JPH0830002A - 電子写真感光体用アルミ素管の製造方法 - Google Patents
電子写真感光体用アルミ素管の製造方法Info
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- JPH0830002A JPH0830002A JP16804394A JP16804394A JPH0830002A JP H0830002 A JPH0830002 A JP H0830002A JP 16804394 A JP16804394 A JP 16804394A JP 16804394 A JP16804394 A JP 16804394A JP H0830002 A JPH0830002 A JP H0830002A
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Abstract
混入範囲を減少せしめることにより欠陥部分を効率的に
除去することにより、アルミ素管の製造効率及び電子写
真感光体の製造効率を向上せしめる。 【構成】 ポートホールダイスを用いた押し出し加工法
によりアルミビレットから電子写真感光体用アルミ素管
を製造する方法に於いて、該ダイス内のポートホールの
全空間容積が次式を満足するポートホールダイスを使用
することを特徴とする電子写真感光体用アルミ素管の製
造方法。 【数1】V≦3000×π(γ1 2−γ2 2) (式中、Vはダイスのポートホール全空間容積(m
m3)を表し、γ1は押し出し後のアルミ素管の外半径
(mm)を表し、γ2は押し出し後のアルミ素管の内半
径(mm)を表す。)
Description
性支持体として用いられるアルミニウム基体の素管を製
造する方法に関するものである。
して、アルミニウム又はアルミニウム合金(以下、本発
明ではアルミと称す)からなる円筒状のアルミニウム基
体が用いられている。該円筒状アルミニウム基体の製造
方法としては、種々あるが、その一つとして円柱状のア
ルミ原体であるアルミビレットをポートホールダイスを
用いた押し出し加工して、円筒状のアルミ素管を成形
し、その後必要であれば、該アルミ素管にシゴキ加工、
表面加工等の処理を施して、導電性支持体を製造し、そ
の後、必要により表面酸化処理を施した後、導電性支持
体表面に感光層を形成し電子写真感光体を製造する方法
がある。
加工法とは、一般のプラスチック成形用などで知られて
いるが、通常、第1図に示す様なコンテナー(1)、ポ
ートホールダイス(2)を組み込んだダイリング(3)
を設けた装置を用いて行われ、加工されるアルミビレッ
トは図中右側から左側へ向けてコンテナー(1)内を搬
送され、高温度下、高圧力下でポートホールダイス
(2)に押圧される。
から見た断面図及び第3図の横断面図に示す様に入口部
分が大きく出口部分が小さいポートホール(4)が開い
た短軸円柱体であり、アルミビレットは一旦分離してこ
のポートホール入口(5)から流入した後、ポートホー
ル出口(6)の小さな間隙を通って再結合して薄肉円筒
状のアルミ素管として押し出される。一つのアルミビレ
ッドが押し出されると、その後端部は一定量切断され、
その後それに接続する様にして次のアルミビレッドが押
し出される。
法により形成したアルミ素管を用いて電子写真用感光体
の支持体として用いる場合、感光層を塗布した感光体表
面に目視可能な小点状欠陥が見出され、ひいてはこの欠
陥が、該電子写真感光体による画像形成の際の画像欠陥
の発生率の高さに関係するという問題を生じていた。そ
の理由としては、アルミ素管の表面に生じた約20μ以
上の傷上に感光層塗装工程において塗料が載らないこと
が考えられる。
た後に発見される場合が多く、製造効率を低下させる原
因の一つであった。更に、欠陥のあるアルミ素管を除去
するにしても、欠陥のある部分が広い範囲にわたった場
合、かなりのアルミ素管を廃棄しなければならず、アル
ミ素管の製造効率を低下せしめるという問題がある。特
に、欠陥を生じる素管部分はアルミビレットの継ぎ目部
分から次のビレットの押し出し前半部分に生じることが
多く、これは次のアルミビレットの押し出し部分に前の
ビレットの押し出し後端部分(押し出し後端部分に不純
物が溜まりやすい)が残留混入しているためと考えられ
る。従来の方法ではこの残留混入部分が次ビレットの押
し出しから通常8mを過ぎないと無視できる程度の少量
にならず、この8mの部分を廃棄することにより欠陥品
を少なくすることができるものの、製造効率の面で問題
があった。
であり、その目的は、画像欠陥が減少した電子写真用感
光体を提供することにあり、該欠陥が減少した電子写真
用感光体用のアルミ素管を製造する方法を提供すること
にある。特に、該欠陥部分が含まれる前アルミビレット
の残留混入範囲を減少せしめることにより欠陥部分を効
率的に除去することにより、アルミ素管の製造効率及び
電子写真感光体の製造効率を向上せしめることにある。
決すべく、本発明者等は鋭意検討した結果、上記のアル
ミ素管に生じる欠陥部分、特に前アルミビレットの後端
部分が次のビレットに残留混入している範囲の長さに、
ポートホールダイスのポートホール空間体積が関係する
ことを見出し、ポートホールの空間体積を一定範囲にす
ることにより、上記欠陥が低減し、良好な電子写真用感
光体を製造することのできるアルミ素管が得られること
を発見し本発明に到達した。更に、本発明によれば該欠
陥部分の除去が最小限に行われるため素管アルミの製造
効率が高く、更に、感光体形成後の欠陥品の率が低くな
ることにより感光体製造の効率が高くなる。
ダイスを用いた押し出し加工法によりアルミビレットか
ら電子写真感光体用アルミ素管を製造する方法に於い
て、該ダイス内のポートホールの全空間容積が次式を満
足するポートホールダイスを使用することを特徴とする
電子写真感光体用アルミ素管の製造方法に存する。
m3)を表し、γ1は押し出し後のアルミ素管の外半径
(mm)を表し、γ2は押し出し後のアルミ素管の内半
径(mm)を表す。)
明に用いる押し出し加工装置の一例を示す横断面図であ
り、図5は本発明のポートホールダイスを入口側から見
た断面図であり、図6は本発明のポートホールダイスを
横から見た断面図である。
状のコンテナー(1)と、ポートホールダイス(2)を
組み込んだダイリング(3)を設けており、押し出し加
工されるアルミビレッドは図中右側からこのコンテナー
内を搬送され高温度下、高圧力下でポートホールダイス
を通過したあと図中左に搬送される。第4図はこのポー
トホールダイス(2)を入口側から見た断面図である
が、短軸円柱体に、略三角形をした入口ポートホール
(4)が数個、好ましくは3以上設けられており、各ポ
ートホールを仕切る支持部(7)が設けられている。ア
ルミビレットは分離してこのポートホール入口(5)か
ら流入した後、ポートホール出口(6)の小さな間隙を
通じて圧接結合して薄肉円筒状のアルミ素管として押し
出される。
その後端部は通常20mm以下の範囲で切断され、その
後それに接続する様にして次のアルミビレットが押し出
される。本発明の特徴は、かかるポートホールダイスと
して、ポートホールの空間部分の体積Vを下記式を満足
する一定範囲にすることにある。
m3)を表し、γ1は押し出し後のアルミ素管の外半径
(mm)を表し、γ2は押し出し後のアルミ素管の内半
径(mm)を表す。) ここで、ポートホールの空間部分とは第5図及び第6図
の斜線部分で示した部分を意味する。γ1は押し出し加
工されたアルミ素管の外径を表し、γ2は該アルミ素管
の内径を表す。本発明ではこのポートホール体積Vをア
ルミ素管の断面積π(γ1 2−γ2 2)に対し3000倍以
下、好ましくは2500倍以下、更に好ましくは210
0倍以下とすることを特徴とする。尚、押し出し加工の
押し出し圧力及び圧着効率の面から体積Vはπ(γ1 2−
γ2 2)に対して好ましくは1000倍以上、1500倍
以上、更には1700倍以上とすると良い。
なる不純物を多く含有する前ビレットの押し出し後端部
分が次ビレットと接触する時間が軽減でき、その結果次
ビレットの押し出し前方部分に前ビレッドが残留混入す
る範囲が減少できる。従って、従来法に比べて、欠陥が
多い部分、即ち前ビレッド残留混入部分を除去すること
により効率的に欠陥発生率を軽減でき、さらに該除去範
囲が少ないのでアルミ素管の製造効率が上昇する。
とするには、従来のポートホールの入口断面積を減少さ
せる方法、ポートホールの深さを減少させる方法、その
組合せが挙げられる。特に、本発明のポートホールの入
口部分の外径を、押し出し成形に供するビレット外径に
対して0.85倍以下、好ましくは0.8倍以下、更に
好ましくは0.75倍以下であるポートホールダイスを
用いると、欠陥部分の発生率が減少し好ましい。又、ポ
ートホールの入口部分の最大外径はアルミビレッドの外
径に対し0.55倍以上好ましくは0.6倍以上あると
良い。
は、通常のアルミニウム単体の他公知の各種のアルミニ
ウム合金が用いられる。
するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。 [実施例1及び比較例1]実施例1として、ポートホー
ル空間体積Vが53×104(mm3)、ポートホール入
口部分外径130mmのポートホールダイスを用いた押
し出し装置を用い、外径が178mmのアルミニウムと
マンガンの合金からなるアルミビレットを用いて押し出
し加工を行いアルミ素管外径(γ1)が35mm、アル
ミ素管内径(γ2)が30mmのアルミ素管を形成し
た。
トホール空間体積Vが99×104(mm3)、ポートホ
ール入口部分外径160mmのポートホールダイスを用
いた押し出し装置を用い、実施例1と同一形状のアルミ
ビレッドを用いて同一形状のアルミ素管を形成した。
尚、それぞれ1アルミビレッド押し出しの後端部は約2
0mm切断してから次のアルミビレッドの押し出しを行
いアルミ素管を製造した。
の円筒状に成形した後、表面加工を行った導電性支持体
上に、オキシチタニウムフタロシアニンとポリビニルブ
チラ−ル樹脂を含有する電荷発生層及びヒドラゾン化合
物とポリカーボネート樹脂を含有する電荷輸送層を浸漬
塗布方法で積層形成して電子写真用感光体を製造した。
評価した。その結果、従来法である比較例1では、ビレ
ット継ぎ目部分から次のビレットの押し出し前方0〜4
mで製造した感光体の不良率が20%、4〜8mで製造
した感光体の不良率が10%であったのに対し、本願発
明のポートホールダイスを用いた実施例1では、前者の
不良率が10%、後者の不良率が1%となることが確認
された。従って、比較例では約8mを除去排除しなけれ
ばならなかったのに対し、本発明ではその約半分の除去
により欠陥の少ない良好なアルミ素管及びそれを用いた
電子写真感光体が得られる。
て欠陥率の低いアルミ素管が得られることにより画像欠
陥の少ない特性の良好な電子写真感光体が得られる。
又、該欠陥部分の範囲が減少することにより、除去排除
する部分が減少し、アルミ素管の製造効率が向上する。
又、従来感光層を形成した後に発見される不良品が減少
し、電子写真用感光体の製造効率が向上する。
工装置の横断面図
加工装置の横断面図
断面図
面図
Claims (1)
- 【請求項1】 ポートホールダイスを用いた押し出し加
工法によりアルミビレットから電子写真感光体用アルミ
素管を製造する方法に於いて、該ダイス内のポートホー
ルの全空間容積が次式を満足するポートホールダイスを
使用することを特徴とする電子写真感光体用アルミ素管
の製造方法。 【数1】V≦3000×π(γ1 2−γ2 2) (式中、Vはダイスのポートホール全空間容積(m
m3)を表し、γ1は押し出し後のアルミ素管の外半径
(mm)を表し、γ2は押し出し後のアルミ素管の内半
径(mm)を表す。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16804394A JP3399097B2 (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 電子写真感光体用アルミ素管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16804394A JP3399097B2 (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 電子写真感光体用アルミ素管の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0830002A true JPH0830002A (ja) | 1996-02-02 |
| JP3399097B2 JP3399097B2 (ja) | 2003-04-21 |
Family
ID=15860769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16804394A Expired - Lifetime JP3399097B2 (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 電子写真感光体用アルミ素管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3399097B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010032756A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Mitsubishi Chemicals Corp | 電子写真感光体用円筒状押出し原管、及びその製造方法、並びに電子写真感光体用円筒状基体の製造方法、並びに電子写真感光体ドラム |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP16804394A patent/JP3399097B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010032756A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Mitsubishi Chemicals Corp | 電子写真感光体用円筒状押出し原管、及びその製造方法、並びに電子写真感光体用円筒状基体の製造方法、並びに電子写真感光体ドラム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3399097B2 (ja) | 2003-04-21 |
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