JPH08306078A - 接合形光ディスク - Google Patents

接合形光ディスク

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JPH08306078A
JPH08306078A JP7108837A JP10883795A JPH08306078A JP H08306078 A JPH08306078 A JP H08306078A JP 7108837 A JP7108837 A JP 7108837A JP 10883795 A JP10883795 A JP 10883795A JP H08306078 A JPH08306078 A JP H08306078A
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disk
disc
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Application number
JP7108837A
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English (en)
Inventor
Yoshikuni Matsumura
吉晋 松村
Hitoshi Terasaki
均 寺崎
Shuichi Ichiura
秀一 市浦
Yoichi Tsuchiya
洋一 土屋
Masahiro Higuchi
政廣 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 略0.6mm厚ディスクの接合形光ディスク
であることを容易に判別可能ととする。 【構成】 光学的情報記録層を有する厚さt1 が略0.
6mmである情報記録ディスク12と、光学的情報記録
がなされていないダミーディスク13であって、情報記
録ディスク12の裏面に接合され、厚さt2 が略0.6
mmであるダミーディスク13とからなる接合形光ディ
スク10において、ダミーディスク13の表面にその光
ディスクの種類の識別情報を含む情報を表示する情報表
示部14を形成する。情報表示部14に表示された情報
を読取ることによって、在来の1.2mm厚の従来の片
面形コンパクトディスクとの識別が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学式情報記録媒体で
あるコンパクトディスク(CD)、ミニディスク(M
D)、レーザーディスク(LD)等の光ディスクに関す
るものであり、特に、厚さが0.6mmの情報記録ディ
スクとダミーディスクとを貼合せた1.2mm厚ディス
クの接合形光ディスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクはCD、LD、MDを
始めとして、文書等の各種の情報のファイル、或いは電
算機メモリ等としても、幅広く利用されている。
【0003】図6(a),(b)は、そのような光ディ
スクとして従来から最も一般的な直径120mmのコン
パクトディスク(以下、単に『CD』という)の形状と
構造を示す平面図及び断面図である。なお、図6(b)
の断面図は、理解を容易にするために、その厚さ寸法を
実際より誇張して記載されている。
【0004】図6(a)のように、全体を1で示す直径
120mmのCDは、円盤の形状を有し、その中心部に
は、光ディスクプレーヤ(読出再生装置)のモータによ
って回転駆動されるスピンドルに取付けるために、中心
孔2が設けられている。そして、図6(b)に示すよう
に、このCD1は、ポリカーボネート樹脂等から形成さ
れ、レーザ光を透過する光透光性の基板3と、その一方
側の表面に形成された光学的情報記録層4と、更に、そ
の表面を覆う保護層5とからなっている。なお、この保
護層5は一般にアクリル樹脂、メタクリル樹脂等の紫外
線硬化型樹脂から形成され、その上面には必要に応じ
て、更に、レーベル等の印刷が施される。
【0005】光学的情報記録層4は、その記録形態にお
いて再生専用形、追記形、書換形の3種類に分類される
が、いずれの種類においても、記録された情報信号の読
出しは、レーザ光を基板3の情報記録層4が形成された
側とは反対側の表面から入射し、情報記録層4上にスポ
ット状に集光して行われる。そして、入射したレーザ光
をその情報記録層4で反射させ、反射されたレーザ光の
戻り光量の変化を検出することによって、記録された情
報信号が再生される。このため、光学的情報記録層4
は、一般に光反射性の膜を含む単層または複層構造に形
成されている。
【0006】例えば、再生専用形であるCD1等の場
合、情報記録層4は、情報信号に対応して位相ピットが
形成されたアルミニウムの蒸着膜からなる。そして、図
示しないプレーヤのピックアップから放射されたレーザ
光は、基板3を透過して情報記録層4に当たって反射
し、再度光ピックアップに戻されるが、ピットの部分で
はピット部からの反射光とランド部からの反射光に位相
差が生じるために、この部分での反射光は干渉により回
折されて、光ピックアップに戻される光量が減少する。
光ピックアップは受光素子により検出したこの戻り光量
の変化から、記録された情報信号を読出し、再生する。
【0007】なお、このような従来から一般的なCD1
では、標準化のために、その厚さが一般に1.2mmに
規格されている。したがって、これを再生するためのプ
レーヤでは、セットされたCD1に対して、入射したレ
ーザ光が光学的情報記録層4上でピットと同程度の大き
さに集光するように、光ピックアップの焦点距離が設定
されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
光ディスクにおける情報記録の高密度化がますます進展
し、それに伴なって、図6のような従来から一般的な直
径120mmのCD1についても、高記録密度化を図る
と共にこれを両面化して、従来のLDに匹敵するまたは
それ以上の高容量のものとすることが検討されている。
そしてこの場合、従来の1.2mmの厚さのCD1をそ
のまま2枚貼合せるとその厚さが2.4mmとなって厚
くなり過ぎるため、光学的情報記録層が形成された基板
からなる片面を構成するディスク、即ち、情報記録ディ
スクについては、密着して貼合せた後の厚さが従来と同
じの1.2mmとなるように、その厚さを略0.6mm
とすることが合わせて検討されている。つまり、この高
容量化を図った光ディスクは貼合せ形であり、厚さが略
0.6mmのディスクを、光学的情報記録層が形成され
た側を内側として、互いに接合し貼合せたものである。
【0009】このような接合形光ディスクにおいて、例
えば、記録される情報が音声のみである場合等には、余
り多くの容量は必要とされない場合が想定される。そこ
で、このような場合には、この接合形光ディスクは、従
来と同様に片面使用のシングル盤として形成され、情報
記録ディスクの裏側に、光学的情報記録がなされていな
いディスク(ダミーディスク)を貼合せて形成される。
このダミーディスクは、単独では強度が十分でない略
0.6mm厚の情報記録ディスクを補強すると共に、光
ディスク全体の厚さを1.2mmに調整する。したがっ
て、このダミーディスクの厚さは実質的に略0.6mm
である。
【0010】ところで、このような接合形光ディスクを
再生するためには、新たな光ディスクプレーヤが必要と
なるが、その場合、そのプレーヤは専用型ではなく、光
ピックアップの焦点距離、記録密度等を切替可能に形成
することによって、従来から一般の、即ち、在来の1.
2mm厚のCD1も合わせて再生できるように、両用型
とすることが好ましい。
【0011】ところが、接合形光ディスクは、これが両
面形である場合には、その外観から接合形光ディスクで
あることが容易に判別されるが、このような0.6mm
厚の情報記録ディスクとダミーディスクとを接合し、貼
合せた片面形である場合には、図6の従来から一般のC
D1と、外観上ほとんど区別できない。即ち、寸法及び
形状には全く差異がなく、また構造においては異なるも
のの、その構造上の差異は、ディスクの厚さが1.2m
mと薄いために目視では判別できない。
【0012】そのため、接合形光ディスクを再生するた
めのプレーヤを、在来の1.2mm厚のCD1も再生で
きるように両用型化(コンパチ化)するためには、それ
らが容易に識別されることが必要である。
【0013】そこで、本発明は、在来の1.2mm厚の
光ディスクと容易に識別することができる光ディスクの
提供を課題とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる接合形
光ディスクは、光透過性の基板の一方側の表面に形成さ
れ、他方側の表面から入射したレーザ光を反射させるこ
とにより情報の読出しを可能とする光学的情報記録層を
有する情報記録ディスクと、前記情報記録ディスクの前
記光学的情報記録層側の表面に接合され、そのディスク
の種類の識別情報を含む情報を表示する情報表示部を有
する光学的情報記録がなされていないダミーディスクと
を具備するものである。
【0015】請求項2にかかる接合形光ディスクは、光
透過性の基板の一方側の表面に形成され、他方側の表面
から入射したレーザ光を反射させることにより情報の読
出しを可能とする光学的情報記録層を有する情報記録デ
ィスクと、前記情報記録ディスクの前記光学的情報記録
層側の表面に接合され、光透過性の基板の一方側の表面
に形成され、他方側の表面から入射したレーザ光を反射
させることにより情報の読出しを可能とする光学的情報
記録層を有し、かつ、そのディスクの種類の識別情報を
含む情報を表示する情報表示部を有する他の情報記録デ
ィスクとを具備するものである。
【0016】請求項3にかかる接合形光ディスクは、請
求項1または請求項2に記載の前記情報表示部を、直径
20mm乃至直径46mmの領域の一部または全周の円
周方向に形成したものである。
【0017】請求項4にかかる接合形光ディスクは、請
求項1または請求項2に記載の前記情報表示部を、直径
20mm乃至直径46mmの領域の一部または全周の直
径方向に形成したものである。
【0018】請求項5にかかる接合形光ディスクは、請
求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の前記情報表示
部を、直径117mm乃至直径120mmの領域の一部
または全周の円周方向に形成したものである。
【0019】請求項6にかかる接合形光ディスクは、請
求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の前記情報表示
部を、直径117mm乃至直径120mmの領域の一部
または全周の直径方向に形成したものである。
【0020】請求項7にかかる接合形光ディスクは、請
求項1乃至請求項6の何れか1つに記載の前記情報表示
部を、物理的に読取り可能な情報の表示からなるもので
ある。
【0021】請求項8にかかる接合形光ディスクは、請
求項1乃至請求項7の何れか1つに記載の前記情報表示
部を、バーコードからなるものである。
【0022】請求項9にかかる接合形光ディスクは、請
求項1乃至請求項8の何れか1つに記載の前記バーコー
ドは、円周または直径方向にバーコード列を配設したも
のである。
【0023】請求項10にかかる接合形光ディスクは、
請求項1乃至請求項9のいずれか1つに記載の前記情報
記録ディスクとダミーディスクを、その厚みを各々略
0.6mmとしたものである。
【0024】
【作用】請求項1においては、ダミーディスクの表面に
光ディスクの種類の識別情報を含む情報を表示する情報
表示部が形成されているので、その光ディスクの種類、
即ち、接合形光ディスクであることを容易に判別するこ
とができる。そのため、これと寸法及び外観が同じであ
る在来の1.2mm厚のCDとの識別が可能となる。し
たがって、自動或いはマニュアルで識別情報に基づいて
光ピックアップ等を切換えてそれぞれに応じて光学的記
録情報の読出しを行うことができるため、光ディスクプ
レーヤの両用型化を図ることができる。
【0025】請求項2においては、情報記録ディスクの
一方の表面に光ディスクの種類の識別情報を含む情報を
表示する情報表示部が形成されているので、その光ディ
スクの種類、即ち、接合形光ディスクであることを容易
に判別することができる。そのため、これと寸法及び外
観が同じである在来の1.2mm厚のCDとの識別が可
能となる。したがって、自動或いはマニュアルで識別情
報に基づいて光ピックアップ等を切換えてそれぞれに応
じて光学的記録情報の読出しを行うことができるため、
光ディスクプレーヤの両用型化を図ることができる。ま
た、ディスクの表側(A面)と裏側(B面)の表裏の判
別が容易である。
【0026】請求項3おいては、請求項1または請求項
2に記載の前記情報表示部を、直径20mm乃至直径4
6mmの領域の一部または全周の円周方向に形成し、情
報記録の記録領域外としたものである。
【0027】請求項4おいては、請求項1または請求項
2に記載の前記情報表示部を、直径20mm乃至直径4
6mmの領域の一部または全周の直径方向に形成し、情
報記録の記録領域外としたものである。
【0028】請求項5おいては、請求項1乃至請求項4
の何れか1つに記載の前記情報表示部を、直径117m
m乃至直径120mmの領域の一部または全周の円周方
向に形成し、情報記録の記録領域外としたものである。
【0029】請求項6おいては、請求項1乃至請求項4
の何れか1つに記載の前記情報表示部を、直径117m
m乃至直径120mmの領域の一部または全周の直径方
向に形成し、情報記録の記録領域外としたものである。
【0030】請求項7おいては、請求項1乃至請求項6
の何れか1つに記載の前記情報表示部を、物理的、即
ち、電気的と機械的との1つ以上による読取り可能な情
報の表示からなるものであり、情報表示部に表示された
情報を電気的または機械的に読取ることによって、それ
らを自動的に識別することができる。
【0031】請求項8おいては、請求項1乃至請求項7
の何れか1つに記載の前記情報表示部を、バーコードか
らなるものであり、バーコードリーダを設けることによ
って、それらを自動的に識別することができ、販売価格
等の情報と同様にタイトルの管理に使用できる。
【0032】請求項9おいては、請求項1乃至請求項8
の何れか1つに記載の前記バーコードは、円周または直
径方向にバーコード列を配設したものであるから、その
情報表示部のバーコードが円周または直径方向にバー列
として配設したものであるから、光ピックアップの読取
りによって、バーコードの内容を読込むことができる。
【0033】請求項10おいては、請求項1乃至請求項
9のいずれか1つに記載の前記情報記録ディスクとダミ
ーディスクを、その厚みを各々略0.6mmとしたもの
であり、在来の1.2mm厚のCDとの識別が容易にな
る。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0035】図1は本発明の一実施例の接合形光ディス
ク10を示す斜視図であり、また、図2は図1のA−A
線断面図である。また、図3は本発明の一実施例の接合
形光ディスクの変形例を、図2と同様の切断面で示す断
面図である。更に、図4は本発明の一実施例の接合形光
ディスクにおける情報表示部の別の態様を示す平面図で
ある。なお、これらの図は理解を容易にするために模式
的に描かれており、特に、厚さ寸法、縮尺は実際とは異
なっている。
【0036】図1のように、本実施例の接合形光ディス
ク10は、直径120mmのCDとして具体化したもの
であり、従来と同様の薄い円盤状の形状を有し、その中
心には、プレーヤのスピンドルに直接、またはクランプ
用ハブ等を介して取付けるための中心孔11が形成され
ている。そして、この接合形光ディスク10は、光学的
情報記録層を有する情報記録ディスク12と、光学的情
報記録がなされていないダミーディスク13とを接合
し、密着的に接合させて形成されている。また、そのダ
ミーディスク13の表面には、情報表示部14としての
バーコードが形成されている(これについては、後で詳
細に説明する)。
【0037】ここで、情報記録ディスク12は高記録密
度化されていると共に、更に大容量化のために、これに
もう1枚の他の情報記録ディスクを接合させて両面形デ
ィスクを形成した場合に、従来から一般の図6のCD1
の厚さである1.2mmになるような厚さtに形成され
ている。即ち、この情報記録ディスク12の厚さt1
は、実質的に略0.6mmの厚さに形成されている。こ
のような接合形光ディスク10において、音楽等の音声
のみが記録される場合等には、1枚の情報記録ディスク
12だけで十分な容量が確保される。そのため、本実施
例の接合形光ディスク10は片面形(シングル形)に形
成され、単独では強度が十分でない情報記録ディスク1
2の強度を補うと共に、全体の厚さを両面形とした場合
の厚さ1.2mmに等しくなるように、情報記録がなさ
れていないダミーディスク13がその裏面に接合されて
いる。つまり、このダミーディスク13の厚さt2 は実
質的に略0.6mmに形成され、接合形光ディスク10
の全体の厚さtは1.2mmである。なお、ここで、情
報記録ディスク12とダミーディスク13の厚さを0.
6mmとせず、略0.6mmと表現したのは、情報記録
ディスク12とダミーディスク13の厚み誤差及び接合
させる接着剤層の厚みによる誤差を考慮したものであ
り、0.6±0.1〜0.2程度を意味するものであ
り、温度条件等によって変化するものである。通常、接
着剤層の厚みは無視できる程度に薄い。
【0038】本実施例のこの接合形光ディスク10の構
造は、図2に更に詳細に示されている。
【0039】情報記録ディスク12は、図6の従来から
一般的なCD1と基本的に同じ構造に形成され、基板1
5と光学的情報記録層16と、保護層17とからなって
いる。基板15はレーザ光を透過する透光性のある材料
から形成され、一般に、ポリカーボネート樹脂、アクリ
ル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等の樹脂材料から形成され
ている。また、この基板15の一方側の表面には、例え
ば、位相ピットが形成されたアルミニウム等の金属の蒸
着膜またはスパッタ膜(反射膜)からなる光学的情報記
録層16が設けられている。具体的には、この情報記録
層16は、基板15の表面にピットを射出成形等の方法
で形成した後、そのピットを含む表面にアルミニウム等
の金属を蒸着またはスパッタリングすることによって形
成される。また、この情報記録層16は、プログラムエ
リアの内周側のリードインと外周側のリードアウトとを
含むが、図示されたように、基板15の表面の内周側の
一定の領域範囲と外周側の少しの領域は残して一般に形
成される。
【0040】また、この光学的情報記録層16の表面に
は、これを固定すると共に保護し、また、その表面を平
滑にするために保護層17が設けられている。この保護
層17は、一般に、アクリル樹脂、メタクリル樹脂等の
紫外線硬化型樹脂からなり、スピンコート等の塗布手段
によって薄膜状にコーティングすることによって形成さ
れる。そのため、この保護層17は実質的に厚みのない
層として形成されている。なお、本実施例の接合形光デ
ィスク10では、この保護層17は必ずしも必要なもの
ではなく、適宜省略することもできる。
【0041】このように、情報記録ディスク12は、光
学的情報記録層16をその一方側の面に備える基板15
から形成され、従来のCD1と実質的に同じ構造であ
る。しかし、その基板15の厚さは、従来とは異なり略
0.6mmに形成されている。したがって、基板15の
他方側の表面から光学的情報記録層16までの距離は、
その情報記録層16が実質的に厚みを有しないため、実
質的に略0.6mmである。そして、このように基板1
5の厚さ(基板15の表面から光学的情報記録層16ま
での距離)が少ないことによって、より精度の高い記録
情報の読出しを行うことができる。
【0042】ダミーディスク13は、前述のように、情
報記録ディスク12の強度を補うと共に全体の厚さを
1.2mmとするためのものである。したがって、この
ダミーディスク13は任意の材料から形成することがで
きるが、情報記録ディスク12の基板15と熱膨張率等
において余り差異がないことが、温度変化による反りや
変形等の発生を防止するためにも好ましい。そのため、
ダミーディスク13は、ポリカーボネート樹脂等の基板
15と同一の材料から形成することが好ましい。また、
このダミーディスク13は、基板15と同様に透明材料
から形成することもできるが、好ましくは、光、特に、
レーザ光を吸収することが可能な光吸収性の着色材料か
ら形成することが好ましい。それによって、光学的情報
記録層16を透過した後反射され、光ピックアップにノ
イズまたは外乱として戻るレーザ光等の光を、吸収し、
減少することができる。
【0043】そして、このような樹脂材料から略0.6
mmの厚さt2 に形成されたダミーディスク13は、接
着剤層18を介して、情報記録ディスク12の裏面、即
ち、光学的情報記録層16側の表面に、密着して一体に
接着され、接合されている。そして、接着剤層18は実
質的に厚みを有しないため、接合形光ディスク10は、
その厚さtが1.2mmとなっている。なお、この接着
による情報記録ディスク12とダミーディスク13との
接合は、具体的には、それらのディスク12,13のい
ずれか一方または両方の接合側の表面に接着剤を塗布
し、次いで、互いに重ね合せた後、加圧プレスすること
によって行われる。
【0044】なお、このダミーディスク13は、そのよ
うな接着による方法に代えて、インサート成形等の方法
によって情報記録ディスク12の裏側に直接形成するこ
ともできる。図3はそのように形成された接合形光ディ
スク10の変形例を、図2と同じ切断面で示す断面図で
ある。
【0045】図3のように、この変形例の接合形光ディ
スク10は図2における接着剤層18が省かれただけの
構造であり、光学的情報記録層16を備える情報記録デ
ィスク12の裏面に、略0.6mmの厚さt2 のダミー
ディスク13が直接的に接合され、接合された構造に形
成されている。そして、この変形例の接合形光ディスク
10は、具体的には、金型内に予め形成した情報記録デ
ィスク12を配置し、その裏面側に形成される厚さt2
のキャビティ内に、ダミーディスク13を形成する溶融
した樹脂材料を射出し、次いで冷却することによって形
成される。したがって、ダミーディスク13は成形され
ると同時に情報記録ディスク12に接着され、接合され
るので、上記の接着による方法よりも簡易にその接合形
光ディスク10を製造することができる。なお、この場
合、情報記録ディスク12の保護層17は、適宜省くこ
とができる。
【0046】本実施例の接合形光ディスク10はこのよ
うに形成され、また、ダミーディスク13の表面には必
要に応じて更にレーベル等の印刷が施される。そして、
情報記録ディスク12の光学的情報記録層16の読出し
に際しては、光ピックアップは図2の下方側に配置さ
れ、そのレーザ光源からのレーザ光を、図中の矢印aの
方向にレンズを通して入射し、基板15を透過して、そ
の情報記録層16の表面にスポットとして集束させる。
そして、このレーザ光はその情報記録層16によって反
射され、戻り光として再度同じ経路で光ピックアップに
戻されるが、その情報記録層16には情報信号に従って
ピットが形成されているので、その戻り光量はピットの
有無に応じて変化する。この変化する戻り光を、ビーム
スプリッタ(ハーフミラー)により入射光と分離し、受
光素子によって受光して電気信号に変換する。こうし
て、受光素子の出力信号の変化から、記録された情報信
号が再生される。
【0047】記録された情報の読出しはこのように行わ
れるが、ここで、情報記録ディスク12の厚さt1 は略
0.6mmであり、基板15の表面から光学的情報記録
層16までの距離は実質的に略0.6mmである。その
ため、厚さ1.2mmの図6のCD1を再生する従前の
光ディスクプレーヤでは、記録密度が同一であると仮定
しても、光ピックアップの焦点距離等が異なるため、両
面形である場合も含めて本実施例のような略0.6mm
厚ディスクの接合形光ディスク10は、再生することが
できない。そこで、このような接合形光ディスク10を
再生するためには、それに適合された高密度再生の可能
な光ディスクプレーヤが必要となる。そのようなプレー
ヤは、接合形光ディスク10に専用ではなく、図6のよ
うな1.2mm厚の在来のCD1も再生可能な両用型と
することが好ましい。即ち、光ピックアップの焦点距離
等を切替え可能とすることによって、両用型の光ディス
クプレーヤとすることである。
【0048】ところが、本実施例のように、貼着形では
あるが一方のディスクがダミーディスク13である片面
の接合形光ディスク10の場合、在来の1.2mm厚の
CD1と外観上区別できない。つまり、これらは同じ1
20mmの直径と1.2mmの厚さに形成されており、
また、構造上は異なるが、接合構造であるか否かを目視
にて判別することは、厚さが薄いだけに困難である。そ
のため、上記のように光ディスクプレーヤの両用型化
(コンパチ化)を図るためには、それらの2種類の光デ
ィスクを適切に識別することが必要となる。
【0049】そこで、本実施例の接合形光ディスク10
においては、その種類、即ち、それが厚さ略0.6mm
の情報記録ディスク12を接合した光ディスクであるこ
との識別情報を表示する情報表示部14が、ダミーディ
スク13の表面に形成されている。具体的には、本実施
例では、この表示部14は一般に複数本の黒いバーとそ
れらの間の白いスペースとで形成されたバーコードから
なっており、フィルムに予め印刷したものを熱融着によ
り貼付することによって形成されている。なお、このバ
ーコードからなる情報表示部14は、他の表示等と共
に、ダミーディスク13の表面に直接印刷して形成する
こともできる。
【0050】したがって、両用型化を図った光ディスク
プレーヤに、このバーコードからなる情報表示部14の
読取ヘッド、即ち、バーコードリーダを付設することに
よって、バーコードの内容から、本実施例の接合形光デ
ィスク10をそのプレーヤに掛けた場合には、その接合
形光ディスク10が略0.6mm厚ディスクの接合形光
ディスク10であることを判別することができる。ま
た、情報表示部14のバーコードの存在よっても接合形
光ディスク10であることを判別することができる。
【0051】これに対して、在来の1.2mm厚ディス
クからなるCD1を掛けた場合には、その種類を示す情
報表示部14の存在がないため、或いはバーコードリー
ダによっては何等の情報も読取れず、その結果として、
そのCD1が在来のものであることを判別することがで
きる。こうして、情報表示部14によって、本実施例の
ような接合形光ディスク10を容易に判別することがで
き、また、在来の1.2mm厚み形のCD1と容易に識
別することができる。そして、光ディスクの種類をこの
ように識別できることによって、両用型の光ディスクプ
レーヤをその種類に応じて適切に、また確実に切替えて
使用することができる。
【0052】また、この場合、このバーコードからなる
情報表示部14は、バーコードリーダによって機械的に
読取り可能なものである。したがって、その情報表示部
14に表示された情報から光ディスクの種類を自動的に
識別することができ、その識別信号に基づいて、光ピッ
クアップの焦点距離等の切替を自動的に行うことができ
る。即ち、両用型の光ディスクプレーヤの自動化のアシ
ストとして使用することもできる。
【0053】なお、この情報表示部14を形成するバー
コードは、具体的に図1の場合では、ダミーディスク1
3の表面において放射状に配列されて形成されている。
したがって、この図1の配列のバーコードの場合では、
バーコードリーダは、接合形光ディスク10がセットさ
れる位置に対応して、光ディスクプレーヤに固定的に備
えられ、そして、セットした接合形光ディスク10を回
転させることにより、そのバーコードに示される情報の
読取りが行われる。しかし、バーコードの配列は、この
ようなものに限定されるものでなく、その他の配列であ
ることもできる。図4はダミーディスク13の平面図で
あって、バーコードの配列の他の態様の一例を示してい
る。
【0054】図4のように、この場合のバーコードは各
バーが円をなす円弧状に形成され、接合形光ディスク1
0の回転中心(中心孔11)の周りに同心状に配列され
ている。この配列の場合では、バーコードリーダは、プ
レーヤにセットされる接合形光ディスク10に対応し
て、それの直径方向に可動に備えられている読取ヘッド
のサーチ動作によって読取ることができる。そして、プ
レーヤに接合形光ディスク10がセットされると、静止
している接合形光ディスク10に対して読取ヘッド(バ
ーコードリーダ)はその半径方向に駆動され、接合形光
ディスク10の円周上の一点からその中心方向に走査す
る。こうして、そのバーコードに示される情報の読取り
が行われる。このとき、接合形光ディスク10の挿填動
作によって読取ってもよい。このように、バーコードに
示される情報が読取られるためには、接合形光ディスク
10とバーコードのうちのいずれかを動かす必要がある
が、いずれを動かすかは適宜決めることができ、またそ
れに応じてバーコードの配列を適当に定めることができ
る。
【0055】なお、バーコードは接合形光ディスク10
の円周上にそのバーコード列を形成してもよいし、その
半径方向に形成してもよい。特に、円周方向に形成した
場合には接合形光ディスク10の回転によって読取ヘッ
ドからそのバーコードの読取り信号を出力することがで
きる。また、半径方向に形成した場合には接合形光ディ
スク10の停止状態で検出することができる。そして、
図4ではバーコードが各バーが円をなす円弧状に形成さ
れているが、本発明を実施する場合には、所定の角度範
囲とすることができる。ただし、この場合には、接合形
光ディスク10の回転位置を確認する必要があり、それ
を読取ヘッドで行った場合には、読取ヘッドの移動速度
によって角度が決定される。
【0056】この情報表示層14に表示される情報とし
ては、そのような略0.6mm厚ディスクの接合形光デ
ィスクであることを示す情報だけでなく、その他の情報
も加えることができる。例えば、自動化された光ディス
クプレーヤの場合には、光ピックアップの焦点距離等の
切替えに必要な情報だけでなく、その再生回路装置の初
期化に必要な情報、或いは、記録された情報のデジタ
ル、アナログの別を示す情報等を加えることができる。
更には、通常は光学的情報記録層16の非プログラムエ
リアに記録される情報の一部を加えることもできる。
【0057】このように、本実施例の接合形光ディスク
10は、直径120mmのコンパクトディスクとして具
体化したものであって、光透過性の基板15と、この基
板15の一方側の表面に形成され、他方側の表面から入
射したレーザ光を反射させることにより情報の読出しを
可能とする光学的情報記録層16とを備える厚さが実質
的に略0.6mmである情報記録ディスク12と、光学
的情報記録がなされていないダミーディスクであって、
その情報記録ディスク12の光学的情報記録層16側の
表面に接合された実質的に厚さが略0.6mmのダミー
ディスク13と、このダミーディスク13の表面に形成
され、その接合形光ディスク10の種類、即ち、略0.
6mmディスクの接合形光ディスクであることの識別情
報を含む情報を表示するバーコードからなる情報表示部
14とを具備するものである。
【0058】したがって、本実施例の接合形光ディスク
10によれば、ダミーディスク13の表面にその種類の
識別情報を表示する情報表示部14が形成されているの
で、略0.6mm厚ディスクの接合形光ディスク10で
あることを判別することができ、それによって、寸法及
び外観が同じである在来の1.2mm厚のCD1と容易
に識別することができる。そのため、光ピックアップの
焦点距離等を切替えることによって在来のCD1も再生
できるようにした両用型の光ディスクプレーヤにおい
て、その切替え操作のための容易で、確実な識別手段を
提供することができる。即ち、その識別情報に基づいて
光ピックアップの焦点距離等を切替え、それぞれの光デ
ィスクに応じた光学的記録情報の読出しを行うことがで
きるので、光ディスクプレーヤの両用型化を図ることが
できる。
【0059】また、本実施例の接合形光ディスク10で
は、その情報表示部14はバーコードからなっている。
そのため、光ディスクプレーヤにそのバーコードを機械
的に読取り可能なバーコードリーダを付設することによ
って、その光ディスクの種類の判別と在来のCD1との
識別を自動的に行うことができる。したがって、両用型
化した光ディスクプレーヤにおいて、更にその自動化を
図ることができる。
【0060】上記の実施例では情報表示部14を一般に
複数本の黒いバーとそれらの間の白いスペースとで形成
されたバーコードからなるものとしたが、本発明を実施
する場合には、この情報表示部14は、物理的、即ち、
電気的、機械的に読取り可能なものであれば、バーコー
ド以外のその他の情報表示手段とすることができる。即
ち、例えば、その情報表示部14はホログラフから形成
することもできる。そして、そのような場合、両用型化
を図った光ディスクプレーヤに、その情報表示部14に
表示された識別情報を機械的に読取る適切な装置を付設
することによって、上記の実施例と同じ効果を得ること
ができる。
【0061】また、その情報表示部14は、単に目視等
により判別可能な識別情報の表示として形成することも
できる。この場合、その情報表示部14に注意を払って
光ディスクの種類を識別し、そして光ディスクプレーヤ
の切替え操作を適切に行うことが必要となるが、光ディ
スクプレーヤ自体は、読取ヘッドが不要なため、安価に
製作することができる。しかし、情報表示部14のない
1.2mm厚のCD1を在来形のものであると適切に判
別するためには注意を払う必要があるので、光ディスク
の種類が確実に識別されるまでは、上記のような機械的
に読取可能な表示が好ましい。そのため、情報表示部1
4を目視等により判別可能な表示とする場合であって
も、それに合わせて、バーコード等の機械的に読取り可
能な識別情報の表示を形成することが好ましい。
【0062】また、本発明の接合形光ディスクについて
は、主に直径120mmのCDの場合を例として説明し
た。しかし、本発明を実施する場合には、その直径は1
20mmに限定されるものではなく、80mm等の一般
に規格化された、または規格化されていないその他の任
意の大きさとすることができる。また、MDのサイズと
することができ、更には、200mmまたは300mm
のLDのサイズとすることもできる。ただし、このLD
サイズとする場合には、厚さ略0.6mmの情報記録デ
ィスクに同じ略0.6mmの厚さのダミーディスクを接
合させただけでは強度が十分確保できないので、それら
の間に中間ディスクを更に接合させるか、または、より
厚いダミーディスクを使用することができる。
【0063】そして、前述の実施例では情報記録ディス
クとダミーディスクの厚さを共に略0.6mmとする場
合について説明したが、この厚さは必ずしも略0.6m
mに限定されるものでなく、それ以外の厚さとすること
もできる。即ち、本発明の光ディスクは、在来の光ディ
スクを両面化し接合形とする場合に等しく適用すること
ができる。そして、本発明の光ディスクは、コンパクト
ディスクとしてだけでなく、業務用光ディスク等を含め
た種々の光学式情報記録媒体として具体化することがで
きる。そして、それに応じて、情報記録ディスクに形成
される光学的情報記録層についても、位相ピットが形成
された反射膜からなる再生専用形に限定されることな
く、孔(穴)形成、相変化、泡形成、基板変形等の記録
方式による追記形、或いは光磁気、相変化等による書換
形等として形成することができる。
【0064】ところで、上記実施例の接合形光ディスク
では、情報記録ディスク12とダミーディスク13を前
提に説明したが、本発明を実施する場合には、ダミーデ
ィスク13を情報記録ディスク12と同様に情報を記録
したディスクとすることができる。この種の実施例で
は、表示部14は情報記録領域内または情報記録外とす
ることができる。
【0065】即ち、光透過性の基板の一方側の表面に形
成され、他方側の表面から入射したレーザ光を反射させ
ることにより情報の読出しを可能とする光学的情報記録
層16を有する情報記録ディスク12と、前記情報記録
ディスク12の前記光学的情報記録層16側の表面に接
合され、光透過性の基板の一方側の表面に形成され、他
方側の表面から入射したレーザ光を反射させることによ
り情報の読出しを可能とする光学的情報記録層(16)
を有する他の情報記録ディスク(12)と、前記何れか
の情報記録ディスク12の表面に形成された表示部14
とを具備する接合形光ディスク10とすることができ
る。
【0066】この種の実施例においても、情報記録ディ
スク12の何れか1面または2面の表面に表示部が形成
されているので、その表示部に指が触れることによっ
て、それが形成された側の面は再生側の面(再生面)と
反対の裏面(レーベル面)であることを判別することが
できる。そのため、容易にその光ディスクの表裏を判別
することができる。
【0067】また、前記表示部14は、直径20mm乃
至直径46mmの領域の一部または全周の円周方向に形
成しすることができる。そして、直径20mm乃至直径
46mmの領域の一部または全周の直径方向に形成する
ことができる。
【0068】即ち、従来例で示したようにCD1の情報
記録領域の内径とCD1の内径との間の、特に、直径2
0mm乃至直径46mmの領域では通常使用しない領域
であるから、そこを前記表示部14とすることにより、
よりディスク面を有効に使用できる。更に、レーベルに
表示部14を形成したものを接合することもできる。そ
の表示部14の形成は円周方向または直径方向の全部ま
たは一部してルール化することができる。通常、従来例
で示したようにCD1の情報記録領域の内径46mmと
CD1の内径20mmとの間は使用されないが、情報記
録領域の内径側は他の検出手段の使用或いは他の検出情
報の書込みに使用される確率が高いことから、直径40
mmの領域までに表示部14を形成するのが望ましい。
【0069】図5は(a)及び(b)は図1の接合形光
ディスクにおける情報表示部(バーコード)の別の表示
態様を示す平面図である。特に、(a)は直径20mm
乃至直径46mmの全周の領域をバーコードを印刷して
なる表示部14としたものであり、また、(b)は直径
117mm乃至直径120mmの領域の全周の領域を奇
数に分割したバーコードを印刷してなる表示部14とし
たものである。この種の実施例では接合形光ディスクを
再生装置に挿入する際に、バーコードを読取るようにす
ることができる。特に、図5(b)のように、直径11
7mm乃至直径120mmの領域の全周の領域を奇数に
分割したバーコードを印刷してなる表示部14は、奇数
に分割することにより、挿入方向の両側の一方でもバー
コードが直線的に読取れるようにしたものである。しか
し、バーコード密度によっては奇数に限定されるもので
はなく、偶数に配置することもできる。望ましくは、直
角方向に何れかのバーコードが読取り可能とするのがよ
い。なお、円周方向にバーコードを印刷してなる表示部
14の場合には、接合形光ディスクの回転状態でバーコ
ードを読取ることができる。この種の実施例は両面に情
報が記録されている場合にも使用できる。
【0070】
【発明の効果】以上のように、請求項1の接合形光ディ
スクは、光透過性の基板の一方側の表面に形成され、他
方側の表面から入射したレーザ光を反射させることによ
り情報の読出しを可能とする光学的情報記録層とを有す
る情報記録ディスクと、前記情報記録ディスクの情報記
録層側の表面に接合された光学的情報記録がなされてい
ないダミーディスクと、そのダミーディスクの表面に形
成され、光ディスクの種類の識別情報を含む情報を表示
する情報表示部とを具備し、その接合形光ディスクの種
類の識別情報を含む情報を表示する情報表示部がダミー
ディスクの表面に形成されているので、そのような情報
表示の有無により他の光ディスクとの違いを容易に識別
することができる。また、その識別情報に基づいて、例
えば、光ピックアップの焦点距離を切替えること等によ
って、それぞれに応じた光学的記録情報の読出しを行う
ことができる。
【0071】請求項2の接合形光ディスクは、情報記録
ディスクの一方の表面に光ディスクの種類の識別情報を
含む情報を表示する情報表示部が形成されているので、
その光ディスクの種類、即ち、接合形光ディスクである
ことを容易に判別することができる。そのため、これと
寸法及び外観が同じである在来の1.2mm厚のCDと
の識別が可能となる。したがって、その接合形光ディス
クの種類の識別情報を含む情報を表示する情報表示部が
情報記録ディスクの一方の表面に形成されているので、
そのような情報表示の有無により他の光ディスクとの違
いを容易に識別することができる。また、その識別情報
に基づいて、例えば、光ピックアップの焦点距離を切替
えること等によって、それぞれに応じた光学的記録情報
の読出しを行うことができる。更に、自動或いはマニュ
アルで識別情報に基づいて光ピックアップ等を切換えて
それぞれに応じて光学的記録情報の読出しを行うことが
できるため、光ディスクプレーヤの両用型化を図ること
ができる。そして、ディスクの表側(A面)と裏側(B
面)の表裏の判別が容易である。
【0072】請求項3においては、請求項1または請求
項2に記載の効果に加えて、前記情報表示部を、直径2
0mm乃至直径46mmの領域の一部または全周の円周
方向に形成し、情報記録の記録領域外としたものである
から、回転により検出できる領域外に他の情報を明示す
るものであり、ディスク表面を有効利用することがで
き、しかも、回転方向によりそれを読取ることができ
る。
【0073】請求項4においては、請求項1乃至請求項
3の何れかに記載の効果に加えて、前記表示部を直径2
0mm乃至直径46mmの領域の一部または全周の直径
方向に形成し、情報記録の記録領域外としたものである
から、回転により検出できる領域外に他の情報を明示す
るものであり、ディスク表面を有効利用することがで
き、しかも、ディスクの装填時等の直線移動によってそ
れを読取ることができる。
【0074】請求項5においては、請求項1乃至請求項
4の何れかに記載の効果に加えて、前記情報表示部を、
直径117mm乃至直径120mmの領域の一部または
全周の円周方向に形成し、情報記録の記録領域外とした
ものであるから、回転により検出できる領域外に他の情
報を明示するものであり、ディスク表面を有効利用する
ことができ、しかも、回転方向によりそれを読取ること
ができる。
【0075】請求項6においては、請求項1乃至請求項
4の何れかに記載の効果に加えて、前記表示部を直径1
17mm乃至直径120mmの領域の一部または全周の
直径方向に形成し、情報記録の記録領域外としたもので
あるから、回転により検出できる領域外に他の情報を明
示するものであり、ディスク表面を有効利用することが
でき、しかも、ディスクの装填時等の直線移動によって
それを読取ることができる。
【0076】請求項7おいては、請求項1乃至請求項6
の何れかに記載の効果に加えて、前記情報表示部が電気
的と機械的との1つ以上による読取り可能な情報の表示
からなるものであり、情報表示部に表示された情報を電
気的または機械的に読取ることによって、それらを自動
的に識別することができるから、情報表示部に記載され
た内容のサービスを行うことができる。
【0077】請求項8おいては、請求項1乃至請求項7
の何れかに記載の前記情報表示部を、バーコードからな
るものであり、バーコードリーダを設けることによっ
て、それらを自動的に識別することができ、販売価格等
の情報と同様にタイトルの管理に使用できる。
【0078】請求項9おいては、請求項1乃至請求項8
の何れかに記載の効果に加えて、前記バーコードが円周
または直径方向にバーコード列を配設したものであるか
ら、その情報表示部のバーコードが円周または直径方向
にバー列として配設したものであるから、光ピックアッ
プの読取りによって、バーコードの内容を読込むことが
できる。故に、格別バーコードリーダを用意することな
く、光ディスクプレーヤの読取装置の通常の回転する接
合形光ディスクからの読取り、或いは停止状態にある接
合形光ディスクから半径方向への読取り位置への移動に
より、情報表示部のバーコードを読取ることができる。
【0079】請求項10おいては、請求項1乃至請求項
9のいずれか1つに記載の効果に加えて、前記情報記録
ディスクとダミーディスクを、その厚みを各々略0.6
mmとしたものであり、在来の1.2mm厚のCDとの
識別が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例の接合形光ディスク
を示す斜視図である。
【図2】 図2は図1の接合形光ディスクのA−A線断
面図である。
【図3】 図3は図1の接合形光ディスクの変形例を図
2と同様の切断面で示す断面図である。
【図4】 図4は図1の接合形光ディスクにおける情報
表示部(バーコード)の別の態様を示す平面図である。
【図5】 図5は図1の接合形光ディスクにおける情報
表示部(バーコード)の別の表示態様(a)及び(b)
を示す平面図である。
【図6】 図6(a)及び(b)は従来からの一般的な
光ディスクを示すもので、図6(a)はその平面図であ
り、また図6(b)はその断面図である。
【符号の説明】
10 接合形光ディスク 12 情報記録ディスク 13 ダミーディスク 14 情報表示部(バーコード) 15 基板 16 光学的情報記録層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 洋一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 樋口 政廣 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光透過性の基板の一方側の表面に形成さ
    れ、他方側の表面から入射したレーザ光を反射させるこ
    とにより情報の読出しを可能とする光学的情報記録層を
    有する情報記録ディスクと、 前記情報記録ディスクの前記光学的情報記録層側の表面
    に接合され、そのディスクの種類の識別情報を含む情報
    を表示する情報表示部を有する光学的情報記録がなされ
    ていないダミーディスクとを具備することを特徴とする
    接合形光ディスク。
  2. 【請求項2】 光透過性の基板の一方側の表面に形成さ
    れ、他方側の表面から入射したレーザ光を反射させるこ
    とにより情報の読出しを可能とする光学的情報記録層を
    有する情報記録ディスクと、 前記情報記録ディスクの前記光学的情報記録層側の表面
    に接合され、光透過性の基板の一方側の表面に形成さ
    れ、他方側の表面から入射したレーザ光を反射させるこ
    とにより情報の読出しを可能とする光学的情報記録層を
    有し、かつ、そのディスクの種類の識別情報を含む情報
    を表示する情報表示部を有する他の情報記録ディスクと
    を具備することを特徴とする接合形光ディスク。
  3. 【請求項3】 前記情報表示部は、直径20mm乃至直
    径46mmの領域の一部または全周の円周方向に形成し
    たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の接
    合形光ディスク。
  4. 【請求項4】 前記情報表示部は、直径20mm乃至直
    径46mmの領域の一部または全周の直径方向に形成し
    たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の接
    合形光ディスク。
  5. 【請求項5】 前記情報表示部は、直径117mm乃至
    直径120mmの領域の一部または全周の円周方向に形
    成したことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか
    1つに記載の接合形光ディスク。
  6. 【請求項6】 前記情報表示部は、直径117mm乃至
    直径120mmの領域の一部または全周の直径方向に形
    成したことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか
    1つに記載の接合形光ディスク。
  7. 【請求項7】 前記情報表示部は、物理的な読取り可能
    な情報の表示からなることを特徴とする請求項1乃至請
    求項6の何れか1つに記載の接合形光ディスク。
  8. 【請求項8】 前記情報表示部は、バーコードからなる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1つに
    記載の接合形光ディスク。
  9. 【請求項9】 前記バーコードは、円周または直径方向
    にバーコード列を配設したことを特徴とする請求項1乃
    至請求項8の何れか1つに記載の接合形光ディスク。
  10. 【請求項10】 前記情報記録ディスクとダミーディス
    クは、その厚みを各々略0.6mmとしたことを特徴と
    する請求項1乃至請求項9のいずれか1つに記載の接合
    形光ディスク。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0980067A3 (en) * 1998-08-10 2002-01-09 Fuji Photo Film Co., Ltd. Optical data storage medium
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