JPH08309628A - ロボットによるボルト緩め方法およびその装置 - Google Patents
ロボットによるボルト緩め方法およびその装置Info
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- JPH08309628A JPH08309628A JP14120595A JP14120595A JPH08309628A JP H08309628 A JPH08309628 A JP H08309628A JP 14120595 A JP14120595 A JP 14120595A JP 14120595 A JP14120595 A JP 14120595A JP H08309628 A JPH08309628 A JP H08309628A
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Abstract
き、また設備コストの低下が図れるロボットによるボル
ト緩め方法およびその装置を提供する。 【構成】 ロボット11の可動アーム12を可動させ
て、ボルト31の軸芯aとソケットセンタbとを概略一
致させ、次いでボルト頭部31aに、可動アーム12に
取り付けられたボルト緩め手段13により回転可能なソ
ケット14を接近させ、それからソケット14を移動さ
せて、ソケット14のボルト頭部31aへの挿着作業を
行い、このとき、ソケット14が直にボルト頭部31a
に挿着されず、ボルト頭部31a上で停止した場合に
は、ソケット14を、ボルト頭部31aに押し付けなが
ら、ボルト頭部31a上でロボット11の可動アーム1
2により微小移動させて挿着位置dをサーチし、ソケッ
ト14がボルト頭部31aに挿着された後、ソケット1
4を回転させてボルト31を緩める。
Description
緩め方法およびその装置に係り、更に詳しくは、ソケッ
トをボルト頭部に確実に自動挿着でき、また設備コスト
の低下が図れるロボットによるボルト緩め方法およびそ
の装置に関する。
械を分解する際に、産業用のロボットを用いて、螺合さ
れたボルト位置を検索後、ロボットに装備されたナット
ランナにより、ボルトを緩めるものが開発されている。
従来、このロボットによるボルトの緩め作業時には、カ
メラによりボルトを撮影し、画像処理(通常、二値化処
理)してボルト位置を検出し、それからナットランナを
ボルトの上方へ水平移動させ、次いでソケットを下降さ
せてボルト頭部に挿着後、ナットランナによりソケット
を回転させてボルトを緩める方法が採られていた。
来技術のロボットによるボルト緩め方法では、カメラや
画像処理設備など高価な機器が必要となり、設備コスト
が嵩張るという問題点があった。また、カメラより取り
込まれたボルトの画像処理の段階で、照明の照度や光の
照射角度の影響などにより、ボルトと周辺部材との明暗
差が小さくなり、ボルト位置を検出できない場合があっ
た。なお、ボルト頭部が汚れている場合も、同様の不都
合が起きていた。そこで、検出し易いように、予めボル
ト頭部に塗料を塗布しておき、周辺部材との明暗差を大
きくする工夫が一部で行なわれているが、これでは塗布
作業に手間がかかり、面倒であるという問題点があっ
た。
で、ソケットをボルト頭部に確実に自動挿着でき、また
設備コストの低下が図れるロボットによるボルト緩め方
法およびその装置を提供することを目的とする。
記載のロボットによるボルト緩め方法は、ロボットの可
動アームを可動させて、ボルトの軸芯とソケットセンタ
とを概略一致させ、次いでボルト頭部に、前記可動アー
ムに取り付けられたボルト緩め手段により回転可能なソ
ケットを接近させ、それから該ソケットを移動させて、
該ソケットの前記ボルト頭部への挿着作業を行い、この
とき、前記ソケットが直に前記ボルト頭部に挿着され
ず、該ボルト頭部上で停止した場合には、前記ソケット
を、前記ボルト頭部に押し付けながら、該ボルト頭部上
で前記ロボットの可動アームにより微小移動させて挿着
位置をサーチし、前記ソケットが前記ボルト頭部に挿着
された後、前記ソケットを回転させて前記ボルトを緩め
るように構成されている。
ト緩め方法は、請求項1記載のロボットによるボルト緩
め方法において、前記ソケットの挿着位置サーチ時に、
前記ソケットを内方から外方へ渦巻き状に移動させるよ
うに構成されている。
ト緩め装置は、ロボットの可動アームに取り付けられた
ボルト緩め手段と、該ボルト緩め手段に装着されたソケ
ットの位置検出センサと、前記ボルト緩め手段を含む前
記ロボット側に取り付けられた前記ソケットの微小移動
手段と、これらの制御部とを備えるように構成されてい
る。
方法およびその装置においては、ボルトの軸芯とソケッ
トセンタとを概略一致させて、ソケットをボルト頭部に
挿着するが、比較的頻繁に、ソケットを直にボルト頭部
へ挿着できない場合がある。このときには、ソケットを
ボルト頭部に対して当接状態で停止させ、ソケットをボ
ルト頭部に押し付けながら、ボルト頭部上でロボットの
可動アームにより微小移動させて挿着位置をサーチす
る。なお、ソケットは、このようにボルト頭部に押し付
けられているので、この挿着位置を探し出すと同時に、
ボルト頭部に嵌まり込む。その後、ソケットを回転させ
てボルトを緩めるので、従来のように高価なカメラや画
像処理機器がなくても、またボルト頭部が汚れていて
も、ソケットをボルト頭部に確実に自動挿着できる。
ト緩め方法においては、ソケットを内方から外方へ渦巻
き状に移動させながら、ソケットがボルト頭部に挿着さ
れる位置をサーチするので、ソケットをアトランダムに
移動させる場合に比べて、比較的短時間でその挿着可能
な位置をサーチできる。
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係るロボットに
よるボルト緩め装置の使用状態の斜視図、図2はボルト
緩め手段の要部拡大断面図、図3(a)はソケットのボ
ルト頭部への挿着開始状態を示す概略断面図、図3
(b)はソケットとボルト頭部との位置ずれ当接状態を
示す概略断面図、図3(c)はソケットとボルト頭部と
の挿着状態を示す概略断面図、図4(a)は微小移動手
段によるソケットの挿着位置のサーチ軌跡を示す概略平
面図、図4(b)は不完全挿着が発生した場合における
微小移動手段による他のソケットの挿着位置のサーチ軌
跡を示す概略平面図である。
るロボットによるボルト緩め装置10は、ロボット11
の可動アーム12に取り付けられたボルト緩め手段の一
例であるナットランナ13と、ナットランナ13の下端
部に回転可能に装着されたソケット14の位置を検出す
る、反射型の光センサである位置検出センサ15と、こ
れらの制御部16とを備えている。
り、この可動アーム12を駆動させるロボット11は、
ソケット14を内方から外方へ、0.5mmずつ正八角
形を描く渦巻き状に移動させる微小移動手段を兼務して
いる。
は、上部の回転モータ19と、ランナ本体となる中央部
の固定筒部20と、固定筒部20の下端からスプリング
21の付勢力により出し入れされて、下端にソケット1
4が固着された下部の出し入れ筒部22を有している。
回転モータ19の出力軸19aは、ベアリング23を介
して固定筒部20内で回転可能に軸支された断面四角形
の動力伝達軸24に固着されており、出し入れ筒部22
は、固定筒部20の下部内に装着されたベアリング25
を介して、動力伝達軸24に摺動および回転自在に遊挿
されている。なお、出し入れ筒部22は、上端部のフラ
ンジ22aにより外方への飛び出しが防止されている。
ンジ状の突出リング20aが形成されており、突出リン
グ20aに、出し入れ筒部22の先端部付近まで延びる
アーム26の上端部が固着されている。このアーム26
の下端部に前記位置検出センサ15が取り付けられてい
る。回転モータ19により出力軸19aが回転すると、
動力伝達軸24を介して出し入れ筒部22が回転し、こ
れによりソケット14が回転する。出し入れ筒部22
は、スプリング21により下方付勢されているので、例
えばソケット14がその軸芯方向から障害物に当接する
と、出し入れ筒部22が固定筒部20内に押し込まれ、
その際、ソケット14が上昇した状態を位置検出センサ
15により検出する。なお、図1において、符号18は
可動アーム12の先端に、ナットランナ13を取り付け
るための取り付けプレート、符号30は分解される所定
機械、符号31は所定機械30に螺合されたボルト、3
1aはボルト頭部である。
いたロボットによるボルト緩め方法を説明する。図1、
3に示すように、実施例のボルト緩め装置10によるボ
ルト緩め方法の概略は、予め制御部16に登録されたボ
ルト位置データに基づき、ロボット11の可動アーム1
2を可動させて、ナットランナ13をボルト31の上方
へ、ボルト31の軸芯aとソケット14のソケットセン
タbとを概略一致させるように三次元的に移動させ(図
3(a)参照)、次いで図3(c)に示すように、位置
ずれのない場合には、ソケット14を、予め制御部16
に設定された下降位置まで下降させてボルト頭部31a
に挿着し、その後、ナットランナ13によりソケット1
4を回転させてボルト31を緩める。
トランナ13により、30〜90rpm、0.5〜5秒
間(実施例では2秒間)回転される。ソケット14の回
転速度が、30rpm未満では作業効率が悪く、一方1
10rpmを越えると、せっかく挿着位置d(図4参
照)上でボルト頭部31aの六角形状にソケット14の
内部空間の形状が合致しても、回転が速すぎて、ソケッ
ト14がボルト頭部31aに挿着できない。なお、実施
例では回転速度を60rpmに設定している。また、直
接、ソケット14がボルト頭部31aに挿着された場
合、ソケット14がスプリング21に抗して押し上げら
れないので、位置検出センサ15はソケット14を検出
しない。
31aに挿着する際、比較的頻繁に、ソケット14がボ
ルト頭部31aに対して位置ずれし、ソケット14を、
直に、ボルト頭部31aへ挿着できない場合がある。こ
の場合は、図3(b)に示すように、まずソケット14
をボルト頭部31aに当接状態で、一旦停止する。この
とき、ソケット14はスプリング21の付勢力に抗して
上方に押し上げられ、位置検出センサ15がソケット1
4を検出する。次いで、ソケット14を回転させなが
ら、かつこのスプリング21によるソケット14のボル
ト頭部31aへの付勢状態のまま、ロボット11により
可動アーム12を微動させて、ソケット14をボルト頭
部31a上で微小移動させることにより、挿着位置dを
サーチする。
4(a)に示すように、サーチ開始位置cを基点にして
外方へ向かう渦巻き状(実施例では正八角形)の移動で
ある。しかもその渦巻き方向は、ナットランナ13によ
るソケット14の回転方向とは反対の反時計回り方向で
あり、また各内外のサーチ軌跡の間隔は0.5mmであ
る。このように、ソケット14を渦巻き状に移動させ
て、挿着位置dをサーチするようにしたので、ソケット
14をアトランダムに移動させた場合に比べ、ソケット
14の移動経路に無駄がなく、比較的短時間で挿着位置
dのサーチができる。また、ソケット14の渦巻き方向
を、ソケット14のナットランナ13による回転方向と
は反対方向にしたので、ソケット14がボルト頭部31
aに挿着された状態を、過負荷として、ナットランナ1
3に配備された例えば図外の負荷検出センサにより確実
に検出できる。
ルト頭部31aに押し付けられているので、ボルト頭部
31aへの挿着位置dを見つけた瞬間、スプリング21
の付勢力によりソケット14はボルト頭部31aに嵌ま
り込む(図3(c)参照)。これにより、従来のように
高価なカメラや画像処理機器を用いた画像処理を施さな
くても、またボルト頭部31aの汚れの有無などに係わ
りなく、ソケット14をボルト頭部31aに確実に自動
挿着できる。その後、ソケット14を回転させることに
よりボルト31を緩め、そのままボルト31を引き抜
く。
ケット14を渦巻き移動させて挿着位置dをサーチして
いる際に、完全なソケット14の挿着状態ではないが、
ボルト頭部31aの上部に、ソケット14が引っ掛かっ
ている不完全挿着状態が発生することがある。この場合
には、図4(b)に示すように、不完全挿着位置eを回
転モータ19の負荷、実施例ではトルクの増大により検
出した後、ソケット14を一旦外方へ若干幅移動させ
(ここでは、渦巻き状の移動軌跡の2本分である1m
m)、そこからソケット14を逆渦巻き移動させて挿着
位置dを探し出す。これにより、どのような状況でも挿
着位置dをサーチできるようになった。
らの実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しな
い範囲での設計などの変更があっても本発明に含まれ
る。例えば、実施例では、ボルト緩め手段として、ナッ
トランナを採用したが、これに限定しなくても、ソケッ
トを回転させてボルトを緩めることができるものであれ
ば、その他どのような構造の手段でもよい。
螺合されたものでも、ロボットの可動アームを可動させ
て、ソケットをボルト方向に合わせた状態でボルト頭部
に挿着して緩めることができる。さらに、実施例では、
微小移動手段をロボットと兼務させたが、これに限定し
なくても、例えばボルト緩め手段にソケットの微小移動
機構を備えるようにしてもよい。
として、反射型の光センサを例にしたが、これに限定し
なくても、例えば透過型の光センサや近接センサなども
採用できる。そして、実施例では、微小移動手段による
ソケットの移動経路を渦巻き状としたが、これに限定し
なくても、例えば波形などどのような移動経路でもよ
い。
ト緩め方法およびその装置においては、このようにソケ
ットをボルト頭部に挿着する際に、両者に若干の位置ず
れがある場合には、ソケットをボルト頭部に押し付けな
がら、ボルト頭部上でロボットの可動アームにより微小
移動させて挿着位置をサーチするので、高価なカメラや
画像処理機器が不要となり、仮にボルト頭部が汚れてい
たとしても、少ない設備コストで、ソケットをボルト頭
部に確実に自動挿着できる。
ト緩め方法においては、ソケットの挿着位置サーチ時
に、ソケットを内方から外方へ渦巻き状に移動させるの
で、ソケットをボルト頭部上でアトランダムに移動させ
る場合に比べて、比較的短時間で、ソケットとボルト頭
部との挿着位置をサーチできる。
緩め装置の使用状態の斜視図である。
を示す概略断面図である。 (b)ソケットとボルト頭部との位置ずれ当接状態を示
す概略断面図である。 (c)ソケットとボルト頭部との挿着状態を示す概略断
面図である。
のサーチ軌跡を示す概略平面図である。 (b)不完全挿着が発生した場合における微小移動手段
による他のソケットの挿着位置のサーチ軌跡を示す概略
平面図である。
トランナ13により、30〜90rpm、0.5〜5秒
間(実施例では2秒間)回転させて、ボルト31を緩め
る。
4(a)に示すように、サーチ開始位置cを基点にして
外方へ向かう渦巻き状(実施例では正八角形)の移動で
ある。しかもその渦巻き方向は、ナットランナ13によ
るソケット14の回転方向とは反対の反時計回り方向で
あり、また各内外のサーチ軌跡の間隔は0.5mmであ
る。このとき、ソケット14の回転速度が、30rpm
未満では作業効率が悪く、一方110rpmを越える
と、せっかく挿着位置d(図4参照)上でボルト頭部3
1aの六角形状にソケット14の内部空間の形状が合致
しても、回転が速すぎて、ソケット14がボルト頭部3
1aに挿着できない。なお、実施例では回転速度を60
rpmに設定している。また、直接、ソケット14がボ
ルト頭部31aに挿着された場合、ソケット14がスプ
リング21に抗して押し上げられないので、位置検出セ
ンサ15はソケット14を検出しない。このように、ソ
ケット14を渦巻き状に移動させて、挿着位置dをサー
チするようにしたので、ソケット14をアトランダムに
移動させた場合に比べ、ソケット14の移動経路に無駄
がなく、比較的短時間で挿着位置dのサーチができる。
また、ソケット14の渦巻き方向を、ソケット14のナ
ットランナ13による回転方向とは反対方向にしたの
で、ソケット14がボルト頭部31aに挿着された状態
を、過負荷として、ナットランナ13に配備された例え
ば図外の負荷検出センサにより確実に検出できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 ロボットの可動アームを可動させて、ボ
ルトの軸芯とソケットセンタとを概略一致させ、次いで
ボルト頭部に、前記可動アームに取り付けられたボルト
緩め手段により回転可能なソケットを接近させ、それか
ら該ソケットを移動させて、該ソケットの前記ボルト頭
部への挿着作業を行い、このとき、前記ソケットが直に
前記ボルト頭部に挿着されず、該ボルト頭部上で停止し
た場合には、前記ソケットを、前記ボルト頭部に押し付
けながら、該ボルト頭部上で前記ロボットの可動アーム
により微小移動させて挿着位置をサーチし、前記ソケッ
トが前記ボルト頭部に挿着された後、前記ソケットを回
転させて前記ボルトを緩めることを特徴とするロボット
によるボルト緩め方法。 - 【請求項2】 前記ソケットの挿着位置サーチ時に、前
記ソケットを内方から外方へ渦巻き状に移動させる請求
項1記載のロボットによるボルト緩め方法。 - 【請求項3】 ロボットの可動アームに取り付けられた
ボルト緩め手段と、該ボルト緩め手段に装着されたソケ
ットの位置検出センサと、前記ボルト緩め手段を含む前
記ロボット側に取り付けられた前記ソケットの微小移動
手段と、これらの制御部とを備えたことを特徴とするロ
ボットによるボルト緩め装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP14120595A JP3579499B2 (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | ロボットによるボルト緩め方法およびその装置 |
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Publications (2)
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