JPH08299930A - 地下洗浄装置 - Google Patents

地下洗浄装置

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JPH08299930A
JPH08299930A JP7134654A JP13465495A JPH08299930A JP H08299930 A JPH08299930 A JP H08299930A JP 7134654 A JP7134654 A JP 7134654A JP 13465495 A JP13465495 A JP 13465495A JP H08299930 A JPH08299930 A JP H08299930A
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JP
Japan
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arm
underground
arms
tank
cleaning
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Withdrawn
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JP7134654A
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English (en)
Inventor
Ushio Tanigawa
潮 谷川
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KENOU SEISOU EIZEN KOUSHIYA KK
TOKYO ISUZU JIDOSHA KK
Original Assignee
KENOU SEISOU EIZEN KOUSHIYA KK
TOKYO ISUZU JIDOSHA KK
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Publication date
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    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/20—Controlling water pollution; Waste water treatment
    • Y02A20/208—Off-grid powered water treatment

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  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 深くて大きい地下タンクを容易且つ確実に洗
浄し、更にカメラによりタンク内を監視、点検すること
ができる地下洗浄装置を提供する。 【構成】 走行可能な台車2と、台車2に搭載されて油
圧、電気を発生するパワーユニット20、台車2の左右
両側に設けられるアウトリガー15と、台車2に所定の
範囲だけ旋回可能に立設されるコラム13と、このコラ
ム13に連結する多関節アーム41,50,60,70
をパワーユニット20の油圧で起伏、伸縮及び旋回して
台車2に折り畳んで格納し、または台車2の下方の地下
タンクに伸長挿入して所定の姿勢で旋回するブーム装置
40と、アーム先端に取付けられて洗浄水を高圧で噴射
する洗浄ノズル73とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地下に埋設された汚
泥等の貯水槽、その他の地下タンクを、洗浄またはカメ
ラにより監視、点検する地下洗浄装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗浄装置としては、貯水
槽清掃車が知られている。この貯水槽清掃車は、走行す
る車両の荷台に、汚水、清水、薬液のタンク、真空ポン
プ、配水ポンプ、高圧洗浄、薬液のポンプ等が装備され
ている。そして洗浄作業時には、貯水槽の残水、汚水を
吸引し、その後作業者がマンホールからガンタイプのノ
ズルを貯水槽内に向け、そのノズルから薬液や清水の洗
浄水を高圧で底や側壁に吹付けて洗浄するようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のものにあっては、特にノズルによる洗浄作業の
場合に、作業者がマンホールからガンタイプのノズルを
貯水槽内の底や側壁に向けて洗浄水を吹付ける方式であ
るから、底が深かったり、側壁の径が大きい場合は、洗
浄水が充分に高圧で届かず、このため洗浄効果が低下す
ることがある。またマンホールと底等の距離に応じて洗
浄水の圧力を高くする必要があって、作業がしずらくな
り、高圧のポンプが必要になる。更に、ガンタイプのノ
ズルで洗浄するだけであるから、貯水槽の内部を監視、
点検することができない等の不都合があった。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、深くて大きい地下タンクを容易且つ確実に洗浄し、
更にカメラによりタンク内を監視、点検することができ
る地下洗浄装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の請求項1の地下洗浄装置は、走行可能な
台車と、この台車に搭載されて油圧、電気を発生するパ
ワーユニット、台車の左右両側に設けられるアウトリガ
ーと、上記台車に所定の範囲だけ旋回可能に立設される
コラムと、このコラムに連結する多関節アームをパワー
ユニットの油圧で起伏、伸縮及び旋回して台車に折り畳
んで格納し、または台車の下方の地下タンクに伸長挿入
して所定の姿勢で旋回するブーム装置と、上記多関節ア
ーム先端に取付けられて洗浄水を高圧で噴射する洗浄ノ
ズルとを備えることを特徴とする。
【0006】請求項2の地下洗浄装置は、ブーム装置
が、コラムにリフト及びスライドするように連結するA
アームと、Aアームに起伏、伸縮及び旋回するように連
結するBアームと、Bアームに起伏及び伸縮するように
連結するCアームと、Cアームに起伏するように連結す
るDアームとを備えることを特徴とする。
【0007】請求項3の地下洗浄装置は、ブーム装置
が、多関節アームの所定の位置と方向にライト、カメラ
が装着されることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記のように構成されるこの発明の請求項1に
よれば、地下タンクの洗浄作業の場合に、台車が地下タ
ンクの近くに走行して設置され、アウトリガーを張り出
して台車が水平にセットされて準備が整う。その後パワ
ーユニットの油圧によりブーム装置を作動すると、台車
に折り畳んで格納される多関節アームが、コラムに連結
した状態で台車の下方に伸びて地下タンクに挿入され
る。そしてタンク内で多関節アームがL形やクランク形
の姿勢となり、且つこの状態で上下、左右に伸縮しつつ
旋回する。
【0009】そこでアーム先端の洗浄ノズルが上下、左
右に移動しつつ旋回し、これによりノズルにより洗浄水
が、タンクの底や側壁に同心円、一定円、または螺旋を
描くように吹付けられる。このためタンクの底や側壁の
全域に迅速且つ確実に洗浄水を吹付けて、自動的にクラ
ンク洗浄される。またノズルの向きにより逆方向洗浄さ
れて、頑固な汚れも除去される。
【0010】請求項2によれば、ブーム装置のAアーム
をコラムからリフト及びスライドし、この状態でBアー
ムを起こすと、B〜Dのアームが垂直の姿勢となって、
マンホールから地下タンクに容易に出入りされる。タン
ク内ではCアームを起こすとL形姿勢となり、更にDア
ームを起こすとクランク形姿勢となり、これら姿勢でB
〜Dのアームと洗浄ノズルが旋回される。そこでクラン
ク形姿勢でCアームを伸縮しつつ旋回すると、ノズルか
らの洗浄水がタンク底の例えば中心から外側に、例えば
同心円状に吹付けられて、その底の全域が迅速にクラン
ク、逆方向洗浄される。またL形姿勢でBアームを伸縮
しつつ旋回すると、ノズルからの洗浄水がタンク側壁の
例えば下から上に、例えば一定円状に吹付けられて、そ
の側壁が同様に洗浄される。
【0011】請求項3によれば、ブーム装置の多関節ア
ームを伸ばして地下タンクに挿入すると、ライト、カメ
ラも一緒に地下タンクに挿入される。そこでタンク内で
アームを伸縮しつつ旋回し、このときライトを点灯しつ
つカメラにより撮影することで、タンク内の映像が得ら
れて適確に監視、点検される。
【0012】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。図1ないし図3において、地下洗浄装
置の全体の構成について説明する。地下洗浄装置1は、
細長い車体3に前輪4と後輪5を備えた走行可能な台車
2を有し、この台車2の車体3後部に手動式の旋回台1
0が設置され、旋回台10の後部に重量物のパワーユニ
ット20が搭載される。また旋回台10は、作動油タン
ク8が装着されると共に、コラム13が垂直に立設され
る。コラム13には多関節アームのブーム装置40が連
結され、このブーム装置40が車体3に折り畳んで搭載
するように格納される。
【0013】また車体3の左右両側に手動式の4本のア
ウトリガー15、運搬車に積み降ろしする吊りフック6
が装着され、車体3の前端に牽引フック7が取付けられ
る。更に、パワーユニット20の側部に操作パネル25
が、車体3の後部にリレーボックス26、操作レバー2
7が配置される。
【0014】アウトリガー15は、ロックピンを抜いて
そのアーム16とサポートアーム17を張り出し、その
張り出し位置でロックピンにより固定する。そしてスク
リュー式ジャッキ18を地面に接地して台車2を水平に
セットする構成である。旋回台10は、手動ハンドル1
1の回転で歯車手段12によりコラム13を例えば左右
約30度の範囲で旋回することが可能になっている。
【0015】台車2は、図4のように後輪5に油圧モー
タ28が連結され、前輪4に操舵シリンダ29が連結さ
れる。パワーユニット20は、エンジン21を備え、こ
のエンジン21により油圧ポンプ22を駆動してタンク
8の作動油により高い油圧を発生し、発電機23を駆動
してバッテリ24を充電するように構成される。そして
油圧ポンプ22が油圧装置30の操作パネル25に配管
され、バッテリ24が電気装置31のリレーボックス2
6を介して操作パネル25に接続される。また操作パネ
ル25は操作レバー27を介して台車2の油圧モータ2
8、操舵シリンダ29に配管され、操作レバー27の操
作により台車2を油圧式に操舵しつつ前進、後進走行す
ることが可能になっている。
【0016】図1、図2、図5においてブーム装置40
について説明する。ブーム装置40は、多関節アームと
して例えば4本のアームを起伏、伸縮、旋回するように
組合わせたもので、コラム13に対してAアーム41、
Bアーム50、Cアーム60、Dアーム70が順次連結
されている。
【0017】Aアーム41は、アウタ41aの後端がコ
ラム13の軸14に枢支され、アウタ41aとコラム1
3の基部との間にリフトシリンダ42が設けられて、水
平の伏した状態から上方にリフト可能になっている。ま
たアウタ41aの内部にインナ41bが挿入され、両者
の間にスライドシリンダ43を設けてインナ41bがス
ライド可能になり、このインナ41bの端金具41cが
Bアーム50のトップ金具53にピン44とチルト手段
45で連結される。
【0018】チルト手段45は、Aアーム41のインナ
41b側に取付けたチルトシリンダ46のピストン側を
リンク47を介し端金具41cとトップ金具53に連結
してなり、チルトシリンダ46が最も伸びてBアーム5
0を図示のようにAアーム41の下方に水平に折り畳ん
で伏せる。そしてチルトシリンダ46が縮んでBアーム
50を垂直に起こす。
【0019】Bアーム50は、3本の外、中、内アーム
51a〜51cを嵌合すると共に内部にテレシリンダ5
2を設けて伸縮可能に構成され、外アーム51aがトッ
プ金具53に対し旋回油圧モータ54を備えた旋回継手
55により連結して旋回可能になっている。そして内ア
ーム51cの端金具51dがCアーム60の外アーム側
端金具61dにピン56と起伏手段57で連結される。
【0020】起伏手段57は、Cアーム60に取付けた
起伏シリンダ58のピストン側をリンク59を介し両端
金具51d,61dに連結してなり、起伏シリンダ58
が最も縮んでCアーム60を図示のようにBアーム50
の下方に水平に折り畳んで伏せる。そして起伏シリンダ
58が伸びてCアーム60を起こす。
【0021】Cアーム60は、3本の外、中、内アーム
61a〜61cを嵌合すると共に内部にテレシリンダ6
2を設けて伸縮可能に構成され、内アーム61cの端金
具61eがDアーム70にピン63と起伏手段64で連
結される。
【0022】起伏手段64は、上述と同様にDアーム7
0に取付けた起伏シリンダ65のピストン側をリンク6
6を介し端金具61eとDアーム70に連結してなり、
起伏シリンダ65が最も縮んでDアーム70を図示のよ
うにCアーム60の下方に水平に折り畳んで伏せる。そ
して起伏シリンダ65が伸びてDアーム70を起こす。
これら各シリンダ42,43,46,52,58,6
2,65と旋回油圧モータ54は、図5のように操作パ
ネル25に配管され、パネル操作で起伏、伸縮、旋回す
ることが可能に構成される。
【0023】こうして4本のアーム41,50,60,
70は、収縮及び伏してジグザグに折り畳んで格納さ
れ、この場合に台車2の車体中心のブーム受け台71の
上にDアーム70が水平に載る。またDアーム70の上
にはCストッパ72aを介してCアーム60が水平に載
り、このCアーム60の上にBストッパ72bを介して
Bアーム50が水平に載り、更にBアーム50の上にA
ストッパ72cを介してAアーム41が水平に載る。そ
して車体3の中心の前後方向に4本のアーム41,5
0,60,70が水平状態で安定して搭載される。
【0024】また4本のアーム41,50,60,70
は、リフト及び起きて台車2から地面の下方に伸長する
が可能になるが、このときB〜Dアーム50,60,7
0は折り畳んだ垂直姿勢にすることで外形が細くなっ
て、マンホールをそのまま通過することができる。また
地下タンクの内部ではB〜Dアーム50,60,70が
折り畳んだ垂直姿勢、縦横に伸長したL形姿勢やクラン
ク形姿勢となり、特にDアーム70を任意の位置及び向
きに配置し、且つBアーム50の伸縮で上下方向に移動
し、Cアーム60の伸縮で左右方向に移動することが可
能となる。また旋回台10の手動ハンド11によりコラ
ム13とブーム装置40の全体が旋回し、旋回油圧モー
タ54によりB〜Dアーム50,60,70を旋回する
ことが可能になる。
【0025】次いで、洗浄作業する場合について説明す
ると、図6のようにDアーム70の先端に洗浄ノズル7
3が取付けられる。また地上の高圧水供給装置74とノ
ズル73がホース75で接続される。
【0026】カメラで点検する場合は、図7のようにC
アーム60にカメラ80とライト81が所定の位置と方
向に取付けられ、ライト81はケーブル82によりリレ
ーボックス26に接続される。また操作パネル25の近
傍にモニタ83を装着して、このモニタ83とカメラ8
0がケーブル84で接続される。尚、リモコン85の操
作でカメラ80による撮影が行われ、コントローラ86
でライト81がON、OFFされる。
【0027】次に、この実施例の作用について説明す
る。貯水槽等の地下タンクを洗浄作業する場合につい
て、図8及び図9を参照して説明する。先ず、パワーユ
ニット20を運転し、台車2を地下タンク90の近くに
走行し、その場所で4本のアウトリガー15を張り出し
て台車2が水平にセットされ、これにより作業の準備が
整う。その後操作パネル25を操作することで、パワー
ユニット20の油圧によりブーム装置40の各アームが
作動する。
【0028】即ち、リフトシリンダ42を伸ばすと、A
アーム41がコラム13の上方に傾斜してリフトする。
その後Bアーム50をチルトシリンダ46により少し起
こし、Aアーム41のインナ41bをスライドシリンダ
43により必要に応じて一杯までスライドする。これに
よりB〜Dアーム50,60,70が台車2の車体3か
ら脱して上方に移行し、この状態でBアーム50を垂直
に起こす。すると図8(a)のようにB〜Dアーム5
0,60,70が、折り畳んだ細い垂直姿勢でマンホー
ル91の上方に垂直に位置する。このとき旋回台10の
手動ハンドル11によりコラム13を旋回すると、B〜
Dアーム50,60,70の位置が変わってマンホール
91に正確に合わせることができる。
【0029】その後Dアーム70に洗浄ノズル73を取
付け、Aアーム41を元の水平状態に伏し、Bアーム5
0の3本のアーム51a〜51cをテレシリンダ52に
より伸ばすと、B〜Dアーム50,60,70が図8
(b)のように、垂直姿勢でマンホール91から容易に
地下タンク90の内部に挿入される。そして地下タンク
90に挿入後は、Cアーム60を起伏シリンダ58によ
り起こすと、図8(c)のように垂直なBアーム50か
らCアーム60が側方に水平に変位する。このときテレ
シリンダ62を作動すると、そのCアーム60の3本の
アーム61a〜61cが側方に更に伸長してL形姿勢と
なる。その後起伏シリンダ65によりDアーム70を起
こすと、そのDアーム70が水平の状態から垂直方向に
変位してクランク形姿勢となる。そして垂直、L形、ク
ランク形の各姿勢に応じてDアーム70先端の洗浄ノズ
ル73の位置や方向が変化する。
【0030】そこで地下タンク90の底92を洗浄する
場合は、図9(a)のように地下タンク90の深さに応
じてBアーム50の伸びを調整し、Dアーム70の角度
を調整することで、クランク形姿勢となり、洗浄ノズル
73がタンク底92の近くで底92に斜めに向けて配置
される。このため図8(c)のように高圧水供給装置7
4から洗浄水をホース75によりノズル73に供給する
と、その洗浄水がノズル73からタンク底92に高圧で
噴射する。
【0031】このときCアーム60を伸縮すると、ノズ
ル73が半径方向に移動する。また旋回油圧モータ54
を作動すると、B〜Dアーム50,60,70と共にノ
ズル73が各半径でBアーム50を中心として旋回す
る。そこで洗浄水は、平らな底92に対して例えば中心
から外側に径を順次増した同心円や螺旋を描くように吹
付けられ、これにより底92の全域に洗浄水が迅速且つ
確実に吹付けられて、その汚れ等を除去するようにクラ
ンク洗浄される。この場合にノズル73が傾斜した状態
で旋回することで、洗浄水が底92の同じ箇所に逆方向
からも吹付けられて逆方向洗浄され、このため頑固な汚
れも除去される。なお、図9(a)に二点鎖線で示すよ
うに、Dアーム70の角度を上向きに調整することによ
り、地下タンク90の天井面を同様に洗浄することがで
きる。
【0032】また地下タンク90の側壁を洗浄する場合
は、図9(b)のようにL形姿勢でノズル73を側壁9
3の近くで側壁93に向けた状態に保ち、Bアーム50
を伸縮してノズル73を上下動し、旋回油圧モータ54
によりノズル73を旋回する。するとノズル73からの
洗浄水が、円筒形の側壁93に対して例えば下から上に
一定の円や螺旋を描きながら順次吹付けられて、側壁9
3の全域が迅速にクランク洗浄される。この場合は、一
点鎖線のようにCアーム60を垂直に折り畳み、Dアー
ム70を起こした姿勢にすると、側壁93に対するノズ
ル73の向きが鋭角に変化して、逆方向洗浄される。こ
うして地下タンク90の内部が自動的に迅速、確実に洗
浄される。
【0033】尚、B〜Dアームの姿勢やノズル取付け方
法は、上記実施例に限定されるものではなく、これ以外
の態様で地下タンクの底や側壁を洗浄することもでき
る。
【0034】地下タンク洗浄後の格納の場合は、上述と
逆にCアーム60を縮めてDアーム70を伏せ、その後
Cアーム60も伏せることで、B〜Dアーム50,6
0,70が垂直姿勢になる。この状態でBアーム50を
縮めると、B〜Dアーム50,60,70が地下タンク
90のマンホール91から自動的に抜ける。その後Aア
ーム41を縮めてBアーム50を伏せ、そのAアーム4
1も伏せることで、4本のアーム41,50,60,7
0がジグザグに折り畳み、台車2の車体3上に搭載して
自動的に格納される。
【0035】次いで、地下タンクのカメラによる監視、
点検作業の場合について、図10により説明する。先
ず、Cアーム60にライト81とカメラ80を取付け、
リレーボックス26やモニタ83に接続してセットす
る。そして上述のようにブーム装置40を作動して、B
〜Dアーム50,60,70と共にライト81、カメラ
80を地下タンク90の内部に挿入し、B〜Dアーム5
0,60,70をL形姿勢にする。
【0036】そこで図示のようにライト81、カメラ8
0をCアーム60に下向き取付けた場合は、ライト81
がリレーボックス26により通電して点灯すると、タン
クの底92が明るく照される。このとき旋回油圧モータ
54を作動すると、B〜Dアーム50,60,70と共
にライト81、カメラ80が旋回し、底92の略全域を
カメラ80により撮影してその映像が地上のモニタ83
に表示される。
【0037】またライト81、カメラ80をCアーム6
0に横向きに取付けると、ライト81の点灯でタンク側
壁93が明るく照られる。そしてBアーム50を伸縮し
つつ旋回油圧モータ54によりB〜Dアーム50,6
0,70を旋回すると、側壁93の全域をカメラ80に
より撮影してその映像がモニタ83に表示される。そこ
でモニタ83の映像を見ながら地下タンク90の底92
と側壁93の状態が、適確に監視、点検される。
【0038】尚、ブーム装置の多関節アームの本数、構
成は実施例に限定されない。ブーム装置等の操作は、リ
モコンで行っても良い。
【0039】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の請求
項1の地下洗浄装置では、走行可能な台車と、台車に搭
載されて油圧、電気を発生するパワーユニット、台車の
左右両側に設けられるアウトリガーと、台車に所定の範
囲だけ旋回可能に立設されるコラムと、このコラムに連
結する多関節アームをパワーユニットの油圧で起伏、伸
縮及び旋回して台車に折り畳んで格納し、または台車の
下方の地下タンクに伸長挿入して所定の姿勢で旋回する
ブーム装置と、多関節アーム先端に取付けられて洗浄水
を高圧で噴射する洗浄ノズルとを備える構成であるか
ら、貯水槽等の地下タンクの内部を自動的に迅速、確実
に洗浄することができて、作業性が向上する。ブーム装
置の多関節アームをタンク内に挿入して洗浄するので、
アームの姿勢等によりクランク洗浄、逆方向洗浄するこ
とができる。このため洗浄効果が増し、深くて大きいタ
ンクに適応できる。多関節アームが台車に折り畳んで格
納されるので、運搬に適する。
【0040】請求項2の地下洗浄装置では、ブーム装置
が、コラムにリフト及びスライドするように連結するA
アームと、Aアームに起伏、伸縮及び旋回するように連
結するBアームと、Bアームに起伏及び伸縮するように
連結するCアームと、Cアームに起伏するように連結す
るDアームとを備える構成であるから、多関節アームを
マンホールからタンクに容易に出し入れすることができ
る。タンク内でB〜Dアームを起伏、伸縮、旋回して、
底と側壁を適切に洗浄できる。
【0041】請求項3の地下洗浄装置では、ブーム装置
が、多関節アームの所定の位置と方向にライト、カメラ
が装着されるので、タンク内の状態をカメラで撮影して
適確に監視、点検することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の地下洗浄装置の一例を示す側面図で
ある。
【図2】同実施例の平面図である。
【図3】同実施例の背面図である。
【図4】この発明におけるパワーユニット等の概略を示
す回路図である。
【図5】この発明におけるブーム装置の概略を示す断面
図である。
【図6】この発明における洗浄ノズルの取付け状態を示
す図である。
【図7】この発明におけるライト、カメラの取付け状態
を示す図である。
【図8】地下タンクの洗浄作業の状態を示す略図であ
る。
【図9】地下タンクの洗浄作業の別の状態を示す略図で
ある。
【図10】地下タンクの監視、点検状態を示す略図であ
る。
【符号の説明】
2 台車 13 コラム 15 アウトリガー 20 パワーユニット 40 ブーム装置 41 Aアーム 50 Bアーム 60 Cアーム 70 Dアーム 73 洗浄ノズル 90 地下タンク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行可能な台車と、 上記台車に搭載されて油圧、電気を発生するパワーユニ
    ット、台車の左右両側に設けられるアウトリガーと、 上記台車に所定の範囲だけ旋回可能に立設されるコラム
    と、 上記コラムに連結する多関節アームをパワユーニットの
    油圧で起伏、伸縮及び旋回して台車に折り畳んで格納
    し、または台車の下方の地下タンクに伸長挿入して所定
    の姿勢で旋回するブーム装置と、 上記多関節アーム先端に取付けられて洗浄水を高圧で噴
    射する洗浄ノズルと、を備えることを特徴とする地下洗
    浄装置。
  2. 【請求項2】 ブーム装置は、コラムにリフト及びスラ
    イドするように連結するAアームと、Aアームに起伏、
    伸縮及び旋回するように連結するBアームと、Bアーム
    に起伏及び伸縮するように連結するCアームと、Cアー
    ムに起伏するように連結するDアームとを備えることを
    特徴とする請求項1記載の地下洗浄装置。
  3. 【請求項3】 ブーム装置は、多関節アームの所定の位
    置と方向にライト、カメラが装着されることを特徴とす
    る請求項1記載の地下洗浄装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8479754B2 (en) * 2004-06-14 2013-07-09 Ecoservices, Llc System for washing an aero gas turbine engine
CN104999449A (zh) * 2014-09-10 2015-10-28 山东鲁能智能技术有限公司 轮式变电站带电水冲洗机器人
US11440064B2 (en) * 2017-08-17 2022-09-13 Veolia Nuclear Solutions, Inc. Systems and methods for tank cleaning

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