JPH08302394A - 車両の窓ガラス用洗浄剤 - Google Patents
車両の窓ガラス用洗浄剤Info
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- JPH08302394A JPH08302394A JP12971695A JP12971695A JPH08302394A JP H08302394 A JPH08302394 A JP H08302394A JP 12971695 A JP12971695 A JP 12971695A JP 12971695 A JP12971695 A JP 12971695A JP H08302394 A JPH08302394 A JP H08302394A
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- colloidal silica
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 アンモニア又は水溶性アミン類により安定化
したコロイダルシリカ5〜50重量%及び、平均分子量
が500以下のグリコール類を1〜30重量%含有する
水溶液に、平均分子量が30万〜500万の(メタ)ア
クリル酸の重合物を0.1〜3重量%配合する。 【効果】 油膜やガラス撥水剤の除去性に優れており、
ガラス表面に粉が残ることがなく、また拭き取り性も良
好であり、ガラス面を流れることもなく、作業性に優れ
ている。
したコロイダルシリカ5〜50重量%及び、平均分子量
が500以下のグリコール類を1〜30重量%含有する
水溶液に、平均分子量が30万〜500万の(メタ)ア
クリル酸の重合物を0.1〜3重量%配合する。 【効果】 油膜やガラス撥水剤の除去性に優れており、
ガラス表面に粉が残ることがなく、また拭き取り性も良
好であり、ガラス面を流れることもなく、作業性に優れ
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の窓ガラス、特に自
動車のフロントガラスなどの窓ガラスを洗浄するための
組成物に関するものである。
動車のフロントガラスなどの窓ガラスを洗浄するための
組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車の窓ガラスは、自動車に塗
布したワックスの流出物、排気ガス中のエンジンオイル
やガソリン分解物などの油分が、薄い膜状に付着して、
いわゆる油膜を形成する。
布したワックスの流出物、排気ガス中のエンジンオイル
やガソリン分解物などの油分が、薄い膜状に付着して、
いわゆる油膜を形成する。
【0003】特にフロントガラスにこのような油膜が付
着すると、視界を悪くして安全運転に大きな支障を来す
恐れがある。特に降雨時においては油膜によって雨水に
よるガラスの濡れ方にムラが生じ、さらに夜間などにお
いては対向車のライトが乱反射し、極めて運転しにくい
状態となる。
着すると、視界を悪くして安全運転に大きな支障を来す
恐れがある。特に降雨時においては油膜によって雨水に
よるガラスの濡れ方にムラが生じ、さらに夜間などにお
いては対向車のライトが乱反射し、極めて運転しにくい
状態となる。
【0004】また近年、ガラスに撥水性を付与してガラ
スに付着した雨水を弾く、ガラス用の撥水処理剤が流行
している。かかる撥水処理剤は、ガラスに対して強固に
付着しているため、これが劣化したときに除去しようと
しても、一般の油膜除去剤では除去することが困難であ
る。
スに付着した雨水を弾く、ガラス用の撥水処理剤が流行
している。かかる撥水処理剤は、ガラスに対して強固に
付着しているため、これが劣化したときに除去しようと
しても、一般の油膜除去剤では除去することが困難であ
る。
【0005】かかる油膜を除去する手段として各種の油
膜取り剤があるが、いずれも十分なものと言うことはで
きなかった。界面活性剤を主成分とするものは油膜除去
力が不十分であって、ワックスによる強固な油膜や、ガ
ラス用撥水処理剤による強固な被膜を除去することがで
きない。すなわち界面活性剤により油膜の表面が親水性
となり、一時的に撥水性が失われて油膜が除去されたか
のように見えても、界面活性剤が洗い流されてしまえば
再び油膜による障害が出る。
膜取り剤があるが、いずれも十分なものと言うことはで
きなかった。界面活性剤を主成分とするものは油膜除去
力が不十分であって、ワックスによる強固な油膜や、ガ
ラス用撥水処理剤による強固な被膜を除去することがで
きない。すなわち界面活性剤により油膜の表面が親水性
となり、一時的に撥水性が失われて油膜が除去されたか
のように見えても、界面活性剤が洗い流されてしまえば
再び油膜による障害が出る。
【0006】また油膜除去作用の強い窓ガラスの洗浄剤
として、例えば特開昭54−96503号公報や特開昭
55−7840に記載されたものが知られている。この
ものはコロイダルシリカを主成分とするものであり、当
該コロイダルシリカがガラス表面の油膜を研磨して除去
するものである。
として、例えば特開昭54−96503号公報や特開昭
55−7840に記載されたものが知られている。この
ものはコロイダルシリカを主成分とするものであり、当
該コロイダルシリカがガラス表面の油膜を研磨して除去
するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのもの
は、研磨剤としてのコロイダルシリカがガラス表面に白
く残り、十分に洗浄しないと残留した研磨剤が窓ガラス
や窓枠の隙間などに残って、汚す可能性がある。
は、研磨剤としてのコロイダルシリカがガラス表面に白
く残り、十分に洗浄しないと残留した研磨剤が窓ガラス
や窓枠の隙間などに残って、汚す可能性がある。
【0008】また油膜の除去性を高めるために強アルカ
リを配合したものは、洗浄剤がガラス表面に残ると強ア
ルカリのためにガラス表面が侵されてシミを作り、また
洗浄作業に際しても強アルカリ液が人体に有害である。
リを配合したものは、洗浄剤がガラス表面に残ると強ア
ルカリのためにガラス表面が侵されてシミを作り、また
洗浄作業に際しても強アルカリ液が人体に有害である。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、ワックスや撥水処理剤などの油膜を強力に除去
することができ、且つガラスや窓枠などを汚したりガラ
スにシミを作ったりすることのない、窓ガラス用洗浄剤
を提供することを目的とするものである。
あって、ワックスや撥水処理剤などの油膜を強力に除去
することができ、且つガラスや窓枠などを汚したりガラ
スにシミを作ったりすることのない、窓ガラス用洗浄剤
を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決する手段】而して本発明は、アンモニア又
は水溶性アミン類により安定化したコロイダルシリカ
(シリカゾル)5〜50重量%及び、平均分子量が50
0以下のグリコール類を1〜30重量%含有する水溶液
に、平均分子量が30万〜500万のアクリル酸又はメ
タクリル酸の重合物を0.1〜3重量%配合することを
特徴とするものである。
は水溶性アミン類により安定化したコロイダルシリカ
(シリカゾル)5〜50重量%及び、平均分子量が50
0以下のグリコール類を1〜30重量%含有する水溶液
に、平均分子量が30万〜500万のアクリル酸又はメ
タクリル酸の重合物を0.1〜3重量%配合することを
特徴とするものである。
【0011】本発明における前記コロイダルシリカは、
その平均粒子径が5〜50mμ、好ましくは10〜30
mμであることが望ましい。粒子径が5mμ未満では油
膜除去効果が劣り、また50mμを超えると洗浄後に白
い粉末が残ると共に、コロイダルシリカの分散安定性を
維持することが困難となる。
その平均粒子径が5〜50mμ、好ましくは10〜30
mμであることが望ましい。粒子径が5mμ未満では油
膜除去効果が劣り、また50mμを超えると洗浄後に白
い粉末が残ると共に、コロイダルシリカの分散安定性を
維持することが困難となる。
【0012】コロイダルシリカを安定化させるアルカリ
化剤としては、アンモニア又は水溶性アミン類が使用さ
れる。本発明において使用できる水溶性アミン類として
は、脂肪族アミンの他に、モルホリン類、エタノールア
ミン類、アミノアルコール類などが使用される。
化剤としては、アンモニア又は水溶性アミン類が使用さ
れる。本発明において使用できる水溶性アミン類として
は、脂肪族アミンの他に、モルホリン類、エタノールア
ミン類、アミノアルコール類などが使用される。
【0013】アルカリ化剤として金属水酸化物などの強
アルカリ化剤を使用すると、油膜除去性は優れている
が、洗浄液がガラス表面に残るとガラス表面が侵され
て、シミを作る恐れがあるので適当でない。
アルカリ化剤を使用すると、油膜除去性は優れている
が、洗浄液がガラス表面に残るとガラス表面が侵され
て、シミを作る恐れがあるので適当でない。
【0014】また本発明の車両の窓ガラス用洗浄剤は、
pHが8〜11であることが好ましく、さらに9〜10
とするのが適当である。アルカリ化剤としてアンモニア
又は水溶性アミン類を使用した場合には、このアルカリ
化剤で安定化したコロイダルシリカのpHは、概ね9〜
10の範囲内となる。
pHが8〜11であることが好ましく、さらに9〜10
とするのが適当である。アルカリ化剤としてアンモニア
又は水溶性アミン類を使用した場合には、このアルカリ
化剤で安定化したコロイダルシリカのpHは、概ね9〜
10の範囲内となる。
【0015】pHの値が8未満では、コロイダルシリカ
の分散安定性が低下すると共に、油膜の除去性が低下す
る。またpHの値が11を超えると、油膜の除去性は良
好であるが、アルカリ分によってガラスの表面が侵され
る可能性があり、またシリカが溶解して安定なコロイド
が得られない。
の分散安定性が低下すると共に、油膜の除去性が低下す
る。またpHの値が11を超えると、油膜の除去性は良
好であるが、アルカリ分によってガラスの表面が侵され
る可能性があり、またシリカが溶解して安定なコロイド
が得られない。
【0016】なおアンモニアで安定化したコロイダルシ
リカとしては、デュポン社製ルドックスAS、日産化学
工業社製スノーテックスN、触媒化成工業社製カタロイ
ドS−20L、旭電化工業社製アデライトAT−20N
などが市販されており、これらをそのまま使用すること
ができる。
リカとしては、デュポン社製ルドックスAS、日産化学
工業社製スノーテックスN、触媒化成工業社製カタロイ
ドS−20L、旭電化工業社製アデライトAT−20N
などが市販されており、これらをそのまま使用すること
ができる。
【0017】本発明におけるグリコール類としては、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコールなどが挙げられる。そしてこれらのグリコ
ール類の平均分子量は、500以下である。500以上
の分子量を有するものでは、洗浄剤の粘度が高くなるた
め、ガラス表面からの拭き取りが困難となって実用性に
劣る。
チレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコールなどが挙げられる。そしてこれらのグリコ
ール類の平均分子量は、500以下である。500以上
の分子量を有するものでは、洗浄剤の粘度が高くなるた
め、ガラス表面からの拭き取りが困難となって実用性に
劣る。
【0018】また洗浄剤中のこれらのグリコール類の量
は、そのグリコールの種類によっても異るが、概ね1〜
30重量%が適当である。1重量%より少いと洗浄剤の
乾燥が早く、十分に洗浄作業を行うことができない。ま
た30重量%より多いと、グリコール中のコロイダルシ
リカの濃度が相対的に稀薄となり、油膜除去効果が小さ
くなる。
は、そのグリコールの種類によっても異るが、概ね1〜
30重量%が適当である。1重量%より少いと洗浄剤の
乾燥が早く、十分に洗浄作業を行うことができない。ま
た30重量%より多いと、グリコール中のコロイダルシ
リカの濃度が相対的に稀薄となり、油膜除去効果が小さ
くなる。
【0019】また本発明における(メタ)アクリル酸の
重合物としては、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、
アクリル酸とメタクリル酸とのコポリマー、部分的にエ
ステル化されたコポリマーなどを使用することができ
る。
重合物としては、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、
アクリル酸とメタクリル酸とのコポリマー、部分的にエ
ステル化されたコポリマーなどを使用することができ
る。
【0020】これら(メタ)アクリル酸の重合物の平均
分子量は、30万〜500万が好ましい。30万以下で
は適当な増粘効果が得られず、ガラス表面に対して適切
に塗布性することが困難であり、また500万を超える
とポリマーの溶解性が悪くなり、適当でない。
分子量は、30万〜500万が好ましい。30万以下で
は適当な増粘効果が得られず、ガラス表面に対して適切
に塗布性することが困難であり、また500万を超える
とポリマーの溶解性が悪くなり、適当でない。
【0021】またポリ(メタ)アクリル酸の濃度は種類
によっても異るが、概ね0.1〜3重量%が好ましい。
0.1重量%以下では洗浄剤に適当な増粘効果が得られ
ず、3重量%を超えると拭き取り性が低下し、適当でな
い。
によっても異るが、概ね0.1〜3重量%が好ましい。
0.1重量%以下では洗浄剤に適当な増粘効果が得られ
ず、3重量%を超えると拭き取り性が低下し、適当でな
い。
【0022】本発明の洗浄剤では組成物液中に、適宜の
界面活性剤を混合することもできる。例えば陰イオン界
面活性剤の添加により、組成物液に発泡性を付与するこ
とができる。
界面活性剤を混合することもできる。例えば陰イオン界
面活性剤の添加により、組成物液に発泡性を付与するこ
とができる。
【0023】
【作用】本発明においては、洗浄剤をガラス表面に塗布
し、これをウェスなどで擦りつけて油膜を除去する。こ
のとき洗浄剤中に含まれるアルカリにより安定化したコ
ロイダルシリカが、主としてガラス表面の油膜を除去す
る。
し、これをウェスなどで擦りつけて油膜を除去する。こ
のとき洗浄剤中に含まれるアルカリにより安定化したコ
ロイダルシリカが、主としてガラス表面の油膜を除去す
る。
【0024】このときのコロイダルシリカの作用は必ず
しも明確に解明されていないが、概ね次のような状況で
あろうと推測される。すなわち、アルカリ領域でシリカ
粒子表面が水酸イオンと結合し、陰電荷を帯びて粒子同
士は電気的に反発して安定化する。そこに粒子表面より
表面電位が低く且つ同じシロキサン結合を有するガラス
表面が存在することにより、シリカ粒子の表面エネルギ
ーが減少してガラス表面への吸着が促進されるのであ
る。
しも明確に解明されていないが、概ね次のような状況で
あろうと推測される。すなわち、アルカリ領域でシリカ
粒子表面が水酸イオンと結合し、陰電荷を帯びて粒子同
士は電気的に反発して安定化する。そこに粒子表面より
表面電位が低く且つ同じシロキサン結合を有するガラス
表面が存在することにより、シリカ粒子の表面エネルギ
ーが減少してガラス表面への吸着が促進されるのであ
る。
【0025】そしてその結果ガラス表面近傍のシリカ粒
子の濃度が高くなり、その状態で物理的に擦るという作
用が加わることにより、高濃度のシリカ粒子がガラス表
面の油膜汚れを剥ぎ取るものと考えられる。
子の濃度が高くなり、その状態で物理的に擦るという作
用が加わることにより、高濃度のシリカ粒子がガラス表
面の油膜汚れを剥ぎ取るものと考えられる。
【0026】またかかる作用において、洗浄剤中にグリ
コール類が存在することにより、組成物液の凍結が防止
され、また拭き取りに際して潤滑性が付与され、また拭
き取りの際に洗浄剤の組成物液の乾燥性を調節する。
コール類が存在することにより、組成物液の凍結が防止
され、また拭き取りに際して潤滑性が付与され、また拭
き取りの際に洗浄剤の組成物液の乾燥性を調節する。
【0027】洗浄剤の組成物液をガラス表面につけて、
これをウェスなどで擦りながら拭き取ることにより洗浄
するのであるが、グリコール類が含まれていないと擦る
ことにより液が塗り拡げられて水分が蒸発し、コロイダ
ルシリカの濃度が過度に高くなり、ウェスなどで滑かに
擦ることができないと共に、シリカ粒子による油膜の剥
ぎ取り作用が低下する。
これをウェスなどで擦りながら拭き取ることにより洗浄
するのであるが、グリコール類が含まれていないと擦る
ことにより液が塗り拡げられて水分が蒸発し、コロイダ
ルシリカの濃度が過度に高くなり、ウェスなどで滑かに
擦ることができないと共に、シリカ粒子による油膜の剥
ぎ取り作用が低下する。
【0028】殊に夏期など気温が高い時期や、直射日光
下でガラス面が熱くなっているような場合には、水だけ
では急速に蒸発してしまい、適切に油膜を除去すること
ができない。
下でガラス面が熱くなっているような場合には、水だけ
では急速に蒸発してしまい、適切に油膜を除去すること
ができない。
【0029】本発明においてはグリコール類を含むこと
により、組成物液中の分散媒の揮発性を低下させ、コロ
イダルシリカの濃度を長時間に亙って適切な濃度に保
ち、ウェスなどで滑かに擦ることができると共に、擦る
ことにより油膜を十分に剥ぎ取ることができるのであ
る。
により、組成物液中の分散媒の揮発性を低下させ、コロ
イダルシリカの濃度を長時間に亙って適切な濃度に保
ち、ウェスなどで滑かに擦ることができると共に、擦る
ことにより油膜を十分に剥ぎ取ることができるのであ
る。
【0030】また本発明においては、(メタ)アクリル
酸の重合体を含んでいるので、これらの重合体が組成物
液中のアルカリ化剤と反応してアクリル酸塩を形成し、
ポリマーが液中で三次元的に拡がり、液がクリーム状に
増粘する。
酸の重合体を含んでいるので、これらの重合体が組成物
液中のアルカリ化剤と反応してアクリル酸塩を形成し、
ポリマーが液中で三次元的に拡がり、液がクリーム状に
増粘する。
【0031】そのため車両などの窓ガラスに塗布したと
きに液がガラス表面に止まり、流れて垂れることがな
い。従って当該液をガラス表面に容易に塗り拡げること
ができると共に、その液をウェスなどでガラス表面に擦
りつけて、油膜を擦り落すことができる。
きに液がガラス表面に止まり、流れて垂れることがな
い。従って当該液をガラス表面に容易に塗り拡げること
ができると共に、その液をウェスなどでガラス表面に擦
りつけて、油膜を擦り落すことができる。
【0032】アンモニア及びアミン類は弱アルカリ性物
質であるので、ポリ(メタ)アクリル酸との塩を形成し
た液のpHは概ね9〜10程度であり、ガラス表面に対
して悪影響を及すことがなく、また人体に対しても特に
強い危険を及すこともなく、使用し易いものである。
質であるので、ポリ(メタ)アクリル酸との塩を形成し
た液のpHは概ね9〜10程度であり、ガラス表面に対
して悪影響を及すことがなく、また人体に対しても特に
強い危険を及すこともなく、使用し易いものである。
【0033】金属水酸化物などのアルカリ性物質を使用
した場合には、ポリ(メタ)アクリル酸との塩を形成し
て同様のクリーム状を呈するが、アルカリ性が強く拭き
取り性が悪く、またガラス表面を侵すので適当でない。
した場合には、ポリ(メタ)アクリル酸との塩を形成し
て同様のクリーム状を呈するが、アルカリ性が強く拭き
取り性が悪く、またガラス表面を侵すので適当でない。
【0034】
【実施例】以下に示す配合により、コロイダルシリカ、
グリコール類(アルコール類)及びアルカリの混合溶液
に、(メタ)アクリル酸重合体の水溶液を加えて、十分
に撹拌して混合する。なお数字はいずれも重量%であ
る。
グリコール類(アルコール類)及びアルカリの混合溶液
に、(メタ)アクリル酸重合体の水溶液を加えて、十分
に撹拌して混合する。なお数字はいずれも重量%であ
る。
【0035】[実施例1] コロイダルシリカ(商品名ルドックスAS): 65 ジエチレングリコール: 5 アクリル酸重合体(商品名カーボポール934): 0.5 アンモニア: 0.5 水: 29
【0036】[実施例2] コロイダルシリカ(商品名スノーテックスN): 50 ジエチレングリコール: 3 アクリル酸重合体(商品名カーボポール934): 0.5 アンモニア: 0.5 水: 46
【0037】[実施例3] コロイダルシリカ(商品名ルドックスAS): 80 ジエチレングリコール: 9 アクリル酸重合体(商品名カーボポール934): 0.5 アンモニア: 0.5 水: 10
【0038】[比較例1] コロイダルシリカ(商品名ルドックスAS): 65 ジエチレングリコール: 5 アクリル酸重合体(商品名カーボポール934): 0.5 水酸化ナトリウム: 0.2 水: 29.3
【0039】[比較例2] コロイダルシリカ(商品名ルドックスAS): 65 エチルアルコール: 5 アクリル酸重合体(商品名カーボポール934): 0.5 アンモニア: 0.5 水: 29
【0040】[比較例3] コロイダルシリカ(商品名ルドックスAS): 65 ジエチレングリコール: 5 ポリビニルアルコール: 0.5 水: 29.5
【0041】[比較例4] コロイダルシリカ(商品名ルドックスAS): 65 ジエチレングリコール: 5 カルボキシメチルセルロース: 0.5 水: 29.5
【0042】[比較例5] コロイダルシリカ(商品名ルドックスAS): 65 ジエチレングリコール: 5 キサンタンガム: 0.5 水: 29.5
【0043】[比較例6] コロイダルシリカ(商品名ルドックスAS): 65 ジエチレングリコール: 5 水: 30
【0044】[比較例7]市販の油膜取り剤(スプレー
タイプ)をそのまま使用した。
タイプ)をそのまま使用した。
【0045】[比較例8]市販のガラス撥水剤除去剤
(研磨剤タイプ)をそのまま使用した。
(研磨剤タイプ)をそのまま使用した。
【0046】以上の各実施例における商品名で示した成
分は、次の通りである。 ルドックスAS:DU PONT社製、アンモニア安定化コロイダルシリカ水溶液 粒子径13〜14mμ、ゾル濃度30% スノーテックスN:日産化学工業社製、アンモニア安定化コロイダルシリカ 水溶液、粒子径10〜20mμ,ゾル濃度20〜21% カーボポール934:B.F.GOOD RICH社製、アクリル酸重合体 分子量300万
分は、次の通りである。 ルドックスAS:DU PONT社製、アンモニア安定化コロイダルシリカ水溶液 粒子径13〜14mμ、ゾル濃度30% スノーテックスN:日産化学工業社製、アンモニア安定化コロイダルシリカ 水溶液、粒子径10〜20mμ,ゾル濃度20〜21% カーボポール934:B.F.GOOD RICH社製、アクリル酸重合体 分子量300万
【0047】[洗浄テスト] テストピースの作成 1. ガラス板(30mm×30mm)に市販の固形ワックス
を均一に塗布し、乾いたウェスでムラが生じないように
拭き伸ばして、均一な薄い油膜付きガラス板を作成し
た。 2. ガラス板(30mm×30mm)に市販のガラス撥水剤
を均一に塗布し、その撥水剤の使用方法に従って拭き伸
ばして、均一にガラス撥水剤のついたガラス板を作成し
た。
を均一に塗布し、乾いたウェスでムラが生じないように
拭き伸ばして、均一な薄い油膜付きガラス板を作成し
た。 2. ガラス板(30mm×30mm)に市販のガラス撥水剤
を均一に塗布し、その撥水剤の使用方法に従って拭き伸
ばして、均一にガラス撥水剤のついたガラス板を作成し
た。
【0048】油膜などの除去テスト 1. 上記各テストピースを水平な台上に固定し、柔かい
清浄なウェスを巻いた木製のパッド(10mm×10mm)
の拭き取り面(ウェス面)に均一に約1gの洗浄剤を塗
布し、約1kgの荷重をかけながら20mmの距離を10往
復させ、ガラス表面の油膜及び撥水剤の除去性について
評価した。評価方法は、テスト前後のガラスの撥水性
(接触角)の変化を調べた。
清浄なウェスを巻いた木製のパッド(10mm×10mm)
の拭き取り面(ウェス面)に均一に約1gの洗浄剤を塗
布し、約1kgの荷重をかけながら20mmの距離を10往
復させ、ガラス表面の油膜及び撥水剤の除去性について
評価した。評価方法は、テスト前後のガラスの撥水性
(接触角)の変化を調べた。
【0049】また上記作業に際しての粉残性及び拭き取
り性を、作業の状況を目視により評価した。前記洗浄剤
を清浄なガラス上にスポット状に滴下し、50℃で30
分間放置して乾燥した後、清浄なウェスで拭き取り、ガ
ラス表面にシミが生じていないかどうかを目視で評価し
た。
り性を、作業の状況を目視により評価した。前記洗浄剤
を清浄なガラス上にスポット状に滴下し、50℃で30
分間放置して乾燥した後、清浄なウェスで拭き取り、ガ
ラス表面にシミが生じていないかどうかを目視で評価し
た。
【0050】2. 乗用車(日産自動車社製、平成6年
式、ブルーバード)のフロントガラスに上記油膜及び撥
水剤を塗り、前記各実施例及び比較例の洗浄剤で油膜及
び撥水剤を除去し、その除去性について外観を目視評価
した。
式、ブルーバード)のフロントガラスに上記油膜及び撥
水剤を塗り、前記各実施例及び比較例の洗浄剤で油膜及
び撥水剤を除去し、その除去性について外観を目視評価
した。
【0051】[テスト結果]テストの結果を表1に示
す。
す。
【0052】
【表1】
【0053】
【発明の効果】表1の結果からも明らかなように、本発
明によれば油膜や撥水剤に対する除去性に優れており、
ガラス表面に粉が残ることがなく、また拭き取り性も良
好であって、作業性に優れている。またテストピースに
よるテーブルテストのみでなく、実車を使ってのテスト
においても、作業性及び油膜などの除去性において優れ
た結果が得られている。
明によれば油膜や撥水剤に対する除去性に優れており、
ガラス表面に粉が残ることがなく、また拭き取り性も良
好であって、作業性に優れている。またテストピースに
よるテーブルテストのみでなく、実車を使ってのテスト
においても、作業性及び油膜などの除去性において優れ
た結果が得られている。
【0054】これに対しコロイダルシリカの安定化剤と
して水酸化ナトリウムを使用した比較例1においては、
強アルカリによりガラス表面にシミが生じ、またガラス
表面からの拭き取り性も悪い。
して水酸化ナトリウムを使用した比較例1においては、
強アルカリによりガラス表面にシミが生じ、またガラス
表面からの拭き取り性も悪い。
【0055】またグリコール類に代えて沸点の低いエチ
ルアルコールを使用した比較例2では、乾燥が早いため
に油膜除去性に劣り、またガラス表面からの拭き取り性
が悪く、作業性に劣る。
ルアルコールを使用した比較例2では、乾燥が早いため
に油膜除去性に劣り、またガラス表面からの拭き取り性
が悪く、作業性に劣る。
【0056】さらに(メタ)アクリル酸重合体に代えて
他の高分子物質を使用した比較例3〜5は、いずれも拭
き取り性が悪いものであって、(メタ)アクリル酸重合
体が洗浄剤を滑かなクリーム状となすことが本発明にお
いて必須であって、これによってガラス表面からの拭き
取り性が向上していることが判る。
他の高分子物質を使用した比較例3〜5は、いずれも拭
き取り性が悪いものであって、(メタ)アクリル酸重合
体が洗浄剤を滑かなクリーム状となすことが本発明にお
いて必須であって、これによってガラス表面からの拭き
取り性が向上していることが判る。
【0057】なお(メタ)アクリル酸重合体を含まない
比較例6は、テーブルテストにおいては本発明の実施例
と殆ど変らない優れた結果が得られているが、実車テス
トにおいては、傾斜したフロントガラス面に洗浄剤を塗
布した際に、液がガラス面を流れ落ちるため、ガラス面
の特定の箇所に十分に洗浄剤をつけて擦ることができ
ず、結果的に十分な油膜除去性が得られない。
比較例6は、テーブルテストにおいては本発明の実施例
と殆ど変らない優れた結果が得られているが、実車テス
トにおいては、傾斜したフロントガラス面に洗浄剤を塗
布した際に、液がガラス面を流れ落ちるため、ガラス面
の特定の箇所に十分に洗浄剤をつけて擦ることができ
ず、結果的に十分な油膜除去性が得られない。
Claims (3)
- 【請求項1】 アンモニア又は水溶性アミン類により安
定化したコロイダルシリカ(シリカゾル)5〜50重量
%及び、平均分子量が500以下のグリコール類を1〜
30重量%含有する水溶液に、平均分子量が30万〜5
00万の(メタ)アクリル酸の重合物を0.1〜3重量
%配合することを特徴とする、車両の窓ガラス用洗浄剤 - 【請求項2】 前記コロイダルシリカの平均粒子径が5
〜50mμであることを特徴とする、請求項1に記載の
車両の窓ガラス用洗浄剤 - 【請求項3】 pHが8〜11であることを特徴とす
る、請求項1に記載の車両の窓ガラス用洗浄剤
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12971695A JPH08302394A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 車両の窓ガラス用洗浄剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12971695A JPH08302394A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 車両の窓ガラス用洗浄剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08302394A true JPH08302394A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=15016449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12971695A Pending JPH08302394A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 車両の窓ガラス用洗浄剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08302394A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004055145A1 (de) * | 2002-12-17 | 2004-07-01 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Reinigungsmittel für harte oberflächen |
| JP2009534475A (ja) * | 2006-03-21 | 2009-09-24 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 汚れた面を洗浄するための洗浄用組成物としてのナノ流体、その処方および使用方法 |
| CN114806745A (zh) * | 2022-04-29 | 2022-07-29 | 广东好顺欧迪斯科技股份有限公司 | 清洗剂及其制备方法和应用 |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP12971695A patent/JPH08302394A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004055145A1 (de) * | 2002-12-17 | 2004-07-01 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Reinigungsmittel für harte oberflächen |
| JP2006509876A (ja) * | 2002-12-17 | 2006-03-23 | ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチエン | 硬表面のためのクリーナー |
| US7745383B2 (en) | 2002-12-17 | 2010-06-29 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Method for cleaning hard surfaces using a composition comprising a colloidal silica sol |
| JP2009534475A (ja) * | 2006-03-21 | 2009-09-24 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 汚れた面を洗浄するための洗浄用組成物としてのナノ流体、その処方および使用方法 |
| CN114806745A (zh) * | 2022-04-29 | 2022-07-29 | 广东好顺欧迪斯科技股份有限公司 | 清洗剂及其制备方法和应用 |
| CN114806745B (zh) * | 2022-04-29 | 2024-02-06 | 广东好顺欧迪斯科技股份有限公司 | 清洗剂及其制备方法和应用 |
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