JPH08308835A - 脱気水注入装置 - Google Patents

脱気水注入装置

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JPH08308835A
JPH08308835A JP7118392A JP11839295A JPH08308835A JP H08308835 A JPH08308835 A JP H08308835A JP 7118392 A JP7118392 A JP 7118392A JP 11839295 A JP11839295 A JP 11839295A JP H08308835 A JPH08308835 A JP H08308835A
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JP
Japan
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water supply
water
valve
tube
supply tube
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JP7118392A
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Inventor
Ichiro Odate
一郎 大舘
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でありながら、送水タンク内の液
体がなくなる直前に送気を停止できる脱気水注水装置を
提供すること。 【構成】 空気を送り込み液面を押し下げることにより
液体を供給する送水タンク(4)内に導かれている送水
管路(送水チューブ6)に、脱気水の水位変化に連動し
脱気水が無くなる直前に送水管路(6)を閉塞する弁
(フロート弁9)を設け、脱気水が無くなることに気付
かずに送水操作をしても、空気が送水管路6に混入し体
腔内に送られてしまうことを防止するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波内視鏡や超音波
プローブによる検査時に、超音波内視鏡や内視鏡の鉗子
挿入口を通して体腔内に脱気水を注入するための装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】超音波内視鏡や超音波プローブによる検
査は、超音波振動子からの超音波を観察対象部位に照射
して超音波断層像を得ることによる検査方法である。こ
の場合、超音波振動子と観察対象部位との間に、超音波
の減衰を少なくするための超音波伝達媒体を介在させる
ことが必要である。この超音波振動子と観察対象部位と
の間に、超音波伝達媒体を介在させる方法としては、バ
ルーンを用いる方法、体腔内に脱気水を注入する方法等
がある。このうち体腔内に脱気水を注入する方法に関連
する技術としては、以下のようなものが提案されてい
る。
【0003】先ず、特公平6−75573号公報には、
「脱気水注入管理システム」としてタンクにその液面が
所定のレベルとなったことを検出する液面検出手段を設
け、この液面検出手段によってタンク内液面が所定のレ
ベルとなったときに警告を発生させ、その後所定量操作
したときに加圧エア供給手段からの加圧エアの供給を停
止するように構成された内容が開示されている(従来例
1)。
【0004】また、実開平5−65301号公報には、
「内視鏡液体制御装置」として、内視鏡内の送気及び送
水管路に空気及び洗浄水を供給する制御を行う管路制御
装置に設けられる送水管路を、管路制御装置に対して着
脱自在のチューブを用いて形成し、送水管路の洗浄や消
毒作業を容易にした内容が開示されている(従来例
2)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来例1は
脱気水注入管理のために、液面検出手段とこの液面検出
手段からの信号により加圧エアの供給を制御する制御手
段が必要であり、装置の構成が複雑になるとともに、製
造コストも高くなるという不具合がある。また、従来例
2は装置の使用者がチューブを管路制御装置に装着する
ことを忘れてしまったような場合、送気及び送水管路に
空気及び洗浄水を供給する制御ができなくなるという不
具合がある。
【0006】本発明は、上記不具合を解決すべく提案さ
れるもので、簡単な構成でありながら送水タンク内の液
体がなくなったときに、送気されなくなるように制御す
ること、さらに他の目的は、使用者が送気及び送水管路
を管路制御装置に装着することを忘れてしまった場合、
送水されないように制御することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、送水タンク内に空気を送り、液面を押し下げ
ることにより送水管路を介して体腔内に液体を供給する
脱気水注入装置において、送水タンク内に導かれている
送水管路に、脱気水の水位変化に連動し脱気水が無くな
る直前に送水管路口を閉塞する弁を設けた。
【0008】
【作用】上記のように脱気水が無くなる直前に送水管路
口を閉塞する弁を設けたので、脱気水の注入にしたがい
注水タンク内の脱気水がなくなっていくと、脱気水水面
に浮遊していた弁(フロート弁)が下がりやがて送水管
路口を閉塞するようになるので、送水、送気が止まる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
詳細に説明していく。図1、図2は、本発明の第1実施
例を示したものである。このうち図1は、装置全体を示
した斜視図である。脱気水注入装置1の本体2の内部に
は図示されていないポンプが配設されており、このポン
プから本体2外部に送気チューブ3が引き出されてい
る。送気チューブ3は、本体2に併設されている送水タ
ンク4内に蓋5を通して導かれている。
【0010】送水タンク4からは、底面に近い位置に開
口した送水チューブ6が外部に取り出されている。ま
た、送水タンク4内の送水チューブ6の開口部7にはフ
ロート受け8が設けられ、さらにドーナッツ状のフロー
ト弁9が移動可能に外挿されている。なお、フロート弁
9には水より比重が小さい例えばポリプロピレン、ポリ
メチルペンテンを用いたり、中空に形成する等して水に
浮くようにしている。また、フロート弁9が送水チュー
ブ6の開口部7に接する面は、開口部7を完全に閉塞す
る寸法に形成されていることはいうまでもない。
【0011】送水タンク4の外部に取り出された送水チ
ューブ6は、本体2に設けられている管路制御弁10を
介して延在し、その先端に送水口金11が付設されてい
る。そして、先端は内視鏡12の鉗子挿通口13に接続
されている。なお、本体2の前面に設けられている14
は、操作スイッチである。図2は、送水タンク4内の作
用に関する説明図である。
【0012】以上のごとく構成されている第1実施例の
作用について説明する。超音波内視鏡あるいは超音波プ
ローブによる超音波診断を行う時は、先ず内視鏡12の
鉗子挿通口13に脱気水注入装置1の送水チューブ6を
接続し、操作スイッチ14を介して装置を作動させる
(図1)。すると、送気チューブ3から空気が送水タン
ク4内に送られ、送水タンク4内の液面が加圧される。
したがって、脱気水15は開口部7から送水チューブ6
を通り(図2A)、内視鏡12の鉗子挿通口13を介し
て体腔内に注入される。送水中、フロート弁9は送水タ
ンク4内の液面に浮いている。
【0013】このような送水を長時間継続して行うと、
送水タンク4内の脱気水15が無くなり、本体2から送
気チューブ3を介して送られる空気が送水チューブ6に
混入してそのまま体腔内に送られてしまうおそれがあ
る。ところが、第1実施例の構成では、送水タンク4内
の脱気水15が無くなるに従いフロート弁9が液面とと
もに下がり、脱気水15がほぼ無くなると同時にフロー
ト弁9がフロート受け8に接し(図2B)、フロート弁
9が開口部7を閉塞して空気の混入を防止する。
【0014】このように第1実施例によれば、送水タン
ク4内の脱気水15がほぼ無くなると送水チューブ6の
開口部7がフロート弁9によって閉塞されるので、送水
タンク4内の脱気水15が無くなったことに気付かずに
送水操作しても空気が送水チューブ6に混入し体腔内に
送られてしまうといった事態を防止できる。
【0015】図3は本発明の第2実施例を示したもの
で、第1実施例に対応する箇所には同一符号を付した
(以下の実施例についても同様)。第2実施例は第1実
施例の変形例であり、送水チューブ6の開口部7を図示
のように送水チューブ6の先端周囲が上方向に開口する
ように構成しフロート受けは設けていない。この場合、
フロート弁9が開口部7を完全に閉塞するような寸法形
状となっていることはいうまでもない。図3は、脱気水
15がほぼ無くなり開口部7がフロート弁9によって閉
塞されている状態を示している。他の構成及び作用につ
いては第1実施例と同様である。また、効果についても
第1実施例と同様である。
【0016】図4は、本発明の第3実施例を示したもの
である。第3実施例も第1実施例の変形例であり、送水
チューブ6の先端部がL字状に曲げられて開口部7が形
成され上方向に開口するようになっている。さらに、開
口部7にはパイプ部16が立ち上げられるように連結さ
れている。パイプ部16の内部には、フロート弁9が上
下動可能に配設されている。またパイプ部16の内径は
開口部7の口径よりも大きく形成してあり、フロート弁
9の底面は開口部7を完全に閉塞するような寸法形状と
なっている。図4は、脱気水15がほぼ無くなり開口部
7がフロート弁9によって閉塞されている状態を示して
いる。また、パイプ部16の側面には側孔16aが形成
されており、上部にはフロートストッパ16bが設けら
れている。その他の構成については、第1実施例と同様
である。
【0017】第3実施例の作用を説明すると、送水タン
ク4内の脱気水15が無くなるに従いフロート弁9が液
面とともにパイプ部16内を下がり、脱気水15がほぼ
無くなると同時にフロート弁9が開口部7を閉塞し空気
の混入を防止する。フロート弁9は、脱気水液面がパイ
プ部16内にまで下らない限り動作しないとともに、フ
ロート弁9は液面がパイプ部16より上に位置している
場合はフロートストッパ16bに接するように定置して
いる。他の作用については第1実施例と同様である。ま
た、効果についても第1実施例と同様である。
【0018】図5〜図7は、本発明の第4実施例を示し
たものである。この第4実施例は、図5の装置全体の斜
視図で明らかなように、第1実施例の装置にさらにチュ
ーブ装着検出手段17を設けたものである。図6は、こ
のチューブ装着検出手段17近傍の正面図である。チュ
ーブ装着検出手段17は、管路制御弁10より送水チュ
ーブ6の下流側(内視鏡側)で管路制御弁10に隣接す
る位置に設けられている。図7は、チューブ装着検出手
段17の詳細を示した断面図である。検出手段本体17
aの略中央部には、送水チューブ6を着脱自在に上方か
ら挟み込むことのできるチューブ装着溝18が形成さ
れ、チューブ装着溝18の底部にマイクロスイッチ19
が設けられている。
【0019】また、チューブ装着溝18の開放側には、
ストッパー20が設けられピン21を介して回動しチュ
ーブ装着溝18上方の開口を開閉自在としている。な
お、チューブ装着溝18上方の開口には、係止部17b
が検出手段本体17aと一体に形成されており、開口を
閉塞するように回動したストッパー20を係止するよう
になっている。また、ストッパー20は側面視扇状を呈
しており、図7Aに示すように扇の先端部で送水チュー
ブ6を押さえるようになっている。さらに、ストッパー
20には把手23が設けられており、この把手23は検
出手段本体17aに設けられているバネ22によって付
勢され、通常はストッパー20を図7Aに示すような位
置に定置させるようになっている。なお、ストッパー2
0の形状は側面視扇状に限らず、チューブ装着溝18に
送水チューブ6を定置させることができるようになって
いれば、任意の形状でよい。他の構成については、第1
実施例と同様である。
【0020】以上のごとく構成されている第4実施例の
作用を説明する。脱気水注入装置を使用する時は、先ず
送水チューブ6を管路制御弁10に装着する。管路制御
弁10に送水チューブ6を装着する際に、チューブ装着
検出手段17の把手23を図7Bに示すように持ち上げ
てチューブ装着溝18を開放させておき、送水チューブ
6をチューブ装着溝18内に同時に装着する。すると、
図7Aに示すように底部のマイクロスイッチ19が押さ
れ、その検知信号が図示しない制御部へ出力される。そ
して、図5に示す装置本体2内部のポンプが作動する。
したがって、送水チューブ6を管路制御弁10に装着し
忘れた場合は、マイクロスイッチ19が押されないため
検知信号が制御部に出力されず、ポンプが作動しないの
で送水されることはない。
【0021】また、装置使用中にチューブ装着溝18か
ら外れるような力が送水チューブ6に加わっても、スト
ッパー20が図7Aに示すような状態で送水チューブ6
を抑制しているので、送水チューブ6はチューブ装着検
出手段17や管路制御弁10から外れてしまうことはな
く、安定した脱気水の注水が行なわれる。装置使用後、
洗浄、消毒等のために送水チューブ6をチューブ装着検
出手段17や管路制御弁10から外すには、図7Bに示
すように把手23をバネ22の復元力に抗して押し上
げ、チューブ装着溝18の開放端を開口させて送水チュ
ーブ6を外す。
【0022】以下、第4実施例の効果について説明す
る。本実施例のように送水チューブ6が本体2の管路制
御弁10に着脱自在となっていると、送水チューブ6を
管路制御弁10につけ忘れてしまうおそれがある。しか
し、本実施例によればチューブ装着検出手段17が設け
られているので、送水チューブ6を管路制御弁10につ
け忘れてしまった場合は、送水されないようになってお
り、不測の事故を回避できる。また、装置使用後は送水
チューブ6は装置本体2から取り外せるので、洗浄、消
毒作業を容易に行える。
【0023】図8は、本発明の第5実施例を示したもの
で、第4実施例の変形例である。図8は、図7と同様に
チューブ装着検出手段の詳細を示す断面図である。本実
施例では、チューブ装着溝18の下部の両側にマイクロ
スイッチに代わる光センサ24を設けている。なお、セ
ンサは光センサ24に限定されるものではなく、チュー
ブ6の装着を検知できるものであれば超音波センサ等任
意のものを選択使用すればよい。その他の構成は、第4
実施例と同様である。
【0024】以上のごとく構成されている第5実施例の
作用を説明する。脱気水注入装置を使用する時は、先ず
送水チューブ6を管路制御弁に装着する。管路制御弁に
送水チューブ6を装着する際に、チューブ装着検出手段
の把手23を持ち上げてチューブ装着溝18を開放させ
ておき、送水チューブ6をチューブ装着溝18内に同時
に装着する(図8)。すると、底部の光センサ24が送
水チューブ6の装着を検知し、その検知信号が図示しな
い制御部へ出力される。そして、装置本体内部のポンプ
が作動する。したがって、送水チューブ6を管路制御弁
に装着し忘れると、光センサ24が検知しないため検知
信号が制御部に出力されず、ポンプが作動しないので送
水されることはない。他の作用及び効果については第4
実施例と同様である。
【0025】図9〜図12は、本発明の第6実施例を示
したものである。このうち図9は、脱気水注入装置全体
の概要図であり、本体2をブロック図で明らかにしてい
る。本体2には、電源回路25が設けられ、この電源回
路25にポンプ部26、ソレノイド27が接続され、ス
イッチ14を介して作動するようになっている。また、
ソレノイド27にはバルブ取り付け部28を介してバル
ブ29が連結されている。一方、ポンプ部26に送気チ
ューブ3が接続され、この送気チューブ3は蓋5を通し
て送水タンク4の中に導かれている。なお、送水タンク
4には蓋5を介して送水チューブ6の一端も導かれてお
り、他端は図示されていない内視鏡の鉗子挿通口に装着
されるようになっている。また、送水チューブ6の途中
には、バルブ取り付け部28に着脱自在なバルブ29が
設けられている。
【0026】図10は、バルブ29の詳細を示す断面図
である。図示のようにバルブ29はシリンダ30とピス
トン31とバネ32を有し、シリンダ30の周壁には脱
気水流入口33と流出口34がシリンダ軸方向にわずか
にずらした位置に形成されている。また、シリンダ30
の本体2への取り付け側面には、孔35が形成されてい
る。また、ピストン31の移動方向両端にはOリング3
6が付設されて、シリンダ30内壁を摺動するようにな
っており、ピストン31の両端部間は凹部37が形成さ
れピストン31の動作位置によって流入口33と流出口
34を連通させるようになっている。なお、バルブ29
を形成する素材は、金属、ポリプロピレン、ポリスルホ
ン、ポリメチルペンテン等の耐熱性の樹脂、シリコンゴ
ム等でありオートクレープによる滅菌ができるようにな
っている。
【0027】図11は、バルブ29と本体2のバルブ取
り付け部28とを示したものである。図示のようにバル
ブ29には、取り付け側の外周にCリング38が設けら
れ、さらに位置決めピン39が立設されている。一方、
本体2のバルブ取り付け部28は、内周にCリング38
受入れ用溝40が形成されるとともに、周壁に位置決め
用溝41が形成されている。
【0028】以上のごとく構成されている第6実施例の
作用を説明する。脱気水注入装置を使用する時は、図1
2Aに示すように送水チューブ6の途中に位置するバル
ブ29を装置本体2のバルブ取り付け部28に装着す
る。その後、操作スイッチ14をONにするとポンプ2
6が作動し、送気チューブ3を介して空気が送水タンク
4内に送られる。すると、送水タンク内の液面が加圧さ
れ、脱気水15が加圧され送水チューブ6内に供給され
る(図9)。
【0029】また、操作スイッチ14をONにすると、
ソレノイド27の可動片27aが突き出てバルブ29の
孔35から内部に進入し(図12A)バルブ29内のピ
ストン31をバネ32の復元力に抗して押し込む(図1
2B)。すると、シリンダ30の流入口33と流出口3
4がピストン31の凹部37を介して連通する。そし
て、送水タンク4から送水されてきた脱気水15は、バ
ルブ29を通り送水チューブ6(図9)から図示してい
ない内視鏡の鉗子挿通口を介して体腔内に注入される。
【0030】一方、操作スイッチ14をOFFにする
と、ポンプ26の作動が停止する。また、ソレノイド2
7の可動片が引っ込むのでバルブ29のピストン31が
バネ32の復元力により本体2側に付勢される(図12
A)。すると、シリンダ30の流入口33と流出口34
がピストン31によって遮断され、送水が停止される。
ところで、バルブ29をバルブ取り付け部28に装着し
ない状態で操作スイッチ14をONにした場合でも、ポ
ンプ26は作動しソレノイド27の可動片が突き出る。
しかし、シリンダ30のピストン31は動作しないので
送水チューブ6はバルブ29で閉鎖されているため、体
腔内へ脱気水が注入されることはない。
【0031】なお、バルブ29のバルブ取り付け部28
への着脱は、図11に示すようにして行う。先ず、バル
ブ29の位置決めピン39をバルブ取り付け部28の位
置決め溝41に合わせて押し込み、次いでCリング38
を溝40にはめ込んで装着する。一方、バルブ29をバ
ルブ取り付け部28から取り外すには、単にバルブ29
をバルブ取り付け部28から引き抜くだけでよい。
【0032】以下、第6実施例の効果について説明す
る。本実施例のように送水チューブ6のバルブ29が本
体2のバルブ取り付け部28に着脱自在となっているた
めバルブ29をバルブ取り付け部28につけ忘れてしま
うおそれがある。しかし、本実施例によればバルブ29
をバルブ取り付け部28につけ忘れてしまった場合は、
ピストン31が動作せず送水されないようになってお
り、不測の事故を回避できる。また、装置使用後は送水
管路(送水チューブ6、バルブ29)は本体2から取り
外せるので、洗浄、消毒作業を容易に行える。
【0033】図13は、本発明の第7実施例を示したも
ので、図13Aはバルブ29の断面図、図13Bは図1
3AのX−X断面図である。この第7実施例は、第6実
施例の変形例である。バルブ29は、シリンダ30、押
圧部材42、ピン43を有し、シリンダ30の側壁には
チューブ挿入口44が形成され、送水チューブ6が挿通
されるようになっている。また、シリンダ30内部の押
圧部材42は、シリンダ軸方向に移動できるようになっ
ている。ピン43はシリンダ30の胴部を垂直に横切る
ように貫通固定されている。
【0034】押圧部材42は、受け部材32aを有する
バネ32により装置本体2側(図面上方側)に付勢され
ており、押圧部材42が押し込まれない限り図示のよう
にピン43と押圧部材42とによって押しつぶされるよ
うになっている。なお、バルブ29を形成する素材は、
金属、ポリプロピレン、ポリスルホン、ポリメチルペン
テン等の耐熱性の樹脂、シリコンゴム等でありオートク
レープによる滅菌ができるようになっている。他の構成
については第6実施例と同様である。
【0035】以上のように構成されている第7実施例の
作用について説明すると、バルブ29を装置本体のバル
ブ取り付け部に装着し、操作スイッチをONにすると、
ソレノイドの動作により押圧部材42が押し込まれ、送
水チューブ6は図13の状態から復元し、送水管路が開
く。一方、操作スイッチをOFFにすると、押圧部材4
2がバネ32により付勢され、受け部材32aとピン4
3との間の送水チューブ6を図示のようにつぶし、送水
管路を閉塞する。
【0036】ところで、バルブ29をバルブ取り付け部
28に装着しない状態で操作スイッチ14をONにした
場合でも、ポンプ26は作動しソレノイド27の可動片
が突き出る(図6)。しかし、シリンダ30の押圧部材
42は動作しないので送水チューブ6はピン43と押圧
部材42とでつぶされた状態であり、体腔内へ脱気水が
注入されることはない。他の作用については第6実施例
と同様である。
【0037】以下、第7実施例の効果について説明す
る。本実施例のように送水チューブ6のバルブ29が装
置本体2のバルブ取り付け部28に着脱自在となってい
るためバルブ29をバルブ取り付け部28につけ忘れて
しまうおそれがある。しかし、本実施例によればバルブ
29をバルブ取り付け部28につけ忘れてしまった場合
は、押圧部材42が動作せず送水されないようになって
おり、不測の事故を回避できる。また、装置使用後は送
水管路(送水チューブ6、バルブ29)は装置本体2か
ら取り外せるので、洗浄、消毒作業を容易に行える。
【0038】図14は、本発明の第8実施例を示したも
ので、本実施例も第6実施例の変形例である。本実施例
は、バルブ29の取り付け構成が特有な構成としたもの
で、バルブ29の外周には取り付けピン45が円周方向
に対称に2本立設されている。一方、バルブ取り付け部
28にはピン差し込み溝46aが軸方向に形成されてい
るとともに、ピン差し込み溝46aの終端から90°曲
げられた係止溝46bが連続形成されている。この連続
溝は、取り付けピン45に対応して2箇所に形成されて
いる。他の構成については第6実施例と同様である。
【0039】以上のごとく構成されている第8実施例の
作用を説明する。バルブ29をバルブ取り付け部28に
取り付けるには、先ずバルブ29の取り付けピン45を
バルブ取り付け部28のピン差し込み溝46a口に合わ
せ押し込む。そして、取り付けピン45が突き当たった
ところで、バルブ29を周方向に回転させ取り付けピン
45を係止溝46bに係止させる。他方、バルブ29を
バルブ取り付け部28から取り外す場合は、先ずバルブ
29を取り付け時と逆方向に回転させ、取り付けピン4
5が突き当たったところで引き抜けばよい。他の作用に
ついては第6実施例と同様である。
【0040】第8実施例によれば、バルブ29をバルブ
取り付け部28に取り付ける作業が容易であるととも
に、取り付け安定性が向上する。他の効果については、
第6実施例と同様である。
【0041】図15、図16は、本発明の第9実施例を
示したものである。このうち図15は、脱気水注入装置
の送水チューブ6を内視鏡の鉗子挿通口13に取り付
け、超音波プローブ24と組み合わせて使用している状
態の斜視図である。図示のように、鉗子挿通口13には
T字管48が取り付けられ、T字管48のチューブ取り
付け口金49に送水チューブ6の送水口金11が取り付
けられている。また、T字管48の鉗子栓取り付け部5
0には、鉗子栓51が取り付けられている。
【0042】図16は、T字管48の詳細を示す断面図
である。T字管48は、管本体52、鉗子栓取り付け部
50、鉗子挿通口取り付け部53を有する。また、管本
体52の側部にはチューブ取り付け口金49が設けら
れ、本体内部に形成されている鉗子挿通路54とチュー
ブ取り付け口金49内部の注入管路49aは連通するよ
うになっている。
【0043】また、鉗子栓取り付け部50は、内側にネ
ジを切ってある締めリング55、Oリング56を有して
おり、締めリング55は管本体52の外面に切られたネ
ジ部に締め込まれる。締めリング55の鉗子栓51接続
側には、鉗子栓取り付け口金57が設けられている。ま
た、鉗子挿通口取り付け部53は、内側にネジを切って
ある固定リング58とパッキン59を有し、固定リング
58は本体52の外面に切られたネジ部に締め込まれ
る。
【0044】以上のごとく構成されている第9実施例の
作用、効果を説明する。脱気水注入装置を使用する場
合、操作スイッチをONにして装置を作動させると、空
気が送りこまれることにより注水タンクから脱気水が送
水される。ところが、送水チューブ6を介して脱気水が
送水されている際に、鉗子栓51と超音波プローブ47
との間から脱気水が漏れることがある。このような時、
締めリング55を締め込み、Oリング56をつぶして超
音波プローブ47の外周面に強く密着させる。すると、
鉗子栓51と超音波プローブ47との間は、密閉され脱
気水の漏れは止まり安定した脱気水の注水を行なえる。
【0045】以上の実施例に記載された内容は、以下の
発明として捉えることもできる。 1.送水タンク内に空気を送り、液面を押し下げること
により送水管路を介して体腔内に液体を供給する脱気水
注入装置において、送水タンク内に導かれている送水管
路に、脱気水の水位変化に連動し脱気水が無くなる直前
に送水管路口を閉塞する弁を設けたことを特徴とする脱
気水注入装置。前記第1項によれば、送水タンク内の脱
気水が無くなる直前に送水チューブ(送水管路)の開口
部が弁によって閉塞されるので、送水タンク内の脱気水
が無くなることに気付かずに送水操作しても空気が送水
チューブに混入し体腔内に送られてしまうといった事態
を防止できる。 2.前記弁は、脱気水液面に浮遊し、脱気水の減少とと
もに下がり、脱気水が無くなる直前に送水管路口を閉塞
するフロート弁であることを特徴とする第1項記載の脱
気水注入装置。前記第2項によれば、送水タンク内の脱
気水が無くなる直前に送水チューブ(送水管路)の開口
部がフロート弁によって閉塞されるので、送水タンク内
の脱気水が無くなることに気付かずに送水操作しても空
気が送水チューブに混入し体腔内に送られてしまうとい
った事態を防止できる。 3.前記送水タンクから引き出された前記送水管路を着
脱自在とする管路制御手段を脱気水注入装置本体に設
け、この管路制御手段の近傍に前記送水管路の着脱を検
知し前記管路制御手段に検知信号を出力する送水管路検
知手段を設けたことを特徴とする第1項又は第2項記載
の脱気水注入装置。前記第3項によれば、送水管路を管
路制御手段に装着すると同時に、管路制御手段が検知信
号を管路制御手段に出力し装置を作動させ、送水管路を
管路制御手段に付け忘れ時は送水されないようにするこ
とができる。また、装置使用後は送水チューブを装置本
体から取り外せるので、洗浄、消毒作業を容易に行え
る。 4.前記送水管路検知手段は、前記送水管路を前記管路
制御手段に装着したことを検知する手段と、検知信号を
出力して装置を作動制御する手段を有することを特徴と
する第3項記載の脱気水注入装置。前記第4項によれ
ば、送水管路を管路制御手段に装着すると同時に、管路
制御手段が検知信号を管路制御手段に出力し作動させ、
送水管路を管路制御手段に付け忘れ時は送水されないよ
うにすることができる。 5.前記送水管路検知手段は、開閉弁とこの開閉弁を閉
状態にするバルブであることを特徴とする請求項3記載
の脱気水注入装置。前記第5項によれば、送水管路を管
路制御手段に付け忘れ装着しない場合は、開閉弁は閉状
態であるので送水させないようにすることができる。
【0046】以上説明したように、本発明によれば以下
の効果を奏する。請求項1の脱気水注入装置によれば、
送水タンク内の脱気水が無くなる直前に送水チューブ
(送水管路)の開口部が弁によって閉塞されるので、送
水タンク内の脱気水が無くなることに気付かずに送水操
作しても空気が送水チューブに混入し体腔内に送られて
しまうといった事態を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る装置全体の斜視図で
ある。
【図2】同フロート弁の動作を示した説明図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る送水タンクの断面図
である。
【図4】本発明の第3実施例に係る送水タンクの断面図
である。
【図5】本発明の第4実施例に係る装置全体の斜視図で
ある。
【図6】同チューブ装着検出手段近傍の正面図である。
【図7】同チューブ装着検出手段の動作を示した説明図
である。
【図8】本発明の第5実施例に係るチューブ装着検出手
段の断面図である。
【図9】本発明の第6実施例に係る装置全体の概要図で
ある。
【図10】同バルブの断面図である。
【図11】同バルブとバルブ取り付け部とを示した説明
図である。
【図12】同バルブの動作を示した説明図である。
【図13】本発明の第7実施例に係るバルブの動作を示
した説明図である。
【図14】本発明の第8実施例に係るバルブの取り付け
構成を示した斜視図である。
【図15】本発明の第8実施例に係る鉗子挿通口近傍の
斜視図である。
【図16】同T字管の断面図である。
【符号の説明】
1 脱気水注入装置 2 本体 3 送気チューブ 4 送水タンク 5 蓋 6 送水チューブ 7 開口部 8 フロート受け 9 フロート弁 10 管路制御弁 11 送水口金 12 内視鏡 13 鉗子挿通口 14 操作スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送水タンク内に空気を送り、液面を押し
    下げることにより送水管路を介して体腔内に液体を供給
    する脱気水注入装置において、 送水タンク内に導かれている送水管路に、脱気水の水位
    変化に連動し脱気水が無くなる直前に送水管路口を閉塞
    する弁を設けたことを特徴とする脱気水注入装置。
JP7118392A 1995-05-17 1995-05-17 脱気水注入装置 Withdrawn JPH08308835A (ja)

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JP7118392A JPH08308835A (ja) 1995-05-17 1995-05-17 脱気水注入装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006068202A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Pentax Corp 電子内視鏡装置
JP2006116000A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Pentax Corp 内視鏡用の液体貯溜装置
JP2007089623A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Pentax Corp 内視鏡用送水装置

Cited By (3)

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Effective date: 20020806