JPH08310B2 - 抵抗溶接時の溶接部診断方法 - Google Patents

抵抗溶接時の溶接部診断方法

Info

Publication number
JPH08310B2
JPH08310B2 JP3282860A JP28286091A JPH08310B2 JP H08310 B2 JPH08310 B2 JP H08310B2 JP 3282860 A JP3282860 A JP 3282860A JP 28286091 A JP28286091 A JP 28286091A JP H08310 B2 JPH08310 B2 JP H08310B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
welded
heat input
resistance
abnormality
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3282860A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05115981A (ja
Inventor
聡 笠井
達也 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP3282860A priority Critical patent/JPH08310B2/ja
Publication of JPH05115981A publication Critical patent/JPH05115981A/ja
Publication of JPH08310B2 publication Critical patent/JPH08310B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼材の抵抗溶接時にお
ける溶接部診断方法に関し、特に電極から被溶接部材へ
の入熱量の異常,すなわち溶接異常の検知と、その異常
原因とを同時に突きとめることができる溶接状態の診断
方法について提案する。
【0002】
【従来の技術】一般に、シーム溶接等の抵抗溶接は、図
1に示すように、重ね合わせた被溶接材料(母材)の接
合部に抵抗発熱溶融部(ナゲット)を形成し、このナゲ
ットを介して両母材を溶着する方法である。従って、こ
のナゲットの形成状態こそ、溶接強度等の溶接部品質に
大きな影響を及ぼす要因となるものである。それ故に、
ナゲットの形成状態を左右する,いわゆる電極から被溶
接部材への入熱量,すなわち抵抗R×(電流I)2 の管
理が、極めて重要である。
【0003】この入熱量を管理する従来技術としては、
特開昭55−139189号公報や特開昭63−203285号公報に開
示されているような方法がある。そのうち、特開昭55−
139189号公報に開示されている技術は、被溶接部材間の
抵抗Rを測定し、この測定値を基準抵抗値と比較するこ
とにより、入熱量の異常,ひいては溶接異常を検知する
方法であり、特開昭63−203285号公報に開示されている
技術は、溶接後の溶接部の表面温度を測定し、この測定
値を被溶接部材の重ね厚みによって決定される最適温度
域と比較することによって、入熱量の異常,ひいては溶
接異常を検知する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
55−139189号公報に開示されている方法は、被溶接部材
間の抵抗Rを測定する方法であるから、例えば、2次側
において電流がリークしているような場合に、この2次
側電流異常を検知することができない。従って、入熱量
の異常,すなわち溶接異常を正確に検知することができ
ないという欠点がある。
【0005】一方、特開昭63−203285号公報に開示され
ている方法では、入熱量の異常,すなわち溶接異常を検
知することはできるが、この異常が2次側電流I2 と被
溶接部材間抵抗Rのどちらに起因するものであるかを特
定することはできない。
【0006】その結果として、溶接ナゲットの形状を適
正なものにコントロールすることが不可能となる。すな
わち、このナゲット形状をブロードにするかシャープに
するかは、投入する電流,抵抗の大きさを調節すること
によって変えなければならないからである。
【0007】そこで、本発明は、前記従来技術が抱えて
いる欠点を克服することを目的とし、特に入熱量の異
常,すなわち溶接異常を正確に検知すると共に、この異
常の原因についても、速やかに特定できるような溶接状
態診断技術を提案することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的実現のために
鋭意研究した結果、本発明者らは、従来技術のような電
極間抵抗の測定値によることなく、電極間の電圧に着目
し、この電圧測定値から入熱量を算出し、そしてその入
熱量と溶接部表面温度(発熱量)とが図2に示すような
適性範囲をもった比例関係にあるとの知見に基づき、以
下に述べるような本発明方法に想到した。
【0009】すなわち、本発明は、抵抗溶接機を用いて
鋼材を溶接するに当り、電極間に生じる電圧の測定値か
ら溶接部の入熱量を算出すると同時に溶接部の表面温度
を測定し、得られた上記算出値ならびに上記測定値を、
予め設定された溶接部の入熱量Qと表面温度Tとの最適
関係式T=aQ±b(a,bは定数)と比較解析するこ
とにより、T<aQ−bの場合には二次側の電流リーク
に溶接部状態の異常原因があると判断し、T>aQ+b
の場合には被溶接部材間の抵抗値上昇に溶接部状態の異
常原因があると判断して、溶接異常の検知とその原因を
特定することを特徴とする抵抗溶接時の溶接部診断方法
である。
【0010】
【作用】本発明に係る溶接異常の検知方法によれば、ナ
ゲットの形成状態を左右する電極から被溶接部材への入
熱量の異常は、抵抗溶接機の電極間に生じる電圧の測定
値から算出される入熱量と、溶接部表面の温度測定値と
の関係から把握できることを知見し、前記算出値および
測定値を比較演算すれば、正にナゲットの形成状態をオ
ンラインで非破壊的に把握することができる。
【0011】従って、これらの検出出力に基づいて溶接
部の診断を行うようにすれば、既設装置の改造も必要最
小限ですみ、しかも速やかに溶接異常の検知およびその
原因把握も行うことができるので、溶接精度の向上およ
び製品歩留の向上が図れ、ライン稼動率が大幅に改善さ
れる。
【0012】
【実施例】図3は本発明に係る溶接部診断方法の一実施
例であり、抵抗溶接機の電極間に生じる電圧と、溶接部
の表面温度を測定することによって、溶接部における入
熱量の変動を評価し、溶接部状態の異常検知とその原因
を特定するようにしたシステムの構成図である。
【0013】この図において、溶接部での入熱量Q=I
2 2は、電圧計5で測定された電極間の電圧を、抵抗
演算回路8で抵抗値Rに変換し、その出力を、一次側の
電流値と変圧比から二次電流演算回路7によって算出さ
れる二次電流I2 の信号と共に入熱量演算回路9に入力
し、オンラインで常時検出するようになっている。
【0014】そして、入熱量の検出と同時に、溶接部の
表面温度Tは放射温度計6により測定され、この測定値
の出力信号は、上記入熱量演算回路9からの入熱量検出
出力信号と共に、診断器10に入力される。
【0015】そして最終的に、この診断器10で溶接部状
態の異常検知とその原因の特定が行われ、この解析結果
は、診断器10に接続されている表示器11に出力される。
すなわち、診断器10では、図2に示すようなT=aQ±
bなる一次式の関係から、TとQの適性範囲Aを設定し
ておき、この範囲から外れる場合(T>aQ+bまたは
T<aQ−b)は、溶接部状態が異常であると判断し、
その原因の特定を行う診断システムになっている。
【0016】ここで、実際に電極間を流れる電流I′2
は、一次側の電流値と変圧比から算出した二次側電流I
2 より大きくなることはなく、また、実際の電極間の抵
抗Rは、正常時の抵抗R0 よりも小さくなることはな
い。それ故に、図2において、プロット(TとQの関
係)がBの領域に外れる場合は、実際の入熱量が不足し
ている(I′2 <I2)ことから、二次側の電流リーク
に溶接部状態の異常原因があると判断され、一方、プロ
ット(TとQの関係)がCの領域に外れる場合は、オー
バーヒートにより鋼板の汚れや電極面の荒れなどが起こ
り、抵抗が上昇(R>R0 )することにその原因がある
と判断される。
【0017】このように、TとQの関係から溶接部状態
の異常が検知されると、上述のような原因の特定が行わ
れ、迅速に異常に対する措置を講じることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の溶接部診
断方法によれば、溶接強度上重要な作用をもつナゲット
の形成状態を左右する電極から被溶接部材への入熱量の
異常(すなわち溶接部異常)を正確に検知すると共に、
この異常の原因についても、速やかに特定できる。しか
も、これにより、抵抗溶接における溶接破断を未然に防
止することができ、ライン稼動率を大幅に改善すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】抵抗溶接の原理を示す説明図である。
【図2】入熱量Qと溶接部表面温度Tの関係を示す図で
ある。
【図3】本発明に係る溶接部診断方法の一実施例を示す
システムの構成図である。
【符号の説明】
1 電極 2 被溶接材 3 ナゲット 4 電流計 5 電圧計 6 放射温度計 7 二次電流演算回路 8 抵抗演算回路 9 入熱量演算回路 10 診断器 11 表示器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗溶接機を用いて鋼材を溶接するに当
    り、電極間に生じる電圧の測定値から溶接部の入熱量を
    算出すると同時に溶接部の表面温度を測定し、得られた
    上記算出値ならびに上記測定値を、予め設定された溶接
    部の入熱量Qと表面温度との最適関係式T=aQ±b
    (a,bは定数)と比較解析することにより、T<aQ
    −bの場合には二次側の電流リークに溶接部状態の異常
    原因があると判断し、T>aQ+bの場合には被溶接部
    材間の抵抗値上昇に溶接部状態の異常原因があると判断
    して、溶接異常の検知とその原因を特定することを特徴
    とする抵抗溶接時溶接部診断方法。
JP3282860A 1991-10-29 1991-10-29 抵抗溶接時の溶接部診断方法 Expired - Fee Related JPH08310B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3282860A JPH08310B2 (ja) 1991-10-29 1991-10-29 抵抗溶接時の溶接部診断方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3282860A JPH08310B2 (ja) 1991-10-29 1991-10-29 抵抗溶接時の溶接部診断方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05115981A JPH05115981A (ja) 1993-05-14
JPH08310B2 true JPH08310B2 (ja) 1996-01-10

Family

ID=17658019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3282860A Expired - Fee Related JPH08310B2 (ja) 1991-10-29 1991-10-29 抵抗溶接時の溶接部診断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08310B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20260079053A1 (en) 2022-09-09 2026-03-19 Hioki E.E. Corporation Resistance measurement device and resistance measurement method

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02229680A (ja) * 1989-03-01 1990-09-12 Nissan Motor Co Ltd 溶接状態判断システム
JPH03207583A (ja) * 1990-01-08 1991-09-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 抵抗溶接機制御方法
JPH03226384A (ja) * 1990-01-30 1991-10-07 Ryoda Sato 抵抗溶接機の溶接監視装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05115981A (ja) 1993-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4521665A (en) Method and system for determining weld quality in resistance welding
CA2215762C (en) Method of controlling welding conditions of a resistance welder
JP2685725B2 (ja) 板のレーザ突合せ溶接時のプロセス制御及び又は品質管理を行う方法および該方法を実施するためのレーザ溶接装置
KR101275097B1 (ko) 저항 용접 모니터링 장치 및 그 방법과 시스템
US4887025A (en) Method and apparatus for the non-destructive checking of spot welds between metal sheets produced by electric welding
JPH04319079A (ja) 電縫管溶接管理方法およびその装置
US5399827A (en) Method and device for determining the temperature at a spot-welded joint and a method for assessing the quality of a spot-welded joint
JPH08310B2 (ja) 抵抗溶接時の溶接部診断方法
KR100270098B1 (ko) 용접품질 판정장치 및 방법
JPH0646632Y2 (ja) 連続シーム溶接モニタ装置
JP3396602B2 (ja) 溶接品質監視方法および装置
KR100237153B1 (ko) 용접품질 평가 방법
KR100241029B1 (ko) 용접품질 판정장치 및 방법
JP2501156B2 (ja) 溶接機の診断方法
JP5070749B2 (ja) 溶接合否判定装置及び溶接合否判定方法
JP3938055B2 (ja) シーム溶接の良否判定方法および装置
JPH07276075A (ja) 溶接時の異常検出方法
JPH09267182A (ja) ラップシーム溶接部の溶接良否判定方法
KR101274231B1 (ko) 아크용접 품질판단장치 및 방법
JPS6160755B2 (ja)
JPH0371230B2 (ja)
JPS63303684A (ja) 電縫管溶接の入熱制御方法およびその装置
JPH07323376A (ja) スタッドの抵抗溶接方法及び装置
JP2019084579A (ja) 鋼板間の溶接部検査方法、鋼板間の溶接部検査装置および鋼板の溶接装置
JP2006122950A (ja) スポット溶接監視装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees