JPH08293784A - エミッタ結合型論理出力回路 - Google Patents
エミッタ結合型論理出力回路Info
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- JPH08293784A JPH08293784A JP7095097A JP9509795A JPH08293784A JP H08293784 A JPH08293784 A JP H08293784A JP 7095097 A JP7095097 A JP 7095097A JP 9509795 A JP9509795 A JP 9509795A JP H08293784 A JPH08293784 A JP H08293784A
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- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05F—SYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
- G05F3/00—Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
- G05F3/02—Regulating voltage or current
- G05F3/08—Regulating voltage or current wherein the variable is DC
- G05F3/10—Regulating voltage or current wherein the variable is DC using uncontrolled devices with non-linear characteristics
- G05F3/16—Regulating voltage or current wherein the variable is DC using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
- G05F3/20—Regulating voltage or current wherein the variable is DC using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
- G05F3/22—Regulating voltage or current wherein the variable is DC using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the bipolar type only
- G05F3/222—Regulating voltage or current wherein the variable is DC using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the bipolar type only with compensation for device parameters, e.g. Early effect, gain, manufacturing process, or external variations, e.g. temperature, loading, supply voltage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、エミッタ結合型論理(ECL)出
力回路に関し、正電源で安定に動作し、且つ他の正電源
駆動回路とのインターフェイスも可能とし、さらに論理
振幅の設定自由度が高いエミッタ結合型論理出力回路を
提供することを目的とする。 【構成】本発明におけるECL出力回路では、エミッタ
差動対の一方のトランジスタのベースを入力端子とし、
他方のトランジスタのベースに基準電圧を印加し、さら
に両トランジスタのコレクタ側に正電源を印加し、該基
準電圧に基づいて該差動対の共通エミッタに供給する定
電流を発生させ、該エミッタ差動対の入力端子への入力
電圧に応じた該差動対出力が一対のカレントミラー回路
の電流出力点における電圧として得るように構成され、
差動対トランジスタの飽和条件にも拘束されずに大きな
自由度をもって論理振幅を設計でき、且つスレッシュホ
ルドレベルも電源電圧に関係することなく正の電源電圧
を用いて回路設計可能にし、正電源駆動の外部回路との
インターフェイスも可能にしたことを特徴とする。
力回路に関し、正電源で安定に動作し、且つ他の正電源
駆動回路とのインターフェイスも可能とし、さらに論理
振幅の設定自由度が高いエミッタ結合型論理出力回路を
提供することを目的とする。 【構成】本発明におけるECL出力回路では、エミッタ
差動対の一方のトランジスタのベースを入力端子とし、
他方のトランジスタのベースに基準電圧を印加し、さら
に両トランジスタのコレクタ側に正電源を印加し、該基
準電圧に基づいて該差動対の共通エミッタに供給する定
電流を発生させ、該エミッタ差動対の入力端子への入力
電圧に応じた該差動対出力が一対のカレントミラー回路
の電流出力点における電圧として得るように構成され、
差動対トランジスタの飽和条件にも拘束されずに大きな
自由度をもって論理振幅を設計でき、且つスレッシュホ
ルドレベルも電源電圧に関係することなく正の電源電圧
を用いて回路設計可能にし、正電源駆動の外部回路との
インターフェイスも可能にしたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エミッタ結合型論理
(以下、ECLという。)出力回路に関する。
(以下、ECLという。)出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種ECL回路による従来のインバー
タ回路を図2に示す。このインバータ回路は、エミッタ
差動対22からなる電流スイッチ回路と、トランジスタ
Q23からなるエミッタフォロワ出力回路とからなる。
エミッタ差動対22はトランジスタQ21,Q22から
なり、トランジスタQ21のベースを入力端子26(入
力電圧:VIN)とし、且つ該コレクタ側に負荷抵抗21
(抵抗値:R1)が接続され、またトランジスタQ22
のベースに基準電圧源24の基準電圧VREFが印加され
る。トランジスタQ23のコレクタ及び負荷抵抗21は
共通に電源端子27(端子電位:VCC)に接続されてい
る。出力トランジスタQ23のエミッタ側に抵抗25
(抵抗値:R2)が接続され、その接続点を出力端子2
8とし、出力VOUTが得られる。トランジスタQ21,
Q22のエミッタは共通接続され、定電流I1を流す為
の定電流源23を介して接地側端子29(端子電位:V
EE)と接続している。
タ回路を図2に示す。このインバータ回路は、エミッタ
差動対22からなる電流スイッチ回路と、トランジスタ
Q23からなるエミッタフォロワ出力回路とからなる。
エミッタ差動対22はトランジスタQ21,Q22から
なり、トランジスタQ21のベースを入力端子26(入
力電圧:VIN)とし、且つ該コレクタ側に負荷抵抗21
(抵抗値:R1)が接続され、またトランジスタQ22
のベースに基準電圧源24の基準電圧VREFが印加され
る。トランジスタQ23のコレクタ及び負荷抵抗21は
共通に電源端子27(端子電位:VCC)に接続されてい
る。出力トランジスタQ23のエミッタ側に抵抗25
(抵抗値:R2)が接続され、その接続点を出力端子2
8とし、出力VOUTが得られる。トランジスタQ21,
Q22のエミッタは共通接続され、定電流I1を流す為
の定電流源23を介して接地側端子29(端子電位:V
EE)と接続している。
【0003】上記構成のインバータ回路における論理出
力動作を説明する。ここで、トランジスタQ23のベー
ス・エミッタ間電圧をVBEQ23とする。まず、入力端子
26に印加される入力電圧VINが基準電圧VREFより小
さい時(VIN<VREF)、定電流I1はトランジスタQ2
2側に流れ、負荷抵抗21側には流れないため、そのと
きの出力端子28の出力VOUT1は次式(1)で表され
る。
力動作を説明する。ここで、トランジスタQ23のベー
ス・エミッタ間電圧をVBEQ23とする。まず、入力端子
26に印加される入力電圧VINが基準電圧VREFより小
さい時(VIN<VREF)、定電流I1はトランジスタQ2
2側に流れ、負荷抵抗21側には流れないため、そのと
きの出力端子28の出力VOUT1は次式(1)で表され
る。
【0004】 VOUT1=VCCーVBEQ23・・・・・・・・(1) 次に、入力電圧VINが基準電圧VREFと等しい時(VIN
=VREF)、定電流I1はトランジスタQ22及びQ23
に1/2ずつ流れるため、そのときの出力電圧VOUT2
は次式(2)で表される。 VOUT2=VCCーR1I1/2ーVBEQ23・・(2) さらに、入力電圧VINが基準電圧VREFより大きい時
(VIN>VREF)、定電流I1は負荷抵抗21側に流れ、
トランジスタQ23側には流れないため、そのときの出
力電圧VOUT3は次式(3)で表される。
=VREF)、定電流I1はトランジスタQ22及びQ23
に1/2ずつ流れるため、そのときの出力電圧VOUT2
は次式(2)で表される。 VOUT2=VCCーR1I1/2ーVBEQ23・・(2) さらに、入力電圧VINが基準電圧VREFより大きい時
(VIN>VREF)、定電流I1は負荷抵抗21側に流れ、
トランジスタQ23側には流れないため、そのときの出
力電圧VOUT3は次式(3)で表される。
【0005】 VOUT3=VCCーR1I1ーVBEQ23・・・・(3) 以上の関係(1)〜(3)から、図2のインバータ回路
の論理振幅は次式(4)で表される。 VOUT1ーVOUT3=R1I1・・・・・・(4) ただし、トランジスタQ21の飽和条件を考慮すると、
上式(4)で示される論理振幅は、R1I1<2VBEQ21
(VBEQ21のベース・エミッタ間電圧)という制限で成
り立つ。
の論理振幅は次式(4)で表される。 VOUT1ーVOUT3=R1I1・・・・・・(4) ただし、トランジスタQ21の飽和条件を考慮すると、
上式(4)で示される論理振幅は、R1I1<2VBEQ21
(VBEQ21のベース・エミッタ間電圧)という制限で成
り立つ。
【0006】また、スレッショルドレベルVTH0は、次
式(5)で示される。 VTH0=VREF=VOUT2=VCCーR1I1/2ーVBEQ23・・・(5)
式(5)で示される。 VTH0=VREF=VOUT2=VCCーR1I1/2ーVBEQ23・・・(5)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ECL回路によるインバータ回路では、上式(5)で示
されるように、論理出力のスレッショルドレベルVTH0
が電源端子27側の電位VCCに依存し、VCCを基準とし
て回路設計する必要があるため、論理動作を安定化する
にはVCCを安定な基準電位、つまり接地(GND)レベ
ルに設定しなければならなかった。このため、他方の接
地側端子29には印加電位VEEとして負電源を供給する
ことになり、正電源駆動の他の回路とのインターフェイ
スが困難となるといった問題があった。
ECL回路によるインバータ回路では、上式(5)で示
されるように、論理出力のスレッショルドレベルVTH0
が電源端子27側の電位VCCに依存し、VCCを基準とし
て回路設計する必要があるため、論理動作を安定化する
にはVCCを安定な基準電位、つまり接地(GND)レベ
ルに設定しなければならなかった。このため、他方の接
地側端子29には印加電位VEEとして負電源を供給する
ことになり、正電源駆動の他の回路とのインターフェイ
スが困難となるといった問題があった。
【0008】しかも、上式(4)で示される論理振幅
は、R1I1<2VBEQ21という制約を受けるため、論理
振幅の設計を比較的自由に行えず、ノイズマージンに関
する対策を講じる必要があるといった問題もあった。本
発明は、上記従来の問題点を解決し、正電源で安定に動
作し、且つ他の正電源駆動回路とのインターフェイスも
可能とし、さらに論理振幅の設定自由度が高いエミッタ
結合型論理出力回路を提供することを目的とする。
は、R1I1<2VBEQ21という制約を受けるため、論理
振幅の設計を比較的自由に行えず、ノイズマージンに関
する対策を講じる必要があるといった問題もあった。本
発明は、上記従来の問題点を解決し、正電源で安定に動
作し、且つ他の正電源駆動回路とのインターフェイスも
可能とし、さらに論理振幅の設定自由度が高いエミッタ
結合型論理出力回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係るエミッタ結合型論理出力回路
は、エミッタが共通接続された1対のトランジスタから
なり、一方のトランジスタのベースを入力端子とし、他
方のトランジスタのベースに基準電圧が印加され、両ト
ランジスタのコレクタ側に正電源が印加される差動増幅
器と、前記基準電圧をそれに応じた定電流に変換し、そ
の定電流を前記差動増幅器の共通エミッタに供給する定
電流供給回路と、前記差動増幅器の各トランジスタのコ
レクタ側それぞれにカレントミラー対の一方のトランジ
スタを設け、かつ他方の各反転側トランジスタの電流出
力点を共通接続した一対のカレントミラー回路とを有
し、前記一対のカレントミラー回路の前記各反転側トラ
ンジスタの電流出力点における電圧を出力電圧とするよ
うにしたことを特徴とする。
に、請求項1の発明に係るエミッタ結合型論理出力回路
は、エミッタが共通接続された1対のトランジスタから
なり、一方のトランジスタのベースを入力端子とし、他
方のトランジスタのベースに基準電圧が印加され、両ト
ランジスタのコレクタ側に正電源が印加される差動増幅
器と、前記基準電圧をそれに応じた定電流に変換し、そ
の定電流を前記差動増幅器の共通エミッタに供給する定
電流供給回路と、前記差動増幅器の各トランジスタのコ
レクタ側それぞれにカレントミラー対の一方のトランジ
スタを設け、かつ他方の各反転側トランジスタの電流出
力点を共通接続した一対のカレントミラー回路とを有
し、前記一対のカレントミラー回路の前記各反転側トラ
ンジスタの電流出力点における電圧を出力電圧とするよ
うにしたことを特徴とする。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
エミッタ結合型論理出力回路において、前記定電流供給
回路が、前記基準電圧をそれに応じた電流に変換する電
圧電流変換回路と、その電圧電流変換回路によって変換
された電流に基づき前記定電流を発生させる定電流発生
用カレントミラー回路とを含み、前記定電流用カレント
ミラー回路の反転出力電流を前記差動増幅器の共通エミ
ッタに供給するようにしたことを特徴とする。
エミッタ結合型論理出力回路において、前記定電流供給
回路が、前記基準電圧をそれに応じた電流に変換する電
圧電流変換回路と、その電圧電流変換回路によって変換
された電流に基づき前記定電流を発生させる定電流発生
用カレントミラー回路とを含み、前記定電流用カレント
ミラー回路の反転出力電流を前記差動増幅器の共通エミ
ッタに供給するようにしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の発明において、差動増幅器の他方の
トランジスタのベースに印加される基準電圧に基づいて
該差動増幅器の共通エミッタに供給する定電流を発生さ
せる。前記入力端子に入力される電圧に応じた該差動増
幅器の出力が前記一対のカレントミラー回路の電流出力
点における電圧として得られる。
トランジスタのベースに印加される基準電圧に基づいて
該差動増幅器の共通エミッタに供給する定電流を発生さ
せる。前記入力端子に入力される電圧に応じた該差動増
幅器の出力が前記一対のカレントミラー回路の電流出力
点における電圧として得られる。
【0012】請求項2の発明において、前記電圧電流変
換回路をエミッタフォロワ接続されたトランジスタ等を
用いて構成して前記基準電圧をそれに応じた電流に変換
し、該変換電流を前記定電流用カレントミラー回路の片
側のトランジスタに流して反転側のトランジスタに流れ
る反転電流を前記差動増幅器の共通エミッタに供給す
る。
換回路をエミッタフォロワ接続されたトランジスタ等を
用いて構成して前記基準電圧をそれに応じた電流に変換
し、該変換電流を前記定電流用カレントミラー回路の片
側のトランジスタに流して反転側のトランジスタに流れ
る反転電流を前記差動増幅器の共通エミッタに供給す
る。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、例えばインバータ回路
に適用したときには、論理振幅が電源電圧に関係するこ
となく基準電圧に依存するものであり、また差動増幅器
の差動対トランジスタの飽和条件にも拘束されないの
で、大きな自由度をもって論理振幅を設計できる。スレ
ッシュホルドレベルも電源電圧に関係することなく基準
電圧を基準として決まるので、正の電源電圧を用いて該
インバータ回路を正電源駆動できるよう接地側の電位を
接地(GND)電位に設定することができ、正電源駆動
の他の回路とのインターフェイスも可能になる。
に適用したときには、論理振幅が電源電圧に関係するこ
となく基準電圧に依存するものであり、また差動増幅器
の差動対トランジスタの飽和条件にも拘束されないの
で、大きな自由度をもって論理振幅を設計できる。スレ
ッシュホルドレベルも電源電圧に関係することなく基準
電圧を基準として決まるので、正の電源電圧を用いて該
インバータ回路を正電源駆動できるよう接地側の電位を
接地(GND)電位に設定することができ、正電源駆動
の他の回路とのインターフェイスも可能になる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1は本発明の実施例であるECL回路によるイン
バータ回路を示す。このインバータ回路は、エミッタ差
動対1、電圧電流変換回路2及び定電流回路3からなる
電流スイッチ回路と、出力回路4とからなる。エミッタ
差動対1はトランジスタQ1とQ2からなり、トランジ
スタQ1のベースを入力端子6(入力電圧:VIN)と
し、かつトランジスタQ2のベースには基準電圧源5の
基準電圧VREFが印加される。基準電圧源5は該ベース
と接地側端子9(端子電位:VEE)との間に接続されて
いる。
る。図1は本発明の実施例であるECL回路によるイン
バータ回路を示す。このインバータ回路は、エミッタ差
動対1、電圧電流変換回路2及び定電流回路3からなる
電流スイッチ回路と、出力回路4とからなる。エミッタ
差動対1はトランジスタQ1とQ2からなり、トランジ
スタQ1のベースを入力端子6(入力電圧:VIN)と
し、かつトランジスタQ2のベースには基準電圧源5の
基準電圧VREFが印加される。基準電圧源5は該ベース
と接地側端子9(端子電位:VEE)との間に接続されて
いる。
【0015】なお、基準電圧VREFは、好ましくは、例
えば、図3に示すようなバンドギャップ電圧発生回路を
用いて、温度変動、製造プロセス上のばらつきに依存し
ない一定電圧として供給される。図3の定電圧回路は、
一般的なバンドギャップ電圧発生回路であり、定電流源
30、カレントミラー回路31及び出力段トランジスタ
Q33からなる。カレントミラー回路31のトランジスタ
対Q31とQ32は電流反転比Nを有し、トランジスタ対の
各コレクタ側に抵抗R32が定電流源30側に接続されて
いる。反転側トランジスタQ32のエミッタ側に抵抗R31
が接続されている。出力段トランジスタQ33のベースに
はトランジスタQ32のコレクタ側電位が与えられてい
る。このようなカレントミラー回路31によって正の温
度係数を持つ熱電圧VTを設定し、エミッタフォロワ接
続の出力段トランジスタQ33のベース・エミッタ間電圧
VBEQ33を負の温度係数を持たせて、それらを適宜加算
することによってバンドギャップ電圧としての基準電圧
VREFが得られる。即ち、この場合、基準電圧VREFは、
VREF=VBEQ33+(R32/R31)・VT・lnNとなる
ので、抵抗R31とR32を同一材質、工程で、さらに隣接
配置するなどして製造することによって、プロセス上の
ばらつきの影響を受けない基準電圧VREFを使用するこ
とができる。
えば、図3に示すようなバンドギャップ電圧発生回路を
用いて、温度変動、製造プロセス上のばらつきに依存し
ない一定電圧として供給される。図3の定電圧回路は、
一般的なバンドギャップ電圧発生回路であり、定電流源
30、カレントミラー回路31及び出力段トランジスタ
Q33からなる。カレントミラー回路31のトランジスタ
対Q31とQ32は電流反転比Nを有し、トランジスタ対の
各コレクタ側に抵抗R32が定電流源30側に接続されて
いる。反転側トランジスタQ32のエミッタ側に抵抗R31
が接続されている。出力段トランジスタQ33のベースに
はトランジスタQ32のコレクタ側電位が与えられてい
る。このようなカレントミラー回路31によって正の温
度係数を持つ熱電圧VTを設定し、エミッタフォロワ接
続の出力段トランジスタQ33のベース・エミッタ間電圧
VBEQ33を負の温度係数を持たせて、それらを適宜加算
することによってバンドギャップ電圧としての基準電圧
VREFが得られる。即ち、この場合、基準電圧VREFは、
VREF=VBEQ33+(R32/R31)・VT・lnNとなる
ので、抵抗R31とR32を同一材質、工程で、さらに隣接
配置するなどして製造することによって、プロセス上の
ばらつきの影響を受けない基準電圧VREFを使用するこ
とができる。
【0016】電圧電流変換回路2は、基準電圧源5の基
準電圧VREFがベースに与えられたトランジスタQ4
と、該トランジスタQ4のコレクタにベースが接続され
たトランジスタQ5とを有する。トランジスタQ4のコ
レクタは抵抗11(抵抗値:R21)を介して電源端子8
の電源ラインに接続されている。電源端子8には正電源
の電源電圧VCCが印加される。トランジスタQ5のエミ
ッタは抵抗12(抵抗値:R22)を介して接地側端子9
の接地ラインに接続され、該トランジスタはエミッタフ
ォロワ接続されている。上記電圧電流変換回路2によっ
て、基準電圧VREFは電流に変換される。この変換電流
I2は、I2=VREF/R22で求められ、定電流回路3を
通じてエミッタ差動対1の共通エミッタに供給される。
準電圧VREFがベースに与えられたトランジスタQ4
と、該トランジスタQ4のコレクタにベースが接続され
たトランジスタQ5とを有する。トランジスタQ4のコ
レクタは抵抗11(抵抗値:R21)を介して電源端子8
の電源ラインに接続されている。電源端子8には正電源
の電源電圧VCCが印加される。トランジスタQ5のエミ
ッタは抵抗12(抵抗値:R22)を介して接地側端子9
の接地ラインに接続され、該トランジスタはエミッタフ
ォロワ接続されている。上記電圧電流変換回路2によっ
て、基準電圧VREFは電流に変換される。この変換電流
I2は、I2=VREF/R22で求められ、定電流回路3を
通じてエミッタ差動対1の共通エミッタに供給される。
【0017】定電流回路3は2つのカレントミラー回路
13と14からなる。カレントミラー回路13はトラン
ジスタ対Q6とQ7からなり、ベース・コレクタ間を共
通接続したトランジスタQ6のコレクタは電圧電流変換
回路2の出力側トランジスタQ5のコレクタと接続して
いる。カレントミラー回路14はトランジスタ対Q8と
Q9からなり、ベース・コレクタ間を共通接続したトラ
ンジスタQ8のコレクタはカレントミラー回路13の反
転側トランジスタQ7のコレクタと接続している。カレ
ントミラー回路14の反転側トランジスタQ9のコレク
タはエミッタ差動対1の共通エミッタ側に接続されてい
る。カレントミラー回路13のトランジスタ対のエミッ
タ側は電源端子8の電源ラインに接続され、カレントミ
ラー回路14のトランジスタ対のエミッタ側は接地側端
子9の接地ラインに接続されている。上記の電圧電流変
換回路2及び定電流回路3を通じてエミッタ差動対1及
びトランジスタQ9に上記定電流I2が流れる。
13と14からなる。カレントミラー回路13はトラン
ジスタ対Q6とQ7からなり、ベース・コレクタ間を共
通接続したトランジスタQ6のコレクタは電圧電流変換
回路2の出力側トランジスタQ5のコレクタと接続して
いる。カレントミラー回路14はトランジスタ対Q8と
Q9からなり、ベース・コレクタ間を共通接続したトラ
ンジスタQ8のコレクタはカレントミラー回路13の反
転側トランジスタQ7のコレクタと接続している。カレ
ントミラー回路14の反転側トランジスタQ9のコレク
タはエミッタ差動対1の共通エミッタ側に接続されてい
る。カレントミラー回路13のトランジスタ対のエミッ
タ側は電源端子8の電源ラインに接続され、カレントミ
ラー回路14のトランジスタ対のエミッタ側は接地側端
子9の接地ラインに接続されている。上記の電圧電流変
換回路2及び定電流回路3を通じてエミッタ差動対1及
びトランジスタQ9に上記定電流I2が流れる。
【0018】出力回路4は2つのカレントミラー回路1
5と16で構成されている。カレントミラー回路15は
ベース・エミッタ間が共通接続されたトランジスタQ1
0と反転側トランジスタQ11からなり、トランジスタ
Q10のコレクタはエミッタ差動対1のトランジスタQ
1のコレクタに接続されている。このカレントミラー回
路15の電流反転比はn(=1)とする。カレントミラ
ー回路16はベース・エミッタ間が共通接続されたトラ
ンジスタQ12と反転側トランジスタQ13、Q14か
らなり、トランジスタQ12のコレクタはエミッタ差動
対1のトランジスタQ2のコレクタに接続されている。
このカレントミラー回路16の電流反転比はm(=2)
とする。各反転側トランジスタQ11、Q13,Q14
のコレクタは抵抗10(抵抗値:R23)を介して接地ラ
インに接続されており、該コレクタと抵抗10との接続
点を出力端子7(出力電圧:VOUT)としている。
5と16で構成されている。カレントミラー回路15は
ベース・エミッタ間が共通接続されたトランジスタQ1
0と反転側トランジスタQ11からなり、トランジスタ
Q10のコレクタはエミッタ差動対1のトランジスタQ
1のコレクタに接続されている。このカレントミラー回
路15の電流反転比はn(=1)とする。カレントミラ
ー回路16はベース・エミッタ間が共通接続されたトラ
ンジスタQ12と反転側トランジスタQ13、Q14か
らなり、トランジスタQ12のコレクタはエミッタ差動
対1のトランジスタQ2のコレクタに接続されている。
このカレントミラー回路16の電流反転比はm(=2)
とする。各反転側トランジスタQ11、Q13,Q14
のコレクタは抵抗10(抵抗値:R23)を介して接地ラ
インに接続されており、該コレクタと抵抗10との接続
点を出力端子7(出力電圧:VOUT)としている。
【0019】上記実施例のインバータ回路における論理
出力動作を説明する。まず、入力端子6に印加される入
力電圧VINが基準電圧VREFより小さい時(VIN<VRE
F)、定電流I2はトランジスタQ1側に流れず、トラン
ジスタQ2側には流れる。この場合、カレントミラー回
路16によってm倍の反転電流が抵抗10に流れるの
で、そのときの出力端子7の出力VOUTHはハイレベル出
力電圧として次式(A)で表される。
出力動作を説明する。まず、入力端子6に印加される入
力電圧VINが基準電圧VREFより小さい時(VIN<VRE
F)、定電流I2はトランジスタQ1側に流れず、トラン
ジスタQ2側には流れる。この場合、カレントミラー回
路16によってm倍の反転電流が抵抗10に流れるの
で、そのときの出力端子7の出力VOUTHはハイレベル出
力電圧として次式(A)で表される。
【0020】 VOUTH=mR23I2・・・・・・・・・・(A) 一方、入力電圧VINが基準電圧VREFより大きい時(VI
N>VREF)、定電流I2はトランジスタQ2側に流れ
ず、トランジスタQ1側に流れる。この場合、カレント
ミラー回路15によってn倍の反転電流が抵抗10に流
れるので、そのときの出力VOUTLはローレベル出力電圧
として次式(B)で表される。ただし、m>nである。
N>VREF)、定電流I2はトランジスタQ2側に流れ
ず、トランジスタQ1側に流れる。この場合、カレント
ミラー回路15によってn倍の反転電流が抵抗10に流
れるので、そのときの出力VOUTLはローレベル出力電圧
として次式(B)で表される。ただし、m>nである。
【0021】 VOUTL=nR23I2・・・・・・・・・・(B) さらに、入力電圧VINが基準電圧VREFと等しい時(VI
N=VREF)、定電流I2はトランジスタQ1及びQ2に
1/2ずつ流れるため、そのときの出力電圧VOUTEは次
式(C)で表される。 VOUTE=(m+n)R23I2/2・・・・(C) 以上の関係(A)〜(C)から、本実施例のインバータ
回路の論理振幅は次式(D)で表される。
N=VREF)、定電流I2はトランジスタQ1及びQ2に
1/2ずつ流れるため、そのときの出力電圧VOUTEは次
式(C)で表される。 VOUTE=(m+n)R23I2/2・・・・(C) 以上の関係(A)〜(C)から、本実施例のインバータ
回路の論理振幅は次式(D)で表される。
【0022】 VOUTHーVOUTL=(m−n)R23I2・・・・(D) また、スレッショルドレベルVTHは、次式(E)で示さ
れる。 VTH=VREF=VOUTE=(m+n)R23I2/2・・・(E) ここで、上式(D)及び(E)において、具体的にm=
2、n=1を代入し、I2=VREF/R22の関係から、論
理振幅は次式(F)で示される。
れる。 VTH=VREF=VOUTE=(m+n)R23I2/2・・・(E) ここで、上式(D)及び(E)において、具体的にm=
2、n=1を代入し、I2=VREF/R22の関係から、論
理振幅は次式(F)で示される。
【0023】 VOUTHーVOUTL=R23I2=VREFR23/R22・・・・(F) また、論理出力のスレッショルドレベルVTHは、次式
(G)で示される。 VTH=VREF=VOUTE=3VREFR23/2R22・・・(G) 以上の関係式(F)から、論理振幅は基準電位VREF、
抵抗R22、R23に依存するのみである。また、エミッタ
差動対1に負荷抵抗を用いず、論理振幅は該差動対のト
ランジスタの飽和条件に拘束されない。従って、本実施
例においては、通常の半導体集積回路製造プロセスを用
いて抵抗R22、R23を同一の材質で、同一レイアウトに
形成することによって、該論理振幅を温度変動や、製造
上のプロセスのばらつきの影響を受けずに、論理振幅を
比較的大きな自由度でもって設計することができ、ノイ
ズマージン設計も簡易にできる。好ましくは、抵抗R2
2、R23を隣接して回路配置すれば、上記の影響をより
回避でき、最適な論理振幅の設計を行うことができる。
(G)で示される。 VTH=VREF=VOUTE=3VREFR23/2R22・・・(G) 以上の関係式(F)から、論理振幅は基準電位VREF、
抵抗R22、R23に依存するのみである。また、エミッタ
差動対1に負荷抵抗を用いず、論理振幅は該差動対のト
ランジスタの飽和条件に拘束されない。従って、本実施
例においては、通常の半導体集積回路製造プロセスを用
いて抵抗R22、R23を同一の材質で、同一レイアウトに
形成することによって、該論理振幅を温度変動や、製造
上のプロセスのばらつきの影響を受けずに、論理振幅を
比較的大きな自由度でもって設計することができ、ノイ
ズマージン設計も簡易にできる。好ましくは、抵抗R2
2、R23を隣接して回路配置すれば、上記の影響をより
回避でき、最適な論理振幅の設計を行うことができる。
【0024】また、関係式(G)から、論理出力のスレ
ッショルドレベルVTHは、論理振幅の場合と同様、抵抗
R22、R23の他、基準電位VREFに依存するのみであ
る。従って、スレッショルドレベルVTHは正の電位VCC
と関係なく、基準電位VREFを基準として決まるので、
接地側端子の電位VEEを接地(GND)電位に設定する
ことができる。したがって、このインバータ回路は電源
端子8に正の電圧VCCを印加して正電源駆動することが
でき、正電源駆動の他の回路とのインターフェイスも可
能になる。
ッショルドレベルVTHは、論理振幅の場合と同様、抵抗
R22、R23の他、基準電位VREFに依存するのみであ
る。従って、スレッショルドレベルVTHは正の電位VCC
と関係なく、基準電位VREFを基準として決まるので、
接地側端子の電位VEEを接地(GND)電位に設定する
ことができる。したがって、このインバータ回路は電源
端子8に正の電圧VCCを印加して正電源駆動することが
でき、正電源駆動の他の回路とのインターフェイスも可
能になる。
【0025】なお、本発明に係るECL出力回路は上記
実施例のインバータ回路に限らず、論理出力回路一般に
適用可能である。
実施例のインバータ回路に限らず、論理出力回路一般に
適用可能である。
【図1】図1は本発明の実施例であるECL回路による
インバータ回路の回路図である。
インバータ回路の回路図である。
【図2】図2は従来のECLインバータ回路の回路図で
ある。
ある。
【図3】図3は本発明の実施例であるECL回路による
インバータ回路に用いる基準電圧発生回路を示す回路図
である。
インバータ回路に用いる基準電圧発生回路を示す回路図
である。
1 エミッタ差動対 2 電圧電流変換回路 3 定電流回路 4 出力回路 5 基準電圧源 6 入力端子 7 出力端子 8 電源端子 9 接地側端子 13,14 (定電流回路3の)カレントミラー回路 15,16 (出力回路4の)カレントミラー回路
Claims (2)
- 【請求項1】 エミッタが共通接続された1対のトラン
ジスタからなり、一方のトランジスタのベースを入力端
子とし、他方のトランジスタのベースに基準電圧が印加
され、両トランジスタのコレクタ側に正電源が印加され
る差動増幅器と、 前記基準電圧をそれに応じた定電流に変換し、その定電
流を前記差動増幅器の共通エミッタに供給する定電流供
給回路と、 前記差動増幅器の各トランジスタのコレクタ側それぞれ
にカレントミラー対の一方のトランジスタを設け、かつ
他方の各反転側トランジスタの電流出力点を共通接続し
た一対のカレントミラー回路とを有し、 前記一対のカレントミラー回路の前記各反転側トランジ
スタの電流出力点における電圧を出力電圧とするように
したエミッタ結合型論理出力回路。 - 【請求項2】 前記定電流供給回路は、前記基準電圧を
それに応じた電流に変換する電圧電流変換回路と、その
電圧電流変換回路によって変換された電流に基づき前記
定電流を発生させる定電流発生用カレントミラー回路と
を含み、前記定電流用カレントミラー回路の反転出力電
流を前記差動増幅器の共通エミッタに供給するようにし
た、請求項1記載のエミッタ結合型論理出力回路。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7095097A JPH08293784A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | エミッタ結合型論理出力回路 |
| US08/614,315 US5644217A (en) | 1995-04-20 | 1996-03-12 | Emitter coupled logic output circuit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7095097A JPH08293784A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | エミッタ結合型論理出力回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08293784A true JPH08293784A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=14128391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7095097A Pending JPH08293784A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | エミッタ結合型論理出力回路 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5644217A (ja) |
| JP (1) | JPH08293784A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3698828B2 (ja) * | 1996-08-29 | 2005-09-21 | 富士通株式会社 | 信号伝送システム、半導体装置モジュール、入力バッファ回路、及び半導体装置 |
| JPH1093362A (ja) * | 1996-09-13 | 1998-04-10 | Nec Corp | Otaおよびそれに用いる可変電流分配出力回路 |
| EP0977105A1 (en) * | 1998-07-31 | 2000-02-02 | Motorola, Inc. | Regulator with current limiting function, and method |
| US9372351B1 (en) * | 2012-05-31 | 2016-06-21 | Maxim Integrated Products, Inc. | Circuits for active eyewear |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4414502A (en) * | 1981-07-20 | 1983-11-08 | Advanced Micro Devices, Inc. | Current source circuit |
| US4684831A (en) * | 1984-08-21 | 1987-08-04 | Applied Micro Circuits Corporation | Level shift circuit for interfacing between two different voltage levels using a current mirror circuit |
| US4644194A (en) * | 1985-06-24 | 1987-02-17 | Motorola, Inc. | ECL to TTL voltage level translator |
| US4794317A (en) * | 1987-12-18 | 1988-12-27 | Texas Instruments Incorporated | ECL-to-CMOS level conversion for use in ECL-BiCMOS circuit |
| US5349287A (en) * | 1992-10-08 | 1994-09-20 | National Semiconductor Corporation | Low power comparator having a non-saturating current mirror load |
-
1995
- 1995-04-20 JP JP7095097A patent/JPH08293784A/ja active Pending
-
1996
- 1996-03-12 US US08/614,315 patent/US5644217A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5644217A (en) | 1997-07-01 |
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