JPH08309534A - 溶接入熱管理装置 - Google Patents
溶接入熱管理装置Info
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- JPH08309534A JPH08309534A JP11748995A JP11748995A JPH08309534A JP H08309534 A JPH08309534 A JP H08309534A JP 11748995 A JP11748995 A JP 11748995A JP 11748995 A JP11748995 A JP 11748995A JP H08309534 A JPH08309534 A JP H08309534A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
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- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶接品質を最良に保ち、生産コストを下げる
ことが可能である溶接入熱管理装置を提供することを目
的としている。 【構成】 制御ボックス5は、シーム1に印加される溶
接電圧と、シーム1へ流れる溶接電流と、シーム1の近
傍にシーム1に沿って取り付けられたセンサ2からの出
力信号に基づいて発生するパルスの時間間隔とを入力し
て、シーム1への溶接入熱量を算出する。また、溶接電
圧と溶接電流とパルスとは、複数の溶接ボックス6、6
・・・と、これと同数のセンサボックス4、4・・・と
から入力される。
ことが可能である溶接入熱管理装置を提供することを目
的としている。 【構成】 制御ボックス5は、シーム1に印加される溶
接電圧と、シーム1へ流れる溶接電流と、シーム1の近
傍にシーム1に沿って取り付けられたセンサ2からの出
力信号に基づいて発生するパルスの時間間隔とを入力し
て、シーム1への溶接入熱量を算出する。また、溶接電
圧と溶接電流とパルスとは、複数の溶接ボックス6、6
・・・と、これと同数のセンサボックス4、4・・・と
から入力される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気溶接されるシー
ムへの入熱量を管理する溶接入熱管理装置に関する。
ムへの入熱量を管理する溶接入熱管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金属を電気溶接する場合、継ぎ目の溶接
強度は、溶接時に与えられた熱量に左右される。そこ
で、建造物の設計時に材質や溶接の部位に応じて溶接入
熱量が決定され、溶接士は規定の溶接入熱量に合致する
よう、一定速度で溶接部位(アーク放電の位置)を移動
させながら溶接する。
強度は、溶接時に与えられた熱量に左右される。そこ
で、建造物の設計時に材質や溶接の部位に応じて溶接入
熱量が決定され、溶接士は規定の溶接入熱量に合致する
よう、一定速度で溶接部位(アーク放電の位置)を移動
させながら溶接する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、上述のように規
定溶接入熱量で溶接する場合、入熱管理者が、溶接士な
らびに溶接パス毎に、溶接電圧、溶接電流ならびに溶接
速度を測定し、この測定結果から継ぎ目の入熱量を算出
していた。しかし、1人の入熱管理者が管理できる溶接
士の人数には限りがある。このため多大な時間を要する
ことになり、生産コストの上昇を招いていた。また、作
業時間を短縮するためには入熱管理者の人数を増やさな
ければならず、コストダウンは難しかった。さらには、
溶接時に入熱量が制限範囲を越えた場合には、該溶接部
位の作業が終了した後に修正しなければならず、これに
も多大な時間を要していた。この発明は、このような背
景の下になされたもので、溶接品質を最良に保ち、生産
コストを下げることが可能である溶接入熱管理装置を提
供することを目的としている。
定溶接入熱量で溶接する場合、入熱管理者が、溶接士な
らびに溶接パス毎に、溶接電圧、溶接電流ならびに溶接
速度を測定し、この測定結果から継ぎ目の入熱量を算出
していた。しかし、1人の入熱管理者が管理できる溶接
士の人数には限りがある。このため多大な時間を要する
ことになり、生産コストの上昇を招いていた。また、作
業時間を短縮するためには入熱管理者の人数を増やさな
ければならず、コストダウンは難しかった。さらには、
溶接時に入熱量が制限範囲を越えた場合には、該溶接部
位の作業が終了した後に修正しなければならず、これに
も多大な時間を要していた。この発明は、このような背
景の下になされたもので、溶接品質を最良に保ち、生産
コストを下げることが可能である溶接入熱管理装置を提
供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明にあっては、電気溶接さ
れるシームへの入熱量を管理する溶接入熱管理装置にお
いて、前記シームへ流れる溶接電流を検出する溶接電流
検出手段と、前記シームに印加される溶接電圧を検出す
る溶接電圧検出手段と、前記シームの近傍に、該シーム
に沿って少なくとも2つ取り付けられたセンサと、前記
各センサから出力される信号の最大時にパルスを発生す
るセンサ信号処理手段と、前記センサ信号処理手段が出
力する各パルスの時間間隔と、前記溶接電流と、前記溶
接電圧とに基づいて前記入熱量を算出し出力する制御手
段とを具備することを特徴とする。
ために、請求項1に記載の発明にあっては、電気溶接さ
れるシームへの入熱量を管理する溶接入熱管理装置にお
いて、前記シームへ流れる溶接電流を検出する溶接電流
検出手段と、前記シームに印加される溶接電圧を検出す
る溶接電圧検出手段と、前記シームの近傍に、該シーム
に沿って少なくとも2つ取り付けられたセンサと、前記
各センサから出力される信号の最大時にパルスを発生す
るセンサ信号処理手段と、前記センサ信号処理手段が出
力する各パルスの時間間隔と、前記溶接電流と、前記溶
接電圧とに基づいて前記入熱量を算出し出力する制御手
段とを具備することを特徴とする。
【0005】また請求項2に記載の発明にあっては、請
求項1に記載の溶接入熱管理装置では、前記各センサ
は、アーク放電により発生する熱によって前記シーム上
の入熱部位を検出することを特徴とする。
求項1に記載の溶接入熱管理装置では、前記各センサ
は、アーク放電により発生する熱によって前記シーム上
の入熱部位を検出することを特徴とする。
【0006】また請求項3に記載の発明にあっては、請
求項1に記載の溶接入熱管理装置では、前記各センサ
は、アーク放電により発生する光によって前記シーム上
の入熱部位を検出することを特徴とする。
求項1に記載の溶接入熱管理装置では、前記各センサ
は、アーク放電により発生する光によって前記シーム上
の入熱部位を検出することを特徴とする。
【0007】また請求項4に記載の発明にあっては、請
求項1に記載の溶接入熱管理装置では、前記各センサ
は、アーク放電により発生する衝撃によって前記シーム
上の入熱部位を検出することを特徴とする。
求項1に記載の溶接入熱管理装置では、前記各センサ
は、アーク放電により発生する衝撃によって前記シーム
上の入熱部位を検出することを特徴とする。
【0008】また、請求項5に記載の発明にあっては、
請求項1ないし請求項4の何れかに記載の溶接入熱管理
装置では、前記制御手段は、前記溶接電流と前記溶接電
圧の各々をデジタルデータ変換するA/D変換手段と、
前記デジタルデータが記録されるRAMと、前記デジタ
ルデータを所定時間毎に前記RAMに記録し、前記RA
Mの記録内容から平均入熱量を算出するCPUとを具備
することを特徴とする。
請求項1ないし請求項4の何れかに記載の溶接入熱管理
装置では、前記制御手段は、前記溶接電流と前記溶接電
圧の各々をデジタルデータ変換するA/D変換手段と、
前記デジタルデータが記録されるRAMと、前記デジタ
ルデータを所定時間毎に前記RAMに記録し、前記RA
Mの記録内容から平均入熱量を算出するCPUとを具備
することを特徴とする。
【0009】また、請求項6に記載の発明にあっては、
請求項1ないし請求項4の何れかに記載の溶接入熱管理
装置では、前記溶接電流検出手段と、前記溶接電圧検出
手段と、前記A/D変換手段とは1つの溶接ボックスに
格納され、前記制御手段には、複数の前記溶接ボックス
と、前記複数の溶接ボックスと同数の前記信号処理手段
とが接続され、各々前記デジタルデータ並びに前記パル
スが入力されることを特徴とする。
請求項1ないし請求項4の何れかに記載の溶接入熱管理
装置では、前記溶接電流検出手段と、前記溶接電圧検出
手段と、前記A/D変換手段とは1つの溶接ボックスに
格納され、前記制御手段には、複数の前記溶接ボックス
と、前記複数の溶接ボックスと同数の前記信号処理手段
とが接続され、各々前記デジタルデータ並びに前記パル
スが入力されることを特徴とする。
【0010】また請求項7に記載の発明にあっては、請
求項1ないし請求項4の何れかに記載の溶接入熱管理装
置では、前記制御手段は、これに接続され、音響信号あ
るいは発光信号等を発する報知手段を有し、前記入熱量
と予め設定される基準値との比較結果に基づいて音響信
号あるいは発光信号等を発することを特徴とする。
求項1ないし請求項4の何れかに記載の溶接入熱管理装
置では、前記制御手段は、これに接続され、音響信号あ
るいは発光信号等を発する報知手段を有し、前記入熱量
と予め設定される基準値との比較結果に基づいて音響信
号あるいは発光信号等を発することを特徴とする。
【0011】
【作用】制御手段は、シームに印加される溶接電圧と、
シームへ流れる溶接電流と、シームの近傍にシームに沿
って取り付けられた2つ以上のセンサからの各々の出力
信号に基づいて発生する各パルスの時間間隔とを入力し
て、シームへの溶接入熱量を算出する。また、溶接電圧
と溶接電流と各パルスとは、複数の溶接ボックスと、こ
れと同数の信号処理手段とから入力される。
シームへ流れる溶接電流と、シームの近傍にシームに沿
って取り付けられた2つ以上のセンサからの各々の出力
信号に基づいて発生する各パルスの時間間隔とを入力し
て、シームへの溶接入熱量を算出する。また、溶接電圧
と溶接電流と各パルスとは、複数の溶接ボックスと、こ
れと同数の信号処理手段とから入力される。
【0012】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の一実施例に
かかる溶接入熱管理装置について説明する。 A.構成 図1は、本実施例の概略構成を示すブロック図である。
図1において、1、1・・・はシーム(継ぎ目)であ
る。このシーム1、1・・・は、例えばガスタンクを構
成する各外壁の境界であり、この部分を電気溶接する。
図1において2、2・・・は、シーム1、1・・・の各
々の近傍に取り付けられたセンサである。また4、4・
・・はセンサボックスであり、それぞれ対応するセンサ
2で検出された微弱な信号を整形してパルスを生成す
る。
かかる溶接入熱管理装置について説明する。 A.構成 図1は、本実施例の概略構成を示すブロック図である。
図1において、1、1・・・はシーム(継ぎ目)であ
る。このシーム1、1・・・は、例えばガスタンクを構
成する各外壁の境界であり、この部分を電気溶接する。
図1において2、2・・・は、シーム1、1・・・の各
々の近傍に取り付けられたセンサである。また4、4・
・・はセンサボックスであり、それぞれ対応するセンサ
2で検出された微弱な信号を整形してパルスを生成す
る。
【0013】図2は、これらセンサ2およびセンサボッ
クス4の第1の構成例を詳細に示した構成図である。図
2において、11-1と11-2はそれぞれ金属部材であ
り、これらの境界のシーム1部を溶接する。センサ2
は、熱電対2-1〜2-3より構成されており、これらは金
属部材11-1上のシーム1に沿って、距離L(本実施例
では10cm)の等間隔で取り付けられている。センサ
ボックス4は、各熱電対2-1〜2-3が出力する電圧を入
力して、それぞれ電圧のピーク(最大)時にパルスを出
力する。即ち、周知の通り各熱電対2-1〜2-3は周囲の
温度に応じた電圧の起電力を発生するので、溶接中の部
位に近づくほど出力電圧が高くなる。これによって各熱
電対2-1〜2-3の近傍で溶接中であることがわかる。
クス4の第1の構成例を詳細に示した構成図である。図
2において、11-1と11-2はそれぞれ金属部材であ
り、これらの境界のシーム1部を溶接する。センサ2
は、熱電対2-1〜2-3より構成されており、これらは金
属部材11-1上のシーム1に沿って、距離L(本実施例
では10cm)の等間隔で取り付けられている。センサ
ボックス4は、各熱電対2-1〜2-3が出力する電圧を入
力して、それぞれ電圧のピーク(最大)時にパルスを出
力する。即ち、周知の通り各熱電対2-1〜2-3は周囲の
温度に応じた電圧の起電力を発生するので、溶接中の部
位に近づくほど出力電圧が高くなる。これによって各熱
電対2-1〜2-3の近傍で溶接中であることがわかる。
【0014】5は制御ボックスであり、センサボックス
4が出力するパルスと後述する各溶接ボックス6、6・
・・から出力される溶接電圧や溶接電流の検出値とが入
力され、これらから溶接入熱量を算出する。この溶接入
熱量は、数値表示をするディスプレイ3と、メモリカー
ドや磁気テープ等に諸データ記録する記録計8と、この
諸データを印刷するプリンタ9と、音響や発光によって
入熱管理者や溶接士に溶接不良を報知するための警報装
置10とに入力される。
4が出力するパルスと後述する各溶接ボックス6、6・
・・から出力される溶接電圧や溶接電流の検出値とが入
力され、これらから溶接入熱量を算出する。この溶接入
熱量は、数値表示をするディスプレイ3と、メモリカー
ドや磁気テープ等に諸データ記録する記録計8と、この
諸データを印刷するプリンタ9と、音響や発光によって
入熱管理者や溶接士に溶接不良を報知するための警報装
置10とに入力される。
【0015】図3は、制御ボックス5および溶接ボック
ス6の詳細な構成を示すブロック図である。なお図3に
おいては、制御ボックス5に溶接ボックス6が1台だけ
接続された場合の構成を示す。図3に示す溶接ボックス
6において、電源部12が溶接電流Iを出力する。この
溶接電流Iはホルダ7へ出力される途中、電流センサ1
3によって電流が検出される。この電流センサ13の検
出結果(溶接電流I)と、電源部12の出力電圧VはA
/D変換部14によってデジタルデータDに変換されて
制御ボックス5に送られる。
ス6の詳細な構成を示すブロック図である。なお図3に
おいては、制御ボックス5に溶接ボックス6が1台だけ
接続された場合の構成を示す。図3に示す溶接ボックス
6において、電源部12が溶接電流Iを出力する。この
溶接電流Iはホルダ7へ出力される途中、電流センサ1
3によって電流が検出される。この電流センサ13の検
出結果(溶接電流I)と、電源部12の出力電圧VはA
/D変換部14によってデジタルデータDに変換されて
制御ボックス5に送られる。
【0016】制御ボックス5に入力されたデジタルデー
タDと、各処理ボックス4(図2参照)が出力するパル
スPは、入力I/F15を介してCPU16に入力され
る。CPU16は、これらパルスPおよびデジタルデー
タDを基に入熱量Jを算出する。制御ボックス5の出力
は出力I/F17を介して、ディスプレイ3と、記録計
8と、プリンタ9と、警報装置10とに入力される(図
2参照)。制御ボックス5が有するROM18はCPU
16の処理手順を記憶するもの、RAM19は作業を行
う溶接部位の順序を記憶したり、デジタルデータDや演
算結果(入熱量J)等を一時的に記憶するものである。
また20は、CPU16の指示により時間を測定する計
時器である。
タDと、各処理ボックス4(図2参照)が出力するパル
スPは、入力I/F15を介してCPU16に入力され
る。CPU16は、これらパルスPおよびデジタルデー
タDを基に入熱量Jを算出する。制御ボックス5の出力
は出力I/F17を介して、ディスプレイ3と、記録計
8と、プリンタ9と、警報装置10とに入力される(図
2参照)。制御ボックス5が有するROM18はCPU
16の処理手順を記憶するもの、RAM19は作業を行
う溶接部位の順序を記憶したり、デジタルデータDや演
算結果(入熱量J)等を一時的に記憶するものである。
また20は、CPU16の指示により時間を測定する計
時器である。
【0017】B.動作 図4は、本実施例の各部の動作や信号波形のタイミング
を示したタイミングチャートである。図1あるいは図3
に示すホルダ7がシーム1に接触すると、電源部12
(図3参照)から溶接電流Iが流れる。この溶接電流I
を電流センサ13が検出して、A/D変換部14がデジ
タル変換し、制御ボックス5には溶接電流Iのデータを
含むデジタルデータDが入力される。
を示したタイミングチャートである。図1あるいは図3
に示すホルダ7がシーム1に接触すると、電源部12
(図3参照)から溶接電流Iが流れる。この溶接電流I
を電流センサ13が検出して、A/D変換部14がデジ
タル変換し、制御ボックス5には溶接電流Iのデータを
含むデジタルデータDが入力される。
【0018】溶接電流Iが検出されてから時間tが経過
すると、図4に示すようにA/D変換部14から溶接電
圧Vのデータも出力される。この時間tは、溶接開始直
後(アーク発生直後)に発生する様々なノイズから各機
器を保護するために設けられた時間である。溶接電流I
が検出されてから時間tの間は、図示しないアーク安定
タイマがA/D変換部14に入力される溶接電圧Vを遮
断する。
すると、図4に示すようにA/D変換部14から溶接電
圧Vのデータも出力される。この時間tは、溶接開始直
後(アーク発生直後)に発生する様々なノイズから各機
器を保護するために設けられた時間である。溶接電流I
が検出されてから時間tの間は、図示しないアーク安定
タイマがA/D変換部14に入力される溶接電圧Vを遮
断する。
【0019】溶接電流Iが流れ始め、シーム1上を移動
するホルダ7が熱電対2-1部を通過すると、熱電対2-1
は熱せられて熱起電力を発生する。センサボックス4
は、この熱起電力のピークを検出してパルスPを出力す
る(図中a点)。CPU16はパルスPを検出すると計
時器20によって、0から時間の測定を開始し、この後
一定時間毎にデジタルデータDをRAM19に書き込
む。
するホルダ7が熱電対2-1部を通過すると、熱電対2-1
は熱せられて熱起電力を発生する。センサボックス4
は、この熱起電力のピークを検出してパルスPを出力す
る(図中a点)。CPU16はパルスPを検出すると計
時器20によって、0から時間の測定を開始し、この後
一定時間毎にデジタルデータDをRAM19に書き込
む。
【0020】シーム1上を移動するホルダ7が熱電対2
-2部を通過すると、熱電対2-2は熱せられて熱起電力を
発生する。センサボックス4は、この熱起電力のピーク
を検出して、再びパルスPを出力する(図中b点)。こ
のときCPU16は、計時器20から時間T(a−b間
の時間はT1)を読み取り、計時器20の測定時間を一
旦0に戻す。またRAM19に書き込まれたデジタルデ
ータDから、a−b間の平均溶接電圧Vavと同平均電流
Iavとを求める。ここで、シーム1における単位長さ当
たりの入熱量Jは、 J=Vav・Iav・T/L ・・・(1) と、求めることができるので、時間Tとしてa−b間の
時間T1を用いると、 J=Vav・Iav・T1/L ・・・(1)' となる。CPU16は、こうして算出した入熱量Jをデ
ィスプレイ3に表示させ、また同時に記録計8およびプ
リンタ9に対して出力する。さらに、この入熱量Jが予
め設定した値を上回る場合、警報装置10によって溶接
士あるいは入熱管理者に報知する。
-2部を通過すると、熱電対2-2は熱せられて熱起電力を
発生する。センサボックス4は、この熱起電力のピーク
を検出して、再びパルスPを出力する(図中b点)。こ
のときCPU16は、計時器20から時間T(a−b間
の時間はT1)を読み取り、計時器20の測定時間を一
旦0に戻す。またRAM19に書き込まれたデジタルデ
ータDから、a−b間の平均溶接電圧Vavと同平均電流
Iavとを求める。ここで、シーム1における単位長さ当
たりの入熱量Jは、 J=Vav・Iav・T/L ・・・(1) と、求めることができるので、時間Tとしてa−b間の
時間T1を用いると、 J=Vav・Iav・T1/L ・・・(1)' となる。CPU16は、こうして算出した入熱量Jをデ
ィスプレイ3に表示させ、また同時に記録計8およびプ
リンタ9に対して出力する。さらに、この入熱量Jが予
め設定した値を上回る場合、警報装置10によって溶接
士あるいは入熱管理者に報知する。
【0021】シーム1上を移動するホルダ7が熱電対2
-3部を通過すると、熱電対2-3は熱せられて熱起電力を
発生する。センサボックス4は、この熱起電力のピーク
を検出して、再びパルスPを出力する(図中c点)。こ
こでCPU16は、計時器20から時間T(b−c間の
時間はT2)を読み取り、計時器20による時間の測定
を終了する。またRAM19に書き込まれたデジタルデ
ータDから、b−c間の平均溶接電圧Vavと同平均電流
Iavとを求める。この後、(1)式より J=Vav・Iav・T2/L ・・・(1)'' として入熱量Jを求め、ディスプレイ3と、記録計8
と、プリンタ9とに出力する。また先般同様、入熱量J
が予め設定した値を上回る場合、警報装置10によって
溶接士あるいは入熱管理者に報知する。
-3部を通過すると、熱電対2-3は熱せられて熱起電力を
発生する。センサボックス4は、この熱起電力のピーク
を検出して、再びパルスPを出力する(図中c点)。こ
こでCPU16は、計時器20から時間T(b−c間の
時間はT2)を読み取り、計時器20による時間の測定
を終了する。またRAM19に書き込まれたデジタルデ
ータDから、b−c間の平均溶接電圧Vavと同平均電流
Iavとを求める。この後、(1)式より J=Vav・Iav・T2/L ・・・(1)'' として入熱量Jを求め、ディスプレイ3と、記録計8
と、プリンタ9とに出力する。また先般同様、入熱量J
が予め設定した値を上回る場合、警報装置10によって
溶接士あるいは入熱管理者に報知する。
【0022】この後、他の溶接部位において溶接が開始
されれば、上述のように溶接電流Iが検出され、CPU
16はこれを受けて入熱量Jを求め、出力する。
されれば、上述のように溶接電流Iが検出され、CPU
16はこれを受けて入熱量Jを求め、出力する。
【0023】C.別の構成例 上述の実施例では、センサ2に熱電対を用いた例を示し
た。しかし、センサ2は、以下に述べるような構成のも
のであってもよい。図5は、センサ2およびセンサボッ
クス4の第2の構成例を詳細に示した構成図である。図
5において、21は金属部材11-1上においてシーム1
に沿って載置されたスリット板である。このスリット板
21は、等間隔にスリット21-1〜スリット21-3を有
している。これらスリット21-1〜21-3の各々の部分
には、それぞれ光センサ22-1〜光センサ22-3が取り
付けられている。
た。しかし、センサ2は、以下に述べるような構成のも
のであってもよい。図5は、センサ2およびセンサボッ
クス4の第2の構成例を詳細に示した構成図である。図
5において、21は金属部材11-1上においてシーム1
に沿って載置されたスリット板である。このスリット板
21は、等間隔にスリット21-1〜スリット21-3を有
している。これらスリット21-1〜21-3の各々の部分
には、それぞれ光センサ22-1〜光センサ22-3が取り
付けられている。
【0024】周知の通り電気溶接(アーク溶接)では、
溶接中の部分に強い閃光を発する。各光センサ22-1〜
22-3は、それぞれスリット21-1〜21-3を通過して
くる閃光を受けて電気信号を出力し、センサボックス4
はこれら光センサ22-1〜22-3からの電気信号のピー
ク時にパルスPを出力する。本実施例において、センサ
2以外の動作は前述の実施例と同様であるので、その説
明は省略する。
溶接中の部分に強い閃光を発する。各光センサ22-1〜
22-3は、それぞれスリット21-1〜21-3を通過して
くる閃光を受けて電気信号を出力し、センサボックス4
はこれら光センサ22-1〜22-3からの電気信号のピー
ク時にパルスPを出力する。本実施例において、センサ
2以外の動作は前述の実施例と同様であるので、その説
明は省略する。
【0025】以上のようにして制御ボックス5はシーム
1の入熱量を算出し、表示および記録するとともに、入
熱量が所定値を上回った場合には入熱管理者や溶接士に
報知する。また制御ボックス5は、以上の動作を幾つか
同時に行うことができる。即ち、複数の溶接ボックス6
とこれに接続されるホルダ7、並びにこれらと同数のセ
ンサ2およびセンサボックス4を設ける(図1参照)こ
とにより、複数箇所で同時に溶接作業中であっても、そ
の入熱量を一括して管理することができる。
1の入熱量を算出し、表示および記録するとともに、入
熱量が所定値を上回った場合には入熱管理者や溶接士に
報知する。また制御ボックス5は、以上の動作を幾つか
同時に行うことができる。即ち、複数の溶接ボックス6
とこれに接続されるホルダ7、並びにこれらと同数のセ
ンサ2およびセンサボックス4を設ける(図1参照)こ
とにより、複数箇所で同時に溶接作業中であっても、そ
の入熱量を一括して管理することができる。
【0026】なお、電気溶接では溶接中の接触部分に強
い閃光とともに強い衝撃を発生する。そこで、センサ2
として衝撃を検出する素子(例えば加速度センサその他
圧電素子等)であってもよい。また、アーク放電中の部
分をその熱によって検出する構成にあっては、センサ2
に熱電対(2-1〜2-3)を用いる例を示したが、サーミ
スタその他、半導体等を利用した温度センサを用いたも
のであってもよい。さらに、各センサ2として検出素子
を3つ(例えば熱電対2-1〜2-3)有するものを示した
が、本願発明ではこれ以外(2つ、あるいは4つ以上)
であってもよい。
い閃光とともに強い衝撃を発生する。そこで、センサ2
として衝撃を検出する素子(例えば加速度センサその他
圧電素子等)であってもよい。また、アーク放電中の部
分をその熱によって検出する構成にあっては、センサ2
に熱電対(2-1〜2-3)を用いる例を示したが、サーミ
スタその他、半導体等を利用した温度センサを用いたも
のであってもよい。さらに、各センサ2として検出素子
を3つ(例えば熱電対2-1〜2-3)有するものを示した
が、本願発明ではこれ以外(2つ、あるいは4つ以上)
であってもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
制御手段は、シームに印加される溶接電圧と、シームへ
流れる溶接電流と、シームの近傍にシームに沿って取り
付けられた2つ以上のセンサからの各々の出力信号に基
づいて発生する各パルスの時間間隔とを入力して、シー
ムへの溶接入熱量を算出する。また、溶接電圧と溶接電
流と各パルスとは、複数の溶接ボックスと、これと同数
の信号処理手段とから入力されるので複数のシームの溶
接入熱量が同時に把握でき、溶接品質を最良に保ち、生
産コストを下げることが可能である溶接入熱管理装置が
実現可能であるという効果が得られる。
制御手段は、シームに印加される溶接電圧と、シームへ
流れる溶接電流と、シームの近傍にシームに沿って取り
付けられた2つ以上のセンサからの各々の出力信号に基
づいて発生する各パルスの時間間隔とを入力して、シー
ムへの溶接入熱量を算出する。また、溶接電圧と溶接電
流と各パルスとは、複数の溶接ボックスと、これと同数
の信号処理手段とから入力されるので複数のシームの溶
接入熱量が同時に把握でき、溶接品質を最良に保ち、生
産コストを下げることが可能である溶接入熱管理装置が
実現可能であるという効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例にかかる溶接入熱管理装置の
概略構成を示すブロック図である。
概略構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例におけるセンサ2およびセンサボック
ス4の第1の構成例を詳細に示した構成図である。
ス4の第1の構成例を詳細に示した構成図である。
【図3】同実施例における制御ボックス5および溶接ボ
ックス6の詳細な構成を示すブロック図である。
ックス6の詳細な構成を示すブロック図である。
【図4】同実施例の各部の動作や信号波形のタイミング
を示したタイミングチャートである。
を示したタイミングチャートである。
【図5】同実施例におけるセンサ2およびセンサボック
ス4の第2の構成例を詳細に示した構成図である。
ス4の第2の構成例を詳細に示した構成図である。
1 シーム 2 センサ 2-1〜2-3 熱電対 4 センサボックス 5 制御ボックス 6 溶接ボックス 10 警報装置 13 電流センサ 14 A/D変換部 16 CPU 19 RAM 20 計時器 22-1〜22-3 光センサ
Claims (7)
- 【請求項1】 電気溶接されるシームへの入熱量を管理
する溶接入熱管理装置において、 前記シームへ流れる溶接電流を検出する溶接電流検出手
段と、 前記シームに印加される溶接電圧を検出する溶接電圧検
出手段と、 前記シームの近傍に、該シームに沿って少なくとも2つ
取り付けられたセンサと、 前記各センサから出力される信号の最大時にパルスを発
生するセンサ信号処理手段と、 前記センサ信号処理手段が出力する各パルスの時間間隔
と、前記溶接電流と、前記溶接電圧とに基づいて前記入
熱量を算出し出力する制御手段とを具備することを特徴
とする溶接入熱管理装置。 - 【請求項2】 前記各センサは、 アーク放電により発生する熱によって前記シーム上の入
熱部位を検出することを特徴とする請求項1に記載の溶
接入熱管理装置。 - 【請求項3】 前記各センサは、 アーク放電により発生する光によって前記シーム上の入
熱部位を検出することを特徴とする請求項1に記載の溶
接入熱管理装置。 - 【請求項4】 前記各センサは、 アーク放電により発生する衝撃によって前記シーム上の
入熱部位を検出することを特徴とする請求項1に記載の
溶接入熱管理装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、 前記溶接電流と前記溶接電圧の各々をデジタルデータ変
換するA/D変換手段と、 前記デジタルデータが記録されるRAM(ランダムアク
セスメモリ)と、 前記デジタルデータを所定時間毎に前記RAMに記録
し、前記RAMの記録内容から平均入熱量を算出するC
PU(中央処理装置)とを具備することを特徴とする請
求項1ないし請求項4の何れかに記載の溶接入熱管理装
置。 - 【請求項6】 前記溶接電流検出手段と、前記溶接電圧
検出手段と、前記A/D変換手段とは1つの溶接ボック
スに格納され、 前記制御手段には、複数の前記溶接ボックスと、前記複
数の溶接ボックスと同数の前記信号処理手段とが接続さ
れ、各々前記デジタルデータ並びに前記パルスが入力さ
れることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか
に記載の溶接入熱管理装置。 - 【請求項7】 前記制御手段は、 これに接続され、音響信号あるいは発光信号等を発する
報知手段を有し、 前記入熱量と予め設定される基準値との比較結果に基づ
いて音響信号あるいは発光信号等を発することを特徴と
する請求項1ないし請求項4の何れかに記載の溶接入熱
管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11748995A JPH08309534A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | 溶接入熱管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11748995A JPH08309534A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | 溶接入熱管理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08309534A true JPH08309534A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=14712993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11748995A Pending JPH08309534A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | 溶接入熱管理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08309534A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1211012A3 (en) * | 2000-11-23 | 2003-08-20 | Lg Electronics Inc. | Apparatus and method for welding a hermetic compressor |
| JP2017198061A (ja) * | 2011-03-11 | 2017-11-02 | スティール−インベスト・リミテッド | ビームを製造するための方法およびビーム |
-
1995
- 1995-05-16 JP JP11748995A patent/JPH08309534A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1211012A3 (en) * | 2000-11-23 | 2003-08-20 | Lg Electronics Inc. | Apparatus and method for welding a hermetic compressor |
| JP2017198061A (ja) * | 2011-03-11 | 2017-11-02 | スティール−インベスト・リミテッド | ビームを製造するための方法およびビーム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031007 |