス室を設け、溶融金属と固体電解質部
材とが直接接触しないようにすることも考えられるが、
そうすると、測定初期において、前記ガス室に酸素ガス
が残存しているため、気相中の水素濃度が平衡値に到達
するのに時間がかかり、センサの初期応答時間が長くな
るという問題点が発生する。
介在するようにガス室を設け、溶融金属と固体電解質部
材とが直接接触しないようにすることも考えられるが、
そうすると、測定初期において、前記ガス室に酸素ガス
が残存しているため、気相中の水素濃度が平衡値に到達
するのに時間がかかり、センサの初期応答時間が長くな
るという問題点が発生する。
【0011】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、固体電解質部材の表面に絶縁性酸化物膜が
形成されることを回避できると共に、初期応答時間が短
い溶融金属中の水素溶解量測定用センサを提供すること
を目的とする。
のであって、固体電解質部材の表面に絶縁性酸化物膜が
形成されることを回避できると共に、初期応答時間が短
い溶融金属中の水素溶解量測定用センサを提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る溶融金属中
の水素溶解量測定用センサは、プロトン導電性を有する
固体電解質材料により形成された固体電解質部材と、こ
の固体電解質部材に設けられた基準極及び測定極と、前
記基準極に対して濃淡電池の起電力の基準を与える基準
物質と、前記固体電解質部材に固定され前記測定極に接
続した空間を形成する絶縁性スリーブと、この絶縁性ス
リーブ内に充填され通気性を備えた充填材と、を有し、
前記充填材はカーボンの粉末又はファイバーを有するこ
とを特徴とする。
の水素溶解量測定用センサは、プロトン導電性を有する
固体電解質材料により形成された固体電解質部材と、こ
の固体電解質部材に設けられた基準極及び測定極と、前
記基準極に対して濃淡電池の起電力の基準を与える基準
物質と、前記固体電解質部材に固定され前記測定極に接
続した空間を形成する絶縁性スリーブと、この絶縁性ス
リーブ内に充填され通気性を備えた充填材と、を有し、
前記充填材はカーボンの粉末又はファイバーを有するこ
とを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明においては、固体電解質部材に絶縁性ス
リーブが固定されており、このスリーブ内には通気性を
有する充填材が充填されている。即ち、本発明に係る水
素溶解量測定用センサにおいては、スリーブ内の空間が
ガス室として作用し、溶融金属中の水素溶解量を測定す
る際に、測定極と溶融金属との間に前記ガス室内の気相
を介在させて、固体電解質部材と溶融金属とが直接接触
することを防止する。これにより、固体電解質部材の表
面に絶縁性酸化物膜が形成されることを回避できる。こ
の場合に、本発明においては、充填材中にカーボンの粉
末又はファイバーが存在するため、溶融金属からの熱に
よりこのカーボン粉末が加熱され、ガス室内の酸素と反
応して、ガス室内の酸素量が急激に減少し、初期応答時
間を短縮することができる。なお、カーボンの粉末又は
ファイバーとしては、例えば、黒鉛又は活性炭を使用す
ることができる。
リーブが固定されており、このスリーブ内には通気性を
有する充填材が充填されている。即ち、本発明に係る水
素溶解量測定用センサにおいては、スリーブ内の空間が
ガス室として作用し、溶融金属中の水素溶解量を測定す
る際に、測定極と溶融金属との間に前記ガス室内の気相
を介在させて、固体電解質部材と溶融金属とが直接接触
することを防止する。これにより、固体電解質部材の表
面に絶縁性酸化物膜が形成されることを回避できる。こ
の場合に、本発明においては、充填材中にカーボンの粉
末又はファイバーが存在するため、溶融金属からの熱に
よりこのカーボン粉末が加熱され、ガス室内の酸素と反
応して、ガス室内の酸素量が急激に減少し、初期応答時
間を短縮することができる。なお、カーボンの粉末又は
ファイバーとしては、例えば、黒鉛又は活性炭を使用す
ることができる。
【0014】前記充填材は、前記カーボンの粉末又はフ
ァイバーに、更にアルミナ、ジルコニア、マグネシア及
び炭化ケイ素等のセラミックスの粉末又はファイバーを
混合した混合物からなるものであることが好ましい。こ
れらのセラミックスの粉末又はファイバーは、センサを
溶融金属に浸漬したときに、溶融金属がスリーブ内に侵
入することを防止するという作用がある。
ァイバーに、更にアルミナ、ジルコニア、マグネシア及
び炭化ケイ素等のセラミックスの粉末又はファイバーを
混合した混合物からなるものであることが好ましい。こ
れらのセラミックスの粉末又はファイバーは、センサを
溶融金属に浸漬したときに、溶融金属がスリーブ内に侵
入することを防止するという作用がある。
【0015】この場合に、前記充填材の充填率が40%
未満の場合は、スリーブ内の気相の体積が大きくなり、
応答特性が低下すると共に、スリーブ内に溶湯が侵入し
やすくなる。このため、前記充填材の充填率は40%以
上であることが好ましい。なお、充填率とは、充填材の
密度ρとスリーブ内の空間の体積vとの積に対する充填
材の重量wの百分率(100・w/(ρv))である。
未満の場合は、スリーブ内の気相の体積が大きくなり、
応答特性が低下すると共に、スリーブ内に溶湯が侵入し
やすくなる。このため、前記充填材の充填率は40%以
上であることが好ましい。なお、充填率とは、充填材の
密度ρとスリーブ内の空間の体積vとの積に対する充填
材の重量wの百分率(100・w/(ρv))である。
【0016】また、前記充填材中のカーボン含有量は
0.01乃至30重量%であることが好ましい。カーボ
ン含有量が0.01重量%未満であると、酸素を除去す
る効果が十分でない。一方、カーボン粉末の含有量が3
0重量%を超えると、黒鉛又は活性炭性のカーボン粉末
は吸着水を容易に含むため、センサ挿入時にカーボン粉
末から水蒸気が発生し、この水蒸気が例えばアルミニウ
ム溶湯と反応してセンサ近傍の水素濃度が高くなって、
これが溶湯全体の水素濃度と等しくなるのに長い時間が
かかり、初期挿入時の安定時間が長くなるという問題点
が発生する。従って、充填材中のカーボン含有量は0.
01乃至30重量%であることが好ましい。
0.01乃至30重量%であることが好ましい。カーボ
ン含有量が0.01重量%未満であると、酸素を除去す
る効果が十分でない。一方、カーボン粉末の含有量が3
0重量%を超えると、黒鉛又は活性炭性のカーボン粉末
は吸着水を容易に含むため、センサ挿入時にカーボン粉
末から水蒸気が発生し、この水蒸気が例えばアルミニウ
ム溶湯と反応してセンサ近傍の水素濃度が高くなって、
これが溶湯全体の水素濃度と等しくなるのに長い時間が
かかり、初期挿入時の安定時間が長くなるという問題点
が発生する。従って、充填材中のカーボン含有量は0.
01乃至30重量%であることが好ましい。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について、添付の図面
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例に係
る溶融金属中の水素溶解量測定用センサを示す断面図で
ある。固体電解質部材1は、CaZr0.9In0.1O3-x
(但し、xは0〜0.05)、SrCe0.95Yb0.05O
3-x 及びBaCe0.9Nd0.1O3-x 等のようにプロトン
導電性を有する組成のセラミックス又はガラスにより一
端が閉塞された管状に形成されており、固体電解質部材
1の内面及び外面には、夫々測定極及び基準極として、
例えば、Pt、Ni又は酸化物導電体等からなる多孔質
電極2a,2bが焼き付け形成されている。
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例に係
る溶融金属中の水素溶解量測定用センサを示す断面図で
ある。固体電解質部材1は、CaZr0.9In0.1O3-x
(但し、xは0〜0.05)、SrCe0.95Yb0.05O
3-x 及びBaCe0.9Nd0.1O3-x 等のようにプロトン
導電性を有する組成のセラミックス又はガラスにより一
端が閉塞された管状に形成されており、固体電解質部材
1の内面及び外面には、夫々測定極及び基準極として、
例えば、Pt、Ni又は酸化物導電体等からなる多孔質
電極2a,2bが焼き付け形成されている。
【0018】この固体電解質部材1の閉塞端側の端部に
はセラミックス製パイプ4が嵌合しており、このパイプ
4と固体電解質部材1とは無機接着剤により接合されて
いる。また、固体電解質部材1とパイプ4との接合部分
は、ガラスシール材6により気密的に封止されている。
このガラスシール材6は、その熱膨張係数がセンサの使
用温度域である300乃至1000℃における固体電解
質部材1の熱膨張率に近く、更に流動点が前記センサの
使用温度以上である緻密質ガラスシール材であることが
好ましい。
はセラミックス製パイプ4が嵌合しており、このパイプ
4と固体電解質部材1とは無機接着剤により接合されて
いる。また、固体電解質部材1とパイプ4との接合部分
は、ガラスシール材6により気密的に封止されている。
このガラスシール材6は、その熱膨張係数がセンサの使
用温度域である300乃至1000℃における固体電解
質部材1の熱膨張率に近く、更に流動点が前記センサの
使用温度以上である緻密質ガラスシール材であることが
好ましい。
【0019】また、このガラスシール材6は、セラミッ
クスからなるコーティング材7によりコーティングされ
ている。このコーティング材7は、ガラスシール材6と
溶融金属との反応を防ぐためのものである。
クスからなるコーティング材7によりコーティングされ
ている。このコーティング材7は、ガラスシール材6と
溶融金属との反応を防ぐためのものである。
【0020】セラミックス製パイプ4の内側にはステン
レスからなる金属製パイプ9が挿入されており、この金
属製パイプ9の先端部分は多孔質電極2bに接合されて
いる。この金属製パイプ9を介して、固体電解質部材1
に、基準物質として、水素ガス分圧が一定に調整された
基準ガス8を供給する。また、この金属製パイプ9は、
多孔質電極2bのリードとしても作用する。
レスからなる金属製パイプ9が挿入されており、この金
属製パイプ9の先端部分は多孔質電極2bに接合されて
いる。この金属製パイプ9を介して、固体電解質部材1
に、基準物質として、水素ガス分圧が一定に調整された
基準ガス8を供給する。また、この金属製パイプ9は、
多孔質電極2bのリードとしても作用する。
【0021】一方、固体電解質部材1の開放端側にはセ
ラミックス製スリーブ3が嵌合している。このスリーブ
3及び固定電解質部材1により形成される空間内には、
粉末の充填材12が40%以上の充填率で充填されてい
る。この充填材12は、アルミナ、ジルコニア、マグネ
シア及び炭化ケイ素のうちの少なくとも1種の粉末に、
カーボン粉末を0.01乃至30重量%含有したもので
ある。
ラミックス製スリーブ3が嵌合している。このスリーブ
3及び固定電解質部材1により形成される空間内には、
粉末の充填材12が40%以上の充填率で充填されてい
る。この充填材12は、アルミナ、ジルコニア、マグネ
シア及び炭化ケイ素のうちの少なくとも1種の粉末に、
カーボン粉末を0.01乃至30重量%含有したもので
ある。
【0022】本実施例に係る水素溶解量測定用センサ
は、スリーブ3側を溶融金属に浸漬する。この場合に、
スリーブ3内に充填されている充填材12により、溶融
金属がスリーブ3内に侵入することを防止でき、スリー
ブ3の内側がガス室となって、溶融金属と固体電解質部
材1とが直接接触することを防止できる。
は、スリーブ3側を溶融金属に浸漬する。この場合に、
スリーブ3内に充填されている充填材12により、溶融
金属がスリーブ3内に侵入することを防止でき、スリー
ブ3の内側がガス室となって、溶融金属と固体電解質部
材1とが直接接触することを防止できる。
【0023】次に、金属製パイプ9を介して固体電解質
部材1の多孔質電極2b側に基準ガス8として所定濃度
の水素又は水蒸気を含有するガスを供給する。そうする
と、溶融金属と基準ガス8との水素活量の差により、固
体電解質部材1の両側の多孔質電極2a,2bの間に起
電力が発生する。この起電力を測定することにより、溶
融金属中の水素濃度を測定する。この測定原理は、プロ
トン導電性固体電解質物質を用いたガス濃淡電池の起電
力を測定することにより行うものである。
部材1の多孔質電極2b側に基準ガス8として所定濃度
の水素又は水蒸気を含有するガスを供給する。そうする
と、溶融金属と基準ガス8との水素活量の差により、固
体電解質部材1の両側の多孔質電極2a,2bの間に起
電力が発生する。この起電力を測定することにより、溶
融金属中の水素濃度を測定する。この測定原理は、プロ
トン導電性固体電解質物質を用いたガス濃淡電池の起電
力を測定することにより行うものである。
【0024】プロトン導電性を示す固体電解質を用いる
ガス濃淡電池式の水素センサは高温で安定に作動し、下
記数式1で与えられる理論値に近い起電力を示す。
ガス濃淡電池式の水素センサは高温で安定に作動し、下
記数式1で与えられる理論値に近い起電力を示す。
【0025】
【数1】 E=(RT/2F)ln[PH1(1)/PH2(2)] 但し、Eは起電力(V)、Rは気体定数、Fはファラデ
ー定数、Tは絶対温度、PH1(1)及びPH2(2)は夫
々測定極側及び基準極側の水素分圧である。
ー定数、Tは絶対温度、PH1(1)及びPH2(2)は夫
々測定極側及び基準極側の水素分圧である。
【0026】溶融金属中の水素濃度とその溶湯上の水素
分圧との間には平衡関係が成り立ち、下記数式2のシー
ベルトの(Sieverts)の規則に従う。
分圧との間には平衡関係が成り立ち、下記数式2のシー
ベルトの(Sieverts)の規則に従う。
【0027】
【数2】S=K(PH2)1/2 但し、Sは水素の平衡溶解度、Kは定数、PH2は溶湯上
の水素分圧である。
の水素分圧である。
【0028】この数式2からわかるように、溶湯に接し
た気相中の水素分圧を測定できれば、溶湯中に溶解して
いる水素濃度を求めることができる。
た気相中の水素分圧を測定できれば、溶湯中に溶解して
いる水素濃度を求めることができる。
【0029】一般的に溶融金属中の水素濃度は、その溶
湯と接した気相中の水素分圧と溶湯温度とに依存し、そ
の水素分圧及び溶湯温度の依存性はシーベルト則とヘン
リー(Henry )則に従う。このため、水素濃度Sは下記
数式3で表すことができる。
湯と接した気相中の水素分圧と溶湯温度とに依存し、そ
の水素分圧及び溶湯温度の依存性はシーベルト則とヘン
リー(Henry )則に従う。このため、水素濃度Sは下記
数式3で表すことができる。
【0030】
【数3】 logS=A−(B/T)+(1/2)log(PH2) 但し、A及びBは金属の組成に依存した定数である。
【0031】そこで、図1に示すセンサのスリーブ3側
を溶融金属中に浸漬して、溶湯中の水素濃度を測定す
る。即ち、基準極と測定極との間に発生する起電力か
ら、前記数式1を用いて水素分圧PH2を求め、この水素
分圧を数式3に代入することにより、溶湯中の水素濃度
Sを求めることができる。
を溶融金属中に浸漬して、溶湯中の水素濃度を測定す
る。即ち、基準極と測定極との間に発生する起電力か
ら、前記数式1を用いて水素分圧PH2を求め、この水素
分圧を数式3に代入することにより、溶湯中の水素濃度
Sを求めることができる。
【0032】例えば、溶融金属中にカーボンの棒を挿入
して、このカーボンの棒と金属製パイプ9との間の電位
差を測定し、その結果に基づいて溶融金属中の水素溶解
量を検出することができる。
して、このカーボンの棒と金属製パイプ9との間の電位
差を測定し、その結果に基づいて溶融金属中の水素溶解
量を検出することができる。
【0033】この場合に、本実施例においては、固体電
解質部材1にセラミックス製スリーブ3が嵌合してお
り、このスリーブ3内に充填された充填材12により溶
融金属と固体電解質部材1とが直接接触することを防止
できるので、両者の間に絶縁性酸化物膜が形成されるこ
とを回避でき、溶融金属中の水素溶解量を長期間に亘っ
て測定することができる。また、このスリーブ3内の充
填材中のカーボン粉末が溶融金属からの熱により加熱さ
れ、スリーブ内の気相中に存在する酸素と反応し、気相
中の酸素が迅速に減少する。従って、本実施例に係る水
素溶解量測定用センサは、初期応答時間が短く、初期応
答特性が優れている。更に、本実施例に係るセンサは、
構造が簡単であり、起電力を測定するだけで溶湯中の水
素溶解量を測定することができるので、測定装置の小型
化が可能であり、実際の鋳造工程で使用するのに当た
り、操作性が向上するという利点もある。
解質部材1にセラミックス製スリーブ3が嵌合してお
り、このスリーブ3内に充填された充填材12により溶
融金属と固体電解質部材1とが直接接触することを防止
できるので、両者の間に絶縁性酸化物膜が形成されるこ
とを回避でき、溶融金属中の水素溶解量を長期間に亘っ
て測定することができる。また、このスリーブ3内の充
填材中のカーボン粉末が溶融金属からの熱により加熱さ
れ、スリーブ内の気相中に存在する酸素と反応し、気相
中の酸素が迅速に減少する。従って、本実施例に係る水
素溶解量測定用センサは、初期応答時間が短く、初期応
答特性が優れている。更に、本実施例に係るセンサは、
構造が簡単であり、起電力を測定するだけで溶湯中の水
素溶解量を測定することができるので、測定装置の小型
化が可能であり、実際の鋳造工程で使用するのに当た
り、操作性が向上するという利点もある。
【0034】図2は本発明の第2の実施例に係る溶融金
属中の水素溶解量測定用センサを示す断面図である。本
実施例が第1の実施例と異なる点は、基準物質として固
体基準物質18を使用した点にあり、その他の構成は基
本的には第1の実施例と同様であるので、同一物には同
一符号を付してその詳しい説明は省略する。
属中の水素溶解量測定用センサを示す断面図である。本
実施例が第1の実施例と異なる点は、基準物質として固
体基準物質18を使用した点にあり、その他の構成は基
本的には第1の実施例と同様であるので、同一物には同
一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0035】本実施例においては、固体電解質部材1の
閉塞端側に嵌合するセラミックス製パイプ4の内側に、
固体基準物質18として、例えば、燐酸アルミニウムと
電子導電性酸化物との混合物又は金属と金属水素化物と
の混合物等が装入されている。これらの物質は、水素又
は水蒸気活量が常に一定に維持されるという性質を有し
ている。パイプ4の固体電解質部材1と反対側の端部に
は、アルミナセメント15及びセラミックス充填材14
が外側からこの順で充填されており、固体基準物質18
はこれらのアルミナセメント15及び充填材14により
密閉されている。なお、リード13は、多孔質電極2b
に電気的に接続され、固体基準物質18、充填材14及
びアルミナセメント15を挿通して外部に導出されてい
る。本実施例においても、第1の実施例と同様の効果を
得ることができる。
閉塞端側に嵌合するセラミックス製パイプ4の内側に、
固体基準物質18として、例えば、燐酸アルミニウムと
電子導電性酸化物との混合物又は金属と金属水素化物と
の混合物等が装入されている。これらの物質は、水素又
は水蒸気活量が常に一定に維持されるという性質を有し
ている。パイプ4の固体電解質部材1と反対側の端部に
は、アルミナセメント15及びセラミックス充填材14
が外側からこの順で充填されており、固体基準物質18
はこれらのアルミナセメント15及び充填材14により
密閉されている。なお、リード13は、多孔質電極2b
に電気的に接続され、固体基準物質18、充填材14及
びアルミナセメント15を挿通して外部に導出されてい
る。本実施例においても、第1の実施例と同様の効果を
得ることができる。
【0036】以下、本発明の第1の実施例に係る溶融金
属中の水素溶解量測定用センサを実際に製造し、その初
期応答特性を調べた結果について説明する。
属中の水素溶解量測定用センサを実際に製造し、その初
期応答特性を調べた結果について説明する。
【0037】先ず、ペロブスカイト型プロトン導電性酸
化物であるCaZr0.9In0.1O3- x (但し、xは0〜
0.05)により、一端が閉塞した管状の固体電解質部
材1を形成した。そして、この固体電解質部材1の内側
及び外側の面に、測定極及び基準極として、夫々多孔質
Pt電極2a,2bを900℃の温度で焼き付けた。
化物であるCaZr0.9In0.1O3- x (但し、xは0〜
0.05)により、一端が閉塞した管状の固体電解質部
材1を形成した。そして、この固体電解質部材1の内側
及び外側の面に、測定極及び基準極として、夫々多孔質
Pt電極2a,2bを900℃の温度で焼き付けた。
【0038】次に、この固体電解質部材1の閉塞端側に
アルミナ製のパイプ4(外径が6.5mm、内径が4.
5mm、長さが500mm)をアルミナ質のセラミック
ス接着剤を用いて固定し、その接着部分をガラスシール
材6で気密的にシールした。更に、このガスシール材6
をアルミナ質のセラミックスコーティング材7により被
覆した。更にまた、固体電解質部材1の開放端側にアル
ミナ製スリーブ3を嵌合して固定した。その後、スリー
ブ3内に、約1重量%の黒鉛粉末を含有し残部がアルミ
ナ粉末からなる充填材12を75%の充填率で充填し
た。
アルミナ製のパイプ4(外径が6.5mm、内径が4.
5mm、長さが500mm)をアルミナ質のセラミック
ス接着剤を用いて固定し、その接着部分をガラスシール
材6で気密的にシールした。更に、このガスシール材6
をアルミナ質のセラミックスコーティング材7により被
覆した。更にまた、固体電解質部材1の開放端側にアル
ミナ製スリーブ3を嵌合して固定した。その後、スリー
ブ3内に、約1重量%の黒鉛粉末を含有し残部がアルミ
ナ粉末からなる充填材12を75%の充填率で充填し
た。
【0039】次に、アルミナ製のパイプ4の内側にステ
ンレス製のパイプ9を挿入し、このパイプ9の先端部を
多孔質電極2bに電気的に接触させて固定した。
ンレス製のパイプ9を挿入し、このパイプ9の先端部を
多孔質電極2bに電気的に接触させて固定した。
【0040】このようにして形成したセンサを、黒鉛る
つぼ内で溶解した温度が700℃のアルミニウム合金中
に挿入し、センサの起電力応答を測定した。測定時に
は、ステンレス製パイプ9を介して基準極側に1体積%
の水素を含んだアルゴンガスを導入した。また、溶融金
属中の水素濃度は、黒鉛るつぼ内で溶解したアルミニウ
ム合金上の気相の水素ガス濃度を変化させることにより
調整した。更に、溶融金属中にカーボン製の棒を挿入
し、このカーボン棒とステンレス製のパイプ9との間の
電位差を測定することにより、固体電解質部材1の基準
極と測定極との間の起電力測定を行った。なお、溶融金
属中の温度は、クロメル−アルメル熱電対(K熱電対)
にて測定した。
つぼ内で溶解した温度が700℃のアルミニウム合金中
に挿入し、センサの起電力応答を測定した。測定時に
は、ステンレス製パイプ9を介して基準極側に1体積%
の水素を含んだアルゴンガスを導入した。また、溶融金
属中の水素濃度は、黒鉛るつぼ内で溶解したアルミニウ
ム合金上の気相の水素ガス濃度を変化させることにより
調整した。更に、溶融金属中にカーボン製の棒を挿入
し、このカーボン棒とステンレス製のパイプ9との間の
電位差を測定することにより、固体電解質部材1の基準
極と測定極との間の起電力測定を行った。なお、溶融金
属中の温度は、クロメル−アルメル熱電対(K熱電対)
にて測定した。
【0041】図3は、横軸に時間をとり、縦軸にアルミ
ニウム合金溶湯100g当たりの水素濃度をとって、実
施例のセンサの初期応答特性を示すグラフ図である。こ
の図3から明らかなように、本実施例に係るセンサは、
測定開始から約300秒後に測定値が安定した。また、
本実施例に係るセンサは、水素濃度変化に対して迅速な
応答を示した。
ニウム合金溶湯100g当たりの水素濃度をとって、実
施例のセンサの初期応答特性を示すグラフ図である。こ
の図3から明らかなように、本実施例に係るセンサは、
測定開始から約300秒後に測定値が安定した。また、
本実施例に係るセンサは、水素濃度変化に対して迅速な
応答を示した。
【0042】一方、比較例として、充填材中にカーボン
粉末を含まない以外は上述の実施例と同様のセンサを製
造し、その初期応答特性を調べた。図4は、横軸に時間
をとり、縦軸にアルミニウム合金溶湯100g当たりの
水素濃度をとって、比較例のセンサの初期応答特性を示
すグラフ図である。この図4から明らかなように、比較
例のセンサにおいては、測定開始から水素濃度の測定値
が安定するまでに約1200秒かかった。即ち、本発明
の実施例に係るセンサは、比較例のセンサに比して、初
期応答時間が約1/4と短いものであった。
粉末を含まない以外は上述の実施例と同様のセンサを製
造し、その初期応答特性を調べた。図4は、横軸に時間
をとり、縦軸にアルミニウム合金溶湯100g当たりの
水素濃度をとって、比較例のセンサの初期応答特性を示
すグラフ図である。この図4から明らかなように、比較
例のセンサにおいては、測定開始から水素濃度の測定値
が安定するまでに約1200秒かかった。即ち、本発明
の実施例に係るセンサは、比較例のセンサに比して、初
期応答時間が約1/4と短いものであった。
【0043】なお、上述の実施例においては、いずれも
固体電解質部材に予めセラミックス製パイプ4が取り付
けられている場合について説明したが、使用時に固体電
解質部材にセラミックス製パイプを無機接着剤により固
定してもよい。この場合は、固体電解質部材とセラミッ
クス製パイプとの接合部を封止するシール材として、そ
の軟化点がセンサの使用温度以下であり、流動点がセン
サの使用温度以上の緻密質ガラスシール材を使用するこ
とが好ましい。
固体電解質部材に予めセラミックス製パイプ4が取り付
けられている場合について説明したが、使用時に固体電
解質部材にセラミックス製パイプを無機接着剤により固
定してもよい。この場合は、固体電解質部材とセラミッ
クス製パイプとの接合部を封止するシール材として、そ
の軟化点がセンサの使用温度以下であり、流動点がセン
サの使用温度以上の緻密質ガラスシール材を使用するこ
とが好ましい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る溶融金
属中の水素溶解量測定用センサは、絶縁性スリーブを有
し、このスリーブ内にカーボンの粉末又はファイバーを
有し通気性を備えた充填材が充填されているから、固体
電解質部材と溶融金属とが直接接触することを防止で
き、両者の間に絶縁性酸化物膜が形成されることを回避
できる。また、測定開始時には溶融金属からの熱により
前記カーボン粉末が加熱され、スリーブ内の気相中の酸
素と反応して、スリーブ内の気相中から酸素を迅速に除
去することができる。これにより、初期応答時間を短縮
できるという効果を奏する。
属中の水素溶解量測定用センサは、絶縁性スリーブを有
し、このスリーブ内にカーボンの粉末又はファイバーを
有し通気性を備えた充填材が充填されているから、固体
電解質部材と溶融金属とが直接接触することを防止で
き、両者の間に絶縁性酸化物膜が形成されることを回避
できる。また、測定開始時には溶融金属からの熱により
前記カーボン粉末が加熱され、スリーブ内の気相中の酸
素と反応して、スリーブ内の気相中から酸素を迅速に除
去することができる。これにより、初期応答時間を短縮
できるという効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施例に係る溶融金属中の水素
溶解量測定用センサを示す断面図である。
溶解量測定用センサを示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係る溶融金属中の水素
溶解量測定用センサを示す断面図である。
溶解量測定用センサを示す断面図である。
【図3】実施例のセンサの初期応答特性を示す示すグラ
フ図である。
フ図である。
【図4】比較例のセンサの初期応答特性を示すグラフ図
である。
である。
1;固体電解質部材 2a,2b;多孔質電極 3;スリーブ 4;セラミックス製パイプ 6;ガラスシール材 7;コーティング材 8;基準ガス 9;金属製パイプ 12;充填材 18;固体基準物質
Claims (6)
- 【請求項1】 プロトン導電性を有する固体電解質材料
により形成された固体電解質部材と、この固体電解質部
材に設けられた基準極及び測定極と、前記基準極に対し
て濃淡電池の起電力の基準を与える基準物質と、前記固
体電解質部材に固定され前記測定極に接続した空間を形
成する絶縁性スリーブと、この絶縁性スリーブ内に充填
され通気性を備えた充填材と、を有し、前記充填材はカ
ーボンの粉末又はファイバーを有することを特徴とする
溶融金属中の水素溶解量測定用センサ。 - 【請求項2】 プロトン導電性を有する固体電解質材料
により一端が閉塞された管状に形成された固体電解質部
材と、この固体電解質部材の外面上に設けられた基準極
と、この基準極に対して濃淡電池の起電力の基準を与え
る基準物質と、前記固体電解質部材の内面上に設けられ
た測定極と、前記固体電解質部材の開放端側を嵌合する
絶縁性スリーブと、この絶縁性スリーブ内に充填され通
気性を備えた充填材とを有し、前記充填材はカーボンの
粉末又はファイバーを有することを特徴とする溶融金属
中の水素溶解量測定用センサ。 - 【請求項3】 前記充填材は、前記カーボンの粉末又は
ファイバーに、更にセラミックスの粉末又はファイバー
を混合した混合物からなり、前記充填材は前記絶縁性ス
リーブ内に40%以上の充填率で充填されていることを
特徴とする請求項1又は2に記載の溶融金属中の水素溶
解量測定用センサ。 - 【請求項4】 前記セラミックスは、アルミナ、ジルコ
ニア、マグネシア及び炭化ケイ素からなる群から選択さ
れた少なくとも1種であることを特徴とする請求項3に
記載の溶融金属中の水素溶解量測定用センサ。 - 【請求項5】 前記充填材のカーボン含有量は0.01
乃至30重量%であることを特徴とする請求項1乃至4
のいずれか1項に記載の溶融金属中の水素溶解量測定用
センサ。 - 【請求項6】 前記カーボンは、黒鉛及び活性炭のいず
れか一方であることを特徴とする請求項1乃至5のいず
れか1項に記載の溶融金属中の水素溶解量測定用セン
サ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6160337A JPH0829376A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 溶融金属中の水素溶解量測定用センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6160337A JPH0829376A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 溶融金属中の水素溶解量測定用センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0829376A true JPH0829376A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15712801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6160337A Pending JPH0829376A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 溶融金属中の水素溶解量測定用センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0829376A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001176514A (ja) * | 1999-12-14 | 2001-06-29 | Santoku Corp | アルカリ2次電池用負極活物質及びその製造方法 |
-
1994
- 1994-07-12 JP JP6160337A patent/JPH0829376A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001176514A (ja) * | 1999-12-14 | 2001-06-29 | Santoku Corp | アルカリ2次電池用負極活物質及びその製造方法 |
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