JPH08295201A - エアバッグ装置を備えたステアリングホイール - Google Patents

エアバッグ装置を備えたステアリングホイール

Info

Publication number
JPH08295201A
JPH08295201A JP7105847A JP10584795A JPH08295201A JP H08295201 A JPH08295201 A JP H08295201A JP 7105847 A JP7105847 A JP 7105847A JP 10584795 A JP10584795 A JP 10584795A JP H08295201 A JPH08295201 A JP H08295201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering wheel
ceiling
coating layer
ring
core metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7105847A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Nagata
篤 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP7105847A priority Critical patent/JPH08295201A/ja
Priority to DE69612785T priority patent/DE69612785T2/de
Priority to EP96102352A priority patent/EP0739785B1/en
Priority to US08/606,308 priority patent/US5647610A/en
Publication of JPH08295201A publication Critical patent/JPH08295201A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上面側の意匠性とステアリングシャフトに対
する接続作業性とを良好にでき、エアバッグ装置を配設
させ易く、かつ、エアバッグの膨張時に、エアバッグが
円滑に膨張可能なステアリングホイールを提供するこ
と。 【構成】 芯金部11と被覆部15とからなるステアリ
ングホイール本体10の被覆部15は、芯金被覆層16
と、エアバッグ31の膨張時に破断予定部17aを破断
させて開く扉部17cを有した天井被覆層17と、を備
える。また、本体10は、扉部17cに配置される天井
部18gと、可撓性を有した連結部を介して被覆層16
に配置される基部18aと、を備えたインサート18
を、埋設させている。ボス部Bの下部の底部材20は、
被覆層17との間でエアバッグ装置30を保持し、ステ
アリングシャフト1の上端を下方側から接続可能な接続
部24を配置させ、ボルト27でスポーク芯金13と連
結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用のエアバッグ装
置を備えたステアリングホイールに関し、詳しくは、上
面側に大きな見切り線が無く、意匠性が向上したステア
リングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】車両用のエアバッグ装置を備えたステア
リングホイールは、特開平6−305427号公報等で
知られているように、円環状のリング部と、リング部の
中央に配置され、内部にエアバッグ装置を内蔵して下部
をステアリングシャフトの上端と接続させるボス部と、
リング部とボス部とを接続するスポーク部と、を有して
構成されていた。
【0003】そしてさらに、従来のステアリングホイー
ルでは、ボス部の上部側に配置されてエアバッグ装置を
保持したパッド部と、リング部、スポーク部、及び、ボ
ス部の下部側、を構成して、パッド部を保持するステア
リングホイール本体と、から構成されていた。
【0004】ステアリングホイール本体は、金属製の芯
金部と軟質合成樹脂製の被覆部とから構成され、芯金部
は、リング部に配置されるリング芯金と、スポーク部に
配置されてリング芯金に連結されるスポーク芯金と、ボ
ス部の下部に配置されてスポーク芯金を連結するボス芯
金と、から構成されていた。ボス芯金は、ステアリング
シャフトを下方から挿入させ、ステアリングシャフトの
上端をナット止めすることにより、ステアリングシャフ
トと接続させる構造としていた。
【0005】被覆部は、リング芯金を被覆するととも
に、リング芯金側からパッド部近傍までのスポーク芯金
を被覆していた。
【0006】そして、パッド部は、エアバッグ装置を保
持した状態で、ステアリングホイール本体のスポーク芯
金やボス芯金にねじ止めされて配設されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のエアバ
ッグ装置を備えたステアリングホイールでは、パッド部
が、ステアリングホイール本体に対して、ねじ等の固着
手段を利用し、ボス部の上部側から配置させて取り付け
られる構造であるため、ステアリングホイールの上面側
に、ステアリングホイール本体とパッド部との境界の切
れ目としての大きな見切り線が表われることが避けられ
ず、ステアリングホイールの意匠性を低下させていた。
【0008】また、見切り線がパッド部周縁で均一とな
るように、精度良く組み付ける必要が生ずるため、各部
品の寸法精度や組付精度等の管理に厳格なものが要求さ
れることとなっていた。
【0009】さらに、車両にステアリングホイールを装
着する際には、ステアリングシャフトをボス芯金にナッ
ト止めするが、そのナット止めが、パッド部を外してい
る状態で行なうこととなる。そのため、車両にステアリ
ングホイールを装着する際には、ステアリングホイール
本体をステアリングシャフトにナット止めし、その後、
ステアリングホイール本体にパッド部を取り付けること
となり、ナット止めとパッド部の取り付けとの2工程が
必要となり、ステアリングホイールの車両への装着に手
間がかかることとなっていた。
【0010】なお、上述の各課題を解決するために、実
開昭63−16267号公報に記載されているように、
被覆部をスポーク部からボス部の上部まで覆うように延
設し、さらに、ボス芯金に、ステアリングシャフト上端
を下方側から接続可能な接続部を配設させるように構成
することが考えられる。すなわち、被覆部をスポーク部
からボス部の上部まで覆うように延設すれば、ステアリ
ングホイールの上面側に、見切り線が無くなることとな
る。また、ボス芯金に、ステアリングシャフト上端を下
方側から接続可能な接続部を配設させれば、ステアリン
グホイールの下面側だけで、ステアリングシャフトに取
り付けることができ、一回の工程で、ステアリングシャ
フトにステアリングホイール自体を接続させることがで
きることとなる。
【0011】しかしながら、上記のような構成とする場
合には、上記公報のステアリングホイールでは、内部に
エアバッグ装置を配設している構造ではなく、容易に、
エアバッグ装置をボス部に配設できない。
【0012】さらに、エアバッグ装置を配設させる場合
には、エアバッグの膨張時に、ボス部上部の被覆部を円
滑に破断させて、エアバッグを膨張させる必要がある。
【0013】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、上面側の意匠性を良好にするとともに、ステアリン
グシャフトに対し一部品として一回の作業で接続させる
ことができ、さらに、エアバッグ装置を配設させ易く、
かつ、エアバッグの膨張時に、エアバッグを円滑に膨張
させることができるエアバッグ装置を備えたステアリン
グホイールを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るステアリン
グホイールは、リング部と、該リング部の中央に配置さ
れて内部にエアバッグ装置を内蔵し、下部をステアリン
グシャフトの上端と接続させるボス部と、前記リング部
と前記ボス部とを接続するスポーク部と、を有して構成
されるエアバッグ装置を備えたステアリングホイールで
あって、前記リング部、前記スポーク部、及び、前記ボ
ス部の上部側、を構成するステアリングホイール本体
と、前記ボス部の下部側に配置されて前記エアバッグ装
置を保持する底部材と、を備えて構成され、前記ステア
リングホイール本体が、金属製の芯金部と軟質合成樹脂
製の被覆部とから構成され、前記芯金部が、前記リング
部に配置されるリング芯金と、前記スポーク部に配置さ
れて前記リング芯金に連結されるスポーク芯金と、を備
えて構成され、前記被覆部が、前記リング芯金と前記ス
ポーク芯金とを被覆する芯金被覆層と、該芯金被覆層か
ら延設されて前記ボス部の上部を被覆し、前記エアバッ
グ装置のエアバッグの膨張時に周囲の破断予定部を破断
させて開く扉部を有した天井被覆層と、を備えて構成さ
れ、前記被覆部には、前記天井被覆層の扉部に埋設され
るの天井部と、前記天井被覆層の周縁から下方へ延びた
前記芯金被覆層に埋設される基部と、前記扉部の開き時
のヒンジ部位に埋設されて可撓性を有し、前記天井部と
基部とを連結する連結部と、を備えて、前記天井・芯金
被覆層より引張強度を有したインサートが埋設され、前
記底部材が、上部側における前記天井被覆層との間で前
記エアバッグ装置を配設保持するとともに、下部に前記
ステアリングシャフト上端を下方側から接続可能な接続
部を配置させて、固着手段により前記スポーク芯金と連
結されていることを特徴とする。
【0015】なお、本明細書の上下方向は、ステアリン
グシャフトの軸方向に沿う方向を言い、ステアリングホ
イールの車両に装着される際の実際の上下方向を言うも
のではない。
【0016】
【発明の作用・効果】本発明に係るステアリングホイー
ルでは、被覆部が、リング芯金とスポーク芯金とを被覆
する芯金被覆層の他に、芯金被覆層から延設されてボス
部の上部を被覆する天井被覆層を備えているため、ステ
アリングホイールの上面側に、見切り線が無くなり、上
面側の意匠性を良好にすることができる。
【0017】また、本発明に係るステアリングホイール
では、底部材が、下部にステアリングシャフト上端を下
方側から接続可能な接続部を配置させているため、ステ
アリングホイールの下面側だけで、ステアリングシャフ
トに取り付けることができ、一回の工程で、ステアリン
グシャフトに接続させることができる。
【0018】さらに、エアバッグ装置は、底部材の上部
側における天井被覆層との間に配設保持されることか
ら、予め、底部材の上部側にエアバッグ装置を配設保持
させておき、固着手段を利用して、底部材を、ステアリ
ングホイール本体のスポーク芯金に連結させれば、ステ
アリングホイールを組み立てることができる。そしてそ
の際、ステアリングホイール本体のボス部の部位は、被
覆部の天井被覆層が配置されているだけで、下方に空間
があるため、その空間に、適切にエアバッグ装置を配設
させることができ、エアバッグ装置の配設が容易とな
る。
【0019】また、被覆部の天井被覆層には、エアバッ
グ装置におけるエアバッグの膨張時に周囲の破断予定部
を破断させて開く扉部が設けられ、さらに、軟質合成樹
脂製の被覆部には、天井被覆層の扉部に埋設される天井
部と、天井部と可撓性を有した連結部で連結されて、天
井被覆層の周縁から下方へ延びた芯金被覆層に埋設され
る基部と、を備えて、天井・芯金被覆層より引張強度を
有したインサートが埋設されている。
【0020】そのため、エアバッグ装置のエアバッグの
膨張時、天井被覆層の扉部がエアバッグに押されて破断
予定部を破断させて開く際、扉部に、芯金被覆層に埋設
された基部から連結部を介して延びるインサートの天井
部が埋設されていることから、飛散することなく、円滑
に扉部を開かせて、エアバッグを大きく膨張させること
ができる。なお、インサートは、芯金・天井被覆層より
引張強度が高いことから、扉部の開き時に大きな引張力
が作用しても、十分な強度で対抗することができる。
【0021】したがって、本発明に係るステアリングホ
イールでは、上面側の意匠性を良好にできるとともに、
ステアリングシャフトに対し一部品として一回の作業で
接続させることができ、さらに、エアバッグ装置を容易
に配設させることができ、かつ、エアバッグの膨張時
に、エアバッグを円滑に膨張させることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0023】実施例のステアリングホイールWは、図1
・7に示すように、円環状のリング部Rと、リング部R
の中央に配置されて下部をステアリングシャフト1の上
端と接続させるボス部Bと、リング部Rとボス部Bとを
接続する4本のスポーク部Sと、を有して構成されてい
る。
【0024】そしてさらに、ステアリングホイールW
は、図2・4・7に示すように、リング部R、スポーク
部S、及び、ボス部Bの上部側、を構成するステアリン
グホイール本体10と、ボス部Bの下部側に配置される
底部材20と、底部材20に保持されるエアバッグ装置
30と、を備えて構成されている。
【0025】ステアリングホイール本体10は、金属製
の芯金部11と軟質合成樹脂製の被覆部15とから構成
されている。
【0026】芯金部11は、図1・2・4・6に示すよ
うに、リング部Rに配置されるリング芯金12と、各ス
ポーク部Sに配置されてリング芯金12に連結されるス
ポーク芯金13と、を備えて構成されている。実施例の
場合、リング芯金12は、鋼管から形成され、各スポー
ク芯金13は、アルミニウム合金等の軽量なダイカスト
金属から形成され、ダイカスト鋳造時に、リング芯金1
2をくるんでリング芯金12と連結されることとなる。
また、各スポーク芯金13は、リング芯金12側から斜
め下方に延びるように形成されて、下端に、取付孔13
bを形成した横板部13aが形成されている。取付孔1
3bには、雌ねじが螺刻されている。なお、図6に示す
符号14は、スポーク芯金13・13を連結して各スポ
ーク芯金13を補強する補強杆である。
【0027】被覆部15は、軟質ウレタンから形成され
て、図1・2・4に示すように、リング芯金12と各ス
ポーク芯金13とを被覆する芯金被覆層16と、芯金被
覆層16から延設されてボス部Bの上部を被覆する天井
被覆層17と、を備えて構成されている。
【0028】天井被覆層17は、リング芯金12と各ス
ポーク芯金13とを被覆した芯金被覆層16が、各スポ
ーク芯金13を被覆する部位でも、上面側の高さを低く
せずに延設されており、その低くない上面とつらなって
形成されている。そのため、天井被覆層17の下方に
は、芯金被覆層16に囲まれた四角柱状の収納凹部19
が形成されている。
【0029】また、天井被覆層17は、後述するエアバ
ッグ装置30のエアバッグ31が膨張する際に、観音扉
のように開く四角板状の2つの扉部17b・17cを備
え、扉部17b・17cの周縁には、エアバッグ31の
膨張時に、扉部17b・17cの周囲を破断させて扉部
17b・17cを素早く開かせ、エアバッグ31を大き
く膨張させるために、破断し易い薄肉の破断予定部17
aが形成されている。この破断予定部17aは、上方か
ら見て、H字形に形成され、破断予定部17aが形成さ
れていない部位が、扉部17b・17cのヒンジ部位1
7dとなる。また、一方の扉部17cの下面の所定位置
には、後述するメンブレンスイッチ40を押圧可能な複
数の押圧用リブ17eが突設されている。
【0030】そして、被覆部15には、図1・2・4・
6に示すように、天井被覆層17の扉部17b・17c
に埋設されるネット状の天井部18f・18gと、天井
被覆層17の周縁から下方へ延びた芯金被覆層16に埋
設される略四角筒形状の基部18aと、各ヒンジ部位1
7dに埋設されて可撓性を有し、天井部18f・18g
と基部18aとを連結する連結部18d・18eと、か
ら構成されるインサート18が埋設されている。このイ
ンサート18は、天井・芯金被覆層17・16より引張
強度の高いオレフィン系・スチレン系・ポリエステル系
等の熱可塑性エラストマー等の合成樹脂から一体成形さ
れて形成されている。連結部18d・18eは、基部1
8aより薄肉として可撓性を確保でき、また、エアバッ
グ31の膨張に伴なう扉部17b・17cの開き時の引
張力に対抗できる厚さとして、形成されている。
【0031】インサート18の基部18aには、内周面
側に、ロアカバー50をねじ止めするための取付孔18
cを配置させた4つの取付ボス18bが形成されてい
る。また、一方の天井部18gの所定位置には、ホーン
スイッチとしてのメンブレンスイッチ40を配置させる
ための支持プレート35を固定する複数の取付用突起1
8iが、天井被覆層17の扉部17cの下面から突出す
るように、突設されている。
【0032】支持プレート35の天井部18gに対する
固定は、支持プレート35の所定位置に設けられた取付
孔38に対して、各取付用突起18iを挿入させ、各取
付用突起18iの下端を加熱溶融して膨出させて固定す
る所謂熱かしめにより、固定している。
【0033】支持プレート35は、インサート18より
剛性のあるオレフィン系・スチレン系・ポリエステル系
等の熱可塑性エラストマーやポリプロピレン等の合成樹
脂から形成され、図3・5・8に示すように、上面35
aの外周縁に、ホーンストロークを規定する間隔規制突
起36を突出させ、その近傍に、インサート18の各取
付用突起18iを挿入させる複数の取付孔38を設けて
構成されている。間隔規制突起36の設けられていない
凹部37は、メンブレンスイッチ40の端子41a・4
2aが配置されることとなる。
【0034】メンブレンスイッチ40は、リン青銅等か
らなるアッパプレート41と、ステンレス等からなるロ
アプレート42と、両プレート41・42の間に配設さ
れる多数の撓み可能な絶縁材料からなる絶縁スペーサ4
3と、を備えて構成され、各プレート41・42には、
所定位置に、端子41a・42aが突設されている。こ
れらの端子41a・42aには、それぞれ導電材料から
なる接続プレート47・48がリベット45止めされ、
車両のホーン作動回路の正極側と負極側とに接続される
こととなる。
【0035】また、メンブレンスイッチ40の外形は、
プレート41・42を覆う保護フィルム(図符号省略)
により端子41a・42a部位を除いて、支持プレート
35の上面35aの取付孔38より内側部位に対応する
平面形状としている。さらに、スペーサ43は、両プレ
ート41・42間に、等間隔で規則的に配列されてお
り、天井部18gにスイッチ40が組み付けられた際、
スペーサ43間のアッパプレート41上に、天井被覆層
17の扉部17cに設けられた押圧用リブ17eが配置
されるように構成されている。これにより、実施例で
は、スイッチ40の外形範囲内の扉部17cのどのエリ
アを押しても、常に、スペーサ43間をリブ17eが押
すこととなり、操作時の荷重の均一性を確保することが
できることとなる。
【0036】底部材20は、図2・4・7に示すよう
に、アルミニウム合金等の軽量で延性のあるダイカスト
金属から形成され、中央のベース部21と、ベース部2
1の上部に配置された略円環状の連結環部23と、ベー
ス部21と連結環部23とを連結する塑性変形可能な4
本の変形部22と、を備えて構成されている。
【0037】連結環部23には、各変形部22との連結
部位の延長上において、各スポーク芯金13の取付孔1
3bと対応した位置に、固着手段としてのボルト27を
挿通させる取付孔23aが形成されている。また、連結
環部23の所定位置には、後述するエアバッグ装置30
のインフレーター32から延びるボルト32dを挿通さ
せる4つの保持孔23bが形成されている。
【0038】そして、ベース部21の下面には、ステア
リングシャフト1を下方側から接続可能な接続部24が
突設されている。この接続部24は、割れスリーブ部2
5とロックピン26とから構成されている。
【0039】ロックピン26は、頭部26aと、頭部2
6aから延びる軸部26bと、を備え、軸部26bの先
端には、雄ねじを螺刻された雄ねじ部26cが形成され
ている。
【0040】割れスリーブ部25は、ステアリングシャ
フト1の上端に形成されたセレーション2に対応したセ
レーション25bを内周面に備えるとともに、周壁の一
部に軸方向に割った開口部25cを備えた本体25a
と、開口部25cの周縁から本体25aの半径方向外方
へ突出して相互に対向するフランジ部25d・25f
と、から構成されている。フランジ部25dには、ロッ
クピン26の軸部26bを挿通可能な挿通孔25eが形
成され、フランジ部25fには、ロックピン26の雄ね
じ部26cを螺合可能なねじ孔25gが形成されてい
る。
【0041】この接続部24へのステアリングシャフト
1の接続は、ロックピン26を外した状態の割れスリー
ブ部25の本体25a内に、ステアリングシャフト1の
上端を挿入し、挿通孔25eを経てロックピン26の雄
ねじ部26cをねじ孔25gに螺合させることにより、
本体25aを縮径するとともに、ステアリングシャフト
1の上端の凹溝3にロックピン26の軸部26bを嵌合
させて、接続部24をステアリングシャフト1の上端に
接続させることとなる。
【0042】エアバッグ装置30は、図2・4・7に示
すように、折り畳まれた袋状のエアバッグ31と、エア
バッグ31に膨張用のガスを供給するインフレーター3
2と、を備えて構成され、下方へ延びる4本のボルト3
2dを備えたインフレーター32のフランジ部32cを
利用して、底部材20に保持されている。
【0043】エアバッグ31には、下部に、インフレー
ター32からのガスを流入させる開口部31aが開口
し、開口部31a周縁には、ボルト32dを挿通させる
挿通孔31bが形成されている。
【0044】インフレーター32は、上部にガス吐出口
32bを有した円柱状の本体32aを備え、本体32a
の外周面には、円環状のフランジ部32cが形成され、
フランジ部32cには、下方へ突出する4本のボルト3
2dが固定されている。
【0045】そして、エアバッグ装置30は、インフレ
ーター32がエアバッグ31内に配置されて、各ボルト
32dが、エアバッグ31の挿通孔31bと底部材連結
環部23の保持孔23bとを挿通し、ナット33止めさ
れることにより、底部材20に保持されている。
【0046】実施例のステアリングホイールWの製造
は、まず、芯金部11とインサート18とを所定の成形
型にセットして、被覆部15を射出成形で形成し、ステ
アリングホイール本体10を製造する。また、エアバッ
グ装置30を上述のように、インフレーター32のボル
ト32dとナット33とを利用して、底部材20に保持
させておく。なお、インフレーター32をエアバッグ3
1内に挿入して、各ボルト32dを挿通孔31bから突
出させた際には、エアバッグ31を所定形状に折り畳ん
でおく。
【0047】そして、ステアリングホイール本体10の
インサート天井部18gの下面に、上面にメンブレンス
イッチ40を載置させた支持プレート35を配置させ、
各取付用突起18iを取付孔38に挿入させて熱かしめ
し、メンブレンスイッチ40をステアリングホイール本
体10に取り付ける。なお、メンブレンスイッチ40に
は、予め、接続プレート47・48をリベット45止め
しておく。
【0048】ついで、エアバッグ装置30を保持した底
部材20の各取付孔23aを、ステアリングホイール本
体10の各取付孔13bに一致させ、各取付孔23aを
経て、固着手段としてのボルト27を取付孔13bに螺
合させ、ロアカバー50をインサート18の取付ボス1
8bにねじ止めすれば、ステアリングホイールWを製造
することができる。
【0049】さらに、ステアリングホイールWを、ステ
アリングシャフト1に接続させる際には、ロックピン2
6を外した状態の割れスリーブ部25の本体25a内
に、ステアリングシャフト1の上端を挿入し、挿通孔2
5eを経てロックピン26の雄ねじ部26cをねじ孔2
5gに螺合させることとにより、本体25aを縮径する
とともに、ステアリングシャフト1の上端の凹溝3にロ
ックピン26の軸部26bを嵌合させれば、ステアリン
グホイールWをステアリングシャフト1に接続させるこ
とができる。
【0050】実施例のステアリングホイールWでは、被
覆部15が、リング芯金12とスポーク芯金13とを被
覆する芯金被覆層16の他に、芯金被覆層16から延設
されてボス部Bの上部を被覆する天井被覆層17を備え
ているため、ステアリングホイールWの上面側に、見切
り線が無くなり、上面側の意匠性を良好にすることがで
きる。
【0051】また、底部材20が、下部にステアリング
シャフト1の上端を下方側から接続可能な接続部24を
配置させているため、ステアリングホイールWの下面側
だけで、ステアリングシャフト1に取り付けることがで
き、一回の工程で、ステアリングホイールWをステアリ
ングシャフト1に接続させることができる。
【0052】さらに、エアバッグ装置30は、底部材2
0の上部側における天井被覆層17との間に配設保持さ
れることから、予め、底部材20の上部側にエアバッグ
装置30を配設保持させておき、ボルト27を利用し
て、底部材20を、ステアリングホイール本体10のス
ポーク芯金13に連結させれば、ステアリングホイール
Wを組み立てることができる。そしてその際、ステアリ
ングホイール本体10のボス部Bの部位は、被覆部15
の天井被覆層17が配置されているだけで、下方に収納
凹部19としての空間があるため、その空間に、適切に
エアバッグ装置30を配設させることができ、エアバッ
グ装置30の配設が容易となる。
【0053】そしてさらに、被覆部15の天井被覆層1
7に、エアバッグ装置30のエアバッグ31の膨張時に
周囲の破断予定部17aを破断させて開く扉部17b・
17cを設け、さらに、軟質ウレタン製の被覆部15に
は、天井被覆層17の扉部17b・17cに埋設される
ネット状の天井部18f・18gと、天井部18f・1
8gと可撓性を有した連結部18d・18eで連結され
て、天井被覆層17の周縁から下方へ延びた芯金被覆層
16に埋設される基部18aと、を備えて、天井・芯金
被覆層17・16より引張強度のあるインサート18が
埋設されている。
【0054】そのため、エアバッグ装置30のエアバッ
グ31の膨張時、天井被覆層17の扉部17b・17c
がエアバッグ31に押されて破断予定部17aを破断さ
せて開く際、扉部17b・17cに、芯金被覆層16に
埋設された基部18aから連結部18d・18eを介し
て延びるインサート18の天井部18f・18gが埋設
されていることから、飛散することなく、円滑に扉部1
7b・17cを開かせて、エアバッグ31を大きく膨張
させることができる。なお、インサート18の連結部1
8d・18eは、芯金・天井被覆層16・17より引張
強度があることから、扉部17b・17cの開き時に引
張力が作用しても、十分な強度で対抗することができ、
既述の発明の作用・効果の欄で述べたと同様な効果を得
ることができる。特に、実施例のように、被覆部15が
軟質ウレタン製であると、ポリオレフィン系やスチレン
系等の熱可塑性エラストマー等の軟質合成樹脂材に比べ
て、弾力性があって引張強度が低いため、破断時の破断
線が破断予定部17aよりも延長して形成される虞れが
あるが、その破断線を天井部18f・18gや連結部1
8d・18eが規制できるため、扉部17b・17cの
飛散を効果的に防止することができる。
【0055】なお、扉部17cが開く際には、メンブレ
ンスイッチ40の端子41a・42aが撓んで、支持プ
レート35やメンブレンスイッチ40も一体となって移
動することとなる。
【0056】また、実施例のステアリングホイールWで
は、エアバッグ装置30がインフレーター32のフラン
ジ部32cに設けられたボルト32dで底部材20に取
り付けられる構成であるため、エアバッグ装置30をエ
アバッグ31とインフレーター32との2部品で構成で
き、エアバッグ装置30の構成部品点数を低減でき、ス
テアリングホイールWの製造工数・製造コストの低減に
寄与することができる。
【0057】さらに、実施例のステアリングホイールW
では、エアバッグ装置30を保持する底部材20に、塑
性変形可能な変形部22を設けているため、車両への装
着後におけるエアバッグ装置30の非作動時において、
リング部Rに衝撃力が作用しても、変形部22が塑性変
形して、そのリング部Rで形成されるリング部面を衝撃
力の作用方向と直交方向に向けることができて、衝撃力
を広い面積のリング部面で受けることができ、衝撃力を
緩和することができる。
【0058】さらにまた、実施例のステアリングホイー
ルWでは、ホーンスイッチとしてのメンブレンスイッチ
40を、剛性を有した支持プレート35の上面35a上
における間隔規制突起36で囲まれた位置に配置させて
いることから、折り畳んだエアバッグ31が復元しよう
とする押圧力を上方に作用させても、スイッチ40をオ
ンすることを防止することができる。さらに、間隔規制
突起36によって、扉部17cの下面側と所定間隔を有
した支持プレート35の上面35aとの間にメンブレン
スイッチ40を配置させる構造であるため、スイッチ4
0を配置させる部位の剛性を有した支持プレート35と
扉部17cとの間隔を、一定に確保し易く、スイッチ4
0の操作ストロークを容易に一定に維持することができ
る。そしてさらに、スペーサ43間のアッパプレート4
1上に、扉部17cの押圧用リブ17eが配置されるよ
うに構成されていることから、スイッチ40の外形範囲
内の扉部17cのどのエリアを押しても、常に、スペー
サ43間をリブ17eが押すこととなり、操作時の荷重
の均一性を確保することができる。
【0059】なお、実施例のステアリングホイールWで
は、底部材20をステアリングホイール本体10に取り
付ける固着手段として、ボルト27を利用した場合を示
したが、リベットを利用するようにしても良い。
【0060】また、実施例では、ステアリングシャフト
1に接続する接続部24として、ステアリングシャフト
1の凹溝3に嵌合するロックピン26を利用するものを
示したが、この接続部24は、ステアリングシャフト1
の上端を下方側から接続させることができる構造であれ
ば良く、他に、特開昭63−134368号公報、実公
平2−25691号公報、実公平5−2488号公報等
に記載されているように、ステアリングシャフト側に取
付板やねじ部材等を設けて、これらにボルト止めしたり
螺合させる構造としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のステアリングホイールの平
面図である。
【図2】同実施例の縦断面図であり、図1のII−II部位
を示す。。
【図3】図2の部分拡大図である。
【図4】同実施例の断面図であり、図1のIV−IV部位を
示す。
【図5】図4の部分拡大図である。
【図6】同実施例のステアリングホイール本体の分解斜
視図である。
【図7】同実施例の分解斜視図である。
【図8】同実施例に使用する支持プレートとメンブレン
スイッチとの斜視図である。
【符号の説明】
1…ステアリングシャフト、 10…ステアリングホイール本体、 11…芯金部、 12…リング芯金、 13…スポーク芯金、 15…被覆部、 16…芯金被覆層、 17…天井被覆層、 17a…破断予定部、 17b・17c…扉部、 17d…ヒンジ部位、 18…インサート、 18a…基部、 18d・18e…連結部、 18f・18g…天井部、 20…底部材、 24…接続部、 27…(固着手段)ボルト、 30…エアバッグ装置、 31…エアバッグ、 32…インフレーター、 R…リング部、 B…ボス部、 S…スポーク部、 W…ステアリングホイール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング部と、該リング部の中央に配置さ
    れて内部にエアバッグ装置を内蔵し、下部をステアリン
    グシャフトの上端と接続させるボス部と、前記リング部
    と前記ボス部とを接続するスポーク部と、を有して構成
    されるエアバッグ装置を備えたステアリングホイールで
    あって、 前記リング部、前記スポーク部、及び、前記ボス部の上
    部側、を構成するステアリングホイール本体と、前記ボ
    ス部の下部側に配置されて前記エアバッグ装置を保持す
    る底部材と、を備えて構成され、 前記ステアリングホイール本体が、金属製の芯金部と軟
    質合成樹脂製の被覆部とから構成され、 前記芯金部が、前記リング部に配置されるリング芯金
    と、前記スポーク部に配置されて前記リング芯金に連結
    されるスポーク芯金と、を備えて構成され、 前記被覆部が、前記リング芯金と前記スポーク芯金とを
    被覆する芯金被覆層と、該芯金被覆層から延設されて前
    記ボス部の上部を被覆し、前記エアバッグ装置のエアバ
    ッグの膨張時に周囲の破断予定部を破断させて開く扉部
    を有した天井被覆層と、を備えて構成され、 前記被覆部には、前記天井被覆層の扉部に埋設される天
    井部と、前記天井被覆層の周縁から下方へ延びた前記芯
    金被覆層に埋設される基部と、前記扉部の開き時のヒン
    ジ部位に埋設されて可撓性を有し、前記天井部と基部と
    を連結する連結部と、を備えて、前記天井・芯金被覆層
    より引張強度を有したインサートが埋設され、 前記底部材が、上部側における前記天井被覆層との間で
    前記エアバッグ装置を配設保持するとともに、下部に前
    記ステアリングシャフト上端を下方側から接続可能な接
    続部を配置させて、固着手段により前記スポーク芯金と
    連結されていることを特徴とするエアバッグ装置を備え
    たステアリングホイール。
JP7105847A 1995-04-28 1995-04-28 エアバッグ装置を備えたステアリングホイール Withdrawn JPH08295201A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7105847A JPH08295201A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 エアバッグ装置を備えたステアリングホイール
DE69612785T DE69612785T2 (de) 1995-04-28 1996-02-16 Lenkrad mit einer Airbagvorrichtung
EP96102352A EP0739785B1 (en) 1995-04-28 1996-02-16 Steering wheel with air bag device
US08/606,308 US5647610A (en) 1995-04-28 1996-02-23 Steering wheel with air bag device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7105847A JPH08295201A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 エアバッグ装置を備えたステアリングホイール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08295201A true JPH08295201A (ja) 1996-11-12

Family

ID=14418413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7105847A Withdrawn JPH08295201A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 エアバッグ装置を備えたステアリングホイール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08295201A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5716068A (en) Steering wheel
JP2764006B2 (ja) 車両ガスバッグ拘束装置
EP1418095B1 (en) Steering wheel with an airbag device
US5775728A (en) Pad for steering wheel including membrane switch
US5647610A (en) Steering wheel with air bag device
JPH09104312A (ja) ガスバッグ拘束モジュール
US5833262A (en) Air bag assembly
US5873596A (en) Air bag device having horn switch
US6161863A (en) Air bag device
JPH08295201A (ja) エアバッグ装置を備えたステアリングホイール
EP1086004B1 (en) Airbag tear seam
JP2545218B2 (ja) エアバツグ装置のパツド
JP3042251B2 (ja) エアバッグ装置を備えたステアリングホイール
JPH08295244A (ja) 操作スイッチを備えたステアリングホイール
JPH08295260A (ja) エアバッグ装置を備えたステアリングホイール
EP0895904B1 (en) Air bag device
JPH1148895A (ja) エアバッグ装置
JP3436881B2 (ja) エアバッグ装置
JP3355924B2 (ja) ホーンスイッチを備えたエアバッグ装置
US6042143A (en) Integrated steering wheel with improved manufacturing capability
JPH0911836A (ja) エアバッグ装置を備えたステアリングホイール
JP3171128B2 (ja) ステアリングホイールのホーンスイッチ機構
JP3355923B2 (ja) ホーンスイッチを備えたエアバッグ装置
JP3362550B2 (ja) エアバッグ装置のパッド
JPH08230684A (ja) ステアリングホイール

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020702