JPH08309801A - スタンパ装着装置およびスタンパ装着方法 - Google Patents
スタンパ装着装置およびスタンパ装着方法Info
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- JPH08309801A JPH08309801A JP12369195A JP12369195A JPH08309801A JP H08309801 A JPH08309801 A JP H08309801A JP 12369195 A JP12369195 A JP 12369195A JP 12369195 A JP12369195 A JP 12369195A JP H08309801 A JPH08309801 A JP H08309801A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/263—Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
- B29C45/2632—Stampers; Mountings thereof
-
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- B29C2045/264—Holders retaining the inner periphery of the stamper
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディスク基盤の成形型において、突出先端面
がスタンパ表面と略面一となるようにされた位置決め突
部に対し、スタンパを容易且つ確実に嵌合装着すること
の出来るスタンパ装着方法を提供すること。 【構成】 成形型に差し込まれて組み付けられることに
より軸方向端部において位置決め突部を形成する位置決
めスリーブ54を用い、該位置決めスリーブ54の軸方
向端面にセット部材100を取り付けた後に、外径寸法
が小さくされた反対側の軸方向端部よりスタンパ44を
外挿し、位置決めスリーブ54の軸方向端部からのスタ
ンパ44の抜け出しをセット部材100によって阻止す
ることにより、該スタンパ44を位置決め突部形成側端
部に保持せしめると共に、かかる位置決めスリーブ54
を小径の軸方向端部側から成形型に差し込んで組み付け
てスタンパ44を成形キャビティ面上に位置決めすると
共に吸引吸着し、その後、セット部材100を位置決め
スリーブ54から離脱させるようにした。
がスタンパ表面と略面一となるようにされた位置決め突
部に対し、スタンパを容易且つ確実に嵌合装着すること
の出来るスタンパ装着方法を提供すること。 【構成】 成形型に差し込まれて組み付けられることに
より軸方向端部において位置決め突部を形成する位置決
めスリーブ54を用い、該位置決めスリーブ54の軸方
向端面にセット部材100を取り付けた後に、外径寸法
が小さくされた反対側の軸方向端部よりスタンパ44を
外挿し、位置決めスリーブ54の軸方向端部からのスタ
ンパ44の抜け出しをセット部材100によって阻止す
ることにより、該スタンパ44を位置決め突部形成側端
部に保持せしめると共に、かかる位置決めスリーブ54
を小径の軸方向端部側から成形型に差し込んで組み付け
てスタンパ44を成形キャビティ面上に位置決めすると
共に吸引吸着し、その後、セット部材100を位置決め
スリーブ54から離脱させるようにした。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、光ディスクや光磁気ディスク等
に用いられるディスク基板の製造に際して、所定の情報
等が刻設されたスタンパをディスク基板成形用金型に対
して装着するためのスタンパ装着装置およびスタンパ装
着方法に関するものである。
に用いられるディスク基板の製造に際して、所定の情報
等が刻設されたスタンパをディスク基板成形用金型に対
して装着するためのスタンパ装着装置およびスタンパ装
着方法に関するものである。
【0002】
【背景技術】一般に、光ディスクや光磁気ディスク等の
製造に用いられるディスク基板の製造は、互いに型合わ
せされて成形キャビティを形成する固定金型と可動金型
からなる成形型を用い、それら固定金型と可動金型の少
なくとも一方の金型のキャビティ形成面に対して、情報
信号に対応する凹凸パターン(ピット)や記録トラック
を構成するプリグルーブを形成する円環板状のスタンパ
を重ね合わせて装着した後、かかる成形キャビティ内に
所定の樹脂材料を充填することによって行われる。
製造に用いられるディスク基板の製造は、互いに型合わ
せされて成形キャビティを形成する固定金型と可動金型
からなる成形型を用い、それら固定金型と可動金型の少
なくとも一方の金型のキャビティ形成面に対して、情報
信号に対応する凹凸パターン(ピット)や記録トラック
を構成するプリグルーブを形成する円環板状のスタンパ
を重ね合わせて装着した後、かかる成形キャビティ内に
所定の樹脂材料を充填することによって行われる。
【0003】ところで、ディスク基板を製造するための
成形型においては、従来から、特公平5−13537号
公報等に開示されているように、キャビティ形成面上に
重ね合わされたスタンパの中心孔から突出して径方向外
方に広がる円環形状の押え爪部を備えた内側スタンパ押
え部材を金型に螺着し、その押え爪部によってスタンパ
の内周縁部をキャビティ形成面上に押さえて保持せしめ
る構造が採用されている。
成形型においては、従来から、特公平5−13537号
公報等に開示されているように、キャビティ形成面上に
重ね合わされたスタンパの中心孔から突出して径方向外
方に広がる円環形状の押え爪部を備えた内側スタンパ押
え部材を金型に螺着し、その押え爪部によってスタンパ
の内周縁部をキャビティ形成面上に押さえて保持せしめ
る構造が採用されている。
【0004】ところが、このような内側スタンパ押え部
材を用いると、押え爪部が成形キャビティ内に突出位置
するために、該押え爪部によって成形キャビティが部分
的に狭窄されて樹脂材料の充填時における樹脂流動性に
悪影響が及ぼされたり、成形されたディスク基板におけ
る押え爪部に対応する位置に円環状の凹溝が形成されて
しまい外観上或いは強度上の問題が発生するおそれがあ
ったのであり、また、ディスク基板に円環状の凹溝が形
成されるためにディスク内周部分への印刷等が難しいと
いう問題もあった。
材を用いると、押え爪部が成形キャビティ内に突出位置
するために、該押え爪部によって成形キャビティが部分
的に狭窄されて樹脂材料の充填時における樹脂流動性に
悪影響が及ぼされたり、成形されたディスク基板におけ
る押え爪部に対応する位置に円環状の凹溝が形成されて
しまい外観上或いは強度上の問題が発生するおそれがあ
ったのであり、また、ディスク基板に円環状の凹溝が形
成されるためにディスク内周部分への印刷等が難しいと
いう問題もあった。
【0005】一方、このような問題に対処するために、
特公平2−60502号公報に開示されているように、
スタンパの肉厚と略同一の高さで突出してスタンパの中
心孔に嵌まり込み、該スタンパをキャビティ形成面上で
位置決めするだけの、押え爪部を有しない位置決め突部
を形成し、この位置決め突部に対してスタンパの中心孔
を嵌合させて該スタンパをキャビティ形成面上に配した
後、負圧空気や磁石等による吸引力をスタンパに及ぼす
ことによりスタンパをキャビティ形成面上に保持せしめ
るようにした構造のものが提案されている。
特公平2−60502号公報に開示されているように、
スタンパの肉厚と略同一の高さで突出してスタンパの中
心孔に嵌まり込み、該スタンパをキャビティ形成面上で
位置決めするだけの、押え爪部を有しない位置決め突部
を形成し、この位置決め突部に対してスタンパの中心孔
を嵌合させて該スタンパをキャビティ形成面上に配した
後、負圧空気や磁石等による吸引力をスタンパに及ぼす
ことによりスタンパをキャビティ形成面上に保持せしめ
るようにした構造のものが提案されている。
【0006】ところが、キャビティ形成面上におけるス
タンパの位置決めには極めて高い精度が要求されること
に加えて、位置決め突部とスタンパとの隙間への樹脂材
料の侵入を防止する必要があるために、位置決め突部の
外周面とスタンパの中心孔の内周面との間には僅かな隙
間しかなく、そのために、スタンパの装着時において、
位置決め突部をスタンパの中心孔に嵌め込むことが難し
く、位置決め突部がスタンパの中心孔に上手く嵌まり込
まずに、スタンパが位置決め突部の外周縁部に引っ掛か
って上に乗った状態となり易く、そのような状態下で、
型合わせして成形キャビティ内に樹脂材料を充填する
と、樹脂材料の充填圧によってスタンパが変形,損傷し
てしまうおそれがあった。しかも、スタンパの肉厚およ
び位置決め突部の突出高さは、250〜300μm程度
と非常に小さく、スタンパの位置決め突部に対する嵌合
状態を目視で確認することが難しいために、嵌合不良に
起因するスタンパの変形,損傷を回避することが非常に
困難だったのである。
タンパの位置決めには極めて高い精度が要求されること
に加えて、位置決め突部とスタンパとの隙間への樹脂材
料の侵入を防止する必要があるために、位置決め突部の
外周面とスタンパの中心孔の内周面との間には僅かな隙
間しかなく、そのために、スタンパの装着時において、
位置決め突部をスタンパの中心孔に嵌め込むことが難し
く、位置決め突部がスタンパの中心孔に上手く嵌まり込
まずに、スタンパが位置決め突部の外周縁部に引っ掛か
って上に乗った状態となり易く、そのような状態下で、
型合わせして成形キャビティ内に樹脂材料を充填する
と、樹脂材料の充填圧によってスタンパが変形,損傷し
てしまうおそれがあった。しかも、スタンパの肉厚およ
び位置決め突部の突出高さは、250〜300μm程度
と非常に小さく、スタンパの位置決め突部に対する嵌合
状態を目視で確認することが難しいために、嵌合不良に
起因するスタンパの変形,損傷を回避することが非常に
困難だったのである。
【0007】なお、かくの如き位置決め突部に対するス
タンパ中心孔の嵌合操作を容易とするために、例えば特
開平5−185475号公報に開示されているように、
位置決め突部における突出先端面の外周縁部において、
円環状のガイド片を突出形成し、該ガイド片の外周面に
よってスタンパ装着時の案内面を構成することも考えら
れるが、このようなガイド片を形成すると、該ガイド片
が成形キャビティ内に突出位置することとなるために、
前記押え爪部と同様に、樹脂流動性への悪影響や成形さ
れたディスク基板における外観上或いは強度上の問題な
どが発生し易いという不具合がある。
タンパ中心孔の嵌合操作を容易とするために、例えば特
開平5−185475号公報に開示されているように、
位置決め突部における突出先端面の外周縁部において、
円環状のガイド片を突出形成し、該ガイド片の外周面に
よってスタンパ装着時の案内面を構成することも考えら
れるが、このようなガイド片を形成すると、該ガイド片
が成形キャビティ内に突出位置することとなるために、
前記押え爪部と同様に、樹脂流動性への悪影響や成形さ
れたディスク基板における外観上或いは強度上の問題な
どが発生し易いという不具合がある。
【0008】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、突出先端面にガイド片等が設けられておら
ず突出先端面がスタンパの表面と略面一となるようにさ
れた位置決め突部に対して、スタンパを容易に且つ確実
に嵌合装着することの出来る、新規なスタンパ装着装置
とスタンパ装着方法を提供することにある。
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、突出先端面にガイド片等が設けられておら
ず突出先端面がスタンパの表面と略面一となるようにさ
れた位置決め突部に対して、スタンパを容易に且つ確実
に嵌合装着することの出来る、新規なスタンパ装着装置
とスタンパ装着方法を提供することにある。
【0009】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
発明の特徴とするところは、互いに型合わせされてディ
スク基板の成形キャビティを形成する固定金型および可
動金型の少なくとも一方の金型におけるキャビティ形成
面に対して、円環板状のスタンパを重ね合わせると共
に、該スタンパの中心孔を該キャビティ形成面の中央部
分に突設された位置決め突部に嵌め合わせて位置決め
し、該スタンパを該キャビティ形成面に吸引吸着せしめ
て装着するスタンパ装着装置であって、前記金型のキャ
ビティ形成面に対して軸方向一端側から差し込まれて組
み付けられることにより、該軸方向一端側よりも外径寸
法の大きい軸方向他端側が該キャビティ形成面の中央に
前記スタンパの肉厚と略同一の高さで突出せしめられて
前記位置決め突部を構成する位置決めスリーブと、該位
置決めスリーブの軸方向他端側に対して取り外し可能に
取り付けられて、該位置決めスリーブの軸方向他端側か
ら径方向外方に突出する突出部により、前記位置決めス
リーブの軸方向一端側より外挿された前記スタンパの該
位置決めスリーブの軸方向他端側からの抜け出しを阻止
して、該スタンパを該位置決めスリーブの軸方向他端側
への嵌合位置に保持せしめるセット部材とを、含んで構
成したことにある。
発明の特徴とするところは、互いに型合わせされてディ
スク基板の成形キャビティを形成する固定金型および可
動金型の少なくとも一方の金型におけるキャビティ形成
面に対して、円環板状のスタンパを重ね合わせると共
に、該スタンパの中心孔を該キャビティ形成面の中央部
分に突設された位置決め突部に嵌め合わせて位置決め
し、該スタンパを該キャビティ形成面に吸引吸着せしめ
て装着するスタンパ装着装置であって、前記金型のキャ
ビティ形成面に対して軸方向一端側から差し込まれて組
み付けられることにより、該軸方向一端側よりも外径寸
法の大きい軸方向他端側が該キャビティ形成面の中央に
前記スタンパの肉厚と略同一の高さで突出せしめられて
前記位置決め突部を構成する位置決めスリーブと、該位
置決めスリーブの軸方向他端側に対して取り外し可能に
取り付けられて、該位置決めスリーブの軸方向他端側か
ら径方向外方に突出する突出部により、前記位置決めス
リーブの軸方向一端側より外挿された前記スタンパの該
位置決めスリーブの軸方向他端側からの抜け出しを阻止
して、該スタンパを該位置決めスリーブの軸方向他端側
への嵌合位置に保持せしめるセット部材とを、含んで構
成したことにある。
【0010】また、本発明に従う構成とされたスタンパ
装着装置の好ましい第一の態様においては、前記位置決
めスリーブの軸方向他端側と前記セット部材との間に吸
着力を及ぼす吸着手段が設けられて、該吸着手段によ
り、該セット部材が該位置決めスリーブの軸方向他端側
に対して取り外し可能に吸着される。
装着装置の好ましい第一の態様においては、前記位置決
めスリーブの軸方向他端側と前記セット部材との間に吸
着力を及ぼす吸着手段が設けられて、該吸着手段によ
り、該セット部材が該位置決めスリーブの軸方向他端側
に対して取り外し可能に吸着される。
【0011】また、かくの如き本発明に従う構造とされ
たスタンパ装着装置の好ましい第二の態様においては、
前記セット部材において、前記位置決めスリーブの軸方
向他端側の内周面および外周面の少なくとも何れか一方
に嵌め合わされる嵌合部が設けられて、該嵌合部によ
り、該セット部材が該位置決めスリーブの軸方向他端側
に対して取り外し可能に嵌着される。
たスタンパ装着装置の好ましい第二の態様においては、
前記セット部材において、前記位置決めスリーブの軸方
向他端側の内周面および外周面の少なくとも何れか一方
に嵌め合わされる嵌合部が設けられて、該嵌合部によ
り、該セット部材が該位置決めスリーブの軸方向他端側
に対して取り外し可能に嵌着される。
【0012】さらに、本発明に従う構造とされたスタン
パ装着装置の好ましい第三の態様においては、前記セッ
ト部材を、前記位置決めスリーブの軸方向他端側に対し
て径方向に位置決めするための位置決め手段が設けられ
る。
パ装着装置の好ましい第三の態様においては、前記セッ
ト部材を、前記位置決めスリーブの軸方向他端側に対し
て径方向に位置決めするための位置決め手段が設けられ
る。
【0013】また、本発明に従う構造とされたスタンパ
装着装置の好ましい第四の態様においては、前記セット
部材において、前記位置決めスリーブに対する取付側と
は反対側の軸方向外方に向かって突出する把持部が設け
られる。
装着装置の好ましい第四の態様においては、前記セット
部材において、前記位置決めスリーブに対する取付側と
は反対側の軸方向外方に向かって突出する把持部が設け
られる。
【0014】更にまた、本発明に従う構造とされたスタ
ンパ装着装置の好ましい第五の態様においては、前記セ
ット部材において、前記位置決めスリーブの軸方向他端
側端面から所定量だけ軸方向内方に突出せしめられて、
かかる位置決めスリーブの前記金型への差し込みによっ
て該金型に当接せしめられる当接部が設けられて、該当
接部の該金型に対する当接によって、前記セット部材が
該位置決めスリーブの軸方向他端側から押し出されて離
隔せしめられるようにされる。
ンパ装着装置の好ましい第五の態様においては、前記セ
ット部材において、前記位置決めスリーブの軸方向他端
側端面から所定量だけ軸方向内方に突出せしめられて、
かかる位置決めスリーブの前記金型への差し込みによっ
て該金型に当接せしめられる当接部が設けられて、該当
接部の該金型に対する当接によって、前記セット部材が
該位置決めスリーブの軸方向他端側から押し出されて離
隔せしめられるようにされる。
【0015】さらに、本発明は、互いに型合わせされて
ディスク基板の成形キャビティを形成する固定金型およ
び可動金型の少なくとも一方の金型におけるキャビティ
形成面に対して、円環板状のスタンパを重ね合わせると
共に、該スタンパの中心孔を該キャビティ形成面の中央
部分に突設された位置決め突部に嵌め合わせて位置決め
することにより、該スタンパを該キャビティ形成面に装
着するに際して、前記金型のキャビティ形成面に軸方向
一端側から差し込まれて組み付けられることにより、該
軸方向一端側よりも外径寸法の大きい軸方向他端側が該
キャビティ形成面の中央に前記スタンパの肉厚と略同一
の高さで突出せしめられて前記位置決め突部を構成する
位置決めスリーブを用い、該位置決めスリーブの軸方向
他端側に対して径方向外方に突出する突出部を有するセ
ット部材を取り付けると共に、該位置決めスリーブの軸
方向一端側より前記スタンパを外挿し、更に該スタンパ
を該位置決めスリーブの軸方向他端側へ送り込んで前記
セット部材の突出部への当接により抜け出しが阻止され
る嵌合位置に導くと共に、該位置決めスリーブを前記金
型に差し込んで組み付けることにより、かかるスタンパ
を該金型の前記キャビティ形成面に重ね合わせ、該スタ
ンパを該キャビティ形成面に吸引吸着せしめた後に、前
記セット部材を前記位置決めスリーブから取り外すスタ
ンパ装着方法をも、特徴とするものである。
ディスク基板の成形キャビティを形成する固定金型およ
び可動金型の少なくとも一方の金型におけるキャビティ
形成面に対して、円環板状のスタンパを重ね合わせると
共に、該スタンパの中心孔を該キャビティ形成面の中央
部分に突設された位置決め突部に嵌め合わせて位置決め
することにより、該スタンパを該キャビティ形成面に装
着するに際して、前記金型のキャビティ形成面に軸方向
一端側から差し込まれて組み付けられることにより、該
軸方向一端側よりも外径寸法の大きい軸方向他端側が該
キャビティ形成面の中央に前記スタンパの肉厚と略同一
の高さで突出せしめられて前記位置決め突部を構成する
位置決めスリーブを用い、該位置決めスリーブの軸方向
他端側に対して径方向外方に突出する突出部を有するセ
ット部材を取り付けると共に、該位置決めスリーブの軸
方向一端側より前記スタンパを外挿し、更に該スタンパ
を該位置決めスリーブの軸方向他端側へ送り込んで前記
セット部材の突出部への当接により抜け出しが阻止され
る嵌合位置に導くと共に、該位置決めスリーブを前記金
型に差し込んで組み付けることにより、かかるスタンパ
を該金型の前記キャビティ形成面に重ね合わせ、該スタ
ンパを該キャビティ形成面に吸引吸着せしめた後に、前
記セット部材を前記位置決めスリーブから取り外すスタ
ンパ装着方法をも、特徴とするものである。
【0016】
【作用・効果】本発明に従う構造とされたスタンパ装着
装置においては、位置決めスリーブを金型に組み付ける
前に、スタンパが位置決めスリーブの小径側端部(軸方
向一端側)より外挿されて軸方向に移動せしめられるこ
とにより、該スタンパの中心孔が位置決め突部を構成す
る大径側端部(軸方向他端側)に嵌合されることとな
り、またその際、位置決めスリーブにおける大径側端部
からのスタンパの抜け出しがセット部材によって阻止さ
れて、スタンパが位置決めスリーブの嵌合位置(大径側
端部)に対して有利に位置決め保持されることとなる。
そして、スタンパをキャビティ形成面上に吸引吸着せし
めてからセット部材を位置決めスリーブから取り外すこ
とによって、かかるスタンパが、該スタンパの表面と略
面一とされた突出先端面を有する位置決め突部(位置決
めスリーブの軸方向他端部)により位置決めされて装着
されることとなる。
装置においては、位置決めスリーブを金型に組み付ける
前に、スタンパが位置決めスリーブの小径側端部(軸方
向一端側)より外挿されて軸方向に移動せしめられるこ
とにより、該スタンパの中心孔が位置決め突部を構成す
る大径側端部(軸方向他端側)に嵌合されることとな
り、またその際、位置決めスリーブにおける大径側端部
からのスタンパの抜け出しがセット部材によって阻止さ
れて、スタンパが位置決めスリーブの嵌合位置(大径側
端部)に対して有利に位置決め保持されることとなる。
そして、スタンパをキャビティ形成面上に吸引吸着せし
めてからセット部材を位置決めスリーブから取り外すこ
とによって、かかるスタンパが、該スタンパの表面と略
面一とされた突出先端面を有する位置決め突部(位置決
めスリーブの軸方向他端部)により位置決めされて装着
されることとなる。
【0017】それ故、かかるスタンパ装着装置を用いれ
ば、突出先端面がスタンパ表面と略面一とされた位置決
め突部に対して、容易に且つ確実に、スタンパの中心孔
を嵌め合わせて装着することが出来るのであり、非常に
難しい目視によるスタンパ装着状態の確認も不要となる
ことから、金型へのスタンパ装着を容易且つ確実に、し
かも迅速に行うことが可能となるのである。なお、位置
決めスリーブの軸方向中間部分に、小径部と大径部を滑
らかに接続するテーパ状や湾曲面状等の接続外周面部分
を設けることが望ましく、それによって、スタンパの位
置決めスリーブへの外挿作業が一層容易となる。
ば、突出先端面がスタンパ表面と略面一とされた位置決
め突部に対して、容易に且つ確実に、スタンパの中心孔
を嵌め合わせて装着することが出来るのであり、非常に
難しい目視によるスタンパ装着状態の確認も不要となる
ことから、金型へのスタンパ装着を容易且つ確実に、し
かも迅速に行うことが可能となるのである。なお、位置
決めスリーブの軸方向中間部分に、小径部と大径部を滑
らかに接続するテーパ状や湾曲面状等の接続外周面部分
を設けることが望ましく、それによって、スタンパの位
置決めスリーブへの外挿作業が一層容易となる。
【0018】また、位置決め突部の突出先端面をスタン
パ表面と略面一とすることが出来、該突出先端面にガイ
ド片等の突起を形成する必要もないことから、成形キャ
ビティの狭窄等の問題が生ずることもなく、充填樹脂材
料の流動性が有利に確保されて、ディスク基板の品質や
成形サイクルの向上が図られ得ると共に、ディスク基板
の内周部分における凹溝等の発生が回避されて平坦面と
されることから、外観上および強度上の商品価値が向上
され得ると共に、ディスク表面への印刷が容易となるの
である。
パ表面と略面一とすることが出来、該突出先端面にガイ
ド片等の突起を形成する必要もないことから、成形キャ
ビティの狭窄等の問題が生ずることもなく、充填樹脂材
料の流動性が有利に確保されて、ディスク基板の品質や
成形サイクルの向上が図られ得ると共に、ディスク基板
の内周部分における凹溝等の発生が回避されて平坦面と
されることから、外観上および強度上の商品価値が向上
され得ると共に、ディスク表面への印刷が容易となるの
である。
【0019】さらに、本発明の好ましい第一の態様に従
う構造とされたスタンパ装着装置においては、セット部
材を位置決めスリーブに対してより確実に取付け/取外
しすることの出来る取付機構が、有利に実現され得るの
である。なお、位置決めスリーブの軸方向他端側とセッ
ト部材との間に吸着力を及ぼす吸着手段としては、例え
ば、負圧空気による吸引力や磁石による吸引力を利用し
たもの等が、好適に採用される。
う構造とされたスタンパ装着装置においては、セット部
材を位置決めスリーブに対してより確実に取付け/取外
しすることの出来る取付機構が、有利に実現され得るの
である。なお、位置決めスリーブの軸方向他端側とセッ
ト部材との間に吸着力を及ぼす吸着手段としては、例え
ば、負圧空気による吸引力や磁石による吸引力を利用し
たもの等が、好適に採用される。
【0020】また、本発明の好ましい第二の態様に従う
構造とされたスタンパ装着装置においては、セット部材
の位置決めスリーブに対する取り外し可能な取付機構
が、簡単な構造をもって安価に実現され得る。
構造とされたスタンパ装着装置においては、セット部材
の位置決めスリーブに対する取り外し可能な取付機構
が、簡単な構造をもって安価に実現され得る。
【0021】更にまた、本発明の好ましい第三の態様に
従う構造とされたスタンパ装着装置においては、セット
部材を位置決めスリーブに取り付けた際の径方向の位置
ずれが防止されて安定した取付状態が得られる。
従う構造とされたスタンパ装着装置においては、セット
部材を位置決めスリーブに取り付けた際の径方向の位置
ずれが防止されて安定した取付状態が得られる。
【0022】また、本発明の好ましい第四の態様に従う
構造とされたスタンパ装着装置においては、位置決めス
リーブに取り付けられたセット部材の把持部を手指や機
械装置で把持することにより、該セット部材と共に位置
決めスリーブとそれに外挿されたスタンパを支持せしめ
て、位置決めスリーブを金型に対して組み付けることが
出来ることから、位置決めスリーブの金型への組付作業
が容易となる。特に、かくの如き把持部を、前記第三の
態様に従う位置決め手段と併せて採用すれば、位置決め
スリーブの金型に対する組付作業性が一層向上され得
る。
構造とされたスタンパ装着装置においては、位置決めス
リーブに取り付けられたセット部材の把持部を手指や機
械装置で把持することにより、該セット部材と共に位置
決めスリーブとそれに外挿されたスタンパを支持せしめ
て、位置決めスリーブを金型に対して組み付けることが
出来ることから、位置決めスリーブの金型への組付作業
が容易となる。特に、かくの如き把持部を、前記第三の
態様に従う位置決め手段と併せて採用すれば、位置決め
スリーブの金型に対する組付作業性が一層向上され得
る。
【0023】更にまた、本発明の好ましい第五の態様に
従う構造とされたスタンパ装着装置においては、位置決
めスリーブを金型に対して差し込んで組み付けるための
組付力を利用し、スタンパのキャビティ形成面上への装
着に伴って、セット部材が位置決めスリーブから離隔さ
れることから、セット部材を位置決めスリーブから容易
に取り外すことが出来るといった利点がある。
従う構造とされたスタンパ装着装置においては、位置決
めスリーブを金型に対して差し込んで組み付けるための
組付力を利用し、スタンパのキャビティ形成面上への装
着に伴って、セット部材が位置決めスリーブから離隔さ
れることから、セット部材を位置決めスリーブから容易
に取り外すことが出来るといった利点がある。
【0024】さらに、本発明方法に従えば、スタンパを
位置決めスリーブの小径側端部(軸方向一端側)より外
挿装着してセット部材の突出部に当接するまで軸方向に
移動せしめることにより、該スタンパを嵌合位置(大径
側端部)に位置せしめることが出来ることから、平坦な
突出先端面を有する位置決め突部(位置決めスリーブの
大径側端部)に対して、スタンパを、有利に且つ確実,
容易に嵌め合わせて、金型のキャビティ形成面上に位置
決め装着することが出来るのである。
位置決めスリーブの小径側端部(軸方向一端側)より外
挿装着してセット部材の突出部に当接するまで軸方向に
移動せしめることにより、該スタンパを嵌合位置(大径
側端部)に位置せしめることが出来ることから、平坦な
突出先端面を有する位置決め突部(位置決めスリーブの
大径側端部)に対して、スタンパを、有利に且つ確実,
容易に嵌め合わせて、金型のキャビティ形成面上に位置
決め装着することが出来るのである。
【0025】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明する。
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明する。
【0026】先ず、図1には、本発明に従うスタンパ装
着装置が適用される光ディスク基板の成形用型の一具体
例が示されている。この成形型は、固定金型22と可動
金型24を備えており、図示はされていないが、固定金
型22が型締装置の固定盤に取り付けられる一方、可動
金型24が型締装置の可動盤に取り付けられて支持せし
められ、可動盤の固定盤に対する接近/離隔方向への駆
動によって、それら固定金型22と可動金型24が型開
閉されるようになっている。そして、図示されているよ
うに、固定金型22と可動金型24が型合わせされるこ
とにより、型合わせ面間にディスク成形キャビティ26
が形成されるようになっている。
着装置が適用される光ディスク基板の成形用型の一具体
例が示されている。この成形型は、固定金型22と可動
金型24を備えており、図示はされていないが、固定金
型22が型締装置の固定盤に取り付けられる一方、可動
金型24が型締装置の可動盤に取り付けられて支持せし
められ、可動盤の固定盤に対する接近/離隔方向への駆
動によって、それら固定金型22と可動金型24が型開
閉されるようになっている。そして、図示されているよ
うに、固定金型22と可動金型24が型合わせされるこ
とにより、型合わせ面間にディスク成形キャビティ26
が形成されるようになっている。
【0027】より詳細には、固定金型22は、成形キャ
ビティ26の形成側に固定ミラーブロック28を備えて
いると共に、該固定ミラーブロック28の中央部分を貫
通してセンタブッシュ30が装着固定されており、これ
ら固定ミラーブロック28の表面とセンタブッシュ30
の軸方向端面によって固定側キャビティ形成面32が構
成されている。また、センタブッシュ30の中心孔には
スプルブッシュ34が固定的に組み付けられており、こ
のスプルブッシュ34を通じて、図示しない射出装置の
ノズルから射出された樹脂材料が、成形キャビティ26
に導かれて充填されるようになっている。更に、固定金
型22の内部には、圧縮エア通路36が形成されてお
り、この圧縮エア通路36を通じて導かれた圧縮空気
が、固定ミラーブロック28とセンタブッシュ30との
隙間を通じて固定側キャビティ形成面32に噴出される
ようになっている。そして、この固定側キャビティ形成
面32に噴出される圧縮空気により、成形キャビティ2
6で形成された光ディスク基板が、型開き時に固定金型
22から離型されるようになっているのである。
ビティ26の形成側に固定ミラーブロック28を備えて
いると共に、該固定ミラーブロック28の中央部分を貫
通してセンタブッシュ30が装着固定されており、これ
ら固定ミラーブロック28の表面とセンタブッシュ30
の軸方向端面によって固定側キャビティ形成面32が構
成されている。また、センタブッシュ30の中心孔には
スプルブッシュ34が固定的に組み付けられており、こ
のスプルブッシュ34を通じて、図示しない射出装置の
ノズルから射出された樹脂材料が、成形キャビティ26
に導かれて充填されるようになっている。更に、固定金
型22の内部には、圧縮エア通路36が形成されてお
り、この圧縮エア通路36を通じて導かれた圧縮空気
が、固定ミラーブロック28とセンタブッシュ30との
隙間を通じて固定側キャビティ形成面32に噴出される
ようになっている。そして、この固定側キャビティ形成
面32に噴出される圧縮空気により、成形キャビティ2
6で形成された光ディスク基板が、型開き時に固定金型
22から離型されるようになっているのである。
【0028】なお、スプルブッシュ34の成形キャビテ
ィ26側の端面は、センタブッシュ30の軸方向端面よ
りも僅かに軸方向内方に引っ込んで位置せしめられてお
り、それによって、センタブッシュ30における成形キ
ャビティ26側の開口周縁部により、光ディスク基板の
中央穴を打ち抜く雌カッタが構成されている。
ィ26側の端面は、センタブッシュ30の軸方向端面よ
りも僅かに軸方向内方に引っ込んで位置せしめられてお
り、それによって、センタブッシュ30における成形キ
ャビティ26側の開口周縁部により、光ディスク基板の
中央穴を打ち抜く雌カッタが構成されている。
【0029】また一方、可動金型24は、成形キャビテ
ィ26の形成側に可動ミラーブロック38を備えている
と共に、該可動ミラーブロック38の中央部分を貫通し
てアウタスリーブ40が装着固定されており、これら可
動ミラーブロック38の表面とアウタスリーブ40の軸
方向端面によって可動側キャビティ形成面42が構成さ
れている。そして、この可動側キャビティ形成面42に
対して、情報信号に対応する微小な突起を表面に有する
円環板状のスタンパ44(図2参照)が装着されるよう
になっているのである。
ィ26の形成側に可動ミラーブロック38を備えている
と共に、該可動ミラーブロック38の中央部分を貫通し
てアウタスリーブ40が装着固定されており、これら可
動ミラーブロック38の表面とアウタスリーブ40の軸
方向端面によって可動側キャビティ形成面42が構成さ
れている。そして、この可動側キャビティ形成面42に
対して、情報信号に対応する微小な突起を表面に有する
円環板状のスタンパ44(図2参照)が装着されるよう
になっているのである。
【0030】また、可動金型24の内部には、負圧エア
通路46,48が形成されており、負圧エア通路46を
通じて及ぼされる負圧吸引力が、可動ミラーブロック3
8とアウタスリーブ40との隙間を通じて、可動側キャ
ビティ形成面42にセットされるスタンパ44の内周部
分に作用せしめられるようになっていると共に、負圧エ
ア通路48を通じて及ぼされる負圧吸引力が、可動ミラ
ーブロック38に穿孔された吸引孔50を通じて、可動
側キャビティ形成面42にセットされるスタンパ44の
外周部分に作用せしめられるようになっている。そし
て、これら負圧エア通路46,48を通じて及ぼされる
負圧吸引力によって、スタンパ44が可動側キャビティ
形成面42上に吸引吸着されるようになっているのであ
る。なお、可動ミラーブロック38の外周縁部には、略
鉤型断面形状の押えリング52が固着されており、この
押えリング52によっても、スタンパ44の外周縁部が
可動側キャビティ形成面42上に拘束されるようになっ
ている。
通路46,48が形成されており、負圧エア通路46を
通じて及ぼされる負圧吸引力が、可動ミラーブロック3
8とアウタスリーブ40との隙間を通じて、可動側キャ
ビティ形成面42にセットされるスタンパ44の内周部
分に作用せしめられるようになっていると共に、負圧エ
ア通路48を通じて及ぼされる負圧吸引力が、可動ミラ
ーブロック38に穿孔された吸引孔50を通じて、可動
側キャビティ形成面42にセットされるスタンパ44の
外周部分に作用せしめられるようになっている。そし
て、これら負圧エア通路46,48を通じて及ぼされる
負圧吸引力によって、スタンパ44が可動側キャビティ
形成面42上に吸引吸着されるようになっているのであ
る。なお、可動ミラーブロック38の外周縁部には、略
鉤型断面形状の押えリング52が固着されており、この
押えリング52によっても、スタンパ44の外周縁部が
可動側キャビティ形成面42上に拘束されるようになっ
ている。
【0031】さらに、可動金型24の中央部分には、ア
ウタスリーブ40の内孔において、それぞれ略円筒形状
を有する位置決めスリーブ54,エジェクタスリーブ5
6,雄カッタスリーブ58およびインナスリーブ60
が、互いに順次内挿されて軸方向に相対移動可能に配設
されていると共に、最内周部に配されたインナスリーブ
60の内部にはエジェクタピン62が軸方向に移動可能
に挿通配置されている。位置決めスリーブ54およびエ
ジェクタスリーブ56は、可動側キャビティ形成面42
から僅かに突出せしめられ、固定金型22のセンタブッ
シュ30に対して所定距離を隔てて対向位置せしめられ
ており、該センタブッシュ30との対向面間において成
形キャビティ26の一部を形成するようになっていると
共に、位置決めスリーブ54の外周面にスタンパ44の
中心孔64が嵌め合わされることにより、スタンパ44
が可動側キャビティ形成面42上で位置決めされるよう
になっている(図2参照)。また、雄カッタスリーブ5
8,インナスリーブ60およびエジェクタピン62は、
固定金型22のスプルブッシュ34に対して所定距離を
隔てて対向位置せしめられ、該スプルブッシュ34との
対向面間においてスプル部分を通じて導かれた樹脂材料
を成形キャビティ26に導くランナ部分を形成するよう
になっている。
ウタスリーブ40の内孔において、それぞれ略円筒形状
を有する位置決めスリーブ54,エジェクタスリーブ5
6,雄カッタスリーブ58およびインナスリーブ60
が、互いに順次内挿されて軸方向に相対移動可能に配設
されていると共に、最内周部に配されたインナスリーブ
60の内部にはエジェクタピン62が軸方向に移動可能
に挿通配置されている。位置決めスリーブ54およびエ
ジェクタスリーブ56は、可動側キャビティ形成面42
から僅かに突出せしめられ、固定金型22のセンタブッ
シュ30に対して所定距離を隔てて対向位置せしめられ
ており、該センタブッシュ30との対向面間において成
形キャビティ26の一部を形成するようになっていると
共に、位置決めスリーブ54の外周面にスタンパ44の
中心孔64が嵌め合わされることにより、スタンパ44
が可動側キャビティ形成面42上で位置決めされるよう
になっている(図2参照)。また、雄カッタスリーブ5
8,インナスリーブ60およびエジェクタピン62は、
固定金型22のスプルブッシュ34に対して所定距離を
隔てて対向位置せしめられ、該スプルブッシュ34との
対向面間においてスプル部分を通じて導かれた樹脂材料
を成形キャビティ26に導くランナ部分を形成するよう
になっている。
【0032】そして、固定金型22と可動金型24の型
締状態下、スプルブッシュ34のスプル部分を通じて射
出された樹脂材料を、ランナ部分を通じて成形キャビテ
ィ26に充填することによって、スタンパ44の情報
(ピット)が転写されたディスク基板が成形されるよう
になっており、そこにおいて、樹脂材料の成形キャビテ
ィ26への充填後に雄カッタスリーブ58を突出させて
センタブッシュ30の内孔に嵌入させることにより、デ
ィスク基板の中央穴が打ち抜かれる一方、樹脂材料が冷
却,固化して型開きされた後に、エジェクタスリーブ5
6およびエジェクタピン62を突出させることにより、
成形されたディスク基板およびスプル・ランナが離型さ
れて取り出されるようになっているのである。なお、可
動金型24の内部には、圧縮エア通路65が形成されて
いると共に、この圧縮エア通路65を通じて導かれた圧
縮空気がエジェクタスリーブ56と位置決めスリーブ5
4との隙間を通じて可動側キャビティ形成面42に噴出
されるようになっており、かかる圧縮空気の噴出によっ
て、成形されたディスク基板の離型が補助されるように
なっている。
締状態下、スプルブッシュ34のスプル部分を通じて射
出された樹脂材料を、ランナ部分を通じて成形キャビテ
ィ26に充填することによって、スタンパ44の情報
(ピット)が転写されたディスク基板が成形されるよう
になっており、そこにおいて、樹脂材料の成形キャビテ
ィ26への充填後に雄カッタスリーブ58を突出させて
センタブッシュ30の内孔に嵌入させることにより、デ
ィスク基板の中央穴が打ち抜かれる一方、樹脂材料が冷
却,固化して型開きされた後に、エジェクタスリーブ5
6およびエジェクタピン62を突出させることにより、
成形されたディスク基板およびスプル・ランナが離型さ
れて取り出されるようになっているのである。なお、可
動金型24の内部には、圧縮エア通路65が形成されて
いると共に、この圧縮エア通路65を通じて導かれた圧
縮空気がエジェクタスリーブ56と位置決めスリーブ5
4との隙間を通じて可動側キャビティ形成面42に噴出
されるようになっており、かかる圧縮空気の噴出によっ
て、成形されたディスク基板の離型が補助されるように
なっている。
【0033】また一方、アウタスリーブ40とエジェク
タスリーブ56の間に配設された位置決めスリーブ54
は、図2に拡大図が示されているように、軸方向一端側
(図2中、左側)が外径の小さい小径部70とされてい
る一方、軸方向他端側が外径の大きい大径部72とされ
ていると共に、軸方向中間部分が小径部70から大径部
72に向かって外径が次第に大きくなるテーパ部74と
されている。なお、大径部72の外径寸法は、図示され
ているように、スタンパ44の中心孔64に嵌合してス
タンパ44を位置決めし得るように、スタンパ44の中
心孔64の内径寸法よりも僅かに小さく設定されてい
る。特に、本実施例では、テーパ部74のテーパ角度が
軸方向中央部分で僅かに変化させられている。また、小
径部70の外周面には、軸方向端部から所定長さに亘っ
て雄ねじ溝が切られたボルト状部76が形成されている
と共に、該小径部70の軸方向端部から軸方向に延びる
キー溝78が設けられている。
タスリーブ56の間に配設された位置決めスリーブ54
は、図2に拡大図が示されているように、軸方向一端側
(図2中、左側)が外径の小さい小径部70とされてい
る一方、軸方向他端側が外径の大きい大径部72とされ
ていると共に、軸方向中間部分が小径部70から大径部
72に向かって外径が次第に大きくなるテーパ部74と
されている。なお、大径部72の外径寸法は、図示され
ているように、スタンパ44の中心孔64に嵌合してス
タンパ44を位置決めし得るように、スタンパ44の中
心孔64の内径寸法よりも僅かに小さく設定されてい
る。特に、本実施例では、テーパ部74のテーパ角度が
軸方向中央部分で僅かに変化させられている。また、小
径部70の外周面には、軸方向端部から所定長さに亘っ
て雄ねじ溝が切られたボルト状部76が形成されている
と共に、該小径部70の軸方向端部から軸方向に延びる
キー溝78が設けられている。
【0034】そして、この位置決めスリーブ54は、そ
れぞれ可動金型24に組み付けられたアウタスリーブ4
0とエジェクタスリーブ56の間に形成された、可動側
キャビティ形成面42に開口する円筒状のセット空間8
0に対して、小径部70側から軸方向に差し込まれるこ
とによって組み付けられている。なお、位置決めスリー
ブ54のセット空間80に対する差込み側である小径部
70には、内周縁隅部において周方向に延びる面取り7
9が設けられており、セット空間80への差し込みが容
易とされている。また、セット空間80の内部には、外
周壁面から突出するキー部材81が設けられており、こ
のキー部材81が位置決めスリーブ54のキー溝78に
嵌まり込むことによって、位置決めスリーブ54の中心
軸回りの回転が阻止されるようになっている。
れぞれ可動金型24に組み付けられたアウタスリーブ4
0とエジェクタスリーブ56の間に形成された、可動側
キャビティ形成面42に開口する円筒状のセット空間8
0に対して、小径部70側から軸方向に差し込まれるこ
とによって組み付けられている。なお、位置決めスリー
ブ54のセット空間80に対する差込み側である小径部
70には、内周縁隅部において周方向に延びる面取り7
9が設けられており、セット空間80への差し込みが容
易とされている。また、セット空間80の内部には、外
周壁面から突出するキー部材81が設けられており、こ
のキー部材81が位置決めスリーブ54のキー溝78に
嵌まり込むことによって、位置決めスリーブ54の中心
軸回りの回転が阻止されるようになっている。
【0035】また、位置決めスリーブ54が差し込まれ
て装着されるセット空間80の底部には、伝動歯車82
が配設されており、スラストベアリング84およびブッ
シュ86を介して可動金型24に対して回転可能に支持
されている。この伝動歯車82の内周部分には、雌ねじ
溝が切られたナット状部が形成されていると共に、外周
部分にはかさ歯車部が形成されている。そして、位置決
めスリーブ54がセット空間80の奥方まで差し込まれ
た際に、位置決めスリーブ54の小径部70のボルト状
部76に対して、伝動歯車82のナット状部が螺合され
るようになっている。
て装着されるセット空間80の底部には、伝動歯車82
が配設されており、スラストベアリング84およびブッ
シュ86を介して可動金型24に対して回転可能に支持
されている。この伝動歯車82の内周部分には、雌ねじ
溝が切られたナット状部が形成されていると共に、外周
部分にはかさ歯車部が形成されている。そして、位置決
めスリーブ54がセット空間80の奥方まで差し込まれ
た際に、位置決めスリーブ54の小径部70のボルト状
部76に対して、伝動歯車82のナット状部が螺合され
るようになっている。
【0036】更にまた、伝動歯車82の外方には軸付か
さ歯車88が配設され、軸部がスラストベアリング9
0,92およびブッシュ94を介して中心軸回りに回転
可能に支持されており、該軸付かさ歯車88のかさ歯車
部が、伝動歯車82のかさ歯車部に対して噛合されてい
る。なお、軸付かさ歯車88における軸部の外方先端部
は、可動金型24の外面に向かって延びており、この先
端部に対して駆動ハンドル96が装着されている。
さ歯車88が配設され、軸部がスラストベアリング9
0,92およびブッシュ94を介して中心軸回りに回転
可能に支持されており、該軸付かさ歯車88のかさ歯車
部が、伝動歯車82のかさ歯車部に対して噛合されてい
る。なお、軸付かさ歯車88における軸部の外方先端部
は、可動金型24の外面に向かって延びており、この先
端部に対して駆動ハンドル96が装着されている。
【0037】これにより、位置決めスリーブ54をセッ
ト空間80に差し込んだ後に、駆動ハンドル96を人力
で回転させることにより、回転駆動力が軸付かさ歯車8
8を介して伝動歯車82に及ぼされて、該伝動歯車82
が回転せしめられ、以て、伝動歯車82のナット状部と
位置決めスリーブ54のボルト状部76とのねじ送り作
用により、該位置決めスリーブ54が軸方向に螺入され
得るようになっているのである。
ト空間80に差し込んだ後に、駆動ハンドル96を人力
で回転させることにより、回転駆動力が軸付かさ歯車8
8を介して伝動歯車82に及ぼされて、該伝動歯車82
が回転せしめられ、以て、伝動歯車82のナット状部と
位置決めスリーブ54のボルト状部76とのねじ送り作
用により、該位置決めスリーブ54が軸方向に螺入され
得るようになっているのである。
【0038】そして、図2に示されているように、小径
部70側端面のストッパブロック98に対する当接によ
って位置規定される位置決めスリーブ54の組付位置に
おいては、位置決めスリーブ54の大径部72が可動側
キャビティ形成面42から僅かに突出せしめられ、以
て、この大径部72に対してスタンパ44の中心孔64
が嵌合されて可動側キャビティ形成面42上で位置決め
されるようになっている。なお、大径部72の突出高さ
は、該大径部72の軸方向端面が、可動側キャビティ形
成面42に重ね合わされたスタンパ44の表面と面一又
は略面一となるように設定されている。
部70側端面のストッパブロック98に対する当接によ
って位置規定される位置決めスリーブ54の組付位置に
おいては、位置決めスリーブ54の大径部72が可動側
キャビティ形成面42から僅かに突出せしめられ、以
て、この大径部72に対してスタンパ44の中心孔64
が嵌合されて可動側キャビティ形成面42上で位置決め
されるようになっている。なお、大径部72の突出高さ
は、該大径部72の軸方向端面が、可動側キャビティ形
成面42に重ね合わされたスタンパ44の表面と面一又
は略面一となるように設定されている。
【0039】ところで、上述の如きディスク成形用型に
おいて、スタンパ44の可動側キャビティ形成面42上
への位置決め配置は、以下の如き手法によって行われ
る。
おいて、スタンパ44の可動側キャビティ形成面42上
への位置決め配置は、以下の如き手法によって行われ
る。
【0040】先ず、図3に示されているように、位置決
めスリーブ54を可動金型24から取り出すと共に、該
位置決めスリーブ54の大径部72側端面に対して、セ
ット部材100を取り付ける。
めスリーブ54を可動金型24から取り出すと共に、該
位置決めスリーブ54の大径部72側端面に対して、セ
ット部材100を取り付ける。
【0041】このセット部材100は、合成樹脂材料等
の非磁性材にて形成されており、図4にも示されている
ように、略厚肉の円板形状を有する本体部分102に対
して、中央部分から軸方向一方の側に突出する把持部1
04が一体形成された構造とされている。また、本体部
分102の外周部分には、軸方向一方の端面に開口する
八個の装着穴106が互いに周方向に所定間隔を隔てて
設けられており、これら各装着穴106にロッド状の永
久磁石108が内挿されて、蓋部材109にて装着穴1
06が覆蓋されることにより、本体部分102の内部に
複数個の永久磁石108が組み付けられている。これに
より、図示されているように、セット部材100におけ
る本体部分102の端面を、位置決めスリーブ54の大
径部72側端面に重ね合わせることにより、該位置決め
スリーブ54がセット部材100に対して、永久磁石1
08の磁気吸引力によって吸引吸着されて取り付けられ
るようになっているのである。
の非磁性材にて形成されており、図4にも示されている
ように、略厚肉の円板形状を有する本体部分102に対
して、中央部分から軸方向一方の側に突出する把持部1
04が一体形成された構造とされている。また、本体部
分102の外周部分には、軸方向一方の端面に開口する
八個の装着穴106が互いに周方向に所定間隔を隔てて
設けられており、これら各装着穴106にロッド状の永
久磁石108が内挿されて、蓋部材109にて装着穴1
06が覆蓋されることにより、本体部分102の内部に
複数個の永久磁石108が組み付けられている。これに
より、図示されているように、セット部材100におけ
る本体部分102の端面を、位置決めスリーブ54の大
径部72側端面に重ね合わせることにより、該位置決め
スリーブ54がセット部材100に対して、永久磁石1
08の磁気吸引力によって吸引吸着されて取り付けられ
るようになっているのである。
【0042】なお、このことから明らかなように、本実
施例では、位置決めスリーブ54が鉄等の強磁性材にて
形成されている。また、位置決めスリーブ54に対して
有効な磁気吸引力が及ぼされるように、セット部材10
0に組み付けられた永久磁石108は、それぞれ、位置
決めスリーブ54の大径部72に対向位置せしめられる
部分に一方の磁極が位置せしめられるように設定するこ
とが望ましい。
施例では、位置決めスリーブ54が鉄等の強磁性材にて
形成されている。また、位置決めスリーブ54に対して
有効な磁気吸引力が及ぼされるように、セット部材10
0に組み付けられた永久磁石108は、それぞれ、位置
決めスリーブ54の大径部72に対向位置せしめられる
部分に一方の磁極が位置せしめられるように設定するこ
とが望ましい。
【0043】また、セット部材100の本体部分102
は、位置決めスリーブ54の大径部72の外径寸法より
も所定寸法だけ大きい外径寸法をもって形成されてお
り、図3に示されている如く、位置決めスリーブ54の
大径部72側端面に重ね合わされて取り付けられた際、
該大径部72の外周縁部から更に径方向外方に突出する
突出部110を有している。なお、特に本実施例では、
この突出部110が、位置決めスリーブ54の大径部7
2よりも僅かに大きな内径寸法を有する円環形状をもっ
て軸方向に突出せしめられており、図5にも示されてい
るように、位置決めスリーブ54の大径部72の外周面
に嵌合されるようになっている。そして、この突出部1
10の位置決めスリーブ54に対する嵌合により、セッ
ト部材100に対する位置決めスリーブ54の組付力が
一層有利に確保されるようになっていると共に、セット
部材100と位置決めスリーブ54とが径方向に位置決
めされて、把持部104が位置決めスリーブ54の略中
心軸上に位置するようにされているのである。
は、位置決めスリーブ54の大径部72の外径寸法より
も所定寸法だけ大きい外径寸法をもって形成されてお
り、図3に示されている如く、位置決めスリーブ54の
大径部72側端面に重ね合わされて取り付けられた際、
該大径部72の外周縁部から更に径方向外方に突出する
突出部110を有している。なお、特に本実施例では、
この突出部110が、位置決めスリーブ54の大径部7
2よりも僅かに大きな内径寸法を有する円環形状をもっ
て軸方向に突出せしめられており、図5にも示されてい
るように、位置決めスリーブ54の大径部72の外周面
に嵌合されるようになっている。そして、この突出部1
10の位置決めスリーブ54に対する嵌合により、セッ
ト部材100に対する位置決めスリーブ54の組付力が
一層有利に確保されるようになっていると共に、セット
部材100と位置決めスリーブ54とが径方向に位置決
めされて、把持部104が位置決めスリーブ54の略中
心軸上に位置するようにされているのである。
【0044】そして、かくの如くセット部材100を位
置決めスリーブ54に取り付けた後、位置決めスリーブ
54の小径部70側から、スタンパ44を外挿し、軸方
向に送ることによって、図3に示されているように、該
スタンパ44を大径部72に対して外嵌装着せしめる。
置決めスリーブ54に取り付けた後、位置決めスリーブ
54の小径部70側から、スタンパ44を外挿し、軸方
向に送ることによって、図3に示されているように、該
スタンパ44を大径部72に対して外嵌装着せしめる。
【0045】その際、位置決めスリーブ54の大径部7
2側端面にはセット部材100が組み付けられており、
該セット部材100の突出部110によって、スタンパ
44の大径部72側からの抜け出しが阻止されることか
ら、かかるスタンパ44が、大径部72に対して嵌合位
置に有利に位置決め保持され得るのである。なお、特に
本実施例では、図5に示されているように、位置決めス
リーブ54の大径部72の軸方向長さ:Lが、スタンパ
44の肉厚:tよりも、セット部材100における突出
部110の略軸方向突出高さだけ大きく設定されてい
る。また、スタンパ44を位置決めスリーブ54の大径
部72に嵌合させて保持せしめる際、該スタンパ44に
対しても、セット部材100による磁気吸引力が及ぼさ
れるようにしても良い。
2側端面にはセット部材100が組み付けられており、
該セット部材100の突出部110によって、スタンパ
44の大径部72側からの抜け出しが阻止されることか
ら、かかるスタンパ44が、大径部72に対して嵌合位
置に有利に位置決め保持され得るのである。なお、特に
本実施例では、図5に示されているように、位置決めス
リーブ54の大径部72の軸方向長さ:Lが、スタンパ
44の肉厚:tよりも、セット部材100における突出
部110の略軸方向突出高さだけ大きく設定されてい
る。また、スタンパ44を位置決めスリーブ54の大径
部72に嵌合させて保持せしめる際、該スタンパ44に
対しても、セット部材100による磁気吸引力が及ぼさ
れるようにしても良い。
【0046】次いで、セット部材100の把持部104
を手指や機械装置等で把持することにより位置決めスリ
ーブ54とスタンパ44を支持せしめて、図6に示され
ているように、可動金型24に形成されたセット空間8
0に対して、位置決めスリーブ54を小径部70側より
軸方向に挿入し、キー溝78にキー部材81を係合させ
て位置決めスリーブ54の回転を阻止せしめた状態下
で、駆動ハンドル96を回転操作することにより、位置
決めスリーブ54のボルト状部76に伝動歯車82の雌
ねじ部を螺合させ、そのねじ送り作用によって位置決め
スリーブ54を可動金型24の内方に送り込む。
を手指や機械装置等で把持することにより位置決めスリ
ーブ54とスタンパ44を支持せしめて、図6に示され
ているように、可動金型24に形成されたセット空間8
0に対して、位置決めスリーブ54を小径部70側より
軸方向に挿入し、キー溝78にキー部材81を係合させ
て位置決めスリーブ54の回転を阻止せしめた状態下
で、駆動ハンドル96を回転操作することにより、位置
決めスリーブ54のボルト状部76に伝動歯車82の雌
ねじ部を螺合させ、そのねじ送り作用によって位置決め
スリーブ54を可動金型24の内方に送り込む。
【0047】このねじ送り作用による位置決めスリーブ
54の可動金型24内方への送り込み操作が進行する
と、位置決めスリーブ54がストッパブロック98への
当接によって規定される組付位置に達する前に、先ず、
スタンパ44が可動側キャビティ形成面42に重ね合わ
される。そして、更に、位置決めスリーブ54の可動金
型24内方への送り込み操作が進行すると、スタンパ4
4の変位は可動側キャビティ形成面42によって阻止さ
れることから、図7に示されているように、位置決めス
リーブ54だけが軸方向に送り込まれる。
54の可動金型24内方への送り込み操作が進行する
と、位置決めスリーブ54がストッパブロック98への
当接によって規定される組付位置に達する前に、先ず、
スタンパ44が可動側キャビティ形成面42に重ね合わ
される。そして、更に、位置決めスリーブ54の可動金
型24内方への送り込み操作が進行すると、スタンパ4
4の変位は可動側キャビティ形成面42によって阻止さ
れることから、図7に示されているように、位置決めス
リーブ54だけが軸方向に送り込まれる。
【0048】それによって、スタンパ44が位置決めス
リーブ54の大径部72上を軸方向端部側に向かって移
動せしめられて、該位置決めスリーブ54が正規の組付
位置にセットされた際に、スタンパ44の表面が位置決
めスリーブ54の大径部72の突出先端面と面一又は略
面一とされて、該位置決めスリーブ54の大径部72に
対する嵌合により、可動側キャビティ形成面42上の所
定位置に位置決めされるのである。また、このスタンパ
44の位置決めと同時に、該スタンパ44が位置決めス
リーブ54における大径部72の軸方向先端部分にまで
移動せしめられることにより、該大径部72の軸方向先
端部分に外嵌されたセット部材100がスタンパ44に
よって押し出されて、位置決めスリーブ54から離脱せ
しめられるのである。
リーブ54の大径部72上を軸方向端部側に向かって移
動せしめられて、該位置決めスリーブ54が正規の組付
位置にセットされた際に、スタンパ44の表面が位置決
めスリーブ54の大径部72の突出先端面と面一又は略
面一とされて、該位置決めスリーブ54の大径部72に
対する嵌合により、可動側キャビティ形成面42上の所
定位置に位置決めされるのである。また、このスタンパ
44の位置決めと同時に、該スタンパ44が位置決めス
リーブ54における大径部72の軸方向先端部分にまで
移動せしめられることにより、該大径部72の軸方向先
端部分に外嵌されたセット部材100がスタンパ44に
よって押し出されて、位置決めスリーブ54から離脱せ
しめられるのである。
【0049】なお、このようなスタンパ44の装着に際
しては、スタンパ44が可動側キャビティ形成面42に
重ね合わされる前、或いは重ね合わされた後に、負圧エ
ア通路46,48を負圧源に接続する。これにより、上
述の如くして可動側キャビティ形成面42上に重ね合わ
されたスタンパ44が、該可動側キャビティ形成面42
上に吸引吸着されて装着されるのである。また、上述の
説明から明らかなように、本実施例では、セット部材1
00の突出部110により、金型に対する当接によって
該セット部材100を位置決めスリーブ54から離脱せ
しめる当接部が構成されている。
しては、スタンパ44が可動側キャビティ形成面42に
重ね合わされる前、或いは重ね合わされた後に、負圧エ
ア通路46,48を負圧源に接続する。これにより、上
述の如くして可動側キャビティ形成面42上に重ね合わ
されたスタンパ44が、該可動側キャビティ形成面42
上に吸引吸着されて装着されるのである。また、上述の
説明から明らかなように、本実施例では、セット部材1
00の突出部110により、金型に対する当接によって
該セット部材100を位置決めスリーブ54から離脱せ
しめる当接部が構成されている。
【0050】従って、上述の如くしてスタンパ44を可
動金型24に装着することとすれば、スタンパ44が位
置決めスリーブ54の大径部72側の先端部分に対し
て、引っ掛かることなく確実に嵌合されてセットされ得
るのであり、成形型におけるスタンパ44の装着および
交換操作を確実に行うことが可能となる。しかも、スタ
ンパ44は、位置決めスリーブ54の小径部70側から
外挿装着されることから、スタンパ44の位置決めスリ
ーブ54への組付けが容易であり、優れた作業性が発揮
され得るのである。
動金型24に装着することとすれば、スタンパ44が位
置決めスリーブ54の大径部72側の先端部分に対し
て、引っ掛かることなく確実に嵌合されてセットされ得
るのであり、成形型におけるスタンパ44の装着および
交換操作を確実に行うことが可能となる。しかも、スタ
ンパ44は、位置決めスリーブ54の小径部70側から
外挿装着されることから、スタンパ44の位置決めスリ
ーブ54への組付けが容易であり、優れた作業性が発揮
され得るのである。
【0051】そして、スタンパ44を位置決めする位置
決めスリーブ54の大径部72側の先端面には、スタン
パを案内するための突起(ガイド片)等を形成する必要
がなく、該大径部72側の先端面が平坦面とされること
から、成形キャビティ26において優れた樹脂流動性が
実現され得、樹脂材料の高圧での射出充填が可能となっ
て高品質のディスク基板を優れた成形サイクルで製造す
ることが出来ると共に、ディスク基板の内周部分におけ
る凹溝等の発生が回避されて外観上および強度上の商品
価値が向上され得、ディスク内周部分の表面への印刷も
容易となる。
決めスリーブ54の大径部72側の先端面には、スタン
パを案内するための突起(ガイド片)等を形成する必要
がなく、該大径部72側の先端面が平坦面とされること
から、成形キャビティ26において優れた樹脂流動性が
実現され得、樹脂材料の高圧での射出充填が可能となっ
て高品質のディスク基板を優れた成形サイクルで製造す
ることが出来ると共に、ディスク基板の内周部分におけ
る凹溝等の発生が回避されて外観上および強度上の商品
価値が向上され得、ディスク内周部分の表面への印刷も
容易となる。
【0052】また、本実施例のものにおいては、セット
部材100に永久磁石108が組み込まれており、この
永久磁石108の磁気吸引力によって、セット部材10
0の位置決めスリーブ54に対する吸引吸着力が発揮さ
れるようになっていることから、吸引吸着力を得るため
の外部の特別な装置やその操作が不要であり、簡略な構
造と優れた操作性が実現されるといった利点がある。
部材100に永久磁石108が組み込まれており、この
永久磁石108の磁気吸引力によって、セット部材10
0の位置決めスリーブ54に対する吸引吸着力が発揮さ
れるようになっていることから、吸引吸着力を得るため
の外部の特別な装置やその操作が不要であり、簡略な構
造と優れた操作性が実現されるといった利点がある。
【0053】更にまた、本実施例のものにおいては、セ
ット部材100の突出部110が位置決めスリーブ54
の大径部72に嵌め合わされることにより、セット部材
の把持部104が位置決めスリーブ54と略同一軸心上
に位置せしめられるようになっていることから、セット
部材100の把持部104によって位置決めスリーブ5
4を支持せしめての該位置決めスリーブ54の可動金型
24に対する組付けを容易に行うことが出来るといった
利点もある。
ット部材100の突出部110が位置決めスリーブ54
の大径部72に嵌め合わされることにより、セット部材
の把持部104が位置決めスリーブ54と略同一軸心上
に位置せしめられるようになっていることから、セット
部材100の把持部104によって位置決めスリーブ5
4を支持せしめての該位置決めスリーブ54の可動金型
24に対する組付けを容易に行うことが出来るといった
利点もある。
【0054】さらに、本実施例のものにおいては、位置
決めスリーブ54の大径部72に取り付けられたセット
部材100が、スタンパ44の装着完了とともに、位置
決めスリーブ54の組付力の反力によって自動的に位置
決めスリーブ54から離脱せしめられることから、セッ
ト部材100の取外しが容易且つ確実に行われて一層の
作業性向上が図られ得るのである。
決めスリーブ54の大径部72に取り付けられたセット
部材100が、スタンパ44の装着完了とともに、位置
決めスリーブ54の組付力の反力によって自動的に位置
決めスリーブ54から離脱せしめられることから、セッ
ト部材100の取外しが容易且つ確実に行われて一層の
作業性向上が図られ得るのである。
【0055】次に、図8には、本発明に従う構造とされ
たスタンパ装着装置の別の実施例が示されている。な
お、本実施例では、前記第一の実施例と同様な構造とさ
れた部材および部位に対してそれぞれ前記第一の実施例
と同一の符号を図面中に付することにより、それらの詳
細な説明を省略する。
たスタンパ装着装置の別の実施例が示されている。な
お、本実施例では、前記第一の実施例と同様な構造とさ
れた部材および部位に対してそれぞれ前記第一の実施例
と同一の符号を図面中に付することにより、それらの詳
細な説明を省略する。
【0056】先ず、本実施例においては、位置決めスリ
ーブ112として、前記第一の実施例のものよりも小径
部114と大径部116の外径寸法差が小さく、且つ大
径部116の軸方向長さが長くされてテーパ部118の
軸方向長さが非常に短くされたものが用いられている。
なお、かかる位置決めスリーブ112の材質は、必ずし
も強磁性材である必要はない。
ーブ112として、前記第一の実施例のものよりも小径
部114と大径部116の外径寸法差が小さく、且つ大
径部116の軸方向長さが長くされてテーパ部118の
軸方向長さが非常に短くされたものが用いられている。
なお、かかる位置決めスリーブ112の材質は、必ずし
も強磁性材である必要はない。
【0057】また、本実施例で採用されているセット部
材120は、厚肉の円板形状を有しており、その軸方向
一方の端面において、周方向に連続して延びる円環形状
の嵌合突起122が、一体的に突出形成されている。こ
の嵌合突起122は、位置決めスリーブ54における大
径部72の内径寸法より僅かに小さな外径寸法を有して
いると共に、突出先端部の外周縁隅部が曲面形状に面取
りされている。
材120は、厚肉の円板形状を有しており、その軸方向
一方の端面において、周方向に連続して延びる円環形状
の嵌合突起122が、一体的に突出形成されている。こ
の嵌合突起122は、位置決めスリーブ54における大
径部72の内径寸法より僅かに小さな外径寸法を有して
いると共に、突出先端部の外周縁隅部が曲面形状に面取
りされている。
【0058】そして、かかるセット部材120は、図8
に示されているように、嵌合突起122が位置決めスリ
ーブ54の大径部72側開口部に対して嵌め込まれるこ
とにより、該位置決めスリーブ54の大径部72側端面
に重ね合わされた状態で嵌着固定されるようになってい
るのである。なお、このことから明らかなように、本実
施例では、嵌合突起122によって嵌合部が構成されて
いる。また、セット部材120の外径寸法は、位置決め
スリーブ54の大径部72の外径寸法よりも大径とされ
ており、その外周部分によって、位置決めスリーブ54
に嵌着された際に大径部72から更に径方向外方に突出
する突出部124が構成されている。
に示されているように、嵌合突起122が位置決めスリ
ーブ54の大径部72側開口部に対して嵌め込まれるこ
とにより、該位置決めスリーブ54の大径部72側端面
に重ね合わされた状態で嵌着固定されるようになってい
るのである。なお、このことから明らかなように、本実
施例では、嵌合突起122によって嵌合部が構成されて
いる。また、セット部材120の外径寸法は、位置決め
スリーブ54の大径部72の外径寸法よりも大径とされ
ており、その外周部分によって、位置決めスリーブ54
に嵌着された際に大径部72から更に径方向外方に突出
する突出部124が構成されている。
【0059】このような位置決めスリーブ112とセッ
ト部材120によって構成されたスタンパ装着装置によ
っても、前記実施例と同様な手法に従い、可動金型24
に対してスタンパ44を装着することが出来るのであ
る。
ト部材120によって構成されたスタンパ装着装置によ
っても、前記実施例と同様な手法に従い、可動金型24
に対してスタンパ44を装着することが出来るのであ
る。
【0060】すなわち、先ず、図8に示されているよう
に、可動金型24から取り出した位置決めスリーブ11
2に対して、その大径部116側の開口部にセット部材
120を嵌着して組み付けた後、位置決めスリーブ11
2の小径部114側からスタンパ44を外挿して大径部
116側に送り込み、セット部材120の突出部124
への当接によって位置決めすることにより、かかるスタ
ンパ44を、その表面が位置決めスリーブ112の大径
部116側端面と面一又は略面一となるように位置せし
める。
に、可動金型24から取り出した位置決めスリーブ11
2に対して、その大径部116側の開口部にセット部材
120を嵌着して組み付けた後、位置決めスリーブ11
2の小径部114側からスタンパ44を外挿して大径部
116側に送り込み、セット部材120の突出部124
への当接によって位置決めすることにより、かかるスタ
ンパ44を、その表面が位置決めスリーブ112の大径
部116側端面と面一又は略面一となるように位置せし
める。
【0061】次いで、図9に示されているように、セッ
ト部材120を把持して位置決めスリーブ112とスタ
ンパ44を支持せしめ、該位置決めスリーブ112を、
可動金型24に設けられたセット空間80に対して、小
径部114側から差し込み、更に、小径部114のボル
ト状部126を利用した前記第一の実施例と同様なねじ
送り機構によって、該位置決めスリーブ112をセット
空間80の内方に送り込む。
ト部材120を把持して位置決めスリーブ112とスタ
ンパ44を支持せしめ、該位置決めスリーブ112を、
可動金型24に設けられたセット空間80に対して、小
径部114側から差し込み、更に、小径部114のボル
ト状部126を利用した前記第一の実施例と同様なねじ
送り機構によって、該位置決めスリーブ112をセット
空間80の内方に送り込む。
【0062】かかる位置決めスリーブ112のセット空
間80内方への送り込みによって、スタンパ44が可動
側キャビティ形成面42に接近すると、図10に示され
ているように、セット部材120の嵌合突起122の先
端面が可動金型24のエジェクタスリーブ56の先端面
に当接するが、更に、位置決めスリーブ112をセット
空間80の内方に送り込むことによって、図11に示さ
れているように、セット部材120を位置決めスリーブ
112から外方に押し出す。また、それと同時に、負圧
エア通路46を負圧源に接続し、可動側キャビティ形成
面42上に負圧吸引力を作用せしめる。
間80内方への送り込みによって、スタンパ44が可動
側キャビティ形成面42に接近すると、図10に示され
ているように、セット部材120の嵌合突起122の先
端面が可動金型24のエジェクタスリーブ56の先端面
に当接するが、更に、位置決めスリーブ112をセット
空間80の内方に送り込むことによって、図11に示さ
れているように、セット部材120を位置決めスリーブ
112から外方に押し出す。また、それと同時に、負圧
エア通路46を負圧源に接続し、可動側キャビティ形成
面42上に負圧吸引力を作用せしめる。
【0063】なお、このことから明らかなように、本実
施例では、セット部材120の嵌合突起122により、
金型に対する当接によって該セット部材120を位置決
めスリーブ112から離脱せしめる当接部が構成されて
いる。
施例では、セット部材120の嵌合突起122により、
金型に対する当接によって該セット部材120を位置決
めスリーブ112から離脱せしめる当接部が構成されて
いる。
【0064】そして、位置決めスリーブ112を組付位
置まで送り込んで可動金型24に組み付けると、それと
同時にスタンパ44が可動側キャビティ形成面42上に
重ね合わされて負圧吸引力で吸引吸着されると共に、セ
ット部材120が位置決めスリーブ112から押し出さ
れて離脱せしめられる。これにより、スタンパ44が位
置決めスリーブ112の大径部116によって位置決め
されて可動側キャビティ形成面42上の所定位置にセッ
トされることとなるのである。
置まで送り込んで可動金型24に組み付けると、それと
同時にスタンパ44が可動側キャビティ形成面42上に
重ね合わされて負圧吸引力で吸引吸着されると共に、セ
ット部材120が位置決めスリーブ112から押し出さ
れて離脱せしめられる。これにより、スタンパ44が位
置決めスリーブ112の大径部116によって位置決め
されて可動側キャビティ形成面42上の所定位置にセッ
トされることとなるのである。
【0065】従って、本実施例のものにあっても、前記
第一の実施例と同様な効果が有効に発揮され得るのであ
り、加えて、セット部材120が位置決めスリーブ54
に対して、嵌合突起122の嵌着によって取外し可能に
取り付けられるようになっていることから、永久磁石等
が不要となり、前記第一の実施例のセット部材よりも構
造が一層簡略化され得る。
第一の実施例と同様な効果が有効に発揮され得るのであ
り、加えて、セット部材120が位置決めスリーブ54
に対して、嵌合突起122の嵌着によって取外し可能に
取り付けられるようになっていることから、永久磁石等
が不要となり、前記第一の実施例のセット部材よりも構
造が一層簡略化され得る。
【0066】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これらは文字通りの例示であって、本発明は、か
かる具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
たが、これらは文字通りの例示であって、本発明は、か
かる具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0067】例えば、セット部材を位置決めスリーブの
軸方向端部に対して取外し可能に取り付ける機構は、前
記実施例の如き、永久磁石による磁気吸引力を利用した
ものや、嵌合構造による嵌着力を利用したものに限定さ
れるものでなく、その他、負圧空気による吸引力を利用
したもの等、公知の各種の機構が採用され得る。また、
嵌合構造による嵌着力を利用する場合等においては、嵌
合面に凹凸等の係止機構を付加することにより、取り付
けが確実に行われるようにすることも可能である。
軸方向端部に対して取外し可能に取り付ける機構は、前
記実施例の如き、永久磁石による磁気吸引力を利用した
ものや、嵌合構造による嵌着力を利用したものに限定さ
れるものでなく、その他、負圧空気による吸引力を利用
したもの等、公知の各種の機構が採用され得る。また、
嵌合構造による嵌着力を利用する場合等においては、嵌
合面に凹凸等の係止機構を付加することにより、取り付
けが確実に行われるようにすることも可能である。
【0068】また、位置決めスリーブの可動金型に対す
る組み付け機構も、前記実施例の如き螺着構造に限定さ
れるものではなく、例えばラック・ピニオン機構や係止
機構等のように、位置決めスリーブを可動金型に対して
差し込まれた組付状態に固定的にセットし得る機構であ
れば良い。
る組み付け機構も、前記実施例の如き螺着構造に限定さ
れるものではなく、例えばラック・ピニオン機構や係止
機構等のように、位置決めスリーブを可動金型に対して
差し込まれた組付状態に固定的にセットし得る機構であ
れば良い。
【0069】さらに、前記実施例では、位置決めスリー
ブが可動金型に差し込まれて金型内部に送り込まれた際
に、該可動金型に直接乃至はスタンパを介して間接に当
接されて、その当接力によりセット部材を位置決めスリ
ーブから押し出して離脱せしめる当接部が、セット部材
に設けられていたが、そのような当接部は必ずしも設け
る必要はなく、特に、位置決めスリーブに対するセット
部材の取り付けを、負圧空気や電磁石等のように遮断可
能な吸引吸着力を利用して行うような場合には、かくの
如き当接部によるセット部材の離脱機構を設けなくて
も、良好なるセット部材の取外し作業性が確保され得
る。
ブが可動金型に差し込まれて金型内部に送り込まれた際
に、該可動金型に直接乃至はスタンパを介して間接に当
接されて、その当接力によりセット部材を位置決めスリ
ーブから押し出して離脱せしめる当接部が、セット部材
に設けられていたが、そのような当接部は必ずしも設け
る必要はなく、特に、位置決めスリーブに対するセット
部材の取り付けを、負圧空気や電磁石等のように遮断可
能な吸引吸着力を利用して行うような場合には、かくの
如き当接部によるセット部材の離脱機構を設けなくて
も、良好なるセット部材の取外し作業性が確保され得
る。
【0070】加えて、前記実施例では、スタンパ44が
可動金型24側に装着されるようになっていたが、それ
に代えて、或いはそれに加えて、固定金型22側にスタ
ンパが装着されるようにされた成形用型に対しても、本
発明は、同様に適用され得る。
可動金型24側に装着されるようになっていたが、それ
に代えて、或いはそれに加えて、固定金型22側にスタ
ンパが装着されるようにされた成形用型に対しても、本
発明は、同様に適用され得る。
【0071】更にまた、前記実施例では、光ディスク基
板の成形用型に用いられるスタンパ装着装置に対して本
発明を適用した場合の一具体例について説明したが、光
磁気ディスク基板の成形用型等に用いられるスタンパ装
着装置にも同様に、本発明が適用可能であることは、勿
論である。
板の成形用型に用いられるスタンパ装着装置に対して本
発明を適用した場合の一具体例について説明したが、光
磁気ディスク基板の成形用型等に用いられるスタンパ装
着装置にも同様に、本発明が適用可能であることは、勿
論である。
【0072】また、前記実施例では、キャビティ形成面
に対してスタンパが負圧エアによって吸引吸着されるよ
うになっていたが、その他、電磁石等を用いた磁力など
によってスタンパをキャビティ形成面に吸引吸着させて
も良い。
に対してスタンパが負圧エアによって吸引吸着されるよ
うになっていたが、その他、電磁石等を用いた磁力など
によってスタンパをキャビティ形成面に吸引吸着させて
も良い。
【0073】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
【図1】本発明の一実施例としてのスタンパ装着装置が
適用される光ディスク基盤の成形用型の概略構造を示す
断面図である。
適用される光ディスク基盤の成形用型の概略構造を示す
断面図である。
【図2】図1に示された成形用型の可動金型に対してス
タンパを装着した状態を拡大して示す断面説明図であ
る。
タンパを装着した状態を拡大して示す断面説明図であ
る。
【図3】図1に示された成形用型においてスタンパ装着
の一工程を説明するための断面説明図である。
の一工程を説明するための断面説明図である。
【図4】図3におけるIV−IV矢視図である。
【図5】図3におけるa部拡大図である。
【図6】図3に続くスタンパ装着の一工程を説明するた
めの断面説明図である。
めの断面説明図である。
【図7】図6に続くスタンパ装着の一工程を説明するた
めの断面説明図である。
めの断面説明図である。
【図8】本発明の別の実施例としてのスタンパ装着装置
を用いて成形用型にスタンパを装着するための一工程を
説明するための断面説明図である。
を用いて成形用型にスタンパを装着するための一工程を
説明するための断面説明図である。
【図9】図8に続くスタンパ装着の一工程を説明するた
めの断面説明図である。
めの断面説明図である。
【図10】図9に続くスタンパ装着の一工程を説明する
ための断面説明図である。
ための断面説明図である。
【図11】図10に続くスタンパ装着の一工程を説明す
るための断面説明図である。
るための断面説明図である。
【図12】図11に続くスタンパ装着の一工程を説明す
るための断面説明図である。
るための断面説明図である。
22 固定金型 24 可動金型 26 ディスク成形キャビティ 32 固定側キャビティ形成面 42 可動側キャビティ形成面 44 スタンパ 46,48 負圧エア通路 54,112 位置決めスリーブ 64 中心孔 70,114 小径部 72,116 大径部 80 セット空間 100,120 セット部材 104 把持部 108 永久磁石 110,124 突出部 122 嵌合突起
Claims (7)
- 【請求項1】 互いに型合わせされてディスク基板の成
形キャビティを形成する固定金型および可動金型の少な
くとも一方の金型におけるキャビティ形成面に対して、
円環板状のスタンパを重ね合わせると共に、該スタンパ
の中心孔を該キャビティ形成面の中央部分に突設された
位置決め突部に嵌め合わせて位置決めし、該スタンパを
該キャビティ形成面に吸引吸着せしめて装着するスタン
パ装着装置において、 前記金型のキャビティ形成面に対して軸方向一端側から
差し込まれて組み付けられることにより、該軸方向一端
側よりも外径寸法の大きい軸方向他端側が該キャビティ
形成面の中央に前記スタンパの肉厚と略同一の高さで突
出せしめられて前記位置決め突部を構成する位置決めス
リーブと、該位置決めスリーブの軸方向他端側に対して
取り外し可能に取り付けられて、該位置決めスリーブの
軸方向他端側から径方向外方に突出する突出部により、
前記位置決めスリーブの軸方向一端側より外挿された前
記スタンパの該位置決めスリーブの軸方向他端側からの
抜け出しを阻止して、該スタンパを該位置決めスリーブ
の軸方向他端側への嵌合位置に保持せしめるセット部材
とを、含んで構成されていることを特徴とするスタンパ
装着装置。 - 【請求項2】 前記位置決めスリーブの軸方向他端側と
前記セット部材との間に吸着力を及ぼす吸着手段が設け
られており、該吸着手段により、該セット部材が該位置
決めスリーブの軸方向他端側に対して取り外し可能に吸
着されるようになっている請求項1に記載のスタンパ装
着装置。 - 【請求項3】 前記セット部材において、前記位置決め
スリーブの軸方向他端側の内周面および外周面の少なく
とも何れか一方に嵌め合わされる嵌合部が設けられてお
り、該嵌合部により、該セット部材が該位置決めスリー
ブの軸方向他端側に対して取り外し可能に嵌着されるよ
うになっている請求項1に記載のスタンパ装着装置。 - 【請求項4】 前記セット部材を、前記位置決めスリー
ブの軸方向他端側に対して径方向に位置決めするための
位置決め手段が設けられている請求項1乃至3の何れか
に記載のスタンパ装着装置。 - 【請求項5】 前記セット部材において、前記位置決め
スリーブに対する取付側とは反対側の軸方向外方に向か
って突出する把持部が設けられている請求項1乃至4の
何れかに記載のスタンパ装着装置。 - 【請求項6】 前記セット部材において、前記位置決め
スリーブの軸方向他端側端面から所定量だけ軸方向内方
に突出せしめられて、かかる位置決めスリーブの前記金
型への差し込みによって該金型に当接せしめられる当接
部が設けられており、該当接部の該金型に対する当接に
よって、前記セット部材が該位置決めスリーブの軸方向
他端側から押し出されて離隔されるようになっている請
求項1乃至5の何れかに記載のスタンパ装着装置。 - 【請求項7】 互いに型合わせされてディスク基板の成
形キャビティを形成する固定金型および可動金型の少な
くとも一方の金型におけるキャビティ形成面に対して、
円環板状のスタンパを重ね合わせると共に、該スタンパ
の中心孔を該キャビティ形成面の中央部分に突設された
位置決め突部に嵌め合わせて位置決めすることにより、
該スタンパを該キャビティ形成面に装着するに際して、 前記金型のキャビティ形成面に軸方向一端側から差し込
まれて組み付けられることにより、該軸方向一端側より
も外径寸法の大きい軸方向他端側が該キャビティ形成面
の中央に前記スタンパの肉厚と略同一の高さで突出せし
められて前記位置決め突部を構成する位置決めスリーブ
を用い、該位置決めスリーブの軸方向他端側に対して径
方向外方に突出する突出部を有するセット部材を取り付
けると共に、該位置決めスリーブの軸方向一端側より前
記スタンパを外挿し、更に該スタンパを該位置決めスリ
ーブの軸方向他端側へ送り込んで前記セット部材の突出
部への当接により抜け出しが阻止される嵌合位置に導く
と共に、該位置決めスリーブを前記金型に差し込んで組
み付けることにより、かかるスタンパを該金型の前記キ
ャビティ形成面に重ね合わせ、該スタンパを該キャビテ
ィ形成面に吸引吸着せしめた後に、前記セット部材を前
記位置決めスリーブから取り外すことを特徴とするスタ
ンパ装着方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12369195A JPH08309801A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | スタンパ装着装置およびスタンパ装着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12369195A JPH08309801A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | スタンパ装着装置およびスタンパ装着方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08309801A true JPH08309801A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=14866945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12369195A Pending JPH08309801A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | スタンパ装着装置およびスタンパ装着方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08309801A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114589891A (zh) * | 2020-12-03 | 2022-06-07 | 汉达精密电子(昆山)有限公司 | 一种模具的内切浇口机构 |
-
1995
- 1995-05-23 JP JP12369195A patent/JPH08309801A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114589891A (zh) * | 2020-12-03 | 2022-06-07 | 汉达精密电子(昆山)有限公司 | 一种模具的内切浇口机构 |
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