JPH08310431A - 車両用動力舵取装置 - Google Patents

車両用動力舵取装置

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JPH08310431A
JPH08310431A JP12191095A JP12191095A JPH08310431A JP H08310431 A JPH08310431 A JP H08310431A JP 12191095 A JP12191095 A JP 12191095A JP 12191095 A JP12191095 A JP 12191095A JP H08310431 A JPH08310431 A JP H08310431A
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JP
Japan
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power
steering
assist
hydraulic pressure
power cylinder
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Application number
JP12191095A
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English (en)
Inventor
Kaname Saito
要 斉藤
Morihiro Matsuda
守弘 松田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速旋回時等でのアシスト力不足を所望の操
舵フィーリングを損なうことなく解消すること。 【構成】 操舵トルクに応じて作動するコントロールバ
ルブ12を介してパワーシリンダ13にアシスト油圧を
供給することにより操舵アシストを行うようにした車両
用動力舵取装置において、車速の上昇に応じて前記パワ
ーシリンダの両室13a,13bを結ぶバイパス通路P
1の通路面積を増大させ、かつ前記アシスト油圧の上昇
に応じて前記バイパス通路P1の通路面積を連続的に減
少させる可変絞り弁20を前記バイパス通路P1に介装
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用動力舵取装置に
関し、特に、操舵トルクに応じて作動するコントロール
バルブを介してパワーシリンダにアシスト油圧を供給す
ることにより操舵アシストを行うようにした車両用動力
舵取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用動力舵取装置の一つとし
て、パワーシリンダの両室を結ぶバイパス通路に、車速
の上昇に応じて前記バイパス通路の通路面積を増大させ
る可変絞り弁を介装して、操舵トルクが一定である場合
のパワーシリンダによるアシスト力を車速の上昇に応じ
て減少させるようにしたものがあり、例えば実開昭51
−140925号公報に示されている。かかる車両用動
力舵取装置においては、アシスト油圧の上昇限界値が車
速上昇に応じて順次低下し、高速時にはアシスト油圧の
上昇限界値がかなり低いものとなるため、高速旋回時等
にはアシスト力が不足する可能性がある。
【0003】かかる問題は、実開昭63−150876
号公報に示されている車両用動力舵取装置、すなわち、
油圧検出手段によって検出される検出油圧(パワーシリ
ンダに供給されるアシスト油圧)が車速に基づいて演算
されるアシスト上限油圧(アシスト油圧の上昇率が低下
し始める油圧値)より高くなったときに、可変絞り弁に
て開度を所定量小さくして、前記バイパス通路の通路面
積を所定量減少させる装置によって解消することは可能
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した実
開昭63−150876号公報に示されている車両用動
力舵取装置においては、検出油圧がアシスト上限油圧よ
り高くなったときに、可変絞り弁にて開度を所定量小さ
くして、前記バイパス通路の通路面積を所定量減少させ
るようにしてあるため、油圧特性が急激に所定量変化
し、これに起因して油圧振動が発生し、所望の操舵フィ
ーリングが得られない可能性がある。本発明は、上記し
た問題に対処すべくなされたものであり、その目的は高
速旋回時等でのアシスト力不足を所望の操舵フィーリン
グを損なうことなく解消することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の請求項1に係る発明においては、操舵
トルクに応じて作動するコントロールバルブを介してパ
ワーシリンダにアシスト油圧を供給することにより操舵
アシストを行うようにした車両用動力舵取装置におい
て、車速の上昇に応じて前記パワーシリンダの両室を結
ぶバイパス通路の通路面積を増大させ、かつ前記アシス
ト油圧の上昇に応じて前記バイパス通路の通路面積を連
続的に減少させる可変絞り弁を前記バイパス通路に介装
した。
【0006】また、本発明の請求項2に係る発明におい
ては、操舵トルクに応じて作動するコントロールバルブ
を介してパワーシリンダにアシスト油圧を供給すること
により操舵アシストを行うようにした車両用動力舵取装
置において、前記パワーシリンダとして複数のパワーシ
リンダを採用し、またこれらパワーシリンダの一つを除
いて車速に応じて作動を制御してパワーシリンダによる
アシスト力を車速の上昇に応じて減少させるシリンダ作
動制御手段を設けた。
【0007】また、本発明の請求項3に係る発明におい
ては、操舵トルクに応じて作動するコントロールバルブ
を介してパワーシリンダにアシスト油圧を供給すること
により操舵アシストを行うようにした車両用動力舵取装
置において、前記コントロールバルブとして複数のコン
トロールバルブを採用するとともに、各コントロールバ
ルブに対応して各パワーシリンダをそれぞれ配設し、ま
たこれら各パワーシリンダの一つを除いて車速に応じて
作動を制御してパワーシリンダによるアシスト力を車速
の上昇に応じて減少させるシリンダ作動制御手段を設け
た。
【0008】
【発明の作用・効果】本発明の請求項1に係る発明にお
いては、パワーシリンダの両室を結ぶバイパス通路に介
装した可変絞り弁がバイパス通路の通路面積を車速の上
昇に応じて増大させ、かつアシスト油圧の上昇に応じて
連続的に減少させるため、車速が高速である直進走行時
には、可変絞り弁がバイパス通路の通路面積を低速及び
中速の直進走行時に比して大きくしているものの、操舵
トルクに応じたコントロールバルブの作動によりパワー
シリンダに供給されるアシスト油圧が上昇すると、この
アシスト油圧の上昇に応じて可変絞り弁がバイパス通路
の通路面積を連続的に減少させる。したがって、高速時
であってもアシスト油圧はコントロールバルブの作動に
伴って順次連続的に上昇し、高速旋回時等では必要なア
シスト力が得られてアシスト力不足は生じず、また連続
的に変化する油圧特性(操舵トルクに対するアシスト油
圧の変化特性)が得られて所望の操舵フィーリングが得
られる。
【0009】また、本発明の請求項2に係る発明におい
ては、シリンダ作動制御手段が複数のパワーシリンダの
一つを除いて車速に応じて作動を制御してパワーシリン
ダによるアシスト力を車速の上昇に応じて減少させるも
のの、パワーシリンダの一つはシリンダ作動制御手段に
より作動を制御されずコントロールバルブの作動に伴っ
て順次連続的に上昇するアシスト油圧を受けて車速に拘
らず作動する。したがって、高速旋回時等ではシリンダ
作動制御手段により作動を制御されないパワーシリンダ
により必要なアシスト力が得られてアシスト力不足は生
じないため、圧力による制御は不要となる。したがっ
て、同パワーシリンダでは連続的に変化する油圧特性
(操舵トルクに対するアシスト油圧の変化特性)が得ら
れて所望の操舵フィーリングが得られる。
【0010】また、本発明の請求項3に係る発明におい
ては、シリンダ作動制御手段が複数のパワーシリンダの
一つを除いて車速に応じて作動を制御してパワーシリン
ダによるアシスト力を車速の上昇に応じて減少させるも
のの、パワーシリンダの一つはシリンダ作動制御手段に
より作動を制御されずコントロールバルブの作動に伴っ
て順次連続的に上昇するアシスト油圧を受けて車速に拘
らず作動する。したがって、高速旋回時等ではシリンダ
作動制御手段により作動を制御されないパワーシリンダ
により必要なアシスト力が得られてアシスト力不足は生
じず、また同パワーシリンダでは連続的に変化する油圧
特性(操舵トルクに対するアシスト油圧の変化特性)が
得られて所望の操舵フィーリングが得られる。また、こ
の請求項3に係る発明においては、各コントロールバル
ブに対応して各パワーシリンダをそれぞれ配設したた
め、各コントロールバルブの作動タイミングを異ならせ
ることにより各パワーシリンダの作動タイミングを異な
らせることができ、これによって適宜な操舵出力特性を
得ることが可能であり、操舵フィーリングを向上させる
ことが可能である。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の各実施例を図面に基づいて
説明する。図1及び図2は請求項1に係る発明の一実施
例を概略的に示していて、この実施例の車両用動力舵取
装置は、エンジン(図示省略)によって駆動される油圧
ポンプ11と、ステアリングホイール(図示省略)に加
わる操舵トルクに応じて作動する周知のコントロールバ
ルブ12と、このコントロールバルブ12の作動によっ
て得られるアシスト油圧をコントロールバルブ12を介
して供給されて作動し操舵アシストを行うパワーシリン
ダ13と、パワーシリンダ13の両室13a,13bを
結ぶバイパス通路P1に介装した可変絞り弁20を備え
ている。
【0012】コントロールバルブ12は、リザーバ14
から作動油を吸入して吐出する油圧ポンプ11の吐出口
とパワーシリンダの左室13aを結ぶ通路に介装した可
変絞り部12aと、油圧ポンプ11の吐出口とパワーシ
リンダの右室13bを結ぶ通路に介装した可変絞り部1
2bと、パワーシリンダの左室13aとリザーバ14を
結ぶ通路に介装した可変絞り部12cと、パワーシリン
ダの右室13bとリザーバ14を結ぶ通路に介装した可
変絞り部12dを備えていて、左操舵時には可変絞り部
12bと12cが共に操舵トルクに応じて絞られるとと
もに可変絞り部12aと12dが共に広げられてパワー
シリンダの左室13aにアシスト油圧が供給され、また
右操舵時には可変絞り部12aと12dが共に操舵トル
クに応じて絞られるとともに可変絞り部12bと12c
が共に広げられてパワーシリンダの右室13bにアシス
ト油圧が供給される。
【0013】可変絞り弁20は、図1及び図2に示した
ように、車速の上昇に応じてパワーシリンダの両室13
a,13bを結ぶバイパス通路P1の通路面積を増大さ
せ、かつ前記アシスト油圧の上昇に応じてバイパス通路
P1の通路面積を連続的に減少させるものであり、バル
ブボディ21とスプール22とスプリング23とヨーク
24とソレノイド25によって構成されていて、ソレノ
イド25への通電は電子制御装置30により車速センサ
31からの検出信号に基づいて予め組み込んだ制御プロ
グラムによって制御されるように構成されている。
【0014】バルブボディ21は、非磁性材料によって
形成されていて、スプール22を収容する段付内孔21
aと、この段付内孔21aの小径部に形成されてパワー
シリンダの左室13aに連通する凹部21bと、この凹
部21bに対向して形成されてパワーシリンダの右室1
3bに連通する凹部21cとを備えている。スプール2
2は、磁性材料によって形成されていて、大径部22a
と小径部22bと連結部22cとを備えており、大径部
22aと小径部22bにてバルブボディ21の段付内孔
21aに軸方向へ摺動可能に組付けられていて、バルブ
ボディ21と連結部22c間に形成される環状の通路を
介して両凹部(環状ではない)21b,21cを連通さ
せており、小径部22bにてバイパス通路P1の通路面
積を増減させるようになっている。また、スプール22
の軸心には連通孔22dが形成されていて、スプール2
2の両端に形成される両室が互いに連通しており、これ
ら両室はドレン通路P2を通してリザーバ14に接続さ
れている。
【0015】スプリング23は、スプール22の小径部
22bとヨーク24間に介装した圧縮コイルスプリング
であり、所定の予備荷重を付与して組付けられている。
ヨーク24は、バルブボディ21における段付内孔21
aの小径部端に移動不能に組付けられていて、その外周
にはソレノイド25が同軸的に配設されている。ソレノ
イド25は、通電によってスプール22とヨーク24間
に電磁吸引力を生じさせるものであり、車速の上昇に応
じて増大する通電電流値が電子制御装置30から付与さ
れて、車速の上昇に応じて順次増大する電磁吸引力が得
られるように構成されている。
【0016】上記のように構成した本実施例において
は、例えば、車速が低速である場合、電子制御装置30
から可変絞り弁20のソレノイド25に付与される通電
電流値が小さくて、スプリング23のばね力を受けてい
るスプール22は電磁吸引力を受けるものの両凹部21
b,21cの連通を遮断する位置に保持される。このた
め、バイパス通路P1は可変絞り弁20によって閉じら
れていて作動油の流通を遮断されており、操舵トルクに
応じてコントロールバルブ12の可変絞り部12bと1
2cまたは12aと12dが絞られるとともに可変絞り
部12aと12dまたは12bと12cが広げられて得
られるアシスト油圧が図3のAに示した油圧特性線のよ
うに変化する。
【0017】一方、車速が中速または高速である場合に
は、電子制御装置30から可変絞り弁20のソレノイド
25に付与される通電電流値が車速の上昇に応じて大き
くなっていて、スプール22は両凹部21b,21cを
連通させる位置までスプリング23のばね力に抗して移
動している。このため、バイパス通路P1は連通してい
て、作動油の流通は可能であり、操舵トルクに応じてコ
ントロールバルブ12の可変絞り部12bと12cまた
は12aと12dが絞られるとともに可変絞り部12a
と12dまたは12bと12cが広げられて得られるア
シスト油圧が図3のBまたはCに示した各油圧特性線の
ように変化する。図3のBは中速時の油圧特性線であ
り、また図3のCは高速時の油圧特性線であり、これら
各油圧特性線が得られるのはコントロールバルブ12の
作動時に作動油の一部がバイパス通路P1を流れてアシ
スト油圧の上昇を抑制するためである。
【0018】ところで、車速が中速または高速である場
合には、可変絞り弁20のスプール22がソレノイド2
5への通電による電磁吸引力(図2の上方への力)とス
プリング23のばね力(図2の下方への力)と両凹部2
1b,21c間を流れる作動油により受圧面積差によっ
て生じる押圧力(図2の下方への力)を受けて、バイパ
ス通路P1の通路面積を車速の上昇に応じて増大させ、
かつアシスト油圧の上昇に応じて連続的に減少させる。
なお、図3の仮想線にて示した各油圧特性線は、可変絞
り弁20におけるスプール22の大径部22aを小径部
22bと同一径の小径部として、スプール22に作動油
の押圧力(受圧面積差による押圧力)が作用しないよう
にした場合のものである。
【0019】このため、本実施例においては、車速が高
速である直進走行時、可変絞り弁20がバイパス通路P
1の通路面積を低速及び中速の直進走行時に比して大き
くしているものの、操舵トルクに応じたコントロールバ
ルブ12の作動によりパワーシリンダ13に供給される
アシスト油圧が上昇すると、このアシスト油圧の上昇に
応じて可変絞り弁20がバイパス通路P1の通路面積を
連続的に減少させる。したがって、高速時であってもア
シスト油圧は図3の油圧特性線Cにて示したようにコン
トロールバルブ12の作動(操舵トルクの上昇)に伴っ
て順次連続的に上昇し、高速旋回時等では必要なアシス
ト力が得られてアシスト力不足は生じず、また連続的に
変化する油圧特性(操舵トルクに対するアシスト油圧の
変化特性)が得られて所望の操舵フィーリングが得られ
る。
【0020】図4は請求項2に係る発明の一実施例を概
略的に示していて、この実施例の車両用動力舵取装置
は、エンジン(図示省略)によって駆動される油圧ポン
プ111と、ステアリングホイール(図示省略)に加わ
る操舵トルクに応じて作動する周知のコントロールバル
ブ112と、このコントロールバルブ112の作動によ
って得られるアシスト油圧をコントロールバルブ112
を介して供給されて作動し操舵アシストを行うパワーシ
リンダ113と、パワーシリンダ113の各室113
a,113cを結ぶ連通路P11と各室113b,11
3dを結ぶ連通路P12をそれぞれ絞る可変絞り弁12
0を備えている。
【0021】コントロールバルブ112は、リザーバ1
14から作動油を吸入して吐出する油圧ポンプ111の
吐出口とパワーシリンダの左室113aを結ぶ通路に介
装した可変絞り部112aと、油圧ポンプ111の吐出
口とパワーシリンダの右室113dを結ぶ通路に介装し
た可変絞り部112bと、パワーシリンダの左室113
aとリザーバ114を結ぶ通路に介装した可変絞り部1
12cと、パワーシリンダの右室113dとリザーバ1
14を結ぶ通路に介装した可変絞り部112dを備えて
いて、左操舵時には可変絞り部112bと112cが共
に操舵トルクに応じて絞られるとともに可変絞り部11
2aと112dが共に広げられてパワーシリンダの左室
113aと中間右室113cにアシスト油圧が供給さ
れ、また右操舵時には可変絞り部112aと112dが
共に操舵トルクに応じて絞られるとともに可変絞り部1
12bと112cが共に広げられてパワーシリンダの右
室113dと中間左室113bにアシスト油圧が供給さ
れる。
【0022】パワーシリンダ113は、実質的に2個の
パワーシリンダを直列に配置したものであり、左室11
3aと右室113dに供給されるアシスト油圧はコント
ロールバルブ112のみによって制御されるように構成
され、また中間左室113bと中間右室113cに供給
されるアシスト油圧はコントロールバルブ112と可変
絞り弁120とによって制御されるように構成されてい
る。
【0023】可変絞り弁120は、パワーシリンダの両
室113a,113cを結ぶ連通路P11と両室113
b,113dを結ぶ連通路P12の通路面積を増減させ
てパワーシリンダ113によって得られるアシスト力を
制御するものであり、バルブボディ121とスプール1
22とスプリング123とヨーク124とソレノイド1
25によって構成されていて、ソレノイド125への通
電は電子制御装置130により車速センサ131からの
検出信号と舵角センサ132からの検出信号に基づいて
予め組み込んだ制御プログラムによって制御されるよう
に構成されている。
【0024】バルブボディ121は、非磁性材料によっ
て形成されていて、スプール122を収容する内孔12
1aと、この内孔121aに形成されてパワーシリンダ
の左室113aに連通する凹部121bと、この凹部1
21bに対向して形成されてパワーシリンダの中間右室
113cに連通する凹部121cと、パワーシリンダの
右室113dに連通する凹部121dと、この凹部12
1dに対向して形成されてパワーシリンダの中間左室1
13bに連通する凹部121eとを備えている。スプー
ル122は、磁性材料によって形成されていて、中間部
が小径とされており、バルブボディ121の内孔121
aに軸方向へ摺動可能に組付けられていて、バルブボデ
ィ121と中間小径部間に形成される環状の通路を介し
て両凹部(環状ではない)121b,121cを連通さ
せるとともに、スプリング収容室を介して両凹部(環状
ではない)121d,121eを連通させており、軸方
向移動によって両連通路P11,P12の通路面積を増
減させるようになっている。また、スプール122の軸
心には連通孔122aが形成されていて、スプール12
2の両端に形成される両室が互いに連通して同圧とされ
ている。
【0025】スプリング123は、スプール122とヨ
ーク124間に介装した圧縮コイルスプリングであり、
所定の予備荷重を付与して組付けられている。ヨーク1
24は、バルブボディ121の内孔121aの一端に移
動不能に組付けられていて、その外周にはソレノイド1
25が同軸的に配設されている。ソレノイド125は、
通電によってスプール122とヨーク124間に電磁吸
引力を生じさせるものであり、車速の上昇に応じて増大
しかつ操舵速度の上昇に応じて減少する通電電流値が電
子制御装置30から付与されて、車速の上昇に応じて順
次増大しかつ操舵速度の上昇に応じて順次減少する電磁
吸引力が得られるように構成されている。
【0026】上記のように構成した図4の実施例におい
ては、例えば、車速が低速である場合、電子制御装置1
30から可変絞り弁120のソレノイド125に付与さ
れる通電電流値が小さくて、スプリング123のばね力
を受けているスプール122には小さな電磁吸引力が作
用しており、両凹部121b,121cを連通させる通
路及び両凹部121d,121eを連通させる通路すな
わち両連通路P11,P12の通路面積は大きくされて
保持されている。このため、操舵トルクに応じてコント
ロールバルブ112の可変絞り部112bと112cま
たは112aと112dが絞られるとともに可変絞り部
112aと112dまたは112bと112cが広げら
れて得られるアシスト油圧はパワーシリンダ113の両
室113aと113cまたは113dと113bに略同
等に供給されて、図5のDに示した操舵出力(操舵輪を
転舵させる力)が得られる。なお、パワーシリンダ11
3によるアシスト力が得られないときの操舵出力は図5
の仮想線にて示したように変化する。
【0027】一方、車速が高速である場合には、電子制
御装置130から可変絞り弁120のソレノイド125
に付与される通電電流値が大きくて、スプリング123
のばね力を受けているスプール122には大きな電磁吸
引力が作用しており、両凹部121b,121cを連通
させる通路及び両凹部121d,121eを連通させる
通路すなわち両連通路P11,P12の通路面積は小さ
くされて保持されている。このため、操舵トルクに応じ
てコントロールバルブ112の可変絞り部112bと1
12cまたは112aと112dが絞られるとともに可
変絞り部112aと112dまたは112bと112c
が広げられて得られるアシスト油圧はパワーシリンダ1
13の各室113aまたは113dにはスムーズに供給
されるものの、パワーシリンダ113の各室113cま
たは113bには可変絞り弁120により絞られて供給
され、図5のEに示した操舵出力(アシスト力が低速時
に比して少ない)が得られる。なお、車速が中速である
場合には、両連通路P11,P12の通路面積が車速が
高速である場合ほどには小さくされないため、図5のD
とE間で車速に応じた操舵出力が得られる。
【0028】また、本実施例においては、可変絞り弁1
20において車速の上昇に応じて順次増大しかつ操舵速
度の上昇に応じて順次減少する電磁吸引力が得られるよ
うに構成されているため、車速が中速または高速である
場合で通常に比して急な操舵操作が行われた場合には、
通常に操舵操作が行われる場合に比して小さな電磁吸引
力が得られて、両連通路P11,P12の通路面積は通
常に操舵操作が行われる場合に比して大きくされる。し
たがって、この場合には、通常に操舵操作が行われる場
合に比してアシスト力が大きい操舵出力が得られ、緊急
回避操舵等において有効に機能する。
【0029】図6は請求項2に係る発明の他の実施例を
概略的に示していて、この実施例のラックピニオン式車
両用動力舵取装置は、エンジン(図示省略)によって駆
動されリザーバ214から作動油を吸入して吐出する油
圧ポンプ211と、ステアリングホイール(図示省略)
に加わる操舵トルクに応じて作動する周知のコントロー
ルバルブ212と、このコントロールバルブ212の作
動によって得られるアシスト油圧をコントロールバルブ
212を介して供給されて作動し操舵アシストを行うパ
ワーシリンダ213A,213B,213Cと、パワー
シリンダ213B,213Cへのアシスト油圧の供給・
遮断を車速に応じて切り換える電磁切換弁221,22
2と、パワーシリンダ213Bの各室213Ba,21
3Bbを結ぶ連通路P21を車速に応じて連通・遮断す
る電磁開閉弁223と、パワーシリンダ213Cの各室
213Ca,213Cbを結ぶ連通路P22を車速に応
じて連通・遮断する電磁開閉弁224を備えている。
【0030】コントロールバルブ212は、図1と図4
に示した各コントロールバルブ12,112と実質的に
同じものであり、左操舵時にはパワーシリンダ213の
左室213Aaにアシスト油圧が供給され、また右操舵
時にはパワーシリンダ213の右室213Abにアシス
ト油圧が供給される。3個のパワーシリンダ213A,
213B,213Cは、並列に配置されていて、各ピス
トンロッドにて連結棒215,216により互いに連結
されており、連動して一体的に作動するように構成され
ている。
【0031】電磁切換弁221,222は、電子制御装
置(図示省略)により車速センサ(図示省略)からの検
出信号に基づいて予め組み込んだ制御プログラムによっ
て制御されるように構成されていて、車速が低速である
場合には共に図示状態とされて、両パワーシリンダ21
3B,213Cの各室にアシスト油圧が供給され得るよ
うにし、また車速が中速である場合には共に図示中央の
状態とされて、パワーシリンダ213Cの各室にアシス
ト油圧が供給され得るようにし、また車速が高速である
場合には共に図示右端の状態とされて、両パワーシリン
ダ213B,213Cの各室にアシスト油圧が供給され
ないようにする。
【0032】電磁開閉弁223,224は、電子制御装
置(図示省略)により車速センサ(図示省略)からの検
出信号に基づいて予め組み込んだ制御プログラムによっ
て制御されるように構成されていて、車速が低速である
場合には共に図示状態とされて、両連通路P21,P2
2を共に遮断して両パワーシリンダ213B,213C
の各左室と各右室の連通を遮断し、また車速が中速であ
る場合には電磁開閉弁223のみが連通状態とされて、
パワーシリンダ213Bの左室と右室が連通するように
し、また車速が高速である場合には共に連通状態とされ
て、両パワーシリンダ213B,213Cの各左室と各
右室が共に連通するようにする。
【0033】上記のように構成した図6の実施例におい
ては、例えば、車速が低速である場合、電子制御装置に
より両電磁切換弁221,222が図示状態に維持され
るとともに、両電磁開閉弁223,224が図示状態に
維持されているため、コントロールバルブ212の作動
によって得られるアシスト油圧がパワーシリンダ213
Aの各室は勿論のこと両パワーシリンダ213B,21
3Cの各室にも付与されて、3個のパワーシリンダ21
3A,213B,213Cの全てにおいてアシスト力が
発揮されて大きなアシスト力が得られる。
【0034】また、車速が中速である場合には、電子制
御装置により両電磁切換弁221,222が図示中央の
状態に切り換えられるとともに、一方の電磁開閉弁22
3が連通状態に切り換えられるため、コントロールバル
ブ212の作動によって得られるアシスト油圧がパワー
シリンダ213Aの各室とパワーシリンダ213Bの各
室には付与されるものの、パワーシリンダ213Cの各
室には付与されず、しかもパワーシリンダ213Cの各
室は電磁開閉弁223によって連通されて自由に作動し
得る状態とされていて、2個のパワーシリンダ213A
と213Cにおいてアシスト力が発揮されて中程度のア
シスト力が得られる。
【0035】また、車速が高速である場合には、電子制
御装置により両電磁切換弁221,222が図示右端の
状態に切り換えられるとともに、両電磁開閉弁223,
224が連通状態に切り換えられるため、コントロール
バルブ212の作動によって得られるアシスト油圧がパ
ワーシリンダ213Aの各室には付与されるものの、両
パワーシリンダ213B,213Cの各室には付与され
ず、しかも各パワーシリンダ213B,213Cの各室
は各電磁開閉弁223,224によって連通されて自由
に作動し得る状態とされていて、1個のパワーシリンダ
213Aにおいてのみアシスト力が発揮されて小程度の
アシスト力が得られる。
【0036】上記した図4及び図5の実施例と図6の実
施例においては、可変絞り弁120と各電磁弁221〜
224が複数のパワーシリンダの一つを除いて車速に応
じて作動を制御してパワーシリンダによるアシスト力を
車速の上昇に応じて減少させるものの、パワーシリンダ
の一つはコントロールバルブの作動に伴って順次連続的
に上昇するアシスト油圧を受けて車速に拘らず作動す
る。したがって、高速旋回時等では可変絞り弁120と
各電磁弁221〜224により作動を制御されないパワ
ーシリンダにより必要なアシスト力が得られてアシスト
力不足は生じない。したがって、圧力による制御は不要
となるため、同パワーシリンダでは連続的に変化する油
圧特性(操舵トルクに対するアシスト油圧の変化特性)
が得られて所望の操舵フィーリングが得られる。
【0037】図7は請求項3に係る発明の一実施例を概
略的に示していて、この実施例の車両用動力舵取装置
は、エンジン(図示省略)によって駆動されリザーバ3
14から作動油を吸入して吐出する油圧ポンプ311
と、ステアリングホイール(図示省略)に加わる操舵ト
ルクに応じて連動して作動する周知のコントロールバル
ブ312A,312Bと、油圧ポンプ311から吐出さ
れる作動油を各コントロールバルブ312A,312B
に分けて流す周知の分流弁340と、一方のコントロー
ルバルブ312Aの作動によって得られるアシスト油圧
を同コントロールバルブ312Aを介して供給されて作
動し操舵アシストを行うパワーシリンダ313Aと、他
方のコントロールバルブ312Bの作動によって得られ
るアシスト油圧を同コントロールバルブ312Bを介し
て供給されて作動し操舵アシストを行うパワーシリンダ
313Bと、パワーシリンダ313Bの各室313B
a,313Bbを結ぶバイパス通路P31に介装した可
変絞り弁320を備えている。
【0038】分流弁340は、バルブボディ341とス
プール342とスプリング343によって構成されてい
る。バルブボディ341は、スプール342を収容する
内孔341aと、油圧ポンプ311の吐出口に連通する
環状溝341bと、コントロールバルブ312Aの流入
口に連通する環状溝341cと、コントロールバルブ3
12Bの流入口に連通する環状溝341dを備えてい
る。スプール342は、スプリング343により図示右
方へ付勢されていて、環状溝342aと連通孔342b
とバランス孔342cを備えており、バルブボディ34
1の内孔341aに軸方向へ摺動可能に組付けられてい
る。この分流弁340においては、油圧ポンプ311か
ら吐出される作動油のうち設定量がコントロールバルブ
312Bの流入口に流され、残量がコントロールバルブ
312Aの流入口に流されるように構成されている。
【0039】コントロールバルブ312Aは、分流弁3
40の環状溝341cとパワーシリンダ313Aの左室
313Aaを結ぶ通路に介装した可変絞り部312Aa
と、分流弁340の環状溝341cとパワーシリンダ3
13Aの右室313Abを結ぶ通路に介装した可変絞り
部312Abと、パワーシリンダ313Aの左室313
Aaとリザーバ314を結ぶ通路に介装した可変絞り部
312Acと、パワーシリンダ313Aの右室313A
bとリザーバ314を結ぶ通路に介装した可変絞り部3
12Adを備えていて、左操舵時には可変絞り部312
Abと312Acが共に操舵トルクに応じて絞られると
ともに可変絞り部312Aaと312Adが共に広げら
れてパワーシリンダの左室313Aaにアシスト油圧が
供給され、また右操舵時には可変絞り部312Aaと3
12Adが共に操舵トルクに応じて絞られるとともに可
変絞り部312Abと312Acが共に広げられてパワ
ーシリンダの右室313Abにアシスト油圧が供給され
る。
【0040】一方、コントロールバルブ312Bは、分
流弁340の環状溝341dとパワーシリンダ313B
の左室313Baを結ぶ通路に介装した可変絞り部31
2Baと、分流弁340の環状溝341dとパワーシリ
ンダ313Bの右室313Bbを結ぶ通路に介装した可
変絞り部312Bbと、パワーシリンダ313Bの左室
313Baとリザーバ314を結ぶ通路に介装した可変
絞り部312Bcと、パワーシリンダ313Bの右室3
13Bbとリザーバ314を結ぶ通路に介装した可変絞
り部312Bdを備えていて、左操舵時には可変絞り部
312Bbと312Bcが共に操舵トルクに応じて絞ら
れるとともに可変絞り部312Baと312Bdが共に
広げられてパワーシリンダの左室313Baにアシスト
油圧が供給され、また右操舵時には可変絞り部312B
aと312Bdが共に操舵トルクに応じて絞られるとと
もに可変絞り部312Bbと312Bcが共に広げられ
てパワーシリンダの右室313Bbにアシスト油圧が供
給される。
【0041】可変絞り弁320は、車速の上昇に応じて
パワーシリンダの両室313Ba,313Bbを結ぶバ
イパス通路P31の通路面積を順次増大させるものであ
り、図2に示した可変絞り弁20でスプール22の大径
部22aを小径部22bと同一径としてスプール22に
受圧面積差による押圧力が作用しないようにした構成と
同じ構成であり、ソレノイド325への通電は電子制御
装置330により車速センサ331からの検出信号に基
づいて予め組み込んだ制御プログラムによって制御され
るように構成されている。
【0042】上記のように構成した図7の実施例におい
ては、操舵トルクに応じて各コントロールバルブ312
A,312Bが作動すると、コントロールバルブ312
Aの作動によって得られるアシスト油圧はパワーシリン
ダ313Aの各室313Aaまたは313Abに供給さ
れ、またコントロールバルブ312Bの作動によって得
られるアシスト油圧はパワーシリンダ313Bの各室3
13Baまたは313Bbに供給されて、パワーシリン
ダ313Aによるアシスト力に加えてパワーシリンダ3
13Bによるアシスト力が得られる。
【0043】ところで、コントロールバルブ312B側
においては、可変絞り弁320が車速の上昇に応じてバ
イパス通路P31の通路面積を順次増大させるため、操
舵トルクに応じたコントロールバルブ312Bの作動に
よって得られるアシスト油圧は車速の上昇に応じて順次
減少し、操舵トルクが一定である場合にパワーシリンダ
313Bにて得られるアシスト力が車速の上昇に応じて
順次減少する。したがって、操舵トルクが一定である場
合には、パワーシリンダ313Aにて得られるアシスト
力が車速に拘らず一定であるものの、両パワーシリンダ
313A,313Bによって得られるアシスト力は車速
の上昇に応じて順次減少する。
【0044】このように、この実施例においては、パワ
ーシリンダ313Bが可変絞り弁320により車速に応
じて作動を制御されてアシスト力が車速の上昇に応じて
減少するものの、パワーシリンダ313Aは可変絞り弁
320により作動を制御されず車速に拘らずコントロー
ルバルブ312Aの作動に伴って順次連続的に上昇する
アシスト油圧を受けて作動する。したがって、高速旋回
時等では可変絞り弁320により作動を制御されないパ
ワーシリンダ313Aにより必要なアシスト力が得られ
てアシスト力不足は生じない。したがって、圧力による
制御は不要となるため、パワーシリンダ313Aでは連
続的に変化する油圧特性(操舵トルクに対するアシスト
油圧の変化特性)が得られて所望の操舵フィーリングが
得られる。
【0045】また、この実施例においては、各コントロ
ールバルブ312A,312Bに対応して各パワーシリ
ンダ313A,313Bをそれぞれ配設したため、各コ
ントロールバルブ312A,312Bの作動タイミング
を異ならせることにより各パワーシリンダ313A,3
13Bの作動タイミングを異ならせることができ、これ
によって適宜な操舵出力特性を得ることが可能であり、
操舵フィーリングを向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1に係る発明の一実施例を概略的に示
す図である。
【図2】 図1に示した可変絞り弁の詳細な構成図であ
る。
【図3】 図1に示した車両用動力舵取装置によって得
られるアシスト油圧の特性線図である。
【図4】 請求項2に係る発明の一実施例を概略的に示
す図である。
【図5】 図4に示した車両用動力舵取装置によって得
られる操舵出力の特性線図である。
【図6】 請求項2に係る発明の他の実施例を概略的に
示す図である。
【図7】 請求項3に係る発明の一実施例を概略的に示
す図である。
【符号の説明】
11,111,211,311…油圧ポンプ、12,1
12,212,312A,312B…コントロールバル
ブ、13,113,213A,213B,213C,3
13A,313B…パワーシリンダ、20,120…可
変絞り弁、221〜224…電磁弁、320…可変絞り
弁、30,130,330…電子制御装置、31,13
1,331…車速センサ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵トルクに応じて作動するコントロー
    ルバルブを介してパワーシリンダにアシスト油圧を供給
    することにより操舵アシストを行うようにした車両用動
    力舵取装置において、車速の上昇に応じて前記パワーシ
    リンダの両室を結ぶバイパス通路の通路面積を増大さ
    せ、かつ前記アシスト油圧の上昇に応じて前記バイパス
    通路の通路面積を連続的に減少させる可変絞り弁を前記
    バイパス通路に介装したことを特徴とする車両用動力舵
    取装置。
  2. 【請求項2】 操舵トルクに応じて作動するコントロー
    ルバルブを介してパワーシリンダにアシスト油圧を供給
    することにより操舵アシストを行うようにした車両用動
    力舵取装置において、前記パワーシリンダとして複数の
    パワーシリンダを採用し、またこれらパワーシリンダの
    一つを除いて車速に応じて作動を制御してパワーシリン
    ダによるアシスト力を車速の上昇に応じて減少させるシ
    リンダ作動制御手段を設けたことを特徴とする車両用動
    力舵取装置。
  3. 【請求項3】 操舵トルクに応じて作動するコントロー
    ルバルブを介してパワーシリンダにアシスト油圧を供給
    することにより操舵アシストを行うようにした車両用動
    力舵取装置において、前記コントロールバルブとして複
    数のコントロールバルブを採用するとともに、各コント
    ロールバルブに対応して各パワーシリンダをそれぞれ配
    設し、またこれら各パワーシリンダの一つを除いて車速
    に応じて作動を制御してパワーシリンダによるアシスト
    力を車速の上昇に応じて減少させるシリンダ作動制御手
    段を設けたことを特徴とする車両用動力舵取装置。
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