JPH08296514A - レゾネータ及び分岐管の接続構造 - Google Patents
レゾネータ及び分岐管の接続構造Info
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- JPH08296514A JPH08296514A JP9895295A JP9895295A JPH08296514A JP H08296514 A JPH08296514 A JP H08296514A JP 9895295 A JP9895295 A JP 9895295A JP 9895295 A JP9895295 A JP 9895295A JP H08296514 A JPH08296514 A JP H08296514A
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- Japan
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- pipe
- branch pipe
- resonator
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Abstract
(57)【要約】
【目的】嵌合部位からの吸気洩れを抑制することがで
き、しかも、接続作業を容易に行うことのできるレゾネ
ータ及び分岐管の接続構造を提供する。 【構成】ブロー成形により成形された吸気管1には、分
岐管2が突設され、その先端には、機械加工により閉塞
部が孔あけされて形成された開口部3が設けられ、その
周縁は環状舌片4となっている。分岐管2には、レゾネ
ータ本体6と共鳴管7とを備えたレゾネータ5の共鳴管
7が接続されている。分岐管2及び共鳴管7の嵌合部位
が分岐管2の先端部となるため、吸気管1から最も離れ
た部位にて、分岐管2及び共鳴管7間がシールされるこ
ととなる。従って、吸気管1内を吸入空気が通過する際
に負圧が発生したとしても、当該嵌合部位がその負圧に
より受ける影響は比較的小さいものとなる。また、嵌合
時における当該先端部の拡径が比較的容易になされうる
ため、嵌合作業は比較的円滑に行われる。
き、しかも、接続作業を容易に行うことのできるレゾネ
ータ及び分岐管の接続構造を提供する。 【構成】ブロー成形により成形された吸気管1には、分
岐管2が突設され、その先端には、機械加工により閉塞
部が孔あけされて形成された開口部3が設けられ、その
周縁は環状舌片4となっている。分岐管2には、レゾネ
ータ本体6と共鳴管7とを備えたレゾネータ5の共鳴管
7が接続されている。分岐管2及び共鳴管7の嵌合部位
が分岐管2の先端部となるため、吸気管1から最も離れ
た部位にて、分岐管2及び共鳴管7間がシールされるこ
ととなる。従って、吸気管1内を吸入空気が通過する際
に負圧が発生したとしても、当該嵌合部位がその負圧に
より受ける影響は比較的小さいものとなる。また、嵌合
時における当該先端部の拡径が比較的容易になされうる
ため、嵌合作業は比較的円滑に行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば内燃機関用吸気
管に連通可能に設けられ、吸気管内を伝播する伝播音の
所定周波数成分を低減するようにしたレゾネータに係
り、詳しくは、そのレゾネータと、吸気管に設けられた
分岐管との接続構造に関するものである。
管に連通可能に設けられ、吸気管内を伝播する伝播音の
所定周波数成分を低減するようにしたレゾネータに係
り、詳しくは、そのレゾネータと、吸気管に設けられた
分岐管との接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として、例えば図6
に示すものが知られている。すなわち、略円筒状の吸気
管51内を、エアクリーナから導入された吸入空気が内
燃機関(いずれも図示せず)の方に向けて通過可能とな
っている。この吸気管51には、分岐管52が外方(図
では下方)へ向けて突設されている。この分岐管52の
先端は開口部53となっている。また、レゾネータ54
は所定内容積を有するレゾネータ本体55と、そのレゾ
ネータ本体55に突設されて該本体55の内外を連通さ
せる共鳴管56とを備えている。このレゾネータ54
は、吸気管51内を伝播する伝播音の所定周波数成分を
低減するために設けられるものである。
に示すものが知られている。すなわち、略円筒状の吸気
管51内を、エアクリーナから導入された吸入空気が内
燃機関(いずれも図示せず)の方に向けて通過可能とな
っている。この吸気管51には、分岐管52が外方(図
では下方)へ向けて突設されている。この分岐管52の
先端は開口部53となっている。また、レゾネータ54
は所定内容積を有するレゾネータ本体55と、そのレゾ
ネータ本体55に突設されて該本体55の内外を連通さ
せる共鳴管56とを備えている。このレゾネータ54
は、吸気管51内を伝播する伝播音の所定周波数成分を
低減するために設けられるものである。
【0003】一般に、共鳴管56の外径d1は、分岐管
52先端の内径d2よりも若干小さく設定されている。
そして、共鳴管56の外周には、ゴム或いはスポンジよ
りなる弾性部材57が設けられている。一般に、分岐管
52を有する吸気管51がブロー成形法により成形され
た場合、分岐管52先端の内径d2は、パリソンの肉
厚、ブロー時の空気圧、製品形状、金型温度、成形時間
等により影響を受け易く、寸法精度がさほど良くない。
従って、上記弾性部材57は、分岐管52内周と共鳴管
56外周とのシール性を確保するべく設けられるもので
ある。この弾性部材57の周設により、弾性部材57を
含んでなる共鳴管56の外径d3が分岐管52先端の内
径d2よりも大きいものとなる。そして、共鳴管56と
弾性部材57の設けられた共鳴管56とを嵌合させる。
すると、分岐管52及び共鳴管56間が弾性部材57に
よりシールされた状態で、分岐管52及びレゾネータ5
4が接続される。
52先端の内径d2よりも若干小さく設定されている。
そして、共鳴管56の外周には、ゴム或いはスポンジよ
りなる弾性部材57が設けられている。一般に、分岐管
52を有する吸気管51がブロー成形法により成形され
た場合、分岐管52先端の内径d2は、パリソンの肉
厚、ブロー時の空気圧、製品形状、金型温度、成形時間
等により影響を受け易く、寸法精度がさほど良くない。
従って、上記弾性部材57は、分岐管52内周と共鳴管
56外周とのシール性を確保するべく設けられるもので
ある。この弾性部材57の周設により、弾性部材57を
含んでなる共鳴管56の外径d3が分岐管52先端の内
径d2よりも大きいものとなる。そして、共鳴管56と
弾性部材57の設けられた共鳴管56とを嵌合させる。
すると、分岐管52及び共鳴管56間が弾性部材57に
よりシールされた状態で、分岐管52及びレゾネータ5
4が接続される。
【0004】ところが、上記技術では、弾性部材57を
別途設けるようにしているため、部品点数の増大、組付
作業における作業工数の増大を招いていた。その結果、
コストの増大及び作業性の悪化を招来していた。また、
組付作業時或いは組付作業後において、上記弾性部材5
7が所定箇所からずれてしまうおそれがあり、この場合
には、安定したシール性を確保できなくなるおそれもあ
った。
別途設けるようにしているため、部品点数の増大、組付
作業における作業工数の増大を招いていた。その結果、
コストの増大及び作業性の悪化を招来していた。また、
組付作業時或いは組付作業後において、上記弾性部材5
7が所定箇所からずれてしまうおそれがあり、この場合
には、安定したシール性を確保できなくなるおそれもあ
った。
【0005】一方、実開平6−25551号公報におい
ては、上記の弾性部材57を有しない技術が開示されて
いる。すなわち、図7に示すように、吸気管61及び分
岐管62は、金型成形により一体成形され、吸気管61
の一部には、分岐管62との連通を図るべく孔部63が
形成されている。分岐管62の内周において、孔部63
の近傍には溝64が形成され、一方、レゾネータ65の
共鳴管66には突条67が一体形成されている。そし
て、共鳴管66が分岐管62に嵌入されることにより、
突条67が溝64に係合され、かかる係合によって両者
間のシールが図られている。
ては、上記の弾性部材57を有しない技術が開示されて
いる。すなわち、図7に示すように、吸気管61及び分
岐管62は、金型成形により一体成形され、吸気管61
の一部には、分岐管62との連通を図るべく孔部63が
形成されている。分岐管62の内周において、孔部63
の近傍には溝64が形成され、一方、レゾネータ65の
共鳴管66には突条67が一体形成されている。そし
て、共鳴管66が分岐管62に嵌入されることにより、
突条67が溝64に係合され、かかる係合によって両者
間のシールが図られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、突条67及び溝64の係合部位が、孔部6
3、すなわち、吸気管61内の吸気通路に近い位置に設
けられていた。ここで、当該係合部位は、吸気の通過に
よる負圧の影響を最も受けやすい部位であり、このた
め、吸気洩れ(この例では、負圧によって外気が係合部
位から吸気通路内に侵入すること)が起こるおそれがあ
った。
来技術では、突条67及び溝64の係合部位が、孔部6
3、すなわち、吸気管61内の吸気通路に近い位置に設
けられていた。ここで、当該係合部位は、吸気の通過に
よる負圧の影響を最も受けやすい部位であり、このた
め、吸気洩れ(この例では、負圧によって外気が係合部
位から吸気通路内に侵入すること)が起こるおそれがあ
った。
【0007】また、突条67が、孔部63近傍、すなわ
ち、分岐管62の基端部側に設けられているため、係合
時における当該突条67部分の拡径が容易ではなく、嵌
合作業に手間を要する場合があった。
ち、分岐管62の基端部側に設けられているため、係合
時における当該突条67部分の拡径が容易ではなく、嵌
合作業に手間を要する場合があった。
【0008】なお、特に、吸気管61がブロー成形法に
より成形されたものである場合には、上述したとおり分
岐管62の内径の寸法精度がさほど良くない。そのた
め、両者間のシール性が損なわれ、安定した嵌合状態を
確保することができないおそれもあった。
より成形されたものである場合には、上述したとおり分
岐管62の内径の寸法精度がさほど良くない。そのた
め、両者間のシール性が損なわれ、安定した嵌合状態を
確保することができないおそれもあった。
【0009】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、吸気管内を伝播する伝播音の
所定周波数成分を低減するようにしたレゾネータと、吸
気管に設けられた分岐管との接続構造において、嵌合部
位からの吸気洩れを抑制することができ、しかも、接続
作業を容易に行うことのできるレゾネータ及び分岐管の
接続構造を提供することにある。
のであって、その目的は、吸気管内を伝播する伝播音の
所定周波数成分を低減するようにしたレゾネータと、吸
気管に設けられた分岐管との接続構造において、嵌合部
位からの吸気洩れを抑制することができ、しかも、接続
作業を容易に行うことのできるレゾネータ及び分岐管の
接続構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明においては、内燃機関に連通
し、吸入空気が通過可能な吸気管に設けられ、同吸気管
の内外を連通する開口部を有する分岐管と、所定内容積
を有するレゾネータ本体及び同レゾネータ本体の内外を
連通するよう突設された共鳴管を有するレゾネータとを
備え、前記分岐管を前記共鳴管に嵌合させることによ
り、前記吸気管の分岐管に前記レゾネータを接続するよ
うにしたレゾネータ及び分岐管の接続構造において、前
記分岐管及び前記共鳴管の嵌合部位を、前記分岐管の略
先端部としたことをその要旨としている。
に、請求項1に記載の発明においては、内燃機関に連通
し、吸入空気が通過可能な吸気管に設けられ、同吸気管
の内外を連通する開口部を有する分岐管と、所定内容積
を有するレゾネータ本体及び同レゾネータ本体の内外を
連通するよう突設された共鳴管を有するレゾネータとを
備え、前記分岐管を前記共鳴管に嵌合させることによ
り、前記吸気管の分岐管に前記レゾネータを接続するよ
うにしたレゾネータ及び分岐管の接続構造において、前
記分岐管及び前記共鳴管の嵌合部位を、前記分岐管の略
先端部としたことをその要旨としている。
【0011】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載のレゾネータ及び分岐管の接続構造において、
前記分岐管の設けられた吸気管は、熱可塑性樹脂にてブ
ロー成形法によって成形されたものであり、かつ、前記
開口部は、前記吸気管のブロー成形後に、前記分岐管の
先端が環状舌片を残すよう機械加工にて形成されたもの
であることをその要旨としている。
1に記載のレゾネータ及び分岐管の接続構造において、
前記分岐管の設けられた吸気管は、熱可塑性樹脂にてブ
ロー成形法によって成形されたものであり、かつ、前記
開口部は、前記吸気管のブロー成形後に、前記分岐管の
先端が環状舌片を残すよう機械加工にて形成されたもの
であることをその要旨としている。
【0012】
【作用】上記の請求項1に記載の発明の構成によれば、
吸入空気は、吸気管内部を通過し、内燃機関に導入され
る。また、吸気管の内外を連通し、開口部を有する分岐
管に設けられたレゾネータにより、吸気管内を伝播する
伝播音の所定周波数成分が低減される。このレゾネータ
の共鳴管に分岐管が嵌合されることにより、吸気管の分
岐管及びレゾネータが接続される。
吸入空気は、吸気管内部を通過し、内燃機関に導入され
る。また、吸気管の内外を連通し、開口部を有する分岐
管に設けられたレゾネータにより、吸気管内を伝播する
伝播音の所定周波数成分が低減される。このレゾネータ
の共鳴管に分岐管が嵌合されることにより、吸気管の分
岐管及びレゾネータが接続される。
【0013】本発明では、分岐管及び共鳴管の嵌合部位
が、分岐管の略先端部とされる。このため、吸気管から
最も離れた部位にて、分岐管及び共鳴管間がシールされ
ることとなる。従って、吸気管内を吸入空気が通過する
際に負圧が発生したとしても、当該嵌合部位がその負圧
により受ける影響は、比較的小さいものとなる。また、
嵌合部位が、分岐管の基端部から最も離間した分岐管の
略先端部であるため、嵌合時において、当該先端部の拡
径が比較的容易になされうる。このため、嵌合が比較的
円滑に行われうる。
が、分岐管の略先端部とされる。このため、吸気管から
最も離れた部位にて、分岐管及び共鳴管間がシールされ
ることとなる。従って、吸気管内を吸入空気が通過する
際に負圧が発生したとしても、当該嵌合部位がその負圧
により受ける影響は、比較的小さいものとなる。また、
嵌合部位が、分岐管の基端部から最も離間した分岐管の
略先端部であるため、嵌合時において、当該先端部の拡
径が比較的容易になされうる。このため、嵌合が比較的
円滑に行われうる。
【0014】また、請求項2に記載の発明の構成によれ
ば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、分岐管の設
けられた吸気管は、熱可塑性樹脂にてブロー成形法によ
って成形される。また、開口部は、前記吸気管のブロー
成形後に、分岐管の先端が環状舌片を残すよう機械加工
にて形成される。このため、環状舌片が共鳴管の外周面
に当接した状態で、両者が嵌合される。
ば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、分岐管の設
けられた吸気管は、熱可塑性樹脂にてブロー成形法によ
って成形される。また、開口部は、前記吸気管のブロー
成形後に、分岐管の先端が環状舌片を残すよう機械加工
にて形成される。このため、環状舌片が共鳴管の外周面
に当接した状態で、両者が嵌合される。
【0015】一般に、吸気管がブロー成形法により成形
された場合、分岐管の内径は、パリソンの肉厚等により
影響を受け易く、寸法精度がさほど良くない。しかし、
本発明によれば、嵌合部位は、分岐管の内径とは無関係
に機械加工により形成される。このため、分岐管が共鳴
管に当接する嵌合部位の寸法精度を高めることが可能と
なる。
された場合、分岐管の内径は、パリソンの肉厚等により
影響を受け易く、寸法精度がさほど良くない。しかし、
本発明によれば、嵌合部位は、分岐管の内径とは無関係
に機械加工により形成される。このため、分岐管が共鳴
管に当接する嵌合部位の寸法精度を高めることが可能と
なる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を自動車用内燃機関に用いられ
る吸気管に設けられた分岐管及びレゾネータの接続構造
に具体化した一実施例を、図1〜図5に基づいて詳細に
説明する。
る吸気管に設けられた分岐管及びレゾネータの接続構造
に具体化した一実施例を、図1〜図5に基づいて詳細に
説明する。
【0017】図1,2に示すように、内燃機関の吸気側
には、略円筒状の吸気管1が接続されており、その内部
は内燃機関へ向けて流れる吸入空気の流路となってい
る。この吸気管1には、分岐管2が外方(図では下方)
へ向けて突設されている。この分岐管2の先端には開口
部3が設けられている。より詳しく説明すると、分岐管
2を含む吸気管1は、後述するブロー成形法により、例
えばポリエチレンによって成形されている。上記分岐管
2の先端においては、環状舌片4が一体形成され、その
内側が前記開口部3となっている。
には、略円筒状の吸気管1が接続されており、その内部
は内燃機関へ向けて流れる吸入空気の流路となってい
る。この吸気管1には、分岐管2が外方(図では下方)
へ向けて突設されている。この分岐管2の先端には開口
部3が設けられている。より詳しく説明すると、分岐管
2を含む吸気管1は、後述するブロー成形法により、例
えばポリエチレンによって成形されている。上記分岐管
2の先端においては、環状舌片4が一体形成され、その
内側が前記開口部3となっている。
【0018】分岐管2には、レゾネータ5が接続されて
いる。レゾネータ5は、ヘルムホルツの共鳴原理を応用
して、前記吸気管1内の吸気通路を伝播する伝播音の所
定周波数成分を低減させるための消音器(共鳴器)であ
る。このレゾネータ5は所定内容積を有するレゾネータ
本体6と、そのレゾネータ本体6に突設されて該本体6
の内外を連通させる共鳴管7とを備えている。このレゾ
ネータ5は、公知の射出成形法により、例えばポリプロ
ピレンにより成形されている。レゾネータ本体6は、例
えば上下両端を閉塞した円筒形状をなし、その内部は所
定内容積を有する空間となっている。また、共鳴管7
は、レゾネータ本体6の上面に円筒状に突設され、当初
の外径D2は、前記分岐管2の開口部3の内径D1より
も若干大径となっている(図5参照)。この共鳴管7に
よってレゾネータ本体6の内外が連通されている。
いる。レゾネータ5は、ヘルムホルツの共鳴原理を応用
して、前記吸気管1内の吸気通路を伝播する伝播音の所
定周波数成分を低減させるための消音器(共鳴器)であ
る。このレゾネータ5は所定内容積を有するレゾネータ
本体6と、そのレゾネータ本体6に突設されて該本体6
の内外を連通させる共鳴管7とを備えている。このレゾ
ネータ5は、公知の射出成形法により、例えばポリプロ
ピレンにより成形されている。レゾネータ本体6は、例
えば上下両端を閉塞した円筒形状をなし、その内部は所
定内容積を有する空間となっている。また、共鳴管7
は、レゾネータ本体6の上面に円筒状に突設され、当初
の外径D2は、前記分岐管2の開口部3の内径D1より
も若干大径となっている(図5参照)。この共鳴管7に
よってレゾネータ本体6の内外が連通されている。
【0019】前記共鳴管7外周の、レゾネータ本体6側
には、該共鳴管7の長さ方向(鉛直方向)に延びる3本
の突条8A,8B,8C及び1つの突起9が90°(等
間隔)毎に一体形成されている。これら突条8A〜8C
及び突起9は、分岐管2の台座を構成するものである。
また、共鳴管7外周において、前記突起9に対応する部
分の上部には、係合を確認し、かつ、分岐管2の抜けを
防止するための抜け止め突起11が一体形成されてい
る。
には、該共鳴管7の長さ方向(鉛直方向)に延びる3本
の突条8A,8B,8C及び1つの突起9が90°(等
間隔)毎に一体形成されている。これら突条8A〜8C
及び突起9は、分岐管2の台座を構成するものである。
また、共鳴管7外周において、前記突起9に対応する部
分の上部には、係合を確認し、かつ、分岐管2の抜けを
防止するための抜け止め突起11が一体形成されてい
る。
【0020】そして、共鳴管7が分岐管2に嵌入される
ことによって、レゾネータ5が吸気管1の分岐管2に対
し接続された状態となっている。なお、前記吸気管1の
一部には、ボルト孔12を有する取付用ブラケット13
が一体形成されており、当該部分が図示しないボルトに
よって車両本体に対し取付固定されている。
ことによって、レゾネータ5が吸気管1の分岐管2に対
し接続された状態となっている。なお、前記吸気管1の
一部には、ボルト孔12を有する取付用ブラケット13
が一体形成されており、当該部分が図示しないボルトに
よって車両本体に対し取付固定されている。
【0021】次に、上記の分岐管2を有する吸気管1の
製造方法、並びに分岐管2及びレゾネータ5の接続方法
について説明する。まず、図3に示すように、公知のブ
ロー成形法により、分岐管2とともに吸気管1を成形す
る。このときには、未だ上記開口部3及び環状舌片4は
形成されておらず、分岐管2の先端部は閉塞された状態
となっている。次に、図4に示すように、加工機械とし
て、例えばドリル14を用い、上記分岐管2の先端部は
閉塞された部分に孔を開ける。これにより、分岐管2の
先端に、開口部3及び環状舌片4が形成されることとな
る。ここで、開口部3の内径D1は、上述したとおり、
共鳴管7の外径D2よりも幾分小さくなるよう設定す
る。
製造方法、並びに分岐管2及びレゾネータ5の接続方法
について説明する。まず、図3に示すように、公知のブ
ロー成形法により、分岐管2とともに吸気管1を成形す
る。このときには、未だ上記開口部3及び環状舌片4は
形成されておらず、分岐管2の先端部は閉塞された状態
となっている。次に、図4に示すように、加工機械とし
て、例えばドリル14を用い、上記分岐管2の先端部は
閉塞された部分に孔を開ける。これにより、分岐管2の
先端に、開口部3及び環状舌片4が形成されることとな
る。ここで、開口部3の内径D1は、上述したとおり、
共鳴管7の外径D2よりも幾分小さくなるよう設定す
る。
【0022】一方、上述のレゾネータ5を公知の射出成
形法により予め成形しておく。そして、図5に示すよう
に、分岐管2をその開口部3から前記共鳴管7に嵌合
(外嵌)させる。すると、図1,2に示すように、開口
部3(分岐管2の先端部分)が幾分拡径された状態で、
分岐管2及び共鳴管7は相互に嵌合される。このとき、
環状舌片4は幾分上方に撓むようにして共鳴管7を周囲
から押しつけるため、分岐管2の先端部分が幾分拡径さ
れことと相まって、当該環状舌片4及び共鳴管7管はよ
り確実にシールされる。そして、この嵌合は、環状舌片
4が共鳴管7の抜け止め突起11に係合されるまで行わ
れる。このようにして、分岐管2及びレゾネータ5は相
互に接続されることとなる。
形法により予め成形しておく。そして、図5に示すよう
に、分岐管2をその開口部3から前記共鳴管7に嵌合
(外嵌)させる。すると、図1,2に示すように、開口
部3(分岐管2の先端部分)が幾分拡径された状態で、
分岐管2及び共鳴管7は相互に嵌合される。このとき、
環状舌片4は幾分上方に撓むようにして共鳴管7を周囲
から押しつけるため、分岐管2の先端部分が幾分拡径さ
れことと相まって、当該環状舌片4及び共鳴管7管はよ
り確実にシールされる。そして、この嵌合は、環状舌片
4が共鳴管7の抜け止め突起11に係合されるまで行わ
れる。このようにして、分岐管2及びレゾネータ5は相
互に接続されることとなる。
【0023】以上説明したように、本実施例によれば、
分岐管2及び共鳴管7の嵌合部位が、分岐管2の先端部
となるようにした。このため、吸気管1から最も離れた
部位にて、分岐管2及び共鳴管7間がシールされること
となる。従って、吸気管1内を吸入空気が通過する際に
負圧が発生したとしても、当該嵌合部位がその負圧によ
り受ける影響は、比較的小さいものとなる。そのため、
負圧によって嵌合部位外部からの空気が、当該嵌合部位
を介して吸気管1内に導入されてしまうという事態(吸
気洩れ)を抑制することができる。さらに、本実施例で
は、弾性部材等の別部材が用いられていた従来技術とは
異なり、かかる部材を用いずとも上記の如く嵌合状態を
確実、かつ、安定したものとすることができる。そのた
め、部品点数の低減及び作業工数の低減を図ることがで
きる。
分岐管2及び共鳴管7の嵌合部位が、分岐管2の先端部
となるようにした。このため、吸気管1から最も離れた
部位にて、分岐管2及び共鳴管7間がシールされること
となる。従って、吸気管1内を吸入空気が通過する際に
負圧が発生したとしても、当該嵌合部位がその負圧によ
り受ける影響は、比較的小さいものとなる。そのため、
負圧によって嵌合部位外部からの空気が、当該嵌合部位
を介して吸気管1内に導入されてしまうという事態(吸
気洩れ)を抑制することができる。さらに、本実施例で
は、弾性部材等の別部材が用いられていた従来技術とは
異なり、かかる部材を用いずとも上記の如く嵌合状態を
確実、かつ、安定したものとすることができる。そのた
め、部品点数の低減及び作業工数の低減を図ることがで
きる。
【0024】また、嵌合部位が、分岐管2の基端部から
最も離間した箇所であるため、嵌合時において、当該先
端部の拡径が比較的容易になされうる。すなわち、分岐
管2の基端部は、吸気管1が近傍にあるため、変形され
にくい部分であるのに対し、当該嵌合部位は、その位置
から離間しているため、拡径が比較的容易になされう
る。そのため、嵌合作業を比較的円滑に行うことがで
き、ひいては作業性の向上を図ることができる。
最も離間した箇所であるため、嵌合時において、当該先
端部の拡径が比較的容易になされうる。すなわち、分岐
管2の基端部は、吸気管1が近傍にあるため、変形され
にくい部分であるのに対し、当該嵌合部位は、その位置
から離間しているため、拡径が比較的容易になされう
る。そのため、嵌合作業を比較的円滑に行うことがで
き、ひいては作業性の向上を図ることができる。
【0025】さらに、本実施例では、分岐管2の設けら
れた吸気管1は、ブロー成形法によって成形され、開口
部3は、そのブロー成形後に、分岐管2の先端が環状舌
片4を残すようドリル14にて精密に形成される。ここ
で、吸気管1がブロー成形法により成形された場合、分
岐管2の内径は、パリソンの肉厚等により影響を受け易
く、寸法精度がさほど良くないものである。しかし、本
実施例によれば、嵌合部位は、分岐管2の内径とは無関
係に機械加工により精密に形成される。このため、分岐
管2が共鳴管7に当接する嵌合部位の寸法精度を高める
ことができる。従って、嵌合状態を確実、かつ、安定し
たものとすることができるという上記作用効果をより一
層確かなものとすることができる。
れた吸気管1は、ブロー成形法によって成形され、開口
部3は、そのブロー成形後に、分岐管2の先端が環状舌
片4を残すようドリル14にて精密に形成される。ここ
で、吸気管1がブロー成形法により成形された場合、分
岐管2の内径は、パリソンの肉厚等により影響を受け易
く、寸法精度がさほど良くないものである。しかし、本
実施例によれば、嵌合部位は、分岐管2の内径とは無関
係に機械加工により精密に形成される。このため、分岐
管2が共鳴管7に当接する嵌合部位の寸法精度を高める
ことができる。従って、嵌合状態を確実、かつ、安定し
たものとすることができるという上記作用効果をより一
層確かなものとすることができる。
【0026】尚、本発明は上記実施例に限定されず、例
えば次の如く構成してもよい。 (1)前記実施例では、ドリル14で開口部3を形成す
る場合に具体化したが、機械加工により、比較的高い寸
法精度を確保できるものであれば、ポンチ等いかなる治
具を用いてもよい。
えば次の如く構成してもよい。 (1)前記実施例では、ドリル14で開口部3を形成す
る場合に具体化したが、機械加工により、比較的高い寸
法精度を確保できるものであれば、ポンチ等いかなる治
具を用いてもよい。
【0027】(2)前記実施例では、突条8A〜8C、
突起9、抜け止め突起11等を設けるようにしたが、こ
れらのうちのいずれか或いは全てを省略する構成として
もよい。
突起9、抜け止め突起11等を設けるようにしたが、こ
れらのうちのいずれか或いは全てを省略する構成として
もよい。
【0028】(3)分岐管2の外周をさらにクランプで
締めつける場合に具体化してもよい。 (4)前記実施例では、吸気管1をポリエチレンによ
り、レゾネータ5をポリプロピレンによりそれぞれ成形
するようにしたが、これらを構成する素材については何
ら限定されるものではなく、例えばポリアミド、ポリエ
ステル等その他の樹脂材料や、金属等により構成しても
よい。
締めつける場合に具体化してもよい。 (4)前記実施例では、吸気管1をポリエチレンによ
り、レゾネータ5をポリプロピレンによりそれぞれ成形
するようにしたが、これらを構成する素材については何
ら限定されるものではなく、例えばポリアミド、ポリエ
ステル等その他の樹脂材料や、金属等により構成しても
よい。
【0029】(5)吸気管1、分岐管2、共鳴管7の断
面形状は、上記実施例のものに限定されるものではな
く、例えば矩形状、楕円形状等いかなる形状であっても
よい。特許請求の範囲の請求項に記載されないものであ
って、上記実施例から把握できる技術的思想について以
下にその効果とともに記載する。
面形状は、上記実施例のものに限定されるものではな
く、例えば矩形状、楕円形状等いかなる形状であっても
よい。特許請求の範囲の請求項に記載されないものであ
って、上記実施例から把握できる技術的思想について以
下にその効果とともに記載する。
【0030】(a)請求項1又は2に記載のレゾネータ
及び分岐管の接続構造において、前記共鳴管には、嵌合
状態を確保するための突起等の係止手段を設けたことを
特徴とする。このような構成とすることにより、嵌合完
了の確認を容易に行うことができ、しかも安定した嵌合
状態を確保することができる。
及び分岐管の接続構造において、前記共鳴管には、嵌合
状態を確保するための突起等の係止手段を設けたことを
特徴とする。このような構成とすることにより、嵌合完
了の確認を容易に行うことができ、しかも安定した嵌合
状態を確保することができる。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
吸気管内を伝播する伝播音の所定周波数成分を低減する
ようにしたレゾネータと、吸気管に設けられた分岐管と
の接続構造において、嵌合部位からの吸気洩れを抑制す
ることができ、しかも、接続作業を容易に行うことがと
いう優れた効果を奏する。
吸気管内を伝播する伝播音の所定周波数成分を低減する
ようにしたレゾネータと、吸気管に設けられた分岐管と
の接続構造において、嵌合部位からの吸気洩れを抑制す
ることができ、しかも、接続作業を容易に行うことがと
いう優れた効果を奏する。
【0032】特に、請求項2に記載の発明によれば、寸
法精度の向上により、安定した嵌合状態を確保すること
ができるという優れた効果を奏する。
法精度の向上により、安定した嵌合状態を確保すること
ができるという優れた効果を奏する。
【図1】一実施例におけるレゾネータ及び分岐管の接続
構造を示す部分断面図である。
構造を示す部分断面図である。
【図2】図1とは異なる角度からみた接続構造を示す部
分断面図である。
分断面図である。
【図3】ブロー成形直後の吸気管等を示す部分断面図で
ある。
ある。
【図4】機械加工により開口部を形成した状態を示す部
分断面図である。
分断面図である。
【図5】接続時の作用を説明する部分断面図である。
【図6】従来技術におけるレゾネータ及び分岐管の接続
構造を示す部分断面図である。
構造を示す部分断面図である。
【図7】別の従来技術における接続構造を示す部分断面
図である。
図である。
1…吸気管、2…分岐管、3…開口部、4…環状舌片、
5…レゾネータ、6…レゾネータ本体、7…共鳴管。
5…レゾネータ、6…レゾネータ本体、7…共鳴管。
Claims (2)
- 【請求項1】 内燃機関に連通し、吸入空気が通過可能
な吸気管に設けられ、同吸気管の内外を連通する開口部
を有する分岐管と、 所定内容積を有するレゾネータ本体及び同レゾネータ本
体の内外を連通するよう突設された共鳴管を有するレゾ
ネータとを備え、前記分岐管を前記共鳴管に嵌合させる
ことにより、前記吸気管の分岐管に前記レゾネータを接
続するようにしたレゾネータ及び分岐管の接続構造にお
いて、 前記分岐管及び前記共鳴管の嵌合部位を、前記分岐管の
略先端部としたことを特徴とするレゾネータ及び分岐管
の接続構造。 - 【請求項2】 前記分岐管の設けられた吸気管は、熱可
塑性樹脂にてブロー成形法によって成形されたものであ
り、かつ、前記開口部は、前記吸気管のブロー成形後
に、前記分岐管の先端が環状舌片を残すよう機械加工に
て形成されたものであることを特徴とする請求項1に記
載のレゾネータ及び分岐管の接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09895295A JP3198870B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | レゾネータ及び分岐管の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09895295A JP3198870B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | レゾネータ及び分岐管の接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08296514A true JPH08296514A (ja) | 1996-11-12 |
| JP3198870B2 JP3198870B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=14233438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09895295A Expired - Fee Related JP3198870B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | レゾネータ及び分岐管の接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3198870B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100813766B1 (ko) * | 2006-12-18 | 2008-03-13 | 대기산업 주식회사 | 차량용 레조네이터 |
| JP2015206929A (ja) * | 2014-04-22 | 2015-11-19 | 株式会社リコー | 吸音装置、電子機器及び画像形成装置 |
-
1995
- 1995-04-24 JP JP09895295A patent/JP3198870B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100813766B1 (ko) * | 2006-12-18 | 2008-03-13 | 대기산업 주식회사 | 차량용 레조네이터 |
| JP2015206929A (ja) * | 2014-04-22 | 2015-11-19 | 株式会社リコー | 吸音装置、電子機器及び画像形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3198870B2 (ja) | 2001-08-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |