JPH08303893A - ヒートポンプ式冷暖房装置 - Google Patents
ヒートポンプ式冷暖房装置Info
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- JPH08303893A JPH08303893A JP11450695A JP11450695A JPH08303893A JP H08303893 A JPH08303893 A JP H08303893A JP 11450695 A JP11450695 A JP 11450695A JP 11450695 A JP11450695 A JP 11450695A JP H08303893 A JPH08303893 A JP H08303893A
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Landscapes
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷暖房と給湯とを同時又は個別に制御するこ
とができるヒートポンプ式冷暖房装置を提供する。 【構成】 熱ガス機関1の低温熱交換器13と、熱ガス
機関1の中温熱交換器11と、室外機300に設けた室
外熱交換器301と、室内機200に設けた室内熱交換
器201と、これらを接続する管路40〜47と、外部
給水管70と、外部供給水の加熱を行う給湯用熱交換器
60と、給湯用熱交換器60により加熱された温水を供
給する給湯管50とを備える。
とができるヒートポンプ式冷暖房装置を提供する。 【構成】 熱ガス機関1の低温熱交換器13と、熱ガス
機関1の中温熱交換器11と、室外機300に設けた室
外熱交換器301と、室内機200に設けた室内熱交換
器201と、これらを接続する管路40〜47と、外部
給水管70と、外部供給水の加熱を行う給湯用熱交換器
60と、給湯用熱交換器60により加熱された温水を供
給する給湯管50とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部からの熱又は動力
により作動する熱ガス機関を利用して冷暖房と給湯を行
う装置に関する。
により作動する熱ガス機関を利用して冷暖房と給湯を行
う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スターリングサイクル機関や吸収
式冷凍機関など燃焼等による高温熱源や電動機などの動
力を駆動源として冷暖房等を行う熱ガス機関は知られて
いる。この種の熱ガス機関の特徴は、冷媒としてフロン
を使用せず、ヘリウム、窒素、アンモニア等の気体を使
用して、ヒートポンプ仕事を行うことである。この種の
熱ガス機関では、フロンを使用する逆ランキン式冷暖房
機のように冷媒を用いて室内機に冷温熱を搬送すること
ができないという欠点がある。
式冷凍機関など燃焼等による高温熱源や電動機などの動
力を駆動源として冷暖房等を行う熱ガス機関は知られて
いる。この種の熱ガス機関の特徴は、冷媒としてフロン
を使用せず、ヘリウム、窒素、アンモニア等の気体を使
用して、ヒートポンプ仕事を行うことである。この種の
熱ガス機関では、フロンを使用する逆ランキン式冷暖房
機のように冷媒を用いて室内機に冷温熱を搬送すること
ができないという欠点がある。
【0003】そこで、従来は、熱ガス機関の吸熱用熱源
と、熱ガス機関の放熱用熱源と、室内熱交換器と、室外
熱交換器とを管路でつなぎ、冷温水により熱搬送を行う
空気調和装置が提案されている(例えば、特許第185
7581号)。
と、熱ガス機関の放熱用熱源と、室内熱交換器と、室外
熱交換器とを管路でつなぎ、冷温水により熱搬送を行う
空気調和装置が提案されている(例えば、特許第185
7581号)。
【0004】この空気調和装置においては、室内機や室
外機等の端末機器が冷房と暖房に兼用されるので、四方
弁を用いて冷水回路と温水回路を切り換えている。
外機等の端末機器が冷房と暖房に兼用されるので、四方
弁を用いて冷水回路と温水回路を切り換えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、冷房時に室内機により室内から汲み上げ
た熱と熱サイクルを駆動するために投入した熱とを、室
外機により外気に放出するため、エネルギの有効利用が
図れないという問題がある。また、上記した熱を有効利
用しようとしても、上記従来例では熱搬送媒体として水
を用いており、かつその水を冷房と暖房とで共用するた
めに、不凍液が必要となり、そのままでは給湯水として
利用することができないという問題がある。また、ヒー
トポンプの稼働率を考えると、熱ガス機関で熱が発生す
る時点と給湯要求時点とが一致しないと、熱の有効利用
が図れないという問題もある。
来の構成では、冷房時に室内機により室内から汲み上げ
た熱と熱サイクルを駆動するために投入した熱とを、室
外機により外気に放出するため、エネルギの有効利用が
図れないという問題がある。また、上記した熱を有効利
用しようとしても、上記従来例では熱搬送媒体として水
を用いており、かつその水を冷房と暖房とで共用するた
めに、不凍液が必要となり、そのままでは給湯水として
利用することができないという問題がある。また、ヒー
トポンプの稼働率を考えると、熱ガス機関で熱が発生す
る時点と給湯要求時点とが一致しないと、熱の有効利用
が図れないという問題もある。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記従来例の課
題を解消し、冷暖房と同時又は個別に給湯できるヒート
ポンプ式冷暖房装置を提供することにある。
題を解消し、冷暖房と同時又は個別に給湯できるヒート
ポンプ式冷暖房装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、外部からの熱又は動力により作動する熱ガス機関を
有し、この熱ガス機関の吸熱用熱源と、前記熱ガス機関
の放熱用熱源と、室外機に設けた室外熱交換器と、室内
機に設けた室内熱交換器とを熱搬送回路でつないだヒー
トポンプ式冷暖房装置において、前記放熱用熱源につな
がる前記熱搬送回路に給湯用熱交換器をつなぎ、この給
湯用熱交換器に外部供給水或いは循環水を通して加熱・
給湯することを特徴とするものである。
は、外部からの熱又は動力により作動する熱ガス機関を
有し、この熱ガス機関の吸熱用熱源と、前記熱ガス機関
の放熱用熱源と、室外機に設けた室外熱交換器と、室内
機に設けた室内熱交換器とを熱搬送回路でつないだヒー
トポンプ式冷暖房装置において、前記放熱用熱源につな
がる前記熱搬送回路に給湯用熱交換器をつなぎ、この給
湯用熱交換器に外部供給水或いは循環水を通して加熱・
給湯することを特徴とするものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、外部からの熱又
は動力により作動する熱ガス機関を有し、この熱ガス機
関の吸熱用熱源と、前記熱ガス機関の放熱用熱源と、室
外機に設けた室外熱交換器と、室内機に設けた室内熱交
換器とを熱搬送回路でつないだヒートポンプ式冷暖房装
置において、前記放熱用熱源につながる前記熱搬送回路
に給湯用熱交換器をつなぎ、この給湯用熱交換器に外部
供給水或いは循環水を通して加熱・給湯するとともに、
冷房と暖房と給湯とを同時又は個別に制御する制御手段
を設けたことを特徴とするものである。
は動力により作動する熱ガス機関を有し、この熱ガス機
関の吸熱用熱源と、前記熱ガス機関の放熱用熱源と、室
外機に設けた室外熱交換器と、室内機に設けた室内熱交
換器とを熱搬送回路でつないだヒートポンプ式冷暖房装
置において、前記放熱用熱源につながる前記熱搬送回路
に給湯用熱交換器をつなぎ、この給湯用熱交換器に外部
供給水或いは循環水を通して加熱・給湯するとともに、
冷房と暖房と給湯とを同時又は個別に制御する制御手段
を設けたことを特徴とするものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のものにおいて、外部供給水或いは循環水を導く
ための外部給水管を有し、この外部給水管には貯湯槽を
設けたことを特徴とするものである。
に記載のものにおいて、外部供給水或いは循環水を導く
ための外部給水管を有し、この外部給水管には貯湯槽を
設けたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明では、熱ガス機関の放熱
用熱源で暖められた温水が熱搬送回路を通じて室内機の
室内熱交換器に入ると、室内は暖房されて、そのときに
は、吸熱用熱源で冷やされた冷水が室外機の室外熱交換
器に入り、そこでは室外から吸熱する。一方、熱ガス機
関の吸熱用熱源で冷やされた冷水が熱搬送回路を通じて
室内機の室内熱交換器に入ると、室内は冷房されて、そ
のときには、放熱用熱源で暖められた温水が室外機の室
外熱交換器に入り、そこでは室外に放熱する。特に冷房
時には、放熱用熱源で暖められた温水を通じて放熱する
ので、そこに給湯用熱交換器を設けておけば、その温水
を利用して、外部供給水或いは循環水を加熱して給湯す
ることができる。この際、放熱する熱源を利用して加熱
・給湯するので、エネルギの有効利用が図れる。尚、本
発明によれば、冷房時に限らず、暖房時にも給湯は可能
である。
用熱源で暖められた温水が熱搬送回路を通じて室内機の
室内熱交換器に入ると、室内は暖房されて、そのときに
は、吸熱用熱源で冷やされた冷水が室外機の室外熱交換
器に入り、そこでは室外から吸熱する。一方、熱ガス機
関の吸熱用熱源で冷やされた冷水が熱搬送回路を通じて
室内機の室内熱交換器に入ると、室内は冷房されて、そ
のときには、放熱用熱源で暖められた温水が室外機の室
外熱交換器に入り、そこでは室外に放熱する。特に冷房
時には、放熱用熱源で暖められた温水を通じて放熱する
ので、そこに給湯用熱交換器を設けておけば、その温水
を利用して、外部供給水或いは循環水を加熱して給湯す
ることができる。この際、放熱する熱源を利用して加熱
・給湯するので、エネルギの有効利用が図れる。尚、本
発明によれば、冷房時に限らず、暖房時にも給湯は可能
である。
【0011】請求項2に記載の発明では、冷房と給湯、
暖房と給湯のほかに、給湯だけを個別に制御することが
できる。
暖房と給湯のほかに、給湯だけを個別に制御することが
できる。
【0012】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明において、外部供給水或いは循環水を導
くための外部給水管を有し、この外部給水管には貯湯槽
を設けているので、ヒートポンプが稼働しているときの
熱を温水として有効に蓄熱し、温水に蓄熱した熱を必要
な時点で給湯して利用できるため、給湯負荷に見合った
有効な冷暖房運転が可能となる。
2に記載の発明において、外部供給水或いは循環水を導
くための外部給水管を有し、この外部給水管には貯湯槽
を設けているので、ヒートポンプが稼働しているときの
熱を温水として有効に蓄熱し、温水に蓄熱した熱を必要
な時点で給湯して利用できるため、給湯負荷に見合った
有効な冷暖房運転が可能となる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に従って
説明する。
説明する。
【0014】図1は本発明に係るヒートポンプ式冷暖房
装置の一実施例の構成を示したもので、この回路には熱
源としてスターリングサイクル機関のヒートポンプを利
用した熱ガス機関1が使用されている。なお、このスタ
ーリングサイクル熱ガス機関1自体は公知であり、詳細
な説明は省略するが、高温側ピストン3と低温側ピスト
ン5とを備えている。両ピストン3,5は、例えば高温
側ピストン3が下死点へ向かう中間の位置へ到達すると
きには、低温側ピストン5は上死点に達する等のよう
に、互いに90°位相をずらして動作可能に、モータ6
で駆動されるクランク7を介してつながれている。
装置の一実施例の構成を示したもので、この回路には熱
源としてスターリングサイクル機関のヒートポンプを利
用した熱ガス機関1が使用されている。なお、このスタ
ーリングサイクル熱ガス機関1自体は公知であり、詳細
な説明は省略するが、高温側ピストン3と低温側ピスト
ン5とを備えている。両ピストン3,5は、例えば高温
側ピストン3が下死点へ向かう中間の位置へ到達すると
きには、低温側ピストン5は上死点に達する等のよう
に、互いに90°位相をずらして動作可能に、モータ6
で駆動されるクランク7を介してつながれている。
【0015】高温側ピストン3と低温側ピストン5とが
動作すると、封入されたヘリウムが、再生器9を通って
移動し、この再生器9を通過する際に、加熱されたり冷
却され、かつ各ピストンの動作による容積変化により、
ヘリウムが昇圧されたり減圧されたりする。ヘリウムの
昇圧時には温度が上がり中温熱交換器11に放熱し、減
圧時には温度が下がり低温熱交換器13から吸熱する。
動作すると、封入されたヘリウムが、再生器9を通って
移動し、この再生器9を通過する際に、加熱されたり冷
却され、かつ各ピストンの動作による容積変化により、
ヘリウムが昇圧されたり減圧されたりする。ヘリウムの
昇圧時には温度が上がり中温熱交換器11に放熱し、減
圧時には温度が下がり低温熱交換器13から吸熱する。
【0016】つまり低温熱交換器13は本熱ガス機関1
の吸熱用熱源を構成し、中温熱交換器11は本熱ガス機
関1の放熱用熱源を構成する。
の吸熱用熱源を構成し、中温熱交換器11は本熱ガス機
関1の放熱用熱源を構成する。
【0017】しかして、この実施例によれば、熱ガス機
関1の低温熱交換器(吸熱用熱源)13、および中温熱
交換器(放熱用熱源)11を利用してなる空気調和機1
01が提供される。この空気調和機101は、室内機2
00と、熱ガス機関1を含む室外機300によって構成
される。
関1の低温熱交換器(吸熱用熱源)13、および中温熱
交換器(放熱用熱源)11を利用してなる空気調和機1
01が提供される。この空気調和機101は、室内機2
00と、熱ガス機関1を含む室外機300によって構成
される。
【0018】室内機200は、室内熱交換器201と室
内ファン203とを備えている。また、室外機300
は、熱ガス機関1と室外熱交換器301と室外ファン3
03とを備え、さらに、温水用ポンプ20と、冷水用ポ
ンプ21と、四方弁30,31と、給湯用熱交換器60
と、この給湯用熱交換器60に外部供給水を導くための
外部給水管70とを備えている。
内ファン203とを備えている。また、室外機300
は、熱ガス機関1と室外熱交換器301と室外ファン3
03とを備え、さらに、温水用ポンプ20と、冷水用ポ
ンプ21と、四方弁30,31と、給湯用熱交換器60
と、この給湯用熱交換器60に外部供給水を導くための
外部給水管70とを備えている。
【0019】そして、この実施例によれば、給湯用熱交
換器60には給湯管50がつながれ、この給湯管50に
は開閉弁51が設けられ、この開閉弁51を開くと、外
部給水管70を通じて供給される外部供給水が、給湯用
熱交換器60に導かれ、そこで加熱された後、給湯管5
0を通じて給湯される。
換器60には給湯管50がつながれ、この給湯管50に
は開閉弁51が設けられ、この開閉弁51を開くと、外
部給水管70を通じて供給される外部供給水が、給湯用
熱交換器60に導かれ、そこで加熱された後、給湯管5
0を通じて給湯される。
【0020】図1は冷房運転時を示すが、この冷房運転
時における冷水、温水の流れを基準として、図1の熱搬
送回路40〜47を説明する。
時における冷水、温水の流れを基準として、図1の熱搬
送回路40〜47を説明する。
【0021】冷房運転時には、四方弁30,31は図1
において実線で示すように切り替えられる。この場合、
低温熱交換器(吸熱用熱源)13で吸熱された冷水は、
管路40を通って四方弁30に至り、管路41を通じて
室内熱交換器201に流れ、そこで熱交換を行い、室内
ファン203を回転させることにより室内に冷風を送り
出した(冷房)後、管路42、四方弁31、冷水用ポン
プ21、管路43を通じて低温熱交換器(吸熱用熱源)
13に戻る。
において実線で示すように切り替えられる。この場合、
低温熱交換器(吸熱用熱源)13で吸熱された冷水は、
管路40を通って四方弁30に至り、管路41を通じて
室内熱交換器201に流れ、そこで熱交換を行い、室内
ファン203を回転させることにより室内に冷風を送り
出した(冷房)後、管路42、四方弁31、冷水用ポン
プ21、管路43を通じて低温熱交換器(吸熱用熱源)
13に戻る。
【0022】このとき、中温熱交換器(放熱用熱源)1
1で放熱された温水は、管路44、温水用ポンプ20、
四方弁30、更には管路45を通じて室外熱交換器30
1に流れ、そこで室外ファン303を回転させることに
より熱交換を行った後、管路46、四方弁31、給湯用
熱交換器60、管路47を通じて中温熱交換器(放熱用
熱源)11に戻る。このように冷温水の循環により、給
湯用熱交換器60と室外熱交換器301、あるいはどち
らか一方の熱交換器60,301を通じて熱サイクルに
よる廃熱が放熱され、室内熱交換器201を通じて室内
空気から熱が吸熱されて、冷房が行われる。
1で放熱された温水は、管路44、温水用ポンプ20、
四方弁30、更には管路45を通じて室外熱交換器30
1に流れ、そこで室外ファン303を回転させることに
より熱交換を行った後、管路46、四方弁31、給湯用
熱交換器60、管路47を通じて中温熱交換器(放熱用
熱源)11に戻る。このように冷温水の循環により、給
湯用熱交換器60と室外熱交換器301、あるいはどち
らか一方の熱交換器60,301を通じて熱サイクルに
よる廃熱が放熱され、室内熱交換器201を通じて室内
空気から熱が吸熱されて、冷房が行われる。
【0023】特に、この冷房運転時には、室外熱交換器
301だけで放熱するよりも、給湯用熱交換器60でも
放熱する方が、冷房効率が向上するし、しかも給湯用熱
交換器60で放熱すればするほど、給湯量が増えるの
で、エネルギを有効利用して一石二鳥の効果を奏するも
のである。これは、室外ファン303の回転数を制御す
ることにより容易に達成され、ファンを停止した時が最
大給湯能力となる。
301だけで放熱するよりも、給湯用熱交換器60でも
放熱する方が、冷房効率が向上するし、しかも給湯用熱
交換器60で放熱すればするほど、給湯量が増えるの
で、エネルギを有効利用して一石二鳥の効果を奏するも
のである。これは、室外ファン303の回転数を制御す
ることにより容易に達成され、ファンを停止した時が最
大給湯能力となる。
【0024】次に、暖房運転時には、四方弁30,31
は図1において点線で示すように切り替えられる。この
場合、中温熱交換器(放熱用熱源)11で放熱された温
水は、管路44、温水用ポンプ20、四方弁30、管路
41を通じて室内熱交換器201に流れ、そこで室内フ
ァン203を回転させることにより熱交換を行い、室内
に温風を送り出した(暖房)後、管路42、四方弁3
1、給湯用熱交換器60、管路47を通じて中温熱交換
器(放熱用熱源)11に戻る。
は図1において点線で示すように切り替えられる。この
場合、中温熱交換器(放熱用熱源)11で放熱された温
水は、管路44、温水用ポンプ20、四方弁30、管路
41を通じて室内熱交換器201に流れ、そこで室内フ
ァン203を回転させることにより熱交換を行い、室内
に温風を送り出した(暖房)後、管路42、四方弁3
1、給湯用熱交換器60、管路47を通じて中温熱交換
器(放熱用熱源)11に戻る。
【0025】このとき、低温熱交換器(吸熱用熱源)1
3で吸熱された冷水は、管路40、四方弁30、管路4
5を通じて室外熱交換器301に流れ、そこで室外ファ
ン303を回転させることにより熱交換を行った後、管
路46、四方弁31、冷水用ポンプ21、管路43を通
じて低温熱交換器(吸熱用熱源)13に戻る。このよう
に冷温水の循環により、室外熱交換器301を通じて外
気から熱が吸収され、給湯用熱交換器60と室内熱交換
器201、あるいはどちらか一方の熱交換器60,20
1を通じて熱サイクルによる廃熱が放熱され、暖房又は
給湯、あるいは暖房と給湯の同時運転が行われる。
3で吸熱された冷水は、管路40、四方弁30、管路4
5を通じて室外熱交換器301に流れ、そこで室外ファ
ン303を回転させることにより熱交換を行った後、管
路46、四方弁31、冷水用ポンプ21、管路43を通
じて低温熱交換器(吸熱用熱源)13に戻る。このよう
に冷温水の循環により、室外熱交換器301を通じて外
気から熱が吸収され、給湯用熱交換器60と室内熱交換
器201、あるいはどちらか一方の熱交換器60,20
1を通じて熱サイクルによる廃熱が放熱され、暖房又は
給湯、あるいは暖房と給湯の同時運転が行われる。
【0026】この実施例によれば、給湯時には、外部給
水管70を通じて、外部水が給湯用熱交換器60に供給
され、ここを通る温水によって加熱され、給湯管50及
び開閉弁51を経て給湯に利用される。なお、暖房時に
は、室内機200における放熱も加わるため、給湯に利
用できる温水の温度は低下するので、給湯時には、室内
機200の能力を制限するか(暖房温度に制限を設ける
か)あるいは室内機の暖房運転を停止することが望まし
い。
水管70を通じて、外部水が給湯用熱交換器60に供給
され、ここを通る温水によって加熱され、給湯管50及
び開閉弁51を経て給湯に利用される。なお、暖房時に
は、室内機200における放熱も加わるため、給湯に利
用できる温水の温度は低下するので、給湯時には、室内
機200の能力を制限するか(暖房温度に制限を設ける
か)あるいは室内機の暖房運転を停止することが望まし
い。
【0027】図2は、本発明の別の実施例を示してい
る。ほとんどの構成は、図1のものと同じであるので、
図1と同一構成を有するものについては同一符号を付し
て説明を省略する。図2の実施例の冷暖房装置102が
図1の実施例の装置101と異なる点は、給湯用熱交換
器60の取付位置を、中温熱交換器(放熱用熱源)11
からの復路47側ではなく往路44側にした点にある。
このように構成しても、図1に示す実施例101と同様
に冷房、暖房の個別運転を行うことができるほか、給湯
も行うことができる。しかし、図2に示す実施例の冷暖
房装置102の場合には、暖房運転と給湯運転の併用は
困難であり、給湯時には暖房運転を停止することが望ま
しい。
る。ほとんどの構成は、図1のものと同じであるので、
図1と同一構成を有するものについては同一符号を付し
て説明を省略する。図2の実施例の冷暖房装置102が
図1の実施例の装置101と異なる点は、給湯用熱交換
器60の取付位置を、中温熱交換器(放熱用熱源)11
からの復路47側ではなく往路44側にした点にある。
このように構成しても、図1に示す実施例101と同様
に冷房、暖房の個別運転を行うことができるほか、給湯
も行うことができる。しかし、図2に示す実施例の冷暖
房装置102の場合には、暖房運転と給湯運転の併用は
困難であり、給湯時には暖房運転を停止することが望ま
しい。
【0028】図3は、本発明のさらに別の実施例を示し
ている。ほとんどの構成は、図1のものと同じであるの
で、図1と同一構成を有するものについては同一符号を
付して説明を省略する。
ている。ほとんどの構成は、図1のものと同じであるの
で、図1と同一構成を有するものについては同一符号を
付して説明を省略する。
【0029】図3の実施例の冷暖房装置103が図1の
実施例の装置101と異なる点は、外部給水管70と給
湯管50との間に貯湯槽81が設けられ、この貯湯槽8
1と外部給水管70とは、循環用ポンプ83と管路86
と切換弁84とでつながれ、貯湯槽81と給湯管50と
は、管路87と二方弁85とでつながれ、いわゆる循環
回路が並設された点にある。
実施例の装置101と異なる点は、外部給水管70と給
湯管50との間に貯湯槽81が設けられ、この貯湯槽8
1と外部給水管70とは、循環用ポンプ83と管路86
と切換弁84とでつながれ、貯湯槽81と給湯管50と
は、管路87と二方弁85とでつながれ、いわゆる循環
回路が並設された点にある。
【0030】このように構成すると、外部給水管70を
通じて外部供給された水は、給湯用熱交換器60に導か
れ、温水によって加熱された後、二方弁85が開かれて
いると、管路87を通じて貯湯槽81に蓄えられる。必
要に応じて、切換弁84と二方弁85を操作し、循環用
ポンプ83を用いて給湯用熱交換器60と貯湯槽81と
の間で湯を循環させれば、開閉弁51から給湯される湯
の温度を高めることができる。したがって、この実施例
によれば、暖房又は給湯運転のみならず、給湯負荷に見
合った有効な冷暖房運転が可能となる。
通じて外部供給された水は、給湯用熱交換器60に導か
れ、温水によって加熱された後、二方弁85が開かれて
いると、管路87を通じて貯湯槽81に蓄えられる。必
要に応じて、切換弁84と二方弁85を操作し、循環用
ポンプ83を用いて給湯用熱交換器60と貯湯槽81と
の間で湯を循環させれば、開閉弁51から給湯される湯
の温度を高めることができる。したがって、この実施例
によれば、暖房又は給湯運転のみならず、給湯負荷に見
合った有効な冷暖房運転が可能となる。
【0031】上記の各実施例の場合の省エネルギ効果
は、例えば熱ガス機関1を駆動するために投入した熱
(仕事)を1とし、冷房時の成績係数(COP)を0.
7とすると、給湯に利用できる熱は1.7となる。した
がって、冷房の場合と給湯の場合を加えると、利用でき
る熱は2.4となり、冷房のみを行う場合に比べて非常
に有効な熱利用が図れる。熱駆動ヒートポンプの場合の
燃焼器の効率0.8を考慮しても、有効に利用できる熱
は2.2という値になり、この場合でも非常に省エネル
ギ性に富んでいる。
は、例えば熱ガス機関1を駆動するために投入した熱
(仕事)を1とし、冷房時の成績係数(COP)を0.
7とすると、給湯に利用できる熱は1.7となる。した
がって、冷房の場合と給湯の場合を加えると、利用でき
る熱は2.4となり、冷房のみを行う場合に比べて非常
に有効な熱利用が図れる。熱駆動ヒートポンプの場合の
燃焼器の効率0.8を考慮しても、有効に利用できる熱
は2.2という値になり、この場合でも非常に省エネル
ギ性に富んでいる。
【0032】また、上記各実施例により給湯を行うと付
加的な効果として熱ガス機関1の効率改善を行うことも
できる。
加的な効果として熱ガス機関1の効率改善を行うことも
できる。
【0033】すなわち、ヒートポンプは熱を汲み上げる
熱源の温度(Tc )に対する熱を放出する熱源の温度
(Tm )の温度比(Tm /Tc )を小さくした方が効率
を高めることができるが、上記各実施例の場合には、熱
を放出する熱源である温水の温度が水で冷やされる(例
えば、冷房時の水道水の標準温度は約27℃)ため、空
気熱源(例えば、冷房時の空気の標準温度は約35℃)
に比べて低くなり、熱ガス機関1の効率を改善すること
ができる。
熱源の温度(Tc )に対する熱を放出する熱源の温度
(Tm )の温度比(Tm /Tc )を小さくした方が効率
を高めることができるが、上記各実施例の場合には、熱
を放出する熱源である温水の温度が水で冷やされる(例
えば、冷房時の水道水の標準温度は約27℃)ため、空
気熱源(例えば、冷房時の空気の標準温度は約35℃)
に比べて低くなり、熱ガス機関1の効率を改善すること
ができる。
【0034】上記の各実施例における各ポンプや各四方
弁は、それぞれ弁等を操作するアクチュエータ(図示せ
ず)を装備しており、この装置101〜103内には、
これらのアクチュエータを各運転モードに応じて上記の
ように制御するマイクロコンピュータ等の制御装置(図
示せず)が搭載される。
弁は、それぞれ弁等を操作するアクチュエータ(図示せ
ず)を装備しており、この装置101〜103内には、
これらのアクチュエータを各運転モードに応じて上記の
ように制御するマイクロコンピュータ等の制御装置(図
示せず)が搭載される。
【0035】したがって、温水用ポンプ20と、冷水用
ポンプ21と、循環用ポンプ83と、管路40〜47
と、給湯管50と、図示しない制御装置及びアクチュエ
ータと、四方弁30及び31と、開閉弁51と、切換弁
84と、二方弁85と、貯湯槽81とは制御手段を構成
する。
ポンプ21と、循環用ポンプ83と、管路40〜47
と、給湯管50と、図示しない制御装置及びアクチュエ
ータと、四方弁30及び31と、開閉弁51と、切換弁
84と、二方弁85と、貯湯槽81とは制御手段を構成
する。
【0036】以上、本発明の実施例に基づいて本発明を
説明したが、本発明は、上記各実施例に限定されるもの
でないことは明らかである。
説明したが、本発明は、上記各実施例に限定されるもの
でないことは明らかである。
【0037】例えば、上記の実施例では、熱ガス機関1
としてスターリングサイクルヒートポンプを利用したも
のを示したが、熱ガス機関1としては、温水を生成しう
る放熱熱源と冷水を生成しうる吸熱熱源を有するもので
あれば如何なるものであってもよく、例えば、吸収式ヒ
ートポンプ等を用いてもよい。また、上記の実施例で
は、冷水や温水の経路を制御するために四方弁や開閉弁
を用いているが、開閉弁や三方弁の組み合わせによって
実現することもできる。
としてスターリングサイクルヒートポンプを利用したも
のを示したが、熱ガス機関1としては、温水を生成しう
る放熱熱源と冷水を生成しうる吸熱熱源を有するもので
あれば如何なるものであってもよく、例えば、吸収式ヒ
ートポンプ等を用いてもよい。また、上記の実施例で
は、冷水や温水の経路を制御するために四方弁や開閉弁
を用いているが、開閉弁や三方弁の組み合わせによって
実現することもできる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、放熱用熱源につながる熱搬送
回路に給湯用熱交換器をつなぎ、この給湯用熱交換器に
外部供給水或いは循環水を通して加熱・給湯するので、
特に冷房時に外気に放出していた熱を給湯用に活用し有
効利用することができる。
1に記載の発明によれば、放熱用熱源につながる熱搬送
回路に給湯用熱交換器をつなぎ、この給湯用熱交換器に
外部供給水或いは循環水を通して加熱・給湯するので、
特に冷房時に外気に放出していた熱を給湯用に活用し有
効利用することができる。
【0039】請求項2に記載の発明によれば、冷房、暖
房と給湯とを同時又は個別に制御でき、活用範囲が広が
る等の効果が得られる。
房と給湯とを同時又は個別に制御でき、活用範囲が広が
る等の効果が得られる。
【0040】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明において、外部供給水或いは循環水を導
くための外部給水管を有し、この外部給水管には貯湯槽
を設けたので、ヒートポンプが稼働しているときの熱を
温水として有効に蓄熱し、温水に蓄熱した熱を必要な時
点で給湯して利用できるため、給湯負荷に見合った有効
な冷房、暖房運転を行うことができる。
2に記載の発明において、外部供給水或いは循環水を導
くための外部給水管を有し、この外部給水管には貯湯槽
を設けたので、ヒートポンプが稼働しているときの熱を
温水として有効に蓄熱し、温水に蓄熱した熱を必要な時
点で給湯して利用できるため、給湯負荷に見合った有効
な冷房、暖房運転を行うことができる。
【図1】本発明のヒートポンプ式冷暖房装置の一実施例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図2】本発明のヒートポンプ式冷暖房装置の別の実施
例を示す回路図である。
例を示す回路図である。
【図3】本発明のヒートポンプ式冷暖房装置の更に別の
実施例を示す回路図である。
実施例を示す回路図である。
1 熱ガス機関9 再生器 11 中温熱交換器(放熱用熱源) 13 低温熱交換器(吸熱用熱源) 20 温水用ポンプ 21 冷水用ポンプ 30,31 四方弁 40〜47 管路 50 給湯管 51 開閉弁 60 給湯用熱交換器 70 外部給水管 81 貯湯槽 83 循環ポンプ 84 切換弁 85 二方弁 86 管路 101〜103 冷暖房装置 200 室内機 201 室内熱交換器 203 室内ファン 300 室外機 301 室外熱交換器 303 室外ファン
Claims (3)
- 【請求項1】 外部からの熱又は動力により作動する熱
ガス機関を有し、この熱ガス機関の吸熱用熱源と、前記
熱ガス機関の放熱用熱源と、室外機に設けた室外熱交換
器と、室内機に設けた室内熱交換器とを熱搬送回路でつ
ないだヒートポンプ式冷暖房装置において、 前記放熱用熱源につながる前記熱搬送回路に給湯用熱交
換器をつなぎ、この給湯用熱交換器に外部供給水或いは
循環水を通して加熱・給湯することを特徴とするヒート
ポンプ式冷暖房装置。 - 【請求項2】 外部からの熱又は動力により作動する熱
ガス機関を有し、この熱ガス機関の吸熱用熱源と、前記
熱ガス機関の放熱用熱源と、室外機に設けた室外熱交換
器と、室内機に設けた室内熱交換器とを熱搬送回路でつ
ないだヒートポンプ式冷暖房装置において、 前記放熱用熱源につながる前記熱搬送回路に給湯用熱交
換器をつなぎ、この給湯用熱交換器に外部供給水或いは
循環水を通して加熱・給湯するとともに、冷房と暖房と
給湯とを同時又は個別に制御する制御手段を設けたこと
を特徴とするヒートポンプ式冷暖房装置。 - 【請求項3】 外部供給水或いは循環水を導くための外
部給水管を有し、この外部給水管には貯湯槽を設けたこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載のヒートポンプ式
冷暖房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11450695A JPH08303893A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | ヒートポンプ式冷暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11450695A JPH08303893A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | ヒートポンプ式冷暖房装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08303893A true JPH08303893A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14639469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11450695A Pending JPH08303893A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | ヒートポンプ式冷暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08303893A (ja) |
-
1995
- 1995-05-12 JP JP11450695A patent/JPH08303893A/ja active Pending
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