JPH08294853A - 金属帯材の両面研磨装置 - Google Patents
金属帯材の両面研磨装置Info
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- JPH08294853A JPH08294853A JP10372795A JP10372795A JPH08294853A JP H08294853 A JPH08294853 A JP H08294853A JP 10372795 A JP10372795 A JP 10372795A JP 10372795 A JP10372795 A JP 10372795A JP H08294853 A JPH08294853 A JP H08294853A
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Landscapes
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は金属帯材例えばステンレス鋼板の表裏
面を装飾的あるいは機能的に改質することを目的とする
両面研磨装置を提供する。 【構成】金属帯材の一方の主面を研磨するための第1の
研磨部と、続いて金属帯材の他方の主面を研磨するため
の第2の研磨部とを1つの研磨パスラインに連設してな
る金属帯材の両面研磨装置であって、第1の研磨部と第
2の研磨部との間の研磨パスラインに金属帯材の主面を
反転するための反転ロール機構を設け、これにより第1
の研磨部および第2の研磨部の研磨機の研磨部材が金属
帯材の表裏両面に対し上方から接するようにしたことを
特徴とする。
面を装飾的あるいは機能的に改質することを目的とする
両面研磨装置を提供する。 【構成】金属帯材の一方の主面を研磨するための第1の
研磨部と、続いて金属帯材の他方の主面を研磨するため
の第2の研磨部とを1つの研磨パスラインに連設してな
る金属帯材の両面研磨装置であって、第1の研磨部と第
2の研磨部との間の研磨パスラインに金属帯材の主面を
反転するための反転ロール機構を設け、これにより第1
の研磨部および第2の研磨部の研磨機の研磨部材が金属
帯材の表裏両面に対し上方から接するようにしたことを
特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属帯材例えばステン
レス鋼板の表裏面(両主面)を装飾的あるいは機能的に
改質すること、および疵取りを目的とする両面研磨装置
に関する。
レス鋼板の表裏面(両主面)を装飾的あるいは機能的に
改質すること、および疵取りを目的とする両面研磨装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属帯材例えばステンレス鋼板の
表面研磨は保証面あるいは使用面と言われる表面と、そ
の裏面も研磨されるのが普通である。この裏面研磨は表
面研磨により鋼板に導入された歪みとのバランスを保つ
ためのものであり、裏面研磨を省略すると反りの発生な
どの鋼板の形状が崩れ使用上不都合が生じる。この裏面
または非使用面の研磨は通常、「捨て研」と呼ばれ品質
保証されないのが通例である。また、ステンレス鋼板は
例え片面保証としても、その表面に疵が存在すると(コ
イル全長が100%保証されることは一般的に不可能に
近い)、歩留り上裏面を使用したいとする要求が生じる
が、表裏面の品質が異なれば裏面の使用ができず、歩留
り落ちとなり不経済である。したがって、このような不
経済を回避するため、あるいは各種扉のように建築材や
家具などのステンレス鋼板の表裏面(両主面)を使用面
とする用途において、金属帯材の表裏両面の品質が要求
される場合などを考慮して、同じラインを2回通板して
両面の品質保証をすることが比較的頻繁に行なわれてい
た。
表面研磨は保証面あるいは使用面と言われる表面と、そ
の裏面も研磨されるのが普通である。この裏面研磨は表
面研磨により鋼板に導入された歪みとのバランスを保つ
ためのものであり、裏面研磨を省略すると反りの発生な
どの鋼板の形状が崩れ使用上不都合が生じる。この裏面
または非使用面の研磨は通常、「捨て研」と呼ばれ品質
保証されないのが通例である。また、ステンレス鋼板は
例え片面保証としても、その表面に疵が存在すると(コ
イル全長が100%保証されることは一般的に不可能に
近い)、歩留り上裏面を使用したいとする要求が生じる
が、表裏面の品質が異なれば裏面の使用ができず、歩留
り落ちとなり不経済である。したがって、このような不
経済を回避するため、あるいは各種扉のように建築材や
家具などのステンレス鋼板の表裏面(両主面)を使用面
とする用途において、金属帯材の表裏両面の品質が要求
される場合などを考慮して、同じラインを2回通板して
両面の品質保証をすることが比較的頻繁に行なわれてい
た。
【0003】しかし、同じラインを2回通板する方法
は、非効率的で、生産性が劣ることになり、生産性を上
げるため同じラインを2機、設けたとしても設備費が倍
増し、特に薄物研磨の場合、研磨熱が冷える時の鋼帯の
内外温度差からバックリング折れが助長される虞れもあ
るなどの問題がある。
は、非効率的で、生産性が劣ることになり、生産性を上
げるため同じラインを2機、設けたとしても設備費が倍
増し、特に薄物研磨の場合、研磨熱が冷える時の鋼帯の
内外温度差からバックリング折れが助長される虞れもあ
るなどの問題がある。
【0004】この問題を回避するため、金属帯材の表裏
両面を1つの研磨パスラインで両面保証の研磨を行なう
装置も提案されている。図2は、その両面研磨装置の1
例を概略的に示すもので、ステンレス鋼板Sを予め巻回
したペイオフリール1と、両面研磨処理後のステンレス
鋼板Sを巻回するためのリコイラー2との間の研磨パス
ラインに、ステンレス鋼板Sの一方の主面(上面)を研
磨するための鋼板S上面側に配置された研磨部材3と鋼
板Sの下面側に対向して設けた押さえロール4とからな
る第1の研磨装置5と、その下流側にステンレス鋼板S
の他方の主面(下面)を研磨するための鋼板S下面側に
配置された研磨部材3と鋼板Sの上面側に対向して設け
た押さえロール4とからなる第2の研磨装置6とが設け
られている。また、一対の研磨部材と押えロールとが、
交互に逆の位置に配置されているものもある。
両面を1つの研磨パスラインで両面保証の研磨を行なう
装置も提案されている。図2は、その両面研磨装置の1
例を概略的に示すもので、ステンレス鋼板Sを予め巻回
したペイオフリール1と、両面研磨処理後のステンレス
鋼板Sを巻回するためのリコイラー2との間の研磨パス
ラインに、ステンレス鋼板Sの一方の主面(上面)を研
磨するための鋼板S上面側に配置された研磨部材3と鋼
板Sの下面側に対向して設けた押さえロール4とからな
る第1の研磨装置5と、その下流側にステンレス鋼板S
の他方の主面(下面)を研磨するための鋼板S下面側に
配置された研磨部材3と鋼板Sの上面側に対向して設け
た押さえロール4とからなる第2の研磨装置6とが設け
られている。また、一対の研磨部材と押えロールとが、
交互に逆の位置に配置されているものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図2に示すように、こ
の従来の両面研磨装置において、ステンレス鋼板Sの裏
面研磨は表面研磨装置(第1の研磨装置5)と逆の位置
に配置させた形になっており、研磨油の供給が上向きと
なるため表面研磨時に比べて異なることになるなどの理
由から、表裏面の品質を揃えることは困難となる。研磨
油の量や供給方法を精密にコントロールしたとしても、
なお、技術的に一抹の不安が残り表裏面を同一品質にす
ることは容易なことではない。さらに作業者は研磨後の
表面状態を目視により確認し研磨条件をコントロールす
る必要があるが、このような装置における裏面の研磨状
態は下方から見なければならないため、裏面の状況を目
視により正確に把握することは容易でなく、そのため裏
面の品質が不均一になりやすいなどの問題もあった。裏
面を鏡に映して上方から見る場合もあるが、研磨油の飛
散など一般に作業環境が悪いため、正確な把握がやはり
困難である。
の従来の両面研磨装置において、ステンレス鋼板Sの裏
面研磨は表面研磨装置(第1の研磨装置5)と逆の位置
に配置させた形になっており、研磨油の供給が上向きと
なるため表面研磨時に比べて異なることになるなどの理
由から、表裏面の品質を揃えることは困難となる。研磨
油の量や供給方法を精密にコントロールしたとしても、
なお、技術的に一抹の不安が残り表裏面を同一品質にす
ることは容易なことではない。さらに作業者は研磨後の
表面状態を目視により確認し研磨条件をコントロールす
る必要があるが、このような装置における裏面の研磨状
態は下方から見なければならないため、裏面の状況を目
視により正確に把握することは容易でなく、そのため裏
面の品質が不均一になりやすいなどの問題もあった。裏
面を鏡に映して上方から見る場合もあるが、研磨油の飛
散など一般に作業環境が悪いため、正確な把握がやはり
困難である。
【0006】このようなことから、最近増加している両
面保証等に対応するためにも経済的で精度の良いステン
レス鋼板などの金属帯材の研磨技術の開発が要望されて
いた。したがって、本発明は、金属帯材の表裏両面保証
の研磨を1つの研磨パスラインで効率良く、かつ精度良
く行なうことができる両面研磨装置を提供することを目
的とする。
面保証等に対応するためにも経済的で精度の良いステン
レス鋼板などの金属帯材の研磨技術の開発が要望されて
いた。したがって、本発明は、金属帯材の表裏両面保証
の研磨を1つの研磨パスラインで効率良く、かつ精度良
く行なうことができる両面研磨装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、金属帯材の一方の主面を研磨後、ロールを
介して金属帯材を反転させ、ついで金属帯材の他方の主
面を研磨することにより、表裏両面の研磨を研磨部材が
常に研磨パスラインの上方に位置した状態で行なうよう
にするという手段を講じた。
に本発明は、金属帯材の一方の主面を研磨後、ロールを
介して金属帯材を反転させ、ついで金属帯材の他方の主
面を研磨することにより、表裏両面の研磨を研磨部材が
常に研磨パスラインの上方に位置した状態で行なうよう
にするという手段を講じた。
【0008】すなわち、本発明は、金属帯材の一方の主
面を研磨するための第1の研磨部と、続いて該金属帯材
の他方の主面を研磨するための第2の研磨部とを1つの
研磨パスラインに連設してなる金属帯材の両面研磨装置
において、該第1の研磨部における研磨機の研磨部材が
該金属帯材の一方の主面に対し上方から接するようにし
て設けられ、該第1の研磨部と該第2の研磨部との間の
研磨パスラインに金属帯材の主面を反転するための反転
ロール機構が設けられ、該第2の研磨部における研磨機
の研磨部材が該反転ロール機構により反転された金属帯
材の他方の主面に対し同じく上方から接するようにして
設けられていることを特徴とする金属帯材の両面研磨装
置である。
面を研磨するための第1の研磨部と、続いて該金属帯材
の他方の主面を研磨するための第2の研磨部とを1つの
研磨パスラインに連設してなる金属帯材の両面研磨装置
において、該第1の研磨部における研磨機の研磨部材が
該金属帯材の一方の主面に対し上方から接するようにし
て設けられ、該第1の研磨部と該第2の研磨部との間の
研磨パスラインに金属帯材の主面を反転するための反転
ロール機構が設けられ、該第2の研磨部における研磨機
の研磨部材が該反転ロール機構により反転された金属帯
材の他方の主面に対し同じく上方から接するようにして
設けられていることを特徴とする金属帯材の両面研磨装
置である。
【0009】
【作用】本発明の装置は金属帯材の表裏両面を、研磨パ
スライン搬送中に上向きに位置させ、上側から同じ研磨
機構により同じ条件で研磨されるため上述した従来のよ
うな不都合が解消され表裏面とも同一の品質が容易に得
られる。
スライン搬送中に上向きに位置させ、上側から同じ研磨
機構により同じ条件で研磨されるため上述した従来のよ
うな不都合が解消され表裏面とも同一の品質が容易に得
られる。
【0010】以下、本発明を図に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明の金属帯材の両面研磨装
置を模式的に示す図であり、図中、10はステンレス鋼
板Sを予め巻回したペイオフリールであって、これから
解巻されたステンレス鋼板Sが通板に必要な各種機器並
びに複数のロール11a、11b、11c、11dから
なる反転ロール機構を介してリコイラー13に巻回され
るようになっている。さらに詳述すると、ステンレス鋼
板Sはまず、研磨パスライン(ステンレス鋼板Sで示す
線と同一)に沿って、ピンチロール14により矢線a方
向に送り出され、ついでレベラー15、溶接機16など
必要な処理装置を経て第1の研磨部17に送られ、ここ
で所定の研磨がステンレス鋼板Sの1主面(表面)に対
して施される。さらに研磨された1主面(表面)に対し
洗浄を施す場合には、必要に応じて洗浄槽18を設ける
ことができる。その後、複数個のロールよりなる反転ロ
ール機構(図示の例では4個のロール11a、11b、
11c、11dで構成)を経てステンレス鋼板Sの反転
がなされたのち、第2の研磨部20に送られて所定の研
磨がステンレス鋼板Sの他の主面(裏面)に対して施さ
れる。その後、さらに洗浄槽21に送られて、研磨され
た主面(裏面)に対し洗浄がなされ、ついでドライヤー
22にて乾燥が行われ、さらにピンチロール23を経て
スキンパスミル24でステンレス鋼板Sを平滑(目つぶ
し)にし付加価値をつけるための処理がなされたのち、
リコイラー13に巻回されるようになっている。
詳細に説明する。図1は本発明の金属帯材の両面研磨装
置を模式的に示す図であり、図中、10はステンレス鋼
板Sを予め巻回したペイオフリールであって、これから
解巻されたステンレス鋼板Sが通板に必要な各種機器並
びに複数のロール11a、11b、11c、11dから
なる反転ロール機構を介してリコイラー13に巻回され
るようになっている。さらに詳述すると、ステンレス鋼
板Sはまず、研磨パスライン(ステンレス鋼板Sで示す
線と同一)に沿って、ピンチロール14により矢線a方
向に送り出され、ついでレベラー15、溶接機16など
必要な処理装置を経て第1の研磨部17に送られ、ここ
で所定の研磨がステンレス鋼板Sの1主面(表面)に対
して施される。さらに研磨された1主面(表面)に対し
洗浄を施す場合には、必要に応じて洗浄槽18を設ける
ことができる。その後、複数個のロールよりなる反転ロ
ール機構(図示の例では4個のロール11a、11b、
11c、11dで構成)を経てステンレス鋼板Sの反転
がなされたのち、第2の研磨部20に送られて所定の研
磨がステンレス鋼板Sの他の主面(裏面)に対して施さ
れる。その後、さらに洗浄槽21に送られて、研磨され
た主面(裏面)に対し洗浄がなされ、ついでドライヤー
22にて乾燥が行われ、さらにピンチロール23を経て
スキンパスミル24でステンレス鋼板Sを平滑(目つぶ
し)にし付加価値をつけるための処理がなされたのち、
リコイラー13に巻回されるようになっている。
【0011】ここで、第1の研磨部17の構成として
は、概略を図示したようにステンレス鋼板Sの下方に配
置され、研磨に最適なブレーキング角を保持するための
ビリーロール(押さえロール)17aと、このビリーロ
ール17aに対をなすようにしてステンレス鋼板Sの上
面に配置されたコンタクトロール17bと、このコンタ
クトロール17bの上方に配設されたテンションロール
17cと、コンタクトロール17bとテンションロール
17cとに掛け渡された研磨ベルト17dと、研磨油の
飛散防止のため設けられた囲い17eとから構成される
研磨機17-1、17-2、17-3…(研磨機の数は限定さ
れない。図示の場合、説明の簡略のため3個の場合を例
示している)を複数個、並設したものからなっている。
第2の研磨部20の構成も、上記の第1の研磨部17の
ものと同様に構成され、ステンレス鋼板Sの下方に配置
されたビリーロール(押さえロール)20aと、このビ
リーロール20aに対向するようにしてステンレス鋼板
Sの上面に配置されたコンタクトロール20bと、この
コンタクトロール20bの上方に配設されたテンション
ロール20cと、コンタクトロール20bとテンション
ロール20cとに掛け渡された研磨ベルト20dと、研
磨油の飛散防止のため設けられた囲い20eとから構成
される研磨機20-1、20-2、20-3…を複数個、並設
したものからなっている。
は、概略を図示したようにステンレス鋼板Sの下方に配
置され、研磨に最適なブレーキング角を保持するための
ビリーロール(押さえロール)17aと、このビリーロ
ール17aに対をなすようにしてステンレス鋼板Sの上
面に配置されたコンタクトロール17bと、このコンタ
クトロール17bの上方に配設されたテンションロール
17cと、コンタクトロール17bとテンションロール
17cとに掛け渡された研磨ベルト17dと、研磨油の
飛散防止のため設けられた囲い17eとから構成される
研磨機17-1、17-2、17-3…(研磨機の数は限定さ
れない。図示の場合、説明の簡略のため3個の場合を例
示している)を複数個、並設したものからなっている。
第2の研磨部20の構成も、上記の第1の研磨部17の
ものと同様に構成され、ステンレス鋼板Sの下方に配置
されたビリーロール(押さえロール)20aと、このビ
リーロール20aに対向するようにしてステンレス鋼板
Sの上面に配置されたコンタクトロール20bと、この
コンタクトロール20bの上方に配設されたテンション
ロール20cと、コンタクトロール20bとテンション
ロール20cとに掛け渡された研磨ベルト20dと、研
磨油の飛散防止のため設けられた囲い20eとから構成
される研磨機20-1、20-2、20-3…を複数個、並設
したものからなっている。
【0012】なお、上記装置では研磨部材として、研磨
ベルトを使用した例について説明したが、研磨ベルトの
代わりに研磨ロールを用いてもよい。また、通板に必要
な各種機器としてレベラー15、溶接機16などを用い
た例について説明したが、必要に応じ、これらの代わり
に、あるいはこれらと共に、その他の処理機器をパスラ
インに設けてもよい。例えば、上記装置は主に表面仕上
げNo.3〜#400(JIS G4305)程度の研
磨を対象とするが、他にヘヤーライン(HL)や帯材の
疵取り研削等の研磨が必要な場合は、本装置内に同様な
配置を有する研磨機構を設置すればよい。このようなに
所望の研磨機を選択配置することによりコイル材の表裏
面にそれぞれ異なる仕上げ仕様を適用することも可能と
なる。
ベルトを使用した例について説明したが、研磨ベルトの
代わりに研磨ロールを用いてもよい。また、通板に必要
な各種機器としてレベラー15、溶接機16などを用い
た例について説明したが、必要に応じ、これらの代わり
に、あるいはこれらと共に、その他の処理機器をパスラ
インに設けてもよい。例えば、上記装置は主に表面仕上
げNo.3〜#400(JIS G4305)程度の研
磨を対象とするが、他にヘヤーライン(HL)や帯材の
疵取り研削等の研磨が必要な場合は、本装置内に同様な
配置を有する研磨機構を設置すればよい。このようなに
所望の研磨機を選択配置することによりコイル材の表裏
面にそれぞれ異なる仕上げ仕様を適用することも可能と
なる。
【0013】また、本装置には必要な位置に洗浄槽1
8、21やスキンパスミル24を備えているが、研磨油
は洗浄槽18、21で洗われ、ステンレス鋼板Sが清浄
化されるようになっている。スキンパスミルは研磨され
た表面を平滑(目つぶし)にし付加価値をつけるための
ものであり、通常、ステンレス鋼板製造時に用いられる
材質調整や表面光沢向上のためのスキンパスとは若干目
的を異にする。平滑化はNo.4仕上げなど研磨された
表面に適用することにより独特な表面性状を醸し出すも
のである。ラインに組込まれた平滑化工程は表面品質と
生産性の向上を促す。なお、本発明の両面研磨装置はス
テンレス鋼板の他、アルミニウム、アルミニウム合金、
チタン、チタン合金など他のあらゆる金属帯材の研磨に
適用することができる。
8、21やスキンパスミル24を備えているが、研磨油
は洗浄槽18、21で洗われ、ステンレス鋼板Sが清浄
化されるようになっている。スキンパスミルは研磨され
た表面を平滑(目つぶし)にし付加価値をつけるための
ものであり、通常、ステンレス鋼板製造時に用いられる
材質調整や表面光沢向上のためのスキンパスとは若干目
的を異にする。平滑化はNo.4仕上げなど研磨された
表面に適用することにより独特な表面性状を醸し出すも
のである。ラインに組込まれた平滑化工程は表面品質と
生産性の向上を促す。なお、本発明の両面研磨装置はス
テンレス鋼板の他、アルミニウム、アルミニウム合金、
チタン、チタン合金など他のあらゆる金属帯材の研磨に
適用することができる。
【0014】
【実施例】図2に示すような従来の両面研磨装置を用い
両面研磨を実施したステンレスコイル材と図1に示す本
発明の両面研磨装置を用い両面研磨を実施したステンレ
スコイル材とを比較した結果を表1に示す。なお、試験
材料はSUS304/2Bのコイル材を用い、No.4
仕上げの両面研磨を行なった。なお、通板速度は25m
/分とした。
両面研磨を実施したステンレスコイル材と図1に示す本
発明の両面研磨装置を用い両面研磨を実施したステンレ
スコイル材とを比較した結果を表1に示す。なお、試験
材料はSUS304/2Bのコイル材を用い、No.4
仕上げの両面研磨を行なった。なお、通板速度は25m
/分とした。
【0015】
【表1】
【0016】表1に見られる通り、本発明の装置により
研磨されたステンレスコイル材は表裏面とも良好な品質
を有するため両面保証が可能となり、従来の装置と比較
した場合の優位性が明らかであった。
研磨されたステンレスコイル材は表裏面とも良好な品質
を有するため両面保証が可能となり、従来の装置と比較
した場合の優位性が明らかであった。
【0017】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の両面研磨
装置で得られる金属帯材は品質が従来の方法で得られた
ものと比較して大いに改善され、表裏均一のものがえら
れる。なお、従来の両面研磨装置で研磨パスラインの下
方に位置する研磨材で磨かれた裏面は概して発生疵の発
見に遅れが生じ易いため、両面保証材としての歩留りを
低下させる欠点を有すが、本発明の両面研磨装置では、
そのような虞れもない。また、金属帯材が片面保証で使
用される場合でも、本発明により両面保証可能な金属帯
材を製造しておけば、疵が存在しても裏面を使用するこ
とができるため、歩留り上大きなメリットを得ることが
できる。
装置で得られる金属帯材は品質が従来の方法で得られた
ものと比較して大いに改善され、表裏均一のものがえら
れる。なお、従来の両面研磨装置で研磨パスラインの下
方に位置する研磨材で磨かれた裏面は概して発生疵の発
見に遅れが生じ易いため、両面保証材としての歩留りを
低下させる欠点を有すが、本発明の両面研磨装置では、
そのような虞れもない。また、金属帯材が片面保証で使
用される場合でも、本発明により両面保証可能な金属帯
材を製造しておけば、疵が存在しても裏面を使用するこ
とができるため、歩留り上大きなメリットを得ることが
できる。
【図1】本発明の両面研磨装置を模式的に示す図。
【図2】従来の両面研磨装置を模式的に示す図。
10…ペイオフリール 11a〜11d…ロール 13…リコイラー 14…ピンチロール 15…レベラー 16…溶接機 17…第1の研磨部 17a…ビリーロール 17b…コンタクトロール 17c…テンションロール 17d…研磨ベルト 17-1、17-2、17-3…研磨機 18…洗浄槽 20…第2の研磨部 20a…ビリーロール 20b…コンタクトロール 20c…テンションロール 20d…研磨ベルト 20-1、20-2、20-3…研磨機 21…洗浄槽 22…ドライヤー 23…ピンチロール 24…スキンパスミル
Claims (2)
- 【請求項1】 金属帯材の一方の主面を研磨するための
第1の研磨部と、続いて該金属帯材の他方の主面を研磨
するための第2の研磨部とを1つの研磨パスラインに連
設してなる金属帯材の両面研磨装置において、該第1の
研磨部における研磨機の研磨部材が該金属帯材の一方の
主面に対し上方から接するようにして設けられ、該第1
の研磨部と該第2の研磨部との間の研磨パスラインに金
属帯材の主面を反転するための反転ロール機構が設けら
れ、該第2の研磨部における研磨機の研磨部材が該反転
ロール機構により反転された金属帯材の他方の主面に対
し同じく上方から接するようにして設けられていること
を特徴とする金属帯材の両面研磨装置。 - 【請求項2】 少なくとも研磨パスラインにおける第2
の研磨部の下流側に、金属帯材の清浄化のための洗浄槽
および金属帯材の表面性状調整のためのスキンパスミル
を配設してなることを特徴とする請求項1記載の金属帯
材の両面研磨装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10372795A JPH08294853A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 金属帯材の両面研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10372795A JPH08294853A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 金属帯材の両面研磨装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08294853A true JPH08294853A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14361696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10372795A Pending JPH08294853A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 金属帯材の両面研磨装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08294853A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008004601A1 (en) | 2006-07-05 | 2008-01-10 | Nihon Microcoating Co., Ltd. | System and method for polishing surface of tape-like metal base material |
| CN105196147A (zh) * | 2015-10-08 | 2015-12-30 | 艾洛益(杭州)材料科技有限公司 | 一种力矩式金属带精密打磨机 |
| CN117697592A (zh) * | 2024-02-06 | 2024-03-15 | 泉州市锦溪九号光伏农业科技有限公司 | 一种用于金属板材加工的表面镀覆装置 |
| CN120206395A (zh) * | 2025-04-11 | 2025-06-27 | 肇庆宏旺金属实业有限公司 | 一种钢带用高平整度研磨装置 |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP10372795A patent/JPH08294853A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008004601A1 (en) | 2006-07-05 | 2008-01-10 | Nihon Microcoating Co., Ltd. | System and method for polishing surface of tape-like metal base material |
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| CN117697592B (zh) * | 2024-02-06 | 2024-04-30 | 东莞市煦鸿表面处理科技有限公司 | 一种用于金属板材加工的表面镀覆装置 |
| CN120206395A (zh) * | 2025-04-11 | 2025-06-27 | 肇庆宏旺金属实业有限公司 | 一种钢带用高平整度研磨装置 |
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