JPH0830375A - 座標読取装置および座標検出方法 - Google Patents
座標読取装置および座標検出方法Info
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- JPH0830375A JPH0830375A JP3729095A JP3729095A JPH0830375A JP H0830375 A JPH0830375 A JP H0830375A JP 3729095 A JP3729095 A JP 3729095A JP 3729095 A JP3729095 A JP 3729095A JP H0830375 A JPH0830375 A JP H0830375A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 励磁ライン−検出ライン間の直接的な電磁結
合による誘導信号成分を解消して、必要な座標算出精度
を確保するとともに、読取無効領域をより小さくする。 【構成】 座標指示器5と、励磁ライン101、検出ラ
イン111、励磁回路2、検出ラインに誘起する誘導信
号から座標指示器5の位置情報を検出する機能を有する
信号処理回路3、制御回路4を含む座標検出装置本体1
によって構成される座標読取装置において、検出ライン
111は第1のループ111aと第2のループ111b
の2つのループを有し、ループの方向が互いに逆向きに
なるように直列に接続する構成とした。
合による誘導信号成分を解消して、必要な座標算出精度
を確保するとともに、読取無効領域をより小さくする。 【構成】 座標指示器5と、励磁ライン101、検出ラ
イン111、励磁回路2、検出ラインに誘起する誘導信
号から座標指示器5の位置情報を検出する機能を有する
信号処理回路3、制御回路4を含む座標検出装置本体1
によって構成される座標読取装置において、検出ライン
111は第1のループ111aと第2のループ111b
の2つのループを有し、ループの方向が互いに逆向きに
なるように直列に接続する構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ等の外部
装置へ位置情報を入力する座標読取装置に関し、特に座
標検出装置本体と座標指示器との間を信号線で接続する
必要のないワイヤレス座標読取装置に関するものであ
る。
装置へ位置情報を入力する座標読取装置に関し、特に座
標検出装置本体と座標指示器との間を信号線で接続する
必要のないワイヤレス座標読取装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図21に従来の座標読取装置の構成図を
示す。本構成図に基づき、まず従来の座標読取装置の座
標を検出する動作について説明する。励磁ライン911
に代表される励磁ライン群と検出ライン912に代表さ
れる検出ライン群を直交して敷設し、それぞれを励磁ラ
イン走査回路907および検出ライン走査回路908に
接続して順次選択するように構成する。励磁ライン走査
回路907には励磁回路901から励磁信号s901が
供給されているので、これにより選択された励磁ライン
911は交番磁界を発生する。座標指示器905は前記
励磁信号s901の周波数に共振する共振回路906を
有するので、これを励磁ライン911と検出ライン91
2の交差する領域付近に接近させると、励磁ライン91
1、共振回路906、検出ライン912の三者間の電磁
結合によって検出ライン912には誘導信号s902が
発生する。検出ライン走査回路908によって検出ライ
ンを順次選択し、誘導信号s902を信号処理回路90
2に導いて誘導信号の振幅情報s903とし、さらにこ
の振幅情報s903を制御回路904に入力して誘導信
号s902の振幅分布から座標を算出する。なお、制御
回路904は、励磁回路901、励磁ライン走査回路9
07、検出ライン走査回路908を制御する機能も有す
る。
示す。本構成図に基づき、まず従来の座標読取装置の座
標を検出する動作について説明する。励磁ライン911
に代表される励磁ライン群と検出ライン912に代表さ
れる検出ライン群を直交して敷設し、それぞれを励磁ラ
イン走査回路907および検出ライン走査回路908に
接続して順次選択するように構成する。励磁ライン走査
回路907には励磁回路901から励磁信号s901が
供給されているので、これにより選択された励磁ライン
911は交番磁界を発生する。座標指示器905は前記
励磁信号s901の周波数に共振する共振回路906を
有するので、これを励磁ライン911と検出ライン91
2の交差する領域付近に接近させると、励磁ライン91
1、共振回路906、検出ライン912の三者間の電磁
結合によって検出ライン912には誘導信号s902が
発生する。検出ライン走査回路908によって検出ライ
ンを順次選択し、誘導信号s902を信号処理回路90
2に導いて誘導信号の振幅情報s903とし、さらにこ
の振幅情報s903を制御回路904に入力して誘導信
号s902の振幅分布から座標を算出する。なお、制御
回路904は、励磁回路901、励磁ライン走査回路9
07、検出ライン走査回路908を制御する機能も有す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の座標
読取装置においては、座標指示器905が励磁ライン9
11と検出ライン912の交差している領域から離れて
いる場合、励磁ライン群と検出ライン群とは直交してい
るので、基本的には励磁ライン群から発生する交番磁界
によって検出ライン群に直接誘導信号s902が発生す
ることはない。しかし、実際には座標検出装置周辺部の
励磁ラインまたは検出ラインを選択した場合、励磁ライ
ン911と検出ライン912との直接的な電磁結合が発
生する。その結果、座標指示器905が存在しなくても
誘導信号s902が発生するという問題があった。
読取装置においては、座標指示器905が励磁ライン9
11と検出ライン912の交差している領域から離れて
いる場合、励磁ライン群と検出ライン群とは直交してい
るので、基本的には励磁ライン群から発生する交番磁界
によって検出ライン群に直接誘導信号s902が発生す
ることはない。しかし、実際には座標検出装置周辺部の
励磁ラインまたは検出ラインを選択した場合、励磁ライ
ン911と検出ライン912との直接的な電磁結合が発
生する。その結果、座標指示器905が存在しなくても
誘導信号s902が発生するという問題があった。
【0004】図22は、励磁ライン群と検出ライン群と
の電磁結合による誘導の様子を説明する説明図であり、
磁界を発生するqrst部から成る励磁ラインykと、
誘導信号を検出するuvwx部から成る検出ラインxk
を1本ずつ示している。また、図中示した磁界の方向を
示す記号は、励磁ラインyk に矢印で示したqrstの
方向に電流が流れた場合のものである。図22に示した
ように距離ly1、ly2および距離lx1、lx2が十分にあ
れば、励磁ラインykから発生する磁界があっても検出
ラインxkの鎖交磁束数の和はほぼゼロとなるため、励
磁ラインyk から発生する磁界による誘導は起きない。
しかしながら、距離ly1、ly2または距離lx1、lx2の
いずれかが短いと上記鎖交磁束数がゼロとなる条件が満
たされなくなる。例えば、図22において距離ly1が短
い場合、励磁ラインyk から発生する磁界のうちqr部
より上に示した磁界(紙面上、表から裏方向の磁界)が
検出ラインxk と交鎖しなくなる部分が増えてくる。ま
た、距離lx1が短い場合、励磁ラインyk のrs部から
発生する磁界(紙面上、裏から表方向の磁界)による影
響を受ける。したがって、距離ly1、ly2または距離l
x1、lx2のいずれかが短いと上記鎖交磁束数がゼロとな
らなくなり、励磁ラインyk から発生する磁界による誘
導信号が検出ラインxk に発生する。
の電磁結合による誘導の様子を説明する説明図であり、
磁界を発生するqrst部から成る励磁ラインykと、
誘導信号を検出するuvwx部から成る検出ラインxk
を1本ずつ示している。また、図中示した磁界の方向を
示す記号は、励磁ラインyk に矢印で示したqrstの
方向に電流が流れた場合のものである。図22に示した
ように距離ly1、ly2および距離lx1、lx2が十分にあ
れば、励磁ラインykから発生する磁界があっても検出
ラインxkの鎖交磁束数の和はほぼゼロとなるため、励
磁ラインyk から発生する磁界による誘導は起きない。
しかしながら、距離ly1、ly2または距離lx1、lx2の
いずれかが短いと上記鎖交磁束数がゼロとなる条件が満
たされなくなる。例えば、図22において距離ly1が短
い場合、励磁ラインyk から発生する磁界のうちqr部
より上に示した磁界(紙面上、表から裏方向の磁界)が
検出ラインxk と交鎖しなくなる部分が増えてくる。ま
た、距離lx1が短い場合、励磁ラインyk のrs部から
発生する磁界(紙面上、裏から表方向の磁界)による影
響を受ける。したがって、距離ly1、ly2または距離l
x1、lx2のいずれかが短いと上記鎖交磁束数がゼロとな
らなくなり、励磁ラインyk から発生する磁界による誘
導信号が検出ラインxk に発生する。
【0005】前述した励磁ライン群と検出ライン群との
電磁結合の強さ、すなわち相互インダクタンスは、選択
される励磁ラインyk と検出ラインxk の位置関係、つ
まり組合せによって決まり、この電磁結合による誘導信
号の成分が座標指示器905による誘導信号s902に
加わる。そのため、誘導信号s902の振幅を比較して
求める座標算出方法においては、座標検出装置周辺部で
の座標算出精度が悪化するという問題があった。
電磁結合の強さ、すなわち相互インダクタンスは、選択
される励磁ラインyk と検出ラインxk の位置関係、つ
まり組合せによって決まり、この電磁結合による誘導信
号の成分が座標指示器905による誘導信号s902に
加わる。そのため、誘導信号s902の振幅を比較して
求める座標算出方法においては、座標検出装置周辺部で
の座標算出精度が悪化するという問題があった。
【0006】逆に考えると、従来は所定の座標検出精度
を確保するため、励磁ラインyk や検出ラインxk は、
距離ly1、ly2または距離lx1、lx2(これをセンスラ
インの折り返し部分の距離と呼ぶこととする)が所定の
値より短くならないように敷設し、励磁ライン群と検出
ライン群との電磁結合を小さくしていた。その結果、座
標読取領域と比較して座標検出装置の大きさがかなり大
きくなるという問題があった。
を確保するため、励磁ラインyk や検出ラインxk は、
距離ly1、ly2または距離lx1、lx2(これをセンスラ
インの折り返し部分の距離と呼ぶこととする)が所定の
値より短くならないように敷設し、励磁ライン群と検出
ライン群との電磁結合を小さくしていた。その結果、座
標読取領域と比較して座標検出装置の大きさがかなり大
きくなるという問題があった。
【0007】そこで本発明の目的は、従来のこのような
課題を解決するために、座標検出装置と座標指示器90
5との間を信号線で接続する必要のないワイヤレス座標
読取装置において、座標検出装置を座標読取領域よりさ
ほど大きくすることなく、周辺部においても正確に座標
指示器905の指示する位置を検出できるようにした座
標読取装置を提供することである。
課題を解決するために、座標検出装置と座標指示器90
5との間を信号線で接続する必要のないワイヤレス座標
読取装置において、座標検出装置を座標読取領域よりさ
ほど大きくすることなく、周辺部においても正確に座標
指示器905の指示する位置を検出できるようにした座
標読取装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明による座標読取装置の第1の構成では、xy直
交座標軸の一方の軸に平行にループ形状をなして敷設さ
れた励磁ラインと、前記xy直交座標軸の他方の軸に平
行にループ形状をなして敷設された検出ラインと、前記
励磁ラインに接続され励磁信号を供給する励磁回路と、
前記検出ラインに接続される信号処理回路と、該信号処
理回路に接続される制御回路を含む座標検出装置本体、
および共振回路を含む座標指示器で構成され前記座標指
示器を前記励磁ラインおよび前記検出ラインに接近させ
た場合、該検出ラインに誘起する誘導信号の振幅情報か
ら前記座標指示器が指示した位置情報を得る座標読取装
置において、前記励磁ラインと前記検出ラインの少なく
とも一方のラインについて、ループの方向が互いに逆方
向となるように敷設した第1および第2のループを直列
に接続した差動センスラインを含む構成とした。
に本発明による座標読取装置の第1の構成では、xy直
交座標軸の一方の軸に平行にループ形状をなして敷設さ
れた励磁ラインと、前記xy直交座標軸の他方の軸に平
行にループ形状をなして敷設された検出ラインと、前記
励磁ラインに接続され励磁信号を供給する励磁回路と、
前記検出ラインに接続される信号処理回路と、該信号処
理回路に接続される制御回路を含む座標検出装置本体、
および共振回路を含む座標指示器で構成され前記座標指
示器を前記励磁ラインおよび前記検出ラインに接近させ
た場合、該検出ラインに誘起する誘導信号の振幅情報か
ら前記座標指示器が指示した位置情報を得る座標読取装
置において、前記励磁ラインと前記検出ラインの少なく
とも一方のラインについて、ループの方向が互いに逆方
向となるように敷設した第1および第2のループを直列
に接続した差動センスラインを含む構成とした。
【0009】上記課題を解決するために本発明による座
標読取装置の第2の構成では、前記第1の構成におい
て、前記第1および第2のループのうち、いずれのルー
プに前記座標指示器が接近しているかを判断するため
に、前記励磁信号と前記誘導信号との位相差を検出する
位相検出回路を設ける構成とした。
標読取装置の第2の構成では、前記第1の構成におい
て、前記第1および第2のループのうち、いずれのルー
プに前記座標指示器が接近しているかを判断するため
に、前記励磁信号と前記誘導信号との位相差を検出する
位相検出回路を設ける構成とした。
【0010】上記課題を解決するために本発明による座
標読取装置の第3の構成では、増幅回路と、該増幅回路
の出力に接続され、xy直交座標軸の一方の軸に平行に
ループ形状をなして敷設した第1のセンスラインと、前
記増幅回路の入力に接続され、前記xy直交座標軸の他
方の軸に平行にループ形状をなして敷設された第2のセ
ンスラインと、信号処理回路と、制御回路を含む座標検
出装置本体、および共振回路を含む座標指示器で構成さ
れ、前記共振回路が前記第1および第2のセンスライン
に接近して該センスラインと電磁結合したときに、前記
増幅回路と前記第1および第2のセンスラインと前記共
振回路が正帰還ループによる発振回路を形成して発振信
号を発生するようにし、前記信号処理回路で前記発振信
号を処理して振幅情報に変換し、該振幅情報から前記制
御回路で前記座標指示器が指示した位置情報を得る座標
読取装置において、前記第1のセンスラインと前記第2
のセンスラインの少なくとも一方のセンスラインを、ル
ープの方向が互いに逆方向になるように敷設した第1お
よび第2のループを直列に接続した差動センスラインを
含む構成とした。
標読取装置の第3の構成では、増幅回路と、該増幅回路
の出力に接続され、xy直交座標軸の一方の軸に平行に
ループ形状をなして敷設した第1のセンスラインと、前
記増幅回路の入力に接続され、前記xy直交座標軸の他
方の軸に平行にループ形状をなして敷設された第2のセ
ンスラインと、信号処理回路と、制御回路を含む座標検
出装置本体、および共振回路を含む座標指示器で構成さ
れ、前記共振回路が前記第1および第2のセンスライン
に接近して該センスラインと電磁結合したときに、前記
増幅回路と前記第1および第2のセンスラインと前記共
振回路が正帰還ループによる発振回路を形成して発振信
号を発生するようにし、前記信号処理回路で前記発振信
号を処理して振幅情報に変換し、該振幅情報から前記制
御回路で前記座標指示器が指示した位置情報を得る座標
読取装置において、前記第1のセンスラインと前記第2
のセンスラインの少なくとも一方のセンスラインを、ル
ープの方向が互いに逆方向になるように敷設した第1お
よび第2のループを直列に接続した差動センスラインを
含む構成とした。
【0011】上記課題を解決するために本発明による座
標読取装置の第4の構成では、前記第3の構成におい
て、前記第1のループおよび前記第2のループのうち、
いずれのループに前記座標指示器が接近しているかを判
断するために、前記増幅回路の出力あるいは入力に前記
発振信号の位相を反転させる機能を有する位相切替回路
を設ける構成とした。
標読取装置の第4の構成では、前記第3の構成におい
て、前記第1のループおよび前記第2のループのうち、
いずれのループに前記座標指示器が接近しているかを判
断するために、前記増幅回路の出力あるいは入力に前記
発振信号の位相を反転させる機能を有する位相切替回路
を設ける構成とした。
【0012】上記課題を解決するために本発明による座
標読取装置の第4の構成の具体的構成としては、xy直
交座標軸の一方の軸に平行にループ形状をなして敷設さ
れた複数のセンスラインで構成され、その少なくとも1
つはループの方向が互いに逆方向となるように敷設した
第1および第2のループを直列に接続した差動センスラ
インである第1のセンスライン群と、前記xy直交座標
軸の他方の軸に平行にループ形状をなして敷設された複
数のセンスラインで構成され、その少なくとも1つはル
ープの方向が互いに逆方向となるように敷設した第1お
よび第2のループを直列に接続した差動センスラインで
ある第2のセンスライン群と、前記第1のセンスライン
群に接続され、前記第1のセンスライン群の1つのセン
スラインを選択する第1の走査回路と、前記第2のセン
スライン群に接続され、前記第2のセンスライン群の1
つのセンスラインを選択する第2の走査回路と、前記第
1の走査回路および前記第2の走査回路にその出力及び
入力がそれぞれ結合された増幅回路と、該増幅回路の出
力または入力に接続された信号処理回路と、該信号処理
回路に接続された制御回路と、前記増幅回路の出力また
は入力に接続され、前記制御回路からの信号により入力
信号の位相を切り替える位相切替回路とを含む座標検出
装置本体、および共振回路を含む座標指示器とを有する
構成とした。
標読取装置の第4の構成の具体的構成としては、xy直
交座標軸の一方の軸に平行にループ形状をなして敷設さ
れた複数のセンスラインで構成され、その少なくとも1
つはループの方向が互いに逆方向となるように敷設した
第1および第2のループを直列に接続した差動センスラ
インである第1のセンスライン群と、前記xy直交座標
軸の他方の軸に平行にループ形状をなして敷設された複
数のセンスラインで構成され、その少なくとも1つはル
ープの方向が互いに逆方向となるように敷設した第1お
よび第2のループを直列に接続した差動センスラインで
ある第2のセンスライン群と、前記第1のセンスライン
群に接続され、前記第1のセンスライン群の1つのセン
スラインを選択する第1の走査回路と、前記第2のセン
スライン群に接続され、前記第2のセンスライン群の1
つのセンスラインを選択する第2の走査回路と、前記第
1の走査回路および前記第2の走査回路にその出力及び
入力がそれぞれ結合された増幅回路と、該増幅回路の出
力または入力に接続された信号処理回路と、該信号処理
回路に接続された制御回路と、前記増幅回路の出力また
は入力に接続され、前記制御回路からの信号により入力
信号の位相を切り替える位相切替回路とを含む座標検出
装置本体、および共振回路を含む座標指示器とを有する
構成とした。
【0013】上記課題を解決するために本発明による座
標読取装置の第5の構成では、前記第4の構成の具体的
構成において、第1のセンスライン群または前記第2の
センスライン群の一方のセンスライン群は隣接する2つ
の差動センスラインを有し、他方のセンスライン群は1
つの差動センスラインを有する構成とした。
標読取装置の第5の構成では、前記第4の構成の具体的
構成において、第1のセンスライン群または前記第2の
センスライン群の一方のセンスライン群は隣接する2つ
の差動センスラインを有し、他方のセンスライン群は1
つの差動センスラインを有する構成とした。
【0014】上記の第4の構成の具体的構成および第5
の構成の座標読取装置を使用して座標を検出する方法と
して、(1)第1および第2のセンスライン群のセンス
ラインのうち一方が差動センスラインでないセンスライ
ンによって決められるアドレスであって、かつ第1の候
補アドレスに隣接するアドレスにおける発振信号を検出
し、該発振信号が有為であった場合には前記第1の候補
アドレスを前記座標指示器が指示したアドレスとし、
(2)前記発振信号が有為でない場合は、第1および第
2のセンスライン群のセンスラインのうち一方が差動セ
ンスラインでないセンスラインによって決められるアド
レスであって、かつ第2の候補アドレスに隣接するアド
レスにおける発振信号を検出し、該発振信号が有為であ
った場合には前記第2の候補アドレスを前記座標指示器
が指示したアドレスとし、(3)前記ステップ(1)お
よび(2)における発振信号が有為でない場合は、前記
第1および第2の候補アドレスを無効とするステップを
有するようにした。
の構成の座標読取装置を使用して座標を検出する方法と
して、(1)第1および第2のセンスライン群のセンス
ラインのうち一方が差動センスラインでないセンスライ
ンによって決められるアドレスであって、かつ第1の候
補アドレスに隣接するアドレスにおける発振信号を検出
し、該発振信号が有為であった場合には前記第1の候補
アドレスを前記座標指示器が指示したアドレスとし、
(2)前記発振信号が有為でない場合は、第1および第
2のセンスライン群のセンスラインのうち一方が差動セ
ンスラインでないセンスラインによって決められるアド
レスであって、かつ第2の候補アドレスに隣接するアド
レスにおける発振信号を検出し、該発振信号が有為であ
った場合には前記第2の候補アドレスを前記座標指示器
が指示したアドレスとし、(3)前記ステップ(1)お
よび(2)における発振信号が有為でない場合は、前記
第1および第2の候補アドレスを無効とするステップを
有するようにした。
【0015】上記課題を解決するために本発明による座
標読取装置の第6の構成では、上記第4の構成の具体的
構成において、第1及び第2のセンスライン群の少なく
とも一方に、少なくとも1つの差動センスラインの一方
のループ領域の近傍に、該差動センスラインの前記一方
のループを識別する識別用センスラインを配置した構成
とした。
標読取装置の第6の構成では、上記第4の構成の具体的
構成において、第1及び第2のセンスライン群の少なく
とも一方に、少なくとも1つの差動センスラインの一方
のループ領域の近傍に、該差動センスラインの前記一方
のループを識別する識別用センスラインを配置した構成
とした。
【0016】上記の第6の構成の座標読取装置を使用し
て座標を検出する方法として、(1)前記最大の発振信
号が得られるときの前記位相切替回路への制御信号によ
り、前記4つの候補を第1および第2の候補グループに
分類し、(2)前記識別用センスラインと前記識別用セ
ンスラインを有さないセンスライン群の差動センスライ
ンとを選択し、そのときの発振信号の有無を検出し、
(3)該発振信号の有無と、前記第1および第2のどち
らのグループに分類されたかの情報または本ステップで
の発振信号を得たときの前記位相切替回路への制御信号
とにより前記座標指示器が指示したアドレスを特定する
ステップを有するようにした。
て座標を検出する方法として、(1)前記最大の発振信
号が得られるときの前記位相切替回路への制御信号によ
り、前記4つの候補を第1および第2の候補グループに
分類し、(2)前記識別用センスラインと前記識別用セ
ンスラインを有さないセンスライン群の差動センスライ
ンとを選択し、そのときの発振信号の有無を検出し、
(3)該発振信号の有無と、前記第1および第2のどち
らのグループに分類されたかの情報または本ステップで
の発振信号を得たときの前記位相切替回路への制御信号
とにより前記座標指示器が指示したアドレスを特定する
ステップを有するようにした。
【0017】上記課題を解決するために本発明による座
標読取装置の第7の構成では、xy直交座標軸の一方の
軸に平行にループ形状をなして敷設された複数のセンス
ラインで構成される第1のセンスライン群と、前記xy
直交座標軸の他方の軸に平行にループ形状をなして敷設
された複数のセンスラインで構成され、その少なくとも
1つはループの方向が互いに逆方向となるように敷設し
た第1および第2のループを直列に接続した差動センス
ラインである第2のセンスライン群と、前記第1のセン
スライン群に接続され、前記第1のセンスライン群の1
つのセンスラインまたは、1つのセンスラインと残りの
センスラインの内1つのセンスラインを同時に選択する
第1の走査回路と、前記第2のセンスライン群に接続さ
れ、前記第2のセンスライン群の1つのセンスラインを
選択する第2の走査回路と、前記第1の走査回路および
前記第2の走査回路にその入力及び出力がそれぞれ結合
された、反転入力端子および非反転入力端子を有する増
幅回路と、該増幅回路の出力または入力に接続された信
号処理回路と、該信号処理回路に接続された制御回路
と、前記増幅回路の入力に接続され、前記制御回路から
の信号により、前記第1の走査回路により選択された1
つまたは2つのセンスラインを前記増幅回路の反転入力
端子および非反転入力端子のどちらの端子に入力するか
を制御する位相切替回路とを含む座標検出装置本体、お
よび共振回路を含む座標指示器とを有する構成とした。
標読取装置の第7の構成では、xy直交座標軸の一方の
軸に平行にループ形状をなして敷設された複数のセンス
ラインで構成される第1のセンスライン群と、前記xy
直交座標軸の他方の軸に平行にループ形状をなして敷設
された複数のセンスラインで構成され、その少なくとも
1つはループの方向が互いに逆方向となるように敷設し
た第1および第2のループを直列に接続した差動センス
ラインである第2のセンスライン群と、前記第1のセン
スライン群に接続され、前記第1のセンスライン群の1
つのセンスラインまたは、1つのセンスラインと残りの
センスラインの内1つのセンスラインを同時に選択する
第1の走査回路と、前記第2のセンスライン群に接続さ
れ、前記第2のセンスライン群の1つのセンスラインを
選択する第2の走査回路と、前記第1の走査回路および
前記第2の走査回路にその入力及び出力がそれぞれ結合
された、反転入力端子および非反転入力端子を有する増
幅回路と、該増幅回路の出力または入力に接続された信
号処理回路と、該信号処理回路に接続された制御回路
と、前記増幅回路の入力に接続され、前記制御回路から
の信号により、前記第1の走査回路により選択された1
つまたは2つのセンスラインを前記増幅回路の反転入力
端子および非反転入力端子のどちらの端子に入力するか
を制御する位相切替回路とを含む座標検出装置本体、お
よび共振回路を含む座標指示器とを有する構成とした。
【0018】上記課題を解決するために本発明による座
標読取装置の第8の構成では、xy直交座標軸の一方の
軸に平行にループ形状をなして敷設された複数のセンス
ラインで構成され、その少なくとも1つはループの方向
が互いに逆方向となるように敷設した第1および第2の
ループを直列に接続した差動センスラインである第1の
センスライン群と、前記xy直交座標軸の他方の軸に平
行にループ形状をなして敷設された複数のセンスライン
で構成され、その少なくとも1つはループの方向が互い
に逆方向となるように敷設した第1および第2のループ
を直列に接続した差動センスラインである第2のセンス
ライン群と、前記第1のセンスライン群に接続され、前
記第1のセンスライン群の各センスラインおよび前記第
1のセンスライン群の差動センスラインの片方のループ
から1つのセンスラインまたはループを選択する第1の
走査回路と、前記第2のセンスライン群に接続され、前
記第2のセンスライン群の各センスラインおよび前記第
2のセンスライン群の差動センスラインの片方のループ
から1つのセンスラインまたはループを選択する第2の
走査回路と、前記第1の走査回路および前記第2の走査
回路にその出力及び入力がそれぞれ結合された増幅回路
と、該増幅回路の出力または入力に接続された信号処理
回路と、該信号処理回路に接続された制御回路と、前記
増幅回路の出力または入力に接続され、前記制御回路か
らの信号により入力信号の位相を切り替える位相切替回
路とを含む座標検出装置本体、および共振回路を含む座
標指示器とを有する構成とした。
標読取装置の第8の構成では、xy直交座標軸の一方の
軸に平行にループ形状をなして敷設された複数のセンス
ラインで構成され、その少なくとも1つはループの方向
が互いに逆方向となるように敷設した第1および第2の
ループを直列に接続した差動センスラインである第1の
センスライン群と、前記xy直交座標軸の他方の軸に平
行にループ形状をなして敷設された複数のセンスライン
で構成され、その少なくとも1つはループの方向が互い
に逆方向となるように敷設した第1および第2のループ
を直列に接続した差動センスラインである第2のセンス
ライン群と、前記第1のセンスライン群に接続され、前
記第1のセンスライン群の各センスラインおよび前記第
1のセンスライン群の差動センスラインの片方のループ
から1つのセンスラインまたはループを選択する第1の
走査回路と、前記第2のセンスライン群に接続され、前
記第2のセンスライン群の各センスラインおよび前記第
2のセンスライン群の差動センスラインの片方のループ
から1つのセンスラインまたはループを選択する第2の
走査回路と、前記第1の走査回路および前記第2の走査
回路にその出力及び入力がそれぞれ結合された増幅回路
と、該増幅回路の出力または入力に接続された信号処理
回路と、該信号処理回路に接続された制御回路と、前記
増幅回路の出力または入力に接続され、前記制御回路か
らの信号により入力信号の位相を切り替える位相切替回
路とを含む座標検出装置本体、および共振回路を含む座
標指示器とを有する構成とした。
【0019】さらに、前記第1および第2の走査回路
は、前記第1および第2ののセンスライン群のそれぞれ
の差動センスラインの片方のループを選択するために、
それぞれ、少なくとも1つの差動センスラインにおける
前記第1および第2のループの中間点を選択する構成と
した。
は、前記第1および第2ののセンスライン群のそれぞれ
の差動センスラインの片方のループを選択するために、
それぞれ、少なくとも1つの差動センスラインにおける
前記第1および第2のループの中間点を選択する構成と
した。
【0020】
【作用】前述した第1および第2の構成によれば、検出
ラインの第1のループと第2のループのループ方向が互
いに逆方向になるように接続しているため、座標指示器
が、励磁ラインと検出ラインの第1のループおよび第2
のループが交差する領域から離れている場合は、励磁ラ
インと検出ラインとの直接的な電磁結合による誘導信号
成分が打ち消される。もちろん、励磁ラインにおいて、
第1のループと第2のループの方向が互いに逆方向とな
るように接続した場合でも、励磁ラインと検出ラインと
の直接的な電磁結合による誘導信号成分が打ち消され
る。
ラインの第1のループと第2のループのループ方向が互
いに逆方向になるように接続しているため、座標指示器
が、励磁ラインと検出ラインの第1のループおよび第2
のループが交差する領域から離れている場合は、励磁ラ
インと検出ラインとの直接的な電磁結合による誘導信号
成分が打ち消される。もちろん、励磁ラインにおいて、
第1のループと第2のループの方向が互いに逆方向とな
るように接続した場合でも、励磁ラインと検出ラインと
の直接的な電磁結合による誘導信号成分が打ち消され
る。
【0021】つぎに、座標指示器を励磁ラインと検出ラ
インの第1のループまたは第2のループが交差する領域
に接近させると、励磁ライン、共振回路、検出ライン間
の三者間の電磁誘導現象によって、検出ラインに誘導信
号が発生する。この誘導信号には励磁ループと検出ルー
プとの直接的な電磁結合による誘導信号成分は含まれ
ず、信号処理回路には座標指示器と励磁ラインおよび検
出ラインの各ループとの距離に応じた誘導信号成分のみ
入力されるので、制御回路で座標指示器の指示する位置
情報を正確に検出することができる。
インの第1のループまたは第2のループが交差する領域
に接近させると、励磁ライン、共振回路、検出ライン間
の三者間の電磁誘導現象によって、検出ラインに誘導信
号が発生する。この誘導信号には励磁ループと検出ルー
プとの直接的な電磁結合による誘導信号成分は含まれ
ず、信号処理回路には座標指示器と励磁ラインおよび検
出ラインの各ループとの距離に応じた誘導信号成分のみ
入力されるので、制御回路で座標指示器の指示する位置
情報を正確に検出することができる。
【0022】また、前述した第3ないし第8の構成によ
れば、第1あるいは第2のセンスラインにおいて、差動
センスラインの第1のループと第2のループのループ方
向が互いに逆方向になるよう接続しているため、座標指
示器が差動センスラインの第1のループおよび第2のル
ープから離れている場合は、センスラインの折り返し距
離が極端に短くとも、第1のセンスラインと第2のセン
スラインとの直接的な電磁結合は打ち消され、発振しな
い。なお、ひとつのループからなるセンスライン同士で
は直接的な電磁結合はある程度生じるが、座標読取装置
周辺部には前記差動センスラインを使用することによ
り、センスラインの折り返し距離をある程度長く取るこ
とができ、発振しない。
れば、第1あるいは第2のセンスラインにおいて、差動
センスラインの第1のループと第2のループのループ方
向が互いに逆方向になるよう接続しているため、座標指
示器が差動センスラインの第1のループおよび第2のル
ープから離れている場合は、センスラインの折り返し距
離が極端に短くとも、第1のセンスラインと第2のセン
スラインとの直接的な電磁結合は打ち消され、発振しな
い。なお、ひとつのループからなるセンスライン同士で
は直接的な電磁結合はある程度生じるが、座標読取装置
周辺部には前記差動センスラインを使用することによ
り、センスラインの折り返し距離をある程度長く取るこ
とができ、発振しない。
【0023】つぎに、座標指示器を第1のセンスライン
と第2のセンスラインが交差する領域に接近させると、
増幅回路と第1および第2のセンスライン、共振回路で
構成される正帰還ループによる発振回路が形成され、発
振信号が発生し、信号処理回路でこの発振信号を処理す
ることにより、発振信号の振幅情報を得ることができ
る。この発振信号には第1のセンスラインと第2のセン
スラインとの直接的な電磁結合による発振信号成分は含
まれず、座標指示器と第1のセンスラインおよび第2の
センスラインの各ループとの距離に応じた発振信号成分
のみが得られるので、座標指示器の指示する位置情報を
正確に検出することができる。
と第2のセンスラインが交差する領域に接近させると、
増幅回路と第1および第2のセンスライン、共振回路で
構成される正帰還ループによる発振回路が形成され、発
振信号が発生し、信号処理回路でこの発振信号を処理す
ることにより、発振信号の振幅情報を得ることができ
る。この発振信号には第1のセンスラインと第2のセン
スラインとの直接的な電磁結合による発振信号成分は含
まれず、座標指示器と第1のセンスラインおよび第2の
センスラインの各ループとの距離に応じた発振信号成分
のみが得られるので、座標指示器の指示する位置情報を
正確に検出することができる。
【0024】
【実施例】以下に、本発明による座標読取装置を図面に
基づき説明する。図1は本発明による座標読取装置の第
1の構成を示す構成図である。2は励磁回路、3は信号
処理回路であり、該信号処理回路3は、図9で示すよう
に検出ライン111aに発生する誘導信号s102を入
力し、それを増幅回路11aで増幅し、整流回路15で
整流し、平滑回路16で平滑化し、A/D変換回路17
でディジタル信号に変換して、誘導信号s102の振幅
情報s103を出力するように構成されている。4は信
号処理回路3の出力に接続される制御回路である。以上
は座標検出装置本体1に含まれる。また、5はコンデン
サとコイルで構成される共振回路6を含む座標指示器で
ある。
基づき説明する。図1は本発明による座標読取装置の第
1の構成を示す構成図である。2は励磁回路、3は信号
処理回路であり、該信号処理回路3は、図9で示すよう
に検出ライン111aに発生する誘導信号s102を入
力し、それを増幅回路11aで増幅し、整流回路15で
整流し、平滑回路16で平滑化し、A/D変換回路17
でディジタル信号に変換して、誘導信号s102の振幅
情報s103を出力するように構成されている。4は信
号処理回路3の出力に接続される制御回路である。以上
は座標検出装置本体1に含まれる。また、5はコンデン
サとコイルで構成される共振回路6を含む座標指示器で
ある。
【0025】なお、s101は励磁回路2から出力され
る励磁信号、s102は誘導信号、s103は誘導信号
s102の振幅情報であり、s104は励磁制御信号で
ある。5励磁ライン101は矩形のループ形状をしてお
り、一端は励磁回路2に接続され、xy直交座標系のx
軸に対して平行に敷設されている。検出ライン111は
ともに長さ、幅、巻き数の等しい矩形状の第1のループ
111aおよび第2のループ111bからなり、ループ
の方向が互いに逆方向になるように接続され、検出ライ
ンの一端は信号処理回路3に接続され、xy直交座標系
のy軸に対して平行に敷設されている。
る励磁信号、s102は誘導信号、s103は誘導信号
s102の振幅情報であり、s104は励磁制御信号で
ある。5励磁ライン101は矩形のループ形状をしてお
り、一端は励磁回路2に接続され、xy直交座標系のx
軸に対して平行に敷設されている。検出ライン111は
ともに長さ、幅、巻き数の等しい矩形状の第1のループ
111aおよび第2のループ111bからなり、ループ
の方向が互いに逆方向になるように接続され、検出ライ
ンの一端は信号処理回路3に接続され、xy直交座標系
のy軸に対して平行に敷設されている。
【0026】さらに、折り返し部の距離d1 とd2 がと
もに等しくなるように敷設することにより、励磁ライン
101と検出ライン111の第1のループ111aとの
電磁結合の強さ、すなわち相互インダクタンスをmとす
ると、励磁ライン101と検出ライン111の第2のル
ープ111b間の相互インダクタンスは−mとなるた
め、励磁ライン101と検出ライン111間のトータル
の相互インダクタンスをゼロにすることができる。
もに等しくなるように敷設することにより、励磁ライン
101と検出ライン111の第1のループ111aとの
電磁結合の強さ、すなわち相互インダクタンスをmとす
ると、励磁ライン101と検出ライン111の第2のル
ープ111b間の相互インダクタンスは−mとなるた
め、励磁ライン101と検出ライン111間のトータル
の相互インダクタンスをゼロにすることができる。
【0027】また、本構成において、検出ライン111
の第1のループ111aと第2のループ111bとの間
隔は十分離れており、互いに電磁結合しないものとす
る。なお、励磁ライン101および検出ライン111の
各ループの端部を示す折り返し部分の距離がd1 =d2
の条件を満たしていれば、d1 およびd2 を任意に設定
しても、励磁ライン101と検出ライン111間のトー
タルの相互インダクタンスをゼロにすることができる。
なお、周辺部の無効領域を小さくして、座標検出装置本
体をより小さくするためには、折り返し部分の距離d1
および距離d 2 を小さくする方がよい。
の第1のループ111aと第2のループ111bとの間
隔は十分離れており、互いに電磁結合しないものとす
る。なお、励磁ライン101および検出ライン111の
各ループの端部を示す折り返し部分の距離がd1 =d2
の条件を満たしていれば、d1 およびd2 を任意に設定
しても、励磁ライン101と検出ライン111間のトー
タルの相互インダクタンスをゼロにすることができる。
なお、周辺部の無効領域を小さくして、座標検出装置本
体をより小さくするためには、折り返し部分の距離d1
および距離d 2 を小さくする方がよい。
【0028】つぎに、上記構成による座標読取装置の動
作について説明する。まず、制御回路4から励磁制御信
号s104が出力されると、この励磁制御信号s104
に応じて励磁回路2から励磁信号s101が出力され、
これにより励磁ライン101から交番磁界が発生する。
このとき、座標指示器5が励磁ライン101と検出ライ
ン111の第1のループ111aおよび第2のループ1
11bが交差する領域AおよびBから十分離れている場
合には、励磁ライン101−共振回路5−検出ライン1
11の三者間の電磁誘導現象は成立せず、さらに励磁ラ
イン101−検出ライン111間の直接的な電磁結合が
ゼロとなるように敷設されているため、検出ライン11
1には誘導信号s102が誘起しない。
作について説明する。まず、制御回路4から励磁制御信
号s104が出力されると、この励磁制御信号s104
に応じて励磁回路2から励磁信号s101が出力され、
これにより励磁ライン101から交番磁界が発生する。
このとき、座標指示器5が励磁ライン101と検出ライ
ン111の第1のループ111aおよび第2のループ1
11bが交差する領域AおよびBから十分離れている場
合には、励磁ライン101−共振回路5−検出ライン1
11の三者間の電磁誘導現象は成立せず、さらに励磁ラ
イン101−検出ライン111間の直接的な電磁結合が
ゼロとなるように敷設されているため、検出ライン11
1には誘導信号s102が誘起しない。
【0029】つぎに、励磁ライン101と検出ライン1
11の第1のループ111aの交差している領域Aに座
標指示器5を接近させる場合について説明する。この場
合には、座標指示器5内の共振回路6は前記励磁信号s
101の周波数で共振するよう構成されているので、励
磁ライン101と座標指示器5内の共振回路6と検出ラ
イン111との三者間に電磁誘導現象が成立し、検出ラ
イン111には誘導信号s102が誘起する。さらに、
信号処理回路3において、誘導信号s102を増幅、整
流、平滑化して、A/D変換を行うことにより、座標指
示器5の指示する位置に応した誘導信号s102の振幅
情報s103をデジタル値として得て、それを制御回路
4に出力する。制御回路4では、振幅情報s103か
ら、座標指示器5の指示する位置情報を得ることができ
る。この位置情報には、前述したように励磁ライン10
1と検出ライン111間の直接的な電磁結合によって発
生する誘導信号成分は含まれず、制御回路4で座標指示
器5の位置情報を正確に検出することが可能となる。
11の第1のループ111aの交差している領域Aに座
標指示器5を接近させる場合について説明する。この場
合には、座標指示器5内の共振回路6は前記励磁信号s
101の周波数で共振するよう構成されているので、励
磁ライン101と座標指示器5内の共振回路6と検出ラ
イン111との三者間に電磁誘導現象が成立し、検出ラ
イン111には誘導信号s102が誘起する。さらに、
信号処理回路3において、誘導信号s102を増幅、整
流、平滑化して、A/D変換を行うことにより、座標指
示器5の指示する位置に応した誘導信号s102の振幅
情報s103をデジタル値として得て、それを制御回路
4に出力する。制御回路4では、振幅情報s103か
ら、座標指示器5の指示する位置情報を得ることができ
る。この位置情報には、前述したように励磁ライン10
1と検出ライン111間の直接的な電磁結合によって発
生する誘導信号成分は含まれず、制御回路4で座標指示
器5の位置情報を正確に検出することが可能となる。
【0030】さらに、座標指示器5が励磁ライン101
と検出ライン111の第2のループ111bの交差する
領域Bに接近させる場合について説明すると、座標指示
器5を前記Aに接近させる場合と同様に誘導信号s10
2とその振幅信号s103を得ることができ、制御回路
4で座標指示器5の位置情報を検出することできる。
と検出ライン111の第2のループ111bの交差する
領域Bに接近させる場合について説明すると、座標指示
器5を前記Aに接近させる場合と同様に誘導信号s10
2とその振幅信号s103を得ることができ、制御回路
4で座標指示器5の位置情報を検出することできる。
【0031】つぎに、本発明による座標読取装置の第2
の構成について、図2に基づき説明する。この第2の構
成は、第1の構成に加えて、励磁回路2の出力と検出ラ
イン111の出力を受け、ループ位置情報を出力する位
相検出回路10を加えたものである。位相検出回路10
では励磁信号s101と誘導信号s102との位相差を
検出し、あらかじめ求めておいた位相差と座標指示器5
が接近しているループ位置に対応する位相差の値を比較
することにより、ループ位置情報s105として制御回
路4aに出力して、座標指示器5の接近している検出ラ
イン111がループ111aあるいはループ111bの
どちらであるかを区別できるようにしたものである。
の構成について、図2に基づき説明する。この第2の構
成は、第1の構成に加えて、励磁回路2の出力と検出ラ
イン111の出力を受け、ループ位置情報を出力する位
相検出回路10を加えたものである。位相検出回路10
では励磁信号s101と誘導信号s102との位相差を
検出し、あらかじめ求めておいた位相差と座標指示器5
が接近しているループ位置に対応する位相差の値を比較
することにより、ループ位置情報s105として制御回
路4aに出力して、座標指示器5の接近している検出ラ
イン111がループ111aあるいはループ111bの
どちらであるかを区別できるようにしたものである。
【0032】続いて、上記構成における動作について説
明する。まず、制御回路4aから励磁制御信号s104
を出力し、この励磁制御信号s104に応じて励磁回路
2から励磁信号s101を出力すると、励磁ライン10
1から交番磁界が発生する。座標指示器5が励磁ライン
101と検出ライン111の第1のループ111aおよ
び第2のループ111bの交差する領域AおよびBから
十分離れている場合には、前記第1の構成で説明したよ
うに、検出ライン111には誘導信号s102が発生し
ない。
明する。まず、制御回路4aから励磁制御信号s104
を出力し、この励磁制御信号s104に応じて励磁回路
2から励磁信号s101を出力すると、励磁ライン10
1から交番磁界が発生する。座標指示器5が励磁ライン
101と検出ライン111の第1のループ111aおよ
び第2のループ111bの交差する領域AおよびBから
十分離れている場合には、前記第1の構成で説明したよ
うに、検出ライン111には誘導信号s102が発生し
ない。
【0033】つぎに、座標指示器5を励磁ライン101
と検出ライン111の第1のループが交差する領域Aに
接近させる場合は、検出ライン111に誘導信号s10
2が発生する。また、座標指示器5を励磁ライン101
と検出ライン111の第2のループ111bが交差する
領域Bに接近させる場合にも、誘導信号s102が誘起
する。
と検出ライン111の第1のループが交差する領域Aに
接近させる場合は、検出ライン111に誘導信号s10
2が発生する。また、座標指示器5を励磁ライン101
と検出ライン111の第2のループ111bが交差する
領域Bに接近させる場合にも、誘導信号s102が誘起
する。
【0034】以上の動作については、前記第1の原理構
成における動作と同様である。ただし、励磁信号s10
1と検出ライン111に誘起する誘導信号s102との
位相差は、領域Aに接近させる場合と領域Bに接近させ
る場合とは180度異なる。したがって、本構成におい
て、励磁信号s101と誘導信号s102の位相差を検
出する位相検出回路10を設け、この位相差とあらかじ
め求めておいた座標指示器5が接近しているループ位置
に対応する位相差の値を比較することにより、座標指示
器5が接近している方のループの位置を求めることが可
能となる。さらに、この結果をループ位置情報s105
として制御回路4に出力することにより、第1の構成で
は不可能であった座標指示器5の接近しているのがルー
プ111aかあるいはループ111bかを検出すること
が可能となる。
成における動作と同様である。ただし、励磁信号s10
1と検出ライン111に誘起する誘導信号s102との
位相差は、領域Aに接近させる場合と領域Bに接近させ
る場合とは180度異なる。したがって、本構成におい
て、励磁信号s101と誘導信号s102の位相差を検
出する位相検出回路10を設け、この位相差とあらかじ
め求めておいた座標指示器5が接近しているループ位置
に対応する位相差の値を比較することにより、座標指示
器5が接近している方のループの位置を求めることが可
能となる。さらに、この結果をループ位置情報s105
として制御回路4に出力することにより、第1の構成で
は不可能であった座標指示器5の接近しているのがルー
プ111aかあるいはループ111bかを検出すること
が可能となる。
【0035】第1および第2の構成では、更に、いくつ
かの構成上のバリエーションが可能である。第1および
第2の構成では、検出ライン111の方を2つのループ
で構成しているが、励磁ライン101の方を2つのルー
プで構成してもよい。
かの構成上のバリエーションが可能である。第1および
第2の構成では、検出ライン111の方を2つのループ
で構成しているが、励磁ライン101の方を2つのルー
プで構成してもよい。
【0036】また、第2の構成では、位相検出回路10
によって検出ライン111から出力される誘導信号s1
02と励磁信号s101との位相差を検出し、ループ位
置情報s105を得ているが、要は座標指示器5が接近
している方のループ位置を検出できればよい。例えば、
信号処理回路3において誘導信号s102の増幅された
信号と励磁信号s101との位相差を検出しても、座標
指示器5が接近している方のループ位置を検出すること
が可能となる。
によって検出ライン111から出力される誘導信号s1
02と励磁信号s101との位相差を検出し、ループ位
置情報s105を得ているが、要は座標指示器5が接近
している方のループ位置を検出できればよい。例えば、
信号処理回路3において誘導信号s102の増幅された
信号と励磁信号s101との位相差を検出しても、座標
指示器5が接近している方のループ位置を検出すること
が可能となる。
【0037】つぎに、本発明による座標読取装置の第1
の構成の他の一例について、図3に基づき説明する。本
構成は、第1の構成で示した励磁ラインおよび検出ライ
ンの敷設方法の一例であり、図1で示した励磁ライン1
01の代わりに2つのループ形状を有する励磁ライン2
01を敷設するようにしたものである。この励磁ライン
201は、長さ、幅、巻き数の等しい矩形状のループ2
01aとループ201bからなり、一端を励磁回路2の
出力に接続する。励磁ライン201と同様に検出ライン
211も長さ、幅、巻き数の等しい矩形状のループ21
1aと211bからなり、一端を信号処理回路3の入力
に接続する。励磁ライン201の第1のループ201b
のループ方向と第2のループ201aのループ方向と
は、互いに逆方向となるように敷設され、同様に検出ラ
イン211の第1のループ211aのループ方向と第2
のループ211bのループ方向とは、互いに逆方向にな
るように敷設されている。
の構成の他の一例について、図3に基づき説明する。本
構成は、第1の構成で示した励磁ラインおよび検出ライ
ンの敷設方法の一例であり、図1で示した励磁ライン1
01の代わりに2つのループ形状を有する励磁ライン2
01を敷設するようにしたものである。この励磁ライン
201は、長さ、幅、巻き数の等しい矩形状のループ2
01aとループ201bからなり、一端を励磁回路2の
出力に接続する。励磁ライン201と同様に検出ライン
211も長さ、幅、巻き数の等しい矩形状のループ21
1aと211bからなり、一端を信号処理回路3の入力
に接続する。励磁ライン201の第1のループ201b
のループ方向と第2のループ201aのループ方向と
は、互いに逆方向となるように敷設され、同様に検出ラ
イン211の第1のループ211aのループ方向と第2
のループ211bのループ方向とは、互いに逆方向にな
るように敷設されている。
【0038】なお、折り返し部の距離d1 〜d4 は、d
1 =d2 、d3 =d4 の条件を満たすように敷設されて
いるものとする。以上の励磁ライン201および検出ラ
イン211の構成により、励磁ライン201のループ2
01aと検出ライン211のループ211aとの相互イ
ンダクタンスをMとすると、励磁ライン201のループ
201bと検出ライン211のループ211aとの相互
インダクタンスは−Mとなり、励磁ライン201と検出
ライン211aの相互インダクタンスはゼロとなる。し
たがって、励磁ライン201と検出ライン211とのト
ータルの相互インダクタンスがゼロとなり、励磁ライン
201と検出ライン211間の直接的な電磁結合による
誘導信号成分を打ち消すことができる。
1 =d2 、d3 =d4 の条件を満たすように敷設されて
いるものとする。以上の励磁ライン201および検出ラ
イン211の構成により、励磁ライン201のループ2
01aと検出ライン211のループ211aとの相互イ
ンダクタンスをMとすると、励磁ライン201のループ
201bと検出ライン211のループ211aとの相互
インダクタンスは−Mとなり、励磁ライン201と検出
ライン211aの相互インダクタンスはゼロとなる。し
たがって、励磁ライン201と検出ライン211とのト
ータルの相互インダクタンスがゼロとなり、励磁ライン
201と検出ライン211間の直接的な電磁結合による
誘導信号成分を打ち消すことができる。
【0039】励磁回路2、信号処理回路3、制御回路
4、共振回路6を含む座標指示器5は前記第1の構成と
同様である。つぎに、上記構成による座標読取装置の動
作について説明する。励磁ライン201および検出ライ
ン211の各ループが互いに交差する領域A〜Dから座
標指示器5が十分離れている場合には、前述した第1の
構成と同様に、励磁ライン201−共振回路5−検出ラ
イン211の三者間の電磁誘導現象は成立せず、さら
に、励磁ライン201と検出ライン211との直接的な
電磁結合がゼロになるため、検出ライン211には誘導
信号s102は発生しない。
4、共振回路6を含む座標指示器5は前記第1の構成と
同様である。つぎに、上記構成による座標読取装置の動
作について説明する。励磁ライン201および検出ライ
ン211の各ループが互いに交差する領域A〜Dから座
標指示器5が十分離れている場合には、前述した第1の
構成と同様に、励磁ライン201−共振回路5−検出ラ
イン211の三者間の電磁誘導現象は成立せず、さら
に、励磁ライン201と検出ライン211との直接的な
電磁結合がゼロになるため、検出ライン211には誘導
信号s102は発生しない。
【0040】つぎに、座標指示器5を領域A〜Dに接近
させると、検出ライン211に誘導信号s102が発生
する。この誘導信号s102から、制御回路4で誘導信
号の振幅情報s103を得る過程については、前記第1
の構成の動作と同様であるので説明を省略する。
させると、検出ライン211に誘導信号s102が発生
する。この誘導信号s102から、制御回路4で誘導信
号の振幅情報s103を得る過程については、前記第1
の構成の動作と同様であるので説明を省略する。
【0041】なお、本構成においても、前記第2の構成
と同様に位相検出回路10を設けることにより、励磁ラ
イン201のループ201a、201bのうち、どのル
ープに座標指示器5が接近しているか、あるいは検出ラ
イン211のループ211a、211bのうち、どのル
ープに座標指示器5が接近しているかを区別することが
可能である。
と同様に位相検出回路10を設けることにより、励磁ラ
イン201のループ201a、201bのうち、どのル
ープに座標指示器5が接近しているか、あるいは検出ラ
イン211のループ211a、211bのうち、どのル
ープに座標指示器5が接近しているかを区別することが
可能である。
【0042】さらに、折り返し部分において、距離がd
1 =d2 、d3 =d4 の条件を満たしていれば、d1 〜
d4 を任意に設定することができる。周辺部の無効領域
を小さくして、座標検出装置本体1bを小さくするため
には、d1 〜d4 をできるだけ小さくする方がよい。
1 =d2 、d3 =d4 の条件を満たしていれば、d1 〜
d4 を任意に設定することができる。周辺部の無効領域
を小さくして、座標検出装置本体1bを小さくするため
には、d1 〜d4 をできるだけ小さくする方がよい。
【0043】以上説明した第1ないし第2の構成は、本
発明の原理的な構成の例を示したものである。したがっ
て、一般的な座標読取装置のように座標指示器が示す2
次元方向の座標を検出するためには、xy直交座標系の
x方向とy方向にそれぞれ複数の励磁ラインと検出ライ
ンを敷設して、検出ラインに発生する誘導信号の振幅分
布から座標指示器の指示する位置を算出する必要があ
る。以下の説明では、座標指示器5の示すx方向の座標
を検出する例について述べる。y方向の座標について
は、x方向の座標を検出する方法と同様である。
発明の原理的な構成の例を示したものである。したがっ
て、一般的な座標読取装置のように座標指示器が示す2
次元方向の座標を検出するためには、xy直交座標系の
x方向とy方向にそれぞれ複数の励磁ラインと検出ライ
ンを敷設して、検出ラインに発生する誘導信号の振幅分
布から座標指示器の指示する位置を算出する必要があ
る。以下の説明では、座標指示器5の示すx方向の座標
を検出する例について述べる。y方向の座標について
は、x方向の座標を検出する方法と同様である。
【0044】図4は、図20の従来例で示した励磁ライ
ンと検出ラインの構成に加えて、その周辺部に図3の励
磁ラインおよび検出ラインの構成を適用した座標読取装
置の第1の実施例の構成図である。また、図11は励磁
ライン301と検出ライン311の構成を示した構成図
である。
ンと検出ラインの構成に加えて、その周辺部に図3の励
磁ラインおよび検出ラインの構成を適用した座標読取装
置の第1の実施例の構成図である。また、図11は励磁
ライン301と検出ライン311の構成を示した構成図
である。
【0045】励磁ライン301と検出ライン311は、
それぞれ2つのループからなり、この2つのループのル
ープ方向が互いに逆方向になるように構成されている。
この励磁ライン301および検出ライン311の構成を
図11に示す。また、励磁ラインの第1のループ301
aと第2のループ301bの間に、1つのループ形状を
なす励磁ライン302〜304がそれぞれ平行になるよ
うにxy直交座標系のx軸に平行に敷設し、等間隔にな
るよう敷設する。
それぞれ2つのループからなり、この2つのループのル
ープ方向が互いに逆方向になるように構成されている。
この励磁ライン301および検出ライン311の構成を
図11に示す。また、励磁ラインの第1のループ301
aと第2のループ301bの間に、1つのループ形状を
なす励磁ライン302〜304がそれぞれ平行になるよ
うにxy直交座標系のx軸に平行に敷設し、等間隔にな
るよう敷設する。
【0046】さらに、検出ライン311の第1のループ
311aと第2のループ311bの間に、1つのループ
形状をなす検出ライン312〜314を、それぞれ平行
になるようにxy直交座標系のy軸に平行に敷設し、等
間隔になるよう敷設する。8は励磁回路2に接続され、
励磁ライン301〜304のうち、ただ一つの励磁ライ
ンを順次選択する励磁ライン走査回路、9は信号処理回
路3および位相検出回路10に接続され、検出ライン3
11〜314のうち、ただ一つの検出ラインを順次選択
する検出ライン走査回路である。2は励磁ライン301
〜304へ励磁信号s101を供給する励磁回路、3a
は検出ライン走査回路9に接続され、検出ライン311
〜314に発生する誘導信号s102を処理する信号処
理回路、4bは励磁回路2や励磁ライン走査回路8、検
出ライン走査回路9を制御するとともに、信号処理回路
3aと後述する位相反転回路10に接続され、後述する
座標指示器5の指示位置を算出する機能を有する制御回
路、10は励磁回路2と検出ライン走査回路9に接続さ
れ、座標指示器5が接近しているループ位置の情報を制
御回路4bに出力する位相検出回路である。以上が座標
検出装置本体1cに含まれる部分である。また、5は共
振回路6を有する座標指示器である。
311aと第2のループ311bの間に、1つのループ
形状をなす検出ライン312〜314を、それぞれ平行
になるようにxy直交座標系のy軸に平行に敷設し、等
間隔になるよう敷設する。8は励磁回路2に接続され、
励磁ライン301〜304のうち、ただ一つの励磁ライ
ンを順次選択する励磁ライン走査回路、9は信号処理回
路3および位相検出回路10に接続され、検出ライン3
11〜314のうち、ただ一つの検出ラインを順次選択
する検出ライン走査回路である。2は励磁ライン301
〜304へ励磁信号s101を供給する励磁回路、3a
は検出ライン走査回路9に接続され、検出ライン311
〜314に発生する誘導信号s102を処理する信号処
理回路、4bは励磁回路2や励磁ライン走査回路8、検
出ライン走査回路9を制御するとともに、信号処理回路
3aと後述する位相反転回路10に接続され、後述する
座標指示器5の指示位置を算出する機能を有する制御回
路、10は励磁回路2と検出ライン走査回路9に接続さ
れ、座標指示器5が接近しているループ位置の情報を制
御回路4bに出力する位相検出回路である。以上が座標
検出装置本体1cに含まれる部分である。また、5は共
振回路6を有する座標指示器である。
【0047】s101は励磁信号、s102は誘導信
号、s103は誘導信号s102の振幅情報、s104
は励磁回路2を制御する励磁制御信号、s105は座標
指示器5が接近しているループの位置を示すループ位置
情報、s106は励磁ライン走査回路8を制御する励磁
ライン選択信号、s107は検出ライン走査回路9を制
御する検出ライン選択信号である。
号、s103は誘導信号s102の振幅情報、s104
は励磁回路2を制御する励磁制御信号、s105は座標
指示器5が接近しているループの位置を示すループ位置
情報、s106は励磁ライン走査回路8を制御する励磁
ライン選択信号、s107は検出ライン走査回路9を制
御する検出ライン選択信号である。
【0048】つぎに、本実施例の動作について説明す
る。まず、制御回路4bは、後述する走査方法に基づい
て励磁制御信号s104と励磁ライン選択信号s106
と検出ライン選択信号s107を出力し、励磁ライン走
査回路8により励磁ライン301〜304のうち、1本
の励磁ラインを順次選択する。同時に検出ライン走査回
路9により、検出ライン311〜314のうち、1本の
検出ラインを順次選択し、誘導信号s102を信号処理
回路3aおよび位相検出回路10に導く。なお、誘導信
号s102から誘導信号s102の振幅情報s103を
得る過程については、前述した第1の構成の動作と同様
であるので説明を省略する。
る。まず、制御回路4bは、後述する走査方法に基づい
て励磁制御信号s104と励磁ライン選択信号s106
と検出ライン選択信号s107を出力し、励磁ライン走
査回路8により励磁ライン301〜304のうち、1本
の励磁ラインを順次選択する。同時に検出ライン走査回
路9により、検出ライン311〜314のうち、1本の
検出ラインを順次選択し、誘導信号s102を信号処理
回路3aおよび位相検出回路10に導く。なお、誘導信
号s102から誘導信号s102の振幅情報s103を
得る過程については、前述した第1の構成の動作と同様
であるので説明を省略する。
【0049】制御回路4bは、励磁ライン301〜30
4と検出ライン311〜314を順次選択することによ
って得られた振幅情報s103の分布とループ位置情報
s105から、座標指示器5の指示する位置を正確に検
出することが可能となる。ここで、励磁ライン301〜
304、検出ライン311〜314の走査方法について
説明する。ただし、この方法は一例を示したものであっ
て、本発明をこの走査方法に限定するものではない。
4と検出ライン311〜314を順次選択することによ
って得られた振幅情報s103の分布とループ位置情報
s105から、座標指示器5の指示する位置を正確に検
出することが可能となる。ここで、励磁ライン301〜
304、検出ライン311〜314の走査方法について
説明する。ただし、この方法は一例を示したものであっ
て、本発明をこの走査方法に限定するものではない。
【0050】制御回路4bは、励磁ライン301〜30
4を選択するように順次励磁ライン選択信号s106を
出力する。なお、励磁ライン301を選択するときは、
図11で示す第1のループ301aと第2のループ30
1bの2カ所を選択することになる。
4を選択するように順次励磁ライン選択信号s106を
出力する。なお、励磁ライン301を選択するときは、
図11で示す第1のループ301aと第2のループ30
1bの2カ所を選択することになる。
【0051】同時に、制御回路4bは検出ライン311
〜314を選択するように順次検出ライン選択信号s1
07を出力する。なお、検出ライン311を選択すると
きは、図11で示すループ311aとループ311bの
2カ所を選択することになる。
〜314を選択するように順次検出ライン選択信号s1
07を出力する。なお、検出ライン311を選択すると
きは、図11で示すループ311aとループ311bの
2カ所を選択することになる。
【0052】以上まとめると、4通りの励磁ライン選択
信号s106と、4通りの検出ライン選択信号s107
を組み合わせることにより、励磁ライン、検出ライン選
択信号の組み合わせは計16通りとなる。さらに、励磁
ライン301を選択する場合はループ301aとループ
301bの2カ所を選択し、検出ライン311を選択す
る場合には、ループ311aとループ311bの2カ所
を選択することになるので、マトリックス状に励磁ライ
ン301〜304と検出ライン311〜314を選択す
ることにより、制御回路4bでは、励磁ライン301〜
304の各ループと検出ライン311〜314の各ルー
プが交差する25カ所の領域における誘導信号の振幅情
報s103を得ることが可能となる。
信号s106と、4通りの検出ライン選択信号s107
を組み合わせることにより、励磁ライン、検出ライン選
択信号の組み合わせは計16通りとなる。さらに、励磁
ライン301を選択する場合はループ301aとループ
301bの2カ所を選択し、検出ライン311を選択す
る場合には、ループ311aとループ311bの2カ所
を選択することになるので、マトリックス状に励磁ライ
ン301〜304と検出ライン311〜314を選択す
ることにより、制御回路4bでは、励磁ライン301〜
304の各ループと検出ライン311〜314の各ルー
プが交差する25カ所の領域における誘導信号の振幅情
報s103を得ることが可能となる。
【0053】さらに、座標指示器5が接近しているルー
プ位置の決定方法について、図12から図16に基づき
説明する。図12〜図16は第1の実施例において、座
標指示器5が接近しているループ位置の決定方法を説明
するための説明図である。
プ位置の決定方法について、図12から図16に基づき
説明する。図12〜図16は第1の実施例において、座
標指示器5が接近しているループ位置の決定方法を説明
するための説明図である。
【0054】本実施例の構成では、座標指示器5が励磁
ライン301の第1のループ301aと検出ライン31
1の第1のループ311aが交差する領域11付近に存
在する第1の条件で、励磁ライン301と検出ライン3
11を選択すると、検出ライン311に誘導信号s10
2が誘起し、誘導信号の振幅情報s103を得ることが
できる。同様に、座標指示器5が領域15、領域51、
領域55に接近する第2、第3、第4の条件でも、誘導
信号s102が検出ライン311に誘起し、誘導信号の
振幅情報s103を得ることができる。そして、位置検
出回路10で前述の原理により、座標指示器5が第1ま
たは第4の条件に近いか、第2または第3の条件に近い
かが判別される。すなわち、第1および第4の条件に近
い場合のループ位置情報s105は0となり、第2およ
び第3の条件に近い場合のループ位置情報s105は1
となる。
ライン301の第1のループ301aと検出ライン31
1の第1のループ311aが交差する領域11付近に存
在する第1の条件で、励磁ライン301と検出ライン3
11を選択すると、検出ライン311に誘導信号s10
2が誘起し、誘導信号の振幅情報s103を得ることが
できる。同様に、座標指示器5が領域15、領域51、
領域55に接近する第2、第3、第4の条件でも、誘導
信号s102が検出ライン311に誘起し、誘導信号の
振幅情報s103を得ることができる。そして、位置検
出回路10で前述の原理により、座標指示器5が第1ま
たは第4の条件に近いか、第2または第3の条件に近い
かが判別される。すなわち、第1および第4の条件に近
い場合のループ位置情報s105は0となり、第2およ
び第3の条件に近い場合のループ位置情報s105は1
となる。
【0055】なお、図13〜図16は、座標指示器5が
図12の領域11、51、15、55の付近に位置した
ときのそれぞれの誘導信号とループ位置情報s105を
示した説明図である。図13は、座標指示器5が領域1
1の近くである励磁ライン301aと検出ライン312
の交差点付近に位置している場合であり、検出ライン3
12に表れる誘導電圧が一番大きく、検出ライン312
から遠いセンスラインほど誘導信号の振幅は小さくな
る。またこの場合、座標指示器5は励磁ライン301a
の上に位置しているので、位相検出回路10から出力さ
れるループ位置情報s105は、各検出ライン311〜
314に対して「0」となる。
図12の領域11、51、15、55の付近に位置した
ときのそれぞれの誘導信号とループ位置情報s105を
示した説明図である。図13は、座標指示器5が領域1
1の近くである励磁ライン301aと検出ライン312
の交差点付近に位置している場合であり、検出ライン3
12に表れる誘導電圧が一番大きく、検出ライン312
から遠いセンスラインほど誘導信号の振幅は小さくな
る。またこの場合、座標指示器5は励磁ライン301a
の上に位置しているので、位相検出回路10から出力さ
れるループ位置情報s105は、各検出ライン311〜
314に対して「0」となる。
【0056】図14は、座標指示器5が領域51の近く
である励磁ライン301bと検出ライン312の交差点
付近に位置している場合であり、検出ライン312に表
れる誘導信号の振幅が一番大きく、検出ライン312か
ら遠いセンスラインほど誘導信号の振幅は小さくなる。
またこの場合、座標指示器5は励磁ライン301bの上
に位置しているので、位相検出回路10から出力される
ループ位置情報s105は、各検出ライン311〜31
4に対して「1」となる。ただし、検出ライン314にお
けるループ位置情報s105は、その誘導信号の振幅が
極めて小さいので「0」となる。
である励磁ライン301bと検出ライン312の交差点
付近に位置している場合であり、検出ライン312に表
れる誘導信号の振幅が一番大きく、検出ライン312か
ら遠いセンスラインほど誘導信号の振幅は小さくなる。
またこの場合、座標指示器5は励磁ライン301bの上
に位置しているので、位相検出回路10から出力される
ループ位置情報s105は、各検出ライン311〜31
4に対して「1」となる。ただし、検出ライン314にお
けるループ位置情報s105は、その誘導信号の振幅が
極めて小さいので「0」となる。
【0057】図15は、座標指示器5が領域15の近く
である励磁ライン301aと検出ライン314の交差点
付近に位置している場合であり、検出ライン314に表
れる誘導信号の振幅が一番大きく、検出ライン314か
ら遠いセンスラインほど誘導信号の振幅は小さくなる。
ここで検出ライン311の誘導信号の振幅が比較的大き
いのは、検出ライン311bに表れる誘導信号を検出し
ているからである。またこの場合、座標指示器5は励磁
ライン301aの上に位置しているので、位相検出回路
10から出力されるループ位置情報s105は、各検出
ライン311〜314に対して「0」となるべきである
が、検出ライン311に関しては前述のように検出ライ
ン311bの誘導信号を検出しているので、位相検出回
路10は検出ライン311に対するループ位置情報s1
05を「1」として出力する。
である励磁ライン301aと検出ライン314の交差点
付近に位置している場合であり、検出ライン314に表
れる誘導信号の振幅が一番大きく、検出ライン314か
ら遠いセンスラインほど誘導信号の振幅は小さくなる。
ここで検出ライン311の誘導信号の振幅が比較的大き
いのは、検出ライン311bに表れる誘導信号を検出し
ているからである。またこの場合、座標指示器5は励磁
ライン301aの上に位置しているので、位相検出回路
10から出力されるループ位置情報s105は、各検出
ライン311〜314に対して「0」となるべきである
が、検出ライン311に関しては前述のように検出ライ
ン311bの誘導信号を検出しているので、位相検出回
路10は検出ライン311に対するループ位置情報s1
05を「1」として出力する。
【0058】図16は、座標指示器5が領域55の近く
である励磁ライン301bと検出ライン314の交差点
付近に位置している場合であり、検出ライン314に表
れる誘導信号の振幅が一番大きく、検出ライン314か
ら遠いセンスラインほど誘導信号の振幅は小さくなる。
ここで検出ライン311の誘導信号の振幅が比較的大き
いのは、検出ライン311bに表れる誘導信号を検出し
ているからである。またこの場合、座標指示器5は励磁
ライン301bの上に位置しているので、位相検出回路
10から出力されるループ位置情報s105は、各検出
ライン311〜314に対して「1」となるべきである
が、検出ライン311に関しては前述のように検出ライ
ン311bの誘導信号を検出しているので、位相検出回
路10は検出ライン311に対するループ位置情報s1
05をさらに反転して「0」として出力する。なお、検出
ライン312のループ位置情報s105は本来「1」とな
るべきであるが、その誘導信号の振幅が極めて小さいの
で「0」となっている。
である励磁ライン301bと検出ライン314の交差点
付近に位置している場合であり、検出ライン314に表
れる誘導信号の振幅が一番大きく、検出ライン314か
ら遠いセンスラインほど誘導信号の振幅は小さくなる。
ここで検出ライン311の誘導信号の振幅が比較的大き
いのは、検出ライン311bに表れる誘導信号を検出し
ているからである。またこの場合、座標指示器5は励磁
ライン301bの上に位置しているので、位相検出回路
10から出力されるループ位置情報s105は、各検出
ライン311〜314に対して「1」となるべきである
が、検出ライン311に関しては前述のように検出ライ
ン311bの誘導信号を検出しているので、位相検出回
路10は検出ライン311に対するループ位置情報s1
05をさらに反転して「0」として出力する。なお、検出
ライン312のループ位置情報s105は本来「1」とな
るべきであるが、その誘導信号の振幅が極めて小さいの
で「0」となっている。
【0059】したがって、制御回路4bでループ位置情
報s105を得ることにより、第1の条件または第4の
条件と、第2の条件または第3の条件を区別することが
可能となる。さらに、第1の条件と第4の条件との区
別、あるいは第2の条件と第3の条件との区別は以下の
ように行う。たとえば、第1の条件と第4の条件との区
別は、励磁ライン301の第1のループ301aの隣に
敷設されている励磁ライン302と検出ライン311を
選択し、あるいは励磁ライン301と検出ライン311
の第1ループ311aの隣に敷設されている検出ライン
312を選択したときの誘導信号の振幅情報s103を
あらかじめ定めた振幅情報値と比較することにより、ま
たは、この振幅情報s103と励磁ライン301の第2
のループ301bの隣に敷設されている励磁ライン30
4と検出ライン311を選択し、あるいは励磁ライン3
01と検出ライン311の第2ループ311bの隣に敷
設されている検出ライン314を選択したときの誘導信
号の振幅情報s103を比較することによって容易に行
える。すなわち、第1の条件と第4の条件との区別、あ
るいは第2の条件と第3の条件との区別は、第1および
第2のループから構成される差動センスラインに隣接す
る1つのループからなる励磁ラインか、あるいは検出ラ
インかで構成されるアドレスを選択し、前記選択状態で
誘導信号の振幅情報s103を検出し、その大きさによ
り区別するわけである。第2の条件と第3の条件との区
別も同様の考え方で行う。
報s105を得ることにより、第1の条件または第4の
条件と、第2の条件または第3の条件を区別することが
可能となる。さらに、第1の条件と第4の条件との区
別、あるいは第2の条件と第3の条件との区別は以下の
ように行う。たとえば、第1の条件と第4の条件との区
別は、励磁ライン301の第1のループ301aの隣に
敷設されている励磁ライン302と検出ライン311を
選択し、あるいは励磁ライン301と検出ライン311
の第1ループ311aの隣に敷設されている検出ライン
312を選択したときの誘導信号の振幅情報s103を
あらかじめ定めた振幅情報値と比較することにより、ま
たは、この振幅情報s103と励磁ライン301の第2
のループ301bの隣に敷設されている励磁ライン30
4と検出ライン311を選択し、あるいは励磁ライン3
01と検出ライン311の第2ループ311bの隣に敷
設されている検出ライン314を選択したときの誘導信
号の振幅情報s103を比較することによって容易に行
える。すなわち、第1の条件と第4の条件との区別、あ
るいは第2の条件と第3の条件との区別は、第1および
第2のループから構成される差動センスラインに隣接す
る1つのループからなる励磁ラインか、あるいは検出ラ
インかで構成されるアドレスを選択し、前記選択状態で
誘導信号の振幅情報s103を検出し、その大きさによ
り区別するわけである。第2の条件と第3の条件との区
別も同様の考え方で行う。
【0060】また、差動センスラインを用いると必ず、
2つのアドレスがお互いに位相が180度ずれただけで
存在する。このときループ位置情報s105は「0」か
「1」かの違いだけであり、励磁ラインおよび検出ライ
ンの選択信号s106とs107の変化はない。これ
は、第1の条件と第2の条件との差、すなわち領域11
と領域15、あるいは第3の条件と第4の条件との差、
すなわち領域51と領域55の違いを示している。
2つのアドレスがお互いに位相が180度ずれただけで
存在する。このときループ位置情報s105は「0」か
「1」かの違いだけであり、励磁ラインおよび検出ライ
ンの選択信号s106とs107の変化はない。これ
は、第1の条件と第2の条件との差、すなわち領域11
と領域15、あるいは第3の条件と第4の条件との差、
すなわち領域51と領域55の違いを示している。
【0061】座標指示器5を極端に傾けた場合などに、
共振回路6の励磁ラインあるいは検出ラインに対する位
置関係から、座標指示器5の存在する近傍で位相が18
0度ずれた状態となり、本来誘導信号が発生しないアド
レスにおいて、誘導電圧を発生してしまうことがある。
たとえば、領域11近傍で座標指示器5が傾いた状態等
で存在するとき、ループ位置情報s105は「0」では
なく、「1」となり、制御回路4bでは領域15あるい
は領域51で誘導信号の振幅情報s103を検出したと
判断し、誤認識の原因となることがある。しかし、この
場合においても、前述したように、第1の条件と第4の
条件との区別、あるいは第2の条件と第3の条件との区
別をする方法は、隣接したアドレスで誘導信号の振幅情
報s103の大きさを用いることにより、容易に誤認識
を防ぐことができる。ただし、2つのループからなる差
動センスラインどうしを選択した場合は、やはり2つの
アドレスが180度位相がずれた状態で存在しているの
で、その差動センスラインにより構成されるアドレスで
検出される誘導信号の振幅情報s103では誤認識を判
断できない。しかし、隣接するアドレスに1つのループ
からなる励磁ラインおよび検出ラインを設けることによ
り、そのアドレスで検出された誘導信号の振幅情報s1
03の大きさによって誤認識かどうかを判断することが
できるので問題はない。
共振回路6の励磁ラインあるいは検出ラインに対する位
置関係から、座標指示器5の存在する近傍で位相が18
0度ずれた状態となり、本来誘導信号が発生しないアド
レスにおいて、誘導電圧を発生してしまうことがある。
たとえば、領域11近傍で座標指示器5が傾いた状態等
で存在するとき、ループ位置情報s105は「0」では
なく、「1」となり、制御回路4bでは領域15あるい
は領域51で誘導信号の振幅情報s103を検出したと
判断し、誤認識の原因となることがある。しかし、この
場合においても、前述したように、第1の条件と第4の
条件との区別、あるいは第2の条件と第3の条件との区
別をする方法は、隣接したアドレスで誘導信号の振幅情
報s103の大きさを用いることにより、容易に誤認識
を防ぐことができる。ただし、2つのループからなる差
動センスラインどうしを選択した場合は、やはり2つの
アドレスが180度位相がずれた状態で存在しているの
で、その差動センスラインにより構成されるアドレスで
検出される誘導信号の振幅情報s103では誤認識を判
断できない。しかし、隣接するアドレスに1つのループ
からなる励磁ラインおよび検出ラインを設けることによ
り、そのアドレスで検出された誘導信号の振幅情報s1
03の大きさによって誤認識かどうかを判断することが
できるので問題はない。
【0062】以上の結果から、誘導信号の振幅情報s1
03の分布とループ位置情報s105を得ることによ
り、制御回路4bにおいて、座標指示器5の接近してい
るループ位置を特定することができ、座標指示器5の大
まかな位置を特定することが可能となる。
03の分布とループ位置情報s105を得ることによ
り、制御回路4bにおいて、座標指示器5の接近してい
るループ位置を特定することができ、座標指示器5の大
まかな位置を特定することが可能となる。
【0063】つぎに座標指示器5が指示する詳細な座標
の算出方法について、図17から図20を用いて説明す
る。ただし、この座標算出方法も、説明のために一例を
示したものであって、この方法に限定するものではな
い。図17は励磁ライン301と検出ライン311〜3
14(検出ライン314は図示せず)を示したものであ
る。
の算出方法について、図17から図20を用いて説明す
る。ただし、この座標算出方法も、説明のために一例を
示したものであって、この方法に限定するものではな
い。図17は励磁ライン301と検出ライン311〜3
14(検出ライン314は図示せず)を示したものであ
る。
【0064】図18は、座標指示器5が図17で示した
励磁ライン301の第1のループ301aと、検出ライ
ン312の中心線L0 上に位置する場合の検出ライン3
11〜313に発生する誘導信号の振幅情報s103を
示したものである。また、図19は座標指示器5が図1
7で示した励磁ライン301の第1のループ301a上
であり、検出ライン312と検出ライン313の中間線
L1 上に位置する場合の検出ライン311〜313に発
生する誘導信号の振幅情報s103を示したものであ
る。
励磁ライン301の第1のループ301aと、検出ライ
ン312の中心線L0 上に位置する場合の検出ライン3
11〜313に発生する誘導信号の振幅情報s103を
示したものである。また、図19は座標指示器5が図1
7で示した励磁ライン301の第1のループ301a上
であり、検出ライン312と検出ライン313の中間線
L1 上に位置する場合の検出ライン311〜313に発
生する誘導信号の振幅情報s103を示したものであ
る。
【0065】まず、座標指示器5が図17に示す検出ラ
イン312の中心線L0 上に位置する場合について説明
する。この場合、検出ライン311〜313を選択した
場合の誘導信号の振幅情報s103を順にV11、V12、
V13として比較すると、図18の分布で示すように検出
ライン312を選択した場合の誘導信号の振幅情報V 12
が最も大きくなり、座標指示器5と検出ライン311の
第1のループ311aとの距離と座標指示器5と検出ラ
イン313との距離は同じであるので、検出ライン31
1と313の誘導信号の振幅情報V11、V13は等しくな
る。
イン312の中心線L0 上に位置する場合について説明
する。この場合、検出ライン311〜313を選択した
場合の誘導信号の振幅情報s103を順にV11、V12、
V13として比較すると、図18の分布で示すように検出
ライン312を選択した場合の誘導信号の振幅情報V 12
が最も大きくなり、座標指示器5と検出ライン311の
第1のループ311aとの距離と座標指示器5と検出ラ
イン313との距離は同じであるので、検出ライン31
1と313の誘導信号の振幅情報V11、V13は等しくな
る。
【0066】つぎに、座標指示器5が検出ライン312
と検出ライン313から等距離にある線L1上に位置す
る場合について説明する。この場合、図19の分布で示
すように検出ライン312と313の誘導信号の振幅V
12とV13は、座標指示器5と検出ライン312との間、
および座標指示器5と検出ライン313との間が等距離
であるため、等しくなる。
と検出ライン313から等距離にある線L1上に位置す
る場合について説明する。この場合、図19の分布で示
すように検出ライン312と313の誘導信号の振幅V
12とV13は、座標指示器5と検出ライン312との間、
および座標指示器5と検出ライン313との間が等距離
であるため、等しくなる。
【0067】ここで、本出願人が提案した方式(特開昭
55−96411号)を適用し座標を算出することがで
きる。すなわち上記誘導信号の振幅を基に次式で定義さ
れる計算を行う。 Q=(Vp −Vp+1 )/(Vp −Vp-1 ) (式1) ただし、Vp+1 >Vp-1 上式において、V12をVp に、V11をVp-1 に、V13を
Vp+1 に代入し、座標指示器5をx軸に平行にL0 から
L1 へ移動させた場合の(式1)に示すQの変化を図2
0に示す。座標指示器5がL0 の位置にある場合Q=1
となり、座標指示器5がL1の位置にある場合Q=0と
なることは前述した説明より明らかである。また、座標
指示器5がL0 とL1 の間に位置する場合、Qはこの位
置と1対1に対応した0<Q<1の範囲の値をとる。し
たがって、このQの特性をあらかじめ実験的に求めてお
くことにより、誘導信号の振幅情報s103の分布から
Qを算出し、このQからL0 −L1 間における座標指示
器5の正確な位置を求めることができる。
55−96411号)を適用し座標を算出することがで
きる。すなわち上記誘導信号の振幅を基に次式で定義さ
れる計算を行う。 Q=(Vp −Vp+1 )/(Vp −Vp-1 ) (式1) ただし、Vp+1 >Vp-1 上式において、V12をVp に、V11をVp-1 に、V13を
Vp+1 に代入し、座標指示器5をx軸に平行にL0 から
L1 へ移動させた場合の(式1)に示すQの変化を図2
0に示す。座標指示器5がL0 の位置にある場合Q=1
となり、座標指示器5がL1の位置にある場合Q=0と
なることは前述した説明より明らかである。また、座標
指示器5がL0 とL1 の間に位置する場合、Qはこの位
置と1対1に対応した0<Q<1の範囲の値をとる。し
たがって、このQの特性をあらかじめ実験的に求めてお
くことにより、誘導信号の振幅情報s103の分布から
Qを算出し、このQからL0 −L1 間における座標指示
器5の正確な位置を求めることができる。
【0068】なお、前述したように励磁ライン301お
よび検出ライン311〜313を選択したときの誘導信
号の振幅情報V11、V12、V13において、励磁ラインと
検出ラインとの直接的な電磁結合による誘導信号成分は
含まれず、誘導信号の振幅V 11、V12、V13から算出さ
れるQに対して、励磁ラインと検出ラインとの電磁結合
の影響はない。
よび検出ライン311〜313を選択したときの誘導信
号の振幅情報V11、V12、V13において、励磁ラインと
検出ラインとの直接的な電磁結合による誘導信号成分は
含まれず、誘導信号の振幅V 11、V12、V13から算出さ
れるQに対して、励磁ラインと検出ラインとの電磁結合
の影響はない。
【0069】つぎに、1つのループ形状からなる励磁ラ
インを選択した場合について説明する。なお、説明を簡
略化するため、励磁ライン302を選択した場合を例に
して説明する。まず、励磁ライン302を選択し、検出
ライン311〜314を走査して得られた誘導信号の振
幅情報s103を順にV21、V22、V23とする。この場
合も上記座標算出方法により、Qを算出することができ
る。このうち、V22、V23については、励磁ライン30
2と検出ライン312〜313との直接的な電磁結合が
発生するため、励磁ライン−検出ライン間の直接的な電
磁結合による誘導信号成分は含まれているが、励磁ライ
ン302と検出ライン311〜313との相互インダク
タンスはさほど大きくならないので、誘導信号の振幅V
21、V22、V23から算出されるQに対して、励磁ライン
と検出ライン間の直接的な電磁結合の影響は小さく、座
標検出装置本体1dの周辺部で座標算出精度が悪化する
という課題を解決することができる。
インを選択した場合について説明する。なお、説明を簡
略化するため、励磁ライン302を選択した場合を例に
して説明する。まず、励磁ライン302を選択し、検出
ライン311〜314を走査して得られた誘導信号の振
幅情報s103を順にV21、V22、V23とする。この場
合も上記座標算出方法により、Qを算出することができ
る。このうち、V22、V23については、励磁ライン30
2と検出ライン312〜313との直接的な電磁結合が
発生するため、励磁ライン−検出ライン間の直接的な電
磁結合による誘導信号成分は含まれているが、励磁ライ
ン302と検出ライン311〜313との相互インダク
タンスはさほど大きくならないので、誘導信号の振幅V
21、V22、V23から算出されるQに対して、励磁ライン
と検出ライン間の直接的な電磁結合の影響は小さく、座
標検出装置本体1dの周辺部で座標算出精度が悪化する
という課題を解決することができる。
【0070】逆に考えると、本構成のように励磁ライン
301と検出ライン311を座標検出装置の周辺部に敷
設することにより、座標検出装置本体の面積を変えるこ
となく、周辺部の無効領域を小さくでき、読取可能領域
を広くすることが可能となる。
301と検出ライン311を座標検出装置の周辺部に敷
設することにより、座標検出装置本体の面積を変えるこ
となく、周辺部の無効領域を小さくでき、読取可能領域
を広くすることが可能となる。
【0071】以上のように、励磁ライン301〜304
および検出ライン311〜314を走査することによっ
て、得られた誘導信号の振幅情報s103の分布から、
座標指示器5の示す位置を正確に検出することが可能と
なる。なお、本発明の目的は励磁ライン−検出ライン間
の直接的な電磁結合によって発生する誘導信号成分を少
なくすることであり、励磁ライン−検出ライン間の相互
インダクタンスが小さくなるように敷設すればよい。よ
って、2つのループから構成される励磁ラインおよび検
出ラインを含めて、励磁ラインおよび検出ラインの形
状、巻き数や、励磁ラインおよび検出ラインの敷設する
間隔を特に限定するものではない。
および検出ライン311〜314を走査することによっ
て、得られた誘導信号の振幅情報s103の分布から、
座標指示器5の示す位置を正確に検出することが可能と
なる。なお、本発明の目的は励磁ライン−検出ライン間
の直接的な電磁結合によって発生する誘導信号成分を少
なくすることであり、励磁ライン−検出ライン間の相互
インダクタンスが小さくなるように敷設すればよい。よ
って、2つのループから構成される励磁ラインおよび検
出ラインを含めて、励磁ラインおよび検出ラインの形
状、巻き数や、励磁ラインおよび検出ラインの敷設する
間隔を特に限定するものではない。
【0072】図5は本発明による座標読取装置の第3の
構成を示す構成図である。1dは座標検出装置本体、5
は共振回路6を有する座標指示器、11は増幅回路、3
bは第2のセンスライン411と増幅回路11の入力と
に接続される信号処理回路、4cは信号処理回路3bの
出力に接続される制御回路である。
構成を示す構成図である。1dは座標検出装置本体、5
は共振回路6を有する座標指示器、11は増幅回路、3
bは第2のセンスライン411と増幅回路11の入力と
に接続される信号処理回路、4cは信号処理回路3bの
出力に接続される制御回路である。
【0073】第1のセンスライン401は、1つのルー
プ形状をなし、一端を増幅回路11の出力に接続する。
第2のセンスライン411は長さ、幅、巻き数等の等し
い矩形状の第1のループ411aと第2のループ411
bからなり、一端を増幅回路11の入力に接続する。な
お、第1のセンスライン401および第2のセンスライ
ン411の構成は、前記第1の構成で示した励磁ライン
および検出ラインの構成と同様であり、前述したように
第1のセンスライン401と第2のセンスライン411
との相互インダクタンスはゼロとなる。
プ形状をなし、一端を増幅回路11の出力に接続する。
第2のセンスライン411は長さ、幅、巻き数等の等し
い矩形状の第1のループ411aと第2のループ411
bからなり、一端を増幅回路11の入力に接続する。な
お、第1のセンスライン401および第2のセンスライ
ン411の構成は、前記第1の構成で示した励磁ライン
および検出ラインの構成と同様であり、前述したように
第1のセンスライン401と第2のセンスライン411
との相互インダクタンスはゼロとなる。
【0074】s201は増幅回路11の出力信号、s2
02は増幅回路11の入力信号、s203は入力信号s
202の振幅情報である。つぎに、上記第3の構成の動
作について説明する。まず、座標指示器5が第1のセン
スライン401および第2のセンスライン411のルー
プ411aおよび411bが互いに交差している領域A
およびBから離れている場合は、第1のセンスライン4
01と第2のセンスライン411との間の相互インダク
タンスはゼロであり、直接的な電磁結合はない。したが
って、増幅回路11の入出力間で帰還は発生せず、発振
しない。
02は増幅回路11の入力信号、s203は入力信号s
202の振幅情報である。つぎに、上記第3の構成の動
作について説明する。まず、座標指示器5が第1のセン
スライン401および第2のセンスライン411のルー
プ411aおよび411bが互いに交差している領域A
およびBから離れている場合は、第1のセンスライン4
01と第2のセンスライン411との間の相互インダク
タンスはゼロであり、直接的な電磁結合はない。したが
って、増幅回路11の入出力間で帰還は発生せず、発振
しない。
【0075】つぎに、座標指示器5を第1のセンスライ
ン401と第2のセンスライン411のループ411a
の交差している領域Aに接近させると、座標指示器5内
の共振回路6と、第1のセンスライン401および第2
のセンスライン411とが電磁結合して、増幅回路11
の出力、第1のセンスライン401、共振回路6、第2
のセンスライン411、増幅回路11の入力を一連の経
路とした第1の正帰還ループが構成され、共振回路6の
共振周波数に基づく発振が発生する。したがって、信号
処理回路3bで増幅回路の入力信号s202を振幅情報
s203に変換し、制御回路4でその振幅情報s203
を演算することにより、座標指示器5の指示した位置情
報を得ることができる。
ン401と第2のセンスライン411のループ411a
の交差している領域Aに接近させると、座標指示器5内
の共振回路6と、第1のセンスライン401および第2
のセンスライン411とが電磁結合して、増幅回路11
の出力、第1のセンスライン401、共振回路6、第2
のセンスライン411、増幅回路11の入力を一連の経
路とした第1の正帰還ループが構成され、共振回路6の
共振周波数に基づく発振が発生する。したがって、信号
処理回路3bで増幅回路の入力信号s202を振幅情報
s203に変換し、制御回路4でその振幅情報s203
を演算することにより、座標指示器5の指示した位置情
報を得ることができる。
【0076】つぎに、座標指示器5を第1のセンスライ
ン401および第2のセンスライン411のループ41
1bが交差している領域Bに接近させる場合について説
明する。この場合、第2のセンスライン411の第2の
ループ411bのループ方向を第1のループ411aの
ループ方向とは逆方向になるよう接続しているので、第
2のセンスラインに発生する入力信号s202の位相
は、座標指示器5を領域Aに接近させる場合とは180
度異なる。したがって、増幅回路11の入出力間で正帰
還ループが成立せず、発振しない。
ン401および第2のセンスライン411のループ41
1bが交差している領域Bに接近させる場合について説
明する。この場合、第2のセンスライン411の第2の
ループ411bのループ方向を第1のループ411aの
ループ方向とは逆方向になるよう接続しているので、第
2のセンスラインに発生する入力信号s202の位相
は、座標指示器5を領域Aに接近させる場合とは180
度異なる。したがって、増幅回路11の入出力間で正帰
還ループが成立せず、発振しない。
【0077】このように、図5に示した第3の構成で
は、第2のセンスライン411の第1のループ411a
に座標指示器5を接近させる場合のみ、座標指示器5の
位置情報を検出することが可能であり、第2のセンスラ
インの第2のループ411bに接近した場合には、座標
指示器5の位置情報を検出することができない。
は、第2のセンスライン411の第1のループ411a
に座標指示器5を接近させる場合のみ、座標指示器5の
位置情報を検出することが可能であり、第2のセンスラ
インの第2のループ411bに接近した場合には、座標
指示器5の位置情報を検出することができない。
【0078】そこで、前記第3の構成に加えて、増幅回
路11の出力と第1のセンスライン401との間に位相
を180度変化させる位相反転機能を有する位相切替回
路12を設けた第4の構成について、図6に基づき説明
する。図6において、11は増幅回路、3bは第2のセ
ンスライン411と増幅回路11の入力とに接続される
信号処理回路、4dは位相切替回路12を制御するとと
もに、信号処理回路3bの出力に接続され、後述する座
標指示器5の位置情報を検出する機能を有する制御回路
であり、5は共振回路6を有する座標指示器である。
路11の出力と第1のセンスライン401との間に位相
を180度変化させる位相反転機能を有する位相切替回
路12を設けた第4の構成について、図6に基づき説明
する。図6において、11は増幅回路、3bは第2のセ
ンスライン411と増幅回路11の入力とに接続される
信号処理回路、4dは位相切替回路12を制御するとと
もに、信号処理回路3bの出力に接続され、後述する座
標指示器5の位置情報を検出する機能を有する制御回路
であり、5は共振回路6を有する座標指示器である。
【0079】12は図10で示す構成を有する位相切替
回路で、位相切替スイッチ18と位相反転回路19から
なり、制御回路4から出力される位相切替信号s205
によって、出力信号s201の位相を反転と非反転の2
状態に切り替えて出力する機能を有する。
回路で、位相切替スイッチ18と位相反転回路19から
なり、制御回路4から出力される位相切替信号s205
によって、出力信号s201の位相を反転と非反転の2
状態に切り替えて出力する機能を有する。
【0080】第1のセンスライン401および第2のセ
ンスライン411は、前記第3の構成のセンスラインと
同様であり、第1のセンスライン401と第2のセンス
ライン411とのトータルの相互インダクタンスはゼロ
になるよう敷設されている。つぎに、第4の構成の動作
について説明する。
ンスライン411は、前記第3の構成のセンスラインと
同様であり、第1のセンスライン401と第2のセンス
ライン411とのトータルの相互インダクタンスはゼロ
になるよう敷設されている。つぎに、第4の構成の動作
について説明する。
【0081】まず、座標指示器5が第1のセンスライン
401と第2のセンスライン411の第1のループ41
1aおよび第2のループ411bが交差している領域A
およびBから離れている場合、増幅回路11の入出力間
で帰還は発生せず、発振しない。
401と第2のセンスライン411の第1のループ41
1aおよび第2のループ411bが交差している領域A
およびBから離れている場合、増幅回路11の入出力間
で帰還は発生せず、発振しない。
【0082】つぎに、座標指示器5を第1のセンスライ
ン401および第2のセンスライン411のループ41
1aが交差する領域Aに接近させる場合、制御回路4d
から出力される位相切替信号s205を0とし、位相切
替回路12において入力信号s202と発振信号s20
4が同位相になるような非反転状態にすると、座標指示
器5内の共振回路6が第1のセンスライン401および
第2のセンスライン411と結合して、増幅回路11の
出力、位相切替回路12、第1のセンスライン401、
共振回路6、第2のセンスライン411、増幅回路11
の入力を一連の経路とした第1の正帰還ループが構成さ
れ、共振回路6の共振周波数に基づく発振が発生する。
以上の動作については、第3の構成の動作とほぼ同様で
ある。
ン401および第2のセンスライン411のループ41
1aが交差する領域Aに接近させる場合、制御回路4d
から出力される位相切替信号s205を0とし、位相切
替回路12において入力信号s202と発振信号s20
4が同位相になるような非反転状態にすると、座標指示
器5内の共振回路6が第1のセンスライン401および
第2のセンスライン411と結合して、増幅回路11の
出力、位相切替回路12、第1のセンスライン401、
共振回路6、第2のセンスライン411、増幅回路11
の入力を一連の経路とした第1の正帰還ループが構成さ
れ、共振回路6の共振周波数に基づく発振が発生する。
以上の動作については、第3の構成の動作とほぼ同様で
ある。
【0083】さらに、座標指示器5を第1のセンスライ
ン401および第2のセンスライン411の第2のルー
プ411bが交差する領域Bに接近させる場合、第2の
センスライン411に発生する入力信号s202の位相
は、座標指示器5を第1のセンスライン401と第2の
センスラインの第1のループ411aが交差する領域A
に接近させる場合とは180度異なる。したがって、正
帰還ループの発振条件は成立しない。そこで、制御回路
4dから位相切替信号s205を「1」として出力し、図
10に示す位相切替回路12に含まれる位相切替スイッ
チ18を切り替え、出力信号s201を位相反転回路1
9を経て出力することにより、発振信号s204の位相
と出力信号s201の位相が180度異なる反転状態と
する。この結果、増幅回路11の出力、位相切替回路1
2、第1のセンスライン401、共振回路6、第2のセ
ンスライン411、増幅回路11の入力を一連の経路と
した第2の正帰還ループが構成され、共振回路6の共振
周波数に基づく発振が発生する。
ン401および第2のセンスライン411の第2のルー
プ411bが交差する領域Bに接近させる場合、第2の
センスライン411に発生する入力信号s202の位相
は、座標指示器5を第1のセンスライン401と第2の
センスラインの第1のループ411aが交差する領域A
に接近させる場合とは180度異なる。したがって、正
帰還ループの発振条件は成立しない。そこで、制御回路
4dから位相切替信号s205を「1」として出力し、図
10に示す位相切替回路12に含まれる位相切替スイッ
チ18を切り替え、出力信号s201を位相反転回路1
9を経て出力することにより、発振信号s204の位相
と出力信号s201の位相が180度異なる反転状態と
する。この結果、増幅回路11の出力、位相切替回路1
2、第1のセンスライン401、共振回路6、第2のセ
ンスライン411、増幅回路11の入力を一連の経路と
した第2の正帰還ループが構成され、共振回路6の共振
周波数に基づく発振が発生する。
【0084】このように、位相切替回路12の状態を適
宣切り替えることによって、座標指示器5が領域A、B
のいずれの領域に接近しても発振条件を成立させること
ができる。さらに、位相切替信号s205と入力信号s
202の振幅信号s203を得ることにより、制御回路
4dで、座標指示器5が接近しているループ位置を区別
することが可能となる。つまり、制御回路4dでは位相
切替信号s205が0のときに発振すると座標指示器5
が第1のセンスラインの第1のループ411aに接近し
ていると判定し、位相切替信号s205が1のときに発
振すると第1のセンスライン411の第2のループ41
1bに接近していると判定することが可能となる。
宣切り替えることによって、座標指示器5が領域A、B
のいずれの領域に接近しても発振条件を成立させること
ができる。さらに、位相切替信号s205と入力信号s
202の振幅信号s203を得ることにより、制御回路
4dで、座標指示器5が接近しているループ位置を区別
することが可能となる。つまり、制御回路4dでは位相
切替信号s205が0のときに発振すると座標指示器5
が第1のセンスラインの第1のループ411aに接近し
ていると判定し、位相切替信号s205が1のときに発
振すると第1のセンスライン411の第2のループ41
1bに接近していると判定することが可能となる。
【0085】なお、入力信号s202から入力信号の振
幅情報s203を得る過程については、前記第3の構成
の動作と同様であるので説明を省略する。制御回路4d
では、入力信号の振幅情報s203と位相切替信号s2
05を演算することにより、座標指示器5の指示した位
置情報を得ることができる。
幅情報s203を得る過程については、前記第3の構成
の動作と同様であるので説明を省略する。制御回路4d
では、入力信号の振幅情報s203と位相切替信号s2
05を演算することにより、座標指示器5の指示した位
置情報を得ることができる。
【0086】つぎに、第3の構成の他の一例を、図7に
基づき説明する。本構成は、座標指示器5が領域Bに接
近しても発振条件が成立するように、第2のセンスライ
ン511の近傍に第2のセンスライン511の各ループ
と長さ、幅、巻き数が等しい第3のセンスライン512
を敷設し、第2のセンスライン511および第3のセン
スライン512の一端と信号処理回路3bの間に第2の
走査回路14aを配置したものである。この構成では、
領域Bに座標指示器5を接近させても、増幅回路11の
出力、第1のセンスライン501、共振回路6、第3の
センスライン512、第2の走査回路14a、増幅回路
11の入力を経路とする正帰還ループが形成され発振条
件が成立するように第3のセンスラインを設けている。
したがって、制御回路4eで第2の走査回路14aの選
択信号s206と入力信号s202の振幅信号s203
を得ることにより、座標指示器5が領域AとBのいずれ
の方に接近しているか区別することができる。他の動作
については、第3の構成と同様である。なお、第4の構
成に対する本構成の利点は位相反転回路を特に必要とし
ないことであるが、センスラインと走査回路のスイッチ
が多数必要となる。
基づき説明する。本構成は、座標指示器5が領域Bに接
近しても発振条件が成立するように、第2のセンスライ
ン511の近傍に第2のセンスライン511の各ループ
と長さ、幅、巻き数が等しい第3のセンスライン512
を敷設し、第2のセンスライン511および第3のセン
スライン512の一端と信号処理回路3bの間に第2の
走査回路14aを配置したものである。この構成では、
領域Bに座標指示器5を接近させても、増幅回路11の
出力、第1のセンスライン501、共振回路6、第3の
センスライン512、第2の走査回路14a、増幅回路
11の入力を経路とする正帰還ループが形成され発振条
件が成立するように第3のセンスラインを設けている。
したがって、制御回路4eで第2の走査回路14aの選
択信号s206と入力信号s202の振幅信号s203
を得ることにより、座標指示器5が領域AとBのいずれ
の方に接近しているか区別することができる。他の動作
については、第3の構成と同様である。なお、第4の構
成に対する本構成の利点は位相反転回路を特に必要とし
ないことであるが、センスラインと走査回路のスイッチ
が多数必要となる。
【0087】なお、第3、第4の構成において、第1の
センスラインの方を2つのループを接続する構成にして
もよい。さらに、すべてのセンスラインを2つのループ
を接続する構成にしてもよい。第3、第4の構成は、本
発明の原理構成を示したものである。したがって、一般
的な座標読取装置のように座標指示器5が示す2次元方
向の位置座標を検出するためには、前記第3および第4
の構成を発展させてxy直交座標系のx方向とy方向に
複数のセンスラインを敷設する必要があり、各センスラ
インからの正帰還ループに発生する入力信号の振幅分布
からx座標、y座標を算出すこととなる。
センスラインの方を2つのループを接続する構成にして
もよい。さらに、すべてのセンスラインを2つのループ
を接続する構成にしてもよい。第3、第4の構成は、本
発明の原理構成を示したものである。したがって、一般
的な座標読取装置のように座標指示器5が示す2次元方
向の位置座標を検出するためには、前記第3および第4
の構成を発展させてxy直交座標系のx方向とy方向に
複数のセンスラインを敷設する必要があり、各センスラ
インからの正帰還ループに発生する入力信号の振幅分布
からx座標、y座標を算出すこととなる。
【0088】図8は、第4の構成を適用した第2の実施
例の構成図である。4fは制御回路、11は増幅回路、
12は増幅回路11の出力に接続される位相切替回路、
3bは増幅回路11の出力に接続される信号処理回路、
13は位相切替回路12の出力に接続され、第1のセン
スライン群のセンスライン(以降第1のセンスラインと
呼ぶ)601〜604を順次選択する第1の走査回路、
14は増幅回路11の入力に接続され第2のセンスライ
ン群のセンスライン(以降第2のセンスラインと呼ぶ)
611〜614を順次選択する第2の走査回路であり、
以上は座標検出装置本体1gに含まれる。5は共振回路
6を有する座標指示器である。
例の構成図である。4fは制御回路、11は増幅回路、
12は増幅回路11の出力に接続される位相切替回路、
3bは増幅回路11の出力に接続される信号処理回路、
13は位相切替回路12の出力に接続され、第1のセン
スライン群のセンスライン(以降第1のセンスラインと
呼ぶ)601〜604を順次選択する第1の走査回路、
14は増幅回路11の入力に接続され第2のセンスライ
ン群のセンスライン(以降第2のセンスラインと呼ぶ)
611〜614を順次選択する第2の走査回路であり、
以上は座標検出装置本体1gに含まれる。5は共振回路
6を有する座標指示器である。
【0089】第1のセンスライン601〜604および
第2のセンスライン611〜614は、図4で示した第
1の実施例における励磁ライン301〜304、検出ラ
イン311〜314と同様に敷設する。したがって、第
1のセンスライン601と第2のセンスライン611〜
614との相互インダクタンスおよび第1のセンスライ
ン601〜604と第2のセンスライン611との相互
インダクタンスはゼロとなる。
第2のセンスライン611〜614は、図4で示した第
1の実施例における励磁ライン301〜304、検出ラ
イン311〜314と同様に敷設する。したがって、第
1のセンスライン601と第2のセンスライン611〜
614との相互インダクタンスおよび第1のセンスライ
ン601〜604と第2のセンスライン611との相互
インダクタンスはゼロとなる。
【0090】なお、s201は増幅回路の出力信号、s
202は増幅回路の入力信号、s203は入力信号s2
02の振幅情報、s204は発振信号、s205は位相
切替回路12を制御する位相切替信号、s206は第1
のセンスライン601〜604を選択する選択信号、s
207は第2のセンスライン611〜614を選択する
選択信号である。
202は増幅回路の入力信号、s203は入力信号s2
02の振幅情報、s204は発振信号、s205は位相
切替回路12を制御する位相切替信号、s206は第1
のセンスライン601〜604を選択する選択信号、s
207は第2のセンスライン611〜614を選択する
選択信号である。
【0091】以下に本実施例の動作について説明する。
第1の走査回路13は制御回路4fより出力される選択
信号s206に応じて、順次第1のセンスライン601
〜604を選択する。同時に、第2の走査回路14は制
御回路4fより出力される選択信号s207に応じて、
順次第2のセンスライン611〜614を選択し、図2
3に基づいて制御回路4fから位相切替回路12に位相
切替信号s205を出力することにより、入力信号s2
02の振幅分布を得ることができる。
第1の走査回路13は制御回路4fより出力される選択
信号s206に応じて、順次第1のセンスライン601
〜604を選択する。同時に、第2の走査回路14は制
御回路4fより出力される選択信号s207に応じて、
順次第2のセンスライン611〜614を選択し、図2
3に基づいて制御回路4fから位相切替回路12に位相
切替信号s205を出力することにより、入力信号s2
02の振幅分布を得ることができる。
【0092】なお、本実施例においても、入力信号s2
02から入力信号s202の振幅情報s203を得る過
程の動作については、前記第3の構成と同様であるので
説明を省略する。つぎに、座標指示器5が接近している
ループ位置の決定方法について説明する。第1の実施例
のループ位置情報s105に対応する信号は位相切替信
号s205であり、制御回路4fで位相切替信号s20
5と誘導信号の振幅情報s203の分布を演算すること
によって、第1の実施例と同様に座標指示器5が接近し
ているループ位置を決定することができ、座標指示器5
の大まかな位置を得ることが可能となる。なお、第1の
実施例の図12での領域11、15、51、55は図8
のアドレスA、B、C、Dに相当し、これらのアドレス
は第1のループ601aと第2のループ601bの2つ
からなる差動センスラインと第1のループ611aと第
2のループ611bの2つからなる差動センスラインと
で構成されている。したがって、第1の実施例と同じよ
うに、アドレスAとDの区別および、位相の180度ず
れによる座標指示器5の誤認識の問題は残る。しかし、
これらの問題に対しては、第1の実施例と場合と同様に
処理することで2つのアドレスの区別は可能であり、誤
認識の防止もでき、問題とはならない。
02から入力信号s202の振幅情報s203を得る過
程の動作については、前記第3の構成と同様であるので
説明を省略する。つぎに、座標指示器5が接近している
ループ位置の決定方法について説明する。第1の実施例
のループ位置情報s105に対応する信号は位相切替信
号s205であり、制御回路4fで位相切替信号s20
5と誘導信号の振幅情報s203の分布を演算すること
によって、第1の実施例と同様に座標指示器5が接近し
ているループ位置を決定することができ、座標指示器5
の大まかな位置を得ることが可能となる。なお、第1の
実施例の図12での領域11、15、51、55は図8
のアドレスA、B、C、Dに相当し、これらのアドレス
は第1のループ601aと第2のループ601bの2つ
からなる差動センスラインと第1のループ611aと第
2のループ611bの2つからなる差動センスラインと
で構成されている。したがって、第1の実施例と同じよ
うに、アドレスAとDの区別および、位相の180度ず
れによる座標指示器5の誤認識の問題は残る。しかし、
これらの問題に対しては、第1の実施例と場合と同様に
処理することで2つのアドレスの区別は可能であり、誤
認識の防止もでき、問題とはならない。
【0093】なお、詳細な座標算出方法については、第
1の実施例で示した方式と同様であるので、説明を省略
する。以上の結果から、本実施例においても、課題で述
べたような座標検出装置本体1gの周辺部で座標算出精
度が悪化するという問題を解決することが可能である。
また、座標検出装置本体の面積を変えることなく、周辺
部の無効領域を小さくでき、読取可能領域を広くするこ
とも可能である。
1の実施例で示した方式と同様であるので、説明を省略
する。以上の結果から、本実施例においても、課題で述
べたような座標検出装置本体1gの周辺部で座標算出精
度が悪化するという問題を解決することが可能である。
また、座標検出装置本体の面積を変えることなく、周辺
部の無効領域を小さくでき、読取可能領域を広くするこ
とも可能である。
【0094】以下では、第2の実施例の図8に示すアド
レスAとDの区別に代表される差動センスライン同士で
構成される2つのアドレスの区別方法を中心に、詳細な
実施例を示す。本発明の第2の実施例のバリエーション
として、第3の実施例を、図24ないし図29に基づき
説明する。図24は本発明による座標読取装置の第5の
構成図である。
レスAとDの区別に代表される差動センスライン同士で
構成される2つのアドレスの区別方法を中心に、詳細な
実施例を示す。本発明の第2の実施例のバリエーション
として、第3の実施例を、図24ないし図29に基づき
説明する。図24は本発明による座標読取装置の第5の
構成図である。
【0095】本実施例では第1のセンスライン群71〜
73の構成、第1の走査回路13a、位相切替回路12
a、増幅回路11bが第2の実施例の構成とは異なって
いる。その他は第2の実施例と同様である。ただし、各
番号は新たにふり直されている。
73の構成、第1の走査回路13a、位相切替回路12
a、増幅回路11bが第2の実施例の構成とは異なって
いる。その他は第2の実施例と同様である。ただし、各
番号は新たにふり直されている。
【0096】座標読取装置本体1hには第1のセンスラ
イン群71〜73と第2のセンスライン群81〜84、
第1の走査回路13aおよび第2の走査回路14a、位
相切替回路12a、増幅回路11b、信号処理回路3
d、制御回路4hが設けられている。
イン群71〜73と第2のセンスライン群81〜84、
第1の走査回路13aおよび第2の走査回路14a、位
相切替回路12a、増幅回路11b、信号処理回路3
d、制御回路4hが設けられている。
【0097】第1のセンスライン群71〜73は、ルー
プ方向が互いに逆向きな2つのループ71aと71bと
を直列に接続して形成されている差動センスライン71
と、ループ方向が互いに逆向きな2つのループ72aと
72bとを直列に接続して形成されている差動センスラ
イン72と、1つのループから形成されているセンスラ
イン73から構成されている。ループの向きは図でも示
すように71b、72bが他のセンスラインと比べて逆
向きである。第2のセンスライン群81〜84は、ルー
プ方向が互いに逆向きな2つのループ81aと81bと
を直列に接続して形成されている差動センスライン81
と、1つのループから形成されているセンスライン82
ないし84から構成されており、ループの向きは図でも
示すように81bのみが他のセンスラインと比べて逆向
きである。なお、直交して敷設した第1および第2のセ
ンスライン群71〜73、81〜84のお互い折り返し
部分の距離d1 ないしd4 はすべて5mm以下の等しい
距離にしてある。
プ方向が互いに逆向きな2つのループ71aと71bと
を直列に接続して形成されている差動センスライン71
と、ループ方向が互いに逆向きな2つのループ72aと
72bとを直列に接続して形成されている差動センスラ
イン72と、1つのループから形成されているセンスラ
イン73から構成されている。ループの向きは図でも示
すように71b、72bが他のセンスラインと比べて逆
向きである。第2のセンスライン群81〜84は、ルー
プ方向が互いに逆向きな2つのループ81aと81bと
を直列に接続して形成されている差動センスライン81
と、1つのループから形成されているセンスライン82
ないし84から構成されており、ループの向きは図でも
示すように81bのみが他のセンスラインと比べて逆向
きである。なお、直交して敷設した第1および第2のセ
ンスライン群71〜73、81〜84のお互い折り返し
部分の距離d1 ないしd4 はすべて5mm以下の等しい
距離にしてある。
【0098】第1および第2のセンスライン群71〜7
3、81〜84はそれぞれ、1端を接地して、もう1端
を第1および第2の走査回路13a、14aにそれぞれ
接続している。第1の走査回路13aおよび第2の走査
回路14aはアナログスイッチ等の複数の電子スイッチ
素子で構成されており、各走査回路毎に各スイッチ素子
の一方の端子はお互いに接続されて共通端子となってい
る。この回路には具体的にはアナログスイッチIC、C
D4051、FETの2SK1581等が使用できる。
後述する制御回路4hから与えられる選択信号s31、
s32によって各走査回路のスイッチ素子の1つが閉
じ、スイッチ素子の一端が共通端子に接続されるように
なっている。
3、81〜84はそれぞれ、1端を接地して、もう1端
を第1および第2の走査回路13a、14aにそれぞれ
接続している。第1の走査回路13aおよび第2の走査
回路14aはアナログスイッチ等の複数の電子スイッチ
素子で構成されており、各走査回路毎に各スイッチ素子
の一方の端子はお互いに接続されて共通端子となってい
る。この回路には具体的にはアナログスイッチIC、C
D4051、FETの2SK1581等が使用できる。
後述する制御回路4hから与えられる選択信号s31、
s32によって各走査回路のスイッチ素子の1つが閉
じ、スイッチ素子の一端が共通端子に接続されるように
なっている。
【0099】第1の走査回路13aの共通端子は増幅回
路11bの出力に接続されている。第2の走査回路14
aの共通端子は位相切替回路12aに接続されている。
後の説明のために、これらの回路の機能を図26および
図27に示し、具体的に説明しておく。ただし、これら
の図表は説明のために一例を示したものであって、機能
はこの図表だけに限定されるものではない(以降に示す
図表も同様)。図表において信号の名称は符号のみを表
示している。
路11bの出力に接続されている。第2の走査回路14
aの共通端子は位相切替回路12aに接続されている。
後の説明のために、これらの回路の機能を図26および
図27に示し、具体的に説明しておく。ただし、これら
の図表は説明のために一例を示したものであって、機能
はこの図表だけに限定されるものではない(以降に示す
図表も同様)。図表において信号の名称は符号のみを表
示している。
【0100】第1のセンスライン選択信号s31および
第2のセンスライン選択信号s32はたとえば複数の信
号線によるバイナリ数値で表現され、この信号線にバイ
ナリ数値を与えることによって、対応するセンスライン
が選択される。たとえば、図26において第1のセンス
ライン選択信号s31として「2」を与えるとセンスラ
イン73が選択されるのである。
第2のセンスライン選択信号s32はたとえば複数の信
号線によるバイナリ数値で表現され、この信号線にバイ
ナリ数値を与えることによって、対応するセンスライン
が選択される。たとえば、図26において第1のセンス
ライン選択信号s31として「2」を与えるとセンスラ
イン73が選択されるのである。
【0101】位相切替回路12aはすべてのセンスライ
ンの組み合わせに対して、共振回路がセンスライン付近
に存在したときに正帰還ループを形成するために設けら
れている。構成は、基本的には1入力2出力のスイッチ
であり、入力の端子を出力の各端子に交互に切り替える
ものである。なお、使用する素子によって回路は異なる
のであって、この回路に限定されるものではない。ま
た、位相切替回路12aを増幅回路の入力に接続してい
るが、第2の実施例のように増幅回路の出力に設けても
よいことは明かである。この回路の機能については図2
8に示す。
ンの組み合わせに対して、共振回路がセンスライン付近
に存在したときに正帰還ループを形成するために設けら
れている。構成は、基本的には1入力2出力のスイッチ
であり、入力の端子を出力の各端子に交互に切り替える
ものである。なお、使用する素子によって回路は異なる
のであって、この回路に限定されるものではない。ま
た、位相切替回路12aを増幅回路の入力に接続してい
るが、第2の実施例のように増幅回路の出力に設けても
よいことは明かである。この回路の機能については図2
8に示す。
【0102】図24の位相切替回路12aにおいてi3
は入力端子を、o1、o2は出力端子を示す符号であ
る。増幅回路11bは+入力と−入力を備えた差動入力
付きの増幅回路であり、位相切替回路12aは増幅回路
11bの+入力と−入力に接続されている。本実施例で
は差動入力付きの増幅回路を用いたが、これは入力位相
を切り替えるのに使用しているものであり、差動入力付
きの増幅回路に限定されるものではない。
は入力端子を、o1、o2は出力端子を示す符号であ
る。増幅回路11bは+入力と−入力を備えた差動入力
付きの増幅回路であり、位相切替回路12aは増幅回路
11bの+入力と−入力に接続されている。本実施例で
は差動入力付きの増幅回路を用いたが、これは入力位相
を切り替えるのに使用しているものであり、差動入力付
きの増幅回路に限定されるものではない。
【0103】この実施例での位相とセンスラインのルー
プとの関係を以下に示す。第1および第2のセンスライ
ン群71〜73、81〜84では、差動センスラインで
あるル−プ71b、72bおよびループ81bを除い
て、各センスライン群において、ループの方向が等し
い。そこで、第1のセンスライン群71〜73と、共振
回路6と、第2のセンスライン群81〜84と、増幅回
路11bとで閉ループを形成し、発振する場合を以下の
ように設定してある。すなわち、差動センスライン81
を除いた第2のセンスライン群82〜84が増幅回路1
1bの−入力に接続されて、差動センスライン71と7
2を除いた第1のセンスライン73が増幅回路11bの
出力に接続されると、これらのセンスライン付近に共振
回路6が存在するとき閉ループを形成し、発振する。差
動センスライン81を増幅回路11bの−入力に接続
し、差動センスライン71あるいは72を増幅回路11
bの出力に接続すると、ループ71aとループ81aか
らなるアドレスAとループ71bとループ81bからな
るアドレスDあるいは、ループ72aとループ81aか
らなるアドレスA1とループ72bとループ81bから
なるアドレスD1付近に共振回路6が存在するとき閉ル
ープを形成し、発振する。差動センスライン81を増幅
回路11bの+入力に接続し、差動センスライン71あ
るいは72を増幅回路11bの出力に接続すると、ルー
プ71aとループ81bからなるアドレスBとループ7
1bとループ81aからなるアドレスCあるいは、ルー
プ72aとループ81bからなるアドレスB1とループ
72bとループ81aからなるアドレスC1付近に共振
回路6が存在するとき閉ループを形成し、発振する。す
なわち、このような場合アドレスAとD、A1とD1、
BとC、B1とC1とが同時に選択されており、これら
2つづつのアドレスは分離されていない。
プとの関係を以下に示す。第1および第2のセンスライ
ン群71〜73、81〜84では、差動センスラインで
あるル−プ71b、72bおよびループ81bを除い
て、各センスライン群において、ループの方向が等し
い。そこで、第1のセンスライン群71〜73と、共振
回路6と、第2のセンスライン群81〜84と、増幅回
路11bとで閉ループを形成し、発振する場合を以下の
ように設定してある。すなわち、差動センスライン81
を除いた第2のセンスライン群82〜84が増幅回路1
1bの−入力に接続されて、差動センスライン71と7
2を除いた第1のセンスライン73が増幅回路11bの
出力に接続されると、これらのセンスライン付近に共振
回路6が存在するとき閉ループを形成し、発振する。差
動センスライン81を増幅回路11bの−入力に接続
し、差動センスライン71あるいは72を増幅回路11
bの出力に接続すると、ループ71aとループ81aか
らなるアドレスAとループ71bとループ81bからな
るアドレスDあるいは、ループ72aとループ81aか
らなるアドレスA1とループ72bとループ81bから
なるアドレスD1付近に共振回路6が存在するとき閉ル
ープを形成し、発振する。差動センスライン81を増幅
回路11bの+入力に接続し、差動センスライン71あ
るいは72を増幅回路11bの出力に接続すると、ルー
プ71aとループ81bからなるアドレスBとループ7
1bとループ81aからなるアドレスCあるいは、ルー
プ72aとループ81bからなるアドレスB1とループ
72bとループ81aからなるアドレスC1付近に共振
回路6が存在するとき閉ループを形成し、発振する。す
なわち、このような場合アドレスAとD、A1とD1、
BとC、B1とC1とが同時に選択されており、これら
2つづつのアドレスは分離されていない。
【0104】信号処理回路3dは正帰還ループに発生す
る発振信号s41を整流、平滑化して、A/D変換を行
うことにより、座標指示器5の指示する位置に応じた発
振信号s41の振幅情報をデジタル値として制御回路4
hに出力する。図25に示すように信号処理回路3d
は、本実施例では増幅回路6の出力に接続しているた
め、整流回路31と平滑回路32とA/D変換回路33
で構成されている。
る発振信号s41を整流、平滑化して、A/D変換を行
うことにより、座標指示器5の指示する位置に応じた発
振信号s41の振幅情報をデジタル値として制御回路4
hに出力する。図25に示すように信号処理回路3d
は、本実施例では増幅回路6の出力に接続しているた
め、整流回路31と平滑回路32とA/D変換回路33
で構成されている。
【0105】制御回路4hは第1の走査回路13a、第
2の走査回路14aおよび位相切替回路12aに各選択
信号s31ないしs33を与えるように接続されてい
る。制御回路4hはA/D変換回路33でデジタル値に
変換された発振信号の振幅情報s42と、第1、第2の
走査回路13a、14aおよび位相切替回路12aに与
える選択信号s31ないしs33を用いて、座標指示器
5によって指示された位置を算出するものである。
2の走査回路14aおよび位相切替回路12aに各選択
信号s31ないしs33を与えるように接続されてい
る。制御回路4hはA/D変換回路33でデジタル値に
変換された発振信号の振幅情報s42と、第1、第2の
走査回路13a、14aおよび位相切替回路12aに与
える選択信号s31ないしs33を用いて、座標指示器
5によって指示された位置を算出するものである。
【0106】次に上に示した2つのアドレスの区別する
ための動作について説明する。前述してきたように、2
つのアドレスが分離できない場合は、第1及び第2のセ
ンスラインで差動センスラインを同時に選択したときに
限られている。例えば、差動センスライン71と81と
を同時に選択し、位相反転信号s33が「0」のとき発
振信号s41の最大振幅を検出したときの動作のフロー
チャートを図29に示す。以下これにしたがって説明を
する。発振信号s41の最大振幅の確定方法は、例えば
本実施例においては、全面のセンスラインを、センスラ
インの選択信号の小さい順に選択していき、センスライ
ン毎に検出した発振信号s41を比較して求める。な
お、この動作順序はあくまでも1例であり、この場合に
限られない。
ための動作について説明する。前述してきたように、2
つのアドレスが分離できない場合は、第1及び第2のセ
ンスラインで差動センスラインを同時に選択したときに
限られている。例えば、差動センスライン71と81と
を同時に選択し、位相反転信号s33が「0」のとき発
振信号s41の最大振幅を検出したときの動作のフロー
チャートを図29に示す。以下これにしたがって説明を
する。発振信号s41の最大振幅の確定方法は、例えば
本実施例においては、全面のセンスラインを、センスラ
インの選択信号の小さい順に選択していき、センスライ
ン毎に検出した発振信号s41を比較して求める。な
お、この動作順序はあくまでも1例であり、この場合に
限られない。
【0107】差動センスライン71と81とを同時に選
択し、位相反転信号s33が「0」のとき発振信号s4
1の最大振幅を検出したとすると、座標指示器5の共振
回路6が検出アドレスAあるいはDのどちらかに近いこ
とになる。まず最初に、アドレスAに隣接するアドレス
A2を選択する。このとき選択信号s33、s31、s
32はそれぞれ、「0」、「0」、「1」となる。この
とき発振信号s41が検出されれば、座標指示器5の位
置はアドレスA2にも近いということから、発振信号s
41の最大振幅を検出したアドレスはAとなる。発振信
号s41が検出されなければアドレスDの可能性があ
り、次にアドレスDに隣接するアドレスD2を選択す
る。ループ71bの向きがループ71aに対して逆向き
であるから、選択信号s33、s31、s32は
「1」、「0」、「3」となる。このとき発振信号s4
1が検出されれば発振信号s41の最大振幅を検出した
アドレスはDとなる。発振信号s41が検出されなけれ
ば発振信号s41の最大振幅は無効とする。他の2つの
アドレスの識別についても同様に行える。なお、この判
定処理では最初にアドレスD2を、続いてアドレスA2
を選択するというステップでもよい。
択し、位相反転信号s33が「0」のとき発振信号s4
1の最大振幅を検出したとすると、座標指示器5の共振
回路6が検出アドレスAあるいはDのどちらかに近いこ
とになる。まず最初に、アドレスAに隣接するアドレス
A2を選択する。このとき選択信号s33、s31、s
32はそれぞれ、「0」、「0」、「1」となる。この
とき発振信号s41が検出されれば、座標指示器5の位
置はアドレスA2にも近いということから、発振信号s
41の最大振幅を検出したアドレスはAとなる。発振信
号s41が検出されなければアドレスDの可能性があ
り、次にアドレスDに隣接するアドレスD2を選択す
る。ループ71bの向きがループ71aに対して逆向き
であるから、選択信号s33、s31、s32は
「1」、「0」、「3」となる。このとき発振信号s4
1が検出されれば発振信号s41の最大振幅を検出した
アドレスはDとなる。発振信号s41が検出されなけれ
ば発振信号s41の最大振幅は無効とする。他の2つの
アドレスの識別についても同様に行える。なお、この判
定処理では最初にアドレスD2を、続いてアドレスA2
を選択するというステップでもよい。
【0108】また、本実施例では例えば、アドレスAで
発振信号s41の最大振幅を得たときにはアドレスD2
では発振信号s41が検出できないように予め正帰還ル
ープのゲインを調整している。以上のように、第1およ
び第2のセンスライン群71ないし73、及び81ない
し84で差動センスライン同士を選択したときに、発振
信号s41の最大振幅を検出したならば、前記アドレス
に隣接する差動センスライン同士で構成されていないア
ドレスでの発振信号の有無により、アドレスの同定を行
うことができる。
発振信号s41の最大振幅を得たときにはアドレスD2
では発振信号s41が検出できないように予め正帰還ル
ープのゲインを調整している。以上のように、第1およ
び第2のセンスライン群71ないし73、及び81ない
し84で差動センスライン同士を選択したときに、発振
信号s41の最大振幅を検出したならば、前記アドレス
に隣接する差動センスライン同士で構成されていないア
ドレスでの発振信号の有無により、アドレスの同定を行
うことができる。
【0109】また、第1の実施例と同じように、座標指
示器5の極端な傾きによって位相が180度ずれること
から発振信号s41を検出したアドレスを誤認識してし
まう問題についても、隣接する1つのループからなるセ
ンスライン同士から構成されるアドレスの発振信号s4
1を調べる方法により、誤認識は防ぐことができる。
示器5の極端な傾きによって位相が180度ずれること
から発振信号s41を検出したアドレスを誤認識してし
まう問題についても、隣接する1つのループからなるセ
ンスライン同士から構成されるアドレスの発振信号s4
1を調べる方法により、誤認識は防ぐことができる。
【0110】以上のようにセンスラインを選択すること
により、2つのアドレスの容易な分離と座標の誤入力を
防ぐことができる。以上の結果から、本実施例において
も、課題で述べたような座標検出装置本体1hの周辺部
で座標算出精度が悪化するという問題を解決することが
可能である。また、座標検出装置本体の面積を変えるこ
となく、周辺部の無効領域、図24で示すセンスライン
4辺での折り返し部分の距離d1 ないしd4 をすべて5
mm以下とを小さくでき、読取可能領域を広くすること
ができた。
により、2つのアドレスの容易な分離と座標の誤入力を
防ぐことができる。以上の結果から、本実施例において
も、課題で述べたような座標検出装置本体1hの周辺部
で座標算出精度が悪化するという問題を解決することが
可能である。また、座標検出装置本体の面積を変えるこ
となく、周辺部の無効領域、図24で示すセンスライン
4辺での折り返し部分の距離d1 ないしd4 をすべて5
mm以下とを小さくでき、読取可能領域を広くすること
ができた。
【0111】さて、以上説明した構成におけるいくつか
のバリエーションについて説明を加えておく。本実施例
に限らず、xあるいはy方向の1方向だけは差動センス
ラインを1つとし、もう1方向は幾つでも差動センスラ
インを使用することが可能であり、前述した方法によ
り、発振信号s41を検出したアドレスを判別すること
ができる。また、xあるいはy方向の1方向だけは、1
つのループからなるセンスラインを少なくとも1つ挟む
ように配置された2つの差動センスラインとし、もう1
方向は幾つでも差動センスラインを使用することもでき
る。
のバリエーションについて説明を加えておく。本実施例
に限らず、xあるいはy方向の1方向だけは差動センス
ラインを1つとし、もう1方向は幾つでも差動センスラ
インを使用することが可能であり、前述した方法によ
り、発振信号s41を検出したアドレスを判別すること
ができる。また、xあるいはy方向の1方向だけは、1
つのループからなるセンスラインを少なくとも1つ挟む
ように配置された2つの差動センスラインとし、もう1
方向は幾つでも差動センスラインを使用することもでき
る。
【0112】信号処理回路3dは図24では増幅回路1
1bの出力に接続したが、説明したように発振信号s4
1が入力できればよいので、必要に応じてその他の回路
に接続してもよい。図24に示した構成では第1のセン
スライン群および第2のセンスライン群をそれぞれルー
プ単位では5本としたが、センスライン本数は位置算出
範囲によって任意に増減させて設計すればよい。本発明
では検出できる範囲に制限はなく、小型のタブレットと
呼ばれる位置入力装置から大型のデジタイザと呼ばれる
位置入力装置まで広く実施可能である。
1bの出力に接続したが、説明したように発振信号s4
1が入力できればよいので、必要に応じてその他の回路
に接続してもよい。図24に示した構成では第1のセン
スライン群および第2のセンスライン群をそれぞれルー
プ単位では5本としたが、センスライン本数は位置算出
範囲によって任意に増減させて設計すればよい。本発明
では検出できる範囲に制限はなく、小型のタブレットと
呼ばれる位置入力装置から大型のデジタイザと呼ばれる
位置入力装置まで広く実施可能である。
【0113】さらに図24では、センスラインの折り返
し部分の距離d1 ないしd4 は5mm以下としたが、こ
の距離は5mmに制限されるものでなく、5mm以上で
もセンスライン同士の直接的な電磁結合が生じるような
場合に対しても有効な構成であることは明かである。
し部分の距離d1 ないしd4 は5mm以下としたが、こ
の距離は5mmに制限されるものでなく、5mm以上で
もセンスライン同士の直接的な電磁結合が生じるような
場合に対しても有効な構成であることは明かである。
【0114】次に本発明の第4の実施例について、図3
0ないし図33に基づき説明する。図30は本発明の座
標読取装置の第6の構成図である。本実施例では前記第
3の実施例と比べて、第1のセンスライン群71〜74
のセンスライン72、74、第2のセンスライン群81
〜85のセンスライン85、第1の走査回路13b、第
2の走査回路14bが異なっている。その他は第3の実
施例と同様である。
0ないし図33に基づき説明する。図30は本発明の座
標読取装置の第6の構成図である。本実施例では前記第
3の実施例と比べて、第1のセンスライン群71〜74
のセンスライン72、74、第2のセンスライン群81
〜85のセンスライン85、第1の走査回路13b、第
2の走査回路14bが異なっている。その他は第3の実
施例と同様である。
【0115】センスライン71は、ループ方向が互いに
逆向きのループ71aとループ71bとを直列に接続し
て構成されいる差動センスラインである。ループ71a
は72ないし74と同方向のループ方向を有している。
センスライン81は、ループ方向が互いに逆向きのルー
プ81aとループ81bとを直列に接続して構成されて
いる差動センスラインである。ループ81aは82ない
し84と同方向のループ方向を有している。ループ81
aとループ81bとは他のセンスラインのループ形状と
等しくしてあるが、センスライン85は第2のセンスラ
イン群の他のセンスラインと形状は若干異なっており、
ループ81bの形状に比べて大きめとなっている。しか
し、d2 に表されるセンスラインの折り返し部分の距離
は、他のセンスライン81ないし84の折り返し部分の
距離と等しい。センスライン85はループ81bの近傍
に共振回路6を持つ座標指示器5が存在するかどうかを
判断するために使用する。
逆向きのループ71aとループ71bとを直列に接続し
て構成されいる差動センスラインである。ループ71a
は72ないし74と同方向のループ方向を有している。
センスライン81は、ループ方向が互いに逆向きのルー
プ81aとループ81bとを直列に接続して構成されて
いる差動センスラインである。ループ81aは82ない
し84と同方向のループ方向を有している。ループ81
aとループ81bとは他のセンスラインのループ形状と
等しくしてあるが、センスライン85は第2のセンスラ
イン群の他のセンスラインと形状は若干異なっており、
ループ81bの形状に比べて大きめとなっている。しか
し、d2 に表されるセンスラインの折り返し部分の距離
は、他のセンスライン81ないし84の折り返し部分の
距離と等しい。センスライン85はループ81bの近傍
に共振回路6を持つ座標指示器5が存在するかどうかを
判断するために使用する。
【0116】第1の走査回路13bは第3の実施例の場
合と同じように、アナログスイッチ等の複数の電子スイ
ッチ素子で構成されており、各スイッチ素子の一方の端
子はお互いに接続されて共通端子となっている。ただ
し、スイッチの数は4つとなっている。第2の走査回路
14bは第1の走査回路13bと同様であるが、スイッ
チの数は5つとなっている。
合と同じように、アナログスイッチ等の複数の電子スイ
ッチ素子で構成されており、各スイッチ素子の一方の端
子はお互いに接続されて共通端子となっている。ただ
し、スイッチの数は4つとなっている。第2の走査回路
14bは第1の走査回路13bと同様であるが、スイッ
チの数は5つとなっている。
【0117】これらの回路の第3の実施例と異なる機能
について図31および図32に示しておく。ただし、こ
れらの図表は説明のために一例を示したものであって、
機能はこの図表だけに限定されるものではない。図表に
おいては信号の名称は符号のみを表示する。
について図31および図32に示しておく。ただし、こ
れらの図表は説明のために一例を示したものであって、
機能はこの図表だけに限定されるものではない。図表に
おいては信号の名称は符号のみを表示する。
【0118】位相切替回路12aおよび増幅回路11b
は第3の実施例と同じである。また、位相切替回路12
aは増幅回路の入力に接続しているが、第2の実施例の
ように増幅回路の出力に設けられても良いことは明かで
ある。なお、本実施例でも差動入力付きの増幅回路を用
いたが、差動入力付きの増幅回路に限定されるものでは
ない。
は第3の実施例と同じである。また、位相切替回路12
aは増幅回路の入力に接続しているが、第2の実施例の
ように増幅回路の出力に設けられても良いことは明かで
ある。なお、本実施例でも差動入力付きの増幅回路を用
いたが、差動入力付きの増幅回路に限定されるものでは
ない。
【0119】この実施例での位相とセンスラインのルー
プとの関係を以下に示す。第1および第2のセンスライ
ン群71〜74、81〜85では、差動センスラインの
ル−プ71bとループ81bを除いてループの方向が等
しい。そこで、第1のセンスライン群71〜74と、共
振回路6と、第2のセンスライン群81〜85と、増幅
回路11bとで閉ループを形成する場合は以下のように
設定してある。すなわち、差動センスライン81を除い
た第2のセンスライン群82〜85が増幅回路11bの
−入力に接続されて、差動センスライン71を除いた第
1のセンスライン群72〜74が増幅回路11bの出力
に接続されると、これらのセンスライン付近に共振回路
6が存在するときに閉ループを形成し発振する。差動セ
ンスライン81を増幅回路11bの−入力に接続し、差
動センスライン71を増幅回路11bの出力に接続する
と、ループ71aとループ81aからなるアドレスAと
ループ71bとループ81bからなるアドレスDの付近
に共振回路6が存在するとき閉ループを形成し発振す
る。差動センスライン81を増幅回路11bの+入力に
接続し、差動センスライン71を増幅回路11bの出力
に接続すると、ループ71aとループ81bからなるア
ドレスBとループ71bとループ81aからなるアドレ
スCの付近に共振回路6が存在するとき閉ループを形成
し発振する。すなわち、このような場合、アドレスAと
D、BとCとが同時に選択されており、これら2つのア
ドレスは分離されていない。
プとの関係を以下に示す。第1および第2のセンスライ
ン群71〜74、81〜85では、差動センスラインの
ル−プ71bとループ81bを除いてループの方向が等
しい。そこで、第1のセンスライン群71〜74と、共
振回路6と、第2のセンスライン群81〜85と、増幅
回路11bとで閉ループを形成する場合は以下のように
設定してある。すなわち、差動センスライン81を除い
た第2のセンスライン群82〜85が増幅回路11bの
−入力に接続されて、差動センスライン71を除いた第
1のセンスライン群72〜74が増幅回路11bの出力
に接続されると、これらのセンスライン付近に共振回路
6が存在するときに閉ループを形成し発振する。差動セ
ンスライン81を増幅回路11bの−入力に接続し、差
動センスライン71を増幅回路11bの出力に接続する
と、ループ71aとループ81aからなるアドレスAと
ループ71bとループ81bからなるアドレスDの付近
に共振回路6が存在するとき閉ループを形成し発振す
る。差動センスライン81を増幅回路11bの+入力に
接続し、差動センスライン71を増幅回路11bの出力
に接続すると、ループ71aとループ81bからなるア
ドレスBとループ71bとループ81aからなるアドレ
スCの付近に共振回路6が存在するとき閉ループを形成
し発振する。すなわち、このような場合、アドレスAと
D、BとCとが同時に選択されており、これら2つのア
ドレスは分離されていない。
【0120】図30の発振信号s41は信号処理回路3
dで、整流、平滑化され、その後A/D変換されて、デ
ジタル値に変換される。前記変換された発振信号の振幅
情報と、第1、第2の走査回路13b、14bおよび位
相切替回路12aに与える選択信号s31ないしs33
を用いて、制御回路4iで、座標指示器5によって指示
された位置を算出するものである。
dで、整流、平滑化され、その後A/D変換されて、デ
ジタル値に変換される。前記変換された発振信号の振幅
情報と、第1、第2の走査回路13b、14bおよび位
相切替回路12aに与える選択信号s31ないしs33
を用いて、制御回路4iで、座標指示器5によって指示
された位置を算出するものである。
【0121】次に動作について説明する。前記2つのア
ドレスが分離できない場合は、第1及び第2のセンスラ
インで差動センスラインを同時に選択したときに限られ
ている。差動センスライン同士を選択して、発振信号s
41を検出したときの動作を図33のフローチャートと
その流れに沿った選択信号および判定結果で示す。図3
3に沿って2つのアドレスを分離する走査動作を説明す
る。
ドレスが分離できない場合は、第1及び第2のセンスラ
インで差動センスラインを同時に選択したときに限られ
ている。差動センスライン同士を選択して、発振信号s
41を検出したときの動作を図33のフローチャートと
その流れに沿った選択信号および判定結果で示す。図3
3に沿って2つのアドレスを分離する走査動作を説明す
る。
【0122】差動センスライン81と71を同時に選択
したとき、発振信号s41が検出されたとする。このと
き選択信号s31、s32は共に「0」であり、選択信
号s33は「0」か「1」かとなる。選択信号s33が
「0」のときはアドレスとしてAあるいはDとなる。選
択信号s33が「1」のときはアドレスとしてBあるい
はCとなる。次にセンスライン85と差動センスライン
71を選択する。このとき選択信号s31、s32は
「0」、「4」であり、選択信号s33は「0」か
「1」となる。選択信号s33が「0」でも「1」で
も、発振信号s41が検出されないならば座標指示器5
が存在するアドレスはAあるいはCとなる。選択信号s
33が「0」で発振信号s41が検出された場合は座標
指示器5が存在するアドレスはBとなる。選択信号s3
3が「1」で発振信号s41が検出された場合は座標指
示器5が存在するアドレスはDとなる。アドレスAおよ
びCの決定は最初の差動センスライン同士を選択したと
きの位相切替回路11bへの選択信号s33から決定す
ることができ、選択信号s33が「1」であれば検出ア
ドレスはCとなり、選択信号s33が「0」であれば検
出アドレスはAとなる。
したとき、発振信号s41が検出されたとする。このと
き選択信号s31、s32は共に「0」であり、選択信
号s33は「0」か「1」かとなる。選択信号s33が
「0」のときはアドレスとしてAあるいはDとなる。選
択信号s33が「1」のときはアドレスとしてBあるい
はCとなる。次にセンスライン85と差動センスライン
71を選択する。このとき選択信号s31、s32は
「0」、「4」であり、選択信号s33は「0」か
「1」となる。選択信号s33が「0」でも「1」で
も、発振信号s41が検出されないならば座標指示器5
が存在するアドレスはAあるいはCとなる。選択信号s
33が「0」で発振信号s41が検出された場合は座標
指示器5が存在するアドレスはBとなる。選択信号s3
3が「1」で発振信号s41が検出された場合は座標指
示器5が存在するアドレスはDとなる。アドレスAおよ
びCの決定は最初の差動センスライン同士を選択したと
きの位相切替回路11bへの選択信号s33から決定す
ることができ、選択信号s33が「1」であれば検出ア
ドレスはCとなり、選択信号s33が「0」であれば検
出アドレスはAとなる。
【0123】なお、本実施例では例えば、アドレスAで
発振信号s41の振幅を得たときにはアドレスDでは発
振信号s41が検出できないように予め正帰還ループの
ゲインを調整している。また、第1の実施例と同じよう
に、座標指示器5の極端な傾きによって位相が180度
ずれることから発振信号s41を検出したアドレスを誤
認識してしまう問題についても、隣接する1つのループ
からなるセンスライン同士から構成されるアドレスの発
振信号s41を調べる方法により、誤認識は防ぐことが
できた。
発振信号s41の振幅を得たときにはアドレスDでは発
振信号s41が検出できないように予め正帰還ループの
ゲインを調整している。また、第1の実施例と同じよう
に、座標指示器5の極端な傾きによって位相が180度
ずれることから発振信号s41を検出したアドレスを誤
認識してしまう問題についても、隣接する1つのループ
からなるセンスライン同士から構成されるアドレスの発
振信号s41を調べる方法により、誤認識は防ぐことが
できた。
【0124】以上のようにセンスラインを選択すること
により、2つのアドレスの容易な分離と座標の誤入力を
防ぐことができた。位置を算出する方法については、従
来の位置入力装置に開示されている方法で実現でき、第
1の実施例と同様であるため省略する。
により、2つのアドレスの容易な分離と座標の誤入力を
防ぐことができた。位置を算出する方法については、従
来の位置入力装置に開示されている方法で実現でき、第
1の実施例と同様であるため省略する。
【0125】以上の結果から、本実施例においても、課
題で述べたような座標検出装置本体1iの周辺部で座標
算出精度が悪化するという問題を解決することが可能で
ある。また、座標検出装置本体の面積を変えることな
く、周辺部の無効領域、図30で示すセンスライン4辺
での折り返し部分の距離d1 ないしd4 をすべて5mm
以下と小さくでき、読取可能領域を広くすることができ
た。
題で述べたような座標検出装置本体1iの周辺部で座標
算出精度が悪化するという問題を解決することが可能で
ある。また、座標検出装置本体の面積を変えることな
く、周辺部の無効領域、図30で示すセンスライン4辺
での折り返し部分の距離d1 ないしd4 をすべて5mm
以下と小さくでき、読取可能領域を広くすることができ
た。
【0126】なお、この実施例ではセンスライン85に
おける発振信号s41を座標算出のために用いていな
い。これは第2のセンスライン群の他のセンスラインと
ループ形状が若干違うためである。すなわち、センスラ
イン85で得られた発振信号s41は、第2のセンスラ
イン群の他のセンスラインで得られた発振信号s41と
分布が違うために、差動センスラインのループ81bへ
の共振回路6の接近を判定するためだけに使用してい
る。
おける発振信号s41を座標算出のために用いていな
い。これは第2のセンスライン群の他のセンスラインと
ループ形状が若干違うためである。すなわち、センスラ
イン85で得られた発振信号s41は、第2のセンスラ
イン群の他のセンスラインで得られた発振信号s41と
分布が違うために、差動センスラインのループ81bへ
の共振回路6の接近を判定するためだけに使用してい
る。
【0127】しかし、センスライン85の発振信号s4
1と他の第2のセンスラインで得られた発振信号s41
との違いをあらかじめ実験的に求めておき、補正を行う
などして、座標算出用に発振信号s41を用いることも
可能である。あるいはセンスライン85のループ形状を
他の第2のセンスラインと等しくしておき、座標算出に
用いることも可能である。
1と他の第2のセンスラインで得られた発振信号s41
との違いをあらかじめ実験的に求めておき、補正を行う
などして、座標算出用に発振信号s41を用いることも
可能である。あるいはセンスライン85のループ形状を
他の第2のセンスラインと等しくしておき、座標算出に
用いることも可能である。
【0128】さて、以上説明した構成におけるいくつか
のバリエーションについて説明を加えておく。信号処理
回路3dは図30では増幅回路11bの出力に接続した
が、説明したように発振信号s41の振幅情報が入力で
きればよいので、必要に応じてその他の回路に接続して
もよい。たとえば増幅回路11bの入力に接続すること
も可能である。ただし、この場合には発振信号s1の振
幅が小さいので図25に示した整流回路31の前に増幅
回路を設ける必要がある。
のバリエーションについて説明を加えておく。信号処理
回路3dは図30では増幅回路11bの出力に接続した
が、説明したように発振信号s41の振幅情報が入力で
きればよいので、必要に応じてその他の回路に接続して
もよい。たとえば増幅回路11bの入力に接続すること
も可能である。ただし、この場合には発振信号s1の振
幅が小さいので図25に示した整流回路31の前に増幅
回路を設ける必要がある。
【0129】図30に示した構成では第1のセンスライ
ン群および第2のセンスライン群をそれぞれループ単位
では5本としたが、センスライン本数は位置算出範囲に
よって任意に増減させて設計すればよい。本発明では検
出できる範囲に制限はなく、小型のタブレットと呼ばれ
る位置入力装置から大型のデジタイザと呼ばれる位置入
力装置まで広く実施可能である。
ン群および第2のセンスライン群をそれぞれループ単位
では5本としたが、センスライン本数は位置算出範囲に
よって任意に増減させて設計すればよい。本発明では検
出できる範囲に制限はなく、小型のタブレットと呼ばれ
る位置入力装置から大型のデジタイザと呼ばれる位置入
力装置まで広く実施可能である。
【0130】また図30では、第1および第2のセンス
ライン群において、ループ方向が互いに逆向きの2つの
ループから構成される差動センスラインの本数を1つづ
つとしたが、第1および、第2のセンスライン群すべて
が差動センスラインで構成しても構わず、その数には本
発明は左右されない。
ライン群において、ループ方向が互いに逆向きの2つの
ループから構成される差動センスラインの本数を1つづ
つとしたが、第1および、第2のセンスライン群すべて
が差動センスラインで構成しても構わず、その数には本
発明は左右されない。
【0131】また図30では、アドレス分離のためのセ
ンスラインの本数も1つとしていたが、いくつでも敷設
可能である。目的は差動センスライン同士の選択で2つ
のアドレスの判別をするためのものであるからである。
したがって、場所も図30で示した座標読取装置の右端
でなく、上下左右どの方向に設けても良い。また1方向
のみだけでなくxyの両方向に敷設可能である。ループ
の大きさと長さも前述の第2のセンスラインのループ幅
とループ長さに制限されるものではなく、直交するセン
スラインとの直接的な電磁結合を考慮して、自在に敷設
できる。
ンスラインの本数も1つとしていたが、いくつでも敷設
可能である。目的は差動センスライン同士の選択で2つ
のアドレスの判別をするためのものであるからである。
したがって、場所も図30で示した座標読取装置の右端
でなく、上下左右どの方向に設けても良い。また1方向
のみだけでなくxyの両方向に敷設可能である。ループ
の大きさと長さも前述の第2のセンスラインのループ幅
とループ長さに制限されるものではなく、直交するセン
スラインとの直接的な電磁結合を考慮して、自在に敷設
できる。
【0132】さらに図30では、位相切替回路を増幅回
路の入力側へ接続していたが、基本的には位相を180
度変化させるためのものであり、増幅回路の出力側へ接
続可能であることは明かである。さらに図30では、セ
ンスラインの折り返し部分の距離d1 ないしd4 は5m
m以下としたが、この距離は5mmに制限されるもので
なく、5mm以上でもセンスライン同士の直接的な電磁
結合が生じるような場合に対しても有効な方法であるこ
とは明かである。
路の入力側へ接続していたが、基本的には位相を180
度変化させるためのものであり、増幅回路の出力側へ接
続可能であることは明かである。さらに図30では、セ
ンスラインの折り返し部分の距離d1 ないしd4 は5m
m以下としたが、この距離は5mmに制限されるもので
なく、5mm以上でもセンスライン同士の直接的な電磁
結合が生じるような場合に対しても有効な方法であるこ
とは明かである。
【0133】次に本発明の第5の実施例について、図3
4ないし図37に基づき説明する。図34は本発明の座
標読取装置の第7の構成図である。本実施例では前記第
4の実施例と比べて、第2のセンスライン群81〜84
のセンスライン81と85、第2の走査回路14c、位
相切替回路12bが異なっている。その他は第4の実施
例と同様である。
4ないし図37に基づき説明する。図34は本発明の座
標読取装置の第7の構成図である。本実施例では前記第
4の実施例と比べて、第2のセンスライン群81〜84
のセンスライン81と85、第2の走査回路14c、位
相切替回路12bが異なっている。その他は第4の実施
例と同様である。
【0134】第1のセンスライン群71〜74は、ルー
プ方向が互いに逆向きな2つのループ71aと71bと
を直列に接続して形成されている差動センスライン71
と、1つのループから形成されているセンスライン72
ないし74とから構成されている。第2のセンスライン
群81〜85は1つのループから形成されているセンス
ライン81ないし85から構成されており、ループの向
きは図でも示すようにすべて等しくしてある。なお、直
交して敷設した第1および第2のセンスライン群の折り
返し部分の距離d1 ないしd4 はすべて5mm以下の等
しい距離にしてある。
プ方向が互いに逆向きな2つのループ71aと71bと
を直列に接続して形成されている差動センスライン71
と、1つのループから形成されているセンスライン72
ないし74とから構成されている。第2のセンスライン
群81〜85は1つのループから形成されているセンス
ライン81ないし85から構成されており、ループの向
きは図でも示すようにすべて等しくしてある。なお、直
交して敷設した第1および第2のセンスライン群の折り
返し部分の距離d1 ないしd4 はすべて5mm以下の等
しい距離にしてある。
【0135】第1の走査回路13bおよび第2の走査回
路14cはアナログスイッチ等の複数の電子スイッチ素
子で構成されており、センスライン81が接続されてい
るスイッチを除いて、各走査回路毎に各スイッチ素子の
一方の端子はお互いに接続されて共通端子となってい
る。この回路には具体的にはアナログスイッチIC、C
D4051、FETの2SK1581等が使用できる。
後述する制御回路4jから与えられる選択信号s31、
s32によって各走査回路のスイッチ素子の1つが閉
じ、センスライン81が接続されているスイッチを除い
て、スイッチ素子の一端が共通端子に接続されるように
なっている。ただし、第2の走査回路14cは選択信号
s32により、同時に2つのセンスラインが接続される
場合もある。
路14cはアナログスイッチ等の複数の電子スイッチ素
子で構成されており、センスライン81が接続されてい
るスイッチを除いて、各走査回路毎に各スイッチ素子の
一方の端子はお互いに接続されて共通端子となってい
る。この回路には具体的にはアナログスイッチIC、C
D4051、FETの2SK1581等が使用できる。
後述する制御回路4jから与えられる選択信号s31、
s32によって各走査回路のスイッチ素子の1つが閉
じ、センスライン81が接続されているスイッチを除い
て、スイッチ素子の一端が共通端子に接続されるように
なっている。ただし、第2の走査回路14cは選択信号
s32により、同時に2つのセンスラインが接続される
場合もある。
【0136】第1の走査回路13bの共通端子は増幅回
路6の出力に接続されている。第2の走査回路14cの
共通端子i2と、センスライン81に接続されたスイッ
チの一端i1は位相切替回路12bに接続されている。
これらの回路の機能を図35に示し、具体的に説明して
おく。ただし、これらの図表は説明のために一例を示し
たものであって、機能はこの図表だけに限定されるもの
ではない。
路6の出力に接続されている。第2の走査回路14cの
共通端子i2と、センスライン81に接続されたスイッ
チの一端i1は位相切替回路12bに接続されている。
これらの回路の機能を図35に示し、具体的に説明して
おく。ただし、これらの図表は説明のために一例を示し
たものであって、機能はこの図表だけに限定されるもの
ではない。
【0137】位相切替回路12bはすべてのセンスライ
ンの組み合わせに対して、共振回路が存在したときに正
帰還ループを形成することを目的としている。構成は、
基本的には2入力2出力のスイッチであり、入力の各端
子を出力の各端子に交互に切り替えるものである。この
例ではたすきがけ接続で上記機能を実現している。な
お、使用する素子によって回路は異なるので、この回路
に限定されるものではない。この回路の機能については
図36に示す。
ンの組み合わせに対して、共振回路が存在したときに正
帰還ループを形成することを目的としている。構成は、
基本的には2入力2出力のスイッチであり、入力の各端
子を出力の各端子に交互に切り替えるものである。この
例ではたすきがけ接続で上記機能を実現している。な
お、使用する素子によって回路は異なるので、この回路
に限定されるものではない。この回路の機能については
図36に示す。
【0138】図34の位相切替回路12bにおいてi
1、i2は入力端子を、o1、o2は出力端子を示す符
号である。位相切替回路12bの出力は増幅回路11b
の+入力と−入力に接続されている。増幅回路11bは
+入力と−入力を備えた差動入力可能な増幅回路であ
る。
1、i2は入力端子を、o1、o2は出力端子を示す符
号である。位相切替回路12bの出力は増幅回路11b
の+入力と−入力に接続されている。増幅回路11bは
+入力と−入力を備えた差動入力可能な増幅回路であ
る。
【0139】この実施例での位相とセンスラインのルー
プとの関係を以下に示す。第2のセンスライン群81〜
85では、すべてのループの方向が等しい。第1のセン
スライン群71〜74では、差動センスライン71のル
−プ71bを除いてループの方向が等しい。そこで、第
1のセンスライン群71〜74と、共振回路6と、第2
のセンスライン群81〜85と、増幅回路11bで閉ル
ープを形成し、発振するする場合に、ループ71bを除
いた第1のセンスライン群71〜74を用いて、第2の
センスライン群81〜85が増幅回路11bの−入力さ
れたときに発振するならば、ループ71bを用いて閉ル
ープを形成し、発振するのは第2のセンスライン群81
〜85が増幅回路11bの+入力されたときとなる。
プとの関係を以下に示す。第2のセンスライン群81〜
85では、すべてのループの方向が等しい。第1のセン
スライン群71〜74では、差動センスライン71のル
−プ71bを除いてループの方向が等しい。そこで、第
1のセンスライン群71〜74と、共振回路6と、第2
のセンスライン群81〜85と、増幅回路11bで閉ル
ープを形成し、発振するする場合に、ループ71bを除
いた第1のセンスライン群71〜74を用いて、第2の
センスライン群81〜85が増幅回路11bの−入力さ
れたときに発振するならば、ループ71bを用いて閉ル
ープを形成し、発振するのは第2のセンスライン群81
〜85が増幅回路11bの+入力されたときとなる。
【0140】信号処理回路3dは正帰還ループに発生す
る発振信号s41を整流、平滑化して、A/D変換を行
うことにより、座標指示器5の指示する位置に応じた発
振信号s41の振幅情報をデジタル値信号s42として
制御回路4jに出力する。制御回路4jは第1の走査回
路13b、第2の走査回路14cおよび位相切替回路1
2bに各選択信号s31ないしs33を与えるように接
続されており、各選択信号と振幅情報のデジタル値信号
s42から座標指示器5が指示する座標の算出を行う。
る発振信号s41を整流、平滑化して、A/D変換を行
うことにより、座標指示器5の指示する位置に応じた発
振信号s41の振幅情報をデジタル値信号s42として
制御回路4jに出力する。制御回路4jは第1の走査回
路13b、第2の走査回路14cおよび位相切替回路1
2bに各選択信号s31ないしs33を与えるように接
続されており、各選択信号と振幅情報のデジタル値信号
s42から座標指示器5が指示する座標の算出を行う。
【0141】次に動作について説明する。センスライン
選択動作の具体例を示す。図34に示した代表アドレス
としてA、B、C、D、E、Fのアドレスを選択したと
きのs31ないしs33の信号および選択されるセンス
ラインと、それらのセンスラインが接続される回路とを
図37に示す。
選択動作の具体例を示す。図34に示した代表アドレス
としてA、B、C、D、E、Fのアドレスを選択したと
きのs31ないしs33の信号および選択されるセンス
ラインと、それらのセンスラインが接続される回路とを
図37に示す。
【0142】図37の説明を以下に行う。なお、「−」
は接続されていないことを示している。センスラインは
番号のみで示されている。アドレスAは、第1の走査回
路13bで71を、第2の走査回路14cで81を、位
相切替回路12bでi1をo1に接続する。アドレスB
は、第1の走査回路13bで71を、第2の走査回路1
4cで85を、位相切替回路12bでi2をo1に接続
する。アドレスCは、第1の走査回路13bで71を、
第2の走査回路14cで81を、位相切替回路12bで
i1をo2に接続する。アドレスDは、第1の走査回路
13bで71を、第2の走査回路14cで85を、位相
切替回路12bでi2をo2に接続する。アドレスA、
B、C、Dは、座標検出装置本体1jの周辺部に位置し
ているが、第1のセンスライン群71〜74から差動セ
ンスライン71を選択しているため、センスライン同士
の電磁的な直接結合は打ち消されている。
は接続されていないことを示している。センスラインは
番号のみで示されている。アドレスAは、第1の走査回
路13bで71を、第2の走査回路14cで81を、位
相切替回路12bでi1をo1に接続する。アドレスB
は、第1の走査回路13bで71を、第2の走査回路1
4cで85を、位相切替回路12bでi2をo1に接続
する。アドレスCは、第1の走査回路13bで71を、
第2の走査回路14cで81を、位相切替回路12bで
i1をo2に接続する。アドレスDは、第1の走査回路
13bで71を、第2の走査回路14cで85を、位相
切替回路12bでi2をo2に接続する。アドレスA、
B、C、Dは、座標検出装置本体1jの周辺部に位置し
ているが、第1のセンスライン群71〜74から差動セ
ンスライン71を選択しているため、センスライン同士
の電磁的な直接結合は打ち消されている。
【0143】アドレスEは、第1の走査回路13bで7
3を、第2の走査回路14cで81と85を、位相切替
回路12bでi1をo1に、i2をo2に接続する。ア
ドレスFは、第1の走査回路13bで73を、第2の走
査回路14cで81と85を、位相切替回路12bでi
1をo2に、i2をo1に接続する。アドレスE、F
も、座標検出装置本体1jの周辺部に位置しており、第
1および第2のセンスライン群71〜74、81〜85
から単一ループで構成されているセンスラインのみを選
択している。しかし、第2の走査回路14bで81と8
5を選択し、位相切替回路12bを介して差動入力のあ
る増幅回路11bに同時に接続しているため、増幅回路
11bを介して81と85で差動センスラインを構成し
ていることとなっている。この効果により、第1のセン
スライン72と第2のセンスライン81との直接的な電
磁結合が、第1のセンスライン72と第2のセンスライ
ン85との直接的な電磁結合によりキャンセルされる。
このためアドレスEおよびFにおいてもセンスライン同
士の直接的な電磁結合なく、正帰還ループを形成するこ
とができる。
3を、第2の走査回路14cで81と85を、位相切替
回路12bでi1をo1に、i2をo2に接続する。ア
ドレスFは、第1の走査回路13bで73を、第2の走
査回路14cで81と85を、位相切替回路12bでi
1をo2に、i2をo1に接続する。アドレスE、F
も、座標検出装置本体1jの周辺部に位置しており、第
1および第2のセンスライン群71〜74、81〜85
から単一ループで構成されているセンスラインのみを選
択している。しかし、第2の走査回路14bで81と8
5を選択し、位相切替回路12bを介して差動入力のあ
る増幅回路11bに同時に接続しているため、増幅回路
11bを介して81と85で差動センスラインを構成し
ていることとなっている。この効果により、第1のセン
スライン72と第2のセンスライン81との直接的な電
磁結合が、第1のセンスライン72と第2のセンスライ
ン85との直接的な電磁結合によりキャンセルされる。
このためアドレスEおよびFにおいてもセンスライン同
士の直接的な電磁結合なく、正帰還ループを形成するこ
とができる。
【0144】上記の説明から明らかなように、選択信号
s31ないしs33で表される各状態で発振信号s41
が得られた場合は、その選択信号s31ないしs33で
示されるアドレス付近に座標指示器5が存在することに
なる。また、第1の実施例と同じように、座標指示器5
の極端な傾きによって位相が180度ずれることから発
振信号s41を検出したアドレスを誤認識してしまう問
題についても、隣接する1つのループからなるセンスラ
イン同士から構成されるアドレスの発振信号s41を調
べる方法により、誤認識は防ぐことができた。
s31ないしs33で表される各状態で発振信号s41
が得られた場合は、その選択信号s31ないしs33で
示されるアドレス付近に座標指示器5が存在することに
なる。また、第1の実施例と同じように、座標指示器5
の極端な傾きによって位相が180度ずれることから発
振信号s41を検出したアドレスを誤認識してしまう問
題についても、隣接する1つのループからなるセンスラ
イン同士から構成されるアドレスの発振信号s41を調
べる方法により、誤認識は防ぐことができた。
【0145】このようにセンスラインを選択することに
より、2つのアドレスの容易な分離と座標の誤入力を防
ぐことができる。位置を算出する方法については、従来
の位置入力装置に開示されている方法で実現でき、第1
の実施例と同様であるため省略する。
より、2つのアドレスの容易な分離と座標の誤入力を防
ぐことができる。位置を算出する方法については、従来
の位置入力装置に開示されている方法で実現でき、第1
の実施例と同様であるため省略する。
【0146】以上の結果から、本実施例においても、課
題で述べたような座標検出装置本体1jの周辺部で座標
算出精度が悪化するという問題を解決することが可能で
ある。また、座標検出装置本体の面積を変えることな
く、周辺部の無効領域、図34で示すセンスライン4辺
での折り返し部分の距離d1 ないしd4 をすべて5mm
以下とを小さくでき、読取可能領域を広くすることがで
きた。
題で述べたような座標検出装置本体1jの周辺部で座標
算出精度が悪化するという問題を解決することが可能で
ある。また、座標検出装置本体の面積を変えることな
く、周辺部の無効領域、図34で示すセンスライン4辺
での折り返し部分の距離d1 ないしd4 をすべて5mm
以下とを小さくでき、読取可能領域を広くすることがで
きた。
【0147】さて、以上説明した構成におけるいくつか
のバリエーションについて説明を加えておく。信号処理
回路3dは図34では増幅回路11bの出力に接続した
が、説明したように発振信号s41の振幅情報が入力で
きればよいので、必要に応じてその他の回路に接続して
もよい。たとえば増幅回路11bの入力に接続すること
も可能である。ただし、この場合には発振信号s41の
振幅が小さいので図25で示した整流回路31の前に増
幅回路を設ける必要がある。
のバリエーションについて説明を加えておく。信号処理
回路3dは図34では増幅回路11bの出力に接続した
が、説明したように発振信号s41の振幅情報が入力で
きればよいので、必要に応じてその他の回路に接続して
もよい。たとえば増幅回路11bの入力に接続すること
も可能である。ただし、この場合には発振信号s41の
振幅が小さいので図25で示した整流回路31の前に増
幅回路を設ける必要がある。
【0148】図34に示した構成では第1のセンスライ
ンおよび第2のセンスラインをそれぞれループ単位では
5本としたが、センスライン本数は位置算出範囲によっ
て任意に増減させて設計すればよい。本原理では検出で
きる範囲に制限はなく、小型のタブレットと呼ばれる位
置入力装置から大型のデジタイザと呼ばれる位置入力装
置まで広く実施可能である。
ンおよび第2のセンスラインをそれぞれループ単位では
5本としたが、センスライン本数は位置算出範囲によっ
て任意に増減させて設計すればよい。本原理では検出で
きる範囲に制限はなく、小型のタブレットと呼ばれる位
置入力装置から大型のデジタイザと呼ばれる位置入力装
置まで広く実施可能である。
【0149】また図34では、第1のセンスライン群
で、ループ方向が互いに逆向きの2つのループの直列接
続から構成される差動センスラインの本数を1つとした
が、第1のセンスライン群すべてが差動センスラインで
構成しても構わず、その数には本発明は左右されない。
もちろんそのときは、制御回路でのセンスラインの走査
方式は変化する。
で、ループ方向が互いに逆向きの2つのループの直列接
続から構成される差動センスラインの本数を1つとした
が、第1のセンスライン群すべてが差動センスラインで
構成しても構わず、その数には本発明は左右されない。
もちろんそのときは、制御回路でのセンスラインの走査
方式は変化する。
【0150】さらに図34では、位相切替回路を増幅回
路の入力側へ接続していたが、基本的には位相を180
度変化させるためのものであり、増幅回路の出力側へ接
続可能であることは明かである。さらに図34では、セ
ンスラインの折り返し部分の距離d1 ないしd4 は5m
m以下としたが、この距離は5mmに制限されるもので
なく、5mm以上でもセンスライン同士の直接的な電磁
結合が生じるような場合に対しても有効な方法であるこ
とは明かである。
路の入力側へ接続していたが、基本的には位相を180
度変化させるためのものであり、増幅回路の出力側へ接
続可能であることは明かである。さらに図34では、セ
ンスラインの折り返し部分の距離d1 ないしd4 は5m
m以下としたが、この距離は5mmに制限されるもので
なく、5mm以上でもセンスライン同士の直接的な電磁
結合が生じるような場合に対しても有効な方法であるこ
とは明かである。
【0151】次に本発明の第6の実施例について、図3
8ないし図42に基づき説明する。図38は本発明の座
標読取装置の第8の構成図である。本実施例では前記第
5の実施例と比べて、第1のセンスライン群71〜7
3、第2のセンスライン群81〜83が違い、第2の走
査回路14dと位相切替回路12aは第3の実施例と同
様である。
8ないし図42に基づき説明する。図38は本発明の座
標読取装置の第8の構成図である。本実施例では前記第
5の実施例と比べて、第1のセンスライン群71〜7
3、第2のセンスライン群81〜83が違い、第2の走
査回路14dと位相切替回路12aは第3の実施例と同
様である。
【0152】センスライン71と72は、ループ方向が
互いに逆向きの2つのループ71a、71bおよびルー
プ72a、72bをそれぞれ直列に接続して構成されて
いる差動センスラインである。同様にセンスライン81
と82は、ループ方向が互いに逆向きの2つのループ8
1a、81bおよびループ82a、82bをそれぞれ直
列に接続して構成されている差動センスラインである。
ループ71a、72aはループ73と同方向のループで
あり、ループ81a、82aはループ83と同方向のル
ープである。なお、差動センスライン71および82に
は、それぞれ、2つのループ間に一方のループ71b、
82bのみを選択するためのスイッチを設けている。
互いに逆向きの2つのループ71a、71bおよびルー
プ72a、72bをそれぞれ直列に接続して構成されて
いる差動センスラインである。同様にセンスライン81
と82は、ループ方向が互いに逆向きの2つのループ8
1a、81bおよびループ82a、82bをそれぞれ直
列に接続して構成されている差動センスラインである。
ループ71a、72aはループ73と同方向のループで
あり、ループ81a、82aはループ83と同方向のル
ープである。なお、差動センスライン71および82に
は、それぞれ、2つのループ間に一方のループ71b、
82bのみを選択するためのスイッチを設けている。
【0153】なお、差動センスラインの2つのループ間
に接続したスイッチの目的は差動センスラインの1方の
ループだけを選択するのが目的であるため、本実施例の
みに限られるものではない。例えば図41に、差動セン
スライン82を例にとり、説明する。図41(a)の例
では本実施例のようにループ82bを選択できるように
しているが、スイッチ142により2つのループ間を切
断可能とした構成である。図41(b)の例ではループ
82aの方を選択できるようにスイッチ144でループ
82aを接地する構成である。なお、スイッチ142は
ループ82bを切断するためのものである。図41
(c)の例では2つのループの中間をスイッチ145で
接地可能とし、ループ82aと82bの両方が選択でき
るようにした構成である。図41(d)の例では2つの
ループの中間に2つのスイッチを設け、スイッチ148
でループ82bの選択、スイッチ149でループ82a
の選択を可能とした構成である。差動センスラインの2
つのループを単独に選択できる図41(c)、(d)
は、2つのアドレスの分離と誤認識防止に関してより効
果的である。なお、図41では差動センスライン82を
例にしたが、差動センスライン82だけに限られるので
はないことは明らかである。
に接続したスイッチの目的は差動センスラインの1方の
ループだけを選択するのが目的であるため、本実施例の
みに限られるものではない。例えば図41に、差動セン
スライン82を例にとり、説明する。図41(a)の例
では本実施例のようにループ82bを選択できるように
しているが、スイッチ142により2つのループ間を切
断可能とした構成である。図41(b)の例ではループ
82aの方を選択できるようにスイッチ144でループ
82aを接地する構成である。なお、スイッチ142は
ループ82bを切断するためのものである。図41
(c)の例では2つのループの中間をスイッチ145で
接地可能とし、ループ82aと82bの両方が選択でき
るようにした構成である。図41(d)の例では2つの
ループの中間に2つのスイッチを設け、スイッチ148
でループ82bの選択、スイッチ149でループ82a
の選択を可能とした構成である。差動センスラインの2
つのループを単独に選択できる図41(c)、(d)
は、2つのアドレスの分離と誤認識防止に関してより効
果的である。なお、図41では差動センスライン82を
例にしたが、差動センスライン82だけに限られるので
はないことは明らかである。
【0154】第1および第2の走査回路13cと14d
は、第3の実施例の場合と同じように、アナログスイッ
チ等の複数の電子スイッチ素子で構成されており、各ス
イッチ素子の一方の端子はお互いに接続されて共通端子
となっている。ただし、スイッチの数は第1の走査回路
13cは4つとなっている。第2の走査回路14dは第
1の走査回路13cと同様であり、スイッチの数は4つ
である。
は、第3の実施例の場合と同じように、アナログスイッ
チ等の複数の電子スイッチ素子で構成されており、各ス
イッチ素子の一方の端子はお互いに接続されて共通端子
となっている。ただし、スイッチの数は第1の走査回路
13cは4つとなっている。第2の走査回路14dは第
1の走査回路13cと同様であり、スイッチの数は4つ
である。
【0155】これらの回路の第3の実施例と異なる機能
について図39および図40に示しておく。ただし、こ
れらの図表は説明のために一例を示したものであって、
機能はこの図表だけに限定されるものではない。図表に
おいては信号の名称は符号のみを表示する。なお、第1
の走査回路13cにおいて、選択信号s31が「3」の
とき、差動センスライン71のループ71bのみを選択
するようにしている。第2の走査回路14dにおいても
同様で、選択信号s32が「3」のとき、差動センスラ
イン82のループ82bのみを選択するようにしてい
る。
について図39および図40に示しておく。ただし、こ
れらの図表は説明のために一例を示したものであって、
機能はこの図表だけに限定されるものではない。図表に
おいては信号の名称は符号のみを表示する。なお、第1
の走査回路13cにおいて、選択信号s31が「3」の
とき、差動センスライン71のループ71bのみを選択
するようにしている。第2の走査回路14dにおいても
同様で、選択信号s32が「3」のとき、差動センスラ
イン82のループ82bのみを選択するようにしてい
る。
【0156】位相切替回路12aは第3および第4の実
施例と同様である。この実施例での位相とセンスライン
のループとの関係を以下に示す。第1および第2のセン
スライン群71〜73、81〜83では、各センスライ
ン群において差動センスラインのル−プ71bと72
b、ループ81bと82bを除いてそれぞれループの方
向が等しい。そこで、第1のセンスライン群71〜73
と、共振回路6と、第2のセンスライン群81〜83
と、増幅回路11bとで閉ループを形成する場合は以下
のように設定してある。差動センスライン81、82を
除いた第2のセンスライン83が増幅回路11bの−入
力に接続されて、差動センスライン71と72を除いた
第1のセンスライン73が増幅回路11bの出力に接続
されると、これらのセンスライン付近に共振回路6が存
在するとき、閉ループを形成し、発振する。差動センス
ライン81あるいは82を増幅回路11bの−入力に接
続し、差動センスライン71あるいは72を増幅回路1
1bの出力に接続すると、ループ71aとループ81a
からなるアドレスAとループ71bとループ81bから
なるアドレスD、あるいはループ72aとループ81a
からなるアドレスA1とループ72bとループ81bか
らなるアドレスD1、あるいはループ71aとループ8
2aからなるアドレスA2とループ71bとループ82
bからなるアドレスD2、あるいはループ72aとルー
プ82aからなるアドレスA3とループ72bとループ
82bからなるアドレスD3付近に共振回路6が存在す
ると閉ループを形成し、発振する。
施例と同様である。この実施例での位相とセンスライン
のループとの関係を以下に示す。第1および第2のセン
スライン群71〜73、81〜83では、各センスライ
ン群において差動センスラインのル−プ71bと72
b、ループ81bと82bを除いてそれぞれループの方
向が等しい。そこで、第1のセンスライン群71〜73
と、共振回路6と、第2のセンスライン群81〜83
と、増幅回路11bとで閉ループを形成する場合は以下
のように設定してある。差動センスライン81、82を
除いた第2のセンスライン83が増幅回路11bの−入
力に接続されて、差動センスライン71と72を除いた
第1のセンスライン73が増幅回路11bの出力に接続
されると、これらのセンスライン付近に共振回路6が存
在するとき、閉ループを形成し、発振する。差動センス
ライン81あるいは82を増幅回路11bの−入力に接
続し、差動センスライン71あるいは72を増幅回路1
1bの出力に接続すると、ループ71aとループ81a
からなるアドレスAとループ71bとループ81bから
なるアドレスD、あるいはループ72aとループ81a
からなるアドレスA1とループ72bとループ81bか
らなるアドレスD1、あるいはループ71aとループ8
2aからなるアドレスA2とループ71bとループ82
bからなるアドレスD2、あるいはループ72aとルー
プ82aからなるアドレスA3とループ72bとループ
82bからなるアドレスD3付近に共振回路6が存在す
ると閉ループを形成し、発振する。
【0157】差動センスライン81あるいは82を増幅
回路11bの+入力に接続し、差動センスライン71あ
るいは72を増幅回路11bの出力に接続すると、ルー
プ71aとループ81bからなるアドレスBとループ7
1bとループ81aからなるアドレスC、あるいはルー
プ72aとループ81bからなるアドレスB1とループ
72bとループ81aからなるアドレスC1、あるいは
ループ71aとループ82bからなるアドレスB2とル
ープ71bとループ82aからなるアドレスC2、ある
いはループ72aとループ82bからなるアドレスB3
とループ72bとループ82aからなるアドレスC3付
近に共振回路6が存在すると、閉ループを形成し、発振
する。すなわち、アドレスAとD、A1とD1、A2と
D2、A3とD3、BとC、B1とC1、B2とC2、
及びB3とC3とが同時に選択されており、これら2つ
づつのアドレスは分離されていない。
回路11bの+入力に接続し、差動センスライン71あ
るいは72を増幅回路11bの出力に接続すると、ルー
プ71aとループ81bからなるアドレスBとループ7
1bとループ81aからなるアドレスC、あるいはルー
プ72aとループ81bからなるアドレスB1とループ
72bとループ81aからなるアドレスC1、あるいは
ループ71aとループ82bからなるアドレスB2とル
ープ71bとループ82aからなるアドレスC2、ある
いはループ72aとループ82bからなるアドレスB3
とループ72bとループ82aからなるアドレスC3付
近に共振回路6が存在すると、閉ループを形成し、発振
する。すなわち、アドレスAとD、A1とD1、A2と
D2、A3とD3、BとC、B1とC1、B2とC2、
及びB3とC3とが同時に選択されており、これら2つ
づつのアドレスは分離されていない。
【0158】しかし、差動センスライン71のループ7
1bと差動センスライン82のループ82bを単ループ
として選択できるため、前述した差動センスライン選択
時の増幅回路11bへの入力条件を同一にして、ループ
71bを選択することによりアドレスC、C2、D、D
2を、ループ82bを選択することによりアドレスB
2、B3、D2、D3を単独で選択できる構成となって
いる。
1bと差動センスライン82のループ82bを単ループ
として選択できるため、前述した差動センスライン選択
時の増幅回路11bへの入力条件を同一にして、ループ
71bを選択することによりアドレスC、C2、D、D
2を、ループ82bを選択することによりアドレスB
2、B3、D2、D3を単独で選択できる構成となって
いる。
【0159】また、本実施例においても差動センスライ
ンを用いていることから、第1の実施例と同じように、
座標指示器5の極端な傾きによって位相が180度ずれ
ることから発振信号s41を検出したアドレスを誤認識
してしまう問題がでてくるが、上述してきたセンスライ
ン構成を用いることにより、第1ないし第4の実施例で
行ったような方法に頼らずに、誤認識を防ぐことができ
る。
ンを用いていることから、第1の実施例と同じように、
座標指示器5の極端な傾きによって位相が180度ずれ
ることから発振信号s41を検出したアドレスを誤認識
してしまう問題がでてくるが、上述してきたセンスライ
ン構成を用いることにより、第1ないし第4の実施例で
行ったような方法に頼らずに、誤認識を防ぐことができ
る。
【0160】次に2つのアドレスの分離と誤認識の防止
を同時に行う動作について説明する。本実施例に従っ
て、例えば、差動センスライン71と82を選択して、
差動センスライン82が増幅回路11bに−入力された
ときに、発振信号s41が検出されたとしたときの動作
のフローチャートを図42に示し、フローチャートに従
って説明する。
を同時に行う動作について説明する。本実施例に従っ
て、例えば、差動センスライン71と82を選択して、
差動センスライン82が増幅回路11bに−入力された
ときに、発振信号s41が検出されたとしたときの動作
のフローチャートを図42に示し、フローチャートに従
って説明する。
【0161】まず、差動センスライン71と82を選択
して、差動センスライン82が増幅回路11bに−入力
されたときの選択信号s31、s32、s33はそれ
ぞ、「0」、「1」、「0」となる。このとき発振信号
s41が得られたとすると、座標指示器5はアドレスA
2あるいはD2の近傍に存在する可能性が高い。
して、差動センスライン82が増幅回路11bに−入力
されたときの選択信号s31、s32、s33はそれ
ぞ、「0」、「1」、「0」となる。このとき発振信号
s41が得られたとすると、座標指示器5はアドレスA
2あるいはD2の近傍に存在する可能性が高い。
【0162】発振信号s41が検出されたので、次に、
差動センスライン71のループ71bと差動センスライ
ン82を選択する。s33は変化させない。このとき選
択信号s31、s32、s33はそれぞれ、「3」、
「1」、「0」となる。このときに発振信号s41が検
出された場合は座標指示器5はアドレスD2の近傍にあ
ると推定できる。発振信号s41が検出されなければ、
座標指示器6はアドレスA2の近傍にあると推定でき
る。
差動センスライン71のループ71bと差動センスライ
ン82を選択する。s33は変化させない。このとき選
択信号s31、s32、s33はそれぞれ、「3」、
「1」、「0」となる。このときに発振信号s41が検
出された場合は座標指示器5はアドレスD2の近傍にあ
ると推定できる。発振信号s41が検出されなければ、
座標指示器6はアドレスA2の近傍にあると推定でき
る。
【0163】これを確認するために、差動センスライン
71と差動センスライン82のループ82bを選択す
る。s33は変化させない。このとき選択信号s31、
s32、s33はそれぞれ、「0」、「3」、「0」と
なる。このときに発振信号s41が検出された場合で、
さらに前回発振信号s41が検出されているならば、座
標指示器5はアドレスD2の近傍にあると決定できる。
しかし、発振信号s41が検出された場合で、前回発振
信号s41が検出されていなければ、座標指示器5はア
ドレスD2の近傍にあると決定できないので、無効とな
る。
71と差動センスライン82のループ82bを選択す
る。s33は変化させない。このとき選択信号s31、
s32、s33はそれぞれ、「0」、「3」、「0」と
なる。このときに発振信号s41が検出された場合で、
さらに前回発振信号s41が検出されているならば、座
標指示器5はアドレスD2の近傍にあると決定できる。
しかし、発振信号s41が検出された場合で、前回発振
信号s41が検出されていなければ、座標指示器5はア
ドレスD2の近傍にあると決定できないので、無効とな
る。
【0164】また、今回の発振信号s41が検出されな
い場合で、前回発振信号s41が検出されていなけれ
ば、座標指示器5はアドレスA2の近傍にあると決定さ
れる。しかし、今回の発振信号s41が検出されない場
合に、前回発振信号s41が検出されているならば、座
標指示器5はアドレスA2の近傍にあると決定できない
ため、無効となる。
い場合で、前回発振信号s41が検出されていなけれ
ば、座標指示器5はアドレスA2の近傍にあると決定さ
れる。しかし、今回の発振信号s41が検出されない場
合に、前回発振信号s41が検出されているならば、座
標指示器5はアドレスA2の近傍にあると決定できない
ため、無効となる。
【0165】図42においては、選択信号s33が
「0」のときのみの判別方法を示したが、選択信号s3
3が「1」、すなわち、アドレスB2あるいはC2を選
択した場合に発振信号s41は検出された場合でも、差
動センスラインの1方のループのみを第1および第2走
査回路13c、14dで交互に選択することにより、誤
認識の判別、および2つのアドレスの区別を行うことが
容易であることは明らかである。
「0」のときのみの判別方法を示したが、選択信号s3
3が「1」、すなわち、アドレスB2あるいはC2を選
択した場合に発振信号s41は検出された場合でも、差
動センスラインの1方のループのみを第1および第2走
査回路13c、14dで交互に選択することにより、誤
認識の判別、および2つのアドレスの区別を行うことが
容易であることは明らかである。
【0166】なお、本実施例では例えば、アドレスA2
で発振信号s41の振幅を得たときにはアドレスD2で
は位相がずれていない発振信号s41を検出しないよう
に予め正帰還ループのゲインを調整している。このよう
にセンスラインを選択することにより、2つのアドレス
A2とD2、B2とC2の分離ができた。また、上記以
外の2つのアドレスの分離、すなわち、アドレスAと
D、A1とD1、A3とD3、BとC、B1とC1、お
よびB3とC3の分離は以下のようにすることで識別で
きる。
で発振信号s41の振幅を得たときにはアドレスD2で
は位相がずれていない発振信号s41を検出しないよう
に予め正帰還ループのゲインを調整している。このよう
にセンスラインを選択することにより、2つのアドレス
A2とD2、B2とC2の分離ができた。また、上記以
外の2つのアドレスの分離、すなわち、アドレスAと
D、A1とD1、A3とD3、BとC、B1とC1、お
よびB3とC3の分離は以下のようにすることで識別で
きる。
【0167】差動センスライン72と差動センスライン
82のループ82bを選択して、発振信号s41が検出
されたときには、アドレスB3あるいはD3に座標指示
器5が存在することになり、発振信号s41が検出され
ないときにはアドレスC3あるいはA3に座標指示器5
が存在することになる。したがって、アドレスA3とD
3、あるいはアドレスB3とC3の識別が可能となる。
また、差動センスライン71のループ71bと差動セン
スライン81を選択して、発振信号s41が検出された
ときには、アドレスCあるいはDに座標指示器5が存在
することになり、発振信号s41が検出されないときに
は、アドレスBあるいはAに座標指示器5が存在するこ
とになるので、アドレスAとD、あるいはアドレスBと
Cの識別が可能となる。
82のループ82bを選択して、発振信号s41が検出
されたときには、アドレスB3あるいはD3に座標指示
器5が存在することになり、発振信号s41が検出され
ないときにはアドレスC3あるいはA3に座標指示器5
が存在することになる。したがって、アドレスA3とD
3、あるいはアドレスB3とC3の識別が可能となる。
また、差動センスライン71のループ71bと差動セン
スライン81を選択して、発振信号s41が検出された
ときには、アドレスCあるいはDに座標指示器5が存在
することになり、発振信号s41が検出されないときに
は、アドレスBあるいはAに座標指示器5が存在するこ
とになるので、アドレスAとD、あるいはアドレスBと
Cの識別が可能となる。
【0168】また、アドレスA1とD1、あるいはアド
レスB1とC1の識別には、それぞれのアドレスに隣接
するアドレスの情報を用いる。すなわち、アドレスD1
に対しては隣接するアドレスD3およびDでの、アドレ
スA1に対しては隣接するアドレスA3およびAでの、
アドレスC1に対しては隣接するアドレスC3およびC
での、アドレスB1に対しては隣接するアドレスB3お
よびBでの、発振信号s41の有無によりアドレスを識
別できる。
レスB1とC1の識別には、それぞれのアドレスに隣接
するアドレスの情報を用いる。すなわち、アドレスD1
に対しては隣接するアドレスD3およびDでの、アドレ
スA1に対しては隣接するアドレスA3およびAでの、
アドレスC1に対しては隣接するアドレスC3およびC
での、アドレスB1に対しては隣接するアドレスB3お
よびBでの、発振信号s41の有無によりアドレスを識
別できる。
【0169】以上のようにセンスラインを選択すること
により、2つのアドレスの容易な分離と座標の誤入力を
防ぐことができた。以上の結果から、本実施例において
も、課題で述べたような座標検出装置本体1kの周辺部
で座標算出精度が悪化するという問題を解決することが
可能である。また、座標検出装置本体の面積を変えるこ
となく、周辺部の無効領域、図38で示すセンスライン
4辺での折り返し部分の距離d1 ないしd4 をすべて5
mm以下と小さくでき、読取可能領域を広くすることが
できた。
により、2つのアドレスの容易な分離と座標の誤入力を
防ぐことができた。以上の結果から、本実施例において
も、課題で述べたような座標検出装置本体1kの周辺部
で座標算出精度が悪化するという問題を解決することが
可能である。また、座標検出装置本体の面積を変えるこ
となく、周辺部の無効領域、図38で示すセンスライン
4辺での折り返し部分の距離d1 ないしd4 をすべて5
mm以下と小さくでき、読取可能領域を広くすることが
できた。
【0170】この実施例では差動センスライン71、8
2の一方のループ71b、82bでの発振信号s41を
座標算出のために用いていないが、座標算出用に発振信
号s41を用いることも可能である。信号処理回路3d
及び制御回路4kの働きは前述してきた実施例と同様で
ある。座標算出方法も、従来の位置入力装置に開示され
ている方法で実現でき、第1の実施例と同様であるため
省略する。
2の一方のループ71b、82bでの発振信号s41を
座標算出のために用いていないが、座標算出用に発振信
号s41を用いることも可能である。信号処理回路3d
及び制御回路4kの働きは前述してきた実施例と同様で
ある。座標算出方法も、従来の位置入力装置に開示され
ている方法で実現でき、第1の実施例と同様であるため
省略する。
【0171】さて、以上説明した構成におけるいくつか
のバリエーションについて説明を加えておく。信号処理
回路3dは図38では増幅回路11bの出力に接続した
が、説明したように発振信号s41の振幅情報が入力で
きればよいので、必要に応じてその他の回路に接続して
もよい。たとえば増幅回路11bの入力に接続すること
も可能である。ただし、この場合には発振信号s41の
振幅が小さいので図25で示した整流回路31の前に増
幅回路を設ける必要がある。
のバリエーションについて説明を加えておく。信号処理
回路3dは図38では増幅回路11bの出力に接続した
が、説明したように発振信号s41の振幅情報が入力で
きればよいので、必要に応じてその他の回路に接続して
もよい。たとえば増幅回路11bの入力に接続すること
も可能である。ただし、この場合には発振信号s41の
振幅が小さいので図25で示した整流回路31の前に増
幅回路を設ける必要がある。
【0172】図38に示した構成では第1のセンスライ
ンおよび第2のセンスラインをそれぞれループ単位では
5本としたが、センスライン本数は位置算出範囲によっ
て任意に増減させて設計すればよい。本原理では検出で
きる範囲に制限はなく、小型のタブレットと呼ばれる位
置入力装置から大型のデジタイザと呼ばれる位置入力装
置まで広く実施可能である。
ンおよび第2のセンスラインをそれぞれループ単位では
5本としたが、センスライン本数は位置算出範囲によっ
て任意に増減させて設計すればよい。本原理では検出で
きる範囲に制限はなく、小型のタブレットと呼ばれる位
置入力装置から大型のデジタイザと呼ばれる位置入力装
置まで広く実施可能である。
【0173】また図38では、第1および第2のセンス
ライン群で、ループ方向が互いに逆向きの2つのループ
の直列接続から構成される差動センスラインの本数を2
つづつとしたが、第1および、第2のセンスライン群す
べてが差動センスラインで構成しても構わず、その数に
は本発明は左右されない。
ライン群で、ループ方向が互いに逆向きの2つのループ
の直列接続から構成される差動センスラインの本数を2
つづつとしたが、第1および、第2のセンスライン群す
べてが差動センスラインで構成しても構わず、その数に
は本発明は左右されない。
【0174】また図38では、第1および第2のセンス
ライン群で、ループ方向が互いに逆向きの2つのループ
の間にスイッチを設けた差動センスラインを1つづつと
したが、すべての差動センスラインにスイッチを設ける
ことも可能である。ただし、2つのアドレスの区別およ
び、誤認識の防止を同時に効率的に行うためには、スイ
ッチを少なくするほうがよい。
ライン群で、ループ方向が互いに逆向きの2つのループ
の間にスイッチを設けた差動センスラインを1つづつと
したが、すべての差動センスラインにスイッチを設ける
ことも可能である。ただし、2つのアドレスの区別およ
び、誤認識の防止を同時に効率的に行うためには、スイ
ッチを少なくするほうがよい。
【0175】なお、2つのループの中間にスイッチを設
ける差動センスラインの本数および、敷設位置について
は、センスラインの折り返し部分の距離、座標指示器の
形状、座標読取装置の走査方法、座標算出方法、座標指
示器の使用する高さや傾き等によって決定されるが、い
ずれの場合においても本発明を適用できることは言うま
でもない。
ける差動センスラインの本数および、敷設位置について
は、センスラインの折り返し部分の距離、座標指示器の
形状、座標読取装置の走査方法、座標算出方法、座標指
示器の使用する高さや傾き等によって決定されるが、い
ずれの場合においても本発明を適用できることは言うま
でもない。
【0176】さらに図38では、位相切替回路を増幅回
路の入力側へ接続していたが、基本的には位相を180
度変化させるためのものであり、増幅回路の出力側へ接
続可能であることは明かである。さらに図38では、セ
ンスラインの折り返し部分の距離d1 ないしd4 は5m
m以下としたが、この距離は5mmに制限されるもので
なく、5mm以上でもセンスライン同士の直接的な電磁
結合が生じるような場合に対しても有効な方法であるこ
とは明かである。
路の入力側へ接続していたが、基本的には位相を180
度変化させるためのものであり、増幅回路の出力側へ接
続可能であることは明かである。さらに図38では、セ
ンスラインの折り返し部分の距離d1 ないしd4 は5m
m以下としたが、この距離は5mmに制限されるもので
なく、5mm以上でもセンスライン同士の直接的な電磁
結合が生じるような場合に対しても有効な方法であるこ
とは明かである。
【0177】以上のように第1ないし第6の実施例を示
してきた。その中でまず、第2ないし第6の実施例にお
いては、座標検出装置本体周辺部のセンスライン間の相
互インダクタンスを小さくして、直接的な電磁結合が生
じないように敷設することが重要であり、2つのループ
からなるセンスラインを含むセンスラインの長さ、幅、
巻き数や、センスラインの敷設する間隔を特に限定する
ものではない。
してきた。その中でまず、第2ないし第6の実施例にお
いては、座標検出装置本体周辺部のセンスライン間の相
互インダクタンスを小さくして、直接的な電磁結合が生
じないように敷設することが重要であり、2つのループ
からなるセンスラインを含むセンスラインの長さ、幅、
巻き数や、センスラインの敷設する間隔を特に限定する
ものではない。
【0178】さらに、以上示した第4の構成および第2
の実施例では位相切替回路を使用しているが、位相を反
転の状態と非反転の状態を切り替える手段であれば何で
もよい。例えば、増幅回路で反転増幅の状態と非反転増
幅の状態を切り替えることにより、位相を切り替えるこ
ともできる。
の実施例では位相切替回路を使用しているが、位相を反
転の状態と非反転の状態を切り替える手段であれば何で
もよい。例えば、増幅回路で反転増幅の状態と非反転増
幅の状態を切り替えることにより、位相を切り替えるこ
ともできる。
【0179】前記第3ないし第8の構成の座標読取装置
において、座標検出装置本体に増幅回路の増幅度を制御
するAGC回路を設け、該AGC回路の出力する制御信
号または前記増幅回路への入力信号から得られる発振信
号の振幅情報から座標指示器が指示した位置の情報を得
るように構成してもよい。
において、座標検出装置本体に増幅回路の増幅度を制御
するAGC回路を設け、該AGC回路の出力する制御信
号または前記増幅回路への入力信号から得られる発振信
号の振幅情報から座標指示器が指示した位置の情報を得
るように構成してもよい。
【0180】なお、以上示した第1ないし第8の構成、
および第1ないし第6の実施例において、座標指示器内
の共振回路は、コイルとコンデンサから構成されている
が、座標指示器側に状態設定手段を設け、その状態を検
出する状態検出手段を座標検出装置本体側に設けてもよ
い。例えば、座標指示器内にスイッチとコンデンサとを
直列に接続したものをひとつ以上設けることにより、ま
たは、座標指示器に作用する圧力等の状態に応じて、イ
ンダクタンスやキャパシタンス、インピーダンス等変化
する素子を設けることにより、前者ではスイッチのON
・OFFにより、後者では押圧力などにより、前記共振
回路の共振周波数を変化させることができる。この共振
周波数の変化を座標検出装置本体側の信号処理回路や位
相検出回路で検出し、座標指示器の状態を検出すること
ができる。また、座標指示器の傾きや高さに応じて変化
する誘導信号を検出して、座標指示器の状態を検出する
手段を座標検出装置側に設けてもよい。
および第1ないし第6の実施例において、座標指示器内
の共振回路は、コイルとコンデンサから構成されている
が、座標指示器側に状態設定手段を設け、その状態を検
出する状態検出手段を座標検出装置本体側に設けてもよ
い。例えば、座標指示器内にスイッチとコンデンサとを
直列に接続したものをひとつ以上設けることにより、ま
たは、座標指示器に作用する圧力等の状態に応じて、イ
ンダクタンスやキャパシタンス、インピーダンス等変化
する素子を設けることにより、前者ではスイッチのON
・OFFにより、後者では押圧力などにより、前記共振
回路の共振周波数を変化させることができる。この共振
周波数の変化を座標検出装置本体側の信号処理回路や位
相検出回路で検出し、座標指示器の状態を検出すること
ができる。また、座標指示器の傾きや高さに応じて変化
する誘導信号を検出して、座標指示器の状態を検出する
手段を座標検出装置側に設けてもよい。
【0181】さらに、第1の実施例では、励磁ライン4
本、検出ラインを4本、第2の実施例では第1と第2の
センスラインを合わせて8本で構成しているが、2つの
ループからなる励磁ライン、検出ラインおよびセンスラ
インを含めて、励磁ライン、検出ラインおよびセンスラ
インの本数は検出できる範囲によって任意に増減するこ
とができる。したがって、本発明では検出できる範囲に
制限はなく、小型のタブレットと呼ばれる座標読取装置
から大型のデジタイザと呼ばれる座標読取装置まで広く
実施可能であることは明らかである。
本、検出ラインを4本、第2の実施例では第1と第2の
センスラインを合わせて8本で構成しているが、2つの
ループからなる励磁ライン、検出ラインおよびセンスラ
インを含めて、励磁ライン、検出ラインおよびセンスラ
インの本数は検出できる範囲によって任意に増減するこ
とができる。したがって、本発明では検出できる範囲に
制限はなく、小型のタブレットと呼ばれる座標読取装置
から大型のデジタイザと呼ばれる座標読取装置まで広く
実施可能であることは明らかである。
【0182】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、座
標算出精度悪化の原因となる励磁ライン−検出ライン
間、あるいはセンスライン間の直接的な電磁結合により
発生する誘導信号成分、または発振信号成分をゼロにす
ることができるため、座標検出装置本体をさほど大きく
することなく、周辺部においても精度よく座標算出を行
なう座標読取装置を提供することができる。
標算出精度悪化の原因となる励磁ライン−検出ライン
間、あるいはセンスライン間の直接的な電磁結合により
発生する誘導信号成分、または発振信号成分をゼロにす
ることができるため、座標検出装置本体をさほど大きく
することなく、周辺部においても精度よく座標算出を行
なう座標読取装置を提供することができる。
【図1】本発明による座標読取装置の第1の構成を示し
た構成図である。
た構成図である。
【図2】本発明による座標読取装置の第2の構成を示し
た構成図である。
た構成図である。
【図3】本発明による座標読取装置の第1の構成の他の
一例を示した構成図である。
一例を示した構成図である。
【図4】本発明による座標読取装置の第1の実施例を示
した構成図である。
した構成図である。
【図5】本発明による座標読取装置の第3の構成を示し
た構成図である。
た構成図である。
【図6】本発明による座標読取装置の第4の構成を示し
た構成図である。
た構成図である。
【図7】本発明による座標読取装置の第3の構成の他の
一例を示した構成図である。
一例を示した構成図である。
【図8】本発明による座標読取装置の第2の実施例を示
した構成図である。
した構成図である。
【図9】本発明における信号処理回路の構成図である。
【図10】本発明における位相切替回路の構成図であ
る。
る。
【図11】本発明における座標読取装置の第1の実施例
の励磁ラインおよび検出ラインを説明するための説明図
である。
の励磁ラインおよび検出ラインを説明するための説明図
である。
【図12】本発明による座標読取装置の第1の実施例に
おいて、座標指示器が接近しているループ位置の決定方
法を説明するための説明図である。
おいて、座標指示器が接近しているループ位置の決定方
法を説明するための説明図である。
【図13】本発明による座標読取装置の第1の実施例に
おいて、座標指示器が接近しているループ位置の決定方
法を説明するための説明図である。
おいて、座標指示器が接近しているループ位置の決定方
法を説明するための説明図である。
【図14】本発明による座標読取装置の第1の実施例に
おいて、座標指示器が接近しているループ位置の決定方
法を説明するための説明図である。
おいて、座標指示器が接近しているループ位置の決定方
法を説明するための説明図である。
【図15】本発明による座標読取装置の第1の実施例に
おいて、座標指示器が接近しているループ位置の決定方
法を説明するための説明図である。
おいて、座標指示器が接近しているループ位置の決定方
法を説明するための説明図である。
【図16】本発明による座標読取装置の第1の実施例に
おいて、座標指示器が接近しているループ位置の決定方
法を説明するための説明図である。
おいて、座標指示器が接近しているループ位置の決定方
法を説明するための説明図である。
【図17】本発明による座標読取装置の第1の実施例に
おける座標算出方法を説明するための説明図である。
おける座標算出方法を説明するための説明図である。
【図18】図17のL0 上に座標指示器がある場合の誘
導信号の振幅を示す説明図である。
導信号の振幅を示す説明図である。
【図19】図17のL1 上に座標指示器がある場合の誘
導信号の振幅を示す説明図である。
導信号の振幅を示す説明図である。
【図20】座標指示器が図17のL0 からL1 の間にあ
る場合のQの変化を示す説明図である。
る場合のQの変化を示す説明図である。
【図21】従来の座標読取装置の構成図である。
【図22】従来の座標読取装置において、励磁ライン群
と検出ライン群間の電磁結合による誘導の様子を説明す
る説明図である。
と検出ライン群間の電磁結合による誘導の様子を説明す
る説明図である。
【図23】本発明の座標読取装置の第2の実施例におい
て、位相切替信号と選択するループ位置の関係を示す図
表である。
て、位相切替信号と選択するループ位置の関係を示す図
表である。
【図24】本発明による座標読取装置の第3の実施例お
よび第5の構成を示した構成図である。
よび第5の構成を示した構成図である。
【図25】本発明の座標読取装置の第3ないし第6の実
施例における信号処理回路の構成図である。
施例における信号処理回路の構成図である。
【図26】本発明の座標読取装置の第3の実施例におい
て、第1の走査回路の選択信号と選択するセンスライン
の関係を示す図表である。
て、第1の走査回路の選択信号と選択するセンスライン
の関係を示す図表である。
【図27】本発明の座標読取装置の第3の実施例におい
て、第2の走査回路の選択信号と選択するセンスライン
の関係を示す図表である。
て、第2の走査回路の選択信号と選択するセンスライン
の関係を示す図表である。
【図28】本発明の座標読取装置の第3の実施例におい
て、位相切替回路の選択信号と選択する増幅回路の入力
極性の関係を示す図表である。
て、位相切替回路の選択信号と選択する増幅回路の入力
極性の関係を示す図表である。
【図29】本発明の座標読取装置の第3の実施例におけ
る動作を説明するフローチャートである。
る動作を説明するフローチャートである。
【図30】本発明による座標読取装置の第4の実施例お
よび第6の構成を示した構成図である。
よび第6の構成を示した構成図である。
【図31】本発明の座標読取装置の第4の実施例におい
て、第1の走査回路の選択信号と選択するセンスライン
の関係を示す図表である。
て、第1の走査回路の選択信号と選択するセンスライン
の関係を示す図表である。
【図32】本発明の座標読取装置の第4の実施例におい
て、第2の走査回路の選択信号と選択するセンスライン
の関係を示す図表である。
て、第2の走査回路の選択信号と選択するセンスライン
の関係を示す図表である。
【図33】本発明の座標読取装置の第4の実施例におけ
る動作を説明するフローチャートである。
る動作を説明するフローチャートである。
【図34】本発明による座標読取装置の第5の実施例お
よび第7の構成を示した構成図である。
よび第7の構成を示した構成図である。
【図35】本発明の座標読取装置の第5の実施例におい
て、第2の走査回路の選択信号と選択するセンスライン
の関係を示す図表である。
て、第2の走査回路の選択信号と選択するセンスライン
の関係を示す図表である。
【図36】本発明の座標読取装置の第5の実施例におい
て、位相切替回路の選択信号と選択する増幅回路の入力
極性の関係を示す図表である。
て、位相切替回路の選択信号と選択する増幅回路の入力
極性の関係を示す図表である。
【図37】本発明の座標読取装置の第5の実施例におい
て、センスラインアドレスと選択信号および選択される
センスラインの関係を示す図表である。
て、センスラインアドレスと選択信号および選択される
センスラインの関係を示す図表である。
【図38】本発明による座標読取装置の第6の実施例お
よび第8の構成を示した構成図である。
よび第8の構成を示した構成図である。
【図39】本発明の座標読取装置の第6の実施例におい
て、第1の走査回路の選択信号と選択するセンスライン
の関係を示す図表である。
て、第1の走査回路の選択信号と選択するセンスライン
の関係を示す図表である。
【図40】本発明の座標読取装置の第6の実施例におい
て、第2の走査回路の選択信号と選択するセンスライン
の関係を示す図表である。
て、第2の走査回路の選択信号と選択するセンスライン
の関係を示す図表である。
【図41】本発明の座標読取装置の第6の実施例におい
て、第8の構成の他の例として示した差動センスライン
の図である。
て、第8の構成の他の例として示した差動センスライン
の図である。
【図42】本発明の座標読取装置の第6の実施例におい
て、動作のフローチャートを示す図である。
て、動作のフローチャートを示す図である。
1、1a、1b、1c、1d、1e、1f 座標検出装
置本体 1g、1h、1i、1j、 1j、1k 座標検出装
置本体 2、902 励磁回路 3、3a、3b、3c、3d、903 信号処理回路 4、4b、4c、4d、4e、4f、 制御回路 4g、4h、4i、4j、4k、904 制御回路 5、905 座標指示器 6、906 共振回路 7、907 励磁ライン走査回路 8、908 検出ライン走査回路 10 位相検出回路 11、11a、11b 増幅回路 12、12a、12b 位相切替回路 13、13a、13b、13c 第1の走査回路 14、14a、14b、14c、14d 第2の走査回
路 15、31 整流回路 16、32 平滑回路 17、33 A/D変換回路 18 位相切替スイッチ 19 位相反転回路 81〜85、411〜412 第2のセンスライン 511〜512、611〜614 第2のセンスライン 101、201、301〜304、911 励磁ライン 111、211、311〜314、912 検出ライン 401、501、601〜604、71〜74 第1の
センスライン 513 第3のセンスライン s101 励磁信号 s102 誘導信号 s103 振幅情報 s104 ループ位置情報 s105 励磁制御信号 s106 励磁ライン選択信号 s107 検出ライン選択信号 s201、s41 出力信号(発振信号) s202 入力信号 s203、s42 入力信号の振幅情報 s204 発振信号 s205、s33 位相切替信号(選択信号) s206、s207、s31、s32 センスライン選
択信号 s901 励磁信号 s902 誘導信号 s903 振幅信号
置本体 1g、1h、1i、1j、 1j、1k 座標検出装
置本体 2、902 励磁回路 3、3a、3b、3c、3d、903 信号処理回路 4、4b、4c、4d、4e、4f、 制御回路 4g、4h、4i、4j、4k、904 制御回路 5、905 座標指示器 6、906 共振回路 7、907 励磁ライン走査回路 8、908 検出ライン走査回路 10 位相検出回路 11、11a、11b 増幅回路 12、12a、12b 位相切替回路 13、13a、13b、13c 第1の走査回路 14、14a、14b、14c、14d 第2の走査回
路 15、31 整流回路 16、32 平滑回路 17、33 A/D変換回路 18 位相切替スイッチ 19 位相反転回路 81〜85、411〜412 第2のセンスライン 511〜512、611〜614 第2のセンスライン 101、201、301〜304、911 励磁ライン 111、211、311〜314、912 検出ライン 401、501、601〜604、71〜74 第1の
センスライン 513 第3のセンスライン s101 励磁信号 s102 誘導信号 s103 振幅情報 s104 ループ位置情報 s105 励磁制御信号 s106 励磁ライン選択信号 s107 検出ライン選択信号 s201、s41 出力信号(発振信号) s202 入力信号 s203、s42 入力信号の振幅情報 s204 発振信号 s205、s33 位相切替信号(選択信号) s206、s207、s31、s32 センスライン選
択信号 s901 励磁信号 s902 誘導信号 s903 振幅信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 光岡 靖幸 東京都江東区亀戸6丁目31番1号 セイコ ー電子工業株式会社内
Claims (14)
- 【請求項1】 xy直交座標軸の一方の軸に平行にルー
プ形状をなして敷設された少なくとも1つの励磁ライン
と、前記xy直交座標軸の他方の軸に平行にループ形状
をなして敷設された少なくとも1つの検出ラインと、前
記励磁ラインに接続され励磁信号を供給する励磁回路
と、前記検出ラインに接続される信号処理回路と、該信
号処理回路に接続される制御回路を含む座標検出装置本
体、および共振回路を含む座標指示器で構成され、 前記検出ラインに誘起する誘導信号の振幅情報から前記
座標指示器が指示した位置情報を得る座標読取装置にお
いて、 前記励磁ラインと前記検出ラインの少なくとも一方のラ
インは、ループの方向が互いに逆方向となるように敷設
した第1および第2のループを直列に接続して形成され
る差動センスラインを少なくとも1つ含むことを特徴と
する座標読取装置。 - 【請求項2】 前記第1および第2のループのうち、い
ずれのループに前記座標指示器が接近しているかを判断
するために、前記励磁信号と前記誘導信号との位相差を
検出する位相検出回路を設けたことを特徴とする請求項
1記載の座標読取装置。 - 【請求項3】 xy直交座標軸の一方の軸に平行にルー
プ形状をなして敷設された複数の励磁ラインで構成さ
れ、その少なくとも1つはループの方向が互いに逆方向
となるように敷設した第1および第2のループを直列に
接続した差動センスラインである励磁ライン群と、前記
xy直交座標軸の他方の軸に平行にループ形状をなして
敷設された複数の検出ラインで構成され、その少なくと
も1つはループの方向が互いに逆方向となるように敷設
した第1および第2のループを直列に接続した差動セン
スラインである検出ライン群と、前記励磁ライン群に接
続され、前記励磁ライン群の1つの励磁ラインを選択す
る励磁ライン走査回路と、前記検出ライン群に接続さ
れ、前記検出ライン群の1つの検出ラインを選択する検
出ライン走査回路と、前記励磁ライン走査回路を介して
前記励磁ラインに励磁信号を供給する励磁回路と、前記
検出ライン走査回路を介して前記検出ラインに接続され
る信号処理回路と、該信号処理回路に接続される制御回
路と、前記励磁信号と前記検出ラインに表れる信号との
位相差を検出する位相検出回路とを含む座標検出装置本
体、および共振回路を含む座標指示器で構成されたこと
を特徴とする座標読取装置。 - 【請求項4】 増幅回路と、該増幅回路の出力に接続さ
れ、xy直交座標軸の一方の軸に平行にループ形状をな
して敷設した第1のセンスラインと、前記増幅回路の入
力に接続され、前記xy直交座標軸の他方の軸に平行に
ループ形状をなして敷設された第2のセンスラインと、
信号処理回路と、制御回路を含む座標検出装置本体、お
よび共振回路を含む座標指示器で構成され、 前記共振回路が前記第1および第2のセンスラインに接
近して該センスラインと電磁結合したときに、前記増幅
回路と前記第1および第2のセンスラインと前記共振回
路が正帰還ループによる発振回路を形成して発振信号を
発生するようにし、前記信号処理回路で前記発振信号を
処理して振幅情報に変換し、該振幅情報から前記座標指
示器が指示した位置情報を得る座標読取装置において、 前記第1のセンスラインと前記第2のセンスラインの少
なくとも一方のセンスラインが、ループの方向が互いに
逆方向になるように敷設した第1および第2のループを
直列に接続した差動センスラインを含むことを特徴とす
る座標読取装置。 - 【請求項5】 前記第1のループおよび第2のループの
うち、いずれのループに前記座標指示器が接近している
かを判断するために、前記増幅回路の出力あるいは入力
に発振信号の位相を反転させる機能を有する位相切替回
路をさらに設けたことを特徴とする前記請求項4記載の
座標読取装置。 - 【請求項6】 xy直交座標軸の一方の軸に平行にルー
プ形状をなして敷設された複数のセンスラインで構成さ
れ、その少なくとも1つはループの方向が互いに逆方向
となるように敷設した第1および第2のループを直列に
接続した差動センスラインである第1のセンスライン群
と、前記xy直交座標軸の他方の軸に平行にループ形状
をなして敷設された複数のセンスラインで構成され、そ
の少なくとも1つはループの方向が互いに逆方向となる
ように敷設した第1および第2のループを直列に接続し
た差動センスラインである第2のセンスライン群と、前
記第1のセンスライン群に接続され、前記第1のセンス
ライン群の1つのセンスラインを選択する第1の走査回
路と、前記第2のセンスライン群に接続され、前記第2
のセンスライン群の1つのセンスラインを選択する第2
の走査回路と、前記第1の走査回路および前記第2の走
査回路にその出力及び入力がそれぞれ結合された増幅回
路と、該増幅回路の出力または入力に接続された信号処
理回路と、該信号処理回路に接続された制御回路と、前
記増幅回路の出力または入力に接続され、前記制御回路
からの信号により入力信号の位相を切り替える位相切替
回路とを含む座標検出装置本体、および共振回路を含む
座標指示器とで構成されることを特徴とする座標読取装
置。 - 【請求項7】 請求項6に記載の座標読取装置であっ
て、前記第1のセンスライン群または前記第2のセンス
ライン群の一方のセンスライン群は隣接する2つの差動
センスラインを有し、他方のセンスライン群は1つの差
動センスラインを有することを特徴とする座標読取装
置。 - 【請求項8】 請求項6に記載の座標読取装置におい
て、前記第1および第2の走査回路が選択したそれぞれ
のセンスラインと、前記増幅回路と、前記共振回路が正
帰還ループによる発振回路を形成し、最大の発振信号を
発生したとき、前記選択されたセンスラインによって決
められるアドレスの候補として2つの候補が得られた場
合に判別する方法であって、以下のステップを有するこ
とを特徴とする座標検出方法。 (1)第1および第2のセンスライン群のセンスライン
のうち一方が差動センスラインでないセンスラインによ
って決められるアドレスであって、かつ第1の候補アド
レスに隣接するアドレスにおける発振信号を検出し、該
発振信号が有為であった場合には前記第1の候補アドレ
スを前記座標指示器が指示したアドレスとし、(2)前
記発振信号が有為でない場合は、第1および第2のセン
スライン群のセンスラインのうち一方が差動センスライ
ンでないセンスラインによって決められるアドレスであ
って、かつ第2の候補アドレスに隣接するアドレスにお
ける発振信号を検出し、該発振信号が有為であった場合
には前記第2の候補アドレスを前記座標指示器が指示し
たアドレスとし、(3)前記ステップ(1)および
(2)における発振信号が有為でない場合は、前記第1
および第2の候補アドレスを無効とする。 - 【請求項9】 請求項6に記載の座標読取装置であっ
て、前記第1及び第2のセンスライン群の少なくとも一
方に、少なくとも1つの差動センスラインの一方のルー
プ領域の近傍に、該差動センスラインの前記一方のルー
プを識別する識別用センスラインを配置したことを特徴
とする座標読取装置。 - 【請求項10】 請求項9に記載の座標読取装置におい
て、前記第1および第2の走査回路が選択したそれぞれ
のセンスラインと、前記増幅回路と、前記共振回路が正
帰還ループによる発振回路を形成し、最大の発振信号を
発生したとき、前記選択されたセンスラインによって決
められるアドレスの候補として4つの候補が得られた場
合に判別する方法であって、以下のステップを有するこ
とを特徴とする座標検出方法。 (1)前記最大の発振信号が得られるときの前記位相切
替回路への制御信号により、前記4つの候補を第1およ
び第2の候補グループに分類し、(2)前記識別用セン
スラインと前記識別用センスラインを有さないセンスラ
イン群の差動センスラインとを選択し、そのときの発振
信号の有無を検出し、(3)該発振信号の有無と、前記
第1および第2のどちらのグループに分類されたかの情
報または本ステップでの発振信号を得たときの前記位相
切替回路への制御信号とにより前記座標指示器が指示し
たアドレスを特定する。 - 【請求項11】 xy直交座標軸の一方の軸に平行にル
ープ形状をなして敷設された複数のセンスラインで構成
される第1のセンスライン群と、前記xy直交座標軸の
他方の軸に平行にループ形状をなして敷設された複数の
センスラインで構成され、その少なくとも1つはループ
の方向が互いに逆方向となるように敷設した第1および
第2のループを直列に接続した差動センスラインである
第2のセンスライン群と、前記第1のセンスライン群に
接続され、前記第1のセンスライン群の1つのセンスラ
インを選択、または、1つのセンスラインと残りのセン
スラインの内1つのセンスラインを同時に選択する第1
の走査回路と、前記第2のセンスライン群に接続され、
前記第2のセンスライン群の1つのセンスラインを選択
する第2の走査回路と、前記第1の走査回路および前記
第2の走査回路にその入力及び出力がそれぞれ結合され
た、反転入力端子および非反転入力端子を有する増幅回
路と、該増幅回路の出力または入力に接続された信号処
理回路と、該信号処理回路に接続された制御回路と、前
記増幅回路の入力に接続され、前記制御回路からの信号
により、前記第1の走査回路により選択された1つまた
は2つのセンスラインを前記増幅回路の反転入力端子お
よび非反転入力端子のどちらの端子に入力するかを制御
する位相切替回路とを含む座標検出装置本体、および共
振回路を含む座標指示器とで構成されることを特徴とす
る座標読取装置。 - 【請求項12】 xy直交座標軸の一方の軸に平行にル
ープ形状をなして敷設された複数のセンスラインで構成
され、その少なくとも1つはループの方向が互いに逆方
向となるように敷設した第1および第2のループを直列
に接続した差動センスラインである第1のセンスライン
群と、前記xy直交座標軸の他方の軸に平行にループ形
状をなして敷設された複数のセンスラインで構成され、
その少なくとも1つはループの方向が互いに逆方向とな
るように敷設した第1および第2のループを直列に接続
した差動センスラインである第2のセンスライン群と、
前記第1のセンスライン群に接続され、前記第1のセン
スライン群の各センスラインおよび前記第1のセンスラ
イン群の差動センスラインの片方のループから1つのセ
ンスラインまたはループを選択する第1の走査回路と、
前記第2のセンスライン群に接続され、前記第2のセン
スライン群の各センスラインおよび前記第2のセンスラ
イン群の差動センスラインの片方のループから1つのセ
ンスラインまたはループを選択する第2の走査回路と、
前記第1の走査回路および前記第2の走査回路にその出
力及び入力がそれぞれ結合された増幅回路と、該増幅回
路の出力または入力に接続された信号処理回路と、該信
号処理回路に接続された制御回路と、前記増幅回路の出
力または入力に接続され、前記制御回路からの信号によ
り入力信号の位相を切り替える位相切替回路とを含む座
標検出装置本体、および共振回路を含む座標指示器とで
構成されることを特徴とする座標読取装置。 - 【請求項13】 前記第1および第2の走査回路は、前
記第1および第2ののセンスライン群のそれぞれの差動
センスラインの片方のループを選択するために、それぞ
れ、少なくとも1つの差動センスラインにおける前記第
1および第2のループの中間点を選択することを特徴と
する請求項12に記載の座標読取装置。 - 【請求項14】 前記第1および第2のセンスライン群
のそれぞれの前記差動センスラインの少なくとも1つ
は、それぞれの前記第1および第2のループが電気的に
接続および分離可能なように構成され、前記第1および
第2の走査回路は、前記それぞれの差動センスラインの
片方のループをそれぞれ単独に、または、前記差動セン
スラインの両方のループを選択することを特徴とする請
求項12に記載の座標読取装置。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP3729095A JPH0830375A (ja) | 1994-05-13 | 1995-02-24 | 座標読取装置および座標検出方法 |
| US08/437,550 US5693913A (en) | 1994-05-13 | 1995-05-09 | Coordinate reader and method of detecting coordinates |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10026094 | 1994-05-13 | ||
| JP6-100260 | 1994-05-13 | ||
| JP3729095A JPH0830375A (ja) | 1994-05-13 | 1995-02-24 | 座標読取装置および座標検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0830375A true JPH0830375A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=26376430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3729095A Pending JPH0830375A (ja) | 1994-05-13 | 1995-02-24 | 座標読取装置および座標検出方法 |
Country Status (2)
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| JP (1) | JPH0830375A (ja) |
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-
1995
- 1995-02-24 JP JP3729095A patent/JPH0830375A/ja active Pending
- 1995-05-09 US US08/437,550 patent/US5693913A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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|---|---|
| US5693913A (en) | 1997-12-02 |
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