JPH08300770A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08300770A
JPH08300770A JP11564295A JP11564295A JPH08300770A JP H08300770 A JPH08300770 A JP H08300770A JP 11564295 A JP11564295 A JP 11564295A JP 11564295 A JP11564295 A JP 11564295A JP H08300770 A JPH08300770 A JP H08300770A
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JP
Japan
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ink
image forming
thermal transfer
carrying
forming apparatus
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Application number
JP11564295A
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English (en)
Inventor
Naoto Iwao
直人 岩尾
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成および方法にて、画像形成に寄与
しない余分な熱エネルギーを必要とすることなく、イン
クを無駄なく使いきることができる。 【構成】 インクタンク7に貯蔵された固形微粒子状に
形成された熱転写用のインク微粒子2を、供給ローラ4
で供給することにより担持ドラム30に担持させて画像
形成位置まで搬送し、その位置でサーマルヘッド50に
より加熱し、溶融して紙Pに転写することにより画像形
成を行う。また、担持ドラム30は紙P上に転写されず
に残ったインク微粒子2を担持したまま画像形成位置を
通過し、転写されてインク微粒子2が不足した部分に、
再び供給ローラ4によるインク微粒子2の補充を受け
て、再度画像形成位置まで搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モノクロ画像やカラー
画像を形成する画像形成装置に関するものであり、さら
に詳細には、記録方式として熱転写記録方式を用いた画
像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録方式として熱転写記録方式を
用いた画像形成装置は図9に示ように、サーマルヘッド
410と、インク媒体420と、被転写媒体430とか
ら構成されており、前記サーマルヘッド410は、通電
により発熱する電気抵抗発熱体を含むヘッド411と、
図示しない制御回路から供給される画像信号に応じてヘ
ッド411の発熱を制御する駆動電源412とにより構
成されていた。また、インク媒体420は、ベースフィ
ルム421と、そのベースフィルム421上に層状に薄
く塗布された熱転写用インクによるインク層422とか
ら構成されており、インク媒体420をはさんでヘッド
411と対抗する位置にはプラテンが配置されていた。
そして、上記のように構成した画像形成装置400は、
図示しない制御回路から送られる画像信号に応じて、駆
動電源412からヘッド411に駆動信号が印加される
ことにより、ヘッド411が発熱し、この熱により、イ
ンク媒体420のインク層422のインクが溶融し、プ
ラテン432とインク媒体420の間に供給される紙4
31に転写され、画像信号に対応した画像が紙431上
に形成されるようになっていた。
【0003】しかしながら、上述したような従来の熱転
写式の画像形成装置においては、インクをリボン状のベ
ースフィルムなどの保持部材に保持して、この保持部材
に熱を加えることによって、インクのみを保持部材から
剥離して記録媒体に転写することにより画像を形成して
いたので、画像形成に寄与しない保持部材上のインク部
分は、そのままの状態で保持部材に保持されるが、画像
形成に寄与したベースフィルム部分にはインクがほとん
ど残っていなかった。そのため、1度使用したインク媒
体はこのままの状態では再び画像形成に使用することは
できないので、廃棄されてしまっていた。これにより、
インクの無駄が非常に多く、ランニングコストが非常に
高いという問題があった。そこで、これを解消するため
に、従来から、一度使用したインクリボンを再生する種
々の方法が提案されている。この方法としては、例えば
熱転写してインクが欠落した保持体部分にインクを補給
して熱定着させる方法や、保持体上に残ったインクを一
旦すべて溶融して剥離した後、インク層を再度形成する
方法等が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のインクリボンの再生方法では、再生時、
すなわち画像形成に寄与しない部分において、補給する
インクのインクリボンへの熱定着や剥離のためのインク
の溶融のために余分な熱エネルギーが必要となるばかり
でなく、溶融して液体化したインクを画像形成装置内に
溜めておくところが必要であった。
【0005】更には再生工程およびそのための構成が複
雑であり、装置自身の部品点数が多くなるとともに製造
工程が複雑になるといった問題があった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、簡単な構成および方法にて、画
像形成に寄与しない余分な熱エネルギーを必要とするこ
となく、インクを無駄なく使いきることが可能な画像形
成装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1に記載される本発明の画像形成装置は、固形
粒子状の熱転写用インクを担持しつつ、記録位置まで搬
送する担持手段と、前記熱転写用インクを貯蔵するイン
ク貯蔵手段と、そのインク貯蔵手段に貯蔵される熱転写
用インクを前記担持手段に対して供給する供給手段と、
前記担持手段により記録位置まで搬送されてきた熱転写
用インクを加熱して記録媒体上に転写する記録手段とを
備えている。
【0008】また、請求項2に記載される画像形成装置
は、前記担持手段が、担持する熱転写用インクを予め転
写時より低い温度で加熱する予熱手段を有している。
【0009】また、請求項3に記載される画像形成装置
は、前記担持手段に担持される熱転写用インクの層厚を
均一化する手段として、熱転写用インクの層を押圧する
ことにより層厚を規制する層厚規制手段を備えている。
【0010】また、請求項4に記載される画像形成装置
は、前記記録媒体に転写されずに担持手段に担持された
ままの状態で記録位置を通過した未転写の熱転写用イン
クを担持手段から除去するクリーニング手段と、そのク
リーニング手段により担持手段から除去した熱転写用イ
ンクを回収して、再度担持手段に供給すべく貯蔵する回
収手段とを備えている。
【0011】また、請求項5に記載される画像形成装置
は、前記記録手段が光源を有し、担持手段に担持される
熱転写用インクと担持手段を挟んで対向するように配置
されるとともに、前記担持手段が、前記光源からの光を
透過する材料により形成され、更には前記熱転写用イン
クが前記光源からの光を吸収して発熱する発熱材料を含
有している。
【0012】また、請求項6に記載される画像形成装置
は、前記記録手段が光源を有し、担持手段に担持される
熱転写用インクと担持手段を挟んで対向するように配置
されるとともに、前記担持手段の少なくとも一部が、前
記光源からの光を吸収して発熱する発熱材料により形成
されている。
【0013】また、請求項7に記載される画像形成装置
は、前記記録手段が、担持手段に担持される熱転写用イ
ンクと記録媒体を挟んで対向するように配置されるとと
もに、記録媒体を介して熱転写用インクを加熱するもの
である。
【0014】また、請求項8に記載される画像形成装置
は、前記記録媒体として、少なくとも表面に耐熱処理を
施した樹脂層を有する無端形状の部材を備えている。
【0015】また、請求項9に記載される画像形成装置
は、前記供給手段がクリーニング手段を兼ねている。
【0016】また、請求項10に記載される画像形成装
置は、前記インク貯蔵手段が回収手段を兼ねている。
【0017】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成装置のう
ち、請求項1に記載される画像形成装置によれば、イン
ク貯蔵手段に貯蔵される熱転写用インクは供給手段によ
り担持手段に対して供給され、担持手段により記録位置
まで搬送されてきた熱転写用インクは記録手段により加
熱されて記録媒体上に転写される。
【0018】また、担持手段は記録媒体上に転写されず
に残ったインクを担持したまま記録位置を通過し、転写
されてインクが不足した部分に、再び供給手段によるイ
ンクの補充を受けて、そのインクを残ったインクととも
に再度記録位置まで搬送する。
【0019】これにより、インク貯蔵手段に貯蔵される
インクを無駄なく使いきることができる。
【0020】また、請求項2に記載される画像形成装置
によれば、予熱手段が担持手段に担持される熱転写用イ
ンクを予め転写時より低い温度で加熱する。
【0021】これにより、記録時にいち早くインクを溶
融させることができるため、記録スピードを速くするこ
とができる。
【0022】また、請求項3に記載される画像形成装置
によれば、層厚規制手段が担持手段に担持される熱転写
用インクの層を押圧することにより層厚を均一化する。
【0023】また、請求項4に記載される画像形成装置
によれば、クリーニング手段が、記録媒体に転写されず
に担持手段に担持されたままの状態で記録位置を通過し
た未転写の熱転写用インクを担持手段から除去し、その
クリーニング手段により担持手段から除去した熱転写用
インクを回収手段が回収して、再度担持手段に供給すべ
く貯蔵する。
【0024】これにより、インクを無駄なく使いきるこ
とができるとともに、熱転写後に残ったインクにより形
成された担持手段上の像を容易に除去することができる
ので、機密保持にも役立つ。
【0025】また、請求項5に記載される画像形成装置
によれば、画像記録時において、光源からの光が担持手
段を通して熱転写用インクに照射されることにより、イ
ンク内の発熱材料が発熱する。これにより、インク自体
が溶融され、記録媒体上に転写される。
【0026】これによれば、記録手段がインクと直接接
触することがないので、記録手段に余分なインクが付着
することによる機能低下の心配がない。
【0027】また、請求項6に記載される画像形成装置
によれば、画像記録時において、光源からの光が担持手
段に照射されることにより、担持手段の発熱材料が発熱
する。この熱が担持手段を通して伝わることにより熱転
写用インクが溶融され、記録媒体上に転写される。
【0028】これによれば、記録手段がインクと直接接
触することがないので、記録手段に余分なインクが付着
することによる機能低下の心配がないだけではなく、イ
ンク自体に発熱材料を含有する構成は必要ではないの
で、インクの製造が容易になる。
【0029】また、請求項7に記載される画像形成装置
によれば、画像記録時において記録手段は、記録媒体の
背面から、それを介して熱転写用インクを加熱すること
により溶融して、記録媒体上に転写する。
【0030】これによれば、記録手段がインクと直接接
触することがないので、記録手段に余分なインクが付着
することによる機能低下の心配がないだけではなく、イ
ンク自体に発熱材料を含有する構成は必要ではないの
で、インクの製造が容易になる。
【0031】更には、担持手段の材料、その他について
も特別な工夫を施す必要がなく、記録手段として既存の
発熱素子からなるサーマルヘッドを用いることができる
ため、構成が簡単であり、製造が容易である。
【0032】また、請求項8に記載される画像形成装置
によれば、記録媒体として、少なくとも表面に耐熱処理
を施した樹脂層を有する無端形状の部材を中間転写体と
して用いることにより、記録手段から与えるべき熱量を
記録媒体の種類によって変える必要がなくなる。
【0033】また、請求項9に記載される画像形成装置
によれば、供給手段は担持手段に対して、インク貯蔵手
段に貯蔵される熱転写用インクを供給するとともに、記
録媒体に転写されずに担持手段に担持されたままの状態
で記録位置を通過した未転写の熱転写用インクを担持手
段から除去する。
【0034】これによれば、クリーニング手段を別に設
ける必要がないので、部品点数が削減できるため、コス
トを低く抑えることができるとともに、組立が容易とな
る。また、請求項10に記載される画像形成装置によれ
ば、インク貯蔵手段が熱転写用インクを貯蔵するととも
に、クリーニング手段により担持手段から除去した熱転
写用インクを回収して、再度担持手段に供給すべく貯蔵
する。
【0035】これによれば、回収手段を別に設ける必要
がないので、部品点数が削減できるため、コストを低く
抑えることができるとともに、組立が容易となる。
【0036】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0037】図1に示す本発明の画像形成装置1は、固
形微粒子状に形成された熱転写用のインク微粒子2と、
このインク微粒子2を担持して画像形成位置まで搬送す
る担持手段としての担持ドラム30と、この担持ドラム
30にインク微粒子2を供給する供給手段としての供給
ローラ4と、画像形成位置まで搬送されたインク微粒子
2を加熱し、記録媒体である紙Pに転写する、発熱素子
を有する記録手段としてのサーマルヘッド50と、担持
ドラム30上のインク微粒子2の層厚を規制する層厚規
制手段としての層規制薄板60と、インク微粒子を貯蔵
するインク貯蔵手段としてのインクタンク7とから構成
されている。
【0038】インク微粒子2は、熱溶融性のベース材料
と、着色剤である染料や顔料と、着色剤をベース材料中
に均一に分散する分散剤と、担持ドラム30に付着する
ための静電力を発生するための帯電制御剤等の添加剤と
を混合して、粗粉砕プロセスから、微粉砕及び分級とい
うプロセスを経て、その平均粒径が約20μm以下、望
ましくは、5〜10μm程度になるように形成されてい
る。
【0039】前記熱溶融性のベース材料としては、カル
バナワックスやキャンデリラワックス、あるいはパラフ
ィンワックス、マイクロワックス等のワックス系材料
や、ポリエチレン系樹脂などの樹脂系材料が一般に用い
られる。このインク微粒子2の製法や成分については、
前記の熱溶融性ワックス系材料あるいは樹脂系材料以外
に関しては、電子写真式画像形成装置の現像剤として用
いられるトナーとほぼ同一である。このように形成され
たインク微粒子2は、サーマルヘッド50から熱エネル
ギーが与えられると、80゜C〜90゜Cで溶融する。
【0040】担持ドラム30は、アルミ製の材料により
円筒、もしくは円柱状に形成されたものであり、電気的
に接地されている。また、供給ローラ4はウレタンなど
のスポンジより構成されている。さらに、サーマルヘッ
ド50は、図示しない駆動制御回路から出力される画像
信号に対応した電気信号などが印加されることにより、
発熱する電気抵抗発熱体が内蔵されている。
【0041】供給ローラ4はインクタンク7内に設けら
れ、且つ担持ドラム30の外周面に近接するように配置
された、担持ドラム30と同一の方向に回転する円筒状
の部材である。
【0042】上記のように構成された画像形成装置1の
作用を、図1に基づいて説明する。インクタンク7に貯
蔵されたインク微粒子2は、供給ローラ4が矢印A方向
に回転することによって、インクタンク7から担持ドラ
ム30に供給される。インク微粒子2には帯電制御剤が
含まれているので、供給ローラ4や担持ドラム30との
接触により所定の極性に帯電され、この電荷による鏡像
力などにより、インク微粒子2は担持ドラム30に担持
される。担持されたインク微粒子2は、担持ドラム30
の矢印B方向の回転により、層規制薄板60が存在する
位置方向に搬送され、この層規制薄板60の働きによ
り、担持ドラム30上のインク微粒子2の層の厚さが、
1層乃至数層に規制される。図1においては、インク微
粒子層を1層で表現しているが、1層でなければならな
いものではなく、ほぼ均一なインク層厚が実現できれ
ば、複数層であってもよい。
【0043】このように層状に担持されたインク微粒子
2は、担持ドラム30の回転につれて、サーマルヘッド
50の方向に搬送される。この時、図示しない紙搬送手
段により、紙Pはサーマルヘッド50と担持ドラム30
上に形成されたインク微粒子2の層との間に搬送され
る。そして、サーマルヘッド50に図示しない駆動制御
回路から画像信号に対応した電気信号が印加され、この
信号にしたがって、サーマルヘッド50は発熱のタイミ
ングが制御される。サーマルヘッド50が発熱すると、
紙Pを介してインク微粒子2に熱エネルギーが与えら
れ、この熱によって、インク微粒子2は溶融して、紙P
に転写される。熱が与えられないインク微粒子2は、前
記鏡像力などにより担持ドラム30に付着したまま、供
給ローラ4と担持ドラム30との近接点付近に搬送さ
れ、供給ローラ4と担持ローラ30との回転摺動によ
り、担持ドラム30から剥離され、剥離されたインク微
粒子2はインクタンク7に再貯蔵される。
【0044】ここにおいて、上記供給ローラ4がクリー
ニング手段に相当し、インクタンク7が回収手段に相当
している。また、回収手段はインクタンク7とは別に設
けられるものであってもよいが、その場合には担持ロー
ラ30に対して回収したインク微粒子2を供給する供給
手段が必要となる。これは上記供給ローラ4のように直
接担持ローラ30に供給する構成のものばかりでなく、
インクタンク7に対して供給するものであってもよい。
【0045】図2は、図1に示した画像形成装置1のサ
ーマルヘッド50の代わりに、インク微粒子2に熱エネ
ルギーを与える手段として、光源150を備える本発明
の第2の実施例の画像形成装置100の概略構成図であ
る。なお、図1と同じ番号を付したものについては、図
1の構成及び作用と同一である。
【0046】この画像形成装置100は、固形微粒子状
に形成された熱転写用のインク微粒子2と、このインク
微粒子2を担持して、画像形成位置まで搬送する担持ド
ラム130と、担持ドラム130にインク微粒子2を供
給する供給ローラ4と、画像形成位置まで搬送されたイ
ンク微粒子2に対して光を照射し、加熱する光源150
と、担持ドラム130上のインク微粒子2の層厚を規制
する層規制薄板60と、インク微粒子を貯蔵するインク
タンク7とから構成されている。
【0047】光源150は、赤外光を放射する半導体レ
ーザとこの半導体レーザから放射される赤外光を走査す
る走査手段とを有するいわゆる光走査手段であり、その
構成作用は、一般的なものであるので、ここでは、その
詳細な構成や作用の説明は省略する。光源150は、送
られてくる画像信号に応じて変調制御する図示しない駆
動制御回路に接続されている。また、走査手段は、回転
するモータ軸に接続された回転多面鏡である。また、こ
の光源150には、光走査装置のかわりに、赤外LED
を並列に配置したLEDアレイを用いても差し支えな
い。
【0048】担持ドラム130は、半導体レーザ151
の赤外光を透過し得る材料、例えばポリカーボネイト等
のプラスチック材料で構成されている。
【0049】このように構成された画像形成装置100
は、前記第1の実施例の画像形成装置1と同様に以下の
ように作用する。
【0050】インクタンク7に貯蔵されたインク微粒子
2は、インクタンク7から担持ドラム130に供給され
て担持ドラム130に担持され、層規制薄板60の働き
により、担持ドラム130上のインク微粒子2の薄層
が、形成される。層状に担持されたインク微粒子2は、
担持ドラム130の回転につれて、光源150によりレ
ーザ光が照射されるレーザ光照射位置に搬送される。こ
の時、図示しない紙搬送手段により、紙Pは前記レーザ
光照射位置と担持ドラム130上に形成されたインク微
粒子2の層との間に搬送される。そして、光源150の
半導体レーザ151に図示しない駆動制御回路から、画
像信号に対応した電気信号が印加され、この信号にした
がって、半導体レーザ151が変調制御される。半導体
レーザ151のレーザ光によりインク微粒子2に光エネ
ルギーが与えられ、この光エネルギーを吸収して熱エネ
ルギーに変換することにより、インク微粒子2は溶融し
て紙Pに転写される。熱が与えられないインク微粒子2
は、前記鏡像力などにより担持ドラム130に付着した
まま、供給ローラ4と担持ドラム130との近接点付近
まで搬送されて、担持ドラム130から剥離される。
【0051】この時、発熱材料としてカーボンを分散さ
せたインク微粒子2を用いると、より効果的に光エネル
ギーを熱エネルギーに変換することができる。また、イ
ンク微粒子2にカーボンを分散するかわりに、図3aに
示すように、担持ドラム130の内側に、カーボンを分
散させた光吸収層131を形成しておくことも効果的で
ある。
【0052】さらに、図3の(b)に示すように、担持
ドラム130の内面に、供給ローラ4から供給されたイ
ンク微粒子2の薄層を予め加熱する予熱手段としてのヒ
ータ層132を形成すると、インク微粒子2を、レーザ
光照射位置に搬送されるまでに、溶融直前の状態まで軟
化しておけば、記録時に光源150から与えるべき光エ
ネルギーを低減することができるので、記録動作の高速
化を実現できる。
【0053】図4に示す画像形成装置200は、図1に
おける第1の実施例の画像形成装置1における担持ドラ
ム30の代わりに担持ベルト230を、また層規制薄板
60の代わりに層規制ローラ260を用いた変形例であ
り、インクタンク7から供給ローラ4により供給された
インク微粒子2は、担持ベルト230に担持され、図示
しない駆動装置に接続された駆動ローラ231及び23
2の回転により、サーマルヘッド50の近傍に搬送され
る。そして、サーマルヘッド50に図示しない駆動制御
回路から、画像信号に対応した電気信号が印加され、こ
の信号にしたがってサーマルヘッド50は発熱のタイミ
ングが制御される。サーマルヘッド50が発熱すると、
紙Pを介してインク微粒子2に熱エネルギーが与えら
れ、この熱によってインク微粒子2は溶融して、紙Pに
転写される。
【0054】次に、図5および図6を用いて、本発明の
第3の実施例について説明する。これは、担持ドラム3
0上から画像信号にしたがって溶融したインク層を、一
旦、中間転写ドラム310、あるいは中間転写ベルト3
30に転写した後、紙Pに再転写する方式である。この
ように中間転写体を設ける構成とすれば、紙Pの厚さが
変わっても、サーマルヘッド50から与える熱エネルギ
ーを常に一定にすることができるという利点が更に加わ
る。
【0055】ここで、中間転写ドラム310や中間転写
ベルト330は、少なくともその表面を、シリコーン処
理などの表面処理をしたポリイミド等の耐熱性フィルム
で構成するとよい。
【0056】図5に示す構成の画像形成装置では、中間
転写ドラム310に転写したインク層を中間転写ドラム
310の回転により紙Pへの再転写位置に搬送し、再転
写熱ローラ321及びプラテン322の働きにより紙P
に再転写させる。また、図6は、中間転写ドラム310
を中間転写ベルト330に置き換えた構成で、中間転写
ベルト上に転写された画像信号にしたがった溶融インク
層を駆動ローラ331及び332の回転により再転写位
置に搬送するするものである。
【0057】上記詳述した実施例においては、転写後に
担持手段上に残留したインク微粒子2を、供給ローラ4
と担持ドラム30の回転によって除去する構成としてい
たが、より除去効果を高めるために、クリーニング手段
として、図7(a)乃至図7(c)に示すように、ブラ
シ351、ローラ352、あるいはブレード353を担
持ドラム30に当接するように構成してもよい。
【0058】図8は、本発明の画像形成装置を応用した
カラー画像形成装置500の構成を示す図である。カラ
ー画像形成装置500は、イエローインク層を形成する
イエロー画像形成手段510と、マゼンタインク層を形
成するマゼンタ画像形成手段520と、シアンインク層
を形成するシアン画像形成手段530と、中間転写ベル
ト540と、ベルト駆動ローラ541、542と、再転
写熱ローラ550とから構成されている。
【0059】このように構成されたカラー画像形成装置
500の作用を以下に説明するが、各色の画像形成手段
の構成及び作用に関しては、前記詳述した実施例の画像
形成装置と同様であるので、改めてここでは詳述しな
い。
【0060】まず、初めに中間転写ベルト540上にイ
エロー画像形成手段510により、イエローインク像が
形成される。次に、マゼンタ画像形成手段520に搬送
された中間転写ベルト540上のイエローインク像に重
ね合わせてマゼンタインク画像が形成される。そして最
後に、前記2色のインク像を重ね合わせたインク像がシ
アン画像形成手段530に搬送され、さらにシアンイン
ク像が重ね合わされることにより、中間転写ベルト54
0上にはフルカラー画像が形成される。このように形成
されたフルカラーインク像は、再転写位置にまで搬送さ
れた後、再転写熱ローラ550により再び軟化され、紙
Pに転写されて出力される。
【0061】ここにおいて、インク像をイエロー、マゼ
ンタ、シアンの順に形成するように構成したが、この順
序は、如何なる順序であってもよい。また、さらにブラ
ックインク像を形成するブラック画像形成手段を付加し
てもよい。
【0062】なお、本発明は、以上詳述したような実施
例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範
囲内において、種々の変形が可能である。
【0063】例えば、図1に示した画像形成装置1の層
規制手段として、薄板形状のものとローラ形状のものを
例示したが、担持手段に押圧する事により層厚を規制す
る構成であれば、これらの形状に限定されるものではな
く、例えば、厚板形状のものであってもよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の画像形成装置によれば、画像形成に伴って消費さ
れるものが熱転写用インクのみであり、また、転写され
なかったインクの再生に熱エネルギーを必要としないの
で、画像形成に伴うランニングコストを非常に低く抑え
ることができるとともに、装置自体の小型化や低コスト
化の実現が容易に可能となる。
【0065】また、各請求項について、その特徴的な効
果を述べれば、請求項1に記載される画像形成装置によ
れば、インク貯蔵手段に貯蔵され、供給手段により担持
手段に対して供給されるインクは、転写によって使用さ
れるまで、何回でも記録位置に搬送されるので、インク
貯蔵手段に貯蔵されるインクを無駄なく使いきることが
できる。
【0066】また、請求項2に記載される画像形成装置
によれば、予熱手段が担持手段に担持される熱転写用イ
ンクを予め転写時より低い温度で加熱することにより、
記録時にいち早くインクを溶融させることができるた
め、記録スピードを速くすることができる。
【0067】また、請求項3に記載される画像形成装置
によれば、層厚規制手段が担持手段に担持される熱転写
用インクの層を押圧することにより層厚を均一化するこ
とができる。
【0068】また、請求項4に記載される画像形成装置
によれば、クリーニング手段により担持手段から除去し
た未転写のインクを回収手段が回収して、再度担持手段
に供給すべく貯蔵することにより、インクを無駄なく使
いきることができるとともに、熱転写後に残ったインク
により形成された担持手段上の像を容易に除去すること
ができるので、機密保持にも役立つ。
【0069】また、請求項5に記載される画像形成装置
によれば、記録手段としての光源からの光を担持手段を
通して熱転写用インクに照射する方法を用いたことによ
り、記録手段がインクと直接接触することがないので、
記録手段に余分なインクが付着することによる機能低下
の心配がない。
【0070】また、請求項6に記載される画像形成装置
によれば、記録手段としての光源からの光を担持手段に
照射し、それより発生する熱が担持手段を通して熱転写
用インクに伝わる方法を用いたことにより、記録手段が
インクと直接接触することがないので、記録手段に余分
なインクが付着することによる機能低下の心配がないだ
けではなく、インク自体に発熱材料を含有する構成は必
要ではないので、インクの製造が容易になる。
【0071】また、請求項7に記載される画像形成装置
によれば、記録手段が記録媒体を介して熱転写用インク
を加熱するため、記録手段がインクと直接接触すること
がないので、記録手段に余分なインクが付着することに
よる機能低下の心配がないだけではなく、インク自体に
発熱材料を含有する構成は必要ではないので、インクの
製造が容易になる。更には、担持手段の材料、その他に
ついても特別な工夫を施す必要がなく、記録手段として
既存の発熱素子からなるサーマルヘッドを用いることが
できるため、構成が簡単であり、製造が容易である。
【0072】また、請求項8に記載される画像形成装置
によれば、記録媒体として、少なくとも表面に耐熱処理
を施した樹脂層を有する無端形状の部材を中間転写体と
して用いることにより、記録手段から与えるべき熱量を
記録媒体の種類によって変える必要がなくなる。
【0073】また、請求項9に記載される画像形成装置
によれば、供給手段が担持手段に対して熱転写用インク
を供給するとともに、記録位置を通過した未転写の熱転
写用インクを担持手段から除去するものであるため、ク
リーニング手段を別に設ける必要がないので、部品点数
が削減できるため、コストを低く抑えることができると
ともに、組立が容易となる。
【0074】また、請求項10に記載される画像形成装
置によれば、インク貯蔵手段が熱転写用インクを貯蔵す
るとともに、クリーニング手段により担持手段から除去
した熱転写用インクを回収して、再度担持手段に供給す
べく貯蔵するものであるため、回収手段を別に設ける必
要がないので、部品点数が削減できるため、コストを低
く抑えることができるとともに、組立が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の構成の概要を示す図で
ある。
【図2】本発明を具体化した第2の実施例の構成を示す
図である。
【図3】上記第2の実施例に用いられる担持ドラムの構
成を例示した図である。
【図4】本発明を具体化した第3の実施例の構成を示す
図である。
【図5】本発明を具体化した第4の実施例の構成を示す
図である。
【図6】本発明を具体化した第5の実施例の構成を示す
図である。
【図7】本発明の画像形成装置に搭載することが可能な
クリーニング手段を例示した図である。
【図8】本発明を適用したカラー画像形成装置の構成を
示す図である。
【図9】従来の画像形成装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 インク微粒子 4 供給ローラ 30 担持ドラム 50 サーマルヘッド 60 層規制薄板 131 光吸収層 132 ヒータ層 150 光源 151 半導体レーザ 351 ブラシ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固形粒子状の熱転写用インクを担持しつ
    つ、記録位置まで搬送する担持手段と、 前記熱転写用インクを貯蔵するインク貯蔵手段と、 そのインク貯蔵手段に貯蔵される熱転写用インクを前記
    担持手段に対して供給する供給手段と、 前記担持手段により記録位置まで搬送されてきた熱転写
    用インクを加熱して記録媒体上に転写する記録手段とを
    備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記担持手段が、担持する熱転写用イン
    クを予め転写時より低い温度で加熱する予熱手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記担持手段に担持される熱転写用イン
    クの層厚を均一化する手段として、熱転写用インクの層
    を押圧することにより層厚を規制する層厚規制手段を備
    えたことを特徴とする請求項1乃至2記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体に転写されずに担持手段に
    担持されたままの状態で記録位置を通過した未転写の熱
    転写用インクを担持手段から除去するクリーニング手段
    と、 そのクリーニング手段により担持手段から除去した熱転
    写用インクを回収して、再度担持手段に供給すべく貯蔵
    する回収手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至
    3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記記録手段が光源を有し、担持手段に
    担持される熱転写用インクと担持手段を挟んで対向する
    ように配置されるとともに、前記担持手段が、前記光源
    からの光を透過する材料により形成され、 更には前記熱転写用インクが前記光源からの光を吸収し
    て発熱する発熱材料を含有していることを特徴とする請
    求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段が光源を有し、担持手段に
    担持される熱転写用インクと担持手段を挟んで対向する
    ように配置されるとともに、前記担持手段の少なくとも
    一部が、前記光源からの光を吸収して発熱する発熱材料
    により形成されていることを特徴とする請求項4記載の
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記記録手段が、担持手段に担持される
    熱転写用インクと記録媒体を挟んで対向するように配置
    されるとともに、記録媒体を介して熱転写用インクを加
    熱するものであることを特徴とする請求項4記載の画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体として、少なくとも表面に
    耐熱処理を施した樹脂層を有する無端形状の部材を備え
    たことを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】前記供給手段がクリーニング手段を兼ねる
    ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記インク貯蔵手段が回収手段を兼ね
    ることを特徴とする請求項4もしくは9記載の画像形成
    装置。
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