JPH08294324A - 農家における飯米の貯蔵庫 - Google Patents

農家における飯米の貯蔵庫

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JPH08294324A
JPH08294324A JP8141758A JP14175896A JPH08294324A JP H08294324 A JPH08294324 A JP H08294324A JP 8141758 A JP8141758 A JP 8141758A JP 14175896 A JP14175896 A JP 14175896A JP H08294324 A JPH08294324 A JP H08294324A
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JP
Japan
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rice
storage
brown rice
ceiling
bag
Prior art date
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Pending
Application number
JP8141758A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Onishi
秀明 大西
Koichi Tsuga
光一 津賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、食味を低下させないで玄米の貯蔵
ができる飯米貯蔵庫を提供せんとするものである。 【解決手段】約30kg重量の玄米を収容する玄米袋9
を、小間隔おきに並べることのできる庫内幅と、玄米袋
9一袋分の庫内奥行きと、玄米袋9毎に積み降しできる
庫内高さとに形成された容量を有する飯米貯蔵庫におい
て、貯蔵庫の正面を全面に亘って開口して扉口11を形
成し、この扉口11に扉2を設け、貯蔵庫の天井部には
冷却機3を設け、冷却機3はその長手方向が天井12部
の長手方向に沿うように取り付けられると共に、その上
部は上方に突出し、下部蒸発器4は庫内に突出するよう
に構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、個々の農家で年
間を通して食味が低下しない米が食べられる経済的な飯
米の貯蔵庫を提案するものである。
【0002】
【従来の技術】米の食味には、品種、産地、気候、栽培
方法、乾燥、貯蔵、くん蒸、搗精などの多くの要因があ
る。ここに、秋に収穫した米を玄米にして常温で貯蔵
し、翌年の10月にもなると、米の食味が著しく低下す
る。これは、5月中旬以降は倉庫内の温度が16℃以上
に上昇し、害虫や病菌の活動がいっせいに始まって米質
をを変化させるとともに、貯蔵中の米は常に呼吸してい
るが、その呼吸が活発となって成分の消耗がはげしく進
み、この状態が2〜3ヶ月続くためと云われている。
上記の問題点を解消するため、外部からの熱の出入りを
断って貯蔵する断熱貯蔵、庫内を15℃から20℃に保
って貯蔵する準低温貯蔵、庫内を10℃から15℃に保
って貯蔵する低温貯蔵および庫内を−2℃から10℃に
保って貯蔵する冷蔵貯蔵の方法が提案され、大量の玄米
の貯蔵に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の貯蔵方
法は、消費者向に出荷する玄米を多量に貯蔵するための
方法であって、個々の農家では、設備が高価となって経
済的でないので、全く用いられていない。従って、米を
生産している農家自体は、8月以降において食味が低下
した米を食している。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、約30kg
重量の玄米を収容する玄米袋9を、小間隔おきに並べる
ことのできる庫内幅と、玄米袋9一袋分の庫内奥行き
と、各玄米袋9毎に外側から一袋毎積み降しできる庫内
1の高さとに形成される庫内1容量を有する飯米貯蔵庫
であって、該貯蔵庫の正面を全面に亘って開口して扉口
11を形成すると共に、この扉口11を閉鎖すべく縦軸
回りに回動する扉2を設け、天井12部には庫内温度を
5℃から15℃に領域内に維持する冷却機3を設け、こ
の冷却機3は、その長手方向が天井12部の長手方向に
沿うようにして取り付けられ、且つこの冷却機3の上部
は天井12上方に突出させると共に、下部蒸発器4部を
庫内1に突出するように設けてなる農家における飯米の
貯蔵庫の構成とする。
【0005】
【作用】個々の農家においてそれぞれ収穫したときから
翌年5月頃までに食する玄米については、この貯蔵庫に
は入れなくても常温で貯蔵されるが、残りの約半分の6
月頃から10月頃までの高気温期間に亘って保存される
玄米はこの発明に係る貯蔵庫内に低温で貯蔵される。そ
して、上記の常温で貯蔵されている飯米は、5月の中旬
までには食用に供されてしまい、16℃以上の気温のも
とに長い期間さらされることがないから、食味の低下が
ない。又、少なくとも6月頃から10月までの高気温期
間に亘って保存される残りの約半分の飯米は、貯蔵庫内
において玄米で約30Kgごとの袋で5℃から15℃の
気温内に貯蔵されているから、(1)害虫や微生物の繁
殖を防ぎ、(2)米自体の呼吸による損耗や生命力の低
下が少なく、米の新鮮度を保ち、(3)米の食味がすぐ
れ、(4)くん蒸を要せず、米の品質がいたまない。こ
の貯蔵庫の庫内1に玄米を収容した玄米袋9を収納する
ときは、扉2を一側の縦軸10の回りに手前に回動させ
て開き、扉口11を一杯に開放させた状態で、一袋9毎
に扉口11の幅方向に小間隔をおいて並べ、この並べら
れた各袋9上に各々積上げる。このとき各袋9の庫内1
周壁面との間にも小間隔を形成するようにして積重収納
する。低温貯蔵時は、天上12部の冷却機3の電動によ
って、冷気を庫内1の各玄米袋9周囲の相互間隔部や庫
内1周壁面との間隔部を循環させて、各玄米袋9周面を
5℃〜15℃の低温領域に維持する。この貯蔵この庫内
1から玄米袋9を取出すときは、扉2を開けて、庫内1
に積重ねられている玄米袋9を最上段のものから一袋毎
降して取出す。このようにして、適時貯蔵庫から取出し
た玄米袋9の玄米は搗精して飯米とする。
【0006】
【発明の効果】この発明は、前記のような構成であるか
ら、次のような技術的効果を奏する。即ち、貯蔵庫の奥
行や高さはもとより、幅等、外観寸法を小さくして軽量
小型化しているので、農家屋内の床や納屋等の隅部に、
一般家庭用の冷蔵庫と同じように据付けたり、据替える
ことができ、しかも、冷却機3は天井12部から上方へ
突出はしているが、家屋壁面等に接近できて据付場所を
広くとらない。
【0007】しかも、この冷却機3はその長手方向が天
井12部の長手方向に沿うようにして取り付けられてい
るので、庫内1に冷気が均一に拡がって吹き出すことに
なって庫内1を効率的に冷却することができる。又、こ
の発明では、貯蔵庫の正面を全面に亘って開口して扉口
11を形成すると共に、この扉口11を閉鎖すべく縦軸
回りに回動する扉2を設けているので、この扉2を開け
ると貯蔵庫の正面側が大きく開放されることになり、玄
米袋9の出入れが容易になる。特に、人が貯蔵庫内に踏
み込まなくとも、扉口11外に居て直接玄米袋9を庫内
1、乃至庫内外への度々の積み降しを簡単で、容易に行
うことができて便利である。
【0008】又、貯蔵庫として、大きさ、庫内容量や、
冷却能力等からして安価に生産することができ、飯米と
しての冷却機3の運転期間も短くして、使用時の維持費
も庫内1温度が常温に近い温度制御となり、小容積の庫
内構成であるから、経済的である。このような貯蔵庫に
おいては、冷却機3は小能力性能のものでよく、しかも
天井12部の厚さ部分に形成される開口部に位置させて
取り付けるものであるから天井の上面や下面への突出は
小さくすることができ、庫内の有効高さや容積を大きく
して冷却機3上面までの全体高さも低くすることができ
る。
【0009】
【実施例】次にこの発明の実施例を説明する。図1のよ
うに貯蔵庫は内寸の幅×深さ×高さがほぼ100cm×
70cm×130cmの立方体に作られ、正面には全く
壁面がない状態で全面に亘って大きく開口されており、
この開口部には扉2が縦軸10回りに回動すべく取り付
けられている。
【0010】貯蔵庫本体部と扉2の壁は、発泡ウレタン
オ−ムが鋼板で包み込まれた断熱構造となっている。能
力170Wの冷却機3が貯蔵庫本体の天井12の開口1
3部に位置して取り付けられ、図2のように一部は天井
12上面に突出し、その蒸発器4が庫内に突出した状態
で取り付けられて外気温が16℃から30℃の元で庫内
1の気温が5℃から15℃の範囲に低下するようになっ
ている。
【0011】この蒸発器4は、ゆるやかに傾斜させた状
態で設けられ、その下端部の下に露受皿5が取り付けら
れている。この露受皿5で受けられた水は、排水ホ−ス
6で底面の下に導かれ、下の受皿に達するようになって
いる。庫内1にはスノコ8があり、このスノコ8の上に
30kgの玄米が入った紙製の玄米袋9が左右の扉口1
1幅に沿って2列の横並びで5段に積み重ねられてい
る。なお、各袋9、9…と庫内壁1周面との間は、空気
が循環するように若干隙間をあけておく。
【0012】そして、外気温が30℃のもとで庫内1温
度を12℃に設定して、運転を開始すると、ほぼ50時
間後に袋内の米の温度が12℃となった。玄米は5℃よ
り低い温度で貯蔵しても良いが、費用対効果の面で5℃
が下限であった。玄米は16℃を越えると、炭酸ガスの
発生が増加して変質がうかがわれたが、15℃以下では
これがほとんど発生しなかった。
【0013】パネルによる食味試験の結果は、常温貯蔵
の玄米は10月以降に著しく低下する旨の評価を受けた
が、これに比較してこの方法によるものは、食味の低下
がほとんどなかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に用いる貯蔵庫の扉を開いた斜視図で
ある。
【図2】上記の貯蔵庫の扉を閉じた切断側面図である。
【符号の説明】
1 庫内 2 扉 3 冷却機 4 蒸発器 5 露受皿 6 排水ホ−ス 7 受皿 8 スノコ 9 紙袋 10 縦軸 11 扉口 12 天井 13 開口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】約30kg重量の玄米を収容する玄米袋9
    を、小間隔おきに並べることのできる庫内幅と、玄米袋
    9一袋分の庫内奥行きと、各玄米袋9毎に外側から一袋
    毎積み降しできる庫内1の高さとに形成される庫内1容
    量を有する飯米貯蔵庫であって、該貯蔵庫の正面を全面
    に亘って開口して扉口11を形成すると共に、この扉口
    11を閉鎖すべく縦軸回りに回動する扉2を設け、天井
    12部には庫内温度を5℃から15℃に領域内に維持す
    る冷却機3を設け、この冷却機3は、その長手方向が天
    井12部の長手方向に沿うようにして取り付けられ、且
    つこの冷却機3の上部は天井12上方に突出させると共
    に、下部蒸発器4部を庫内1に突出するように設けてな
    る農家における飯米の貯蔵庫。
JP8141758A 1996-06-04 1996-06-04 農家における飯米の貯蔵庫 Pending JPH08294324A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728283B2 (ja) * 1978-05-02 1982-06-16
JPS61153474A (ja) * 1984-12-27 1986-07-12 松下冷機株式会社 流通用冷蔵庫

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728283B2 (ja) * 1978-05-02 1982-06-16
JPS61153474A (ja) * 1984-12-27 1986-07-12 松下冷機株式会社 流通用冷蔵庫

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