JPH08294312A - 多条植え用の田植機 - Google Patents
多条植え用の田植機Info
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- JPH08294312A JPH08294312A JP10360895A JP10360895A JPH08294312A JP H08294312 A JPH08294312 A JP H08294312A JP 10360895 A JP10360895 A JP 10360895A JP 10360895 A JP10360895 A JP 10360895A JP H08294312 A JPH08294312 A JP H08294312A
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- Japan
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- seedling planting
- planting device
- float
- posture
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 苗植付装置が姿勢切り換え可能な二分割構造
に構成された田植機に自動昇降制御機構を装備した場合
に生じる自動昇降制御機構の破損の虞や、苗植え付け精
度に悪影響を及ぼす虞を回避する。 【構成】 苗植付装置4を、左苗植付装置部4Aと右苗
植付装置部4Bとの二分割構造に構成するとともに、左
苗植付装置部4Aと右苗植付装置部4Bとが横一列状に
並ぶ作業姿勢と、左苗植付装置部4Aと右苗植付装置部
4Bとが夫々横向きとなって背中合わせ、あるいは、向
かい合わせとなる格納姿勢とに姿勢切り換え可能に構成
し、左苗植付装置部4Aと右苗植付装置部4Bとを姿勢
切り換え可能に支持した支持部6に自動昇降制御機構Z
のフロート変位検出部Zaを設け、苗植付装置4の格納
姿勢への切り換えに連動して、整地フロート14とフロ
ート変位検出部Zaとが分離されるように連係機構22
を構成した。
に構成された田植機に自動昇降制御機構を装備した場合
に生じる自動昇降制御機構の破損の虞や、苗植え付け精
度に悪影響を及ぼす虞を回避する。 【構成】 苗植付装置4を、左苗植付装置部4Aと右苗
植付装置部4Bとの二分割構造に構成するとともに、左
苗植付装置部4Aと右苗植付装置部4Bとが横一列状に
並ぶ作業姿勢と、左苗植付装置部4Aと右苗植付装置部
4Bとが夫々横向きとなって背中合わせ、あるいは、向
かい合わせとなる格納姿勢とに姿勢切り換え可能に構成
し、左苗植付装置部4Aと右苗植付装置部4Bとを姿勢
切り換え可能に支持した支持部6に自動昇降制御機構Z
のフロート変位検出部Zaを設け、苗植付装置4の格納
姿勢への切り換えに連動して、整地フロート14とフロ
ート変位検出部Zaとが分離されるように連係機構22
を構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下揺動自在な複数の
整地フロートを左右に並列配備した多条植え用の苗植付
け装置を、走行機体に対して駆動昇降自在に連結すると
ともに、連係機構を介して伝達される前記整地フロート
の上下揺動変位に基づいて、前記苗植付け装置を所定の
対地高さに維持するよう昇降制御する自動昇降制御機構
を備えた多条植え用の田植機に関する。
整地フロートを左右に並列配備した多条植え用の苗植付
け装置を、走行機体に対して駆動昇降自在に連結すると
ともに、連係機構を介して伝達される前記整地フロート
の上下揺動変位に基づいて、前記苗植付け装置を所定の
対地高さに維持するよう昇降制御する自動昇降制御機構
を備えた多条植え用の田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような多条植え用の田植機におい
ては、例えば、特開平6‐7011号公報などで開示さ
れているように、圃場の起伏の変化を上下揺動変位に変
換する感知フロートとして機能するセンタフロートの先
端(遊端)側と連係機構を介して連係されることによっ
て、センタフロート先端側の上下動からセンタフロート
の上下揺動変位量を検出するフロート変位検出部として
の回転式のポテンショメータ、苗植付装置を昇降駆動す
る油圧シリンダに対する作動油の通流状態を切り換える
電磁制御弁、および、ポテンショメータにより検出され
たセンタフロートの上下揺動変位量に基づいて電磁制御
弁の作動を制御する制御装置、などによって構成された
自動昇降制御機構を備えることにより、苗植付装置を圃
場の起伏に沿った所定の対地高さに維持する昇降制御を
行えるようにして、予め設定された所定の植え付け深さ
での苗の植え付けを行えるようにしたものがあった。ち
なみに、センタフロートは、苗植付装置の左右中央箇所
に配設されていることから、その上下揺動変位には走行
に伴う苗植付装置の走行機体との連結部を支点としたそ
の支点周りの上下揺動(いわゆる、ローリング)成分を
ほとんど含まないものである。従って、自動昇降制御機
構のフロート変位検出部により、センタフロートの上下
揺動変位を検出するように構成することによって、自動
昇降制御機構による苗植付装置の昇降制御を精度良く行
えるのである。
ては、例えば、特開平6‐7011号公報などで開示さ
れているように、圃場の起伏の変化を上下揺動変位に変
換する感知フロートとして機能するセンタフロートの先
端(遊端)側と連係機構を介して連係されることによっ
て、センタフロート先端側の上下動からセンタフロート
の上下揺動変位量を検出するフロート変位検出部として
の回転式のポテンショメータ、苗植付装置を昇降駆動す
る油圧シリンダに対する作動油の通流状態を切り換える
電磁制御弁、および、ポテンショメータにより検出され
たセンタフロートの上下揺動変位量に基づいて電磁制御
弁の作動を制御する制御装置、などによって構成された
自動昇降制御機構を備えることにより、苗植付装置を圃
場の起伏に沿った所定の対地高さに維持する昇降制御を
行えるようにして、予め設定された所定の植え付け深さ
での苗の植え付けを行えるようにしたものがあった。ち
なみに、センタフロートは、苗植付装置の左右中央箇所
に配設されていることから、その上下揺動変位には走行
に伴う苗植付装置の走行機体との連結部を支点としたそ
の支点周りの上下揺動(いわゆる、ローリング)成分を
ほとんど含まないものである。従って、自動昇降制御機
構のフロート変位検出部により、センタフロートの上下
揺動変位を検出するように構成することによって、自動
昇降制御機構による苗植付装置の昇降制御を精度良く行
えるのである。
【0003】一方、近年では、八条植えや十条植えなど
の多条植え用の苗植付装置を備えた田植機のように、苗
植付装置が走行機体の横方向に大きく張り出すようなも
のにおいては、苗植付装置を、左苗植付装置部と右苗植
付装置部との二分割構造に構成するとともに、苗植付装
置の機体横方向への張出量が大きくなる作業姿勢と、苗
植付装置の機体横方向への張出量が減少する格納姿勢と
に姿勢切り換え可能に構成したものが本出願人によって
提案されている〔例えば、特願平6‐94650号など
参照〕。この構成においては、苗植付装置を格納姿勢に
切り換えることによって、田植機を路上走行させる場合
には苗植付装置と他物との衝突の虞を軽減でき、また、
田植機を移動させる際にトラックなどの運搬車を利用す
る場合には、苗植付装置の荷台幅からの張り出しを防止
して苗植付装置と他物との衝突の虞を解消できる利点を
有する。
の多条植え用の苗植付装置を備えた田植機のように、苗
植付装置が走行機体の横方向に大きく張り出すようなも
のにおいては、苗植付装置を、左苗植付装置部と右苗植
付装置部との二分割構造に構成するとともに、苗植付装
置の機体横方向への張出量が大きくなる作業姿勢と、苗
植付装置の機体横方向への張出量が減少する格納姿勢と
に姿勢切り換え可能に構成したものが本出願人によって
提案されている〔例えば、特願平6‐94650号など
参照〕。この構成においては、苗植付装置を格納姿勢に
切り換えることによって、田植機を路上走行させる場合
には苗植付装置と他物との衝突の虞を軽減でき、また、
田植機を移動させる際にトラックなどの運搬車を利用す
る場合には、苗植付装置の荷台幅からの張り出しを防止
して苗植付装置と他物との衝突の虞を解消できる利点を
有する。
【0004】ところで、上述した後者の多条植え用の田
植機に前者の自動昇降制御機構を装備する場合において
も、自動昇降制御機構による苗植付装置の昇降制御を精
度良く行えるようにすることから、自動昇降制御機構の
フロート変位検出部をセンタフロートに連係機構を介し
て連係してセンタフロートの上下揺動変位を検出させる
ようにすることが考えられている。そして、従来では、
フロート変位検出部をセンタフロートに連係することか
ら、苗植付装置の姿勢切り換え時においては、フロート
変位検出部をセンタフロートと一体移動させるようにな
っていた。
植機に前者の自動昇降制御機構を装備する場合において
も、自動昇降制御機構による苗植付装置の昇降制御を精
度良く行えるようにすることから、自動昇降制御機構の
フロート変位検出部をセンタフロートに連係機構を介し
て連係してセンタフロートの上下揺動変位を検出させる
ようにすることが考えられている。そして、従来では、
フロート変位検出部をセンタフロートに連係することか
ら、苗植付装置の姿勢切り換え時においては、フロート
変位検出部をセンタフロートと一体移動させるようにな
っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のように、苗植付装置の姿勢切り換え時にフロー
ト変位検出部をセンタフロートと一体移動させるには、
フロート変位検出部と制御装置とを繋ぐコードをフロー
ト変位検出部の移動を許容する長いものにする必要が生
じるとともに、苗植付装置の姿勢切り換え時にフロート
変位検出部と制御装置とを繋ぐコードを引っ掛けて損傷
あるいは断線させる虞があった。しかも、苗植付装置の
格納姿勢を、左苗植付装置部と右苗植付装置部とが夫々
横向きとなって背中合わせとなる状態とした場合には、
格納姿勢においては、センタフロートとともにフロート
変位検出部が田植機全体の最後端に位置して後方に露出
する状態となることから、苗植付装置の姿勢切り換え時
や、苗植付装置を格納姿勢に切り換えた状態での走行時
に、フロート変位検出部を他物に接触させて破損させる
虞があった。また、苗植付装置の格納姿勢への姿勢切り
換え時に、フロート変位検出部と連係機構との間、ある
いは、連係機構とセンタフロートとの間で分離可能とな
るボルト連結部やピン連結部の連結を解除して、フロー
ト変位検出部を移動させずにセンタフロートのみを移動
させることも考えられるが、それらの連結部は本来より
簡単に分離できるようには構成されていないことから、
フロート変位検出部をセンタフロートから分離するため
の連結解除作業が煩わしいものになるとともに、連結時
の組付け誤差などによって連結状態にバラツキが生じ
る、あるいは、着脱の繰り返しによって連結部にガタツ
キが生じる、といったことに起因してセンタフロートの
上下揺動変位の検出精度、すなわち、苗植え付け精度に
悪影響を及ぼす虞がある。
来技術のように、苗植付装置の姿勢切り換え時にフロー
ト変位検出部をセンタフロートと一体移動させるには、
フロート変位検出部と制御装置とを繋ぐコードをフロー
ト変位検出部の移動を許容する長いものにする必要が生
じるとともに、苗植付装置の姿勢切り換え時にフロート
変位検出部と制御装置とを繋ぐコードを引っ掛けて損傷
あるいは断線させる虞があった。しかも、苗植付装置の
格納姿勢を、左苗植付装置部と右苗植付装置部とが夫々
横向きとなって背中合わせとなる状態とした場合には、
格納姿勢においては、センタフロートとともにフロート
変位検出部が田植機全体の最後端に位置して後方に露出
する状態となることから、苗植付装置の姿勢切り換え時
や、苗植付装置を格納姿勢に切り換えた状態での走行時
に、フロート変位検出部を他物に接触させて破損させる
虞があった。また、苗植付装置の格納姿勢への姿勢切り
換え時に、フロート変位検出部と連係機構との間、ある
いは、連係機構とセンタフロートとの間で分離可能とな
るボルト連結部やピン連結部の連結を解除して、フロー
ト変位検出部を移動させずにセンタフロートのみを移動
させることも考えられるが、それらの連結部は本来より
簡単に分離できるようには構成されていないことから、
フロート変位検出部をセンタフロートから分離するため
の連結解除作業が煩わしいものになるとともに、連結時
の組付け誤差などによって連結状態にバラツキが生じ
る、あるいは、着脱の繰り返しによって連結部にガタツ
キが生じる、といったことに起因してセンタフロートの
上下揺動変位の検出精度、すなわち、苗植え付け精度に
悪影響を及ぼす虞がある。
【0006】ちなみに、自動昇降制御機構の構成の簡素
化を図ることから、自動昇降制御機構を上述した電気式
のものに代えて、例えば、歩行型の田植機に採用されて
いるような、苗植付装置を昇降駆動する油圧シリンダに
対する作動油の通流状態を切り換える電磁制御弁を連係
機構を介してセンタフロートに連係する機械式に構成す
ることも考えられるが、この構成に加えて苗植付装置を
作業姿勢と格納姿勢とに姿勢切り換え可能に構成する場
合においても、電気式に構成された上述のものと略同様
の不都合が生じるようになる。
化を図ることから、自動昇降制御機構を上述した電気式
のものに代えて、例えば、歩行型の田植機に採用されて
いるような、苗植付装置を昇降駆動する油圧シリンダに
対する作動油の通流状態を切り換える電磁制御弁を連係
機構を介してセンタフロートに連係する機械式に構成す
ることも考えられるが、この構成に加えて苗植付装置を
作業姿勢と格納姿勢とに姿勢切り換え可能に構成する場
合においても、電気式に構成された上述のものと略同様
の不都合が生じるようになる。
【0007】本発明の目的は、自動昇降制御機構のフロ
ート変位検出部とセンタフロートとの連係構造に創意工
夫を凝らすことによって、苗植付装置が姿勢切り換え可
能な二分割構造に構成された田植機に自動昇降制御機構
を装備した場合に生じる自動昇降制御機構の破損の虞
や、苗植え付け精度に悪影響を及ぼす虞を回避すること
にある。
ート変位検出部とセンタフロートとの連係構造に創意工
夫を凝らすことによって、苗植付装置が姿勢切り換え可
能な二分割構造に構成された田植機に自動昇降制御機構
を装備した場合に生じる自動昇降制御機構の破損の虞
や、苗植え付け精度に悪影響を及ぼす虞を回避すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1発明では、上下揺動自在な複数の整地フロー
トを左右に並列配備した多条植え用の苗植付装置を、走
行機体に対して駆動昇降自在に連結するとともに、連係
機構を介して伝達される前記整地フロートの上下揺動変
位に基づいて、前記苗植付装置を所定の対地高さに維持
するように昇降制御する自動昇降制御機構を備えた多条
植え用の田植機において、前記苗植付装置を、一部の整
地フロートを備えた左苗植付装置部と、他の一部の整地
フロートを備えた右苗植付装置部との二分割構造に構成
するとともに、前記左苗植付装置部と右苗植付装置部と
が横一列状に並ぶ作業姿勢と、前記左苗植付装置部と右
苗植付装置部とが夫々横向きとなって背中合わせ、ある
いは、向かい合わせとなる格納姿勢とに姿勢切り換え可
能に構成し、前記左苗植付装置部と右苗植付装置部とを
姿勢切り換え可能に支持した支持部に前記自動昇降制御
機構のフロート変位検出部を設け、前記苗植付装置の格
納姿勢への切り換えに連動して、前記整地フロートと前
記フロート変位検出部とが分離されるように前記連係機
構を構成した。
め、本第1発明では、上下揺動自在な複数の整地フロー
トを左右に並列配備した多条植え用の苗植付装置を、走
行機体に対して駆動昇降自在に連結するとともに、連係
機構を介して伝達される前記整地フロートの上下揺動変
位に基づいて、前記苗植付装置を所定の対地高さに維持
するように昇降制御する自動昇降制御機構を備えた多条
植え用の田植機において、前記苗植付装置を、一部の整
地フロートを備えた左苗植付装置部と、他の一部の整地
フロートを備えた右苗植付装置部との二分割構造に構成
するとともに、前記左苗植付装置部と右苗植付装置部と
が横一列状に並ぶ作業姿勢と、前記左苗植付装置部と右
苗植付装置部とが夫々横向きとなって背中合わせ、ある
いは、向かい合わせとなる格納姿勢とに姿勢切り換え可
能に構成し、前記左苗植付装置部と右苗植付装置部とを
姿勢切り換え可能に支持した支持部に前記自動昇降制御
機構のフロート変位検出部を設け、前記苗植付装置の格
納姿勢への切り換えに連動して、前記整地フロートと前
記フロート変位検出部とが分離されるように前記連係機
構を構成した。
【0009】本第2発明では、上下揺動自在な複数の整
地フロートを左右に並列配備した多条植え用の苗植付装
置を、走行機体に対して駆動昇降自在に連結するととも
に、連係機構を介して伝達される前記整地フロートの上
下揺動変位に基づいて、前記苗植付装置を所定の対地高
さに維持するよう昇降制御する自動昇降制御機構を備え
た多条植え用の田植機において、前記苗植付装置を、同
数ずつの整地フロートを備えた左苗植付装置部と右苗植
付装置部との二分割構造に構成するとともに、前記左苗
植付装置部と右苗植付装置部とが横一列状に並ぶ作業姿
勢と、前記左苗植付装置部と右苗植付装置部とが夫々横
向きとなって背中合わせ、あるいは、向かい合わせとな
る格納姿勢とに姿勢切り換え可能に構成し、前記左苗植
付装置部と右苗植付装置部とを姿勢切り換え可能に支持
した支持部に前記自動昇降制御機構のフロート変位検出
部を設けるとともに、このフロート変位検出部を、天秤
揺動部材の中央支点の変位を検知する形態に構成し、こ
の天秤揺動部材の両遊端部と、苗植付装置分割線を挟ん
で隣接する二つの整地フロートとを夫々連係するととも
に、前記苗植付装置の格納姿勢への切り換えに連動し
て、前記両整地フロートと前記フロート変位検出部とが
分離されるように前記連係機構を構成した。
地フロートを左右に並列配備した多条植え用の苗植付装
置を、走行機体に対して駆動昇降自在に連結するととも
に、連係機構を介して伝達される前記整地フロートの上
下揺動変位に基づいて、前記苗植付装置を所定の対地高
さに維持するよう昇降制御する自動昇降制御機構を備え
た多条植え用の田植機において、前記苗植付装置を、同
数ずつの整地フロートを備えた左苗植付装置部と右苗植
付装置部との二分割構造に構成するとともに、前記左苗
植付装置部と右苗植付装置部とが横一列状に並ぶ作業姿
勢と、前記左苗植付装置部と右苗植付装置部とが夫々横
向きとなって背中合わせ、あるいは、向かい合わせとな
る格納姿勢とに姿勢切り換え可能に構成し、前記左苗植
付装置部と右苗植付装置部とを姿勢切り換え可能に支持
した支持部に前記自動昇降制御機構のフロート変位検出
部を設けるとともに、このフロート変位検出部を、天秤
揺動部材の中央支点の変位を検知する形態に構成し、こ
の天秤揺動部材の両遊端部と、苗植付装置分割線を挟ん
で隣接する二つの整地フロートとを夫々連係するととも
に、前記苗植付装置の格納姿勢への切り換えに連動し
て、前記両整地フロートと前記フロート変位検出部とが
分離されるように前記連係機構を構成した。
【0010】
【作用】本第1発明によると、苗植付装置の格納姿勢へ
の姿勢切り換えに連動して、整地フロートとフロート変
位検出部とが分離されることから、苗植付装置の姿勢切
り換え時には、フロート変位検出部は移動せずに整地フ
ロートを備えた左右の苗植付装置部のみが移動するよう
になる。つまり、苗植付装置の姿勢切り換え時にフロー
ト変位検出部をセンタフロートと一体移動させる場合の
ように、フロート変位検出部と制御装置とを繋ぐコード
をフロート変位検出部の移動を許容する長いものにする
必要がない。また、苗植付装置の姿勢切り換え時にフロ
ート変位検出部と制御装置とを繋ぐコードを引っ掛けて
損傷あるいは断線させる虞もない。しかも、苗植付装置
の格納姿勢を、左苗植付装置部と右苗植付装置部とが夫
々横向きとなって背中合わせとなる状態とした場合であ
っても、フロート変位検出部は常に走行機体の後部中央
に位置する状態になることから、苗植付装置の姿勢切り
換え時や苗植付装置を格納姿勢に切り換えた状態での走
行時に、フロート変位検出部を他物に接触させて破損さ
せる虞もない。さらに、連係機構は、苗植付装置の格納
姿勢への切り換えに連動して整地フロートとフロート変
位検出部とを分離するように構成されていることから、
フロート変位検出部と整地フロートとの分離が煩わし
い、連結時の組付け誤差などによって連結状態にバラツ
キが生じる、あるいは、着脱の繰り返しによって連結部
にガタツキが生じる、などの不都合がない。つまり、整
地フロートの上下揺動変位の検出精度、すなわち、苗植
え付け精度に悪影響を及ぼす虞がない。
の姿勢切り換えに連動して、整地フロートとフロート変
位検出部とが分離されることから、苗植付装置の姿勢切
り換え時には、フロート変位検出部は移動せずに整地フ
ロートを備えた左右の苗植付装置部のみが移動するよう
になる。つまり、苗植付装置の姿勢切り換え時にフロー
ト変位検出部をセンタフロートと一体移動させる場合の
ように、フロート変位検出部と制御装置とを繋ぐコード
をフロート変位検出部の移動を許容する長いものにする
必要がない。また、苗植付装置の姿勢切り換え時にフロ
ート変位検出部と制御装置とを繋ぐコードを引っ掛けて
損傷あるいは断線させる虞もない。しかも、苗植付装置
の格納姿勢を、左苗植付装置部と右苗植付装置部とが夫
々横向きとなって背中合わせとなる状態とした場合であ
っても、フロート変位検出部は常に走行機体の後部中央
に位置する状態になることから、苗植付装置の姿勢切り
換え時や苗植付装置を格納姿勢に切り換えた状態での走
行時に、フロート変位検出部を他物に接触させて破損さ
せる虞もない。さらに、連係機構は、苗植付装置の格納
姿勢への切り換えに連動して整地フロートとフロート変
位検出部とを分離するように構成されていることから、
フロート変位検出部と整地フロートとの分離が煩わし
い、連結時の組付け誤差などによって連結状態にバラツ
キが生じる、あるいは、着脱の繰り返しによって連結部
にガタツキが生じる、などの不都合がない。つまり、整
地フロートの上下揺動変位の検出精度、すなわち、苗植
え付け精度に悪影響を及ぼす虞がない。
【0011】本第2発明によると、苗植付装置の格納姿
勢への姿勢切り換えに連動して、苗植付装置分割線を挟
んで隣接する二つの整地フロートとフロート変位検出部
とが分離されることから、苗植付装置の姿勢切り換え時
には、フロート変位検出部は移動せずに整地フロートを
備えた左右の苗植付装置部のみが移動するようになる。
つまり、本第2発明においても、上記第1発明と同様の
作用を有するようになる。また、フロート変位検出部を
天秤揺動部材の中央支点の変位を検知する形態に構成す
るとともに、天秤揺動部材の両遊端部と苗植付装置分割
線を挟んで隣接する二つの整地フロートとを連係してい
ることから、センタフロートを設ける必要なく、走行に
伴う苗植付装置の走行機体との連結部を支点としたその
支点周りの上下揺動(いわゆる、ローリング)成分をほ
とんど含まない整地フロートの上下揺動変位を検出する
ことができる。つまり、センタフロートを装備しない構
成でありながらも、自動昇降制御機構による苗植付装置
の昇降制御を精度良く行うことができる。また、自動昇
降制御機構による苗植付装置の昇降制御を精度良く行う
ためにセンタフロートを装備する必要がないことから、
苗植付装置を同数ずつの整地フロートを備えた左右対称
となる左苗植付装置部と右苗植付装置部とに左右均等な
二分割構造に構成することができるので、センタフロー
トを装備した場合に比較して、苗植付装置の格納姿勢に
おける左右の重量バランスの平衡化を格段に図ることが
できる。さらに、センタフロートを装備した場合のよう
に、苗植付装置の格納姿勢への切り換えに伴って、セン
タフロートが、田植機全体の最後端に位置して後方に露
出する状態となって、苗植付装置の姿勢切り換え時や苗
植付装置を格納姿勢に切り換えた状態での走行時に他物
と接触して破損するといった虞もない。
勢への姿勢切り換えに連動して、苗植付装置分割線を挟
んで隣接する二つの整地フロートとフロート変位検出部
とが分離されることから、苗植付装置の姿勢切り換え時
には、フロート変位検出部は移動せずに整地フロートを
備えた左右の苗植付装置部のみが移動するようになる。
つまり、本第2発明においても、上記第1発明と同様の
作用を有するようになる。また、フロート変位検出部を
天秤揺動部材の中央支点の変位を検知する形態に構成す
るとともに、天秤揺動部材の両遊端部と苗植付装置分割
線を挟んで隣接する二つの整地フロートとを連係してい
ることから、センタフロートを設ける必要なく、走行に
伴う苗植付装置の走行機体との連結部を支点としたその
支点周りの上下揺動(いわゆる、ローリング)成分をほ
とんど含まない整地フロートの上下揺動変位を検出する
ことができる。つまり、センタフロートを装備しない構
成でありながらも、自動昇降制御機構による苗植付装置
の昇降制御を精度良く行うことができる。また、自動昇
降制御機構による苗植付装置の昇降制御を精度良く行う
ためにセンタフロートを装備する必要がないことから、
苗植付装置を同数ずつの整地フロートを備えた左右対称
となる左苗植付装置部と右苗植付装置部とに左右均等な
二分割構造に構成することができるので、センタフロー
トを装備した場合に比較して、苗植付装置の格納姿勢に
おける左右の重量バランスの平衡化を格段に図ることが
できる。さらに、センタフロートを装備した場合のよう
に、苗植付装置の格納姿勢への切り換えに伴って、セン
タフロートが、田植機全体の最後端に位置して後方に露
出する状態となって、苗植付装置の姿勢切り換え時や苗
植付装置を格納姿勢に切り換えた状態での走行時に他物
と接触して破損するといった虞もない。
【0012】ちなみに、本第1および第2発明は、自動
昇降制御機構を上述した電気式のものに代えて、例え
ば、歩行型の田植機に採用されているような、苗植付装
置を昇降駆動する油圧シリンダに対する作動油の通流状
態を切り換える電磁制御弁を連係機構を介して整地フロ
ートに連係する機械式に構成した場合においても適用で
きることから、自動昇降制御機構を機械式に構成するこ
とによって自動昇降制御機構の簡素化を図ることもでき
るようになる。
昇降制御機構を上述した電気式のものに代えて、例え
ば、歩行型の田植機に採用されているような、苗植付装
置を昇降駆動する油圧シリンダに対する作動油の通流状
態を切り換える電磁制御弁を連係機構を介して整地フロ
ートに連係する機械式に構成した場合においても適用で
きることから、自動昇降制御機構を機械式に構成するこ
とによって自動昇降制御機構の簡素化を図ることもでき
るようになる。
【0013】
【発明の効果】従って、本第1発明によれば、自動昇降
制御機構のフロート変位検出部とセンタフロートとの連
係構造に創意工夫を凝らすことによって、苗植付装置が
姿勢切り換え可能な二分割構造に構成された田植機に自
動昇降制御機構を装備した場合に生じる自動昇降制御機
構の破損の虞や、苗植え付け精度に悪影響を及ぼす虞を
回避できるようになった。
制御機構のフロート変位検出部とセンタフロートとの連
係構造に創意工夫を凝らすことによって、苗植付装置が
姿勢切り換え可能な二分割構造に構成された田植機に自
動昇降制御機構を装備した場合に生じる自動昇降制御機
構の破損の虞や、苗植え付け精度に悪影響を及ぼす虞を
回避できるようになった。
【0014】本第2発明によれば、上記第1発明の効果
の加えて、苗植付装置を格納姿勢に切り換えた状態での
走行時における安定性ならびに操縦性の向上を図れるよ
うになった。
の加えて、苗植付装置を格納姿勢に切り換えた状態での
走行時における安定性ならびに操縦性の向上を図れるよ
うになった。
【0015】
【実施例】以下、本第1発明の実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0016】図1には、乗用型田植機の全体側面が示さ
れており、この乗用型田植機は、乗用型の走行機体1
と、走行機体1の後部にリンク機構2を介して油圧式の
リフトシリンダ3の作動により昇降自在となるように連
結された八条植え用の苗植付装置4によって構成されて
いる。苗植付装置4は、四条ずつの左苗植付装置部4A
と右苗植付装置部4Bとの二分割構造に構成されるとと
もに、左苗植付装置部4Aと右苗植付装置部4Bとが横
一列状に並ぶ作業姿勢(図2参照)と、左苗植付装置部
4Aと右苗植付装置部4Bとが夫々横向きとなって背中
合わせとなる格納姿勢(図3参照)とに姿勢切り換え可
能に構成されている。つまり、苗植付装置4を格納姿勢
に切り換えることによって、苗植付装置4の機体横方向
への張り出し量を減少できるようになっている。
れており、この乗用型田植機は、乗用型の走行機体1
と、走行機体1の後部にリンク機構2を介して油圧式の
リフトシリンダ3の作動により昇降自在となるように連
結された八条植え用の苗植付装置4によって構成されて
いる。苗植付装置4は、四条ずつの左苗植付装置部4A
と右苗植付装置部4Bとの二分割構造に構成されるとと
もに、左苗植付装置部4Aと右苗植付装置部4Bとが横
一列状に並ぶ作業姿勢(図2参照)と、左苗植付装置部
4Aと右苗植付装置部4Bとが夫々横向きとなって背中
合わせとなる格納姿勢(図3参照)とに姿勢切り換え可
能に構成されている。つまり、苗植付装置4を格納姿勢
に切り換えることによって、苗植付装置4の機体横方向
への張り出し量を減少できるようになっている。
【0017】苗植付装置4の構成について詳述すると、
図1〜図4に示すように、苗植付装置4は、左右の苗植
付装置部4A,4Bを姿勢切り換え可能に支持する支持
部としてリンク機構2の後端に連結された固定フレーム
6、この固定フレーム6の両端部に縦軸芯P1周りに左
右揺動自在に枢支連結された揺動フレーム7、各揺動フ
レーム7の遊端に支持ブラケット8を介して縦軸芯P2
周りに左右揺動自在に枢支連結されたフィードケース
9、各フィードケース9から左右に向けて延設された角
パイプ状の支持フレーム10、各支持フレーム10の両
端から後方に向けて延設されたフレーム兼用の植付伝動
ケース11、各植付伝動ケース11の後部に軸支された
左右一対の植付機構12、苗植付装置4の作業姿勢にお
いては植付伝動ケース11に対して一定のストロークで
一体往復横移動する状態に左右四条ずつに二分割構成さ
れた苗載台13、および、植付機構12による苗植え付
け箇所に対して整地作用を施す三つの整地フロート1
4、などによって構成されている。各植付伝動ケース1
1の前下部には、左右夫々の苗植付装置部4A,4Bに
おける左右の植付伝動ケース11に渡るフロート支点パ
イプ16が横架されている。左右のフロート支点パイプ
16は、苗植付装置4の作業姿勢においては、各分割端
に備えられた連結部材16a,16bによって連結され
るようになっている。各フロート支点パイプ16には、
フロート支点パイプ16から後方に向けて同じ姿勢で延
設された複数のアーム部材17が連結されている。苗植
付装置4の作業姿勢において中央に位置するアーム部材
17は、右苗植付装置部4Bに属するフロート支点パイ
プ16から延設されており、その延出端には、整地フロ
ート14のうち、左右中央の二条分の苗植え付け箇所に
対して整地作用を施すように形成されたセンタフロート
14Aの後部が横軸芯P3周りに上下揺動自在に軸支さ
れている。つまり、センタフロート14Aは右苗植付装
置4Bに属するように構成されている。また、苗植付装
置4の作業姿勢において左右に位置するアーム部材17
の延出端には、整地フロート14のうち、左右両側の各
三条分の苗植え付け箇所に対して整地作用を施すように
幅広に形成されたサイドフロート14Bの後部が横軸芯
P3周りに上下揺動自在に軸支されている。
図1〜図4に示すように、苗植付装置4は、左右の苗植
付装置部4A,4Bを姿勢切り換え可能に支持する支持
部としてリンク機構2の後端に連結された固定フレーム
6、この固定フレーム6の両端部に縦軸芯P1周りに左
右揺動自在に枢支連結された揺動フレーム7、各揺動フ
レーム7の遊端に支持ブラケット8を介して縦軸芯P2
周りに左右揺動自在に枢支連結されたフィードケース
9、各フィードケース9から左右に向けて延設された角
パイプ状の支持フレーム10、各支持フレーム10の両
端から後方に向けて延設されたフレーム兼用の植付伝動
ケース11、各植付伝動ケース11の後部に軸支された
左右一対の植付機構12、苗植付装置4の作業姿勢にお
いては植付伝動ケース11に対して一定のストロークで
一体往復横移動する状態に左右四条ずつに二分割構成さ
れた苗載台13、および、植付機構12による苗植え付
け箇所に対して整地作用を施す三つの整地フロート1
4、などによって構成されている。各植付伝動ケース1
1の前下部には、左右夫々の苗植付装置部4A,4Bに
おける左右の植付伝動ケース11に渡るフロート支点パ
イプ16が横架されている。左右のフロート支点パイプ
16は、苗植付装置4の作業姿勢においては、各分割端
に備えられた連結部材16a,16bによって連結され
るようになっている。各フロート支点パイプ16には、
フロート支点パイプ16から後方に向けて同じ姿勢で延
設された複数のアーム部材17が連結されている。苗植
付装置4の作業姿勢において中央に位置するアーム部材
17は、右苗植付装置部4Bに属するフロート支点パイ
プ16から延設されており、その延出端には、整地フロ
ート14のうち、左右中央の二条分の苗植え付け箇所に
対して整地作用を施すように形成されたセンタフロート
14Aの後部が横軸芯P3周りに上下揺動自在に軸支さ
れている。つまり、センタフロート14Aは右苗植付装
置4Bに属するように構成されている。また、苗植付装
置4の作業姿勢において左右に位置するアーム部材17
の延出端には、整地フロート14のうち、左右両側の各
三条分の苗植え付け箇所に対して整地作用を施すように
幅広に形成されたサイドフロート14Bの後部が横軸芯
P3周りに上下揺動自在に軸支されている。
【0018】図5に示すように、走行機体1には、マイ
クロコンピュータを備えた制御装置18が搭載されると
ともに、その操縦部には、前後揺動自在に枢支された植
付クラッチレバー19が備えられている。植付クラッチ
レバー19の揺動支点部には、植付クラッチレバー19
の操作位置を検出するポテンショメータからなるレバー
センサ19Aが備えられている。そして、制御装置18
は、レバーセンサ19Aにより検出される植付クラッチ
レバー19の「上昇」「中立」「下降」および「植付
入」の各操作位置に応じて、リフトシリンダ3に対する
作動油の通流状態を切り換える電磁制御弁20の作動を
制御して、苗植付装置4の上昇操作状態、昇降停止状
態、あるいは、下降操作状態を現出するとともに、植付
クラッチ(図示せず)の作動を制御して、苗植付装置4
の苗植え付け作動状態、または、苗植え付け作動停止状
態を現出するようになっている。つまり、制御装置18
には、植付クラッチレバー19の手動操作に基づいて苗
植付装置4の昇降ならびに苗植え付け作動を制御する手
動制御手段18Aが制御プログラムとして備えられてい
る。
クロコンピュータを備えた制御装置18が搭載されると
ともに、その操縦部には、前後揺動自在に枢支された植
付クラッチレバー19が備えられている。植付クラッチ
レバー19の揺動支点部には、植付クラッチレバー19
の操作位置を検出するポテンショメータからなるレバー
センサ19Aが備えられている。そして、制御装置18
は、レバーセンサ19Aにより検出される植付クラッチ
レバー19の「上昇」「中立」「下降」および「植付
入」の各操作位置に応じて、リフトシリンダ3に対する
作動油の通流状態を切り換える電磁制御弁20の作動を
制御して、苗植付装置4の上昇操作状態、昇降停止状
態、あるいは、下降操作状態を現出するとともに、植付
クラッチ(図示せず)の作動を制御して、苗植付装置4
の苗植え付け作動状態、または、苗植え付け作動停止状
態を現出するようになっている。つまり、制御装置18
には、植付クラッチレバー19の手動操作に基づいて苗
植付装置4の昇降ならびに苗植え付け作動を制御する手
動制御手段18Aが制御プログラムとして備えられてい
る。
【0019】図5〜図7に示すように、センタフロート
14Aの前部上方となる固定フレーム6の下面には、支
持ブラケット21が下方に向けて延出する状態に連結さ
れている。この支持ブラケット21には、連係機構22
を介して接地圧(圃場泥面の起伏)の変動に伴うセンタ
フロート14Aの上下揺動変位を検出するポテンショメ
ータ型のフロートセンサ23が支持されている。フロー
トセンサ23は、センタフロート14Aの上下揺動変位
を電圧レベルVに変換して制御装置18へ出力するよう
になっている。制御装置18は、フロートセンサ23か
らの電圧レベルVを逐次読み込んで電圧レベルVの移動
平均Vhを逐次算出するとともに、最新の電圧レベルV
の移動平均Vhに基づいて、センタフロート14Aの基
準姿勢を示すフロートセンサ23の基準電圧レベルVo
(制御目標値)とフロートセンサ23から出力された電
圧レベルVの移動平均Vhとが一致するように、電磁制
御弁20の作動を制御して苗植付装置4を昇降させるよ
うになっている。
14Aの前部上方となる固定フレーム6の下面には、支
持ブラケット21が下方に向けて延出する状態に連結さ
れている。この支持ブラケット21には、連係機構22
を介して接地圧(圃場泥面の起伏)の変動に伴うセンタ
フロート14Aの上下揺動変位を検出するポテンショメ
ータ型のフロートセンサ23が支持されている。フロー
トセンサ23は、センタフロート14Aの上下揺動変位
を電圧レベルVに変換して制御装置18へ出力するよう
になっている。制御装置18は、フロートセンサ23か
らの電圧レベルVを逐次読み込んで電圧レベルVの移動
平均Vhを逐次算出するとともに、最新の電圧レベルV
の移動平均Vhに基づいて、センタフロート14Aの基
準姿勢を示すフロートセンサ23の基準電圧レベルVo
(制御目標値)とフロートセンサ23から出力された電
圧レベルVの移動平均Vhとが一致するように、電磁制
御弁20の作動を制御して苗植付装置4を昇降させるよ
うになっている。
【0020】例えば、基準電圧レベルVoを得るための
フロートセンサ23の操作軸23aの基準回動操作位置
が図5および図6におけるa位置である場合に、センタ
フロート14Aの上下揺動に基づいてフロートセンサ2
3により検出された電圧レベルVの移動平均Vhに対応
する操作軸23aの平均回動操作位置が図5及び図6に
おけるb位置であるとすると、制御装置18は、苗植付
装置4が下降し過ぎていると判断して、操作軸23aが
平均回動操作位置(b位置)から基準回動操作位置(a
位置)まで回動(基準電圧レベルVoと出力電圧レベル
Vの移動平均Vhとが一致)するように、電磁制御弁2
0の作動を制御して苗植付装置4を上昇させることによ
って、センタフロート14Aを基準姿勢に復帰させるの
である。また、センタフロート14Aの上下揺動に基づ
いてフロートセンサ23により検出された電圧レベルV
の移動平均Vhに対応する操作軸23aの平均回動操作
位置が図5および図6におけるc位置であるとすると、
制御装置18は、苗植付装置4が上昇し過ぎていると判
断して、操作軸23aが平均回動操作位置(c位置)か
ら基準回動操作位置(a位置)まで回動(基準電圧レベ
ルVoと出力電圧レベルVの移動平均Vhとが一致)す
るように、電磁制御弁20の作動を制御して苗植付装置
4を下降させることによって、センタフロート14Aを
基準姿勢に復帰させるのである。ちなみに、フロートセ
ンサ23の基準電圧レベルVo(制御目標値)は、操縦
部に装備されたポテンショメータ型の設定器24の人為
操作によって設定変更されるものである。
フロートセンサ23の操作軸23aの基準回動操作位置
が図5および図6におけるa位置である場合に、センタ
フロート14Aの上下揺動に基づいてフロートセンサ2
3により検出された電圧レベルVの移動平均Vhに対応
する操作軸23aの平均回動操作位置が図5及び図6に
おけるb位置であるとすると、制御装置18は、苗植付
装置4が下降し過ぎていると判断して、操作軸23aが
平均回動操作位置(b位置)から基準回動操作位置(a
位置)まで回動(基準電圧レベルVoと出力電圧レベル
Vの移動平均Vhとが一致)するように、電磁制御弁2
0の作動を制御して苗植付装置4を上昇させることによ
って、センタフロート14Aを基準姿勢に復帰させるの
である。また、センタフロート14Aの上下揺動に基づ
いてフロートセンサ23により検出された電圧レベルV
の移動平均Vhに対応する操作軸23aの平均回動操作
位置が図5および図6におけるc位置であるとすると、
制御装置18は、苗植付装置4が上昇し過ぎていると判
断して、操作軸23aが平均回動操作位置(c位置)か
ら基準回動操作位置(a位置)まで回動(基準電圧レベ
ルVoと出力電圧レベルVの移動平均Vhとが一致)す
るように、電磁制御弁20の作動を制御して苗植付装置
4を下降させることによって、センタフロート14Aを
基準姿勢に復帰させるのである。ちなみに、フロートセ
ンサ23の基準電圧レベルVo(制御目標値)は、操縦
部に装備されたポテンショメータ型の設定器24の人為
操作によって設定変更されるものである。
【0021】つまり、制御装置18には、フロートセン
サ23により検出されるセンタフロート14Aの上下揺
動変位に基づいて、センタフロート14Aが基準姿勢に
復帰するように苗植付装置4を自動的に昇降させる自動
昇降制御手段18Bが制御プログラムとして備えられて
いる。そして、この自動昇降制御手段18B、電磁制御
弁20、および、フロートセンサ23によって、連係機
構22を介して伝達されるセンタフロート14Aの上下
揺動変位に基づいて、苗植付装置4を所定の対地高さに
維持するように昇降制御する自動昇降制御機構Zが構成
されている。また、フロートセンサ23は、自動昇降制
御機構Zにおけるフロート変位検出部Zaとして機能す
るようになっている。
サ23により検出されるセンタフロート14Aの上下揺
動変位に基づいて、センタフロート14Aが基準姿勢に
復帰するように苗植付装置4を自動的に昇降させる自動
昇降制御手段18Bが制御プログラムとして備えられて
いる。そして、この自動昇降制御手段18B、電磁制御
弁20、および、フロートセンサ23によって、連係機
構22を介して伝達されるセンタフロート14Aの上下
揺動変位に基づいて、苗植付装置4を所定の対地高さに
維持するように昇降制御する自動昇降制御機構Zが構成
されている。また、フロートセンサ23は、自動昇降制
御機構Zにおけるフロート変位検出部Zaとして機能す
るようになっている。
【0022】図2〜図4、図6および図7に示すよう
に、連係機構22は、センタフロート14Aの先端部に
固定されたフロート金具25、一端がフロートセンサ2
3の操作軸23aに連結された腰折れ式リンク機構2
6、および、腰折れ式リンク機構26の遊端側を下方に
付勢するとともに所定量以上の下降を阻止する付勢機構
27によって構成されている。付勢機構27は、センタ
フロート14Aにおける先端側の跳ね上がりを抑制する
ものである。腰折れ式リンク機構26の遊端には、側面
視逆コ字状の被係合部26aが装備されている。フロー
ト金具25には、苗植付装置4の作業姿勢において腰折
れ式リンク機構26の被係合部26aと嵌入係合する係
合部25aが装備されている。つまり、苗植付装置4の
作業姿勢においては、フロート金具25の係合部25a
を腰折れ式リンク機構26の被係合部26aに嵌入係合
しておくことによって、センタフロート14Aの上下揺
動変位に基づいて苗植付装置4を所定の対地高さに維持
する自動昇降制御機構Zの作動による苗植付装置4の昇
降制御を実行できるようになっている。また、苗植付装
置4の格納姿勢への姿勢切り換え時には、苗植付装置4
の格納姿勢への姿勢切り換えに連動して、フロート金具
25の係合部25aと腰折れ式リンク機構26の被係合
部26aとの係合が解除され、センタフロート14Aと
フロートセンサ23とが分離されるようになっている。
そして、このように連係機構22を構成することによっ
て、苗植付装置4の姿勢切り換え時にフロートセンサ2
3をセンタフロート14Aと一体的に移動させる必要が
なくなるとともに、フロートセンサ23をセンタフロー
ト14Aと一体的に移動させた場合に生じる不都合を回
避できるようになっている。
に、連係機構22は、センタフロート14Aの先端部に
固定されたフロート金具25、一端がフロートセンサ2
3の操作軸23aに連結された腰折れ式リンク機構2
6、および、腰折れ式リンク機構26の遊端側を下方に
付勢するとともに所定量以上の下降を阻止する付勢機構
27によって構成されている。付勢機構27は、センタ
フロート14Aにおける先端側の跳ね上がりを抑制する
ものである。腰折れ式リンク機構26の遊端には、側面
視逆コ字状の被係合部26aが装備されている。フロー
ト金具25には、苗植付装置4の作業姿勢において腰折
れ式リンク機構26の被係合部26aと嵌入係合する係
合部25aが装備されている。つまり、苗植付装置4の
作業姿勢においては、フロート金具25の係合部25a
を腰折れ式リンク機構26の被係合部26aに嵌入係合
しておくことによって、センタフロート14Aの上下揺
動変位に基づいて苗植付装置4を所定の対地高さに維持
する自動昇降制御機構Zの作動による苗植付装置4の昇
降制御を実行できるようになっている。また、苗植付装
置4の格納姿勢への姿勢切り換え時には、苗植付装置4
の格納姿勢への姿勢切り換えに連動して、フロート金具
25の係合部25aと腰折れ式リンク機構26の被係合
部26aとの係合が解除され、センタフロート14Aと
フロートセンサ23とが分離されるようになっている。
そして、このように連係機構22を構成することによっ
て、苗植付装置4の姿勢切り換え時にフロートセンサ2
3をセンタフロート14Aと一体的に移動させる必要が
なくなるとともに、フロートセンサ23をセンタフロー
ト14Aと一体的に移動させた場合に生じる不都合を回
避できるようになっている。
【0023】以下、本第2発明の実施例を図面に基づい
て説明する。尚、本第2発明と上記第1発明との相違点
は、整地フロート14の構成および配置、ならびに、自
動昇降制御機構Zと連係機構22の構成であることか
ら、それらの点について説明する。
て説明する。尚、本第2発明と上記第1発明との相違点
は、整地フロート14の構成および配置、ならびに、自
動昇降制御機構Zと連係機構22の構成であることか
ら、それらの点について説明する。
【0024】図8および図9に示すように、この苗植付
装置4は、二条分の苗植え付け箇所に対して整地作用を
施すように形成された四つの整地フロート14を苗植付
装置分割線を中心として左右対称となる状態に二つずつ
配備した左苗植付装置部4Aと右苗植付装置部4Bとに
左右均等な二分割構造に構成されており、格納姿勢にお
ける左右の重量バランスの平衡化が図られている。各整
地フロート14は、その後端がフロート支点パイプ16
から延設されたアーム部材17の延出端に横軸芯P3周
りに上下揺動自在に軸支されている。
装置4は、二条分の苗植え付け箇所に対して整地作用を
施すように形成された四つの整地フロート14を苗植付
装置分割線を中心として左右対称となる状態に二つずつ
配備した左苗植付装置部4Aと右苗植付装置部4Bとに
左右均等な二分割構造に構成されており、格納姿勢にお
ける左右の重量バランスの平衡化が図られている。各整
地フロート14は、その後端がフロート支点パイプ16
から延設されたアーム部材17の延出端に横軸芯P3周
りに上下揺動自在に軸支されている。
【0025】図10および図11に示すように、この苗
植付装置4においては、苗植付装置分割線を挟んで隣接
する中央側の二つの整地フロート14Cと、走行機体に
搭載されたリフトシリンダ3に対する作動油の通流状態
を切り換える電磁制御弁20の操作スプール20aと
が、連係機構22およびレリーズワイヤ28を介して連
係されている。連係機構22は、苗植付装置分割線を挟
んで隣接する中央側の二つの整地フロート14Cの各先
端部に固定されたフロート金具29、一端がレリーズワ
イヤ28に連結されるとともに上部リンク30aの中間
部が支持部としての固定フレーム6の下面から下方に向
けて延設された支持ブラケット21に枢支された腰折れ
式リンク機構30、腰折れ式リンク機構30の他端側を
下方に付勢するとともに所定量以上の下降を阻止する付
勢機構31、腰折れ式リンク機構30の他端に左右に延
出する状態に枢支された天秤揺動部材32、および、天
秤揺動部材32を水平姿勢に維持する状態に付勢するバ
ネ33、によって構成されている。付勢機構31および
バネ33は、中央側の二つの整地フロート14Cにおけ
る先端側の跳ね上がりを抑制するものである。天秤揺動
部材32の左右両端には、側面視逆コ字状の被係合部3
2aが装備されている。各フロート金具29には、苗植
付装置4の作業姿勢において天秤揺動部材32の被係合
部32aと嵌入係合する丸鋼材からなる係合部29aが
装備されている。そして、苗植付装置4の作業姿勢にお
いては、各フロート金具29の係合部29aを天秤揺動
部材32の各被係合部32aに嵌入係合しておくことに
よって、苗植付装置分割線を挟んで隣接する中央側の二
つの整地フロート14Cの上下揺動変位が連係機構22
によって平均化されるとともに、その平均化された上下
揺動変位がレリーズワイヤ28に伝達されるようになっ
ている。また、レリーズワイヤ28は、連係機構22か
ら伝達される平均化された上下揺動変位に基づいて、操
作スプール20aを操作して電磁制御弁20の作動状態
を切り換えることによって苗植付装置4を昇降させるよ
うになっている。
植付装置4においては、苗植付装置分割線を挟んで隣接
する中央側の二つの整地フロート14Cと、走行機体に
搭載されたリフトシリンダ3に対する作動油の通流状態
を切り換える電磁制御弁20の操作スプール20aと
が、連係機構22およびレリーズワイヤ28を介して連
係されている。連係機構22は、苗植付装置分割線を挟
んで隣接する中央側の二つの整地フロート14Cの各先
端部に固定されたフロート金具29、一端がレリーズワ
イヤ28に連結されるとともに上部リンク30aの中間
部が支持部としての固定フレーム6の下面から下方に向
けて延設された支持ブラケット21に枢支された腰折れ
式リンク機構30、腰折れ式リンク機構30の他端側を
下方に付勢するとともに所定量以上の下降を阻止する付
勢機構31、腰折れ式リンク機構30の他端に左右に延
出する状態に枢支された天秤揺動部材32、および、天
秤揺動部材32を水平姿勢に維持する状態に付勢するバ
ネ33、によって構成されている。付勢機構31および
バネ33は、中央側の二つの整地フロート14Cにおけ
る先端側の跳ね上がりを抑制するものである。天秤揺動
部材32の左右両端には、側面視逆コ字状の被係合部3
2aが装備されている。各フロート金具29には、苗植
付装置4の作業姿勢において天秤揺動部材32の被係合
部32aと嵌入係合する丸鋼材からなる係合部29aが
装備されている。そして、苗植付装置4の作業姿勢にお
いては、各フロート金具29の係合部29aを天秤揺動
部材32の各被係合部32aに嵌入係合しておくことに
よって、苗植付装置分割線を挟んで隣接する中央側の二
つの整地フロート14Cの上下揺動変位が連係機構22
によって平均化されるとともに、その平均化された上下
揺動変位がレリーズワイヤ28に伝達されるようになっ
ている。また、レリーズワイヤ28は、連係機構22か
ら伝達される平均化された上下揺動変位に基づいて、操
作スプール20aを操作して電磁制御弁20の作動状態
を切り換えることによって苗植付装置4を昇降させるよ
うになっている。
【0026】例えば、整地フロート14の基準姿勢がd
位置である場合に、連係機構22を介して伝達される中
央側の二つの整地フロート14Cの上下揺動変位の平均
から得られる二つの整地フロート14Cの平均姿勢が図
10におけるe方向(基準姿勢に対する前上がり姿勢)
にあるとすると、レリーズワイヤ28が、電磁制御弁2
0の操作スプール20aを引き出し側に操作し、電磁制
御弁20をリフトシリンダ3へ作動油を供給する状態に
切り換えて苗植付装置4を上昇させることによって、二
つの整地フロート14Cの平均姿勢を基準姿勢に復帰さ
せるのである。また、連係機構22を介して伝達される
中央側の二つの整地フロート14Cの上下揺動変位の平
均から得られる二つの整地フロート14Cの平均姿勢が
図10におけるf方向(基準姿勢に対する前下がり姿
勢)にあるとすると、レリーズワイヤ28が、電磁制御
弁20の操作スプール20aを押し込み側に操作し、電
磁制御弁20をリフトシリンダ3から作動油を排出する
状態に切り換えて苗植付装置4を下降させることによっ
て、二つの整地フロート14Cの平均姿勢を基準姿勢に
復帰させるのである。
位置である場合に、連係機構22を介して伝達される中
央側の二つの整地フロート14Cの上下揺動変位の平均
から得られる二つの整地フロート14Cの平均姿勢が図
10におけるe方向(基準姿勢に対する前上がり姿勢)
にあるとすると、レリーズワイヤ28が、電磁制御弁2
0の操作スプール20aを引き出し側に操作し、電磁制
御弁20をリフトシリンダ3へ作動油を供給する状態に
切り換えて苗植付装置4を上昇させることによって、二
つの整地フロート14Cの平均姿勢を基準姿勢に復帰さ
せるのである。また、連係機構22を介して伝達される
中央側の二つの整地フロート14Cの上下揺動変位の平
均から得られる二つの整地フロート14Cの平均姿勢が
図10におけるf方向(基準姿勢に対する前下がり姿
勢)にあるとすると、レリーズワイヤ28が、電磁制御
弁20の操作スプール20aを押し込み側に操作し、電
磁制御弁20をリフトシリンダ3から作動油を排出する
状態に切り換えて苗植付装置4を下降させることによっ
て、二つの整地フロート14Cの平均姿勢を基準姿勢に
復帰させるのである。
【0027】つまり、電磁制御弁20とレリーズワイヤ
28によって、連係機構22を介して伝達される苗植付
装置分割線を挟んで隣接する中央側の二つの整地フロー
ト14Cの上下揺動変位の平均に基づいて、苗植付装置
4を所定の対地高さに維持するように昇降制御する自動
昇降制御機構Zが構成されており、自動昇降制御機構Z
としての構成の簡素化が図られている。また、レリーズ
ワイヤ28は、苗植付装置分割線を挟んで隣接する中央
側の二つの整地フロート14Cに渡る天秤揺動部材32
の中央支点の変位を、電磁制御弁20の操作スプール2
0aの押し引き操作量として検知する形態に構成された
ものであり、自動昇降制御機構Zにおけるフロート変位
検出部Zaとして機能するようになっている。そして、
上記のように連係機構22を構成することによって、苗
植付装置4の作業姿勢においては、センタフロート14
Aを配備しない構成でありながらも、自動昇降制御機構
Zによる苗植付装置4の昇降制御を精度良く行えるよう
になっている。また、苗植付装置4の格納姿勢への姿勢
切り換え時には、苗植付装置4の格納姿勢への姿勢切り
換えに連動して、各フロート金具29の係合部29aと
天秤揺動部材32の各被係合部32aとの係合が解除さ
れ、苗植付装置分割線を挟んで隣接する中央側の二つの
整地フロート14Cとレリーズワイヤ28とが分離され
るようになることから、二つの整地フロート14Cとレ
リーズワイヤ28との分離が容易になるとともに、苗植
付装置4の姿勢切り換え時に整地フロート14Cの移動
とともにレリーズワイヤ28を引き回した場合に生じる
レリーズワイヤ28の損傷などの不都合を回避できるよ
うになっている。
28によって、連係機構22を介して伝達される苗植付
装置分割線を挟んで隣接する中央側の二つの整地フロー
ト14Cの上下揺動変位の平均に基づいて、苗植付装置
4を所定の対地高さに維持するように昇降制御する自動
昇降制御機構Zが構成されており、自動昇降制御機構Z
としての構成の簡素化が図られている。また、レリーズ
ワイヤ28は、苗植付装置分割線を挟んで隣接する中央
側の二つの整地フロート14Cに渡る天秤揺動部材32
の中央支点の変位を、電磁制御弁20の操作スプール2
0aの押し引き操作量として検知する形態に構成された
ものであり、自動昇降制御機構Zにおけるフロート変位
検出部Zaとして機能するようになっている。そして、
上記のように連係機構22を構成することによって、苗
植付装置4の作業姿勢においては、センタフロート14
Aを配備しない構成でありながらも、自動昇降制御機構
Zによる苗植付装置4の昇降制御を精度良く行えるよう
になっている。また、苗植付装置4の格納姿勢への姿勢
切り換え時には、苗植付装置4の格納姿勢への姿勢切り
換えに連動して、各フロート金具29の係合部29aと
天秤揺動部材32の各被係合部32aとの係合が解除さ
れ、苗植付装置分割線を挟んで隣接する中央側の二つの
整地フロート14Cとレリーズワイヤ28とが分離され
るようになることから、二つの整地フロート14Cとレ
リーズワイヤ28との分離が容易になるとともに、苗植
付装置4の姿勢切り換え時に整地フロート14Cの移動
とともにレリーズワイヤ28を引き回した場合に生じる
レリーズワイヤ28の損傷などの不都合を回避できるよ
うになっている。
【0028】〔別実施例〕以下、本発明の別実施例を列
記する。 上記実施例においては、多条植え用の苗植付装置4
として八条植え用のものを例示したが、それ以外に、例
えば、十条植え用や十二条植え用のものなどであっても
よい。 上記実施例においては、苗植付装置4にセンタフロ
ート14Aを配備した多条植え用の田植機に、自動昇降
制御手段18B、電磁制御弁20、および、フロートセ
ンサ23によって構成された自動昇降制御機構Zを備
え、また、苗植付装置4にセンタフロート14Aを配備
しない多条植え用の田植機に、電磁制御弁20とレリー
ズワイヤ28によって構成された自動昇降制御機構Zを
備えるようにしたが、それに代えて、苗植付装置4にセ
ンタフロート14Aを配備した多条植え用の田植機に、
電磁制御弁20とレリーズワイヤ28によって構成され
た自動昇降制御機構Zを備え、また、苗植付装置4にセ
ンタフロート14Aを配備しない多条植え用の田植機
に、自動昇降制御手段18B、電磁制御弁20、およ
び、フロートセンサ23によって構成された自動昇降制
御機構Zを備えるようにしてもよい。 上記実施例においては、左苗植付装置部4Aと右苗
植付装置部4Bとが夫々横向きとなって背中合わせとな
る状態を苗植付装置4の格納姿勢としたが、それに代え
て、左苗植付装置部4Aと右苗植付装置部4Bとが夫々
横向きとなって向かい合わせとなる状態を苗植付装置4
の格納姿勢としてもよい。
記する。 上記実施例においては、多条植え用の苗植付装置4
として八条植え用のものを例示したが、それ以外に、例
えば、十条植え用や十二条植え用のものなどであっても
よい。 上記実施例においては、苗植付装置4にセンタフロ
ート14Aを配備した多条植え用の田植機に、自動昇降
制御手段18B、電磁制御弁20、および、フロートセ
ンサ23によって構成された自動昇降制御機構Zを備
え、また、苗植付装置4にセンタフロート14Aを配備
しない多条植え用の田植機に、電磁制御弁20とレリー
ズワイヤ28によって構成された自動昇降制御機構Zを
備えるようにしたが、それに代えて、苗植付装置4にセ
ンタフロート14Aを配備した多条植え用の田植機に、
電磁制御弁20とレリーズワイヤ28によって構成され
た自動昇降制御機構Zを備え、また、苗植付装置4にセ
ンタフロート14Aを配備しない多条植え用の田植機
に、自動昇降制御手段18B、電磁制御弁20、およ
び、フロートセンサ23によって構成された自動昇降制
御機構Zを備えるようにしてもよい。 上記実施例においては、左苗植付装置部4Aと右苗
植付装置部4Bとが夫々横向きとなって背中合わせとな
る状態を苗植付装置4の格納姿勢としたが、それに代え
て、左苗植付装置部4Aと右苗植付装置部4Bとが夫々
横向きとなって向かい合わせとなる状態を苗植付装置4
の格納姿勢としてもよい。
【0029】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】乗用型田植機の全体側面図
【図2】作業姿勢の苗植付装置を示す平面図
【図3】格納姿勢の苗植付装置を示す平面図
【図4】格納姿勢の苗植付装置を示す背面図
【図5】制御構成を示すブロック図
【図6】連係機構の構成を示すセンタフロートの側面図
【図7】連係機構の構成を示すセンタフロートの縦断背
面図
面図
【図8】第2発明における作業姿勢の苗植付装置を示す
平面図
平面図
【図9】第2発明における格納姿勢の苗植付装置を示す
平面図
平面図
【図10】第2発明における連係機構の構成を示す中央
側の整地フロートの側面図
側の整地フロートの側面図
【図11】第2発明における連係機構の構成を示す中央
側の整地フロートの縦断背面図
側の整地フロートの縦断背面図
1 走行機体 4 苗植付装置 4A 左苗植付装置部 4B 右苗植付装置部 6 支持部 14 整地フロート 14C 整地フロート 22 連係機構 32 天秤揺動部材 32a 両遊端部 Z 自動昇降制御機構 Za フロート変位検出部
フロントページの続き (72)発明者 南川 泰秀 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 北井 浩昭 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 山本 進 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内
Claims (2)
- 【請求項1】 上下揺動自在な複数の整地フロート(1
4)を左右に並列配備した多条植え用の苗植付装置
(4)を、走行機体(1)に対して駆動昇降自在に連結
するとともに、 連係機構(22)を介して伝達される前記整地フロート
(14)の上下揺動変位に基づいて、前記苗植付装置
(4)を所定の対地高さに維持するように昇降制御する
自動昇降制御機構(Z)を備えた多条植え用の田植機で
あって、 前記苗植付装置(4)を、一部の整地フロート(14)
を備えた左苗植付装置部(4A)と、他の一部の整地フ
ロート(14)を備えた右苗植付装置部(4B)との二
分割構造に構成するとともに、前記左苗植付装置部(4
A)と右苗植付装置部(4B)とが横一列状に並ぶ作業
姿勢と、前記左苗植付装置部(4A)と右苗植付装置部
(4B)とが夫々横向きとなって背中合わせ、あるい
は、向かい合わせとなる格納姿勢とに姿勢切り換え可能
に構成し、 前記左苗植付装置部(4A)と右苗植付装置部(4B)
とを姿勢切り換え可能に支持した支持部(6)に前記自
動昇降制御機構(Z)のフロート変位検出部(Za)を
設け、前記苗植付装置(4)の格納姿勢への切り換えに
連動して、前記整地フロート(14)と前記フロート変
位検出部(Za)とが分離されるように前記連係機構
(22)を構成してあることを特徴とする多条植え用の
田植機。 - 【請求項2】 上下揺動自在な複数の整地フロート(1
4)を左右に並列配備した多条植え用の苗植付装置
(4)を、走行機体(1)に対して駆動昇降自在に連結
するとともに、 連係機構(22)を介して伝達される前記整地フロート
(14)の上下揺動変位に基づいて、前記苗植付装置
(4)を所定の対地高さに維持するよう昇降制御する自
動昇降制御機構(Z)を備えた多条植え用の田植機であ
って、 前記苗植付装置(4)を、同数ずつの整地フロート(1
4)を備えた左苗植付装置部(4A)と右苗植付装置部
(4B)との二分割構造に構成するとともに、前記左苗
植付装置部(4A)と右苗植付装置部(4B)とが横一
列状に並ぶ作業姿勢と、前記左苗植付装置部(4A)と
右苗植付装置部(4B)とが夫々横向きとなって背中合
わせ、あるいは、向かい合わせとなる格納姿勢とに姿勢
切り換え可能に構成し、 前記左苗植付装置部(4A)と右苗植付装置部(4B)
とを姿勢切り換え可能に支持した支持部(6)に前記自
動昇降制御機構(Z)のフロート変位検出部(Za)を
設けるとともに、このフロート変位検出部(Za)を、
天秤揺動部材(32)の中央支点の変位を検知する形態
に構成し、 この天秤揺動部材(32)の両遊端部(32a)と、苗
植付装置分割線を挟んで隣接する二つの整地フロート
(14C)とを夫々連係するとともに、前記苗植付装置
(4)の格納姿勢への切り換えに連動して、前記両整地
フロート(14C)と前記フロート変位検出部(Za)
とが分離されるように前記連係機構(22)を構成して
あることを特徴とする多条植え用の田植機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10360895A JPH08294312A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 多条植え用の田植機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10360895A JPH08294312A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 多条植え用の田植機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08294312A true JPH08294312A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14358496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10360895A Pending JPH08294312A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 多条植え用の田植機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08294312A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009106202A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Iseki & Co Ltd | 苗移植機 |
| JP2016049067A (ja) * | 2014-09-01 | 2016-04-11 | 株式会社クボタ | 水田作業機 |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP10360895A patent/JPH08294312A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009106202A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Iseki & Co Ltd | 苗移植機 |
| JP2016049067A (ja) * | 2014-09-01 | 2016-04-11 | 株式会社クボタ | 水田作業機 |
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